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特許7348889仕訳作成装置、仕訳作成方法、及び仕訳作成プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-12
(45)【発行日】2023-09-21
(54)【発明の名称】仕訳作成装置、仕訳作成方法、及び仕訳作成プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/12 20230101AFI20230913BHJP
【FI】
G06Q40/12
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2020167900
(22)【出願日】2020-10-02
(65)【公開番号】P2022059969
(43)【公開日】2022-04-14
【審査請求日】2023-05-18
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】398040527
【氏名又は名称】株式会社オービック
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】清水 政岐
(72)【発明者】
【氏名】川又 信明
(72)【発明者】
【氏名】上野 剛光
【審査官】小池 堂夫
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-035049(JP,A)
【文献】岩谷 誠治,新しい収益認識基準のシステム対応,第1版,(株)中央経済社,2018年12月20日,p.153-196
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
制御部を備えた仕訳作成装置であって、
前記制御部は、
売上について、代理人又は本人の取引区分を登録した取引区分マスタと、
売上について、代理人又は本人の取引区分と、代理人又は本人の代理人取引フラグ初期値とを登録した取引区分別代理人取引マスタと、
振替仕訳の借方勘定科目と貸方勘定科目を登録した取引区分勘定マスタと、
にアクセス可能に構成されており、
売上入力画面上でのオペレータの操作に応じて、代理人又は本人の取引かを指定する代理人取引フラグを含む売上明細を入力し、その際、当該売上入力画面に表示される取引区分において、オペレータにより取引区分が入力されると、前記取引区分マスタの当該入力された取引区分に紐付く前記取引区分別代理人取引マスタの代理人取引フラグ初期値を前記代理人取引フラグに設定する売上入力手段と、
前記売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細の代理人取引フラグが代理人の場合は、その振替仕訳を作成し、振替仕訳を作成する場合は、前記取引区分勘定マスタから借方勘定科目と貸方勘定科目を取得して作成する仕訳作成手段と、
を備えたことを特徴とする仕訳作成装置。
【請求項2】
前記売上明細は、商品、売上数量、売上金額、売上原価、前記代理人取引フラグのデータを含むことを特徴とする請求項1に記載の仕訳作成装置。
【請求項3】
前記仕訳作成手段は、前記振替仕訳の金額を前記売上明細の売上原価から取得することを特徴とする請求項1又は2に記載の仕訳作成装置。
【請求項4】
制御部を備えた情報処理装置で実行される仕訳作成方法であって、
前記制御部は、
売上について、代理人又は本人の取引区分を登録した取引区分マスタと、
売上について、代理人又は本人の取引区分と、代理人又は本人の代理人取引フラグ初期値とを登録した取引区分別代理人取引マスタと、
振替仕訳の借方勘定科目と貸方勘定科目を登録した取引区分勘定マスタと、
にアクセス可能に構成されており、
前記制御部において実行される、
売上入力画面上でのオペレータの操作に応じて、代理人又は本人の取引かを指定する代理人取引フラグを含む売上明細を入力し、その際、当該売上入力画面に表示される取引区分において、オペレータにより取引区分が入力されると、前記取引区分マスタの当該入力された取引区分に紐付く前記取引区分別代理人取引マスタの代理人取引フラグ初期値を前記代理人取引フラグに設定する売上入力工程と、
前記売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細の代理人取引フラグが代理人の場合は、その振替仕訳を作成し、振替仕訳を作成する場合は、前記取引区分勘定マスタから借方勘定科目と貸方勘定科目を取得して作成する仕訳作成工程と、
を含むことを特徴とする仕訳作成方法。
【請求項5】
制御部を備えた情報処理装置に実行させるための仕訳作成プログラムであって、
前記制御部は、
売上について、代理人又は本人の取引区分を登録した取引区分マスタと、
売上について、代理人又は本人の取引区分と、代理人又は本人の代理人取引フラグ初期値とを登録した取引区分別代理人取引マスタと、
振替仕訳の借方勘定科目と貸方勘定科目を登録した取引区分勘定マスタと、
にアクセス可能に構成されており、
前記制御部において、
売上入力画面上でのオペレータの操作に応じて、代理人又は本人の取引かを指定する代理人取引フラグを含む売上明細を入力し、その際、当該売上入力画面に表示される取引区分において、オペレータにより取引区分が入力されると、前記取引区分マスタの当該入力された取引区分に紐付く前記取引区分別代理人取引マスタの代理人取引フラグ初期値を前記代理人取引フラグに設定する売上入力工程と、
前記売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細の代理人取引フラグが代理人の場合は、その振替仕訳を作成し、振替仕訳を作成する場合は、前記取引区分勘定マスタから借方勘定科目と貸方勘定科目を取得して作成する仕訳作成工程と、
を実行させるための仕訳作成プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、仕訳作成装置、仕訳作成方法、及び仕訳作成プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
企業会計基準委員会により、2018年3月30日に、我が国における収益認識に関する包括的な会計基準である新収益認識基準が公表され、2021年4月から原則適用が開始される。新収益認識基準では、顧客への財又はサービスの提供において、本人として提供するのか、代理人として提供するのかを判断し、その判断に基づいて収益として認識すべき金額が決定されるようになる。代理人を使用した取引において、仕訳を作成するシステムとして、例えば、特許文献1がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2002-15121号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、新収益認識基準を採用する場合に、代理人取引を簡易に処理することに関して何等記載されていない。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、新収益認識基準を採用する場合に、代理人取引を簡易に処理することが可能な仕訳作成装置、仕訳作成方法、及び仕訳作成プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた仕訳作成装置であって、前記制御部は、代理人取引対象か否かを特定した売上明細を入力する売上入力手段と、前記売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細が代理人取引対象の場合は、その振替仕訳を作成する仕訳作成手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の一態様によれば、前記売上明細は、商品、売上数量、売上金額、売上原価、代理人取引対象か否かを示す代理人取引フラグのデータを含み、前記仕訳作成手段は、前記売上明細の代理人取引フラグが代理人取引対象を示す場合に振替仕訳を作成することにしてもよい。
【0008】
また、本発明の一態様によれば、前記仕訳作成手段は、振替仕訳の借方勘定科目と貸方勘定科目が登録されたマスタから借方勘定科目と貸方勘定科目を取得して、前記振替仕訳を作成することにしてもよい。
【0009】
また、本発明の一態様によれば、前記仕訳作成手段は、前記振替仕訳の金額を前記売上明細の売上原価から取得することにしてもよい。
【0010】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置で実行される仕訳作成方法であって、前記制御部で実行される、代理人取引対象か否かを特定した売上明細を入力する売上入力工程と、前記売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細が代理人取引対象の場合は、その振替仕訳を作成する仕訳作成工程と、を含むことを特徴とする。
【0011】
また、上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御部を備えた情報処理装置に実行させるための仕訳作成プログラムであって、前記制御部において、代理人取引対象か否かを特定した売上明細を入力する売上入力工程と、前記売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細が代理人取引対象の場合は、その振替仕訳を作成する仕訳作成工程と、を実行させるための仕訳作成プログラムであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、新収益認識基準を採用する場合に、代理人取引を簡易に処理することが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1図1は、企業会計基準委員会 「収益認識に関する会計基準の適用指針」改正2020年3月31日より引用した「本人と代理人の区別」の規定を説明するための図である。
図2図2は、仕入金額1000円、売上金額1200円の商品を直送売上した場合の仕訳の例を示す図である。
図3図3は、従来の仕訳と本発明の振替仕訳を示す図である。
図4図4は、従来と本発明の振替仕訳の損益計算書(P/L)イメージを示す図である。
図5図5は、本実施の形態に係る仕訳作成装置の構成の一例を示すブロック図である。
図6図6は、取引区分マスタの構成例を示す図である。
図7図7は、取引区分代理人取引マスタの構成例を示す図である。
図8図8は、取引区分別勘定マスタの構成例を示す図である。
図9図9は、本実施の形態に係る仕訳作成装置の制御部の全体の処理の概略を説明するためのフローチャートを示す図である。
図10図10は、本実施の形態に係る仕訳作成装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
図11図11は、本実施の形態に係る仕訳作成装置の制御部の処理の具体例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本発明は本実施形態により限定されるものではない。
【0015】
[1.概要]
企業会計基準委員会により、2018年3月30日に、我が国における収益認識に関する包括的な会計基準である新収益認識基準が公表され、2021年4月から原則適用が開始される。
【0016】
新収益認識基準では、顧客への財又はサービスの提供において、本人として提供するのか、代理人として提供するのかを判断し、その判断に基づいて収益として認識すべき金額が決定されるようになる。具体的には、図1(A)、(B)は、企業会計基準委員会 「収益認識に関する会計基準の適用指針」改正2020年3月31日より引用した「本人と代理人の区別」の規定を記載した図である。図1(B)に示すように、本人か代理人かの判断の指標は明確には設けておらず企業自身が契約の履行義務から判定を行う。
【0017】
ここで、新収益認識基準により、これまで収益と認識していた売上高が変わるケースが発生する。売上総額と売上純額を打ち分けて入力するなど複雑なシステム運用になる懸念があり、ユーザーへの影響を最小限に押さえたシステム対応を行う必要がある。
【0018】
代理人取引が発生する全業界において影響があるが、ここでは、商社の営業形態における具体例を挙げて説明する。商社では、自社の倉庫を介さない直送売上の購買プロセスを行う場合がある。直送売上は自社の倉庫を介さず、仕入先から得意先へ商品を直接納品する取引形態である。顧客に販売されるまでは、商品の所有権・保管責任が仕入先にある契約の取り決めの場合、商社は在庫リスク、商品保管リスクを負わない為、本人取引としての売上計上が認められない可能性が非常に高い。
【0019】
図2は、仕入金額1000円、売上金額1200円の商品を直送売上した場合の仕訳を例に挙げたものである。図2(A)に示すように、従来(制度対応前)の仕訳は、仕入「1000」/買掛金「1000」、売掛金「1200」/商品売上「1200」となる。これに対して、図2(B)に示すように、新収益認識基準(代理人取引)の場合は、売掛金「1200」/手数料収入「200」、買掛金「1000」となる。
【0020】
このように、代理人取引においては、売上総額で計上するのではなく、売上純額で計上する必要がある。
【0021】
売上計上額が変更されることにより下記課題が発生する。(1)債権(請求)・売上管理への影響、(2)売上純額と売上総額を把握する新たな仕組みが必要、(3)売上実績の昨年対比の分析が出来なくなる等、従来通りの実績管理・管理会計の分析ができなくなる。
【0022】
ここでは、商社での具体例を挙げたが、代理人取引が発生する全業界で同様の課題が発生する。
【0023】
そこで、本実施の形態では、新収益認識基準の代理人取引に対して、従来のシステムの最小限の変更で対応可能な仕組みを構築して、新収益認識基準の代理人取引を簡易に処理可能なシステムを提案する。
【0024】
具体的には、本実施の形態では、複雑なシステム運用等を行うことなく、伝票への色付け(代理人取引の識別)のみを行い、その色付けを判断材料として、振替仕訳と振替勘定を用いることで、下記の(1)~(3)を実現するものである。
【0025】
(1)現状通りの請求・売掛管理を維持
(2)現状通りの売上実績管理・管理会計分析を維持
(3)財務諸表上の売上純額表示(制度要件)に対応
【0026】
このように、本実施の形態では、最小限の運用変更にて従来通りのシステム運用を可能とする効果を見込むものである。
【0027】
図3及び図4を参照して、本実施の形態の処理イメージを説明する。図3は、従来の仕訳と本発明の振替仕訳を示す図である。
【0028】
本実施の形態では、従来の仕訳に加え、マスタ設定に基づいた振替勘定にて振替仕訳を自動で発生させる。図3(A)に示すように、従来の仕訳の例では、仕入「1000」/買掛金「1000」、売掛金「1200」/商品売上「1200」となっている。図3(B)に示すように、本発明の振替仕訳(代理人取引の場合のみ発生)では、売上(振替)「1000」/仕入(振替)「1000」となっている。
【0029】
図4は、従来と本発明の振替仕訳の損益計算書(P/L)イメージを示す図である。図4(A)は、従来の損益計算書(P/L)イメージを示しており、図4(B)は、本発明の振替仕訳の損益計算書(P/L)イメージを示している。
【0030】
図4(B)に示すように、「売上高」については、売上高の純額表示に対応し、商品売上は従来通りの金額で管理し、売上の振替仕訳を新たに発生させる。「仕入原価」については、仕入の振替仕訳を新たに発生させる。
【0031】
本発明の仕訳作成装置は、例えば、商社を含む代理人取引が発生する全業界に適用可能である。以下の説明では、理解の容易のため、本発明と直接関係のない部分は簡略化して記載するものとする。
【0032】
[2.構成]
本実施の形態に係る仕訳作成装置100の構成の一例について、図5参照して説明する。図5は、本実施の形態に係る仕訳作成装置100の構成の一例を示すブロック図である。
【0033】
仕訳作成装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、仕訳作成装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
【0034】
仕訳作成装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。仕訳作成装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
【0035】
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、仕訳作成装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、仕訳作成装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。
【0036】
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(タッチパネルを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、およびマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114またはプリンタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。また、「出力」とは、出力装置114で出力すること等をいい、例えば、モニタ114への表示出力やプリンタ114での印刷出力することの他、外部にデータを送信することを含む。
【0037】
記憶部106には、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
【0038】
また、記憶部106は、取引区分マスタ106aと、取引区分別代理人取引マスタ106bと、取引区分別勘定マスタ106cと、データファイル106dとを備えている。図6は、取引区分マスタ106aの構成例、図7は、取引区分別代理人取引マスタ106bの構成例、図8は、取引区分別勘定マスタ106cの構成例を示す図である。
【0039】
取引区分マスタ106aは、図6に示すように、データ区分、取引区分を関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。図6に示す例では、1行目は、データ区分「10:売上」、取引区分「1:直送売上(代理人)」、2行目は、データ区分「10:売上」、取引区分「2:直送売上(本人)」、3行目は、データ区分「20:仕入」、取引区分「1:仕入」となっている。
【0040】
取引区分別代理人取引マスタ106bは、図7に示すように、データ区分、取引区分、代理人取引フラグ初期値のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。図7に示す例では、1行目は、データ区分「10:売上」、取引区分「1:直送売上(代理人)」、代理人取引フラグ初期値「1:代理人」、2行目は、データ区分「10:売上」、取引区分「2:直送売上(本人)」、代理人取引フラグ初期値「0:本人」となっている。
【0041】
取引区分別勘定マスタ106cは、図8に示すように、データ区分、取引区分、勘定科目1、勘定科目2のデータを関連づけて登録したテーブル等で構成することができる。取引区分別勘定マスタ106cは、仕訳を作成する場合に参照される。図8に示す例では、1行目は、データ区分「10:売上」、取引区分「1:直送売上(代理人)」、勘定科目1「商品売上」、勘定科目2「売上(振替)」、2行目は、データ区分「20:仕入」、取引区分「1:仕入」、勘定科目1「商品仕入」、3行目は、データ区分「30:代理人振替」、取引区分「1:代理人振替」、勘定科目1「仕入(振替)」となっている。
【0042】
データファイル106dは、売上明細、仕入明細、及び仕訳データ等の各種データを格納するためのファイルである。
【0043】
売上明細は、売上識別番号(例えば、売上番号、行番号(NO))、取引区分、売上日、商品、売上単価、売上数量、売上金額、売上原価、債権科目、代理人取引フラグ(例えば、「1」:代理人、「0」:本人)のデータを含んでいてもよい(図10参照)。代理人取引フラグが「1:代理人」の場合のみ当該売上明細の振替仕訳が作成される。代理人取引フラグは、売上入力画面(図10参照)で初期設定される。債権科目は売上仕訳の借方勘定科目に使用される。
【0044】
仕入明細は、仕入識別番号(例えば、仕入番号、行番号(NO))、取引区分、仕入日、商品、仕入単価、仕入数量、仕入金額、債務科目のデータを含んでいてもよい。債務科目は、仕入仕訳の貸方勘定科目に使用される。
【0045】
制御部102は、仕訳作成装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。制御部102は、機能概念的に、仕入入力部102aと、売上入力部102bと、仕訳作成部102cと、マスタメンテ部102dと、画面表示制御部102eとを備えている。
【0046】
仕入入力部102aは、例えば、モニタ114に表示される不図示の仕入入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、仕入明細を入力してデータファイル106dに格納する。
【0047】
売上入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される売上入力画面(図10参照)上でのオペレータの操作等に応じて、売上識別番号(例えば、売上番号、行番号(NO))、取引区分、売上日、商品、売上単価、売上数量、売上金額、売上原価、債権科目、代理人取引フラグ(例えば、「1」:代理人、「0」:本人)を含む売上明細を入力してデータファイル106dに格納する。すなわち、売上入力部102bは、代理人取引対象か否かを特定した売上明細情報を入力する。売上入力部102bは、取引区分マスタ106a及び取引区分別代理人取引マスタ106bを使用して、売上明細の代理人取引フラグ(例えば、「1」:代理人、「0」:本人)を設定する。
【0048】
仕訳作成部102cは、売上明細や仕入明細に基づいて仕訳を作成して、データファイル106dに格納する。この場合、仕訳作成部102cは、当該売上明細が代理人取引対象の場合は、その振替仕訳を作成する。
【0049】
仕訳作成部102cは、売上明細の代理人取引フラグが代理人取引対象を示す場合(例えば、1:代理人)に振替仕訳を作成することにしてもよい。
【0050】
仕訳作成部102cは、振替仕訳の借方勘定科目と貸方勘定科目が登録された取引区分別勘定マスタ106cから借方勘定科目と貸方勘定科目を取得して、振替仕訳を作成してもよい。
【0051】
仕訳作成部102cは、振替仕訳の金額を売上明細の売上原価から取得してもよい。
【0052】
マスタメンテ部102dは、例えば、モニタ114に表示される不図示のマスタメンテ画面上でのオペレータの操作等に応じて、取引区分マスタ106a、取引区分別代理人取引マスタ106b、及び取引区分別勘定マスタ106cのデータの追加・削除・変更等の編集を行うためのものである。
【0053】
画面表示制御部102eは、モニタ114に表示する各種画面(例えば、マスタメンテ画面、売上入力画面、仕入入力画面、仕訳作成実行指示画面等)の表示及びその入力を制御する。
【0054】
[3.具体例]
図5図11を参照して、本実施の形態における仕訳作成装置100の処理の具体例を説明する。まず、図9を参照して、本実施の形態における仕訳作成装置100の全体の処理の概略を説明する。図9は、本実施の形態における仕訳作成装置100の全体の処理の一例を説明するためのフローを示す図である。
【0055】
図9において、売上入力部102bは、売上入力処理を実行する(ステップS1)。具体的には、売上入力処理では、売上入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される売上入力画面(図10参照)上でのオペレータの操作等に応じて、売上番号、行番号(NO)、取引区分、売上日、商品、売上単価、売上数量、売上金額、売上原価、債権科目、及び代理人取引フラグ(例えば、「1」:代理人、「0」:本人)を含む売上明細を入力してデータファイル106dに格納する。
【0056】
仕訳作成部102cは、仕訳作成処理を実行する(ステップS2~S4)。具体的には、仕訳作成処理では、仕訳作成部102cは、対象の売上明細について、代理人取引対象か否かを代理人取引フラグにより判定し(ステップS2)、代理人取引対象の場合は(ステップS2の「Yes」)、売上仕訳とその振替仕訳を作成し(ステップS3)、代理人取引対象でない場合は(ステップS2の「No」)、売上仕訳のみを作成し(ステップS5)、作成した仕訳をデータファイル106dに格納する。仕訳作成部102cは、不図示の照会画面でデータファイル106dに格納した仕訳の照会が可能になっている(ステップS4)。
【0057】
つぎに、図10及び図11を参照して、本実施の形態における仕訳作成装置100の処理の具体例を説明する。図10は、売上入力処理の具体例を説明するための図である。図11は、仕訳作成処理の具体例を説明するための図である。以下の説明では、図6図8に示した取引区分マスタ106a、取引区分別代理人取引マスタ106b、及び取引区分別勘定マスタ106cのデータ例を使用して説明する。
【0058】
(売上入力処理)
売上入力部102bは、例えば、モニタ114に表示される売上入力画面上でのオペレータの操作等に応じて、売上番号、行番号(NO))、取引区分、売上日、商品、売上単価、売上数量、売上金額、売上原価、債権科目、代理人取引フラグ(例えば、「1」:代理人、「0」:本人)を含む売上明細を入力してデータファイル106dに格納する。
【0059】
図10(A)及び図10(B)は、売上入力画面の表示例を示している。図10(A)は、売上番号URI00001、行番号1の場合の表示例を示しており、図10(B)は、売上番号URI00001、行番号2の表示例を示している。
【0060】
売上入力画面は、売上番号、行番号、売上日、代理人取引チェックフラグ、取引区分を入力するヘッダエリアと、売上情報(商品、売上単価、売上数量、売上金額、売上原価、債権科目等)を入力するエリアと、売上情報に紐付く仕入情報(仕入単価、仕入数量、仕入金額、債権科目)が表示されるエリアとを備えている。
【0061】
ヘッダエリアでは、取引区分(例えば、1:直送売上(代理人)、2:直送売上(本人))を入力する。取引区分マスタ106aの当該入力された取引区分に紐付く取引区分別代理人取引マスタ106bの代理人取引フラグ初期値(1:代理人、0:本人)が設定される。代理人取引フラグ初期値が「1:代理人」に設定されると、代理人取引チェックフラグがON(チェック)され、売上明細の代理人取引フラグが「1:代理人」に設定される。また、代理人取引フラグ初期値が「0:本人」に設定されると、代理人取引チェックフラグがOFF(チェック無し)され、売上明細の代理人取引フラグが「0:本人」に設定される。不図示の登録ボタンを押すと、画面に表示されているデータに応じた売上明細がデータファイル106dに登録される。
【0062】
図10(A)に示す例では、取引区分「1:直送売上(代理人)」が入力されているので、取引区分マスタ106aの取引区分「1:直送売上(代理人)」に紐付く取引区分別代理人取引マスタ106bの代理人取引フラグ初期値「1:代理人」が初期設定されて、代理人取引チェックフラグがON(チェック有)され、売上明細の代理人取引フラグが「1:代理人」に設定される。
【0063】
ヘッダエリアは、売上番号「URI00001」、行番号「1」、売上日「2020/7/3」、代理人取引チェックフラグ「ON(チェック有り)]、取引区分「1:直送売上(代理人)」となっている。売上情報は、商品「S000001」、売上単価「120」、売上数量「10」、売上金額「1200」、売上原価「1000」、債権科目「売掛金」となっている。仕入情報は、仕入単価「100」、仕入数量「10」、仕入金額「1000」、債権科目「買掛金」となっている。不図示の登録ボタンを押すと、図10(C)の1行目に示すような売上明細がデータファイル106dに登録される。
【0064】
図10(B)に示す例では、取引区分「2:直送売上(本人)」が入力されているので、取引区分マスタ106aの取引区分「2:直送売上(本人)」に紐付く取引区分別代理人取引マスタ106bの代理人取引フラグ初期値「0:本人」が初期設定されて、代理人取引チェックフラグが「OFF(チェック無し)」され、売上明細の代理人取引フラグが「0:本人」に設定される。
【0065】
ヘッダエリアは、売上番号「URI00001」、行番号「2」、売上日「2020/7/3」、代理人取引チェックフラグ「OFF(チェック無し)」、取引区分「2:直送売上(本人)」となっている。売上情報は、商品「S000001」、売上単価「120」、売上数量「10」、売上金額「1200」、売上原価「1000」、債権科目「売掛金」となっている。仕入情報は、仕入単価「100」、仕入数量「10」、仕入金額「1000」、債権科目「買掛金」となっている。不図示の登録ボタンを押すと、図10(C)の2行目に示すような売上明細がデータファイル106dに登録される。
【0066】
図10(C)に示す売上明細のデータ例では、1行目は、売上番号「URI00001」、行番号(NO)「1」、取引区分「1:直送売上(代理人)」、売上日「2020/7/3」、商品「S000001」、売上単価「120」、売上数量「10」、売上金額「1200」、売上原価「1000」、債権科目「売掛金」、代理人取引フラグ「1:代理人」となっている。2行目は、売上番号「URI00001」、行番号(NO)「2」、取引区分「2:直送売上(本人)」、売上日「2020/7/3」、商品「S000001」、売上単価「120」、売上数量「10」、売上金額「1200」、売上原価「1000」、債権科目「売掛金」、代理人取引フラグ「0:本人」となっている。
【0067】
図10(D)に示す仕入明細のデータ例では、1行目は、仕入番号「SHI00001」、行番号(NO)「1」、取引区区分「1:仕入」、仕入日「2020/7/3」、商品「S000001」、仕入単価「100」、仕入数量「10」、仕入金額「1000」、債務科目「買掛金」、2行目は、仕入番号「SHI00001」、行番号(NO)「2」、取引区区分「1:仕入」、仕入日「2020/7/3」、商品「S000001」、仕入単価「100」、仕入数量「10」、仕入金額「1000」、債務科目「買掛金」となっている。
【0068】
(仕訳作成処理)
仕訳作成部102cは、取引区分別勘定マスタ106cを参照して、売上明細に基づいた売上仕訳や仕入明細に基づいた仕入仕訳を作成する。仕訳作成部102cは、売上明細の代理人取引フラグが「0:本人」の場合は、売上仕訳のみを作成し、売上明細の代理人取引フラグが「1:代理人」の場合は、売上仕訳とその振替仕訳を作成する。仕訳作成部102cは、バッチ処理で仕訳を自動作成する。以下では、図10(C)の売上明細及び図10(D)の仕入明細に基づいて、図11(G)に示す仕訳を作成する場合を説明する。
【0069】
図11(E)は、仕訳作成処理の実行指示を行うための画面の一例を示す図である。同図に示す画面では、作成対象日付を入力する欄と、実行ボタンを備えている。オペレータにより作成対象日付が入力されて実行ボタンが押下されると、仕訳作成部102cは、作成対象日付の期間について、データファイル106dに格納されている売上明細及び仕入明細に基づいて仕訳を作成する。
【0070】
図11(F)は、取引区分別勘定マスタ106cのデータ例を示しており、図8と同様なデータとなっている。
【0071】
仕入明細についての仕訳は、借方科目は、取引区分別勘定マスタ106cの取引区分「1:仕入」の勘定科目1「商品仕入」を取得し、貸方科目は、仕訳明細の債務科目「買掛金」を取得し、金額は、仕入明細の仕入金額を取得して、仕入明細の仕訳を作成する。
【0072】
図10(D)の仕入明細に基づいて、図11(G)の1行目及び2行目に示す仕入仕訳を作成する。1行目は、借方勘定「商品仕入」、金額「1000」、貸方勘定「買掛金」、金額「1000」、元伝票番号「SHI00001-1」となる。2行目は、借方勘定「商品仕入」、金額「1000」、貸方勘定「買掛金」、金額「1000」、元伝票番号「SHI00001-1」となる。
【0073】
売上明細についての売上仕訳は、借方科目は、売上明細の債権科目「売掛金」を取得し、貸方科目は、取引区分別勘定マスタ106cのデータ区分「10:売上」の勘定科目1「商品売上」を取得し、金額は、売上明細の「売上金額」を取得して、売上仕訳を作成する。
【0074】
振替仕訳については、勘定科目は取引区分別勘定マスタ106cから取得し、貸方勘定は、取引区分「1:直送売上(代理人)」の勘定科目2「売上(振替)」を取得し、借方勘定は、データ区分「30:代理人振替」の勘定科目1「仕入(振替)」を取得し、金額は、売上明細の「売上原価」を取得して、振替仕訳を作成する。
【0075】
図10(C)の売上明細に基づいて、図11(G)の3行目及び4行目に示す売上仕訳を作成する。3行目は、借方勘定「売掛金」、金額「1200」、貸方勘定「商品売上」、金額「1200」、元伝票番号「URI00001-1」となり、4行目は、借方勘定「売掛金」、金額「1200」、貸方勘定「商品売上」、金額「1200」、元伝票番号「URI00001-2」となる。
【0076】
図10(C)の売上明細の1行目については、代理人取引フラグ「1:代理人」であるので、振替仕訳を作成する。売上明細の2行目については、代理人取引フラグ「0:本人」であるので、振替仕訳を作成しない。
【0077】
図10(C)の売上明細の1行目に基づいて、図11(G)の5行目に示す振替仕訳を作成する。5行目の振替仕訳は、借方勘定「売上(振替)」、金額「1000」、貸方勘定「仕入(振替)」、金額「1000」、元伝票番号「URI00001-1」となる。
【0078】
以上説明したように、本実施の形態によれば、代理人取引対象か否かを特定した売上明細を入力する売上入力部102bと、売上明細についての仕訳を作成し、当該売上明細が代理人取引対象の場合は、その振替仕訳を作成する仕訳作成部102cと、を備えているので、新収益認識基準を採用する場合に、代理人取引を簡易に処理することが可能となる。
【0079】
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
【0080】
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
【0081】
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0082】
また、仕訳作成装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
【0083】
例えば、仕訳作成装置100が備える処理機能、特に制御部102にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて仕訳作成装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
【0084】
また、このコンピュータプログラムは、仕訳作成装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
【0085】
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
【0086】
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、本実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
【0087】
記憶部106に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
【0088】
また、仕訳作成装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、仕訳作成装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
【0089】
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
【符号の説明】
【0090】
100 仕訳作成装置
102 制御部
102a 仕入入力部
102b 売上入力部
102c 仕訳作成部
102d マスタメンテ部
102e 画面表示制御部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 取引区分マスタ
106b 取引区分別代理人取引マスタ
106c 取引区分別勘定マスタ
106d データファイル
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11