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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-13
(45)【発行日】2023-09-22
(54)【発明の名称】多機能水素生成機
(51)【国際特許分類】
   A61M 15/02 20060101AFI20230914BHJP
   A61M 15/00 20060101ALI20230914BHJP
   C25B 9/00 20210101ALI20230914BHJP
【FI】
A61M15/02 Z
A61M15/00 A
C25B9/00 A
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020000249
(22)【出願日】2020-01-06
(65)【公開番号】P2021090704
(43)【公開日】2021-06-17
【審査請求日】2022-11-14
(31)【優先権主張番号】108216264
(32)【優先日】2019-12-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(73)【特許権者】
【識別番号】515235377
【氏名又は名称】威臣科技股▲分▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100082418
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 朔生
(74)【代理人】
【識別番号】100167601
【弁理士】
【氏名又は名称】大島 信之
(74)【代理人】
【識別番号】100201329
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 真二郎
(72)【発明者】
【氏名】葉明祥
【審査官】小野田 達志
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3205107(JP,U)
【文献】登録実用新案第3203444(JP,U)
【文献】登録実用新案第3223804(JP,U)
【文献】特開2019-49049(JP,A)
【文献】特表2018-525525(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61M 15/02
A61M 15/00
C25B 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部に第一穴及び第二穴を有するカバーユニットが設置される本体と、
前記本体に内設されると共に前記第一穴に連通され、外部の水を注水するために用いられ、第一管路を介して前記第二穴に接続され、前記第一管路の末端は前記第二穴に突出すると共に、対応する接続端を有する少なくとも1つの付属品を接続するための接続端を有する貯水ユニットと、
前記本体に内設されると共に吸水管路を介して前記貯水ユニットに接続され、前記貯水ユニット中に貯水された水が流し入れられると共に電解反応を経て水素を発生させる水素発生ユニットであって、前記水素発生ユニットはガス排出管路を介して前記貯水ユニットに接続され、前記水素発生ユニットが発生した水素が前記貯水ユニットに流し入れられる水素発生ユニットと、
前記貯水ユニットに内設され、前記貯水ユニットに貯水される水を霧化させて水蒸気を発生させるための霧化ユニットと、
前記本体に内設されると共に前記貯水ユニット内にある水素及び水蒸気が前記第一穴から同時に噴出するか、水素を前記第二穴から前記付属品に出力するように制御するための制御スイッチと、を備え、
前記水素発生ユニット、前記霧化ユニット、及び前記制御スイッチは全て本体に設置される処理ユニットに電気的に接続されることを特徴とする、
多機能水素生成機。
【請求項2】
前記第一穴にはノズル構造が更に装設されることを特徴とする請求項1に記載の多機能水素生成機。
【請求項3】
前記付属品は管状構造であることを特徴とする請求項1に記載の多機能水素生成機。
【請求項4】
前記管状構造の末端には歯型が更に設けられ、且つ前記歯型には複数の通気孔が設けられることを特徴とする請求項3に記載の多機能水素生成機。
【請求項5】
前記管状構造の末端にはバブル発生装置が更に設置されることを特徴とする請求項3に記載の多機能水素生成機。
【請求項6】
前記カバーユニットにはプラグが更に設置されることを特徴とする請求項1に記載の多機能水素生成機。
【請求項7】
前記貯水ユニットには感圧ユニットが内設され、前記感圧ユニットは前記処理ユニットに電気的に接続されることにより、前記貯水ユニット内のガス圧を検知させることを特徴とする請求項6に記載の多機能水素生成機。
【請求項8】
前記本体には、前記処理ユニットに電気的に接続される設定ユニットが更に設置されることを特徴とする請求項1に記載の多機能水素生成機。
【請求項9】
前記カバーユニットは第三穴を更に有し、前記第三穴には前記第三穴に連通される材料供給ボックスが設置され、前記材料供給ボックスには材料が設置されることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の多機能水素生成機。
【請求項10】
前記本体には、給気管路を介して前記貯水ユニット及び/または前記第三穴に接続されるポンプユニットが更に内設され、且つ前記ポンプユニットは前記処理ユニットに電気的に接続されることを特徴とする請求項9に記載の多機能水素生成機。
【請求項11】
前記貯水ユニットが第二管路を介して前記第三穴に接続されると、前記ポンプユニットは前記給気管路を介して前記貯水ユニットに連通されることを特徴とする請求項10に記載の多機能水素生成機。
【請求項12】
前記カバーユニットには前記第一穴、前記第二穴、及び前記第三穴にそれぞれ対応するヒンジ式カバーが設置されることを特徴とする請求項9に記載の多機能水素生成機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、多機能水素生成機に関し、より詳しくは、使用者が使用可能な多数のモードを有する多機能水素生成機に関する。
【背景技術】
【0002】
水素(Hydrogen)により人の疾病を治療する医学的手法は多く研究されており、且つその有効性が証明されて医学及び保健分野で広く応用されている。また、現代人は生活が忙しいため情緒が不安定になりやすく、精神をリラックスさせて活力を高める様々な方法を追い求めている。近年広く使用される方法の1つとして、水素機が水分子を電解後に発生させる水素を使用者が吸引、飲用、吸収する方法がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、前述した従来の技術、すなわち、現在市場に出回る水素機の多くは単一の機能しかなく、例えば、水素水を提供して飲用したり、噴霧して吸収する等しかできなかった。このため、多種類の機能が必要であれば機能の異なる多種類の水素機を購入せねばならず、従来の水素機は使用者の需要を満たせない上、コストも非常に高かった。
【0004】
そこで、本発明者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本発明に係る多機能水素生成機の提案に至った。
【0005】
本発明は、以上の従来技術の課題を解決する為になされたものである。即ち、本発明の目的は、多機能水素生成機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の多機能水素生成機は、上部に第一穴及び第二穴を有するカバーユニットが設置される本体と、前記本体に内設されると共に前記第一穴に連通され、外部の水を注水するために用いられ、第一管路を介して前記第二穴に接続され、前記第一管路の末端は前記第二穴に突出すると共に、対応する接続端を有する少なくとも1つの付属品を接続するための接続端を有する貯水ユニットと、前記本体に内設されると共に吸水管路を介して前記貯水ユニットに接続され、前記貯水ユニット中に貯水された水が流し入れられると共に電解反応を経て水素を発生させる水素発生ユニットであって、前記水素発生ユニットはガス排出管路を介して前記貯水ユニットに接続され、前記水素発生ユニットが発生した水素が前記貯水ユニットに流し入れられることと、前記貯水ユニットに内設され、前記貯水ユニットに貯水される水を霧化させて水蒸気を発生させるための霧化ユニットと、前記本体に内設されると共に前記貯水ユニット内にある水素及び水蒸気が前記第一穴から同時に噴出するか、水素を前記第二穴から前記付属品に出力するように制御するための制御スイッチと、を備え、前記水素発生ユニット、前記霧化ユニット、及び前記制御スイッチは全て本体に設置される処理ユニットに電気的に接続される。
【0007】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記第一穴にはノズル構造が更に装設される。
【0008】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記付属品は管状構造である。
【0009】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記管状構造の末端には歯型が更に設けられ、且つ前記歯型には複数の通気孔が設けられる。
【0010】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記管状構造の末端にはバブル発生装置が更に設置される。
【0011】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記カバーユニットにはプラグが更に設置される。
【0012】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記貯水ユニットには感圧ユニットが内設され、前記感圧ユニットは前記処理ユニットに電気的に接続されることにより、前記貯水ユニット内のガス圧を検知させる。
【0013】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記本体には、前記処理ユニットに電気的に接続される設定ユニットが更に設置される。
【0014】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記カバーユニットは第三穴を更に有し、前記第三穴には前記第三穴に連通される材料供給ボックスが設置され、前記材料供給ボックスには材料が設置される。
【0015】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記本体には、給気管路を介して前記貯水ユニット及び/または前記第三穴に接続されるポンプユニットが更に内設され、且つ前記ポンプユニットは前記処理ユニットに電気的に接続される。
【0016】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記貯水ユニットが第二管路を介して前記第三穴に接続されると、前記ポンプユニットは前記給気管路を介して前記貯水ユニットに連通される。
【0017】
また、本発明に係る多機能水素生成機において、前記カバーユニットには前記第一穴、前記第二穴、及び前記第三穴にそれぞれ対応するヒンジ式カバーが設置される。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、水素及び水蒸気を同時に放出して使用者の皮膚に吸収させてもよく、水蒸気を放出しない状態で水素を放出して使用者の体内に吸収させたり、他の応用に利用してもよい。よって、本発明は使用者が選択可能な多数のモードを有し、多機能性を達成させ、使用者が大金を払って機能の異なる多種類の設備を購入する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明に係る多機能水素生成機を示す外観斜視図である。
図2】本発明に係る多機能水素生成機の部分を示す断面斜視図である。
図3】本発明に係る多機能水素生成機を示すブロック概略図である。
図4A】本発明の第1実施形態による多機能水素生成機を示す概略図である。
図4B】本発明の第2実施形態による多機能水素生成機を示す概略図である。
図4C】本発明の第3実施形態による多機能水素生成機を示す概略図である。
図4D】本発明の第4実施形態による多機能水素生成機を示す概略図である。
図4E】本発明の第5実施形態による多機能水素生成機を示す概略図である。
図5】本発明に係る多機能水素生成機のプラグが第一穴に覆設される際の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更可能であることは言うまでもない。
【0021】
まず、図1~3を参照しながら、本発明に係る多機能水素生成機をさらに詳しく説明する。
本発明に係る多機能水素生成機は、以下の部材で構成される。
【0022】
≪本体10≫
前記本体10の上部には第一穴111及び第二穴112を有するカバーユニット11が設置される。
【0023】
≪貯水ユニット12≫
前記本体10に内設されると共に前記第一穴111に連通され、外部の水を前記貯水ユニット12に注水させる。また、前記貯水ユニット12は第一管路を介して前記第二穴112に接続され、前記第一管路の末端は前記第二穴112に突出すると共に、対応する接続端を有する少なくとも1つの付属品(図示省略)に接続するための接続端121を有する。
【0024】
≪水素発生ユニット13≫
前記本体10に内設されると共に吸水管路を介して前記貯水ユニット12に接続され、前記貯水ユニット12中に貯水された水を前記水素発生ユニット13に流し入れて電解反応を経た後に水素を発生させる。前記水素発生ユニット13はガス排出管路を介して前記貯水ユニット12に接続され、前記水素発生ユニット13が発生させる水素が前記貯水ユニット12に流し入れられる。
【0025】
≪霧化ユニット14≫
前記貯水ユニット12に内設される。前記霧化ユニット14は前記貯水ユニット12に貯水される水を霧化させて水蒸気を生成させる。
【0026】
≪制御スイッチ15≫
前記本体10に内設されると共に前記貯水ユニット12内にある水素及び水蒸気が前記第一穴111から同時に噴出するか、水素が前記第二穴112から前記付属品(図示省略)に出力するように制御させる。前記水素発生ユニット13、前記霧化ユニット14、及び前記制御スイッチ15は全て本体10に設置される処理ユニット16に電気的に接続される。このため、本発明に係る多機能水素生成機は水素及び水蒸気を同時に放出して使用者の皮膚に吸収させることが可能であるのみならず、水蒸気を放出しない状態で水素を放出して使用者の体内に吸収させるか、或いは他の応用に利用することも可能である。
【0027】
続いて、図4A図4Eは本発明の第1実施形態乃至第5実施形態の概略図である。
図4Aから分かるように、前記第一穴111にはノズル構造30が更に装設される。使用者が前記処理ユニット16に電気的に接続される設定ユニット17(図3参照)により「噴霧」モードを選択すると、前記水素発生ユニット13が電解反応を実行すると共に発生した水素を前記貯水ユニット12に送り、前記貯水ユニット12に内設される霧化ユニット14により前記貯水ユニット12に貯水される水が霧化されて水蒸気となる。これと同時に、前記制御スイッチ15により前記貯水ユニット12内の水素及び水蒸気が前記第一穴111及び前記ノズル構造30から噴出するように制御され、使用者の皮膚(例えば、顔の皮膚、手の皮膚等)に吸収され、保養、美容、或いはストレス解放効果を達成させる。または、環境の加湿のために使用される。前記設定ユニット17は、タッチスクリーン、物理キー等の形式で前記本体10のユーザーインターフェースとして設計されてもよい。
【0028】
また、図4B乃至図4Dによると、前記接続端121は対応する接続端を有する付属品20に接続され、前記付属品20は管状構造である。使用者が前記処理ユニット16に電気的に接続される設定ユニット17により「水素吐出」モードを選択すると、前記水素発生ユニット13が電解反応を発生させると共に生成された水素を前記貯水ユニット12に送り、前記制御スイッチ15により前記貯水ユニット12内の水素が前記第二穴112から前記付属品20に出力されるように制御され、且つ前記貯水ユニット12に内設された霧化ユニット14は作動しない。これにより、前記貯水ユニット12内の水蒸気が出力されなくなる。然しながら、使用者は必要に応じて異なる曲度、粗さ、及び材質を有する管状構造を取り付けることを選択してもよく、飲料が容れられた容器中に前記管状構造の末端が直接挿入され(図4B参照)、水素を含む飲料を使用者が飲用可能になることを選択してもよい。或いは前記管状構造の末端に歯型21(図4C参照)或いはバブル発生装置22が更に設けられ(図4D参照)、前記管状構造の末端に前記歯型21が設けられる場合、前記歯型21に複数の通気孔211が設けられることにより、使用者が前記歯型21を口の中に入れて水素を吸収し、前記管状構造の末端に前記バブル発生装置22が設置される場合、前記バブル発生装置22が水が容れられた容器内に設置され、使用者が前記容器内で野菜や果物を洗ったり、気泡が必要な他の用途に用いることを選択してもよい。
【0029】
また、図2及び図4Eに示されるように、前記カバーユニット11は第三穴113を更に有する。前記第三穴113には前記第三穴113に連通される材料供給ボックス40が設置され、前記材料供給ボックス40は材料を設置するために用いられる。前記材料は香料、エッセンス、またはガスを発出させて人体に吸入させるためのあらゆる材料でもよい。
【0030】
そして、前記貯水ユニット12内の水素及び水蒸気が前記第一穴111から効果的に噴出され、前記貯水ユニット12内の水素が前記第二穴112から効果的に出力され、前記材料が有する風味が前記材料供給ボックス40から効果的に発出されるようにするため、前記本体10にはポンプユニット18が更に内設される(図3参照)。
前記ポンプユニット18は給気管路を介して前記貯水ユニット12及び/または前記第三穴113に接続される。このため、使用者が前記処理ユニット16に電気的に接続される設定ユニット17により「風味」モードを選択すると、前記ポンプユニット18が作動し、空気が前記第三穴113を経て前記材料供給ボックス40に送出され、続いて前記風味が前記空気と共に噴出され、使用者が前記材料が有する風味を吸引可能にする。これのみならず、使用者が風味を吸引すると同時に水素も吸引可能にするため、「風味」モード及び「噴霧」モードを同時に選択すると、前記第一穴111から噴出される水素及び水蒸気が空気中で前記風味と混合される。或いは、前記貯水ユニット12が第二管路を介して前記第三穴に接続され、この際に使用者が前記処理ユニット16に電気的に接続される設定ユニット17により「風味」モードを選択するのみで、前記ポンプユニット18が作動し、空気により前記貯水ユニット12内の水素が前記材料供給ボックス40に輸送され、続いて前記風味が前記空気及び前記水素と共に噴出され、使用者が風味と水素を同時に吸引可能になる。
【0031】
最後に、図5に示されるように、前記カバーユニット11にはプラグ115が更に設置され、主に前記第一穴111を塞ぐために用いられる。これにより「水素吐出」モードが選択された際に水素が前記第一穴111から漏出しなくなる。「噴霧」モードを選択した場合、前記プラグ115により前記接続端121が塞がれる。然しながら、使用者が「噴霧」モードを選択した際に前記第一穴111または前記接続端121に結合されるプラグ115を抜き忘れ、前記貯水ユニット12内のガス圧が過大になって爆発して損壊することを避けるため、前記貯水ユニット12には前記処理ユニット16に電気的に接続される感圧ユニット19が内設され(図3参照)、これにより前記貯水ユニット12内のガス圧が検知される。検知されたガス圧が過大である場合、即時動作を停止させる。
【0032】
なお、前記カバーユニット11には前記第一穴111、前記第二穴112、及び前記第三穴113にそれぞれ対応するヒンジ式カバー114が設置される。未使用状態では、前記ヒンジ式カバー114により蓋がされ、使用する際には使用者が選択したモードに応じて対応するヒンジ式カバー114を開く。
【0033】
上述したように、本発明は多機能水素生成機を確実に提供し、水素及び水蒸気を同時に放出させて使用者の皮膚に吸収させるのみならず、水蒸気を放出しない状態で水素を放出させて使用者が体内に吸収させたり、他の応用に利用することも可能にする。よって、本発明は使用者が選択可能な多数のモードを有し、多機能性を達成させ、使用者が大金を払って機能の異なる多種類の設備を購入する必要がなくなる。
【0034】
上述した実施形態は、本発明が属する技術分野における通常の知識を有する者が本発明を実施できることを目的として記載されたものである。上記実施形態の種々の変形例は、当業者であれば当然になしうることであり、本発明の技術的思想は他の実施形態にも適用しうる。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されることはなく、特許請求の範囲によって定義される技術的思想に従った最も広い範囲に解釈されるものである。
【符号の説明】
【0035】
10 本体
11 カバーユニット
111 第一穴
112 第二穴
113 第三穴
114 ヒンジ式カバー
115 プラグ
12 貯水ユニット
121 接続端
13 水素発生ユニット
14 霧化ユニット
15 制御スイッチ
16 処理ユニット
17 設定ユニット
18 ポンプユニット
19 感圧ユニット
20 付属品
21 歯型
22 バブル発生装置
30 ノズル構造
40 材料供給ボックス
図1
図2
図3
図4A
図4B
図4C
図4D
図4E
図5