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特許7357098対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(MAPpage)を作成するためのシステム及び方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-27
(45)【発行日】2023-10-05
(54)【発明の名称】対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(MAPpage)を作成するためのシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/909 20190101AFI20230928BHJP
   G06F 16/29 20190101ALI20230928BHJP
   H04L 67/52 20220101ALI20230928BHJP
【FI】
G06F16/909
G06F16/29
H04L67/52
【請求項の数】 28
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022052985
(22)【出願日】2022-03-29
(62)【分割の表示】P 2017559874の分割
【原出願日】2016-05-17
(65)【公開番号】P2022091890
(43)【公開日】2022-06-21
【審査請求日】2022-04-26
(31)【優先権主張番号】62/162,837
(32)【優先日】2015-05-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】14/855,204
(32)【優先日】2015-09-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】517396353
【氏名又は名称】アッカラウィッタヤプーム,ソムチャイ
(74)【代理人】
【識別番号】100079108
【弁理士】
【氏名又は名称】稲葉 良幸
(74)【代理人】
【識別番号】100109346
【弁理士】
【氏名又は名称】大貫 敏史
(74)【代理人】
【識別番号】100117189
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 昭彦
(74)【代理人】
【識別番号】100134120
【弁理士】
【氏名又は名称】内藤 和彦
(72)【発明者】
【氏名】アッカラウィッタヤプーム,ソムチャイ
【審査官】三橋 竜太郎
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2003/0225853(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2010/0017703(US,A1)
【文献】米国特許第08965988(US,B1)
【文献】特開2007-323311(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
H04L 51/00-67/75
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータによって実施される方法であって、
サーバシステムにおいて、
新たなMAPpageを作成するための要求をクライアントから受信すること、
前記新たなMAPpage用の第1の種類を複数の既存の種類から選択するように前記クライアントを促すことであって、前記複数の既存の種類は、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページを含む、促すこと、
前記新たなMAPpage用の前記第1の種類の第1の選択を受信することに応じて、前記選択された第1の種類の複数の既存のテンプレートから前記新たなMAPpage用のテンプレートを選択するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpage用の前記テンプレートの第2の選択を受信することに応じて、前記新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力するための前記テンプレートを前記クライアントに提供すること、
前記新たなMAPpage用の前記1つ又は複数のコンテンツ要素を前記クライアントから受信すること、
第1の物理位置を識別するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpageを作成することであって、前記新たなMAPpageは、前記識別された第1の物理位置、前記識別された連絡先情報、前記クライアント、前記第1の種類、及びタイムスタンプに関連付けられ、前記クライアントに関連する既存のMAPpageが前記複数の既存の種類の中の前記第1の種類と異なる第2の種類に関連付けられ、前記新たなMAPpageを作成することが、コンテンツ作成者から直接アップロードされるMAPpageを含むプラットフォームに前記新たなMAPpageをアップロードすることを含む、作成すること、
対話型デジタルマップ上の前記第1の物理位置に対して前記新たなMAPpageを索引付けすることであって、前記第1の物理位置は、前記MAPpageに関連付けられる初期物理位置として機能し、前記第1の物理位置は、前記クライアントによって更に管理可能であり、前記MAPpageは、ワールドワイドウェブ(WWW)上のドメイン名に関連しない、こと、及び
前記クライアントに関連するMAPpageごとに、前記クライアントが前記それぞれのMAPpageを、1つ若しくは複数の物理位置に関連付けることを可能にすることであって、前記1つ又は複数の物理位置は、前記第1の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報を含む、こと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記クライアントに関連する1つ又は複数のMAPpage、前記クライアントに関連する1つ又は複数の物理位置、及び前記クライアントに関連するゼロ組以上の連絡先情報の任意の組合せに対して関連付けが形成される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記新たなMAPpageは、複数の物理位置に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記新たなMAPpageは、ゼロ組以上の連絡先情報に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記クライアントに関連する2つ以上のMAPpageは、単一の物理位置に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記クライアントに関連する2つ以上のMAPpageは、一組の連絡先情報に関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記新たなMAPpageに関連付けられる前記第1の物理位置を識別するように前記クライアントを促すことが、新たな位置を識別するように又は過去に識別した位置を選択するように前記クライアントを促すことを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するように前記クライアントを促すことが、新たな連絡先情報を識別するように又は過去に識別した連絡先情報を選択するように前記クライアントを促すことを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記クライアントに関連する前記新たなMAPpage及び前記既存のMAPpageのコンテンツが前記クライアントによって管理される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記クライアントに関連するMAPpageごとに、それぞれのMAPpageのプライバシが前記クライアントによって一意に調節される、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記連絡先情報は、公開連絡先情報及び非公開連絡先情報を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記新たなMAPpageは、前記クライアントに関連する1つ又は複数の既存のMAPpageに関連付けられる、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記サーバシステムにおいて、
新たなMAPpageテンプレートを前記クライアントから受信すること、及び
前記新たなMAPpageテンプレートを前記クライアントから受信することに応じて、前記クライアント以外の利用者のための選択肢として前記新たなMAPpageテンプレートを提供すること
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記サーバシステムにおいて、
前記プラットフォーム内のMAPpageに対する検索要求を第2のクライアントから受信すること、
前記検索要求の位置パラメータを前記第2のクライアントから受信すること、
前記検索要求の前記位置パラメータを受信するのと異なる時点において、前記検索要求の前記位置パラメータとは別の検索パラメータを前記第2のクライアントから受信すること、
前記位置パラメータ及び前記検索パラメータと同時に前記検索要求を実行すること、
前記位置パラメータ及び前記検索パラメータを満たす1つ又は複数の候補MAPpageを識別すること、及び
前記検索要求に応じて前記候補MAPpageの少なくとも1つを前記第2のクライアントに返すこと
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記サーバシステムにおいて、
前記検索要求の前記位置パラメータを前記第2のクライアントから受信する前に、前記検索要求に関する前記位置パラメータの範囲を前記第2のクライアントに提供すること
を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項16】
前記範囲が前記第2のクライアントによって修正される、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記検索要求に関する前記位置パラメータの前記範囲を提供することが、そこから前記位置パラメータを示すためのマップを提供することを含む、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記検索要求の前記位置パラメータは、前記マップ上の関心領域を前記第2のクライアントが選択することによって示される、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記第2のクライアントと前記クライアントが同じ利用者である、請求項14に記載の方法。
【請求項20】
前記サーバシステムにおいて、
前記検索要求に応じて、ウェブクローラからの候補MAPpage及び1つ又は複数の検索結果の少なくとも一つを前記第2のクライアントに更に返すことであって、前記候補MAPpageは、前記ウェブクローラからの前記検索結果と区別される、こと、
を含む、請求項14に記載の方法。
【請求項21】
前記ウェブクローラからの前記1つ又は複数の検索結果が前記位置パラメータを満たす、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記対話型デジタルマップを使用して受信した検索要求を構文解析することであって、前記検索要求は位置情報及び1組の所定のカテゴリからのカテゴリの指定を含み、(i)前記検索要求内の前記位置情報が前記対話型デジタルマップ上の前記第1の物理位置に近く、且つ(ii)前記検索要求内の前記カテゴリが前記新たなMAPpageと同じカテゴリである場合に前記検索要求に応じて前記新たなMAPpageが提供される、ことを更に含み、
前記1組の所定のカテゴリは、物件、自動車、製品、サービス、及び仕事を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記初期物理位置のクライアントによって、前記MAPpageを管理することは、前記MAPpageに関連付けられる追加の物理位置を追加することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項24】
前記MAPpageに関連付けられる前記初期物理位置のクライアントによって、管理することは、前記MAPpageに関連付けられる前記初期物理位置を前記第1の物理位置から異なる物理位置に変更することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項25】
1個又は複数個のプロセッサ及びメモリを含むサーバシステムであって、前記メモリは、前記1個又は複数個のプロセッサによって実行されるとき、
新たなMAPpageを作成するための要求をクライアントから受信すること、
前記新たなMAPpage用の第1の種類を複数の既存の種類から選択するように前記クライアントを促すことであって、前記複数の既存の種類は、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページを含む、促すこと、
前記新たなMAPpage用の前記第1の種類の第1の選択を受信することに応じて、前記選択された第1の種類の複数の既存のテンプレートから前記新たなMAPpage用のテンプレートを選択するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpage用の前記テンプレートの第2の選択を受信することに応じて、前記新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力するための前記テンプレートを前記クライアントに提供すること、
前記新たなMAPpage用の前記1つ又は複数のコンテンツ要素を前記クライアントから受信すること、
第1の物理位置を識別するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpageを作成することであって、前記新たなMAPpageは、前記識別された第1の物理位置、前記識別された連絡先情報、前記クライアント、前記第1の種類、及びタイムスタンプに関連付けられ、前記クライアントに関連する既存のMAPpageが前記複数の既存の種類の中の前記第1の種類と異なる第2の種類に関連付けられ、前記新たなMAPpageを作成することが、コンテンツ作成者から直接アップロードされるMAPpageを含むプラットフォームに前記新たなMAPpageをアップロードすることを含む、作成すること、
対話型デジタルマップ上の前記第1の物理位置に対して前記新たなMAPpageを索引付けすることであって、前記第1の物理位置は、前記MAPpageに関連付けられる初期物理位置として機能し、前記第1の物理位置は、前記クライアントによって更に管理可能であり、前記MAPpageは、ワールドワイドウェブ(WWW)上のドメイン名に関連しない、こと、及び
前記クライアントに関連するMAPpageごとに、前記クライアントが前記それぞれのMAPpageを、1つ若しくは複数の物理位置に関連付けることを可能にすることであって、前記1つ又は複数の物理位置は、前記第1の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報を含む、こと、
を前記サーバシステムに行わせる命令を記憶する、サーバシステム。
【請求項26】
前記命令が、
前記対話型デジタルマップを使用して受信した検索要求を構文解析することであって、前記検索要求は、位置情報及び1組の所定のカテゴリからのカテゴリの指定を含み、(i)前記検索要求内の前記位置情報が前記対話型デジタルマップ上の前記第1の物理位置に近く、且つ(ii)前記検索要求内の前記カテゴリが前記新たなMAPpageと同じカテゴリである場合に、前記検索要求に応じて前記新たなMAPpageが提供される、こと
を前記サーバシステムに更に行わせ、
前記1組の所定のカテゴリは、物件、自動車、製品、サービス、及び仕事を含む、請求項25に記載のサーバシステム。
【請求項27】
1つ又は複数のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、前記1つ又は複数のプログラムが、サーバシステムによって実行されるとき、
新たなMAPpageを作成するための要求をクライアントから受信すること、
前記新たなMAPpage用の第1の種類を複数の既存の種類から選択するように前記クライアントを促すことであって、前記複数の既存の種類は、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページを含む、促すこと、
前記新たなMAPpage用の前記第1の種類の第1の選択を受信することに応じて、前記選択された第1の種類の複数の既存のテンプレートから前記新たなMAPpage用のテンプレートを選択するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpage用の前記テンプレートの第2の選択を受信することに応じて、前記新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力するための前記テンプレートを前記クライアントに提供すること、
前記新たなMAPpage用の前記1つ又は複数のコンテンツ要素を前記クライアントから受信すること、
第1の物理位置を識別するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するように前記クライアントを促すこと、
前記新たなMAPpageを作成することであって、前記新たなMAPpageは、前記識別された第1の物理位置、前記識別された連絡先情報、前記クライアント、前記第1の種類、及びタイムスタンプに関連付けられ、前記クライアントに関連する既存のMAPpageが前記複数の既存の種類の中の前記第1の種類と異なる第2の種類に関連付けられ、前記新たなMAPpageを作成することが、コンテンツ作成者から直接アップロードされるMAPpageを含むプラットフォームに前記新たなMAPpageをアップロードすることを含む、作成すること、
対話型デジタルマップ上の前記第1の物理位置に対して前記新たなMAPpageを索引付けすることであって、前記第1の物理位置は、前記MAPpageに関連付けられる初期物理位置として機能し、前記第1の物理位置は、前記クライアントによって更に管理可能であり、前記MAPpageは、ワールドワイドウェブ(WWW)上のドメイン名に関連しない、こと、及び
前記クライアントに関連するMAPpageごとに、前記クライアントが前記それぞれのMAPpageを、1つ若しくは複数の物理位置に関連付けることを可能にすることであって、前記1つ又は複数の物理位置は、前記第1の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報を含む、こと、
を前記サーバシステムに行わせる命令を含む、非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項28】
前記1つ又は複数のプログラムは、前記サーバシステムによって実行されるとき、
前記対話型デジタルマップを使用して受信した検索要求を構文解析することであって、前記検索要求は位置情報及び1組の所定のカテゴリからのカテゴリの指定を含み、(i)前記検索要求内の前記位置情報が前記対話型デジタルマップ上の前記第1の物理位置に近く、且つ(ii)前記検索要求内の前記カテゴリが前記新たなMAPpageと同じカテゴリである場合に前記検索要求に応じて前記新たなMAPpageが提供される、こと
を前記サーバシステムに行わせる命令を更に含み、
前記1組の所定のカテゴリは、物件、自動車、製品、サービス、及び仕事を含む、請求項27に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示する実施形態は、一般に対話型デジタルマップに付随するオンライン文書作成に関し、より詳細には、対話型デジタルマップ又は衛星画像上の1対1の仮想位置及び物理位置に付随するユーザ管理オンラインページ及び/又は文書を通信ネットワーク経由で作成するためのシステム、方法、及びコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
アナログの世界では、人は紙や鉛筆/ペンを使用して、書くこと、描くこと、計算すること、表現し、説明し、伝達し、表示し、販売促進し、広告するためのグラフィックスを作成すること等の多くのことを行う。このようにページに親しみがあることは、殆どの人が1ページの更には数ページのコンテンツを作成できることを意味する。
【0003】
ウェブページを作成する最初のステップは、自分のウェブアドレスとして一意のドメイン名を作成して登録することである。殆どの人が遭遇する最も一般的な問題の1つは、一意のドメイン名を登録することである。未知の第三者によって自らの名前が既に登録されていることに気付く会社又は個人の多くの事例がある。
【0004】
コンピュータが半世紀にわたって進化したので、今日の殆どの人がコンピュータ及びキーボード又は他の入力装置を使用してページ又は文書を作成することができる。ワールドワイドウェブ(www)が約30年にわたって存続する間、オンラインページ又はオンライン文書(ウェブページ)を作成する唯一の方法は、人々にハイパテキストマーク付け言語(HTML)を理解することを要求してきた。従って、HTMLを知っている人だけがウェブページを発展させ又は作成することができ、そのことは殆どの人が自分自身のウェブページを作成し又は発展させるのを困難にする。
【0005】
その結果、かかる困難がFacebook(登録商標)やInstagram(登録商標)等、インターネットによって個人間の社会的交流を向上させるソーシャルネットワーキングウェブサイト及びアプリケーションの一層の人気をもたらした。多くの個人は自らの事業を行うために様々なソーシャルネットワーキングウェブサイトを使用することさえある。従って、個人が自分の本当の識別情報を明かす要請はないので、任意のソーシャルネットワーキングウェブサイト上で1人の人が作成可能なソーシャルネットワーキングアカウントの数に事実上制限はない。実際、ソーシャルネットワーキングウェブサイトは事業を促進するように意図されていないので、個人又は組織の両方によって作成された多くの偽アカウントがあり、信頼性の問題を引き起こしている。
【0006】
現実の世界では、信頼できる個人、企業、及び組織は、自らの事業又は活動を物理位置上で行う。店舗、事務所、小売店、レストラン、ホテル、学校、大学、工場、展示室、倉庫、公共団体等の多くの物理位置があるのはそのためである。この物理性は一意であり、それぞれの個人及び組織の識別情報の一部である。この物理的所在は、信頼できる企業又は組織の最重要基準の1つとして人々が一般に考えることである。
【0007】
個人から中小企業更には大企業まで、全ての企業組織は自らの製品及びサービスを販売促進し、広告する必要がある。販売促進及び広告は、とりわけ個人及び小企業にとって主要な出費及び投資である。販売促進し広告するための正しいマーケティングツール、チャネル、又はメディアを探すのは困難であり、厄介であり、時間がかかり、非効率的であるだけでなく、マーケティングに関係する任意の投資のリターンが分からない。
【0008】
現在のマーケティングモデルの大半は、様々な印刷コンテンツ又はオンラインコンテンツを消費している人が広告に興味を抱くことを願い、コンテンツを作成し発表して、それらのコンテンツ内に広告を挿入することに興味のある人を引き付ける形を世界的に取っている。テレビ、新聞、雑誌、オンライン雑誌、ラジオチャネル、及び検索エンジン上の広告は全てこのカテゴリに含まれる。
【0009】
しかし、多くの直接広告は依然として多くの制約を有する。広告掲示板は、広告掲示板上の広告を人が顔を上げて見る場合にしか効果がない点で物理的制約があり、かかる動作は人がその物理位置を通過する場合にのみ可能である。加えて、現在の殆どのマーケティングモデルは、マーケティングキャンペーン又は広告を素早く管理し、変更し、又は調節する柔軟性が限られている。
【0010】
現時点で、HTMLを知らない一般大衆の殆どのメンバーはオンラインページ及び/又は文書を自分で作成し又は発展させることができない。従って、殆どのマーケティング戦略は従来のメディアチャネルを使用するので、それらの者はマーケティングの著しい支出を払うことなしに自らの製品及び/又はサービスを自らの物理位置においてオンラインで容易に販売促進し又は広告することができない。一部の人又は組織は、自らの製品及びサービスを販売促進するやり方として、社会的共有及び社会的交流を促進するように設計されたソーシャルネットワーキングウェブサイト又はアプリケーションで自らの従来のチャネルを補足する。しかし、ソーシャルネットワーキングウェブサイトは製品及びサービスを販売促進するように意図されておらず、制約及び信頼性の問題を有する。
【発明の概要】
【0011】
従って、コンピュータ及びキーボード又は任意の計算装置を使用する能力を有する誰もが自分自身のオンラインページ又はオンライン文書を作成し又は発展させることができるように、ユーザ管理オンラインページを作成するためのシステム及び方法が求められている。インターネットは数種類の計算装置によって人々が互いに通信し、共有し、閲覧し、教育し、学習し、対話し、取引するためのユーティリティネットワークに一層なっており、膨大な数の個人及び組織間の対話を促進するメディアなので、この需要は特に真実である。
【0012】
本開示は、対話型デジタルマップ上の1対1の仮想位置及び物理位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(MAPpage)を通信ネットワーク経由で作成するためのシステム及び方法に関する。開示する実施形態は、HTML言語又はコンピュータプログラミング言語の知識を全く有することなしに、オンラインで見ることのできるページ又は文書を誰でも容易に作成できるようにする。本システムは、任意の利用者がオンラインで見ることのできるページ又は文書を作成し、発展させ、検索し、閲覧し、共有し、投稿し、広告し、販売促進し、管理し、更には他の利用者に対して対話し、コメントし、フィードバックを与え、通信し、商取引を行うためのプラットフォームとして機能する。
【0013】
利用者は、デジタルマップ上の既定の物理的な地理的位置又は領域に付随するページ及び/又は文書を作成できるようになる。ワールドワイドウェブ(WWW)上のドメイン名を取得し、登録し、使用する必要なしに、利用者が定める物理的な地理的位置又は領域が各利用者のMAPpage及び/又は文書のアドレスとして働く。かかる利用者によるページ作成がHTML又は他のコンピュータ言語若しくはプロトコルで符号化による要件は本システム及び方法にはない。
【0014】
開示する実施形態は、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、タブレット、ハンドヘルド計算装置、モバイル計算装置、ウェアラブル計算装置等の様々な計算装置から対話型デジタルマップ上で様々な検索方法/基準(位置特定、付近、販売促進、話題、キーワード等)により、オンラインで見ることのできるページ及び/又は文書を利用者が検索することを可能にする。
【0015】
添付の特許請求の範囲に含まれるシステム、方法、及び装置の様々な実施形態はそれぞれ幾つかの側面を有し、そのどれか1つが本明細書に記載の特質に単独で責任を負うことはない。添付の特許請求の範囲を限定することなしに、本開示を考察した後、とりわけ「詳細な説明」と題する節を考察した後、様々な実施形態の側面をどのように使用して対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、検索し、管理できるようになるのかが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【0016】
記載する様々な実施形態をより良く理解するために下記の図面に関連して以下の詳細な説明を参照すべきであり、下記の図面では図面の全体を通して同様の参照番号が対応する部分を指す。慣例に従い、図中に示す様々な特徴は縮尺通り描かれていない場合がある。従って、明瞭にするために様々な特徴の寸法を任意に拡大し又は縮小することがある。加えて、図面の幾つかは所与のシステム、方法、又は装置のコンポーネントの全てを描かない場合がある。
【0017】
図1】本発明の一実施形態を示す概念図である。
図2】一部の実施形態によるシステムアプリケーション環境のハイレベルブロック図である。
図3】一部の実施形態によるモバイル計算装置を示すブロック図である。
図4】一部の実施形態による例示的なクライアントシステムアプリケーション環境を示す。
図5】一部の実施形態によるシステムの一例のブロック図である。
図6】一部の実施形態によるオンライン文書テンプレートの見本一覧である。
図7】一部の実施形態による、連絡先情報、位置情報、並びにオンラインページ及び/又は文書(MAPpage)間の例示的な関連付けを示す。
図8】一部の実施形態による、縦方向の3つのコンテンツ領域内の連絡先情報、位置情報、及びMAPpageのレイアウトの一例を示す。
図9】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の1対1の仮想位置及び物理位置に付随するMAPpageを通信ネットワーク経由で作成するための例示的方法の流れ図である。
図10】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上で入手可能なオンラインページ(MAPpage)を検索するための例示的方法の流れ図である。
図11】一部の実施形態による、MAPpageの情報をレンダリングするための方法の一例の流れ図である。
図12】一部の実施形態による、入手可能なMAPpageを対話型デジタルマップ上に表示するための方法の一例の流れ図である。
図13】一部の実施形態によるクライアント-サーバ環境の図である。
図14】一部の実施形態による、図13に関して上記で論じたサーバシステムの一例を示すブロック図である。
図15A】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15B】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15C】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15D】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15E】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15F】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15G】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15H】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15I】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図15J】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図16A】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索する方法を示す流れ図である。
図16B】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索する方法を示す流れ図である。
図16C】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索する方法を示す流れ図である。
図16D】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索する方法を示す流れ図である。
図16E】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索する方法を示す流れ図である。
図17A】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17B】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17C】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17D】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17E】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17F】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17G】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
図17H】一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下は本発明の例示的実施形態の詳細な説明である。本発明のこれらの実施形態は上記の図面に関して説明するが、記載する方法及び又は特定のシステムの様々な修正若しくは適合が当業者に明らかになり得る。本発明の教示に依拠し、それによりこれらの教示が当技術分野を進歩させる、かかる全ての修正、適合、又は改変が本発明の趣旨及び範囲に含まれると見なされる。本発明は図示の実施形態に決して限定されないことが理解されるので、説明及び図面は限定的な意味で考えるべきではない。
【0019】
MAPpageは、地理的な物理位置に対する1対1の関係に関して相関する、対話型デジタルマップ上の仮想位置の被選択住所又は領域に付随する、オンラインで見ることのできるページ又は文書である。デジタルマップ技術はGoogle(登録商標)マップ、Apple(登録商標)マップ、又は本発明に対話型デジタルマップを提供するために使用される他のサードパーティマッププラットフォームであり得る。利用者は、利用者がカスタマイズするための広範なテンプレートを提供するプラットフォーム上で多岐にわたる情報を作成し提示することができる。本発明の方法及びシステムは、利用者がデジタルマップを制御し、対話型デジタルマップ上のその仮想位置によって地理的な物理位置に仮想的にリンクされ又は付随するようにオンラインページ(MAPpage)をデジタル形式で作成することを可能にする。様々な種類のデータ又は情報を統合することができる。登録ユーザは所有者でなければならず、又は既定の地理的位置を利用する権限を有する必要がある。
【0020】
本発明は、登録されたメンバーが情報を自分で容易に作成し、アップロードし、更新し、隠し、公開し、編集し、削除することができる使い易いオンラインテンプレートを提供することによって、一般大衆のメンバーを助けるシステム及び方法を含む。MAPpageプラットフォームが他のプラットフォームに勝る違いを示す1つの点は、如何なるHTML又はコンピュータプログラミング言語も知る必要がないことである。エンドユーザがオンラインでナビゲートする方法及び個人的なMAPpageを使用するために登録する方法を知りさえすれば、提供されるテンプレートは簡単に使用することができる。このプラットフォームは、人々がロケーションベース検索を行うことを可能にする。本システムは、利用者が自分のMAPpageを他のソーシャルネットワーキングアプリケーションにリンクさせることを可能にする。本システムは、人々が加入し、フォローし、コメントするだけでなく、利用者のグループを作成し、それらのグループを様々な閲覧階級に分類することを可能にする。
【0021】
MAPpageは、ワールドワイドウェブ上で一意名を得ない確率が高いことによる、従来のドメイン名を使用することで自分のウェブサイトを登録することに関連する問題を、個人エンドユーザがなくすことを可能にする新たな手段である。
【0022】
MAPpageは、デスクトップコンピュータ、ラップトップ、タブレット、並びにあらゆる種類のハンドヘルド、モバイル、及びウェアラブル計算装置を含む、あらゆる種類の計算機器によって作成されアクセスされ得る。
【0023】
本明細書に記載の様々な実施形態は、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索することを可能にするために使用されるシステム、方法、及び/又は装置を含む。一部の実施形態は、(例えば物理位置、連絡先情報、クライアント、種類、及びタイムスタンプに関連付けられる)新たなMAPpageを作成するための、及びクライアントが1つ又は複数のMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付けることを可能にするためのシステム、方法、及び/又は装置を含む。
【0024】
(A1)一部の実施形態によれば、或る方法がサーバシステムにおいて実行される。この方法は、新たなMAPpageを作成するための要求をクライアントから受信することを含む。MAPpageは、第1の物理位置に関連するオンラインで見ることのできるページである。クライアントは、新たなMAPpage用の種類を複数の既存の種類から選択するように促される。一部の実施形態では、複数の既存の種類が、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページ、物件ページ、自動車ページ、仕事ページ、サービスページ、及び製品ページで構成されるグループから選択される2つ以上の既存の種類を含む。一部の実施形態では、複数の既存の種類が、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページ、物件ページ、自動車ページ、仕事ページ、サービスページ、及び製品ページで構成されるグループから選択される3つ以上の既存の種類を含む。一部の実施形態では、複数の既存の種類が、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページ、物件ページ、自動車ページ、仕事ページ、サービスページ、及び製品ページで構成されるグループから選択される4つ以上の既存の種類を含む。一部の実施形態では、複数の既存の種類が上記に挙げていない更なる既存の種類を含む。新たなMAPpage用の種類の第1の選択を受信することに応じて、クライアントは選択された種類の複数の既存のテンプレートから新たなMAPpage用のテンプレートを選択するように促される。新たなMAPpage用のテンプレートの第2の選択を受信することに応じて、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力するためのテンプレートをクライアントに提供する。新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素をクライアントから受信する。この方法は、新たなMAPpageに関連付けられる第1の物理位置を識別するようにクライアントを促すこと、新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するようにクライアントを促すこと、及び新たなMAPpageを作成することによって続行する。一部の実施形態では、新たなMAPpageが識別された第1の物理位置に関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageが識別された連絡先情報に関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageがクライアントに関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageが既存の種類に関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageがタイムスタンプに関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageが識別された第1の物理位置、識別された連絡先情報、クライアント、既存の種類、及びタイムスタンプの任意の組合せ又は全てに関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageが第1の種類に関連付けられ、クライアントに関連する既存のMAPpageが第1の種類と異なる第2の種類に関連付けられ、クライアントに関連するMAPpageごとに、クライアントはそれぞれのMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付ける権限を与えられ、1つ又は複数の物理位置は第1の物理位置を含む。
【0025】
(A2)A1の方法の一部の実施形態では、第1の物理位置を含む1つ又は複数の物理位置が対話型デジタルマップ上にある。
【0026】
(A3)A1からA2の何れかの方法の一部の実施形態では、クライアントに関連する1つ又は複数のMAPpage、クライアントに関連する1つ又は複数の物理位置、及びクライアントに関連するゼロ組以上の連絡先情報の任意の組合せに対して関連付けが形成される。
【0027】
(A4)A1からA3の何れかの方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageが1つ又は複数の物理位置に関連付けられる。
【0028】
(A5)A1からA4の何れかの方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageがゼロ組以上の連絡先情報に関連付けられる。
【0029】
(A6)A1からA5の何れかの方法の一部の実施形態では、クライアントに関連する2つ以上のMAPpageが単一の物理位置に関連付けられる。
【0030】
(A7)A1からA6の何れかの方法の一部の実施形態では、クライアントに関連する2つ以上のMAPpageが一組の連絡先情報に関連付けられる。
【0031】
(A8)A1からA7の何れかの方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageに関連付けられる第1の物理位置を識別するようにクライアントを促すことが、新たな位置を識別するように又は過去に識別した位置を選択するようにクライアントを促すことを含む。
【0032】
(A9)A1からA8の何れかの方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するようにクライアントを促すことが、新たな連絡先情報を識別するように又は過去に識別した連絡先情報を選択するようにクライアントを促すことを含む。
【0033】
(A10)A1からA9の何れかの方法の一部の実施形態では、クライアントに関連する新たなMAPpage及び既存のMAPpageのコンテンツがクライアントによって管理される。
【0034】
(A11)A1からA10の何れかの方法の一部の実施形態では、クライアントに関連するMAPpageごとに、それぞれのMAPpageのプライバシがクライアントによって一意に調節される。
【0035】
(A12)A1からA11の何れかの方法の一部の実施形態では、連絡先情報が公開連絡先情報及び非公開連絡先情報を含む。
【0036】
(A13)A1からA12の何れかの方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageがクライアントに関連する1つ又は複数の既存のMAPpageに関連付けられる。
【0037】
(A14)A1からA13の何れかの方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成することが、クライアント等のコンテンツ作成者から直接アップロードされるMAPpageを含むプラットフォームに新たなMAPpageを投稿すること及び/又はアップロードすることを含む。
【0038】
(A15)A14の方法の一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成することが、プラットフォーム内での検索のために新たなMAPpageに索引を付けることを含む。
【0039】
(A16)A1からA15の何れかの方法の一部の実施形態では、この方法が、新たなMAPpageテンプレートをクライアントから受信すること、及び新たなMAPpageテンプレートをクライアントから受信することに応じて、そのクライアント以外の利用者のための選択肢として新たなMAPpageテンプレートを提供することを含む。
【0040】
(A17)A14からA16の何れかの方法の一部の実施形態では、この方法が、プラットフォーム内のMAPpageに対する検索要求を第2のクライアントから受信すること、検索要求の位置パラメータを第2のクライアントから受信すること、検索要求の位置パラメータを受信するのと異なる時点において、検索要求の位置パラメータとは別の検索パラメータを第2のクライアントから受信すること、位置パラメータ及び検索パラメータと同時に検索要求を実行すること、位置パラメータ及び検索パラメータを満たす1つ又は複数の候補MAPpageを識別すること、及び検索要求に応じて候補MAPpageの少なくとも1つを第2のクライアントに返すことを含む。
【0041】
(A18)A17の方法の一部の実施形態では、この方法が、検索要求の位置パラメータを第2のクライアントから受信する前に、検索要求に関する位置パラメータの範囲を第2のクライアントに提供することを含む。
【0042】
(A19)A18の方法の一部の実施形態では、その範囲が第2のクライアントによって修正される。
【0043】
(A20)A18からA19の何れかの方法の一部の実施形態では、検索要求に関する位置パラメータの範囲を提供することが、そこから位置パラメータを示すためのマップを提供することを含む。
【0044】
(A21)A20の方法の一部の実施形態では、検索要求の位置パラメータは、マップ上の関心領域を第2のクライアントが選択することによって示される。
【0045】
(A22)A17からA21の何れかの方法の一部の実施形態では、第2のクライアントとクライアントが同じ利用者である。
【0046】
(A23)A17からA22の何れかの方法の一部の実施形態では、この方法が、検索要求に応じて候補MAPpageの少なくとも1つ及びウェブクローラからの1つ又は複数の検索結果を第2のクライアントに返すことを含み、候補MAPpageはウェブクローラからの検索結果と区別される。
【0047】
(A24)A23の方法の一部の実施形態では、ウェブクローラからの1つ又は複数の検索結果が位置パラメータを満たす。
【0048】
(A25)別の態様では、サーバシステムが1個又は複数個のプロセッサ及びメモリを含み、メモリは、1個又は複数個のプロセッサによって実行されるときに本明細書に記載の方法A1からA24の何れかの性能をサーバシステムに実行させ又は制御させる命令を記憶する。
【0049】
(A26)更に別の態様では、一部の実施形態は、サーバシステムの1個又は複数個のプロセッサによって実行されるように構成される1つ又は複数のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含み、1つ又は複数のプログラムは本明細書に記載の方法A1からA24の何れかを実行するための命令を含む。
【0050】
次に、その例を添付図面に示す実施形態を詳細に参照する。以下の詳細な説明では、説明する様々な実施形態の完全な理解を与えるために数多くの具体的詳細を記載する。但し、説明する様々な実施形態がそれらの具体的詳細なしに実施されても良いことが当業者に明らかになる。他の例では、実施形態の側面を無駄に不明瞭にしないために良く知られている方法、手続き、コンポーネント、回路、及びネットワークを詳しくは説明していない。
【0051】
図1は、本発明の一実施形態を示す概念図である。物理位置100は、人が実際に訪れることができる地球上の現存する地理的位置を示す。
【0052】
仮想位置101は、Googleマップ、Appleマップ、他の任意のデジタルマップ等のデジタルマッププラットフォーム技術上の100の一意且つ対応する仮想位置である。デジタル形式は、これらのデジタル位置を仮想位置と見なすことを可能にする。
【0053】
102に示す関係は、物理位置100と仮想位置101との間に存在する一意の1対1のリンクであり、このリンクは、103Aから103Nとして示す1組のオンライン文書を利用者が作成できるようにするプラットフォームを本発明が作成することを可能にする。デジタルプラットフォームであることで利用者は多くの種類の情報にアクセスできるが、最も重要なのはデジタルプラットフォームが、登録されたメンバーが自分のコンテンツを何時でも自己都合で作成し管理することを可能にする使い易いプラットフォームだということである。
【0054】
本発明は、MAPpage103を作成するシステム及び方法である。システム200は、様々な需要に適合する幅広いテンプレートの選択肢を与える使い易いプラットフォームを提供する。全ての登録されたメンバーは必要なテンプレートを選択し、テキストから写真、グラフィックス、及びウェブリンクまで如何なるものでも良いコンテンツを入力することができ、確認後にデータが直ちにシステム200にアップロードされる。全てのコンテンツはコンテンツ所有者が編集し削除することができ、MAPpage上にコメントを投稿しソーシャルネットワーク上で情報を共有することによって、他のメンバーが交流することを可能にするセクションがある。GPSの位置データ又はモバイル計算装置の位置識別機能を参照し、任意の種類の計算装置上でオンライン検索を行うことにより、インターネット上の誰でも容易にMAPpage103を見つけることができる。MAPpage103は、電子メール及びソーシャルネットワーキングウェブサイト又はアプリケーションによって、誰とでも簡単に共有することができる。MAPpage103上で行い得る取引の種類及びMAPpage103を用いて行い得る取引の種類の両方に制限はない。
【0055】
図2は、本発明の一実施形態によるシステムアプリケーション環境のハイレベルブロック図である。このブロック図は、MAPpage103を生成し管理するためのハイレベルシステムアプリケーション環境の一例を示す。
【0056】
システム200は多くの異なる要素を含む。図2のシステムアプリケーション環境は3つの主要コンポーネントを有する。第1がシステム200であり、システムがアクセスされコンテンツが作成される媒体である広範な装置(集合的に201だが、このデジタルプラットフォームにアクセス可能なモバイル計算装置等の器具に制限はなく、従って201Aから201N)(図3のブロック図で詳細に説明する)、及び装置を利用する利用者202である。利用者の数に制限はなく、各利用者は各MAPpage103上のコンテンツの制作者及び管理者、並びにシステム内で制作される他のMAPpage103にアクセスする消費者の両方となる2つの役割を有し得る。従って、利用者202は同時に制作者及び消費者である。
【0057】
システム200にアクセスするために、利用者202は装置201上でアクセスする必要があり、装置201は通信ネットワーク203にリンクし、通信ネットワーク203は地球上のどこからでもアクセスできるのでこのプラットフォームが機能することを可能にするハブであり、オンラインで事業の継続性を提供して利用者202を常にサポートする。
【0058】
通信ネットワーク203を介して互いにリンクされる装置201及びシステム200に加えて、システムの効率を改善するために使用され得る、システムをサポートする多くの側面がある。かかる側面は、マップの追加画像を提供するマップ画像サービス204であり得る。マップ画像サービス204内で示されるマップにリンクされる追加の場所情報を提供するためにアクセス可能なマップ場所サービス205がある。大規模メディアデータ記憶サービス206は、画像、ビデオ、サウンドクリップ等のあらゆる種類のメディアが記憶される場所である。装置プッシュ通知システム207は、グローバルコンテンツキャッシング及びグローバルコンテンツ配信を担う補足的セクションであり、それにより自らの装置201にメッセージを送信するプッシュ通知の受信を選択するメンバー、及び適切と思われる他のシステムにデータを素早く送信することができ、そのことはかかるメンバー及びシステムの需要を促進するはずである。これらの要素のそれぞれが機能する方法を図2に示す。
【0059】
システム200は、MAPpage103を作成し管理すること等、所要の機能を実行するために連携する多くのサブシステムを有する。そのサブシステムは、各ユーザセッションを検査すること等、最も初歩的な段階から始まる。例えば、MAPpage103を作成したり、いいね、共有、コメント等のユーザ対話を開始したりすること等、利用者202がコンテンツを投稿する場合、全てのユーザ対話がシステム200内に記録され、利用者202を識別するためにユーザアカウントプロファイルを作成し管理することを担うユーザアカウントエンジン210によって検査される。ユーザアカウントは、MAPpage103を作成することによって利用者をシステム200と対話できるようにする前に作成する必要があり、装置201上にインストールされたアプリケーションによる如何なる対話にもユーザアカウントにまずログインすることが必要である。ユーザアカウントは、その後、システム内の基準点として使用され得る。登録が完了すると、全てのデータがデータ記憶域208内に記憶され、データ記憶域208は一部の実施形態ではシステムの中央データベースである。利用者202が消費者の役割でシステム200にアクセスする場合、システム200内に記憶されるコンテンツの作成を必要とするユーザ対話がない限り、ユーザアカウントを作成する必要はない。データの記憶を必要とする対話がある場合、利用者202はユーザアカウントサービスエンジン210内でユーザアカウントを作成しなければならない。この設計の目的は、一般大衆の観点からシステムを使い易くすることである。従って、全ての潜在的な利用者202は、ユーザ登録の完了を求められる前にシステムの全体的な機能を探索することを勧められる。
【0060】
MAPpage103の作成及びライフサイクル管理に応答する、システム200内のサブシステムが投稿エンジン213である。一部の実施形態では、この投稿エンジンサブシステムは、装置201上にインストールされたアプリケーションによる利用者202からの全てのMAPpage作成要求を処理する。MAPpageの作成及び管理を適切に処理するために、投稿エンジン213は、MAPpage103の投稿中に利用者202がアップロードするメディアファイルを記憶するメディアデータ記憶サービス206等、システム200内の他のサブシステムと連携する。メディアデータ記憶サービス206は、他の利用者が世界中のメディアコンテンツにアクセスするためにグローバルコンテンツのキャッシング及び配信も処理する。投稿エンジン213は、データオブジェクト関連付けエンジン214とも連携し、MAPpage103とシステム200内の他の関連情報との間の基礎を成す情報の関連付けを確立する。企業分類モジュール215は、MAPpage103のコンテンツを解析し、個人ユーザ、中小企業ユーザ、大企業ユーザ等の適切な階級に分類する。更に、物件、自動車、仕事、製品、サービス、及び食べる、飲む、遊ぶ、宿泊する、利用者の日常生活の活動に関係する他のカテゴリ等の日常生活カテゴリ等、利用者202によるMAPpage103の投稿のコンテンツを示すために、MAPpage103の情報をカテゴリルートエンジン216に分析させ、システム200によって認識される仮想カテゴリを用いてタグ付けさせる。これらの分類及びカテゴリ化操作の目的は、消費者の役割で操作する他の利用者202が、日常生活の活動で探しているものに一致するMAPpage103を見つけたり又はかかるMAPpage103にアクセスする必要がある場合にシステムを使い易くすることである。システム200は、利用者202に素早く且つ包括的に応答することができる。利用者202は、ロケーションベース検索等の高度な検索操作を使用することによってMAPpage103を読み出すことができる。なぜなら、MAPpage及び位置関連付けエンジン224と呼ばれるサブシステムをシステム200が有するからであり、MAPpage及び位置関連付けエンジン224は、装置201上にインストールされたアプリケーションによってデジタルマップ上のロケーションベース検索を行うためにMAPpageの情報を位置及び連絡先情報に関連付けるためのものである。
【0061】
制作者の役割で操作する利用者202によってMAPpage103が作成され又は更新される場合、重要なサブシステムは、MAPpage103の情報に自動で索引を付け、MAPpage103を検索できるようにすることによって応答する索引エンジン220である。索引エンジン220は、MAPpage103、データ記憶域208、並びに企業分類モジュール215及びカテゴリルートエンジン216の全ての集約データ及び抽出データを索引エンジン220内に索引付けする。
【0062】
更にシステム200は、データ分析エンジン221と呼ばれるサブシステムを有し、データ分析エンジン221は分析を行い、利用者202によって作成され又は更新されるMAPpage103に対して人工知能アルゴリズムを実行して、MAPpage103に関連する各利用者の挙動及び好みを、システムにより良く理解させるためのものである。システムのデータクレンジングエンジン223サブシステムは、MAPpage103上の失効したコンテンツを自動で識別し除去する。これにより、システム200は利用者に常に有効なデータを提供する。
【0063】
システムについての上記の説明は、制作者の役割で操作する利用者202によるMAPpage103の作成を管理する場合のシステム挙動を説明する。他方で、利用者202が消費者の役割で操作する場合は利用者がMAPpage103を用いて検索操作を行い、かかる検索操作では装置201上のアプリケーションが通信ネットワーク203を介して検索操作要求をシステム200に送信する。システム200内のサブシステム検索エンジン212がこの検索操作を処理する。検索エンジン212は、装置201内にインストールされたアプリケーション上で利用者202が実行するロケーションベース検索クエリを構文解析して抽出し、ロケーションベース検索の結果を処理し、その後、装置201内にインストールされたアプリケーションに対して要求が来たのと同じ経路上で返答する。この操作は利用者202が検索結果に満足するまで繰り返し実行される。
【0064】
利用者202がシステム200から検索結果を折り返し受信すると、利用者202はMAPpageビューレンダリング要求操作をシステム200に対して行うことにより、検索結果内の各MAPpage103の詳細情報を見ることができる。システム200上のサブシステムであるデータクエリエンジン211がこのビューレンダリング要求に応答する。データクエリエンジン211は、MAPpageプロファイル情報を構成するためにデータ記憶域208及び場合によってはシステム200内の他のデータ源からMAPpage情報を読み出し、利用者202に対してMAPpage103のプロファイル情報をレンダリングするために装置201に返信する。装置201上にインストールされたシステムアプリケーションは、ブックマークの保存、いいね、共有、コメント、(図6に見られるような)MAPpage103の種類に応じた他のユーザ対話等、利用者202が更なる対話を行うことを可能にする。これらの対話は、サブシステムであるデータオブジェクト関連付けエンジン214、及びユーザ対話のタイムラインを記録し、次いでデータ分析エンジン221と連携して人工知能アルゴリズムを用いて利用者の挙動を分析するためのタイムラインエンジン217に接続することによってシステム200に送信される。
【0065】
システム200が情報の様々な側面を記憶すると、利用者の好みに応じた興味深い新着情報を有意味且つ時宜を得た方法で利用者202に通知するために、サブシステムである通知エンジン222が装置プッシュ通知システム207によってプッシュ通知情報を利用者202に送信する。
【0066】
更に一部の実施形態では、システム200は、利用者が自分の予め設計されたテンプレートを選択し、コンテンツを入力し、アップロードすることを可能にする、テンプレート投稿エンジン218及びサードパーティテンプレートモジュール219という2つの他のサブシステムを有する。利用者202がMAPpage103を作成する制作者であり、消費者の役割にある全ての利用者202に表示する場合、テンプレート投稿エンジン218はMAPpage103内のテンプレートの視覚的表示を管理する。サードパーティテンプレートモジュール219は、システム200のために明確に選択されている第三者のテンプレート設計者からの設計テンプレートを管理し、そのためシステムに更新される多岐にわたるテンプレートが常にある。
【0067】
例示的実施形態を添付図面に関して本明細書で詳細に説明してきたが、特定の実施形態及び詳細に対する改変が本開示によって包含される。個別に又は実施形態の一部として記載される如何なる特定の特徴も、他の個別に記載される特徴又は他の実施形態の一部と組み合わせることができる。従って、他の組合せの記載がなくても本発明者がかかる組合せの権利を主張できない訳ではないものとする。
【0068】
図3は、本明細書に記載の例を実装できるモバイル計算装置を示すブロック図である。
【0069】
利用者202は、装置201を介してシステム200にアクセスする。装置201のコンポーネントは多くのコンポーネントを含む。図2の装置201は、図3の装置300にあるようなコンポーネントを有する装置であり得る。装置201は、デスクトップパーソナルコンピュータ等の固定可能な計算装置、又はスマートフォンやタブレット等のモバイルであり得る計算装置である。概して、これらの計算装置はプロセッサ301、メモリ302、ファームウェア記憶域303、アプリケーション及びデータ記憶域304、ネットワークインタフェース305、入力インタフェース308、出力ディスプレイインタフェース309、全地球測位に対して利用者の位置を示すために使用される位置検出器センサ306、及び装置のセキュリティを管理するための装置セキュリティサービスインタフェース307を有する。これらの装置は、ネットワークインタフェース305を介して通信ネットワーク203に接続され得る。ネットワーク技術は、Wi-Fi(登録商標)、LAN、又は3G、4G、LTE、WiMAX等の電気通信データ網であり得る。
【0070】
装置300は、従来型の若しくは仮想的なキーボード、タッチスクリーン、又は音声認識や他の任意の入力技術等の将来実装され得る他の任意の入力技術であり得る入力インタフェース308を有する。目的は、利用者202が装置300に情報を入力できるようにすることである。装置300は、LED、LCD、又は画像、テキスト、ビデオ、音声、若しくは他のメディア伝達を利用者202に表示可能な他の任意の表示技術であり得る出力ディスプレイインタフェース309も有する。これらの機能により、利用者202は円滑に装置300と対話することができる。
【0071】
装置300は、ハードウェアセンサ又はソフトウェア実装の形で実装され得る位置検出器センサ306を有する。このセンサの目的は、全地球測位システム上の利用者の位置を示すことである。位置は、緯度、経度の座標、又は他の任意の種類の全地球測位指標の形を取り得る。
【0072】
装置300は、利用者202が装置300を高度に安全なやり方で操作することを必要とする装置セキュリティサービスインタフェース307を含む。装置セキュリティサービスインタフェース307は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェア両方の組合せによって実装することができる。装置セキュリティサービスインタフェース307は、セキュリティ施行を高めるためにデータの暗号化、利用者識別、ハッカー対策機能、及び他のセキュリティ関連機能を実行する。
【0073】
装置300は、ROM(読取専用メモリ)、ハードディスク記憶域、フラッシュドライブ、又は装置のオペレーティングシステムを記憶するための他の任意の記憶技術の形で大抵実装されるファームウェア記憶域303を有する。装置300がオペレーティングシステムレベルで危険にさらされないことを確実にするために、この記憶域は悪意あるコード及び/又は不正ソフトウェアによる如何なる修正も認めない高度に安全である。
【0074】
装置300は、アプリケーション及び/又はユーザデータを記憶するためのアプリケーション及びデータ記憶域304を有する。この種の記憶域はハードディスク、フラッシュドライブ記憶域、又は持続可能な他の任意の記憶技術によって大抵実装され、そのため利用者が装置300を長期間使用しなくても又は装置300の電池がなくなってもデータは保存される。
【0075】
装置300のMAPpageクライアントシステムアプリケーションは、アプリケーション及びデータ記憶域304内にインストールされるソフトウェアアプリケーションの形で実装され得る。利用者202がアプリケーションを使用するとき、ソフトウェアアプリケーションを実行するために装置のオペレーティングシステムがアプリケーション及びデータ記憶域304からプロセッサ301にアプリケーションをロードする。加えて、MAPpageクライアントシステムアプリケーションは、装置300のウェブブラウザ上で使用可能なウェブベースアプリケーションの形でも実装され得る。従って利用者202は、装置300上にインストールされたアプリケーションによって、又は装置のウェブブラウザ上で実行されるウェブベースアプリケーションによって、MAPpageクライアントシステムアプリケーションにアクセスすることに決めることができる。システム200に対するMAPpageクライアントシステムアプリケーションアクセスのどちらの実装形式も通信ネットワーク203を介して行われる。
【0076】
図4はブロック図である、本明細書に記載の例を実装できる、装置300上で実行されるMAPpageクライアントシステムアプリケーション460の論理的なソフトウェアコンポーネントを示す。
【0077】
利用者202が装置300上でMAPpageクライアントシステムアプリケーション460の使用を開始するとき、装置実行コンテキスト400内で実行されるようにMAPpageクライアントシステムアプリケーション460が装置のオペレーティングシステムによってロードされる。大抵の場合、装置実行コンテキスト400は、装置300上にインストールされている如何なるアプリケーションソフトウェアも実行できるように設計される。MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は、システム200によって提供される機能を実行するための特定アプリケーションロジックを有するアプリケーションソフトウェアである。先に述べたように、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は装置のウェブブラウザ上で実行されるウェブベースアプリケーションの形で実装され得る。
【0078】
装置300上のMAPpageクライアントシステムアプリケーション460のコアコンポーネントは、クライアントアプリケーションロジックコントローラ461である。このコンポーネントの主な責務は、利用者202がユーザインタフェースコントローラ462及び入力インタフェース308による入力方法を実行し、更にユーザインタフェースコントローラ462及びディスプレイインタフェース309によって出力を表示するためにアプリケーションロジックを制御する場合に利用者202に応答するために、フローを制御しアプリケーションロジックを提供することである。クライアントアプリケーションロジックコントローラ461は、マップサービスインタフェース465及びクラウドサービスインタフェース466を介してシステム200に接続し、セキュリティサービスインタフェース467を介して装置セキュリティサービスインタフェース307と連携して利用者のセキュリティを高める。
【0079】
図9のステップ905で利用者202がMAPpage103の作成を行う場合、利用者202はMAPpage103上に投稿する前にテンプレートを選択する。その機能を行うために、MAPpage103の作成中に利用者が選択するための関連する全てのテンプレートをテンプレートベース投稿コントローラ463がプルする。
【0080】
ディスプレイインタフェース309上にマップ画像を表示するために、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は、通信ネットワーク203を介してシステム200及び/又はマップ画像サービス204に接続されるマップサービスインタフェース465によってその操作を行う。
【0081】
利用者202に関係する他の操作について、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は、セキュリティを施行するためにクラウドサービスインタフェース466及びセキュリティサービスインタフェース467を介してシステム200と連携することによってその操作を行う。
【0082】
利用者の緯度、経度、又は他の任意の全地球測位指標を検出するために、MAPpage、クライアントシステムアプリケーション460は、装置300の装置レベルの位置検出器センサ306と連携して位置を識別するロケーションサービスインタフェース464を活用する。
【0083】
図5は、通信ネットワーク203を介した図2のシステム200と図3の装置300との間の連携の一例を示すブロック図である。
【0084】
サーバシステム500は、システム200をホストするためのコンピュータサーバ群である。サーバシステム500のコンポーネントは他のコンピュータシステムと同様である。かかるコンポーネントは、プロセッサ(CPU)510、メモリ511、及びサーバシステム500が記憶域やネットワーク等の外部コンポーネントに接続することを可能にする入出力インタフェース512を含み、それらは全てサーバシステム500のハードウェア資源である。
【0085】
サーバシステム500の重要なコンポーネントは、使用可能なハードウェア資源上でサーバシステム500がシステム200を効率的に実行することを可能にする仮想化システム513である。仮想化システム513は、プロセッサ(CPU)510、メモリ511、及び入出力インタフェース512への作業負荷の分散を行う。何百万人もの利用者202からの高い作業負荷があるとき、仮想化システム513は複数のサーバシステム500のハードウェアユニットまで計算パワーを増大することによって応じる。作業負荷が減ると、仮想化システム513は軽作業負荷に対処するのに十分な資源まで計算パワーを減少させる。
【0086】
他のコンピュータシステムのように、オペレーティングシステム514は、仮想化システム513によって管理されるハードウェア資源上のシステム200を含むプログラム実行を行う。
【0087】
残りの部分は、システム200及び他のMAPpageサポートシステム515であるアプリケーションソフトウェアである。このアプリケーションソフトウェアはオペレーティングシステム514上で一緒に動作する。
【0088】
サーバシステム500は通信ネットワーク203に接続し、通信ネットワーク203は、図3及び図4において図示し説明したようにMAPpageクライアントシステムアプリケーション460がインストールされた装置300を接続する。
【0089】
図6は、MAPpage103の種類の例を挙げる。システム200が、MAPpage103の各種類のテンプレートを提供する。
【0090】
空白ページは、単純な白紙のページと見なすことができる自由形式のページである。利用者202は、既定の形式なしに空白ページに任意のデータを入力することができる。かかる実施形態では、検索照会のために全てのデータに索引が付けられる。
【0091】
単一掲載ページは、物件、自動車、製品、サービス等、システム200によって提供される既定のカテゴリに基づいて利用者202が情報を投稿できる別の種類のMAPpage103である。各カテゴリに関する単一掲載ページの提供テンプレートは、それらの製品/サービスカテゴリの提供物に最も役立つように設計される。単一掲載ページは、利用者202が1つの掲載項目だけ投稿することを可能にする。
【0092】
複数掲載ページは、単一の複数掲載ページ上で複数の項目をサポートする追加機能を有する、利用者202が単一掲載ページと同様に情報を投稿することを可能にする別の種類のMAPpage103である。
【0093】
ユーザプロファイルページは、利用者202が自分のプロファイルを投稿することを可能にする別の種類のMAPpage103である。
【0094】
レジュメページは、利用者202が自分のレジュメ/CVを投稿することを可能にする別の種類のMAPpage103である。
【0095】
会社概要ページは、企業ユーザが自らの企業概要を投稿することを可能にする別の種類のMAPpage103である。全てのテンプレートは、企業ユーザが完全な企業概要情報を提供できるようにするように設計される。
【0096】
利用者202は、テキスト、データ、画像、ビデオ、サウンドクリップ等の様々な種類の情報及びデータ、並びに仮想位置101と呼ばれる位置の住所、緯度及び経度情報、境界等の位置関連情報を投稿することができる。
【0097】
図7は、連絡先情報701、位置情報702、及びMAPpage103間の例示的な関連付けを示す。各位置情報702のデータは、多くのMAPpage103と関係を有し得る。例えば、或る企業は異なる位置に5つの支店を有し、それらのMAPpageを互いにリンクさせることができる。各MAPpage103は、多くの位置情報データ702と関係を有し得る。例えば、単一の事務所ビルは、その一意の住所によって区別可能な同じ地理的位置を共有していても企業ごとに多くのMAPpageを有することができる。これらの3つのエンティティ(MAPpage103、連絡先情報701、及び位置情報702)間の関係は多対多関係の形を取る。
【0098】
この多対多関係には幾つかの利点がある。利用者202が企業である場合、その企業は1つの会社概要ページを作成し、その会社概要ページを幾つかの位置情報702のデータ(支店)にリンクさせることができる。利用者202は支店の位置が変わるとき何時でも任意の計算装置から会社概要ページにリンクされる位置情報702を簡単に管理して追加し又は削除することができる。
【0099】
MAPpage103及び位置情報702の関係が変化すると、システム200は直ちにその関係の変化に索引を付ける。例えば、制作者の役割にある利用者202が或る特定の位置情報データ702(支店)から会社概要ページの関係をなくすことに決めた場合、全ての消費者利用者202はその特定の位置情報702(支店)から会社概要ページを検索できなくなる一方、利用者202は引き続き関係を有する他の位置情報702から会社概要ページを依然として検索することができる。
【0100】
連絡先情報701は、利用者202が複数の連絡先情報を有することを可能にする。利用者202は、任意のMAPpage103又は任意の位置情報702に様々な連絡先情報を自由に割り当てることができる。
【0101】
制作者としての利用者202は、MAPpage103、連絡先情報701、及び位置情報702間の関係を管理する完全な自由裁量を有する。
【0102】
加えて、MAPpage103は他のMAPpage103と無関係とすることができ、又は他のMAPpage103と親子関係を有し得る。利用者202によって定められるMAPpage間の親子関係をシステム200が構築する。親のMAPpage103と位置情報702との間に関係がある場合、システム200はその位置情報702の関係を子のMAPpage103に自動で関連付ける。
【0103】
上記の説明は、MAPpage103、連絡先情報701、及び位置情報702間の関係を構築する一例である。MAPpage103上で行われ得る関係の種類に制限はない。
【0104】
図8は、モバイル計算装置上に表示されたこの縦方向の3つのコンテンツ領域内の連絡先情報701、位置情報702、及びMAPpage103のユーザインタフェースレイアウトの一例を示す。利用者202は、各エンティティ間の関係を対にするための点線を作成することにより、連絡先情報701、位置情報702、及びMAPpage103間の関係を管理することができる。
【0105】
このユーザインタフェースの例から、モバイル計算装置の表示画面が3つのコンテンツ領域に分割されている。コンテンツ領域1は、利用者202によって作成される連絡先情報701を表示する。コンテンツ領域2は、利用者202によって定められる位置情報702を表示する。コンテンツ領域3は、利用者202によって作成される全てのMAPpage103を表示する。
【0106】
図9は、MAPpage103を作成する方法の一例を示す。図2の例によって説明したような方法は、例えば図2図3、及び図4の例を用いて説明したコンポーネントを使用して実施することができる。従って、図2図3、及び図4の要素への言及は、記載のステップ又はサブステップを実行するのに適した要素又はコンポーネントを示すことを目的とする。
【0107】
利用者202(制作者の役割)がMAPpage103を作成する必要がある場合、ステップ901に示すように最初のステップは利用者識別を行うことである。システムは、システム200上に記憶する新たなコンテンツを作成するために利用者がサインインし又はサインアップする必要があるかどうかを判定するために、利用者がログインしたかどうかを確認する。利用者202がまだ検証されていない又は無効なユーザセッションを有する場合、ステップ902で、システムは利用者202がサインインし又はサインアップするためのユーザインタフェースを表示する。
【0108】
利用者202が自分自身を識別すると、システムはステップ903を実行し、利用者によって作成された既存の全てのMAPpage103を表示し、自分のMAPpageを管理するために利用者が使用可能なアクションの選択肢を提供する。利用者が別のMAPpage103を作成する必要がある場合、システムはステップ904でMAPpage103の作成プロセスを開始する。ステップ904で、利用者202は図6に示したような様々な種類のMAPpage103から選択を行うことができ、新たに作成されるMAPpageと既存のMAPpageとの間に対する関連付けを決定し、各親子関係内でのそれらのMAPpageの役割を示すこともできる。
【0109】
ステップ905で、利用者202は自分のMAPpage103を作成するための自らのテンプレートを選択することができる。各利用者が使用可能なテンプレートの種類は、ステップ904で利用者202が選択した機能に関して利用者が求めるMAPpageの種類に依存した。
【0110】
ステップ906で、利用者202がMAPpage103の詳細情報を入力する。入力データは、テキストやアップロードされるメディアファイルの形を取り得る。利用者が選択できるメディアファイルは装置300内にあり、又は装置300内のMAPpageクライアントシステムアプリケーション460によってカメラから撮影される写真等、装置から直接アップロードされるメディアファイルに由来する。このステップにおいて詳細情報及びメディアを入力する間、利用者はステップ905で自らが選択した設計済みテンプレート上でこの活動を行う。
【0111】
ステップ907で、システムは、システム200内のロケーションベース検索機能に関連付けられる、新たに作成されるMAPpageの仮想位置101を識別するように利用者に求める。このステップにおいて位置情報を関連付けるために、システムは利用者が新たな位置を識別すること又は過去に識別した位置を選択することを認める。新たな位置を識別するために、システムはデジタルマップ上の位置を利用者が識別するためのマップ画像としてユーザインタフェースを表示する。利用者202は、自分の指を使ってタッチスクリーン上の位置を識別し、次いでデジタルマップ上で境界を描き且つ/又は厳密な位置をピン留めするために等、入力インタフェース308を使用することができる。1つのMAPpage103に複数の仮想位置101を関連付けることができる。かかる関連付けは、本発明の高度に拡張性のあるデータアーキテクチャである。つまり、制作者の役割を担う利用者202は各位置について同じMAPpage103を重複投稿する必要がない。1つのMAPpageを作成し、関連する全ての仮想位置101を作成されたMAPpageにリンクするだけで良い。
【0112】
ステップ908で、システムはMAPpage103の連絡先情報を識別するように利用者に求める。連絡先情報は、新たに作成される連絡先又は既存の連絡先であり得る。そのため、1つのMAPpage103に複数の連絡先情報を関連付けることができる。この関連付けモデルは、MAPpage103に関連付けられる仮想位置101に関してステップ907に記載したものと同様である。
【0113】
利用者202が全ての入力情報を完了し、アップロードするメディアファイルを選択し、位置情報及び連絡先情報が識別されると、ステップ909で、システムがその情報を装置300から通信ネットワーク203を介してシステム200に投稿しアップロードする。投稿及びアップロードにかかる時間は、データの大きさ及びその時点での通信ネットワーク203内の可用帯域幅によって決まる。操作が完了すると、MAPpage103の作成プロセスはシステム200によって処理され、システム200は図2に記載したように作成を行い、索引を付け、他の活動を行う。
【0114】
図10は、MAPpage103の検索方法の一例を示す。消費者の役割にある利用者202がシステム200内のMAPpage103に関するロケーションベース検索を行うとき、ステップ1001で、利用者202はMAPpage情報の操作モードを選択する選択肢を有する。この実施形態では4つの操作モードがある。4つの操作モードに分ける目的は、自分が探しているMAPpageの特性に従って利用者202が検索結果をフィルタにかけるのを助けるためである。
【0115】
「位置特定」1001.1、この操作モードは、利用者202がシステム200内の任意の利用者(制作者の役割)によって作成される任意のMAPpage103を世界中の任意の位置に基づいて検索すること、及びステップ1002.1内でカテゴリを選択して物件、自動車、製品、サービス、仕事等の項目を検索することを可能にする。
【0116】
「付近」1001.2、この操作モードは、検索の実行時に利用者202の現在位置の近くに位置するMAPpage103を見つける必要がある利用者202を考慮する。利用者202は、検索の地理的領域に物理的に移動することなしに異なる位置にリロケートすることもできる。検索は、食べる、飲む、買い物をする、宿泊する、学ぶ等、システムによってカテゴリ化される利用者の日常生活の活動に基づいて更に洗練させることもできる。
【0117】
「販売促進」1001.3、この操作モードは、利用者202が様々な位置での販売促進についてMAPpageの種類を検索することを可能にする。
【0118】
「全般的キーワード」1001.4、これは1001.1、1001.2、及び1001.3のように情報の種類によってフィルタリングされることのない自由形式の操作モードである。利用者202は単純に検索したいキーワードを入力することができる。システム200が検索を行い、情報の種類によるフィルタリングなしに検索結果を返す。この検索操作モードは、他の3つの操作モードに親しみのない利用者202にとって、使用可能な他の検索エンジンと似ている。
【0119】
ステップ1002で、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は、利用者202が行うことを可能にする検索ヘルパツール、及び位置に基づく知的検索を有する。システムは、マップ上のツールオーバレイと共にマップ画像を表示し、更に任意選択的な高度フィルタリングパラメータ及びソートオプションパラメータを有するカテゴリ1002.1を利用者が選択できるようにする。ソートオプションの一部の例は関連性、距離、及び価格によるソートである。
【0120】
利用者202は、「位置へジャンプ」1002.2制御オプションを使用することにより、検索領域の中心を利用者から遠く離れた別の位置にリロケートすることができる。この機能は、都市名、地域、国等の基準を使用することによって、利用者202が自分の標的位置を入力することを可能にする。指定の位置にジャンプするために、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460の基礎を成すアプリケーションロジックが、マップ場所サービス205と連携することによってジオコーディングを行う。
【0121】
利用者202は、指を使ってマップ上の関心領域を描くことによってマップ上の位置範囲を決定する機能1002.3を有し、そのためアプリケーションはその関心領域内の検索結果だけを表示する。位置範囲を決定する別の選択肢は、装置300のディスプレイインタフェース309の表示域によって範囲を決定することである。
【0122】
結果レンダリングオプション1002.4は、マップビュー、一覧ビュー、サムネイルグリッドビュー等、検索結果をレンダリングするオプションを利用者202が選択することを可能にする。
【0123】
利用者202が検索ツールを調節すると、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460はステップ1003に進み、ステップ1003は、利用者202によって指定されたパラメータを有する検索クエリを通信ネットワーク203経由でシステム200に送信し、検索エンジン212に直接接触する。MAPpageクライアントシステムアプリケーション460に検索結果が返ってくると、システムはステップ1004で検索結果を表示し、ステップ1002でのユーザ制御に基づいて結果を表示する。
【0124】
検索結果が表示されると、利用者202は4つの使用可能なオプションを有する。第1のオプションは、MAPpageを選択すること1004.1である。利用者202が検索結果からMAPpageの選択を行うと、そのアクションが被選択MAPpage103を表示させる。このアクションは、図11に関して以下で説明するMAPpageのレンダリング1005内で行われる。第2のオプションは、MAPpageをスクロールすること1004.2である。検索結果は多くのMAPpage103をもたらし得るので、利用者202は結果一覧をスクロールし、検索結果の次のページを選択することができる(1006)。検索結果がステップ1004でレンダリングされ、このサイクルが繰り返される。第3のオプションは、前回の検索キーワードをクリアし新たなパラメータを設定することにより、検索をリセットして新たな検索をステップ1004.3及びステップ1007において行うことである。第4に、利用者202が満足する場合、検索プロセスがステップ1004.4、ステップ1008で終わる。
【0125】
図11は、MAPpage103をレンダリングする方法の一例を示す。利用者202は、図10に関して上記で説明した方法を使って検索することによって様々なやり方でMAPpage103にアクセスすることができ、又は自分のお気に入りのMAPpageを保存することができる。利用者202が任意のMAPpage103の詳細情報を見ることに決めるときはいつも、ステップ1101でシステムがそのMAPpageをレンダリングし始め、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460が通信ネットワーク203を介してシステム200に接続して、テキスト、メディア情報を含む詳細なMAPpageの情報を読み出す。情報がサーバからMAPpageクライアントシステムアプリケーション460内に到達すると、システムはそのMAPpage103の作成者(制作者の役割にあり、そのMAPpage103を作成した利用者202)によって指定されたMAPpageの設計済みテンプレートに従ってユーザインタフェースをレンダリングし始める。システムは全てのテキスト、メディア(写真、ビデオ)、及びロケーションベース情報を使い易い形式で表示する。
【0126】
ステップ1103で、レンダリングするMAPpageが別のMAPpageと親子関係を有する場合、システムのディスプレイユーザインタフェースは、MAPpageの作成者によって指定される他の関連MAPpageを利用者202が見ることを可能にする。利用者202がステップ1104で他の関連MAPpage103を見ることに決めた場合、システムは、ステップ1105でその選択された関連MAPpage103を表示する。利用者202が関連MAPpage103を訪れたくない場合、システムはステップ1106に入る。つまり、利用者は現在のMAPpage103内に留まり、そのMAPpageの種類によって許可されたお気に入りの保存、いいね、コメント、レビュー、情報共有等の他の対話を行う。
【0127】
図12は、図10の「MAPpage検索結果をレンダリングする」ステップ1004のMAPpage103の検索結果をレンダリングする方法の一例を示す。
【0128】
MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は、検索結果を2つの観点から表示する手段を提供する。第1の観点は、GOOGLEやBING(登録商標)検索等の一般的に使用されている検索エンジンのように検索結果を一覧としてレンダリングすることである。第2の観点は、MAPpageの検索結果をデジタルマップ上のピンとしてレンダリングすることである。そのため、デジタルマップ上でこのレンダリングの観点を扱うための方法を本明細書で説明する。
【0129】
利用者202がシステム200に検索要求を送信し、検索結果を受信する場合、システムはステップ1201「要求受信済み」に入る。MAPpageクライアントシステムアプリケーション460は装置300のディスプレイインタフェース309上のマップ画像を準備し、ステップ1202でマップを生成する。この時点でアプリケーションは、ステップ1203「マップの表示」において表示するために、ステップ1201で要求された位置に従ってマップ画像サービス204からデジタルマップを読み出すための要求を送信する。
【0130】
次いでステップ1204で、MAPpageクライアントシステムアプリケーション460がMAPpageの検索結果を変換し抽出し、ステップ1205でどのMAPpageをデジタルマップ形式で(例えばピンとして)表示するのかを識別する。
【0131】
ステップ1206で、プレーンマップから衛星マップ画像にマップ画像を変えること等、利用者202は多くのやり方でデジタルマップと対話することができる。又は利用者202は、マップを表示する視角を90度から45度の角度に調節することによって、マップの観点を調節することができる。
【0132】
利用者202がマップをパンすることに決める場合、マップは左右にパンすることができ、ステップ1207で、近くの位置にある新たな及び関連するMAPpageがピンとして表示されることを可能にする。
【0133】
利用者202が自分の検索操作に満足すると、その検索画面を去ることによってこのプロセスを終えることができる。システムは、次の検索操作に備え、装置300上で現在表示されている全ての検索結果をディスプレイインタフェース309からクリアする。
【0134】
図13は、一部の実施形態によるクライアント-サーバ環境1300の図である。特定の具体的特徴を図示するが、簡潔にするために、及び本明細書で開示する実施形態のより関連のある側面を不明瞭にしないために他の様々な特徴を図示していないことを当業者なら本開示から理解されよう。これを受けて、クライアント-サーバ環境1300は、データベース1314-a内に項目(例えばMAPpage)を記憶し、サーバ1312-aを使用して項目に関する検索(並びに他のタスク)を行うサーバシステム1311-aを含む。クライアント-サーバ環境1300は、サーバシステム1311-aに要求(例えば新たなMAPpageを作成するための要求やMAPpageに対する検索要求等)を伝送する、従って状況によってはサーバシステム1311-aのクライアントであるサーバシステム1311-bも含む。サーバシステム1311-bは、サーバ1312-b及びデータベース1314-bを含む。本明細書で使用するとき、「クライアント」という用語は状況によってはサーバを含むことを意図する(例えば前述のサーバが別のサーバによって提供されるサービスにアクセスし、従ってクライアントとして機能している場合)。
【0135】
クライアント-サーバ環境1300は、1つ又は複数の携帯電話会社1302、1つ又は複数のインターネットサービスプロバイダ1304、及び通信ネットワーク1306を更に含む。
【0136】
携帯電話会社1302(即ち無線通信事業者)及びインターネットサービスプロバイダ1304は、互いに並びに/又は他の装置及びシステムと情報をやり取りするために通信ネットワーク1306に接続され得る。加えて、携帯電話会社1302及びインターネットサービスプロバイダ1304は、通信ネットワーク1306にクライアント装置を接続するようにも動作可能である。例えばスマートフォン1308は、例えば基地局1303を含む携帯電話会社1302のネットワークと共に動作可能である。同様に、例えばパーソナルコンピュータ1310(例えばラップトップコンピュータ、タブレット、デスクトップ、スマートテレビ、ワークステーション等)は、最終的に通信ネットワーク1306に接続可能なインターネットサービスプロバイダ1304によって提供されるネットワークに接続できる。
【0137】
通信ネットワーク1306は、インターネットの一部を含むイントラネットやエクストラネット等、有線及び無線のローカルエリアネットワーク(LAN)及び/又は広域ネットワーク(WAN)の任意の組合せとすることができる。クライアント装置(例えばスマートフォン1308やパーソナルコンピュータ1310)とサーバとの間の通信機能を通信ネットワーク1306が提供すれば十分である。一部の実施形態では、伝送制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP)を使用して情報を運ぶために、通信ネットワーク1306がハイパーテキスト転送プロトコル(HTTP)を使用する。HTTPは、使用可能な様々な資源にクライアント装置が通信ネットワーク1306を介してアクセスすることを認める。但し、本明細書に記載の様々な実施形態は或る特定のプロトコルを使用することに限定されない。
【0138】
このようにして、スマートフォン1308及びパーソナルコンピュータ1310(まとめて「クライアント装置1308/1310」と呼ぶ)は、状況によってはサーバシステム1311-a及び/又はサーバシステム1311-bのクライアントである。以下でより詳細に説明するように、例えば一部の状況では、クライアント装置1308/1310が新たなMAPpageを作成するための要求をサーバシステム1311-bに送信し、かかる送信は、新たなMAPpageを作成するための要求をサーバシステム1311-aに送信するようにサーバシステム1311-bをトリガする。他の例では、クライアント装置1308/1310が、新たなMAPpageを作成するための要求をサーバシステム1311-aに直接送信する。
【0139】
任意の数のかかる装置及び/又はシステムがクライアント-サーバ環境内に設けられても良く、特定の装置が全くなくても良いことを当業者なら本開示から理解されよう。つまりクライアント-サーバ環境1300は、本開示のより関連のある特徴を論じるために与える例に過ぎない。
【0140】
図14は、一部の実施形態による、図13に関して上記で論じたサーバシステム1311-aの一例を示すブロック図である。特定の具体的特徴を図示するが、簡潔にするために、及び本明細書で開示する実施形態のより関連のある側面を不明瞭にしないために他の様々な特徴を図示していないことを当業者なら本開示から理解されよう。サーバシステム1311-aは、メモリ1406内に記憶されたモジュール、プログラム、及び/又は命令を実行し、それにより処理操作を行うための1個又は複数個の処理装置(CPU又はプロセッサと呼ぶ場合もある)1402、メモリ1406、1つ又は複数のネットワーク又は他の通信インタフェース1408、並びにそれらのコンポーネント及び任意選択的に他の様々なコンポーネントを相互接続するための1つ又は複数の通信バス1404を概して含む。1つ又は複数の通信バス1404は、任意選択的にシステムコンポーネント間の通信を相互接続し制御する回路(チップセットと呼ぶ場合もある)を含む。メモリ1406は、DRAM、SRAM、DDR RAM、他のランダムアクセス固体メモリ装置等の高速ランダムアクセスメモリを含み、1つ又は複数の磁気ディスク記憶装置、光ディスク記憶装置、フラッシュメモリ装置、他の不揮発性固体記憶装置等の不揮発性メモリを含み得る。メモリ1406は、CPU1402から離れて位置する1つ又は複数の記憶装置を任意選択的に含む。メモリ1406或いはメモリ1406内の不揮発性メモリ装置及び/又は揮発性メモリ装置は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体を含む。一部の実施形態では、メモリ1406又はメモリ1406の非一時的コンピュータ可読記憶媒体が以下のプログラム、モジュール、及びデータ構造、又はその部分集合若しくは上位集合を記憶する:
・様々な基本システムサービスを処理し、ハードウェア依存タスクを実行するための手続きを含むオペレーティングシステム1416、
・1つ又は複数のネットワークインタフェース1408(有線又は無線)及びインターネット、他の広域ネットワーク、ローカルエリアネットワーク、都市圏ネットワーク等の1つ又は複数の通信ネットワークを介した他の装置(例えば他のサーバシステム1311並びにクライアント装置1308/1310)との通信を助けるネットワーク通信モジュール1418、
・MAPpageを作成し、管理し、且つ/又は検索するために使用されるMAPpageモジュール1420であって、
・クライアントから要求及び/又は情報を受信するために使用される受信モジュール1422、
・情報を提供するようにクライアントを促すために使用されるプロンプティングモジュール1424、
・新たなMAPpageを作成するために使用される作成モジュール1426、
・クライアントがそれぞれのMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付けることを可能にするために使用される管理モジュール1428、
・新たなMAPpageテンプレートを受信し且つ/又は提供するために使用されるテンプレートモジュール1430、及び
・MAPpageに関する検索要求を受信し、検索要求に関する位置パラメータの範囲を提供し、(例えばデータベース1314-a内に記憶されたMAPpageに向けられる又はウェブクローラからの検索結果に向けられる)検索要求を実行し、且つ/又は検索結果を返すために使用される検索モジュール1432
を任意選択的に含む、MAPpageモジュール1420、並びに
・1つ又は複数のMAPpage(例えばMAPpage1440-1からMAPpage1440-p(pは正の整数)や図1のMAPpage103)を含むデータベース1314-a。
【0141】
上記で識別した図14の要素のそれぞれは、任意選択的に先に述べたメモリ装置の1つ又は複数の中に記憶される。上記で識別したモジュールのそれぞれは、上記の機能を実行するための1組の命令に対応する。上記で識別したモジュール又はプログラム(即ち命令セット)は、別個のソフトウェアプログラム、手続き、又はモジュールとして実装される必要はなく、従ってこれらのモジュールの様々な部分集合が様々な実施形態において任意選択的に組み合わせられ或いは再構成される。一部の実施形態では、上記で識別したモジュール及びデータ構造の部分集合をメモリ1406が任意選択的に記憶する。更に、メモリ1406は上記に記載していない追加のモジュール及びデータ構造を任意選択的に記憶する。一部の実施形態では、メモリ1406又はメモリ1406の非一時的コンピュータ可読記憶媒体内に記憶されるプログラム、モジュール、及びデータ構造が、以下に記載する方法の一部を実施するための命令を提供する。一部の実施形態では、これらのモジュールの一部又は全てが、モジュールの機能の一部又は全てを包含する専用ハードウェア回路を使って実装され得る。
【0142】
図14は一部の実施形態によるサーバシステム1311-aを示すが、図14は本明細書に記載の実施形態の構造上の略図であるよりも、サーバシステム1311-a内にあり得る様々な特徴の機能上の説明であることを意図する。実際には、及び当業者によって理解されるように、別々に図示するプログラム、モジュール、及びデータ構造は組み合わせることができ、一部のプログラム、モジュール、及びデータ構造は分けることができる。
【0143】
次に、クライアント装置1308等の電子装置上に任意選択的に実装されるユーザインタフェース(「UI」)及び関連プロセスの実施形態に注目する。任意選択的に、同様のユーザインタフェースが装置201、装置300、クライアント装置1310、及び/又は携帯型通信装置(例えば携帯電話やスマートフォン等)、携帯型多機能装置(例えばファブレット)、携帯型電子装置(例えばラップトップやタブレットコンピュータ)、デスクトップコンピュータ等の他の電子装置上に実装される。
【0144】
図15A図15Jは、一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。これらの図面のユーザインタフェースは、図16A図16Eのプロセスを含む以下に記載のプロセスを示すために使用される。以下の例の一部は(例えばクライアント装置1308上で接触面とディスプレイとが組み合わさった)タッチスクリーンディスプレイ上での入力に関して示すが、一部の実施形態では、装置がディスプレイとは別個の接触面上の入力(例えばラップトップコンピュータのトラックパッド上の入力)を検出し、又は他の情報源からの入力(例えばデスクトップコンピュータのマウス及び/又はキーボードからの入力)を検出する。説明の便宜上、図15A図15Jに関して説明する実施形態は接触ディスプレイシステム及び/又はタッチスクリーンを有する装置上で実行される操作に関して論じる。明瞭にするために、図15A図15Jは、装置1308の他の詳細を図示することなしに装置1308のタッチスクリーンを単純に示す。図15A図15Jのユーザインタフェースは以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、セルラ信号やWi-Fi信号等の無線通信用の信号強度インジケータ、時間、Bluetooth(登録商標)インジケータ、及び電池状態インジケータである。開示する実施形態の側面を無駄に不明瞭にしないために、これらの良く知られている要素については詳細に説明しない。
【0145】
図15Aは、一部の実施形態による、クライアント装置1308上でMAPpageを含むプラットフォーム(「MAPpageプラットフォーム」と呼ぶ場合もある)をナビゲートするためのオプションのメニューを含む例示的ユーザインタフェース1510を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1510が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、「購入」とラベル付けされたアイコン1512、「mappage」とラベル付けされたアイコン1514、及び「販売」とラベル付けされたアイコン1516である。一部の実施形態では、利用者がアイコン1512を選択して「購入」する場合、製品又はサービスを購入するためのユーザインタフェース(例えば図15Fのユーザインタフェース1560)が表示される。一部の実施形態では、利用者がアイコン1516を選択して「販売」する場合、製品又はサービスを販売するためのユーザインタフェース(例えば図15Eのユーザインタフェース1550)が表示される。一部の実施形態では、利用者が「mappage」のためのアイコン1514を選択する場合、MAPpageを管理するためのユーザインタフェース(例えば図15Jのユーザインタフェース1595)が表示される。一部の実施形態では、利用者がまだアカウントにログインしていない場合、利用者がアイコン1514及び/又はアイコン1516を選択するとき、アカウントを作成するための又は既存のアカウントにログインするためのユーザインタフェース(例えば図15Bのユーザインタフェース1520)が表示される。図15Aには不図示だが、一部の実施形態では、ユーザインタフェース1510が(例えば「ログイン」アイコンによって、Facebookのアカウント等、利用者の別アカウントを使ってログインするためのオプションによって、電子メールを使って登録するためのオプションによって等)アカウントにログインするための1つ又は複数のオプションを含む。
【0146】
図15Bは、一部の実施形態による、MAPpageプラットフォーム内のアカウントを作成するための例示的ユーザインタフェース1520を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1520が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、利用者が情報(例えば名前、電子メールアドレス、パスワード、パスワードの確認等)を入力するための複数のフィールド1528、「中止」とラベル付けされたアイコン1522、「登録」とラベル付けされたアイコン1524、及び「ログイン」とラベル付けされたアイコン1526である。一部の実施形態では、新たなアカウントを作成するために利用者が名前、電子メールアドレス、パスワード等の情報について(例えば複数のフィールド1528を使用して)促される。一部の実施形態では、利用者が(例えば必要な情報を入力した後)登録のためのアイコン1524を選択してアカウントを作成し、又はアカウントの作成を中止するためのアイコン1522を選択する。一部の実施形態では、利用者が既にアカウントを有する場合、利用者はアイコン1526を選択して(例えば利用者の電子メールアドレス及びパスワードを入力することによって)ログインすることができる。
【0147】
図15Cは、一部の実施形態による、連絡先情報を入力するための例示的ユーザインタフェース1530を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1530が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、利用者が連絡先情報(例えば名前、社名、連絡先の電子メールアドレス、連絡先の電話番号等)を入力するための複数のフィールド1536、それぞれの連絡先情報を隠す/表示するための複数の選択ボックス1538、「中止」とラベル付けされたアイコン1532、及び「完了」とラベル付けされたアイコン1534である。一部の実施形態では、利用者が名前、社名、連絡先の電子メールアドレス、連絡先の電話番号等の連絡先情報について(例えば複数のフィールド1536を使用して)促される。一部の実施形態では、利用者が(例えば必要な情報を入力した後)入力済みの連絡先情報を保存するためのアイコン1534を選択し、又は連絡先情報の作成を中止するためのアイコン1532を選択する。一部の実施形態では、利用者は(例えば複数の選択ボックス1538を使用して)連絡先情報の1つ又は複数のフィールドを隠すかどうかを決めるオプションを有する。例えば、利用者が電話番号を隠すためのボックスを選択する場合、電話番号が(例えばMAPpageプラットフォームの他の利用者が閲覧可能な)公開連絡先情報ではなく(例えば利用者しか閲覧できない)非公開連絡先情報になる。一部の実施形態では、利用者はMAPpageプラットフォーム内で自分に連絡するための代替的方法(例えばFacebookやTwitter(登録商標)等)を他の利用者が使用できるようにするためのオプションを有する。
【0148】
図15Dは、一部の実施形態による、MAPpageに関連付けるための物理位置を識別するための例示的ユーザインタフェース1540を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1540が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、対話型デジタルマップ1542、1つ又は複数のマップツール1544、テキストボックス1546、「中止」とラベル付けされたアイコン1547、及び「保存して続行」とラベル付けされたアイコン1548である。一部の実施形態では、テキストボックス1546内に住所を入力することによって、利用者が物理位置を識別する。一部の実施形態では、対話型デジタルマップ1542上の位置を(例えば領域の周りの境界を描き又は厳密な位置をピン留めするために指やスタイラスを使用して)選択することによって、利用者が物理位置を識別する。一部の実施形態では、位置を選択するための1つ又は複数のマップツール1544を使用することによって、利用者が物理位置を識別する。一部の実施形態では、利用者が識別された位置を保存するためのアイコン1548を選択し、又は位置の識別を中止するためのアイコン1547を選択する。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1540は、利用者が下記の内容に合意することを示すための選択ボックス1549を含み、その内容とはつまり、(1)利用者は識別された位置の所有者に代わって行動する権限を有すること、(2)利用者は不正確な情報を提供せず又は差別的優先を表明しないこと、及び(3)利用者はMAPpageプラットフォームの利用規約に従うことである。
【0149】
図15Eは、一部の実施形態による、新たなMAPpage用の要素を入力するための例示的ユーザインタフェース1550を示す。図15Eの例では、ユーザインタフェース1550は単一掲載MAPpage用のテンプレートである。一部の実施形態では、(例えば図6に関して論じた)他の種類のMAPpage用のテンプレートが類似の要素を含む。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1550が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、1つ又は複数の選択メニュー1556、(例えばキーワードやハッシュタグ等を入力するための)1つ又は複数のテキストボックス1558、「中止」とラベル付けされたアイコン1552、及び「完了」とラベル付けされたアイコン1554である。一部の実施形態では、選択メニュー1556の様々なオプション(例えば提供される項目又はサービスの種類、提供物のカテゴリ、提供物のサブカテゴリ、及び関係する日常生活のカテゴリ)から選択することによって、及びテキストボックス1558内にテキストを入力する(例えばキーワードやハッシュタグを入力する)ことによって、利用者が新たなMAPpage用の要素を入力する。一部の実施形態では、利用者が(例えば必要な情報を入力した後)入力情報を保存する(且つ/又は提出する)ためのアイコン1554を選択し、又は新たなMAPpageの作成を中止するためのアイコン1552を選択する。
【0150】
図15Fは、一部の実施形態による、MAPpageプラットフォーム内の「位置特定」操作モードを使って検索するための例示的ユーザインタフェース1560を示す。「位置特定」操作モード(例えば「位置特定」1001.1)については図10に関して上記で説明した。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1560が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、1つ又は複数の選択メニュー1561、ソートメニュー1562、「中止」とラベル付けされたアイコン1563-a、「適用」とラベル付けされたアイコン1563-b、対話型デジタルマップ1564、「話題」とラベル付けされたアイコン1565、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1566、「付近」とラベル付けされたアイコン1567、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1568、及び「メニュー」とラベル付けされたアイコン1569である。この例では、アイコン1568が「位置特定」のために選択されており、「不動産」のカテゴリが選択されている。次いで利用者は、物件が誰によって掲載されているのか(例えば仲介業者によって、所有者によって、新築等)、掲載の種類(例えば販売や賃貸等)、物件の種類(例えば分譲マンション、家、タウンハウス、アパート等)、価格(例えば最高価格及び/又は最低価格を含む)、及び寝室(例えば最少数の寝室及び/又は最大数の寝室を含む)等の検索基準を1つ又は複数の選択メニュー1561によって入力することができる。一部の実施形態では、利用者はソートメニュー1562を使って結果をソートするための(例えば関連性、価格、広さ等によってソートするための)オプションを選択することができる。利用者は、対話型デジタルマップ1564を使用して検索要求のための位置パラメータを入力することもできる。一部の実施形態では、利用者が指及び/又はスタイラスを使用して対話型デジタルマップ1564上の関心領域の周りの境界を描くことによって、マップ上の関心領域を選択する。一部の実施形態では、利用者が指及び/又はスタイラスを使用してマップ上の厳密な位置をピン留めすることによって、マップ上の関心領域を選択する。一部の実施形態では、利用者が入力済みの検索基準を適用するためのアイコン1563-bを選択し、又は検索を中止するためのアイコン1563-aを選択する。
【0151】
図15Gは、一部の実施形態による、(例えば図15Fのユーザインタフェース1560内で開始される検索に応じて)検索結果を表示するための例示的ユーザインタフェース1570を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1570が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、対話型デジタルマップ1564、1つ又は複数のマップツール1574、MAPpageの結果1572、「話題」とラベル付けされたアイコン1565、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1566、「付近」とラベル付けされたアイコン1567、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1568、及び「メニュー」とラベル付けされたアイコン1569である。この例では、MAPpageの結果1572が、8888 Viscaino Rd.にあり所有者によって$999,999で販売されている6つの寝室と6つの浴室を備える物件を表示し、物件の位置が(例えば位置1576において)対話型デジタルマップ1564上で強調表示されている。図15Gは単一の検索結果を示すが、一部の実施形態ではユーザインタフェース1570が複数の検索結果を表示する。
【0152】
図15Hは、一部の実施形態による、(例えばアイコン1567による「付近」の検索に応じて)「付近」の検索結果を表示するための例示的ユーザインタフェース1580を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1580が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、対話型デジタルマップ1584、1つ又は複数のマップツール1586、MAPpageの結果1582、「話題」とラベル付けされたアイコン1565、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1566、「付近」とラベル付けされたアイコン1567、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1568、及び「メニュー」とラベル付けされたアイコン1569である。この例では、利用者が図10に関して上記で説明した「付近」操作モード(例えば「付近」1001.2)を使って検索している。ここではMAPpageの結果1582が近くのカフェ及び関連情報(例えば名前、住所、写真、評価等)を表示する。
【0153】
図15Iは、一部の実施形態による、(例えばアイコン1566による「販売促進」の検索に応じて)「販売促進」の検索結果を表示するための例示的ユーザインタフェース1590を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1590が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、対話型デジタルマップ1594、1つ又は複数のMAPpageの結果1592、1つ又は複数の販売促進アイコン1593、「話題」とラベル付けされたアイコン1565、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1566、「付近」とラベル付けされたアイコン1567、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1568、及び「メニュー」とラベル付けされたアイコン1569である。この例では、利用者が図10に関して上記で説明した「販売促進」操作モード(例えば「販売促進」1001.3)を使って検索している。ここではMAPpageの結果1592が、対話型デジタルマップ1594によって示される位置における照明のセールに関する販売促進及び車のセールに関する販売促進を示す。一部の実施形態では、利用者がその位置における販売促進についてもっと良く知るために対話型デジタルマップ1594上の販売促進アイコン(例えば販売促進アイコン1593)を選択する。
【0154】
図15Jは、それぞれのクライアントに関連するMAPpage及び情報を管理するための例示的ユーザインタフェース1595を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1595が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、アカウントプロファイル領域、(例えば連絡先情報701及び更なる連絡先情報を追加するためのアイコン1598-aを含む)連絡先情報領域、(例えば位置情報702及び更なる位置情報を追加するためのアイコン1598-bを含む)位置領域、及び(例えばそれぞれのクライアントによって作成される1つ又は複数のMAPpage103並びにそれぞれの種類の更なるMAPpageを追加するためのアイコン1598-c、1598-d、及び/又は1598-eを含む)MAPpage領域である。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1595がスクロール可能なインタフェースであり、それぞれのクライアントによって作成され且つ/又は選択されたコンテンツの少なくとも一部のスクロール可能一覧をそれぞれのクライアントが見ることを可能にする。一部の実施形態では、スクロール可能一覧内のコンテンツがコンテンツのカテゴリ又は種類(例えば単一掲載MAPpage、パーソナルプロファイルMAPpage、レジュメMAPpage、及び図6に関して論じた他の種類のMAPpage)ごとに系統立てられ表示される。一部の実施形態では、それぞれのクライアントが所望の関係間のつながりを(例えば指及び/又はスタイラスを使って)描くことにより、連絡先情報(例えば連絡先情報701)、位置情報(例えば位置情報702)、及びMAPpage(例えばMAPpage103)間の関係を管理する。一部の実施形態では、それぞれのクライアントが、それぞれのMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付けることができる。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1595は、図7に関して上記で論じた(例えばMAPpage、連絡先情報、及び位置情報間の)多対多関係をそれぞれのクライアントが作成することを可能にする。一部の実施形態では、それぞれのクライアントがユーザインタフェース1595内の連絡先情報(例えば連絡先情報701)、位置情報(例えば位置情報702)、及び/又はMAPpage(例えばMAPpage103)を選択して被選択項目のコンテンツを編集することができる。
【0155】
図16A図16Eは、一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理オンラインページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索する方法1600を示す流れ図である。一部の実施形態では、方法1600がサーバシステム(例えば図13及び図14のサーバシステム1311-a、図2のシステム200、又は図5のサーバシステム500)において行われる。一部の実施形態では、方法1600に関して行われる様々な操作を複数のサーバ又は複数のサーバシステム間で分散させることができる。一部の実施形態では、方法1600は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体内に記憶され、且つ図14に示すサーバシステム1311-aの1個又は複数個の処理装置(CPU)1402等、サーバシステムの1個又は複数個のプロセッサによって実行される命令によって統制される。説明を簡単にするために、以下では単一のサーバシステム(例えばサーバシステム1311-a)によって実行されるものとして方法1600を説明する。方法1600内の一部の操作は任意選択的に組み合わせられ且つ/又は一部の操作の順序は任意選択的に変更される。更に一部の実施形態では、別々の図面(例えば図16A図16E)内に示す操作を組み合わせて他の方法を形成することができ、同一の図中に示し且つ/又は同一の方法に関連して論じる操作を異なる方法に分けることができる。
【0156】
以下で説明するように、方法1600はHTML又はコンピュータプログラミング言語の知識を全く有することなしに、オンラインページ又は文書を簡単に作成するための効率的且つ使い易いやり方を提供する。この方法は、利用者がオンラインページ又は文書を作成し、発展させ、検索し、閲覧し、共有し、投稿し、広告し、販売促進し、管理するためのプラットフォームを提供する。この方法は、利用者が他の利用者に対して対話し、コメントし、フィードバックを与え、通信し、商取引を行うためのプラットフォームを提供する。
【0157】
サーバシステムが、新たなMAPpageを作成するための要求をクライアントから受信する(1602)。MAPpageは、第1の物理位置(例えば住所等の特定の物理位置)に関連するオンラインページである。一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成するための要求が(例えば図13の通信ネットワーク1306や図2の通信ネットワーク203を介して)クライアントから受信される。本明細書で使用するとき、「クライアント」という用語はサーバシステムによって提供されるサービスにアクセスするコンピュータハードウェア又はソフトウェアのコンポーネントを指す。従って一部の状況では、クライアントは別のサーバシステムである。一部の状況では、要求がサーバシステム上の第1のモジュールによって受信され、クライアントはサーバシステム上の第1のモジュールと異なる第2のモジュールである(例えば第2のモジュールは別のサーバコンピュータ又は別のソフトウェアモジュールである)。一部の実施形態では、クライアントが検索エンジンのサーバシステムである。一部の実施形態では、クライアントが携帯型多機能装置(例えば図13のクライアント装置1308/1310)である。一部の実施形態では、クライアントが携帯型多機能装置の利用者(例えば図13のクライアント装置1308/1310の利用者)である。一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成するための要求は、クライアント装置(例えば図13のクライアント装置1308)の利用者がMAPpageプラットフォーム内の販売のためのアイコン(例えば図15Aのユーザインタフェース1510の「販売」とラベル付けされたアイコン1516)を選択することに応じて受信される。一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成するための要求をクライアントから受信するために受信モジュール(例えば図14の受信モジュール1422)が使用され、MAPpageは図14に関して上記で説明したように第1の物理位置に関連するオンラインで閲覧可能なページである。
【0158】
サーバシステムは、複数の既存の種類から新たなMAPpage用の種類を選択するようにクライアントを促す(1604)。一部の実施形態では、複数の既存の種類が、単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページ、広告ページ、物件ページ、自動車ページ、仕事ページ、サービスページ、製品ページ、及び図6内で挙げた他の種類で構成されるグループのうちの2つ以上である。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、複数の既存の種類から新たなMAPpage用の種類を選択するようにクライアントを促すためにプロンプティングモジュール(例えば図14のプロンプティングモジュール1424)が使用される。
【0159】
サーバシステムは、新たなMAPpage用の種類の第1の選択を受信することに応じて、選択された既存のMAPpageの種類の複数の既存のテンプレートから新たなMAPpage用のテンプレートを選択するようにクライアントを促す(1606)。一部の実施形態では、選択に応じることができるテンプレートが、(例えば操作1604で)選択されるMAPpageの種類によって決まる。例えば、単一掲載MAPpageの種類用のテンプレートはレジュメMAPpageの種類用のテンプレートと異なる場合があり、それは製品/サービスの掲載にはレジュメの情報と異なる情報が必要だからである。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpage用の種類の第1の選択を受信することに応じて、選択された種類の複数の既存のテンプレートから新たなMAPpage用のテンプレートを選択するようにクライアントを促すためにプロンプティングモジュール(例えば図14のプロンプティングモジュール1424)が使用される。
【0160】
サーバシステムは、新たなMAPpage用のテンプレートの第2の選択を受信することに応じて、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力するためのテンプレートをクライアントに提供する(1608)。例えば図15Eは、ユーザインタフェース1550内で提供される単一掲載MAPpage用のテンプレートを示す。図15Eでは、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素(例えば提供される項目又はサービスの種類、提供物のカテゴリ、提供物のサブカテゴリ、関係する日常生活のカテゴリ、キーワード、及び/又はハッシュタグ)を入力するためにユーザインタフェース1550がクライアントに提供される。一部の実施形態では、1つ又は複数のコンテンツ要素が、1つ又は複数の選択メニュー(例えば図15Eの選択メニュー1556)からの入力、1つ又は複数のテキストボックス(例えば図15Eのテキストボックス1558)内のテキスト入力、及び/又は(例えばクライアント装置1308からの)メディアファイルを含む。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpage用のテンプレートの第2の選択を受信することに応じて、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力するためのテンプレートをクライアントに提供するためにプロンプティングモジュール(例えば図14のプロンプティングモジュール1424)及び/又はテンプレートモジュール(例えば図14のテンプレートモジュール1430)が使用される。
【0161】
図15Eは新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力する一例を示すが、一部の実施形態では、クライアントが新たなMAPpageのコンテンツを更に制御することができる。一部の実施形態では、クライアントが新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素の空間的配置を制御することができ、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素を入力することが、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素の空間的配置を入力することを含む。一例として、写真及びテキストを有する販売促進ページ用のテンプレートをクライアントが選択する場合、クライアントはMAPpage上の写真及びテキストの空間的配置を構成することができる。例えば、クライアントはテキストの位置を移動し且つ/又は写真の位置を移動することができる。
【0162】
サーバシステムは、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素(例えば操作1608でクライアント装置1308の利用者によって入力された1つ又は複数のコンテンツ要素)をクライアントから受信する(1610)。一部の実施形態では、1つ又は複数のコンテンツ要素は、クライアント装置(例えば図13のクライアント装置1308)の利用者がコンテンツ要素を保存し且つ/又は提出するためのアイコン(例えば図15Eのユーザインタフェース1550の「完了」とラベル付けされたアイコン1554)を選択することに応じて受信される。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpage用の1つ又は複数のコンテンツ要素をクライアントから受信するために受信モジュール(例えば図14の受信モジュール1422)が使用される。
【0163】
サーバシステムは、新たなMAPpageに関連付けられる第1の物理位置を識別するようにクライアントを促す(1612)。一部の実施形態では、サーバシステムは、新たな位置を識別するように又は過去に識別した位置を選択するようにクライアントを促す。一部の実施形態では、サーバシステムは、対話型デジタルマップ及び/又はテキストボックスを有するユーザインタフェース(例えば図15Dのユーザインタフェース1540)を提供することにより、新たな位置を識別するようにクライアントを促す。一部の実施形態では、テキストボックス(例えば図15Dのテキストボックス1546)内に住所を入力することによって、クライアント装置(例えば図13のクライアント装置1308)の利用者が物理位置を識別する。一部の実施形態では、クライアント装置の利用者は、指(又はスタイラス)を使用して対話型デジタルマップ上で境界を描き且つ/又は厳密な位置をピン留めすることによって位置を識別することにより、対話型デジタルマップ(例えば図15Dの対話型デジタルマップ1542)上の位置を選択することによって物理位置を識別する。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpageに関連付けられる第1の物理位置を識別するようにクライアントを促すためにプロンプティングモジュール(例えば図14のプロンプティングモジュール1424)が使用される。
【0164】
一部の実施形態では、新たなMAPpageに関連付けられる第1の物理位置を識別するようにクライアントを促すことが、(例えば操作1612に関して上記で説明したように)新たな位置を識別するように又は過去に識別した位置を選択するようにクライアントを促すことを含む(1614)。
【0165】
サーバシステムは、新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するようにクライアントを促す(1616)。一部の実施形態では、サーバシステムは、ユーザインタフェース(例えば図15Cのユーザインタフェース1530)を提供することによって新たな連絡先情報を識別するようにクライアントを促す。一部の実施形態では、(例えば図15Cの複数のフィールド1536を使用して)名前、社名、連絡先の電子メールアドレス、連絡先の電話番号等の情報を入力することによって、クライアント装置(例えば図13のクライアント装置1308)の利用者が連絡先情報を識別する。典型的には、連絡先情報が新たなMAPpageに関連付けられるが、一部の実施形態ではMAPpageが関連する連絡先情報を有さない(例えばユーザプロファイルMAPpage)。新たなMAPpageの種類及び/又はテンプレートが連絡先情報を必要としない一部の状況では操作1616を飛ばす。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するようにクライアントを促すためにプロンプティングモジュール(例えば図14のプロンプティングモジュール1424)が使用される。
【0166】
一部の実施形態では、新たなMAPpageに関連付けられる連絡先情報を識別するようにクライアントを促すことが、(例えば操作1616に関して上記で説明したように)新たな連絡先情報を識別するように又は過去に識別した連絡先情報を選択するようにクライアントを促すことを含む(1618)。一部の実施形態では、新たなMAPpageが1組又は複数組の識別された連絡先情報に関連付けられる。一部の実施形態では、新たなMAPpageが1組の連絡先情報に関連付けられない(例えばMAPpageがユーザプロファイルページである場合)。
【0167】
一部の実施形態では、連絡先情報が(例えばクライアント以外の利用者が閲覧可能な)公開連絡先情報及び(例えばクライアントしか閲覧できない)非公開連絡先情報を含む(1620)。一部の実施形態では、クライアント装置(例えば図13のクライアント装置1308)の利用者は(例えば図15Cの複数の選択ボックス1538を使用して)連絡先情報の1つ又は複数のフィールドを隠すかどうかを決めるオプションを有する。例えば、利用者が電話番号を隠すためのボックスを選択する場合、電話番号が(例えばMAPpageプラットフォームの他の利用者が閲覧可能な)公開連絡先情報ではなく(例えば利用者又は利用者の友人しか閲覧できない)非公開連絡先情報になる。
【0168】
サーバシステムが新たなMAPpageを作成し(1622)、新たなMAPpageは(例えば操作1612で識別される)識別された第1の物理位置、(例えば操作1616で識別される)識別された連絡先情報、クライアント(例えばクライアント装置1308の利用者)、種類(例えば単一掲載ページ、複数掲載ページ、ユーザプロファイルページ、レジュメページ、会社概要ページ、販売促進ページ、物件ページ、自動車ページ、仕事ページ、サービスページ、製品ページ、又は単一掲載ページ上の物件、自動車、製品、若しくはサービスのサブタイプ等のサブタイプ)、及びタイムスタンプ(例えば月、日、年、及び/又は時間を含む)に関連付けられる。新たなMAPpageは第1の種類に関連付けられ、クライアントに関連する既存のMAPpageは第1の種類と異なる第2の種類に関連付けられる。一部の実施形態では、クライアントが複数の種類のMAPpageに関連する(且つそれを管理する)。例えばクライアントは、どちらも同じMAPpageプラットフォーム内にある第1の種類の新たなMAPpage(例えば家を売るための単一掲載MAPpage)に関連し(且つそれを管理し)、第2の種類の既存のMAPpage(例えばレジュメMAPpage)に関連する(且つそれを管理する)。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpageを作成するために作成モジュール(例えば図14の作成モジュール1426)が使用され、新たなMAPpageは識別された第1の物理位置、識別された連絡先情報、クライアント、種類、及びタイムスタンプに関連付けられる。新たなMAPpageは第1の種類に関連付けられ、クライアントに関連する既存のMAPpageは第1の種類と異なる第2の種類に関連付けられる。
【0169】
一部の実施形態では、クライアントに関連する新たなMAPpage及び既存のMAPpageのコンテンツがクライアントによって管理される(1624)。一部の実施形態では、クライアントに関連する新たなMAPpage及び既存のMAPpageのコンテンツが図15Jに関して上記で説明したユーザインタフェース1595等のユーザインタフェース内でクライアントによって管理される。一部の実施形態では、クライアントに関連する新たなMAPpage及び既存のMAPpageの関係(例えば位置、連絡先情報、及び/又は他のMAPpageとの関連付け)が、図15Jに関して上記で説明したユーザインタフェース1595等のユーザインタフェース内でクライアントによって管理される。
【0170】
一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成することが、クライアント等のコンテンツ作成者から直接アップロードされるMAPpageを含むプラットフォーム(例えばMAPpageプラットフォーム)に新たなMAPpageを投稿すること及び/又はアップロードすることを含む(1626)。例えば一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成することが、MAPpageプラットフォームの利用者からのMAPpageを含むデータベース(例えば図14のデータベース1314-a)に新たなMAPpageを投稿し、アップロードし、且つ/又は保存することを含む。一部の実施形態では、新たなMAPpageが通信ネットワーク(例えば図13の通信ネットワーク1306)を介してクライアントから(例えばクライアント装置1308から)サーバシステム(例えばサーバシステム1311-a)にアップロードされ、投稿され、且つ/又は保存される。
【0171】
一部の実施形態では、新たなMAPpageを作成することが、プラットフォーム(例えばMAPpageプラットフォーム)内での検索のために新たなMAPpageに索引を付けることを含む(1628)。一部の実施形態では、図2に関して上記で説明したように、新たなMAPpageに索引を付けることが索引エンジン220によって行われる。一部の実施形態では、プラットフォーム内での検索のために新たなMAPpageに索引を付けるために作成モジュール(例えば図14の作成モジュール1426)が使用される。
【0172】
サーバシステムは、クライアントに関連するMAPpageごとに、クライアントがそれぞれのMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付けることを可能にする。1つ又は複数の物理位置は、第1の物理位置を含む(1630)。一部の実施形態では、サーバシステムは、クライアントがそれぞれのMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付けることを可能にするためのユーザインタフェースを提供する。例えばユーザインタフェース1595(図15J)は、図7に関して上記で論じたように、クライアントがそれぞれのMAPpageを1つ若しくは複数の物理位置及び/又は1組若しくは複数組の連絡先情報に関連付け、(例えばMAPpage、連絡先情報、及び位置情報間の)多対多関係を作成することを可能にする。
【0173】
一部の実施形態では、第1の物理位置を含む1つ又は複数の物理位置が対話型デジタルマップ上にある(1632)。例えば図15Gでは、MAPpage1572が対話型デジタルマップ1564上の位置1576に関連する(不動産物件用の)オンラインページである。
【0174】
一部の実施形態では、クライアントに関連する1つ又は複数のMAPpage、クライアントに関連する1つ又は複数の物理位置、及びクライアントに関連するゼロ組以上の連絡先情報のうちの任意の組合せと関連付け(例えば項目が関連付けられる関係)が形成される(1634)。この関連付けは、図7に関して詳細に論じた多対多関係を形成し、簡潔にするためにここではその詳細を繰り返さない。
【0175】
一部の実施形態では、新たなMAPpageが1つ又は複数の物理位置に関連付けられる(1636)。例えば一部の実施形態では、販売促進MAPpageが2つの異なる物理位置にある喫茶店に関連付けられる。この例では、利用者は街のあちこちに5つの喫茶店を所有する可能性があるが、その位置のうちの2つが販売促進の恩恵を受ける。従って、利用者は販売促進MAPpageをその2つの物理位置に関連付けることができる。喫茶店の位置のうちの別の位置が販売促進の恩恵を受けると利用者が後で判断する場合、利用者は(例えば図15Jのユーザインタフェース1595を用いて)販売促進MAPpageを追加の位置に関連付けることができる。同様に、或る位置が販売促進に十分成功したと利用者が判断する場合、利用者は販売促進MAPpageとその位置との間の関係を除去することができる。
【0176】
一部の実施形態では、新たなMAPpageがゼロ組以上の連絡先情報に関連付けられる(1638)。例えば一部の実施形態では、ユーザプロファイルMAPpageは連絡先情報に関連付けられない。別の例として、一部の実施形態では、レジュメMAPpageが(例えば職場の連絡先情報及び自宅の連絡先情報を含む)2組の連絡先情報に関連付けられる。
【0177】
一部の実施形態では、クライアントに関連する2つ以上のMAPpageが単一の物理位置に関連付けられる(1640)。例えば、利用者は、単一の物理位置から複数の製品及び/又はサービスを(例えばそれぞれ異なるMAPpageを使って)提供する場合がある。
【0178】
一部の実施形態では、クライアントに関連する2つ以上のMAPpageが一組の連絡先情報に関連付けられる(1642)。例えば、複数の支店を有する企業(例えば銀行)は、企業の主要連絡先情報に一組の連絡先情報を有し得る(例えば銀行の主要電話番号、銀行のウェブサイト、銀行の電子メールアドレス等)。
【0179】
一部の実施形態では、クライアントに関連するMAPpageごとに、それぞれのMAPpageのプライバシがクライアントによって一意に調節される(1644)。例えばクライアントが3つの関連MAPpageを有する場合、クライアントは第1のMAPpageのプライバシを完全に非公開(例えばクライアントしか閲覧できない)であるように調節し、第2のMAPpageのプライバシを部分的に非公開(例えばクライアント及び1人又は複数の選択友人しか閲覧できない)であるように調節し、第3のMAPpageのプライバシを公開(例えば他の全ての利用者が閲覧可能)であるように調節することができる。
【0180】
一部の実施形態では、新たなMAPpageがクライアントに関連する1つ又は複数の既存のMAPpageに関連付けられる(1646)。例えば、クライアントが企業の複数の支店に既に関連付けられている場合、新たなMAPpageが企業の新たな支店のためのものである場合、新たなMAPpageを企業の既存の支店の1つ又は複数の既存のMAPpageに関連付けることができる。一部の実施形態では、新たなMAPpageがクライアントに関連しない1つ又は複数の既存のMAPpageに関連付けられる(例えば別のクライアントに関連付けられる)。例えば、企業が第1のクライアントに関連する(例えば第1のクライアントによって所有される)複数の支店を有し、第2のクライアントが企業のフランチャイズを開店してその新たなフランチャイズ用の新たなMAPpageを作成する場合、第2のクライアントは新たなMAPpageを第1のクライアントに関連する1つ又は複数のMAPpageに関連付けることができる。一部の実施形態では、新たなMAPpageと1つ又は複数の既存のMAPpageとを関連付けるための要求は、関連付けを行う前に他のクライアント(例えば第1のクライアント)によって承認される必要がある。
【0181】
一部の実施形態では、サーバシステムが、新たなMAPpageテンプレートをクライアントから受信し、新たなMAPpageテンプレートをクライアントから受信することに応じて、そのクライアント以外の利用者のための選択肢として新たなMAPpageテンプレートを提供する(1648)。例えば、第1のクライアントが新たなMAPpageテンプレートを作成し、その新たなMAPpageテンプレートをMAPpageプラットフォームの他の利用者と共有したい場合、第1のクライアントは新たなMAPpageテンプレートを提出し、サーバシステムが新たなMAPpageテンプレートを第1のクライアントから受信する。次いで、その新たなMAPpageテンプレートを(例えば第1のクライアントから)受信することに応じて、サーバシステムは第1のクライアント以外の利用者(例えば第2のクライアント、第3のクライアント、又は第1のクライアント以外の他の任意のクライアント)のための選択肢として新たなMAPpageテンプレートを提供する。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、新たなMAPpageテンプレートをクライアントから受信し、新たなMAPpageテンプレートをクライアントから受信することに応じて、そのクライアント以外の利用者のための選択肢として新たなMAPpageテンプレートを提供するためにテンプレートモジュール(例えば図14のテンプレートモジュール1430)が使用される。
【0182】
一部の実施形態では、サーバシステムが、プラットフォーム内のMAPpageに対する検索要求を第2のクライアントから受信し、検索要求の位置パラメータを第2のクライアントから受信し、検索要求の位置パラメータを受信するのと異なる時点において、検索要求の位置パラメータとは別の検索パラメータを第2のクライアントから受信し、位置パラメータ及び検索パラメータと同時に検索要求を実行し、位置パラメータ及び検索パラメータを満たす1つ又は複数の候補MAPpageを識別し、検索要求に応じて候補MAPpageの少なくとも1つを第2のクライアントに返す(1650)。一部の実施形態では、検索パラメータが、物件、自動車、製品、サービス、仕事等の検索要求のカテゴリパラメータを含む。一部の実施形態では、検索パラメータが、食べる、飲む、買い物をする、宿泊する、学ぶ等の検索要求の活動パラメータを含む。一部の実施形態では、検索パラメータが、位置パラメータによって指定される領域内の販売促進を検索するための販売促進パラメータを含む。一部の実施形態では、検索パラメータが検索要求のためのキーワードを含む。一部の実施形態では、検索パラメータが、検索要求のための検索方法を含む(例えば図10に関して説明した「位置特定」1001.1、「付近」1001.2、「販売促進」1001.3、又は「全般的キーワード」1001.4)。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、プラットフォーム内のMAPpageに対する検索要求を第2のクライアントから受信し、検索要求の位置パラメータを第2のクライアントから受信し、検索要求の位置パラメータを受信するのと異なる時点において、検索要求の位置パラメータとは別の検索パラメータを第2のクライアントから受信し、位置パラメータ及び検索パラメータと同時に検索要求を実行し、位置パラメータ及び検索パラメータを満たす1つ又は複数の候補MAPpageを識別し、検索要求に応じて候補MAPpageの少なくとも1つを第2のクライアントに返すために検索モジュール(例えば図14の検索モジュール1432)が使用される。
【0183】
一部の実施形態では、第2のクライアントとクライアントが同じ利用者である(1652)。一部の実施形態では、MAPpageを作成する利用者が(例えば自分のMAPpage又は他のMAPpageを求めて)MAPpageを検索する利用者でもある。
【0184】
一部の実施形態では、サーバシステムが、検索要求の位置パラメータを第2のクライアントから受信する前に、検索要求に関する位置パラメータの範囲を第2のクライアントに提供する(1654)。一部の実施形態では、検索要求のために提供される位置パラメータの範囲が第2のクライアントのGPS位置に基づく。例えば第2のクライアントが所与の位置にいる場合、サーバシステムは、その所与の位置の周囲半径5マイルの検索要求に関する位置パラメータの範囲を提供する。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、検索要求の位置パラメータを第2のクライアントから受信する前に、検索要求に関する位置パラメータの範囲を第2のクライアントに提供するために検索モジュール(例えば図14の検索モジュール1432)が使用される。
【0185】
一部の実施形態では、その範囲が第2のクライアントによって修正される(1656)。例えば第2のクライアントがSan Franciscoにいても(且つサーバシステムによって提供される位置パラメータの範囲がSan Francisco内でも)、第2のクライアントは別の位置の(例えばNew York等の別の都市の、又はサーバシステムによって提供される範囲と異なる同じ都市内の別の位置の)MAPpageを検索したい場合がある。従って一部の実施形態では、検索要求に関する位置パラメータの範囲が第2のクライアントによって修正される。
【0186】
一部の実施形態では、検索要求に関する位置パラメータの範囲を提供することが、そこから位置パラメータを示すためのマップを提供することを含む(1658)。一部の実施形態では、第2のクライアントがそこから位置パラメータを示ることができるマップを、サーバシステムが提供する。例えば図15Fでは、第2のクライアントがそこから検索要求の位置パラメータを示すことができる対話型デジタルマップ1564が提供される。
【0187】
一部の実施形態では、検索要求の位置パラメータは、マップ上の関心領域を第2のクライアントが選択することによって示される(1660)。一部の実施形態では、第2のクライアントが、指及び/又はスタイラスを使用してマップ上の関心領域の周りの境界を描くことによって、(例えばタッチスクリーン上に表示される)マップ上の関心領域を選択する。一部の実施形態では、第2のクライアントが、指及び/又はスタイラスを使用してマップ上の厳密な位置をピン留めすることによって、(例えばタッチスクリーン上に表示される)マップ上の関心領域を選択する。例えば図15Fでは、第2のクライアントが、指及び/又はスタイラスを使用して対話型デジタルマップ1564上の関心領域の周りの境界を描くことによって、又はマップ上の厳密な位置をピン留めすることによって、マップ上の関心領域を選択する。
【0188】
一部の実施形態では、サーバシステムが、候補MAPpageの少なくとも1つ及びウェブクローラからの1つ又は複数の検索結果を検索要求に応じて第2のクライアントに返し(1662)、候補MAPpageはウェブクローラからの検索結果と区別される。一部の実施形態では、候補MAPpageがウェブクローラからの検索結果と(例えば色、ハッシング、フォント等によって)視覚的に区別される。一部の実施形態では、図14に関して上記で説明したように、候補MAPpageの少なくとも1つ及びウェブクローラからの1つ又は複数の検索結果を検索要求に応じて第2のクライアントに返すために検索モジュール(例えば図14の検索モジュール1432)が使用され、候補MAPpageがウェブクローラからの検索結果と区別される。
【0189】
一部の実施形態では、ウェブクローラからの1つ又は複数の検索結果が位置パラメータを満たす(1664)。例えば一部の実施形態では、1つ又は複数の検索結果が既存のマッププラットフォーム(例えばGoogleマッププラットフォーム)からであり、ウェブクローラの結果が位置パラメータによって限定される。一部の実施形態では、少なくとも1つの候補MAPpageが見つかるまで検索領域が拡張される。一部の実施形態では、ウェブクローラからの少なくとも1つの検索結果が見つかるまで、検索領域が拡張される。
【0190】
図17A図17Hは、一部の実施形態による、対話型デジタルマップ上の位置にリンクされるユーザ管理ページ(例えばMAPpage)を作成し、管理し、且つ/又は検索するための例示的ユーザインタフェースを示す。これらの図面のユーザインタフェースは、図16A図16Eのプロセスを含む上記のプロセスを示すために使用される。以下の例の一部は(例えばクライアント装置1308上で接触面とディスプレイとが組み合わさった)タッチスクリーンディスプレイ上での入力に関して示すが、一部の実施形態では、装置がディスプレイとは別個の接触面上の入力(例えばラップトップコンピュータのトラックパッド上の入力)を検出し、又は他の情報源からの入力(例えばデスクトップコンピュータのマウス及び/又はキーボードからの入力)を検出する。説明の便宜上、図17A図17Hに関して説明する実施形態は接触ディスプレイシステム及び/又はタッチスクリーンを有する装置上で実行される操作に関して論じる。明瞭にするために、図17A図17Hは、装置1308の他の詳細を図示することなしに装置1308のタッチスクリーンを単純に示す。図17A図17Hのユーザインタフェースは以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、セルラ信号やWi-Fi信号等の無線通信用の信号強度インジケータ、時間、Bluetoothインジケータ、及び電池状態インジケータである。開示する実施形態の側面を無駄に不明瞭にしないために、これらの良く知られている要素については詳細に説明しない。
【0191】
図17Aは、一部の実施形態による、クライアント装置1308上でMAPpageを含むプラットフォーム(「MAPpageプラットフォーム」と呼ぶ場合もある)をナビゲートするためのオプションのメニューを含む例示的ユーザインタフェース1710を示す。一部の実施形態では、図17A図15Aに関して上記で説明したユーザインタフェース1510の代替的実施形態を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1710が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、「あなたの関心事を探索」とラベル付けされたアイコン1712、「販売促進を見つける」とラベル付けされたアイコン1714、及び(例えば「アカウントの登録」とラベル付けされたアイコン1716によって、「Facebookによるログイン」とラベル付けされたアイコン1718によって、「ログイン」とラベル付けされたアイコン1720によって)アカウントにログインするための1つ又は複数のオプションである。一部の実施形態では、利用者がアイコン1712を選択して「あなたの関心事を探索」する場合、製品又はサービスを購入するためのユーザインタフェース(例えば図15Fのユーザインタフェース1560や図17Cのユーザインタフェース1730)が表示される。一部の実施形態では、利用者がアイコン1714を選択して「販売促進を見つける」場合、販売促進を見つけるためのユーザインタフェース(例えば図15Iのユーザインタフェース1590)が表示される。一部の実施形態では、利用者がまだアカウントにログインしていない場合、利用者がアイコン1716を選択するとき、アカウントを作成するためのユーザインタフェース(例えば図15Bのユーザインタフェース1520)が表示される。一部の実施形態では、図17Aに示すように、ユーザインタフェース1710が(例えば既存のアカウントにログインするためのアイコン1720によって及び/又はFacebookのアカウント等、利用者の別アカウントを使ってログインするためのアイコン1718によって)アカウントにログインするための追加のオプションを含む。
【0192】
図17Bは、一部の実施形態による、それぞれのクライアントに関連するMAPpage及び情報を管理するための例示的ユーザインタフェース1720を示す。一部の実施形態では、図17B図15Jに関して上記で説明したユーザインタフェース1595の代替的実施形態を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1720がスクロール可能なインタフェースであり、それぞれのクライアントによって作成され且つ/又は選択されたコンテンツの少なくとも一部のスクロール可能一覧を、それぞれのクライアントが見ることを可能にする。一部の実施形態では、スクロール可能一覧内のコンテンツがコンテンツのカテゴリ及び/又は種類(例えばパーソナルプロファイルMAPpage、物件MAPpage、自動車MAPpage、及び本明細書で且つ図6に関して論じた他の種類のMAPpage)ごとに系統立てられ表示される。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1720は、それぞれのクライアントがMAPpageのコンテンツを管理し、MAPpageの位置情報を管理し、1つ若しくは複数のカテゴリ若しくは種類内に1つ若しくは複数のMAPpageを追加し、且つ/又は1つ若しくは複数のカテゴリ若しくは種類からMAPpageを削除することを可能にする。
【0193】
図17Cは、一部の実施形態による、MAPpageプラットフォーム内の「位置特定」操作モードを使って検索するための例示的ユーザインタフェース1730を示す。「位置特定」操作モード(例えば「位置特定」1001.1)については図10に関して上記で説明した。一部の実施形態では、図17C図15Fに関して上記で説明したユーザインタフェース1560の代替的実施形態を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1730が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、「家」とラベル付けされたアイコン1732-a、「自動車」とラベル付けされたアイコン1732-b、「ホスピタリティ」とラベル付けされたアイコン1732-c、「食べる/飲む」とラベル付けされたアイコン1732-d、「ファッション」とラベル付けされたアイコン1732-e、「美容」とラベル付けされたアイコン1732-f、「仕事」とラベル付けされたアイコン1732-g、「娯楽」とラベル付けされたアイコン1732-h、「製品」とラベル付けされたアイコン1732-i、「サービス」とラベル付けされたアイコン1732-j、「企業」とラベル付けされたアイコン1732-k、「工場」とラベル付けされたアイコン1732-l、対話型デジタルマップ1734、「話題」とラベル付けされたアイコン1735、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1736、「Map Page」とラベル付けされたアイコン1737、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1738、及び「通知」とラベル付けされたアイコン1739である。一部の実施形態では、利用者がアイコン(例えばアイコン1732-aからアイコン1732-l)を選択する場合、対応するカテゴリ内で検索するためのユーザインタフェースが表示される。例えば一部の実施形態では、利用者が「家」のアイコン1732-aを選択する場合、物件を位置特定するためのユーザインタフェース(例えば図17Dのユーザインタフェース1740)が表示される。別の例として、一部の実施形態では、利用者が「自動車」のアイコン1732-bを選択する場合、(例えば自動車に関する検索基準を用いて)自動車を位置特定するためのユーザインタフェースが表示される。更に別の例として、一部の実施形態では、利用者が「仕事」のアイコン1732-gを選択する場合、(例えば仕事又は求職者に関する検索基準を用いて)仕事又は求職者を見つけるためのユーザインタフェースが表示される。
【0194】
図17Dは、一部の実施形態による、不動産物件を検索するための例示的ユーザインタフェース1740を示す。一部の実施形態では、図17D図15Fに関して上記で説明したユーザインタフェース1560の代替的実施形態を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1740が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、1つ又は複数の選択メニュー1741、「検索」とラベル付けされたアイコン1742、対話型デジタルマップ1744、「話題」とラベル付けされたアイコン1735、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1736、「Map Page」とラベル付けされたアイコン1737、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1738、及び「通知」とラベル付けされたアイコン1739である。この例では、「位置特定」のためのアイコン1738が選択されており、(例えば図17Cのアイコン1732-aを選択することによって)「物件」のカテゴリが選択されている。次いで利用者は、物件が誰によって掲載されているのか(例えば仲介業者によって、所有者によって、新築等)、掲載の種類(例えば販売や賃貸等)、物件の種類(例えば分譲マンション、家、タウンハウス、アパート等)、価格(例えば最高価格及び/又は最低価格を含む)、寝室(例えば寝室の数を選択する)、浴室(例えば浴室の数を選択する)等の検索基準を1つ又は複数の選択メニュー1741によって入力することができる。図17Dには不図示だが、一部の実施形態では、利用者はソートメニューを使って結果をソートするための(例えば関連性、価格、広さ等によってソートするための)オプションを選択することができる。利用者は、対話型デジタルマップ1744を使用して検索要求のための位置パラメータを入力することもできる。一部の実施形態では、利用者が指及び/又はスタイラスを使用して対話型デジタルマップ1744上の関心領域の周りの境界を描くことによって、マップ上の関心領域を選択する。一部の実施形態では、利用者が指及び/又はスタイラスを使用してマップ上の厳密な位置をピン留めすることによって、マップ上の関心領域を選択する。一部の実施形態では、利用者が入力済みの検索基準を適用するためにアイコン1742を選択する。
【0195】
図17Eは、一部の実施形態による、(例えば図17Dのユーザインタフェース1740内で開始される検索に応じて)検索結果を表示するための例示的ユーザインタフェース1750を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1750が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、MAPpageの結果1752、対話型デジタルマップ1754、「話題」とラベル付けされたアイコン1735、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1736、「Map Page」とラベル付けされたアイコン1737、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1738、及び「通知」とラベル付けされたアイコン1739である。この例では、仲介業者によって$5,000,000で販売されている物件をMAPpageの結果1752が示し、物件の位置が(例えば位置1756において)対話型デジタルマップ1754上で強調表示されている。図17Eは単一の検索結果を示すが、一部の実施形態ではユーザインタフェース1750が複数の検索結果を表示する。例えば一部の実施形態では、利用者は検索基準に一致する他の不動産物件をスクロールするためにMAPpageの結果1752上で左右にスワイプすることができる。MAPpageの結果1752内に表示される様々な物件を利用者がスクロールするとき、対話型デジタルマップ1754上の強調表示された位置1756が更新される。別の例として、一部の実施形態では、ユーザインタフェース1750が検索基準を満たす複数のMAPpageの結果をスクロール可能一覧内に表示する。
【0196】
図17Fは、一部の実施形態による、(例えば図17EのMAPpageの結果1752を選択することに応じて)検索結果に関する追加情報を表示するための例示的ユーザインタフェース1760を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1760が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、MAPpageの結果に関する情報(例えば写真、住所、価格、面積、寝室及び浴室の数等)、「保存」とラベル付けされたアイコン1765、「連絡先」とラベル付けされたアイコン1766、「共有」とラベル付けされたアイコン1767、「マップ」とラベル付けされたアイコン1768、及び「道順」とラベル付けされたアイコン1769である。利用者は、(例えば「保存」アイコン1765を選択することによって)掲載を保存し、(例えば「連絡先」アイコン1766を選択することによって)掲載者と連絡を取り、(例えば「共有」アイコン1767を選択することによって)掲載を共有し、(例えば「マップ」アイコン1768を選択することによって)掲載のマップを表示し、且つ/又は(例えば「道順」アイコン1769を選択することによって)掲載までの道順を得るためのオプションを有する。
【0197】
図17Gは、一部の実施形態による、(例えば潜在的な求職者を求める雇用主からの検索のための「仕事」アイコン1732-gに由来する、図17Cのユーザインタフェース1730から開始される検索に応じて)検索結果を表示するための例示的ユーザインタフェース1770を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1770が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、MAPpageの結果1772、対話型デジタルマップ1774、「話題」とラベル付けされたアイコン1735、「販売促進」とラベル付けされたアイコン1736、「Map Page」とラベル付けされたアイコン1737、「位置特定」とラベル付けされたアイコン1738、及び「通知」とラベル付けされたアイコン1739である。この例では、MAPpageの結果1772が経営学学位及び3年の職務経験を有する求職者を表示し、求職者の位置が(例えば位置1776において)対話型デジタルマップ1774上で強調表示されている。図17Gは単一の検索結果を示すが、一部の実施形態ではユーザインタフェース1770が複数の検索結果を表示する。例えば一部の実施形態では、利用者は検索基準に一致する他の求職者をスクロールするためにMAPpageの結果1772上で左右にスワイプすることができる。MAPpageの結果1772内に表示される様々な求職者を利用者がスクロールするとき、対話型デジタルマップ1774上の強調表示された位置1776が更新される。別の例として、一部の実施形態では、ユーザインタフェース1770が検索基準を満たす複数の求職者をスクロール可能一覧内に表示する。
【0198】
図17Hは、一部の実施形態による、(例えば図17GのMAPpageの結果1772を選択することに応じて)検索結果に関する追加情報を表示するための例示的ユーザインタフェース1780を示す。一部の実施形態では、ユーザインタフェース1780が以下の要素又はその部分集合若しくは上位集合を含み、その要素とはつまり、MAPpageの結果に関する情報(例えば写真、名前、教育レベル等)、「保存」とラベル付けされたアイコン1765、「連絡先」とラベル付けされたアイコン1766、「共有」とラベル付けされたアイコン1767、「マップ」とラベル付けされたアイコン1768、及び「道順」とラベル付けされたアイコン1769である。利用者は、(例えば「保存」アイコン1765を選択することによって)求職者を保存し、(例えば「連絡先」アイコン1766を選択することによって)求職者と連絡を取り、(例えば「共有」アイコン1767を選択することによって)求職者の情報を共有し、(例えば「マップ」アイコン1768を選択することによって)求職者の位置のマップを表示し、且つ/又は(例えば「道順」アイコン1769を選択することによって)求職者の位置までの道順を得るためのオプションを有する。
【0199】
様々な要素を説明するために「第1の」や「第2の」等の用語を本明細書で場合によっては使用したが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことが理解されよう。これらの用語は、或る要素を別の要素と区別するために使用したに過ぎない。例えば、「第1の種類」の全ての発生が一貫して改称され、「第2の種類」の全ての発生が一貫して改称される限り、説明の意味を変えることなしに第1の種類を第2の種類と呼ぶことができ、同様に第2の種類を第1の種類と呼ぶことができる。文脈上他の意味に解すべき場合を除き、第1の種類及び第2の種類はどちらも種類だが、同じ種類ではない。
【0200】
本明細書で使用した用語は、特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、特許請求の範囲を限定することは意図しない。実施形態及び添付の特許請求の範囲の説明の中で使用するとき、単数形「a」、「an」、及び「the」は、文脈に別段の指示がない限り複数形も含むことを意図する。本明細書で使用した「及び/又は」という用語は、列挙した関連項目の1つ又は複数の任意の及びあり得る全ての組合せを指し、包含することも理解されよう。「含む(includes)」、「含んでいる(including)」、「備える(comprises)」、及び/又は「備えている(comprising)」という用語は、本明細書で使用される場合、述べられた特徴、完全体、ステップ、操作、要素、及び/又はコンポーネントの存在を明示するが、1つ又は複数の他の特徴、完全体、ステップ、操作、要素、コンポーネント、及び/又はそれらのグループの存在若しくは追加を排除しないことが更に理解されよう。
【0201】
本明細書で使用するとき、「場合(if)」という用語は、文脈に応じて「とき(when)」、「すると(upon)」、「判定することに応じて(in response to determining)」、「判定に従って(in accordance with a determination)」、又は述べられた先行条件が真であることを「検出することに応じて(in response to detecting)」を意味すると任意選択的に解釈される。同様に、「[述べられた先行条件が真である]と判定される場合(if it is determined [that a stated condition precedent is true])」、「[述べられた先行条件が真である]場合(if [a stated condition precedent is true])」、又は「[述べられた先行条件が真である]とき(when [a stated condition precedent is true])」という表現は、文脈に応じて、述べられた先行条件が真であると「判定すると(upon determining)」、「判定することに応じて(in response to determining)」、「判定に従って(in accordance with a determination)」、「検出すると(upon detecting)」、又は「検出することに応じて(in response to detecting)」を意味すると任意選択的に解釈される。
【0202】
上記の説明は特定の実装形態に関して説明目的で記載した。但し上記の例示的な解説は、網羅的であることも、特許請求の範囲を開示した正確な形態に限定することも意図しない。上記の教示に照らして多くの修正及び改変が可能である。実施形態は、動作及び実用的応用の原理を最も良く説明し、それにより当業者に能力を与えるように選んで記載した。
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