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  • 特許-画像形成装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-11
(45)【発行日】2023-09-20
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/14 20060101AFI20230912BHJP
   B41J 29/38 20060101ALI20230912BHJP
   G03G 21/00 20060101ALI20230912BHJP
   H04N 1/00 20060101ALI20230912BHJP
【FI】
G03G21/14
B41J29/38
G03G21/00 388
H04N1/00 127A
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019178685
(22)【出願日】2019-09-30
(65)【公開番号】P2021056347
(43)【公開日】2021-04-08
【審査請求日】2022-08-29
(73)【特許権者】
【識別番号】000006150
【氏名又は名称】京セラドキュメントソリューションズ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100168583
【弁理士】
【氏名又は名称】前井 宏之
(72)【発明者】
【氏名】小笠原 秀行
【審査官】佐藤 孝幸
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-129164(JP,A)
【文献】特開2015-038755(JP,A)
【文献】特開2006-319500(JP,A)
【文献】特開2004-338334(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G03G 21/14
B41J 29/38
G03G 21/00
H04N 1/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記録媒体の上に画像を形成する画像形成ユニットと、
サーバーとの通信を実行する通信部と、
前記画像形成ユニット及び前記通信部の動作を制御する制御部と、
記憶部と
を備え、
前記制御部は、不揮発性の内蔵メモリーを有するプロセッサーを含み、
前記記憶部は、前記プロセッサーに接続された不揮発性の外付けメモリーを含み、
前記制御部は、前記サーバーから前記通信部を介して前記画像形成ユニットのグレードを表す第1データと、前記第1データの有効期限を表す第2データとを得て、前記第1データを前記内蔵メモリーに、前記第2データを前記外付けメモリーにそれぞれ書き込み、前記外付けメモリーから読み出した前記第2データにより表された前記第1データの有効期限内において、前記内蔵メモリーから読み出した前記第1データに応じた性能を発揮するように前記画像形成ユニットを制御し、
前記制御部は、前記外付けメモリーから読み出した前記第2データにより表された前記第1データの有効期限が徒過した場合には、前記内蔵メモリーに書き込まれた前記第1データを書き換えることにより前記画像形成ユニットのダウングレードを実行し、
前記制御部は、前記外付けメモリーから読み出した前記第2データにより示された前記第1データの有効期間が所定の最大有効期間よりも長い場合には、前記画像形成ユニットの動作を禁止するように制御する、画像形成装置。
【請求項2】
前記画像形成ユニットは、前記第1データが前記内蔵メモリーに書き込まれたことにより、前記第1データに応じた高い性能を発揮するようにアップグレードされる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記サーバーから前記通信部を介して新たな第2データを得て、前記新たな第2データを前記外付けメモリーに書き込むことにより、前記第1データの有効期限を更新する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記外付けメモリーは、前記第2データを暗号化された状態で格納している、請求項1から請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の画像形成装置は、ユーザーの使用用途に合わせて一時的に印刷速度を変更する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2016-120675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の画像形成装置は、サブスクリプションサービスに基づく性能のアップグレードを実現することができなかった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、サブスクリプションサービスに基づく性能のアップグレードを実現しつつ、不正なアップグレードを抑制することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、画像形成ユニットと、通信部と、制御部と、記憶部とを備える。前記画像形成ユニットは、記録媒体の上に画像を形成する。前記通信部は、サーバーとの通信を実行する。前記制御部は、前記画像形成ユニット及び前記通信部の動作を制御する。前記制御部は、不揮発性の内蔵メモリーを有するプロセッサーを含む。前記記憶部は、前記プロセッサーに接続された不揮発性の外付けメモリーを含む。前記制御部は、前記サーバーから前記通信部を介して前記画像形成ユニットのグレードを表す第1データと、前記第1データの有効期限を表す第2データとを得る。また、前記制御部は、前記第1データを前記内蔵メモリーに、前記第2データを前記外付けメモリーにそれぞれ書き込む。更に、前記制御部は、前記外付けメモリーから読み出した前記第2データにより表された前記第1データの有効期限内において、前記内蔵メモリーから読み出した前記第1データに応じた性能を発揮するように前記画像形成ユニットを制御する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の画像形成装置によれば、サブスクリプションサービスに基づく性能のアップグレードを実現しつつ、不正なアップグレードを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】実施形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す図である。
図2】制御回路の構成の一例を示すブロック図である。
図3】制御部の処理の一例を示すフローチャートである。
図4】制御部の他の処理の一例を示すフローチャートである。
図5図4に続くフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
【0010】
まず、図1を参照して、実施形態に係る画像形成装置100の構成について説明する。図1は、画像形成装置100の構成の一例を示す図である。画像形成装置100は、カラー複合機として機能する。
【0011】
図1に示されるように、画像形成装置100は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、及び操作パネル4を備える。画像形成ユニット1は、用紙Pの上に画像を形成する。画像読取ユニット2は、原稿Rの上に形成された画像を読み取り、画像情報を生成する。原稿搬送ユニット3は、原稿Rを画像読取ユニット2に搬送する。操作パネル4は、ユーザーの操作を受け付ける。用紙Pは、「記録媒体」の一例に相当する。
【0012】
画像形成ユニット1は、給送部10、搬送部12、トナー供給部14、画像形成部16、転写部18、定着部20、及び排出部22を備える。
【0013】
給送部10は、用紙Pを搬送部12へ供給する。搬送部12は、用紙Pを排出部22まで搬送する。用紙Pは、転写部18及び定着部20を経由して排出部22に到達する。
【0014】
トナー供給部14は、画像形成部16にトナーを供給する。トナー供給部14には、トナーコンテナTCc、トナーコンテナTCm、トナーコンテナTCy及びトナーコンテナTCkが各々着脱自在に装着される。トナーコンテナTCc、トナーコンテナTCm、トナーコンテナTCy及びトナーコンテナTCkには、各々シアン色、マゼンタ色、イエロー色、及び黒色のトナーが収容される。トナーコンテナTCc~トナーコンテナTCkは、各々対応する色のトナーを画像形成部16へ供給する。
【0015】
画像形成部16は、トナー像を形成する。転写部18は、用紙Pにトナー像を転写する。定着部20は、用紙Pを加熱及び加圧し、トナー像を用紙Pに定着する。排出部22は、用紙Pを画像形成装置100の外部に排出する。
【0016】
操作パネル4は、タッチパネル41を備える。タッチパネル41は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)を備え、種々の画像を表示する。また、タッチパネル41は、タッチセンサーを備え、ユーザーの操作を受け付ける。
【0017】
次に、図1及び図2を参照して、制御回路の構成について説明する。図2は、制御回路の構成の一例を示すブロック図である。
【0018】
図2に示されるように、画像形成装置100は、通信部5と、制御部7と、記憶部8とを更に備える。
【0019】
通信部5は、ネットワーク回線を介して、サブスクリプションサーバー6との通信を実行する。サブスクリプションサーバー6は、画像形成装置100のユーザーにサブスクリプションサービスを提供する。サブスクリプションサーバー6は、「サーバー」の一例に相当する。
【0020】
制御部7は、CPU(Central Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。記憶部8は、半導体メモリーのような主記憶装置と、ハードディスクドライブのような補助記憶装置とを含み、データ及びコンピュータープログラムを記憶する。制御部7のプロセッサーは、記憶部8に記憶されたコンピュータープログラムを実行することによって、画像形成装置100の各部を制御する。具体的に説明すると、制御部7は、画像形成ユニット1、画像読取ユニット2、原稿搬送ユニット3、操作パネル4、及び通信部5の動作を制御する。
【0021】
制御部7のプロセッサーは、不揮発性の内蔵メモリー71を有する。記憶部8の主記憶装置は、プロセッサーに接続された不揮発性の外付けメモリー81を有する。外付けメモリー81は、例えばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)である。
【0022】
制御部7は、サブスクリプションサーバー6から通信部5を介して画像形成装置100のグレードを表すグレードデータD1と、グレードデータD1の有効期限を表す有効期限データD2とを得る。画像形成装置100のグレードは、画像形成ユニット1と、画像読取ユニット2と、原稿搬送ユニット3とに共通である。また、制御部7は、グレードデータD1を内蔵メモリー71に、有効期限データD2を外付けメモリー81にそれぞれ書き込む。更に、制御部7は、有効期限データD2により表されたグレードデータD1の有効期限内において、グレードデータD1に応じた性能を発揮するように画像形成装置100の各部を制御する。グレードデータD1は「第1データ」の一例に、有効期限データD2は「第2データ」の一例にそれぞれ相当する。
【0023】
グレードデータD1は、例えばゴールドグレード、シルバーグレード、又はブロンズグレードのいずれかを表す。ゴールドグレードの画像形成装置100における画像形成ユニット1は、毎分50枚の印刷速度を実現できる。シルバーグレードの画像形成装置100における画像形成ユニット1は、毎分40枚の印刷速度を実現できる。ブロンズグレードの画像形成装置100における画像形成ユニット1は、毎分30枚の印刷速度を実現できる。ゴールドグレードはシルバーグレードよりも高いグレードであり、シルバーグレードはブロンズグレードよりも高いグレードである。
【0024】
有効期限データD2は、グレードデータD1の有効期限を第1形式又は第2形式で表す。第1形式の有効期限データD2は、「2019年9月1日から30日間」のように、有効期間の開始日を表すデータと、有効期間の長さを表すデータとを含む。第2形式の有効期限データD2は、「2019年9月30日まで」のように、有効期間の満了日を表すデータを含む。
【0025】
外付けメモリー81は、不正なアップグレードの抑制のため、有効期限データD2を暗号化された状態で格納してもよい。
【0026】
次に、図1図2、及び図3を参照して、制御部7の処理について説明する。図3は、制御部7の処理の一例を示すフローチャートである。
【0027】
ステップS102:図3に示されるように、制御部7は、サブスクリプションサーバー6から通信部5を介して、暗号化されたサブスクリプションキーを受け取る。ユーザーは、不図示のコンピューターを使ってサブスクリプションサーバー6にアクセスし、画像形成装置100のサブスクリプションサービスに関する契約を予め締結している。ステップS102の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS104へ進む。
【0028】
ステップS104:制御部7は、暗号化されたサブスクリプションキーを解読して、新たなグレードデータD1と、有効期限データD2とを得る。ただし、サブスクリプションキーが新たなグレードデータD1を含まない場合もある。暗号解読は、サブスクリプションサーバー6と画像形成装置100との共通情報、例えば画像形成装置100の印刷累積枚数の情報を利用して行われ得る。ステップS104の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS106へ進む。
【0029】
ステップS106:制御部7は、新たなグレードデータD1が有るか否かを判定する。新たなグレードデータD1が有ると制御部7が判定した場合(ステップS106でYes)には、制御部7の処理がステップS108へ進む。新たなグレードデータD1が無いと制御部7が判定した場合(ステップS106でNo)には、制御部7の処理がステップS110へ進む。
【0030】
ステップS108:制御部7は、内蔵メモリー71に書き込まれていた元のグレードデータD1をセーブして、新たなグレードデータD1を内蔵メモリー71に書き込む。ステップS108の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS110へ進む。なお、新たなグレードデータD1が表すグレードがゴールドグレード、シルバーグレード、及びブロンズグレードのいずれでもない場合には、制御部7は、内蔵メモリー71への書き込みを中止する。
【0031】
ステップS110:制御部7は、有効期限データD2を外付けメモリー81に書き込む。ステップS110の処理が終了すると、制御部7の処理が終了する。なお、有効期限データD2により示されたグレードデータD1の有効期間が所定の最大有効期間(例えば90日間)よりも長い場合には、制御部7は、外付けメモリー81への書き込みを中止する。
【0032】
以上のステップS102からステップS110までの制御部7の処理によれば、画像形成装置100のアップグレードの設定又は有効期限の更新が達成される。
【0033】
なお、外付けメモリー81が故障した場合には、外付けメモリー81の交換後に、新たなグレードデータD1を含まないサブスクリプションキーを制御部7が受け取ることにより、外付けメモリー81の中に有効期限データD2が復元される。
【0034】
次に、図1図2図4、及び図5を参照して、制御部7の他の処理について説明する。図4は、制御部7の他の処理の一例である画像形成ジョブを示すフローチャートである。図5は、図4に続くフローチャートである。
【0035】
ステップS202:図4に示されるように、制御部7は、内蔵メモリー71からグレードデータD1を読み出す。ステップS202の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS204へ進む。
【0036】
ステップS204:制御部7は、読み出したグレードデータD1に応じた性能を発揮するように画像形成ユニット1を制御する。ステップS204の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS206へ進む。
【0037】
ステップS206:制御部7は、画像形成ジョブが終了したか否かを判定する。画像形成ジョブが終了していないと制御部7が判定した場合(ステップS206でNo)には、制御部7の処理がステップS204へ戻る。画像形成ジョブが終了したと制御部7が判定した場合(ステップS206でYes)には、制御部7の処理が、図5に示されるステップS208へ進む。
【0038】
ステップS208:図5に示されるように、制御部7は、本日の日付を確認する。ステップS208の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS210へ進む。
【0039】
ステップS210:制御部7は、外付けメモリー81から有効期限データD2を読み出す。ステップS210の処理が終了すると、制御部7の処理がステップS212へ進む。
【0040】
ステップS212:制御部7は、有効期限データD2により表されたグレードデータD1の有効期限が本日から90日以内であるか否か、つまりグレードデータD1の有効期間が所定の最大有効期間(例えば90日間)よりも長いか否かを判定する。グレードデータD1の有効期限が本日から90日以内でないと制御部7が判定した場合(ステップS212でNo)には、制御部7の処理がステップS214へ進む。グレードデータD1の有効期限が本日から90日以内であると制御部7が判定した場合(ステップS212でYes)には、制御部7の処理がステップS216へ進む。
【0041】
ステップS214:制御部7は、画像形成を禁止するように画像形成ユニット1の動作を制御する。ステップS214の処理が終了すると、制御部7の処理が終了する。
【0042】
ステップS216:制御部7は、有効期限データD2により表されたグレードデータD1の有効期限が徒過したか否かを判定する。有効期限が徒過したと制御部7が判定した場合(ステップS216でYes)には、制御部7の処理がステップS218へ進む。有効期限が徒過していないと制御部7が判定した場合(ステップS216でNo)には、制御部7の処理が終了する。
【0043】
ステップS218:制御部7は、内蔵メモリー71に書き込まれた現在のグレードデータD1が書き換えられるように、セーブしておいた元のグレードデータD1を内蔵メモリー71に書き込むことにより、画像形成装置100のダウングレードを実行する。ステップS218の処理が終了すると、制御部7の処理が終了する。
【0044】
なお、グレードデータD1が2つのグレードのうちのいずれかを表す場合には、制御部7は、ステップS218で既知の最低グレードを表すグレードデータD1を内蔵メモリー71に書き込めばよい。したがって、制御部7は、ステップS108でアップグレード前のグレードデータD1をセーブする必要もない(図3参照)。
【0045】
実施形態によれば、グレードデータD1と有効期限データD2とに基づいて画像形成装置100の性能が制御されるので、サブスクリプションサービスに基づく性能のアップグレードが実現する。しかも、外部からの不正な書き換えが困難な内蔵メモリー71にグレードデータD1が格納されるので、不正なアップグレードが抑制される。例えば、外付けメモリー81に書き込まれた有効期限データD2が改ざんされたとしても、グレードデータD1が不変である限り、不正なアップグレードは失敗する。また、画像形成装置100自身が有効期限の徒過を監視するので、アップグレードの後にサブスクリプションサーバー6との接続が遮断されても、有効期限が徒過した時点でダウングレードが実行される。また、有効期限データD2に最大有効期間(例えば90日間)が設けられたので、不正な恒久アップグレードが抑制される。
【0046】
なお、制御部7は、ステップS206に示された画像形成ジョブの終了タイミングに限らず、画像形成装置100の電源オン時、又はスリープ復帰時のような他のタイミングで、ステップS208~ステップS218の有効期限チェックを実施してもよい。
【0047】
グレードデータD1の最大有効期間(例えば90日間)を表すデータは、外部からの不正な書き換えが困難な内蔵メモリー71に格納されるのがよい。
【0048】
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明した。ただし、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解し易くするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる場合がある。また、上記の実施形態で示す各構成要素の形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の構成から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0049】
例えば、実施形態では画像形成装置100が電子写真方式の複合機であるが、これに限定されない。画像形成装置100は、インクジェット方式でもよい。
【産業上の利用可能性】
【0050】
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
【符号の説明】
【0051】
1 画像形成ユニット
5 通信部
6 サブスクリプションサーバー(サーバー)
7 制御部
8 記憶部
71 内蔵メモリー
81 外付けメモリー
100 画像形成装置
D1 グレードデータ(第1データ)
D2 有効期限データ(第2データ)
P 用紙(記録媒体)
図1
図2
図3
図4
図5