(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-28
(45)【発行日】2023-10-06
(54)【発明の名称】不動産の住所関連情報の取得方法、プログラム、不動産の住所関連情報の取得システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/20 20230101AFI20230929BHJP
G06Q 30/02 20230101ALI20230929BHJP
【FI】
G06Q10/20
G06Q30/02
(21)【出願番号】P 2019136351
(22)【出願日】2019-07-24
【審査請求日】2022-03-10
(73)【特許権者】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100123102
【氏名又は名称】宗田 悟志
(72)【発明者】
【氏名】和田 泰典
(72)【発明者】
【氏名】櫻井 聡
【審査官】小山 和俊
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-016344(JP,A)
【文献】特開2006-185367(JP,A)
【文献】特開2015-022066(JP,A)
【文献】特開2014-053048(JP,A)
【文献】特開2016-001440(JP,A)
【文献】特開2001-338292(JP,A)
【文献】特開2005-196321(JP,A)
【文献】特開2015-184405(JP,A)
【文献】米国特許第09886632(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータが、第1時点で
撮影された空中写真の画像情報を取得するステップと、
前記コンピュータが、前記画像情報において太陽光パネルが配置された位置を示すポイントの指定を受けつけるステップと、
前記コンピュータが、前記画像情報に位置合わせした第2時点で
生成された地図情報から、指定を受けつけた前記ポイントの座標を取得するステップと、
前記コンピュータが、各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベースから、取得した前記座標に対応する不動産の住所関連情報を取得するステップとを備え、
前記第1時点は前記第2時点よりも過去である不動産の住所関連情報の取得方法。
【請求項2】
前記第1時点は前記第2時点よりも7年以上過去である請求項1に記載の不動産の住所関連情報の取得方法。
【請求項3】
前記第2時点は現時点から1年以内の過去である請求項2に記載の不動産の住所関連情報の取得方法。
【請求項4】
前記不動産の住所関連情報は、前記不動産の所有者に関する情報を含む請求項1から3のいずれか1項に記載の不動産の住所関連情報の取得方法。
【請求項5】
前記不動産の所有者に関する情報は、前記所有者の連絡先に関する情報を含む請求項4に記載の不動産の住所関連情報の取得方法。
【請求項6】
前記コンピュータが、取得した前記不動産の住所関連情報から、過去に取得した不動産の住所関連情報を除外するステップをさらに備える請求項1から5のいずれか1項に記載の不動産の住所関連情報の取得方法。
【請求項7】
コンピュータに、請求項1から6のいずれか1項に記載の不動産の住所関連情報の取得方法を実行させるためのプログラム。
【請求項8】
第1時点で
撮影された空中写真の画像情報を取得する画像取得部と、
前記画像情報において太陽光パネルが配置された位置を示すポイントの指定を受けつける受付部と、
前記画像情報に位置合わせした第2時点で
生成された地図情報から、指定を受けつけた前記ポイントの座標を取得する座標取得部と、
各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベースから、取得した前記座標に対応する不動産の住所関連情報を取得する住所関連情報取得部とを備え、
前記第1時点は前記第2時点よりも過去である不動産の住所関連情報の取得システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、取得技術に関し、特に不動産の住所関連情報を取得する不動産の住所関連情報の取得方法、プログラム、不動産の住所関連情報の取得システムに関する。
【背景技術】
【0002】
太陽光パネルを設置する候補先を効率よく見つけるために、航空写真から、施設屋上の屋根形状などの画像情報が読み取られ、画像情報から一定の基準が満たされた有望施設が選択される。また、有望施設を地図データコンピュータ上で照合して、住所検索テータから住所、所有者等を特定し有望顧客リストが作成される(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
固定価格買取制度(FIT:Feed In Tariff)の終了等によって、太陽光パネルにおいて発電した電力は、電力会社に売られるよりも、太陽光パネルを設置した施設内において消費される傾向にある。太陽光パネルにおいて発電した電力を有効に消費するために、当該施設には、太陽光パネルと接続可能な蓄電池等を設置することが好ましい。そのため、FITの終了を迎えうる太陽光パネルが設置された施設を特定し、当該施設に対して蓄電池を販売することが想定される。これを実現するために、太陽光パネルを設置した施設の情報を効率的に取得することが望まれる。
【0005】
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、太陽光パネルを設置した施設についての不動産の住所関連情報を効率的に取得する技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示のある態様の不動産の住所関連情報の取得方法は、コンピュータが、第1時点で撮影された空中写真の画像情報を取得するステップと、コンピュータが、画像情報において太陽光パネルが配置された位置を示すポイントの指定を受けつけるステップと、コンピュータが、画像情報に位置合わせした第2時点で生成された地図情報から、指定を受けつけたポイントの座標を取得するステップと、コンピュータが、各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベースから、取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得するステップとを備える。第1時点は第2時点よりも過去である。
【0007】
本開示の別の態様は、不動産の住所関連情報の取得システムである。この取得システムは、第1時点で撮影された空中写真の画像情報を取得する画像取得部と、画像情報において太陽光パネルが配置された位置を示すポイントの指定を受けつける受付部と、画像情報に位置合わせした第2時点で生成された地図情報から、指定を受けつけたポイントの座標を取得する座標取得部と、各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベースから、取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得する住所関連情報取得部とを備える。第1時点は第2時点よりも過去である。
【0008】
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、太陽光パネルを設置した施設についての不動産の住所関連情報を効率的に取得できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】実施例1に係る空中写真の一例を示す図である。
【
図2】実施例1に係る処理装置の構成を示す図である。
【
図3】
図2の処理部における処理概要を示す図である。
【
図4】
図2の不動産情報データベースにおける不動産の位置関連情報のデータ構造を示す図である。
【
図5】
図2の表示装置に表示される画面を示す図である。
【
図6】
図6(a)-(b)は、実施例2に係る処理装置の構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
(実施例1)
本開示を具体的に説明する前に、概要を述べる。実施例1は、太陽電池パネルが設置された施設についての不動産の住所関連情報を取得する処理装置に関する。前述のごとく、固定価格買取制度の終了等によって、太陽光パネルを設置した施設に蓄電池等を設置する状況の増加が予想される。ここで、施設に太陽光パネルが設置された時点(以下、「第1時点」という)は、例えば、現時点から約10年前である。一方、取得すべき施設の情報、例えば、不動産の住所および所有者の連絡先は、現時点に近い時点(以下、「第2時点」という)である。そのため、第1時点と第2時点とが異なる状況下において、太陽光パネルを設置した施設の情報を効率的に取得することが望まれる。
【0012】
本実施例に係る処理装置は、第1時点での空中写真の画像情報において太陽光パネルが配置された位置を示すポイントの指定を受けつけ、画像情報に位置合わせした第2時点での地図情報から、指定を受けつけたポイントの座標を取得する。また、処理装置は、各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベースから、取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得する。
【0013】
図1は、空中写真100の一例を示す。空中写真100は、空中のある一点から地表面に向け撮影した写真であり、航空機から撮影した航空写真、人工衛星から撮影した衛星写真を含む。一例として空中写真100は航空写真であるとする。空中写真100を撮影した年代は選択可能であり、ここでは、例えば、固定価格買取制度の終了となる時点(これもまた「第1時点」という)の空中写真100が選択される。空中写真100は、複数の部分写真110に分割されており、1つの部分写真110は例えば1.5km×2kmの領域を含む。また、各部分写真110には「0202」等の識別情報が付与される。
【0014】
図2は、処理装置300の構成を示す。処理装置300は、処理部310、地図情報データベース320を含み、処理部310は、第1取得部330、受付部340、第2取得部350、第3取得部360を含む。また、処理装置300は、表示装置210、操作装置220、不動産情報データベース230に接続される。
【0015】
第1取得部330は、画像情報200を取得する。画像情報200は、
図1の部分写真110であり、第1時点での空中写真の一部である。第1取得部330は、画像情報200に付与された識別情報をもとに、画像情報200の部分写真110と同じ領域の地図情報を地図情報データベース320から取得する。地図情報は、現時点から1年以内の過去である第2時点における情報である。一方、第1時点は第2時点よりも過去であり、例えば、第2時点よりも7年以上過去である。また、地図情報には座標が設定される。座標の一例は緯度、経度である。第1取得部330は、画像情報200の周縁部と地図情報の周縁部とを合わせることによって、画像情報200と地図情報との位置合わせを実行する。
図3は、処理部310における処理概要を示す。地図情報250には、緯度、経度を示す座標情報260が設定されており、画像情報200と地図情報250とが位置合わせされることによって、画像情報200、地図情報250、座標情報260の位置が合わされる。
図2に戻る。
【0016】
表示装置210は、例えばディスプレイであり、画像情報200を表示する。ユーザは、表示装置210に表示された画像情報200を確認して、太陽光パネルが配置された位置を特定する。また、ユーザは、マウス等の操作装置220を操作して、特定した位置を示すポイントの指定を入力する。操作装置220は、タッチパネルとして表示装置210と一体的に構成されてもよい。受付部340は、ポイントの指定を操作装置220から受けつける。ここで、受付部340は、深層学習等の機械学習により、画像情報200から、太陽光パネルが配置された位置を示すポイントを自律的に特定してもよい。その際、太陽光パネルの画像をもとに学習が予めなされている。このような機械学習には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。
【0017】
第2取得部350は、位置合わせがなされた画像情報200、地図情報250、座標情報260の組合せを第1取得部330から受けつけるとともに、受けつけたポイントの情報を受付部340から受けつける。
図3において、画像情報200上に、第1ポイント270aから第5ポイント270eが示される。第1ポイント270aから第5ポイント270eはポイント270と総称され、これらは受付部340から受けつけた情報である。第2取得部350は、指定を受けつけたポイント270の座標を座標情報260から取得する。これは、各ポイント270の緯度、経度を取得することに相当する。ここで、緯度、経度等の座標は、例えば、CSV(comma-separated values)等のフォーマットを有する。
図2に戻る。
【0018】
不動産情報データベース230は、インターネット等のネットワークを介して処理装置300に接続される。不動産情報データベース230は、不動産の位置関連情報を記憶する。
図4は、不動産情報データベース230における不動産の位置関連情報のデータ構造を示す。不動産情報データベース230では、各座標に対して、不動産の所有者に関する情報、不動産の住所に関する情報、所有者の連絡先に関する情報、その他の情報が示される。連絡先は、例えば、電話番号であるが、メールアドレス等であってもよい。
図2に戻る。
【0019】
第3取得部360は、不動産情報データベース230から、第2取得部350において取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得する。つまり、第3取得部360は、各ポイント270に対する不動産の所有者、不動産の住所、所有者の連絡先、その他の情報を取得する。第3取得部360は、取得した情報を表示装置210に表示してもよい。
図5は、表示装置210に表示される画面を示す。表示装置210は、地図上にポイント270を示すとともに、ポイント270に対する不動産の所有者、不動産の住所、所有者の連絡先、その他の情報を表示する。
図2に戻る。ユーザは、この情報をもとに、固定価格買取制度が終了する不動産の所有者に連絡することによって、蓄電池等を設置することを促すことができる。
【0020】
第3取得部360は、複数のポイント270に対する不動産の住所関連情報をリスト形式で生成してもよい。さらに、第3取得部360は、生成した不動産の住所関連情報から、過去に生成した不動産の住所関連情報を除外してもよい。過去に生成した不動産の住所関連情報とは、例えば、1年前に生成した不動産の住所関連情報であり、これは、前述の現時点、第1時点、第2時点がさらに1年前である情報である。このような処理により、この1年の間に固定価格買取制度が新たに終了する不動産の住所関連情報が特定される。ユーザは、この情報をもとに、固定価格買取制度が新たに終了する不動産の所有者に連絡することによって、蓄電池等を設置することを促すことができる。
【0021】
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
【0022】
本開示の実施例によれば、第1時点での画像情報200において太陽光パネルが配置された位置を示すポイントの座標を、画像情報200に位置合わせした第2時点での地図情報250から取得するので、太陽光パネルを設置した施設の座標を効率的に取得できる。また、不動産情報データベースから、取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得するので、太陽光パネルを設置した施設についての不動産の住所関連情報を効率的に取得できる。また、第1時点は第2時点よりも7年以上過去であるので、固定価格買取制度が終了する不動産の住所関連情報を取得できる。また、第2時点は現時点から1年以内の過去であるので、新しい不動産の住所関連情報を取得できる。
【0023】
また、不動産の住所関連情報は、不動産の所有者に関する情報を含むので、不動産の所有者を認識できる。また、不動産の所有者に関する情報は、所有者の連絡先に関する情報を含むので、所有者の連絡先を認識できる。そのため、ユーザは、固定価格買取制度が終了する不動産の所有者に連絡することによって、蓄電池等を設置することを促すことができる。また、取得した不動産の住所関連情報から、過去に取得した不動産の住所関連情報を除外するので、固定価格買取制度が新たに終了する不動産の住所関連情報を取得できる。そのため、ユーザは、固定価格買取制度が新たに終了する不動産の所有者に連絡することによって、蓄電池等を設置することを促すことができる。
【0024】
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の不動産の住所関連情報の取得方法は、第1時点での空中写真の画像情報(200)を取得するステップと、画像情報(200)において太陽光パネルが配置された位置を示すポイント(270)の指定を受けつけるステップと、画像情報(200)に位置合わせした第2時点での地図情報(250)から、指定を受けつけたポイント(270)の座標を取得するステップと、各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベース(230)から、取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得するステップとを備える。第1時点は第2時点よりも過去である。
【0025】
第1時点は第2時点よりも7年以上過去であってもよい。
【0026】
第2時点は現時点から1年以内の過去であってもよい。
【0027】
不動産の住所関連情報は、不動産の所有者に関する情報を含んでもよい。
【0028】
不動産の所有者に関する情報は、所有者の連絡先に関する情報を含んでもよい。
【0029】
取得した不動産の住所関連情報から、過去に取得した不動産の住所関連情報を除外するステップをさらに備えてもよい。
【0030】
コンピュータに、不動産の住所関連情報の取得方法を実行させるためのプログラムであってもよい。
【0031】
本開示の別の態様は、不動産の住所関連情報の取得システムである。この取得システムは、第1時点での空中写真の画像情報(200)を取得する第1取得部(330)と、画像情報(200)において太陽光パネルが配置された位置を示すポイント(270)の指定を受けつける受付部(340)と、画像情報(200)に位置合わせした第2時点での地図情報(250)から、指定を受けつけたポイント(270)の座標を取得する第2取得部(350)と、各座標に対する不動産の住所関連情報が示されたデータベース(230)から、取得した座標に対応する不動産の住所関連情報を取得する第3取得部(360)とを備える。第1時点は第2時点よりも過去である。
【0032】
(実施例2)
次に、実施例2を説明する。実施例2は、実施例1と同様に、太陽電池パネルが設置された施設についての不動産の住所関連情報を取得する処理装置に関する。実施例2と実施例1では、処理装置の構成が異なる。ここでは、実施例1との差異を中心に説明する。
【0033】
図6(a)-(b)は、処理装置300の構成を示す。
図6(a)における処理装置300は、
図2と比較して、不動産情報データベース230を内部に含む。また、
図6(b)における処理装置300は、
図2と比較して、地図情報データベース320が処理装置300の外部に配置されており、地図情報データベース320と第1取得部330は、インターネット等のネットワークを介して接続される。このように、各構成は、1装置で実現されてもよいし、複数の装置の組合せで実現されてもよい。
【0034】
本実施例によれば、処理装置300の構成の自由度を向上できる。
【0035】
以上、本開示を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
【0036】
実施例1、2において、第1時点での画像情報200に位置合わせした第2時点の地図情報250をもとに、ポイント270の座標を取得している。しかしながらこれに限らず例えば、第1時点での画像情報200に位置合わせした第1時点の地図情報250をもとに、第1時点でのポイント270の座標を取得し、この座標を第2時点の地図情報250に対応づけることによって、第2時点での座標を取得してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を向上できる。
【符号の説明】
【0037】
100 空中写真、 110 部分写真、 200 画像情報、 210 表示装置、 220 操作装置、 230 不動産情報データベース、 250 地図情報、 260 座標情報、 270 ポイント、 300 処理装置、 310 処理部、 320 地図情報データベース、 330 第1取得部、 340 受付部、 350 第2取得部、 360 第3取得部。