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  • 特許-PLC通信システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-15
(45)【発行日】2023-09-26
(54)【発明の名称】PLC通信システム
(51)【国際特許分類】
   H04B 3/54 20060101AFI20230919BHJP
【FI】
H04B3/54
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2019150329
(22)【出願日】2019-08-20
(65)【公開番号】P2021034793
(43)【公開日】2021-03-01
【審査請求日】2022-06-20
(73)【特許権者】
【識別番号】000227401
【氏名又は名称】日東工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001977
【氏名又は名称】弁理士法人クスノキ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】加藤 浩久
【審査官】後澤 瑞征
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-220143(JP,A)
【文献】特開2014-7546(JP,A)
【文献】特開2015-32945(JP,A)
【文献】特開2009-213051(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B 3/54
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力線により接続された複数の分電盤と、これらの分電盤のブレーカの一次側に接続されたPLC通信装置とを備え、
前記複数の分電盤が、電力系統から電力が供給される親分電盤と、この親分電盤の二次側に接続される複数の子分電盤とからなり、これらの複数の子分電盤は各子分電盤に設けられた主幹ブレーカの一次側で渡り配線されており、
これらのPLC通信装置間でPLC通信を行うことを特徴とするPLC通信システム。
【請求項2】
子分電盤に設けられた主幹ブレーカの一次側に、PLC通信装置を接続したことを特徴とする請求項1に記載のPLC通信システム。
【請求項3】
少なくとも3台の分電盤が渡り配線されており、PLC通信装置は入力されるPLC通信波形を補正して出力する機能を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のPLC通信システム。
【請求項4】
PLC通信装置は、子分電盤の主幹ブレーカの一次側に接続された子PLC通信装置と、子分電盤の分岐ブレーカの二次側に接続された分岐PLC通信装置とを含み、子PLC通信装置は分岐PLC通信装置から受信したPLC通信波形を増幅補正して出力する機能を有することを特徴とする請求項1~3の何れかに記載のPLC通信システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力線を通信回線として使用するPLC通信システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
PLC(Power Line Communication)通信システムは、電力線を通信回線とし利用する通信システムであり、漏洩電磁波の問題が少ない屋内用の通信システムとして利用されている。このシステムに用いられるPLC通信装置は特許文献1に示されるように、屋内のコンセントに接続して用いられることが一般的である。
【0003】
屋内のコンセントにはPLC通信装置のほか、様々な家電機器が接続される。図1はその状態を説明する配線系統図であり、1は分電盤、2は分電盤1内の主幹ブレーカ、3は分岐ブレーカである。ここでは図を簡略化するため、3個の分岐ブレーカ3と、各分岐ブレーカ3の二次側に電力線4で接続された3つのコンセント5が図示されている。6はコンセント5に接続された分岐PLC通信装置であり、7はコンセント5に接続された様々な家電機器である。いずれかの分岐PLC通信装置6から他の分岐PLC通信装置6に対してPLC通信を行う場合には、図1に矢印で示すように、その分岐PLC通信装置6が接続されたコンセント5と分岐ブレーカ3とを結ぶ電力線4、分岐ブレーカ3、分電盤1の母線8、他の分岐ブレーカ3、他の電力線4を経由して他の分岐PLC通信装置6に信号が届くことになる。
【0004】
ところが家電機器7はコンデンサを内蔵するものが多くあり、電力線4で送られるPLC通信の波形を減衰させ易い。また家庭用の電力線4は線径が細くインピーダンスが大きいため、やはりPLC通信の波形を減衰させ易い。さらに通信対象ではない中央の分岐PLC通信装置6にも、信号の一部が分岐ブレーカ3で分岐されて送られてしまう。このように従来のPLC通信システムでは、家電機器7の接続状況によってはPLC通信の通信速度などの通信性能が劣化してしまう懸念がある。このため安定した通信が求められる場合には、通信専用線を設置せざるを得なかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2018-23076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従って本発明の目的は上記した従来の問題点を解決し、通信専用線を設置した環境でない場合にも、既設の電力線により安定した通信が可能なPLC通信システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するためになされた本発明のPLC通信システムは、電力線により接続された複数の分電盤と、これらの分電盤のブレーカの一次側に接続されたPLC通信装置とを備え、これらのPLC通信装置間でPLC通信を行うことを特徴とするものである。
【0008】
なお、前記複数の分電盤が、電力系統から電力が供給される親分電盤と、この親分電盤の二次側に接続される複数の子分電盤とからなり、これらの複数の子分電盤は各子分電盤に設けられた主幹ブレーカの一次側で渡り配線されている構造とする。また、子分電盤に設けられた主幹ブレーカの一次側に、PLC通信装置を接続した構造とすることが好ましい。
【0009】
また、少なくとも3台の分電盤が渡り配線されており、PLC通信装置は入力されるPLC通信波形を補正して出力する機能を備えることが好ましい。さらに、PLC通信装置は、子分電盤の主幹ブレーカの一次側に接続された子PLC通信装置と、子分電盤の分岐ブレーカの二次側に接続された分岐PLC通信装置とを含み、子PLC通信装置は分岐PLC通信装置から受信したPLC通信波形を増幅補正して出力する機能を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明のPLC通信システムは、分電盤間を結ぶ太い電力線を利用してPLC通信を行うので、安定した通信が可能となる。また本発明のPLC通信システムは分電盤のブレーカの一次側にPLC通信装置を接続したので、ブレーカがトリップした場合にも通信を継続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】従来のPLC通信システムの配線系統図である。
図2】本発明の実施形態を示す配線系統図である。
図3】本発明の第2の実施形態を示す配線系統図である。
図4】本発明の第3の使用例を示す配線系統図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下に本発明の実施形態を説明する。
図2は本発明の実施形態を示す配線系統図である。10は親分電盤であり、20は子分電盤である。親分電盤10の主幹ブレーカ11の一次側は電力系統に接続されており、主幹ブレーカ11の二次側には母線12を介して分岐ブレーカ13が接続されている。本実施形態では、3個の分岐ブレーカ13の二次側に消費電力の大きいエアコンディショナ19が接続されている。また1個の分岐ブレーカ13の二次側に、1台の子分電盤20が電力線14を介して接続されており、この子分電盤20と他の2台の子分電盤20との間は電力線15により渡り配線されている。渡り配線とは、多数の機器を次々と連続して接続し、結果的に各機器を直列に接続する、ジャンパラインと呼ばれる配線である。
【0013】
本実施形態では建物の別々の部屋にそれぞれ子分電盤20を設置しているが、それぞれの子分電盤20を別のフロアに設置してもよく、また部屋やフロアに関係なく設置してもよい。このように、子分電盤20の設置場所は建築物の構造やPLC通信の使用目的に応じて自由に決定することができる。
【0014】
親分電盤10の分岐ブレーカ13の一次側の母線12には、親PLC通信装置16が接続されている。親PLC通信装置16にはブロードバンド及びゲートウエイ17と、ローカルコントローラ18とが接続されている。親PLC通信装置16の役割については後述する。
【0015】
各子分電盤20にも、主幹ブレーカ21と分岐ブレーカ22が設けられている。左側の子分電盤20の主幹ブレーカ21の一次側は、前記した電力線14を介して親分電盤10の分岐ブレーカ13に接続され、電力が供給されている。また中央と右側の2台の子分電盤20にも、渡り配線された電力線15を介して電力が供給されている。
【0016】
各子分電盤20の主幹ブレーカ21の一次側には、子PLC通信装置23が接続されている。PLC通信装置は他のPLC通信装置との間で通信を行う機能を持つとともに、入力されるPLC通信波形を補正して出力するリピータ機能を備えるものである。子PLC通信装置23にはローカルコントローラ24が接続されている。ローカルコントローラ24は子PLC通信装置23との間で通信情報のやり取りを行う装置である。ローカルコントローラ24は赤外線通信部などの無線通信部や有線通信部を備え、屋内に設置されたエアコンディショナ21、テレビ、スマートスピーカ、各種計測機器、人感センサ、温度センサなどのセンサ、及び夫々の機器のリモ-トコントローラなどの機器と通信を行うことができる。
【0017】
上記した構成により本発明のPLC通信システムは、例えばある部屋に設置されている各子分電盤20の子PLC通信装置23から、別の部屋に設置されている各子分電盤20の子PLC通信装置23にPLC通信を行い、さらにローカルコントローラ24から通信対象となる家電機器に通信を行い、その家電機器の制御を行うことが可能となる。また、家電機器からの情報をローカルコントローラ24が受信し、子PLC通信装置23に情報を送り、その家電機器に対して送信先として定められている子分電盤20にPLC通信を行うことができる。
【0018】
この子分電盤20間のPLC通信は、渡り配線された電力線15を介して行われる。この電力線15は線径が太くインピーダンスが小さいうえに分岐がないため、通信波形が減衰しにくい。それにより低ノイズの通信環境となり、例えば居室間の通信であっても高速かつ安定したPLC通信が可能となる。しかも、例えば左側の子分電盤20の子PLC通信装置23から、右側の子分電盤20の子PLC通信装置23に通信を行う場合には、中央の子分電盤20の子PLC通信装置23が通信波形を増幅補正するリピータとして機能させることができるため、通信したい子分電盤20間の距離が長い場合にも、安定した通信が可能となる。
【0019】
これに対して図1に示した従来のPLC通信システムでは、分岐ブレーカ3の二次側とコンセント5とを結ぶ電力線4の線径が細いのでインピーダンスが大きくなり、通信波形が減衰し易い、更に周辺の家電機器のAC/DCアダプタ等に内蔵されたコンデンサにより信号が吸収されてしまうため、安定したPLC通信を行うことが難しい。なお、無線通信も居室間の壁による波形の劣化があるため、安定した通信ができないおそれがある。
【0020】
さらに図1に示した従来のPLC通信システムでは、分岐ブレーカ3が過電流などによりトリップした場合には、他の分岐PLC通信装置6との間の電路が遮断されてしまうのでPLC通信を行うことができなくなる。これに対して本発明のPLC通信システムでは、子分電盤20の主幹ブレーカ21の一次側に子PLC通信装置23を接続しているため、子分電盤20の主幹ブレーカ21や分岐ブレーカ22がトリップした場合にも電路が遮断されることがなく、PLC通信を行うことができる利点がある。
【0021】
上記のように子分電盤20に子PLC通信装置23を設けるほか、図2の実施形態では子分電盤20の複数の分岐ブレーカ22の二次側にも、分岐PLC通信装置25が接続されている。分岐PLC通信装置25は例えばコンセントプラグ式であり、居室内などの閉じた空間内で分岐ブレーカ22を介してPLC通信を行うことができる。分岐PLC通信装置25には、パソコンや電源コンセント等が接続される。分岐PLC通信装置25は居室の中、住居の中というように通信や対話を行う広さを予め設定しておき、必要な範囲にプロトコルや信号出力を限定、調整して通信する場合に適している。例えば居室内用のPLC通信強度を強とし、居室間用のPLC通信強度を弱とすることで、建物全体の混信を防ぐことができる。
【0022】
具体的には、分岐PLC通信装置25と子PLC通信装置23との電路距離は短いので、通信波形が分岐ブレーカ22の二次側に接続されている他の家電機器からの影響を受けたとしても、子PLC通信装置23により増幅補正をすることができる。このため、別の居室に送信したり、送信先までの距離が長い場合にも、分岐PLC通信装置25からの情報を安定して通信することができる。なお、PLC信号は暗号化されて送信され、受信者はPLC信号の共通鍵を用いて復号することで、セキュリティ性を確保することができる。
【0023】
前記したように、本実施形態では親分電盤10に親PLC通信装置16が接続されている。この親PLC通信装置16には2つの機能がある。第1の機能は、子分電盤20間で行われるPLC通信を受信する機能である。受信した信号はブロードバンド及びゲートウエイ17により外部にインターネット通信することができる。第2の機能は、異なる分岐ブレーカ13に接続されている子分電盤20間でPLC通信を行う場合に、その信号波形を増幅補強する機能である。これは親PLC通信装置16がリピータとして機能するためである。なお、親分電盤10の何れかの分岐ブレーカ13がトリップした場合にも、他の分岐ブレーカ13に接続されている子分電盤20との間のPLC通信を維持することができる。
【0024】
図3に示す第2の実施形態は、図2に示した第1の実施形態と基本的に同一である。しかし第2の実施形態では、各子分電盤20の主幹ブレーカ21と分岐ブレーカ22との間に、ブロッキングフィルタ30が挿入されている。ブロッキングフィルタ30は商用周波数のような低周波数の電流は通過させるが、高周波はカットするフィルタである。そのためブロッキングフィルタ30が配置された経路上のPLC通信の波形をブロックするとともに、機器などからのノイズをブロックすることができる。これにより子分電盤20に接続された各種の家電機器からのノイズが子PLC通信装置23に侵入することが防止される。この位置にブロッキングフィルタ30を挿入すると、分岐PLC通信装置25と子PLC通信装置23との間でのPLC通信は行えなくなる。しかし同一の子分電盤20に接続された分岐PLC通信装置25間でのPLC通信は可能である。なお、家電機器と子PLC通信装置23間の通信はWi-Fi、Bluetooth(登録商標)、赤外線などの無線通信や、有線LANなどの有線通信を利用することで、コンセントに多くの家電が接続されていても、それによる劣化がなく通信可能となる。
以下に本発明のPLC通信システムの具体的な使用例を示す。
【0025】
(第1の使用例)
第1の使用例は図2に示した親分電盤10をリビングルームに設置し、3台の子分電盤20を部屋1、部屋2、部屋3に設置したものである。部屋3は老人等の要介護者の部屋であり、部屋1は介護従事者の部屋である。部屋3には人感センサ(人体の動く検知や体温検知を行うセンサ)や、緊急通報装置や、スピーカ・マイクを搭載した音声通信機器などの情報機器が設置されている。音声通信機器はスマートスピーカと連携させてもよい。
【0026】
情報機器からの情報を部屋3の子分電盤20の主幹ブレーカ21の一次側に接続された子PLC通信装置23に送信する。この送信方法としては、Wi-Fi、Bluetooth(登録商標)、赤外線などの無線通信や、有線LANやPLC通信などの有線通信を利用することができる。このPLC通信には従来のような問題点があるとしても、同室内での通信であれば通信距離が短く、PLC通信波形を劣化させる家電機器の数が少ないため、利用可能な場合がある。
【0027】
部屋3の子PLC通信装置23は、介護従事者の部屋1の子PLC通信装置23にPLC通信を行う。部屋1と部屋3との距離が遠く波形が大きく劣化してしまう場合には、中間にある部屋2の子PLC通信装置23を中継点とし、通信波形を増幅するなどの補正を行ったうえで部屋1の子PLC通信装置23にPLC通信を行うことができる。部屋1の子PLC通信装置23は部屋3から送信されてきた情報を部屋1のローカルコントローラ24を介してテレビ、スピーカやその他の通知手段に通信する。このようにして、要介護者からの情報を介護従事者が把握することができる。また逆に、部屋1の介護従事者から部屋3の要介護者に通信することもできる。なお、部屋2と部屋3との間で情報の送受信を行うほか、全ての部屋で情報を共有することも可能である。それによりどの部屋にいても要介護者と情報をやり取りすることが可能となる。
【0028】
(第2の使用例)
第2の使用例では、情報の種類により通信先を選択できる機能を子PLC通信装置23に持たせる。これにより、人感センサが異常を検知したり、緊急通報装置からの緊急通報があった場合には、全ての部屋の子PLC通信装置23に対してPLC通信を行い、その他の緊急性の高くない情報の通信は部屋1に対してのみ行うことができる。
【0029】
(第3の使用例)
第3の使用例では、図4に示すように親分電盤10がマンションの管理人室に設置され、その各々の異なる分岐ブレーカ13の二次側にABCDの4組の子分電盤20が接続されている。この例では4世帯が入居しており、各組の子分電盤20は同一世帯の別の部屋に配置されている。セキュリティの観点から、各組の子分電盤20の子PLC通信装置23に、渡り配線された同一世帯内の他の子分電盤20との間での通信は可能であるが、親分電盤10と子分電盤20との間では通信できないように制限する機能を持たせておく。この構成は、オフィスビル内で同一会社や同一部署間でのPLC通信にも適用可能である。すなわち、子PLC通信装置23に同一会社や同一部署間以外へのPLC通信を制限する機能を持たせておけばよい。その逆で、各々の子分電盤20の組から親PLC通信装置16にPLC通信を行わせてもよい。そうすることで、管理人が各子分電盤20や各組の電力使用量を把握することができる。その他にも、各組の子分電盤20との間でPLC通信を行うことも可能である。その場合、親分電盤10を介して通信され、親PLC通信装置16が全ての子分電盤20の組間のPLC通信のリピータとして機能することができる。そのため、子分電盤20の組間のPLC通信で親PLC通信装置16が共有化することができ、効率のよい通信環境となる。
【0030】
以上に説明したように、本発明のPLC通信システムによれば、通信専用線を設置した環境でない場合にも、既設の電力線により安定した通信が可能となる。
【符号の説明】
【0031】
1 分電盤(従来技術)
2 主幹ブレーカ
3 分岐ブレーカ
4 電力線
5 コンセント
6 分岐PLC通信装置
7 家電機器
8 母線
10 親分電盤(本発明)
11 主幹ブレーカ
12 母線
13 分岐ブレーカ
14 電力線
15 電力線
16 親PLC通信装置
17 ブロードバンド及びゲートウエイ
18 ローカルコントローラ
19 エアコンディショナ
20 子分電盤
21 主幹ブレーカ
22 分岐ブレーカ
23 子PLC通信装置
24 ローカルコントローラ
25 分岐PLC通信装置
30 ブロッキングフィルタ
図1
図2
図3
図4