(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-14
(45)【発行日】2023-09-25
(54)【発明の名称】デバイスネットワーク接続アクティベーション方法、装置およびクラウドネットワークデバイス
(51)【国際特許分類】
G06F 9/4401 20180101AFI20230915BHJP
H04Q 9/00 20060101ALI20230915BHJP
H04M 11/00 20060101ALI20230915BHJP
G16Y 30/00 20200101ALI20230915BHJP
【FI】
G06F9/4401
H04Q9/00 301D
H04M11/00 301
G16Y30/00
(21)【出願番号】P 2020541371
(86)(22)【出願日】2019-01-22
(86)【国際出願番号】 CN2019072676
(87)【国際公開番号】W WO2019144866
(87)【国際公開日】2019-08-01
【審査請求日】2022-01-21
(31)【優先権主張番号】201810085739.5
(32)【優先日】2018-01-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510330264
【氏名又は名称】アリババ・グループ・ホールディング・リミテッド
【氏名又は名称原語表記】ALIBABA GROUP HOLDING LIMITED
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】イーチュン シオン
(72)【発明者】
【氏名】ジン ワン
【審査官】金田 孝之
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-256090(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0081837(US,A1)
【文献】国際公開第2017/172109(WO,A1)
【文献】国際公開第2016/020950(WO,A1)
【文献】特表2016-511951(JP,A)
【文献】特開2007-310509(JP,A)
【文献】特開2003-099146(JP,A)
【文献】特開2015-099530(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0131158(US,A1)
【文献】米国特許第9420496(US,B1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0310777(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 9/4401
H04Q 9/00
H04M 11/00
G16Y 30/00
H04L 12/28
H04L 41/00
H04L 67/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法であって、
ネットワークにネットワーク接続デバイスを接続することと、
前記ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続されたとの判定に応答して、前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための
アクティベーションストラテジーを、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスにプッシュ
することにより、前記ネットワーク接続デバイスがユーザにアクティベーション操作の実行を促すようにすることと、
前記アクティベーション操作の指示に応じて、前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションすることと、を含む、方法。
【請求項2】
前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための前記
アクティベーションストラテジーを、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスに前記プッシュすることが、
前記ネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーを決定することと、
前記少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーから前記
アクティベーションストラテジーを選択し、前記選択した
アクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスにプッシュすることと、を含み、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスにそれぞれの
アクティベーションストラテジーを複数回プッシュする必要がある場合、その都度選択される前記それぞれの
アクティベーションストラテジーが異なる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記ネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーを前記決定することが、
前記ネットワーク接続デバイスの製品特性に従って生成された、前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーを取得することと、
前記取得した少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーを、前記ネットワーク接続デバイスにプッシュされる前記少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーとして決定することと、を含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションすることが、
前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションする時間を制限するための
アクティベーション時間ウィンドウを決定することと、
前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、前記決定された
アクティベーション時間ウィンドウ内で、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションすることと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションすることが、
アクティベーション再試行をサポートする回数を取得することと、
前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、前記取得した回数以下の回数、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションすることと、を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションした後、前記方法が、
正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスが正常に
アクティベーションされたとの判定に応答して、前記ネットワーク接続デバイスのデバイス情報および前記ネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限を前記ネットワーク接続デバイスにプッシュすることをさらに含む、請求項1~5のいずれか一項に記載の方法。
【請求項7】
デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法であって、
ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続することと、
前記ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続されたとの判定に応答して、前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための
アクティベーションストラテジーを受信することと、
ユーザにアクティベーション操作の実行を促すことと、
前記アクティベーション操作の指示に応じて、前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションすることを含む、方法。
【請求項8】
前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションすることが、
前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションする時間を制限するための
アクティベーション時間ウィンドウを開始することと、
前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーション時間ウィンドウ内で
アクティベーションすることと、を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記
アクティベーション時間ウィンドウ内で前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションすることが、
アクティベーション認証操作の実行を促す操作プロンプト情報を表示することと、
前記ネットワーク接続デバイスに対して前記
アクティベーション認証操作を実行するための操作確認情報が、前記
アクティベーション時間ウィンドウ内に受信されたかどうかを判定することと、
前記ネットワーク接続デバイスに対して前記
アクティベーション認証操作を実行するための前記操作確認情報が前記
アクティベーション時間ウィンドウ内に受信されたとの判定に応答して、前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションすることと、を含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションすることが、
前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って
アクティベーション再試行をサポートする回数を取得することと、
前記取得した
アクティベーション再試行をサポートする回数を表示することと、
前記ネットワーク接続デバイスを前記表示された回数以下の回数、
アクティベーションすることと、を含む、請求項7に記載の方法。
【請求項11】
前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスを前記
アクティベーションした後、前記方法が、
前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスが正常に
アクティベーションされたとの判定に応答して、前記ネットワーク接続デバイスのプッシュされたデバイス情報および前記ネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限を受信することと、
前記デバイス情報および前記制御権限を表示することと、をさらに含む、請求項7~10のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
デバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置であって、前記装置が、
ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続する第1のネットワーク接続モジュールと、
前記ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための
アクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスにプッシュ
することにより、前記ネットワーク接続デバイスがユーザにアクティベーション操作の実行を促すようにするプッシュモジュールと、
前記アクティベーション操作の指示に応じて、前記プッシュされた
アクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続された前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションする第1の
アクティベーションモジュールと、を備える、装置。
【請求項13】
請求項12に記載のデバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置を備える、クラウドネットワークデバイス。
【請求項14】
デバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置であって、
ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続する第2のネットワーク接続モジュールと、
前記ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための
アクティベーションストラテジーを受信する受信モジュールと、
ユーザにアクティベーション操作の実行を促し、前記アクティベーション操作の指示に応じて、前記受信した
アクティベーションストラテジーに従って前記ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションする第2の
アクティベーションモジュールと、を備える、装置。
【請求項15】
請求項14に記載のデバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置を備える、ネットワーク接続デバイス。
【請求項16】
記憶されたプログラムを含む記憶媒体であって、前記プログラムが実行されているとき、前記記憶媒体が配置されているデバイスが、請求項1~11のいずれか一項に記載のデバイスネットワーク接続
アクティベーション方法を実行するように制御される、記憶媒体。
【請求項17】
プロセッサであって、前記プロセッサがプログラムを実行するときに、前記プロセッサが請求項1~11のいずれか一項に記載のデバイスネットワーク接続
アクティベーション方法を実行する、プロセッサ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2018年1月29日に提出された「Device Networking Activation Method,Apparatus,and Cloud Network Device」と題する中国特許出願第2018/10085739.5号の優先権を主張し、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本発明は、モノのインターネット(Internet of Things)の分野に関し、より詳細には、デバイスネットワーク接続アクティベーション方法、装置、およびクラウドネットワークデバイスに関する。
【背景技術】
【0003】
インターネット技術の急速な発展に伴い、モノのインターネット技術は人々の仕事および日常生活で広く使用されるようになってきている。例えば、人々は現在、携帯電話を使用して炊飯器をリモート操作し、食品の調理プロセスを完了している。ユーザ端末がモノのインターネットのデバイスをリモート操作するためには、モノのインターネットのデバイスをネットワーク接続してアクティベーションし、ユーザ端末の正当性およびユーザ端末のアクセス権を判定する必要がある。
【0004】
既存技術では、ネットワーク接続デバイス(つまり、前述のモノのインターネットのデバイス)のネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスは分離されていない。すなわち、ネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスは統合されており、それに伴い、アクティベーションプロセスのセキュリティおよび利便性が改善されていないのである。この作業の大部分は、個人的な改善とネットワーク接続プロセスの特定の調整を目的とするものである。さらに、ユーザは、ユーザ端末を通じてネットワーク接続デバイスのネットワーク接続命令をトリガーして、ネットワーク接続デバイスがネットワーク接続プロセスに入るのを可能にし、次にネットワーク接続デバイスとユーザ端末との間の関連関係を判定する必要がある。
【0005】
上記のネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスが統合された解決策は、以下の問題を有する:
(1)異なるネットワーク接続デバイスに同じネットワーク接続命令が使用されるため、ネットワーク接続デバイスのセキュリティが低い。
【0006】
(2)最初にアクティベーションプロセスが実行され、次にネットワーク接続プロセスが実行されるため、ネットワーク接続プロセスの複雑さが増し、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続の成功率が低下する。
【0007】
(3)ネットワーク接続命令に時間ウィンドウがないため、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続セキュリティが低下することがある。
【0008】
既存技術でネットワーク接続デバイスのネットワーク接続とアクティベーションが分離されていないという実状のためにネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性および信頼性が低いという上記の問題を鑑みると、有効な解決策は未だ提案されていない。
【発明の概要】
【0009】
本発明の例示的な実施形態は、既存技術でネットワーク接続デバイスのネットワーク接続とアクティベーションが分離されていないという実状のためにネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性および信頼性が低いという技術的問題を少なくとも解決するデバイスネットワーク接続アクティベーション方法、装置、およびクラウドネットワークデバイスを提供する。
【0010】
本発明の例示的な実施形態の一態様によれば、デバイスネットワーク接続アクティベーション方法が提供され、方法は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続することと、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュすることと、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることと、を含む。
【0011】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、デバイスネットワーク接続アクティベーション方法が提供され、方法は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続することと、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを受信することと、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることと、を含む。
【0012】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、デバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置が提供され、装置は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続するために使用される第1のネットワーク接続モジュールと、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュするために使用されるプッシュモジュールと、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される第1のアクティベーションモジュールと、を備える。
【0013】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、クラウドネットワークデバイスが提供され、クラウドネットワークデバイスは、上述のデバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置を備える。
【0014】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、デバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置が提供され、装置は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続するために使用される第2のネットワーク接続モジュールと、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを受信するために使用される受信モジュールと、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される第2のアクティベーションモジュールと、を備える。
【0015】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、クラウドネットワークデバイスが提供され、クラウドネットワークデバイスは、上述のデバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置を備える。
【0016】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、記憶媒体が提供され、記憶媒体は、記憶されたプログラムを含み、プログラムが実行されているとき、記憶媒体が配置されているデバイスは、デバイスネットワーク接続アクティベーション方法を実行するように制御される。
【0017】
本発明の例示的な実施形態の別の態様によれば、プロセッサが提供され、プロセッサは、プログラムを実行するために使用され、プログラムが実行されているとき、デバイスネットワーク接続アクティベーション方法が実行される。
【0018】
本発明の例示的な実施形態では、ネットワーク接続デバイスをネットワークに接続することにより、ネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスの分離が採用され、次に、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスに、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーがプッシュされる。プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスがアクティベーションされ、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスを完全に分離する目的を達成し、それによってアクティベーションプロセスのセキュリティを改善する技術的効果を達成する。さらに、既存技術におけるネットワーク接続デバイスのネットワーク接続とアクティベーションを分離しないことに起因する、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性および信頼性が低いという技術的問題が解決される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本明細書で説明する図面は、本開示のさらなる理解を可能にし、本出願の一部を形成することを意図している。本開示の概略的な例示的実施形態およびそれらの説明は、本開示を説明するために使用され、本開示を不当に限定するものではない。図面では:
【0020】
【
図1】本発明の例示的な実施形態による、デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法のフローチャートである。
【
図2】本発明の例示的な実施形態による、デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法に基づく任意選択のシステムの概略構造図である。
【
図3】本発明の例示的な実施形態による、デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法に基づく任意選択の対話の概略図である。
【
図4】本発明の例示的な実施形態による、デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法のフローチャートである。
【
図5】本発明の例示的な実施形態による、デバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置の概略構造図である。
【
図6】本発明の例示的な実施形態による、デバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置の概略構造図である。
【
図7】本発明の例示的な実施形態による、コンピュータ端末のハードウェア構造のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
当業者が本発明の解決策をより良好に理解することを可能にするために、本発明の実施形態における技術的解決策は、本発明の実施形態の図面と併せて、明確かつ完全に説明されることになる。明示的に、記載される例示的な実施形態は、例示的な実施形態の一部にすぎず、本発明の全ての例示的な実施形態ではない。本明細書に記載される本発明の例示的な実施形態に基づいて、当業者によって独創的な努力なしに取得される他の全ての例示的な実施形態は、本発明の保護の範囲内にあるものとする。
【0022】
本発明の説明および特許請求の範囲ならびに上記の図面の「第1の」および「第2の」という用語は、類似の対象を区別するために使用され、特定の順番または順序を説明するために使用されるのではないことに留意されたい。このように使用されるデータは適切な状況下で交換できるため、本明細書で説明される本発明の例示的な実施形態は、本明細書で図示または説明される順番以外の順番で実施できることを理解されたい。さらに、「備える」、「含む」という用語、およびそれらの変形は、非排他的な包含物、例えば、一連のステップまたはユニットを含むプロセス、方法、システム、製品、またはデバイスをカバーすることを意図しており、これらの明確に列挙されたステップまたはユニットに限定される必要はないが、これらのプロセス、方法、製品、またはデバイスに明示的に列挙されていないか、または固有の他のステップもしくはユニットをさらに含むことができる。
【0023】
まず、本出願の例示的な実施形態を説明するプロセスに現れる名詞または用語のいくつかは、以下の説明に適している:
(1)分離とは、2つ以上のシステム間の関連関係を削除する方法の使用を指す。
【0024】
(2)時間ウィンドウとは、イベントまたは事物を処理または対応できる期間を指す。
【0025】
(3)デバイスのアクティベーションとは、デバイスがネットワーク接続を完了した後、ユーザ端末がデバイスを制御できるように、ユーザ端末とデバイスとの間でオーソリゼーションバインディングを実行するプロセスを指す。
【0026】
実施例1
本発明の例示的な実施形態によれば、デバイスネットワーク接続アクティベーション方法の例示的な実施形態が提供される。本出願で提供されるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法は、ネットワーク接続プロセスの成功率を改善するためにネットワーク接続プロセスをアクティベーションプロセスから完全に分離することができ、同時にアクティベーションプロセスのセキュリティを向上させることができることに留意されたい。さらに、アクティベーションプロセスのアクティベーションルールは、異なるネットワーク接続デバイスの特性を包括的に考慮することにより、製造元が柔軟に構成でき、それにより、ネットワーク接続デバイスのアクティベーション操作の利便性とセキュリティを改善することができる。最後に、本出願で提供されるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法におけるアクティベーションプロセスは、視覚化することができ、再試行の回数およびアクティベーションプロセスのアクティベーションウィンドウは、動的に構成され、それによってユーザのアクティベーションエクスペリエンスを大幅に改善することができる。
【0027】
さらに、本出願で提供されるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法は、モノのインターネットの分野で広く使用できることに留意されたい。科学技術の急速な発展に伴い、モノのインターネット技術は人々の仕事および日常生活で広く使用されるようになってきた。例えば、帰宅前に職場から携帯電話を通じてリモートで空調を開始できるので、ユーザは帰宅した瞬間に快適な環境を享受することができる。ユーザが携帯電話によってエアコンを制御することができる前に、エアコン(つまり、ネットワーク接続デバイス)をネットワーク接続してアクティベーションする必要がある。本出願で提供されるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法によれば、エアコンのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスは分離され、ユーザは携帯電話を介してリモートでエアコンを制御できる。
【0028】
上記の適用シナリオにおいて、任意選択の例示的な実施形態として、
図1は、本出願の例示的な実施形態によるデバイスネットワーク接続
アクティベーション方法のフローチャートを示す。
図1に示すように、本方法は特に以下のステップを含む:
ステップS102は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続することを含む。
【0029】
上記のネットワーク接続デバイスは、限定されないが、モノのインターネットを実行することができるスマートホームデバイス、スマートロジスティックデバイス、スマート輸送デバイス、スマートグリッドデバイスなどであり得ることに留意されたい。さらに、クラウド上のデバイスは、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスを分離し、分離プロセスの後にネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスを実行できる。クラウド上に配置されたデバイスは、クラウドサーバーであり得るが、これに限定されない。
【0030】
さらに、上記ネットワーク接続プロセスは、ネットワーク接続デバイスをクラウドサーバーに接続するプロセスであり、上記アクティベーションプロセスは、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするプロセスであることに留意されたい。ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスの分離プロセスにより、ネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスは互いに独立し、それによりネットワーク接続プロセスの複雑さを軽減し、ネットワーク接続の成功率を改善し、アクティベーションプロセスのセキュリティをさらに強化する。
【0031】
任意選択の例示的な実施形態では、ネットワーク接続デバイスは、ネットワーク接続済デバイスを通じて接続され、ネットワーク接続済デバイスは、インターネットに接続された任意のデバイス、例えば、携帯電話であり得る。さらに、ネットワーク接続デバイスは、ネットワーク接続済デバイスにインストールされたアプリケーションまたはプログラムを通じてネットワーク接続することもできる。具体的には、ネットワーク接続済デバイスは、ネットワーク接続デバイスによって送信されたブロードキャストメッセージが受信されたかどうかを検出するために監視モードを開始する。ネットワーク接続済デバイスがネットワーク接続デバイスによって送信されたブロードキャストメッセージを受信した後、ネットワーク接続済デバイスはネットワーク接続済情報をネットワーク接続デバイスに送信し、ネットワーク接続デバイスはネットワーク接続済情報をクラウドサーバーに送信する。クラウドサーバーは、ネットワーク接続情報を受信した後、クラウドサーバーとネットワーク接続デバイスとの間のネットワーク接続を完了する。
【0032】
ネットワーク接続プロセスでは、ネットワーク接続済デバイスがネットワーク接続デバイスによって送信されたブロードキャストメッセージを取得できる限り、ネットワーク接続済デバイスとネットワーク接続デバイスとの間の関連付けを考慮する必要はないこと、すなわち、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続機能のみを考慮する必要があり、それにより、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスの複雑さが軽減され、ネットワーク接続の成功率が向上することに留意されたい。
【0033】
ステップS104は、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュすることを含む。
【0034】
アクティベーションプロセスのアクティベーションストラテジーを提供する製造元プラットフォームは、クラウドサーバーにアクティベーションストラテジーセットを提供でき、アクティベーションストラテジーセットには複数のアクティベーションストラテジーが含まれ、それらのうち、各アクティベーションストラテジーは異なる構成パラメータを有し、構成パラメータは、アクティベーション命令、有効期限パラメータ、およびその他のパラメータであり得るが、これらに限定されないことに留意されたい。例えば、各アクティベーションストラテジーのアクティベーション命令は異なる場合がある。
【0035】
任意選択の例示的な実施形態では、ネットワーク接続デバイスがネットワークに正常に接続されると、クラウドサーバーは、製造元のプラットフォームによって提供されるアクティベーションストラテジーセットに従って、ネットワーク接続デバイスにアクティベーションストラテジーをプッシュする。アクティベーションストラテジーを確認した後、クラウドサーバーは、アクティベーションプロセスに従って、アクティベーションストラテジーに基づいてネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0036】
ステップS106は、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることを含む。
【0037】
ネットワーク接続デバイスのアクティベーションプロセスは、デバイスが正常にネットワークに接続された後にのみ実行されることに留意されたい。これにより、ネットワーク接続プロセスの複雑さを効果的に軽減できる。さらに、異なるアクティベーションストラテジーが異なるアクティベーション命令に対応するため、既存技術で異なるアクティベーションストラテジーに同じアクティベーション命令を使用することによって引き起こされる、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性の低下という問題を解決する。このようにして、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性が改善する。
【0038】
上記のステップS102~S106で定義された方法に基づいて、ネットワーク接続デバイスをネットワークに接続することにより、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合、ネットワーク接続デバイスに、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするアクティベーションストラテジーがプッシュされ、次に、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスは、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従ってアクティベーションされ得ることが理解され得る。
【0039】
ネットワーク接続プロセスがアクティベーションプロセスから分離されているため、ネットワーク接続プロセスが最初に実行されて、ネットワーク接続プロセスが成功した場合にのみアクティベーションプロセスが実行されるので、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続成功率を効果的に改善することができ、これにより、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションセキュリティを改善することができることが容易に分かる。さらに、異なるアクティベーションストラテジーが異なるアクティベーション命令に対応するため、本出願は、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションのセキュリティを効果的に改善する。
【0040】
さらに、既存技術ではネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスは分離されておらず、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性および信頼性が低いため、上述の例示的な実施形態はまた、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスを完全に分離する目的を達成し、それによりアクティベーションプロセスのセキュリティを改善する技術的効果を達成し、既存技術のネットワーク接続デバイスの問題を解決することができる。
【0041】
代替の例示的な実施形態では、
図2は、デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法に基づくシステム構造の概略図を示す。
図2から、システムはネットワーク接続済デバイス10、クラウドサーバー20、ネットワーク接続デバイス30、およびベンダープラットフォーム40(
図2には図示せず)を含むことが分かる。ネットワーク接続済デバイス10は、ネットワーク接続デバイス30のネットワーク接続プロセスを完了するために使用される。ネットワーク接続済デバイス10は、スマートフォン、タブレット、コンピュータ、スマートブレスレット、スマートウォッチなどのウェアラブルデバイスなどであり得るが、これらに限定されない。クラウドサーバー20は、ネットワーク接続デバイス30に
アクティベーションストラテジーを送信することができる。ユーザがネットワーク接続デバイス30を通じて
アクティベーションストラテジーを確認した後、クラウドサーバー20は、次に、
アクティベーションストラテジーに基づいてネットワーク接続デバイス30を
アクティベーションする。さらに、ベンダープラットフォーム40は、
アクティベーションストラテジーをクラウドサーバーにプッシュすることができる。
【0042】
好ましい例示的な実施形態では、
図3は、
図2に示すシステム構造に基づくシステム対話の概略図を示す。
図3からわかるように、特定の対話プロセスは以下のとおりである:
ステップS301は、ベンダープラットフォームがクラウドサーバーに
アクティベーションストラテジーセットをプッシュすることを含む。
【0043】
ステップS302は、ネットワーク接続済デバイスが、ネットワーク接続デバイスがブロードキャストメッセージを送信するかどうかの監視を開始することを含み、ネットワーク接続済デバイスは、ネットワークに接続されたデバイスである。
【0044】
ステップS303は、ネットワーク接続デバイスがネットワーク接続済デバイスにブロードキャストメッセージを送信することを含む。
【0045】
ステップS304は、ネットワーク接続済デバイスがネットワーク接続デバイスにネットワーク接続情報を送信することを含む。
【0046】
ステップS305は、ネットワーク接続デバイスがクラウドサーバーにネットワーク接続情報を送信して、ネットワーク接続デバイスとクラウドサーバーとの間の接続を確立することを含む。
【0047】
ステップS306は、ネットワーク接続デバイスがクラウドサーバーに正常に接続された後、クラウドサーバーがアクティベーションストラテジーセットからアクティベーションストラテジーを選択し、それをネットワーク接続デバイスにプッシュすることを含む。
【0048】
ステップS307は、クラウドサーバーによってプッシュされたアクティベーションストラテジーを受信した後、ネットワーク接続デバイスがそのディスプレイインターフェース上にそれを表示するか、またはユーザにアクティベーション操作を実行するように促すために音声の形態でプロンプト情報を送信することを含む。
【0049】
ステップS308は、ネットワーク接続デバイスを通じてプロンプト情報を見た後、ユーザがネットワーク接続デバイスの表示画面またはボタンを操作することによってアクティベーション情報をクラウドサーバーに送信することを含む。
【0050】
ステップS309は、アクティベーション情報を受信した後、クラウドサーバーがアクティベーション時間ウィンドウを開始することを含む。
【0051】
ステップS310は、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために、ユーザがアクティベーション時間ウィンドウ内にネットワーク接続デバイスを操作することと、ネットワーク接続デバイスがアクティベーションされた後、ネットワーク接続デバイスがクラウドサーバーにアクティベーション確認メッセージを送信して、ネットワーク接続デバイスがアクティベーションされたことを確認することを含む。
【0052】
ステップS311は、アクティベーション確認メッセージを受信した後、ネットワーク接続デバイスがアクティベーションされたとクラウドサーバーが判定することを含む。
【0053】
ステップS312は、ネットワーク接続デバイスがアクティベーションされたと判定した後、クラウドサーバーが確認アクティベーション情報をネットワーク接続デバイスに送信することを含む。
【0054】
ステップS313は、確認アクティベーション情報を受信した後、ユーザが、ネットワーク接続デバイスの表示画面またはボタンを通じてネットワーク接続デバイスの実行状態をチェックするか、または対応するアクションを完了するか、もしくは対応する制御命令を実行するようにネットワーク接続デバイスを制御することを含む。
【0055】
図3に示す対話型概略図によれば、ネットワーク接続デバイスを
アクティベーションするための
アクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュするステップは、以下を含む:
ステップS2020は、ネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つの
アクティベーションストラテジーを決定することを含む。
【0056】
ステップS2022は、少なくとも1つのアクティベーションストラテジーからアクティベーションストラテジーを選択し、かつ選択したアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュすることを含み、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをそれぞれのアクティベーションストラテジーで複数回プッシュする必要がある場合、その都度選択されるアクティベーションストラテジーは異なる。
【0057】
ネットワーク接続デバイスがクラウドサーバーに接続された後、クラウドサーバーはネットワーク接続デバイスのデバイス情報を取得することができ、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報に従って、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報と一致するアクティベーションストラテジーを少なくとも一組のアクティベーションストラテジーを含むアクティベーションストラテジーコレクションから選択し、選択したアクティベーションストラテジーをネットワーク接続デバイスにプッシュできることに留意されたい。この場合、異なるネットワーク接続デバイスのアクティベーションストラテジーは異なる場合がある。さらに、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報は、ネットワーク接続デバイスの名称、型式、および識別情報であってもよいが、これらに限定されない。
【0058】
さらに、ネットワーク接続デバイスにプッシュされるアクティベーションストラテジーが異なるたびに、ネットワーク接続デバイスのアクティベーション命令も異なり、これにより、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションのセキュリティおよび信頼性を改善できることに留意されたい。
【0059】
さらに、ベンダープラットフォームによってプッシュされたアクティベーションストラテジーコレクションを取得した後、クラウドサーバーは、アクティベーションストラテジーコレクションからネットワーク接続デバイスにプッシュできる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを選択する必要があることにも留意されたい。具体的な方法は、以下のとおりである:
ステップS2020aは、ネットワーク接続デバイスの製品特性に従って生成された、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするための少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを取得することを含む。
【0060】
ステップS2020bは、取得した少なくとも1つのアクティベーションストラテジーをネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーとして決定することを含む。
【0061】
ネットワーク接続デバイスの製品特性には、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報および機能情報、例えば、加熱、除湿、および冷却が含まれるが、これらに限定されないことに留意されたい。
【0062】
具体的には、ネットワーク接続デバイスとの接続を確立した後、クラウドサーバーはネットワーク接続デバイスの製品特性を取得し、製品特性に基づいてベンダープラットフォームによってプッシュされたアクティベーションストラテジーコレクションをトラバースして、ネットワーク接続デバイスの製品と一致する全てのアクティベーションストラテジーを取得する。さらに、クラウドサーバーは、ネットワーク接続デバイスの製品特性の各特性をトラバースして、ネットワーク接続デバイスの製品特性に対応する全てのアクティベーションストラテジーを取得し、ネットワーク接続デバイスの製品特性と一致する少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを取得するために、反復されるアクティベーションストラテジーを削除することができる。
【0063】
代替の例示的な実施形態では、ステップS106は、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションし、具体的には、以下のステップを含むことができる:
ステップS2040は、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションする時間を制限するためのアクティベーション時間ウィンドウを決定することを含む。
【0064】
ステップS2042は、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、決定されたアクティベーション時間ウィンドウ内で正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスがアクティベーションされることを含む。
【0065】
具体的には、クラウドサーバーがアクティベーションストラテジーをプッシュした後、ユーザはネットワーク接続デバイスを操作してアクティベーション確認を実行し、ネットワーク接続デバイスはアクティベーション情報を生成し、アクティベーション情報をクラウドサーバーに送信する。クラウドサーバーは、アクティベーション情報を受信した後、アクティベーション時間ウィンドウを開始し、アクティベーション時間ウィンドウ内にアクティベーションプロセスを実行して、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。さらに、ネットワーク接続デバイスのファンクションキーを操作することにより、アクティベーション情報を生成することができる。例えば、炊飯器の「保温」ボタンを3回続けて操作するか、またはネットワーク接続デバイスにアクティベーションボタンがある場合、ユーザは、ネットワーク接続デバイス上のアクティベーションボタンを操作してアクティベーション情報を生成することができる。
【0066】
ネットワーク接続デバイスのアクティベーションプロセスは、指定された期間を有する指定されたアクティベーション時間ウィンドウ内に完了する必要があることに留意されたい。アクティベーションプロセスがアクティベーション時間ウィンドウ内に完了できない場合、ネットワーク接続デバイスは、この時間でのアクティベーションに失敗する。このような場合、ユーザはネットワーク接続デバイスで複数のアクティベーションプロセスを実行できる。特定の方法には、以下のステップが含まれる:
ステップS2042aは、アクティベーション再試行をサポートする回数を取得することを含む。
【0067】
ステップS2042bは、取得した回数以下の回数、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることを含む。
【0068】
アクティベーション再試行回数はユーザが設定できることに留意されたい。
【0069】
具体的には、アクティベーションプロセスがアクティベーション時間ウィンドウ内に完了しない場合、クラウドサーバーは、失敗したアクティベーションプロセスの数が現在のアクティベーション再試行の数より大きいかどうかを判定し続ける。失敗したアクティベーションプロセスの数が、事前設定されたアクティベーション再試行回数を超えない場合、ネットワーク接続デバイスはアクティベーションプロセスを続行する。失敗したアクティベーションプロセスの数が、事前設定されたアクティベーション再試行回数よりも多い場合、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションが失敗したと判定される。
【0070】
さらに、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスのアクティベーションの後、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスのアクティベーションが成功した場合、ネットワーク接続デバイスに、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限がネットワーク接続デバイスにプッシュされることに留意されたい。
【0071】
具体的には、クラウドサーバーは、アクティベーションプロセスが実行された後、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限をネットワーク接続デバイスにプッシュする。ユーザは、ネットワーク接続デバイスまたはネットワーク接続デバイスに関連付けられたユーザ端末の表示画面を通じて、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびユーザの制御権限を見ることができる。
【0072】
前述の方法の例示的な実施形態では、説明を簡単にするために、それらは全て一連の動作の組み合わせとして表されていることに留意されたい。しかしながら、当業者は、本発明が、説明された一連の動作によって限定されないことを理解するはずである。本発明によれば、特定のステップは、他の順番で、または同時に実行することができる。加えて、当業者はまた、本明細書において説明された例示的な実施形態が全て好ましい例示的な実施形態であり、関与する動作およびモジュールが本発明によって必ずしも必要とされないことも理解するはずである。
【0073】
上記の例示的な実施形態の説明を通じて、当業者は、上記の例示的な実施形態によるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法が、ソフトウェアおよび必要な一般的なハードウェアプラットフォームによって実施できることを明確に理解することができる。実際に、それはハードウェアを通して実行される場合がある。しかし、多くの場合、前者の方がより適切な実装形態である。この理解に基づいて、本発明の技術的解決策は、本質的に、または既存技術に寄与するその一部であり、ソフトウェア製品の形で具体化することができる。ソフトウェア製品は、記憶媒体(ROM/RAM、磁気ディスク、光ディスクなど)に記憶され得、端末デバイス(携帯電話、コンピュータ、サーバー、ネットワークデバイスなどであり得る)が本発明の各実施例に記載される方法を実行することを可能にするいくつかの命令を含む。
【0074】
実施例2
本発明の例示的な実施形態によれば、デバイスネットワーク接続
アクティベーション方法の例示的な実施形態がさらに提供される。
図4に提供されるデバイスネットワーク接続
アクティベーション方法のフローチャートに示されるように、本方法は、具体的には以下のステップを含む:
ステップS402は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続することを含む。
【0075】
ネットワーク接続デバイスは、ネットワーク接続済デバイスを通じてネットワーク接続プロセスを完了することができることに留意されたい。例えば、ネットワーク接続プロセスは、ネットワーク接続済デバイスにインストールされたアプリケーションまたはプログラムを通じて完了することができる。具体的には、ネットワーク接続済デバイスは、ネットワーク接続デバイスによって送信されたブロードキャストメッセージが受信されたかどうかを検出するために監視モードを開始する。ネットワーク接続済デバイスがネットワーク接続デバイスによって送信されたブロードキャストメッセージを受信した後、ネットワーク接続済デバイスはネットワーク接続情報をネットワーク接続デバイスに送信し、次にネットワーク接続デバイスは、ネットワーク接続情報をクラウドサーバーに送信して、クラウドサーバーとネットワーク接続デバイスとの間のネットワーク接続を完了する。
【0076】
ネットワーク接続プロセスでは、ネットワーク接続済デバイスがネットワーク接続デバイスによって送信されたブロードキャストメッセージを取得できる限り、ネットワーク接続済デバイスとネットワーク接続デバイスとの間の関連付けを考慮する必要はないこと、すなわち、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続機能のみを考慮する必要があるため、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスの複雑さが軽減され、ネットワーク接続の成功率が向上することに留意されたい。
【0077】
ステップS404は、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを受信することを含む。
【0078】
上記のプロンプト情報は、ネットワーク接続デバイスの表示画面にテキストまたは文字の形態で表示されてもよく、音声の形態でユーザに提示されてもよいことに留意されたい。
【0079】
さらに、ユーザがネットワーク接続デバイスを通じてアクティベーションプロンプト情報を取得した後、ユーザは、ネットワーク接続デバイスのタッチコントロールディスプレイまたはネットワーク接続デバイスのボタンを操作して、アクティベーション情報をクラウドサーバーに送信することができ、アクティベーション情報を受信した後、クラウドサーバーはネットワーク接続デバイスのアクティベーションを確認し、ネットワーク接続デバイスにアクティベーションストラテジーを送信することに留意されたい。
【0080】
ステップS406は、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることを含む。
【0081】
ネットワーク接続デバイスは、アクティベーションストラテジーを受信した後、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためにアクティベーションプロセスを実行することに留意されたい。
【0082】
上記のステップS402~S406で定義された方法に基づいて、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続することにより、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーが受信され得、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスがアクティベーションされることが理解され得る。
【0083】
ネットワーク接続プロセスがアクティベーションプロセスから分離されているため、ネットワーク接続プロセスが最初に実行されて、ネットワーク接続プロセスが成功した場合にのみアクティベーションプロセスが実行されるため、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続成功率を効果的に改善することができ、これにより、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションセキュリティを改善することができることが容易にわかる。さらに、異なるアクティベーションストラテジーは異なるアクティベーション命令に対応するため、本出願は、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションのセキュリティを効果的に改善する。
【0084】
さらに、既存技術ではネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスは分離されておらず、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションの安全性および信頼性は低いため、上述の例示的な実施形態はまた、ネットワーク接続デバイスのネットワーク接続プロセスとアクティベーションプロセスを完全に分離する目的を達成し、それによりアクティベーションプロセスのセキュリティを改善する技術的効果を達成し、既存技術のネットワーク接続デバイスの問題を解決することができる。
【0085】
代替の例示的な実施形態では、ステップS406は、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションし、以下の特定のステップを含む:
ステップS4080は、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションする時間を制限するためのアクティベーション時間ウィンドウを開始することを含む。
【0086】
ステップS4082は、アクティベーション時間ウィンドウ内で、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることを含む。
【0087】
さらに、アクティベーション時間ウィンドウ内で、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするステップは、以下の特定のステップを含む:
ステップS4082aは、アクティベーション認証操作の実行を促す操作プロンプト情報を表示することを含む。
【0088】
ステップS4082bは、ネットワーク接続デバイスに対してアクティベーション認証操作を実行するための操作確認情報がアクティベーション時間ウィンドウ内に受信されたかどうかを判定することを含む。
【0089】
ステップS4082cは、判定結果が「はい」の場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることを含む。
【0090】
具体的には、ユーザは、ネットワーク接続デバイスの表示画面において、ネットワーク接続デバイスに対してアクティベーション認証操作を実行するように促され、ユーザは、操作プロンプト情報に従ってアクティベーション認証操作を完了する。例えば、炊飯器の「保温」ボタンを3回続けて操作するか、またはネットワーク接続デバイスのアクティベーションボタンを操作することでアクティベーション認証操作を完了することができる。アクティベーション認証操作が完了した後、ネットワーク接続デバイスは、アクティベーション認証操作情報をクラウドサーバーに送信し、クラウドサーバーは、アクティベーション時間ウィンドウを開始する。アクティベーション時間ウィンドウが開始された後、ネットワーク接続デバイスがアクティベーション時間ウィンドウ内に操作確認情報を受信すると、アクティベーションプロセスが実行され、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションが完了する。
【0091】
ネットワーク接続デバイスのアクティベーションプロセスは、指定された期間を有する指定されたアクティベーション時間ウィンドウ内に完了する必要があることに留意されたい。アクティベーションプロセスがアクティベーション時間ウィンドウ内に完了できない場合、ネットワーク接続デバイスは、この時間でのアクティベーションに失敗する。このような場合、ユーザはネットワーク接続デバイスで複数のアクティベーションプロセスを実行できる。特定の方法には、以下のステップが含まれる:
ステップS4084は、受信したアクティベーションストラテジーに従って、アクティベーション再試行をサポートする回数を取得することを含む。
【0092】
ステップS4086は、取得したアクティベーション再試行をサポートする回数を表示することを含む。
【0093】
ステップS4088は、表示された回数以下の回数、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションすることを含む。
【0094】
具体的には、アクティベーションプロセスがアクティベーション時間ウィンドウ内に完了しない場合、クラウドサーバーは、失敗したアクティベーションプロセスの数が現在のアクティベーション再試行の数より大きいかどうかを判定し続ける。失敗したアクティベーションプロセスの数が、事前設定されたアクティベーション再試行回数を超えない場合、ネットワーク接続デバイスはアクティベーションプロセスを続行する。失敗したアクティベーションプロセスの数が、事前設定されたアクティベーション再試行回数よりも多い場合、ネットワーク接続デバイスのアクティベーションが失敗したと判定される。
【0095】
さらに、個別のアクティベーションプロセスに従ってネットワーク接続デバイスをアクティベーションした後、個別のアクティベーションプロセスに従ってネットワーク接続デバイスが正常にアクティベーションされた場合、ネットワーク接続デバイスは、ネットワーク接続デバイスへのネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限によりさらにプッシュされることにも留意されたい。
【0096】
具体的には、受信したアクティベーションストラテジーに従ってネットワーク接続デバイスをアクティベーションした後、本方法はさらに以下のステップを含む:
ステップS410は、ネットワーク接続デバイスが、受信したアクティベーションストラテジーに従って正常にアクティベーションされた場合、ネットワーク接続デバイスのプッシュされたデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限を受信することを含む。
【0097】
ステップS412は、受信したデバイス情報および制御権限を表示することを含む。
【0098】
具体的には、クラウドサーバーは、アクティベーションプロセスが実行された後、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限をネットワーク接続デバイスにプッシュする。ユーザは、ネットワーク接続デバイスまたはネットワーク接続デバイスに関連付けられたユーザ端末の表示画面を通じて、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびユーザの制御権限を見ることができる。
【0099】
実施例3
本発明の例示的な実施形態によれば、上記の例示的な実施形態1のデバイスネットワーク接続
アクティベーション方法を実施するためのデバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置がさらに提供される。
図5に示すように、装置20は、第1のネットワーク接続モジュール501、プッシュモジュール503、および第1の
アクティベーションモジュール505を含む。
【0100】
第1のネットワークモジュール501は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続するために使用される。プッシュモジュール503は、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュするために使用される。第1のアクティベーションモジュール505は、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0101】
本明細書で、上述の第1のネットワーク接続モジュール501、プッシュモジュール503、および第1のアクティベーションモジュール505は、実施例1のステップS102~S106に対応することに留意されたい。さらに、3つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例1に開示されている内容に限定されない。
【0102】
任意選択の例示的な実施形態では、プッシュモジュールは、第1の判定モジュールおよび第1のプッシュモジュールを含む。それらのうち、第1の判定モジュールは、ネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも一組のアクティベーションストラテジーを決定するために使用され、第1のプッシュモジュールは、少なくとも一組のアクティベーションストラテジーからアクティベーションストラテジーを選択し、かつ選択したアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュするために使用され、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをそれぞれのアクティベーションストラテジーで複数回プッシュする必要がある場合、その都度選択されるアクティベーションストラテジーは異なる。
【0103】
本明細書で、第1の判定モジュールおよび第1のプッシュモジュールは、実施例1のステップS2020~S2022に対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例1に開示されている内容に限定されない。
【0104】
任意選択の例示的な実施形態では、第1の判定モジュールは、第1の取得モジュールおよび第2のプッシュモジュールを含む。それらのうち、第1の取得モジュールは、ネットワーク接続デバイスの製品特性に従って生成された、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするための少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを取得するために使用され、第2のプッシュモジュールは、取得した少なくとも1つのアクティベーションストラテジーをネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーとして決定するために使用される。
【0105】
本明細書で、第1の判定モジュールおよび第2のプッシュモジュールは、実施例1のステップS2020a~S2022bに対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例1に開示されている内容に限定されない。
【0106】
任意選択の例示的な実施形態では、第1のアクティベーションモジュールは、第2の判定モジュールおよび第2のアクティベーションモジュールを含む。それらのうち、第1のアクティベーションモジュールは、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションする時間を制限するためのアクティベーション時間ウィンドウを決定するために使用され、第2のアクティベーションモジュールは、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、決定されたアクティベーション時間ウィンドウ内で正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0107】
本明細書で、第2の判定モジュールおよび第2のアクティベーションモジュールは、実施例1のステップS2040~S2042に対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例1に開示されている内容に限定されない。
【0108】
任意選択の例示的な実施形態では、第1のアクティベーションモジュールは、第2の取得モジュールおよび第3のアクティベーションモジュールを含む。それらのうち、第2の取得モジュールは、アクティベーション再試行をサポートする回数を取得するために使用され、第3のアクティベーションモジュールは、取得した回数以下の回数、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0109】
本明細書で、第2の取得モジュールおよび第3のアクティベーションモジュールは、実施例1のステップS2042a~S2042bに対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例1に開示されている内容に限定されない。
【0110】
任意選択の例示的な実施形態では、デバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置は、第3のプッシュモジュールをさらに含み、第3のプッシュモジュールは、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスが正常にアクティベーションされた場合に、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限をネットワーク接続デバイスにプッシュするために使用される。
【0111】
実施例4
本発明の例示的な実施形態によれば、クラウドネットワークデバイスがさらに提供され、クラウドネットワークデバイスは、前述の実施例3に記載されているようなデバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置を含む。
【0112】
実施例5
本発明の例示的な実施形態によれば、本発明は、上記の実施例2のデバイスネットワーク接続
アクティベーション方法を実施するためのデバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置をさらに提供する。
図6に示すように、デバイスネットワーク接続
アクティベーションのための装置は、第2のネットワーク接続モジュール601、受信モジュール603、および第2の
アクティベーションモジュール605を含む。
【0113】
第2のネットワークモジュール601は、ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続するために使用され、受信モジュール603は、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを受信するために使用され、第2のアクティベーションモジュール605は、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0114】
本明細書で、上述の第2のネットワーク接続モジュール601、受信モジュール603、および第2のアクティベーションモジュール605は、実施例2のステップS402~S406に対応することに留意されたい。さらに、3つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例2に開示されている内容に限定されない。
【0115】
任意選択の例示的な実施形態では、第2のネットワーク接続モジュールは、開始ユニットおよび第2のアクティベーションユニットを含み、開始ユニットは、受信したアクティベーションストラテジーに従って、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションする時間を制限するためのアクティベーション時間ウィンドウを開始するために使用され、第2のアクティベーションユニットは、アクティベーション時間ウィンドウ内で、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0116】
本明細書で、開始ユニットおよび第2のアクティベーションユニットは、実施例2のステップS4080~S4082に対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例2に開示されている内容に限定されない。
【0117】
任意選択の例示的な実施形態では、第2のアクティベーションユニットは、第1の表示サブユニット、判定サブユニット、および第3のアクティベーションサブユニットを含む。それらのうち、第1の表示サブユニットは、アクティベーション認証操作の実行を促すための操作プロンプト情報を表示するために使用され、判定サブユニットは、ネットワーク接続デバイスに対してアクティベーション認証操作を実行するための操作確認情報がアクティベーション時間ウィンドウ内に受信されたかどうかを判定するために使用され、第3のアクティベーションサブユニットは、判定結果が「はい」の場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0118】
本明細書で、第1の表示サブユニット、判定サブユニット、および第3のアクティベーションサブユニットは、実施例2のステップS4082a~S4082cに対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例2に開示されている内容に限定されない。
【0119】
任意選択の例示的な実施形態では、第2のアクティベーションモジュールは、取得ユニット、表示ユニット、および第3のアクティベーションユニットを含む。それらのうち、取得ユニットは、アクティベーション再試行をサポートする回数を取得するために使用され、表示ユニットは、取得したアクティベーション再試行をサポートする回数を表示するために使用され、第3のアクティベーションユニットは、取得した回数以下の回数、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションするために使用される。
【0120】
本明細書で、取得ユニット、表示ユニット、および第3のアクティベーションユニットは、実施例2のステップS4084~S4088に対応することに留意されたい。さらに、3つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例2に開示されている内容に限定されない。
【0121】
任意選択の例示的な実施形態では、デバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置はまた、第2の受信モジュールおよび第2の表示モジュールを含む。それらのうち、第2の受信モジュールは、ネットワーク接続デバイスが受信したアクティベーションストラテジーに従って正常にアクティベーションされた場合に、ネットワーク接続デバイスのプッシュされたデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限を受信するために使用され、第2の表示モジュールは、受信したデバイス情報および制御権限を表示するために使用される。
【0122】
本明細書で、第2の受信モジュールおよび第2の表示モジュールは、実施例2のステップS410~S412に対応することに留意されたい。さらに、2つのモジュールは、対応するステップと同じ実施例および適用シナリオを有するが、実施例2に開示されている内容に限定されない。
【0123】
実施例6
本発明の例示的な実施形態によれば、本発明は、前述の実施例5のデバイスネットワーク接続アクティベーションのための装置を含むクラウドネットワークデバイスをさらに提供する。
【0124】
実施例7
本発明の例示的な実施形態は、コンピュータ端末を提供することができ、コンピュータ端末は、コンピュータ端末グループ内の任意のコンピュータ端末デバイスであり得る。任意選択で、この例示的な実施形態では、上記のコンピュータ端末は、モバイル端末などの端末デバイスで置き換えることもできる。
【0125】
任意選択で、この例示的な実施形態では、前述のコンピュータ端末は、コンピュータネットワーク内の複数のネットワークデバイスのうちの少なくとも1つのネットワークデバイスに配置されてもよい。
【0126】
この例示的な実施形態では、上記のコンピュータ端末は、アプリケーションプログラムのデバイスネットワーク接続アクティベーション方法において、以下のステップのプログラムコードを実行することができる:ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続し、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュし、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0127】
図7は、コンピュータ端末のハードウェアブロック図を示す。
図7に示すように、コンピュータ端末Aは、1つ以上のプロセッサ702(図では702a、702b、...、702nとして図示される)(プロセッサ702は、マイクロプロセッサMCUまたはプログラマブルロジックデバイスFPGAなどの処理デバイスを含み得るが、これらに限定されない)、データを記憶するためのメモリ704、および通信機能のための伝送デバイス706を含むことができる。さらに、ディスプレイ、入力/出力インターフェース(I/Oインターフェース)、ユニバーサルシリアルバス(USB)ポート(I/Oインターフェースのポートの1つとして含めることができる)、ネットワークインターフェース、電源、および/またはカメラを含むこともできる。当業者は、
図7に示される構造が単なる例示であり、上記の電子デバイスの構造を限定しないことを理解するであろう。例えば、コンピュータ端末Aはまた、
図7に示されるものよりも多いか、または少ない構成要素を含んでもよく、または
図7に示されるものとは異なる構成を有してもよい。
【0128】
前述の1つ以上のプロセッサ702および/または他のデータ処理回路は、本明細書では一般に「データ処理回路」と呼ばれ得ることに留意されたい。データ処理回路は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の他の組み合わせとして完全にまたは部分的に具体化され得る。さらに、データ処理回路は、単一の独立した処理モジュールであってもよく、またはコンピュータ端末Aの他の要素のいずれか1つに全体的または部分的に統合されてもよい。本出願の例示的な実施形態で述べたように、データ処理回路は、一種のプロセッサ制御(例えば、インターフェースに接続された可変抵抗端子経路の選択)として機能する。
【0129】
プロセッサ702は、伝送デバイスを通じてメモリに記憶された情報およびアプリケーションプログラムを呼び出して、以下のステップを実行することができる:ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続し、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュし、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0130】
メモリ704を使用して、本出願の例示的な実施形態におけるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法に対応するプログラム命令/データストレージデバイスなどのアプリケーションソフトウェアのソフトウェアプログラムおよびモジュールを記憶するために使用することができ、プロセッサ702は、メモリ704に記憶されたソフトウェアプログラムおよびモジュールを実行し、それにより、様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行する、すなわち、上述のデバイスネットワーク接続アクティベーション方法を実装する。メモリ704は、高速ランダムアクセスメモリを含むことができ、1つ以上の磁気ストレージデバイス、フラッシュメモリ、または他の不揮発性ソリッドステートメモリなどの不揮発性メモリも含むことができる。いくつかの例では、メモリ704は、プロセッサ702に関してリモートで提供されるメモリをさらに含み得、これらのリモートメモリは、ネットワークを通じてコンピュータ端末Aに接続され得る。上記のネットワークの例には、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、およびそれらの組み合わせが含まれるが、これらに限定されない。
【0131】
伝送デバイス706は、ネットワークを介してデータを受信または送信するために使用される。ネットワークの上記の特定の実施例は、コンピュータ端末Aの通信プロバイダによって提供される無線ネットワークを含み得る。一実施例では、伝送デバイス706は、インターネットと通信するために基地局を通じて他のネットワークデバイスに接続し得るネットワークアダプタ(ネットワークインターフェースコントローラ、NIC)を含む。一実施例では、伝送デバイス706は、無線方式でインターネットと通信するために使用される無線周波数(Radio Frequency、RF)モジュールであってよい。
【0132】
ディスプレイは、例えば、ユーザがコンピュータ端末Aのユーザインターフェースと対話することを可能にし得るタッチスクリーンタイプの液晶ディスプレイ(LCD)であってもよい、
【0133】
本明細書で、いくつかの任意選択の例示的な実施形態では、
図7に示すコンピュータ端末Aは、ハードウェア要素(回路を含む)、ソフトウェア要素(コンピュータ可読媒体に記憶されたコンピュータコードを含む)、またはハードウェアおよびソフトウェア構成要素の組み合わせを含み得ることに留意されたい。
図7は一実施例に過ぎず、上述のようにコンピュータ端末Aに存在し得る構成要素のタイプを示すことを意図していることに留意されたい。
【0134】
この例示的な実施形態では、コンピュータ端末Aは、アプリケーションプログラムのデバイスネットワーク接続アクティベーション方法において以下のステップのプログラムコードを実行することができる:ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続し、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合に、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュし、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0135】
プロセッサは、伝送デバイスを通じてメモリに記憶された情報およびアプリケーションを呼び出して、以下のステップを実行することができる:ネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを決定し、少なくとも1つのアクティベーションストラテジーからアクティベーションストラテジーを選択し、かつ選択したアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュし、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをそれぞれのアクティベーションストラテジーで複数回プッシュする必要がある場合、その都度選択されるアクティベーションストラテジーは異なる。
【0136】
任意選択で、上記のプロセッサはまた、以下のステップのプログラムコードを実行することができる:ネットワーク接続デバイスの製品特性に従って生成された、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするための少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを取得し、取得した少なくとも1つのアクティベーションストラテジーをネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーとして決定する。
【0137】
任意選択で、上記のプロセッサはまた、以下のステップのプログラムコードを実行することができる:ネットワーク接続デバイスをアクティベーションする時間を制限するためのアクティベーション時間ウィンドウを決定し、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、決定されたアクティベーション時間ウィンドウ内で正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0138】
任意選択で、上記のプロセッサはまた、以下のステップのプログラムコードを実行することができる:アクティベーション再試行をサポートする回数を取得し、取得した回数以下の回数、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0139】
任意選択で、上記のプロセッサはまた、以下のステップのプログラムコードを実行することができる:正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスが正常にアクティベーションされた場合、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限をネットワーク接続デバイスにプッシュする。
【0140】
当業者は、
図7に示される構造は単なる例示であり、コンピュータ端末はまた、スマートフォン(Androidフォン、iOSフォンなど)、タブレットコンピュータ、パームコンピュータ、モバイルインターネットデバイス(MID)、PAD、または別の端末デバイスであってもよいことを理解するであろう。
図7は、上記の電子デバイスの構造を限定するものではない。例えば、コンピュータ端末Aはまた、
図7に示されるものよりも多いか、または少ない構成要素(ネットワークインターフェース、ディスプレイデバイスなどのような)を含んでもよく、または
図7に示されるものとは異なる構成を有してもよい。
【0141】
当業者は、上記の例示的な実施形態の様々な方法におけるステップの全てまたは一部が、プログラムを通じて端末デバイスに関連するハードウェアに命令することによって完了され得ることを理解するであろう。プログラムは、フラッシュディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、光ディスクなどを含み得るコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。
【0142】
実施例8
本発明の例示的な実施形態はまた、記憶媒体を提供する。任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体を使用して、上記の実施例1で提供されるデバイスネットワーク接続アクティベーション方法によって実行されるプログラムコードを記憶することができる。
【0143】
任意選択で、この例示的な実施形態では、上記の記憶媒体は、コンピュータネットワーク内のコンピュータ端末グループ内の任意のコンピュータ端末、またはモバイル端末グループ内の任意のモバイル端末に配置することができる。
【0144】
任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体は、以下のステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように設定される:ネットワーク接続デバイスをネットワーク接続し、ネットワーク接続デバイスが正常にネットワーク接続された場合、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするためのアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュし、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0145】
任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体は、以下のステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように設定される:ネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを決定し、少なくとも1つのアクティベーションストラテジーからアクティベーションストラテジーを選択し、かつ選択したアクティベーションストラテジーを正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスにプッシュし、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをそれぞれのアクティベーションストラテジーで複数回プッシュする必要がある場合、その都度選択されるアクティベーションストラテジーは異なる。
【0146】
任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体は、以下のステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように設定される:ネットワーク接続デバイスの製品特性に従って生成された、ネットワーク接続デバイスをアクティベーションするための少なくとも1つのアクティベーションストラテジーを取得し、取得した少なくとも1つのアクティベーションストラテジーをネットワーク接続デバイスにプッシュされる少なくとも1つのアクティベーションストラテジーとして決定する。
【0147】
任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体は、以下のステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように設定される:ネットワーク接続デバイスをアクティベーションする時間を制限するためのアクティベーション時間ウィンドウを決定し、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、決定されたアクティベーション時間ウィンドウ内で正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0148】
任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体は、以下のステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように設定される:アクティベーション再試行をサポートする回数を取得し、取得した回数以下の回数、プッシュされたアクティベーションストラテジーに従って、正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスをアクティベーションする。
【0149】
任意選択で、この例示的な実施形態では、記憶媒体は、以下のステップを実行するためのプログラムコードを記憶するように設定される:正常にネットワーク接続されたネットワーク接続デバイスが正常にアクティベーションされた場合、ネットワーク接続デバイスのデバイス情報およびネットワーク接続デバイスを制御するためのユーザの制御権限をネットワーク接続デバイスにプッシュする。
【0150】
本発明の上記の例示的な実施形態の配列番号は、説明のためだけのものであり、例示的な実施形態の利点および欠点を表すものではない。
【0151】
本発明の上記の例示的な実施形態では、各実施形態の説明は、それ自体が強調されている。例示的な実施形態において詳述されていない部分については、他の例示的な実施形態における関連する説明を参照することができる。
【0152】
本出願に提供されるいくつかの例示的な実施形態では、開示された技術的内容は、他の手段で実施され得ることを理解されたい。上述のデバイスの例示的な実施形態は、概略的なものに過ぎない。例えば、ユニットの分割は、単に論理的な機能の分割である。実際の実装形態では、別の分割方法が存在する場合があり、例えば、複数のユニットまたは構成要素は、別のシステムと組み合わせてもよく、もしくは統合してもよく、または一部の機能を無視してもよく、もしくは実装しなくてもよい。さらに、表示もしくは議論された結合もしくは直接結合もしくは通信接続は、いくつかのインターフェース、ユニット、もしくはモジュールを介した間接結合もしくは通信接続であってもよく、電気的な形態または他の形態であってもよい。
【0153】
個別の構成要素として説明されているユニットは、物理的に分離されてもよく、またはそうでなくてもよく、ユニットとして表示される構成要素は、物理的なユニットであってもよく、またはそうでなくてもよい。すなわち、これらは、1つの場所に配置することができるか、または複数のネットワーク要素に分散させることができる。ユニットの一部または全部は、例示的な実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要性に応じて選択されてもよい。
【0154】
加えて、本発明の各例示的な実施形態の各機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されてもよく、または各ユニットは、物理的に単独で存在してもよく、または2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアまたはソフトウェア機能ユニットの形態で実装できる。
【0155】
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、独立した製品として販売または使用される場合、それは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶され得る。この理解に基づいて、本発明の技術的解決策は本質的に、または既存技術に貢献するその一部として、または技術的解決策の全部または一部は、ソフトウェア製品の形で具体化することができ、そのようなソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、記憶媒体は、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバー、ネットワークデバイスなどであり得る)が本発明の様々な例示的な実施形態で説明される方法のステップの全てまたは一部を実行できるようにするいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体には、USBディスク、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、モバイルハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、およびプログラムコードを記憶できる他の媒体が含まれる。
【0156】
上記は、本発明のいくつかの好ましい例示的な実施形態にすぎない。当業者は、本発明の原理から逸脱することなく、いくつかの改善または修正を行うことができ、これらの改善および修正もまた、本発明の保護の範囲内であると見なされるべきであることに留意されたい。