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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-21
(45)【発行日】2023-09-29
(54)【発明の名称】電気掃除機
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/24 20060101AFI20230922BHJP
   A47L 9/32 20060101ALI20230922BHJP
   A47L 5/28 20060101ALI20230922BHJP
   A47L 9/00 20060101ALI20230922BHJP
【FI】
A47L9/24 Z
A47L9/32 B
A47L5/28
A47L9/00 B
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2019127731
(22)【出願日】2019-07-09
(65)【公開番号】P2021010683
(43)【公開日】2021-02-04
【審査請求日】2022-03-10
(73)【特許権者】
【識別番号】503376518
【氏名又は名称】東芝ライフスタイル株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100141139
【弁理士】
【氏名又は名称】及川 周
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100175824
【弁理士】
【氏名又は名称】小林 淳一
(74)【代理人】
【識別番号】100135301
【弁理士】
【氏名又は名称】梶井 良訓
(74)【代理人】
【識別番号】100146835
【弁理士】
【氏名又は名称】佐伯 義文
(74)【代理人】
【識別番号】100129115
【弁理士】
【氏名又は名称】三木 雅夫
(74)【代理人】
【識別番号】100203297
【弁理士】
【氏名又は名称】橋口 明子
(72)【発明者】
【氏名】清水 孝吉
(72)【発明者】
【氏名】大津 育弘
(72)【発明者】
【氏名】市川 洋光
(72)【発明者】
【氏名】興津 信秀
(72)【発明者】
【氏名】大島 拳斗
(72)【発明者】
【氏名】山本 恵美
【審査官】遠藤 邦喜
(56)【参考文献】
【文献】特開2018-015411(JP,A)
【文献】特開2018-108228(JP,A)
【文献】特開2016-182318(JP,A)
【文献】特開2014-101743(JP,A)
【文献】登録実用新案第3165775(JP,U)
【文献】特開2016-049141(JP,A)
【文献】実開昭54-041926(JP,U)
【文献】実開昭58-145147(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47L 9/24
A47L 9/32
A47L 5/28
A47L 9/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電動送風機、吸引口、および前記吸引口と異なる排気口を備える掃除機本体と、
前記排気口に着脱可能なブロアアタッチメントと、
前記掃除機本体の前記吸引口および前記ブロアアタッチメントに選択的に着脱可能に取り付けられる吸引用部材と、を備え、
前記ブロアアタッチメントは、
内部に排気風路を有するアタッチメント本体と、
前記アタッチメント本体に設けられ、前記掃除機本体の前記排気口に対して着脱可能に取り付けられる連結部と、
前記アタッチメント本体に設けられ、前記排気口からの排気が前記排気風路を経由して排出されるとともに、ブロア用部材または前記吸引用部材が着脱可能に取り付けられる送風口と、
前記送風口に対する前記吸引用部材の固定を解除する操作部と、
を備え、
前記連結部から前記排気風路が曲折し、前記送風口の開口する向きと前記連結部の開口する向きが異なり、
前記吸引口は、第一方向に開口し、前記吸引口に取り付けられる前記吸引用部材は前記第一方向に沿って配置され、
前記ブロアアタッチメントが前記掃除機本体に取り付けられた状態で前記送風口は前記第一方向に開口し、かつ、前記送風口に取り付けられる前記吸引用部材は、前記第一方向に沿って配置され
前記アタッチメント本体は、前記連結部と隣り合う第一端部と、前記第一端部とは反対側に位置した第二端部とを有し、
前記操作部は、前記第二端部に設けられている電気掃除機。
【請求項2】
前記送風口には、複数の前記吸引用部材の一つが選択的に取り付けられる
請求項1に記載の電気掃除機。
【請求項3】
複数の前記吸引用部材は、前記掃除機本体に取り付け可能な隙間ノズルを含む
請求項2に記載の電気掃除機。
【請求項4】
複数の前記吸引用部材は、前記掃除機本体に取り付け可能な延長管を含む
請求項2または請求項3に記載の電気掃除機。
【請求項5】
前記送風口は、前記吸引口と同じ形状を有する、
請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電気掃除機。
【請求項6】
前記排気風路の内圧上昇時に前記排気風路を開放するリーク弁をさらに備えた
請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電気掃除機。
【請求項7】
前記リーク弁は、ゴム弁である
請求項に記載の電気掃除機。
【請求項8】
前記掃除機本体において前記排気口とは反対側の表面に設けられ、第一ボタンを有して前記吸引口に対する前記吸引用部材の固定を解除する第一操作部と、
前記ブロアアタッチメントにおいて前記連結部とは反対側の表面に設けられ、第二ボタンを有して前記送風口に対する前記吸引用部材の固定を解除する第二操作部と、を備え、
前記第一ボタンの押込方向と、前記第二ボタンの押込方向とは、互いに逆向きである、
請求項1から請求項のいずれか一項に記載の電気掃除機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電気掃除機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電動送風機の排気をブロアとして利用する電気掃除機がある。このような電気掃除機は、ブロア機能の利便性が向上すると好ましい場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-250972号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、ブロア機能の利便性の向上を図ることができる電気掃除機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の電気掃除機は、電動送風機、吸引口、および前記吸引口と異なる排気口を備える掃除機本体と、前記排気口に着脱可能なブロアアタッチメントと、前記掃除機本体の前記吸引口および前記ブロアアタッチメントに選択的に着脱可能に取り付けられる吸引用部材と、を備え、前記ブロアアタッチメントは、内部に排気風路を有するアタッチメント本体と、前記アタッチメント本体に設けられ、前記掃除機本体の前記排気口に対して着脱可能に取り付けられる連結部と、前記アタッチメント本体に設けられ、前記排気口からの排気が前記排気風路を経由して排出されるとともに、ブロア用部材または前記吸引用部材が着脱可能に取り付けられる送風口と、前記送風口に対する前記吸引用部材の固定を解除する操作部と、を備え、前記連結部から前記排気風路が曲折し、前記送風口の開口する向きと前記連結部の開口する向きが異なり、前記吸引口は、第一方向に開口し、前記吸引口に取り付けられる前記吸引用部材は前記第一方向に沿って配置され、前記ブロアアタッチメントが前記掃除機本体に取り付けられた状態で前記送風口は前記第一方向に開口し、かつ、前記送風口に取り付けられる前記吸引用部材は、前記第一方向に沿って配置され、前記アタッチメント本体は、前記連結部と隣り合う第一端部と、前記第一端部とは反対側に位置した第二端部とを有し、前記操作部は、前記第二端部に設けられている
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】実施形態に係る電気掃除機の側面図。
図2】実施形態に係る電気掃除機の斜視図。
図3】実施形態に係る電気掃除機の断面図。
図4】実施形態に係る電気掃除機の側面図。
図5】実施形態に係るブロアアタッチメントと電気掃除機との接続部分の断面図。
図6】実施形態に係るブロアアタッチメントの斜視図。
図7】実施形態に係るブロアアタッチメントの側面図。
図8】実施形態に係るブロアアタッチメントの上面図。
図9】実施形態に係るブロアアタッチメントの正面図。
図10】実施形態に係るブロアアタッチメントの断面図。
図11】実施形態に係るブロアアタッチメントの断面図。
図12】実施形態に係るブロアアタッチメントの変形例の断面図。
図13】実施形態に係るブロアアタッチメントの変形例の上面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、実施形態のブロアアタッチメントおよび電気掃除機を、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る電気掃除機100の側面図である。図2は電気掃除機100の斜視図である。図3は、電気掃除機100の断面図である。
【0008】
ブロアアタッチメント1は、電気掃除機100の後述する第一排気口208(排気口)に対して取り付けられて使用される。具体的には、電気掃除機100の排気を清掃用のブロアとして使用する際、ブロアアタッチメント1を介してブロア用部材または電気掃除機100の吸引用部材を第二排気口213に接続するためのアタッチメントとして使用される。
【0009】
電気掃除機100は、例えば、掃除機本体200と、ブロアアタッチメント1と、吸引用部材30A、30B、30Cとを備える。以下では、二次電池ユニット210が内蔵されたコードレスタイプであり、所謂スティック型の電気掃除機を例に説明する。但し、電気掃除機100およびブロアアタッチメント1は、コードレスタイプおよびスティック型の例に限定されず、例えば、車輪を含む掃除機本体を有した所謂キャニスタ型や、その他の電気掃除機にも適用可能である。
【0010】
図1および図3に示すように、掃除機本体200は、筐体201、電動送風機212、吸引口203、第一排気口208(排気口)、およびブロア取付部206を備える。掃除機本体200は、この他に、例えば、集塵部240、第二排気口213、二次電池ユニット210、制御部211等を備える。
【0011】
筐体201は、例えば合成樹脂等により形成されている。筐体201は、ハンドル204と、吸引口203と、第一排気口208と、ブロア取付部206と、第二排気口213とが形成されている。筐体201は、内部に上述の電動送風機212等の機構を収容可能な空間および各機構の固定部が形成されている。電動送風機212、二次電池ユニット210、および制御部211は筐体201内に収容されている。
【0012】
以下の説明において、電気掃除機100の吸引口203側を前方向と称し、前方向と反対側の方向であってハンドル204側を後方向と称する。
【0013】
吸引口203は、後述する吸引用部材30A,30Bが取り付けられる開口部である。図3に示すように、吸引口203は吸引管250と連通している。吸引管250の前端部は吸引口203と同軸の筒形状を有する。筒形状の吸引管250の中心軸線Aと平行な方向を前後方向と称する。前後方向に直交する方向であって、図1に示す矢印U方向を上方向、矢印D方向を下方向と称する。図2に示す矢印R方向を右方向、矢印L方向を左方向と称する。また、上方向と下方向を結ぶ線を適宜上下方向と称し、右方向と左方向を結ぶ線を適宜幅方向と称する。吸引管250の後部は、筐体201の上面に開口する後端開口251に向かって上方に湾曲している。
【0014】
吸引口203には、第一ロック部205が設けられている。第一ロック部205は、吸引口203に挿入される吸引用部材30A、30Bを係合状態で保持するクランプ式の係合機構である。第一ロック部205は、第一ボタン2051が吸引口203の上部に設けられている。第一ボタン2051は、上方から下方に向けて押し込み操作可能に構成されている。
【0015】
ハンドル204は、電気掃除機100のユーザが把持する部分である。ハンドル204は筐体201の一端部に設けられ、前後方向に沿ってアーチ状に延びて形成されている。前後方向における吸引口203の延長線上にハンドル204が形成されている。ハンドル204には、電気掃除機100の電源や駆動モードを切り替える複数の設定ボタン207が設けられている。
【0016】
筐体201の下部には、排気口として、第一排気口208(図3参照)および第二排気口213(図1参照)が形成されている。図3に示すように、第一排気口208は、筐体201の下面に下方向に開口している。第二排気口213は、第一排気口208より上方の筐体201の左右側面に形成されている。第二排気口213は、複数の小孔により構成されている。第二排気口213にはフィルタが設けられていてもよい。
【0017】
図3に示すように、第一排気口208には、ブロア取付部206および開閉弁230が設けられている。ブロア取付部206は、後述するブロアアタッチメント1の連結部3が挿入されて係合される開口である。ブロア取付部206は、ブロアアタッチメント1の連結部3と相似形の開口を有する。ブロア取付部206は、上下方向に軸線が延びる筒形状を有する。ブロア取付部206には、ブロアアタッチメント1が係止されるアタッチメント受け部(不図示)が設けられている。第一排気口208の上端部には、開閉弁230の軸受部214が設けられている。
【0018】
開閉弁230は、第一排気口208を開放状態と閉塞状態とに切り替える弁である。図5は、ブロアアタッチメント1と電気掃除機100との接続部分の断面図である。図5に示すように、開閉弁230は、第一排気口208の軸受部214に軸支された回動軸231回りに回動可能に取り付けられている。開閉弁230は、回動軸231と、開閉弁体232とを有する。回動軸231は、軸受部214に係合される。開閉弁体232の第一面233側は、ブロア取付部206の開口に内接可能な寸法の立体形状を有する。開閉弁体232の第二面234側は、後述する係止口216に内接可能な平板形状を有する。
【0019】
第一排気口208に後述するブロアアタッチメント1が着脱可能に取り付けられる。ブロアアタッチメント1が取り付けられない時、例えば、吸引清掃時は、開閉弁230は閉鎖位置に保持されて第一排気口208を閉鎖する。ブロアアタッチメント1が第一排気口208に取り付けられる時は、開閉弁230は、開放位置に保持されて第一排気口208を開放する。開閉弁230の開閉動作の詳細については後述する。本願でいう「排気口」とは、通常使用時(吸引清掃時)に空気が排気される排気口に限定されず、第一排気口208のように、通常使用時は閉塞されており、ブロアアタッチメントを使用した清掃時に開口する排気口も含む。
【0020】
二次電池ユニット210は、筐体201の後方下部であり、ハンドル204の下方に収容されている。二次電池ユニット210は、不図示の充電装置と電気的に接続されて充電される。二次電池ユニット210は、電気掃除機100が動作するために必要な電力を電気掃除機100に供給する。例えば、二次電池ユニット210は、電動送風機212、吸込口体30Cに取り付けられるブラシモータ、および制御部211等に電力を供給する。
【0021】
電動送風機212は、ファンモータまたはメインモータと呼ばれるモータと、モータにより回転されるインペラとを含み、駆動されることで負圧を発生させる。電動送風機212のモータは、例えば、直流モータが挙げられるが、これに限定されず各種モータが使用可能である。電動送風機212は、発生させた負圧により吸引口203等から空気を吸い込み、第一排気口208または第二排気口213から掃除機本体200の外部に排気するように構成されている。電動送風機212は、二次電池ユニット210よりも前方かつハンドル204よりも下側に収容されている。
【0022】
電動送風機212は制御部211により制御される。制御部211は、例えばマイコンなどを備えた制御基板である。制御部211は、例えば設定ボタン207によるユーザの操作に応じて電動送風機212などを動作させる駆動制御部を備えている。制御部211は、商用交流電源などの外部電源から給電を受けて二次電池を充電する定電流回路などの充電回路部を備えていてもよい。制御基板は、配線パターンが設けられたプリント配線板と、プリント配線板に実装された複数の電子部品とを含む。
【0023】
集塵部240は、筐体201に着脱可能に装着されている。集塵部240は、電動送風機212の働きにより掃除機本体200に吸い込まれた空気に含まれる塵埃を分離する装置である。集塵部240は、ハンドル204の前方かつ吸引口203の上方に取り付けられている。集塵部240は、塵収容部241と、塵分離機245とを備える。塵収容部241は筐体201の前端部上に配置されている。塵収容部241の下部には、吸引口203の後端開口251との第一連結口243が形成されている。第一連結口243が後端開口251に連結される。塵分離機245の後端部には、第二連結口244がハンドル204の前方の接続口218に連結される。
【0024】
掃除機本体200内には、集塵部240が装着された状態で、吸引口203から電動送風機212まで吸引風路が形成されている。吸引風路は、吸引口203から後端開口251を経由して集塵部240の塵収容部241に接続され、塵収容部241から後方の第二連結口244および筐体201の接続口218を経由して筐体201内の電動送風機212まで接続されている。集塵部240では、吸引風路に沿って塵収容部241、フィルタ242および第二連結口244が設けられている。フィルタ242は、集塵部240内の吸引風路の下流端部に設けられ、集塵部240で分離されずに流体中に残った細塵を補足し、塵が筐体201内へ侵入することを抑制する。
【0025】
電動送風機212から排気口208,213まで排気風路(排気経路)が形成されている。排気風路は、電動送風機212の排気部2121から、電動送風機212と筐体201の下面との間に形成された連通路215を経由して、吸引管250の後方の排気口208,213まで連通している。連通路215の下流端と第一排気口208との間に、開閉弁230が係止可能な係止口216が形成されている。
【0026】
吸引用部材は、長手方向に貫通する通気路を備える管状部材である。吸引用部材は、例えば合成樹脂製の管状部材である。吸引用部材は、吸引口203およびブロアアタッチメント1の送風口41に着脱可能に取り付けられる。吸引用部材としては、例えば、短尺で先端開口がスリット状の隙間ノズル30A(図1参照)、長尺な延長管30B(図2図3参照)、内部にブラシを備える吸込口体30C(図4参照)等、公知の吸引用部材が適用可能である。各吸引用部材30A、30B、30Cには、それぞれ電気掃除機100へ挿入して接続される挿入端を有する。各吸引用部材30A、30B、30Cは、吸引口203に取り付けて使用する吸引用部材と、ブロアアタッチメント1に取り付けて使用するブロア用部材とに兼用される。
【0027】
送風口41には、吸引用部材の他に、ブロア用の専用部材(エアブローノズル)が取り付け可能である。すなわち、隙間ノズル30A、延長管30B、吸引用ホース(不図示)、吸込口体30C及びエアブローノズルには、それぞれ送風口41に接続する端部が、共通する形状および構造を備える。また、送風口41と吸引口203とは、共通する形状および構造を備える。この構成により、吸引用部材30A、30B、30Cおよびブロア用部材の接続端部は、吸引口203ならびに送風口41に接続可能である。なお、吸引用部材30A、30B、30Cおよびブロア用部材の構造が同じあっても、電気端子の有無は問わない。また、上記共通形状および構造とは、上下対称、あるいは左右対称な構造を含む。
【0028】
図1に示すように、送風口41に隙間ノズル30Aが接続可能である。この他、図4に示すように、送風口41に延長管30Bを接続し、延長管30Bの先端に隙間ノズル30Aを接続してもよい。図示は省略するが、例えば、送風口41に、公知の吸引用ホースを接続し、吸引用ホースの先端に吸込口体30Cを接続してもよい。例えば、吸込口体30Cを直接送風口41に取り付けてもよい。例えば図4に示す延長管30Bにブロア用部材を接続してもよい。
【0029】
ブロアアタッチメント1について図6図11を参照して説明する。図6は、ブロアアタッチメント1の斜視図である。図7図9は、ブロアアタッチメント1の側面、上面、および正面をそれぞれ示す図である。図10及び図11はブロアアタッチメント1の上下方向の断面図である。ブロアアタッチメント1は、電動送風機212の排気を利用して電気掃除機100をブロアとして使用する際に、掃除機本体200に取り付ける部品である。
【0030】
ブロアアタッチメント1は、アタッチメント本体2と、連結部3と、係合部4と、送風口41と、を備える。アタッチメント本体2は、例えば合成樹脂製の立体形状を有する部材であり、上部に連結部3が設けられ、前部に係合部4が設けられている。
【0031】
連結部3は、電気掃除機100の第一排気口208に対して着脱可能に取り付けられる部分である。連結部3は、アタッチメント本体2の上部から上方向Uに突出して設けられている。図6に示すように、連結部3は筒形状を有し、左右の側壁35に一対の係止部31が設けられている。一対の係止部31は、それぞれ側壁35に対して幅方向に弾性変形可能に構成されている。一対の係止部31は、アタッチメント本体2の左右側壁に設けられているボタン34の押込み操作に連動して動作可能に構成されている。
【0032】
連結部3の開口内には上方向Uに突出する突起32が設けられている。突起32は、連結部3の上端よりも上方に突出している。連結部3の下部と、アタッチメント本体2の上部との間に係止溝33が形成されている。係止溝33は、連結部3の下部の全周に形成されている。
【0033】
係合部4は、アタッチメント本体2の前面26よりも前方に突出している筒状部である。係合部4の前端に前方に向かって開口する送風口41が形成されている。送風口41は、第一排気口208からの排気が排気風路D2を経由して排出される開口である。係合部4は、送風口41に取り付けられる吸引用部材30A、30B、30Cまたはブロア用部材の一つを選択的に着脱可能に係合する。係合部4は、吸引用部材30A、30B、30Cまたはブロア用部材の挿入端部が送風口41から挿入可能な形状および寸法を有する。送風口41は、アタッチメント本体2の前面側に開口している。係合部4は、下部42が上部43よりも前方に延出しており、前端部が傾斜している。
【0034】
係合部4の下部42は、送風口41の中心軸Bに平行な平面形状を有する。係合部4の内部には係止壁44が中心軸Bに沿って形成されている。係合部4の下部には、第二ロック部5(操作部)が設けられている。第二ロック部5は、係止壁44の下方に設けられている。第二ロック部5は、第二ボタン51の後端部が係合部4の下部に接続されており、前端部が回動可能に構成されている。
【0035】
アタッチメント本体2の内部に排気風路D2が形成されている。具体的には、図10に示すように、アタッチメント本体2の内部に、連結部3と送風口41との間で連通する排気風路D2が形成されている。排気風路D2は、連結部3から下方向に延び、中間部D21で前方に向かって曲折した風路である。排気風路D2は、連結部3側で延びる方向(上下方向)と、送風口41側では延びる方向(前後方向)とが略直交するように曲折している。曲折部分における排気風路D2の隔壁27とアタッチメント本体2の外壁28との間には隙間Sが形成されている。
【0036】
アタッチメント本体2には、リーク弁7が設けられている。リーク弁7は、排気風路D2内に設けられている。リーク弁7は、排気風路D2が密閉された状態で内圧が高くなった時に排気風路D2を開放するように構成されている。リーク弁7は排気風路D2の曲折部分の近傍であり、かつ、排気風路D2とアタッチメント本体2の外壁28との間に配置されている。排気風路D2の隔壁27は開口6を有し、開口6は、排気風路D2とアタッチメント本体2との間の隙間Sに連通している。リーク弁7は、開口6に配置されている。
【0037】
リーク弁7は、ゴム弁70の中心部がネジ75で排気風路D2の外壁28に固定されている。通常時、ゴム弁70の外周部74は、開口6の開口縁に当接し、リーク弁7の開口6を塞いでいる。吸引用部材またはブロア用部材の先端側が塞がれた状態で排気が続けられると排気風路D2内の内圧が上昇する。排気風路D2の内圧が過剰に上昇すると、図11に示すように、ゴム弁70の外周部74が押されて外側に弾性変形し、ゴム弁70の外周部74が開口6から離間して開口6が開放される。解放された開口6から排気風路D2内の空気が流出する。アタッチメント本体2には、アタッチメント本体2の内外に連通する脱気孔22が形成されているため、開口6が開放されると排気風路D2内の内圧が低下する。排気風路D2内が通常の内圧に戻ると、ゴム弁70の外周部74が再び開口6の縁部に当接し、開口6が閉鎖される。
【0038】
次に、電気掃除機100およびブロアアタッチメント1の使用態様について説明する。
吸引掃除時、ユーザは、吸引口203に吸引用部材30A、30Bの挿入端を挿入すると、第一ロック部205(操作部)が機能し、吸引用部材30A、30Bが吸引口203に係合され、係合状態が保持される。この状態で、電気掃除機100の吸引機能が使用される。このとき、第一排気口208は、開閉弁230により閉塞されており、電気掃除機100の排気風路は係止口216側が開放されて第二排気口213から電気掃除機100の排気が外部に排出される。
【0039】
電気掃除機100をブロアとして使用する時は、ユーザはブロアアタッチメント1を第一排気口208に装着する。具体的には、掃除機本体200の下方からブロアアタッチメント1の連結部3を近付け、第一排気口208に挿入すると、先行して連結部3の突起32が開閉弁230に当接する。突起32は、中央部から偏在した位置で開閉弁230に当接するため、ブロアアタッチメント1が上方に押し込まれると、突起32で開閉弁230を円滑に回動させることができる。ユーザは、第一排気口208内に連結部3を挿入した状態でブロアアタッチメント1を上方に向けて押し込む操作のみで、開閉弁230が回動し、かつ、連結部3の一対の係止部31がブロア取付部206と係合する。このとき、係止溝33内に第一排気口208が挿入される。ブロアアタッチメント1が掃除機本体200に取り付けられると、排気風路の係止口216が開閉弁230により閉鎖され、第二排気口213が閉鎖され、排気はブロアアタッチメント1の排気風路D2に流れる。
【0040】
次に、ユーザは、吸引用部材またはブロア用部材をブロアアタッチメント1に取り付ける。例えば、隙間ノズル30Aまたは延長管30Bをブロアアタッチメント1に取り付ける場合、隙間ノズル30Aまたは延長管30Bの挿入端部を前後方向に沿って係合部4に近付けて送風口41に挿入する。吸引用部材30A、30Bが送風口41内に挿入されると、吸引用部材30A、30Bの挿入端部の側壁が第二ボタン51の当接端53を下方に押し、第二ボタン51が軸支部を中心に上方に回動し、係合片55が吸引用部材30A、30Bに形成されている径方向に窪む係合凹部(不図示)に進入する。この結果、吸引用部材30A、30Bの挿入端部は、係合部4の係止壁44と下部42との間に挟持され、かつ、第二ボタン51の係合片55が挿入端部の係合凹部内に進入することにより、吸引用部材30A、30Bが係合部4に係合される。さらに、係合部4の下部は、平面状で上部より前方に延出しているため、係合された吸引用部材30A、30Bが安定的に支持される。隙間ノズルをブロアアタッチメント1に取り付ける場合も同様である。
【0041】
ここで、ブロアアタッチメント1が掃除機本体200に取り付けられたとき、送風口41が開口する方向と、吸引口203が開口する方向は、いずれも前後方向に沿って平行である。つまり、吸引口203に対して吸引用部材30A、30Bを取り付ける方向と、掃除機本体200に取り付けられたブロアアタッチメント1の送風口41に吸引用部材30A、30Bまたはブロア用部材を取り付ける方向とが平行である。この結果、電気掃除機100の吸引機能使用時と、ブロア機能使用時とで、ユーザが電気掃除機100を持った時の電気掃除機100の重心バランスが変わらず、ユーザが容易に電気掃除機100を把持できる。
【0042】
ブロアアタッチメント1に吸引用部材30A、30Bが取り付けられた状態で、電動送風機212の電源が入ると、掃除機本体200の排気風路および第一排気口208を経由してブロアアタッチメント1の排気風路D2および吸引用部材30A、30Bを経て外部に送風され、ブロアによる清掃が可能となる。
【0043】
ブロアアタッチメント1から吸引用部材30A、30Bを外すときは、第二ボタン51を上方に押し込むと、吸引用部材30A、30Bと係合部4との係合が解除される。
【0044】
ブロアアタッチメント1が掃除機本体200に取り付けられた状態では、吸引口203の第一ロック部205の第一ボタン2051は、電気掃除機100の上方に向かって配置され、ブロアアタッチメント1の係合部4の第二ロック部5の第二ボタン51は、電気掃除機100の下方に向かってアタッチメント本体2の表面に配置される。つまり、第二ロック部(第二操作部)は、連結部3と隣り合う第一ロック部(第一操作部)205が設けられている側(第一端部)とは反対側(第二端部)のアタッチメント本体2の表面に設けられている。第一ボタン2051と第二ボタン51とは、互いに逆向きとなるように配置される。このように、第一ボタン2051と第二ボタン51とが互いに離間して逆向きに配置されることにより、第一ボタン2051と第二ボタン51とが干渉せず、第一ボタン2051および第二ボタン51を押す操作が行い易く、吸引用部材30A、30Bを取り外し易い。
【0045】
ブロアアタッチメント1を掃除機本体200から外すときは、アタッチメント本体2のボタン34を外方から幅方向に押し込むと、一対の係止部31とブロア取付部206との係合が解除される。次に、ブロアアタッチメント1を下方に移動させると、開閉弁230が下方に回動し、開閉弁体232の第一面233がブロア取付部206の開口に内接して第一排気口208が閉鎖される。
【0046】
以上説明した実施形態によれば、ブロアアタッチメント1は、吸引用部材を係合可能な係合部を備えるため、吸引タイプの電気掃除機の排気口にブロアアタッチメント1を取り付け、吸引用部材をブロア用部材として兼用できる。したがって、ユーザが吸引掃除とブロアによる掃除と連続して行う際、別途ブロア用部材を用意する必要が無く、吸引用部材をブロアアタッチメント1に取り付ければよく、利便性が向上する。また、ブロア用の専用ノズルを用意する必要がなく、部品点数を低減できる。
【0047】
以上説明した実施形態によれば、ブロアアタッチメント1はリーク弁7を備えるため、排気経路の内圧が上昇した時に、リーク弁7が作動して排気風路D2が開放される。そのため、例えば、ブロア使用時に吸引用部材またはブロア用部材の先端開口が封鎖されてブロアアタッチメント1内部の内圧が上昇した場合等、過剰な内圧上昇を抑え、電気掃除機100に負荷が掛かることを抑制できる。
【0048】
以上説明した実施形態によれば、ブロアアタッチメント1のリーク弁7はゴム弁70であるため、簡易な構成で排気風路D2の内圧上昇時、排気風路D2を開放できる。また、リーク弁7の作動後、排気風路D2の内圧が常態に戻るとゴム弁70が通常位置に戻る構成である為、ユーザがリーク弁7を元に戻す特別な操作を行う必要がなく、利便性が向上する。
【0049】
以上説明した実施形態によれば、電気掃除機100では、上記ブロアアタッチメント1を着脱可能に取り付けられるため、電気掃除機100をブロアとして使用する際、ユーザの操作性が向上する。特に、電気掃除機100の吸引用部材が吸引口203およびブロアアタッチメント1に着脱可能に取り付けられるため、吸引用部材をブロア用部材として兼用できる。したがって、ユーザが吸引掃除とブロアによる掃除と連続して行う際、別途ブロア用部材を用意する必要が無く、吸引用部材をブロアアタッチメント1に取り付ければよく、操作性が向上する。また、ブロア用の専用部材を用意する必要がなく、部品点数を低減できる。
【0050】
以上説明した実施形態によれば、電気掃除機100は、吸引口203に対して吸引用部材を取り付ける方向と、掃除機本体200に取り付けられたブロアアタッチメント1の送風口41に吸引用部材またはブロア用部材を取り付ける方向とが平行となる。この結果、吸引機能使用時と、ブロア機能使用時とで、ユーザが電気掃除機100を持った時の電気掃除機100の重心バランスが同じであり、ユーザが容易に電気掃除機100を把持できる。したがって、電気掃除機100の操作性が向上する。
【0051】
以上説明した実施形態によれば、電気掃除機100は、第一ボタン2051の押込方向と、第二ボタン51の押込方向とが互いに逆向きとなるように第一ロック部205と第二ロック部5とが配置されている。この構成により、第一ロック部205と第二ロック部5とが近接配置されて干渉することが避けられ、第一ボタン2051および第二ボタン51を押す操作が行い易く、吸引用部材30A、30Bの着脱操作が行い易い。また、第一ロック部205及び第二ロック部5を簡易な構成にできる。
【0052】
ブロアアタッチメント1の構成は上記構成例に限定されない。例えば、上記実施形態では、リーク弁7がゴム弁70である例を示したが、リーク弁の構成はこれに限定されない。図12に、ブロアアタッチメントの変形例の断面図を示す。本変形例は、リーク弁の構成が異なるブロアアタッチメント1Aの例である。その他の共通する構成には同一の符号を付して説明を省略する。本変形例のリーク弁7Aは、バネ72により開閉する構成である。具体的には、開口6Aは、内開口61と外開口62とが前後方向に離間配置されている。外開口62の開口縁部には円形のリブ63が設けられている。リブ63の外周にバネ72の第一端部が外挿されている。バネ72の第二端部は、板状の弁体71の外面に固定されている。弁体71は内開口61を塞ぐように配置され、弁体71の外面側のバネ72により、排気風路D2側に付勢されて保持されている。排気風路D2内の内圧が過剰に高くなると、弁体71が外方に押される力がバネ72の付勢力より強くなり、弁体71が内開口61から外方に離間して内開口61が開放される。このとき、弁体71は、バネ72の付勢力により外開口62を塞ぐことがない。この結果、リーク弁7Aは、開口6Aを開放し排気風路D2内の内圧を下げることができる。
【0053】
上記実施形態では、リーク弁7を備える例を示したが、リーク弁は必須の構成ではない。例えば、吸引用部材30A、30Bまたはブロア用部材の開口が塞がれて、排気風路D2内に過剰な内圧が掛かると電動送風機212が停止する機能を掃除機本体200に備えている場合等は、ブロアアタッチメントにリーク弁は不要である。
【0054】
ブロアアタッチメント1の構成は上記構成例に限定されない。図13に変形例のブロアアタッチメント1Aを示す。図13に示す変形例のブロアアタッチメント1Bは、アタッチメント本体2Bに回転部29を備える。その他、実施形態と同様の構成は同一の符号を付して説明を省略する。回転部29は、アタッチメント本体2Bと連結部3との間に設けられ、連結部3とアタッチメント本体2Bとが相対回転可能となるように連結する機構である。すなわち、アタッチメント本体2Bの上面に円形の開口が形成され、円形の開口縁部にスライド溝が形成されている。連結部3の係止溝33の外側にも円形のスライド溝が形成されている。アタッチメント本体2Bのスライド溝と連結部3のスライド溝とが係合され、連結部3とアタッチメント本体2Bとが相対回転可能に連結されている。
【0055】
上記変形例によれば、ブロアアタッチメント1Bは回転部29を備えるため、連結部3とアタッチメント本体2Bとが相対回転可能となる。つまり、ブロアアタッチメント1Bを掃除機本体200に取り付けた場合に、アタッチメント本体2Bを回転させることにより掃除機本体200に対する送風口41の向きを変更できる。この結果、送風口41に接続される吸引用部材30A、30Bまたはブロア用部材の向きをユーザが所望の向きに変更可能となり、ブロア使用時、ユーザの操作性が向上する。
【0056】
上記実施形態では、吸引用部材をブロア用部材に兼用する例を示したが、吸引用部材のみならず、ブロア用の専用部材を送風口に取り付ける構成であってもよい。
【0057】
上記実施形態では、ブロアアタッチメントの送風口41に隙間ノズル30Aまたは延長管30Bを取り付ける例を示したが、ブロアアタッチメントは、送風口に何も取り付けない状態でもブロアとしての機能を発揮できる。
【0058】
上記実施形態では、吸引口203または送風口41に隙間ノズル30Aまたは延長管30Bが取り付けられる例を示したが、吸引口203および送風口41に取り付けられる吸引用部材またはブロア用部材の形態はこれに限定されず、各種吸引用部材またはブロア用部材を取り付け可能である。例えば、図2に示す延長管30Bに取り付けられている吸込口体30Cを直接吸引口203または送風口41に取り付ける構成であってもよい。例えば、吸込口体30Cを送風口41に取り付けてブロア用部材として使用すると、吸込口体30Cのブラシで床面の塵を掻き出しながらブロアで吹き飛ばすことが可能である。
【0059】
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0060】
1・・・ブロアアタッチメント、2・・・アタッチメント本体、3・・・連結部、5・・・第二ロック部、7・・・リーク弁、29・・・回転部、30A・・・隙間ノズル(吸引用部材)、30B・・・延長管(吸引用部材)、30C・・・吸込口体(吸引用部材)、41・・・送風口、51・・・第二ボタン、70・・・ゴム弁、100・・・電気掃除機、200・・・掃除機本体、203・・・吸引口、208・・・第一排気口(排気口)、212・・・電動送風機、2051・・・第一ボタン
図1
図2
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図6
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