(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-21
(45)【発行日】2023-09-29
(54)【発明の名称】電気車両またはハイブリッド車両を充電する電気入力コネクタユニット
(51)【国際特許分類】
H01R 13/66 20060101AFI20230922BHJP
B60K 6/22 20071001ALI20230922BHJP
B60L 53/16 20190101ALI20230922BHJP
H02J 7/00 20060101ALI20230922BHJP
【FI】
H01R13/66 ZHV
B60K6/22
B60L53/16
H02J7/00 P
H02J7/00 301B
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2019114185
(22)【出願日】2019-06-20
【審査請求日】2022-03-10
(31)【優先権主張番号】102018000006615
(32)【優先日】2018-06-25
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】519223712
【氏名又は名称】ティーイー コネクティビティ イタリア ディストリビューション エッセ エッルレ エッレ
(74)【代理人】
【識別番号】100100077
【氏名又は名称】大場 充
(74)【代理人】
【識別番号】100136010
【氏名又は名称】堀川 美夕紀
(74)【代理人】
【識別番号】100130030
【氏名又は名称】大竹 夕香子
(74)【代理人】
【識別番号】100203046
【氏名又は名称】山下 聖子
(74)【代理人】
【識別番号】100121533
【氏名又は名称】佐々木 まどか
(72)【発明者】
【氏名】スピンチッチ,デミス
(72)【発明者】
【氏名】ジェンタ,アレッサンドロ
【審査官】松原 陽介
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-099764(JP,A)
【文献】特開平11-032110(JP,A)
【文献】中国実用新案第201689995(CN,U)
【文献】米国特許第07553198(US,B1)
【文献】特開平09-285022(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01R 13/56-72
B60K 6/22
B60L 53/16
H02J 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気車両またはハイブリッド車両を充電する電気入力コネクタユニットであって、車両に取り付けることができるコネクタ本体(2)を備え、前記コネクタ本体(2)は、充電ケーブルによって保持されているコネクタの対応するコンタクトを受け取る複数の電気入力コンタクト(42、44)を有しており、前記コネクタ本体(2)は、前記複数の電気入力コンタクト(42、44)を支承する中心部分(4)を有している、電気入力コネクタユニットにおいて、
前記コネクタ本体(2)は、
支持筐体(3)と、前記支持筐体(3)内に形成されている少なくとも1つのソケット(33)を有し、前記ソケット(33)は、
前記支持筐体(3)の前面へ開き、前記複数の電気入力コンタクト(42、44)を支承する前記中心部分(4)に隣接して位置しており、前記ソケット(33)は、充電動作に関する情報を制御および/または提供するための人間-機械インターフェースモジュール(HMIモジュール)(5)を
前記支持筐体(3)の前記前面から取外し可能に受け取るように構成されていることを特徴とする、電気入力コネクタユニット。
【請求項2】
前記ソケット(33)は、前記ソケット(33)内への前記HMIモジュール(5)の摺動運動によって前記HMIモジュール(5)を受け取るように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の電気入力コネクタユニット。
【請求項3】
前記HMIモジュール(5)を備え、前記HMIモジュール(5)は、
- 前記コネクタ本体(2)の前記ソケット(33)内に受け取られるように構成された筐体(50)と、
- 前記筐体(50)内に取り付けられた少なくとも1つの電子基板(51)と、
- 前記筐体(50)の一端に取り付けられた、人間-機械インターフェース(55)を支承する支持体(54)とを含んでいることを特徴とする、請求項1または2に記載の電気入力コネクタユニット。
【請求項4】
前記複数の電気入力コンタクト(42、44)を支承する前記中心部分(4)が、前記支持筐体(3)に取外し可能に接続さ
れていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の電気入力コネクタユニット。
【請求項5】
前記HMIモジュール(5)は、前記HMIモジュール(5)および前記コネクタ本体(2)の一方によって支承される少なくとも1つの案内リブ(504)が、前記HMIモジュール(5)および前記コネクタ本体(2)の他方によって支承される案内溝(333)内に相互係合することで、前記ソケット(33)内へ摺動することによって取り付けられることを特徴とする、請求項2に記載の電気入力コネクタユニット。
【請求項6】
前記少なくとも1つの案内リブ(504)および前記案内溝(333)はそれぞれ、蟻継ぎプロファイルを有していることを特徴とする、請求項5に記載のコネクタユニット。
【請求項7】
前記ソケット(33)は、前記支持筐体(3)の側面へ開いていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のコネクタユニット。
【請求項8】
電気車両またはハイブリッド車両を充電する電気入力コネクタユニットを製造する方法であって、複数の電気入力コンタクト(42、44)を支承する中心部分(4)を有するコネクタ本体(2)を作製する段階を含む方法において、前記コネクタ本体(2)は、
支持筐体(3)と、前記支持筐体(3)内に形成されるソケット(33)を有するように形成され、前記ソケット(33)は、
前記支持筐体(3)の前面へ開き、人間-機械インターフェースモジュール(HMIモジュール)(5)を
前記支持筐体(3)の前記前面から取外し可能に受け取るように構成され、前記方法はまた、前記HMIモジュール(5)を提供するステップと、作製される前記電気入力コネクタユニットが人間-機械インターフェース(55)を備えるように、前記HMIモジュール(5)を前記ソケット(33)内へ取り付けるステップとを含むことを特徴とする、方法。
【請求項9】
前記HMIモジュール(5)が提供され、前記HMIモジュール(5)は、前記ソケット内に取外し可能に受け取られるように構成された筐体(50)と、前記筐体(50)内に取り付けられた少なくとも1つの電子基板(51)と、前記筐体(50)の一端内に取外し可能に取り付けられた前記人間-機械インターフェース(55)を支承する支持体(54)とを含み、前記人間-機械インターフェース(55)を支承する前記支持体(54)は、異なるタイプのインターフェースを備える複数の異なるモデルから選択されることを特徴とする、請求項
8に記載の方法。
【請求項10】
前記ソケット(33)は、前記支持筐体(3)の側面へ開いていることを特徴とする、請求項8または9に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気車両またはハイブリッド車両の1つまたは複数の電池を充電する電気入力コネクタユニットであって、車両に取り付けることができるコネクタ本体を備え、コネクタ本体が、充電ケーブルによって保持されているコネクタの対応するコンタクトを受け取るのに好適な複数の電気入力コンタクトを有し、コネクタ本体が、前述の電気入力コンタクトを支承する中心部分を有するタイプの電気入力コネクタユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
使用者が充電動作中に、充電動作、たとえば車両の電池の充電状態に関する情報を制御および/または受信することができる人間-機械インターフェース(HMI)に関連する電気車両またはハイブリッド車両を充電する電気入力コネクタユニットが、すでに提案されている。このタイプのコネクタユニットは、たとえば、DE102016000311A1、特開平07-087607、およびDE102012004874A1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】DE102016000311A1
【文献】特開平07-087607
【文献】DE102012004874A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、それぞれの用途特有の必要性に応じて、人間-機械インターフェースを有するように、人間-機械インターフェースなしで、または異なるインターフェース特徴を有するように、容易に構成することができるコネクタユニットを、比較的低いコストで大量生産することを可能にするようにモジュール式に設計された比較的簡単な構造および低いコストを有する、電気車両またはハイブリッド車両を充電する電気入力コネクタユニットを提供することである。
【0005】
本発明のさらなる目的は、人間-機械インターフェースを装着することができ、簡単かつ迅速に組み立てて設置することができる、上述したタイプのコネクタユニットを提供することである。
【0006】
本発明のさらなる目的は、簡単に使用することができ、使用の際に信頼性のあるコネクタユニットによって、これらの目的を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の目的の1つまたは複数を実現するために、本発明は、本明細書の冒頭に記載した特徴を有する電気車両またはハイブリッド車両を充電する電気入力コネクタユニットに関し、この電気入力コネクタユニットはまた、コネクタ本体が、少なくとも1つのソケットを有し、ソケットは、コネクタ本体の前面へ開き、電気入力コンタクトを支承する中心部分に隣接して位置しており、前記ソケットは、充電動作に関する情報を制御および/または提供するための取外し可能な人間-機械インターフェースモジュール(HMIモジュール)を受け取るように構成されていることを特徴とする。
【0008】
好ましい実施形態では、前記ソケットは、前記ソケット内への前記モジュールの摺動運動によって前記HMIモジュールを受け取るように構成されている。
【0009】
この場合も、上記の好ましい実施形態では、本発明によるコネクタユニットは、HMIモジュールを備え、HMIモジュールは、
- コネクタ本体の前記ソケット内に受け取られるように構成された筐体と、
- 前記筐体内に取り付けられた少なくとも1つの電子基板と、
- 前記筐体の一端に取り付けられた、人間-機械インターフェース(HMI)を支承する支持体とを含んでいる。
【0010】
さらに好ましい機構によれば、コネクタ本体は、支持筐体を含み、電気入力コンタクトを支承する前記中心部分が、支持筐体に取外し可能に接続され、前述のHMIモジュールに対するソケットが、この支持筐体内に形成されている。
【0011】
上記から明らかになるように、本発明によるコネクタユニットは、コネクタユニットの本体が設けられているソケットにHMIモジュールを嵌めることによって、HMIモジュールを有するように容易に構成することができる。産業的な大量生産では、これにより、人間-機械インターフェースのないコネクタユニットモデルおよび当該インターフェースのあるコネクタモデルをどちらも容易に製造することができる。さらに、モジュール筐体に取外し可能に接続された前述の支持体によって保持されているインターフェースを有するHMIモジュールの構成により、異なるインターフェースモデルを有する異なるモデルのコネクタユニットを容易に製造することができる。また、前述の好ましい実施形態では、HMIモジュールに対するソケットを支承する支持筐体の同じ構成を使用しながら、電気入力コンタクトを支承する前述の中心部分の異なる構成を含む異なるモデルのコネクタユニットを提供することが可能である。
したがって、この追加の機構により、電気入力コンタクトを収容する中心部分の構成およびHMIモジュールの構成の両方を変更することによって、HMIモジュールのないコネクタユニット内においても、異なるモデルのコネクタユニットを容易に提供することができる。
【0012】
本発明はまた、請求項7に記載の方法に関する。
【0013】
本発明のさらなる特徴および利点は、純粋に非限定的な例として提供される添付の図面を参照する以下の説明から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】HMIモジュールが取り外されている、本発明によるコネクタユニットの一実施形態の斜視図である。
【
図2】コネクタユニットの本体内のそのソケット内へHMIモジュールを導入する段階の
図1のコネクタユニットを示す図である。
【
図3】HMIモジュールがコネクタユニット本体内のソケット内に取り付けられている、
図1および
図2のコネクタユニットの斜視図である。
【
図6】HMIモジュール筐体およびHMIモジュール筐体が受け取られたコネクタ本体のソケットの細部の斜視図である。
【
図7】HMIモジュール筐体およびHMIモジュール筐体が受け取られたコネクタ本体のソケットの細部の斜視図である。
【
図9】電気入力コンタクトを支承するコネクタユニットの中心部分の異なる構成を有しているという点で
図1~3のコネクタユニットとは異なる、異なるモデルのコネクタユニットを示す斜視図である。
【
図10】電気入力コンタクトを支承するコネクタユニットの中心部分の異なる構成を有しているという点で
図1~3のコネクタユニットとは異なる、異なるモデルのコネクタユニットを示す斜視図である。
【
図11】電気入力コンタクトを支承するコネクタユニットの中心部分の異なる構成を有しているという点で
図1~3のコネクタユニットとは異なる、異なるモデルのコネクタユニットを示す斜視図である。
【
図12】電気入力コンタクトを支承するコネクタユニットの中心部分の異なる構成を有しているという点で
図1~3のコネクタユニットとは異なる、異なるモデルのコネクタユニットを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
図1~3で、番号1は、電気車両またはハイブリッド車両の電池を充電する入力コネクタユニットを全体として示す。コネクタユニット1は、プラスチック材料から作られたコネクタ本体2を備え、コネクタ本体2は支持筐体3を含み、支持筐体3には、充電ケーブルによって保持されているプラグコネクタの電気コンタクトと協働することが意図された、コネクタユニットの電気入力コンタクトを支承する中心部分4が、取外し可能に接続される。
【0016】
本明細書および添付の図面では、電気入力コンタクトを支承する中心部分4と支持筐体3との間の接続に関する構造の詳細は、任意の周知の方法で作製することができるため、示されていない。個々の電気コンタクトの詳細、およびコネクタユニット1のコネクタ本体2の中心部分4内に受け取られて取り付けられる方法も、任意の周知の方法で作製することができるため、やはり示されていない。
【0017】
支持筐体3はフレーム状であり、開口30が中心部分4へのアクセスを与えている。
図1~3に示す例は、中心部分4が交流充電のための電気入力コンタクトを支承する部分40および直流充電のための電気入力コンタクトを収容する部分41の組合せを含むコネクタユニットモデルに関する。部分40は、それぞれのレセプタクル43内に配置された複数の電気入力コンタクト42を含む。部分41は、それぞれのレセプタクル45内に配置された電気入力コンタクト44を含む。
【0018】
図示の例では、支持筐体3はまた、入力コンタクトの領域を照らすように中心部分4の両側に配置された2つの照明400(そのうち1つを
図1~3に見ることができる)を保持する。
【0019】
コネクタユニット1のコネクタ本体2の一部である支持筐体3はまた、車両の外側からアクセス可能な部分に複数のフランジ31を含み、フランジ31内には、固定ねじ(図示せず)を係合してコネクタユニット1を車両の支持構造に固定するための孔32が形成される。
【0020】
図1~3を再び参照すると、支持筐体3は、人間-機械インターフェース(HMI)を支承するモジュール5を取り付けるためのソケット33を画定する。
【0021】
図示の例では、ソケット33は、支持筐体3の本体によって支持筐体3の片側に形成された空洞によって画定されており、垂直かつ実質上平坦な後壁330と、上端および下端に2つの端壁331および332とを有する。図示の例では、端壁331、332は実質上平坦であり、互いに平行であり、後壁330に対して実質上直角である。当然ながら、ソケット33のこの構成は、ここで純粋な例として与えられている。
【0022】
図1および
図7を再び特に参照すると、端壁331および332のそれぞれに隣接して、支持筐体3の本体は、案内溝333を画定する(図面では、端壁332に隣接する案内溝333のみが示されており、
図7により大きい倍率で見ることができる)。案内溝333は、以下により詳細に説明するように、ソケット33内へのHMIモジュール5の摺動嵌めを案内する。
図7を参照すると、各案内溝333は、後面333aと、後面333aとの蟻継ぎプロファイルを画定するように収束している2つの側面333bとを有する。当然ながら、上述したソケット33の形状および案内溝333の配置はどちらも、ここで例示のみを目的として提供されている。
【0023】
図4、
図5、
図8を参照すると、HMIモジュール5は、プラスチック材料から作られた筐体50を含み、筐体50内には、電子制御回路を有する1つまたは複数のPCB電子基板51が取り付けられている。
【0024】
HMIモジュール5の後端は、車両に搭載されている電子コントローラにPCB電子基板51を接続するための電気コンタクト53を有する電気コネクタ52を含む。
【0025】
その前端では、HMIモジュール5の筐体50は、インターフェース55を支承する支持体54によって閉じられている。
【0026】
例として、
図4は、たとえば充電開始時間をプログラムすることが可能であるボタン550と、たとえばボタン550によって選択された動作モードを示すディスプレイ551と、充電中に下から上へ累進的に点灯し、次いで点灯したまま車両電池充電状態を示す複数の表示灯552とを含むインターフェース55を示す。
【0027】
当然ながら、
図4に示すインターフェース55の構成は、ここで単なる一例として与えられている。本発明の利点の1つは、インターフェース55を支承する支持体54を交換することが可能であることにより、車両製造者の特有の要件に応じて異なるインターフェースを製造することができるようにHMIモジュールが構成されていることにある。
【0028】
図4および
図5を特に参照すると、HMIモジュール5の筐体50は、前面で支承するインターフェース55と、後面で支承する電気コネクタ52と、2つの垂直の側壁501と、上壁502と、下壁503とを有する。
【0029】
上壁502および下壁503はどちらも、支持筐体3内のそれぞれの案内溝333(
図1)と協働するように設計された案内リブ504を有するように形成される。
図6の拡大した詳細図に見ることができるように、各案内リブ504は、上面504aと、それぞれの案内溝333(
図7)の蟻継ぎプロファイルに対応する蟻継ぎプロファイルを画定するように互いに広がっている2つの側面504bとを有する。
【0030】
図3は、コネクタユニット1の支持筐体3のソケット33内へHMIモジュール5を取り付ける段階を示し、モジュール5は、コネクタユニットの前面に直角の方向にモジュール5を摺動させ、案内リブ504をそれぞれの案内溝333内で係合させることによって、ソケット33内へ挿入される。HMIモジュール5は、ソケット33内でその完全に取り付けられた状態に位置決めされた後、HMIモジュール5の筐体50のフランジ506内に形成された孔505(
図4および
図5)を通って、ならびに支持筐体3のフランジ31によって支承されている雌ねじ付きブッシュ34(
図1参照)内で係合するねじ6によって、コネクタユニット1の支持筐体3に固定される。
【0031】
図9~12は、中心部分4の構成のみが
図1~3のコネクタユニットとは異なる、ハイブリッド車両または電気車両の1つまたは複数の電池を充電する異なるモデルの入力コネクタユニットを示し、
図9の場合のように交流充電のための部分40および直流充電のための部分41を含む組み合わせたタイプ、または
図10~12に示すように異なるコンタクト構成を有するが交流充電のみに好適なタイプのいずれかとすることができる。
【0032】
異なるモデルのコネクタユニット1は、HMIモジュール5を受け取る準備ができているソケット33を有する支持筐体3は変えないまま、中心部分4のみを変更することによって作製することができる。
【0033】
したがって、上述したモジュール構造を有することで、HMIモジュール5は、異なる構成の電子制御回路および異なるコネクタを有する異なるインターフェースに容易かつ迅速に適合させることができる。また、ソケット33が空のままのHMIモジュール5のないコネクタユニット1を作製することも可能である。
【0034】
当然ながら、本発明の原理に対する先入観なしに、構造および実施形態の詳細は、本発明の範囲を逸脱することなく、純粋な例として記載および図示したものから大きく変えることができる。