(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-05
(45)【発行日】2023-09-13
(54)【発明の名称】胴回り調節可能な装置
(51)【国際特許分類】
A61M 29/00 20060101AFI20230906BHJP
【FI】
A61M29/00
(21)【出願番号】P 2020545711
(86)(22)【出願日】2019-02-28
(86)【国際出願番号】 US2019019920
(87)【国際公開番号】W WO2019169056
(87)【国際公開日】2019-09-06
【審査請求日】2022-02-15
(32)【優先日】2018-02-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2018-06-12
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520328637
【氏名又は名称】ジャヨル、ベンジャミン・エルネスト・エロイーズ
【氏名又は名称原語表記】JAYOL,Benjamin,Ernest Helois
【住所又は居所原語表記】1152 Gordon St, Apt 1, Los Angeles, CA 90038 USA
(74)【代理人】
【識別番号】100190414
【氏名又は名称】芹澤 友之
(74)【代理人】
【識別番号】110002413
【氏名又は名称】弁理士法人ベリーベスト国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジャヨル、ベンジャミン・エルネスト・エロイーズ
【審査官】竹下 晋司
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2017/011389(WO,A1)
【文献】特表2003-523247(JP,A)
【文献】米国特許第09066843(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 29/00
A61H 19/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
胴回り調整可能装置であって、
A)第1端部および第2端部を有する少なくとも1つのコントローラー、
B)第1端部、中間部、第2端部、および長手方向軸を有する少なくとも1つのねじ付き軸であって、
ここで前記ねじ付き軸の前記第1端部は、前記コントローラーの前記第2端部に接続されているもの、
C)コントローラーの第1端部、複数のシャフト部材溝および複数のシャフト部材突起を有するシャフト部材の第2端部、およびねじなし管を有するハウジングであって、
ここでねじなし管は、前記ねじ付き軸の前記第1端部を受け入れ、
ここで前記ハウジングは、少なくとも前記コントローラーの前記第2端部および前記ねじ付き軸の前記第1端部を囲むもの、
D)傾斜面を有する円錐部分、平坦な回転防止コネクタ、大文字のT形回転防止コネクタ、および傾斜した大文字Tからなるグループから選択された少なくとも1つの回転防止コネクタ、および、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじなし管からなるグループから選択される管を有する、少なくとも1つのモジュール、
E)少なくとも1つのハウジング溝を有する第1端部、中央部、傾斜接面を備えた少なくとも1つのモジュール窪み、少なくとも1つのモジュールコネクタ溝、および先端を有する複数のシャフト部材であって、
ここで前記複数のシャフト部材は、前記ねじ付き軸と前記モジュールを取り囲み、
ここで複数のシャフト部材溝と前記ハウジングの複数のシャフト部材突起とを有する前記シャフト部材の第2端部は、前記シャフト部材の前記第1端部をスライド可能に受容し、
ここで前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュールキャビティは、前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分を滑ることが可能なように受け入れ、
ここで、前記シャフト部材の前記モジュールコネクター窪みは前記モジュールの前記回転防止コネクターをスライド可能に受容するもの、
そして、
F)第1端部、中間部、先端と鞘胴回りを持つ少なくとも1つの鞘であって、
なおここで、前記鞘は少なくとも前記の複数のシャフト部材をとり囲み、
なおここで、前記鞘は軟性材料でつくられているもの、
で構成され、ここで、
前記コントローラーが前記鞘胴回りを増加させる方向に回転するとき、
前記ねじ付き軸が回転し、
前記モジュールが、前記シャフト部材の前記モジュールコネクタ溝にスライド可能に接続された前記モジュールの前記回転防止コネクタによって前記ねじ付き軸の前記長手方向軸の周りで回転することが防止され、前記ねじ付き軸に沿って移動し、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の外側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の反対方向に移動し、
前記鞘は弾性的にその元の形から変形し、前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加したときに、前記コントローラーが前記鞘胴回りを減少させる方向に回転するとき、
前記ねじ付き軸が回転し、
前記モジュールが、前記シャフト部材の前記モジュールコネクタ溝にスライド可能に接続された前記モジュールの前記回転防止コネクタによって前記ねじ付き軸の前記長手方向軸の周りで回転することが防止され、前記ねじ付き軸に沿って戻るように移動し、
前記鞘はその元の形に戻ろうとし、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の中側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の方向に戻るように移動し、
そして前記鞘胴回りの胴回り寸法が減少し、
ここで前記鞘の胴回りの胴回り寸法の増加と前記鞘の胴回りの胴回り寸法の減少は繰り返し可能である装置。
【請求項2】
胴回り調整可能装置であって、
A)第1端部および第2端部を有する少なくとも1つのコントローラー、
B)第1端部、中間部、第2端部、および長手方向軸を有する少なくとも1つのねじ付き軸であって、
前記ねじ付き軸の前記第1端部は、前記コントローラーの前記第2端部に接続されているもの、
C)コントローラー第1端部、複数のシャフト部材溝および複数のシャフト部材突起を有するシャフト部材の第2端部、コントローラー管、およびねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを有するねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを有するねじなし管からなる群から選択されるハウジング管、を有するハウジングであって、
ここで前記コントローラー管は、前記コントローラーの前記第2端部および前記ねじ付き軸の第1端部を受け入れ、
ここで前記ハウジングは、前記コントローラーの前記第2端部および前記ねじ付き軸の第1端部をとり囲むもの、
D)傾斜面を有する円錐部分、および、ねじなし管、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじなし管からなるグループから選択されるモジュール管を有する、少なくとも1つのモジュールであって、
ここで前記モジュール管はねじ付き軸を受け入れ、
ここで前記モジュールは前記ねじ付き軸に固定されているもの、
E)少なくとも1つのハウジング溝を有する第1端部、中央部、傾斜接面を備えた少なくとも1つのモジュール窪み、少なくとも1つのモジュールコネクタ溝、および先端を有する複数のシャフト部材であって、
ここで前記複数のシャフト部材は、前記ねじ付き軸と前記モジュールを取り囲み、
ここで、前記ハウジングの複数のシャフト部材溝と複数のシャフト部材突起とを有する前記シャフト部材第2端部は、前記シャフト部材の前記第1端部をスライド可能に受容し、
ここで前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュールキャビティは、前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分を滑ることが可能なように受け入れるもの、
そして、
F)第1端部、中間部、先端と鞘胴回りを持つ少なくとも1つの鞘であって、
ここで、前記鞘は少なくとも前記の複数のシャフト部材をとり囲み、
ここで前記鞘は軟性材料でつくられているもの、
で構成され、
ここで、前記コントローラーが前記鞘胴回りを増加させる方向に回転するとき、
前記コントローラー、前記ねじ付き軸、前記モジュールが回転し、前記ねじ付き軸の前記長手軸に沿って移動し、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の外側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の反対方向に移動し、
前記鞘は弾性的にその元の形から変形し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加したときに、前記コントローラーが前記鞘胴回りを減少させる方向に回転するとき、
前記コントローラー、前記ねじ付き軸、前記モジュールが回転し、そして前記ねじ付き軸の前記長手軸に沿って戻るように移動し、
前記シャフト部材の前記ねじ付き軸に沿って戻るように移動し、
前記鞘はその元の形に戻ろうとし、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の中側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の方向に戻るように移動し、
そして前記鞘胴回りの胴回り寸法が減少する
ここで前記鞘の胴回りの胴回り寸法の増加と前記鞘の胴回りの胴回り寸法の減少は繰り返し可能である
装置。
【請求項3】
胴回り調整可能装置であって、
A)第1端部および、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを有するねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを有するねじなし管からなる群から選択されるねじ付き軸管を持つ第2端部を有する少なくとも1つのコントローラー、
B)第1端部、中間部、第2端部、および長手方向軸を有する少なくとも1つのねじ付き軸であって、
前記コントローラーの前記第2端部のねじ付き軸管が前記ねじ付き軸の前記第1端部を受け入れるもの、
C)コントローラーの第1端部、複数のシャフト部材溝および複数のシャフト部材突起を有するシャフト部材第2端部、およびねじなし管を有するハウジングであって、
ここで前記ねじなし管は、前記ねじ付き軸の第1端部を受け入れ、
ここで前記ハウジングは、前記コントローラーの前記第2端部および前記ねじ付き軸の第1端部をとり囲むもの、
D)傾斜面を有する少なくとも1つの円錐部分、平坦な回転防止コネクタ、大文字のT形回転防止コネクタ、および傾斜した大文字Tからなるグループから選択された少なくとも1つの回転防止コネクタ、および、ねじなし管、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじなし管からなるグループから選択されるモジュール管を有する、少なくとも1つのモジュールであって、
ここで前記モジュール管はねじ付き軸を受け入れ、
ここで前記モジュールは前記ねじ付き軸に固定されているもの、
E)少なくとも1つのハウジング溝を有する第1端部、中央部、傾斜接面を持つ少なくとも1つのモジュール窪み、少なくとも1つのモジュールコネクタ溝、および先端を有する複数のシャフト部材であって、
ここで前記複数のシャフト部材は、前記ねじ付き軸と前記モジュールを取り囲み、
ここで、複数のシャフト部材溝と複数のシャフト部材突起とを有する前記ハウジングの前記シャフト部材第2端部は、前記シャフト部材の前記第1端部をスライド可能に受容し、
ここで前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュールキャビティは、前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分を滑ることが可能なように受け入れ、
ここで、前記シャフト部材の前記モジュールコネクター窪みは前記モジュールの回転防止コネクターをスライド可能に受容するもの、
そして、
F)第1端部、中間部、先端と鞘胴回りを持つ少なくとも1つの鞘であって、
ここで、前記鞘は少なくとも前記の複数のシャフト部材をとり囲み、
ここで前記鞘は軟性材料でつくられているもの、
で構成され、
ここで、前記コントローラーが前記鞘胴回りを増加させる方向に回転するとき、
前記シャフト部材の前記モジュールコネクタ溝にスライド可能に接続された前記モジュールの前記回転防止コネクタによって前記ねじ付き軸の前記長手方向軸の周りで回転することが防止された前記ねじ付き軸と前記モジュールは、前記ねじ付き軸の前記長手軸に沿って移動し、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の外側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の反対方向に移動し、
前記鞘は弾性的にその元の形から変形し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加したときに、前記コントローラーが前記鞘胴回りを減少させる方向に回転するとき、
前記ねじ付き軸と前記モジュールが、前記シャフト部材の前記モジュールコネクタ溝にスライド可能に接続された前記モジュールの前記回転防止コネクタによって前記ねじ付き軸の前記長手方向軸の周りで回転することが防止され、前記ねじ付き軸の前記長手軸に沿って戻るように移動し、
前記鞘はその元の形に戻ろうとし、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の中側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の方向に戻るように移動し、
そして前記鞘胴回りの胴回り寸法が減少する
ここで前記鞘の胴回りの胴回り寸法の増加と前記鞘の胴回りの胴回り寸法の減少は繰り返し可能である
装置。
【請求項4】
胴回り調整可能装置であって、
A)第1端部および第2端部を有する少なくとも1つのコントローラー、
B)第1端部、中間部、第2端部、および長手方向軸を有する少なくとも1つのねじ付き軸であって、
ここで前記ねじ付き軸の前記第1端部は、前記コントローラーの前記第2端部に接続されているもの、
C)コントローラーの第1端部、複数のシャフト部材溝および複数のシャフト部材突起を有するシャフト部材第2端部、少なくとも1つのモジュール回転防止突起、およびねじなし管を有するハウジングであって、
ここでねじなし管は、前記ねじ付き軸の前記第1端部を受け入れ、
ここで前記ハウジングは、少なくとも前記コントローラーの前記第2端部および前記ねじ付き軸の前記第1端部を囲むもの、
D)傾斜面を有する円錐部分、少なくとも1つのハウジング回転防止窪み、および、ねじ付き管、ファスナーキャビティを持つねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを持つなじなし管からなるグループから選択される管を有する、少なくとも1つのモジュールであって、
ここで、前記モジュールの前記ハウジング回転防止窪みは、前記ハウジングの前記モジュール回転防止突起をスライド可能に受け入れるもの、
E)少なくとも1つのハウジング溝を有する第1端部、中央部、傾斜接面を備えた少なくとも1つのモジュール窪み、および先端を有する複数のシャフト部材であって、
ここで前記複数のシャフト部材は、前記ねじ付き軸と前記モジュールを取り囲み、
ここで前記ハウジングの複数のシャフト部材溝と複数のシャフト部材突起とを有する前記シャフト部材第2端部は、前記シャフト部材の前記第1端部をスライド可能に受容し、
ここで前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュールキャビティは、前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分を滑ることが可能なように受け入れるもの、
そして、
F)第1端部、中間部、先端と鞘胴回りを持つ少なくとも1つの鞘であって、
ここで前記鞘は少なくとも前記の複数のシャフト部材をとり囲み、
ここで前記鞘は軟性材料でつくられているもの、
で構成され、
ここで、前記コントローラーが前記鞘胴回りを増加させる方向に回転するとき、
前記ねじ付き軸は回転し、
前記モジュールのハウジング回転防止窪みにスライド可能に接続された前記ハウジングのモジュール回転防止突起によって、前記ねじ付き軸の前記長手軸の周りに回転することを防止された前記モジュールは、前記ねじ付き軸に沿って移動し、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の外側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の反対方向に移動し、
前記鞘は弾性的にその元の形から変形し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加し、
ここで、前記コントローラーが前記鞘胴回りを減少させる方向に回転するとき、
前記ねじ付き軸は回転し、
前記モジュールの前記ハウジング回転防止窪みにスライド可能に接続された前記ハウジングのモジュール回転防止突起によって、前記ねじ付き軸の前記長手軸の周りに回転することを防止された前記モジュールは、前記ねじ付き軸に沿って戻るように移動し、
前記鞘はその元の形に戻ろうとし、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の中側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじシャフトの前記長手軸の方向に移動し、
前記鞘は弾性的にその元の形に戻り、そして前記鞘胴回りの胴回り寸法が減少し、
ここで前記鞘の胴回りの胴回り寸法の増加と前記鞘の胴回りの胴回り寸法の減少は繰り返し可能である
装置。
【請求項5】
胴回り調整可能装置であって、
A)第1端部および、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを有するねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを有するねじなし管からなる群から選択されるねじ付き軸管を持つ第2端部を有する少なくとも1つのコントローラー、
B)第1端部、中間部、第2端部、および長手方向軸を有する少なくとも1つのねじ付き軸であって、
前記コントローラーの前記第2端部のねじ付き軸管が前記ねじ付き軸の前記第1端部を受け入れるもの、
C)コントローラーの第1端部、複数のシャフト部材溝および複数のシャフト部材突起を有するシャフト部材の第2端部、少なくとも1つのモジュール回転防止突起、およびねじなし管を有するハウジングであって、
ここで前記ねじなし管は、前記ねじ付き軸の第1端部を受け入れ、
ここで前記ハウジングは、前記コントローラーの前記第2端部および前記ねじ付き軸の第1端部をとり囲むもの、
D)傾斜面を有する少なくとも1つの円錐部分、少なくとも1つのハウジング回転防止窪み、および、ねじなし管、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじ付き管、および少なくとも1つのファスナーキャビティを持つねじなし管からなるグループから選択されるモジュール管を有する、少なくとも1つのモジュールであって、
ここで前記モジュールの前記ハウジング回転防止窪みは、前記ハウジングの前記モジュール回転防止突起をスライド可能に受け入れ、
ここで前記モジュール管は前記ねじ付き軸を受け入れ、
ここで前記モジュールは前記ねじ付き軸に固定されているもの、
E)少なくとも1つのハウジング溝を有する第1端部、中央部、傾斜接面を持つ少なくとも1つのモジュール窪み、および先端を有する複数のシャフト部材であって、
ここで前記複数のシャフト部材は、前記ねじ付き軸と前記モジュールを取り囲み、
ここで、複数のシャフト部材溝と複数のシャフト部材突起とを有する前記ハウジングの前記シャフト部材第2端部は、前記シャフト部材の前記第1端部をスライド可能に受容し、
ここで前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュールキャビティは、前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分を滑ることが可能なように受け入れるもの、
そして、
F)第1端部、中間部、先端と鞘胴回りを持つ少なくとも1つの鞘であって、
ここで、前記鞘は少なくとも前記の複数のシャフト部材をとり囲み、
ここで前記鞘は軟性材料でつくられているもの、
で構成され、
ここで、前記コントローラーが前記鞘胴回りを増加させる方向に回転するとき、
前記モジュールのハウジング回転防止窪みにスライド可能に接続された前記ハウジングのモジュール回転防止突起によって前記ねじ付き軸の前記長手方向軸の周りで回転することが防止された前記ねじ付き軸と前記モジュールは、前記軸の前記長手軸に沿って移動し、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の外側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじ付き軸の前記長手軸の反対方向に移動し、
前記鞘は弾性的にその元の形から変形し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加し、
前記鞘胴回りの胴回り寸法が増加したときに、前記コントローラーが前記鞘胴回りを減少させる方向に回転するとき、
前記モジュールのハウジング回転防止窪みにスライド可能に接続された前記ハウジングのモジュール回転防止突起によって前記ねじ付き軸の前記長手方向軸の周りで回転することが防止された前記ねじ付き軸と前記モジュールは、前記軸の前記長手軸に沿って戻るように移動し、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の中側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじ付き軸の前記長手軸の方向に移動し、
前記鞘はその元の形に戻ろうとし、
前記モジュールの前記傾斜面を持つ円錐部分が、前記シャフト部材の傾斜接面を持つ前記モジュール空洞の前記傾斜接面に対して、前記シャフト部材の傾斜接面を有する前記モジュール空洞の中側に向けてスライドし、
前記複数のシャフト部材の前記各シャフト部材は、前記ねじ付き軸の前記長手軸に垂直に前記ねじ付き軸の前記長手軸の方向に戻るように移動し、
そして前記鞘胴回りの胴回り寸法が減少し、
ここで前記鞘の胴回りの胴回り寸法の増加と前記鞘の胴回りの胴回り寸法の減少は繰り返し可能である
装置。
【請求項6】
請求項1、2、3、4、または5に記載の胴回り調整可能装置であって、さらに少なくとも1つの鞘開口部刺激突起を備える装置。
【請求項7】
請求項1、2、3、4、または5に記載の胴回り調整可能装置であって、さらに少なくとも1つの閉鎖要素を備える装置。
【請求項8】
請求項1、2、3、4、または5に記載の胴回り調節可能装置であって、さらに少なくとも1つの電気部品を有する少なくとも1つの電子部品を備える装置。
【請求項9】
請求項
8に記載の胴回り調節可能装置であって、さらに少なくとも1つの振動モーターを備える装置。
【請求項10】
請求項
8に記載の胴回り調整装置であって、さらにモーターシャフトとモーターハウジングとを有するを有する少なくとも1つの密閉型電気モーターを含み、モータシャフトを有する前記モータの前記モータシャフトは、前記コントローラーの前記第1端部に接続され、前記密閉型電気モータのモータシャフトを有する前記モータの前記モータシャフトが回転すると、前記コントローラーの前記第1端部および前記コントローラーの前記第2端部が回転する装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
<関連出願の相互参照>
この出願は、2018年2月28日に提出された米国仮出願番号62636240および2018年6月12日に提出された米国非仮出願番号16005679の優先権を主張する。
【0002】
本発明は、理学療法装置に関し、より具体的には、身体開口部の拡張と伸張のための胴回り調整可能な装置に関する。
【背景技術】
【0003】
膣または直腸拡張器のように身体開口部拡張と伸張のための装置は、主として以下のようなで関心が高まって来ている、すなわち婦人科、腫瘍学、などである。それは男性と女性に関係する。
【0004】
膣または肛門などの身体開口部は管状の身体部分である。身体開口部の形状は中空のシリンダと考えることができる。したがって、身体開口部には、中心、直径、側面の面積、および長さがある。身体開口部を拡張および伸長する効率的な方法は、身身体開口部の側面全体に対して、繰り返し均一で持続可能な圧力を徐々に生成できる装置を使用することである。この圧力は、身体開口部の中心から側面の表面領域に向かう必要がある。
【0005】
身体開口部は敏感な身体部分と見なすことができるので、そのような装置は、圧力の安全で段階的かつ正確な制御を提供する必要がある。
【0006】
身体開口部の拡張と伸長は時間を必要とする手順であるため、ユーザーはそのような装置を身体開口部に留めておき、他の活動を自由に行えるようにすることを好むかもしれず、その装置は軽量で、したがってモーターを使わず、できるだけコンパクトにする必要がある。
【0007】
現在市場に出ている装置には、非電動バージョン、取り外し可能なコントローラーを備えたバージョン、理学療法および/または身体開口部刺激に関連する身体拡張手順を強化する他の機能を提供するバージョン、そして2つの身体開口部を同時に拡張および伸長するバージョンがあるが、ユーザーが身体開口部の側面全体に対して、繰り返し、安全に、徐々に、正確かつ快適に、均一で持続可能な圧力を生成できる装置は見当たらない。
【0008】
一部の装置は、固定胴回り装置のセットを提案している。例えば、特許文献1は、胴回りの大きさの違いを示す一連の色付き拡張装置のセットを開示している。このような拡張器セットの使用はユーザーが複数の装置を管理する必要があるため混乱を招く。その本身体開口部の外側の表面領域上に生成される圧力は、各装置の周囲が固定されているため、緩やかではない。
【0009】
一般に膨張式装置と呼ばれる他の装置には、いくつかの欠点がある。それらの設計は通常、ユーザーがかさばると考えるかもしれない固定ポンプとパイプでできている。これらの装置で使用される空気チャンバーは、身身体開口部の側面の表面に対して持続可能で正確な圧力を提供できず、装置を過剰に充填して身身体開口部で破裂するリスクがある。
【発明の概要】
【0010】
本発明は、身体開口部の拡張および伸張のための胴回り調整可能な装置を提供するためのものである。以下「装置」と呼ぶ。また同様のものはマッサージ、身体開口部改良、性および治療的処置などとこれらに限定されない用途にも利用できる。
【0011】
装置は、好ましくは、コントローラー、ハウジング、ねじ付き軸、少なくとも1つの傾斜面を持つ円錐部分を有する少なくとも2つのモジュール、または傾斜面を有する少なくとも2つの円錐部分を有する少なくとも1つのモジュール、複数のシャフト部材と鞘から構成される。その好ましい一実施例における装置は、わずか10個の部品(または少なくとも1つの傾斜面を持つ円錐部分を有する2つのモジュールで構成された場合は11個の部品、または3つのモジュールで構成された場合は12個のみの部品)のアセンブリであるという事実が注目される。少なくとも1つの傾斜面を持つ円錐部分を有することは、製造および組立てに関して重要な利点である。
【0012】
身体開口部に挿入することができ、胴回り寸法を安全に、徐々に、正確にそして快適に繰り返し調整して、身体開口部の側面全体均一で持続可能な圧力を生成することができる装置の部分は、以下、「シャフト」と呼ぶ。
【0013】
ユーザは、コントローラーを介して装置のシャフトの胴回り寸法を増減でき、これは、シャフトの胴回り寸法を任意の寸法に調整して、拡張および伸張手順を実行することを意味する。ユーザーがコントローラーを介してシャフトの胴回り寸法を増減することを以下「調整」と呼ぶ。ユーザーが調整を行う。この調整には、装置を挿入したユーザーにとって、再現性があり、安全で、段階的で、正確で、快適であるという特徴がある。これらの調整の特性を、以下「特定可特性」と呼ぶ。
【0014】
そのため、コントローラーを介してユーザーが身体開口部のシャフトの胴回り寸法を大きくすると、身体開口部の表面積全体に対して安全で段階的で持続可能で実質的に均一な圧力が発生する装置であることが注目される。コントローラーを介してユーザーがシャフトの胴回り寸法を小さくすると、身体開口部の側面全体に対する圧力が安全かつ段階的に均一に低下する。この特性は、部分的に装置に含まれる複数のシャフト部材(装置の好ましい一実施例では5つまたは6つのシャフト部材)の長手方向および均一な構成によって実現可能である。装置の調整の特定可特性により、ユーザーは身体開口部の拡張と伸張を効果的に実行できる。
【0015】
その好ましい一実施例における装置は非電動式であり、したがって、ユーザーによる最適な利用のために軽量でコンパクトで実質的にノイズのない装置を保証するという事実が注目される。
【0016】
したがって、本発明の詳細な説明をよりよく理解できるようにするために、本発明のより重要な特徴をかなり広く概説した。以下には、本明細書に記述され、そして特許請求の範囲の主題を形成する本発明の追加の特徴を説明する。
【0017】
本装置は、その用途において、構造の詳細および以下の説明に記載されるかまたは図面に示される構成要素の配置に限定されないことを理解されたい。本発明は、他の一実施例が可能であり、様々な方法で実施および実行することができる。また、以下で使用される表現および用語は、説明を目的としたものであり、限定と見なされるべきではないことを理解されたい。
【0018】
上記および関連する目的を達成するために、本発明は、添付の図面に示される形で具体化することができるが、図面は例示にすぎず、特定の構造に変更を加えることができるという事実が注目される。添付の特許請求の範囲内で図示および説明される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】
図1Aは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図。
図1Bは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図。
図1Cは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図。
図1Dは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図である。
【
図2】
図2Aは、装置10の好ましい一実施例(鞘16は図示せず)により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図2Bは、装置10の好ましい一実施例(鞘16は図示せず)により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図2Cは、装置10の好ましい一実施例(鞘16は図示せず)により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図、
図2Dは、装置10の好ましい一実施例(鞘16は図示せず)により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図である。
【
図3】
図3Aは、装置10の好ましい一実施例(鞘16は図示せず)により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図3Bは、装置10の好ましい一実施例(鞘16は図示せず)により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図4】
図4Aは、
図2Cの断面図を示す図、
図4Bは、
図2Dの断面図を示す図、
図4Cは、装置10の好ましい一実施例により(鞘16および複数のシャフト部材15は図示せず)、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図4Dは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15は図示せず)図である。
【
図5】
図5Aは、装置10の好ましい一実施例によるコントローラー11の正面図、
図5Bは、装置10の好ましい一実施例によるねじ付き軸13の正面図、
図5Cは、装置10の好ましい一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコントローラー11の正面図を示す図、
図5Dは、装置10の好ましい一実施例によるコネクター11の斜視図を示す図である。
【
図6】
図6Aは、装置10の好ましい一実施例による、ハウジング12の内側のねじ付き軸13に接続されたコントローラー11の斜視図を示す図、
図6Bは、装置10の好ましい一実施例による、ハウジング12の内側のねじ付き軸13に接続されたコントローラー11の底面図を示す図、
図6Cは、
図6Bの断面図を示す図である。
【
図7】
図7Aは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコネクター11の斜視図を示す図、
図7Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図8】
図8は、装置10の一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図9】
図9は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図10】
図10Aは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコントローラー11に接続された密閉型電気モータ19(モータハウジング19Bの一部のみが示されている)の斜視図を示す図、
図10Bは、装置10の一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図11】
図11は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す。
【
図12】
図12Aは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコネクター11の斜視図を示す。
図12Bは、装置10の一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す。
【
図13】
図13Aは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコネクター11の斜視図を示す図、
図13Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図14】
図14Aは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコントローラー11の斜視図を示す図、
図14Bは、装置10の一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図15】
図15Aは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコントローラー11に接続された密閉型電気モータ19(モータハウジング19Bの一部のみが示されている)の斜視図を示す図、
図15Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図16】
図16は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図17】
図17は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図18】
図18は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図19】
図19Aは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図19Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある2つの装置10の斜視図を示す図である。
【
図20】
図20Aは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図20Bは、装置10の一実施例によるコントローラー11の正面図を示す図、
図20Cは、装置10の一実施例によるコントローラー11の側面図を示す図である。
【
図21】
図21Aは、装置10の一実施例により、ハウジング12の内側のねじ付き軸13に接続されたコントローラー11の斜視図を示す(ハウジング12の一部のみが示されている)図、
図21Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図22】
図22Aは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15は図示せず)図、
図22Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15は図示せず)図、
図22Cは、装置10の一実施例により、ねじ付き軸13に接続されたコントローラー11を示す図である。
【
図23】
図23Aは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16は図示されず、1個のシャフト部材15のみが図示され、ねじ付き軸角度付き伝達ハウジングの一部のみが図示され、13GAを図示)図、
図23Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図23Cは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図24】
図24Aは、装置10の一実施例によるハウジング12の正面図を示す図、
図24Bは、装置10の一実施例によるハウジング12の斜視図を示す図、
図24Cは、装置10の一実施例によるハウジング12の上面図を示す図、
図24Dは、装置10の一実施例によるハウジング12の底面図を示す図である。
【
図25】
図25Aは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図25Bは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図である。
【
図26】
図26Aは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図26Bは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図26Cは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図である。
【
図27】
図27Aは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図27Bは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図27Cは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の上面図を示す図、
図27Dは、
図27Cの断面図を示す図である。
【
図28】
図28Aは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図28Bは、装置10の一実施例によるハウジング12の底面図を示す図、
図28Cは、
図28Bの28Cにおける断面図である。
【
図29】
図29Aは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図29Bは、装置10の一実施例によるハウジング12の一部の斜視図を示す図、
図29Cは、一実施例によるハウジング12の一部の上面図を示す図、
図29Dは、
図29Cの29Dにおける断面図である。
【
図30】
図30Aは、一実施例によるモジュール14の斜視図を示す図、
図30Bは、一実施例によるモジュール14の側面図を示す図、
図30Cは、一実施例によるモジュール14の斜視図を図示する図、
図30Dは、一実施例によるモジュール14の斜視図を示す図、
図30Eは、一実施例によるモジュール14の斜視図を示す図、
図30Fは、一実施例によるモジュール14の斜視図を示す図、
図30Gは、一実施例によるモジュール14の斜視図を図示する図、
図30Hは、一実施例によるモジュール14の斜視図を図示する図である。
【
図31】
図31Aは、一実施例によるシャフト部材15の正面図を示す図、
図31Bは、一実施例によるシャフト部材15の背面図を示す図、
図31Cは、一実施例によるシャフト部材15の上面図を示す図、
図31Dは、
図31Cの31Dにおける断面図を示す図である。
【
図32】
図32Aは、一実施例によるシャフト部材15の上面図を示す図、
図32Bは、
図32Aの32Bにおける断面図を示す図、
図32Cは、一実施例によるシャフト部材15の正面図を示す図、
図32Dは、一実施例によるシャフト部材15の側面図を示す図である。
【
図33】
図33Aは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図33Bは、装置10の一実施例により、17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す(鞘16は図示せず)図である。
【
図34】
図34Aは、一実施例によるシャフト部材15の正面図を示しており、装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるときの図、
図34Bは、一実施例によるシャフト部材15の背面図を示しており、装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるときの図、
図34Cは、一実施例によるシャフト部材15の正面図を示しており、装置10のシャフト17がその最大胴回り寸法にあるときの図、
図34Dは、一実施例によるシャフト部材15の背面図を示し、装置10のシャフト17がその最大胴回り寸法にあるときの図である。
【
図35】
図35Aは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図35Bは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例による、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図35Cは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例によりシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図、
図35Dは、装置10の一実施例(鞘は図示せず)によりシャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図である。
【
図36】
図36Aは、一実施例によるシャフト部材15の正面図を示しており、装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるときを示している図、
図36Bは、一実施例によるシャフト部材15の背面図を示しており、装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるときを示している図、
図36Cは、一実施例によるシャフト部材15の正面図を示しており、装置10のシャフト17がその最大胴回り寸法にあるときの図、
図36Dは、一実施例によるシャフト部材15の背面図を示しており、装置10のシャフト17がその最大胴回り寸法にあるときの図である。
【
図37】
図37Aは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図である図、
図37Bは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図である。
【
図38】
図38Aは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図38Bは、一実施例によるシャフト部材15の斜視図を示す図である。
【
図39】
図39Aは、装置10の好ましい一実施例によりシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Bは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Cは、装置10の好ましい一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Dは、装置10の好ましい一実施例による、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図である。
【
図40】
図40Aは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図40Bは、一実施例による、鞘16の底面図を示す図、
図40Cは、
図40Bの40Cにおける断面図を示す図である。
【
図41】
図41は、装置10の一実施例によりシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図42】
図42は、装置10の一実施例によりシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図43】
図43Aは、一実施例による閉鎖要素26の斜視図を示す図、
図43Bは、一実施例による閉鎖要素26の斜視図を示す図、
図43Cは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す図である。
【
図44】
図44Aは、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図44Bは、装置10の一実施例(鞘は図示せず)により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図45】
図45は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図46】
図46は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図47】
図47は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図48】
図48は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図49】
図49は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図50】
図50は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図である。
【
図52】
図52は、装置10の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図53】
図53は、装置10(鞘16は図示せず)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図である。
【
図54】
図54Aは、装置10の一実施例により、コントローラー11、2つのねじ付き軸13、およびハウジング12の一部の間の接続の正面図を示す図、
図54Bは、装置10の一実施例により、2つのシャフト17がそれらの最小胴回り寸法である装置10の正面図を図示する図である。
【
図55】
図55Aは、装置10の一実施例により、2つのコントローラー11、2つのねじ付き軸13、およびハウジング12の一部の間の接続の正面図を示す図、
図55Bは、装置10の一実施例による、2つのシャフト17がそれらの最小胴回り寸法である装置10の正面図を示す図である。
【
図56】
図56Aは、装置10(鞘16および複数のシャフト部材15)の一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図56Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15)図、
図56Cは、
図56Aの底面図を示す図、
図56Dは、
図54Aの底面図を示す図、
図56Eは
図56Cの56Eにおける断面図を示す図、
図56Fは
図56Dの56Fにおける断面図を示す図である。
【
図57】
図57Aは、装置10の一実施例(鞘16および複数のシャフト部材15)により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す図、
図57Bは、装置10の一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15)図、
図57Cは、
図57Aの底面図を示す図、
図57Dは
図57Bの底面図を示す図、
図57Eは
図57Cの57Eにおける断面図を示す図、
図57Fは、
図57Dの57Fにおける断面図を示す図である。
【
図59】
図59Aは、装置10の一実施例による、コントローラー11の斜視図を示す図、
図59Bは、装置10の一実施例による、鞘16の斜視図を図示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
本明細書で使用される場合、「および/または」という用語は、関連するリストされた項目の1つまたは複数のありとあらゆる組み合わせを含む。本明細書で使用する場合、単数形名詞「a」、「an」、および「および」および「the」は、文脈で明確に示されていない限り、単数形だけでなく複数形も含むものとする。さらに、「持っている」、「持っている」、「構成されている」、「構成されている」、「構成されている可能性がある」、「含む」、「含む」、および/または「含む」という用語は、この明細書で使用する場合、記載されている機能、メンバー、部品、要素、および/またはコンポーネントの存在を指定するが、1つ以上の他の機能、メンバー、部品、要素、コンポーネント、および/またはその存在または追加をそのグループから排除するように仮定してはならない。
【0021】
「プラスチック」という用語は、主にプラスチックでできた材料を意味し、プラスチックと他のプラスチック、材料、要素の組み合わせを含む。「金属」という用語は、主に金属でできた材料を意味し、金属と別の金属、材料、元素の組み合わせを含む。「シリコーン」という用語は、主にシリコーンでできている材料を意味し、シリコーンと別のシリコーン、材料および/または要素との組み合わせを含む。「ゴム」という用語は、主にゴムでできた材料を意味し、ゴムと他のゴム、材料、要素の組み合わせを含む。「木材」という用語は、主に木材でできている材料を意味し、木材と他の木材、材料、要素の組み合わせを含む。「革」という用語は、主に革でできた素材を意味し、革と他の革、素材、要素の組み合わせを含む。「ガラス」という用語は、主にガラスで作られた材料を意味し、ガラスと別のガラス、材料、および/または要素との組み合わせを含む。「鋼体材料」という用語は、主に硬質の材料を意味し、鋼体材料と別の材料の組み合わせを含む。「半鋼体材料」という用語は、主に半硬質の材料を意味し、半鋼体材料と別の材料の組み合わせを含む。「軟性材料」という用語は、主に軟質の材料を意味し、軟質材料と別の材料の組み合わせを含む。「固定」という用語は、ゆるんだり、緩んだり、失われたりしないように、取り付け、定置、または固定されていることを意味する。
【0022】
次に、説明的に図面について述べると、同様の参照文字または符号は、いくつかの図を通して同様の要素を示す。
【実施例】
【0023】
図1、
図2、
図3および
図4は、好ましくはコントローラー11、ハウジング12、ねじ付き軸13(
図2、
図3および
図4に示される)、少なくとも1つの傾斜面を有する円錐部分を有する少なくとも2つのモジュール14(
図2、
図3および
図4に示されている)、または傾斜面を有する少なくとも2つの円錐部分を有する少なくとも1つのモジュール14(
図1、
図2、
図3、
図4には示されない)、少なくとも5つのシャフト部材15および鞘16(
図1に示す)を備える装置10を示す。
図1A、
図1Bに示されるように、装置10のシャフト17は、鞘16の先端16Cからハウジング12の周囲の最も近い縁部に向かっている。
図1Aは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す。
図1Bは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す。
図1Cは装置10の好ましい一実施例により、シャフトがその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す。
図1Dは装置10の一実施例により、シャフトがその最大胴回り寸法にある装置10の上面図を示す。このシャフト17の胴回り寸法はその最小寸法から最大寸法までの任意の寸法に調節でき、その結果シャフト17の胴回り寸法を、その最小寸法から最大寸法に、そして最大寸法から最小寸法に任意の寸法に設定できることを意味する。シャフト17の胴回り寸法の増加および減少の増分は、コントローラー11の回転およびねじ付き軸13の1cm当たりのねじの量依存する。装置10の機構をよりよく理解するために、鞘16は
図2および
図3には示されていない。
図2Aは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す。
図2Bは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す。
図2Cは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す。
図2Dは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の上面図を示す。
図3Aは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す。
図3Bは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す。装置10の機構をよりよく理解するために、鞘16および複数のシャフト部材15は
図4C、4Dには示されていない。
図4Cは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15は図示されていない)。
図4Dは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16および複数のシャフト部材15は図示されていない)。
【0024】
ねじ付き軸13(
図5Bに示す)は、第1端部13A、中間部13B、および第2端部13Cを有する。ねじ付き軸13の第1端部13Aから第2端部13Cへ、または第2端部13C第1端部13Aへ向かう配向の方向を、以下では「ねじ付き軸の長手軸」と呼ぶ。シャフト部材15(
図31に示す)は、少なくとも1つのハウジング溝15AA、中間部15B、傾斜接面15CAを持つ少なくとも1つのモジュール窪み15C、少なくとも1つのモジュールコネクタ溝15D、および先端15Eを持つ。以下、シャフト部材15の第1端部15Aから先端部15Eまたは先端部15E第1端部15Aに向かう方向を「シャフト部材の長手軸」と呼ぶ。
【0025】
コントローラー11は、ハウジング12内のねじ付き軸13に接続され、モジュール14(または複数のモジュール14)は、ねじ付き軸13を受け取り、モジュール14(または複数のモジュール14)は、複数のシャフト部材にスライド可能に接続され、複数のシャフト部材は、ハウジング12にスライド可能に接続され、複数のシャフト部材15は、モジュール14(または複数のモジュール14)を取り囲み、各シャフト部材15の各縦軸は、ほぼまたは正確にねじ付き軸13の長手軸に平行である。鞘16は複数のシャフト部材15または複数のシャフト部材15およびハウジング12に接続され、鞘16は複数のシャフト部材15または複数のシャフトを取り囲む。好ましい一実施例では、コントローラー11、ハウジング12、ねじ付き軸13、モジュール14(または複数のモジュール14)、複数のシャフト部材15および鞘のアセンブリが装置10を特徴あるものにしており、ユーザーがコントローラー11を時計回りに回転させると、ねじ付き軸13が時計回りに回転し、モジュール14(または複数のモジュール14)がねじ付き軸13の縦軸の周りを回転するのを防ぎ、ハウジング12の方向にねじ付き軸13に沿って移動させ、各シャフト部材15をねじ付き軸13の長手方向軸から離れる方向にねじ付き軸13の長手方向軸に垂直に移動させる、各シャフト部材の各長手方向軸15は、ねじ付き軸13の長手方向軸とほぼまたは正確に平行に維持されており、弾性材料で作られた鞘16は、元の形状から弾性変形し、コントローラー11が回転しなくなるまで、シャフト17の胴回り寸法が増加する。ユーザーがもうそれ以上時計回りに回せなくなると、ユーザーはシャフト17の所望の胴回り寸法に達したことを意味する。つまり、ねじ付き軸13は回転しなくなり、モジュール14(または複数のモジュール14)はもはやねじ付き軸13に沿って移動せず、各シャフト部材15はもはやねじ付き軸13の長手方向軸から離れる方向にねじ付き軸13の長手方向軸に垂直に移動しない。鞘16はもはや弾性変形せず、シャフト17の胴回り寸法の増加が停止される。シャフト17の胴回り寸法はこの寸法で維持される。次に、ユーザーがコントローラー11を反時計回りに回転させると、ねじ付き軸13が反時計回りに回転し、モジュール14(または複数のモジュール14)がねじ付き軸13の縦軸を中心に回転するのを防ぎ、ねじ付き軸13に沿ってハウジング12の方向へ戻り、鞘16はその元の形状を取り戻し、各シャフト部材15はねじ付き軸13の長手方向軸に近づく方向にねじ付き軸13の長手方向軸に垂直に戻り、各シャフト部材15の各長手方向軸は、ねじ付き軸13の長手方向軸とほぼまたは正確に平行に維持され、シャフト17の胴回り寸法は減少する。コントローラー11がユーザーによって反時計回りに回転しなくなるまで、すなわち、ユーザーがシャフト17の所望の胴回り寸法に達すると、つまりねじ付き軸13が回転しなくなり、モジュール14(または複数のモジュール14)がもはやねじ付き軸13に沿って移動しなくなり、各シャフト部材15はもはやねじ付き軸13の長手方向軸に垂直にねじ付き軸13の長手方向軸に近づく方向に移動せず、鞘16はもはやその元の形状を取り戻さず、シャフト17の胴回り寸法減少は停止する。シャフト17の胴回り寸法は、ユーザーがコントローラー11を再び時計回りまたは反時計回りに回転させるまで、この寸法で維持される。
【0026】
ユーザーが装置10によって提供されるシャフト17の最大胴回り寸法に達した場合、コントローラー11は回転できなくなる、つまり、少なくとも1つのモジュール14がハウジング12の少なくとも1つの縁部に押し当たることにより、移動を停止するため、ねじ付き軸13は回転できなくなる。および/または
図22Aに示される別の好ましい一実施例では、少なくとも1つの最大移動ストッパー13Eを押し付けることによりねじ付き軸13に沿って移動するのを停止する。および/または少なくとも1つのシャフト部材15のモジュールコネクタ溝15D(
図31に示すモジュールコネクタ溝15D)の少なくとも1つの端部を押し付けることにより、および/または、少なくとも1つのシャフト部材15が、ハウジング12の少なくとも1つの縁部を押し付けることにより、ねじシャフト13の長手軸から離れる方向にねじシャフト13の長手軸に垂直に移動するのを止められる。
【0027】
ユーザーが装置10によって提供されるシャフト17の最小胴回り寸法に達した場合、コントローラー11はそれ以上回転できなくなる。つまり、少なくとも1つのモジュール14が、少なくとも1つのシャフト部材15のモジュール窪み15Cの少なくとも1つの端部(
図31に示されるモジュール窪み15C)および/または
図22Bに示される別の好ましい一実施例において少なくとも1つの最小移動ストッパー13Fを押し付けることによって、ねじ付き軸13に沿う移動を止められるため、ねじ付き軸13は回転できなくなる。
【0028】
<コントローラー>
コントローラー11は、ねじ付き軸13の時計回りおよび反時計回りの回転を制御する機能によって特徴付けられる。好ましい一実施例では、装置10は、1つのコントローラー11を備える。装置10の好ましい一実施例では、コントローラー11は直接操作される。つまり、少なくとも片手でユーザーがコントローラー11を時計回りまたは反時計回りに回転させるが、別の一実施例では、コントローラー11が密閉型電気モーター19(密閉型電気モーターセクションで記述する密閉型電気モーター19)に接続されている場合、コントローラー11はユーザーが電子部品18(電子部品18 電子部品セクションで記述する)によって操作される。
【0029】
図5Aと
図5Dに示す好ましい一実施例では、コントローラー11は、第1端部11Aおよび第2端部11Bを有する。好ましくは、コントローラーの第1端部11Aは、第2端部11Bに接続され、第1端部11Aがユーザによって回転されると、第2端部11Bは、第1端部11Aの回転に従って回転する。
図5Cに示すように、第2端部11Bはねじ付き軸13の第1端部13A(
図5Bに示す)に接続し、第2端部11Bが回転すると、ねじ付き軸13が第2端部11Bの回転に追従して回転する。
図6に示すように、コントローラー11の第2端部11Bおよびねじ付き軸13の第1端部13Aは、ハウジング12の内側で嵌合するように構成される。コントローラー11の第2端部11Bおよびねじ付き軸13の第1端部13Aは、ねじ付き軸13の縦軸を中心に時計回りまたは反時計回りに回転する。好ましくは、コントローラー11の第1端部11Aは、片手または両手でのユーザによるその制御を容易にする人間工学的形状で構成される。好ましくは、コントローラー11は、少なくとも1つの着色添加剤剤で作製されるが、コントローラー11は、着色添加剤なし作製されてもよい。好ましくは、コントローラー11の第1端部11Aは、キー形状、吸盤形状(
図18に示される)、ノブ形状(
図19Aに示される)、円柱形状、ハート形状、動物の尾形、ナックルパンチ形状、多面体形状、宝石形状、人間の顔形状、動物の顔形状、および/またはジャガイモ形状などであるがこれらに限定されず、ほぼまたは正確に幾何学的形状に構成される。コントローラー11の第1端部11Aは、カップリングナット、モータ軸カプラ、およびレンチとして構成され得る。好ましくは、コントローラー11は、プラスチック、硬質ゴム、金属、ガラス、および/または木材などであるがこれらに限定されない剛性材料で作られるが、コントローラー11は、プラスチック、シリコン、ゴムなどこれらに限定されないが半剛性材料で作られてもよい。またはコントローラー11は、シリコン、皮革、ゴムなどの半剛体および/または軟性材料と組み合わせた剛体材料で作成できるが、これらに限定されない。コントローラー11は、金属製の場合、磁化されて血流を増加させ、身体開口部領域の筋肉および靭帯を弛緩させ、したがって、装置10の使用中に身体開口部の拡張および伸張を強化することができる。第1端部11Aは、
図7に示すように、可撓性シャフト11AAを備えて構成されてもよく、すると可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aがユーザーによって時計回りまたは反時計回りに回転されると、第2端部11Bおよびねじ付き軸13は、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aの回転に従って回転する。可撓性シャフト11AAは、ワイヤロープ、可撓性スネークドリルシャフトおよび/または可撓性コイルなどであり得るが、これらに限定されない。可撓性シャフト11AAは、曲がるが回転しないカバーを備えることができる。可撓性シャフト11AAは、ハンドルを備えたカバーを備えることができる。コントローラー11は、少なくとも1つのカラーコードおよび/または少なくとも1つの連続番号を用いて構成され、装置10を別の装置10と区別して、(同じ機能を有するかまたは持たない)複数の装置10のユーザの利用を容易にし得る。コントローラー11は、装置10の使用方法をユーザに示すために、少なくとも1つの視覚的および/または触覚的指示を用いて構成され得る。
【0030】
別の一実施例では、
図8に示されるように、コントローラー11は、ベアリング20を有する少なくとも1つのハンドルを含み得る。好ましくは、ベアリング20を有するハンドルは、プレーンベアリングおよび/または転動要素ベアリングなどの少なくとも1つを含むが、これらに限定されない。この一実施例は、一方の手でユーザがベアリング20を有するハンドルを握ることができ、他方の手でコントローラー11の第1端部11Aを回転させて装置10の調整を行うことができるので、コントローラー11の利用の代替となる。
【0031】
図9に示されるように、コントローラー11は、少なくとも1つの電子部品18(電子部品セクションに記載された電子部品18)を備えることができる。
【0032】
別の一実施例では、
図10および
図11に示されるように、装置10は、少なくとも1つの密閉された電気モーター19および少なくとも1つの電子部品18(密閉された電気モーターセクションに記載された密閉された電気モーター19)を含み得る。
図10に示す一実施例では、密閉型電気モーター19のモーターハウジング19Bは、ハウジング12に接続され、密閉型電気モーター19のモーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトは、コントローラー11の第1端部11Aに接続される。モーターシャフト19Aを有するモータのモータシャフトが、電子部品18を介してユーザによって時計回りまたは反時計回りに回転されると、コントローラー11の第1端部11Aおよび第211Bは、モータシャフトの回転に従って回転する。コントローラー11の第2端部11Bはねじ付き軸13に接続されており、コントローラー11の第211Bが回転すると、ねじ付き軸13が回転に追従して回転するようになっている。
図11に示す一実施例では、密閉型電気モータ19は、コントローラー11の可撓性シャフト11AAで構成される第1端部11Aに接続され、密閉型電気モータ19のモータシャフト19Aを有するモータのモータシャフトが電子部品18を介してユーザにより時計回りまたは反時計回りに回転すると、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aおよびコントローラー11の第211Bが封入されたモータシャフト19Aを有するモータのモータシャフトの回転に従って回転するようになっている。コントローラー11の第211Bはねじ付き軸13に接続され、その結果、コントローラー11の第2端部11Bが回転すると、ねじ付き軸13は、コントローラー11の第2端部11Bの回転に従って回転する。
【0033】
図12から
図18および
図18Bに示されるもう一つの一実施例においては、コントローラー11の第1端部11Aは、少なくとも1つのオス型接続部11Cおよび少なくとも1つのメス型接続部11Dを備えることができる。好ましくは、メス接続部11Dは、これらに限定されないが、クラッチ、ワンウェイタイプ、ブリストルタイプ、クアドレックスタイプ、ペンタローブタイプ、スパナヘッドスクリュードライブタイプのようなソケットレンチタイプ、キーホールタイプ、またはネジ式タイプなどで構成されるが、これらに限定されない。好ましくは、オス型接続部11Cおよびメス型接続部11Dは、プラスチック、金属、および/または強磁性材料などで作られるが、これらに限定されない。オス接続部11Cが金属で作られ、メス接続部11Dが強磁性材料で作られているか、またはオス接続部11Cが強磁性材料で作られ、メス接続部11Dが金属で作られ、磁気吸引により、オス型接続部11Cとメス型接続部11Dとの間の接続を容易にすることができるように作られているという事実が注目される。オス接続部11Cは、メス接続部11Dに取り外し可能に嵌合するように構成されている。つまり、オス接続部11Cは繰り返し接続でき、メス接続部11Dに接続し、次にメス接続部11Dから取り外して、再度メス接続部11Dに接続することができる。オス型接続部11Cがメス型接続部11Dに接続され、オス型接続部11Cが時計回りまたは反時計回りに回転すると、メス型接続部11Dは、オス型接続部11Cの回転に従って回転する。
図12に示すように、第1端部11Aは、オス型接続部11Cおよびメス型接続部11Dに接続され、その結果、オス型接続部11Cがメス型接続部11Dに接続され、第1端部11Aが時計回りまたは反時計回りに回転されると、第211Bは、第1端部11Aの回転に従って回転する。コントローラー11の第2端部11Bは、ねじ付き軸13に接続され、コントローラー11の第2端部11Bが回転すると、ねじ付き軸13は、コントローラー11の第211Bの回転に追従して回転する。
図13に示すように、可撓性シャフト11AAで構成される第1端部11Aは、オス型接続部11Cおよびメス型接続部11Dに接続され、その結果、オス型接続部11Cがメス型接続部11Dに接続されると、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aがユーザによって時計回りまたは反時計回りに回転されると、第211Bは、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aの回転に従って回転する。コントローラー11の第2端部11Bは、ねじ付き軸13に接続され、コントローラー11の第2端部11Bが回転すると、ねじ付き軸13は、コントローラー11の第2の11Bの回転に従って回転する。
図14に示すように、可撓性シャフト11AAで構成される第1端部11Aは、2つのオス接続11Cおよび2つのメス接続11Dを含むことができ、第1のオス接続11Cが第1のメス接続11Dに接続され、第2のオス接続11Cが第2のメス接続11Dに接続され、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aがユーザーによって時計回りまたは反時計回りに回転すると、第2端部11Bは、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aの回転に従って回転する。コントローラー11の第2端部11Bはねじ付き軸13に接続され、コントローラー11の第2端部11Bが回転すると、ねじ付き軸13がコントローラー11の第2端部11Bの回転に追随して回転する。
図15に示すように、密閉型電気モーター19を備える装置10の一実施例では、密閉型電気モーター19のモーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトは、コントローラー11の第1端部11Aに接続されるオス接続部11Cとメス接続部11Dに接続され、オス接続部11Cがメス接続部11Dに接続されるとき、および密閉型電気モーター19のモーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトが、電子部品18を介してユーザーによって回転させられると、コントローラー11の第1端部11Aおよび第211Bは、密閉された電気モータ19のモータシャフト19Aを有するモータのモータシャフトの回転に追随して回転する。コントローラーの第2端部11Bはねじ付き軸13に接続され、コントローラー11の第211Bが回転すると、ねじ付き軸13がコントローラー11の第2端部11Bの回転に従って回転する。
図16に示すように、密閉型電気モータ19を備える装置10の一実施例では、密閉型電気モータ19のモータシャフト19Aを有するモータのモータシャフトは、コントローラー11の可撓性シャフト11AAで構成される第1端部11Aに接続される。可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aは、オス型接続部11Cおよびメス型接続部11Dに接続され、その結果、オス型接続部11Cがメス型接続部11Dに接続されるとき、およびモータシャフトを有するモータのモータシャフトが密閉型電気モーター19のシャフト19A(
図16には図示せず)が、電子部品18を介してユーザーによって時計回りまたは反時計回りに回転されるとき、第1端11Aはフレキシブルシャフト11AAで構成され、コントローラー11の第211Bは、密閉型電気モーター19のモーターシャフト19A(
図16には図示せず)を有するモーターのモーターシャフトの回転に追随して回転する。コントローラー11の第211Bは、ねじ付き軸に接続されているので、コントローラー11の第2の11Bが回転すると、ねじ付き軸13がコントローラー11の第2の11Bの回転に追従して回転する。
図17に示すように、密閉型電気モーター19を備える装置10の一実施例では、可撓性シャフト11AAで構成された第1端部11Aは、2つのオス接続11Cおよび2つのメス接続11Dを備えることができ、その結果、第1のオス接続11Cが第1のメス接続11D、および第2のオス接続11Cは、第2の他のメス接続11Dに接続され、密閉された電気モーター19のモーターシャフト19A(
図17には図示せず)を有するモーターのモーターシャフトが回転すると、電子部品18を介してユーザによって時計回りまたは反時計回りに回転すると、可撓性シャフト11AAで構成される第1端部11Aおよびコントローラー11の第211Bは、モータシャフト19Aを有するモータのモータシャフトの回転に従って回転する。コントローラー11の第211Bは、ねじ付き軸13に接続されているので、コントローラー11の第2の11Bが回転すると、ねじ付き軸は、コントローラー11の第2の11Bの回転に追従して回転する。
図19Bに示すように、可撓性シャフト11AAで構成される第1端部11Aは、2つのオス接続11Cおよび1つのメス接続11Dを含むことができ、第1のオス接続11Cがメス接続11Dに接続され、第2のオス接続11Cが他の装置10(そのコントローラー11の1つのオス接続11Cを有するその第1端部11A使用されず、取り外されている他の装置10;他の装置10は、好ましくは、左ねじのねじ付き軸13を含む;左ねじのねじ付き軸13はねじ付き軸のセクションで説明される)のメス接続11Dに接続される、そして装置10のフレキシブルシャフト11AAで構成された第1端部11Aがユーザーによって時計回りまたは反時計回りに回転すると、装置10の第2端部11Bおよび他の装置10の第2端部11Bが回転する。この一実施例は、いくつかの装置10の利用中に、ユーザの身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0034】
図20に示す他のある一実施例においては、コントローラー11の第1端部11Aは、少なくとも1つの雄型接続部11Cおよび少なくとも1つの雌型接続部11Dそして少なくとも1つのロックシステム21を備える。これは、雄型接続11Cを繰り返し、つまり雌型接続11Dに固定し、次に雌型接続11Dから取り外して、再度雌型接続11Dに固定することを意味する。ロッキングシステム21は、好ましくは、以下に限定されないが、ばね式ロードシステムなどの容易な解放システムである。この一実施例は、装置10の使用中に装置10の使用を強化し、ユーザが装置10の使用中にコントローラー11の望ましくない切断を防止する。ユーザは、コントローラー11を介してロックシステム21を操作する。
【0035】
別の一実施例(図示せず)では、コントローラー11またはコントローラー11の第2端部11Bのみを、ねじ付き軸13を1つの部品として製造することができる。この一実施例は、装置10の製造最適化の代替である。
【0036】
別の一実施例では、
図21に示されるように、コントローラー11は、少なくとも1つのコントローラーの角度付伝達部11Eを含み得る。また、
図21に示すように、コントローラーの角度付伝達部11Eは、複数の歯車11H(複数の歯車の項で記述する複数の歯車11H)またはギアレス(図示せず)で構成することができる。好ましくは、コントローラー角度付き伝達部11Eは、コントローラー11において、ねじ付き軸13の長手方向軸と0.1°以上の角度を生成するように構成される。好ましくは、少なくとも1つのコントローラーの角度付伝達部11Eを有するコントローラー11が接続される。少なくとも1つのコントローラーの角度付伝達部11Eを有するコントローラー11が回転すると、ねじ付き軸13は、第2端部11Bの回転に従って回転する。好ましくは、コントローラーの角度付伝達部11Eは、コントローラー11において、ねじ付き軸13の長手方向軸と0.1°以上の角度を生じるように構成される。少なくとも1つのコントローラーの角度付伝達部11Eを有するコントローラー11は、ユーザのためにコントローラー11に到達する距離を短縮し、したがって、装置10の利用を容易にする。
【0037】
別の一実施例では、
図59Aに示すように、コントローラー11は、少なくとも1つのハンディエリア11Iを備えることができ、ハンディエリアは、ユーザがその指および/またはその手の一部を用いてコントローラー11を時計回りおよび反時計回りに簡単に回転させるのに十分な大きさのコントローラー11の第1端部11A上の領域である。
【0038】
<ねじ付き軸>
好ましい一実施例では、装置10は、1つのねじ付き軸13を備える。
図5Bに示すように、ねじ付き軸13は、第1端部13A、中間部13B、第2端部13C、および長手方向軸を有する。ねじ付き軸13の第1端部13Aから第2端部13Cへ、または第2端部13C第1端部13Aへ向かう配向の方向を、以下では「ねじ付き軸の長手方向軸」と呼ぶ。ねじ付き軸13の第1端部13Aは、コントローラー11の第2端部11Bに接続され(
図5Cに示すように)、第2端部11Bが時計回りまたは反時計回りに回転すると、ねじ付き軸13がコントローラー11の第2端部11Bの回転に従って回転する。好ましくは、ねじ付き軸13は、長さが25.4ミリメートルより大きく、外径が1.85ミリメートルより大きく、1cmまたは当たり63ねじ以下のねじ付き留め棒である。ねじ付き軸13の1センチメートルまたは1インチあたりのねじ山の量は、装置10の調整の特定可特性を部分的に定義し、コントローラー11がユーザによって回転されるときのシャフト胴回りが増加減少する増分を定義する。好ましい一実施例では、シャフト胴回りの増分は、1ミリメートル未満である。好ましくは、ねじ付き軸13は右ねじであり、これは右ねじで作られることを意味するが、ねじ付き軸13は左ねじであることもあり、これは左ねじで作られ、したがって回転方向を逆にすることができる。好ましくは、ねじ付き軸13は、金属またはプラスチックなどで作られるが、これらに限定されない。金属製のねじ付き軸13は、磁化されて血流を増加させ、身体開口部領域の筋肉および靭帯を弛緩させ、したがって、装置10の使用中に身体開口部の拡張および伸張を強化することができる。
【0039】
別の一実施例では、
図22Aに示すように、ねじ付き軸13は、金属および/またはプラスチックなどであるがこれらに限定されない剛性材料で作製されることが好ましい。しかし少なくとも1つの最大移動ストッパ13Eは、プラスチック、シリコーンおよび/またはゴムなどただしこれらに限定されない半鋼体材料で作製することもできる。最大移動ストッパー13Eは、シリコーンおよび/またはゴムなどのこれらに限定されない軟性材料と組み合わせて作られ、モジュール14(または複数のモジュール14)との衝撃を吸収することができる。最大移動ストッパー13Eは、ナットファスナーおよび/またはワッシャーファスナーなどであり得るがこれらに限定されない。好ましくは、最大移動ストッパー13Eは、ねじ付き軸13に固定される。最大移動ストッパー13Eは、ねじ付き軸13上に構成され、モジュール14がねじ付き軸13に沿って移動するのを停止し、したがって、コントローラー11の回転を停止する。この一実施例では、ハウジング12およびシャフト部材15(この一実施例では図示せず)は、最大移動ストッパ13Eを受け入れるように構成されている。最大移動ストッパー13Eは、ユーザーが装置10を使用中に受ける摩擦および取り扱いストレスを低減する。
【0040】
図22Bに示すように、ねじ付き軸13は、金属および/またはプラスチックなどであるがこれらに限定されない剛性材料で作製されることが好ましい少なくとも1つの最小移動ストッパ13Fを備えることができるが、最小移動ストッパ13Fは、半剛性材料で作製され得る。プラスチック、シリコーンおよび/またはゴムなどのただしこれらに限定されない最小移動ストッパー13Fは、シリコーンおよび/またはゴムなどのこれらに限定されない軟性材料と組み合わせて作られ、モジュール14(または複数のモジュール14)との衝撃を吸収することができる。最小移動ストッパー13Fは、ナットファスナーおよび/またはワッシャーファスナーなどであり得るが、これらに限定されない。好ましくは、最小移動ストッパー13Fは、ねじ付き軸13に固定される。好ましくは、最小移動ストッパー13Fは、ねじ付き軸13上に構成され、モジュール14がねじ付き軸13に沿って移動するのを止め、したがって、この一実施例では、ハウジング12およびシャフト部材15(この一実施例では図示せず)は、最小移動ストッパ13Fを受け入れるように構成されている。最小移動ストッパー13Fは、ユーザーによる使用中の装置10への摩擦および取り扱いストレスを低減する。最小移動ストッパー13Fは、鞘16を第2端部13Cから保護するために、キャップナットファスナー(
図22Bに示される)などであるがこれらに限定されないもので構成される。
【0041】
別の一実施例では、
図22Cに示されるように、ねじ付き軸13は、金属および/またはプラスチックなどであるがこれらに限定されない剛性材料で作製された少なくとも1つのコントローラーコネクタ13Dを備え得る。コントローラーコネクタ13Dは、ナットファスナー(
図22Cに示される)および/またはウィングナットファスナー(図示せず)などであり得るがこれらに限定されない。コントローラーコネクタ13Dは、ねじ付き軸13へ第1端部13Aに構成され、コントローラー11の第2端部11Bをねじ付き軸13に接続する。好ましくは、コントローラーコネクタ13Dは、ねじ付き軸13に固定される。コネクタ13Dは、コントローラー11とねじ付き軸13との間の接続を強化し、使用中の装置10への摩擦および取り扱いストレスを低減する。
図22Cは、この一実施例において、コントローラーコネクタ13Dを介してねじ付き軸13に接続されたコントローラー11の正面図を示す。
【0042】
別の一実施例では、ねじ付き軸13は、ねじ付き軸角度付き伝達ハウジング13GAを有する少なくとも1つのねじ付き軸の角度付き伝達コネクター13Gを備えることができる。ねじ付き軸の角度付き伝達コネクター13Gは、複数のギア11H(この一実施例では図示せず)で、または
図23に示すようにギアレスで構成することができる。好ましくは、ねじ付き軸角度付き伝達コネクター13Gは、ねじ付き軸13において、ねじ付き軸13の長手軸と0.1°以上の角度を生成するように構成される。ねじ付き軸13の第1端部13Aに配置された角度付き伝達コネクター13G(この一実施例では図示せず)の角度は、ユーザーのためのコントローラー11に到達する距離を短縮し、したがって、装置10の利用を容易にし、角度付き伝達コネクター13Gが中央セクション13Bに位置するとき(
図23に示すように)および/またはねじ付き軸13の第2端部13C(この一実施例では図示せず)は、前立腺の刺激など(ただしこれらに限定されない)のユーザの身体開口拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。この一実施例では、シャフト部材15および鞘16は、少なくとも1つの角度付き伝達コネクター13Gを有するねじ付き軸13を受け入れるように構成される。ねじ付き軸の角度付き伝達ハウジング13GAは、モジュールコネクタ溝15Dの内側にスライド可能に嵌合して少なくとも1つの角度付き伝達コネクター13Gを有するねじ付き軸13の望ましくない移動および/または回転を防止する少なくとも1つの角度付き伝達コネクタ(図示せず)を備え得る。
図23Aは、この一実施例における最小胴回り寸法のシャフト17を有する装置10の正面図を示す(鞘16は図示されず、上シャフト部材15のみが図示され、ねじ付き軸角度付き伝達ハウジング13GAの一部のみが図示されている)。
図23Bは、この一実施例におけるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す図、
図23Cは、この一実施例における、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す。
【0043】
<ハウジング>
好ましい一実施例では、装置10はハウジング12を備える。好ましい一実施例では、ハウジング12は
図24、
図25および
図26に示すように、コントローラー向け第1端部12A、複数のシャフト部材溝12BAおよび複数のシャフト部材突起12BBを有するシャフト部材向け第2端部12B、およびねじなし管12Cを有する。ハウジング12は、コントローラー11の第2端部11Bおよびねじ付き軸13の第1端部13Aを囲んでいる。しかしながら、ハウジング12は、コントローラー11の第1端部11Aを部分的または全体的に囲んでもよい。好ましくは、ねじなし管12Cはねじ山のついていない管である。ねじなし管12Cは、ねじ付き軸13の第1端部13Aを受け入れ、コントローラー向け第1端部12Aは、第1端部13Aに接続されたコントローラー11の第2端部11Bを受け入れ、その結果、ハウジング12が第2端部11Bと第1端部13Aを囲むとき、第2端部11Bと第1端部13Aはねじ付き軸13の長手方向軸の周りで時計回または反時計回りにのみ回転することができる。ハウジングのシャフト部材向け第2端部12Bは、複数のシャフト部材溝12BAと複数のシャフト部材突起12BBを介して、複数のシャフト部材15(
図31に示すシャフト部材15)の少なくとも1つのハウジング溝15AAを有する各第1端部15Aをハウジング12のシャフト突起12BBがスライド可能に受容するので、ユーザが装置10の調整を行うと、複数のシャフト部材15の各シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手方向軸に対して垂直方向にのみ移動することができる。各シャフト部材の溝12BAは、シャフト部材溝12BAあたり少なくとも1つのシャフト部材突起12BBを介して、シャフト17の胴回り寸法が最小胴回り寸法、最大胴回り寸法のとき、およびユーザーが装置の調整を実行したときに、1つのシャフト部材15のシャフト部材15の縦軸をねじ付き軸13の縦軸とほぼまたは正確に平行に維持する。シャフト部材突起12BBは、限定はしないが、ハウジング12に固定されたねじ、釘、またはピンなどの留め具であってもよい。ハウジング12の少なくとも1つのシャフト部材突起12BBは、片持ちスナップ(
図27Cおよび
図27Dに示される)として構成されてもよい。その場合、シャフト部材15の第1端部15Aは、ハウジング12でカンチレバースナップフィットとして構成されたシャフト部材突起12BBを受け入れるように構成される(
図32Cに示す)。各シャフト部材溝12BAは、対応するシャフト部材15を受け入れ、各シャフト部材突起12BBは、対応するハウジング溝15AAを受け入れて、装置10の使用中に対応するシャフト部材15の望ましくない移動および/または回転を防止する。
【0044】
好ましくは、複数のシャフト部材突起12BBのそれぞれの長手方向軸は、ねじ付き軸13の長手方向軸にほぼまたは正確に垂直であるが、装置10使用中の複数のシャフト部材15への摩擦および取り扱い応力を低減するために、複数のシャフト部材突起12BBのそれぞれの長手方向軸は、ねじ付き軸13の長手方向軸と90°よりも大きいまたは小さい角度をなすように構成され得る。その場合、シャフト部材15の収容溝15AAは、ねじ付き軸13の長手方向軸と90°よりも大きいまたは小さい角度をなす長手方向軸で構成されるシャフト部材突起12BBを受け入れるように構成される。
【0045】
装置10の使用中の複数のシャフト部材15への摩擦および取り扱い応力を低減するために、ハウジング12は、複数の摩擦低減器34を備えて構成されてもよい。摩擦低減器34は、空洞に保持された車輪とその軸(
図29Cおよび
図29Dに示すような)および/または空洞に保持されたボール(図示せず)などであるがこれらに限定されない。摩擦低減器34はプラスチックおよび/または金属などで作られるがこれらに限定されない。
【0046】
装置10の使用中のコントローラー11および複数のシャフト部材15への摩擦および取り扱いストレスを低減するために、ハウジング12は潤滑されてもよい。
【0047】
少なくとも1つのシャフト部材溝12BAは、ハウジング12に最も近いモジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分の最も近い頂点(または最も近い平坦底面)をスライド可能に受け入れる(図示せず)ように構成され得る。これはモジュール14のねじ付き軸13の長手軸を中心とした望ましくない回転を防止するためである。
【0048】
好ましくは、ハウジング12は、限定されないが、球形(
図24Aおよび
図24Bに示されるような)、くさび形、直方体形、長方形、じゃがいも形、円錐形、円柱形、角錐形、角柱形、四面体形、二十面体形、八面体形、トーラス形、五角形、楕円形、または十二面体形などの幾何学的形状に構成される。好ましくは、ハウジング12は、身体開口部内への装置10の過剰挿入を防止する。好ましくは、ハウジング12は、プラスチック、硬質ゴム、金属、ガラス、および/または木材などの剛性材料から作られるがこれらに限定されない。ハウジング12は、プラスチック、シリコーン、および/またはゴムなどの半剛性材料から作られてもよいがこれらに限定されない。またはハウジング12は、シリコーン、革、および/またはゴムなどの半鋼体および/または軟性材料と組み合わせた鋼体材料で作られてもよいがこれらに限定されない。ハウジング12は、金属で作られると、磁化させて血流を増加させ、装置10の使用中に身体開口部領域の筋肉および靭帯を弛緩させ、したがって、身体開口部の拡張および伸張を強化することができる。望ましくはハウジング12は着色剤として少なくとも1つの着色添加剤で作られるが、着色添加剤なしで作られてもよい。ハウジング12は、装置10の使用方法をユーザに示すために、少なくとも1つの視覚的および/または触覚的表示を付けてもよい。ハウジング12は、いくつかの装置10(同じ機能を有するか、または有していない)を使用するユーザーの利用を容易にするのに別の装置10と区別するためのカラーコードおよび/または連続番号を付けてもよい。装置10の製造および/または組立最適化目的の、ハウジング12は、1、2(
図25に示される)、3(
図26に示される)またはそれ以上の部品で作られてもよい。
【0049】
ハウジング12がいくつかの部分で作られる場合、これらの部分は、限定するものではないが、インターロック、ゴムバンド35(
図38に示す)、シリコーンバンド、ラッピング、接着、および/またはねじ込みなどによって互いに接続される。
【0050】
別の一実施例では、少なくとも1つのシャフト部材溝12BAは、少なくとも1つのばねを含むことができる。ばねは、少なくとも1つのばねを有するシャフト部材溝12BAの内側に嵌合するシャフト部材15の第1端部15Aに接続する。好ましくは、ばねは、これらに限定されないが、シャフト部材溝12BAの内側に嵌合する少なくとも1つの圧縮ばね36(
図43Cに示されるような)であり、シャフト17の胴回り寸法がユーザーによって減少されたとき、シャフト部材15の第1端部15Aがねじ付き軸13の長手方向軸に垂直に、ねじ付き軸13の方向への移動するを容易にする。またはばねは、以下に限定されないが、シャフト部材溝12BAの内側に嵌合する少なくとも1つの引張りばね(図示せず)であり、使用者がシャフト17の胴回り寸法を増加させたとき、シャフト部材15の第1端部15Aがねじ付き軸13の縦軸に垂直に反対側へ移動するのを容易にする。好ましくは、ばねは金属またはプラスチックなどで作られるが、これらに限定されない。
【0051】
図25Aに示すように、ハウジング12は、少なくとも1つのモジュール回転防止突起12Fを含むことができる。モジュール回転防止突起12Fは、少なくとも1つのハウジング回転防止窪み14D(
図30Fに示される)を有するモジュール14の回転防止突起窪み14Dの内側にスライド可能に嵌合するように構成され、その結果、ねじ付き軸13が時計回りに回転すると、モジュール14は、回転防止突起窪み14Dにスライド可能に接続されたモジュール回転防止突起12Fとの間の相互作用によってねじ付き軸13の長手方向軸の周りを回転するのを防止され、ねじシャフト13に沿ってハウジングの方向に移動する。そして、ねじ付き軸13が反時計回りに回転すると、モジュール14は、回転防止突起窪み14Dにスライド可能に接続されたモジュール回転防止突起12Fとの間の相互作用によってねじ付き軸13の長手方向軸を中心に回転するのを防止され、ねじ付き軸13に沿ってハウジング12の反対方向に移動する。好ましくは、モジュール回転防止突起12Fはハウジング12の一部として作成されるとよい、しかしながら、モジュール12の回転防止突起12Fは、別個に作製され、その後、ハウジング12に固定されてもよい。その場合、モジュールの回転防止突起12Fは、限定されないが、例えば、金属および/またはプラスチックで作られる。
【0052】
別の一実施例では、
図27Aに示されるように、ハウジング12は、少なくとも1つのベアリング12Eを含み得る。好ましくは、ベアリング12Eは、プレーンベアリング、ワッシャーファスナー、および/または回転要素ベアリングなどであるが、これらに限定されず、これは金属および/またはプラスチックなどで作られるがこれらに限定されない。好ましくは、ベアリング12Eは、ねじ付き軸13の第1端部13Aおよび/またはコントローラー11の第2端部11Bを受け入れるように構成される。ベアリング12Eは、装置10の使用中に装置10の摩擦および取り扱い応力を低減する。
【0053】
別の一実施例では、
図27および
図28に示されるように、ハウジング12は、少なくとも1つのハウジング外部突起12Dを含み得る。ハウジングの外部突起12Dは、使用者が装置10のシャフト17が挿入される身体開口部に最も近い身体部分を押すことによって、使用者が装置10の調整を行うとき、装置10が身体開口部内で回転するのを防止する。ハウジング外部突起12Dはまた、装置10の利用を容易にするためのハンドルでもある。ハウジング外部突起12Dは、少なくとも1つの電子部品18(
図28Cに示される)、振動モーター22(
図28Cに示され、振動モーター22は振動モーターセクションに記述される)、加熱要素(図示せず;加熱要素セクションに記載)、心拍数モニター(図示せず、心拍数モニターセクションに記載されている心拍数モニター)、電気電極(図示せず、電気刺激電極セクションに記載された電気電極)、陰茎リング(図示せず、陰茎リングセクションに記載された陰茎リング)、ウェイト32(この一実施例に図示せず、ウェイトセクションに記載されたウェイト32)、および/または、胴回り調整指示器23(この一実施例では図示されていない、胴回り調整インジケータセクションに記載されている胴回り調整指示器23)を含み得る。ハウジングの外部突起12Dはまた、装置10の身体開口部への過剰挿入を防止する。ハウジング外部突起12Dはまた、装置10の使用中に身体開口部拡張手順を強化するために、別の身体部分(装置10が女性の肛門に挿入されるときの膣など)に接触することによって刺激するように構成され得る。12Dはまた、(装置10が肛門に挿入されるときの膣のような)それに挿入されることによって別の身体開口部を刺激して、装置10の利用中の身体開口部拡張手順を強化するように構成され得る。好ましくはハウジング外部突起12Dは、ハウジング12の一部として作られるが、ハウジング外部突起12Dは、別個に作られ、ハウジング12に取り外し可能に固定されるように構成されてもよい。これはハウジング外部突起12Dがハウジング12に繰り返し取り付けられ、そしてハウジング12から取り外されることを意味する。その場合、ハウジングの外部突起は、限定されないが、プラスチック、硬質ゴム、金属、ガラス、および/または木材のような剛性材料で作られることが好ましい。ただし、ハウジングの外部突起12Dは、これらに限定されないが、プラスチック、シリコン、および/またはゴムのような半剛性材料から作られてもよい、またはハウジングの外侮突起12Dは、これらに限定されないが、シリコーン、皮革、および/またはゴムなどの半剛性および/または軟性材料と組み合わせた剛性材料から作製されてもよい。
図27Aは、この一実施例におけるハウジング12の一部の斜視図を示す。
図27Bは、この一実施例におけるハウジング12の一部の斜視図を示す。
図28Aは、この一実施例におけるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す。
図28Bは、本一実施例に係るハウジング12の底面図である。
図28Cは、
図28Bの断面図を示す。この一実施例は、装置10の利用中に、使用者のための身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0054】
別の一実施例では、ハウジング12は、以下のものから少なくとも1つを含むことができる、電子部品18(
図45に示されるように)、振動モーター22(
図29Aに示されるように)、
図29Bに示されている胴回り調節指示器23、加熱要素(図示せず)、電子部品18(図示せず)に接続された心拍数モニターユニット(図示せず)、電気刺激電極(図示せず)、陰茎リング(図示せず)、および/またはウェイト32(
図29Bに示される)。この一実施例は、装置10の利用中に、使用者のための身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0055】
<モジュール>
好ましい一実施例では、モジュール14は、
図30に示すように、傾斜面14Aを有する少なくとも1つの円錐部分、平坦回転防止コネクタ14B、大文字のT字形の回転防止コネクタ24、傾斜した大文字のT字形回転防止コネクタ25からなる群から選択される少なくとも1つの回転防止コネクタ、そして1つの管14Cを有する。
図2、
図3および
図4に示す好ましい一実施例では、装置10はねじ付き軸13ごとに、傾斜面14Aを有する1つの円錐部分、少なくとも1つの回転防止コネクタ、および管14Cを有する少なくとも2つのモジュール14(
図30A、
図30B、
図30D、
図30E、
図30G、および
図30Hに示される一実施例におけるモジュール14)、または傾斜面14Aを有する少なくとも2つの円錐部分、少なくとも1つの回転防止コネクタ、および管14Cを有する少なくとも1つのモジュール14(この一実施例では装置10は図示されていないが、この一実施例のモジュール14は
図30Cおよび
図30Fに図示されている)を備える。しかし、ねじ付き軸13あたり傾斜面14Aを有する1つの円錐部分、少なくとも1つの回転防止コネクタ、およびの運河14C(この一実施例では装置10は図示せず)を有する1つのモジュール14で装置10を構成することも可能である。
【0056】
好ましくは、傾斜面14Aを有する円錐部分は、ほぼまたは正確に円錐形に構成され、したがって、頂点、傾斜面、および平坦底面で構成される。傾斜面14Aの円錐部分の傾斜面は、2.54ミリメートルより大きい。好ましくは、管14Cは、頂点から平坦な基部の中心まで、傾斜面14Aの円錐部分を通過する。管14Cは、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじ付き管、または少なくとも1つのファスナー窪み14CAを有するねじなし管(
図30E、
図30Fおよび
図30Gに示される)などである。管14Cの機能は、ねじ付き軸13が回転するときにねじ付き軸13と機械的に相互作用して、モジュール14(ねじ付き軸13の長手方向軸の周りの回転が防止される)をねじ付き軸13に沿って移動させることである。管14Cにねじが切られているとき、管14Cとねじ付き軸13との間の機械的相互作用は直接的である。管14Cが少なくとも1つのファスナー窪みを有する非ねじであるとき、ファスナー窪みは、これらに限定されないがナットファスナーおよび/またはウィングナットファスナーであり、管14Cとねじ付き軸13の間の機械的相互作用は、ファスナー窪み内に挿入されたファスナーを介して行われる。管14Cにねじが切られていて、少なくとも1つのファスナー窪みがある場合、ここで、ファスナー窪みは、ナットファスナー、および/または蝶ナットファスナーなどの少なくとも1つのファスナーを含み、管14Cとねじ付き軸13との間の機械的相互作用は、直接的であり、かつファスナー窪みの内側に挿入されたファスナーを介しておこなわれる。管14Cは、ねじ付き軸13を受け入れるように構成されており、ねじ付き軸13が時計回りに回転すると、モジュール14は、少なくとも1つのシャフト部材15の少なくとも1つのモジュールコネクタ溝15Dに摺動可能に接続された少なくとも1つの回転防止コネクタの相互作用により、ねじ付き軸13の長手方向軸を中心に回転するのを防止し、ハウジング12の方向にねじ付き軸13に沿って移動する。ねじ付き軸13が反時計回りに回転すると、モジュール14は、少なくとも1つのシャフト部材15の少なくとも1つのモジュールコネクタ溝15Dにスライド可能に接続された少なくとも1つの回転防止コネクタ間の相互作用によってねじ付き軸13の長手軸周りに回転するのを防ぎ、ハウジング12の反対方向にねじ付き軸13に沿って移動する。
【0057】
少なくとも1つのモジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分の平坦底面は、ねじ切りされた次のモジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分の頂点をスライド可能に受け入れる(図示せず)ように構成され得る。これはねじ付き軸13の長手方向軸の周りで、スライド可能に接続されたモジュール14のねじ付き軸13周りの望ましくない回転を防止するためである。
【0058】
好ましくは、傾斜面14Aの円錐部分の頂点は、ハウジング12の方向にあるが、傾斜面14Aの円錐部分の頂点は、ハウジング12の反対方向にあり、方向を逆にすることもでき、ねじ付き軸13の回転によるシャフト17の胴回り寸法の増減が逆になる。装置10の使用中に複数のシャフト部材15への摩擦と取り扱い応力を低減するために、モジュール14は、少なくとも1つで構成されてもよい。摩擦低減装置34は、空洞(
図30Fに示す)に保持されたホイールおよびその軸、および/または空洞(図示せず)にボールなどであるがこれらに限定されない。
【0059】
装置10の使用中の複数のシャフト部材15への摩擦および取り扱い応力を低減するために、モジュール14は潤滑されてもよい。
【0060】
好ましくは、モジュール14は、プラスチックおよび/または金属などであるがこれらに限定されない剛性材料から作製される。モジュール14が、金属でできている場合、磁化されて血流を増加させ、身体開口部領域の筋肉および靭帯を弛緩させ、したがって、装置10の使用中に身体開口部の拡張および伸張を強化することができる。好ましくは傾斜面14Aはほぼまたは正確に円錐形に構成されるが、傾斜面14Aの円錐部分は、球形、三角形、ピラミッド形状、直方体形状、プリズム形状、ジャガイモ、二十面体形状、八面体形状、五角形形状、楕円形、十二面体形状および/または長方形形状など、これらに限定されないが、ほぼまたは正確に幾何学的形状に構成されてもよい。
【0061】
図30Aから
図30Gに図示されているように、モジュール14の回転防止コネクタは、平坦回転防止コネクタ14B(
図30A、
図30B、
図30D、
図30E、および
図30Fに示されている)、大文字のT字形である回転防止コネクタ24(
図30Cおよび
図30Gに示されている)、および/または傾斜した大文字のT字形回転防止コネクタ25(
図30Dおよび
図30Hに示されている)である。モジュール14の回転防止コネクタ(シャフト部材15のモジュールコネクタ溝15Dにスライド可能に接続される)の機能は、ねじ付き軸13が回転するときにモジュール14が回転するのを防止することであり、したがって、ねじ付き軸13が回転すると、モジュール14はモジュールに沿って移動し、シャフト部材15がねじ付き軸13の長手方向軸に対して垂直に、ねじ付き軸13の長手方向軸の方向または反対方向に移動するように案内する。
【0062】
【0063】
図30C、
図30Gでは、大文字のT字形回転防止コネクタ24は、ねじ付き軸13の長手方向軸に対してほぼまたは正確に垂直に配置された大文字のT字形とほぼまたは全く同様の形状で構成される。シャフト部材15は、T字形回転防止コネクタ24に合うよう構成された場合、モジュールコネクタ溝15D(
図31に示す)を介して、大文字のT字形回転防止コネクタ24をスライド可能に受け入れるように構成される。
【0064】
図30D、
図30Hに図示するように、傾斜した大文字のT字形回転防止コネクタ25は、傾斜した大文字のT字形でほぼまたはまったく同様の形状に構成されている。傾斜した大文字のT字形回転防止コネクタ25は、ねじ付き軸13の長手方向軸と0.1°より大きい角度をなす。モジュール14が傾斜した大文字のT字形の回転防止コネクタ25で構成される場合、シャフト部材15は、モジュールコネクタの溝15D(
図31に示す)を介して傾斜した大文字T形回転防止コネクター25をスライド可能に受容するように構成される。
【0065】
図30Aは、一実施例における、傾斜面14A、複数の平坦回転防止コネクタ14B、および管14Cを備えた1つの円錐部分を有するモジュール14の斜視図を示す。
図30Bは、一実施例における、傾斜面14A、複数の平坦回転防止コネクタ14B、および管14Cを備えた1つの円錐部分を有するモジュール14の側面図を示す。
図30Cは、一実施例における、傾斜面14Aを有する2つの円錐部分、複数の大文字のT字形回転防止コネクタ24、および管14Cを有するモジュール14の斜視図を示す。
図30Dは、一実施例における、傾斜面14A、複数の直線回転防止コネクタ14Bおよび複数の傾斜した大文字のT字形回転防止コネクタ25、および管14Cを有する1つの円錐断面を有するモジュール14の斜視図を示す。
図30Eは、一実施例における、傾斜面14A、複数の平坦回転防止コネクタ14B、および管14Cを備えた1つの円錐部分を有するモジュール14の斜視図を示す。
図30Fは、一実施例における、傾斜面14A、複数の平坦回転防止コネクタ14B、および管14Cを備えた2つの円錐部分を有するモジュール14の斜視図を示す。
図30Gは、一実施例における、傾斜面14A、複数の大文字のT字形回転防止コネクタ24、および管14Cを備えた1つの円錐断面を有するモジュール14の斜視図を示す。
図30Hは、一実施例における、傾斜面14A、複数の傾斜した大文字のT字形回転防止コネクタ25、および管14Cを備えた1つの円錐断面を有するモジュール14の斜視図を示す。
【0066】
別の一実施例では、(
図30Fに示すように)モジュール14は、少なくとも1つの回転防止突起窪み14Dを含むことができる。ハウジング回転防止窪み14Dは、少なくとも1つのモジュール回転防止突起12Fを有するハウジング12のモジュール回転防止突起12Fをスライド可能に受容するように構成され、その結果、ねじ付き軸13が時計回りに回転すると、モジュール14はねじ付き軸13周りの回転を防止される。ハウジング回転防止空洞14Dとモジュール回転防止突起12Fとの間の相互作用によりねじ付き軸13の長手軸の周りを回転するのが防止され、ハウジング12の方向に移動し、ねじ付き軸13が反時計回りに回転すると、モジュール14は、モジュール回転防止突起回転防止突起窪み14Dとの間の相互作用によってねじ付き軸13の長手方向軸の周りを回転するのが防止され、ハウジング12の反対方向に移動する。ユーザが装置10の調整を行うとき、モジュール回転防止突起12Fとと回転防止突起窪み14Dとの間の相互作用は、モジュール14の望ましくない回転を防止し、装置10の全体的な構造を強化する。ハウジング12にハウジング回転防止空洞14Dを配置し、かつモジュール14にモジュール回転防止突起12Fを配置することも可能であるという事実が注目される。
【0067】
図58に示すように、傾斜面14Aの円錐部分の頂点がハウジング12の反対方向にあるとき、少なくとも1つのモジュール14は、ねじ付き軸13の第2端部13Cに位置して、使用者がシャフト17の胴回り寸法を大きくした場合、鞘16の長さを鞘16の先端16Cで拡張することができ(鞘16は鞘セクションで説明する)、したがってシャフト17の長さも拡張することができる。
図58Aは、装置10の一実施例によるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16は
図58Aに示さず、
図58Aに1つのシャフト部材15のみが示されている)。
図58Aに示すように、この一実施例では、鞘16の長さを拡張するためにねじ付き軸13の第2端部13Cに位置するモジュール14は、ハウジング12から最も遠い側である管14Cを閉じるモジュールキャップ14Eで構成され得る。この一実施例は、装置10の利用中の装置10の長さ調節などの、ユーザの身体拡張手順を強化する他の特徴を提供する。
図58Bは、装置10の一実施例によるシャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16は
図58Bに示さず、
図58Bに1つのシャフト部材15のみが示される)。
図58は、
図58Aの底面図を示す。
図58Dは、
図57Bの底面図を示す。
図58Eは、
図58Cの断面図を示す。
図58Fは、
図58Dの断面図を示す。
【0068】
<シャフト部材>
好ましい一実施例では、装置10は、複数のシャフト部材15を備える。好ましい一実施例では、シャフト部材15は、少なくとも1つのハウジング溝15AAを有する第1端部15A、中間部15B、傾斜接面15CAを持つ少なくとも1つのモジュール窪み15C、少なくとも1つのモジュールコネクタ溝15D、および先端部15Eを有する(
図31に示されるシャフト部材15)。以下、軸部材15の第1端部15Aから先端部15Eまたは先端部15E第1端部15Aに向かう方向を「シャフト部材の長手軸」という。先端部15Eは、
図32C 32Dに示されるような輪郭形状で構成されてもよい。これはシャフト17の身体開口部への挿入を容易にするためである。
【0069】
調整中に、中央から身体開口部の側面全体に渡って実質的に均一な圧力を生成することを目的として、あるいは中央から身体開口部の側面全体に渡って実質的に均一な圧力を削減することを目的として、装置10がねじ付き軸13あたり4つより多いシャフト部材15(好ましい一実施例では5つまたは6つのシャフト部材)を含むことが好ましいという事実が注目される。この特定可圧力の再分配は、身体開口部の拡張と伸張に対してユーザーに最適なパフォーマンスと快適さを提供することを目的としているが、2つ、3つまたは4つのシャフト部材(この一実施例では装置10は図示されていない)だけで装置を構成することも可能である(
図33に示すように、なお鞘16は図示されていない)。好ましくは、シャフト部材15は、モジュール14(または複数のモジュール14)が傾斜面14Aを有する円錐部分をねじ付き軸の中間部13、そして/また第2端部13Cで構成するのが摺動自在に嵌り込むよう同じ数のモジュール窪み15Cを有する。装置10の調整中、シャフト17の胴回り寸法を大きくするとき、モジュール14の傾斜面14Aの円錐部分の傾斜面が、モジュール窪み15Cの外側の傾斜接面15CAに対してスライドし、シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手方向軸に対して垂直に、ねじ付き軸13の長手方向軸の反対方向に移動する。各シャフト部材15の各長手方向軸は、ねじ付き軸の長手方向軸とほぼまたは正確に平行に維持される。シャフト17の胴回り寸法が減少するとき、鞘と回転防止コネクタと組み合わせて、モジュール14の傾斜面14Aの円錐部分の傾斜面が、モジュール窪み15C内部の傾斜接面15CAに対してスライドし、それは各シャフト部材15をねじ付き軸13の長手方向軸に対して垂直にねじ付き軸13の長手方向軸の方向に移動させ、各シャフト部材15の各長手方向軸は、ねじ付き軸13の長手方向軸とほぼまたは正確に平行に維持される。したがって、傾斜面14Aを有する円錐部分の傾斜面の高さの値およびモジュール空洞15Cの傾斜接面15CAの傾斜は、装置10の調整の特定可特性を部分的に定義し、傾斜面14Aを持つ円錐部分が高いほど、および/またはモジュール窪み15Cの傾斜接面が急なほど、ユーザーが最大および最小胴回り寸法に到達するために必要なコントローラー11の回転が多くまた少なくなる。しかしながら、モジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分がほぼまたは正確な円錐形状と異なる幾何学的形状に構成されている場合でも、モジュール窪み15Cの傾斜接面15CAは、モジュール14の他のどのような接面に対してもスライドすることができる。
【0070】
複数のシャフト部材15は、ねじ付き軸13およびモジュール14(または複数のモジュール14)を取り囲むように構成される。装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるとき、複数のシャフト部材15の胴回り寸法は、31.7ミリメートルより大きい。複数のシャフト部材15の胴回り寸法は、複数のシャフト部材15によって形成される円筒形状の側面面積を用いて算出される。好ましくは、軸部材15の第1端部15Aから先端部15Eまでの長さは25.4ミリメートルより大きい。
【0071】
装置10の使用中のハウジング12および/またはモジュール14(または複数のモジュール14)に対する摩擦および取り扱い応力を低減するために、各シャフト部材15は、少なくとも1つの摩擦低減器34で構成され得る。摩擦低減器34は、(
図38Bに示すように)空洞に保持された車輪およびその車軸、および/または空洞(図示せず)に保持されたボールなどであるが、これらに限定されない。
【0072】
装置10の使用中のハウジング12およびモジュール14(または複数のモジュール14)に対する摩擦および取り扱い応力を低減するために、各シャフト部材15は潤滑されてもよい。
【0073】
好ましくは、シャフト部材15は、プラスチックおよび/または金属などとこれらに限定されない剛性材料であるが、装置10の使用中に身身体開口部との衝撃を軽減するため、シャフト部材15は、限定されないがシリコーンおよび/またはゴムのような半剛性および/または軟性材料と組み合わせて作製されてもよい。金属でできているシャフト部材15は磁化されて血流を増加させ、身身体開口部の筋肉と靭帯領域をリラックスさせ、したがって、装置10の使用中の身体開口部の拡張および伸張を強化する。
図31Aは、一実施例における1つのシャフト部材15の正面図を示す。
図31Bは、一実施例における1つのシャフト部材15の背面図を示す。
図31Cは、一実施例における1つのシャフト部材15の上面図を示す。
図31Dは、
図30Aの断面図を示す。
図32Cは、一実施例における1つのシャフト部材15の正面図を示す。
図32Dは、一実施例における1つのシャフト部材15の正面図を示す。
図33Aは、装置10の一実施例によるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す(鞘16は
図33Aに示されていない)。
図33Bは、装置10の一実施例による、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す(鞘16は
図33Bに示されていない)。
【0074】
別の一実施例では、少なくとも1つのシャフト部材15は、電子部品18、振動モーター22(
図32Bに示す)、加熱要素(図示せず)、電気刺激電極(図示せず)および心拍数モニター(図示せず)の少なくとも1つを含むことができる。この一実施例は、装置10の利用中に、使用者のための身体開口拡張手順を他の特徴を提供する。
【0075】
別の一実施例では、
図34および
図35に示されるように、少なくとも1つのシャフト部材15は、少なくとも1つの側部延長部15Fを含み得る。側部延長部15Fは、(
図35に示されるように)ねじ付き軸13の長手方向軸の周りで次に並ぶシャフト部材15を摺動可能に接続する。この一実施例は、シャフト17の胴回り寸法がユーザーによって増減されたときに、身体開口部の側面全体に対して生成される圧力の再分配を向上させるという事実が注目される。好ましくは、側部延長部15Fは、プラスチックなどであるがこれに限定されない半剛性で弾性のある材料でできている。好ましくは、側部延長部15Fは、シャフト部材15がプラスチックで作られるとき、シャフト部材15の一部として作られるが、側部延長部15Fは、別個に作られ、軸部材15に固定されてもよい。
図34Aは、装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるときの、元の形状の少なくとも1つの側部延長部15Fを有するシャフト部材15の正面図を示す。
図34Bは、装置10のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるときの、元の形状の少なくとも1つの側部延長部15Fを有するシャフト部材15の背面図を示す。
図34Cは、装置10のシャフト17がその最大胴回り寸法にあるとき、その元の形状から弾性的に変形した少なくとも1つの側方延長部15Fを有するシャフト部材15の正面図を示す。
図34Dは、装置10のシャフト17がその最大胴回り寸法にあるときに、その元の形状から弾性的に変形した少なくとも1つの側方延長部15Fを有するシャフト部材15の背面図を示す。
図35Aは、この一実施例におけるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16は図示せず)。
図35Bは、本一実施例におけるシャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図を示す(鞘16は図示せず)。
図35Cは、この一実施例におけるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の上面図を示す(鞘16は示されていない)。
図35Dは、この一実施例におけるシャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の上面図を示す(鞘16は図示せず)。
【0076】
図36と
図37に示すように、複数のシャフト部材15は、少なくとも1つの溝15FAを有する少なくとも1つの側部延長部15Fと、少なくとも1つの側部延長溝コネクタ15Gとを備えることができる。少なくとも1つの側部延長溝コネクタ15Gは、少なくとも1つの溝15FAを有する少なくとも1つの側部延長15Fを有する1つ前のシャフト部材15の溝15FAおよび少なくとも1つの側部延長溝コネクター15Gにスライド可能に嵌合するように構成される。1つのシャフト部材15の溝15FAと、それにスライド可能に接続された別のシャフト部材15の側部延長溝コネクタ15Gとの間の相互作用は、複数のシャフト部材15の各シャフト部材のねじ付き軸13の長手方向軸に垂直でねじ付き軸13の長手方向軸の反対方向への移動を、そしてシャフト17の胴回り寸法がユーザによって減少されたときには、ねじ付き軸13の長手方向軸の方向への移動を容易にする。好ましくは、側方延長溝コネクタ15Gはシャフト部材15で作られるが、側方延長溝コネクタ15Gは別個に作られシャフト部材15に固定されてもよい。その場合、側方延長溝コネクタ15Gは好ましくはプラスチックおよび/または金属などでできているがこれらに限定されない。
図36Aは、装置10のシャフト17の胴回り寸法が最小であるときの、元の形状の少なくとも1つの溝15FAを有する少なくとも1つの側方延長部15F、および少なくとも1つの側方延長溝コネクタ15Gを有するシャフト部材15の正面図を示す。
図36Bは、装置10のシャフト17が最小であるときの、元の形状の少なくとも1つの側部延長溝15FAを有する少なくとも1つの側部延長部15F、および少なくとも1つの側部延長溝コネクタ15Gを有するシャフト部材15の背面図を示す。
図36Cは、装置10のシャフト17の胴回り寸法が最大であるときの、その元の形状から弾性的に変形した少なくとも1つの溝15FAを有する少なくとも1つの側面延長部15F、および少なくとも1つの側面延長溝コネクタ15Gを有するシャフト部材15の正面図を示す。
図36Dは、装置10のシャフト17の胴回り寸法が最大であるときの、その元の形状から弾性的に変形した少なくとも1つの溝15FAを有する少なくとも1つの側面延長部15F、および少なくとも1つの側面延長溝コネクタ15Gを有するシャフト部材15の背面図を示す。
図37Aは、この一実施例におけるシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す(鞘16は図示せず)。
図37Bは、この一実施例におけるシャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の斜視図を示す(鞘16は図示せず)。
【0077】
図38Aに示されるように、少なくとも1つのシャフト部材15は、少なくとも1つのシャフト部材開口部刺激突起15Eを含み得る。シャフト部材開口部刺激突起15Eは、装置10の利用中に、鞘16を介して身体開口部を刺激する。この一実施例は、装置10の利用中にユーザの身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0078】
別の一実施例(図示せず)では、シャフト部材15は、少なくとも1つのシャフトばね(図示せず)を含むことができる。好ましくは、シャフトばねは、これらに限定されないが、引張ばね、円形ばね、円形ばねクランプ、および/または円形ばねクランプクリップなどであり、これらはこれらに限定されないが金属またはプラスチックで作られる。好ましくは、シャフトばねは、複数のシャフト部材15を一緒に、少なくとも1つのシャフト部材15をハウジング12に、少なくとも1つのシャフト部材15を少なくとも1つのモジュール14(または複数のモジュール14)に接続する。シャフトばねは、シャフト17の胴回り寸法がユーザーによって減少するとき、少なくとも1つのシャフト部材15、または複数のシャフト部材15の各シャフト部材15が、ねじ付き軸13の長手軸に垂直に、ねじ軸13の長手軸の方向に移動するのを容易にし、装置10の全体的な構造を強化する。
【0079】
<鞘>
好ましい実施例では、装置10は、1つの鞘16を備える。好ましい一実施例では、鞘16は、
図1に示すように、第1端部16A、中間部16B、先端部16C、および鞘の周囲を有する。好ましい一実施例では、鞘16は、複数のシャフト部材15を囲むように構成されるが、別の好ましい一実施例では、鞘16の第1端部16Aは、(
図1A、
図1B、
図39A、および
図39Bに示すように)ハウジング12を部分的に、または(
図39Cおよび
図39Dに示すように)ハウジング12全体を囲むように構成され得る。
図1Aは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図1Bは、装置10の好ましい一実施例により、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Aは、装置10の好ましい一実施例による、シャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Bは、装置10の好ましい一実施例による、シャフト17がその最大胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Cは、装置10の好ましい一実施例に対するシャフト17がその最小胴回り寸法にある装置10の正面図である。
図39Dは、装置10の好ましい一実施例に対する最大胴回り寸法でシャフト17を有する装置10の正面図である。
【0080】
好ましくは、鞘16は、シリコーンおよび/またはゴムなどであるがこれらに限定されない柔らかくて弾力性のある材料で作られる。好ましくは、鞘16は、少なくとも1つの着色添加剤を加えて作製されるが、鞘16は、着色添加剤から作製されてもよい。鞘16は、香料添加剤、蛍光添加剤、白熱添加剤または導電性添加剤などであるがこれらに限定されない少なくとも1つの添加剤を含むことができる。この添加剤は、装置10の使用中に、ユーザーの身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の機能を提供する。鞘16は、いくつかの装置10(同じ機能を有するか、または有していない)のユーザのための利用を容易にするため、本装置10を別の装置10と区別するために、カラーコードおよび/または連続番号を設定することができる。鞘16は、装置10の使用方法をユーザーに示すために、少なくとも1つの視覚的および/または触覚的表示を設定することができる。好ましくは、鞘16は、複数のシャフト部材15および/またはハウジング12に固定される。鞘16は、複数のシャフト部材15または複数のシャフト部材15およびハウジング12に取り外し可能に固定されるように構成され得る、これは、鞘16が複数のシャフト部材15または複数のシャフト部材15およびハウジング12に繰り返し固定され、その後、複数のシャフト部材15または複数のシャフト部材15およびハウジング12から取り外され、その後、複数のシャフト部材15または複数のシャフト部材15およびハウジング12に再び固定され得ることを意味する。好ましくは、第1端部16Aから先端部16Cまでの鞘16の長さは、2.54センチメートルより大きい。好ましくは、装置16のシャフト17がその最小胴回り寸法にあるとき、鞘16の鞘の胴回り寸法は、3.25センチメートルより大きい。鞘周囲の胴回り寸法は、鞘16の中間部16Bに形成された円筒形状の側面面積を用いて算出される。シャフト17の胴回り寸法を増加させ、したがって、鞘16の鞘胴回りの胴回り寸法を増加させるための、ユーザがコントローラ11を時計回りまたは反時計回りの一方向に回転させたときのコントローラ11の回転方向は、「鞘胴回りの増加方向」と呼ばれる。シャフト17の胴回り寸法を減少させ、したがって、鞘16の鞘胴回りの胴回り寸法を減少させるための、ユーザがコントローラ11を時計回りまたは反時計回りの一方向に回転させるときのコントローラ11の回転方向は、「鞘周囲の減少方向」と呼ばれる。好ましくは、先端16Cは、
図1Cおよび
図1Dに示されるように装置10を閉じる。
【0081】
別の一実施例では、
図40と
図41に示されるように、鞘16は、少なくとも1つの鞘外部突起16Dを含むことができる。鞘外部突起16Dは、ユーザが装置10のシャフト17が挿入される身体開口部の最も近い身体部分を押すことによって、ユーザが装置10の調整を行うときに、装置10が身体開口部内で回転するのを防止する。鞘外部突起16Dはまた、装置10の利用を向上させるためのハンドルである。鞘外部突起16Dは、少なくとも1つの、電子部品18(
図40Cに示される)、振動モーター22(
図40Cに示される)、加熱要素(図示せず)、心拍数モニター(図示せず)、電気刺激電極(図示せず)、陰茎リング(図示せず)、重し32(この一実施例では図示せず)、および/または胴回り調整指示器23(この一実施例では図示せず)を含み得る。鞘外部突出部16Dはまた、身体開口部内への装置10の過剰挿入を防止する。鞘外部突出部16Dはまた、別の身体部分(装置10が女性の肛門に挿入されるときの膣など)に接触することによって刺激し、装置10の利用中に身体開口部拡張手順を強化するように構成され得る。鞘外部突出部16Dはまた、それに挿入される(装置10が肛門に挿入されたときの膣など)ことで別の身体開口部を刺激して、装置10の利用中に身体開口部拡張手順を強化するように構成され得る。鞘外部突出部16Dは、好ましくは、鞘16から作られるが、鞘外部突出部16Dは、別個に作られ、鞘16に取り外し可能に固定されるように構成されてもよい。その場合、鞘外部突起16Dは、プラスチックなどの剛性材料で作られるのが好ましいが、それに限定されず、外部突起16Dは、プラスチック、シリコーン、および/またはゴムなどとこれらに限定されない半剛性材料で作られるか、および/または外部突出部16Dは、半剛性および/またはシリコン、革、ゴムなどとこれらに限定されない軟性素材と組み合われて作られる。この一実施例は、装置10の利用中に、使用者のための身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0082】
別の一実施例では、
図42に示されるように、装置10は、少なくとも1つの前立腺刺激突起16Gを含み得る。前立腺刺激突起16Gは、装置10の利用中に(例えば、男性の肛門の身体開口部において)、肛門の身体開口部を介して前立腺を刺激する。この一実施例は、装置10の利用中に、使用者のための身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0083】
別の一実施例では、鞘16は少なくとも1つの、
図40Cに示されるような電子部品18、振動モータ22、胴回り調整指示器23(この一実施例では図示せず)、加熱要素(図示せず)、心拍数モニタ(図示せず)、電気刺激電極(図示せず)、陰茎リング(図示せず)、 および/またはウェイト32(この一実施例では図示せず)を含んでもよい。この一実施例は、装置10の利用中に、使用者のための身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
【0084】
別の一実施例では、
図48に示されるように、鞘16は、少なくとも1つの鞘開口部刺激突起16Fを含み得る。鞘開口部刺激突起16Fは、使用者による装置10の利用中に、身体開口部を刺激する。
図48に示されるように、鞘開口部刺激突起16Fはまた、利用中に身体開口部からの装置10の望ましくない排出を防止するように構成され得る。
【0085】
別の一実施例(図示せず)では、鞘16は、少なくとも1つの長手方向突出部を含むことができる。長手方向突出部の長さは、シャフト17の長さよりも短いか、ほぼまたは正確に同じであり、ねじ付き軸13の長手方向軸に従う。長手方向突出部は、ねじ付き軸13の長手方向軸の周りの2つの後続のシャフト部材15間の隙間の感覚を最小にする。この感覚は、少なくとも1つの側部延長部15Fを備えて構成されていないと、鞘の胴回りの胴回り寸法が大きくなると、各シャフト部材15間に空間が生じるために生じる。
【0086】
別の一実施例では、
図59Bに示されるように、鞘16は、少なくとも1つの液体チャネル16Eを含み得る。ユーザーが装置10で潤滑剤を使用すると、液体チャネル16Eは、装置10の鞘16上に潤滑剤をより長く保持し身体開口部の潤滑を確実により長くして装置10の使用をより快適にする。
【0087】
<電子部品>
別の一実施例では、装置10は、以下に限定されないがそのような、少なくとも1つの電気部品を有する少なくとも1つの電子部品18を含むことができる、すなわち、電池(使い捨てまたは有線および/または無線充電により複数回充電可能)、電子回路、プリント回路基板、マイクロプロセッサ、エンコーダ、回転センサー、送信機、受信機、発光ダイオード(LED)、タイマー、電気スピーカー、電線、およびノブ、押しボタン、スイッチ、および/または触覚スイッチなどとこれらに限らない電子制御器。電子部品18は、密閉型電気モーター19、振動モーター22、胴回り調整指示器23、加熱要素(図示せず)、心拍数モニタユニットユニット(図示せず)および/または電気刺激電極(図示せず)などとそれらに限定されない要素を有線および/または無線接続によって電力を供給、設定および/または作動するように構成することもできる。電子部品18は、マッサージ、刺激、身体情報および/または操作情報などとこれらに限定されない身体開口部拡張および伸張手順を強化する機能をユーザーに提供するために、以下に限定されないが、所定の動作機能を備えるよう構成することができる、すなわち、モーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトのねじ付き軸13の長手方向軸周りの種々の回転角度、モーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトの種々の回転速度、モーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトの種々の回転、振動モーター22、胴回り調整指示器23、加熱要素 (図示せず)、心拍数モニターユニット(図示せず)および/または電気刺激電極(図示せず)の少なくとも1つの種々の構成。電子部品18は、好ましくは装置10に固定されるが、電子部品18(またはその構成要素の少なくとも1つ)は、装置10に取り外し可能に固定されるように構成されてもよい。すなわち電子部品18(またはそのコンポーネントの1つ)は繰り返し装置10に固定し、装置10から取り外して、再度装置10に固定するということを意味する。電子部品18は、ユーザーが次のような方法によって操作できる、すなわち、電子コントローラ、音声によって、および/またはデスクトップコンピュータおよび/またはモバイル電話および/もしくはモバイルコンピューティング装置などとそれらに限定されないモバイル装置上で実行されるように設計されたコンピュータプログラム(図示せず)を介して。
【0088】
<密閉型電気モーター>
別の一実施例では、装置10は、
図10、
図11、
図15、
図16および
図17に示されるように、モーターシャフト19A、モーターハウジング19Bを有する少なくとも1つのモーターを有する密閉型電気モーター19を含み得る。モーターシャフト19Aを有するモーターは、電子部品18を介して、電力供給、設定および/または操作される。密閉された電気モーター19は、(
図15に示すように)少なくとも1つの遊星歯車システム19Cを含み得て、モーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトの回転、および/またはモーターシャフト19Aを有するモーターのトルクを変化させる。モータハウジング19Bは、ハウジング12に固定するか、またはハウジング12に取り外し可能に固定することができ、これはすなわち、モータハウジング19Bを繰り返してハウジング12に固定し、次にハウジング12から取り外し、次に再び固定することができることを意味する。密閉型電気モーター19のモーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトは、好ましくはコントローラ11の第1端部11Aに固定されるが、モーターシャフト19Aを有するモーターのモーターシャフトは取り外し可能に固定されてもよい。つまり、モーターシャフト19Aを備えたモーターのモーターシャフトを繰り返しコントローラー11の第1端11Aに固定し、コントローラー11の第1端11Aから取り外し 、その後、コントローラ11の第1端部11Aに再び固定されることを意味する。モータハウジング19Bは、プラスチック、硬質ゴム、金属、ガラス、および/または木材などとそれらに限定しない剛性材料で作られることが好ましいが、モータハウジング19Bはプラスチック、シリコーン、および/またはゴムなどとそれらに限定しない半剛性材料で作られてもよく、またはモーターハウジング19Bは、剛性材料と半剛性材料およびシリコーン、革、および /またはゴムなどとそれらに限定しない軟性材料と組み合わせて作られてもよい。
【0089】
<振動モーター>
別の一実施例では、装置10は、少なくとも1つの振動モータ22を含むことができる。振動モータ22は、限定しないが、偏心回転質量振動(ERM)および/タイプまたは線形共振アクチュエータ(LRA)タイプなどであることが好ましい。振動モーター22は、電子部品18を介して電力供給、設定および/または操作される。振動モーター22は、低、中および/または高振幅ならびに低、中および/または高周波数振動を実行するように設定され、動作する、実質的にノイズなしで実行する。動作中に振動モーター22によって行われる振動は、身体開口部領域の筋肉および靭帯を刺激し、したがって、装置10の使用中に身体開口部まわりの拡張および伸張を増強する。
【0090】
<胴回り調整指示器>
別の一実施例では、装置10は、少なくとも1つの胴回り調整指示器23を備えることができる。胴回り調整指示器23は、音によって、触覚的に、および/または視覚的にユーザに、胴回りおよび/または装置10の調整の限界を示す。好ましくは、胴回り調整指示器23は、(
図29Bおよび
図56Bに示されるような)機械的タイプのものであり、機能するために電子部品および電源を必要としないことを意味する。しかしながら、胴回り調整指示器23は、電子式であってもよく、これは、機能するために少なくとも1つの電子部品を必要とすることを意味する。胴回り調整指示器23が電子式タイプである場合、胴回り調整指示器23は、電子部品18を介して電力供給、設定、および/または作動する。
【0091】
<加熱要素>
別の一実施例では、装置10は、少なくとも1つの加熱要素(図示せず)を含むことができる。加熱要素は、電子部品18から受け取ったエネルギーを熱に変換する。加熱要素は、装置10が挿入される身体開口部の皮膚に熱を伝達する(直接にまたは、鞘16が導電性添加剤を含む場合鞘16を介して)。加熱要素は、好ましくは、電気加熱要素および/またはポリマーPTC加熱要素などであるが、これらに限定されない。加熱要素は、電子部品18を介して、電力供給、設定、および/または操作される。操作中に加熱要素によって生成される熱は、身体開口部領域の筋肉および靭帯を刺激し、したがって、装置10の使用中の身体開口部の拡張および伸張を強化する。
【0092】
<心拍数モニター>
別の一実施例では、装置10(図示せず)は、少なくとも1つの心拍数モニターを含むことができる。心拍数モニターは、送信機および/または受信機などの、しかしこれらに限定されない少なくとも1つの構成要素を備え得、その結果、心拍数および/または装置10が存在する身体開口部の身体の血流の変化が生じると、挿入された信号が送信機によって検出され、信号が(電線、無線技術、および/または低電力無線リンクによって)受信機に送信され、現在の心拍数が決定される。心拍数モニターは、皮膚を通る血流の変化を測定するための発光ダイオード(LED)で構成することができる。心拍数モニターは、使用中に装置10が挿入される身体開口部の身体の心拍数、脈拍、および/または酸素飽和度などをリアルタイムで測定するように設定することができる。心拍数モニタは、電子部品18を介して電力供給、設定、および/または操作される。この一実施例は、装置10の使用中に、ユーザの身体開口部拡張および伸張手順を強化するための制御機能を提供する。
【0093】
<電気刺激電極>
別の一実施例では、装置10は、少なくとも1つの電気刺激電極を備えてもよい。電気刺激電極は、装置10が挿入される身体開口部の皮膚に電子部品18によって生成される電気インパルスを送達する(直接または好ましくは鞘16が導電性添加剤を含む場合、鞘16を介して)。電気刺激電極は、電子部品18を介して電力供給、設定、および/または操作される。電気刺激電極は、好ましくは、電子部品18を介して操作される。この実施例は骨盤底部理学療法などとこれに限定されないユーザの身体開口部拡張および伸張手順を強化する。
【0094】
<重り>
別の一実施例では、装置10は、(
図29Bに示されるように)少なくとも1つの重り32を備えてもよい。重り32は、好ましくは、1.98グラム以上の重さを有する。この一実施例は、骨盤底部理学療法などとこれに限定されない、ユーザの身体開口部拡張および伸張手順を強化する他の特徴を提供する。
図29Bは、この一実施例におけるハウジング12の一部を示す。
【0095】
<陰茎リング>
別の一実施例では、装置10は、少なくとも1つの陰茎リング(図示せず)を含んでもよい。陰茎リングは、好ましくは装置10に固定されるが、陰茎リングは、装置10に取り外し可能に固定されるように構成されてもよく、これは、陰茎リングが繰り返して装置10に固定され、その後装置10から取り外され、その後再び装置10に取り付けられてもよいことを意味する。陰茎リングは、プラスチック、硬質ゴム、金属、ガラス、および/または木材などとそれらに限定しない剛性材料で作られることが好ましいが、陰茎リングはプラスチック、シリコン、ゴム、または陰茎リングなどとそれらに限定しない半鋼体材料でつくられてもよい。または陰茎リングは、鋼体材料と半鋼体材料および/またはシリコン、革、そして/またはゴムなどのそれらに限定されない軟性材料を組み合わせて作ることもできる。好ましくは、陰茎リングは、少なくとも1つの着色添加剤から作られるが、陰茎リングは、着色添加剤なしで作られてもよい。陰茎リングは、カラーコードおよび/または連続番号で構成され、装置10を別の装置10と区別して、いくつかの装置10(同じ機能を持っている、または持っていない)のユーザーの利用を容易にする。陰茎リングは、ユーザーの身体開口部の拡張と伸張の手順を強化する他に、これに限定されないが、より強力な勃起またはより長い期間勃起を引き起こすために勃起した陰茎からの血流を制限し、および/またはリングが陰茎を介して身体開口部内の装置10を保持することで使用中の装置10の望ましくない動きを防止するといった機能を提供する。陰茎リングは、装置10の利用および装置10の身体開口部からの取出しを容易にするためのハンドルとして考慮され、したがって、男性および女性に有用であり得る。陰茎リングは、電子部品18、振動モーター22、加熱要素(図示せず)、心拍数モニター(図示せず)、電気刺激電極(図示せず)、重り32、および/または胴回り調整インジケーター23を組み込むことができる。
【0096】
<閉鎖要素>
別の好ましい一実施例では、
図39から
図43に示すように、装置10は閉鎖要素26を備える。好ましくは、閉鎖要素26は、プラスチック、硬質ゴム、金属、ガラスおよび/または木材などとそれらに限定しない剛性材料で作られるが、または閉鎖要素26は、プラスチック、シリコーン、および/またはゴムなどとそれらに限定しない半鋼体材料で作られるか、半鋼体および/またはシリコーン、皮革、および/またはゴムなどとこれらに限らない軟性材料などと組み合わせた鋼体材料で作られてもよい。好ましくは、閉鎖要素26は、コントローラ11を受容し、鞘16および/またはハウジング12に接続されるように構成される。閉鎖要素26は、好ましくは装置10に固定されるが、閉鎖要素26は、取り外し可能に装置10に取り付けられ得る。つまり、閉鎖要素26は、装置10に固定され、その後、装置10から取り外され、その後、装置10に再び固定されてもよい。
図43Aに示されるように、閉鎖要素26は、カンチレバースナップフィットなどであるがこれらに限定されない少なくとも1つのコネクタ26Aを含み得る。その場合、ハウジング12および/または鞘16は、コネクタ26Aを受け入れるように構成される。好ましくは、閉鎖要素26は、少なくとも1つの着色添加剤から作られるが、閉鎖要素26は着色添加剤なしで作られてもよい。閉鎖要素26は、装置10を別の装置10と区別して、(同じ機能を有するかまたは有していない)いくつかの装置10のユーザの利用を容易にするために、カラーコードおよび/または連続番号で構成され得る。閉鎖要素26は、限定はしないが、ほこりなどの汚染が装置10の内部に入ることを防止する。閉鎖要素26は、電子部品18を備えることができる。閉鎖要素26は、鞘12をハウジング12に押し付けることによって鞘16をハウジング12に固定するための代替物とすることもできる。
図43Aは、一実施例における閉鎖要素26の斜視図を示す。
図43Bは、一一実施例における閉鎖要素26の斜視図を示す。
【0097】
<弾性帯>
別の一実施例では、
図44に示されるように、装置10は、少なくとも1つの弾性帯27を含み得る。好ましくは、弾性帯27は、ゴムおよび/またはシリコーンなどであるがこれらに限定されない弾性材料から作製される。好ましくは、弾性帯27の幅は、1.27ミリメートルより大きい。好ましくは、弾性帯27は、複数のシャフト部材15を囲んでいる。弾性帯27は、シャフト17の胴回り寸法がユーザーによって減少したときに複数のシャフト部材15の各シャフト部材15がねじ付き軸13の長手方向にねじ付き軸13の長手軸に垂直に移動するのを容易にし、さらに装置10の全体的な構造を強化する。
【0098】
<ストラップ>
別の一実施例では、装置10は、
図46および
図47に示されるように、少なくとも1つのストラップ28を備えてもよい。好ましくは、ストラップ28は、プラスチック、シリコーン、ゴム、革、金属および/または木材などで作られるが、これらに限定されない。好ましくは、ストラップ28は、少なくとも1つの着色添加剤から作られるが、ストラップ28は、着色添加剤なしで作られてもよい。ストラップ28は、カラーコードおよび/または連続番号を用いて構成されて、装置10を別の装置10と区別し、いくつかの装置10(同じ機能を有するかまたは有していない)のユーザの利用を容易にし得る。ストラップ28は、好ましくは、装置10に固定されるが、ストラップ28は、装置10に取り外し可能に固定されるように構成することができ、これは、ストラップ28が繰り返して、装置10に固定され、次いで装置10から取り外され、次いで再び装置10に固定され得ることを意味する。ストラップ28は、電子部品18、身体皮膚保護要素29および/またはグリップ30を備えてもよい。ストラップ28は、装置10の利用を容易にするためのハンドルとして構成されてもよい。そして、装置10の身体開口部からの取り去り、および/または、装置10の使用中に身体開口部内に装置10を維持するためにユーザーがその腰の周りに着用できるベルトとして構成され得る。
【0099】
<身体皮膚保護要素>
別の一実施例では、装置10は、
図49に示されるように、少なくとも1つの身体皮膚保護要素29を含み得る。身体皮膚保護要素29は、限定はしないが、ゴム、プラスチック、および/またはシリコーンなどでできている。好ましくは、身体皮膚保護要素29は、少なくとも1つの着色添加剤から作られるが、身体皮膚保護要素29は、着色添加剤なしで作られてもよい。身体皮膚保護要素29は、装置10を別の装置10と区別して(同じ特徴を有するか、または持たない)いくつかの装置10のユーザの利用を容易にするために、カラーコードおよび/または連続番号で構成され得る。身体皮膚保護要素29は、電子部品18を備えることができる。身体皮膚保護要素29は、装置10の使用中に装置10に対する皮膚摩擦の不快感を防止する。
【0100】
<グリップ>
別の一実施例では、装置10は、
図52に示されるように、少なくとも1つのグリップ30を備えてもよい。グリップ30は、限定はしないが、プラスチック、シリコーン、ゴム、金属および/または木材などでできていることが好ましい。好ましくは、グリップ30は、少なくとも1つの着色添加剤から作られるが、グリップ30は、着色添加剤なしで作られてもよい。グリップ30は、カラーコードおよび/または連続番号を用いて構成されて、装置10を別の装置10と区別して、いくつかの装置10(同じ機能を有するかまたは有していない)のユーザの利用を容易にし得る。グリップ30は、電子部品18を備えることができる。グリップ30は、装置10の掴みを強化し、したがって、装置10の利便を強化する。
【0101】
<磁石>
別の一実施例では、装置10は、
図51および
図53(鞘16は
図53には示されていない)に示される少なくとも1つの磁石31を備えてもよい。好ましくは、磁石31は、ネオジム磁石などであるがこれに限定されない。磁石31は、血流を増加させ、身体開口部領域の筋肉および靭帯を弛緩させ、したがって、装置10の利用中に身体開口部の拡張および伸張を強化する。
【0102】
<複数の歯車>
別の一実施例では、装置10は、複数の歯車11Hを含み得る。複数の歯車11Hは、限定はしないが、第1端部11Aから第2端部11B、第2端部11Bから第1端部13A、および/または第2端部11Bから第3端部11G(第3端部11Gは複数シャフトのセクションで説明されている)。複数の歯車11Hは、(
図21に示すように)コントローラの角度伝達装置11E、密閉型電気モータ19、および/またはねじ付き軸角度伝達装置13Gの一部であってもよい。複数の歯車11Hは、これらに限定されないが、ストレートカット、ヘリカル、ベベル、クラウン、およびウォームなどであってもよい。複数の歯車11Hの各歯車は、様々な寸法および大きさで構成されてもよい。複数の歯車11Hは、回転運動を伝達し、回転速度を変更し、および/または複数の歯車11Hに接続された要素間のトルクを変更する。
【0103】
<複数シャフト>
図54に示すように、装置10は、第3の端部11Gおよび複数の歯車11Hを有するコントローラ11、2つのねじ付き軸13および2つの鞘16を含み得る。この一実施例では、ハウジング12は、第3の端部11Gを有するコントローラ11を受け入れるように構成される。この一実施例は、ユーザが、膣および肛門などの2つの身体開口部で同時に装置10の調整を実行することを可能にする。
図54Aは、この一実施例における、ハウジング12の一部、2つのねじ付き軸13、ならびに第3の端部11Gおよび複数のギア11Hを有するコントローラ11の間の接続を示す。
図54Bは、この一実施例におけるそれらの最小胴回り寸法での2つのシャフト17を有する装置10を図示する。
【0104】
図55で説明される別の一実施例では、装置10は、2つのコントローラ11、2つのねじ付き軸13、および2つの鞘16を含んでいる。この一実施例では、ハウジング12は、2つのコントローラ11、2つのねじ付き軸13、複数のシャフト部材15および2つの鞘を受け入れるように構成されている。この一実施例では、ユーザが、膣および肛門などの2つの身体開口部で同時に装置10の調整を実行することを可能にする。
図55Aは、この一実施例における、2つのコントローラ11、2つのねじ付き軸13、およびハウジング12の一部の間の接続を示す。
図55Bは、この一実施例における2つのシャフト17がそれらの最小胴回り寸法にある装置10を示す。
【0105】
<本装置の代替実施例>
図56の場合、装置10の代替一実施例は、以下で装置10を構成することである、すなわち、第1端部11Aおよび第2端部11Bを有する少なくとも1つのコントローラ11、コントローラ第1端部12A、複数のシャフト部材溝12BAおよび複数のシャフト部材突起12BB、シャフト部材第2端部12B、コントローラ管12G、ハウジング管12H、を有する少なくとも1つのハウジング12、傾斜面14Aを持つ少なくとも1つの円錐部分と、ねじなし管、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナー窪みを持つねじ付き管、または少なくとも1つのファスナー窪み14CAを持つねじなし管のようなモジュール管を持つ、少なくとも1つのモジュール14、少なくとも1つのハウジング溝15AAを有する第1端部15A、中間部15B、傾斜接面15CAを有する少なくとも1つのモジュール窪み15C、および先端部15E、を有する複数のシャフト部材、および第1端16A、中間部16B、先端エンド16C、および鞘の周囲を持つ少なくとも1つの鞘。
この実施例においては、モジュール14(または複数のモジュール14)は、ねじ付き軸13が左巻きねじであり、傾斜面14Aを持つ円錐部分の頂点がハウジングの方向にあり、かつユーザーがコントローラー11を時計周りに回転する場合、コントローラー11は、ねじ付き軸13の長手方向軸に沿って、コントローラー管12G内のシャフト部材の第2端部12Bからハウジング12のコントローラの第1端部12Aに向かう方向に回転し、同時に移動する。コントローラ11に接続されているねじ付き軸13は、時計回りに回転し、同時に、ねじ付き軸13の長手軸に沿って、ハウジング管12Hとコントローラ管路12Gの内部でシャフト12の端部12Bから12のハウジング12のコントローラ第1端部12Aに向かう方向に移動する。そしてねじ付き軸13に固定されたモジュール14(または複数のモジュール14)は時計回りに回転し、同時にねじ切りシャフト13の長手方向軸に従ってハウジング12の方向に移動し、モジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分は、シャフト部材15のモジュール空洞15Cのの傾斜接面15CAに対してモジュール空洞15Cの外側にスライドする。それによって各シャフト部材15を、ねじ付き軸13の長手方向軸とは反対方向にねじ付き軸13の長手方向軸に垂直に移動させる。各シャフト部材15の各縦軸は、ねじ付き軸13の縦軸とほぼまたは正確に平行に維持され、弾性材料で作られた鞘16は、元の形状から弾性変形する。シャフト17の胴回り寸法は、コントローラ11がもはやユーザによって時計回りに回転しなくなるまで増加する。これは、ユーザがシャフト17の所望の胴回り寸法に達したことを意味し、ねじ付き軸13およびモジュール14(または複数のモジュール14)がもはや回転せず、ねじ付き軸13の長手軸に沿って移動するのを止められたことを意味する。各シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手軸方向に対して垂直に、ねじ付き軸13の長手方向軸の反対方向に移動するのを止め、鞘16は、弾性変形するのをやめ、シャフト17の胴回り寸法は増大しなくなる。シャフト17の胴回り寸法はこの寸法で維持される。
次に、ユーザがコントローラ11を反時計回りに回転させると、コントローラ11が回転し、同時にねじ付き軸13がねじ付き軸13の長手軸に沿って、ハウジング12のコントローラー管12Gの内でコントローラの第1端部12Aからシャフト部材の第2端部12Bに向かう方向に移動する。コントローラー11に接続されたねじ付き軸13は、反時計回りに回転し、同時にねじ付き軸13の長手軸に沿ってハウジング管12Hおよびコントローラー管12Gの内側でコントローラーの第1端部12Aからシャフト部材第2端部に向かう方向に移動する。そしてねじ付き軸13に固定されたモジュール14(または複数のモジュール14)は、反時計回りに回転し、同時にねじ付き軸13の軸長手方向でハウジング12と反対方向に移動する。鞘16はその元の形状を取り戻し、モジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分の傾斜面は、シャフト部材15のモジュール空洞15Cの傾斜接面15CAに対してシャフト部材15のモジュール空洞15Cの内側に戻ってスライドする。シャフト部材15は、各シャフト部材15ねじ付き軸13の長手方向軸に垂直にねじ付き軸13の長手方向軸の方向に後退する。各シャフト部材15の各長手方向軸は、ねじ付き軸13の軸の長手方向とほぼまたは正確に平行に維持される。シャフト17の胴回り寸法は、コントローラ11がユーザーによってそれ以上時計回りに回転しなくなるまで減少する。これは、ユーザーがシャフトの所望の胴回り寸法に達したことを意味する。つまり、ねじ付き軸13とモジュール14(または複数のモジュール14)は回転しなくなり、移動が停止し、各シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手方向軸に垂直にねじ付き軸13の長手方向軸の方向に移動するのを止め、鞘16がその元の形状を回復するのを止め、シャフト17の胴回り寸法が減少するのを止める。シャフト17の胴回り寸法は、ユーザがコントローラ11を再び時計回りまたは反時計回りに回転させるまで、この寸法で維持される。
ユーザーが装置10によってシャフト17に提供されたシャフト17の最大胴回り寸法に達した場合、コントローラー11は回転できなくなる。これは、少なくとも1つのモジュール14が、ハウジング12の少なくとも1つの端部を押すことによって移動を停止し、および/または少なくとも1つの最大移動ストッパ13Eが、ハウジング12の少なくとも1つの端部を押し、および/または少なくとも1つのシャフト部材15が、ハウジング12の少なくとも1つの縁部を押すことにより、ねじ付き軸13の長手方向軸とは反対方向にねじ付き軸13の長手方向軸に垂直に移動するのを停止することを意味する。
コントローラ11は、ユーザーが装置10によって提供されるシャフト17の最小胴回り寸法に達したときに回転できなくなる。これは、ねじ付き軸13がもはや回転できず、それは少なくとも1つのモジュール14がモジュール窪み15の少なくとも1つの端部を押すことによって移動を停止されること、および/または少なくとも1つの最小移動ストッパー13Fが、ハウジング12の少なくとも1つの端部を押すことによる。
好ましくは、この一実施例では、コントローラ管12Gはねじなし管であり、ハウジング管12Hは、例えば、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじ付き管、および少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじなし管である。この一実施例では、モジュール14(または複数のモジュール14)は、限定はしないが、溶接、および/または接着などによってねじ付き軸13に固定される。
この一実施例では、ハウジング管12Hの機能は、ねじ付き軸13が回転するときにねじ付き軸13と機械的に相互作用して、ねじ付き軸13をねじ付き軸13の長手方向軸に沿って移動させることである。
ハウジング管12Hがねじ付きである場合、ハウジング管12Hとねじ付き軸13との間の機械的相互作用は直接である。ハウジング管12Hがねじ付きでなく、ファスナー窪みが、ナットファスナー、ウィングナットファスナーなどのこれらに限定されない少なくとも1つのファスナーを含む場合、ハウジング管12Hとねじ付き軸13の間の機械的相互作用は、ファスナー窪み内に挿入されたファスナーを介して行われる。ハウジング管12Hがねじ付きで、少なくとも1つのファスナー窪みがあり、ファスナー窪みには、ナットファスナーや蝶ナットファスナーなどの少なくとも1つのファスナーが含まれる場合、ハウジング管12Hとネジ付き軸13の間の機械的相互作用は、直接およびファスナーの空洞内に挿入されたファスナーを介してである。
【0106】
図57に図示されているように、装置10の代替の一実施例は、以下のものを有する装置10を構成することである、すなわち、第1端部11Aおよびねじ付きの第2端部11Bシャフト管11BAを有するコントローラ11、コントローラ第1端12A、複数のシャフト部材溝12BAおよび複数のシャフト部材突起12BBを有するシャフト部材第2端12B、およびねじなし管12Cを有する少なくとも1つのハウジング12、傾斜面14Aを持つ少なくとも1つの円錐形断面、線形回転防止コネクタ14B、大文字のT形回転防止コネクタ24、および傾斜した大文字のT形回転防止コネクタ25からなるグループから選択された少なくとも1つの回転防止コネクタ、ねじなし管、ねじ付き管、少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじ付き管、または少なくとも1つのファスナー窪み14CAを有するねじなし管のようなモジュール管を有する1つのモジュール14、少なくとも1つのハウジング溝15AAを有する第1端部15A、中間部15B、傾斜した縁部15CA、少なくとも1つのモジュール窪み15C、少なくとも1つのモジュールコネクタ溝15D、および先端部15Eを有する複数のシャフトメモリ、およびを有するバー
図16は、第1端部16A、中間部16B、先端部16C、および鞘胴回りを有する1つの鞘。
この一実施例では、モジュール14(または複数のモジュール14)は、ねじ付き軸13に固定され、ねじ付き軸13が右ねじであり、傾斜面14Aを有する円錐形セクションの頂点が、ハウジング12の方向であり、ユーザーがコントローラー11を時計回りに回転させると、ねじ付き軸13(モジュール14によってねじシャフト13の長手方向軸の周りを回転することが防止される)は、ねじ付き軸運河11BA内で、シャフト部材の第2端部12Bからハウジング12のコントローラ第1端12Aの方向に移動する、ねじ付き軸13に固定され、シャフト部材のモジュールコネクタ溝にスライド可能に接続されたモジュールの回転防止コネクタによって、ねじ付き軸13の長手方向軸の周りでの回転が防止されたモジュール14(または複数のモジュール14)はハウジング12の方向にねじ付き軸13の長手軸に沿って移動し、モジュール14の傾斜面14Aを有する円錐部分は、シャフト部材15のモジュール窪み15Cの傾斜接面15CAに対してシャフト部材15のモジュール窪み15Cの外側に向かってスライドし、各シャフト部材15がねじ付き軸13の長手方向軸と反対方向にねじ付き軸13の軸縦方向に垂直に移動するようにする。各シャフト部材15の各長手方向軸は、ねじ付き軸13の長手方向軸とほぼまたは正確に平行に維持される、鞘16は、弾力性のある素材で、元の形状から弾性変形し、コントローラ11がユーザーによって時計回りに回転しなくなるまで、シャフト17の胴回り寸法が増加する、つまり、ユーザーがシャフト17の所望の胴回り寸法に達し、ねじ付き軸13が回転しなくなると、モジュール14(または複数のモジュール14)の移動が停止し、各シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手方向軸に対して垂直に、ねじ付き軸13の長手方向軸の反対方向に移動するのを停止し、鞘16は、弾性変形を停止し、シャフト17の胴回り寸法が増加するのを止める。
シャフト17の胴回り寸法はこの寸法で維持される。
次に、ユーザーがコントローラー11を反時計回りに回転させると、ねじ付き軸13がコントローラーの第1端12Aからねじ付き軸管11BA内でハウジング12のシャフト部材の第端12Bに向かう方向に戻り、モジュール14(または複数のモジュール14)は、ハウジング12の反対方向にあるねじ付き軸13の縦軸に沿って戻り、鞘16は元の形状を取り戻す、モジュール14は、円錐部分の傾斜面が、シャフト部材15のモジュール窪み15Cの傾斜した縁部15CAに対してシャフト部材15のモジュール窪み15Cの内側に後方にスライドし、各シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手軸に対して垂直にねじ付き軸13の長手方向軸の方向に戻る、各シャフト部材15の各長手方向軸は、ねじ付き軸の長手方向軸とほぼまたは正確に平行に維持される。
図13に示すように、コントローラ17がユーザによって反時計回りに回転しなくなるまで、シャフト17の胴回り寸法は減少し、これは、ユーザがシャフト17の所望の胴回り寸法に到達したことを意味する。
つまり、ねじ付き軸13は回転しなくなり、モジュール14(または複数のモジュール14)は移動を停止し、各シャフト部材15は、ねじ付き軸13の長手方向軸に対して垂直に長手方向に移動しなくなり、ねじ付き軸13の場合、鞘16はその元の形状を回復するのを停止し、シャフト17の胴回り寸法は減少するのを停止する。
シャフト17の胴回り寸法は、ユーザがコントローラ11を再び時計回りまたは反時計回りに回転させるまで、この寸法で維持される。
ユーザーが装置10によって提供されるシャフト17の最大胴回り寸法に達した場合、コントローラー11は回転できなくなる。
つまり、少なくとも1つのモジュール14がハウジング12の少なくとも1つの端を押すことによって停止するため、および/または少なくとも1つのシャフト部材15がモジュールコネクタ溝15Dの少なくとも1つの端を押すことによって、および/または少なくとも1つの最大移動ストッパー13Eがハウジング12の縁部および/またはコントローラ11の一方の縁部の1つを押すことによって、および/または少なくとも1つのシャフト部材15が、ねじ切りされたシャフト13の長手方向軸に対して垂直にねじ切りされた長手方向軸の反対方向に移動するのを止められることによって、 シャフト12がハウジング12の少なくとも1つの端部を押し付けることによって、ねじ付き軸13は回転できなくなる。
コントローラ11は、ユーザーが装置10によって提供されるシャフト17の最小胴回り寸法に達したときに回転できなくなる。
つまり、少なくとも1つのモジュール14がモジュール空洞15Cの少なくとも1つの端を押すことによって移動を停止するため、および/または少なくとも1つの最小移動ストッパ13Fがハウジング12の1つの端部および/またはコントローラ11の1つの端を押すため、ねじ付き軸13を回転できなくなる。
ねじ付き軸管11BAは、するねじ付き管、少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじ付き管、および少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじなし管喉である。
この一実施例では、モジュール14(または複数のモジュール14)は、限定はしないが、溶接、および接着などによってねじ付き軸13に固定される。
この一実施例では、ねじ付き軸管11BAの機能は、コントローラ11が回転するときにねじ付き軸13と機械的に相互作用して、ねじ付き軸13(ねじ付き軸13の長手方向軸の周りの回転が防止される)を、ねじ山付きシャフトの縦軸13の長手軸に従って移動させることである。
ねじ山付きシャフトの管路11BAにねじが切られているとき、ねじ山付きシャフトの管路11BAとねじ山付きシャフト13との間の機械的相互作用は直接である。ねじ山付きシャフトの管路11BAが、ナットファスナーや蝶ナットファスナーなどこれらに限定されない少なくとも1つのファスナー窪みを有する非ねじ山であるとき、ねじ付き軸管11BAとねじ付き軸13の間の機械的相互作用は、内部に挿入されたファスナーを介して行われる。およびねじ付き軸の管11BAが少なくとも1つのファスナー窪みを有するねじ付きの場合、ファスナー窪みは、これに限定されないが、ナットファスナー、および/または蝶ナットファスナーなどであり、ねじ付き軸の管11BAとねじ付き軸13の間の機械的相互作用は、直接的およびファスナーの空洞内に挿入されたファスナーを介する。
この一実施例では、ハウジング12は、(
図57Eおよび
図57Fに示すように)ハウジング管12Gを備えることができ、そしてハウジング管12Gの機能は、コントローラ11が回転するときに、ねじ付き軸13と機械的に相互作用し、ねじ付き軸13(ねじ付き軸13の長手方向軸の周りでの回転を防止されている)をねじ付き軸13の長手方向軸に沿って移動させることである。
ハウジング管12Gにねじが切られている場合、ハウジング管12Gとねじ付き軸13との間の機械的相互作用は直接的であり、ハウジング管12Gにねじ山がなく、少なくとも1つのファスナー窪みを有し、そのファスナー窪みは、ナットファスナーおよび/またはウィングナットファスナーなどの少なくとも1つのファスナーを含む場合、ハウジング管12Gとねじ付き軸13の間の機械的相互作用は、ファスナー窪みの内部に挿入されたファスナーを介して行われ、ハウジング管12Gがねじが切られているが、少なくとも1つのファスナー窪みがあり、そのファスナー窪みにはナットファスナーおよび/またはウィングナットファスナーなどであるがこれらに限定されない少なくとも1つのファスナーが含まれる場合、ハウジング管12Gとねじ付き軸13との間の機械的相互作用は、直接的およびファスナー窪み内に挿入されたファスナーを介する。
【0107】
装置10の代替一実施例(図示せず)は、以下を有する装置10を構成することである、すなわち第1端部11Aおよび第2端部11Bを有する少なくとも1つのコントローラ11、コントローラの第1端部12Aを複数のシャフト部材溝12BAおよび複数のシャフト部材突起12BB、モジュール回転防止突起12F、およびねじ山のない管12Cを有するシャフト部材の第2の端12B、を有する少なくとも1つのハウジング12、傾斜面14Aを有する少なくとも1つの円錐部分、少なくとも1つのハウジング回転防止窪み14D、および管14Cを有する1つのモジュール14、少なくとも1つのハウジング溝15AAを有する第1端部15A、中間部15B、傾斜接面15CAを持つ少なくとも1つのモジュール窪み15C、および先端部15Eを有する複数のシャフト部材、ならびに第1端部16A、中間部16B、先端部16C、および鞘の周囲を有する少なくとも1つの鞘16。
ハウジング12にハウジング回転防止窪み14Dを配置し、モジュール14にモジュール回転防止突起12Fを配置することも可能であるという事実に注意するべきである。
この実施例では、装置10は少なくとも1つのストッパー13Eおよび/または少なくとも最小移動ストッパー13Fが、コントローラ11の回転を停止するよう構成され得る。
【0108】
装置10の代替の一実施例(図示せず)は、以下のもので装置10を構成することである、すなわち、第1端部11A、およびねじ付き軸管11BAを有する第2端部11Bを有する少なくとも1つのコントローラ11、コントローラ第1端部12A、複数のシャフト部材溝12BAおよび複数のシャフト部材突起12BBを有するシャフト部材第2端部12B、モジュール回転防止突起12F、およびねじのない管12Cを有するハウジング12、傾斜面14Aを持つ少なくとも1つの円錐部分、少なくとも1つのハウジング回転防止空洞14D、および非ねじ付き運河、ねじ付き運河、少なくとも1つのファスナー空洞を備えたねじ付き運河14CA、または少なくとも1つのファスナー窪みを備えた非ねじ付き運河14CAなどのモジュールの管を有するモジュール、少なくとも1つのハウジング溝15AAを有する第1端部15A、中間部15B、傾斜接面15CAを備えた少なくとも1つのモジュール窪み15C、および先端15Eを有する複数のシャフト部材15、および第1端部16A、中間部16B、先端部16C、および鞘周囲を有する鞘16。
ハウジング12にハウジング回転防止窪み14Dを配置し、モジュール14にモジュール回転防止突起12Fを配置することも可能であるという事実に注意するべきである。
この一実施例では、装置10は、少なくとも1つの最大移動ストッパー13Eおよび/または少なくとも最小移動ストッパー13Fが、ハウジング12の一端および/またはコントローラ11の一端を押して、コントローラ11の回転を停止する。
【0109】
<要素の多重結合>
装置10は、明らかに本文書に提示された特徴、部品、部材、要素、および構成要素の任意の異なる組み合わせで構成され得ると考えられるという事実に注目されるべきである。