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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-29
(45)【発行日】2023-09-06
(54)【発明の名称】半導体発光装置
(51)【国際特許分類】
   H01S 5/0239 20210101AFI20230830BHJP
   H01S 5/0233 20210101ALI20230830BHJP
【FI】
H01S5/0239
H01S5/0233
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2019144889
(22)【出願日】2019-08-06
(65)【公開番号】P2021027206
(43)【公開日】2021-02-22
【審査請求日】2022-06-08
(73)【特許権者】
【識別番号】301005371
【氏名又は名称】日本ルメンタム株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000154
【氏名又は名称】弁理士法人はるか国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】足立 光一朗
【審査官】大和田 有軌
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2019/0237934(US,A1)
【文献】特開2002-237644(JP,A)
【文献】特開2019-125596(JP,A)
【文献】特開2019-071402(JP,A)
【文献】特開2012-151248(JP,A)
【文献】特開2001-251009(JP,A)
【文献】特開平07-074420(JP,A)
【文献】特開平03-246988(JP,A)
【文献】実開昭59-023778(JP,U)
【文献】米国特許第09651751(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01S 5/00 - 5/50
H04B 10/00 - 10/90
H04J 14/00 - 14/08
G02F 1/00 - 1/125
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
光を発するためのレーザと、
前記光を電界吸収効果によって変調するための変調器と、
前記レーザと電気的に並列接続されたチップキャパシタと、
前記チップキャパシタに電気的に直列接続され、前記レーザに電気的に直列接続され、第1端子及び第2端子を有するチップインダクタと、
前記チップインダクタの前記第1端子及び前記チップキャパシタの上電極を直接的に接合する半田又は導電性接着剤と、
前記レーザ、前記変調器、前記チップキャパシタ及び前記チップインダクタが電気的に接続される電気配線群と、
絶縁性ブロックと、
前記レーザ、前記変調器、前記チップキャパシタ、前記絶縁性ブロック及び前記チップインダクタが搭載された基板と、
を有し、
前記絶縁性ブロックは、前記チップインダクタと前記基板の間に介在し、
前記電気配線群は、前記変調器に高周波信号を印加するための、前記基板に搭載された第1高周波線路及び第2高周波線路を含み、
前記電気配線群は、前記レーザへ電流を注入するための直流線路を含み、
前記レーザ及び前記変調器並びに前記チップキャパシタの下電極は、前記第2高周波線路に、電気的に接続されるように搭載され、
前記チップインダクタの前記第2端子は、前記直流線路に接続されていることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項2】
請求項1に記載の半導体発光装置であって、
記第1高周波線路と前記第2高周波線路には、差動信号が伝達されるようになっていることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項3】
請求項1に記載の半導体発光装置であって、
前記第2高周波線路は、接地電位になることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項4】
請求項に記載の半導体発光装置であって
記直流線路は、前記絶縁性ブロックと前記チップインダクタの間に介在して、前記第2端子に直接的に接続されていることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項5】
請求項1に記載の半導体発光装置であって、
前記チップキャパシタと前記第2高周波線路の間に介在する導電性ブロックをさらに有することを特徴とする半導体発光装置。
【請求項6】
請求項1に記載の半導体発光装置であって
記上電極と前記レーザの一方電極を接続するワイヤをさらに有することを特徴とする半導体発光装置。
【請求項7】
請求項1に記載の半導体発光装置であって、
前記チップキャパシタは、電気的に並列接続された複数のチップキャパシタを含み、
前記チップインダクタの前記第1端子は、前記半田又は前記導電性接着剤によって、前記複数のチップキャパシタの1つに直接的に接合されていることを特徴とする半導体発光装置。
【請求項8】
請求項に記載の半導体発光装置であって
記複数のチップキャパシタの隣り合う一対を前記上電極で電気的に接続するワイヤをさらに有することを特徴とする半導体発光装置。
【請求項9】
請求項に記載の半導体発光装置であって、
前記チップインダクタの前記第1端子は、前記複数のチップキャパシタの前記1つが有する前記上電極に接合されていることを特徴とする半導体発光装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、半導体発光装置に関する。
【背景技術】
【0002】
光通信用の光源として、分布帰還型(Distributed Feedback: DFB)レーザと電界吸収型(Electro Absorption: EA)変調器が同一の半導体基板に集積されたEA変調器集積型DFBレーザがある。EA変調器集積型DFBレーザは、導電性の半導体基板に、レーザ部及び変調部に共通の電極(例えばカソード)を有する。レーザ部は、直流電圧が注入されて直流電流によって連続光(CW光)を発する。変調部は、光の吸収率が変化するように高周波電圧が印加され、CW光を変調して高周波の光信号を生成する。変調部に印加した電圧の高周波成分は、レーザ部に廻り込むため、光信号の特性劣化を招く場合がある。
【0003】
特許文献1には、キャパシタとインダクタを組み合わせた受動回路を用いてレーザ部への高周波成分の廻り込みを抑制する技術が開示されている。具体的には、レーザ部と並列にキャパシタを接続し、レーザ部とキャパシタの両方に対して、直列にインダクタを接続した構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開平07-074420号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
受動回路を形成するインダクタには、所定の特性を安定に確保するため、パッケージングされたチップインダクタを使用するのが望ましい。また、同様の理由でキャパシタにはチップキャパシタを使用するのが望ましい。これらの部品は、通常、特許文献1に開示されているように、ワイヤによって接続される。
【0006】
しかしながら、ワイヤそのものに寄生するインダクタンスや、ワイヤのボンディング端に生じる寄生容量により意図しない共振等が発生し、所望の回路特性を得られないかもしれない。この結果、レーザ部への高周波成分の廻り込みを十分に抑制できず、光信号の劣化を招く問題がある。
【0007】
本発明は、実装に伴う寄生成分を低減し、変調部に印加する電圧の高周波成分がレーザ部に与える影響を十分に抑え、高周波特性にすぐれた半導体発光装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1)本発明に係る半導体発光装置は、光を発するためのレーザと、前記光を電界吸収効果によって変調するための変調器と、前記レーザと電気的に並列接続されたチップキャパシタと、前記チップキャパシタに電気的に直列接続され、前記レーザ及び前記チップキャパシタの全体に電気的に直列接続され、第1端子及び第2端子を有するチップインダクタと、前記チップインダクタの前記第1端子及び前記チップキャパシタを直接的に接合する半田又は導電性接着剤と、前記レーザ、前記変調器、前記チップキャパシタ及び前記チップインダクタが電気的に接続される電気配線群と、前記レーザ、前記変調器、前記チップキャパシタ及び前記チップインダクタが搭載された基板と、を有することを特徴とする。
【0009】
(2)(1)に記載の半導体発光装置であって、前記電気配線群は、前記変調器に高周波信号を印加するための第1高周波線路及び第2高周波線路を含み、前記レーザ及び前記変調器は、前記第2高周波線路に、電気的に接続されるように搭載され、前記チップキャパシタは、前記レーザの後方で、前記第2高周波線路に、電気的に接続されるように搭載され、前記第2高周波線路は、前記レーザ及び前記変調器が搭載される領域と、前記チップキャパシタが搭載される領域を、均等な幅になるように有し、前記第1高周波線路と前記第2高周波線路には、差動信号が伝達されるようになっていることを特徴としてもよい。
【0010】
(3)(1)に記載の半導体発光装置であって、前記電気配線群は、前記変調器に高周波信号を印加するための高周波線路及び接地パターンを含み、前記レーザ及び前記変調器は、前記接地パターンに、電気的に接続されるように搭載され、前記チップキャパシタは、前記レーザの後方で、前記接地パターンに、電気的に接続されるように搭載されることを特徴としてもよい。
【0011】
(4)(1)に記載の半導体発光装置であって、前記電気配線群は、前記レーザへ電流を注入するための直流線路を含み、前記チップインダクタの前記第2端子は、前記直流線路に接続されていることを特徴としてもよい。
【0012】
(5)(4)に記載の半導体発光装置であって、前記チップインダクタと前記基板の間に介在する絶縁性ブロックをさらに有し、前記直流線路は、前記絶縁性ブロックと前記チップインダクタの間に介在して、前記第2端子に直接的に接続されていることを特徴としてもよい。
【0013】
(6)(1)に記載の半導体発光装置であって、前記チップキャパシタと前記電気配線群の間に介在する導電性ブロックをさらに有することを特徴としてもよい。
【0014】
(7)(1)に記載の半導体発光装置であって、前記チップキャパシタは、前記電気配線群に接合される下電極と、前記チップインダクタの前記第1端子に接合される上電極と、を有し、前記上電極と前記レーザの一方電極を接続するワイヤをさらに有することを特徴としてもよい。
【0015】
(8)(1)に記載の半導体発光装置であって、前記チップキャパシタは、電気的に並列接続された複数のチップキャパシタを含み、前記チップインダクタの前記第1端子は、前記半田又は前記導電性接着剤によって、前記複数のチップキャパシタの1つに直接的に接合されていることを特徴としてもよい。
【0016】
(9)(8)に記載の半導体発光装置であって、前記複数のチップキャパシタのそれぞれは、前記電気配線群に接合される下電極と、上電極を有し、前記複数のチップキャパシタの隣り合う一対を前記上電極で電気的に接続するワイヤをさらに有することを特徴としてもよい。
【0017】
(10)(9)に記載の半導体発光装置であって、前記チップインダクタの前記第1端子は、前記複数のチップキャパシタの前記1つが有する前記上電極に接合されていることを特徴としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1図1は、第1の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図2図2は、図1に示す半導体発光装置のII-II線断面図である。
図3図3は、変調器集積型レーザの縦断面図である。
図4図4は、半導体発光装置の回路図である。
図5図5は、第1の実施形態に係る光モジュールの模式図である。
図6図6は、光送信サブアセンブリ、プリント基板及びフレキシブル基板を示す概略図である。
図7図7は、第1の実施形態に係る光送信サブアセンブリの平面図である。
図8図8は、図7に示す光送信サブアセンブリの周波数応答特性を示す図である。
図9図9は、第2の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図10図10は、図9に示す半導体発光装置のX-X線断面図である。
図11図11は、第3の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図12図12は、図11に示す半導体発光装置のXII-XII線断面図である。
図13図13は、第4の実施形態に係る半導体発光装置の平明図である。
図14図14は、に示す半導体発光装置のXIV-XIV線断面図である。
図15図15は、本実施形態の半導体発光素子を搭載した光送信サブアセンブリの概略図である。
図16図16は、第5の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図17図17は、図16に示す半導体発光装置のXVII-XVII線断面図である。
図18図18は、第6の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図19図19は、図18に示す半導体発光装置のXIX-XIX線断面図である。
図20図20は、第7の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図21図21は、図20に示す半導体発光装置のXXI-XXI線断面図である。
図22図22は、第8の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図23図23は、第9の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。
図24図24は、図23に示す半導体発光装置のXXIV-XXIV線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的かつ詳細に説明する。全図において同一の符号を付した部材は同一又は同等の機能を有するものであり、その繰り返しの説明を省略する。なお、図形の大きさは倍率に必ずしも一致するものではない。
【0020】
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図2は、図1に示す半導体発光装置のII-II線断面図である。第1の実施形態の半導体発光装置は、差動駆動型である。半導体発光装置100は、窒化アルミニウムなどの絶縁材料の基板10上に、第1高周波線路12、第2高周波線路14及び直流線路16を有する。第2高周波線路14上には、変調器集積レーザ18が搭載されている。
【0021】
図3は、変調器集積レーザ18の縦断面図である。変調器集積レーザ18は、半導体基板20に素子が作り込まれた構造を有する。半導体基板20は、n型InP基板である。
【0022】
変調器集積レーザ18は、光を発するためのレーザ部24を有する。レーザ部24は、半導体基板20の上に、下側SCH(Separated Confinement Heterostructure)層26A及び上側SCH層28Aに挟まれた多重量子井戸30Aを有する。上側SCH層28Aは、回折格子層32がその上に設けられ、クラッド層34Aで覆われている。レーザ部24は、分布反射型(Distributed Bragg Reflector: DBR)であってもよいし、分布帰還型(Distributed Feedback: DFB)であってもよい。レーザ部24は、直流電圧を印加するための電極36(例えばアノード)及び電極38(例えばカソード)を有する。
【0023】
変調器集積レーザ18は、光を電界吸収効果によって変調するための変調部40を有する。変調部40は、半導体基板20の上に、下側SCH層26Bと上側SCH層28Bに挟まれた多重量子井戸30Bを有する。上側SCH層28Bは、クラッド層34Bで覆われている。なお、本実施形態では、クラッド層34Aとクラッド層34Bは同じものであるが、それぞれ異なる材料でも良い。変調部40は、交流電圧を印加するための電極42(例えばアノード)及び電極38(例えばカソード)を有する。レーザ部24及び変調部40の電極38は、一体化しているが、別々になっていてもよい。また同一の半導体基板20上に変調部40とレーザ部24が集積されていなくても構わない。例えば、互いが異なる半導体基板に形成されており、それらが同電位となる領域(ここでは第2高周波線路14)に搭載されていても構わない。
【0024】
半導体発光装置100は、電気配線群44を有する。電気配線群44は、レーザ部24へ直流電流を注入するための直流線路16を含む。電気配線群44は、変調部40に高周波信号を印加するための第1高周波線路12及び第2高周波線路14を含む。第1高周波線路12と第2高周波線路14には、差動信号が伝達されるようになっている。
【0025】
変調部40の電極42は、第1高周波線路12に電気的に接続されている。接続にはワイヤ46が使用されている。変調部40及びレーザ部24に共通の電極38は、第2高周波線路14に対向させて接合されている。変調器集積レーザ18は、第2高周波線路14に、電気的に接続されるように搭載されている。
【0026】
電気配線群44は、パッド48を含む。パッド48と第2高周波線路14は、インピーダンスマッチングのための整合抵抗50を介して接続されている。パッド48はワイヤ52で変調部40の電極42に電気的に接続されている。したがって、整合抵抗50は、変調部40に並列に接続される。
【0027】
基板10にチップキャパシタ54が搭載されている。第2高周波線路14には、変調器集積レーザ18の後方に、チップキャパシタ54がその下電極56が導通するように搭載されている。第2高周波線路14において、レーザ部24及び変調部40が搭載される領域と、チップキャパシタ54が搭載される領域は、均等な幅になっている。チップキャパシタ54の上電極58はワイヤ60によってレーザ部24の電極36に接続されている。
【0028】
基板10にチップインダクタ62が搭載されている。チップインダクタ62の第1端子64及びチップキャパシタ54(上電極58)は、半田66又は導電性接着剤によって、直接的に接合されている。
【0029】
チップインダクタ62の第2端子68は、直流線路16に直接接続されている。従って、図2に示すように、チップインダクタ62は基板10の搭載面に対して所定の角度を以て傾いて実装される。接続には、導電性接着剤又は半田(図示せず)を用いてもよい。
【0030】
図4は、半導体発光装置の回路図である。レーザ部24の電極36(アノード)は、チップインダクタ62を介して、直流線路16に接続されている。一方、変調部40の電極42(アノード)は、第1高周波線路12に接続されている。レーザ部24及び変調部40は、一体化した電極38(例えばカソード)を介して、第2高周波線路14に接続されている。
【0031】
チップキャパシタ54はレーザ部24に並列接続されており、レーザ部24に印加される電圧の交流成分を逃がすようになっている。チップインダクタ62は、チップキャパシタ54に電気的に直列接続されるとともに、レーザ部24にも直列接続される。チップインダクタ62は、レーザ部24及びチップキャパシタ54の全体に電気的に直列接続されている。
【0032】
図5は、第1の実施形態に係る光モジュールの模式図である。光モジュール70は、例えば、ビットレートが100Gbit/s級の、送信機能及び受信機能を有する光送受信機(光トランシーバ)であり、QSFP28(Quad Small Form-factor Pluggable 28)のMSA(Multi-Source Agreement)規格に基づいている。光モジュール70は、電気コネクタ72により光伝送装置(図示せず)に装着されて使用される。光伝送装置は、例えば、大容量のルータやスイッチである。光伝送装置は、例えば交換機の機能を有しており、基地局などに配置される。
【0033】
光モジュール70は、プリント基板74と、フレキシブル基板76と、電気信号を光信号に変換するための光送信サブアセンブリ78と、光信号を電気信号に変換するための光受信サブアセンブリ80とを備えている。光送信サブアセンブリ78には、図1に示す半導体発光装置100が内蔵され、変調器集積レーザ18によって、電気信号が光信号へ変換される。光受信サブアセンブリ80には光信号を電気信号へ変換する受光素子が内蔵されている。光信号の入出力のために、光送信サブアセンブリ78及び光受信サブアセンブリ80にはそれぞれ光ファイバ82が接続されている。
【0034】
プリント基板74は、柔軟性の無いリジッド基板である。プリント基板74と光送信サブアセンブリ78及び光受信サブアセンブリ80は、それぞれ、フレキシブル基板76を介して接続されている。プリント基板74から電気信号がフレキシブル基板76を介して光送信サブアセンブリ78へ伝送される。また、光受信サブアセンブリ80から電気信号がフレキシブル基板76を介してプリント基板74へ伝送される。
【0035】
図6は、光送信サブアセンブリ78、プリント基板74及びフレキシブル基板76を示す概略図である。光送信サブアセンブリ78は、フレキシブル基板76の一方の端部にフィードスルー84を介して接続されている。フレキシブル基板76の他方の端部は、プリント基板74に重なって電気的に接続されている。
【0036】
図7は、第1の実施形態に係る光送信サブアセンブリ78の平面図である。光送信サブアセンブリ78の筐体86には、図5に示す光ファイバ82に接続されるレセプタクル88が取り付けられている。光ファイバ82に入射する光は、筐体86に設けられたレンズ90で集光される。筐体86には、図6に示すフレキシブル基板76と接続するためのフィードスルー84が設けられている。フィードスルー84は、配線92,94,96を備える。
【0037】
光送信サブアセンブリ78には、半導体発光装置100が内蔵されている。半導体発光装置100は、ペルチェ素子などの熱電素子で温度調整されるようになっていてもよい。第1高周波線路12及び第2高周波線路14は、フィードスルー84の配線92及び配線94にそれぞれ接続されて、差動伝送路を構成する。接続にはリボンワイヤ98が使用される。半導体発光装置100の直流線路16は、フィードスルー84の配線96にリボンワイヤ98で接続されている。
【0038】
第1高周波線路12及び第2高周波線路14には、差動信号伝送のための高周波信号がそれぞれ入力される。高周波信号は、変調部40の電極42及び電極38にそれぞれ印加される。一方、レーザ部24及び変調部40の電極38が電気的に接続されているので、レーザ部24にも交流成分を含む電圧が印加される。交流成分は、チップキャパシタ54を通りやすいので、レーザ部24への流入がある程度は減少するが、本実施形態では、チップインダクタ62が電極36に直列接続するので、レーザ部24への交流電流の流れをさらに抑えている。
【0039】
図8は、図7に示す光送信サブアセンブリ78のE(電気信号)/O(光信号)の周波数応答特性を示す図である。図8の実線は、本実施形態の半導体発光装置100を用いた光送信サブアセンブリ78の特性を示す。また、破線は、比較例の半導体発光装置を用いた光送信サブアセンブリの特性を示す。
【0040】
比較例の半導体発光装置では、チップキャパシタ54の上電極58とチップインダクタ62の第1端子64がワイヤを用いて接続される。その他の構成は、本実施形態の半導体発光装置100と同じである。図8の破線では、15GHz近傍に大きな共振が発生している。これは、チップキャパシタ54の上電極58とチップインダクタ62の第1端子64を接続するワイヤの寄生インダクタンスや寄生キャパシタンスにより、レーザ部24への交流電流の流れを十分に抑制できないためである。このため、実際のデータ伝送の際、信号品質が大きく劣化する。一方、本実施形態の半導体発光装置100を用いた実線では、不要な共振は発生していない。従って、本実施形態の半導体発光装置100を用いることで、比較例の構成よりも優れた品質の信号伝送が可能であることが分かる。
【0041】
本実施形態によれば、変調器集積レーザ18の変調部40からレーザ部24への高周波成分の廻り込みをチップインダクタ62とチップキャパシタ54を用いた受動回路により抑制する構成において、ワイヤ接続に起因する寄生成分を最小限に低減することが可能となり、優れた周波数特性を達成することができる。
【0042】
[第2の実施形態]
図9は、第2の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図10は、図9に示す半導体発光装置のX-X線断面図である。第2の実施形態は、基板210に絶縁性ブロック202が搭載されている点で第1の実施形態と異なる。絶縁性ブロック202は、チップインダクタ262と基板210の間に介在する。レーザ部224へ直流電流を印加するための直流線路216は、絶縁性ブロック202の、基板210とは反対の表面に設けられている。直流線路216は、絶縁性ブロック202とチップインダクタ262の間に介在する。また、絶縁性ブロック202は、直流線路216の少なくとも一部がチップインダクタ262の第2端子268の直下に位置するように配置されている。
【0043】
図10に示すように、チップインダクタ262の第2端子268は、直流線路216と直接接続されている。第2端子268と直流線路216は導電性の接着剤(図示せず)で接着固定されているが、半田で固定してもよい。更に、絶縁性ブロック202の厚さは、チップインダクタ262が基板210の搭載面に対して傾かないように、調整可能である。このため、様々な厚さのチップキャパシタ254に対して、いずれの場合でも安定した実装が可能となるため、設計自由度が向上する。更に、第2端子268と裏面電極208間の実効的な距離を大きくできるため、両者間の電位差に起因する寄生容量を低減できる。その他の内容は、第1の実施形態で説明した内容が該当する。
【0044】
[第3の実施形態]
図11は、第3の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図12は、図11に示す半導体発光装置のXII-XII線断面図である。第3の実施形態は、チップキャパシタ354の直下に導電性ブロック304が配置されている点で、第2の実施形態と異なる。導電性ブロック304は、チップキャパシタ354と電気配線群344(第2高周波線路314)の間に介在する。導電性ブロック304の大きさは、第2高周波線路314の幅を超えない大きさに設計されている。また、図12に示すように、絶縁性ブロック302の厚さは、導電性ブロック304とチップキャパシタ354の双方の厚さに合わせて、チップインダクタ362が基板310の搭載面に対して傾かないように、調整されている。つまり、導電性ブロック304の厚さを調整することで、絶縁性ブロック302の厚さを任意に調整可能である。従って、第2の実施形態より絶縁性ブロック302を厚くすることが可能である。このため、第2端子368と裏面電極308間の実効的な距離を第2の実施形態よりも更に大きくでき、両者間の電位差に起因する寄生容量を更に低減できる。その他の内容は、第2の実施形態で説明した内容が該当する。
【0045】
[第4の実施形態]
図13は、第4の実施形態に係る半導体発光装置の平明図である。また、図14は、に示す半導体発光装置のXIV-XIV線断面図である。本実施形態の半導体発光装置は、シングルエンド駆動型である。
【0046】
半導体発光装置は、窒化アルミニウムなどの絶縁材料から成る基板410上に、高周波線路412と接地パターンと直流線路416を有する。電気配線群444は、変調部440に高周波信号を印加するための高周波線路412及び接地パターン406を含む。パッド448と接地パターン406は、整合抵抗450を介して接続されている。
【0047】
レーザ部424及び変調部440は、接地パターン406に、電気的に接続されるように搭載されている。変調器集積レーザ418は、接地パターン406上に電極438が対向するように、接合されている。高周波線路412は、変調部440の電極442に電気的に接続される。接続にはワイヤ446が使用される。パッド448はワイヤ452で変調部440の電極442に電気的に接続されている。したがって、整合抵抗450は、変調部440に並列に接続される。
【0048】
チップキャパシタ454は、レーザ部424の後方で、接地パターン406に、電気的に接続されるように搭載されている。接地パターン406には、変調器集積レーザ418の後方に、チップキャパシタ454がその下電極456が導通するように搭載されている。チップキャパシタ454の上電極458はワイヤ460によってレーザ部424の電極436に接続されている。したがって、チップキャパシタ454はレーザ部424に並列接続されており、レーザ部424に印加される電圧の交流成分を逃がすようになっている。
【0049】
半導体発光装置は、チップインダクタ462を有する。図14に示すように、チップインダクタ462の第1端子464は、チップキャパシタ454の上電極458に直接接続されている。また、第2端子468は、直流線路416に直接接続されている。従って、チップインダクタ462は基板410の搭載面に対して所定の角度を以て傾いて実装される。第1端子464とチップキャパシタ454の上電極458は、半田466又は導電性接着剤によって、直接的に接続されている。第2端子468と直流線路416は、図示しない導電性接着剤又は半田で接着固定されている。これにより、チップインダクタ462は、チップキャパシタ454に直列接続するとともに、レーザ部424にも直列接続される。
【0050】
図15は、本実施形態の半導体発光素子を搭載した光送信サブアセンブリの概略図である。半導体発光装置はペルチェ素子などの熱電素子で温度調整されるようになっていてもよい。光送信サブアセンブリ478は、フィードスルー484を有する。フィードスルー484は、配線492,496を有している。高周波線路412と配線492、直流線路416と配線496は、それぞれ、リボンワイヤ498を用いて電気的に接続されている。光送信サブアセンブリ478の筐体486には、光ファイバを接続するためのレセプタクル488及び、光ファイバへ光を集光するためのレンズ490がそれぞれ備えられている。
【0051】
高周波線路412には、高周波信号が入力される。高周波信号は、変調部440の電極442に印加される。電極442に印加される高周波信号の一部は、変調器集積レーザ418の内部などを経由してクロストークノイズとして伝達され、レーザ部424にも交流成分を含む電圧が印加される。交流成分は、チップキャパシタ454を通りやすいので、レーザ部424への流入がある程度は減少するが、本実施形態では、チップインダクタ462が電極436に直列接続するので、レーザ部424への交流電流の流れをさらに抑えている。
【0052】
第4の実施形態の半導体発光装置においても、チップキャパシタ454とチップインダクタ462はワイヤを用いずに直接接続されているため、不要な共振は発生していない。従って、本実施形態の半導体発光装置を用いることで、チップキャパシタ454とチップインダクタ462をワイヤ接続する比較例の構成よりも優れた品質の信号伝送が可能であることが分かる。その他の内容は、第1の実施形態で説明した内容が該当する。
【0053】
[第5の実施形態]
図16は、第5の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図17は、図16に示す半導体発光装置のXVII-XVII線断面図である。第5の実施形態は、基板510上には絶縁性ブロック502が搭載されている点で、第4の実施形態と異なる。絶縁性ブロック502は、チップインダクタ562と基板510の間に介在する。
【0054】
レーザ部524へ直流電流を印加するための直流線路516は、絶縁性ブロック502の、基板510とは反対の表面に設けられている。直流線路516は、絶縁性ブロック502とチップインダクタ562の間に介在する。直流線路516の少なくとも一部がチップインダクタ562の第2端子568の直下に位置する。
【0055】
図17に示すように、チップインダクタ562の第2端子568は、直流線路516と直接接続されている。第2端子568と直流線路516は導電性の接着剤(図示せず)で接着固定されているが、半田で固定してもよい。絶縁性ブロック502の厚さは、チップインダクタ562が基板510の搭載面に対して傾かないように、調整可能である。このため、様々な厚さのチップキャパシタ554に対して、いずれの場合でも安定した実装が可能となるため、設計自由度が向上する。更に、第2端子568と裏面電極508間の実効的な距離を大きくできるため、両者間の電位差に起因する寄生容量を低減できる。その他の内容は、第4の実施形態で説明した内容が該当する。
【0056】
[第6の実施形態]
図18は、第6の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図19は、図18に示す半導体発光装置のXIX-XIX線断面図である。第6の実施形態は、チップキャパシタ654の直下に導電性ブロック604が配置されている点で、第5の実施形態と異なる。導電性ブロック604は、チップキャパシタ654と電気配線群644の間に介在する。
【0057】
図19に示すように、絶縁性ブロック602の厚さは、導電性ブロック604とチップキャパシタ654の双方の厚さに合わせて、チップインダクタ662が基板610の搭載面に対して傾かないように、調整されている。つまり、導電性ブロック604の厚さを調整することで、絶縁性ブロック602の厚さを任意に調整可能である。従って、第5の実施形態より絶縁性ブロック602を厚くすることが可能である。このため、第2端子668と裏面電極608間の実効的な距離を第5の実施形態よりも更に大きくでき、両者間の電位差に起因する寄生容量を更に低減できる。その他の内容は、第5の実施形態で説明した内容が該当する。
【0058】
[第7の実施形態]
図20は、第7の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図21は、図20に示す半導体発光装置のXXI-XXI線断面図である。第7の実施形態は、第2高周波線路714上の変調器集積レーザ718の後方に、2つのチップキャパシタ754A,754Bが搭載されている点で、第1の実施形態とは異なる。
【0059】
チップキャパシタ754は、電気的に並列接続された複数のチップキャパシタ754A,754Bを含む。複数のチップキャパシタ754A,754Bのそれぞれは、電気配線群744に接合される下電極756と、上電極758を有する。チップキャパシタ754A,754Bのそれぞれは、下電極756が第2高周波線路714に導通するように搭載されている。
【0060】
複数のチップキャパシタ754A,754Bの隣り合う一対は、ワイヤ761によって、上電極758で電気的に接続されている。チップキャパシタ754Aの上電極758は、ワイヤ760によって、レーザ部724の電極736に接続されている。したがって、チップキャパシタ754A,754Bは、レーザ部724に並列接続されており、レーザ部724に印加される電圧の交流成分を逃がすようになっている。
【0061】
半導体発光装置は、チップインダクタ762を有する。チップインダクタ762の第1端子764は、半田766又は導電性接着剤によって、複数のチップキャパシタ754A,754Bの1つ(チップキャパシタ754Bの上電極758)に直接的に接合されている。
【0062】
また、第2端子768は、直流線路716に直接接続されている。従って、図21に示すように、チップインダクタ762は基板710の搭載面に対して所定の角度を以て傾いて実装される。第2端子768と直流線路716は、導電性接着剤(図示せず)で接着固定されている。なお、これらの接着固定には半田を用いてもよい。これにより、チップインダクタ762は、チップキャパシタ754に直列接続するとともに、レーザ部724にも直列接続される。
【0063】
第7の実施形態では、2つのチップキャパシタ754A,754Bが搭載されているため、第1の実施形態よりレーザ部724に並列に接続されるチップキャパシタ754の実効的な容量が増大している。このため、第1の実施形態よりもより効果的にレーザ部724に印加される交流成分の電圧を逃がすことができる。なお、チップキャパシタ754A,754Bの容量は、同じであっても異なっていてもよい。更に、2つより多くのチップキャパシタ754をレーザ部724へ並列接続する構成も可能である。その他の内容は、第1の実施形態で説明した内容が該当する。
【0064】
[第8の実施形態]
図22は、第8の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。第8の実施形態は、基板810上に絶縁性ブロック802が搭載されている点で、第7の実施形態と異なる。絶縁性ブロック802は、チップインダクタ862と基板810の間に介在する。
【0065】
直流線路816は、絶縁性ブロック802とチップインダクタ862の間に介在して、第2端子868に直接的に接続されている。レーザ部824へ直流電流を印加するための直流線路816は、絶縁性ブロック802の、基板810とは反対の表面に設けられている。また、直流線路816の少なくとも一部が、チップインダクタ862の第2端子868の直下に位置する。
【0066】
チップインダクタ862の第2端子868は、直流線路816と直接接続されている。第2端子868と直流線路816は導電性の接着剤(図示せず)で接着固定されているが、半田で固定してもよい。更に、絶縁性ブロック802の厚さは、チップインダクタ862が基板810の搭載面に対して傾かないように、調整可能である。このため、様々な厚さのチップキャパシタ854に対して、いずれの場合でも安定した実装が可能となるため、設計自由度が向上する。更に、第2端子868と裏面電極(図示せず)間の実効的な距離を大きくできるため、両者間の電位差に起因する寄生容量を低減できる。その他の内容は、第7の実施形態で説明した内容が該当する。
【0067】
[第9の実施形態]
図23は、第9の実施形態に係る半導体発光装置の平面図である。図24は、図23に示す半導体発光装置のXXIV-XXIV線断面図である。第9の実施形態は、複数のチップキャパシタ954A,954Bの一方の直下に導電性ブロック904が配置されている点で、第8の実施形態と異なる。導電性ブロック904は、チップキャパシタ954Bと電気配線群944の間に介在する。
【0068】
図24に示すように、絶縁性ブロック902の厚さは、導電性ブロック904とチップキャパシタ954Bの双方の厚さに合わせて、チップインダクタ962が基板910の搭載面に対して傾かないように、調整されている。つまり、導電性ブロック904の厚さを調整することで、絶縁性ブロック902の厚さを任意に調整可能である。従って、第8の実施形態より絶縁性ブロック902を厚くすることが可能である。このため、第2端子968と裏面電極908間の実効的な距離を第8の実施形態よりも更に大きくすることができ、両者間の電位差に起因する寄生容量を更に低減できる。その他の内容は、第8の実施形態で説明した内容が該当する。
【0069】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
【符号の説明】
【0070】
10 基板、12 第1高周波線路、14 第2高周波線路、16 直流線路、18 変調器集積レーザ、20 半導体基板、24 レーザ部、26A 下側SCH層、26B 下側SCH層、28A 上側SCH層、28B 上側SCH層、30A 多重量子井戸、30B 多重量子井戸、32 回折格子層、34A クラッド層、34B クラッド層、36 電極、38 電極、40 変調部、42 電極、44 電気配線群、46 ワイヤ、48 パッド、50 整合抵抗、52 ワイヤ、54 チップキャパシタ、56 下電極、58 上電極、60 ワイヤ、62 チップインダクタ、64 第1端子、66 半田、68 第2端子、70 光モジュール、72 電気コネクタ、74 プリント基板、76 フレキシブル基板、78 光送信サブアセンブリ、80 光受信サブアセンブリ、82 光ファイバ、84 フィードスルー、86 筐体、88 レセプタクル、90 レンズ、92 配線、94 配線、96 配線、98 リボンワイヤ、100 半導体発光装置、202 絶縁性ブロック、208 裏面電極、210 基板、216 直流線路、224 レーザ部、254 チップキャパシタ、262 チップインダクタ、268 第2端子、302 絶縁性ブロック、304 導電性ブロック、308 裏面電極、310 基板、314 第2高周波線路、344 電気配線群、354 チップキャパシタ、362 チップインダクタ、368 第2端子、406 接地パターン、410 基板、412 高周波線路、416 直流線路、418 変調器集積レーザ、424 レーザ部、436 電極、438 電極、440 変調部、442 電極、444 電気配線群、446 ワイヤ、448 パッド、450 整合抵抗、452 ワイヤ、454 チップキャパシタ、456 下電極、458 上電極、460 ワイヤ、462 チップインダクタ、464 第1端子、466 半田、468 第2端子、478 光送信サブアセンブリ、484 フィードスルー、486 筐体、488 レセプタクル、490 レンズ、492 配線、496 配線、498 リボンワイヤ、502 絶縁性ブロック、508 裏面電極、510 基板、516 直流線路、524 レーザ部、554 チップキャパシタ、562 チップインダクタ、568 第2端子、602 絶縁性ブロック、604 導電性ブロック、608 裏面電極、610 基板、644 電気配線群、654 チップキャパシタ、662 チップインダクタ、668 第2端子、710 基板、714 第2高周波線路、716 直流線路、718 変調器集積レーザ、724 レーザ部、736 電極、744 電気配線群、754 チップキャパシタ、754A チップキャパシタ、754B チップキャパシタ、756 下電極、758 上電極、760 ワイヤ、761 ワイヤ、762 チップインダクタ、764 第1端子、766 半田、768 第2端子、802 絶縁性ブロック、810 基板、816 直流線路、824 レーザ部、854 チップキャパシタ、862 チップインダクタ、868 第2端子、902 絶縁性ブロック、904 導電性ブロック、908 裏面電極、910 基板、944 電気配線群、954 チップキャパシタ、962 チップインダクタ、968 第2端子。

図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24