(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-21
(45)【発行日】2023-09-29
(54)【発明の名称】草刈機用カバー
(51)【国際特許分類】
A01D 34/90 20060101AFI20230922BHJP
A01D 34/73 20060101ALI20230922BHJP
【FI】
A01D34/90 C
A01D34/73 101
(21)【出願番号】P 2019150775
(22)【出願日】2019-08-21
【審査請求日】2022-08-02
(73)【特許権者】
【識別番号】519303313
【氏名又は名称】有限会社植木工業
(74)【代理人】
【識別番号】100129207
【氏名又は名称】中越 貴宣
(72)【発明者】
【氏名】植木 孝一
【審査官】坂田 誠
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3119405(JP,U)
【文献】特開2001-320931(JP,A)
【文献】特開2001-231330(JP,A)
【文献】特開2017-12048(JP,A)
【文献】特表2012-523834(JP,A)
【文献】実開昭60-139421(JP,U)
【文献】特開2001-258352(JP,A)
【文献】実開平4-80316(JP,U)
【文献】韓国公開特許第10-2010-0046327(KR,A)
【文献】米国特許出願公開第2007/0084062(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01D 34/90
A01D 34/73
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ナイロンコードを高速回転させることによって草刈り作業を行う草刈機用のカバーであって、
少なくとも、前記ナイロンコードを収容するナイロンカッター本体の上方、両側方及び後方を覆って取り付けられ、前方に開口部を備える可撓性のカバー本体と、
前記カバー本体の両側方部の下端縁部に沿って各々配設される
長尺筒状の一対のソール部と
、
を備え、
前記
一対のソール部の各々の前方部が、前記開口部の両側端に沿って上方にわん曲していることを特徴とする草刈機用カバー。
【請求項2】
前記カバー本体の両側方部
の下端外側面、及び
前記カバー本体の後方部の下端縁部に沿って、可撓性の暖簾部材が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の
草刈機用カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は草刈機用カバーに関し、特にナイロンコードを高速回転させることによって草刈り作業を行う草刈機に好適なカバーに関する。
【背景技術】
【0002】
草刈機における刈刃としては、金属刃、ナイロンカッター、樹脂刃等があり、草刈り作業が行われる場所の環境や作業範囲、作業箇所等に応じて選択される。特に、ナイロンカッターは、障害物に沿って草刈り作業を行う場合(所謂、キワ刈り)や砂利が多い場所等に適しており、最近ではケーブル等が張り巡らされ、金属刃の使用が危険な太陽光発電設備における維持管理作業において、太陽光パネルの設置土台周辺等の草刈り作業に利用されている。
【0003】
しかし、ナイロンカーターによる草刈り作業においては、ナイロンカッターが多くの砂利や刈り取った雑草等を周囲に飛散させ、砂埃等も発生しやすい。従って、太陽光発電設備においては、ナイロンカッターによって飛散した砂利が太陽光パネルを損傷するおそれや、砂埃によって太陽光パネル表面が汚れてしまうといった問題がある。
【0004】
また、従来から草刈機用のカバーに関する種々の発明が開示されている(例えば特許文献1及び特許文献2参照。)。特許文献1に開示された草刈機防塵カバーは、草刈機、回転ローター切刃、ナイロンカッター上部と側面部に透明合成樹脂(ビニール)カバーを設けたことを特徴とし、側面部は地面に接触する構成とされている。
【0005】
上記の構成を備える特許文献1に係る草刈機防塵カバーによると、「小石、小枝、雑草等の跳ね乗離もなく、土ぼこり、砂ぼこりも飛ばさず、環境にもよく、防塵カバーの素材が合成樹脂(ビニール)で物体が追突しても衝撃が激減、草刈機使用にも安定性が確保できる。カバーが透明で回転ローター部の切刃、ナイロンカッター部を観察しながら作業できる。」と記載されている。
【0006】
また、特許文献2に開示された飛散物防護プラスチックカバーは、「草刈り機で草刈り、草取りに飛散物が顔面や人体、作物等に当り損傷被害を被っていた、草刈り機のネック部分にプラスチックカバーをかぶせ、ナイロン紐カッター使用時は、平版で広く取り、飛散物を受け止め、板の手前部分を下方に折り曲げることにより、足元の飛散物防護カバーとする、地上地中の草取りカッター使用には上、側壁の飛散物を受け止め、防護できる物として、ポット型プラスチック防護カバーとして、両具共に手前部分に軌道軸パイプを入れる穴を設ける、挿入切り込み口から押しこみ、穴に治める、こうすることにより安定した装備により飛散物防護ができる」ことを特徴としている。
【0007】
上記の構成を備える特許文献2に係る飛散物防護プラスチックカバーによると、「飛散物防護、にプラスチックカバーを草刈り機のネック部分に取付けるだけで防護完備出来るのである、ナイロン紐カッターではプラスチックカバーを被せたままで刈り取りたい部分の確認がとれて、その作業を進ませることができる、草取りカッターでの使用はポット型飛散物防護カバーを被せ、作物の間の草とりをして、隣接作物をいためない人体にも飛散しない」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】実用新案登録第3119405号公報
【文献】特開2013-63057号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
上記のとおり、障害物が多い場所の草刈り作業においてはナイロンカッターが好適である。しかし、金属刃や樹脂刃に比べて飛散物が多いため、飛散物によって草刈り作業を行う場所に設置されている周辺設備を損傷するおそれがあり、非常に慎重な作業が要求されるため、作業効率が非常に悪かった。
【0010】
また、特許文献1に開示された草刈機防塵カバーや特許文献2に開示された飛散物防護プラスチックカバーによると、刈り取った雑草や砂利の飛散をある程度、防ぐことができるものと思料する。しかし、特許文献1に開示された草刈機防塵カバーでは、前方に進みながら草刈り作業を行ったり、作業者を中心に左右に円弧を描きながら草刈り作業を行ったりする場合、防塵カバーが地面に引っ掛かるおそれがある。
【0011】
また、特許文献2に開示された飛散物防護プラスチックカバーのうち、平板状の態様では周囲への飛散物の飛散を有効に防止することが困難であるものと思料する。一方、ポット型プラスチックカバーの態様では、飛散物の周囲への飛散は防ぐことができても、カバー内へ雑草を導入しにくいものと思料する。
【0012】
そこで本願発明者は、上記の問題点に鑑み、ナイロンコードを高速回転させることによって草刈り作業を行う草刈機用のカバーにおいて、雑草や砂利等の飛散物から作業者や草刈り作業が行われる場所に設置されている各種設備等を保護すると共に、草刈り作業の作業性の大幅な向上を図ることができる草刈機用カバーを提供するべく鋭意検討を重ねた結果、本発明に至ったのである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
即ち、本発明の草刈機用カバーは、ナイロンコードを高速回転させることによって草刈り作業を行う草刈機用のカバーであって、少なくとも、前記ナイロンコードを収容するナイロンカッター本体の上方、両側方及び後方を覆って取り付けられ、前方に開口部を備える可撓性のカバー本体と、前記カバー本体の両側方部の下端縁部に沿って各々配設されるソール部とを備え、前記ソール部の各々の前方部が、前記開口部の両側端に沿って上方にわん曲していることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の草刈機用カバーにおいて、前記カバー本体の両側方部の下端縁部及び後方部の下端縁部に沿って、可撓性の暖簾部材が配設されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明の草刈機用カバーによると、ナイロンコードによって草刈り作業を行う際、刈り取った雑草や砂利等が周囲に飛散することを防止することができる。特に、可撓性のカバー本体が、ナイロンカッター本体の上方、両側方及び後方を覆って取り付けられるとともに、カバー本体の前方には開口部を備えるため、除草対象となる雑草を容易にカバー本体内へ導入することができる。また、ナイロンコードによって刈り取られた雑草や砂利等は、カバー本体によって周囲への飛散が防止される。従って、作業の安全性の向上が図られ、作業者を飛散物から有効に保護することができるとともに、草刈り作業が行われる場所に設置されている各種設備等も飛散物から保護することが可能となる。更には、飛散物から作業者や周辺設備を有効に保護することができるため、作業性の大幅な向上を図ることができる。
【0016】
また、本発明の草刈機用カバーにおいて、カバー本体の両側方部の下端縁部に沿って各々ソール部が配設されているため、地面に接地させた状態でスライド移動させながら草刈り作業を行うことができ、作業性の向上を図ることができるとともに、地面とカバー本体との間に隙間ができにくくなり、雑草や砂利等の周囲への飛散防止効果も向上される。更に、ソール部の各々の前方部が、カバー本体の開口部の両側端に沿って上方にわん曲しているため、本発明の草刈機用カバーを地面に設置させた状態で前進しながら草刈り作業を行う場合でも、草刈機に係るナイロンカッター本体が地面に引っ掛かることを防止でき、作業性の更なる向上を図ることができる。
【0017】
また、本発明の草刈機用カバーにおいて、カバー本体の両側方部及び後方部の下端縁部に沿って、可撓性の暖簾部材を配設することによって、雑草や砂利等の飛散物から作業者や草刈り作業が行われる場所の周辺設備等を保護する効果が一段と高まる。更に、草刈機の作業角度が変わっても、地面と草刈機用カバー本体との隙間を暖簾部材によって塞ぐことができるため、飛散物の周囲への飛散防止効果をより一層向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の一実施形態に係る草刈機用カバーの側面図である。
【
図2】
図1に示した草刈機用カバーの正面図である。
【
図3】
図1に示した草刈機用カバーの背面図である。
【
図4】
図1に示した草刈機用カバーの平面図である。
【
図5】
図1に示した草刈機用カバーを草刈機に取り付けた状態を示す側面図である。
【
図6】
図5におけるX部分の縦方向断面図(断面位置は
図4におけるA-A線)である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の草刈機用カバーの実施形態について、図面に基づいて詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る草刈機用カバー10の側面図、
図2は草刈機用カバー10の正面図、
図3は草刈機用カバー10の背面図、
図4は草刈機用カバー10の平面図である。また、
図5は本実施形態に係る草刈機用カバー10を草刈機11に取り付けた状態を示す側面図、
図6は
図5におけるX部分の縦方向断面図であり、断面位置は
図4の平面図中におけるA-A線の位置である。
【0020】
これらの図に示すように、本実施形態の草刈機用カバー10は、ナイロンコード12を高速回転させることによって草刈り作業を行う草刈機11用のカバーである。具体的には、まずナイロンコード12を収容するナイロンカッター本体14の上方、両側方及び後方を覆って取り付けられ、前方に開口部18を備える可撓性のカバー本体16と、このカバー本体16の両側方部20,20の下端縁部20a,20aに沿って各々配設されるソール部22,22とを備える。
【0021】
図5及び
図6に示すように、カバー本体16内の上方には、草刈機11に係るメインパイプ13を固定するための固定台30及び固定具32が配設されている。カバー本体16に設けられた貫通孔26からメインパイプ13を挿入し、メインパイプ13の先端部を固定具32によって固定台30に固定することによって、草刈機11のメインパイプ13の先端部にカバー本体16が取り付けられることとなる。そして、メインパイプ13の先端にナイロンコード12を収容するナイロンカッター本体14を取り付けることによって、このナイロンカッター本体14がカバー本体16の上方、両側方及び後方によって覆われることとなる。
【0022】
ここで、カバー本体16内に配設されるメインパイプ13の固定台30の高さは特に限定されないが、
図6に示すように、メインパイプ13の先端側(ナイロンカッター本体14の取り付け側)の高さt1を、メインパイプ13の手前側(草刈機11本体側)の高さt2より高くしておくことがより好ましい。メインパイプ13の先端側の高さt1を、メインパイプ13の手前側の高さt2より高くすることによって、メインパイプ13を地面に対してある程度立てた状態でメインパイプ13の先端部にカバー本体16を取り付けることができ、作業者が草刈機11を立った状態で使用する際に、カバー本体16と地面との間の隙間をできにくくすることができる。
【0023】
そして、本実施形態の草刈機用カバー10に係るソール部22,22において、これらソール部22,22の各々の前方部22a,22aが、開口部18の両側端18a,18aに沿って上方にわん曲していることを特徴とする。
【0024】
少なくとも以上の構成を備える本実施形態の草刈機用カバー10によると、草刈機11に係るナイロンコード12によって草刈り作業を行う際、刈り取った雑草や砂利等が周囲に飛散することをカバー本体16によって容易に防止することができる。特に、可撓性のカバー本体16が、ナイロンカッター本体14の上方、両側方及び後方を覆って取り付けられるとともに、カバー本体16の前方には開口部18を備えるため、草刈機用カバー10を地面に接地させた状態で草刈機11を前進移動させることによって、除草対象となる雑草を容易にカバー本体16内へ導入することができる。
【0025】
また、ナイロンコード12によって刈り取られた雑草や砂利等は、カバー本体16によって周囲への飛散が防止されるため、草刈り作業の安全性の向上が図られ、作業者を飛散物から有効に保護することができるとともに、草刈り作業が行われる場所に設置されている各種設備等(例えば、太陽光発電所における太陽光パネル等)も飛散物から保護することが可能となる。更には、飛散物から作業者や周辺設備を有効に保護することができるため、作業者は飛散物による被害を気にする必要が殆どなく、作業性の大幅な向上を図ることができる。
【0026】
また、ナイロンカッター本体14からナイロンコード12を繰り出したい場合は、ナイロンカッター本体14で地面を叩くことによって繰り出すことが可能であるが、ナイロンカッター本体14が地面から少し浮いた状態であっても、カバー本体16が可撓性を備えるため、カバー本体16が撓むことによってナイロンカッター本体14を地面に接触させることができ、ナイロンコード12を容易に繰り出すことができる。更に、ナイロンコード12を繰り出し過ぎた場合でも、ナイロンカッター本体14の上方、両側方及び後方がカバー本体16によって覆われているため、ナイロンコード12がカバー本体16の外側へはみ出すことがなく、雑草や砂利等の周囲への飛散を防止することができる。
【0027】
また、本実施形態の草刈機用カバー10において、カバー本体16の両側方部20,20の下端縁部20a,20aに沿って各々ソール部22,22が配設されているため、地面に接地させた状態でスライド移動させながら草刈り作業を行うことができ、作業性の向上を図ることができるとともに、地面とカバー本体16との間に隙間ができにくくなり、雑草や砂利等の周囲への飛散防止効果も向上される。
【0028】
更に、ソール部22,22の各々の前方部22a,22aが、カバー本体16の開口部18の両側端18a,18aに沿って上方にわん曲しているため、本実施形態の草刈機用カバー10を地面に接地させた状態で前進しながら草刈り作業を行う場合でも、草刈機11に係るナイロンカッター本体14やカバー本体16が地面に引っ掛かることを防止でき、作業性の更なる向上を図ることができる。
【0029】
ここで、本発明の草刈機用カバーにおいて、雑草や砂利等の周囲への飛散防止効果を更に向上するため、各図に示すように、本実施形態の草刈機用カバー10には可撓性の暖簾部材28が配設されている。より具体的には、本実施形態の草刈機用カバー10に係るカバー本体16の両側方部20,20の下端縁部20a,20a、及び後方部24の下端縁部24aに沿って、可撓性を備える複数の暖簾部材28が配設されている。このように、カバー本体16の両側方部20,20及び後方部24の下端縁部20a,20a,24aに沿って、可撓性を備える複数の暖簾部材28を配設することによって、雑草や砂利等の飛散物から作業者や草刈り作業が行われる場所の周辺設備等を保護する効果が一段と高まる。更に、草刈機11の作業角度や地面の状態が変わっても、地面とカバー本体16との隙間を暖簾部材28によって塞ぐことができるため、雑草や砂利等の周囲への飛散防止効果をより一層向上することができる。
【0030】
なお、暖簾部材28は一体成形された態様であってもよいが、各図に示すように、複数に分割された暖簾部材28をカバー本体16の両側方部20,20の下端縁部20a,20a、及び後方部24の下端縁部24aに沿って配設することが特に好ましい。複数に分割された暖簾部材28を配設することによって、草刈機用カバー10を地面に接地させた状態で使用する際、地面の凸凹に合わせて各々の暖簾部材28が適宜撓むため、地面とカバー本体16との隙間をより一層、塞ぐことができる。
【0031】
また更に、本実施形態の草刈機用カバー10では、カバー本体16に配設したソール部22,22における地面との接地部分をできるだけ少なくするとともに、カバー本体16の両側方部20,20の下端縁部20a,20a、及び後方部24の下端縁部24aと地面との間に形成される隙間を複数の暖簾部材28で塞ぐことによって、雑草や砂利等の周囲への飛散を防止しつつ、草刈機用カバー10を地面に接地させた状態でスムーズに移動させることができる。
【0032】
なお、本実施形態の草刈機用カバー10は、作業性の向上を図るべく、草刈機11のメインパイプ13にこの草刈機用カバー10を取り付けて作業者が立った状態で草刈り作業を行う際には、カバー本体16が前方に向かって斜め下方向に傾斜した状態となり、ソール部22,22と地面との接地部分ができるだけ少なくなるように構成されている。そして、斜め下方向に傾斜した状態となるカバー本体16と地面との間に形成される隙間を塞ぐため、暖簾部材28の長さは、カバー本体16の前方から後方に向かって、徐々に長くなるように設定されている。暖簾部材28の長さを、カバー本体16の前方から後方にいくにしたがって徐々に長くしておくことによって、カバー本体16の後方部24側が上方に持ち上げられても、カバー本体16と地面との間に隙間ができにくくなり、雑草や砂利等の周囲への飛散を防止することができる。
【0033】
以上に例示した本発明の実施形態に係る草刈機用カバー10は、本発明の技術的思想を実質的に限定するものと解してはならない。本発明はその要旨を逸脱しない範囲で、当業者の創意と工夫により、適宜に改良、変更又は追加をしながら実施できる。
【符号の説明】
【0034】
10:草刈機用カバー
11:草刈機
12:ナイロンコード
13:メインパイプ
14:ナイロンカッター本体
16:カバー本体
18:開口部
18a:開口部の側端
20:側方部
20a:側方部の下端縁部
22:ソール部
22a:ソール部の前方部
24:後方部
24a:後方部の下端縁部
26:貫通孔
28:暖簾部材
30:固定台
32:固定具