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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-01
(45)【発行日】2023-09-11
(54)【発明の名称】補助操作パネル及び包装関連装置
(51)【国際特許分類】
   B65B 59/00 20060101AFI20230904BHJP
   B65B 9/20 20120101ALI20230904BHJP
   B65B 61/02 20060101ALI20230904BHJP
   B65B 61/04 20060101ALI20230904BHJP
【FI】
B65B59/00
B65B9/20
B65B61/02
B65B61/04
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019087050
(22)【出願日】2019-04-30
(65)【公開番号】P2020183253
(43)【公開日】2020-11-12
【審査請求日】2022-02-28
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】000148162
【氏名又は名称】株式会社川島製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡
(72)【発明者】
【氏名】櫻井 健二
【審査官】佐藤 秀之
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-034772(JP,A)
【文献】国際公開第2002/098737(WO,A1)
【文献】特開2002-362806(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65B 59/00
B65B 9/00
B65B 61/00
B65H 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部と記憶部を有する包装関連装置の制御部と、該包装関連装置本体に取り付けられて該包装関連装置本体を操作するための主操作パネルと、該主操作パネルから離れた位置に取り付けられて該主操作パネルを補助する補助操作パネルを備えた包装関連装置であって、
前記演算制御部は、前記包装関連装置本体の駆動機器の動作を制御する動作制御部を備え、
記記憶部は、前記包装関連装置が生産する製品に対応して前記動作制御部が前記駆動機器を動作させるためのパラメータが登録されている製品パラメータテーブルを備え、
前記主操作パネルは、タッチパネル式の表示画面を有する入力表示部を備えて前記包装関連装置の制御部と通信接続され、
前記主操作パネルの入力表示部には、前記包装関連装置が生産している製品の名称と前記包装関連装置の運転状態を示す画面と、製品パラメータテーブルに登録する前記パラメータを入力する画面と、前記包装関連装置が生産している製品を切り換える画面が表示され、
前記補助操作パネルは、
タッチパネル式の表示画面を有する入力表示部を備えて前記包装関連装置の制御部と通信接続され、
前記補助操作パネルの入力表示部に操作ボタンを有する作業装置操作画面及び/又は第1調整装置操作画面を表示し、該操作ボタンがタッチされることにより前記包装関連装置本体の作業装置及び/又は第1調整装置が作動する第1の操作モードと、
前記補助操作パネルの入力表示部に操作ボタンを有する第2調整装置操作画面及び製品切換画面を表示し、前記第2調整装置操作画面の操作ボタンがタッチされることにより前記包装関連装置本体の第2調整装置が作動し、前記製品切換画面の操作ボタンがタッチされることにより製品切換操作が行われる第2の操作モードを備え、
前記主操作パネルが正常に機能しているか否かを示す前記演算制御部からの信号に基づき、前記主操作パネルが正常に機能しているときは前記第1の操作モードが機能し、前記主操作パネルが正常に機能していないときは前記第2の操作モードが機能するようにしたことを特徴とする包装関連装置
【請求項2】
前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、
前記作業装置には、包材の接合作業で使用される包材吸着装置、巻取包材をシャフトに固定するエアチャック装置のいずれかが含まれ、
前記第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置が含まれることを特徴とする請求項1記載の包装関連装置
【請求項3】
前記第2調整装置には、日付印字位置調整装置、スライドローラ位置調整装置、縦シールブロック位置調整装置、包材切断位置調整装置のいずれかが含まれることを特徴とする請求項記載の包装関連装置
【請求項4】
前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、
前記作業装置には、製筒器に対するテンションアームの回転軸をロックする装置が含まれ、
前記第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置が含まれることを特徴とする請求項1の包装関連装置
【請求項5】
前記第2調整装置には、エンドシールブロックの高さ調整装置が含まれることを特徴とする請求項記載の包装関連装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ピロー包装機、ラッピング包装機、上包み包装機、箱詰め装置等の包装関連装置の補助操作パネルに関するものである。
【背景技術】
【0002】
包装関連装置には、筒状に成形された包材の中に被包装品を順次充填し、シールや切断等を施して包装体を製造するピロー包装機、被包装品を裁断された包装材で包むようにして包装するラッピング包装機、包装材料で1個または複数個の被包装品をおおう上包み包装機、製品を箱詰め等する箱詰め装置等があり、ピロー包装機には、包材を上下方向(縦方向)に送って被包装品を充填する縦ピロー包装機と、包材を左右方向(横方向)に送って被包装品を充填する横ピロー包装機等がある。
このような包装関連装置には、装置本体を制御するための制御装置が設けられ、制御装置にパラメータ等を与えたり、制御装置から情報を受け取って処理するコンピュータを搭載した操作パネルが装置本体の所定の位置に設置され、操作パネルを操作して、包装関連装置の製造条件等の各種条件の入力・設定、情報の処理等が行われて、製品の生産が継続的におこなわれる。
この場合、操作パネルが故障すると、操作パネルを修理または交換する必要があり、操作パネルの修理や交換が終了するまで製品の生産が停止されるという問題がある。
一方、包装関連装置においては、操作パネルとは別に、各種作業装置(機器)を作動させるための操作を行ったり、各種調整装置(機器)の設定を行ったりするスイッチ(ボタン)が設けられている。
例えば、縦ピロー包装機においては、巻取包材から繰り出す包材(フィルム)がなくなった場合に新しい、巻取包材から包材を繰り出すために行う包材の接合作業で使用される包材吸着装置のスイッチ、巻取包材をシャフトに固定するエアチャック装置を作動させるためのスイッチ、巻取り包材左右位置調整装置のスイッチ等が、操作パネルとは別に設けられている。
これらの作業装置や調整装置を操作するスイッチは、作業装置や調整装置の近傍に別々に設けられており、作業者にとっては操作が煩わしいことから、一箇所にまとめて設けることが望まれている。
【0003】
ところで、特許文献1(特開2017-76155号公報)には、製箱機、箱詰機、ピロー包装機、フィルム包装機、その他の包装機について、包装機のラインの全体または部分を構成するライン構成装置と、ライン構成装置において設定ないし調整が必要な部位の近傍に配置されるタッチパネル式の表示面を有する複数の端末装置と、各端末装置と無線接続したタッチパネル式の表示部を有する主装置とを有し、主装置は、作業名入力手段と設定情報等を記憶した記憶手段等を具備する包装ラインシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献1の包装ラインシステムにおける端末装置は、部位の名称と設定値を表示し、設定ないし調整が完了したことを表示して主装置に通知を行うものであり、作業装置や調整装置を操作するものではない。
また、特許文献1の包装ラインシステムでは、ライン構成装置を操作する操作パネルが故障した場合、端末装置にライン構成装置を操作する機能がなく、包装ラインシステムの生産を継続できない。
この点、特許文献2(特開2009-255224号公報)には、旋盤本体及びローダを操作するための主操作盤と、搬出コンベアを操作するための副操作盤を備えた加工機械であって、副操作盤は、盤本体と、盤本体の搬出コンベアに対する相対位置及び相対方向を検知する検知手段と、検知手段の検知結果に基づき表示部の表示を変更する表示変更手段とを備えている加工機械が開示され、副操作盤は、主操作盤から独立して操作するようになっている。
しかしながら、特許文献2の加工機械の副操作盤は、加工機械の一部である搬出コンベアを操作するものであり、包装関連装置の作業装置や調整装置を動作させるものではない。
また、特許文献2の加工機械では、主操作盤が故障した場合、副操作盤に主操作盤の代替機能がなく、加工機械による加工(生産)を継続できない。
【0004】
さらに、特許文献3(特開2015-137111号公報)には、通信回線で接続された同一種の複数の包装機の夫々に配設される操作装置であって、通信回線を介して接続された同一種の他の包装機の中から、接続先として任意の包装機を選択して接続した接続先の包装機のタッチパネルに表示される操作画面と同じ画像を、接続元の包装機の操作画面の全画面エリアより小さい表示エリアに表示し、接続先の包装機の運転開始および終了を含む動作の開始および終了に係る操作を除いて、接続先の包装機をリモート操作可能に構成した包装機の操作装置が開示されている。
しかしながら、特許文献3の操作装置は、接続元の包装機の操作を行ったり接続先の包装機のリモート操作を行ったりするものであって、作業装置や調整装置を操作するものではない。
そして、特許文献3の操作装置においては、ある包装機の操作パネルが故障した場合、操作装置がリモート操作の対象となる包装機から離れており、操作者が包装機の動作等を目で確認しながら操作装置を操作することはできず、特許文献3の操作装置では、製品の生産を継続することができない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2017-76155号公報
【文献】特開2009-255224号公報
【文献】特開2015-137111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、包装関連装置において、各種作業装置や調整装置の操作を一箇所で行うことができ、操作パネルが故障しても包装関連装置の生産を継続するための操作ができるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部と記憶部を有する包装関連装置の制御部と、該包装関連装置本体に取り付けられて該包装関連装置本体を操作するための主操作パネルを備えた包装関連装置に使用される補助操作パネルであって、前記演算制御部は、前記包装関連装置本体の駆動機器の動作を制御する動作制御部を備え、前記記憶部は、前記包装関連装置が生産する製品に対応して前記動作制御部が前記駆動機器を動作させるためのパラメータが登録されている製品パラメータテーブルを備え、前記主操作パネルは、タッチパネル式の表示画面を有する入力表示部を備えて前記包装関連装置の制御部と通信接続され、前記主操作パネルの入力表示部には、前記包装関連装置が生産している製品の名称と前記包装関連装置の運転状態を示す画面と、製品パラメータテーブルに登録する前記パラメータを入力する画面と、前記包装関連装置が生産している製品を切り換える画面が表示され、前記補助操作パネルは、前記主操作パネルから離れた位置に取り付けられ、タッチパネル式の表示画面を有する入力表示部を備えて前記包装関連装置の制御部と通信接続され、前記補助操作パネルの入力表示部に操作ボタンを表示し、該操作ボタンがタッチされることにより前記包装関連装置本体の作業装置及び/又は第1調整装置を操作する第1の操作モードと、前記補助操作パネルの入力表示部に操作ボタンを表示し、該操作ボタンがタッチされることにより前記包装関連装置本体による製品の生産を継続するために必要な操作を行う第2の操作モードを備えた補助操作パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0008】
本発明は、前記第2の操作モードにおいては、前記包装関連装置本体の作業装置及び/又は第1調整装置の操作を行うことができる補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0009】
本発明は、前記主操作パネルが正常に機能しているときは、前記第1の操作モードが機能し、前記主操作パネルが正常に機能していないときは、前記第2の操作モードが機能する補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0010】
本発明は、前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、前記作業装置には、包材の接合作業で使用される包材吸着装置、巻取包材をシャフトに固定するエアチャック装置のいずれかが含まれ、前記第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置が含まれ、前記包装関連装置本体による製品の生産を継続するために必要な操作には、製品切換操作が含まれる補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0011】
本発明は、前記包装関連装置本体による製品の生産を継続するために必要な操作には、さらに前記包装関連装置本体の第2調整装置の操作が含まれ、該第2調整装置には、日付印字位置調整装置、スライドローラ位置調整装置、縦シールブロック位置調整装置、包材切断位置調整装置のいずれかが含まれる補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0012】
本発明は、前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、前記作業装置には、製筒器に対するテンションアームの回転軸をロックする装置が含まれ、前記第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置が含まれ、前記包装関連装置本体による製品の生産を継続するために必要な操作には、製品切換操作が含まれる補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0013】
本発明は、前記包装関連装置本体による製品の生産を継続するために必要な操作には、さらに前記包装関連装置本体の第2調整装置の操作が含まれ、該第2調整装置には、エンドシールブロックの高さ調整装置が含まれる補助パネルを提供して、上記課題を解決するものである。
【0014】
請求項の発明は、包装関連装置本体と、該包装関連装置本体を制御する演算制御部と記憶部を有する包装関連装置の制御部と、該包装関連装置本体に取り付けられて該包装関連装置本体を操作するための主操作パネルと、該主操作パネルから離れた位置に取り付けられて該主操作パネルを補助する補助操作パネルを備えた包装関連装置であって、前記演算制御部は、前記包装関連装置本体の駆動機器の動作を制御する動作制御部を備え、記記憶部は、前記包装関連装置が生産する製品に対応して前記動作制御部が前記駆動機器を動作させるためのパラメータが登録されている製品パラメータテーブルを備え、前記主操作パネルは、タッチパネル式の表示画面を有する入力表示部を備えて前記包装関連装置の制御部と通信接続され、前記主操作パネルの入力表示部には、前記包装関連装置が生産している製品の名称と前記包装関連装置の運転状態を示す画面と、製品パラメータテーブルに登録する前記パラメータを入力する画面と、前記包装関連装置が生産している製品を切り換える画面が表示され、前記補助操作パネルは、タッチパネル式の表示画面を有する入力表示部を備えて前記包装関連装置の制御部と通信接続され、前記補助操作パネルの入力表示部に操作ボタンを有する作業装置操作画面及び/又は第1調整装置操作画面を表示し、該操作ボタンがタッチされることにより前記包装関連装置本体の作業装置及び/又は第1調整装置が作動する第1の操作モードと、前記補助操作パネルの入力表示部に操作ボタンを有する第2調整装置操作画面及び製品切換画面を表示し、前記第2調整装置操作画面の操作ボタンがタッチされることにより前記包装関連装置本体の第2調整装置が作動し、前記製品切換画面の操作ボタンがタッチされることにより製品切換操作が行われる第2の操作モードを備え、前記主操作パネルが正常に機能しているか否かを示す前記演算制御部からの信号に基づき、前記主操作パネルが正常に機能しているときは前記第1の操作モードが機能し、前記主操作パネルが正常に機能していないときは前記第2の操作モードが機能するようにした包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
【0017】
請求項の発明は、前記包装関連装置は縦ピロー包装機であり、前記作業装置には、包材の接合作業で使用される包材吸着装置、巻取包材をシャフトに固定するエアチャック装置のいずれかが含まれ、前記第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置が含まれる包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
【0018】
請求項の発明は、前記第2調整装置には、日付印字位置調整装置、スライドローラ位置調整装置、縦シールブロック位置調整装置、包材切断位置調整装置のいずれかが含まれる包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
【0019】
請求項の発明は、前記包装関連装置は横ピロー包装機であり、前記作業装置には、製筒器に対するテンションアームの回転軸をロックする装置が含まれ、前記第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置が含まれる包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
【0020】
請求項の発明は、前記第2調整装置には、エンドシールブロックの高さ調整装置が含まれる包装関連装置を提供して、上記課題を解決するものである。
【発明の効果】
【0021】
本発明の補助操作パネルにおいては、包装関連装置において、各種作業装置や調整装置の操作を一箇所で行うことができ、操作パネルが故障しても包装関連装置の生産を継続するための操作ができるという効果を奏する。
【0022】
請求項乃至請求項に記載の発明の包装関連装置においては、各種作業装置や調整装置の操作を一箇所で行うことができ、操作パネルが故障しても包装関連装置の生産を継続するための操作ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0023】
図1】本発明の包装関連装置が縦ピロー包装機である場合の構成を示すブロック図である。
図2】縦ピロー包装機1の外観を表した斜視図である。
図3】製品パラメータテーブル22aの構成を説明する説明図である。
図4】入力表示部34に表示される基本画面(トップ画面)の構成の例を示した画面構成図である。
図5】入力表示部34に表示される製品切換画面の構成の例を示した画面構成図である。
図6】入力表示部34に表示される目次画面の構成の例を示した画面構成図である。
図7】入力表示部34に表示される日付位置調整画面の構成の例を示した画面構成図である。
図8】入力表示部44に表示されるエアチャック装置と包材吸着装置11bの操作画面の例を示した画面構成図ある。
図9】入力表示部44に表示される巻取り包材左右位置調整装置の操作画面の例を示した画面構成図である。
図10】入力表示部44に表示される日付印字位置調整装置による日付印字上下位置調整の操作画面の例を示した画面構成図である。
図11】入力表示部44に表示される製品切換画面を説明するための説明図である。
図12】横ピロー包装機の概略構成を表した正面図と平面図である。
図13】補助操作パネル240の入力表示部に表示されるテンションアーム212cの開閉装置の操作画面の例を示した画面構成図である。
図14】補助操作パネル240の入力表示部に表示されるエンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置の操作画面の例を示した画面構成図である。
図15】補助操作パネル240の入力表示部に表示される製品切換画面を説明するための説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
[包装関連装置(縦ピロー包装機)の構成]
図1は、本発明の包装関連装置が縦ピロー包装機である場合の構成を示すブロック図である。
図1において、1は本発明の包装関連装置となる縦ピロー包装機、10は縦ピロー包装機本体、20は縦ピロー包装機制御部、21は演算制御部、21aは動作制御部、22は記憶部、22aは製品パラメータテーブル、23は送受信部、30は主操作パネル、40は補助操作パネル、31、41はコンピュータ、33、43は送受信部、34、44は入力表示部、L1、L2は通信回線である。
縦ピロー包装機1は、縦ピロー包装機本体10と、縦ピロー包装機本体10に接続された縦ピロー包装機制御部20と、縦ピロー包装機制御部20に通信回線L1を介して接続された主操作パネル30と、縦ピロー包装機制御部20に通信回線L2を介して接続された補助操作パネル40を備えている。
【0025】
図2は、縦ピロー包装機1の外観を表した斜視図である。
図2において、11は包材(包装材料)供給部、11aはシャフト、、12は張力調整部、12aは搖動機構、12bは包材吸着装置、13は日付印字部、13aは日付印字装置、13bは昇降ローラ、14は被包装品供給部、14aはホッパー、14bは充填筒、15は製筒部、15aは製筒器(フォーマ)、15bは押さえ部材、15cはスライドローラ、16は包材送り部、16aはプーリー、16bは送りベルト、17は縦シール部、17a、17bは縦シールブロック、18は横シール・切断部、18a、18bは横シールブロック、19は包装体排出部、19aはベルトコンベア、50は制御ボックス、50aは正面、51は枠体、52a、52bは正面開閉パネル、53a、53bは背面開閉パネル、54は側面パネル、55は上面パネル、F1は包材(フィルム)、g1はガイドローラ、M1は巻取り包材、P1は包装体、tsは縦シール部分、ysは横シール部分である。
図2に示すように縦ピロー包装機本体10は、制御ボックス50と枠体51で構成される空間内に収納されている。
【0026】
縦ピロー包装機本体10は、包材(包装材料)供給部11、張力調整部12、印字部13、被包装品供給部14、製筒部15、包材送り部16、縦シール部17、横シール・切断部18、包装体排出部19等から構成される。
包材供給部11は、シャフト11aに取り付けられた巻取り包材M1を繰り出す巻取り包材供給装置(図示せず)、巻取り包材M1の左右位置を調整する巻取り包材左右位置調整装置(図示せず)等を備え、巻取り包材M1から包材F1を繰り出す。
張力調整部12は、複数のローラやフレーム等を搖動する搖動機構12a、包材吸着装置12b等を備え、包材供給部11から繰り出される包材F1に急激な張力がかからないようにその張力を調整する。
この場合、包材吸着装置12bは、包材供給部11に設けてもよい。
日付印字部13は、日付印字装置13a、昇降ローラ13b等を備え、包材F1に日付印字を行う。
被包装品供給部14は、上部がホッパー14aとなっている充填筒14b、被包装品投入装置(図示せず)等を備え、被包装品投入装置より投入されるスナック菓子等の被包装品をホッパー14aで受けて充填筒14bに充填する。
製筒部15は、製筒器15a、押さえ部材15b、スライドローラ15c、スライドローラ位置調整装置(図示せず)等を備え、包材供給部11より繰り出されて日付印字部13で日付が印字された包材F1を、スライドローラ15cで案内し、製筒器15aで筒状に成形して押さえ部材15bにより充填筒14b外周面に押し付ける。
包材送り部16は、プーリー16a、送りベルト16b、モータ(図示せず)等を備えた一対の包材送り機構を充填筒14bの両側に配置し、充填筒14bの外周面を包んでいる包材F1を、一定の長さだけ下方に送る。
縦シール部17は、縦シールブロック17a、17b、ヒータ(図示せず)、縦シールブロック位置調整装置(図示せず)等を備え、充填筒14bの外周面包んで重ね合わされた包材F1の両端部分に縦シールを施して縦シール部分tsを形成する。
横シール・切断部18は、横シールブロック18a、18b、ヒータ(図示せず)、切断装置(図示せず)、包材切断位置調整装置(図示せず)等を備え、被包装品が充填された縦シール済包材に対して横シールを施して横シール部分ysを形成し、横シール部分ysの中央部を切断して、被包装品が袋詰めされた包装体P1を生成する。
包装体排出部19は、ベルトコンベア19a等を備え、包装体P1をベルトコンベア19aにより排出する。
【0027】
制御ボックス50は、縦ピロー包装機制御部20を収納するボックスであり、右側面側に配置された枠体51とで、縦ピロー包装機本体10を収納する空間を形成する。
枠体51は、正面開閉パネル52a、52b、背面開閉パネル53a、53b、側面パネル54、上面パネル55及び骨格(図示せず)を備え、各パネルが骨格に組み付けられて箱体を形成する。
縦ピロー包装機本体10の各部は、枠体51を形成する骨格等に取り付けら、制御ボックス50と枠体51とで形成される空間に収納される。
そして、制御ボックス50の正面50aの上部には主操作パネル30が取り付けられ、主操作パネル30から離れた位置である制御ボックス50の背面の上部には補助操作パネル40が取り付けられている。
また、枠体51の正面開閉パネル52a、52bと背面開閉パネル53a、53bは左右に開閉でき、正面開閉パネル52a、52bを開いて、ベルトコンベア19aより排出される包装体P1を枠体51の外に搬出することができ、背面開閉パネル53a、53bを開いて巻取り包材M1を枠体51の中に搬入することができる。
【0028】
[縦ピロー包装機本体10の作業装置・調整装置]
縦ピロー包装機本体10の作業装置には、シャフト11aのエアチャック装置(図示せす)、包材吸着装置12b等がある。
シャフト11aは、巻取り包材M1の包材が巻き付けられる紙管の穴に挿通され、巻取り包材M1を保持した状態で給紙部フレームに回転可能に支持されている。
このシャフト11aにはエアチャック装置が取り付けられ、エアチャック装置が作動してシャフト11aの周面から複数のツメが突出するようになっており、作業者は、シャフト11aを巻取り包材M1の紙管の穴に挿通して、補助パネル40(後述する)を操作することより、エアチャック装置を作動させてシャフト11aの周面からツメを突出させ、突出させたツメで巻取り包材M1の紙管の穴の内周面を押し付けることにより、シャフト11aに巻取り包材M1を固定する作業を行う。
包材吸着装置12bは、搖動機構12aの上方近傍に設けられ、包材F1の一端を吸着する吸着板を備え、吸着板には複数のエアー吸入孔が設けられている。
紙給部フレームに支持されたシャフト11aに保持されている巻取り包材M1がなくなって新しい巻取り包材Mに交換する際、作業者は、補助パネル40を操作することより、交換前の巻取り包材Mから繰り出されていた包材F1の端部を包材吸着装置11bの吸着板に吸着させ、シャフト11aに新しく取り付けた巻取包材M1の端部と包材吸着装置11bの吸着板に吸着させた包材F1の端部を接合する(粘着テープで止める)作業を行う。
縦ピロー包装機本体10の第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置等がある。
巻取り包材左右位置調整装置は、シャフト11aに取り付けられるリング状のストッパーとこのリング状のストッパーをシャフト11aに沿って移動させるストッパー移動装置(いずれも図示せず)を備えている。
この巻取り包材左右位置調整装置においては、リング状のストッパーに巻取り包材M1の一側の端面が当てられて、巻取り包材M1の位置決めが行われることから、ボタン(スイッチ)操作により、ストッパー移動装置を作動させて、リング状のストッパーをシャフト11aに沿って移動させ、リング状のストッパーの基準点(原点)からの位置(距離)を調整することにより、巻取り包材M1の左右方向の位置調整が行われる。
【0029】
縦ピロー包装機本体10の第2調整装置には、日付印字位置調整装置、スライドローラ位置調整装置、縦シールブロック位置調整装置、包材切断位置調整装置等がある。
日付印字位置調整装置は、昇降ローラ13bとその昇降機構(図示せず)を備え、昇降ローラ13bを昇降させて、包材F1に印字される日付の上下位置を調整する。
また、日付印字位置調整装置は、日付印字装置13aを左右方向に移動させる移動機構(図示せず)を備え、包材F1に印字される日付の左右位置を調整する。
スライドローラ位置調整装置は、製筒器15aの手前に取り付けられたスライドローラ15cをスライドさせるスライド機構(図示せず)を備え、スライドローラ15cの位置を調整する。
縦シールブロック位置調整装置は、縦シールブロック17a、17bを充填筒14bから離れる方向に移動させる移動機構(図示せず)を備え、縦シールブロック17a、17bの位置を調整する。
包材切断位置調整装置は、横シールブロック18a、18bと共に切断装置の切断刃を上下に移動させる移動機構を備え、横シール部分ysの位置と共にその切断位置を調整する。
【0030】
[縦ピロー包装機制御部20]
図1に示すように、縦ピロー包装機制御部20は、演算制御部21、記憶部22及び送受信部23を備え、演算制御部21は動作制御部21aを備え、記憶部22は製品パラメータテーブル22aを備えている。
動作制御部21aは、主操作パネル30で設定された製品について、記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録されたパラメータ、または、送受信部23から送られてくるパラメータに基づいて、縦ピロー包装機本体10の駆動機器、例えば、包材送り部16のモータ、縦シール部17や横シール・切断部18の各種ヒータの動作を制御する。
また、演算制御部21は、測定情報管理部(図示せず)を備えは、縦ピロー包装機本体10に設けられた測定機器、例えば、縦シール部17や横シール・切断部18の各種ヒータの温度を測定する温度センサーが測定した情報を取得し、送受信部23に送る。
さらに、演算制御部21は、生産情報管理部(図示せず)を備え、縦ピロー包装機本体10から、生産された包装体P1に関する情報、例えば、出来高(包装体P1の生産数量)、空袋の数量、運転時間等を取得し、送受信部23に送ると共に記憶部22の生産情報テーブル(図示せず)に登録する。
【0031】
記憶部22は、製品パラメータテーブル22a、生産情報テーブル(図示せず)等を記憶し、生産情報テーブルには、実際に生産された製品について、出来高、空袋、ロス袋、稼動率、運転時間、停止時間、待機時間等の生産実績が登録されている。
図3は、製品パラメータテーブル22aの構成を説明する説明図である。
製品パラメータテーブル22aには、No.(登録番号)、製品名、生産能力、袋長さ、折り径、ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)等が登録されている。但し、「No.(登録番号)」、「製品名」、「生産能力」、「袋長さ」、「折り径」、「ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)」といった項目名自体は登録されておらず、登録されているのは項目名を除いた部分である。
No.(登録番号)は、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)が生産を行う製品を特定する番号であり、01~99まで用意されている。
No.と製品名は、主操作パネル30の入力表示部34に表示される製品名登録画面(後述する)から入力され、送受信部31から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部21に送信され、送受信部21で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
生産能力、袋長さ、折り径、ヒータ温度(縦、縦予熱、横前、横後)等の数値は、縦ピロー包装機本体10の駆動機器(モータ、ヒータ等)や調整機器を動作させるための条件を示す値となるパラメータである。
例えば、「生産能力」のパラメータ「80」は「80bpm」(bpmは1分間に生産される袋の個数である)、すなわち、1分間に80個(袋)生産されることを意味し、「袋長さ」のパラメータ「250」は「250mm」、すなわち、1袋の長さが250mmであることを意味し、「ヒータ温度・縦」に対応するパラメータ「160」は「160℃」、すなわち、縦ヒータの温度が「160℃」であることを意味している。
パラメータは、主操作パネル30の入力表示部34に表示される各種パラメータ設定画面、例えば、生産能力・袋仕様設定画面、ヒータの温度設定画面(後述する)から入力され、送受信部33から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
そして、上述のように動作制御部21aが、製品パラメータテーブル22aに登録された01~99までのNo.(登録番号)から指定されたNo.のパラメータに基づいて、縦ピロー包装機本体10の駆動機器、例えば、包材送り部16のモータ、縦シール部17や横シール・切断部18の各種ヒータの動作を制御する。
【0032】
[主操作パネル30]
主操作パネル30は、図1に示すようにコンピュータ31、送受信部33及び入力表示部34(第1の表示手段)を備えている。
コンピュータ31は、演算処理部や記憶部(図示せず)を備え、縦ピロー包装機本体10に対応した専用のプログラムが組み込まれ、各種処理(後述する)を行うと共に縦ピロー操作パネル30を統括的に制御する。
送受信部33は、演算処理部コンピュータから送られてくる各種データを通信回線L1を介して縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信し、縦ピロー包装機制御部20の送受信部23から通信回線L1を介して送信される各種データを受信してコンピュータ31に送る。
入力表示部34は、タッチパネル式の表示画面を有し、コンピュータ31に組み込まれた専用プログラムによって作成された各種画面を表示する。
【0033】
ここで、主操作パネル30の入力表示部34に表示される画面と、この画面を使用した縦ピロー包装機本体10の操作、第2調整装置の操作について説明する。
図4は、入力表示部34に表示される基本画面(トップ画面)の構成の例を示した画面構成図であり、図において、60は基本画面、61~63は表示部、64~68はボタン(スイッチ)である。
図4に示すように、基本画面60の左側にある表示部61には、No.(登録番号)「01」、製品名「AAAA」、「生産能力80bpm」、「袋長さ250mm」、「出来高16000個」と、縦ピロー包装機1が生産している製品の名称等と生産能力、生産数量「出来高」等の運転状態が表示されている。
基本画面60の右側にある表示部62には、「縦ヒータ 160 160」、「縦予熱ヒータ 105 105」、「横前ヒータ 160 160」、「横後ヒータ 160 160」と、縦シール部17と横シール・切断部18のヒータの設定温度と測定温度が表示されている。
これらの表示部61、62に表示されている情報は、演算制御部21から通信回線L1を介して送られてきた情報である。
基本画面60の上部にある表示部63には、例えば、「起動スイッチで調整できます。」といったメッセージが表示される。
また、基本画面60において、右上部にはボタン64が表示され、左側上部にはボタン65(65a、65b、65c)が表示され、下部にはボタン66~68が表示されている。
ボタン64は、基本画面60に表示する製品を切り換える製品切換画面に移動するボタンであり、ボタン65(65a、65b、65c)は、表示部52に表示する内容を切り換えるボタンであり、ボタン66は、ヒータの温度設定画面に移動するボタンであり、ボタン67は、位置調整画面に移動するボタンであり、ボタン68は、目次画面に移動するボタンである。
【0034】
図5は、入力表示部34に表示される製品切換画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、70は製品切換画面、71は表示部、72a~72d、73はボタン(スイッチ)である。
図4に示す基本画面60において、ボタン64にタッチすると図5に示す製品切換画面70が入力表示部34に表示される。
製品切換画面70の表示部71には、No.(登録番号)と製品名の一覧、例えば、「01 AAAA」、「02 BBBB」、「03 CCCC」が表示されている。
この表示部71に表示されている情報は、記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録されているNo.と製品名の情報であり、演算制御部21から通信回線L1を介して送られてきた情報である。
また、製品切換画面70の左側部には、ボタン72a~72d、73が表示されている。
ボタン72a~72dは、表示部71に表示されるNo.と製品名の一覧をスクロールするボタンであり、ボタン72aと72bは上下のスクロールボタンであり、ボタン72cと72dは上下のページスクロールボタンであり、ボタン73は、基本画面60に移動するボタンである。
この製品切換画面70において、表示部71の左側に表示されているNo.の1つ、例えば「02」をタッチすると、品種切換作業確認画面(図示せず)が表示され、製品パラメータテーブル32aに登録されたNo.「02」の製品の特徴を表すパラメータ(例えば、袋長さや折り径等)が表示され、確認ボタン(図示せず)をタッチすると、生産する製品が、No.「02」、製品名「BBBB」の製品に切換えられ、切換えられた製品についての基本画面50が表示される。
この製品切換えにより、演算制御部21のパラメータも切り換えられ、動作制御部21aは、製品パラメータテーブル22aのNo.「02」(製品名「BBBB」)に登録されたパラメータに基づいて各駆動機器を制御する。
【0035】
図6は、入力表示部34に表示される目次画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、80は目次画面、81はボタン群、82はボタン(スイッチ)である。
図4に示す基本画面60において、ボタン68にタッチすると図6に示す目次画面80が入力表示部34に表示される。
目次画面80には、「1.製品名登録」、「2.生産能力・袋仕様」、「10.日付位置」、「11.スライドロール」、「12.縦シール」、「13.切断位置」等の文字が付された18個のボタンからなるボタン群81が表示され、目次画面80の右下隅に、基本画面60に移動するボタン82が表示されている。
ボタン群81の1つのボタン、例えば、「1.製品名登録」の文字が付されたボタンにタッチすると、製品名登録画面(図示せず)が入力表示部34に表示される。
この製品名登録画面においては、縦ピロー包装機1(縦ピロー包装機本体10)で生産する製品の名称等を入力することができ、入力した製品の名称は、記憶部32の設定値テーブルに登録されると共に、送受信部33から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて演算制御部21を介して記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
また、ボタン群81の1つのボタン、例えば、「2.生産能力・袋仕様」の文字が付されたボタンにタッチすると、生産能力・袋仕様設定画面(図示せず)が入力表示部34に表示される。
この生産能力・袋仕様設定画面においては、製品名登録画面で入力し、記憶部22の製品パラメータ登録テーブル22aに登録されているNo.(登録番号)の製品について、生産能力と袋仕様(袋長さ、折り径)を入力することができ、入力した生産能力と袋仕様は、パラメータとして送受信部33から通信回線L1により縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信され、送受信部23で受信されて演算制御部21を介して記憶部22の製品パラメータテーブル22aに登録される。
【0036】
図7は、入力表示部34に表示される第1調整装置による調整画面のうち日付位置調整画面の構成の例を示した画面構成図であり、図において、90は日付位置調整画面、91は表示部、91a、91bは表示ボックス、92a~92d、93はボタン(スイッチ)である。
図6に示す目次画面80において、ボタン群81の「10.日付調整」の文字が付されたボタンにタッチすると、日付位置調整画面90が入力表示部34に表示される。
日付位置調整画面90は、画面の左上に表示された「日付位置調整」の文字、画面の中央にある表示部91、表示部91の上下左右に配置されたボタン92a~92d、画面の右下にある「トップ」の文字が付されたボタン93から構成される。
表示部91においては、中央左寄りに「日付位置」の文字が大きく表示され、中央上部に「上下」の文字と表示ボックス91aが配置され、中央右側に「左右」の文字と表示ボックス91bが配置され、表示ボックス91aには、昇降ローラ13bの位置(基準位置からの距離mm)を示す数値が表示され、表示ボックス91bには、日付印字装置13aの位置(基準位置からの距離mm)を示す数値が表示されている。
この日付位置調整画面90において、ボタン92aあるいはボタン92bをタッチすると、そのタッチ信号がコンピュータ31から送受信部33、通信回線L1、送受信部23を介して動作制御部21aに送られ、動作制御部21aから昇降ローラ13bの昇降機構に動作信号が送られ、昇降ローラ13bがボタン92aあるいはボタン92bのタッチ回数又はタッチ時間に応じた距離だけ上昇しあるいは下降し、上昇後あるいは下降後の昇降ローラ13bの位置が表示ボックス91aに表示され、昇降ローラ13bが上昇あるいは下降した分だけ包材F1への日付印字位置が、上下方向(包材F1の送り方向)にずらされる。
また、ボタン92cあるいはボタン92dをタッチすると、そのタッチ信号がコンピュータ31から送受信部33、通信回線L1、送受信部23を介して動作制御部21aに送られ、動作制御部21aから日付印字装置13aの移動機構に動作信号が送られ、日付印字装置13aがボタン92cあるいはボタン92dのタッチ回数又はタッチ時間に応じた距離だけ左方向あるいは右方向に移動し、移動後の日付印字装置13aの位置が表示ボックス91bに表示され、日付印字装置13aが移動した分だけ包材F1への日付印字位置が、左右方向にずらされる。
このようにボタン92a、ボタン92bをタッチすることにより、包材F1に印字される日付の上下位置が調整され、ボタン92c、ボタン92dをタッチすることにより、包材F1に印字される日付の左右位置が調整される。
【0037】
[補助操作パネル40]
補助操作パネル40は、図1に示すようにコンピュータ41、送受信部43及び入力表示部44を備えている。
コンピュータ41は、演算処理部や記憶部(図示せず)を備え、補助操作パネル40を第1の操作モード及び第2モードで機能させるための各種処理(後述する)を行うと共に補助操作パネル40を統括的に制御する。
送受信部43は、コンピュータ41から送られてくる各種データ(信号)を通信回線L2を介して縦ピロー包装機制御部20の送受信部23に送信し、縦ピロー包装機制御部20の送受信部23から通信回線L2を介して送信される各種データ(信号)を受信してコンピュータ41に送る。
入力表示部44は、タッチパネル式の表示画面を有し、補助操作パネル40を第1の操作モード及び第2モードで操作等するための各種画面を表示する。
ている。
【0038】
[第1の操作モード]
補助操作パネル40においては、主操作パネル30が正常に機能している場合、第1の操作モードが機能する。
主操作パネル30が正常に機能しているか否かは、例えば、主操作パネル30の送受信部33から通信回線L1を介して一定のタイミングで通信信号を送信し続け、縦ピロー包装機制御部20の送受信部23で主操作パネル30(送受信部33)からの通信信号を受信し、受信した通信信号を演算制御部21に送り、演算制御部21がその通信信号を受け取り続けているか否かににより判別される。
これより、主操作パネル30から縦ピロー包装機制御部20への通信信号が途絶えた場合に、演算制御部21は、主操作パネル30が正常に機能していないと判断して、補助操作パネル40に主操作パネル30が正常に機能していないことを表す信号を送ることとなる。
よって、補助操作パネル40は、演算制御部21から主操作パネル30が正常に機能していないことを表す信号が送信されない限り、主操作パネル30が正常に機能していると判断して、第1の操作モードが機能することとなる。
この場合、補助操作パネル40から、通信回線L2を介して演算制御部21に監視信号を送り、演算制御部21が主操作パネル30からの通信信号を受取り続けている場合は、監視信号に対する応答信号を補助操作パネル40に送るようにし、監視信号に対する応答信号が途絶えない限り、主操作パネル30が正常に機能していると判断して、第1の操作モードが機能するようにしてもよい。
【0039】
第1の操作モードが機能している場合、補助操作パネル40では、縦ピロー包装機本体10の作業装置と第1調整装置の操作を行うことができる。
図8は、入力表示部44に表示される縦ピロー包装機本体10の作業装置であるエアチャック装置と包材吸着装置11bの操作画面の例を示した画面構成図であり、図において、100は作業装置操作画面、101a、101bは画面切替ボタン(スイッチ)、102は画面頁表示部、103、104は操作ボタン(スイッチ)である。
補助操作パネル40の主電源を入れると、入力表示部44には、ホーム画面として作業装置操作画面100が表示される。
作業装置操作画面100は、画面の上部の左右に設けられた画面切替ボタン101a、101b、画面の上部の中央に設けられた画面頁表示部102、画面の中央上部に設けられ「エアチャック」の文字が付された操作ボタン103、画面の中央部に設けられ「フィルムつなぎ」の文字が付された操作ボタン104から構成される。
作業装置操作画面100では、画面切替ボタン101aをタッチすると、次の画面が表示されて、画面頁表示部102の表示が「2/2」に切り替わり、次の画面で画面切替ボタン101bをタッチすると、作業装置操作画面100に戻り、画面頁表示部102の表示が「1/2」に切り替わる。
今、作業装置操作画面100において、作業者が操作ボタン103にタッチすると、そのタッチ信号がコンピュータ41に送られ、コンピュータ31がエアチャック装置の作動信号を送受信部44に送り、その作動信号は送受信部44から通信回線L2を介して縦ピロー包装機制御部20に送られ、送受信部23で受信されて演算制御部21に送られ、動作制御部21aがエアチャック装置に作動信号を送り、これによりシャフト11aのエアチャック装置が作動して、シャフト11aに巻取り包材M1が固定する作業が行われる。
また、作業者が操作ボタン104にタッチすると、同様にして作動信号が縦ピロー制御部20の演算制御部21に送られ、動作制御部21aが包材吸着装置11bに作動信号を送り、これにより包材吸着装置11bが作動して、吸着板に包材F1の一端が吸着され、シャフト11aに新しく取り付けた巻取包材M1の端部と包材吸着装置11bの吸着板に吸着させた包材F1の端部を接合する(粘着テープで止める)作業が行われる。
【0040】
図9は、入力表示部44に表示される縦ピロー包装機本体10の第1調整装置である巻取り包材左右位置調整装置の操作画面の例を示した画面構成図であり、図において、110は第1調整装置操作画面、111は調整項目表示部、112は調整値表示部、113、114a、114bは操作ボタン(スイッチ)である。
第1調整装置操作画面110の上部の構成は、作業装置操作画面100と同じであり、画面の上部左右に画面切替ボタン101a、101bが設けられ、画面の上部中央に画面頁表示部102が設けられている。
そして、第1調整装置操作画面110では、画面の中央上部に調整項目表示部111と操作ボタン113が設けられ、その下に調整値表示部112が設けられ、その下に操作ボタン114a、114bが設けられている。
今、入力表示部44に作業装置操作画面100が表示されている状態で、作業者が画面切替ボタン101aにタッチすると、第1調整装置操作画面110に切り替わり、画面頁表示部102の表示が「2/2」となる。
図9に示す第1調整装置操作画面110においては、調整項目表示部111に第1調整装置の調整項目「巻取り位置」が表示されているが、作業者が操作ボタン113をタッチすると、操作する第1調整装置が切り替わり、調整項目表示部111に表示される調整項目が切り替わる。
今、調整項目表示部111に「巻取り位置」が表示されている状態で、作業者が操作ボタン114aにタッチすると、作動信号が、補助操作パネル40から通信回線L2を介して縦ピロー包装機制御部20の演算制御部21に送られ、動作制御部21aがストッパー移動装置に作動信号を送り、これによりリング状のストッパーが左方向に一定距離だけ僅かに移動する。
また、作業者が操作ボタン114bにタッチすると、同様にして作動信号が、ストッパー移動装置に送られ、リング状のストッパーが右方向に一定距離だけ僅かに移動する。
このようにして作業者は、操作ボタン114aあるいは操作ボタン114bをタッチして、リング状のストッパーを僅かずつ左方向あるいは右方向に移動させることにより、巻取り包材M1の左右方向の位置を調整することでき、調整後のリング状のストッパー(巻取り包材M1)の位置は、調整値表示部112に表示される。図9では、リング状のストッパー(巻取り包材M1)の位置が原点から20mmの位置に調整されたため、調整値表示部112に「20mm」と表示されている。
【0041】
[第2の操作モード]
補助操作パネル40においては、主操作パネル30が故障する等して正常に機能していない場合、主操作パネル30から縦ピロー包装機制御部20への通信信号が途絶え、縦ピロー包装機制御部20から、主操作パネル30が正常に機能していないことを表す信号が送られてくる等した場合、第2の操作モードが機能する。
第2の操作モードが機能している場合、補助操作パネル40では、縦ピロー包装機本体10の作業装置と第1調整装置の操作に加えて、縦ピロー包装機本体10による製品の生産を継続するために必要な操作、具体的には、第2調整装置の操作や製品切換操作を行うことができる。
図10は、入力表示部44に表示される縦ピロー包装機本体10の第2調整装置の一つである日付印字位置調整装置による日付印字上下位置調整の操作画面の例を示した画面構成図であり、図において、120は第2調整装置操作画面、121は調整項目表示部、122は調整項目画像、123、124a、124bは操作ボタン(スイッチ)である。
第2調整装置操作画面120の上部の構成は、作業装置操作画面100と同じであり、画面の上部左右に画面切替ボタン101a、101bが設けられ、画面の上部中央に画面頁表示部102が設けられている。
そして、第2調整装置操作画面120では、画面の中央上部に調整項目表示部121が設けられ、画面の中央部に調整項目画像122が表示され、調整項目画像122を挟んでその上下に操作ボタン124a、124bが設けられている。
【0042】
今、縦ピロー包装機本体10の運転中に主操作パネル30が故障し、縦ピロー包装機本体10を運転させて製品の生産を継続するためには、第2調整装置による調整、例えば、日付印字位置調整装置による日付印字上下位置調整が必要な場合、入力表示部44に第1調整装置操作画面110が表示されている状態で、作業者が画面切替ボタン101aにタッチすると、第2調整装置操作画面120に切り替わり、画面頁表示部102の表示が「3/4」となる。
図10に示す第2調整装置操作画面120においては、調整項目表示部121に第2調整装置の調整項目「日付上下」が表示され、その調整項目を表す調整項目画像122として包装体の画像が表示されている。これは、第2調整装置が日付印字位置調整装置であり、日付印字位置調整装置を操作して日付印字の上下位置が調整できることを表している。
この場合、作業者が操作ボタン123をタッチすると、操作する第2調整装置による調整項目が切り替わり、調整項目表示部121に表示される調整項目が切り替わる。
具体的には、操作する第2調整装置による調整項目が、日付印字位置調整装置による日付印字左右位置、スライドローラ位置調整装置によるスライドローラ位置、縦シールブロック位置調整装置による縦シールブロック位置、包材切断位置調整装置による包材切断位置の順で切り替わり、調整項目表示部121に表示される調整項目が各調整装置に対応して、「日付左右」、「スライドローラ」、「縦シール」、「切断位置」に切り替わる。
【0043】
今、調整項目表示部121に「日付上下」が表示されている状態で、作業者が操作ボタン124aにタッチすると、そのタッチ信号がコンピュータ41に送られ、コンピュータ41が日付印字位置調整装置の作動信号を送受信部43に送り、その作動信号は送受信部44から通信回線L2を介して縦ピロー制御部20に送られ、送受信部23で受信されて演算制御部21に送られ、動作制御部21aが日付印字位置調整装置に作動信号を送り、これにより昇降ローラ13bが一定距離だけ僅かに上昇して、包装体P1への日付印字位置が上方に所定の長さだけ僅かにずらされる。
また、作業者が操作ボタン124bにタッチすると、同様にしてコンピュータ41からの作動信号が送受信部43、通信回線L2、送受信部23を経て、演算制御部21の動作制御部21aに送られ、昇降ローラ13bが一定距離だけ僅かに下降して、包装体P1への日付印字位置が下方に所定の長さだけ僅かにずらされる。
このようにして作業者は、操作ボタン124aあるいは操作ボタン124bをタッチして、包装体P1への日付印字位置を上方あるいは下方に僅かずつずらすことにより、日付印字上下位置を調整することできる。
他の調整項目についても、作業者は、操作ボタン123をタッチして調整項目表示部121に調整したい調整項目を表示させ、例えば、スライドローラ15の位置を調整したい場合は、調整項目表示部121に「スライドローラ」を表示させ、操作ボタン124a、124bをタッチすることにより、スライドローラ15cを前後にスライドさせその位置を調整することができる。
【0044】
図11は、縦ピロー包装機本体10が生産する製品を切り換えるために入力表示部44に表示される製品切換画面を説明するための説明図であり、図において、130は製品切換画面、131は製品内容表示部、132a、132bは操作ボタン(スイッチ)である。
製品切換画面130の上部の構成は、作業装置操作画面100と同じであり、画面の上部左右に画面切替ボタン101a、101bが設けられ、画面の上部中央に画面頁表示部102が設けられている。
そして、製品切換画面130では、画面の中央部に製品内容表示部131が設けられ、製品内容表示部131を挟んでその上下に操作ボタン132a、132bが設けられている。
今、縦ピロー包装機本体10が、No.(登録番号)「01」、製品名「AAAA」の製品を生産しているときに、主操作パネル30が故障し、その状態で「AAAA」の製品の生産を続け、それが終了して次の製品、例えば、No.(登録番号)「2」、製品名「BBBB」の製品に切り換えて、その生産をする場合、製品の切り換えの操作は次のようにして行う。
まず、例えば、入力表示部44に第1調整装置操作画面110が表示されている状態で、作業者が画面切替ボタン101aに連続してタッチすると、第2調整装置操作画面120を経て製品切換画面130に切り替わり、画面頁表示部102の表示が「4/4」となる。
製品切換画面130の製品内容表示部131には、図11(a)に示すように、現在生産している製品の内容、すなわち、「01」(No.)、「AAAA」(製品名)、「80bpm」(生産能力)、「W200×L250」(折り径×袋長さ)が表示される。
次いで、操作ボタン132a、132bをタッチし、製品内容表示部131をスルロールさせる。このスクロールにより製品内容表示部131には、製品パラメータテーブル22aに登録されたすべての製品の内容を表示することができる。
そして、図11(b)に示すように、次に生産するNo.(登録番号)「2」、製品名「BBBB」の製品の内容を製品内容表示部131に表示させる。
この状態で、製品内容表示部131にタッチすると、生産する製品が、No.「02」、製品名「BBBB」の製品に切換えられ、これにより、演算制御部21のパラメータも切り換えられ、動作制御部21aは、製品パラメータテーブル22aのNo.「02」(製品名「BBBB」)に登録されたパラメータに基づいて各駆動機器を制御することとなり、「BBBB」の製品の生産を行うことができる。
【0045】
以上のように補助操作パネル40においては、主操作パネル30が正常に機能している場合、第1の操作モードが機能し、縦ピロー包装機本体10の作業装置(エアチャック装置、包材吸着装置11b)と第1調整装置(テンションレバー位置調整装置)の操作を行うことができる。
また、補助操作パネル40においては、主操作パネル30が故障する等して正常に機能していない場合、第2の操作モードが機能し、縦ピロー包装機本体10の作業装置と第1調整装置の操作に加えて、縦ピロー包装機本体10による製品の生産を継続するために必要な第2調整装置(日付印字位置調整装置、スライドローラ位置調整装置、縦シールブロック位置調整装置、包材切断位置調整装置)の操作や製品切換操作を行うことができ、縦ピロー包装機本体10による製品の生産を継続することができる。
【0046】
[横ピロー包装機の構成]
次に、本発明の包装関連装置が横ピロー包装機である場合について説明する。
図12は、横ピロー包装機の概略構成を表した図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は平面図である。
図12において、201は横ピロー包装機、210は横ピロー包装機本体、211は包材(包装材料)供給部、211aはシャフト、212は包材送り部、212aは駆動ローラ、212bは押えローラ、212cはテンションアーム、212dはテンションローラ、213は被包装品供給部、213aは供給コンベア、214は製筒部、214aは製筒器(フォーマ)、215は紙引き部、215aは駆動ローラ、215bは押えローラ、216はセンターシール部、216a、216bはセンターシールブロック、217は目付け部、217a、217bは目付けローラ、218はエンドシール・切断部、218a、218bはエンドシールブロック、219は包装体排出部、219aは排出コンベア、220は枠体、230は主操作パネル、240は補助操作パネル、CPは被包装品、F2は包材(フィルム)、g2はガイドローラ、M2は巻取り包材、P2は包装体、TFは筒状包材、csはセンターシール部分、esはエンドシール部分である。
図12に示すように、横ピロー包装機201は、横ピロー包装機本体210、制御ボックス(図示せず)、枠体220、主操作パネル230、補助操作パネル240を備え、横ピロー包装機本体210は、制御ボックスと枠体220で構成される空間内に収納されている。
そして、横ピロー包装機201の制御部分は、上記制御ボクッスに収納されて横ピロー包装機本体210に接続された横ピロー包装機制御部(図示せず)と、横ピロー包装機制御部に通信回線を介して接続された主操作パネル230と、横ピロー包装機制御部に通信回線を介して接続された補助操作パネル240とから構成されている。
なお、図12において、枠体220は、外形を二点鎖線で表し、正面にある開閉パネル 等は省略してある。
【0047】
図12に示すように、横ピロー包装機本体210は、包材(包装材料)供給部211、包材送り部212、被包装品供給部213、製筒部214、紙引き部215、センターシール部216、目付け部217、エンドシール・切断部218、包装体排出部219等から構成される。
包材供給部211は、シャフト211aに取り付けられた巻取り包材M2を繰り出す巻取り包材供給装置(図示せず)等を備え、巻取り包材M2から包材F2を繰り出す。
包材送り部212は、駆動ローラ212aと押えローラ212bで包材F2を挟み込み、モータ(図示せず)により駆動ローラ212aを回転させて、包材F2を一定長さだけ送り出し、テンションアーム212cに取り付けられたテンションローラ212dにより、包材F2を製筒部214に案内する。
被包装品供給部213は、ベルトコンベア213a上に被包装品CPを載せ、筒状包材TFの中に被包装品CPを充填する。
製筒部214は、製筒器(フォーマ)214aにより包材F2を筒状包材TFに成形(製筒)する。
紙引き部215は、駆動ローラ215aと押えローラ215bで筒状包材TFの重ね合せされた端部を挟み込み、モータ(図示せず)により駆動ローラ215aを回転させて、筒状包材TFを一定長さだけ送り出す。
センターシール部216は、ヒータ(図示せず)で加熱したセンターシールブロック216a、216bで重ね合せされた筒状包材TFの端部を挟み込み、筒状包材TFにセンターシールcsを施す。
目付け部217は、目付けローラ217a、217bで筒状包材TFのセンターシールcsを挟み込み、モータ(図示せず)により一方の目付けローラ217aを回転させてセンターシールcsに目付けを施す。
エンドシール・切断部218は、ヒータ(図示せず)で加熱したエンドシールブロック218a、218bで筒状包材TFの先端部を挟み込んでエンドシールを施してエンドシール部分esを形成し、エンドシール部分esの中央部を切断して、被包装品CPが袋詰めされた包装体P2を生成する。
包装体排出部219は、包装体P2を排出コンベア49aにより排出する。
【0048】
[横ピロー包装機本体210の作業装置・調整装置]
横ピロー包装機本体210の作業装置には、テンションアーム212cの開閉装置等がある。
テンションアーム212cは、上端側が枠体220のフレーム(図示せず)に回転可能に支持された一対のアームからなり、テンションローラ212dを支持してテンションローラ212dによって製筒器(フォーマ)214aに案内される包材F2の案内角度を調整するものである。
テンションアーム212cの開閉装置は、テンションアーム212cが回転しないように回転軸をロックし、また、回転軸のロックを外し、テンションアーム212cを回転できるようにする装置である。
テンションアーム212cの角度は、横ピロー包装機201が生産する製品毎に定められ、作業者は、テンションアーム212cの開閉装置を作動させて、回転軸のロックを外し、テンションアーム212cを回転可能にして、その定められた角度にテンションアーム212cの角度の設定・調整を行い、設定・調整終了後、テンションアーム212cの開閉装置を作動させて、回転軸をロックし、テンションアーム212cを回転不能にする。
テンションローラ212dは、テンションアーム212cに回転自在かつスライド可能に支持され、テンションアーム212c上をスライド移動して、テンションローラ212dから製筒器(フォーマ)214aまでの包材F2のパス長を調整するものである。
このテンションローラ212dのテンションアーム212c上の位置(テンションローラ距離)は、横ピロー包装機201が生産する製品毎に定められ、その定められた位置にテンションアーム212cが手動でスライド移動され、テンションローラ距離の設定・調整が行われる。
横ピロー包装機本体210の第1調整装置には、巻取り包材左右位置調整装置等がある。
巻取り包材左右位置調整装置は、シャフト211aに取り付けられるリング状のストッパーとこのリング状のストッパーをシャフト211aに沿って移動させるストッパー移動装置(いずれも図示せず)を備え、その構造・機能は、縦ピロー包装機本体10の巻取り包材左右位置調整装置と同じである。
横ピロー包装機本体210の第2調整装置には、エンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置等がある。
エンドシールブロック218a、218bは、待機位置から上下方向に移動可能となっており、待機位置の高さ(エンドシーラ高さ)は横ピロー包装機201が生産する製品によって決まり、エンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置により、その決められた待機位置の高さにエンドシールブロック218a、218bが移動され、エンドシーラ高さの設定・調整が行われる。
【0049】
横ピロー包装機制御部は、縦ピロー包装機制御部20と同様に、演算制御部、記憶部及び送受信部を備えている(図1参照)。
横ピロー包装機制御部の演算制御部は、縦ピロー包装機制御部20の演算制御部21と同様に、動作制御部、測定情報管理部、生産情報管理部を備え、その機能は、演算制御部21の動作制御部21a、測定情報管理部、生産情報管理部の機能と同じである。
横ピロー包装機制御部の記憶部には、縦ピロー包装機制御部20の記憶部22と同様に製品パラメータテーブルが記憶され、その構成は、製品パラメータテーブル22aと同じである(図3参照)。
そして、横ピロー包装機制御部の記憶部の製品パラメータテーブルには、No.(登録番号)、製品名、生産能力、袋長さ、製品長さ、ヒータ温度(ヒータバー手前、ヒータバー奥、エンドシーラ上、エンドシーラ下)等の横ピロー包装機201による生産に必要なパラメータが登録されている。
【0050】
主操作パネル230は、横ピロー包装機本体210の目付け部217の上方に取り付けられ、縦ピロー包装機1の主操作パネル30と同様に、演算処理部、記憶部、送受信部及び入力表示部を備え、入力表示部には、横ピロー包装機本体210を操作するための各種画面が表示される。
すなわち、主操作パネル230の入力表示部には、縦ピロー包装機1の主操作パネル30と同様に、基本画面、製品切換画面、目次画面等が表示され、横ピロー包装機本体210の運転状態の表示、製品切換、各種画面の選定等が行われる(図4~6参照)。
この場合、主操作パネル230の目次画面には、縦ピロー包装機1の主操作パネル30の目次画面70における第2調整装置の操作画面を呼び出すボタン(「10.日付上下」、「11.日付左右」、「12.スライドロール」、「13.縦シール」、「14.切断位置」の文字が付されたボタン)に代えて、「10.エンドシーラ高さ」の文字が付されたボタンが表示される
そして、主操作パネル230の入力表示部の目次画面において、「10.エンドシーラ高さ」の文字が付されたボタンをタッチすることにより、エンドシーラ高さを調整する画面(図示せず)が表示され、エンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置を操作して、エンドシーラ高さを調整することができる。
【0051】
[補助操作パネル240]
補助操作パネル240は、主操作パネル230から離れた位置である包材送り部212の上方であって、テンションアーム212c等の近傍に取り付けられ、縦ピロー包装機1の補助操作パネル40と同様に、コンピュータ、送受信部及び入力表示部を備えている(図1参照)。
補助操作パネル240のコンピュータは、演算処理部や記憶部を備え、補助操作パネル240を第1の操作モード及び第2モードで機能させるための各種処理(後述する)を行うと共に補助操作パネル240を統括的に制御する。
補助操作パネル240の送受信部43は、補助操作パネル240のコンピュータと横ピロー包装機制御部との間で行われる通信回線による通信に際し、各種データ(信号)の送受信を行う。
補助操作パネル240の入力表示部は、タッチパネル式の表示画面を有し、補助操作パネル240を第1の操作モード及び第2モードで操作等するための各種画面を表示する。
ている。
【0052】
[第1の操作モード]
補助操作パネル240においては、縦ピロー包装機1の補助操作パネル40と同様に、主操作パネル230が正常に機能している場合、第1の操作モードが機能する。
主操作パネル230が正常に機能しているか否かは、縦ピロー包装機1の主操作パネル30が正常に機能しているか否かと同じ方法で判別される。
すなわち、主操作パネル230が正常に機能しているか否かは、例えば、主操作パネル230から通信回線L1を介して一定のタイミングで通信信号を送信し続け、横ピロー包装機制御部で主操作パネル230からの通信信号を受信し、その通信信号を受信し続けているか否かににより判別される。
これより、主操作パネル230から横ピロー包装機制御部への通信信号が途絶えた場合に、横ピロー包装機制御部は、主操作パネル230が正常に機能していないと判断して、補助操作パネル240に主操作パネル230が正常に機能していないことを表す信号を送ることとなる。
よって、補助操作パネル240は、横ピロー包装機制御部から主操作パネル230が正常に機能していないことを表す信号が送信されない限り、主操作パネル230が正常に機能していると判断して、第1の操作モードが機能することとなる。
この場合、補助操作パネル240から、通信回線を介して横ピロー包装機制御部に監視信号を送り、横ピロー包装機制御部が主操作パネル230からの通信信号を受取り続けている場合は、監視信号に対する応答信号を補助操作パネル240に送るようにし、監視信号に対する応答信号が途絶えない限り、主操作パネル230が正常に機能していると判断して、第1の操作モードが機能するようにしてもよい。
第1の操作モードが機能している場合、補助操作パネル240では、横ピロー包装機本体210の作業装置と第1調整装置の操作を行うことができる。
図13は、補助操作パネル240の入力表示部に表示される横ピロー包装機本体210の作業装置であるテンションアーム212cの開閉装置の操作画面の例を示した画面構成図であり、図において、300は作業装置操作画面、301a、301bは画面切替ボタン(スイッチ)、302は画面頁表示部、303、304は操作ボタン(スイッチ)である。
作業装置操作画面300は、画面の上部の左右に設けられた画面切替ボタン301a、301b、画面の上部の中央に設けられた画面頁表示部302、「テンションアーム UNLOCK」の文字が付された操作ボタン303、「テンションアーム LOCK」の文字が付された操作ボタン304から構成される。
今、作業装置操作画面300において、作業者が操作ボタン303にタッチすると、そのタッチ信号が、補助操作パネル240と通信回線で接続された横ピロー包装機制御部の演算制御部に送られ、演算制御部の動作制御部がテンションアーム212cの開閉装置に作動信号を送り、これにより開閉装置が作動して、テンションアーム212cの回転軸のロックを外し、テンションアーム212cを回転可能にし、テンションアーム212cの角度調整が行われ、角度調整が終了すると、作業者が操作ボタン304にタッチし、テンションアーム212cの開閉装置が作動し、回転軸をロックし、テンションアーム212cを回転不能にする。
また、作業装置操作画面300で、画面切替ボタン301aをタッチすると、第1調整装置操作画面に切り替わり、画面頁表示部102の表示が「2/2」となる。
第1調整装置操作画面は、図9に示す第1調整装置操作画面110と同じような画面であり、第1調整装置操作画面巻取り包材M2の左右方向の位置を調整することできる画面である。
【0053】
[第2の操作モード]
補助操作パネル240においては、縦ピロー包装機1の補助操作パネル40と同様に、主操作パネル230が故障する等して正常に機能していない場合、第2の操作モードが機能する。
第2の操作モードが機能している場合、補助操作パネル240では、横ピロー包装機本体210の第1調整装置の操作に加えて、横ピロー包装機本体210による製品の生産を継続するために必要な操作、具体的には、第2調整装置の操作や製品切換操作を行うことができる。
図14は、補助操作パネル240の入力表示部に表示される横ピロー包装機本体210の第2調整装置の一つであるエンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置の操作画面の例を示した画面構成図であり、図において、310は第2調整装置操作画面、311は調整項目表示部、312は調整項目画像、313は調整値表示部、314、315a、315bは操作ボタン(スイッチ)である。
第2調整装置操作画面310の上部の構成は、第1調整装置操作画面300と同じであり、画面の上部左右に画面切替ボタン301a、301bが設けられ、画面の上部中央に画面頁表示部302が設けられている。
そして、第2調整装置操作画面310では、画面の中央左側上部に調整項目表示部311が設けられ、画面の中央部から下方に調整項目画像312が表示され、画面の中央やや右側に調整値表示部313が設けられ、画面の右側に操作ボタン315a、315bが設けられている。
【0054】
今、横ピロー包装機本体210の運転中に主操作パネル230が故障し、横ピロー包装機本体210を運転させて製品の生産を継続するためには、第2調整装置による調整、例えば、エンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置による調整が必要な場合、補助操作パネル240の入力表示部に第1調整装置操作画面300が表示されている状態で、作業者が画面切替ボタン301aに連続してタッチすると、終了予測画面を経て第2調整装置操作画面310に切り替わり、画面頁表示部302の表示が「3/4」となる。
図14に示す第2調整装置操作画面310においては、調整項目表示部311に第2調整装置の調整項目「エンドシーラ高さ」が表示され、その調整項目を表す調整項目画像312としてエンドシール・切断部218の画像が表示されている。これは、第2調整装置がエンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置であり、この高さ調整装置を操作してエンドシーラ高さが調整できることを表している。
この場合、作業者が操作ボタン123をタッチすると、操作する第2調整装置が切り替わり、調整項目表示部121に表示される調整項目が切り替わる。
【0055】
今、調整項目表示部311に「エンドシーラ高さ」が表示されている状態で、作業者が操作ボタン315aにタッチすると、作動信号が、主操作パネル230から通信回線を介して横ピロー包装機制御部の演算制御部に送られ、演算制御部の動作制御部がエンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置に作動信号を送り、これによりエンドシールブッロック218a、218bが一定距離だけ僅かに上昇する。
また、作業者が操作ボタン315bにタッチすると、同様にして作動信号が、エンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置に送られ、エンドシールブッロック218a、218bが一定距離だけ僅かに下降する。
このようにして作業者は、操作ボタン315aあるいは操作ボタン315bをタッチして、エンドシールブッロック218a、218bを僅かずつ上昇、下降させることにより、エンドシーラ高さを調整することでき、調整後のエンドシーラ高さは、調整値表示部313に表示される。図14では、エンドシーラ高さが10mmに調整されたため、調整値表示部313に「10mm」と表示されている。
【0056】
図15は、横ピロー包装機本体210が生産する製品を切り換えるために補助操作パネル240の入力表示部に表示される製品切換画面を説明するための説明図であり、図において、320は製品切換画面、321は製品内容表示部、322a、322bは操作ボタン(スイッチ)である。
製品切換画面320の上部の構成は、第1調整装置操作画面300と同じであり、画面の上部左右に画面切替ボタン301a、301bが設けられ、画面の上部中央に画面頁表示部302が設けられている。
そして、製品切換画面320では、画面の右端部を除く部分に製品内容表示部321が設けられ、画面の右端部に操作ボタン322a、322bが設けられている。
今、横ピロー包装機本体210が、No.(登録番号)「01」、製品名「aaaa」の製品を生産しているときに、主操作パネル230が故障し、その状態で「aaaa」の製品の生産を続け、それが終了して次の製品、例えば、No.(登録番号)「2」、製品名「bbbb」の製品に切り換えて、その生産をする場合、製品の切り換えの操作は次のようにして行う。
まず、例えば、補助操作パネル240の入力表示部に第1調整装置操作画面300が表示されている状態で、作業者が画面切替ボタン301aに連続してタッチすると、終了予測画面、第2調整装置操作画面310を経て製品切換画面320に切り替わり、画面頁表示部302の表示が「4/4」となる。
製品切換画面320の製品内容表示部321には、図15(a)に示すように、現在生産している製品の内容、すなわち、「01」(No.)、「aaaa」(製品名)、「100bpm」(生産能力)、「W100×L3000」(折り径×袋長さ)が表示される。
次いで、操作ボタン322a、322bをタッチし、製品内容表示部321をスルロールさせる。このスクロールにより製品内容表示部321には、横ピロー包装機制御部の製品パラメータテーブルに登録されたすべての製品の内容を表示することができる。
そして、図15(b)に示すように、次に生産するNo.(登録番号)「2」、製品名「bbb」の製品の内容を製品内容表示部321に表示させる。
この状態で、製品内容表示部321にタッチすると、生産する製品が、No.「02」、製品名「bbb」の製品に切換えられ、これにより、横ピロー包装機制御部の演算制御部のパラメータも切り換えられ、動作制御部は、製品パラメータテーブルのNo.「02」(製品名「bbbb」)に登録されたパラメータに基づいて各駆動機器を制御することとなり、「bbbb」の製品の生産を行うことができる。
【0057】
以上のように補助操作パネル240においては、主操作パネル230が正常に機能している場合、第1の操作モードが機能し、横ピロー包装機本体210の第1調整装置(テンションアーム212cの角度調整装置)の操作を行うことができる。
また、補助操作パネル240においては、主操作パネル230が故障する等して正常に機能していない場合、第2の操作モードが機能し、横ピロー包装機本体210の作業装置、第1調整装置の操作に加えて、横ピロー包装機本体210による製品の生産を継続するために必要な第2調整装置(エンドシールブッロック218a、218bの高さ調整装置)の操作や製品切換操作を行うことができ、横ピロー包装機本体210による製品の生産を継続することができる。
【産業上の利用可能性】
【0058】
本発明の補助操作パネル及び包装関連装置は、各種作業装置や調整装置の操作を一箇所で行うことができ、操作パネルが故障しても包装関連装置の生産を継続するための操作ができ、ピロー包装機、ラッピング包装機、上包み包装機、箱詰め装置等に利用できる。
【符号の説明】
【0059】
1 縦ピロー包装機
10 縦ピロー包装機本体
11 包材(包装材料)供給部
11a シャフト
11b 包材吸着装置
12 張力調整部
12a 搖動機構
12b テンションローラ
12c テンションレバー
13 日付印字部
13a 日付印字装置
13b 昇降ローラ
14 被包装品供給部
14a ホッパー
14b 充填筒
15 製筒部
15a 製筒器(フォーマ)
15b 押さえ部材
15c スライドローラ
16 包材送り部
16a プーリー
16b 送りベルト
17 縦シール部
17a、17b 縦シールブロック
18 横シール・切断部
18a、18b 横シールブロック
19 包装体排出部
19a ベルトコンベア
20 縦ピロー包装機制御部
21 演算制御部
21a 動作制御部
22 記憶部
22a 製品パラメータテーブル
23 送受信部
30 主操作パネル
31 コンピュータ
33 送受信部
34 入力表示部
40 補助操作パネル
41 送受信部
43 送受信部
44 入力表示部
50 制御ボックス
50a 正面
51 枠体
52a、52b 正面開閉パネル
53a、53b 背面開閉パネル
54 側面パネル
55 上面パネル
60 基本画面
61~63 表示部
64~68 ボタン
70 製品切換画面
71 表示部
72、72a~72d、73はボタン
80 目次画面
81 ボタン群
82 ボタン
90 日付位置調整画面
91 表示部
91a、91bは表示ボックス
92a~92d、93 ボタン
100 作業装置操作画面
101a、101b 画面切替ボタン
102 画面頁表示部
103、104 操作ボタン
110 第1調整装置操作画面
111 調整項目表示部
112 調整値表示部
113、114a、114b 操作ボタン
120 第2調整装置操作画面
121 調整項目表示部
122 調整項目画像
123、124a、124b 操作ボタン
130 製品切換画面
131 製品内容表示部
132a、132b 操作ボタン
201 横ピロー包装機
210 横ピロー包装機本体
211 包材(包装材料)供給部
211a シャフト
212 包材送り部
212a 駆動ローラ
212b 押えローラ
212c テンションアーム
212d テンションローラ
213 被包装品供給部
213a 供給コンベア
214 製筒部
214a 製筒器(フォーマ)
215 紙引き部
215a 駆動ローラ
215b 押えローラ
216 センターシール部
216a、216b センターシールブロック
217 目付け部
217a、217b 目付けローラ
218 エンドシール・切断部
218a、218b エンドシールブロック
219 包装体排出部
219a 排出コンベア
220 枠体
230 主操作パネル
240 補助操作パネル
300 作業装置操作画面
301a、301b 画面切替ボタン
302 画面頁表示部
303、304 操作ボタン
310 第2調整装置操作画面
311 調整項目表示部
312 調整項目画像
313 調整値表示部
314、315a、315b 操作ボタン
320 製品切換画面
321 製品内容表示部
322a、322b 操作ボタン
CP 被包装品
F1、F2 包材(フィルム)
g1、g2 ガイドローラー
M1、M2 巻取り包材
P1、P2 包装体
TF 筒状包材
cs センターシール部分
es エンドシール部分
ts 縦シール部分
ys 横シール部分
L1、L2 通信回線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15