特許7355358IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

地盤注入用固結材に関し、特に地盤注入時に地盤への浸透性が良好であり、また固結後に高強度を発揮する地盤注入用固結材及びその製造方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、SiO2含有量が11質量%以上と多いにもかかわらず、部分ゲルの発生が抑制されていて調製が容易であり、ゲル化時間が長く確保されており、しかも地盤への浸透性が良好な地盤注入用固結材を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者は、目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、珪酸ソーダ、水酸化マグネシウム及び酸成分を含有する特定の組成物からなる地盤注入用固結材が、目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の地盤注入用固結材は、(i)珪酸ソーダ、水酸化マグネシウム及び水を含有するA液と、(ii)酸成分及び水を含有し且つ珪酸ソーダを含有しないB液とを混合してC液を得ることにより調製される。この調製方法は、添加剤である水酸化マグネシウムの作用によりA液とB液とを混合した際のゲル化時間が長く確保されており、最終的な固結材のSiO2濃度が11質量%以上と高濃度であっても部分ゲルの発生が抑制されていて調製が容易であり、しかも地盤(特に密な地盤や粘土質の地盤)への浸透性が良好である。また、SiO2濃度が11質量%以上であるため固結後の強度も優れている。なお、部分ゲルの発生が抑制されていることは、地盤注入用固結材中のSiを含有する固形分の平均粒子径が0.80nm以下であることから把握することができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施例1、比較例1~2で作製した3種の地盤注入用固結材のSiO2濃度と各ゲルタイムとの関係を示すグラフである。10%ブランクは比較例1、12%ブランクは比較例2を示す。
【図2】 実施例1、比較例1~2で作製した3種の地盤注入用固結材を用いて試験例1で作製した3種の固結体の一軸圧縮強さ(7日、28日)を示すグラフである。10%ブランクは比較例1、12%ブランクは比較例2を示す。

代表図 図1本件の代表的な図

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