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  • 特許-脱着リングノートシステム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-27
(45)【発行日】2023-10-05
(54)【発明の名称】脱着リングノートシステム
(51)【国際特許分類】
   B42F 3/00 20060101AFI20230928BHJP
   B42F 13/00 20060101ALI20230928BHJP
【FI】
B42F3/00
B42F13/00 Z
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2023120442
(22)【出願日】2023-07-25
【審査請求日】2023-07-25
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】718004758
【氏名又は名称】北里 良一郎
(72)【発明者】
【氏名】北里 良一郎
【審査官】稲荷 宗良
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-006512(JP,A)
【文献】特開2019-209615(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B42F 3/00
B42F 13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
記入用紙の長辺沿いまたは短辺沿いに設けられた綴じ込み用の連続したパンチ穴から該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの、上部にある半島状の用紙部分(以下タブと記す)の長さ(以下、上タブと記す)、該切込みの幅、該切込みの下側にあるタブ長さ(以下、下タブと記す)の、パンチ穴の切込みに直角方向の辺の長さに対する比率が、
用紙最上端のパンチ穴で 上タブ=50% 切込み幅=25% 下タブ=25%
用紙中間部のパンチ穴で 上タブ=25%以上35%以下 切込み幅=30%以上 下タブ=25%以上35%以下、かつ、上タブ、切込み幅、下タブの合計が100%、
用紙最下端のパンチ穴で 上タブ=25% 切込み幅=25% 下タブ50%、
となることを特徴とするルーズリーフ用紙
【請求項2】
リング式綴じ具に請求項1のルーズリーフ用紙と表紙・裏表紙を綴じ込んだリングノートであって
該綴じ具のリングの幅が請求項1のルーズリーフ用紙の切り込みに直角方向のパンチ穴長さの80%以上であり
該リングに綴じ込む表紙、全ルーズリーフ用紙、裏表紙の綴込み厚さが、リング内径から請求項1の最長のタブ長さを引いた数値以下になることを特徴とするリングノート。
【請求項3】
請求項2に記載のリングノートの隣り合うリングとリングの間の距離の80%以上の幅の突起が該綴じ具の多数のリングとリングの間に入る位置に配置されており、該突起の少なくとも一つ以上が他の突起よりも長く先端の形状が楔型または円弧状をなす突起であり、その他の突起は同じ長さで先端が揃っていることを特徴とする綴込み補助具と請求項のリングノートで構成するリングノートシステム
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、リングノートに関わる。
【背景技術】
【0002】
ルーズリーフ用紙をリング綴じ具に綴じ込むリングノート(非特許文献1)は、ルーズリーフ用紙を開閉式リング綴じ具に綴じ込むバインダーよりリングが小さくルーズリーフ用紙を自由な角度で開くことができるので記入しやすい利点があるが、ルーズリーフ用紙を抜き差しできない不便さがある。
【0003】
この解決策として、ルーズリーフ用紙のパンチ穴に該パンチ穴から隣接する用紙の縁端部までに切り込みをいれて、綴じ具のリングを該切り込みに通すことにより綴じ具に脱着するルーズリーフ用紙(以下、切り込み付きルーズリーフ用紙、と記す)と、櫛状の綴込み補助具の突起部分で、該ルーズリーフ用紙の該切り込みの両側にある半島状の用紙部分(以下、「タブ」と記す)をリングの中に押し込むことで該用紙をリングに装着するルーズリーフのシステム(特許文献1)や、前記システムの綴込み補助具の単独技術(特許文献2)や、特許文献1に同様の仕組みの仕切り紙を加えたシステム(特許文献3)が示されている。
【0004】
しかしこれらの先行技術には、該用紙を綴じ具から抜き出す際にリングとの抵抗からタブが折れ曲がったり破りとれる問題や、該綴込み補助具を使って該用紙を綴じ具のリングに綴じ込む際に、タブがリングにかかったまま入りきらず綴込み不良となる問題、使用者が該補助具の突起とリングが当たった状態で押しこむと、該突起がリングの上に滑り乗ってタブをリングの内側に押し入れることができず綴込み不良となる問題がある。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
【文献】https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/campus_twinring/
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2004-262215
【0007】
【文献】実願2000-000373
【0008】
【文献】実公昭43-002329
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
綴じ込んだ用紙を破損せず自由に着脱でき、該用紙を綴じ込む際に綴込み不良を生じないリングノートシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
ルーズリーフ用紙のパンチ穴から、該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの、上側にあるタブの長さ(以下、上タブと記す)、該切込み幅、該切込みの下側にあるタブの長さ(以下、下タブと記す)の、パンチ穴の切り込みに直角方向の長さ(以下、パンチ長さと記す)に対する比率が、
用紙最上端のパンチ穴で 上タブ=50% 切込み幅=25% 下タブ=25%
用紙中間部のパンチ穴で 上タブ=25%以上35%以下 切込み幅=30%以上 下タブ=25%以上35%以下、かつ、上タブ、切込み幅、下タブの合計が100%、
用紙最下端のパンチ穴で 上タブ=25% 切込み幅=25% 下タブ50% となるルーズリーフ用紙を
リングの幅が該用紙のパンチ穴の長さの80%以上であるリング綴じ具に
該リングに綴じ込む表紙と該用紙と裏表紙の合計の綴込み厚さが、リング内径から該用紙の最長のタブ長さを引いた数値以下になるように調整したリングノートと
該綴じ具の隣り合うリングとリングの間の距離の80%以上の幅をもつ突起を、多数のリングとリングの間に入る位置に設けており、該突起の少なくとも一つ以上が他の突起よりも長く、先端が楔型または円弧状をなしており、その他の突起は同じ長さで先端が揃っていることを特徴とする綴込み補助具で構成されるリングノートシステム。
【発明の効果】
【0011】
本発明のリングノートシステムは、綴じ込んだ切込み付きルーズリーフ用紙をリングから破損することなく抜き出すことができ、該用紙をリングに差し入れる際の、綴込み補助具の突起がリングとリングの間に入らないために用紙のタブをリングの中に押し込めない綴込み不良と、該綴じ具でリング間に該用紙のタブ周辺部分を押し込んでもタブがリングに入りきらない綴込み不良とを生じさせない効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本発明のルーズリーフと綴込み補助具を例示する説明図 図1-1 本発明のルーズリーフ用紙図1-2 本発明の連続突起を持つ綴込み具。図1-3 本発明のルーズリーフ用紙と綴込み補助具の関係図
図2】本発明のルーズリーフのタブ長さの条件を示す説明図図2-1 リングクリアランスを示す断面図図2-2 パンチ穴クリアランスを示す平面図
図3】切込み付きルーズリーフと綴込み補助具・タブ・リングの関係図図3-1 先行技術での綴込み前の補助具・ルーズリーフ・リングの位置関係図図3-2 先行技術での綴込み中の補助具・ルーズリーフ・リングの位置関係図図3-3 本発明での綴込み前の補助具・ルーズリーフ・リングの位置関係図図3-4 本発明での綴込み中の補助具・ルーズリーフ・リングの位置関係図
図4】先行技術の綴込み補助具と綴じ具リングの関係を示す断面図図4-1 先行技術での綴込み前の補助具・ルーズリーフのタブ・リングの位置関係面図図4-2 先行技術での綴込み中の補助具・ルーズリーフのタブ・リング位置関係図図4-3 先行技術での補助具でルーズリーフを押し込み中のリングとタブを示す位置関係図図4-4 先行技術での補助具でルーズリーフを押し込んだ後のリングとタブの位置関係面
図5】本発明の綴込み補助具と綴じ具リングの関係を示す断面図図5-1 本発明での綴込み前の補助具・ルーズリーフのタブ・リングの位置関係面図図5-2 本発明での綴込み中の補助具・ルーズリーフのタブ・リング位置関係図図5-3 本発明での補助具でルーズリーフを押し込み中のリングとタブを示す位置関係図図5-4 本発明での補助具でルーズリーフを押し込んだ後のリングとタブの位置関係面
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明のリングノートシステムは、リングノートと綴込み補助具で構成し、該リングノートは表紙、切込み付きルーズリーフ用紙、裏表紙とリング綴じ具から構成する。
【0014】
本発明のリングノートは、図1-1に示すように、記入用紙の長辺沿いまたは短辺沿いに設けられた綴じ込み用の連続したパンチ穴から該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの、両側にある半島状の用紙部分(以下タブと記す)のうち、切込みの上部のタブ(以下、上タブと記す)の長さ、該切込みの幅、該切込みの下側にあるタブ(以下、下タブと記す)の長さの、パンチ穴長さに対する比率が、
用紙最上端のパンチ穴で 上タブ=50% 切込み幅=25% 下タブ=25%
用紙中間部のパンチ穴で 上タブ=25%以上35%以下 切込み幅=30%以上 下タブ=25%以上35%以下、かつ、上タブ、切込み幅、下タブの合計が100%、
用紙最下端のパンチ穴で 上タブ=25% 切込み幅=25% 下タブ=50% となるルーズリーフ用紙を
リングの幅が該用紙のパンチ穴の長さの80%以上であるリング綴じ具に綴じ込み
該リングに綴じ込む表紙と該用紙と裏表紙の合計の綴込み厚さが、該リングの内径から最長のタブ長さを引いた数値以下になることを特徴とするリングノート。
【0015】
本発明の綴込み補助具は、図1-2に示すように、該リングノートの隣り合うリング間距離の80%以上の幅の突起が該綴じ具の多数のリングとリングの間に入る位置に配置されており、該突起の少なくとも一つ以上が他の突起よりも長く先端の形状が楔型または円弧状をなす突起(以下、リード突起と記す)であり、その他の突起は同じ長さで先端が揃っていることを特徴とする綴込み補助具。
【0016】
本発明のルーズリーフ用紙は、先行技術で生じるタブの破損の原因を、タブと長さとリングへのかかり具合に着目して構成されており、該用紙のタブの比率の規定は、下記の理由による。
【0017】
特許文献1、特許文献3の切り込み付きルーズリーフ用紙はタブの係止機能に着目しているため、タブがリングにかかる長さが長く、タブをリングから引き離す方向に力がかかるとタブが大きく変形し、さらに引き離すとタブの付け根部分が破損しやすいが、これを回避する方策を持っていない。
【0018】
本発明のルーズリーフ用紙は、リングノートの使用時に用紙がリングに係止するに足り、かつ抜き出す際に破損に至る負荷がかからないタブを求め、リングに係止している際の用紙の上端部・下端部・中間部が用紙を引きはがす力に対してそれぞれ異なる条件にあることに着目して、パンチ穴の用紙での位置に応じて切込み幅と上タブと下タブの長さ規定し、破損を回避する構造である。
【0019】
リングノートの使用中には手指や筆記具などが当たって用紙をリングから引き離す方向に力が生じることがあるが、切込み付きパンチ穴ルーズリーフ用紙の中間部のパンチ穴に用紙から引き離す力がかかった場合、力がかかった位置に隣接する複数のパンチ穴のタブが用紙をリングから引き離す力に抵抗するのでリングから外れにくいが、最上端のパンチ穴ではその上部の用紙部分が、最下端のパンチ穴ではその下部の用紙部分がそれぞれ切り放たれた状態のため、用紙をリングから引き離す方向に力がかかると用紙が変形しやすい上、当該パンチ穴のタブ以外に引き離す方向の力に抵抗するタブがないため、中間部に比べて用紙がリングから外れやすい構造である。
【0020】
本発明のルーズリーフ用紙は前記構造に着目し、切込みの上部のタブ、切込み幅、下部のタブのパンチ長さを用紙の位置に応じて規定しており、図2-2の8に示すパンチ穴長さに対して、まず中間部で上タブ=25%以上35%以下 切込み幅=30%以上 下タブ=25%以上35%以下と規定した。タブ長さが最小である25%の場合、一例として4mmのパンチ穴長さで24個のパンチ穴を持つA5判の多穴式のリングノートであっても、一つのパンチ穴で切込みの上下のタブのリングにかかり得る長さが2.0ミリあり、用紙全体としては48ミリの長さのタブが用紙をリングに係止し得るため、安定した用紙の係止が可能である。
【0021】
また、本発明のリングノートはリング幅をパンチ穴長さの80%以上、すなわち図2-2の8’に示すパンチ穴長さとリング幅の差であるパンチ穴クリアランスをパンチ穴の20%未満とし、かつタブの長さをパンチ穴の25%以上と規定しているので、タブの長さが最小であってもリングクリアランスの最大値よりも大きく、該クリアランスからタブが外れることがない構造である。
【0022】
該用紙の抜き出し時においては、用紙中間部の一つのタブがリングにかかるり得る長さは最長でも1.4ミリにすぎず、パンチ穴上部から下部へタブをリングから引き抜く方向に力がかかるとタブは破損に至るほど変形せずにリングをくぐり抜ける。
【0023】
以上のように本発明のルーズリーフ用紙の中間部のタブは、用紙の中間部にリングから引き離す力が加わっても外れにくいが、用紙の上端から下端にめくるように引き離す力が加わるとタブが破損に至る前にリングから外れる構造になっている。、
【0024】
一方で、該用紙の上端部パンチ穴では上タブの長さを、下端部のパンチ穴では下タブの長さを、パンチ穴長さの50%と規定して、リングにかかる長さを中間部より長くして、用紙をリングから引き離す力への抵抗を強化し、タブがリングから外れることを抑制する。、また、該用紙を上端から下端へリングから引き離して抜き出す動作には、上端部と下端部の切り放たれた用紙部分が大きく変形することでタブがリングをくぐりやすくなる効果を生み、タブが破損に至る前にリングから外れる構造になっている。
【0025】
本発明の綴込み補助具の形状の特徴は下記の理由による。
【0026】
特許文献2,特許文献3の綴込み補助具は突起の先端が揃っているため、該突起がリングに当たる時は他のすべての突起もリングに当たっている。突起の位置をリング間にずらそうとすると、全突起とリングとのすべての摩擦力が抵抗になるが、このような場合、使用者は通常、リングに当たった補助具をさらにリングに押し付けるので、図3-1、図3-2の断面図に示すように突起がリングの上に滑り乗ってしまいルーズリーフ用紙のタブ周辺部分をリング間に押し込むことができず、綴込み不良が生じる。
【0027】
これに対して本発明の綴込み補助具は、図3-3に示すように、リード突起だけをリング間に合わせればよいので操作性が良く、リングに当たったリード突起をリングの脇にずらす際、数本のリード突起の摩擦抵抗だけしかないので、先行技術よりも小さな力でずらすことができる。
【0028】
さらにリード突起の先端が楔型または円弧状になっているため、使用者が該補助具をリングに押しつけると図3-4に示すようにリード突起が先端の形に沿ってリングをよけてリング間に入り込み、同時にその他の突起もリード突起によってリング間に誘導されるので、図3-4の断面図に示すように切込み間の用紙部分をリングの中に押し込むことができる。。
【0029】
また、特許文献3のリングノートと綴込み補助具は、タブの長さ、リングの内径や幅、補助具の突起の幅との相互の関係についての調整がないため、図4-1から図4-4に示すように該補助具で切り込みと切り込みの間の用紙部分を押し込む際に、突起の幅が細い場合や、図2-1に示すリングクリアランスよりもタブの方が長い場合には、タブの先端がりングの中に入りきらない綴込み不良(図4-4)が生じる。
【0030】
これに対して、本発明のリングノートと綴込み補助具は、補助具の突起の幅が該綴じ具の隣り合うリング間距離の80%以上であるため、切り込みと切込みの間の用紙部分を該突起で押し込むとタブ以外のほとんどの部分を押し下げる。加えて表紙と全ルーズリーフ用紙と裏表紙の合計の綴込み厚さを、該リングの内径から最長のタブ長さを引いた長さ以下になるように規定しており、綴込み補助具を使用する際には必ず表紙を開いているので、リングクリアランスは少なくとも表紙の厚さだけタブ長さより大きいため、、図5の1から図5の4に示すように、該タブがリングにかかることなく確実に該リングの中に入りきる構造である。
【産業上の利用可能性】
【0031】
リングノート
【符号の説明】
【0032】
1 本発明のルーズリーフ用紙
2 ルーズリーフのパンチ穴
3 パンチ穴の切り込み部分
4 本発明綴込み補助具の突起部分
4’ 先行技術綴込み補助具の突起部分例
5 本発明綴込み補助具の鋭角リード突起
5’ 本発明綴込み補助具の円弧状リード突起
6 本発明のルーズリーフ用紙の、切り込みの上側にある半島状の用紙部分(上タブ)
6’ 先行技術のルーズリーフ用紙のタブの例
7 本発明のルーズリーフ用紙の、切り込みの下側にある半島状の用紙部分(下タブ)
8 パンチ穴の長さ
8’ パンチ穴クリアランス
9 綴じ具のリング
10 綴じ具のリングの幅
11 綴じ具のリングの内径
12 表紙・全ルーズリーフ・裏表紙の合計厚さ
13 綴じ具のリングクリアランス
14 綴じ込んだルーズリーフ
15 綴じ具の隣り合うリング間距離
A 本発明の綴込み補助具
A' 先行技術の綴込み補助具の例
【要約】
【課題】綴じ込んだ用紙を破損せず自由に着脱でき、該用紙を綴じ込む際に綴込み不良を生じないリングノートシステムを提供する。
【解決手段】ルーズリーフ用紙のパンチ穴から、該パンチ穴に隣接する用紙縁端部までに設けた切り込みの幅と、該切込みの上側にある半島状の用紙部分の長さと、該切込みの下側にある半島状の用紙部分の長さを、パンチ穴の切り込みに直角方向の長さに対して、用紙最上端、中間部、最下端部それぞれにおいて、用紙を係止しかつ抜き取り時に破損に至らない比率で構成したルーズリーフ用紙を
該ルーズリーフ用紙のパンチ穴長さの80%以上の幅のリングを持つ綴じ具に
該リングに綴じ込む表紙・用紙・裏表紙の合計厚さが、リング内径から最長のタブ長さを引いた数値以下になるよう綴じ込んだリングノートと
多数の突起と該突起を綴じ具のリング間に誘導する突起とを持つ綴込み補助具で構成されるリングノートシステム。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5