特許7354032IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

マスクブランク、そのマスクブランクを用いて製造された転写用マスク、およびの転写用マスクを用いた半導体デバイスの製造方法に関するものである。

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

のマスクブランクにおいて、遮光膜は、基板における面取り面や側面にわたる広い領域に形成されている。一方、パターンの微細化に伴い、ハードマスクとしても用いられる遮光膜は、膜厚40nm以下といったさらなる薄膜化が進んでいる。一般に、マスクブランクの遮光膜を含む薄膜は、スパッタリング法によって基板上に形成される。スパッタリング法による薄膜の形成時、基板の主表面に対するスパッタ粒子の入射角度に比べ、面取り面や側面に対するスパッタ粒子の入射角度は鋭角になる。このため、主表面に形成される薄膜の厚さに比べて、面取り面や側面に形成される薄膜の厚さは大幅に薄くなる。また、面取り面や側面に形成される薄膜の付着力は、主表面に形成される薄膜の付着力よりも弱い。これらの事情から、基板の面取り面や側面上に形成されている部分の遮光膜が剥がれやすく、マスクブランクのハンドリング時にその部分の遮光膜が剥がれて発塵しやすいという問題があった。この問題を解決するために、遮光膜をスパッタリング法で成膜するときに、その遮光膜の成膜領域(薄膜形成領域)の外縁が、基板の主表面の面取り面との稜線よりも内側であり、電子線描画装置にセットした時にアースピンを接触させる位置よりも外側になるように制御することを試みた。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

前記の課題を達成するため、本発明は以下の構成を有する。 (構成1) 基板と薄膜とを備えるマスクブランクであって、 前記基板は、2つの主表面と側面を有し、前記2つの主表面と前記側面との間に面取り面が設けられ、 前記2つの主表面のうち一方の主表面は、該主表面の中心を含む内側領域と、該内側領域の外側の外周領域とを有し、 前記主表面の内側領域上に前記薄膜が設けられ、 波長400n・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明のマスクブランクによれば、基板上に薄膜を形成した場合において、薄膜が形成されている領域と形成されていない領域との境界を視認することが容易となる。これにより、基板の側面や面取り面に回り込んで形成されることを回避するように、薄膜を形成するスパッタ装置に設けるマスキングプレートの位置調整を容易に行うことができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施形態におけるマスクブランクの構成を示す要部断面図である。
【図2】 本発明の実施形態における基板の平面模式図である。
【図3】 本発明の実施形態における位相シフトマスクの製造工程を示す断面模式図である。
【図4】 本発明の実施形態におけるマスクブランクの薄膜の形成時に使用するマスキングプレートの要部の模式図である。
【図5】 実施例1に係る主表面と遮光膜の境界付近における膜厚プロファイルを示すグラフである。

代表図 図1本件の代表的な図

10 透光性基板 11(11a,11b) 主表面 12 側面 13 面取り面 14 内側領域 15 外周領域 16 アースピン接地箇所 17 中心 20 位相シフト膜 20a 位相シフトパターン 30 遮光膜 30a,30b 遮光パターン 31 ハードマスク膜 31a ハードマスクパターン 40a、40b レジストパターン 50 スパッタリングターゲット 51 基板保持部 52 遮蔽板 100 マスクブランク 200 位相シフトマスク

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