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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-08-29
(45)【発行日】2023-09-06
(54)【発明の名称】給電ダクトの取付構造、及び建築物
(51)【国際特許分類】
   E04B 9/00 20060101AFI20230830BHJP
   F21V 21/34 20060101ALI20230830BHJP
【FI】
E04B9/00 G
F21V21/34 500
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2019199317
(22)【出願日】2019-10-31
(65)【公開番号】P2021071013
(43)【公開日】2021-05-06
【審査請求日】2022-08-23
(73)【特許権者】
【識別番号】000004673
【氏名又は名称】パナソニックホームズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100104134
【弁理士】
【氏名又は名称】住友 慎太郎
(72)【発明者】
【氏名】湯浅 真美
(72)【発明者】
【氏名】山下 裕加子
(72)【発明者】
【氏名】小林 真人
(72)【発明者】
【氏名】林 祐太朗
(72)【発明者】
【氏名】吉岡 雅哉
(72)【発明者】
【氏名】葛本 和克
(72)【発明者】
【氏名】大槻 成加
(72)【発明者】
【氏名】中内 菜都花
(72)【発明者】
【氏名】平林 宗二郎
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 辰弥
【審査官】齋藤 卓司
(56)【参考文献】
【文献】実開平03-082725(JP,U)
【文献】特開2010-129390(JP,A)
【文献】特開2018-188852(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 9/00
E04F 13/08 、17/08
E04B 1/348、 1/343
F21V 21/34
H02G 3/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
給電ダクトの取付構造であって、
建築物の梁の下面側に、給電ダクトと、カバー材とが隣接して取り付けられており、
前記給電ダクト及び前記カバー材は、それぞれ前記梁の長手方向に沿って延びており、
前記カバー材の内部には、前記梁の長手方向に沿って延びる長尺な空間が形成されており、
前記給電ダクトは、前記梁の前記下面に、下地材を介して取り付けられており、
前記下地材は、基部と、前記基部から部分的に下方に突出する突起部とを含み、前記突起部に前記給電ダクトが取り付けられ、前記空間が前記基部に面するように形成されている、給電ダクトの取付構造。
【請求項2】
前記カバー材は、前記給電ダクトの両側に取り付けられている、請求項1記載の給電ダクトの取付構造。
【請求項3】
前記カバー材は、前記給電ダクトの側面と、前記梁の下面とを覆うように形成されている、請求項1又は2に記載の給電ダクトの取付構造。
【請求項4】
前記梁が鉄鋼梁である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の給電ダクトの取付構造。
【請求項5】
前記カバー材は、前記下地材の側面に取り付けられて上下に延びる縦片と、前記縦片の下方から前記給電ダクト側に折れ曲がる横片とを含む、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の給電ダクトの取付構造。
【請求項6】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載の給電ダクトの取付構造を備えた梁現し構造を有する建築物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給電ダクトの取付構造、及び建築物に関する。
【背景技術】
【0002】
下記の特許文献1には、天井側に水平方向に延びる給電ダクトが設けられ、該給電ダクトに、照明器具を取り付ける照明システムが記載されている。この照明システムでは、照明器具を、給電ダクトの長さ方向に移動でき、室内のレイアウト変更を容易に行いうるという利点を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-108489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
他方、近年、建設費の低コスト化を図るために、天井を無くして梁を露出させた梁現し構造とすることが提案されている。さらには、家族のライフステージの変動に対応するために、将来的なリフォームを考慮することも望まれており、例えば、梁現し構造とするとともに、階上部分の床なども排除して吹き抜けスペースとして活用することも提案されている。この吹き抜けスペースは、子供の成長などに合わせて、将来、子供部屋などの居住スペースにリフォームすることが考えられる。
【0005】
しかしこのような梁現し構造では、天井がないことにより、従来、天井裏に這わせていた電気機器用の種々の配線を、梁に沿って這わすことが必要となる。そのため、前記配線が外部に露出してしまい、見栄えを損ねるという問題がある。
【0006】
本発明は、給電ダクトに着目してなされたものであり、梁現し構造において、電気機器用の配線を見栄え良く目隠しでき、意匠性に優れた配線を可能とした給電ダクトの取付構造、及び建築物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明は給電ダクトの取付構造であって、建築物の梁の下面側に、給電ダクトと、カバー材とが隣接して取り付けられており、前記給電ダクト及び前記カバー材は、それぞれ前記梁の長手方向に沿って延びており、前記カバー材の内部には、前記梁の長手方向に沿って延びる長尺な空間が形成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明の給電ダクトの取付構造は、上記の構成を備える。そのため、カバー材の内部に形成される空間内に、給電ダクトに取り付けされない電気機器のための配線を通すことができる。これにより、前記配線が見栄え良く目隠され、意匠性に優れた配線が可能となる。
【0009】
なお給電ダクトに取り付く照明器具等に対しては、給電ダクトに内蔵される給電レールから給電されるため、配線の露出は防止されている。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本発明の第1実施形態における給電ダクトの取付構造が採用された建築物の概略斜視図である。
図2】第1実施形態の給電ダクトの取付構造を示す断面図である。
図3】第1実施形態の給電ダクトの取付構造を示す分解斜視図である。
図4】第1実施形態の給電ダクトを示す断面図である。
図5】第1実施形態の給電ダクトの配置を示す概略底面図である。
図6】(a)、(b)は、給電ダクトの取付構造の他の実施形態を示す断面図である。
図7】(a)、(b)は、給電ダクトの取付構造のさらに他の実施形態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。図面は、実際の構造が有する寸法比とは必ずしも一致しておらず、誇張されて表現されている場合がある。また、以下の実施形態及び図面に表された具体的な構成は、本発明の内容を理解するためのものであって、本発明は、図示された具体的な構成に限定されるものではない。また、すべての実施形態を通して、共通する要素については、同一の符号が付されており、重複する説明が省略されている。
【0012】
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態における給電ダクトの取付構造1が採用された建築物2の概略斜視図である。
【0013】
図1に示されるように、本実施形態では、建築物2は、多層階建て(例えば二階建て)の住宅であって、下階部としての一階部分2Lと、上階部としての二階部分2Uとを備える。一階部分2Lは、例えば、リビングであり、その二階部分2Uは、一階部分2Lの天井及び二階部分2Uの床が無い吹き抜けスペースとして形成されている。
【0014】
これにより、建築物2は、一階部分2Lと二階部分2Uとの間に配される梁3を露出させた梁現し構造として形成されている。
【0015】
図1には、一例として、梁3が、7本の露出した梁3a、3b、3c、3d、3e、3f、3gを含む場合が示されている。梁3aは、建築物2の例えば外壁用の壁部Waに隣接し、壁部Waを支持する。梁3bは、前記壁部Waとは交差する向きの例えば外壁用の壁部Wbに隣接し、壁部Wbを支持する。梁3cは、前記壁部Waとは平行な例えば内壁用の壁部Wcに隣接し、壁部Wcを支持する。梁3dは、一端が梁3bに連結され、梁3aと梁3cとの間を通って梁3a、3cと平行に配される。梁3e、3fは、梁3a、3d間を連結する。梁3gは、一端が梁3eに連結され、梁3aと梁3dとの間を通って梁3a、3dと平行に配される。
【0016】
この梁3a、3b、3c、3d、3e、3f、3gのうち、本実施形態では、壁部Wa、Wb、Wcに隣接しない、梁3d、3e、3f、3gに、給電ダクトの取付構造1が採用される。図1には、給電ダクトの取付構造1が、一点鎖線により概念的に示されている。
【0017】
図2、3に示されるように、給電ダクトの取付構造1は、梁3の下面3S側に、互いに隣接して取り付けられる給電ダクト5とカバー材6とを含む。
【0018】
給電ダクト5及びカバー材6は、それぞれ梁3の長手方向Xに沿って延びる。又カバー材6の内部には、長手方向Xに沿って延びる長尺な空間7が形成されている。
【0019】
本実施形態では、梁3として、鉄鋼梁9が使用される場合が示される。この鉄鋼梁9は、上フランジ部10Uと下フランジ部10Lとの間を、垂直なウエブ10mで連結した断面I字状をなす。下フランジ部10Lの下面が、梁3の下面3Sを構成している。
【0020】
図4に拡大して示されるように、給電ダクト5は、絶縁性のダクト本体11と、ダクト本体11に内蔵される一対の給電レール12とを含む。ダクト本体11の下面には、例えば照明機器Aの接続部A1(図3に示される)が挿入可能な開口部13が形成される。
【0021】
ダクト本体11は、一対の側板部14の上端間を天板部15で継いだ断面コ字状の本体部を含む。また各側板部14の下端には、リップ部16が互いに向き合って突出し、このリップ部16、16間に、前記開口部13が形成されている。
【0022】
各側板部14には、電極保持部17が互いに向き合って突出する。電極保持部17の先端には、電極保持溝17aが凹設され、その溝底に、給電レール12が配されている。このように、電極保持溝17aの溝底に給電レール12を配することにより、開口部13から誤挿入された手指などが、給電レール12に接触するのを防止しうる。
【0023】
ダクト本体11には、電極保持部17とリップ部16との間に、照明機器Aの接続部A1を保持するための保持溝18が形成される。
【0024】
図3に示されるように、接続部A1は、開口部13に挿入可能な頭部20と、頭部20から両側に突出しかつ各給電レール12に接続可能な端子部21と、保持溝18内に保持されるフランジ部22とを含む。端子部21及びフランジ部22は、開口部13を通過可能な幅を有する。そして、開口部13を通過した後、照明機器Aを略90度の角度で回転させることにより、端子部21が給電レール12に接続され、かつフランジ部22が保持溝18に抜け止めされる。
【0025】
給電ダクト5としては、上記構造に限定されるものではなく、開口部13を有する絶縁性のダクト本体11と、ダクト本体11に内蔵される一対の給電レール12とを含む種々な構造のものが採用しうる。なお、ダクト本体11として金属材からなる補強用のコアの周囲を、絶縁性の合成樹脂材で被覆したものが好適に採用しうる。
【0026】
本実施形態では、給電ダクト5は、梁3の下面3Sに、下地材25を介して取り付けられる。本例では、下地材25が木質材からなる場合が示されるが、例えば合成樹脂材などから形成されても良い。
【0027】
図2、3に示されるように、下地材25は、梁3の下面3Sに固定される基部26と、基部26から部分的に下方に突出する突起部27とを含む。そして突起部27に、給電ダクト5が取り付けられる。突起部27を設けることにより、空間7による配線スペースを大きく確保することが可能になる。本実施形態では、突起部27は、基部26の幅方向の中央側に設けられ、これにより、空間7が、給電ダクト5の両側に形成される場合が示される。
【0028】
基部26は、例えば、ボルト金具28を用いて下フランジ部10Lに固定される。ボルト金具28は、突起部27の両外側で、下フランジ部10L及び基部26を貫通し、かつナット止めされる。
【0029】
給電ダクト5は、例えばネジ金具29を用いて下地材25に固定される。ネジ金具29は、例えば、開口部13を通って天板部15を下方から貫通し、下地材25にネジ止めされる。
【0030】
カバー材6は、給電ダクト5の両側に取り付けられる。本実施形態では、カバー材6は、給電ダクト5の側面5Sと、梁3の下面3Sとを覆うように形成される。
【0031】
具体的には、カバー材6は、下地材25の側面25Sに取り付けられて上下に延びる縦片30と、縦片30の下方から給電ダクト5側に折れ曲がる横片31とを含む。この横片31が、梁3の下面3Sを覆うように、給電ダクト5側に折れ曲がる。本例では、梁3の下面3Sは、基部26によって覆われる。従って、前記空間7は、基部26に面するように形成されている。厳密には、本実施形態の空間7は、給電ダクト5の側面5Sと、突起部27の側面と、基部26の下面26Sと、横片31と、縦片30の一部とによって囲まれて形成される。縦片30は、例えばネジ金具33を用いて下地材25の側面25Sにネジ止めされる。
【0032】
横片31の下面は、給電ダクト5の下面と、略同高さであるのが見栄えの観点から好ましい。又横片31の先端は、給電ダクト5に近接しているのが、見栄えの観点から好ましい。「略同高さ」とは、下面間の段差が5mm以下、好ましくは3mm以下であることを意味する。又「近接」とは、給電ダクト5との隙間が3mm以下、好ましくは2mm以下であることを意味する。
【0033】
このような、給電ダクトの取付構造1では、給電ダクト5に、照明機器Aを位置替え可能に取り付けでき、室内のレイアウト変更などを容易に行いうる。また給電ダクト5に取り付けされない電気機器のための配線に対しては、この配線を、空間7内に通すことで、見栄え良く目隠しできる。すなわち、梁現し構造において、電気機器用の配線を優れた意匠性を有して見栄え良く配線しうる。なお給電ダクト5に取り付けされない電気機器のための配線として、例えば室内のコンセントに給電するための配線、情報機器などのためのネット用の配線などを含むことができる。
【0034】
図3に示されるように、給電ダクト5の一端部には、給電レール12に給電するためのフィードインキャップ34が配される。フィードインキャップ34は、給電ダクト5の一端部に挿入される挿入部35を含む。挿入部35には、挿入によって各給電レール12に接続される端子部35aが突設される。フィードインキャップ34には、端子部35aに電源コード36を連結するための連結部37が配される。なお給電ダクト5の他端部には、この他端部を閉じるエンドキャップ38(図5に示される)が挿入される。
【0035】
図5は、図1における給電ダクト5の配置を概念的に示す底面図である。図5では、梁3及び下地材25が省略して描かれている。図5において、符号5dは梁3dに支持される給電ダクトであり、符号5eは梁3eに支持される給電ダクトであり、符号5fは梁3fに支持される給電ダクトであり、符号5gは梁3gに支持される給電ダクトである。
【0036】
図5に示されるように、例えば、給電ダクト5e、5fは、それぞれ一端部にフィードインキャップ34が取り付き、電源コード36から給電される。電源コード36は、本例では、壁部Waの内部を通ってフィードインキャップ34に接続されている。給電ダクト5e、5fの他端部は、それぞれエンドキャップ38によって閉止されている。なお給電ダクト5dも同様であり、図示されないが、一端部にフィードインキャップ34が取り付き、他端部にエンドキャップ38が取り付いている。
【0037】
給電ダクト5gは、本例では、給電ダクト5eから、T字状に分岐して配される。給電ダクト5eは、第1、第2の給電ダクト5e1、5e2に分割されており、分割位置P1にて給電ダクト5gの一端部が連結される。具体的には、第1、第2の給電ダクト5e1、5e2の各分割端部及び給電ダクト5gの一端部には、それぞれフィードインキャップ34が取り付き、このフィードインキャップ34、34、34間が、分岐用のコネクタ40を介して互いに接続される。なお給電ダクト5gの他端は、エンドキャップ38(図示省略)により閉止される。
【0038】
又分割位置P1、及び給電ダクト5e、5fの一端部と壁部Waとの交わり部P2には、それぞれ化粧カバー41a、41bが配される。化粧カバー41aは、分割位置P1において、互いに隣り合うカバー材6の端部間を被覆し、見栄えを向上させる。また化粧カバー41bは、交わり部P2において、カバー材6の端部と壁部Waとの間を被覆し、見栄えを向上させる。
【0039】
化粧カバー41a、41bは、図2に一点鎖線で示されるように、下地材25の側面25Sに取り付けられて上下に延びる縦片42と、縦片42、42間を継ぐ横片43とを含む。
なお、給電ダクト5の配置としては、図5に限定されるものではなく、露出した梁3の少なくとも一つ、さらにはその一部分に配置されていても良い。
【0040】
[第2実施形態]
図6(a)に、本発明の第2実施形態の給電ダクトの取付構造1が示される。第2実施形態では、下地材25における突起部27が、カバー材6の横片31と略同高さ、或いは横片31を下方に越えて突出している。
【0041】
[第3実施形態]
図6(b)に、本発明の第3実施形態の給電ダクトの取付構造1が示される。第3実施形態では、下地材25が基部26のみで形成される。又カバー材6は、横片31、31間を連結部45にて接続した一体物として形成される。連結部45は、横片31から給電ダクト5の側面5Sに沿って折れ曲がる立片部45aと、基部26の下面26Sに沿って延びかつ立片部45aの上端間を継ぐ連結片部45bとを具える。これにより強固な空間7が形成される。
【0042】
[第4実施形態]
図7(a)に、本発明の第4実施形態の給電ダクトの取付構造1が示される。第4実施形態では、下地材25の突起部27が、基部26の幅方向の一方側に配される。これにより、空間7が給電ダクト5の一方側にのみ形成される。
【0043】
[第5実施形態]
図7(b)に、本発明の第5実施形態の給電ダクトの取付構造1が示される。第5実施形態では、梁3が、例えば断面矩形な木質梁であり、給電ダクト5が梁3の下面3Sに、例えばネジ金具29を用いて直接に固定されている。又カバー材6は、梁3の側面に取り付けられて上下に延びる縦片30と、縦片30の下方から給電ダクト5側に折れ曲がる横片31とを含む。
【0044】
以上、本発明の好適な実施形態が詳細に説明されたが、本発明は、上記の具体的な開示に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内において、種々変更して実施することができる。また、本明細書において開示された実施形態は、それぞれ単独で実施可能である他、それぞれの特徴点を相互に含むように組み合わされて実施されても良い。さらに、本発明にはその均等物が含まれることは勿論である。
【符号の説明】
【0045】
1 給電ダクトの取付構造
2 建築物
3 梁
3S 下面
5 給電ダクト
5S 側面
6 カバー材
7 空間
9 鉄鋼梁
25 下地材
25S 側面
26 基部
27 突起部
30 縦片
31 横片
X 長手方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7