(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-07
(45)【発行日】2023-09-15
(54)【発明の名称】屋外用燃焼装置
(51)【国際特許分類】
A47J 37/07 20060101AFI20230908BHJP
F24C 1/16 20210101ALI20230908BHJP
【FI】
A47J37/07
F24C1/16 A
(21)【出願番号】P 2019158060
(22)【出願日】2019-08-30
【審査請求日】2022-04-20
(73)【特許権者】
【識別番号】391036404
【氏名又は名称】株式会社ロゴスコーポレーション
(74)【代理人】
【識別番号】100104569
【氏名又は名称】大西 正夫
(72)【発明者】
【氏名】浜西 千尋
【審査官】川口 聖司
(56)【参考文献】
【文献】特開2009-127994(JP,A)
【文献】国際公開第2007/095698(WO,A2)
【文献】英国特許出願公開第02461403(GB,A)
【文献】特開2017-104208(JP,A)
【文献】特開平08-215066(JP,A)
【文献】実開昭57-187137(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 37/00-37/07
F24C 1/16
F24C 15/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上方向に開口した第1支持孔を有する底部と、
中空の上下逆の多角錐台、多角筒又は前記上方向からの平面視において略U字状をなすように前記底部上に起立した少なくとも三つ以上の側板と、
前記底部に直接的又は間接的に固定された当接部とを備えており、
前記少なくとも三つ以上の側板で構成される前記多角錐台、前記多角筒又は前記略U字状の中心側が内側であり、その反対側が外側であり、
前記少なくとも三つ以上の側板は、第1側板及び第2側板を含んでおり、
前記第1側板は、第1側板本体
と、前記第1側板本体から下方向の成分を含む方向に延びた第1凸部
とを有しており、前記第1凸部が前記底部の前記第1支持孔内に挿入され、且つ前記第1側板本体が前記底部上で起立しており、
前記第1側板は、第1端部と、その反対側の第2端部とを有しており、
前記第1側板の前記第1端部には、前記上方向の成分を含む方向に開口した第1スリットが設けられており、
前記第2側板は、第2側板本体と、差込部とを有しており、
前記第2側板本体は、前記底部上で起立しており且つ前記第1側板本体側の端部を有しており、
前記差込部は、前記第2側板本体の前記端部に設けられており且つ前記第1側板の前記第1スリットに挿入され、前記第2側板が前記第1側板に対して交差しており、
前記当接部が、前記第1側板の前記第1端部と前記第2側板の前記差込部との交差部に対して前記外側に配置されると共に、前記第1側板の前記第1端部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は前記第1側板の前記第1端部に当接している屋外用燃焼装置。
【請求項2】
請求項1記載の屋外用燃焼装置において、
前記第1側板本体は、前記底部上で傾斜した状態で起立しており、
前記当接部は、前記第1側板に対して前記第1側板本体の傾斜方向側に配置されている屋外用燃焼装置。
【請求項3】
請求項1又は2記載の屋外用燃焼装置において、
前記第1側板の前記第1端部には、板状のタブが設けられており、
前記第1スリットは、前記第1側板の前記第1端部と前記タブとの間に設けられており、
前記第1側板の前記タブと前記第2側板の前記差込部が前記交差部を構成しており、
前記当接部が、前記第1側板の前記タブに対して当接可能に間隙を有して配置されている又は前記第1側板の前記タブに当接している
屋外用燃焼装置。
【請求項4】
上方向に開口した第1支持孔を有する底部と、
中空の上下逆の多角錐台、多角筒又は前記上方向からの平面視において略U字状をなすように前記底部上に起立した少なくとも三つ以上の側板と、
前記底部に直接的又は間接的に固定された当接部とを備えており、
前記少なくとも三つ以上の側板で構成される前記多角錐台、前記多角筒又は前記略U字状の中心側が内側であり、その反対側が外側であり、
前記少なくとも三つ以上の側板は、第1側板及び第2側板を含んでおり、
前記第1側板は、第1側板本体
と、前記第1側板本体から下方向の成分を含む方向に延びた第1凸部
とを有しており、前記第1凸部が前記底部の前記第1支持孔内に挿入され、且つ前記第1側板本体が前記底部上で起立
しており、
前記第1側板は、第1端部と、その反対側の第2端部とを有しており、
前記第1側板の前記第1端部には、前記上方向の成分を含む方向に開口した第1スリットが設けられており、
前記第2側板は、第2側板本体と、差込部とを有しており、
前記第2側板本体は、前記底部上で起立しており且つ前記第1側板本体側の端部を有しており、
前記差込部は、前記第2側板本体の前記端部に設けられており且つ前記第1側板の前記第1スリットに挿入され、前記第2側板が前記第1側板に対して交差しており、
前記当接部が、前記第1側板の前記第1端部と前記第2側板の前記差込部との交差部に対して前記外側に配置されると共に、前記差込部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は前記差込部に当接している屋外用燃焼装置。
【請求項5】
請求項4記載の屋外用燃焼装置において、
前記当接部は、前記第1側板に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は前記第1側板に当接している屋外用燃焼装置。
【請求項6】
請求項5記載の屋外用燃焼装置において、
前記第1側板の前記第1端部には、板状のタブが設けられており、
前記第1スリットは、前記第1側板の前記第1端部と前記タブとの間に設けられており、
前記第1側板の前記タブと前記第2側板の前記差込部が前記交差部を構成しており、
前記当接部が、前記第1側板の前記タブに対して当接可能に間隙を有して配置されている又は前記第1側板の前記タブに当接している屋外用燃焼装置。
【請求項7】
請求項
1~6の何れか記載の屋外用燃焼装置において、
前記第2側板の前記差込部には、前記下方向の成分を含む方向に開口した第2スリットが設けられており、
前記第1スリットと前記第2スリットが相互に挿入され、前記第1スリットに前記差込部の前記第2スリットの上側部分が挿入され、且つ前記第2スリットに前記第1側板の前記第1スリットの下側部分が挿入されている屋外用燃焼装置。
【請求項8】
請求項
1~7の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
前記底部は、前記上方向に開口した第2支持孔を更に有しており、
前記第2側板は、前記第2側板本体から
前記下方向の成分を含む方向に延びた第2凸部を更に有しており、前記第2凸部が前記底部の前記第2支持孔内に挿入され、且つ前記第2側板本体が前記底部上で起立している屋外用燃焼装置。
【請求項9】
請求項
1~
8の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
前記第2側板本体は、前記底部上で傾斜した状態で起立しており、
前記当接部は、前記第2側板に対して前記第2側板本体の傾斜方向側に配置されている屋外用燃焼装置。
【請求項10】
請求項
1~9の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
前記当接部は、前記第1側板及び前記第2側板に沿って前記底部から前記上方向の成分を含む方向に延びている屋外用燃焼装置。
【請求項11】
請求項
1~
10の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
前記底部と前記少なくとも三つ以上の側板とが、火床を構成しており、
前記火床の中心側が前記内側である屋外用燃焼装置。
【請求項12】
請求項1~11の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
ベース部と、
前記ベース部に固定されており且つ前記底部を支持する脚部とを更に備えており、
前記当接部は、前記脚部から前記上方向の成分を含む方向に延びている屋外用燃焼装置。
【請求項13】
請求項1~12の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
天板を更に備えており、
前記当接部は、前記当接部の上端面に設けられた上方に凸の突起を有しており、
前記天板は、前記当接部の前記上端面の前記突起に対する内側部分上に載置され、且つ、前記突起に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は前記突起に当接している屋外用燃焼装置。
【請求項14】
請求項1~12の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
天板を更に備えており、
前記当接部の上端面及び前記天板の何れか一方には、係合凸部が設けられており、他方には係合孔が設けられており、
前記天板が前記当接部の前記上端面上に載置され、前記係合凸部が前記係合孔に係合されている屋外用燃焼装置。
【請求項15】
請求項1~12の何れかに記載の屋外用燃焼装置において、
天板を更に備えており、
前記当接部には、略水平に延び且つ開口した第3スリットが設けられており、
前記天板が、前記第3スリットに嵌合し保持されている屋外用燃焼装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外用燃焼装置に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、従来の屋外用燃焼装置が記載されている。この屋外用燃焼装置は、角筒状の火床を備えている。火床は、一対の第1側板と、一対の第2側板とを有している。第1側板の両端部には、上方に開口したスリットが設けられており、第2側板の両端部には、下方に開口したスリットが設けられている。第2側板のスリットを第1側板のスリットに挿入することによって、第1側板及び第2側板が組み合わせられ、火床を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記第1側板及び第2側板は、薄い金属板で構成されていることから、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりするので、第1側板及び第2側板の組み合わせ状態が不安定になる恐れがある。
【0005】
本発明は、安定性が向上する屋外用燃焼装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の屋外用燃焼装置は、底部と、第1側板と、当接部とを備えている。底部は、上方向に開口した第1支持孔を有する。第1側板は、第1側板本体及びこの第1側板本体から下方向の成分を含む方向に延びた第1凸部を有する。第1凸部が底部の第1支持孔内に挿入され、且つ第1側板本体が底部上で傾斜した状態で起立している。当接部は、底部に直接的又は間接的に固定されている。
【0007】
当接部は、第1側板に対して当接可能に間隙を有して配置された構成とすることが可能である。このような屋外用燃焼装置による場合、第1側板は、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりすることによって、第1側板が当接部に当接し、起立状態で支持されるので、屋外用燃焼装置の安定性が向上する。又は、当接部は、第1側板に当接した構成とすることが可能である。このような屋外用燃焼装置による場合、第1側板は、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりしても、第1側板が当接部に当接し、起立状態で支持されているので、屋外用燃焼装置の安定性が向上する。
【0008】
第1側板本体は、底部上で傾斜した状態で起立した構成とすることが可能である。当接部は、第1側板に対して第1側板本体の傾斜方向側に配置された構成とすることが可能である。
【0009】
屋外用燃焼装置は、第2側板を更に備えた構成とすることが可能である。
【0010】
第1側板には、上方向の成分を含む方向に開口した第1スリットが設けられた構成とすることが可能である。第2側板は、第2側板本体と、差込部とを有する構成とすることが可能である。第2側板本体は、底部上で起立しており且つ第1側板本体側の端部を有する構成とすることが可能である。差込部は、第2側板本体の端部に設けられており且つ第1側板の第1スリットに挿入された構成とすることが可能である。第2側板が第1側板に対して交差した構成とすることが可能である。
【0011】
第1側板は、第1端部と、その反対側の第2端部とを有する構成とすることが可能である。第1スリットは、第1側板の第1端部に設けられた構成とすることが可能である。当接部が、第1側板の第2端部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は第1側板の第2端部に当接した構成とすることが可能である。
【0012】
当接部は、第1側板ではなく、第2側板に対して当接可能に間隙を有して配置された構成とすることも可能である。このような屋外用燃焼装置による場合、第2側板は、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりすることによって、第2側板が当接部に当接し、起立状態で支持されるので、屋外用燃焼装置の安定性が向上する。又は、当接部は、第1側板ではなく、第2側板に当接した構成とすることが可能である。このような屋外用燃焼装置による場合、第2側板は、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりしても、第2側板が当接部に当接し、起立状態で支持されているので、屋外用燃焼装置の安定性が向上する。
【0013】
この当接部は、第1側板と第2側板との交差部の外側で、差込部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は差込部に当接した構成とすることも可能である。
【0014】
当接部は、第1側板と第2側板との交差部の外側で、差込部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は差込部に当接すると共に、第1側板に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は第1側板に当接した構成とすることが可能である。
【0015】
第2側板の差込部には、下方向の成分を含む方向に開口した第2スリットが設けられた構成とすることが可能である。第1スリットと第2スリットが相互に挿入され、第1スリットに差込部の第2スリットの上側部分が挿入され、且つ第2スリットに第1側板の第1スリットの下側部分が挿入される構成とすることが可能である。
【0016】
底部は、上方向に開口した第2支持孔を更に有する構成とすることが可能である。第2側板は、第2側板本体から下方向の成分を含む方向に延びた第2凸部を有する構成とすることが可能である。第2凸部が底部の第2支持孔内に挿入され、且つ第2側板本体が底部上で起立する構成とすることが可能である。
【0017】
第2側板本体は、底部上で傾斜した状態で起立した構成とすることが可能である。当接部は、第2側板に対して第2側板本体の傾斜方向側に配置された構成とすることが可能である。
【0018】
上記した何れかの態様の屋外用燃焼装置は、底部上に環状に起立しており且つ中空の上下逆の多角錐台又は多角筒をなす少なくとも三つ以上の側板を備えた構成とすることが可能である。少なくとも三つ以上の側板は、上記した何れかの態様の第1側板及び/又は第2側板を含む構成とすることが可能である。
【0019】
上記した何れかの態様の屋外用燃焼装置は、ベース部と、脚部とを更に備えた構成とすることが可能である。脚部は、ベース部に固定されており且つ底部を支持した構成とすることが可能である。当接部は、脚部から上方向の成分を含む方向に延びた構成とすることが可能である。なお、当接部は脚部と別体とすることが可能である。
【0020】
上記した何れかの態様の屋外用燃焼装置は、天板を更に備えた構成とすることが可能である。
【0021】
当接部は、当接部の上端面に設けられた上方に凸の突起を有した構成とすることが可能である。天板は、当接部の上端面の突起に対する内側部分上に載置され、且つ、突起に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は突起に当接した構成とすることが可能である。
【0022】
当接部の上端面及び天板の何れか一方には、係合凸部が設けられており、他方には係合孔が設けられており、天板が当接部の上端面上に載置され、係合凸部が係合孔に係合された構成とすることが可能である。
【0023】
当接部には、略水平に延びており且つ開口した第3スリットが設けられた構成とすることが可能である。天板が、第3スリットに嵌合し保持された構成とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1A】本発明の実施例1に係る屋外用燃焼装置の正面、平面及び右側面から表した斜視図である。
【
図1B】前記屋外用燃焼装置の背面、底面及び左側面から表した斜視図である。
【
図4】前記屋外用燃焼装置の第1側板の斜視図である。
【
図5】前記屋外用燃焼装置の第2側板の斜視図である。
【
図6】前記屋外用燃焼装置のベース部の斜視図である。
【
図7A】前記屋外用燃焼装置のサイドフレームの正面、平面及び右側面から表した斜視図である。
【
図7B】前記屋外用燃焼装置の前記サイドフレームの背面、平面及び左側面から表した斜視図である。
【
図8】前記屋外用燃焼装置の燃料載置部の斜視図である。
【
図9】前記屋外用燃焼装置の平面図であって、前記第2側板を省略又は取り外した状態の図である。
【
図10A】前記屋外用燃焼装置の第1設計変形例の正面図である。
【
図10B】前記第1設計変形例の屋外用燃焼装置の平面図である。
【
図11A】前記屋外用燃焼装置の第2設計変形例の正面図である。
【
図11B】前記第2設計変形例の屋外用燃焼装置の平面図である。
【
図12】前記屋外用燃焼装置の第3設計変形例の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施例1及び2について説明する。なお、後述する実施例及び設計変更例の各構成要素は、互いに矛盾しない限り、相互に組み合わせることが可能であることに留意されたい。また、後述する実施例の各態様及び設計変形例における各構成要素を構成する素材、形状、寸法、数及び配置等はその一例を説明したものであって、同様の機能を実現し得る限り任意に設計変更することが可能であることにも留意されたい。
【実施例1】
【0026】
以下、本発明の実施例1及びその設計変形例に係る屋外用燃焼装置G(以下、単に燃焼装置Gともいう)について
図1A~
図10Bを参照しつつ説明する。
図1A~
図8には、実施例1に係る燃焼装置Gが示されている。
図9には、実施例1に係る燃焼装置Gの別の使用態様が示されている。
図10A及び
図10Bには、実施例1に係る燃焼装置Gの第1設計変形例が示されており
、図11A及び
図11Bには、実施例1に係る燃焼装置Gの第2設計変形例が示されており、
図12には、実施例1に係る燃焼装置Gの第3設計変形例が示されている。
図1A及び
図1Bには、Z-Z’方向、X-X’方向及びY-Y’方向が示されている。Z-Z’方向は、燃焼装置Gの高さ方向に相当するものであって、上方向に相当するZ方向と、下方向相当するZ’方向とを含む。X-X’方向は、Z-Z’方向に略直交しており、且つX方向とX’方向とを含む。Y-Y’方向は、Z-Z’方向及びX-X’方向に略直交しており、且つY方向とY’方向とを含む。
【0027】
燃焼装置Gはバーベキューグリル及び/又は焚火台である。この燃焼装置Gは底部100を備えている。底部100は、フラットな金属板(
図1~
図8参照)、略U字状や略L字状に折り曲げられた金属板(図示なし)、又は金属で構成された箱やブロック(図示なし)で構成可能である
。
【0028】
燃焼装置Gは、少なくとも三つ以上の側板を更に備えている。少なくとも三つ以上の側板は、下底が上底よりも長い台形状の薄い金属板(例えば、板厚が0.4~8mm)で構成されている。少なくとも三つ以上の側板が底部100上に環状に起立しており且つ中空の上下逆の多角錐台をなしている。少なくとも三つ以上の側板及び底部100によって、燃焼装置Gの火床が構成されている。以下、説明の便宜上、火床の中心側を火床の内側、その反対側を火床の外側と称する。
【0029】
底部100は、Z’方向に開口した少なくとも一つの第1支持孔110を有している。底部100が金属板で構成されている場合、第1支持孔110は底部100をZ-Z’方向に貫通する貫通孔とすることが可能である。底部100が箱やブロックで構成されている場合、第1支持孔110は底部100の少なくとも一部をZ-Z’方向に貫通する貫通孔であっても良いし、有底孔であっても良い。第1支持孔110が複数である場合、第1支持孔110は、任意の第1方向(
図1~
図3では、X-X’方向)に間隔をあけて配置されていると良い。また、少なくとも一つの第1支持孔110は、第1方向に延びた長孔であっても良いし、第1方向の寸法が第1方向に直交する第2方向(
図1~
図3では、Y-Y’方向)の寸法と略同じ又は小さい小孔であっても良い。
【0030】
少なくとも三つ以上の側板は、少なくとも一つの第1側板200を含んでいる。この第1側板200は、第1側板本体210と、少なくとも一つの第1凸部220とを有している(
図4参照)。第1側板本体210は、下底が上底よりも長い台形状の薄い金属板(例えば、板厚が0.4~8mm)で構成されており、且つ第1端部211と、その反対側の第2端部212とを有している。第1端部211は、第1側板本体210の上底と下底とを繋ぐ一方の側端部であり、第2端部212は、第1側板本体210の上底と下底とを繋ぐ他方の側端部である。一又は複数の第1凸部220は、第1側板本体210の下底からZ’方向の成分を含む方向に延びている。第1凸部220が複数である場合、第1側板本体210の長手方向に間隔をあけて配置されていていると良い。
【0031】
一又は複数の第1支持孔110が長孔である場合、一又は複数の第1凸部220が第1側板本体210の長手方向に沿って延びた平板であると良い。この場合、各第1支持孔110の第1方向の寸法は、対応する一の第1凸部220の長さ寸法よりも大きい又は対応する複数の第1凸部220の長さ寸法の和よりも大きく、且つ各第1支持孔110の第2方向の寸法は対応する第1凸部220の厚み寸法より若干大きい。一の第1凸部220が一の第1支持孔110に挿入される、又は、複数の第1凸部220が対応する一の第1支持孔110に挿入される、又は、複数の第1凸部220が複数の第1支持孔110に一対一で挿入されている。これにより第1側板本体210が底部100上で起立し且つ前記火床の外側に傾斜している。
【0032】
一又は複数の第1支持孔110が小孔である場合、一又は複数の第1凸部220は、細い棒状であると良い。この場合、各第1支持孔110の第1方向の寸法は、対応する第1凸部220の長さ寸法よりも若干大きく、且つ各第1支持孔110の第2方向の寸法は対応する第1凸部220の厚み寸法より若干大きい。一の第1凸部220が一の第1支持孔110に挿入される、又は、複数の第1凸部220が複数の第1支持孔110に一対一で挿入されている。これにより第1側板本体210が底部100上で起立し且つ前記火床の外側に傾斜している。
【0033】
なお、一又は複数の第1支持孔110は、長孔及び小孔の何れの場合であっても、Z-Z’方向に延びていても良いし、第1側板200が傾斜する方向に延びていても良い。
【0034】
底部100は、Z方向に開口した少なくとも一つの第2支持孔120を更に有する構成とすることが可能である。少なくとも一つの第2支持孔120は、以下の点を除き、少なくとも一つの第1支持孔110と同様の長孔又は小孔とすることが可能である。少なくとも一つの第1支持孔110の中心を通って延びる第1仮想線と少なくとも一つの第2支持孔120の中心を通って延びる第2仮想線とが交差又は略直交するように、少なくとも一つの第1支持孔110及び少なくとも一つの第2支持孔120が配置されている。以下、説明の便宜上、第2仮想線に沿って延びる方向を「仮想方向」と称し、これに略直交する方向を「直交方向」と称する。
【0035】
少なくとも三つ以上の側板は、少なくとも一つの第2側板300を更に含む構成とすることが可能である。この第2側板300は第2側板本体310を有している。第2側板本体310は、下底が上底よりも長い台形状の薄い金属板(例えば、板厚が0.4~8mm)で構成されており、且つ仮想方向の一方側の第1端部311と、その反対側の第2端部312とを有している。第1端部311は、第2側板本体310の上底と下底とを繋ぐ一方の側端部であり、第2端部312は、第2側板本体310の上底と下底とを繋ぐ他方の側端部である。
【0036】
第2側板300は、少なくとも一つの第2凸部320及び/又は少なくとも一つの差込部330を更に有する構成とすることが可能である(
図5参照)。
【0037】
第2側板300が少なくとも一つの第2凸部320を有する場合、一又は複数の第2凸部320は、第2側板本体310の下底からZ’方向の成分を含む方向に延びている。第2凸部320が複数である場合、第2側板本体310の長手方向に間隔をあけて配置されていていると良い。
【0038】
一又は複数の第2支持孔120が長孔である場合、一又は複数の第2凸部320は第2側板本体310の長手方向に沿って延びた平板であると良い。この場合、各第2支持孔120の仮想方向の寸法は、対応する一の第2凸部320の長さ寸法よりも大きい又は対応する複数の第2凸部320の長さ寸法の和よりも大きく、且つ各第2支持孔120の直交方向の寸法は対応する第2凸部320の厚み寸法より若干大きい。一の第2凸部320が一の第2支持孔120に挿入される、又は、複数の第2凸部320が対応する一の第2支持孔120に挿入される、又は、複数の第2凸部320が複数の第2支持孔120に一対一で挿入されている。これにより、第2側板本体310が底部100上で起立し、前記火床の外側に傾斜している。第2側板本体310の第1端部311又は第2端部312は第1側板本体210の第1端部211又は第2端部212に当接している。
【0039】
一又は複数の第2支持孔120が小孔である場合、一又は複数の第2凸部320は、細い棒状であると良い。この場合、各第2支持孔120の仮想方向の寸法は、対応する第2凸部320の長さ寸法よりも若干大きく、且つ各第2支持孔120の直交方向の寸法は対応する第2凸部320の厚み寸法より若干大きい。一の第2凸部320が一の第2支持孔120に挿入される、又は、複数の第2凸部320が複数の第2支持孔120に一対一で挿入されている。これにより、第2側板本体310が底部100上で起立し、前記火床の外側に傾斜している。第2側板本体310の第1端部311又は第2端部312は第1側板本体210の第1端部211又は第2端部212に当接している。
【0040】
なお、一又は複数の第2支持孔120は、長孔及び小孔の何れの場合であっても、Z-Z’方向に延びていても良いし、第2側板300が傾斜する方向に延びていても良い。
【0041】
第2側板300が少なくとも一つの差込部330を有する場合、第1側板200は、Z方向の成分を含む方向に開口した少なくとも一つのスリット230(第1スリット)を更に有する構成とすることが可能である。少なくとも一つのスリット230は、第1側板本体210の第1端部211及び第2端部212の少なくとも一方に設けられていると良いが、これに限定されるものではない。少なくとも一つのスリット230は、第1側板200の第1側板本体210が傾斜した状態で、その傾斜方向に沿って延びていると良い。一方、少なくとも一つの差込部330は、第2側板本体310の第1側板本体210側の端部(第2側板300の第1端部311及び第2端部312の少なくとも一方)に設けられた板部である。少なくとも一つの差込部330は、第1側板200の対応するスリット230にZ方向側から挿入されている。これにより、第2側板300が、前記火床の外側に傾斜した状態で、底部100上で起立し且つ第1側板200に対して交差している。
【0042】
少なくとも一つの差込部330には、Z’方向の成分を含む方向に開口したスリット331(第2スリット)が設けられた構成とすることが可能である。この場合、少なくとも一つの差込部330のスリット331と、第1側板200の対応するスリット230とが相互に挿入され、当該スリット230に当該差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ当該差込部330のスリット331に第1側板200の当該スリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。これにより、第2側板300が第1側板200に対して交差している。
【0043】
少なくとも三つ以上の側板は、少なくとも二つの第1側板200及び一つの第2側板300を含んでおり且つ中空の上下逆の多角錐台をなす構成とすることが可能である。この場合、二つの第1側板200は、一方の第1側板200及び他方の第1側板200を含み、底部100の第1支持孔110は、一方の第1側板200に対応する少なくとも一つの第1支持孔110と、他方の第1側板200に対応する少なくとも一つの第1支持孔110とを含む。
【0044】
一方の第1側板200は、その少なくとも一つの第1凸部220が対応する第1支持孔110に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立している。他方の第1側板200は、その少なくとも一つの第1凸部220が対応する第1支持孔110に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立している。一方の第1側板200及び他方の第1側板200は互いに対向している。
【0045】
上記一つの第2側板300が少なくとも一つの第2凸部320を有する場合、第2側板300は、その少なくとも一つの第2凸部320が対応する第2支持孔120に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立しており、且つ一方の第1側板200と他方の第1側板200との間に配置されている。第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接している。
【0046】
上記一つの第2側板300が少なくとも一つの差込部330を有する場合、少なくとも一つの差込部330は、一方の差込部33及び他方の差込部330を有する。第2側板300の一方の差込部330が一方の第1側板200のスリット230にZ方向側から挿入されている。第2側板300の他方の差込部330が他方の第1側板200のスリット230にZ方向側から挿入されている。これにより、第2側板300は、底部100上に傾斜して起立しており、且つ一方の第1側板200と他方の第1側板200との間に配置されている。第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接し、且つ第2側板300が一方、他方の第1側板200に対して交差している。
【0047】
第2側板300の一方、他方の差込部330にはスリット331が各々設けられていても良い。この場合、一方の差込部330のスリット331と、一方の第1側板200のスリット230とが相互に挿入され、一方の第1側板200のスリット230に一方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ一方の差込部330のスリット331に一方の第1側板200のスリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。他方の差込部330のスリット331と、他方の第1側板200のスリット230とが相互に挿入され、他方の第1側板200のスリット230に他方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ他方の差込部330のスリット331に他方の第1側板200のスリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。これにより、第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接し、且つ第2側板300が一方、他方の第1側板200に対して交差している。
【0048】
少なくとも三つ以上の側板は、二つの第1側板200及び二つの第2側板300を含んでおり且つ中空の上下逆の四角錐台をなす構成とすることが可能である。この場合、二つの第1側板200は、一方の第1側板200及び他方の第1側板200を含み、二つの第2側板300は、一方の第2側板300及び他方の第2側板300を含み、底部100の第1支持孔110は、一方の第1側板200に対応する少なくとも一つの第1支持孔110と、他方の第1側板200に対応する少なくとも一つの第1支持孔110とを含む。
【0049】
一方の第1側板200は、その少なくとも一つの第1凸部220が対応する第1支持孔110に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立している。他方の第1側板200は、その少なくとも一つの第1凸部220が対応する第1支持孔110に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立している。一方の第1側板200及び他方の第1側板200は互いに対向している。
【0050】
一方の第2側板300が少なくとも一つの第2凸部320を有し且つ他方の第2側板300が少なくとも一つの第2凸部320を有する場合、底部100の第2支持孔120は、一方の第2側板300に対応する少なくとも一つの第2支持孔120と、他方の第2側板300に対応する少なくとも一つの第2支持孔120とを含む。一方の第2側板300は、その少なくとも一つの第2凸部320が対応する第2支持孔120に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立しており、且つ一方の第1側板200と他方の第1側板200との間に配置されている。一方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、一方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接している。他方の第2側板300は、その少なくとも一つの第2凸部320が対応する第2支持孔120に挿入され、上記の通り底部100上に傾斜して起立しており、且つ一方の第1側板200と他方の第1側板200との間に配置されている。他方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第2端部212に当接し、他方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第2端部212に当接している。
【0051】
一方、他方の第2側板300が少なくとも一つの差込部330を有する場合、一方の第2側板300の少なくとも一つの差込部330は複数であって、一方の差込部330及び他方の差込部330を含み、他方の第2側板300の少なくとも一つの差込部330は複数であって、一方の差込部330及び他方の差込部330を含み、一方の第1側板200のスリット230は複数であって、一方のスリット230及び他方のスリット230を含み、他方の第1側板200のスリット230は複数であって、一方のスリット230及び他方のスリット230を含む。
【0052】
一方の第2側板300の一方の差込部330が一方の第1側板200の一方のスリット230にZ方向側から挿入され、一方の第2側板300他方の差込部330が他方の第1側板200の一方のスリット230にZ方向側から挿入されている。これにより、一方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、一方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接し、且つ一方の第2側板300と一方、他方の第1側板200とが交差している。他方の第2側板300の一方の差込部330が一方の第1側板200の他方のスリット230にZ方向側から挿入され、他方の第2側板300の他方の差込部330が他方の第1側板200の他方のスリット230にZ方向側から挿入されている。これにより、他方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第2端部212に当接し、他方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第2端部212に当接し、且つ他方の第2側板300と一方、他方の第1側板200とが交差している。
【0053】
一方の第2側板300の一方、他方の差込部330にスリット331が各々設けられ、他方の第2側板300の一方、他方の差込部330にスリット331が各々設けられていても良い。この場合、一方の第2側板300の一方の差込部330のスリット331と、一方の第1側板200の一方のスリット230とが相互に挿入され、当該スリット230に一方の第2側板300の一方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ一方の第2側板300の一方の差込部330のスリット331に一方の第1側板200の一方のスリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。これにより、一方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、且つ一方の第2側板300と一方の第1側板200とが交差している。一方の第2側板300の他方の差込部330のスリット331と、他方の第1側板200の一方のスリット230とが相互に挿入され、当該スリット230に一方の第2側板300の他方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ一方の第2側板300の他方の差込部330のスリット331に他方の第1側板200の一方のスリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。これにより、一方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接し、且つ一方の第2側板300と他方の第1側板200とが交差している。他方の第2側板300の一方の差込部330のスリット331と、一方の第1側板200の他方のスリット230とが相互に挿入され、当該スリット230に他方の第2側板300の一方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ他方の第2側板300の一方の差込部330のスリット331に一方の第1側板200の他方のスリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。これにより、他方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第2端部212に当接し、且つ他方の第2側板300と一方の第1側板200とが交差している。他方の第2側板300の他方の差込部330のスリット331と、他方の第1側板200の他方のスリット230とが相互に挿入され、当該スリット230に他方の第2側板300の他方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分が挿入され、且つ他方の第2側板300の他方の差込部330のスリット331に他方の第1側板200の他方のスリット230のZ’方向側の部分が挿入されている。これにより、他方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第2端部212に当接し、且つ他方の第2側板300と他方の第1側板200とが交差している。
【0054】
燃焼装置Gは、ベース部500及び少なくとも3以上のサイドフレームを更に備えた構成とすることが可能である。ベース部500は、フラットな金属板(
図1~
図2D及び
図6参照)、略U字状や略L字状に折り曲げられた金属板(図示なし)、又は金属で構成された箱やブロック(図示なし)であって、底部100のZ’方向側に配置されている。Z方向側から平面視において、ベース部500の投影面積は、底部100の投影面積より大きいと良いが、略同じ又は小さくても構わない。ベース部500は、少なくとも3以上のサイドフレームに対応する少なくとも3以上の被固定部を有している。底部100も、少なくとも3以上のサイドフレームに対応する少なくとも3以上の被支持部130を更に有している。なお、
図1~
図2D及び
図6では、ベース部500は、フラットな矩形状の金属板であって、の投影面積は、底部100の投影面積より大きい。
【0055】
各サイドフレームは、金属板で構成されており、且つ当接部400及び脚部600を有している。各サイドフレームにおいて、当接部400は、当該サイドフレームのZ’方向側の部分であり、当接部400は、脚部600からZ方向に延びる当該サイドフレームのZ方向側の部分である。なお、
図1~
図2D、
図7A及び
図7Bでは、各サイドフレームは横向きV字状であるが、これに限定されるものではない。
【0056】
各脚部600のZ’方向の端部はベース部500の対応する被固定部に固定されている。例えば、ベース部500の各被固定部には、当該ベース部500の中心部に対する反対側に延び且つ開口したスリット510が設けられている(
図6参照)。各脚部600のZ’方向の端部には、Z-Z’方向に直交する方向に延びており且つ開口したスリット610が設けられている(
図7A及び
図7B参照)。各脚部600のスリット610とこれに対応するスリット510とが相互に挿入され、当該スリット610の奥側部分が対応するスリット510に挿入され、且つ当該スリット610にベース部500の対応するスリット510の奥側部分が挿入されることによって、各脚部600のZ’方向の端部がベース部500の対応する被固定部に固定されている。又は、各脚部600のZ’方向の端部及びベース部500の対応する被固定部の少なくとも一方に、Z-Z’方向に凸の係合凸部(図示なし)が設けられており、他方にZ-Z’方向に凹の係合孔(図示なし)が設けられており、係合凸部が係合孔にZ-Z’方向において嵌合(FIT IN)することによって、各脚部600のZ’方向の端部がベース部500の対応する被固定部に固定されている。
【0057】
各脚部600は、そのZ方向の端部に設けられた支持レバー620を有している(
図7A及び
図7B参照)。各脚部600の支持レバー620は、略L字状であって、水平部621と垂直部622とを有している。底部100の対応する被支持部130は、少なくともZ’方向に開口した少なくとも一つの係合孔を有している(
図3参照)。この係合孔は、底部100をZ-Z’方向に貫通する貫通孔であっても良いし、Z’方向のみに開口した有底孔であっても良い。各脚部600の支持レバー620の垂直部622が対応する被支持部130の係合孔に挿入され、各脚部600の支持レバー620の水平部621が底部100を支持している。底部100の対応する被支持部130の係合孔は複数とすることが可能である(図示なし)。この場合、各脚部600の支持レバー620も、水平部621から複数の垂直部622が延びていると良い(図示なし)。また、底部100の対応する被支持部130は、係合孔に加えて、当該底部100の中心部に対する反対側に延び且つ開口したスリットを有する構成とすることも可能である(
図3参照)。この場合、各脚部600の支持レバー620の垂直部622が対応する被支持部130の係合孔に挿入され、各脚部600の支持レバー620の水平部621が底部100を支持すると共に、当該脚部600から延びた当接部400がスリットに挿入されている。なお、各脚部600に対応するスリット510及び被支持部130のスリットの双方が設けられている場合、両スリットは同じ方向に延び且つ開口していると良い。
【0058】
各当接部400は、上記の通り対応する脚部600が底部100の被支持部130に取り付けられることによって、対応する脚部600を介して底部100の被支持部130に間接的に固定されている。各当接部400は、以下の(1)又は(2)の通りに配置される。
【0059】
(1)少なくとも三つ以上の側板が少なくとも一つの第1側板200を含み、第2側板300含まない場合、各当接部400は、対応する第1側板200の傾斜方向側で、当該第1側板200の第1端部211、第2端部212、又は第1端部211と第2端部212との間の中間部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は当該第1側板200の第1端部211、第2端部212又は中間部に当接するように配置されている。
【0060】
(2)少なくとも三つ以上の側板が第1側板200及び第2側板300を少なくとも一つずつ含む場合、各当接部400は、下記(2-1)、(2-2)又は(2-3)の通りに配置される。
【0061】
(2-1)当接部400は、上記(1)と同様に配置されている。
【0062】
(2-2)当接部400は、対応する第2側板300の傾斜方向側で、当該第2側板300の第1端部311、第2端部312又は第1端部311と第2端部312との間の中間部に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は当該第2側板300の第1端部311、第2端部312又は中間部に当接するように配置されている。
【0063】
(2-3)当接部400は、対応する第1側板200と対応する第2側板300の差込部330との交差部の外側(火床の外側)で、第1側板200に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は第1側板200に当接するように配置され、且つ/又は、第2側板300の差込部330に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は差込部330に当接している。この場合、第1側板200の第1端部211及び第2端部212の少なくとも一方には、板状のタブ240が設けられていても良い。この場合、対応する第1側板200のタブ240と対応する第2側板300の差込部330とが前記交差部を構成し、当接部400が、第1側板200のタブ240に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は第1側板200のタブ240に当接するように配置され、且つ/又は、第2側板300の差込部330に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は差込部330に当接している。
【0064】
図1~
図2Dでは、サイドフレームは四つであり、ベース部500の四つの角部に被固定部が設けられており、底部100は、その四つの角部に被支持部130が設けられており、且つ、その四辺の中央部にも別の被支持部130が設けられている。サイドフレームの脚部600がベース部500の被固定部に固定され、且つ底部100の四つの角部の被支持部130を支持する場合、サイドフレームの当接部400は、上記(2-3)のように配置されている。サイドフレームの脚部600がベース部500の被固定部に固定され、且つ底部100の四辺の中央部の被支持部130を支持する場合、サイドフレームの当接部400は、上記(2-1)及び(2-2)のように配置されている。
【0065】
上記した何れかの態様の各当接部400は、対応する第1側板200及び/又は対応する第2側板300に対向する対向部410を有しており、この対向部410が対応する第1側板200及び/又は対応する第2側板300に沿って傾斜していても構わない。
【0066】
燃焼装置Gは、炭や薪などの固形燃料が載置可能な燃料載置部700を更に備えていても良い。燃料載置部700は、耐熱板(
図1A、
図1B及び
図2B参照)又は金属製の網である。燃料載置部700は複数の孔を有している。燃料載置部700が耐熱板である場合、耐熱板を貫通する複数の孔が設けられている。燃料載置部700が網である場合、網の間の隙間が孔となる。燃料載置部700の外形は、少なくとも3以上の側板で構成される火床のZ方向側の端部(上部)の内形と略同じである。燃料載置部700の外形サイズは、火床のZ方向側の端部(上部)の内形サイズより小さく、且つ火床のZ’方向側の端部(下部)の内形サイズより大きい。燃料載置部700が、火床内に収容されている。
【0067】
底部100の対応する被支持部130の係合孔が貫通孔であり、サイドフレームの当接部400の支持レバー620の垂直部622が当該係合孔を貫通している場合、垂直部622上には、係合凸部630が設けられていても良い。この場合、燃料載置部700には、係合凸部630に対応する箇所に貫通孔710が設けられており、燃料載置部700は、貫通孔710に係合凸部630が挿入され、垂直部622の上面で支持される構成としても構わない。なお、燃料載置部700は省略可能である。この場合、底部100上に固形燃料を載置しても構わない。
【0068】
以下、燃焼装置Gの組立方法について説明する。ここでは、燃焼装置Gの少なくとも三つ以上の側板が、二つの第1側板200及び二つの第2側板300を含んでおり且つ中空の上下逆の四角錐台をなす構成であるものを例に挙げて説明する。
【0069】
まず、ベース部500及び4つのサイドフレームを用意する。4つのサイドフレームをベース部500に上記した何れかの態様で固定する。その後、底部100を用意する。その後、底部100を上記した何れかの態様で、4つのサイドフレームの支持レバー620に支持させる。
【0070】
その後、二つの第1側板200を用意する。各第1側板200の少なくとも一つの第1凸部220を底部100の対応する第1支持孔110に挿入する。これにより、各第1側板200が互いに離されるように傾斜して底部100上に起立する。
【0071】
その後、二つの第2側板300を用意する。各第2側板300は少なくとも一つの第2凸部320及び一方、他方の差込部330を有し、且つ一方、他方の差込部330にスリット331が設けられている場合、一方の第2側板300の少なくとも一つの第2凸部320を底部100の対応する第2支持孔120に挿入する。これと共に、一方の第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331と、一方、他方の第1側板200の一方のスリット230とを相互に挿入し、当該スリット230に一方の第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分を挿入すると共に、一方の第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331に一方、他方の第1側板200の一方のスリット230のZ’方向側の部分を挿入する。これにより、一方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接して一方の第2側板300と一方の第1側板200とが交差し、且つ一方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接して一方の第2側板300と他方の第1側板200とが交差する。
【0072】
その後、他方の第2側板300の少なくとも一つの第2凸部320を底部100の対応する第2支持孔120に挿入する。これと共に、他方の第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331と、一方、他方の第1側板200の他方のスリット230とを相互に挿入し、当該スリット230に他方の第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331のZ方向側の部分を挿入すると共に、他方の第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331に一方、他方の第1側板200の他方のスリット230のZ’方向側の部分を挿入する。これにより、他方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第2端部212に当接して他方の第2側板300と一方の第1側板200とが交差し、且つ他方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第2端部212に当接して他方の第2側板300と他方の第1側板200とが交差する。このようにして各第2側板300が互いに離されるように傾斜して底部100上に起立し、燃焼装置Gの火床が組み立てられる。
【0073】
各第2側板300の一方、他方の差込部330のスリット331が省略される場合、一方の第2側板300の一方の差込部330が一方の第1側板200の一方のスリット230にZ方向側から挿入され、一方の第2側板300他方の差込部330が他方の第1側板200の一方のスリット230にZ方向側から挿入される。これにより、一方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第1端部211に当接し、一方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第1端部211に当接し、且つ一方の第2側板300と一方、他方の第1側板200とが交差する。その後、他方の第2側板300の少なくとも一つの第2凸部320を底部100の対応する第2支持孔120に挿入すると共に、他方の第2側板300の一方の差込部330が一方の第1側板200の他方のスリット230にZ方向側から挿入され、他方の第2側板300の他方の差込部330が他方の第1側板200の他方のスリット230にZ方向側から挿入される。これにより、他方の第2側板300の第1端部311が一方の第1側板200の第2端部212に当接し、他方の第2側板300の第2端部312が他方の第1側板200の第2端部212に当接し、且つ他方の第2側板300と一方、他方の第1側板200とが交差する。このようにしても各第2側板300が互いに離されるように傾斜して底部100上に起立し、燃焼装置Gの火床が組み立てられる。
【0074】
上記の何れかの通りに、火床が組み立てられると、4つのサイドフレームの当接部400が、一方の第1側板200と一方の第2側板300との交差部、一方の第1側板200と他方の第2側板300との交差部、他方の第1側板200と一方の第2側板300との交差部、及び他方の第1側板200と他方の第2側板300との交差部の外側(火床の外側)に配置される。
【0075】
上記の何れかの通りに、火床が組み立てられた後、燃料載置部700を上記何れかの態様の通り、火床内に収容させる。
【0076】
なお、各第2側板300が少なくとも一つの第2凸部320を有しない場合、少なくとも一つの第2凸部320の挿入工程が省略されると良い。各第2側板300が一方、他方の差込部330を有しない場合、一方、他方の差込部330とこれに対応するスリット230との挿入工程が省略されると良い。
【0077】
なお、少なくとも三つ以上の側板が、二つの第1側板200及び二つの第2側板300を含んでおり且つ中空の上下逆の四角錐台をなす構成である場合、他方の第2側板300は、
図9に示すように、省略又はZ方向に引き抜き、取り外して使用することが可能である。この場合、火床はZ方向の平面視において略U字状であり、他方の第2側板300が省略又は取り外された箇所から固形燃料を二つの第1側板200及び残り一つの第2側板300の間に出し入れ可能になる。
【0078】
上記した何れかの組立方法と反対の手順で、燃焼装置Gは分解できる。
【0079】
なお、燃焼装置Gが、少なくとも三つ以上の側板が、二つの第1側板200及び二つの第2側板300を含んでおり且つ中空の上下逆の四角錐台をなす構成以外の構成を有する場合も、上記と同様に、第1側板200、第2側板300を底部100に対して着脱でき、且つ、サイドフレームも、底部100及びベース部500から着脱できる。
【0080】
以上のような燃焼装置Gによる場合、以下の技術的特徴及び効果を奏する。
【0081】
第1側板200及び/又は第2側板300は、底部100上に立設した状態で傾斜しているため、自重や外部からの衝撃が加えられることによって、傾斜方向に撓んだり歪んだりし易い。当接部400が第1側板200及び/又は第2側板300に対して当接可能に間隙を有して配置されている場合、第1側板200及び/又は第2側板300が、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりすることによって、上記の何れかの態様の通り第1側板200及び/又は第2側板300が対応する当接部400に当接し、これにより、第1側板200及び/又は第2側板300が対応する当接部400によって傾斜し且つ起立した状態で支持されるので、燃焼装置Gの安定性が向上する。当接部400が第1側板200及び/又は第2側板300に当接している場合、第1側板200及び/又は第2側板300が、製造時及び/又は使用時に撓んだり歪んだりしても、上記の何れかの態様の通り第1側板200及び/又は第2側板300が対応する当接部400に当接し、これにより、第1側板200及び/又は第2側板300が対応する当接部400によって傾斜し且つ起立した状態で支持されるので、燃焼装置Gの安定性が向上する。何れの場合であっても、各当接部400は、対応する第1側板200及び/又は対応する第2側板300に沿って傾斜する対向部410を有している場合、第1側板200及び/又は対応する第2側板300がより安定して当接部400の対向部410に支持される。
【0082】
また、上記の通り、火床はZ方向の平面視において略U字状となる構成である場合において、他方の第2側板300が省略又は取り外されて使用される場合、二つの第1側板200の省略又は取り外された他方の第2側板300側の端部は、自重で傾斜方向側に撓んだり歪んだりし易い。二つの第1側板200の当該端部が、撓んだり歪んだりして当接部400に当接することによって、平面視略U字状の火床が安定する。
【0083】
上記した何れかの態様の各当接部400のZ方向の端部の端面には、上方に凸の突起422が設けられており、当該端面の突起422よりも内側部分が載置面421となっていても良い。この場合、燃焼装置Gは、
図10A及び
図10Bに示すように、天板800を更に備えていても良い。天板800が、少なくとも3以上の当接部400の載置面421上に載置され、突起422に対して当接可能に間隙を有して配置されている又は突起422に当接している。このようにして天板800が少なくとも3以上の当接部400に支持されている。この天板800の代わりに、焼き網が少なくとも3以上の当接部400に支持されていても良い。なお、焼き網は、少なくとも3以上の当接部400ではなく、上記少なくとも3以上の側板上に支持されるようになっていても構わない。
【0084】
天板800又は焼き網には、少なくとも3以上の当接部400の突起422が挿入される図示しない少なくとも3以上の係合孔が設けられていても良い。この場合、少なくとも3以上の当接部400の突起422(係合凸部)が、天板800又は焼き網の係合孔に各々挿入され、係合すると共に、当該当接部400の載置面421上に天板800又は焼き網が載置される。なお、天板800又は焼き網に係合凸部が設けられ、少なくとも3以上の当接部400に係合孔が設けられ、係合凸部が係合孔に係合されるようになっていても良い。
【0085】
上記した何れかの態様の各当接部400のZ方向の端部の端面には、Z-Z’方向に直交する方向(略水平方向)に延びたスリット430(第3スリット)が設けられていても良い。スリット430は、火床の外側又は火床の内側に開口している。この場合、燃焼装置Gは、少なくとも一つの天板800’を更に備えていても良い(
図11A及び
図11B参照)。少なくとも一つの天板800’が、少なくとも3以上の当接部400のうちの少なくとも一つのスリット430に挿入され、嵌合し、支持されている。
図11A及び
図11Bでは、4つの当接部400のスリット430は、火床の外側に開口しており、天板800’が4つであって、略L字状であり、略四角環状となるように、4つの当接部400のスリット430に各々挿入され支持されている。この4つの天板800’のうち隣り合う天板800’の端部は、図示しない固定具で固定されていると良い。
【0086】
なお、天板800、800’及び当接部400のこれを支持する上記構成は省略可能である。
【0087】
少なくとも三つ以上の側板が、二つの第1側板200を含む場合、各第1側板200の上底には、一対の凹部213が設けられていても良い。二つの第1側板200のうちの一方の第1側板200の一対の凹部213と、他方の第1側板200の一対の凹部213とに一対の五徳900が支持され、二つの第1側板200間に懸架された構成とすることが可能である。なお、五徳900及び凹部213は省略可能である。
【0088】
少なくとも三つ以上の側板が、二つの第2側板300を含む場合、各第2側板300の上底には、一対の凹部313が設けられていても良い。二つの第2側板300のうちの一方の第2側板300の一対の凹部313と、他方の第2側板300の一対の凹部313とに一対の五徳900が支持され、二つの第2側板300間に懸架された構成とすることが可能である。なお、五徳900及び凹部313は省略可能である。
【0089】
なお、本発明の屋外用燃焼装置は、上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載範囲において任意に設計変更することが可能である。以下、詳しく述べる。
【0090】
本発明の少なくとも3以上の側板は、中空の上下逆の多角錐台をなすものに限定されず、底部上に環状に起立しており且つ多角筒をなすものであっても構わない。この場合、上記した少なくとも3以上の側板(第1側板及び/又は第2側板を含む。)は、底部上で傾斜せずにZ-Z’方向に起立していると良い。底部の第1支持孔は、Z-Z’方向に延びており、第1側板の第1凸部が嵌合(FIT IN)するようになっていると良い。底部に第2支持孔が設けられている場合、第2支持孔は、Z-Z’方向に延びており、第2側板の第2凸部が嵌合(FIT IN)するようになっていると良い。底部に第2支持孔が設けられていない場合、第1側板の第1スリットが、第1側板の起立状態でZ-Z’方向に延びていると良い。本発明の第1側板は、少なくとも一つあれば良い。本発明の第2側板は省略可能である。
【0091】
上記した当接部400及び脚部600は別体とすることが可能である。この場合、少なくとも一つの当接部400は底部100に直接的に固定された構成とすることが可能である。例えば、少なくとも一つの当接部400のZ’方向側の端部及び底部100の何れか一方に、係合凸部が設けられた、他方に係合孔が設けられており、係合凸部が係合孔に嵌合(FIT IN)することによって、少なくとも一つの当接部400は底部100に直接的に固定されていても良い。又は、少なくとも一つの当接部400のZ’方向側の端部が略L字状に折り曲げられ、少なくとも一つの当接部400のZ’方向側の端部がボルト及びナットなどで底部100に直接的に固定されていても良い。又は、少なくとも一つの当接部400は底部100に間接的に固定された構成とすることも可能である。例えば、少なくとも一つの当接部400のZ’方向側の端部が、底部100に固定された固定具に固定されていても良い。なお、脚部600及びベース部500は省略可能である。
【符号の説明】
【0092】
G:屋外用燃焼装置
100:底部
110:第1支持孔
120:第2支持孔
130:被支持部
200:第1側板
210:第1側板本体
211:第1端部
212:第2端部
220:第1凸部
230:スリット(第1スリット)
240:タブ
300:第2側板
310:第2側板本体
311:第1端部
312:第2端部
320:第2凸部
330:差込部
331:スリット(第2スリット)
400:当接部
500:ベース部
510:スリット
600:脚部
610:スリット
620:支持レバー
621:水平部
622:垂直部
700:燃料載置部
800、800’:天板
900:五徳