(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-02
(45)【発行日】2023-10-11
(54)【発明の名称】ゲームオブジェクトの制御方法、ゲームオブジェクトの制御装置、ゲームオブジェクトの制御デバイス及びコンピュータプログラム
(51)【国際特許分類】
A63F 13/69 20140101AFI20231003BHJP
A63F 13/533 20140101ALI20231003BHJP
A63F 13/2145 20140101ALI20231003BHJP
A63F 13/426 20140101ALI20231003BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20231003BHJP
【FI】
A63F13/69 520
A63F13/533
A63F13/2145
A63F13/426
G06F3/0488
(21)【出願番号】P 2021563370
(86)(22)【出願日】2020-03-24
(86)【国際出願番号】 CN2020080938
(87)【国際公開番号】W WO2020215959
(87)【国際公開日】2020-10-29
【審査請求日】2021-10-25
(31)【優先権主張番号】201910346164.2
(32)【優先日】2019-04-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】518310570
【氏名又は名称】ネットイーズ (ハンチョウ) ネットワーク カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108833
【氏名又は名称】早川 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】100162156
【氏名又は名称】村雨 圭介
(72)【発明者】
【氏名】饒 峰
【審査官】岸 智史
(56)【参考文献】
【文献】特許第6360931(JP,B1)
【文献】特許第5890926(JP,B1)
【文献】中国特許出願公開第109126133(CN,A)
【文献】ARKモバイルの操作方法,神ゲー攻略 [online],2019年03月08日,https://kamigame.jp/ARK/%E6%94%BB%E7%95%A5%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89/%E6%93%8D%E4%BD%9C%E6%96%B9%E6%B3%95.html,[2022年11月8日検索]
【文献】[刀剣乱舞]PCブラウザ版とスマホアプリ版の違い・メリットを徹底比較[とうらぶ],攻略大百科 [online],2018年12月19日,https://gamepedia.jp/tourabu/archives/3171,[2022年11月8日検索]
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/24、13/00-13/98
G06F 3/0488
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
グラフィカルユーザインタフェースをレンダリングできるモバイルタッチ端末に適用するゲームオブジェクトの制御方法であって、前記グラフィカルユーザインタフェースは少なくとも1つのゲームオブジェクトを含み、
オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトからグループ識別子を与える対象となる少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップであって、前記ターゲットゲームオブジェクトは、前記ゲームオブジェクトのうちの少なくとも1つであるステップと、
トリガ操作に応答して、前記ターゲットゲームオブジェクトをグループ化するためのグループ化コントロールを前記グラフィカルユーザインタフェースに表示するステップであって、前記グループ化コントロールは、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含み、前記グループ化サブコントロールは、グループ識別子情報を含むステップと、
選択操作に応答して、前記グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを選択するステップと、
前記ターゲットグループ化サブコントロールの前記グループ識別子情報に基づいて、前記グラフィカルユーザインタフェースにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトに対して、前記ターゲットゲームオブジェクトが属するターゲットグループを指示するグループ識別子を与えるステップと、を含
み、
前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数を判断するステップと、
前記数がゼロであれば、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに追加するステップと、
前記数がゼロよりも大きく、かつ前記選択操作のタッチ終了ポイントが前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの一方を実行するステップであって、前記第1のグループ化動作は、前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトに置き換える動作であり、前記第2のグループ化動作は、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに合わせる動作である、ステップと、
前記数がゼロよりも大きく、かつ前記選択操作のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行するステップと、をさらに含む、む、ゲームオブジェクトの制御方法。
【請求項2】
前記選択操作は、タッチスライド操作である、請求項
1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のグループ化動作又は第2のグループ化動作を実行する前記ステップは、
グループ化決定操作に応答して、前記グループ化決定操作の作用位置を判断するステップと、
前記作用位置が前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの一方を実行するステップと、
前記作用位置が所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行するステップと、を含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項4】
前記グループ化決定操作は、タッチクリック操作である、請求項
3に記載の方法。
【請求項5】
前記選択操作のタッチポイントの位置を検出し、前記位置が所定の条件を満たせば、前記所定のグループ化動作コントロールを表示することをさらに含む、請求項
1に記載の方法。
【請求項6】
前記所定のグループ化動作コントロールは、前記ターゲットグループ化サブコントロールの所定の距離範囲内にある、請求項
1又は3に記載の方法。
【請求項7】
前記グループ化コントロールは、仮想ルーレットコントロールであり、
前記グループ化サブコントロールは、前記仮想ルーレットコントロールの扇形サブコントロールである、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記オブジェクト選択操作は、タッチスライド操作であり、
オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する前記ステップは、
前記オブジェクト選択操作に応答して、前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記スライド軌跡の第1の所定の範囲内の前記ゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトとして決定するステップを含む、請求項
8に記載の方法。
【請求項10】
前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記スライド軌跡に基づいて閉じ領域を決定し、前記閉じ領域内の前記ゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトとして決定するステップを含む、請求項
8に記載の方法。
【請求項11】
前記トリガ操作は、前記スライド軌跡の領域閉じ操作である、請求項
10に記載の方法。
【請求項12】
前記オブジェクト選択操作は、タッチクリック操作であり、
オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する前記ステップは、
前記オブジェクト選択操作に応答して、前記オブジェクト選択操作のクリック位置に基づいて、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記オブジェクト選択操作のクリック位置に基づいて、前記ゲームオブジェクトから
グループ識別子を与える対象となる少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記クリック位置の第2の所定の範囲内の前記ゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトとして決定するステップを含む、請求項
12に記載の方法。
【請求項14】
前記オブジェクト選択操作は、複数回のタッチクリック操作を含み、
前
記トリガ操作は、前記複数回のタッチクリック操作のうち、所定の条件を満たすタッチクリック操作である、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記所定の条件を満たすタッチクリック操作は、タッチクリック時間が所定の時間よりも長いタッチクリック操作と、タッチクリック圧力が所定の圧力よりも大きいタッチクリック操作とを含む、請求項
14に記載の方法。
【請求項16】
前記ターゲットグループ化サブコントロールにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示するステップを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
グラフィカルユーザインタフェースをレンダリングできるモバイルタッチ端末に適用するゲームオブジェクトの制御装置であって、前記グラフィカルユーザインタフェースは少なくとも1つのゲームオブジェクトを含み、前記制御装置は、1つ以上のプロセッサと、前記プロセッサにより実行されるプログラムユニットを記憶する1つ以上のメモリとを含み、前記プログラムユニットは、
オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトからグループ識別子を与える対象となる少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する選択コンポーネントであって、前記ターゲットゲームオブジェクトは、前記ゲームオブジェクトのうちの少なくとも1つである選択コンポーネントと、
トリガ操作に応答して、前記ターゲットゲームオブジェクトをグループ化するためのグループ化コントロールを前記グラフィカルユーザインタフェースに表示するトリガコンポーネントであって、前記グループ化コントロールは、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含み、前記グループ化サブコントロールは、グループ識別子情報を含むトリガコンポーネントと、
選択操作に応答して、前記グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを選択するグループ化コンポーネントと、を含み、
前記ターゲットグループ化サブコントロールの前記グループ識別子情報に基づいて、前記グラフィカルユーザインタフェースにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトに対して、前記ターゲットゲームオブジェクトが属するターゲットグループを指示するグループ識別子を与え
、
前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数を判断し、
前記数がゼロであれば、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに追加し、
前記数がゼロよりも大きく、かつ前記選択操作のタッチ終了ポイントが前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、前記第1のグループ化動作は、前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトに置き換える動作であり、前記第2のグループ化動作は、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに合わせる動作であり、
前記数がゼロよりも大きく、かつ前記選択操作のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行する、ゲームオブジェクトの制御装置。
【請求項18】
プログラムを記憶するように設定されるメモリと、
前記メモリに記憶されている前記プログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、請求項1~
16のいずれか一項に記載の方法を実行するプロセッサとを含む、ゲームオブジェクトの制御デバイス。
【請求項19】
コンピュータに、請求項1~
16のいずれか一項に記載の方法を実行させる、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2019年4月26日に提出された、出願番号201910346164.2、発明の名称「ゲームオブジェクトの制御方法及び装置」の中国特許出願の優先権を主張するものであり、その全ての内容は参照により本願に組み込まれるものとする。
【0002】
本開示の実施例は、ゲームの技術分野に関し、特に、ゲームオブジェクトの制御方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
移動通信技術の発展に伴い、ますます多くのモバイル端末ゲームが登場し、ハードウェア条件とインタラクション方式の制限から、従来のパーソナルコンピュータ(Personal Computer、PCと略称する)側ゲームにおける大部分の操作制御方法をモバイル端末ゲームに移植することができず、この結果、モバイル端末ゲームと従来のPC側ゲームの操作制御方法は大きく異なる。
【0004】
いくつかのモバイル端末ゲームでは、ゲームオブジェクトを選択して制御するニーズがある場合が多い。モバイル端末のタッチ入力方式の制限から、従来のゲームオブジェクトの選択と後続のゲームオブジェクトの制御の態様は、操作しにくく、効率が低いという問題がある可能性がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示の実施例は、ゲームオブジェクトの選択及び制御の態様が操作しにくく、効率が低いという問題を解決するために、ゲームオブジェクトの制御方法及び装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様では、本開示の実施例に係る、少なくとも1つのゲームオブジェクトを含むグラフィカルユーザインタフェースをレンダリングできるモバイルタッチ端末に適用されるゲームオブジェクトの制御方法は、
オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップと、
オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供するステップと、
グループ化選択操作に応答して、前記グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するステップと、を含む。
【0007】
1つの可能な設計では、前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するステップは、
前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに合わせるステップを含む。
【0008】
1つの可能な設計では、前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するステップは、
前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトに置き換えるステップを含む。
【0009】
1つの可能な設計では、前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するステップは、
前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数を判断するステップと、
前記数がゼロであれば、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに追加するステップと、
前記数がゼロよりも大きければ、第1のグループ化動作又は第2のグループ化動作を実行するステップであって、前記第1のグループ化動作は、前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作であり、前記第2のグループ化動作は、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに合わせるである、ステップと、を含む。
【0010】
1つの可能な設計では、前記第1のグループ化動作又は第2のグループ化動作を実行するステップは、
前記グループ化選択操作のタッチ終了ポイントが前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの一方を実行するステップと、
前記グループ化選択操作のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行するステップと、を含む。
【0011】
1つの可能な設計では、前記グループ化選択操作は、タッチスライド操作である。
【0012】
1つの可能な設計では、第1のグループ化動作又は第2のグループ化動作を実行する前記ステップは、
グループ化決定操作に応答して、前記グループ化決定操作の作用位置を判断するステップと、
前記作用位置が前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの一方を実行するステップと、
前記作用位置が所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行するステップと、を含む。
【0013】
1つの可能な設計では、前記グループ化決定操作は、タッチクリック操作である。
【0014】
1つの可能な設計では、前記方法は、
前記グループ化選択操作のタッチポイントの位置を検出し、前記位置が所定の条件を満たせば、前記所定のグループ化動作コントロールを表示するステップをさらに含む。
【0015】
1つの可能な設計では、前記所定のグループ化動作コントロールは、前記ターゲットグループ化サブコントロールの所定の距離範囲内にある。
【0016】
1つの可能な設計では、前記グループ化コントロールは、仮想ルーレットコントロールであり、前記グループ化サブコントロールは、前記仮想ルーレットコントロールの扇形サブコントロールである。
【0017】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作は、タッチスライド操作であり、前記オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記オブジェクト選択操作に応答して、前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップを含む。
【0018】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記スライド軌跡の第1の所定の範囲内の前記ゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトとして決定するステップを含む。
【0019】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記スライド軌跡に基づいて閉じ領域を決定し、前記閉じ領域内の前記ゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトとして決定するステップを含む。
1つの可能な設計では、前記オブジェクトグループ化トリガ操作は、前記スライド軌跡の領域閉じ操作である。
【0020】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作は、タッチクリック操作であり、前記オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記オブジェクト選択操作に応答して、前記オブジェクト選択操作のクリック位置に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップを含む。
【0021】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作のクリック位置に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つの前記ターゲットゲームオブジェクトを決定するステップは、
前記クリック位置の第2の所定の範囲内の前記ゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトとして決定するステップを含む。
【0022】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作は、複数回のタッチクリック操作を含み、前記オブジェクトグループ化トリガ操作は、前記複数回のタッチクリック操作のうち、所定の条件を満たすタッチクリック操作である。
【0023】
1つの可能な設計では、前記所定の条件を満たすタッチクリック操作は、タッチクリック時間が所定の時間よりも長いタッチクリック操作と、タッチクリック圧力が所定の圧力よりも大きいタッチクリック操作とを含む。
【0024】
1つの可能な設計では、前記グループ化サブコントロールは、グループ識別子情報を含み、前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定する前記ステップの後、前記方法は、
前記ターゲットグループ化サブコントロールにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示するステップと、
前記グラフィカルユーザインタフェースにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトに対して、前記ターゲットゲームオブジェクトが属するグループを指示するグループ識別子を与えるステップと、を含む。
【0025】
第2の態様では、本開示の実施例に係る、少なくとも1つのゲームオブジェクトを含むグラフィカルユーザインタフェースをレンダリングできるモバイルタッチ端末に適用されるゲームオブジェクトの制御装置は、1つ以上のプロセッサと、前記プロセッサにより実行されるプログラムユニットを記憶する1つ以上のメモリとを含み、前記プログラムユニットは、オブジェクト選択操作に応答して、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する選択コンポーネントと、
オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供するトリガコンポーネントと、
グループ化選択操作に応答して、前記グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するグループ化コンポーネントとを含む。
【0026】
1つの可能な設計では、前記グループ化コンポーネントは、具体的には、
前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに合わせるように設定される。
【0027】
1つの可能な設計では、前記グループ化コンポーネントは、具体的には、
前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトに置き換えるように設定される。
【0028】
1つの可能な設計では、前記グループ化コンポーネントは、具体的には、
前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数を判断し、
前記数がゼロであれば、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに追加し、
前記数がゼロよりも大きければ、第1のグループ化動作又は第2のグループ化動作を実行するステップであって、前記第1のグループ化動作は、前記ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトを前記ターゲットゲームオブジェクトに置き換える動作であり、前記第2のグループ化動作は、前記ターゲットゲームオブジェクトを前記ターゲットグループに合わせる動作である。
【0029】
1つの可能な設計では、前記グループ化コンポーネントは、具体的には、
前記グループ化選択操作のタッチ終了ポイントが前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、
前記グループ化選択操作のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行するように設定される。
【0030】
1つの可能な設計では、前記グループ化選択操作は、タッチスライド操作である。
【0031】
1つの可能な設計では、前記グループ化コンポーネントは、具体的には、
グループ化決定操作に応答して、前記グループ化決定操作の作用位置を判断し、
前記作用位置が前記ターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、
前記作用位置が所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、前記第1のグループ化動作と前記第2のグループ化動作のうちの他方を実行するように設定される。
【0032】
1つの可能な設計では、前記グループ化決定操作は、タッチクリック操作である。
【0033】
1つの可能な設計では、
具体的には、前記グループ化選択操作のタッチポイントの位置を検出し、前記位置が所定の条件を満たせば、前記所定のグループ化動作コントロールを表示するように設定される検出コンポーネントをさらに含む。
【0034】
1つの可能な設計では、前記所定のグループ化動作コントロールは、前記ターゲットグループ化サブコントロールの所定の距離範囲内にある。
【0035】
1つの可能な設計では、前記グループ化コントロールは、仮想ルーレットコントロールであり、前記グループ化サブコントロールは、前記仮想ルーレットコントロールの扇形サブコントロールである。
【0036】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作は、タッチスライド操作であり、前記選択コンポーネントは、具体的には、
オブジェクト選択操作に応答して、前記オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する。
【0037】
1つの可能な設計では、前記選択コンポーネントは、具体的には、
前記スライド軌跡の第1の所定の範囲内の前記ゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定するように設定される。
【0038】
1つの可能な設計では、前記選択コンポーネントは、具体的には、
前記スライド軌跡に基づいて閉じ領域を決定し、前記閉じ領域内の前記ゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定するように設定される。
【0039】
1つの可能な設計では、前記オブジェクトグループ化トリガ操作は、前記スライド軌跡の領域閉じ操作である。
【0040】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作は、タッチクリック操作であり、前記選択コンポーネントは、具体的には、
オブジェクト選択操作に応答して、前記オブジェクト選択操作のクリック位置に基づいて、前記ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するように設定される。
【0041】
1つの可能な設計では、前記選択コンポーネントは、具体的には、
前記クリック位置の第2の所定の範囲内の前記ゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定するように設定される。
【0042】
1つの可能な設計では、前記オブジェクト選択操作は、複数回のタッチクリック操作を含み、前記オブジェクトグループ化トリガ操作は、前記複数回のタッチクリック操作のうち、所定の条件を満たすタッチクリック操作である。
【0043】
1つの可能な設計では、前記所定の条件を満たすタッチクリック操作は、タッチクリック時間が所定の時間よりも長いタッチクリック操作と、タッチクリック圧力が所定の圧力よりも大きいタッチクリック操作とを含む。
【0044】
1つの可能な設計では、前記グループ化サブコントロールは、グループ識別子情報を含み、前記グループ化コンポーネントは、さらに、
前記ターゲットゲームオブジェクトのグループを前記ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定する前記ステップの後、前記ターゲットグループ化サブコントロールにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示し、
前記グラフィカルユーザインタフェースにおいて前記ターゲットゲームオブジェクトに対して、前記ターゲットゲームオブジェクトが属するグループを指示するグループ識別子を与えるように設定される。
【0045】
第3の態様では、本開示の実施例に係るゲームオブジェクトの制御デバイスは、
プログラムを記憶するように設定されるメモリと、
前記メモリに記憶されている前記プログラムを実行し、前記プログラムが実行されると、上記第1の態様及び第1の態様における様々な可能な設計のいずれかに記載の方法を実行するプロセッサとを含む。
【0046】
第4の態様では、本開示の実施例に係るコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータにより実行されると、上記第1の態様及び第1の態様における様々な可能な設計のいずれかに記載の方法をコンピュータに実行させる命令を含む。
【発明の効果】
【0047】
本開示の実施例は、ゲームオブジェクトの制御方法及び装置を提供するものであり、該方法は、オブジェクト選択操作に応答して、少なくとも1つのゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップと、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供するステップと、グループ化選択操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するステップと、を含む。すなわち、本開示は、オブジェクトグループ化トリガ操作により、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供し、次に、グループ化選択操作に応答して、ターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定することにより、ゲームオブジェクトの迅速な選択、グループ化を実現し、ゲームオブジェクトの操作制御効率を向上させる。
【図面の簡単な説明】
【0048】
本開示の実施例又は従来技術における技術手段をより明確に説明するために、以下、実施例又は従来技術の説明に必要な図面について簡単に説明し、明らかに、以下の説明における図面は、本開示のいくつかの実施例であり、当業者にとって、創造的な労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
【
図1】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のフローチャート1である。
【
図2】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のフローチャート2である。
【
図3】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のインタフェース概略
図1である。
【
図4】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のインタフェース概略
図2である。
【
図5】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のインタフェース概略
図3である。
【
図6】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のインタフェース概略
図4である。
【
図7】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御装置の概略構成
図1である。
【
図8】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御装置の概略構成
図2である。
【
図9】本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御デバイスのハードウェアの概略構成図である。
【
図10】本開示の一実施例に係るコンピュータ可読記憶媒体の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0049】
本開示の実施例の目的、技術手段及び利点をより明確にするために、以下、本開示の実施例における図面を参照しながら、本開示の実施例における技術手段を明確かつ完全に説明し、明らかに、説明される実施例は、本開示の一部の実施例であり、全ての実施例ではない。本開示の実施例に基づいて、当業者が創造的な労働をしない前提で得られる他の実施例は、すべて本開示の実施例の保護範囲に含まれるべきである。
図1は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法のフローチャート1である。
図1に示すように、該方法は、以下のステップS101~S103を含んでよい。
【0050】
S101では、オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する。
【0051】
具体的には、本実施例は、グラフィカルユーザインタフェースをレンダリングできるモバイルタッチ端末に適用されるものであり、モバイルタッチ端末とは、タッチ可能なユニット(例えばタッチパネル)を有するモバイル端末デバイスを指し、好ましくは、モバイル端末デバイスは、携帯電話(「セル」電話ともいう)、無線通信機能を有するコンピュータなどであってもよいか、又は、携帯型、ポケット式、手持ち式、コンピュータ内蔵のモバイル装置又はデバイスなどであってもよく、ここで特に限定しない。
【0052】
さらに、グラフィカルユーザインタフェースとは、グラフィック方式で表示されるコンピュータ操作用のユーザインタフェースであり、ユーザが入デバイスを用いてモバイルタッチ端末の画面上のアイコン又はメニューコントロールを操作することを可能にするものであり、入力デバイスは、例えば、タッチペンであってもよく、赤外線などであってもよく、いずれのタッチ操作が可能な入力デバイスは該実施例の範囲内にあり、本実施例はこれを限定するものではない。ユーザは、ゲーム中に、グラフィカルユーザインタフェースで操作することによりクライアント又はサーバとインタラクションする。
【0053】
本実施例では、グラフィカルユーザインタフェースは、少なくとも1つのゲームオブジェクトを含み、オブジェクト選択操作に応答して、グラフィカルユーザインタフェースの少なくとも1つのゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する。
【0054】
1つの好ましい実施形態では、オブジェクト選択操作は、タッチスライド操作であってよく、例えば、グラフィカルユーザインタフェースにおいて、タッチにより閉じたスライド軌跡(例えば、円形、矩形などの規則的な形状の軌跡、又は他の非規則的な閉じた形状の軌跡)を描き、かつ該閉じたスライド軌跡に対応する閉じ領域内の少なくとも1つのゲームオブジェクトを少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトとして決定する。このように、ゲームプレーヤーは、閉じたスライド軌跡に基づいて、タッチスライド操作によりインタフェースにおけるゲームオブジェクトを便利で、迅速で、かつ直感的に選択することができる。
【0055】
或いは、閉じないスライド軌跡に基づいて(例えば、スライド軌跡の始点と終点に基づいて矩形の対角線を決定し、所定のアスペクト比に基づいて矩形を決定するか、又はスライド軌跡の始点と終点に基づいて直径を決定し、該直径に基づいて円形を決定する)閉じ領域を決定し、該閉じ領域内の少なくとも1つのゲームオブジェクトを少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトとして決定することにより、複数のゲームオブジェクトを迅速かつ容易に選択することができる。
【0056】
別の好ましい実施形態では、オブジェクト選択操作は、タッチクリック操作であってもよく、例えば、タッチ方式によりグラフィカルユーザインタフェースにおいてタッチクリック操作を行い、次に、該タッチクリック操作の所定の範囲内のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定することができる。
【0057】
所定の範囲内のゲームオブジェクトは、例えば、タッチクリック操作のクリック位置に対応するゲームオブジェクトであってよく、具体的には、クリック位置は、例えば、グラフィカルユーザインタフェースにおけるゲームオブジェクトの実際位置であってもよく、グラフィカルユーザインタフェースにおけるゲームオブジェクトのマッピング位置(例えば、ミニマップと完全なマップとの間のマッピング関係)であってもよい。
【0058】
或いは、所定の範囲内のゲームオブジェクトは、タッチクリック操作のクリック位置を中心とする所定の範囲内のゲームオブジェクトであってもよく、所定の範囲は、半径が所定の円形の範囲、面積が所定の矩形の範囲、又は任意の不規則な範囲などであってよく、さらに好ましくは、所定の範囲は、クリック位置を中心とすることなく、クリック位置とマッピング関係を有する範囲であってもよい(例えば、ある所定のコントロールに対してタッチクリック操作を行うことにより、該所定のコントロールに対応する所定の範囲内のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定する)。
【0059】
当業者であれば理解できるように、具体的なオブジェクト選択操作は、実際の必要に応じて設定することができ、その実施形態は、上記説明された例に限定されるものではなく、オブジェクト選択操作により、少なくとも1つのゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定できればよく、ここで特に限定しない。
【0060】
S102では、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供する。
【0061】
さらに、本実施例は、グループ化コントロールに基づいて、選択された少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトをグループ化する場合、まず、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、グループ化コントロールを提供し、本実施例では、グループ化コントロールは、それぞれ具体的なグループを指示する少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含み、グループ化コントロールは、例えば仮想ルーレットコントロールとして設定されてよく、対応するグループ化サブコントロールは、仮想ルーレットコントロールの扇形のサブ領域である。
【0062】
或いは、グループ化コントロールは、例えば、N*M個の単位矩形を含む矩形コントロールとして設定されてよく、ここで、N及びMは正の整数であり、対応するグループ化サブコントロールは、矩形コントロールにおける単位矩形であり、本実施例は、グループ化コントロールの具体的な実施形態を限定するものではなく、その具体的な実施形態は、実際の必要に応じて選択することができる。
【0063】
1つの可能な実施形態では、オブジェクト選択操作がタッチスライド操作である場合、オブジェクトグループ化トリガ操作は、タッチスライド操作のスライド軌跡の領域閉じ操作であり、領域閉じ操作は、スライド軌跡が閉じ領域を構成する操作であり、具体的には、タッチスライド操作のスライド軌跡が閉じ領域を形成した後、閉じ領域内のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定し、かつ領域閉じ操作に応答して、グラフィカルユーザインタフェースにおいてグループ化コントロールを提供する。
【0064】
別の好ましい実施形態では、オブジェクト選択操作がタッチクリック操作である場合、オブジェクトグループ化トリガ操作は、複数回のタッチクリック操作のうち、所定の条件を満たすタッチクリック操作であり、具体的には、本実施例におけるオブジェクト選択操作は、複数回のタッチクリック操作を含んでよく、その結果、複数のターゲットゲームオブジェクトを決定することができ、さらに、例えば、タッチクリック時間が所定の時間よりも長いタッチクリック操作をオブジェクトグループ化トリガ操作として決定するか、又はタッチクリック圧力が所定の圧力よりも大きいタッチクリック操作をオブジェクトグループ化トリガ操作として決定することができる。
【0065】
具体的には、実際の実施過程では、タッチクリック操作によりターゲットゲームオブジェクトを選択し、タッチクリック操作のタッチ時間が所定の時間よりも長いか、又はタッチポイントの圧力が所定の圧力よりも大きい場合、該オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、グラフィカルユーザインタフェースにおいてグループ化コントロールを提供する。
【0066】
次に、好ましい実施例では、オブジェクトグループ化トリガ操作は、オブジェクト選択操作に対応することなく、個別の操作として設定されてよく、例えば、個別の長押し操作、又はタッチスライドによって所定の形状を得る操作などとして設定されてよく、本実施例は、オブジェクトグループ化トリガ操作の具体的な実施形態を限定するものではなく、その具体的な設計は、実際の必要に応じて選択可能であり、グループ化コントロールを提供できればよい。
【0067】
S103では、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定する。
【0068】
本実施例では、グループ化コントロールに基づいて、ターゲットゲームオブジェクトのターゲットグループを決定し、具体的には、グループ化コントロール内の各グループ化サブコントロールは、いずれもそれぞれのグループに対応し、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、例えば、グループ化選択操作に対応するターゲットグループ化サブコントロールのグループがグループ1である場合、ターゲットゲームオブジェクトのグループをグループ1として決定する。
【0069】
グループ化選択操作は、例えばタッチスライド操作であってよく、例えば、グループ化コントロールを提供した後、グループ化コントロールにタッチスライド操作を行い、選択対象のターゲットグループ化サブコントロールを決定した後、タッチスライド操作を終了し、このとき、タッチスライド操作のタッチ終了ポイントに対応するグループ化サブコントロールがターゲットグループ化サブコントロールである。
【0070】
或いは、グループ化選択操作は、例えばタッチクリック操作であってよく、例えば、グループ化コントロール内の選択対象のグループ化サブコントロールに対してシングルタップ操作又は長押し操作を行うことにより、該グループ化サブコントロールをターゲットグループ化サブコントロールとして決定する。
【0071】
当業者であれば理解できるように、グループ化選択操作の具体的な実施形態は、実際の必要に応じて設定可能であり、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定することを実現できればよく、本実施例は、これを限定するものではない。
【0072】
本開示の実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法は、オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップと、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供するステップと、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するステップと、を含む。すなわち、本開示は、オブジェクトグループ化トリガ操作により少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供し、次にグループ化選択操作に応答して少なくとも1つのグループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定することにより、ゲームオブジェクトの迅速なグループ化を実現し、ゲームの状況及び戦闘ポリシーなどに基づいてゲームオブジェクトを複数のグループに迅速に分け、また、後続のゲーム中に対応するグループ内のゲームオブジェクトを迅速に選択して制御操作(例えば、該グループ内のゲームオブジェクトを制御してある敵オブジェクトを攻撃するなど)を行うことにより、ゲームにおけるゲームオブジェクトの選択及び制御の操作効率を向上させることができる。
【0073】
上記実施例に基づいて、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定する具体的な実施形態は、例えば、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに追加したり、ターゲットグループに合わせたり、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換えたりすることができ、以下、具体的な実施例を参照して、追加、合わせ又は置き換えの具体的な実施形態を詳細に説明する。
【0074】
以下、
図2~
図6を参照して本開示の実施例に係るゲームオブジェクト制御方法を説明し、
図2は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクト制御方法のフローチャート2であり、
図3は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクト制御方法のインタフェース概略
図1であり、
図4は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクト制御方法のインタフェース概略
図2であり、
図5は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクト制御方法のインタフェース概略
図3であり、
図6は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクト制御方法のインタフェース概略
図4である。
【0075】
S201では、オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する。
【0076】
S202では、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供する。
【0077】
具体的には、S201及びS202の実施形態は、S101及びS102の実施形態と類似し、ここでは説明を省略する。
【0078】
好ましくは、オブジェクトグループ化トリガ操作は、スライド軌跡の領域閉じ操作である。例えば、オブジェクト選択操作はスライド操作であり、該スライド操作の軌跡により、閉じた領域を形成して、ターゲットゲームオブジェクトを選択する。オブジェクトグループ化トリガ操作は、スライド軌跡の領域閉じ操作であり、すなわち、該領域が閉じられるとき、グループ化コントロールを提供することをトリガする。このように、ターゲットゲームオブジェクトを迅速に選択した上で、さらにグループ化操作効率を向上させることができる。
【0079】
好ましくは、オブジェクト選択操作は、複数回のタッチクリック操作を含み、オブジェクトグループ化トリガ操作は、複数回のタッチクリック操作のうち、所定の条件を満たすタッチクリック操作である。例えば、ゲームオブジェクトに作用するタッチクリック操作により該ゲームオブジェクトを選択し、複数のゲームオブジェクトを順次クリックして複数のゲームオブジェクトを選択し、該順次クリック過程では、あるクリック操作、例えば、タッチクリック時間が所定の時間よりも長いタッチクリック操作、タッチクリック圧力が所定の圧力よりも大きいタッチクリック操作が所定の条件を満たすことを検出すると、ターゲットゲームオブジェクトの選択を完成させ、グループ化コントロールを提供することをトリガする。このように、ターゲットゲームオブジェクトを迅速に選択した上で、さらにグループ化操作効率を向上させることができる。
【0080】
好ましい実施例では、以下、
図3を参照して、グループ化コントロールが仮想ルーレットコントロールであり、グループ化サブコントロールが仮想ルーレットコントロールの扇形サブコントロールである場合を例にして詳細に説明し、
図3に示すように、オブジェクト選択操作に応答して、少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクト301を決定し、例えば、所定の方式、例えばハイライト表示又は所定の識別子表示灯に従ってターゲットゲームオブジェクト301を表示することにより、現在のゲームオブジェクトがターゲットゲームオブジェクトとして選択されたことを表し、ユーザがゲームオブジェクトの状態を迅速に取得するようにする。
【0081】
次に、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、グループ化コントロール302を提供し、グループ化コントロール302は、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含み、各グループ化サブコントロールはそれぞれのグループに対応し、例えば、それぞれ数字1~8で各グループを表し、具体的なグループ数及びグループ表示形態は、実際の必要に応じて設定することができ、ここで限定されず、
図3は可能な一実施形態のみであり、例えば、グループ化コントロール302が矩形又は他の可能な表示形態である場合には、その実施形態は同様であり、ここでは説明を省略する。
【0082】
S203では、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールにおいてターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数がゼロであるか否かを判断し、そうであれば、S204を実行し、そうでなければ、S205を実行する。
【0083】
具体的には、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールにおいてターゲットグループ化サブコントロールを決定する具体的な実施形態は、上記実施例で既に詳細に説明され、ここでは説明を省略する。
【0084】
さらに、ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループには、該ターゲットグループにグループ化されたゲームオブジェクトを含む可能性があり、本実施例では、ターゲットグループがゲームオブジェクトを含まない場合とターゲットグループがゲームオブジェクトを含む場合に実行される操作が異なるため、ターゲットグループ化サブコントロールを決定した後、まず、ターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数がゼロであるか否かを判断する必要がある。
【0085】
判断の具体的な形態は、例えば、まず、ターゲットグループのグループ識別子を取得し、次に、ターゲットグループのグループ識別子に基づいて現在のターゲットグループがゲームオブジェクトを含むか否かを判断するか、又は現在グループ化された全てのゲームオブジェクトに対応するグループ識別子を取得し、次に、取得されたグループ識別子がターゲットグループのグループ識別子などを含むか否かを判断し、ここでは判断の具体的な実施形態を限定しない。
【0086】
S204では、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに追加する。
【0087】
好ましくは、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数がゼロであれば、現在のターゲットグループがゲームオブジェクトを含まないことを示し、そして、そのままターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに追加する。
【0088】
以下、
図4を参照して説明し、
図4に示すように、ターゲットグループ化サブコントロール401にはゲームオブジェクトのアバター識別子が表示されていない場合、ターゲットグループ化サブコントロール402に対応するゲームグループがゲームオブジェクトを含まないことを示し、グループ化選択操作402に応答して、ターゲットゲームオブジェクトをグループ1に追加し、グループ化選択操作402は、タッチスライド操作であってもよく、タッチクリック操作であってもよく、
図4ではタッチポイントを丸い影で示す。
【0089】
S205では、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作、又はターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせる第2のグループ化動作を実行する。
【0090】
好ましくは、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数がゼロよりも大きければ、現在のターゲットグループが少なくとも1つのゲームオブジェクトを含むことを示し、このとき、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作を実行するか、又はターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせる第2のグループ化動作を実行し、以下、具体的な実施例を参照して第1のグループ化動作及び第2のグループ化動作について詳細に説明する。
【0091】
本実施例では、グループ化選択操作は、タッチ操作であり、グループ化選択操作のタッチポイントの位置を検出し、タッチポイントの位置が所定の条件を満たすと、所定のグループ化動作コントロールを表示する。
【0092】
所定のグループ化動作コントロールは、ターゲットゲームオブジェクトのグループ化が所定のグループ化動作を完成させることを指示するものであり、例えば、第1のグループ化動作であってもよく、第2のグループ化動作であってもよく、本実施例は、所定のグループ化動作コントロールに対応する具体的なグループ化動作を限定するものではなく、実際の必要に応じて選択することができる。
【0093】
具体的には、タッチポイントの位置がグループ化サブコントロールのコントロール領域内に位置するか又はグループ化サブコントロールの中心位置に位置すれば、タッチポイントの位置が所定の条件を満たすと決定することができ、所定の条件には、タッチポイントの位置がグループ化サブコントロールに滞在する時間が所定の時間を超えるなどのような他の設定方式が存在してもよく、本実施例は、所定の条件を限定するものではない。
【0094】
さらに、タッチポイントの位置が所定の条件を満たすと決定すれば、ターゲットグループ化サブコントロールの所定の距離範囲内に所定のグループ化コントロールを表示し、所定の距離範囲は、実際の必要に応じて決定することができ、ここで限定されず、所定のグループ化動作コントロールを表示することにより、グループ化コントロールの機能をさらに拡張して、グループ化コントロールの利用率を向上させることができる。
【0095】
以下、
図5を参照して説明し、
図5に示すように、グループ化選択操作501のタッチポイントの位置(丸い影で示す)がグループ1に対応するグループ化サブコントロールのコントロール領域内に位置すれば、所定のグループ化動作コントロール503を表示し、
図3中の所定のグループ化動作コントロール503に対応するグループ化動作は、グループ1における既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える置き換え動作であり、このとき、所定のグループ化動作コントロール503に「置き換え」が表示され、好ましい実施例では、所定のグループ化動作コントロール503は、さらに、ターゲットゲームオブジェクトをグループ1に合わせる合わせ操作を実現し、このとき、所定のグループ化動作コントロール503に「合わせ」が表示される。
【0096】
好ましい実施形態では、グループ化選択操作は、タッチスライド操作であってよく、例えば、グループ化コントロールを提供した後、グループ化コントロールの中心位置をタッチ開始点としてスライド操作を開始してもよく、グラフィカルユーザインタフェースの任意の位置をタッチ開始点としてもよく、本実施例は、これを限定するものではない。
【0097】
さらに、グループ化選択操作のタッチ終了ポイントの位置を判断し、グループ化選択操作のタッチ終了ポイントがターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、グループ化選択操作のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの他方を実行し、本実施例は、第1のグループ化動作、第2のグループ化動作の具体的に実行されるトリガ方式を限定するものではなく、両者のトリガ方式が区別可能であればよい。
【0098】
以下、所定のグループ化動作コントロールに対応するグループ化動作が第2のグループ化動作(置き換え)である場合を例にして説明し、
図5に示すように、グループ化選択操作501のタッチ終了ポイントがターゲットグループ化サブコントロール502に位置すれば、例えば、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせる第2のグループ化動作を実行することができ、具体的には、グループ化選択操作501が終了し、このとき、グループ1が既存のゲームオブジェクト及びターゲットゲームオブジェクトを含む。
【0099】
次に、
図6に示すように、グループ化選択操作601のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロール602に位置すれば、例えば、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作を実行することができ、このとき、所定のグループ化動作コントロール602に「置き換え」が表示される。具体的には、グループ化選択操作501が終了し、このとき、グループ1がターゲットゲームオブジェクトのみを含む。
【0100】
以上は、所定のグループ化動作コントロールに対応するグループ化動作が第2のグループ化動作である場合を例にして説明したが、所定のグループ化コントロールに対応するグループ化動作は、第1のグループ化動作(合わせ)であってもよく、その実施形態は上記と同様であり、ここでは説明を省略し、当業者であれば理解できるように、所定のグループ化動作コントロールが第1のグループ化動作又は第2のグループ化動作のうち一方に対応し、ターゲットグループ化サブコントロールが他方のグループ化動作に対応すればよく、それらの具体的な対応関係は、実際の必要に応じて設定することができる。
【0101】
別の好ましい実施形態では、グループ化決定操作により、実行する必要があるグループ化動作を決定することもでき、具体的には、グループ化決定操作に応答して、グループ化決定操作の作用位置を判断し、グループ化決定操作は、タッチクリック操作であり、例えば、グループ化コントロールを提供した後、グループ化コントロール内のターゲットグループ化サブコントロールに対してグループ化決定操作を行うか、又は所定のグループ化動作コントロールを提供した後、所定のグループ化動作コントロールに対してグループ化決定操作を行う。
【0102】
作用位置がターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、作用位置が所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と上記第2のグループ化動作のうちの他方を実行する。
【0103】
以下、
図5を参照して、所定のグループ化動作コントロールに対応するグループ化動作が第2のグループ化動作(置き換え)である場合を例にして説明し、
図5に示すように、グループ化決定操作501の作用位置がターゲットグループ化サブコントロール502に位置すれば、例えば、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせる第2のグループ化動作を実行することができ、このとき、グループ1が既存のゲームオブジェクト及びターゲットゲームオブジェクトを含む。
【0104】
次に、
図6に示すように、グループ化決定操作601の作用位置が所定のグループ化動作コントロール602に位置すれば、例えば、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作を実行することができ、このとき、グループ1がターゲットゲームオブジェクトのみを含む。
【0105】
所定のグループ化コントロールに対応するグループ化動作は、第1のグループ化動作(合わせ)であってもよく、その実施形態は上記と同様であり、ここでは説明を省略する。
【0106】
S206では、ターゲットグループ化サブコントロールにおいてターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示する。
【0107】
ターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子は、例えば、ゲームオブジェクトの図形又はファイル指示情報(例えば、アバター/アイコン指示情報、名称指示情報)であってもよく、ターゲットゲームオブジェクトの数、ヒットポイントなどを含んでもよく、
【0108】
好ましくは、ターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子は、文字、数字、アルファベット又はピクチャなどの内容を含んでもよく、本実施例は、グループ化サブコントロールにおいて表示されるターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子の実施形態を特に限定しない。
【0109】
実行されるグループ化動作が第1のグループ化動作であれば、ターゲットグループ化サブコントロールにおいてターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示し、オブジェクトグループ化サブコントロールにおける既存のゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を削除し、実行されるグループ化動作が第2のグループ化動作であれば、オブジェクトグループ化サブコントロールにおいて既存のゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示した上で、ターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を追加する。
【0110】
オブジェクト識別子を表示することにより、ユーザが、現在のグループ化サブコントロールに対応するグループに最終的に含まれるゲームオブジェクトのオブジェクト情報を迅速に決定することを可能にし、ユーザのゲーム体験を向上させることができる。
【0111】
S207では、グラフィカルユーザインタフェースにおいてターゲットゲームオブジェクトに対して、ターゲットゲームオブジェクトが属するグループを指示するグループ識別子を与える。
【0112】
本実施例では、グループ識別子は、例えば、ターゲットゲームオブジェクトの上方に表示され、ターゲットゲームオブジェクトが属するグループを指示するグループ番号、例えばグループ1、グループ2などであってもよく、或いは、所定の色識別子に応じてターゲットゲームオブジェクトに対してグループ識別子を与えてもよく、異なる色識別子は、異なるグループに対応し、ターゲットゲームオブジェクトに対してグループ識別子を用いてそれが属するグループを示すことにより、ゲームオブジェクトのグループを迅速に決定して、ゲームの操作効率を向上させることができる。
【0113】
好ましい実施例では、ターゲットゲームオブジェクトに対してグループ識別子を与え、グループ識別子が出現した時点から始まり、所定の時間が経過した後にグループ識別子が消えるように設定してもよく、グループ識別子が隠れ、かつターゲットゲームオブジェクトに対して所定の操作(例えば、タッチクリック操作、又はタッチスライド操作)を行うと、グループ識別子を表示するように設定してもよく、所定の時間が経過した後にグループ識別子が消えるか又は隠れるように設定することにより、グループ識別子が長時間存在するため、ゲームインタフェースが混乱し、ゲーム操作を干渉するという問題を回避することができる。
【0114】
本開示の実施例に係るゲームオブジェクトの制御方法は、オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するステップと、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供するステップと、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールにおいてターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数がゼロであるか否かを判断し、そうであれば、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに追加し、そうでなければ、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作、又はターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせる第2のグループ化動作を実行するステップと、ターゲットグループ化サブコントロールにおいてターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示するステップと、グラフィカルユーザインタフェースにおいてターゲットゲームオブジェクトに対して、ターゲットゲームオブジェクトが属するグループを指示するグループ識別子を与えるステップと、を含む。ターゲットグループがゲームオブジェクトを含まない場合、それをオブジェクトグループに追加する操作により、ターゲットゲームオブジェクトのグループ化を迅速かつ効率的に実現して、ゲームの操作効率を向上させることができ、次に、オブジェクトグループがゲームオブジェクトを含む場合、グループ化選択操作の操作位置によって、置き換え操作又は合わせ操作を実行することにより、グループ化コントロールが実行可能なグループ化操作を拡張して、グループ化コントロールの利用率を向上させることができる。
【0115】
本開示に係る、少なくとも1つのゲームオブジェクトを含むグラフィカルユーザインタフェースをレンダリングできるモバイルタッチ端末に適用されるゲームオブジェクトの制御装置は、1つ以上のプロセッサと、プロセッサにより実行されるプログラムユニットを記憶する1つ以上のメモリとを含み、プログラムユニットは、選択コンポーネント、トリガコンポーネント及びグループ化コンポーネントを含む。
【0116】
図7は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御装置の概略構成
図1である。
図7に示すように、該装置70は、選択コンポーネント701、トリガコンポーネント702及びグループ化コンポーネント703を含む。
【0117】
選択コンポーネント701は、オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するように設定され、
【0118】
トリガコンポーネント702は、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供するように設定され、
【0119】
グループ化コンポーネント703は、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定するように設定される。
【0120】
なお、上記選択コンポーネント701、トリガコンポーネント702及びグループ化コンポーネント703が装置の一部として端末で実行されてもよく、端末内のプロセッサによって上記コンポーネントが実現する機能を実行してもよく、端末は、スマートフォン(例えば、Android携帯電話、iOS携帯電話など)、タブレットコンピュータ、パームトップコンピュータ及びモバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Devices、MID)、PADなどの端末デバイスであってもよい。
【0121】
好ましくは、グループ化コンポーネント703は、具体的には、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせるように設定される。
【0122】
好ましくは、グループ化コンポーネント703は、具体的には、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換えるように設定される。
【0123】
好ましくは、グループ化コンポーネント703は、具体的には、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトの数を判断し、数がゼロであれば、ターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに追加し、数がゼロよりも大きければ、ターゲットグループにおける既存のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトに置き換える第1のグループ化動作、又はターゲットゲームオブジェクトをターゲットグループに合わせる第2のグループ化動作を実行するように設定される。
【0124】
好ましくは、グループ化コンポーネント703は、具体的には、グループ化選択操作のタッチ終了ポイントがターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、グループ化選択操作のタッチ終了ポイントが所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの他方を実行するように設定される。
【0125】
好ましくは、グループ化選択操作は、タッチスライド操作である。
【0126】
好ましくは、グループ化コンポーネント703は、具体的には、グループ化決定操作に応答して、グループ化決定操作の作用位置を判断し、作用位置がターゲットグループ化サブコントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの一方を実行し、作用位置が所定のグループ化動作コントロールに位置すれば、第1のグループ化動作と第2のグループ化動作のうちの他方を実行するように設定される。
【0127】
好ましくは、グループ化決定操作は、タッチクリック操作である。
【0128】
本実施例に係る装置は、上記方法の実施例の技術手段を実行することができ、その実現原理及び技術的効果は同様であり、本実施例は、ここでは説明を省略する。
【0129】
図8は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御装置の概略構成
図2である。
図8に示すように、本実施例は、
図7に示す実施例に基づいて、検出コンポーネント804をさらに含む。
【0130】
好ましくは、検出コンポーネント804は、具体的には、グループ化選択操作のタッチポイントの位置を検出し、位置が所定の条件を満たせば、所定のグループ化動作コントロールを表示するように設定される。
【0131】
なお、上記検出コンポーネント804が装置の一部として端末で実行されてもよく、端末内のプロセッサによって上記コンポーネントが実現する機能を実行してもよい。
【0132】
好ましくは、所定のグループ化動作コントロールは、ターゲットグループ化サブコントロールの所定の距離範囲内にある。
【0133】
好ましくは、グループ化コントロールは、仮想ルーレットコントロールであり、グループ化サブコントロールは、仮想ルーレットコントロールの扇形サブコントロールである。
【0134】
好ましくは、オブジェクト選択操作は、タッチスライド操作である。
【0135】
選択コンポーネント801は、具体的には、オブジェクト選択操作に応答して、オブジェクト選択操作のスライド軌跡に基づいて、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するように設定される。
【0136】
なお、上記検出選択コンポーネント801が装置の一部として端末で実行されてもよく、端末内のプロセッサによって上記コンポーネントが実現する機能を実行してもよい。
【0137】
好ましくは、選択コンポーネント801は、具体的には、スライド軌跡の第1の所定の範囲内のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定するように設定される。
【0138】
好ましくは、選択コンポーネント801は、具体的には、スライド軌跡に基づいて閉じ領域を決定し、閉じ領域内のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定するように設定される。
【0139】
好ましくは、オブジェクトグループ化トリガ操作は、スライド軌跡の領域閉じ操作である。
【0140】
好ましくは、オブジェクト選択操作は、タッチクリック操作であり、選択コンポーネント801は、具体的には、オブジェクト選択操作に応答して、オブジェクト選択操作のクリック位置に基づいて、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定するように設定される。
【0141】
好ましくは、選択コンポーネント801は、具体的には、クリック位置の第2の所定の範囲内のゲームオブジェクトをターゲットゲームオブジェクトとして決定するように設定される。
【0142】
好ましくは、オブジェクト選択操作は、複数回のタッチクリック操作を含み、オブジェクトグループ化トリガ操作は、複数回のタッチクリック操作のうち、所定の条件を満たすタッチクリック操作である。
【0143】
好ましくは、所定の条件を満たすタッチクリック操作は、タッチクリック時間が所定の時間長よりも長いタッチクリック操作と、タッチクリック圧力が所定の圧力よりも大きいタッチクリック操作とを含む。
【0144】
好ましくは、グループ化サブコントロールは、グループ識別子情報を含み、グループ化コンポーネント803は、さらに、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定した後、ターゲットグループ化サブコントロールにおいてターゲットゲームオブジェクトのオブジェクト識別子を表示し、グラフィカルユーザインタフェースにおいてターゲットゲームオブジェクトに対して、ターゲットゲームオブジェクトが属するグループを指示するグループ識別子を与えるように設定される。
【0145】
本実施例に係る装置は、上記方法の実施例の技術手段を実行することができ、その実現原理及び技術的効果は同様であり、本実施例は、ここでは説明を省略する。
【0146】
図9は、本開示の一実施例に係るゲームオブジェクトの制御デバイスのハードウェアの概略構成図であり、
図9に示すように、本実施例のゲームオブジェクトの制御デバイス90は、プロセッサ901及びメモリ902を含み、メモリ902は、コンピュータ実行命令を記憶するように設定され、プロセッサ901は、メモリ902に記憶されているコンピュータ実行命令を実行するように設定され、メモリ902に記憶されているソフトウェアプログラム及びモジュールを実行することにより、様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行して、上記実施例におけるゲームオブジェクトの制御方法により実行される各ステップを実現することができる。詳細について、前述の方法の実施例における関連説明を参照することができる。
【0147】
好ましくは、メモリ902は、独立してもよく、プロセッサ901と一体に集積されてもよい。
【0148】
メモリ902が独立して設けられる場合、該ゲームオブジェクトの制御デバイスは、上記メモリ902とプロセッサ901とを接続するためのバス903をさらに含む。
【0149】
該ゲームオブジェクトの制御デバイス90は、さらに、電子デバイスに対して電源管理を行うように構成される電源コンポーネントと、電子デバイスをネットワークに接続するように構成される有線又は無線のネットワークインタフェースと、入出力(I/O)インタフェースとを含んでよい。該ゲームオブジェクトの制御デバイス90は、メモリに記憶されているオペレーティングシステム、例えばAndroid、iOS、Windows、Mac OS X、Unix、Linux(登録商標)、FreeBSDなどに基づいて操作することができる。
【0150】
当業者であれば理解できるように、
図9に示す構造は例示的なのものに過ぎず、ゲームオブジェクトの制御デバイス90は、スマートフォン、タブレットコンピュータ、パームトップコンピュータ及びモバイルインターネットデバイス(Mobile Internet Devices、MIDと略称する)、PADなどの電子機器であってよい。
図9は、上記ゲームオブジェクトの制御デバイス90の構造を限定するものではない。例えば、ゲームオブジェクトの制御デバイスは、さらに、
図9に示すものより多いか又はより少ないコンポーネント(例えば、ネットワークインタフェース、表示装置など)を含むか、又は
図9に示すものとは異なる配置を有することができる。
【0151】
本開示の実施例に係るコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ実行命令を記憶しており、上記コンピュータ実行命令は、プロセッサにより実行されるとき、上記ゲームオブジェクトの制御デバイスが実行するゲームオブジェクトの制御方法を実現する。
【0152】
図10は、本開示の一実施例に係るコンピュータ可読記憶媒体の概略構成図である。
図10に示すように、本開示の実施形態に係るプログラム製品100を説明し、コンピュータ可読記憶媒体は、その上に記憶されており、プロセッサにより実行されるとき、以下のステップのプログラムコードを実現する。
【0153】
オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定し、オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供し、グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定する。
【0154】
好ましくは、本実施例では、コンピュータ可読記憶媒体は、さらに、ゲームオブジェクトの制御方法における様々な好適な又は好ましい方法ステップのプログラムコードを決定するように設定されてよい。
【0155】
本開示の実施例に係る各機能コンポーネントは、ゲームオブジェクトの制御装置又は類似した演算装置で実行されてもよく、記憶媒体の一部として記憶されてもよい。
【0156】
当業者であれば理解できるように、上記実施例の様々な方法の全部又は一部のステップは、プログラムによりゲームオブジェクトの制御装置の関連ハードウェアを指示して完成することができ、該プログラムは、ゲームオブジェクトの制御装置のコンピュータ可読記憶媒体に記憶することができ、該コンピュータ可読記憶媒体は、フラッシュディスク、リードオンリーメモリ(Read-Only Memory、ROMと略称する)、ランダムアクセスメモリ(Random Access Memory、RAMと略称する)、磁気ディスク又は光ディスクなどを含んでよい。
【0157】
本開示に係るいくつかの実施例では、開示されたデバイス及び方法は、他の方式で実現されてもよいことを理解されたい。例えば、上記説明されたデバイスの実施例は例示的なものにすぎず、例えば、上記コンポーネントの分割は論理的な機能の分割にすぎず、実際の実施においては他の分割仕様があってもよく、例えば、複数のコンポーネントを組み合わせてもよいし、もう1つのシステムに集積されてもよいし、いくつかの特徴が無視されるか又は実行されなくてもよい。一方で、表示又は議論された互いの結合、直接的な結合又は通信接続は、いくつかのインタフェース、装置又はコンポーネントによる間接的な結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
【0158】
上記ソフトウェア機能コンポーネントの形態で実現される集積コンポーネントは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。上記ソフトウェア機能コンポーネントは、記憶媒体に記憶されており、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワークデバイスなどであってよい)又はプロセッサ(英語:processor)に本願の各実施例に記載の方法の一部のステップを実行させるいくつかの命令を含む。
【0159】
なお、上記プロセッサは、中央処理装置(英語:Central Processing Unit、CPUと略称する)であってもよく、他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(英語:Digital Signal Processor、DSPと略称する)、専用の集積回路(英語:Application Specific Integrated Circuit、ASICと略称する)などであってもよい。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよく、任意の一般的なプロセッサなどであってもよい。開示された方法のステップを組み合わせて、ハードウェアプロセッサによって実行して完成するか、又はプロセッサ内のハードウェアとソフトウェアコンポーネントとの組み合わせで実行して完成するように直接的に示すことができる。
【0160】
メモリは、高速RAMメモリを含んでもよいし、不揮発性記憶NVM、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクメモリを含んでもよいし、Uディスク、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどであってもよい。
【0161】
バスは、業界標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、ISAと略称する)バス、ペリフェラルコンポーネントインターコネクト(Peripheral Component、PCIと略称する)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(Extended Industry Standard Architecture、EISAと略称する)バスなどであってよい。バスは、アドレスバス、データバス、コントロールバスなどに分けられてよい。図示の都合上、本願の図面におけるバスは、1本のバス又は1種類のバスのみであることを限定するものではない。
【0162】
上記記憶媒体は、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、リードオンリメモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクのような任意のタイプの揮発性又は不揮発性記憶デバイス又はそれらの組み合わせにより実現されてよい。記憶媒体は、汎用又は専用のコンピュータがアクセス可能な任意の利用可能な媒体であってよい。
【0163】
当業者であれば理解できるように、上記各方法の実施例の全部又は一部のステップの実現は、プログラムによって関連するハードウェアに命令を与えて完成することができる。前述のプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてよい。該プログラムは、実行されるとき、上記各方法の実施例を含むステップを実行し、前述の記憶媒体は、ROM、RAM、磁気ディスク、又は光ディスクなどの、プログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
【0164】
上記各実施例は、本開示の技術手段を説明するためのものに過ぎず、それを限定するものではなく、前述した各実施例を参照して本開示を詳細に説明したが、当業者であれば理解できるように、依然として前述した各実施例に記載の技術手段を変更するか、又はその一部又は全部の技術的特徴に等価置換を行うことができ、これらの変更や置換は、対応する技術手段を実質的に本開示の各実施例の技術手段の範囲から逸脱させるものではない。
【0165】
なお、本開示の明細書、特許請求の範囲及び上記図面に用いられた「第1」、「第2」などの用語は、類似する対象を区別するためのもので、特定の順又は前後順を限定するものではない。なお、ここで説明する本開示の実施例を図面に示すか又は説明した順とは異なる順でも実現できるように、このように使用されるデータは適切な状況で交換可能である。また、「含む」、「有する」及びそれらの変形用語は、非排他的に含むことをカバーするものであり、例えば、一連のステップ又はコンポーネントを含むプロセス、方法、システム、製品又はデバイスは、それらのステップ又はコンポーネントを明確に例示したのに限定されず、明確に例示していないか又はこれらのプロセス、方法、製品又はデバイス固有の他のステップ又はユニットを含んでもよいことを表す。
【0166】
なお、図面のフローチャートに示されるステップは、コンピュータ実行可能な命令群を含むコンピュータシステムにおいて実行でき、また、フローチャートにおいて論理的な順序が示されるが、いくつかの場合では、こことは異なる順序で、示されるか又は説明されるステップを実行してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0167】
オブジェクト選択操作に応答して、ゲームオブジェクトから少なくとも1つのターゲットゲームオブジェクトを決定する。オブジェクトグループ化トリガ操作に応答して、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供する。グループ化選択操作に応答して、グループ化サブコントロールからターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定する。オブジェクトグループ化トリガ操作により、少なくとも1つのグループ化サブコントロールを含むグループ化コントロールを提供し、次に、グループ化選択操作に応答して、ターゲットグループ化サブコントロールを決定し、ターゲットゲームオブジェクトのグループをターゲットグループ化サブコントロールに対応するターゲットグループとして決定することにより、ゲームオブジェクトの迅速な選択、グループ化を実現し、ゲームオブジェクトの操作制御効率を向上させる。