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特許7353701予想結果値に基づいて情報を提供する方法およびこれを利用した演算装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-22
(45)【発行日】2023-10-02
(54)【発明の名称】予想結果値に基づいて情報を提供する方法およびこれを利用した演算装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 11/36 20060101AFI20230925BHJP
   G06Q 10/08 20230101ALI20230925BHJP
【FI】
G06F11/36 196
G06Q10/08
【請求項の数】 12
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022006445
(22)【出願日】2022-01-19
(62)【分割の表示】P 2021019830の分割
【原出願日】2021-02-10
(65)【公開番号】P2022104837
(43)【公開日】2022-07-11
【審査請求日】2022-01-25
(31)【優先権主張番号】10-2020-0186235
(32)【優先日】2020-12-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【弁理士】
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】プラカシュ・カデル
(72)【発明者】
【氏名】ク・カン
(72)【発明者】
【氏名】ソン・ウク・アン
(72)【発明者】
【氏名】ジュン・ジョン・パク
【審査官】武田 広太郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-105358(JP,A)
【文献】特開2001-282578(JP,A)
【文献】特開2003-022196(JP,A)
【文献】米国特許第09424172(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 11/36
G06Q 10/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
演算装置の情報提供方法において、
入力情報セットを確認する段階;
基準コードが動作する第1サーバーから前記入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信する段階;
開発コードが動作する第2サーバーから前記入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信する段階;
前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差を無視する部分を設定する設定情報を獲得する段階であって、前記設定情報は、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットのうち特定部分で同一の値を有する出力値を比較対象にするために適用され、前記特定部分で同一でない出力値は、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットから除去される、段階と、
前記基準コードと少なくとも一部が異なるように変更された前記開発コードによって発生する前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差のうち、前記設定情報が設定された部分を除いた差に対する情報を含む第3結果情報セットを提供する段階であって、前記設定情報が設定された部分は前記特定部分で同一でない出力値である、段階を含む、情報提供方法。
【請求項2】
前記開発コードは前記基準コードと対応するコードを含み、
前記基準コードは使用者に提供されるサービスサーバーのコードと対応する、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記第1サーバーおよび前記第2サーバーで駆動されるコード別出力値に差が存在するかどうかに対する情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項4】
コード別に存在する出力値の差を確認するための選択入力を受信する段階を含み、
前記第3結果情報セットを提供する段階は
コードの出力値のうち前記選択入力に対応して選択された部分の差に対する比較情報を前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットに基づいて提供する段階を含み、
前記比較情報は前記第1結果情報セットの少なくとも一部、前記第2結果情報セットの少なくとも一部および差が存在する部分を指示する情報を含む、請求項3に記載の情報提供方法。
【請求項5】
前記第3結果情報セットは、前記第1サーバーおよび前記第2サーバーで駆動されるコードの名称、コードに対する説明、およびコードを設定した開発者名称が表示されるウェブUIに関する情報を含む、請求項3に記載の情報提供方法。
【請求項6】
前記開発コードは前記提供された第3結果情報セットに対応して変更され、
前記変更された開発コードに対応する第3結果情報セットを提供する段階をさらに含む、請求項2に記載の情報提供方法。
【請求項7】
前記変更された開発コードに対応する第3結果情報セットは、前記第1結果情報セットおよび前記変更された開発コードによって前記入力情報セットに対応する変更された第2結果情報セットの差に対する情報を含む、請求項6に記載の情報提供方法。
【請求項8】
前記第3結果情報セットは前記設定情報に基づいて表示される、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項9】
分散メッセージングシステムを通じて前記第3結果情報セットを提供するための要請メッセージを送信する段階を含み、
前記要請メッセージに対応して前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットを受信する、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項10】
前記入力情報セットのうち少なくとも一部を選択する選択情報を獲得する段階をさらに含み、
前記入力情報セットは前記選択情報に基づいて確認される、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項11】
前記設定情報は
プロモーションに関連した製品のキャッシュ(cache)に対して適用される設定情報、すでにサーチングされた製品に対して適用される設定情報、プロモーションに関連した製品のペイロードに対して適用される設定情報、およびベンダーの販売に関連した結果に対して適用される設定情報のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項12】
演算装置において、
トランシーバー;
データベース;および
プロセッサを含み、
前記プロセッサは
前記トランシーバーを通じて受信した入力情報セットを確認し、
基準コードが動作する第1サーバーから前記入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信し、
開発コードが動作する第2サーバーから前記入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信し、
前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差を無視する部分を設定する設定情報を獲得し、前記設定情報は、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットのうち特定部分で同一の値を有する出力値を比較対象にするために適用され、前記特定部分で同一でない出力値は、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットから除去され、
前記基準コードと少なくとも一部が異なるように変更された前記開発コードによって発生する前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差のうち、前記設定情報が設定された部分を除いた差に対する情報を含む第3結果情報セットを提供し、前記設定情報が設定された部分は前記特定部分で同一でない出力値である、演算装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の多様な実施例は、予想結果値に基づいて情報を提供する方法およびこれを利用した演算装置に関する。
【背景技術】
【0002】
多様な物品に対するサーチ結果(search result)は開発者の作業コードによって導き出され得る。開発者が新しく適用しようとする作業コードを実際のサービスサーバーに迅速に導入して自動化をなしながら、消費者をはじめとする使用者はアップデート状況に迅速に接することができる。
【0003】
物流管理システムは多様な物品を販売するための管理システムを含むことができる。例えば、物流管理システムは、販売中である物品に関するデータ(例:物品の基本データ)に含まれ得る物品の名称、物品の価格、物品のイメージ、物品の配送類型、物品および時期によるプロモーション情報、物品の属性、物品のリアルタイム在庫、物品が位置した物流センター、物品のリアルタイム配送情報、または物品の補償などに関連した多様なデータを管理することができる。
【0004】
例えば、物流管理システムはリアルタイムに、在庫の数量、位置、注文状況などに対する迅速なアップデートが必要となり得る。このような物流管理システムでは、開発者の作業コードが正しく適用されるかの確認ができる予想結果値に基づいた情報を提供する方法およびこれを利用した演算装置が要求され得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
多様な物品に対する管理およびシステムの運用によって開発者の作業コードの結果値が望む結果値に導き出されるかの確認が必要であり得る。新しい作業コードを生成することになる場合、生成されたコードを直ちにサービスサーバーに導入すると、予期できなかった結果値が出力され得る。物流管理システムでは迅速な処理が要求されるため、新しい作業コードが適用されても問題なく作動できるかを確認する必要がある。
【0006】
本開示は、開発者の作業コードの変更および入力を実際のサービスサーバーに適用する前に、テストを通じて意図した結果値が出力されるかを確認できる情報提供方法およびこれを利用した演算装置を提供することを目的とすることができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は、入力情報セットを確認する段階、第1サーバーで前記入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信する段階、第2サーバーで前記入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信する段階、および前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差に対する情報を含む第3結果情報セットを提供する段階を含むことができる。
【0008】
多様な実施例に係る演算装置は、データを受信および送信するトランシーバー、データを保存するデータベース、およびプロセッサを含み、前記プロセッサは前記トランシーバーを通じて受信した入力情報セットを確認し、第1サーバーから前記入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信し、第2サーバーから前記入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信し、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差に対する情報を含む第3情報セットを提供することができる。
【発明の効果】
【0009】
多様な実施例に係る情報を提供する方法は、物流管理システムのアップデート状況を反映して、開発者の作業コードの変更および入力に対応したテストを経て意図した結果値と比較した結果を提供して、実際のサーバーでの適用時にエラーを減らすことができる。
【0010】
多様な実施例に係る演算装置は、同一の入力値に対する実際のサーバーでの結果値およびテストサーバーでの結果値を比較することによってエラーを未然に防止することができ、効率的な物流管理によって業務の過負荷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法の遂行を示す概略的な構成ブロック図である。
図2】本開示の多様な実施例に係る演算装置の構成要素を示すブロック図である。
図3】本開示の多様な実施例に係る情報を提供する過程を説明するための例示図である。
図4】本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法に関する概略的なフローチャートである。
図5】本開示の一実施例に係る演算装置の情報提供方法の遂行を示すフローチャートである。
図6】本開示の多様な実施例に係る演算装置および周辺装置間に情報を提供する方法の遂行過程を説明するための例示図である。
図7】本開示の多様な実施例に係る演算装置および周辺装置間に情報を提供する方法の遂行を示す例示図である。
図8】本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法のルール適用に関連した例示図である。
図9】本開示の多様な実施例に係るコード別出力値の差に対する情報を含む第3結果情報セットに関連した例示図である。
図10】本開示の多様な実施例に係るコードに関する情報を表示するウェブUIに関する情報を含む第3結果情報セットに関連した例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
実施例で使われる用語は本開示での機能を考慮しつつ、可能な限り現在広く使われている一般的な用語を選択したが、これは当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現などによって変わり得る。また、特定の場合は出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載するであろう。したがって、本開示で使われる用語は単にその用語の名称ではなく、その用語が有する意味と本開示の全般に亘った内容に基づいて定義されるべきである。
【0013】
明細書全体において、ある部分がある構成要素を「含む」とする時、これは特に反対の記載がない限り、他の構成要素を除くものではなく他の構成要素をさらに含み得ることを意味する。また、明細書に記載された「…部」、「…モジュール」等の用語は少なくとも一つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアまたはソフトウェアで具現され、ハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0014】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうち少なくとも一つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、cすべて」を含むことができる。
【0015】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを通じてサーバーや他の端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)が搭載されたノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であり、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPCなどのようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0016】
以下では、添付した図面を参照して本開示の実施例に対して本開示が属する技術分野で通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかし、本開示は多様な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施例に限定されない。
【0017】
以下、本発明の実施例を添付された図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
実施例の説明において、本発明が属する技術分野で広く知られており、本発明と直接的に関連がない技術内容については説明を省略する。これは、不要な説明を省略することによって、本発明の要旨を曖昧にせずさらに明確に伝達するためである。
【0019】
同様の理由で、添付図面において一部の構成要素は誇張または省略、概略的に図示された。また、各構成要素の大きさは実際の大きさを全的に反映するものではない。各図面で同一または対応する構成要素には同一の参照番号を付与した。
【0020】
本発明の利点および特徴、そしてそれらを達成する方法は、添付される図面と共に詳細に後述されている実施例を参照すると明確になるであろう。しかし、本発明は以下で開示される実施例に限定されるものではなく、互いに異なる多様な形態で具現され得、ただし本実施例は本発明の開示を完全なものとし、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に発明の範疇を完全に知らせるために提供されるものであり、本発明は請求項の範疇によって定義されるのみである。明細書全体に亘って同一の参照符号は同一の構成要素を指し示す。
【0021】
この時、処理フローチャート図面の各ブロックとフローチャート図面の組み合わせは、コンピュータプログラムインストラクションによって遂行され得ることが理解できるであろう。これらコンピュータプログラムインストラクションは、汎用コンピュータ、特殊用コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサに搭載され得るため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備のプロセッサを通じて遂行されるそのインストラクションが、フローチャートのブロック(または複数のブロック)で説明された機能を遂行する手段を生成することになる。これらコンピュータプログラムインストラクションは特定の方式で機能を具現するために、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を指向できるコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されることも可能であるため、そのコンピュータ利用可能またはコンピュータ読み取り可能メモリに保存されたインストラクションは、フローチャートのブロック(または複数のブロック)で説明された機能を遂行するインストラクション手段を内包する製造品目を生産することも可能である。コンピュータプログラムインストラクションはコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上に搭載されることも可能であるため、コンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備上で一連の動作段階が遂行され、コンピュータで実行されるプロセスを生成してコンピュータまたはその他プログラム可能なデータプロセッシング装備を実行するインストラクションは、フローチャートのブロック(または複数のブロック)で説明された機能を遂行するための段階を提供することも可能である。
【0022】
また、各ブロックは特定された論理的機能(または複数の論理的機能)を実行するための一つ以上の実行可能なインストラクションを含むモジュール、セグメントまたはコードの一部を表すことができる。また、いくつかの代替実行例では各ブロックで言及された機能が順序をはずれて発生することも可能であることに注目しなければならない。例えば、続いて図示されている二つのブロックは実質的に同時に遂行されることも可能であり、またはそのブロックが時々該当する機能によって逆順で遂行されることも可能である。
【0023】
図1は、本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法の遂行を示す概略的な構成ブロック図である。
【0024】
多様な実施例によると、情報を提供する方法は演算装置110、第1サーバー120、第2サーバー130、および分散メッセージングシステム140を通じて遂行され得る。
【0025】
演算装置110は多様な演算を処理するためのシステムが構築された装置であり、例えば開発者の処理命令が含まれた言語を通じての演算処理、結果情報セットを受信してテーマ別比較のための演算処理、または変更された入力情報セットのうち少なくとも一部にルールを適用して演算を処理することができる。
【0026】
演算装置110はネットワークサーバーで具現される多数のコンピュータシステムまたはコンピュータソフトウェアを含むことができ、多様な情報をウェブページまたは制御ツールに合わせて提供することができる。例えば、演算装置110はネットワークを通じて他のネットワークサーバーと通信でき外部装置と連結されて作業遂行の要請を受け付け、それに対する作業を遂行して遂行結果を提供するコンピュータシステムおよびコンピュータソフトウェアを意味し得る。
【0027】
第1サーバー120は演算装置110とネットワークで連結されてデータの送受信することができる。例えば、第1サーバー120は製品に関するサービス情報が保存されて処理されるサーバーであり得る。製品に関するサービス情報は、製品の目録、製品の数量、製品の入庫時期、製品が位置した物流センターの位置、製品の販売者、製品のカテゴリー、製品の販売順位、製品の販売量、製品の広告を随伴するかどうか、または製品の状態などに関する情報を含むことができる。第1サーバー120はプロダクションビルド(production build)を含むことができ、演算装置110に入力情報セットに対応する結果情報セット(例:第1結果情報セット)を送信することができる。第1サーバーは基準コードが動作するサーバーであり得る。
【0028】
第2サーバー130は演算装置110とネットワークで連結されてデータの送受信することができる。第2サーバー130はサービスサーバーで提供しようとする基準コードと対応する開発コードが動作するサーバーであり得る。例えば、第2サーバー130は演算装置110を通じて予想結果値を確認しようとする作業に関連した情報が保存されて処理されるサーバーであり得る。作業に関連した情報は、製品の羅列時に一部のテーマを制限する作業、製品の名称変更時に一部のテーマを変更する作業、またはキャッシュ(cache)を削除する作業などを含むことができ、開発者によってサービスサーバーに適用しようとする開発コードを含むことができる。第2サーバー130はステージビルド(stage build)を含むことができ、演算装置110に入力情報セットに対応する結果情報セット(例:第2結果情報セット)を送信することができる。第2サーバーは開発コードが動作するサーバーであり得る。
【0029】
分散メッセージングシステム140は演算装置110および第2サーバー130とネットワークで連結されてデータの送受信することができる。例えば、分散メッセージングシステム140は第2サーバー130から配置メッセージ(deployment message)を受信することができる。分散メッセージングシステム140は第3結果情報セットを提供するための要請メッセージを演算装置110に送信することができる。分散メッセージングシステム140は受信した配置メッセージに基づいて演算装置110のテストのための演算処理を要請することができる。例えば、分散メッセージングシステム140は演算装置110が第3結果情報セットを提供するためのテスト開始のメッセージを送信することができる。
【0030】
図2は、本開示の多様な実施例に係る演算装置の構成要素を示すブロック図である。
【0031】
図2を参照すると、演算装置110はプロセッサ111、トランシーバー112、およびデータベース113のうち少なくとも一つを含むことができる。
【0032】
プロセッサ111は、本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法を遂行するための一連の段階を処理することができる。プロセッサ111は演算装置110の他の構成要素を制御することができる。
【0033】
プロセッサ111はテストのための入力情報セットを確認することができる。例えば、プロセッサ111はコントロールシステムおよび/または開発者ツールによるプログラムを通じて入力情報セットを受信して確認することができる。他の例として、プロセッサ111はトランシーバー112を通じて入力情報セットを受信することができ、入力情報セットは分散メッセージングシステムを通じて演算装置110に伝送され得る。
【0034】
プロセッサ111は第1サーバー(例:図1の第1サーバー120)で入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信することができる。例えば、プロセッサ111はトランシーバー112を通じて第1結果情報セットを受信することができる。第1結果情報セットは入力情報セットに対応する結果値(または出力値)を意味し得、予想される結果値として意図された結果値または望む結果値などと指称され得る。第1結果情報セットは演算装置110を通じてテストしようとする入力情報セットに対応するコード別出力値を含むことができる。他の例として、第1結果情報セットは第1サーバーに適用される基準コードの動作および組み合わせによって変わり得る。第1結果情報セットはコードが適用される時間、適用されるコードの組み合わせなどによって変わり得る。
【0035】
プロセッサ111は第2サーバー(例:図1の第2サーバー130)で入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信することができる。例えば、プロセッサ111はトランシーバー112を通じて第2結果情報セットを受信することができる。第2結果情報セットは入力情報セットに対応する結果値(または出力値)を意味し得、テスト結果値でテストした結果値またはテスト値などと指称され得る。第2結果情報セットは演算装置110を通じてテストしようとする入力情報セットに対応するコード別出力値を含むことができる。他の例として、第2結果情報セットは第2サーバーに適用される開発コードの動作および組み合わせによって変わり得る。第2結果情報セットはコードが適用される時間、適用されるコードの組み合わせなどによって変わり得る。
【0036】
プロセッサ111は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差(difference)に対する情報を含む第3結果情報セットを提供することができる。第1結果情報セットは入力情報セットに対応するコード別出力値を含むことができる。第2結果情報セットは入力情報セットに対応するコード別出力値を含むことができる。例えば、プロセッサ111は第1サーバーおよび第2サーバーで駆動されるコード別出力値の差を演算することができる。第1サーバーで駆動される基準コード別出力値は第1結果情報セットに含まれ得、第2サーバーで駆動される開発コード別出力値は第2結果情報セットに含まれ得る。第1結果情報セットおよび第2結果情報セットのコード別差はコード別出力値の差を意味し得る。例えば、第1サーバーおよび第2サーバーで駆動されるコード別出力値の差は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差を意味し得る。プロセッサ111は入力情報セットに対応する第1結果情報セットと第2結果情報セットのコード別差が存在するかどうかを判断することができる。
【0037】
プロセッサ111は第1サーバーおよび第2サーバーで駆動されるコード別出力値に差が存在するかどうかに対する情報を含む第3結果情報セットを提供することができる。例えば、プロセッサ111は同一の入力情報セットに対して基準コードを適用して獲得される第1結果情報セットと開発コードを適用して獲得される第2結果情報セットの出力値の差が存在するかどうかに対する情報を提供することができる。
【0038】
第3結果情報セットは第1サーバーおよび第2サーバーのコードの名称、コードに対する説明、およびコードを設定した開発者の名称が表示されるウェブUI(web UI)に対する情報を含むことができる。例えば、第3結果情報セットは第1結果情報セットおよび第2結果情報セットに適用されたか適用されるコードの名称、コードに対する説明、およびコードを設定した開発者の名称をウェブUIを通じて表示する情報を含むことができる。
【0039】
第3結果情報セットはコード別に存在する出力値の差を確認できる情報を含むことができる。プロセッサ111はコード別に存在する出力値の差を確認するための選択入力を受信することができる。例えば、プロセッサ111が第3結果情報セットを提供することは、差を確認するための選択入力に対応して、コードの出力値のうち選択された部分の差に対する比較情報を第1結果情報セットおよび第2結果情報セットに基づいて提供することを含むことができる。比較情報は第1結果情報セットの少なくとも一部、第2結果情報セットの少なくとも一部、および差が存在する部分を指示する情報を含むことができる。
【0040】
プロセッサ111は変更された開発コードに対応する第3結果情報セットを提供することができる。例えば、第2サーバーはコントロールシステムおよび/または開発者ツールを通じての開発者の入力事項を反映した変更された開発コードを受信することができる。コードを設定した開発者は、提供された第3結果情報セットを通じて第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差が大きいものと確認された場合、確認された差を減らすために第2サーバーに適用される開発コードを変更することができる。開発コードを変更することは、第1結果情報セットおよび第2結果情報セットに含まれる出力値の差を減らす、あるいはなくすためであり得る。プロセッサ111は、既存の入力情報セットに変更された開発コードが適用されて出力される変更された第2結果情報セットを利用して、変更された開発コードに対応する第3結果情報セットを提供することができる。変更された開発コードに対応する第3結果情報セットは、第1結果情報セットおよび変更された開発コードによって入力情報セットに対応する変更された第2結果情報セットの差に対する情報を含むことができる。プロセッサ111は、開発コードの変更後、同一の入力情報セットに対応する結果情報セット間の差が存在するかどうかを再びテストすることができる。
【0041】
プロセッサ111は開発コードの変更にかかわらず、第3結果情報セットが変更される部分を差に対する情報から除外する設定情報(例:ignorance rule)を獲得することができる。例えば、プロセッサ111は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの比較対象部分を設定する設定情報を獲得することができる。第3結果情報セットは設定情報に基づいて表示され得る。一例として、設定情報は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットに含まれる出力値のうち、開発コードの変更と関係がなく変更される部分を差(difference)に対する情報から除外するために適用されるものであり得る。開発者は第3結果情報セットに含まれる差に対する情報から開発コードの変更にかかわらず変更される部分を除外できるように設定情報を入力することができる。他の一例として、設定情報は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを比較する前に、第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを整列するために適用されるものであり得る。第1結果情報セットと第2結果情報セットが比較されるためには、コード別出力値がマッピングされる順序で整列させる設定が必要となり得る。他の一例として、設定情報は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットのうち、特定部分で同一の値を有する出力値を比較対象にするために適用されるものであり得る。プロセッサは設定情報を適用して、特定部分で同一でない出力値は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットから除去することによって、第3結果情報セットをより迅速に提供することができる。
【0042】
プロセッサ111は、分散メッセージングシステムを通じて第3結果情報セットを提供するための要請メッセージを、トランシーバーを通じて送信することができる。例えば、プロセッサ111はサービスサーバーでサービス提供のためのサービスコードを適用する前に、テストサーバーを経てサービス提供のためのサービスコードのエラーが存在するかどうかをテストすることができる。プロセッサ111は要請メッセージに対応して第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを受信することができる。
【0043】
開発者が入力情報セットのうち少なくとも一部を選択する選択情報を入力すると、プロセッサ111は選択情報を獲得することができる。選択情報を獲得することによって、プロセッサ111はテストを遂行するために第1サーバーおよび第2サーバーにテストを要請する要請メッセージを送信することができる。プロセッサ111は選択情報に基づいて入力情報セットを確認することができる
【0044】
プロセッサ111は、その他にも本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法に関連した多様な機能を遂行できる。
【0045】
トランシーバー112は演算装置110のデータベース113に保存された情報またはプロセッサ111によって処理された情報を他の装置に送信し、他の装置から演算装置110に情報を受信する機能を遂行することができる。例えば、トランシーバー112は第1サーバーおよび/または第2サーバーから結果情報セット(例:第1結果情報セット、第2結果情報セット)を受信することができる。他の例として、トランシーバー112は分散メッセージングシステム(例:図1の分散メッセージングシステム140)または開発コントロールシステムから情報を受信し、分散メッセージングシステムまたは開発コントロールシステムに情報を送信することができる。
【0046】
データベース113は演算装置110の所定の保存空間に具現されたデータ構造であり、データの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能が自由に遂行され得る。例えば、データベース113はデータの保存、検索、削除、編集、または追加などの機能を処理するためのフィールドまたは構成要素を含むことができる。データベース113は演算装置110が情報を提供する方法を遂行するのに関連したデータを保存することができる。例えば、データベース113はプロセッサ111の実行動作のための命令語またはデータを保存することができる。
【0047】
図3は、本開示の多様な実施例に係る情報を提供する過程を説明するための例示図である。
【0048】
図3を参照すると、演算装置310(例:図1の演算装置110)はテストを経て予想される結果値に基づいて情報を提供する方法によって機能を遂行することができる。例えば、演算装置310は結果情報セットa311(例:第1結果情報セット、第2結果情報セット)を受信して結果情報セットb313(例:第3結果情報セット)を提供することができる。
【0049】
演算装置310は第1サーバー320(例:図1の第1サーバー120)および第2サーバー330(例:図1の第2サーバー130)から入力情報セット312に対応する第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを受信することができる。図3を参照すると、結果情報セットa311は第1サーバー320および第2サーバー330から演算装置310に受信されるものであるが、個別サーバーである第1サーバー320および第2サーバー330から受信される結果情報セットは互いに異なる出力値であり得る。例えば、演算装置310が第1サーバー320で受信することになる第1結果情報セットは結果情報セットa311に含まれ得る。他の例として、演算装置310が第2サーバー330で受信することになる第2結果情報セットは結果情報セットa311に含まれ得る。一例として、演算装置310は同一の入力情報セットに対して、第1サーバー320から基準コードを適用して結果情報セットa311のうち少なくとも一部(例:第1結果情報セット)を受信することができる。他の一例として、演算装置310は前記第1サーバー320での入力情報セットと同一の入力情報セットに対して、第2サーバー330から開発コードを適用して結果情報セットa311のうち少なくとも一部(例:第2結果情報セット)を受信することができる。図3を参照すると、結果情報セットa311は第1サーバー320および第2サーバー330から受信され得る。入力情報セット312は、図3で第1サーバー320および第2サーバー330に送信されるものとして図示されてはいないが、直接的および/または間接的な方法によって入力情報セット312は第1サーバー320および第2サーバー330に送信され、提供され得る。入力情報セット312は少なくとも一つの開発者のデータベースに保存され得、有線および/または無線ネットワーク環境を通じて伝送され得る。入力情報セット312は分散メッセージングシステムによって演算装置310、第1サーバー320、および/または第2サーバー330に伝送され得る。
【0050】
演算装置310はこれまでに問題が発生したケースに対して、該当ケースの入力値と入力値に対する望む結果値の情報セットをデータベース(例:図2のデータベース113)に保存し、直接的および/または間接的な方法によって受信することができる。演算装置310は構築されたデータベースに基づいて、サービスサーバー(例:第1サーバー)に作業コード(例:サービスコード、配布コード)を配布する前に配布しようとする作業コードに該当ケースをテストすることができる。演算装置310は配布される作業コードに対応する出力値が、データベースの結果情報セットと同一の結果を示すのか差のある異なる結果を示すのかをモニタリングすることができる。望む結果値は、サービスサーバーで入力情報セットに基準コードを適用して入力情報セットに対応する出力値を意味し得る。例えば、サービスサーバーおよびテストサーバーに入力される入力情報セット312は同一のものを意味し得る。演算装置310は同一の入力情報セット312に対するサービスサーバーおよびテストサーバーでの結果情報セット間の差(例:結果情報セットa311間の差または第1結果情報セットおよび第2結果情報セット間の差、または同一の入力情報セットに対するコード別出力値の差)を結果情報セットb313(例:第3結果情報セット)に提供することができる。例えば、演算装置310は結果情報セットa311に含まれ得る第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差を結果情報セットb313に提供することができる。
【0051】
図3を参照すると、第1サーバー320は基準コードが動作するサーバーを含むことができ、第2サーバー330はテストサーバーまたは開発コードが動作するサーバーを含むことができる。第1サーバー320および第2サーバー330は入力情報セット312に対応する結果情報セットa311(例:第1結果情報セット、第2結果情報セット)を演算装置310に送信することができる。
【0052】
図3を参照すると、第2サーバー330は演算装置310を通じて予想結果値を確認しようとする作業に関連した情報が保存されて処理されるサーバーを含むことができる。例えば、第2サーバー330はテストサーバーまたは開発コードが動作するサーバーを含むことができる。第2サーバー330は分散メッセージングシステム340(例:図1の分散メッセージングシステム140)に配置メッセージ(deployment message)を送信することができる。例えば、第2サーバー330は分散メッセージキュー(que)を活用できる分散メッセージングシステム340(例:カフカ(Kafka))に配置メッセージを送信することができる。分散メッセージングシステム340に送信される配置メッセージは図3では第2サーバー330として図示されているが、演算装置310、第1サーバー320、および/またはコントロールシステム350を通じて送信されてもよい。
【0053】
図3を参照すると、分散メッセージングシステム340はメモリまたはデータベースに保存する構造ではなくてもよい。例えば、プロデューサー(producer)が分散メッセージングシステム340にデータを送信し、コンシューマー(consumer)は分散メッセージングシステム340に保存されたデータを受信することができる。分散メッセージングシステム340はプロデューサーおよびコンシューマーに対するAPIを提供することができ、連動し得る。分散メッセージングシステム340は少なくとも一つのサーバーを含むことができ、一つのサーバーからデータがすべて送信されるまで待機せず、一定数以上のコンシューマーが受信する場合、他のサーバーのデータを送信することができる。例えば、分散メッセージングシステム340は配置メッセージを受信すると、演算装置310の情報提供方法の遂行を触発させるメッセージキューを分散して送信することができる。一例として、分散メッセージングシステム340は入力情報セット312を演算装置310に伝送することができる。他の例として、分散メッセージングシステム340は入力情報セット312を演算装置310、第1サーバー320、および/または第2サーバー330に伝送することができる。
【0054】
図3を参照すると、コントロールシステム350は演算装置310、第1サーバー320、第2サーバー330、および/または分散メッセージングシステム340にデータを送信することができる。例えば、コントロールシステム350は開発者の開発コードに対する変更事項、第1サーバー320に保存されるデータに関する変更、または第2サーバー330に保存されるデータに関する変更によるデータを送信することができる。コントロールシステム350は、演算装置310を通じて情報を提供する方法を遂行するのに必要な入力情報セットを含むデータを送信することができる。コントロールシステム350はウェブUI(web UI)を通じて演算装置310から結果情報セットb(例:第3結果情報セット)を提供され得る。
【0055】
図4は、本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法に関する概略的なフローチャートである。
【0056】
図4を参照すると、プロセッサ(例:図2のプロセッサ111)は段階410で入力情報セット(例:図3の入力情報セット312)を確認することができる。例えば、入力情報セットはコントロールシステム(例:図3のコントロールシステム350)を通じて演算装置(例:図1の演算装置110、図3の演算装置310)に送信され得る。他の例として、入力情報セットはコントロールシステムを通じて第1サーバー(例:図1の第1サーバー120、図3の第1サーバー320)および/または第2サーバー(例:図1の第2サーバー130、図3の第2サーバー330)に送信され得る。他の例として、入力情報セットは分散メッセージングシステムを通じて演算装置、第1サーバー、および/または第2サーバーに送信され得る。入力情報セットは演算装置を通じてテストを遂行するための入力値のセットを意味し得る。
【0057】
図4を参照すると、プロセッサは段階420で入力情報セットに対応する結果情報セットを受信することができる。第1サーバーは基準コードを適用して入力情報セットに対応する第1結果情報セット(例:図3の結果情報セットa311)を導き出し、導き出された第1結果情報セットを演算装置に送信することができる。第2サーバーは開発コードを適用して入力情報セットに対応する第2結果情報セット(例:図3の結果情報セットa311)を導き出し、導き出された第2結果情報セットを演算装置に送信することができる。
【0058】
図4を参照すると、プロセッサは段階430で結果情報セットのコード別出力値の差に対する情報を提供することができる。結果情報セットのコード別出力値の差は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットのコード別出力値の差を意味し得る。入力情報セットに適用される個別コードに対応して結果情報セットは同一のコード別出力値を有することができ、第1結果情報セットおよび第2結果情報セットは個別コード別に同一であるか異なる出力値を有することができる。結果情報セット間のコード別出力値の差は第3結果情報セット(例:図3の結果情報セットb313)を意味し得る。
【0059】
図5は、本開示の一実施例に係る演算装置の情報提供方法の遂行を示すフローチャートである。
【0060】
図5を参照すると、プロセッサ(例:図2のプロセッサ111)は段階510で第1結果情報セットおよび第2結果情報セット(例:図3の結果情報セットa311)を受信することができる。例えば、プロセッサは第1サーバーで入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信し、第2サーバーで入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信することができる。
【0061】
図5を参照すると、プロセッサは段階520で第1結果情報セットおよび第2結果情報セット間のコード別出力値の差が存在するかどうかを判断することができる。例えば、プロセッサは第1結果情報セットおよび第2情報セットの差を入力情報セットのコード別出力値の差として判断することができる。プロセッサはコード別出力値の差の存在を判断し、差が一定個数を超えて存在する場合、エラーが発生し得るコードとして判断することができる。
【0062】
図5を参照すると、プロセッサは段階520でコード別出力値の差が一定個数を超えて存在する場合、段階530に進行することができる。開発者は提供された第3結果情報セットに基づいて開発コードを変更することができる。プロセッサは段階530で変更された開発コードを獲得することができる。例えば、プロセッサは第3結果情報セットに含まれた差に対する情報に基づいて変更された開発コードを獲得することができる。コード別に判断された出力値の差が一定個数より多い場合には、前記該当するコードに対する変更が必要となり得る。プロセッサは、第2サーバーで入力情報セットに適用される開発コードに対する変更を通じて、変更された第2結果情報セットを受信することができる。開発コードは開発者によって変更され得る。基準コード、開発コードはそれぞれ第1サーバー、第2サーバーに適用されるコードであり、個別サーバーのデータベースに保存されていてもよい。基準コード、開発コードは演算装置を通じて第1サーバーおよび第2サーバーに送信され、コントロールシステムまたは開発者ツールを通じて第1サーバーおよび第2サーバーに送信され得る。変更された開発コードはコントロールシステムまたは開発者ツールを通じて演算装置を経て第2サーバーに送信され、直ちに第2サーバーに送信されてもよい。プロセッサは変更された開発コードに対応する第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差に対する情報を含む第3結果情報セットを提供することができる。例えば、変更された開発コードに対応して新しく提供される第3結果情報セットのコード別出力値の差が一定個数より少ない場合には、段階540に進行することができる。
【0063】
図5を参照すると、プロセッサは段階520でコード別出力値の差が一定個数より少なく存在する場合、段階540に進行することができる。プロセッサは第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差に対する情報が含まれた第3結果情報セットを提供することができる。プロセッサは提供された第3結果情報セットに基づいてコード別出力値の差が一定個数より少なく存在する場合、段階540でサービスサーバーに開発コードを分配および開発コードを適用することができる。プロセッサは第1結果情報セットおよび第2結果情報セット間のコード別出力値の差が含まれた第3結果情報セットに基づいて、開発コードを分配し適用するかどうかを決定することができる。プロセッサは差に対する情報が一定個数より少なく存在する場合、サービスサーバーでエラーなしに作動できるものと判断することができる。例えば、プロセッサは第1サーバーで入力情報セットに基準コードを適用した結果(例:第1結果情報セット)が第2サーバーで入力情報セットに開発コードを適用した結果(例:第2結果情報セット)とコード別出力値の差が一定個数より少ない場合、サービスサーバーでも基準コードがエラーなしに作動することができると判断することができる。コードのエラー発生の有無を判断する基準となる差の個数に対する一定個数は開発者によって設定され得、コード別に異なり得る。
【0064】
図6は、本開示の多様な実施例に係る演算装置および周辺装置間に情報を提供する方法の遂行過程を説明するための例示図である。
【0065】
図6を参照すると、演算装置310(例:図1の演算装置110)はコントロールシステム(例:開発者ツールによるプログラム(administrator tool))350から入力情報セットを受信することができる。他の例として、入力情報セットは第3結果情報セットを提供するテストを遂行するための入力値を意味し得る。演算装置310は開発コードをサービスサーバーに配布して適用する前に、開発コードに対するテストを遂行してテスト結果値および予想結果値の差が誤差範囲内であるかを判断することができる。
【0066】
図6を参照すると、コントロールシステム350はテストセットを演算装置に送信することができる。テストセットは入力情報セットを意味し得る。第1サーバー320および第2サーバー330は演算装置310またはコントロールシステム350から入力情報セットを受信することができる。第1サーバー320は受信した入力情報セットに対応する第1結果情報セットを演算装置310に送信することができる。第2サーバー330は受信した入力情報セットに対応する第2結果情報セットを演算装置310に送信することができる。第1結果情報セットは演算装置310を通じてテストしようとする入力情報セットに対するコード別出力値を含むことができる。第2結果情報セットは演算装置310を通じてテストしようとする入力情報セットに対するコード別出力値を含むことができる。
【0067】
図6を参照すると、第2サーバー330は分散メッセージングシステム340に配置メッセージ(deployment message)を送信することができる。分散メッセージングシステム340は受信した配置メッセージに基づいて、演算装置310の情報提供方法の遂行を要請する要請メッセージを送信することができる。図6に図示されてはいないが、演算装置310は分散メッセージングシステム340を通じて第3結果情報セットを提供するための要請メッセージを送信することができる。要請メッセージは第1サーバー320および第2サーバー330で第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを受信するためのものを意味し得、テストの遂行を開始するためのものを意味してもよい。
【0068】
図6を参照すると、演算装置310は第1サーバー320および第2サーバー330から第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを受信することができる。演算装置310は第1結果情報セットおよび第2結果情報セット間のコード別出力値の差を比較することができる。演算装置310は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットのコード別出力値の差に対する情報を含む第3結果情報セットをコントロールシステム350に提供することができる。演算装置310は第3結果情報セットをデータベースに保存することができる。差に対する情報はコード別出力値の差の個数に対する情報を含むことができる。差の個数は演算装置310によってカウントされ得る。
【0069】
図7は、本開示の多様な実施例に係る演算装置および周辺装置間に情報を提供する方法の遂行を示す例示図である。
【0070】
図7を参照すると、演算装置310(例:図1の演算装置110)は第1サーバー320(例:図1の第1サーバー120)および第2サーバー330(例:図1の第2サーバー130)から第1結果情報セットおよび第2結果情報セットを受信することができる。演算装置310は分散メッセージングシステム340(例:図1の分散メッセージングシステム140)から情報提供方法の遂行を触発させるメッセージを受信することができる。
【0071】
図7を参照すると、演算装置310は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの差に対する情報を含む第3結果情報セットを提供することができる。第3結果情報セットはテスト結果(test results)として蓄積されてデータベースに保存され得る。コントロールシステムまたはおよび/または開発者はウェブUI(web UI)を通じてテスト結果を提供され得る。第3結果情報セットはウェブUIに表示される情報、比較対象部分を設定する設定情報などを含むことができ、ウェブUIも含むことができる。
【0072】
図8は、本開示の多様な実施例に係る情報を提供する方法のルール適用に関連した例示図である。
【0073】
図8を参照すると、コントロールシステム(例:図3のコントロールシステム350)を通じて設定情報810(例:ignorance rule)を入力して演算装置(例:図1の演算装置110、図3の演算装置310)に送信することができる。プロセッサ(例:図2のプロセッサ111)は開発コードの変更にかかわらず、第3結果情報セットが変更される部分を差に対する情報から除外する設定情報を獲得することができる。例えば、プロセッサは第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの比較対象部分を設定する設定情報を獲得することができる。第3結果情報セットは設定情報に基づいて表示され得る。設定情報は第1結果情報セットおよび第2結果情報セットに含まれる出力値のうち、開発コードの変更にかかわらず変更される部分を差(difference)に対する情報から除外するために適用されるものであり得る。開発者はコントロールシステムを通じて第3結果情報セットに含まれる差に対する情報から開発コードの変更にかかわらず変更される部分を除外できるように設定情報を入力することができる。例えば、プロセッサはコントロールシステムおよび/または開発者ツールによるプログラムを通じて設定情報を受信し、データベース(例:図2のデータベース113)から設定情報を獲得することができる。
【0074】
プロセッサは第1結果情報セットおよび第2結果情報セットのコード別出力値の差に対して、一定個数を外れるかどうかを判断することができる。プロセッサはあらかじめ設定されたルールで個別コード別出力値の差を個数でカウントして、一定個数より少ない場合にはコードに問題がないと判断することができる。例えば、プロセッサはテストの結果、第1結果情報セットおよび第2結果情報セットの第1コードに対する出力値の差が10個(例:第1コードに対する出力値の差に対する一定個数が10個)より少ない場合には、第1コードに問題がないと判断することができる。第1コードに対するものは例示に過ぎず、第nコードに対する一定個数が個別的に存在し得る。
【0075】
図8を参照すると、プロモーションに関連した製品のキャッシュ(cache)に対して適用される設定情報811、すでにサーチングされた製品に対して適用される設定情報812、プロモーションに関連した製品のペイロードに対して適用される設定情報813、およびベンダーの最後の月の販売に関連した結果に対して適用される設定情報814等が存在し得る。開発コードを適用して出力される出力値を含む結果情報セット(例:第2結果情報セット)と基準コードを適用して出力される出力値を含む結果情報セット(例:第1結果情報セット)間のコード別出力値の差に適用される設定情報は図8に図示された例示に限定されない。
【0076】
図9は、本開示の多様な実施例に係るコード別出力値の差に対する情報を含む第3結果情報セットに関連した例示図である。
【0077】
図9を参照すると、開発者は入力情報セットのうち、第3コード910(例:code 3)に対応する結果情報セット間の差を確認することができる。例えば、開発者は第3コード910に対応する第1結果情報セットおよび第2結果情報セット間の出力値の差をテスト回数および差の個数920で確認することができる。プロセッサはテスト回数および差の個数920をカウントすることができ、図9に図示された情報を含む第3結果情報セットを提供することができる。
【0078】
図9を参照すると、開発者は提供される第3結果情報セットを通じて第3コード910を設定した開発者名称930を確認することができる。開発者は差に対する細部項目情報(Diff Detail)で第3コード910の出力値に対する差が示された項目940を確認することができる。
【0079】
図9を参照すると、プロセッサは第1コード~第nコード別出力値に差が存在するかどうかに対する情報を含む第3結果情報セットを提供することができる。例えば、図9の例示は、第3コード910に存在する出力値の差を確認するための第3コード910を選択する入力がなされると、選択された第3コード910別出力値の差が存在する情報を含む第3結果情報セットを提供するものであり得る。図9に図示された920~940は第3コード910に対する情報を含む第3結果情報セットを意味し得る。図9には第3コード910に対する例示が900で図示されたが、これは第3コード910に限定されるものではなく、第1コード~第nコードに対して拡張されて制限なく説明され得る。
【0080】
図9を参照すると、図示された情報は比較情報を意味し得る。プロセッサはコード別に存在する出力値の差を確認するための選択入力を受信し、コードの出力値のうち前記選択入力に対応して選択された部分の差に対する比較情報を、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットに基づいて提供し、前記比較情報は前記第1結果情報セットの少なくとも一部、前記第2結果情報セットの少なくとも一部、および差が存在する部分を指示する情報を含むことができる。選択入力は開発者によって入力され、プロセッサは選択入力を受信することができる。
【0081】
図10は、本開示の多様な実施例に係るコードに関する情報を表示するウェブUIに関する情報を含む第3結果情報セットに関連した例示図である。
【0082】
図10を参照すると、第3結果情報セットに含まれ得る情報のうち一部に関するものであり、ウェブUIに対する例示画面を確認することができる。例えば、コードの名称1020は入力情報セットに含まれ得るコードに関する名称を含むことができる。コード1(1021)は第1コード、コード2(1022)は第2コード、コード3(1023)は第3コードを意味し得る。コードの名称1020の左側の四角形の表示は個別コードに対する選択窓1010を意味し得る。例えば、コード1(1021)の左側の四角形の表示は、コード1に対する選択窓1011、コード2(1022)の左側の四角形の表示はコード2に対する選択窓1012、およびコード3(1023)の左側の四角形の表示はコード3に対する選択窓1013を意味し得る。
【0083】
図10を参照すると、コードに対する説明1030は個別コードに対する機能を説明する空間を意味し得る。例えば、説明1(1031)はコード1(1021)に対する機能の説明、説明2(1032)はコード2(1022)に対する機能の説明、および説明3(1033)はコード3(1023)に対する機能の説明を意味し得る。開発者名称1040は個別コードを設定した開発者の名称を意味し得る。例えば、開発者1(1041)はコード1(1021)を設定した開発者の名称、開発者2(1042)はコード2(1022)を設定した開発者の名称、および開発者3(1043)はコード3(1023)を設定した開発者の名称を意味し得る。
【0084】
図10を参照すると、コントロールシステムおよび/または開発者ツールによるプログラムで確認できるウェブUIは第3結果情報セットを視覚的に確認できるように表示するものであり、第3結果情報セットに含まれて提供され得る。図10は3個のコードを図示しているが、コードの個数はこれに限定されるものではなくてもよい。
【0085】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は、入力情報セットを確認する段階、第1サーバーで前記入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信する段階、第2サーバーで前記入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信する段階、および前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差に対する情報を含む第3結果情報セットを提供する段階を含むことができる。
【0086】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法の前記第1サーバーは基準コードが動作するサーバーであり、前記第2サーバーは開発コードが動作するサーバーであり、前記開発コードは前記基準コードと対応するコードを含み、前記基準コードは使用者に提供されるサービスサーバーのコードと対応し得る。
【0087】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法の前記第3結果情報セットを提供する段階は、前記第1サーバーおよび前記第2サーバーで駆動されるコード別出力値に差が存在するかどうかに対する情報を含む前記第3結果情報セットを提供する段階を含むことができる。
【0088】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は、前記コード別に存在する出力値の差を確認するための選択入力を受信する段階を含み、前記第3結果情報セットを提供する段階は、コードの出力値のうち前記選択入力に対応して選択された部分の差に対する比較情報を前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットに基づいて提供する段階を含み、前記比較情報は前記第1結果情報セットの少なくとも一部、前記第2結果情報セットの少なくとも一部および差が存在する部分を指示する情報を含むことができる。
【0089】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は、前記第3結果情報セットは前記第1サーバーおよび前記第2サーバーで駆動されるコードの名称、コードに対する説明、およびコードを設定した開発者名称が表示されるウェブUIに関する情報を含むことができる。
【0090】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法の前記開発コードは前記提供された第3結果情報セットに対応して変更され、前記変更された開発コードに対応する第3結果情報セットを提供する段階をさらに含むことができる。
【0091】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法の前記変更された開発コードに対応する第3結果情報セットは、前記第1結果情報セットおよび前記変更された開発コードによって前記入力情報セットに対応する変更された第2結果情報セットの差に対する情報を含むことができる。
【0092】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの比較対象部分を設定する設定情報を獲得する段階をさらに含み、前記第3結果情報セットは前記設定情報に基づいて表示され得る。
【0093】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は分散メッセージングシステムを通じて前記第3結果情報セットを提供するための要請メッセージを送信する段階を含み、前記要請メッセージに対応して前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットを受信することができる。
【0094】
多様な実施例に係る演算装置の情報提供方法は前記入力情報セットのうち少なくとも一部を選択する選択情報を獲得する段階をさらに含み、前記入力情報セットは前記選択情報に基づいて確認することができる。
【0095】
多様な実施例に係る演算装置は、データを受信および送信するトランシーバー、データを保存するデータベース、およびプロセッサを含み、前記プロセッサは前記トランシーバーを通じて受信した入力情報セットを確認し、第1サーバーから前記入力情報セットに対応する第1結果情報セットを受信し、第2サーバーから前記入力情報セットに対応する第2結果情報セットを受信し、前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの差に対する情報を含む第3情報セットを提供することができる。
【0096】
多様な実施例に係る演算装置の前記第1サーバーは基準コードが動作するサーバーであり、前記第2サーバーは開発コードが動作するサーバーであり、前記開発コードは前記基準コードと対応するコードを含み、前記基準コードは使用者に提供されるサービスサーバーのコードと対応し得る。
【0097】
多様な実施例に係る演算装置の前記プロセッサは、前記第1サーバーおよび前記第2サーバーで駆動されるコード別出力値に差が存在するかどうかに対する情報を含む前記第3結果情報セットを提供することができる。
【0098】
多様な実施例に係る演算装置の前記プロセッサは前記コード別に存在する出力値の差を確認するための選択入力を受信し、コードの出力値のうち前記選択入力に対応して選択された部分の差に対する比較情報を前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットに基づいて提供し、前記比較情報は前記第1結果情報セットの少なくとも一部、前記第2結果情報セットの少なくとも一部、および差が存在する部分を指示する情報を含むことができる。
【0099】
多様な実施例に係る演算装置において、前記第3結果情報セットは前記第1サーバーおよび前記第2サーバーで駆動されるコードの名称、コードに対する説明、およびコードを設定した開発者名称が表示されるウェブUIに関する情報を含むことができる。
【0100】
多様な実施例に係る演算装置の前記開発コードは前記提供された第3結果情報セットに対応して変更され、前記プロセッサは前記変更された開発コードに対応する第3結果情報セットを提供することができる。
【0101】
多様な実施例に係る演算装置において、前記変更された開発コードに対応する第3結果情報セットは前記第1結果情報セットおよび前記変更された開発コードによって前記入力情報セットに対応する変更された第2結果情報セットの差に対する情報を含むことができる。
【0102】
多様な実施例に係る演算装置の前記プロセッサは前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットの比較対象部分を設定する設定情報を獲得し、前記第3結果情報セットは前記設定情報に基づいて表示され得る。
【0103】
多様な実施例に係る演算装置の前記プロセッサは分散メッセージングシステムを通じて前記第3結果情報セットを提供するための要請メッセージを送信し、前記要請メッセージに対応して前記第1結果情報セットおよび前記第2結果情報セットを受信することができる。
【0104】
多様な実施例に係る演算装置の前記プロセッサは前記入力情報セットのうち少なくとも一部を選択する選択情報を獲得し、前記入力情報セットは前記選択情報に基づいて確認され得る。
【0105】
一方、本明細書と図面には本発明の好ましい実施例について開示したし、たとえ特定の用語が使われていてもこれは単に本発明の技術内容を容易に説明し発明の理解を助けるための一般的な意味で使われたものであり、本発明の範囲を限定しようとするものではない。ここに開示された実施例の他にも本発明の技術的思想に基づいた他の変形例が実施可能であることは本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に自明である。
【0106】
前述した実施例に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタンなどのような使用者インターフェース装置などを含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータ読み取り可能なコードまたはプログラム命令であり、コンピュータ読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体として、マグネチック保存媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスクなど)および光学的読み取り媒体(例えば、シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータ読み取り可能な記録媒体はネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータが読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体はコンピュータによって読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0107】
本実施例は機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは特定機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施例は一つ以上のマイクロプロセッサの制御または他の制御装置によって多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)等のような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得るのと同様に、本実施例はデータ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組み合わせで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャヴァ(Java)、アセンブラ(assembler)等のようなプログラミングまたはスクリプト言語で具現され得る。機能的な側面は一つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施例は電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理などのために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は広く使われ得、機械的で物理的な構成で限定されるものではない。前記用語はプロセッサなどと連係してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0108】
前述した実施例は一例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施例が具現され得る。
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