特許7344090IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電極前駆体に関する。より詳しくは、亜鉛電極を得るために好適に用いることができる電極前駆体、該電極前駆体を用いて構成される亜鉛電極、該亜鉛電極を含んで構成される亜鉛電池、これらの製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

近年、出願人による更なる研究により亜鉛電極を用いた二次電池利用を阻む課題が明確になってきている。上述したように、短絡につながる要因は大きく2つあり、1つは充電生成物である亜鉛の対極への成長であり、もう1つは、充放電反応の繰り返しによって生じる亜鉛電極形状の変化である。どちらも亜鉛の電気化学反応が亜鉛酸イオンを介して行われることに起因している。ここで、長期の充放電サイクルを行うと、反応分布に従って活物質が消失する部分と蓄積する部分が現れる。特に活物質が消失する部分では、セパレータと集電体が直接接することとなるため、集電体が絶縁被覆されたのと同じ状態になり、実質的に使用可能な電極面積が縮小されることなり、電極の一部で電流集中が生じ、短絡につながることが新たに分かってきている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、亜鉛電池を高寿命化する方法を種々検討し、電極の活物質層の保水性と構造安定性に着目した。そして、本発明者は、当該活物質層を形成する材料となる電極前駆体が、親水性の繊維からなるシート、亜鉛単体、及び、ポリマーを含むものとすれば、親水性の繊維によって活物質層内部の電解液を保液できるとともに、活物質が残存しやすいことや当該シート自体によって活物質層の厚みを長期間にわたって保持でき、セパレータ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の電極前駆体は、上述の構成よりなり、必要に応じて亜鉛電極の製造工程を簡略化できるうえ、亜鉛電極を高寿命化することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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