特許7359654IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

長尺シート状の熱硬化性プリプレグが巻回された原反ロール、該原反ロールから引き出された前記熱硬化性プリプレグをその長手方向及び幅方向に対し角度を成す切断角度で切断する切断装置、及び前記熱硬化性プリプレグを積層面に対し押圧する押圧装置を備える積層ヘッドを積層方向へ移動させることにより、前記積層面に対し前記熱硬化性プリプレグを積層する自動積層装置

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、自動積層装置における前記した押圧装置は、一般的には、プリプレグシート(プリプレグ片)をその長手方向における同じ位置で幅方向に亘って押圧し、積層ヘッドの移動に伴ってプリプレグシート(プリプレグ片)を長手方向に順次押圧していくように設けられている。一方で、前記した特許文献1の自動積層装置のようにプリプレグシートをその長手方向及び幅方向に対し角度を成す切断角度で切断した場合、その切断した部分においては、積層されるプリプレグ片の切断端(後端)と原反ロールに連なるプリプレグシートの切断端(先端)とがプリプレグシートの長手方向における同じ位置に重複して存在した状態となる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、長尺シート状の熱硬化性プリプレグが巻回された原反ロール、該原反ロールから引き出された前記熱硬化性プリプレグをその長手方向及び幅方向に対し角度を成す切断角度で切断する切断装置、及び前記熱硬化性プリプレグを積層面に対し押圧する押圧部材と前記押圧部材を上下方向へ移動させる押圧駆動機構とを含む押圧装置を備える積層ヘッドを有し、前記熱硬化性プリプレグが前記押圧部材によって前記積層面に押圧・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の自動積層装置によれば、押圧装置を幅方向と平行な方向(以下、単に「幅方向」と言う。)に移動させる駆動機構が備えられており、積層ヘッドが積層方向へ移動している状態でその駆動機構が押圧装置を移動させることで押圧部材は、プリプレグシート(プリプレグ片)に対し相対的にプリプレグシート(プリプレグ片)の長手方向及び幅方向に対し角度を成す方向(以下、「角度方向」と言う。)へ移動することとなる。そして、その角度方向は、積層ヘッドの移動速度に対する押圧装置の移動速度に応じたものとなる。そこで、押圧部材が積層(押圧)しているプリプレグ片の前記後端に達した時点で、切断角度と積層ヘッドの移動速度とに基づいて求めた速度で押圧装置を移動させるように駆動機構が駆動制御器によって制御されることで、押圧部材は、積層方向に対し切断角度と同じ角度を成す方向へ移動する。

それにより、前記切断部分においては、プリプレグシートの前記先端側の部分が押圧部材によって押圧されることなく、プリプレグ片の前記後端側の部分が押圧部材によって前記積層面に対し押圧されることとなる。したがって、前述のようなプリプレグシートの前記先端側の部分が押圧されることによる問題の発生を回避しつつも、プリプレグ片の前記後端側の部分が前記積層面に対し押圧されないことによって生じる問題の発生を防ぐことができるようになり、その結果として、製造される繊維強化複合材の品質不良を防ぐことができる。

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明が適用される自動積層装置を示す斜視図である。
【図2】 自動積層装置の積層ヘッドを示す説明図である。
【図3】 本発明による駆動機構の一例を示す斜視図である。
【図4】 押圧装置の移動を示す説明図である。

代表図 図1本件の代表的な図

20 積層ヘッド 21 原反ロール 23 支持板 25 巻取装置 27 切断装置 28 送出軸 30 押圧装置 30a 押圧部材 31 押圧駆動機構 32 幅方向駆動機構 35 リニアガイド 36 ナットブラケット 37 支持プレート 38 ネジ軸 40 テーブル 41 天板 50 支持機構 51 サイドレール 53 コラム 55 クロスビーム 57 サドル部 61 ホルダベース 62 リニアガイド 63 支持構成 64 ナットブラケット 65 ネジ軸 70 主制御装置 72 駆動制御器 73 設定器 PS プリプレグシート PS’ プリプレグ片 RP 剥離紙 θ 切断角度 M1~M4 駆動モータ

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