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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-02
(45)【発行日】2023-10-11
(54)【発明の名称】無機質建築板
(51)【国際特許分類】
   E04F 13/14 20060101AFI20231003BHJP
【FI】
E04F13/14 102C
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2019148030
(22)【出願日】2019-08-09
(65)【公開番号】P2021028450
(43)【公開日】2021-02-25
【審査請求日】2022-08-01
(73)【特許権者】
【識別番号】503367376
【氏名又は名称】ケイミュー株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】390037154
【氏名又は名称】大和ハウス工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】弁理士法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】日永田 至功
(72)【発明者】
【氏名】大段 圭子
(72)【発明者】
【氏名】山本 健一
(72)【発明者】
【氏名】石丸 謙吾
(72)【発明者】
【氏名】宮田 莉樹
(72)【発明者】
【氏名】山内 幸治
(72)【発明者】
【氏名】田中 潔
【審査官】山口 敦司
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-075112(JP,A)
【文献】特開2018-070822(JP,A)
【文献】特開2010-059652(JP,A)
【文献】実開平02-043338(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04F 13/14
E04F 13/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
端面に至る底目地を備え、前記端面の表面側角部に平面状の面取り部を備えてなる無機質建築板において、
前記底目地の底面は、基準面と、前記底目地の端部に設けられて前記基準面から前記端面側に向かって表面側に傾斜する傾斜部とを有し、
前記面取り部が、コーキング処理を行う際に貼着されるマスキングテープの貼り代として機能するよう、前記底目地の前記傾斜部の前記端面の表面側角部にまで至り、前記端面の両端にわたって連続するよう形成されている、
無機質建築板。
【請求項2】
前記傾斜部は、前記端面側に、その表面が前記基準面と略平行な平坦部を更に有し、
前記傾斜部の前記平坦部の前記端面の表面側角部に前記面取り部が形成されている、
請求項1に記載の無機質建築板。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、無機質建築板に関する。より詳細には、底目地を有する無機質建築板に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、マスキングテープ付外壁パネルが記載されている。このマスキングテープ付外壁パネルは、表面に凹凸形状を有する外壁パネルと、外壁パネルの表面の端部に貼着されているマスキングテープとを備えている。
【0003】
マスキングテープは、熱可塑性基材を備えており、貼着工程により、外壁パネルの表面の端部に貼着される。この後、熱可塑性基材の軟化点以上の温度に、マスキングテープを加熱する加熱工程を行う。そして、この加熱工程により、マスキングテープを外壁パネルの表面の凹凸形状に追随させるように変形させている。これにより、マスキングテープが外壁パネルの表面に密着し、外壁パネルの表面の凹凸に隙間なくマスキングテープを貼着することができ、シーリング打設時にシーリング材が外壁パネルの表面に付着しにくくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-025017号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、上記のマスキングテープ付外壁パネルでは、マスキングテープとして、熱可塑性基材を使用しているため、マスキングテープを形成する材料が限定されてしまう、という問題があった。またマスキングテープを外壁パネルに貼着するにあたって、加熱工程が必要であり、マスキングテープを貼り付ける際の作業性が低下するという問題があった。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、一般的なマスキングテープを作業性よく貼り付けることができる無機質建築板を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る無機質建築板は、端面に至る底目地を備えている。前記端面の表面側角部に平面状の面取り部を備えてなる。前記底目地の底面は、基準面と、前記底目地の端部に設けられて前記基準面から前記端面側に向かって表面側に傾斜する傾斜部とを有している。前記面取り部が、コーキング処理を行う際に貼着されるマスキングテープの貼り代として機能するよう、前記底目地の前記傾斜部の前記端面の表面側角部にまで至り、前記端面の両端にわたって連続するよう形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、面取り部にマスキングテープを貼り付けることができ、面取り部が無い場合に比べて、マスキングテープを貼り付ける面積が大きくなり、マスキングテープを作業性よく貼り付けることができる。また、面取り部のうち底目地の端面側角部にまで至る部分にマスキングテープを貼り付けることによって、底目地の端面側の開口部を塞ぎ、シーリング打設時にシーリング材が底目地に進入するのを抑制することができ、底目地にシーリング材が進入したとしてもその量を少量に抑えることができるため、底目地内のシーリング材除去作業を軽減することができる。そのため、シーリング材の打設後の仕上がり品質、すなわち意匠性を向上させることができる。さらにマスキングテープを貼り付ける際に加熱工程は不要であり、一般的なマスキングテープを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1Aは、本発明に係る無機質建築板の実施形態1の一部を示す斜視図である。図1Bは、同上の端部を拡大した斜視図である。図1Cは、同上の底目地部分のXZ面の断面図である。
図2図2Aは、本発明に係る無機質建築板の実施形態2の一部を示す斜視図である。図2Bは、同上の端部を拡大した斜視図である。図2Cは、同上の底目地部分のXZ面の断面図である。
図3図3A~Dは、本発明に係る無機質建築板の変形例を示す底目地部分のXZ面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態1)
図1Aに本実施形態の無機質建築板1を示す。この無機質建築板1は、家屋やビルなどの建物の壁板として使用される。特に、無機質建築板1は、建物の外壁を構成する外壁板として使用される。
【0011】
無機質建築板1は、未硬化の水硬性材料からなる平板状の基材をプレス成形することにより、底目地2を有して形成されている。未硬化の水硬性材料は、例えば、セメントなどの水硬性成分と、シリカや珪石粉等の骨材と、パルプや合成繊維等の補強繊維、及び水を含んで成形可能な材料である。
【0012】
無機質建築板1は、平面視において、正方形状又は長方形状の矩形状に形成されている。また無機質建築板1は略板状に形成されている。なお、平面視とは、無機質建築板1の厚み方向Zと平行な方向において、無機質建築板1を表面11の方から見ることを意味する。無機質建築板1の表面11は、無機質建築板1を施工した際に、外側に向く面(下地と反対側に向く面)である。
【0013】
無機質建築板1は、表面に凹凸形状を有し、複数の底目地2と複数の凸部6とを有している。底目地2は厚み方向Zと直交する方向のうち、一つの方向に延びるように形成されている。底目地2が延びる方向をX方向とする。無機質建築板1は、複数の底目地2を有している。複数の底目地2は、X方向及び厚み方向Zに直交する方向に並んでいる。複数の底目地2が並ぶ方向をY方向とする。なお、以下では、Z方向を「高さ方向」という場合がある。また、以下では、無機質建築板1の表裏方向を「上下方向」とする場合もある。
【0014】
底目地2は無機質建築板1の表面11と端面12とに開口している。すなわち、底目地2は無機質建築板1の表面11に開口する表面開口部21と、無機質建築板1の端面12に開口する端面開口部22とを有している。表面開口部21は無機質建築板1のX方向の全長にわたって形成されている。端面開口部22は、底目地2のX方向の一方の端面を構成する端面開口部221と、底目地2のX方向の他方の端面を構成する端面開口部と、を含んでいる。一方の端面開口部221は、無機質建築板1のX方向における一方の端面121に開口している。他方の端面開口部は、無機質建築板1のX方向における他方の端面に開口している。Y方向において隣り合う表面開口部21の間には、表面部111が形成されている。表面部111は無機質建築板1の表面開口部21以外の表面を構成している。
【0015】
底目地2は、底面5と側面55とを備えている。底面5は表面開口部21と対向する位置に形成されている。側面55は底面5のY方向に並ぶ両端部から表面11の方に向かって突出するように形成されている。底面5のY方向の寸法は表面開口部21のY方向の寸法よりも小さい。したがって、Y方向に対向する2つの側面55の間隔は表面11に近づくに従って広くなるように、側面55が傾斜している。
【0016】
底面5は、基準面51と、傾斜部52と、を有している。基準面51における底目地2のZ方向の寸法(高さ方向の位置)は、一定である一方、傾斜部52における底目地2のZ方向の寸法は、一方の端面121に近づくに連れて浅くなるように形成されている。すなわち、底面5は、基準面51から一方の端面121に近づくに連れて表面11に近づくように傾斜している傾斜部52を有している。傾斜部52は無機質建築板1の一方の端面121に達している。
【0017】
傾斜部52は、平坦部53を更に有している。平坦部53における底目地2のZ方向の寸法は、一定である。つまり、平坦部53では表面開口部21から底面5(傾斜部52)までの寸法が一定である。傾斜部52及び平坦部53は基準面51よりも無機質建築板1の一方の端面121に近い方に形成されている面である。つまり、傾斜部52及び平坦部53は基準面51よりも底目地2の一方の端面開口部221に近い方に形成されている。平坦部53は傾斜部52の一方の端面121に近い部分で形成されている。つまり、平坦部53は傾斜部52のうち、一方の端面開口部221に近い部分で形成されている。よって、傾斜部52は平坦部53の部分で無機質建築板1の一方の端面121に達している。底面5は、基準面51から傾斜部52(平坦部53を含む)まで連続的に形成されているが、傾斜部52は平坦部53以外の部分では基準面51に対して一定の勾配を有している。なお、本明細書において、「一定」とは厳密な意味での一定ではなく、ほぼ一定を含む概念である。
【0018】
そして、無機質建築板1は、端面12の表面11側角部に平面状の面取り部54を備えている。言い換えると、無機質建築板1は、一方の端面121に面取り部54を有する。面取り部54は底目地2の端面121側の底面5(平坦部53)より下方まで形成されている。すなわち、端面121は、Z方向に隣接する表面側端面部131と、裏面側端面部132とを有し、両端面部131,132は、Y方向に直線状に延びる境界線133で区画されている。裏面側端面部132は、略垂直な面(YZ平面に平行な面)に形成されており、表面側端面部131は、裏面側端面部132の上端である境界線133から上側部分で構成されており、底目地2に対応する複数の底目地対応端面部131aと、凸部6に対応する複数の凸部対応端面部131bと、を有し、底目地対応端面部131aと凸部対応端面部131bとがY方向に交互に並んでいる。この表面側端面部131は、境界線133から上側に向かって無機質建築板1の内方に向かってほぼ一定の勾配で傾斜している。面取り部54は、上記表面側端面部131で構成されており、Y方向の全長にわたって連続的に形成されている。このように面取り部54は、コーキング処理を行う際に貼着されるマスキングテープTの貼り代として機能するよう、底目地2の端面12側角部にまで至り、端面12のY方向の両端にわたって連続するよう形成されている。
【0019】
無機質建築板1は、壁下地に取り付けることにより、外壁を構成する。この場合、複数の無機質建築板1を上下方向及び左右方向に並べることができる。そして、隣り合う無機質建築板1の端面12の間には間隙が設けられて目地が形成される。この目地にはシーリング材が充填されて外壁の防水性が向上する。目地にシーリング材を充填する場合、無機質建築板1の表面にシーリング材が付着しないように、マスキングテープTが使用される。
【0020】
マスキングテープTは加熱工程が不要な一般的なものを使用することができる。例えば、マスキングテープTは紙基材の片面に粘着層を有するものが使用可能である。マスキングテープTは、図1Bのように、無機質建築板1の端面121に貼り付けられる。端面121は無機質建築板1を施工した際にシーリング材が充填される目地を構成する端面である。マスキングテープTは、面取り部54のY方向の全長に貼り付けられる。マスキングテープTはY方向に延びるように配置される。これにより、端面開口部221の周囲、即ち端面開口部221のY方向両側の凸部対応端面部131bと端面開口部221の下側の底目地対応端面部131aにマスキングテープが貼り付けられて、端面開口部221がマスキングテープTで塞がれてシーリング打設時にシーリング材が底目地2内に進入しにくくなり、シーリング材が無機質建築板1の表面に付着しにくくなる。その結果、底目地2内のシーリング材除去作業が軽減され、仕上がり品質(意匠性)が向上する。
【0021】
また傾斜部52により、端面開口部221の下側に底目地対応端面部131aを形成しやすくなる。
【0022】
また平坦部53により、面取り54を形成する際に、底目地対応端面部131aの上端部が角張らず、バリが発生しにくくなる。
【0023】
(実施形態2)
本実施形態に係る無機質建築板1は、傾斜部52の構成が実施形態1に係る無機質建築板1と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
【0024】
本実施形態に係る無機質建築板1は、傾斜部52が平坦部53を有していない。底面5は、基準面51から一方の端面121に近づくに連れて表面11に近づくように傾斜している傾斜部52を有しているが、傾斜部52は基準面51に対して一定の勾配を有して無機質建築板1の一方の端面121に達している。
【0025】
本実施形態に係る無機質建築板1では、傾斜部52は底目地2の端部に設けられている。また傾斜部52は基準面51から端面12側に向かって表面11側に傾斜している。したがって、底目地2の端面開口部221の下側開口縁部は傾斜部52で構成される。そして、傾斜部52の端面12側角部にまで至る面取り部54が形成されている。
【0026】
(変形例)
実施形態1及び2は、本発明の様々な実施形態の一つに過ぎない。実施形態1及び2は、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0027】
上記では、平坦部53を除く傾斜部52の勾配は基準面51に対して一定であったが、これに限られない。傾斜部52の勾配は、基準面51から端面12に達するまでの間で変化してもよい。図3Aでは、傾斜部52は、表面11側に向かって凹状に湾曲する面に形成されている。図3Bでは、傾斜部52は、表面11側に向かって凸状に湾曲する面に形成されている。図3Cでは、図3Bよりも曲率半径が小さな凸状の湾曲面で、傾斜部52が表面11側に向かって凸状に湾曲して形成されている。さらに、図3Dのように、底面5は傾斜部52を有していなくてもよく、この場合、平坦な基準面51が端面12に達している。
【0028】
上記では、無機質建築板1は壁材として説明したが、これに限られず、無機質建築板1は、例えば、天井板や屋根板などであってもよい。
【0029】
上記では、壁板が外壁板の場合について説明したが、室内の内壁を構成する内壁板であってもよい。
【0030】
上記では、無機質建築板1が窯業系サイディング材の場合について説明したが、無機質建築板1は、例えば、軽量気泡コンクリートパネル(ALCパネル)、タイルなどであってもよい。
【0031】
無機質建築板1の表面11(底目地2の底面5や側面55も含む)には、例えば、細かい凹凸模様(エンボスや梨地)が形成されていてもよい。
【0032】
上記では、複数の底目地2の全てに対応して、面取り部54、傾斜部52及び平坦部53を形成していたが、これに限られず、一部の底目地2に対応して、面取り部54、傾斜部52及び平坦部53を形成してもよい。
【0033】
上記では、底目地2の片方の端部に対応して、面取り部54、傾斜部52及び平坦部53を形成していたが、これに限られず、底目地2の両方の端部に対応して、面取り部54、傾斜部52及び平坦部53を形成してもよい。
【0034】
上記では、複数の底目地2の全てが一方向(X方向)に延びる場合について説明したが、これに限られず、一方向に延びる底目地2と、この一方向と交差する方向に延びる底目地2とを有していてもよい。また、上記では、底目地2は、X方向の全長にわたって形成されているが、それに限らず、例えば、底目地2の一方の端部が無機質建築板1の端面に開口していなくてもよい。
【0035】
上記では、複数の底目地2の全てが無機質建築板1の端面12に開口しているが、これに限られず、一部の底目地2が無機質建築板1の端面12に開口していてもよい。
【0036】
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係る無機質建築板1は、端面12に至る底目地2を備える。端面12の表面11側角部に平面状の面取り部54を備える。面取り部54が、コーキング処理を行う際に貼着されるマスキングテープTの貼り代として機能するよう、底目地2の端面12側角部にまで至り、端面12の両端にわたって連続するよう形成されている。
【0037】
この態様によれば、面取り部54にマスキングテープTを貼り付けることができ、面取り部54が無い場合に比べて、マスキングテープTを貼り付ける面積が大きくなり、マスキングテープTを作業性よく貼り付けることができる。また、面取り部54のうち底目地2の端面12側角部にまで至る部分にマスキングテープTを貼り付けることによって、底目地2の端面12側の端面開口部22を塞ぎ、シーリング打設時にシーリング材が底目地2に進入するのを抑制することができ、底目地2にシーリング材が進入したとしてもその量を少量に抑えることができるため、底目地2内のシーリング材除去作業を軽減することができる。そのため、シーリング材の打設後の仕上がり品質、すなわち意匠性を向上させることができる。またマスキングテープTを貼り付ける際に加熱工程は不要であり、一般的なマスキングテープTを使用することができる。
【0038】
第2の態様に係る無機質建築板1は、第1の態様において、底目地2の底面5は、基準面51と、底目地2の端部に設けられて基準面51から端面12側に向かって表面11側に傾斜する傾斜部52とを有する。傾斜部52の端面12側角部に面取り部54が形成されている。
【0039】
この態様によれば、傾斜部52により、底目地2の開口の下側に面取り部54が形成しやすくなる。
【0040】
第3の態様に係る無機質建築板1は、第2の態様において、傾斜部52は、端面12側に、その表面が基準面51と略平行な平坦部53を更に有する。傾斜部52の平坦部53の端面12側角部に面取り部54が形成されている。
【0041】
この態様によれば、平坦部53により、面取り54を形成する際に、端面12が角張らず、バリが発生しにくくなる。
【符号の説明】
【0042】
1 無機質建築板
11 表面
12 端面
2 底目地
5 底面
51 基準面
52 傾斜部
53 平坦部
54 面取り部
図1
図2
図3