(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-09-29
(45)【発行日】2023-10-10
(54)【発明の名称】自転車一体型複合機能照明装置
(51)【国際特許分類】
B62J 6/029 20200101AFI20231002BHJP
B62J 6/03 20200101ALI20231002BHJP
B60R 11/02 20060101ALI20231002BHJP
【FI】
B62J6/029
B62J6/03
B60R11/02 S
(21)【出願番号】P 2022073295
(22)【出願日】2022-04-27
(62)【分割の表示】P 2020564872の分割
【原出願日】2018-05-28
【審査請求日】2022-04-28
(31)【優先権主張番号】10-2018-0059026
(32)【優先日】2018-05-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】520447798
【氏名又は名称】キム テヨン
(73)【特許権者】
【識別番号】520448614
【氏名又は名称】ク ドンチュン
(74)【代理人】
【識別番号】100149870
【氏名又は名称】芦北 智晴
(72)【発明者】
【氏名】キム テヨン
(72)【発明者】
【氏名】ク ドンチュン
【審査官】結城 健太郎
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2017-0001205(KR,A)
【文献】中国実用新案第205256532(CN,U)
【文献】韓国登録特許第10-1641510(KR,B1)
【文献】米国特許第7976048(US,B2)
【文献】韓国公開特許第10-2014-0005663(KR,A)
【文献】特開2013-144517(JP,A)
【文献】登録実用新案第3104730(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62J 6/00, 3/00,11/00,45/00,
F16B 2/00,45/00,47/00,
F16M 11/14,
B60R 11/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自転車の操向部に分離可能に装着される照明装置の昇下降支持部と、
前記照明装置の昇下降支持部に上、下移動可能に位置される昇下降移動胴体部と、
前記昇下降移動胴体部に位置されて光を照射するメイン照明灯部と、
前記昇下降移動胴体部に分離可能に結合されるブルートゥース(登録商標)スピーカー本体とを含
み、
前記昇下降移動胴体部の前面には前記照明装置の昇下降支持部が分離可能に結合される結合部が位置され、前記結合部には上、下方向に前記照明装置の昇下降支持部が移動可能に結合される昇下降移動路が位置され、前面に昇下降移動路に移動される前記照明装置の昇下降支持部の一部分を露出させる開放部が位置され、
前記ブルートゥーススピーカー本体は前記開放部に挿入されて前記昇下降移動胴体部に結合されることを特徴とする自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項2】
前記昇下降移動胴体部には前記メイン照明灯部に電源を供給する充電池が位置され、
前記ブルートゥーススピーカー本体は前記昇下降移動胴体部に結合されて前記充電池と電気的に連結されて前記充電池から電源の供給を受けることを特徴とする請求項1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項3】
前記ブルートゥーススピーカー本体には出力される音響に応じて発光される音響照明部が位置され、
前記音響照明部は音響に応じてウェーブ形態で光を発光するスペクトラム照明であることを特徴とする請求項1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項4】
前記開放部の内側面と前記ブルートゥーススピーカー本体の外側面とのうちの何れか一側にはブルートゥース結合用突起部が突き出されるように位置され、前記開放部の内側面と前記ブルートゥーススピーカー本体の外側面とのうちの他の一側には前記ブルートゥース結合用突起部が挿入されて係止されるブルートゥース結合用溝部が位置されることを特徴とする請求項
1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項5】
前記昇下降移動胴体部に傾くように位置される締結孔に締結されて傾くように位置されながら前記開放部に結合された前記ブルートゥーススピーカー本体の外側面を加圧して前記ブルートゥーススピーカー本体の位置を固定するスピーカー固定ボルトをさらに含むことを特徴とする請求項
1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項6】
前記ブルートゥーススピーカー本体は外側面にブルートゥース電源供給第1端子が位置され、前記開放部の内側面には前記ブルートゥース電源供給第1端子と接続されて前記昇下降移動胴体部に位置される充電池の電源を前記ブルートゥーススピーカー本体と連結するブルートゥース電源供給第2端子が位置されることを特徴とする請求項
1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項7】
前記ブルートゥーススピーカー本体には補助照明灯の電源供給端子が位置され、
前記補助照明灯の電源供給端子は前記ブルートゥース電源供給第1端子を通じて前記充電池と連結され、補助照明灯制御リモコンの制御によって前記充電池から補助照明灯部に電源を選択的に供給することを特徴とする請求項
6に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項8】
補助照明灯部または他のアクセサリ装備を装着することができるし、前記昇下降移動胴体部または前記ブルートゥーススピーカー本体に分離可能に結合されるアーム部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項9】
前記アーム部は前記昇下降移動胴体部または前記ブルートゥーススピーカー本体の側面に第1ヒンジ軸に回転可能に軸結合される第1アーム部材と、前記第1アーム部材に第1ヒンジ軸と異なる方向に位置される第2ヒンジ軸に回転可能に連結される第2アーム部材とを含んで、
前記第2アーム部材は一側で前記第2アーム部材に結合されて補助照明灯部が結合されることができる補助照明灯部ホルダーの一側を支持するホルダーストッパー部が位置され、
前記アーム部は第2アーム部材の他側に位置されて前記補助照明灯部ホルダーの他側を加圧して位置を固定させるホルダー加圧部材と、
前記ホルダー加圧部材を貫通して前記第2アーム部材に締結されるホルダー固定用ボルト部材とをさらに含むことを特徴とする請求項
8に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項10】
前記第1ヒンジ軸は前記第1アーム部材の一側に突き出されて前記昇下降移動胴体部の側面または前記ブルートゥーススピーカー本体の側面に位置されたボルト締結部に締結されるヒンジ軸ボルトであり、
前記第1アーム部材は内部にヒンジ軸ボルトが位置されて他側に開放されたボルト締結空間が位置され、前記ボルト締結空間は前記第2アーム部材を回転させて開放されることを特徴とする請求項
9に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項11】
前記ブルートゥーススピーカー本体をテントまたはタープの支持パイプに装着させるためのパイプ据え置き部をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項12】
前記パイプ据え置き部は前記支持パイプの外側面中で一部分を囲む円弧形状のパイプ装着溝部が位置されて前記ブルートゥーススピーカー本体が分離可能に装着されるパイプ据え置き胴体部材と、
前記パイプ据え置き胴体部材の一側面に突き出されて縦方向に離隔されるように位置する第1弾性紐係止部材と、
前記パイプ据え置き胴体部材の他側面に突き出されて縦方向に離隔されるように位置する第2弾性紐係止部材と、
前記第1弾性紐係止部材と前記第2弾性紐係止部材にかけられて前記支持パイプの外側面中で残り部分を囲んで前記パイプ据え置き胴体部材を前記支持パイプに固定させるパイプ固定紐部材とを含むことを特徴とする請求項
11に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項13】
前記ブルートゥーススピーカー本体を磁力で
自動車のボンネットまたは自動車のルーフに付着して使用できるようにする畳み式非接触磁性据え置き台をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項14】
前記畳み式非接触磁性据え置き台は、
前記ブルートゥーススピーカー本体に締結されるスピーカー装着ボルトが貫通されるボルト貫通孔が離隔されるように複数に位置されるベース部材と、
前記ベース部材に回転可能に連結される第1回転部材と第2回転部材と、
前記ベース部材、前記第1回転部材、及び前記第2回転部材にそれぞれ位置されて磁石を具備して磁力で付着されることができる磁性付着部材と、
前記磁性付着部材の下部面に突き出されるように位置されて前記磁性付着部材の下部面を付着面と離隔させる弾性材質の弾性支持リング部材とを含むことを特徴とする請求項
13に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【請求項15】
前記ブルートゥーススピーカー本体には前記補助照明灯制御リモコンからの送信信号を受信して前記補助照明灯部の作動を制御する無線制御受信窓が位置されることを特徴とする請求項
7に記載の自転車一体型複合機能照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車一体型複合機能照明装置に関するものであり、より詳細には、自転車のハンドルに選択的に装着されて夜間走行時視野を確保すると共にブルートゥース(登録商標)スピーカー本体、ジャイロセンサー体などの補助機器を活用することができる自転車一体型複合機能照明装置に関する発明である。本発明は2018年5月24日出願された韓国特許出願第10-2018-0059026号の出願日の利益を主張し、その内容全部は本明細書に含まれる。
【背景技術】
【0002】
一般に、自転車は移動手段または交通手段で使われることはもちろん、経済的で効率的な運動手段としてたくさん利用されている。
【0003】
最近になって高油価時代と併せてウェルビーイングブームが起きながら昼間はもちろん夜間に自転車を利用する人口が急速に増加する趨勢であり、これによって自転車の照明装置に対する必要性と併せて自転車生活で実用と便宜を追い求める各種補助的用品らであふれるが、いざ活用性においては改善しなければならない不便な要素らがあちこちに残っている。
【0004】
通常の自転車は夜間運行に必要な別途の前照灯を具備して自転車ハンドルに装着しなければならない。既存の前照灯は自転車ハンドルにそれぞれの据え置き装置を手段として通常の懐中電灯を装着して使っているが、ハンドルバーの種類によって規格が相異で、大多数の高級型自転車らのハンドルは両側中央部位と外部位間の太さが異なるテーパー形状で形成されていることによって走行時に遊隙が発生するなどの脱去の問題点と前照灯の位置や方向が意図どおりに固定されない問題点があったし、多数個の自転車便宜装備らの付着にも限界があるので運転者の多様な便宜欲求を満足させることができないという問題点があった。
【0005】
本発明と関連される先行特許で韓国特許登録第1032885号‘自転車照明装置'が提案されたことがある。
【0006】
韓国特許登録第1032885号‘自転車照明装置'はLEDモジュールで発光される光が複数の反射面を通じて特定角度でそれぞれ反射されるので、光の効率及び視野確保を向上させることを特徴とするが、夜間走行時に道を明るくする機能だけ有する問題点があった。
【0007】
また、韓国特許登録第1032885号‘自転車照明装置'は自転車のハンドルバーにクリップ形態で固定具で固定されて高さ調節が不可能で照明位置が制限される問題点があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明が解決しようとする課題は、自転車のハンドルステムに選択的に装着されることができるし、高さ調節が可能な自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【0009】
本発明が解決しようとする他の課題は、一部低価型生活自転車を除いた全世界すべての自転車に標準化されているアヘッドハンドルステムに既存規格の6mmレンチボルトを活用して簡単に装着される自転車一体型前照灯としての機能と、自転車道路での夜間行き違い時に相手の眩しさを防止する眩しさ防止傘は不透明エンボシングポリカーボネート素材であり、外側外壁にミラー反射フィルムの接合効果で照光の上部光遮光役割をすることと併せて反射光量を下向きに増大する効果を提供し、ポリカーボネート素材とミラー反射フィルムに染み出る白色の光源によって交差方向進行の自転車に力強い側面安全灯機能を提供し、光拡散レンズの適用で夜間走行時に運転者の安全視野確保に最適の光源を提供しながら空気抵抗減少の機能も一緒に提供することができる自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【0010】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、携帯電話を安定的に据え置きすることができるし、内蔵された充電池で据え置きされた携帯電話を充電することができる自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【0011】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、ジャイロセンサー体と連動されて走行時に周辺環境によってブレーキの作動とヘルメットを着用したまま少しの首を下げるか、またはかしげる時に警告音と警告灯が作動して運転者本人と周辺運転者らの安全運行をはかることができる自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【0012】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、ブルートゥーススピーカー本体を選択的に連動装着して使用することができるし、内蔵された充電池でブルートゥーススピーカー本体に電源を供給することができる自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【0013】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、自転車運行時にそれぞれの自転車用品規格とお互いに装着方式が相異なすべての自転車便宜用品らをチルト、ピボット、スイングが可能な多連装アーム部材を通じて一度に容易に装着が可能で、運行後に安全管理上の問題で便宜用品らをいちいち脱去しなければならない煩わしい問題を解決してノブ形態の取っ手ボルトを手で解くだけで簡便なスライディング方式で一度に脱去させてすべての便宜用品らを安全に保管することができるようにすることで、便宜用品らの盗難や破損問題を解消することができる自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【0014】
本発明が解決しようとするまた他の課題は、ブルートゥーススピーカー本体と連動された一体型複合機能照明装置をキャンピングや野外活動時にテント、タープ、パラソル支持パイプまたは自動車などに簡単に設置することができる支持体を利用してブルートゥーススピーカー本体と連動された自転車一体型複合機能照明装置を多目的で活用できるようにする自転車一体型複合機能照明装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0015】
前記課題を解決するために本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、自転車の操向部に分離可能に装着される照明装置の昇下降支持部、照明装置の昇下降支持部に上、下移動可能に位置される昇下降移動胴体部、前記昇下降移動胴体部に位置されて光を照射するメイン照明灯部を含むことを特徴とする。
【0016】
本発明で前記照明装置の昇下降支持部は、前記操向部のステムに分離可能に装着される自転車ハンドルステム装着部材と、前記自転車ハンドルステム装着部材に回転可能に位置されて立てられるか、または横たえられて前記昇下降移動胴体部が移動可能に結合されるフレーム部材とを含んで、前記自転車ハンドルステム装着部材には前記ステムに締結されるステム用装着ボルトが貫通されるメイン装着孔が位置され、前記メイン装着孔は前記ステム用装着ボルトと等しい直径を有して、カメラ三脚台のカメラ結合ボルトに締結されることができる雌ネジ山タッピングが形成されている締結孔で形成されることができる。
【0017】
本発明で前記昇下降移動胴体部には前記メイン照明灯部に電源を供給する充電池が位置されることができる。
【0018】
本発明で前記昇下降移動胴体部には前記操向部側に光を照射するハンドル照明灯部が具備されることができる。
【0019】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、前記昇下降移動胴体部に分離可能に結合されるブルートゥーススピーカー本体をさらに含むことができる。
【0020】
本発明で前記昇下降移動胴体部には前記メイン照明灯部に電源を供給する充電池が位置され、前記ブルートゥーススピーカー本体は前記昇下降移動胴体部に結合されて前記充電池と電気的に連結されて前記充電池から電源の供給を受けることができる。
【0021】
本発明で前記ブルートゥーススピーカー本体には出力される音響に応じて発光される音響照明部が位置され、前記音響照明部は音響に応じてウェーブ形態で光を発光するスペクトラム照明であることができる。
【0022】
本発明で前記昇下降移動胴体部の前面には前記照明装置の昇下降支持部が分離可能に結合される結合部が位置され、前記結合部には上、下方向に前記照明装置の昇下降支持部が移動可能に結合される昇下降移動路が位置され、前面に昇下降移動路に移動される前記照明装置の昇下降支持部の一部分を露出させる開放部が位置され、前記ブルートゥーススピーカー本体は前記開放部に挿入されて前記昇下降移動胴体部に結合されることができる。
【0023】
本発明で前記開放部の内側面と前記ブルートゥーススピーカー本体の外側面とのうちの何れか一側にはブルートゥース結合用突起部が突き出されるように位置され、前記開放部の内側面と前記ブルートゥーススピーカー本体の外側面とのうちの他の一側には前記ブルートゥース結合用突起部が挿入されて係止されるブルートゥース結合用溝部が位置されることができる。
【0024】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、前記昇下降移動胴体部に傾くように位置される締結孔に締結されて傾くように位置されながら前記開放部に結合された前記ブルートゥーススピーカー本体の外側面を加圧して前記ブルートゥーススピーカー本体の位置を固定するスピーカー固定ボルトをさらに含むことができる。
【0025】
本発明で前記ブルートゥーススピーカー本体は、外側面にブルートゥース電源供給第1端子が位置され、前記開放部の内側面には前記ブルートゥース電源供給第1端子と接続されて前記昇下降移動胴体部に位置される充電池の電源を前記ブルートゥーススピーカー本体と連結するブルートゥース電源供給第2端子が位置されることができる。
【0026】
本発明で前記ブルートゥーススピーカー本体には補助照明灯の電源供給端子が位置され、前記補助照明灯の電源供給端子は前記ブルートゥース電源供給第1端子を通じて前記充電池と連結され、補助照明灯制御リモコンの制御によって前記充電池から補助照明灯部に電源を選択的に供給することができる。
【0027】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は前記昇下降移動胴体部に位置される携帯電話据え置き部をさらに含んで、前記携帯電話据え置き部は携帯電話をかけて支持するように弾性を有する複数の紐部材を含むことができる。
【0028】
本発明で前記携帯電話据え置き部は、一端が前記昇下降移動胴体部の上部側に連結され、他端が前記昇下降移動胴体部の一側に連結される第1弾性紐部材と、一端が前記昇下降移動胴体部の上部側に連結されて他端が前記昇下降移動胴体部の他側に連結される第2弾性紐部材と、一端が前記昇下降移動胴体部の下部側に連結され、他端が前記昇下降移動胴体部の一側に連結される第3弾性紐部材と、一端が前記昇下降移動胴体部の下部側に連結されて他端が前記昇下降移動胴体部の他側に連結される第4弾性紐部材と、前記第3弾性紐部材と第4弾性紐部材の一端部がそれぞれ連結されて前記昇下降移動胴体部に分離可能に結合される携帯電話据え置き用結合部材とを含むことができる。
【0029】
本発明で前記昇下降移動胴体部の下部面には前記携帯電話据え置き用結合部材が挿入されて結合される携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝が位置され、前記携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝の内側面と前記携帯電話据え置き用結合部材の外側面とのうちの何れか一側には係止突起部が突き出されるように位置され、前記携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝の内側面と前記携帯電話据え置き用結合部材の外側面とのうちの他の一側には前記係止突起部が挿入されて係止される係止溝部が位置されることができる。
【0030】
本発明で前記携帯電話据え置き部は、前記昇下降移動胴体部の一側面に回転可能に位置されて前記第1弾性紐部材の他端及び前記第3弾性紐部材の他端がそれぞれ連結される第1携帯電話据え置き用回転アーム部材と、前記昇下降移動胴体部の他側面に回転可能に位置されて前記第2弾性紐部材の他端及び前記第4弾性紐部材の他端がそれぞれ連結される第2携帯電話据え置き用回転アーム部材とをさらに含むことができる。
【0031】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、補助照明灯部または他のアクセサリ装備を装着することができるし、前記昇下降移動胴体部または前記ブルートゥーススピーカー本体に分離可能に結合されるアーム部をさらに含むことができる。
【0032】
本発明で前記アーム部は前記昇下降移動胴体部または前記ブルートゥーススピーカー本体の側面に第1ヒンジ軸で回転可能に軸結合される第1アーム部材と、前記第1アーム部材に第1ヒンジ軸と異なる方向に位置される第2ヒンジ軸に回転可能に連結される第2アーム部材とを含んで、前記第2アーム部材は一側で前記第2アーム部材に結合されて補助照明灯部が結合されることができる補助照明灯部ホルダーの一側を支持するホルダーストッパー部が位置され、前記アーム部は第2アーム部材の他側に位置されて前記補助照明灯部ホルダーの他側を加圧して位置を固定させるホルダー加圧部材と、前記ホルダー加圧部材を貫通して前記第2アーム部材に締結されるホルダー固定用ボルト部材とをさらに含むことができる。
【0033】
本発明で前記第1ヒンジ軸は、前記第1アーム部材の一側に突き出されて前記昇下降移動胴体部の側面または前記ブルートゥーススピーカー本体の側面に位置されたボルト締結部に締結されるヒンジ軸ボルトであり、前記第1アーム部材は内部にヒンジ軸ボルトが位置されて他側に開放されたボルト締結空間が位置され、前記ボルト締結空間は前記第2アーム部材を回転させて開放されることができる。
【0034】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、内部に傾く角度を感知することができるジャイロセンサーを具備して自転車の運転者に着用されることができるジャイロセンサー体と、前記昇下降移動胴体部に位置されて前記ジャイロセンサー体と通信されて前記ジャイロセンサー体で感知された角度変化の伝達を受けて警告音を出力する警告音スピーカー部と、前記昇下降移動胴体部に位置されて前記ジャイロセンサー体と通信されて前記ジャイロセンサー体で感知された角度変化の伝達を受けて発光する非常ランプ部とをさらに含むことができる。
【0035】
本発明で前記ジャイロセンサー体は、ハウジングの長さ方向の一側にかたよるようにジャイロセンサーが位置され、前記ハウジングの外側面にジャイロセンサーが位置された所を表示するセンサー水平位置表示溝部が位置されることができる。
【0036】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、前記ジャイロセンサー体が回転及び分離可能に結合されて運転者の指に着用されるための弾性着用バンドが具備されるセンサー着用部材をさらに含んで、前記センサー着用部材は下部面に指に安着されることができるようにする円弧形状の指安着溝部が位置されることができる。
【0037】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、前記ブルートゥーススピーカー本体をテントまたはタープの支持パイプに装着させるためのパイプ据え置き部をさらに含むことができる。
【0038】
本発明で前記パイプ据え置き部は前記支持パイプの外側面中で一部分を囲む円弧形状のパイプ装着溝部が位置されて前記ブルートゥーススピーカー本体が分離可能に装着されるパイプ据え置き胴体部材と、前記パイプ据え置き胴体部材の一側面に突き出されて縦方向に離隔されるように位置する第1弾性紐係止部材と、前記パイプ据え置き胴体部材の他側面に突き出されて縦方向に離隔されるように位置する第2弾性紐係止部材と、前記第1弾性紐係止部材と前記第2弾性紐係止部材にかけられて前記支持パイプの外側面中で残り部分を囲んで前記パイプ据え置き胴体部材を前記支持パイプに固定させるパイプ固定紐部材とを含むことができる。
【0039】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例は、前記ブルートゥーススピーカー本体を磁力で付着して使用するようにする畳み式非接触磁性据え置き台をさらに含むことができる。
【0040】
本発明で前記畳み式非接触磁性据え置き台は前記ブルートゥーススピーカー本体に締結されるスピーカー装着ボルトが貫通されるボルト貫通孔が離隔されるように複数で位置されるベース部材と、前記ベース部材に回転可能に連結される第1回転部材と第2回転部材と、前記ベース部材、前記第1回転部材、及び前記第2回転部材にそれぞれ位置されて磁石を具備して磁力で付着することができる磁性付着部材と、前記磁性付着部材の下部面に突き出されるように位置されて前記磁性付着部材の下部面を付着面と離隔させる弾性材質の弾性支持リング部材とを含むことができる。
【0041】
本発明で前記ブルートゥーススピーカー本体には前記補助照明灯制御リモコンからの送信信号を受信して前記補助照明灯部の作動を制御する無線制御受信窓が位置されることができる。
【発明の効果】
【0042】
本発明は自転車のハンドルステムに選択的に装着されることができるし、照明灯部の昇下降高さを調節して運転者が願う位置に照明灯部を位置させることができて使用時満足度と安全性を共に向上させる効果がある。
【0043】
本発明は自転車走行中に携帯電話を流動なしに安定的に据え置きすることができるし、内蔵された充電池で据え置きされた携帯電話を充電することができて携帯電話使用時便宜性と安全性を共に向上させる効果がある。
【0044】
本発明はジャイロセンサー体と連動されて運転中にブレーキを作動するか、または運転者が頭を少し下げるか、またはかしげる時、非常灯または警告音を鳴らして走行中に安全性を大きく向上させる効果がある。
【0045】
本発明はブルートゥーススピーカー本体を選択的に装着して使用することができるし、内蔵した充電池でブルートゥーススピーカー本体に電源を供給することができて、運転者の多様な欲求を満足させることができる効果がある。
【0046】
本発明はブルートゥーススピーカー本体をキャンピングに使われるテントまたはタープの支持パイプまたは自動車などに簡単に設置することができるブルートゥーススピーカー支持体を利用してキャンピングなどの野外でブルートゥーススピーカー本体と連動された照明装置に補助照明灯を付け加えて多目的で活用することで、使用者の便宜性を極大化することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0047】
【
図1】
図1は本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例を示した分解斜視図である。
【
図2】
図2は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における昇下降移動胴体部の作動例を示した正面図である。
【
図3】
図3は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における昇下降移動胴体部の底面斜視図である。
【
図4】
図4は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における携帯電話据え置き部の一使用例を示した図面である。
【
図5】
図5は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における携帯電話据え置き部の他の使用例を示した図面である。
【
図6】
図6は本発明による自転車一体型複合機能照明装置で昇下降移動胴体部にブルートゥーススピーカー本体を結合した例を示した斜視図である。
【
図7】
図7は本発明による自転車一体型複合機能照明装置におけるアーム部の一実施例を示した断面図である。
【
図8】
図8は本発明による自転車一体型複合機能照明装置におけるジャイロセンサー体の実施例を示した図面である。
【
図9】
図9は本発明による自転車一体型複合機能照明装置でブルートゥーススピーカー本体がキャンピングに使われるテントまたはタープの支持パイプに装着されて使われる例を示した図面である。
【
図10】
図10は本発明による自転車一体型複合機能照明装置でブルートゥーススピーカー本体が自動車に装着されて使われる例を示した図面である。
【発明を実施するための形態】
【0048】
本発明を添付された図面を参照して詳しく説明すれば次のようである。ここで、繰り返される説明、本発明の要旨を不必要に曇らせることがある公知機能、及び構成に対する詳細な説明は略する。本発明の実施形態は当業界で平均的な知識を有した者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
【0049】
図1は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例を示した分解斜視図であり、
図2は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における昇下降移動胴体部200の作動例を示した正面図であり、
図3は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における昇下降移動胴体部200の底面斜視図である。
【0050】
図1乃至
図3を参考して本発明による自転車一体型複合機能照明装置の一実施例を下記で詳細に説明する。
【0051】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置は自転車の操向部10に分離可能に装着される照明装置の昇下降支持部100を含む。
【0052】
照明装置の昇下降支持部100には昇下降移動胴体部200が移動可能に位置され、昇下降移動胴体部200には自転車の走行方向に光を照射するメイン照明灯部300が位置される。
【0053】
昇下降移動胴体部200の前面は自転車の走行方向またはメイン照明灯部300の照明方向であることを一例として下記で説明することを明らかにしておく。
【0054】
昇下降移動胴体部200の上部にはメイン照明灯部300が上、下回転可能に連結される照明装置ヒンジ部200aが位置されて光の照射方向を変更することができる。
【0055】
照明装置ヒンジ部200aは、軸方向は昇下降移動胴体部200の幅方向すなわち、自転車の走行方向と垂直である横方向に位置されてメイン照明灯部300が上、下方向に回転されることができるようにする。
【0056】
メイン照明灯部300は照明装置ヒンジ部200aを中心に上、下方向に回転されて運転者が願う角度で調節されることで光の照射方向を変更することができる。
【0057】
メイン照明灯部300は上部側に眩しさ防止傘310が位置されることができるし、光が発生される光源の前面に空気抵抗減少光拡散レンズ320が位置されることができる。
【0058】
メイン照明灯部300は一般的にホワイトの光を発光するが、これに限定されないで多色で発光することができる。メイン照明灯部300は昇下降移動胴体部200内に位置される充電池(図示せず)から電力の供給を受けて発光することができる。
【0059】
メイン照明灯部300の光源としては、例えばLED(Light Emitting Diode)が利用できる。
【0060】
但し、本発明が必ずこれに限定されるものではなく、メイン照明灯部300の光源は自体発光することもでき、自転車の自家発電を通じて電力の供給を受けることもできる。
【0061】
眩しさ防止傘310はメイン照明灯部300の上面部をアーチ状に覆っている形態であり、
図1でメイン照明灯部300のまわり半分程度を覆うことで図示されているが、必ずこれに限定されるものではない。
【0062】
眩しさ防止傘310は不透明白色のエンボシングポリカーボネート素材が使われることができるし、外側外壁にはミラー反射フィルムが接合されてメイン照明灯部300で発生された光の上部光遮光機能を遂行することと併せて反射光量を下向きで拡散増大させる効果を提供すると共にブルートゥーススピーカー本体400に結合されるアーム部500に装着される別途の便宜装備(アクセサリ装備ら)に対する可視性も提供する。
【0063】
また、ポリカーボネート素材とミラー反射フィルムから滲み出る白色の光は交差方向に進行する自転車の運転者に認知させる力強い側面安全灯の機能を提供する。
【0064】
メイン照明灯部300の前面に位置する空気抵抗減少光拡散レンズ320は、メイン照明灯部300から発生された光を拡散させることで、夜間走行時に自動車の前照灯のように照射光の偏りを防止して運転者の安全視野確保に最適の光を提供し、メイン照明灯部300の上端に位置した眩しさ防止傘310の中央底面部にクリップ形態で結合されて側面から眺める時45度程度の流線形で位置して空気抵抗を減少する効果を提供することができる。
【0065】
照明装置の昇下降支持部100は操向部10に分離可能に装着される自転車ハンドルステム装着部材110と、自転車ハンドルステム装着部材110に回転可能に位置されて立てられるか、または横たえられて昇下降移動胴体部200が移動可能に結合されるフレーム部材120とを含むことができる。
【0066】
フレーム部材120は自転車ハンドルステム装着部材110にボルト構造を有するフレームヒンジ部101で連結されてフレームヒンジ部101を締結して回転されたフレーム部材120の位置を固定し、ボルト構造のフレームヒンジ部101を解いてフレーム部材120の回転角度を調節するように構成されることを一例とする。
【0067】
フレームヒンジ部101は回転角度を調節してメイン照明灯部300の光が照射される角度を調節することができる。
【0068】
すなわち、メイン照明灯部300はフレームヒンジ部101と照明装置ヒンジ部101で、光源から照射される光の角度をさらに多様な角度で調節することができる。
【0069】
自転車ハンドルステム装着部材110は自転車のステム20に分離可能に装着されることを一例とする。
【0070】
フレーム部材120はフレームヒンジ部を中心に前、後方向に回転されることができる。フレーム部材120は未使用時すなわち、昇下降移動胴体部200が分離した状態で横たえられて位置される。
【0071】
そして、照明装置の昇下降支持部100は自転車の操向部10すなわち、ステム20に装着された状態で維持されて昇下降移動胴体部200が分離した状態では畳まれて保管されることができるし、昇下降移動胴体部200を結合する場合に立てられて位置されることができる。
【0072】
自転車のステム20には標準規格のステム用装着ボルト21が位置され、ステム用装着ボルト21は6mmレンチボルトで自転車の標準規格である。
【0073】
ステム用装着ボルト21はワッシャー形態のキャップをとり除いて露出し、自転車ハンドルステム装着部材110にはステム用装着ボルト21が貫通される6mm規格のメイン装着孔111が位置される。
【0074】
この時、メイン装着孔111の直径(内径)はステム用装着ボルト21の直径(雄ネジ山を基準とする外径)と等しいものが望ましい。
【0075】
自転車ハンドルステム装着部材110はメイン装着孔111を貫通して自転車のステム20に締結されるステム用装着ボルト21の頭部が上面を加圧することで自転車のステム20に装着されることができる。
【0076】
メイン装着孔111はステム用装着ボルト21が貫通されるが、カメラ三脚台のカメラ結合ボルトに締結されることができる1/4inch規格の雌ネジ山タッピングが形成された締結孔で形成されることを一例とする。
【0077】
すなわち、照明装置の昇下降支持部100にはステム用装着ボルト21が貫通されるが、カメラ三脚台のカメラ結合ボルトに締結されることができるメイン装着孔111が位置されて自転車本体のステム20にステム用装着ボルト21で分離可能に装着されることができるし、カメラ三脚台のカメラ結合ボルトを通じてカメラ三脚台に装着されて据え置きされることができる。
【0078】
カメラ三脚台のカメラ結合ボルトは標準化されたボルトでカメラの下面の位置に締結されることで、1/4inchの規格を有する。
【0079】
すなわち、カメラ結合ボルトは6mmのステム用装着ボルト21より少し大きい1/4inch(6.35mm)の直径を有するので、カメラ結合ボルトに締結されるメイン装着孔111は1/4inch規格の雌ネジ山がタッピングされているが、内径は6mm直径を有するためステム用装着ボルト21はメイン装着孔111を貫通して自転車のステム20に締結されて装着されることができる。
【0080】
したがって、本発明による自転車一体型複合機能照明装置は、カメラ用三脚台に装着させて使用が可能であるので、室内または野外特に、野外でカメラ用三脚台を据え置き台にして容易に使用することができるようになる。
【0081】
一方、昇下降移動胴体部200の前面には自転車ハンドルステム装着部材110が分離可能に結合される結合部210が位置され、結合部210には上、下方向に自転車ハンドルステム装着部材110が移動可能に結合される昇下降移動路が位置され、前面に昇下降移動路に移動される自転車ハンドルステム装着部材110の一部分を露出させる開放部220が位置される。
【0082】
すなわち、昇下降移動路にはフレーム部材120が上、下移動可能に結合され、開放部220にフレーム部材120の一部が露出するように位置される。
【0083】
開放部220はフレーム移動路を通じて移動されるフレーム部材120の一部分を露出させ、後述されるブルートゥーススピーカー本体400が挿入されることができる大きさと形状で形成される。
【0084】
そして、フレーム部材120には位置固定用セットスクリューが締結される脱去防止安全係止溝121が位置される。
【0085】
フレーム部材120はフレーム移動路を通じて上、下移動され、一部分が開放部220を通じて開放されて脱去防止安全係止溝121が露出することができる。
【0086】
昇下降移動胴体部200はフレーム移動路を通じて結合されたフレーム部材120によって案内されて上、下移動され、開放部220を通じて露出する脱去防止安全係止溝121には、昇下降移動胴体部200にブルートゥーススピーカー本体400を密着させるノブ形態のスピーカー固定ボルト240を挿入して締めることで、昇下降移動胴体部200を任意の昇下降位置に固定させることができるし、脱去防止安全係止溝121は昇下降移動胴体部200の脱去を防止する二重の安全装置としての機能を有する。
【0087】
また、昇下降移動胴体部200にはメイン照明灯部300に電源を供給する充電池が位置されることができるし、昇下降移動胴体部200には充電池(図示せず)を充電することができる照明装置バッテリー充電端子201が位置されることができる。
【0088】
充電池は高性能急速充電が可能な公知の充電池であり、低電圧過充電保護回路を具備することを一例とする。
【0089】
また、昇下降移動胴体部200には充電用ケーブルと連結されて内部の充電池を補助バッテリーで活用できるようにする携帯機器充電電源端子202が位置されることができるし、携帯機器充電電源端子202はUSB端子であることを一例とする。
【0090】
充電池は携帯機器充電電源端子202に連結される充電ケーブルを通じて携帯電話などの携帯用電子機器と連結されて充電池で携帯電話などの携帯用電子機器を充電することができる。
【0091】
メイン照明灯部300は電線で充電池と連結されて充電池から電源の供給を受けてメイン照明灯部300自体に具備されるスイッチによってオン/オフされることができる。
【0092】
また、昇下降移動胴体部200には自転車の操向部10側に光を照射するハンドル照明灯部230が具備されることができる。
【0093】
ハンドル照明灯部230は昇下降移動胴体部200の前面に突き出された照明装着部の両側に位置された傾斜面にそれぞれ位置されることを一例とする。
【0094】
ハンドル照明灯部230は自転車の操向部10側に光を照射して自転車のハンドル側に装着される便宜装備すなわち、ハンドルに装着される携帯電話据え置き台などの別途の便宜装備を識別することができる。
【0095】
昇下降移動胴体部200にはメイン照明灯部300をオンオフする第1オンオフスイッチと、ハンドル照明灯部230をオンオフする第2オンオフスイッチとが位置されることができるし、一つのオンオフスイッチでメイン照明灯部300とハンドル照明灯部230を一緒にオンオフさせることもできる。
【0096】
昇下降移動胴体部200にはブルートゥーススピーカー本体400が分離可能に結合されることができる。
【0097】
ブルートゥーススピーカー本体400は携帯電話などの携帯用電子機器とブルートゥース無線で連結されてスピーカーとして使われる。
【0098】
ブルートゥーススピーカー本体400は開放部220に分離可能に結合されることを一例とする。
【0099】
ブルートゥーススピーカー本体400は端部側一部分が開放部220の内部に挿入されて昇下降移動胴体部200に結合される。
【0100】
開放部220の内側面とブルートゥーススピーカー本体400の外側面とのうちの何れか一側にはブルートゥース結合用突起部が突き出されるように位置され、開放部220の内側面とブルートゥーススピーカー本体400の外側面とのうちの他の一側にはブルートゥース結合用突起部が挿入されて係止されるブルートゥース結合用溝部401が位置される。
【0101】
ブルートゥース結合用突起部は開放部220の内側面に位置されてブルートゥース結合用溝部401はブルートゥーススピーカー本体400の外側面に位置されることを一例とする。
【0102】
また、ブルートゥーススピーカー本体400は昇下降移動胴体部200に締結されるスピーカー固定ボルト240で結合された状態をさらに堅固に固定させることができる。
【0103】
ブルートゥーススピーカー本体400にはスピーカー固定ボルト240が締結されることができるブルートゥース結合用締結孔400aが位置されることができる。ブルートゥース結合用締結孔400aは
図10で確認されることができる。スピーカー固定ボルト240は昇下降移動胴体部200内に傾くように形成される締結孔に傾くように挿入されながら開放部220に結合されたブルートゥーススピーカー本体400の外側面に位置されたブルートゥース結合用締結孔400aに締結されてブルートゥーススピーカー本体400の位置を堅固に固定することができる。
【0104】
スピーカー固定ボルト240は傾くように締結されながらブルートゥーススピーカー本体400の位置を固定させながらブルートゥーススピーカー本体400がフレーム部材120を加圧してフレーム部材120の位置すなわち、昇下降移動胴体部200の高さをさらに堅固に固定させるようにできる。
【0105】
また、スピーカー固定ボルト240はブルートゥーススピーカー本体400が分離した状態で昇下降移動胴体部200に締結されてフレーム部材120を加圧することでフレーム部材120の位置すなわち、昇下降移動胴体部200の高さを堅固に固定させるように使われることができる。
【0106】
ブルートゥーススピーカー本体400は外側面にブルートゥース電源供給第1端子402が位置され、開放部220の内側面にはブルートゥース電源供給第1端子402と接続されて充電池をブルートゥーススピーカー本体400と連結するブルートゥース電源供給第2端子222が位置される。
【0107】
ブルートゥース電源供給第1端子402はブルートゥーススピーカー本体400が開放部220内に挿入されて結合されればブルートゥース電源供給第2端子222に接続されながら充電池を通じてブルートゥーススピーカー本体400に電源が供給されることができるようにする。
【0108】
また、ブルートゥーススピーカー本体400には補助照明灯電源供給端子の無線制御受信窓630が位置される。
【0109】
前記無線制御受信窓630は後述する補助照明灯制御リモコン620からの送信信号を受信して補助照明灯部600の作動(オン/オフ、光量調節、ストロボオン/オフ)を制御する。
【0110】
ブルートゥーススピーカー本体400は開放部220内に挿入されて結合されればブルートゥース電源供給第1端子402がブルートゥース電源供給第2端子222に接続されながら充電池から電源の供給を受けて作動することができる。
【0111】
ブルートゥーススピーカー本体400には自転車に装着されて使われる補助照明灯部600または他のアクセサリ装備を装着することができるアーム部500が位置されることができる。
【0112】
アーム部500はブルートゥーススピーカー本体400の両側面にそれぞれ位置されることを一例とする。
【0113】
アーム部500はブルートゥーススピーカー本体400の側面に第1ヒンジ軸511に回転可能に軸結合されることを一例とする。
【0114】
また、アーム部500はブルートゥーススピーカー本体400の側面に第1ヒンジ軸511に回転可能に軸結合される第1アーム部材510と、第1アーム部材510に第1ヒンジ軸511と異なる方向に位置される第2ヒンジ軸521に回転可能に連結される第2アーム部材520とを含むことができる。
【0115】
第1ヒンジ軸511はブルートゥーススピーカー本体400の側面に垂直方向すなわち、アーム部500の長さ方向が軸方向であるヒンジ軸であり、第2ヒンジ軸521は第1ヒンジ軸511と垂直である方向に位置されるヒンジ軸であることを一例とする。
【0116】
第2アーム部材520には別途のアクセサリ装備または別途の補助照明灯部600が結合されることができる補助照明灯部ホルダー610が結合されて使われることができる。
【0117】
補助照明灯部600は第2アーム部材520に分離可能に結合されることができる補助照明灯部ホルダー610を一体で具備するか、または補助照明灯部ホルダー610を通じて第2アーム部材520に結合されて使われることができる。
【0118】
第2アーム部材520に結合されることができる装備として補助照明灯部600は一例であり、以外にも携帯電話据え置き台、ブラックボックス、GPS、時計、速度計、スピーカーなど公知の自転車用アクセサリ装備が第2アーム部材520に結合されることができる。
【0119】
また、補助照明灯部600の作動を制御する補助照明灯制御リモコン620をさらに含むことができる。
【0120】
補助照明灯部600はキャンピングまたはレジャーなどを目的とするランタンであることを一例として、補助照明灯制御リモコン620でオン/オフされることができるし、8段階で光量が調節されることができるし、ストロボ機能を有することを一例とする。
【0121】
補助照明灯制御リモコン620はオン/オフスイッチ、光量調節スイッチ、及びストロボオン/オフスイッチを含んで補助照明灯部600の作動を制御することができる。
【0122】
また、ブルートゥーススピーカー本体400には補助照明灯の電源供給端子404が位置され、補助照明灯の電源供給端子404はDC電源ジャックであることを一例として、以外にも公知の電源用ジャックで多様に変形実施されることができることを明らかにしておく。
【0123】
補助照明灯の電源供給端子404はブルートゥース電源供給第1端子402を通じて充電池と連結され、充電池から補助照明灯部600に電源を供給できるようにする。
【0124】
すなわち、補助照明灯部600は補助照明灯の電源供給端子404に連結されることができる端子を具備した電源線を含んで補助照明灯の電源供給端子404に連結されて電源の供給を受けることができる。
【0125】
この時、補助照明灯制御リモコン620の制御(オン/オフスイッチ)によって充電池から補助照明灯部600に選択的に電源供給がなされる。
【0126】
第2アーム部520にホルダー610で結合される補助照明灯部600は補助照明灯の電源供給端子404に電気的に連結されることができる端子を含んだ電線を具備し、補助照明灯の電源供給端子404に連結されて充電池から電源の供給を受けることができる。
【0127】
アーム部500は第1アーム部材510がブルートゥーススピーカー本体400の側面に垂直で結合される第1ヒンジ軸511によって回転され、第2アーム部材520が第1アーム部材510と異なる方向に位置された第2ヒンジ軸521によって回転されて補助照明灯部600またはアクセサリ装備が装着される第2アーム部材520の位置を使用時運転者の便宜に合うように調節して位置させることができる。
【0128】
ブルートゥーススピーカー本体400の実施例は、下記でさらに詳細に説明することを明らかにしておく。
【0129】
一方、
図3は本発明による自転車一体型複合機能照明装置における昇下降移動胴体部200の底面斜視図であり、本発明による自転車一体型複合機能照明装置は昇下降移動胴体部200に位置される携帯電話据え置き部700をさらに含むことができる。
【0130】
携帯電話据え置き部700は、携帯電話をかけて支持して弾性を有する複数の紐部材710、720、730、740を含む。
【0131】
さらに詳細には、携帯電話据え置き部700は、一端が昇下降移動胴体部200の上部側に連結され、他端が昇下降移動胴体部200の一側に連結される第1弾性紐部材710と、一端が昇下降移動胴体部200の上部側に連結されて他端が昇下降移動胴体部200の他側に連結される第2弾性紐部材720と、一端が昇下降移動胴体部200の下部側に連結され、他端が昇下降移動胴体部200の一側に連結される第3弾性紐部材730と、一端が昇下降移動胴体部200の下部側に連結されて他端が昇下降移動胴体部200の他側に連結される第4弾性紐部材740とを含むことができる。
【0132】
紐部材、すなわち、第1弾性紐部材710、第2弾性紐部材720、第3弾性紐部材730、及び第4弾性紐部材740は弾性的に伸びるか、または縮むことができるし、携帯電話を安定的に据え置きすることができる剛性を有する弾性紐であることを一例とする。
【0133】
また、携帯電話据え置き部700は第3弾性紐部材730と第4弾性紐部材740の一端部がそれぞれ連結されて昇下降移動胴体部200に分離可能に結合される携帯電話据え置き用結合部材750をさらに含むことができる。
【0134】
昇下降移動胴体部200の下部面には、携帯電話据え置き用結合部材750が挿入されて結合される携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203が位置される。
【0135】
携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203の内側面と携帯電話据え置き用結合部材750の外側面とのうちの何れか一側には係止突起部203aが突き出されるように位置され、携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203の内側面と携帯電話据え置き用結合部材750の外側面とのうちの他の一側には係止突起部203aが挿入されて係止される係止溝部751が位置される。
【0136】
係止突起部203aは携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203の内側面に位置されて係止溝部751はブルートゥーススピーカー本体400の外側面に位置されることを一例とする。
【0137】
携帯電話据え置き用結合部材750が携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203に挿入されれば、係止突起部203aは係止溝部内に挿入されながら携帯電話据え置き用結合部材750の位置を固定させるようになる。
【0138】
昇下降移動胴体部200の下部面には、携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203と、充電池を充電することができる照明装置バッテリー充電端子201と、充電用ケーブルと連結されて内部の充電池を補助バッテリーで活用するようにする携帯機器充電電源端子202とが位置されることを一例とする。
【0139】
また、携帯電話据え置き部700は、昇下降移動胴体部200の一側面に回転可能に位置されて第1弾性紐部材710の他端及び第3弾性紐部材730の他端がそれぞれ連結される第1携帯電話据え置き用回転アーム部材760と、昇下降移動胴体部200の他側面に回転可能に位置されて第2弾性紐部材720の他端及び第4弾性紐部材740の他端がそれぞれ連結される第2携帯電話据え置き用回転アーム部材770とをさらに含むことができる。
【0140】
第1携帯電話据え置き用回転アーム部材760と第2携帯電話据え置き用回転アーム部材770は広げられて携帯電話を横で据え置きさせることができるようにする。
【0141】
図4は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置における携帯電話据え置き部700の一使用例を示した図面であり、第1弾性紐部材710、第2弾性紐部材720、第3弾性紐部材730、及び第4弾性紐部材740を利用して携帯電話を縦に据え置きした例を示したものである。
【0142】
図4を参考すれば、携帯電話を昇下降移動胴体部200の後面に縦で位置した状態で第1弾性紐部材710及び第2弾性紐部材720で携帯電話の上部側両側角部にそれぞれかけるようになって、携帯電話据え置き用結合部材750を携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203に挿入させて結合することで第3弾性紐部材730及び第4弾性紐部材740が携帯電話の下部側両側角部をそれぞれかけるようになることで携帯電話を安定的に据え置きさせることができる。
【0143】
図5は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置における携帯電話据え置き部700の他の使用例を示した図面であり、第1携帯電話据え置き用回転アーム部材760と第2携帯電話据え置き用回転アーム部材770を広げて携帯電話を横で据え置きさせた例を示したものである。
【0144】
図5を参考すれば、第1携帯電話据え置き用回転アーム部材760と第2携帯電話据え置き用回転アーム部材770を広げて携帯電話を昇下降移動胴体部200の後面に横で位置した状態で第1弾性紐部材710及び第2弾性紐部材720で携帯電話の上部側両側角部にそれぞれかけるようになって、携帯電話据え置き用結合部材750を携帯電話据え置きロッキング部材挿入溝203に挿入させて結合することで第3弾性紐部材730及び第4弾性紐部材740が携帯電話の下部側両側角部をそれぞれかけるようになることで携帯電話を安定的に据え置きさせることができる。
【0145】
従来の携帯電話据え置き台は、2個の噛み合い口の間で携帯電話を加圧して固定される方式であり、自転車の走行中に路面の状態によって発生される振動が自転車ハンドルに共鳴振動で深化されて2個の噛み合い口の位置を固定する微細ギアの歯が解けて携帯電話が脱去される危険がある。
【0146】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置で携帯電話据え置き部700は、弾性紐である複数の紐部材すなわち、第1弾性紐部材710乃至第4弾性紐部材740で携帯電話の4箇所の角部をかけて携帯電話を昇下降移動胴体部200の後面に密着させて固定する方式で自転車の走行中に発生するどのような振動にも携帯電話が脱去されないで安定的に据え置きさせることができるようにする。
【0147】
図6は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置で昇下降移動胴体部200にブルートゥーススピーカー本体400を結合した例を示した斜視図であり、
図7は本発明による自転車一体型複合機能照明装置におけるアーム部の一実施例を示した断面図である。
【0148】
図6及び
図7を参考すれば、本発明による自転車一体型複合機能照明装置は補助照明灯部600または他のアクセサリ装備を装着することができるし、昇下降移動胴体部200に分離可能に結合されるアーム部500をさらに含むことができる。
【0149】
ブルートゥーススピーカー本体400には出力される音響に応じて発光される音響照明部403が位置されることができる。
【0150】
音響照明部403は音響に応じてすなわち、音の高低によってウェーブ形態で光を発光するスペクトラム照明であることを一例とする。
【0151】
音響照明部403はブルートゥーススピーカー本体400の前面に位置されて派手なウェーブ形態で光を発光して装飾美を向上させることができる。
【0152】
アーム部500は昇下降移動胴体部200、またはブルートゥーススピーカー本体400に結合されて使われることができる。
【0153】
昇下降移動胴体部200の側面、及びブルートゥーススピーカー本体400の側面にはアーム部500が分離可能に結合されることができるアーム結合部500aが位置されることができる。
【0154】
アーム結合部500aはアーム部500のヒンジ軸ボルト511aが締結されるボルト締結部であることを一例として、アーム部500は第1アーム部材510の一側に突き出される第1ヒンジ軸511であるヒンジ軸ボルト511aでボルト締結部に締結されて昇下降移動胴体部200の側面またはブルートゥーススピーカー本体400の側面に回転可能に位置される。
【0155】
第2アーム部材520には、一側で第2アーム部材520に結合されて補助照明灯部600が結合されることができる補助照明灯部ホルダー610の一側を支持するホルダーストッパー部522が位置され、アーム部は、第2アーム部材520の他側に位置されて補助照明灯部ホルダー610の他側を加圧して補助照明灯部ホルダー610の位置を固定させるホルダー加圧部材530と、ホルダー加圧部材530を貫通して第2アーム部材520に締結されるホルダー固定用ボルト部材540とをさらに含むことができる。
【0156】
ホルダー加圧部材530は、ホルダー固定用ボルト部材540が第2アーム部材520に締結されることで、補助照明灯部600が結合されることができる補助照明灯部ホルダー610をホルダーストッパー部522側に押して加圧することで補助照明灯部ホルダー610の位置を堅固に固定することができる。
【0157】
第1アーム部材510は内部にヒンジ軸ボルト511aが位置されて他側に開放されたボルト締結空間が位置される。
【0158】
この時、ヒンジ軸ボルト511aの外周面に形成されている雄ネジ山とアーム結合部500aの内周面に形成されている雌ネジ山の間にはマイナス公差を有するように形成されることで、第1アーム部材510の一側がヒンジ軸ボルト511aで昇下降移動胴体部200の側面またはブルートゥーススピーカー本体400の側面に結合されても、ヒンジ軸ボルト511aとアーム結合部500aとの間の雄ネジ山/雌ネジ山のマイナス公差によるきつい結合によって、第1アーム部材510が結合された状態で昇下降移動胴体部200の側面またはブルートゥーススピーカー本体400の側面に対して回転されてもヒンジ軸ボルト511aとアーム結合部500aとの間の結合が解けることが防止される。
【0159】
図7の(b)を参考すれば、ボルト締結空間は第2アーム部材520を回転させて開放されることができるし、第2アーム部材520を回転させてボルト締結空間の他側を開放した状態でヒンジ軸ボルト511aをドライバーなどの工具をボルト締結空間内に挿入してヒンジ軸ボルト511aを解くか、または締結することができる。
【0160】
アーム部500はブルートゥーススピーカー本体400だけでなく、昇下降移動胴体部200に結合されて別途の補助照明灯部600またはアクセサリ装備を追加で装着して使用するようにする。
【0161】
また、アーム部500は、第1アーム部材510が昇下降移動胴体部200の側面またはブルートゥーススピーカー本体400の側面に垂直で結合される第1ヒンジ軸511すなわち、ヒンジ軸ボルト511aによって回転され、第2アーム部材520が第1アーム部材510と異なる方向に位置された第2ヒンジ軸521によって回転されてアクセサリ装備が装着される第2アーム部材520の位置を使用時運転者の便宜に合うように調節して位置させることができる。
【0162】
従来にはこのようなアクセサリ装備を使用するにおいて、自転車のハンドルに設置するしかなく、ハンドルを操作するのに容易でないだけでなく、限定された空間のため願うアクセサリ装備をすべて設置し難いし、美観的にも優れないという問題点があった。
【0163】
これに本発明の一実施例に関する自転車一体型複合機能照明装置は、別途のアクセサリ装備を設置することができるアーム部500を具備して自転車の走行に必要な多様なアクセサリ装備らを装着することができるようにすることで、ハンドルの操作を容易にすると共にハンドル部分の空間的制約を脱して多様なアクセサリ装備らを装着することができるし、付随的な装置らが1ヶ所に集まって設置されるため美観的でも優秀で使用時便宜性も向上する。また、アーム部500が付着された状態の昇下降移動胴体部200またはブルートゥーススピーカー本体400を一度に脱去することで、既存自転車運行後に安全管理上の問題で便宜用品(アクセサリー装備ら)をいちいち脱去しなければならない煩わしさを解消することができる。
【0164】
図8は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置におけるジャイロセンサー体800の実施例を示した図面であり、
図8の(a)はジャイロセンサー体800が運転者が着用するヘルメット801に装着される例を示したものであり、
図8の(b)はジャイロセンサー体800が運転者の指に着用されて使われる例を示したものである。
【0165】
本発明による自転車一体型複合機能照明装置は、内部に傾く角度を感知することができるジャイロセンサーを具備して自転車の運転者に着用されることができるジャイロセンサー体800をさらに含むことができる。
【0166】
この時、本発明による自転車一体型複合機能照明装置は、ジャイロセンサー体800から送信された感知信号に応じる受信部が内蔵されているし、受信された感知信号は警告音スピーカー部250と非常ランプ部260を通じて非常灯と警告音を作動させる。
【0167】
図1を参考すれば、昇下降移動胴体部200にはジャイロセンサー体800と通信されてジャイロセンサー体800で感知された角度変化の伝達を受けて警告音を出力する警告音スピーカー部250と光を発光する非常ランプ部260が具備されることができる。
【0168】
非常ランプ部260は昇下降移動胴体部200の後面と両側面にそれぞれ位置されることができる。
【0169】
すなわち、昇下降移動胴体部200の後面に携帯電話が携帯電話据え置き部700を通じて据え置きされても昇下降移動胴体部200の両側に位置された非常ランプ部260の発光によって運転者が非常状態を確認することができるようになる。
【0170】
ジャイロセンサー体800は既設定された角度範囲以上に傾くことが発生すればこれを感知して非常ランプ部260と警告音スピーカー部250を作動させることで光を発光して警告音を発生させる。
【0171】
図8の(a)を参考すれば、ジャイロセンサー体800は運転者が着用するヘルメット801に位置される溝部に挿入されて装着されることができる。
【0172】
ジャイロセンサー体800はハウジングの長さ方向の一側にかたよるようにジャイロセンサーが位置され、ハウジングの外側面にジャイロセンサーが位置された所を表示するセンサー水平位置表示溝部800aが位置される。
【0173】
運転者センサー水平位置表示溝部800aがヘルメット801の前側を向くようにヘルメット801の溝部に挿入されて装着され、ジャイロセンサー体800はセンサー水平位置表示溝部800aが位置されたハウジングの先端部が前側に傾く時に非常ランプ部260と警告音スピーカー部250が作動するようになる。
【0174】
すなわち、ジャイロセンサー体800は運転者が自転車に乗って走行中に外部衝撃によって運転者の姿勢が搖れるか、または運転者が正面を見つめないで他の方向に視線を向ける時に発生される傾くことを感知して非常ランプ部260と警告音スピーカー部250を作動させて運転者に警告することで運転者が運転姿勢を正姿勢で維持しながら走行を安全に持続することができるようにする。
【0175】
また、
図8の(b)を参考すれば、本発明による自転車一体型複合機能照明装置は、ジャイロセンサー体800が回転及び分離可能に結合され、運転者の指に着用されるための弾性着用バンド820が具備されるセンサー着用部材810をさらに含むことができる。
【0176】
センサー着用部材810はジャイロセンサー体800が安着されるセンサー安着部811と、センサー安着部811の両端部側に立てられてジャイロセンサー体800の両端部側に結合されるセンサー結合部812とを含むことができる。
【0177】
センサー結合部812の内側面にはセンサー結合突起部812aが位置され、ジャイロセンサー体800の両端部にはそれぞれセンサー結合突起部812aが挟まれて結合されるセンサー挟み溝部800bが位置されることができる。
【0178】
センサー挟み溝部800bは下部が開放された差し込み溝形態で形成され、ジャイロセンサー体800はセンサー結合部812の間で上部から下部側に押されてセンサー結合突起部812aがセンサー挟み溝部800bに挟まれることでセンサー着用部材810にセンサー結合部812を軸に回転可能になるように結合されることができる。
【0179】
センサー着用部材810は下部面に指に安着されることができるようにする円弧形状の指安着溝部810aが位置される。
【0180】
また、センサー着用部材810は円弧形状の指安着溝部810aが指に安着された状態で弾性着用バンド820で指を囲んで着用されることができる。
【0181】
この時ジャイロセンサー体800は、センサー着用部材810に結合された状態で横方向に位置されてジャイロセンサーが一側(
図8の(b)と同じ方向に着用する場合に、センサー水平位置表示溝部800aを基準で右側)にかたよって位置されるようになる。
【0182】
ジャイロセンサー体800におけるジャイロセンサーの位置は、センサー水平位置表示溝部800aで表示されるので、運転者が確認することができることを明らかにしておく。
【0183】
これにジャイロセンサー体800は、指に着用されて使用者がハンドルを取って指を曲げた時、ジャイロセンサーが一側(
図8の(b)と同じ方向で着用する場合に、センサー水平位置表示溝部800aを基準で右側)にかたよって位置されて地面と水平の状態で維持され、この時ジャイロセンサー体800が異なる一側(
図8の(b)と同じ方向に着用する場合に、センサー水平位置表示溝部800aを基準で左側)に傾く時非常ランプ部260と警告音スピーカー部250が作動するようになる。
【0184】
すなわち、指に着用されたジャイロセンサー体800は運転者がブレーキを操作する時に発生される傾くことを感知して非常ランプ部260と警告音スピーカー部250を作動させて警告音を発生させることで、周辺の通行人と自転車運転者らに対する安全性を向上させるようにする。
【0185】
図9は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置でブルートゥーススピーカー本体400がキャンピングに使われるテントまたはタープの支持パイプ900aに装着されて使われる例を示した図面である。
【0186】
図9を参考すれば、本発明による自転車一体型複合機能照明装置は、ブルートゥーススピーカー本体400をテントまたはタープの支持パイプ900aに装着させるためのパイプ据え置き部900をさらに含むことができる。
【0187】
パイプ据え置き部900は、支持パイプ900aの外側面のうちの一部分を囲む円弧形状のパイプ装着溝部911aが位置されてブルートゥーススピーカー本体400が分離可能に装着されるパイプ据え置き胴体部材910と、パイプ据え置き胴体部材910の一側面に突き出されて縦方向に離隔されるように位置する第1弾性紐係止部材920と、パイプ据え置き胴体部材910の他側面に突き出されて縦方向に離隔されるように位置する第2弾性紐係止部材930と、第1弾性紐係止部材920と第2弾性紐係止部材930にかけられて支持パイプ900aの外側面中で残り部分を囲んでパイプ据え置き胴体部材910を支持パイプ900aに固定させるパイプ固定紐部材940とを含むことができる。
【0188】
また、パイプ据え置き部900は、第1弾性紐係止部材920と第2弾性紐係止部材930にそれぞれ回転可能に位置され、パイプ固定紐部材940の少なくとも一部分が挿入されて係止される紐挿入溝が具備された紐係止回転ローラー部材921をさらに含むことができる。
【0189】
紐係止回転ローラー部材921は第1弾性紐係止部材920が貫通されて結合され、第2弾性紐係止部材930が貫通されて結合される構造で、第1弾性紐係止部材920と第2弾性紐係止部材930を中心にそれぞれ自由回転されてパイプ固定紐部材940の第1弾性紐係止部材920と第2弾性紐係止部材930に対する係止環境によってテンションを均一に維持できるようにする。
【0190】
紐係止回転ローラー部材921の紐挿入溝は、V型またはU型溝であることを一例として、パイプ固定紐部材940の少なくとも一部分が挿入されて係止されることができる形態で多様に変形されて実施されることができることを明らかにしておく。
【0191】
パイプ固定紐部材940は、弾性的に伸縮されることができるし、パイプ据え置き胴体部材910を支持パイプ900aに密着させて固定することができる剛性を有する弾性紐であることを一例とする。
【0192】
そして、パイプ据え置き胴体部材910は、支持パイプ900aの外側面のうちの一部分を囲む円弧形状のパイプ装着溝部911aが位置されるパイプ装着部911と、パイプ装着部911から垂直に突き出されてブルートゥーススピーカー本体400が装着されるスピーカー支持部912とを含むことができる。
【0193】
パイプ据え置き胴体部材910は多様な支持パイプ900aの直径に対応するパイプ装着溝部911aを有する多様な形態で製作されて該当支持パイプ900aに合う形態を有することで選択されて使われることができる。
【0194】
スピーカー支持部912にはスピーカー装着ボルト1000が貫通されるボルト貫通孔が位置され、ブルートゥーススピーカーにはスピーカー装着ボルト1000が締結されるスピーカー装着用締結部が位置されることができる。
【0195】
スピーカー装着ボルト1000の頭部は、ボルトを易しく締結して解くことができるように外側面に複数の溝が位置されたボルトハンドル部が位置されることができる。
【0196】
パイプ据え置き胴体部材910はパイプ装着溝部911aを通じて支持パイプ900aに密着された状態でパイプ固定紐部材940を第1弾性紐係止部材920の紐係止回転ローラー部材921と第2弾性紐係止部材930の紐係止回転ローラー部材921に交互に掛けることで支持パイプ900aに装着されることができる。
【0197】
そして、ブルートゥーススピーカー本体400は、支持パイプ900aに装着されたパイプ据え置き胴体部材910にスピーカー装着ボルト1000で締結されて据え置きされることができる。
【0198】
すなわち、ブルートゥーススピーカー本体400はキャンピングに使われるテントまたはタープの支持パイプ900aにパイプ据え置き部900を通じて装着されることで野外で簡便に据え置きされて使われることができる。
【0199】
図10は、本発明による自転車一体型複合機能照明装置でブルートゥーススピーカー本体400を自動車に装着して使用できるようにする畳み式非接触磁性据え置き台1100の一例を示した底面斜視図である。
【0200】
図10を参考すれば、本発明による自転車一体型複合機能照明装置はブルートゥーススピーカー本体400を磁力で付着して使用できるようにする畳み式非接触磁性据え置き台1100をさらに含むことができる。
【0201】
畳み式非接触磁性据え置き台1100は、スピーカー装着ボルト1000が貫通されるボルト貫通孔が離隔されるように複数で位置されるベース部材1110と、ベース部材1110に回転可能に連結される第1回転部材1120と第2回転部材1130と、ベース部材1110、第1回転部材1120、及び第2回転部材1130にそれぞれ位置されて磁石を具備して磁力で付着することができる磁性付着部材1140とを含むことができる。
【0202】
第1回転部材1120と第2回転部材1130は、不使用時にベース部材1110に重なって位置されて保管され、使用時に回転されて開かれながら磁石付着部材の磁力で付着可能な位置すなわち、自動車のボンネットまたは自動車のルーフに付着することができる。
【0203】
畳み式非接触磁性据え置き台1100は磁性付着部材1140の下部面に位置されて磁性付着部材1140の下部面を付着面と離隔させる弾性材質の弾性支持リング部材1150をさらに含むことができる。
【0204】
弾性材質の弾性支持リング部材1150は磁性付着部材1140の下部面を磁力で付着可能な位置すなわち、自動車のボンネットまたは自動車のルーフと離隔させて自動車のボンネットまたは自動車のルーフにスクラッチなどの損傷が発生されることを防止すると共にスライドを防止する役割をする。
【0205】
畳み式非接触磁性据え置き台1100は第1回転部材1120及び第2回転部材1130を広げてベース部材1110、第1回転部材1120、及び第2回転部材1130にそれぞれ位置された磁性付着部材1140を磁力で付着可能な位置すなわち、自動車のボンネットまたは自動車のルーフに付着することができる。
【0206】
ブルートゥーススピーカー本体400はベース部材1110の複数のボルト貫通孔の中で何れか一孔を通過したスピーカー装着ボルト1000で締結されてベース部材上に位置されて据え置きされることができる。
【0207】
すなわち、ブルートゥーススピーカー本体400は磁力で畳み式非接触磁性据え置き台1100を自動車のボンネットまたはルーフに付着させた後、畳み式非接触磁性据え置き台1100にスピーカー装着ボルト1000で締結されて据え置きされることで野外で簡便に据え置きされて使われることができる。
【0208】
本発明は、自転車のハンドルステムに選択的に装着されることができるし、照明灯部の高さを調節して運転者が願う位置に照明灯部を位置させることができて使用時満足度と安全性を共に向上させる。
【0209】
本発明は、自転車走行中で携帯電話を流動なしに安定的に据え置きすることができるし、内蔵された充電池で据え置きされた携帯電話を充電することができて携帯電話使用時便宜性と安全性を共に向上させる。
【0210】
本発明は、ジャイロセンサー体800と連動されて運転中で運転者の姿勢が不安定であるか、またはブレーキを作動する場合光または音でお知らせして走行中に安全性を大きく向上させる。
【0211】
本発明は、ブルートゥーススピーカー本体400を選択的に装着して使用することができるし、内蔵した充電池でブルートゥーススピーカー本体400に電源を供給することができて運転者の多様な欲求を満足させることができる。
【0212】
本発明は、ブルートゥーススピーカー本体400をキャンピングに使われるテントまたはタープの支持パイプ900aまたは自動車などに簡単に設置することができるスピーカー支持体を提供してキャンピングなどの野外でブルートゥーススピーカー本体400の使用性と使用時便宜性を向上させる。
【0213】
以上のように図面と明細書で最適の実施例が開示された。ここで、特定の用語らが使われたが、これは単に本発明を説明するための目的で使われたことであって、意味限定や請求範囲に記載した本発明の範囲を制限するために使われたものではない。それで、本技術分野の通常の知識を有した者なら今後多様な変形及び均等な他の実施例が可能であるという点を理解するであろう。よって、本発明の真正な技術的保護範囲は添付された請求範囲の技術的思想によって決まらなければならないであろう。