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▶ オーチス エレベータ カンパニーの特許一覧

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  • 特許-エレベータシステムのエレベータかご 図1
  • 特許-エレベータシステムのエレベータかご 図2
  • 特許-エレベータシステムのエレベータかご 図3
  • 特許-エレベータシステムのエレベータかご 図4
  • 特許-エレベータシステムのエレベータかご 図5
  • 特許-エレベータシステムのエレベータかご 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-11
(45)【発行日】2023-09-20
(54)【発明の名称】エレベータシステムのエレベータかご
(51)【国際特許分類】
   B66B 11/02 20060101AFI20230912BHJP
   B66B 7/04 20060101ALI20230912BHJP
【FI】
B66B11/02 D
B66B7/04 C
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2019087967
(22)【出願日】2019-05-08
(65)【公開番号】P2019199364
(43)【公開日】2019-11-21
【審査請求日】2022-04-27
(31)【優先権主張番号】15/981,454
(32)【優先日】2018-05-16
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】591020353
【氏名又は名称】オーチス エレベータ カンパニー
【氏名又は名称原語表記】Otis Elevator Company
【住所又は居所原語表記】One Carrier Place,Farmington,Connecticut,U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100086232
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 博通
(74)【代理人】
【識別番号】100092613
【弁理士】
【氏名又は名称】富岡 潔
(72)【発明者】
【氏名】リチャード ジェイ.エリクソン
(72)【発明者】
【氏名】ブルース ピー.スウェイビル
(72)【発明者】
【氏名】メガン マストリアーノ
(72)【発明者】
【氏名】ロイ チェン
【審査官】須山 直紀
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2011/039854(WO,A1)
【文献】特開2005-089135(JP,A)
【文献】実開昭52-137463(JP,U)
【文献】実開昭53-001769(JP,U)
【文献】欧州特許出願公開第02484623(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B66B 11/02
B66B 7/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
エレベータシステムのエレベータかごであって、
かご本体と、
前記かご本体を支持するかご枠であって、
2つ以上の対向するたてわく組立体と、
前記かご本体の上方に配置される上わく組立体と、
前記かご本体の下方に配置される下わく組立体と
を含む、前記かご枠と、
前記たてわく組立体のそれぞれに配置される複数の耐震保持具であって、前記エレベータシステムの正常運転中に前記エレベータシステムのガイドレールと非接触関係になるように構成され、揺れ発生中に前記ガイドレールとの接触を介してガイドレール負荷に反作用するように構成される、前記複数の耐震保持具と
を備え
各たてわく組立体は、
2つ以上の垂直に延伸するたてわく部材と、
前記たてわく部材の間に延伸する複数のたてわくブレースと
を含む、エレベータかご。
【請求項2】
前記耐震保持具は保持具スロットを含み、前記保持具スロットは、前記保持具スロット内に配置される前記ガイドレールのブレード幅より大きい保持具スロット幅を有する、請求項1に記載のエレベータかご。
【請求項3】
3つ以上の耐震保持具が各たてわく組立体に配置される、請求項1に記載のエレベータかご。
【請求項4】
前記上わく組立体と前記下わく組立体との間に配置される2つ以上のかご本体をさらに備える、請求項1に記載のエレベータかご。
【請求項5】
前記複数の耐震保持具は前記複数のたてわくブレースに配置される、請求項に記載のエレベータかご。
【請求項6】
前記エレベータシステムの正常運転状態中に前記ガイドレールと接触するように構成される、前記エレベータかごに配置される1つまたは複数のエレベータかごガイドをさらに備える、請求項1に記載のエレベータかご。
【請求項7】
1つまたは複数のガイドレールと、
前記1つまたは複数のガイドレールに動作可能に接続され、前記1つまたは複数のガイドレールに沿って移動可能なエレベータかごであって、
かご本体と、
前記かご本体を支持するかご枠であって、
2つ以上の対向するたてわく組立体と、
前記かご本体の上方に配置される上わく組立体と、
前記かご本体の下方に配置される下わく組立体と
を含む、前記かご枠と、
前記たてわく組立体のそれぞれに配置される複数の耐震保持具であって、前記エレベータシステムの正常運転中に前記エレベータシステムのガイドレールと非接触関係になるように構成され、地震またはロープ揺れ発生中に前記ガイドレールとの接触を介してガイドレール負荷に反作用するように構成される、前記複数の耐震保持具と
を含む、前記エレベータかごと
を備え
各たてわく組立体は、
2つ以上の垂直に延伸するたてわく部材と、
前記たてわく部材の間に延伸する複数のたてわくブレースと
を含む、エレベータシステム。
【請求項8】
前記耐震保持具は保持具スロットを含み、前記保持具スロットは、前記保持具スロット内に配置される前記ガイドレールのブレード幅より大きい保持具スロット幅を有する、請求項に記載のエレベータシステム。
【請求項9】
3つ以上の耐震保持具が各たてわく組立体に配置される、請求項に記載のエレベータシステム。
【請求項10】
前記上わく組立体と前記下わく組立体との間に配置される2つ以上のかご本体をさらに備える、請求項に記載のエレベータシステム。
【請求項11】
前記複数の耐震保持具は前記複数のたてわくブレースに配置される、請求項に記載のエレベータシステム。
【請求項12】
前記エレベータシステムの正常運転状態中に前記ガイドレールと接触するように構成される、前記エレベータかごに配置される1つまたは複数のエレベータかごガイドをさらに備える、請求項に記載のエレベータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
例示的実施形態はエレベータシステムの分野に関し、より詳細には、地震発生中のエレベータシステムの性能の向上に関する。
【背景技術】
【0002】
エレベータシステムは通常、様々な運転状態におけるエレベータシステムの性能に関する管轄ルールに従わなければならない。そのようなルールは、様々なコード設定機関により発行されるコードに記載されている。そのようなコードの一部は、地震発生時のエレベータシステムの性能及び安全性に関する基準を規定する。耐震要件を満たすための現在の構成では、地震発生中にレール及びかご枠の負荷が大きくなる可能性があり、耐震性能要件を満たすためにガイドレールのサイズが大きくなり、それによってエレベータシステムのコストが大幅に増大する。そのような問題は、高層エレベータシステム及びダブルデッキエレベータかご構造を有するエレベータシステムでは悪化する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0003】
一実施形態では、エレベータシステムのエレベータかごは、かご本体と、かご本体を支持するかご枠とを含む。かご枠は、2つ以上の対向するたてわく(upright)組立体と、かご本体の上方に配置される上わく(crosshead)組立体と、かご本体の下方に配置される下わく(plank)組立体とを含む。複数の耐震保持具が、たてわく組立体のそれぞれに配置される。複数の耐震保持具は、エレベータシステムの正常運転中にエレベータシステムのガイドレールと非接触関係になるように構成され、揺れ発生中にガイドレールとの接触を介してガイドレール負荷に反作用するように構成される。
【0004】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、耐震保持具は保持具スロットを含み、保持具スロットは、保持具スロット内に配置されるガイドレールのブレード幅より大きい保持具スロット幅を有する。
【0005】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、3つ以上の耐震保持具が各たてわく組立体に配置される。
【0006】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、2つ以上のかご本体が、上わく組立体及び下わく組立体の間に配置される。
【0007】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、各たてわく組立体は、2つ以上の垂直に延伸するたてわく部材と、たてわく部材の間に延伸する複数のたてわくブレースとを含む。
【0008】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、複数の耐震保持具は複数のたてわくブレースに配置される。
【0009】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、1つまたは複数のエレベータかごガイドがエレベータかごに配置され、エレベータシステムの正常運転状態中にガイドレールと接触するように構成される。
【0010】
他の実施形態では、エレベータシステムは、1つまたは複数のガイドレールと、1つまたは複数のガイドレールに動作可能に接続され、1つまたは複数のガイドレールに沿って移動可能なエレベータかごとを含む。エレベータかごは、かご本体と、かご本体を支持するかご枠とを含む。かご枠は、2つ以上の対向するたてわく組立体と、かご本体の上方に配置される上わく組立体と、かご本体の下方に配置される下わく組立体とを含む。複数の耐震保持具が、たてわく組立体のそれぞれに配置される。複数の耐震保持具は、エレベータシステムの正常運転中にエレベータシステムのガイドレールと非接触関係になるように構成され、地震またはロープ揺れ発生中にガイドレールとの接触を介してガイドレール負荷に反作用するように構成される。
【0011】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、耐震保持具は保持具スロットを含み、保持具スロットは、保持具スロット内に配置されるガイドレールのブレード幅より大きい保持具スロット幅を有する。
【0012】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、3つ以上の耐震保持具が各たてわく組立体に配置される。
【0013】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、2つ以上のかご本体が、上わく組立体及び下わく組立体の間に配置される。
【0014】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、各たてわく組立体は、2つ以上の垂直に延伸するたてわく部材と、たてわく部材の間に延伸する複数のたてわくブレースとを含む。
【0015】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、複数の耐震保持具は複数のたてわくブレースに配置される。
【0016】
追加的にまたは代替的に、この実施形態または他の実施形態では、1つまたは複数のエレベータかごガイドがエレベータかごに配置され、エレベータシステムの正常運転状態中にガイドレールと接触するように構成される。
【0017】
以下の説明は決して限定とみなされるべきではない。添付の図面を参照すると、同様の要素は同様に番号付けされている。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】エレベータシステムの一実施形態の概略図である。
図2】エレベータシステムの一実施形態の他の概略図である。
図3】エレベータシステムのエレベータかごガイドの一実施形態の斜視図である。
図4】エレベータシステムのかご枠の一実施形態の斜視図である。
図5】エレベータかご用の耐震保持具の一実施形態の斜視図である。
図6】エレベータかご用の耐震保持具の一実施形態の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
開示した装置及び方法の1つまたは複数の実施形態の詳細な説明を、図面を参照しながら本明細書において限定ではなく例示として提示する。
【0020】
図1に、例示的なトラクション式エレベータシステム10の概略図を示す。エレベータシステム10は、ロープまたはベルト16などの1つまたは複数の耐荷重部材によって昇降路12内に動作可能に吊り下げられたまたは支持されたエレベータかご14を含む。ベルト16はシーブ18及び52と相互作用して、エレベータシステム10の様々な構成要素の周りに引き回される。シーブ18はダイバータ、デフレクタ、またはアイドラシーブとして構成され、シーブ52は機械50によって駆動されるトラクションシーブとして構成される。機械50がトラクションシーブ52を動かすと、トラクションシーブ52の周りに引き回されたベルト16が(トラクションを介して)駆動され、動き、及び/または前進する。ダイバータ、デフレクタ、またはアイドラシーブ18は機械50により駆動されず、エレベータシステム10の様々な構成要素の周りにベルト16を誘導するのを支援する。ベルト16は釣合錘22に接続することもでき、釣合錘22は、エレベータシステム10をバランスさせ、運転中のトラクションシーブ52の両側のベルト張力の差を低減するのを支援するために使用される。シーブ18及び52はそれぞれ、同一または互いに異なり得る直径を有する。
【0021】
いくつかの実施形態では、エレベータシステム10は2つ以上のベルト16を使用してエレベータかご14を吊るす及び/または駆動することができる。また、エレベータシステム10は、1つまたは複数のベルト16の両面がシーブ18、52を係合させるか、あるいは1つまたは複数のベルト16の片面のみがシーブ18、52を係合させるような、様々な構成を有することができる。図1の実施形態は1つまたは複数のベルト16がかご14及び釣合錘22で終端する1:1ローピング構成を示すが、他の実施形態は他のローピング構成を利用してもよい。
【0022】
図2を参照すると、エレベータかご14は、昇降路12内に配置された1つまたは複数のガイドレール24の経路に沿って昇降路12内を走行する。図2の実施形態では、エレベータかご14の両側に配置された2つのガイドレール24が利用されているが、他の実施形態では、他の数のガイドレール24、たとえば、1つまたは4つのガイドレール24が利用されてもよいことを理解されたい。エレベータかご14は、かご枠28に取り付けられたかご本体26を含む。図2に示したようないくつかの実施形態では、エレベータかご14はダブルデッキ構成であり、2つのかご本体26が共通のかご枠28に取り付けられる。本明細書で開示した実施形態はかご枠28に取り付けられた2つのかご本体26を含むが、本開示は他のエレベータかご14構成、たとえば、1つのかご本体26または3つ以上のかご本体26が共通のかご枠28に取り付けられた構成と共に利用され得ることを理解されたい。
【0023】
エレベータかご14に取り付けられたかごガイド30は、ガイドレール24と相互作用して、エレベータかご14をガイドレール24の経路に沿って誘導する。図2に示すようないくつかの実施形態では、エレベータかご14は4つのかごガイド30を含み、2つのかごガイド30が各ガイドレール24と相互作用するように配置される。図3に示すように、かごガイド30はエレベータかご14に固定されたガイドベース32を含む。複数のガイドホイール34がガイドベース32に固定される。エレベータかご14が昇降路12に沿って走行するときに、ガイドホイール34はガイドレール24と接触したままである。
【0024】
ここで図4を参照すると、かご枠28がより詳細に示されている。かご枠28は、かご枠28の各側面に側枠36またはたてわく組立体を含み、上わく組立体38及び下わく組立体40が側枠36の間に延伸し、かご枠28の上限範囲及び下限範囲をそれぞれ定義する。中間クロス部材42は、かご本体26をかご枠28内に支持する。側枠36はたてわく部材44と、たてわく部材44を接続してたてわく部材44の支持を提供するたてわくブレース46とを含む。複数の耐震保持具48が、地震発生中または他の揺れ発生中の負荷に反作用するように側枠36に沿って配置される。図4のようないくつかの実施形態では、耐震保持具48はたてわくブレース46に配置されるが、他の実施形態では、耐震保持具48は他の位置、たとえば、たてわく部材44に配置されてもよい。8つの耐震保持具48を図4の側枠36に示しているが、他の数量の耐震保持具48が利用されてもよいことを理解されたい。いくつかの実施形態では、3つ以上の耐震保持具48が利用される。さらに、他の実施形態では、側枠36は単一のたてわく部材44を含み、耐震保持具48がたてわく部材44に固定される。
【0025】
ここで図5を参照すると、耐震保持具48は、2つの保持具ブラケット52を介してたてわくブレース46に固定された保持具プレート50を含む。図6に最もよく示すように、保持具プレート50は、エレベータシステム10の正常運転状態中にガイドレール24と非接触関係になるようなサイズ及び位置のレールスロット54を含む。ガイドレール24のレールブレード56は、レールスロット54内に、第1のスロット側面58と、第1のスロット側面58の反対側の第2のスロット側面60との間に配置される。第1のスロット側面58及び第2のスロット側面60はレールスロット幅62を定義し、これはレールブレード56のブレード幅64よりも大きい。エレベータかご14の横加速度を含む地震発生中または他の建物揺れ発生中に、耐震保持具48は発生中にガイドレール24との接触を介してガイドレール負荷に反作用し、複数の耐震保持具48を設けることによって、ガイドレール負荷は複数の耐震保持具48全体に分散される。図示した実施形態では複数の保持具プレート50が利用されているが、他の実施形態では、耐震保持具48のいずれかを1つまたは複数の中間ローラガイドまたはスライドガイドに置き換えて、地震負荷発生時にレールへの負荷の分散をさらに支援し、または正常運転状態の場合にかご枠28構造のたわみの低減を支援してもよいことを理解されたい。
【0026】
システム要件に応じて、耐震保持具48の数量及び/または間隔は変更されてもよい。さらに、耐震保持具48の特性、たとえば、レールスロットの幅62または保持具プレート50の厚さは、エレベータシステム10の要件を満たすように変更されてもよい。さらに、摩耗パッド66をレールスロット54に含めて、ガイドレール24及び保持具プレート50の間の接触による摩耗及び雑音を軽減してもよい。
【0027】
耐震保持具48を使用することによって、ガイドレール24の大きさを縮小することができ、及び/または揺れ発生時の負荷への反作用のためにガイドレール24を昇降路12内に固定するのに必要なレールブラケットの数量を削減することができる。これらの材料の削減は、たとえば100メートル以上の昇降路12を有するような高層エレベータでは特に重要なことであるが、エレベータシステム10にとって大幅なコスト削減をもたらす。
【0028】
「約」という用語は、本出願の提出時に利用可能な機器に基づいた特定の量の測定値に関連する誤差の程度を含むものとする。
【0029】
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態を説明するためのものにすぎず、本開示の限定であることを意図していない。本明細書で使用する場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、文脈が別途明確に示さない限り、複数形も含むものとする。「備える(comprises)」及び/または「備える(comprising)」という用語は、本明細書で使用する場合、記載した特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/または構成要素の存在を示すが、1つまたは複数の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、構成要素、及び/またはこれらの組の存在または追加を排除するものではないことはさらに理解されよう。
【0030】
本開示は1つまたは複数の例示的実施形態を参照して説明しているが、本開示の範囲から逸脱することなく、様々な変更がなされてもよく、その要素を均等物に置き換えてもよいことは当業者には理解されよう。また、特定の状況または材料を本開示の教示に適合させるために、その本質的な範囲から逸脱せずに、多くの修正がなされてもよい。したがって、本開示を実施するために企図された最良の形態として開示した特定の実施形態に本開示が限定されず、本開示は特許請求の範囲に入る全ての実施形態を含むものとする。
図1
図2
図3
図4
図5
図6