(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-02
(45)【発行日】2023-10-11
(54)【発明の名称】表示処理方法、およびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0485 20220101AFI20231003BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20231003BHJP
G09G 5/36 20060101ALI20231003BHJP
G09G 5/22 20060101ALI20231003BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20231003BHJP
G09G 5/14 20060101ALI20231003BHJP
B62J 45/20 20200101ALI20231003BHJP
【FI】
G06F3/0485
G06F3/0488
G09G5/36
G09G5/22 630D
G09G5/22 630G
G09G5/00 510A
G09G5/14 A
B62J45/20
(21)【出願番号】P 2022069849
(22)【出願日】2022-04-21
(62)【分割の表示】P 2018106251の分割
【原出願日】2018-06-01
【審査請求日】2022-04-27
(73)【特許権者】
【識別番号】000002439
【氏名又は名称】株式会社シマノ
(74)【代理人】
【識別番号】110002147
【氏名又は名称】弁理士法人酒井国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】竹田 和弘
(72)【発明者】
【氏名】黒田 真央
(72)【発明者】
【氏名】神谷 泰三
(72)【発明者】
【氏名】米虫 崇
【審査官】星野 裕
(56)【参考文献】
【文献】特許第7063729(JP,B2)
【文献】特開2013-137750(JP,A)
【文献】特開2015-041271(JP,A)
【文献】特開2016-186431(JP,A)
【文献】特開2014-010719(JP,A)
【文献】特開2010-136187(JP,A)
【文献】特開2014-085544(JP,A)
【文献】特開2016-075972(JP,A)
【文献】国際公開第2014/087523(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2015/0317044(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048
G09G 5/36
G09G 5/22
G09G 5/00
G09G 5/14
B62J 45/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する工程と、
前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける工程と、
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する工程と、を有し、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小され
、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、表示処理方法。
【請求項2】
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記少なくとも1つの第2表示情報が非表示にされる、請求項1に記載の表示処理方法。
【請求項3】
人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する工程と、
前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける工程と、
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する工程と、を有し、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、前記第1表示情報および前記第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域および前記第3表示領域の少なくとも一方の大きさが縮小され
、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、表示処理方法。
【請求項4】
前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第2表示領域の大きさが縮小され、前記少なくとも1つの第3表示情報が非表示にされる、請求項3に記載の表示処理方法。
【請求項5】
人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する工程と、
前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける工程と、
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する工程と、を有し、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域は第1拡大率で拡大され、前記第2表示領域は第2拡大率で拡大され、
前記第1拡大率は、前記第2拡大率よりも大き
く、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、表示処理方法。
【請求項6】
前記複数の表示情報は、前記少なくとも1つの第1表示情報および前記少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域を含み、
前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第3表示領域の大きさは縮小され、または前記少なくとも1つの第3表示情報は非表示にされる、請求項5に記載の表示処理方法。
【請求項7】
前記第1入力操作として前記ピンチイン操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが縮小され、前記第2表示領域の大きさが維持される、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示処理方法。
【請求項8】
前記複数の表示情報は、前記少なくとも1つの第1表示情報および前記少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含み、
前記ピンチアウト操作が受け付けられて前記少なくとも1つの第3表示情報が非表示になっていた場合、前記ピンチイン操作が受け付けられた際に、非表示になっていた前記少なくとも1つの第3表示情報は前記第3表示領域に表示される、請求項7に記載の表示処理方法。
【請求項9】
前記第1入力操作として前記ピンチイン操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域は第1縮小率で縮小され、前記第2表示領域は第2縮小率で縮小され、
前記第1縮小率は、前記第2縮小率よりも大きい、請求項1から6のいずれか一項に記載の表示処理方法。
【請求項10】
前記複数の表示情報は、前記少なくとも1つの第1表示情報および前記少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域を含み、
前記ピンチアウト操作が受け付けられて前記少なくとも1つの第3表示情報が非表示になっていた場合、前記ピンチイン操作が受け付けられた際に、非表示になっていた前記少なくとも1つの第3表示情報は前記第3表示領域に表示される、請求項9に記載の表示処理方法。
【請求項11】
前記複数の表示領域の1つには、前記複数の表示情報における少なくとも2つ以上が表示される、請求項1から10のいずれか一項に記載の表示処理方法。
【請求項12】
前記第1入力操作とは異なる第2入力操作が受け付けられた場合、前記複数の表示領域の少なくとも1つに表示されていた表示情報は他の表示情報に変更される、請求項1から11のいずれか一項に記載の表示処理方法。
【請求項13】
前記表示部は、前記複数の表示情報とは異なる少なくとも1つの追加表示情報を表示する追加表示領域を含む、請求項1から12のいずれか一項に記載の表示処理方法。
【請求項14】
前記第1入力操作が受け付けられた場合でも、前記少なくとも1つの追加表示情報の表示は維持される、請求項13に記載の表示処理方法。
【請求項15】
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさ、および、大きさが変更される表示領域に表示される表示情報の大きさは変更される、請求項1から14のいずれか一項に記載の表示処理方法。
【請求項16】
少なくとも1つの表示情報が表示される少なくとも1つの表示領域により構成される表示部に、前記少なくとも1つの表示情報を表示する工程と、
前記少なくとも1つの表示情報に対する処理を行う工程と、を有し、
前記表示部は、前記少なくとも1つの表示領域により構成される複数の表示パターンを含み、
前記複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンが前記表示部に表示され、
前記表示部に接触する第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさが変更され、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小さ
れ、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、表示処理方法。
【請求項17】
前記少なくとも1つの表示情報は人力駆動車両の走行に関係する情報である、請求項16に記載の表示処理方法。
【請求項18】
操作を受け付ける工程を有し、
受け付けられた操作に基づき、前記複数の表示パターンの中から、前記表示部に表示する選択パターンが決定される、請求項16または17に記載の表示処理方法。
【請求項19】
人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する手順と、
前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける手順と、
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する手順と、をコンピュータに実行させ、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小さ
れ、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、プログラム。
【請求項20】
人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する手順と、
前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける手順と、
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する手順と、をコンピュータに実行させ、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、前記第1表示情報および前記第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域および前記第3表示領域の少なくとも一方の大きさが縮小さ
れ、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、プログラム。
【請求項21】
人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する手順と、
前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける手順と、
前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する手順と、をコンピュータに実行させ、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域は第1拡大率で拡大され、前記第2表示領域は第2拡大率で拡大され、
前記第1拡大率は、前記第2拡大率よりも大き
く、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、プログラム。
【請求項22】
少なくとも1つの表示情報が表示される少なくとも1つの表示領域により構成される表示部に、前記少なくとも1つの表示情報を表示する手順と、
前記少なくとも1つの表示情報に対する処理を行う手順と、をコンピュータに実行させ、
前記表示部は、前記少なくとも1つの表示領域により構成される複数の表示パターンを含み、
前記複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンが前記表示部に表示され、
前記表示部に接触する第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさが変更され、
前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、
前記表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、
前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、
前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小さ
れ、
前記第1表示領域に表示される前記第1表示情報、および、前記第2表示領域に表示される前記第2表示情報は、任意に選択可能である、プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示処理方法、およびプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
携帯端末装置のタッチパネルに表示されるアイコンの表示位置を変更する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、表示画面に表示される表示情報に関する操作性を向上させ、表示情報のレイアウトを簡易な操作で変更することができる表示処理方法、およびプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の第1側面に従う表示処理方法は、人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の前記複数の表示情報にそれぞれ表示する工程と、前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける工程と、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する工程と、を有し、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小される。
【0006】
第1側面の表示処理方法によれば、操作部によって第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1入力操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域の大きさを縮小できる。
【0007】
本発明の第2側面に従う表示処理方法は、第1側面に従う表示処理方法に対し、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記少なくとも1つの第2表示情報が非表示にされる。
【0008】
第2側面の表示処理方法によれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、少なくとも1つの第2表示情報を非表示にすることができる。
【0009】
本発明の第3側面に従う表示処理方法は、人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する工程と、前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける工程と、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する工程と、を有し、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、前記第1表示情報および前記第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域および前記第3表示領域の少なくとも一方の大きさが縮小される。
【0010】
第3側面の表示処理方法によれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域および第3表示領域の少なくとも一方の大きさを縮小することができる。
【0011】
本発明の第4側面に従う表示処理方法は、第3側面に従う表示処理方法に対し、前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第2表示領域の大きさが縮小され、前記少なくとも1つの第3表示情報が非表示にされる。
【0012】
第4側面の表示処理方法によれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域および第3表示領域の少なくとも一方の大きさを縮小することができる。
【0013】
本発明の第5側面に従う表示処理方法は、人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する工程と、前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける工程と、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する工程と、を有し、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域は第1拡大率で拡大され、前記第2表示領域は第2拡大率で拡大され、前記第1拡大率は、前記第2拡大率よりも大きい。
【0014】
第5側面の表示処理方法によれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第1表示領域を第1拡大率で拡大し、第2表示領域を第2拡大率で拡大することができる。
【0015】
本発明の第6側面に従う表示処理方法は、第5側面に従う表示処理方法に対し、前記複数の表示情報は、前記少なくとも1つの第1表示情報および前記少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域を含み、前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第3表示領域の大きさは縮小され、または前記少なくとも1つの第3表示情報は非表示にされる。
【0016】
第6側面の表示処理方法によれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第3表示領域の大きさを縮小または少なくとも1つの第3表示情報を非表示にすることができる。
【0017】
本発明の第7側面に従う表示処理方法は、第1から第6側面のいずれか1つの側面に従う表示処理方法に対し、前記第1入力操作として前記ピンチイン操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが縮小され、前記第2表示領域の大きさが維持される。
【0018】
第7側面の表示処理方法によれば、ピンチイン操作を受け付けた場合、ピンチイン操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを縮小し、第2表示領域の大きさを維持することができる。
【0019】
本発明の第8側面に従う表示処理方法は、第7側面に従う表示処理方法に対し、前記複数の表示情報は、前記少なくとも1つの第1表示情報および前記少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域を含み、前記ピンチアウト操作が受け付けられて前記少なくとも1つの第3表示情報が非表示になっていた場合、前記ピンチイン操作が受け付けられた際に、非表示になっていた前記少なくとも1つの第3表示情報は前記第3表示領域に表示される。
【0020】
第8側面の表示処理方法によれば、ピンチイン操作を受け付けた場合、ピンチイン操作の接触位置に関わらず、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報を第3表示領域に表示することができる。
【0021】
本発明の第9側面に従う表示処理方法は、第1から第6側面のいずれか1つの側面に従う表示処理方法に対し、前記第1入力操作として前記ピンチイン操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域は第1縮小率で縮小され、前記第2表示領域は第2縮小率で縮小され、前記第1縮小率は、前記第2縮小率よりも大きい。
【0022】
第9側面の表示処理方法によれば、ピンチイン操作を受け付けた場合、ピンチイン操作の接触位置に関わらず、第1表示領域を第1縮小率で縮小し、第2表示領域を第2縮小率で縮小することができる。
【0023】
本発明の第10側面に従う表示処理方法は、第9側面に従う表示処理方法に対し、前記複数の表示情報は、前記少なくとも1つの第1表示情報および前記少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域を含み、前記ピンチアウト操作が受け付けられて前記少なくとも1つの第3表示情報が非表示になっていた場合、前記ピンチイン操作が受け付けられた際に、非表示になっていた前記少なくとも1つの第3表示情報は前記第3表示領域に表示される。
【0024】
第10側面の表示処理方法によれば、ピンチイン操作を受け付けた場合、ピンチイン操作の接触位置に関わらず、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報を第3表示領域に表示することができる。
【0025】
本発明の第11側面に従う表示処理方法は、第1から第10側面のいずれか1つの側面に従う表示処理方法に対し、前記複数の表示領域の1つには、前記複数の表示情報における少なくとも2つ以上が表示される。
【0026】
第11側面の表示処理方法によれば、一つの表示領域に複数の表示情報を表示することができる。
【0027】
本発明の第12側面に従う表示処理方法は、前記第1入力操作とは異なる第2入力操作が受け付けられた場合、前記複数の表示領域の少なくとも1つに表示されていた表示情報は他の表示情報に変更される。
【0028】
第12側面の表示処理方法によれば、第1入力操作とは異なる第2入力操作を受け付けた場合、第2入力操作の接触位置に関わらず、複数の表示領域の少なくとも1つに表示されていた表示情報を他の表示情報に変更することができる。
【0029】
本発明の第13側面に従う表示処理方法は、第1から第12側面のいずれか1つの側面に従う表示処理方法に対し、前記表示部は、前記複数の表示情報とは異なる少なくとも1つの追加表示情報を表示する追加表示領域を含む。
【0030】
第13側面の表示処理方法によれば、追加表示領域には、人力駆動車両の走行に関する情報とは異なる追加表示情報を表示することができる。
【0031】
本発明の第14側面に従う表示処理方法は、第13側面に従う表示処理方法に対し、前記第1入力操作が受け付けられた場合でも、前記少なくとも1つの追加表示情報の表示は維持される。
【0032】
第14側面の表示処理方法によれば、少なくとも1つの追加表示情報は、第1入力操作を受け付けた場合でも維持されるので、常に少なくとも1つの追加表示情報をユーザに視認させることができる。
【0033】
本発明の第15側面に従う表示処理方法は、第1から第14側面のいずれか1つの側面に従う表示処理方法に対し、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさ、および、大きさが変更される表示領域に表示される表示情報の大きさは変更される。
【0034】
第15側面の表示処理方法によれば、第1入力操作の接触位置に関わらず、複数の表示領域の少なくとも1つの大きさ、および、大きさが変更される表示領域に表示される表示情報の大きさを変更できる。
【0035】
本発明の第16側面に従う表示処理方法は、少なくとも1つの表示情報が表示される少なくとも1つの表示領域により構成される表示部に、前記少なくとも1つの表示情報を表示する工程と、前記少なくとも1つの表示情報に対する処理を行う工程と、を有し、前記表示部は、前記少なくとも1つの表示領域により構成される複数の表示パターンを含み、前記複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンが前記表示部に表示され、前記表示部に接触する第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさが変更され、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小される。
【0036】
第16側面の表示処理方法によれば、操作部によって第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1入力操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域の大きさを縮小できる。第16側面の表示処理方法によれば、表示領域の大きさを変更する操作をしなくても、複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンを表示部に表示させることができる。
【0037】
本発明の第17側面に従う表示処理方法は、第16側面に従う表示処理方法に対し、前記少なくとも1つの表示情報は人力駆動車両の走行に関係する情報である。
【0038】
第17側面の表示処理方法によれば、人力駆動車両の走行に関係する情報をユーザに提供することができる。
【0039】
本発明の第18側面に従う表示処理方法は、第16または第17側面に従う表示処理方法に対し、操作を受け付ける工程を有し、受け付けられた操作に基づき、前記複数の表示パターンの中から、前記表示部に表示する選択パターンが決定される。
【0040】
第18側面の表示処理方法によれば、ユーザの操作に応じて複数の表示パターンの中から、表示部に表示する選択パターンを決定することができる。
【0041】
本発明の第19側面に従うプログラムは、人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する手順と、前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける手順と、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する手順と、をコンピュータに実行させ、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小される。
【0042】
第19側面のプログラムによれば、操作部によって第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1入力操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域の大きさを縮小できる。
【0043】
本発明の第20側面に従うプログラムは、人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する手順と、前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける手順と、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する手順と、をコンピュータに実行させ、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、前記第1表示情報および前記第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、前記少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域および前記第3表示領域の少なくとも一方の大きさが縮小される。
【0044】
第20側面のプログラムによれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域および第3表示領域の少なくとも一方の大きさを縮小することができる。
【0045】
本発明の第21側面に従うプログラムは、人力駆動車両の走行に関する情報を含む複数の表示情報を、表示部の複数の表示領域にそれぞれ表示する手順と、前記表示部に接触する第1入力操作を受け付ける手順と、前記第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する手順と、をコンピュータに実行させ、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域は第1拡大率で拡大され、前記第2表示領域は第2拡大率で拡大され、前記第1拡大率は、前記第2拡大率よりも大きい。
【0046】
第21側面のプログラムによれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域および第3表示領域の少なくとも一方の大きさを縮小することができる。
【0047】
本発明の第22側面に従うプログラムは、少なくとも1つの表示情報が表示される少なくとも1つの表示領域により構成される表示部に、前記少なくとも1つの表示情報を表示する手順と、前記少なくとも1つの表示情報に対する処理を行う手順と、をコンピュータに実行させ、前記表示部は、前記少なくとも1つの表示領域により構成される複数の表示パターンを含み、前記複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンが前記表示部に表示され、前記表示部に接触する第1入力操作の接触位置に関わらず、前記表示部における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさが変更され、前記第1入力操作は、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、前記表示部における前記複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作であり、前記表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、前記少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、前記複数の表示領域は、前記少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、前記少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含み、前記第1入力操作として前記ピンチアウト操作が受け付けられた場合、前記第1表示領域の大きさが拡大され、前記第2表示領域の大きさが縮小される。
【0048】
第22側面のプログラムによれば、操作部によって第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1入力操作の接触位置に関わらず、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域の大きさを縮小できる。第22側面のプログラムによれば、表示領域の大きさを変更する操作をしなくても、複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンを表示部に表示させることができる。
【発明の効果】
【0049】
本発明によれば、アプリケーション内に表示されている情報のレイアウトを簡易な操作で変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【0050】
【
図1】
図1は、第1実施形態の表示処理装置の外観を示す図である。
【
図2】
図2は、第1実施形態の人力駆動車両のハンドル部分を示す図である。
【
図3】
図3は、第1実施形態の表示処理装置の構成を示すブロック図である。
【
図4A】
図4Aは、第1実施形態の表示部に表示される人力駆動車両情報提供アプリの表示画面の一例を示す図である。
【
図4B】
図4Bは、第1実施形態の表示部に表示される人力駆動車両情報提供アプリの表示画面の一例を示す図である。
【
図5A】
図5Aは、第1実施形態の第2入力操作により表示情報が変更される様子を模式的に示す図である。
【
図5B】
図5Bは、第1実施形態の第2入力操作により表示情報が変更される様子を模式的に示す図である。
【
図6A】
図6Aは、第2実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図6B】
図6Bは、第2実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図7A】
図7Aは、第3実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図7B】
図7Bは、第3実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図8A】
図8Aは、第4実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図8B】
図8Bは、第4実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図9A】
図9Aは、第4実施形態の表示部に表示される表示画面の他の例を示す図である。
【
図9B】
図9Bは、第4実施形態の表示部に表示される表示画面の他の例を示す図である。
【
図10A】
図10Aは、第5実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図10B】
図10Bは、第5実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図10C】
図10Cは、第5実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図11A】
図11Aは、第6実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図11B】
図11Bは、第6実施形態の表示部に表示される表示画面の一例を示す図である。
【
図12A】
図12Aは、第6実施形態の表示部に表示される表示画面の他の例を示す図である。
【
図12B】
図12Bは、第6実施形態の表示部に表示される表示画面の他の例を示す図である。
【
図13】
図13は、第7実施形態の表示処理装置の構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0051】
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
【0052】
(第1実施形態)
図1は、表示処理装置10の外観構成を示す図である。表示処理装置10は、例えばスマートフォン、タブレット、携帯情報装置、および、サイクルコンピュータを含む。表示処理装置10はハウジング12を含む。ハウジング12は、縦長の扁平矩形であってもよい。
【0053】
ハウジング12の一方主面には、表示部14が設けられる。表示部14は、例えば液晶や有機ELなどである。表示部14の上面には、操作部16が設けられる。操作部16は、例えばタッチパネルである。
【0054】
表示処理装置10には、複数の表示情報が表示可能である。表示処理装置10は、ユーザによる操作を操作部16に受け付けた場合、受け付けた操作に応じて表示情報のレイアウトを変更する。表示部14に表示される表示情報には、人力駆動車両20から収集される人力駆動車両20の走行に関する情報を含む。走行に関する情報には、例えば人力駆動車両20の走行速度、走行距離、ケイデンス、人力駆動車両20の推進をアシストするバッテリ残量、人力駆動車両20の推進をアシストするモータの出力状況、人力駆動車両20に設けられるクランクとホイールの回転比率を変更するための変速機の状態、人力駆動車両20に設けられるクランクとホイールの回転比率を変更するための変速比、走行時間、平均速度、走行路の勾配、走行時の気温、走行時の時刻、最高速度、目的地までの距離、目標走行距離までの残距離、人力駆動車両に設けられるドライブユニットの駆動状態に関する情報、のうち少なくとも1つの情報が含まれる。
【0055】
図2は、人力駆動車両20のハンドル部分を示す図である。人力駆動車両20は、少なくとも人力駆動力によって駆動することができる車両である。人力駆動車両20は、例えば自転車を含む。自転車は、例えば電動アシスト自転車を含む。人力駆動車両20は、車輪の数が限定されず、例えば1輪車および3輪以上の車輪を有する車両も含む。人力駆動車両20は、例えばマウンテンバイク、ロードバイク、シティバイク、カーゴバイク、および、リカンベント、を含む。
【0056】
人力駆動車両20のハンドル22には、表示処理装置10を着脱可能に取り付けるホルダー24が設けられている。表示処理装置10は、ホルダー24に装着されている状態で表示部14に表示情報を表示することにより人力駆動車両20に乗車しているユーザに対して人力駆動車両20の走行に関する情報を提供する。なお、ハウジング12とホルダー24は一体的に形成されていてもよい。
【0057】
図3は、表示処理装置10の構成を示すブロック図である。表示処理装置10は、表示部14、操作部16、処理部30、通信部32、および、記憶部34を含む。
【0058】
記憶部34には、表示部14に表示させる表示情報、表示位置が記憶されている。
【0059】
以下に、表示部14に表示される走行に関する情報などの表示形態と、操作部16により受け付けた操作に応じた表示形態の変化について説明する。
【0060】
表示部14は、人力駆動車両20の走行に関する情報を含む複数の表示情報と、複数の表示情報がそれぞれ表示される複数の表示領域を有する。操作部16は、表示部14に接触する第1入力操作を受け付ける。処理部30は、第1入力操作の接触位置に関わらず、表示部14における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する。
【0061】
例えば、処理部30は、大きさを変更する対象となる表示領域、または、対象となる表示領域とは異なる領域に対して、第1入力操作の接触が行われた場合、この対象となる表示領域の大きさを変更する。
【0062】
人力駆動車両20は、走行に関する情報の一部を取得するための検出部を備えている。走行に関する情報には、例えば人力駆動車両20の走行速度、走行距離、ケイデンス、人力駆動車両20の推進をアシストするバッテリ残量、人力駆動車両20の推進をアシストするモータの出力状況、人力駆動車両20に設けられるクランクとホイールの回転比率を変更するための変速機の状態、人力駆動車両20に設けられるクランクとホイールの回転比率を変更するための変速比、走行時間、平均速度、走行路の勾配、走行時の気温、走行時の時刻、最高速度、目的地までの距離、目標走行距離までの残距離、人力駆動車両に設けられるドライブユニットの駆動状態に関する情報を含み、さらにユーザの心拍数や熱消費量、体温などの人力駆動車両を走行させるユーザの生体情報を含んでいてもよい。
【0063】
第1入力操作は、表示部14における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、表示部14における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作である。また、第1入力操作は、ピンチアウト操作およびピンチイン操作に限られず、表示部14に触れてから所定時間後に離すタップ操作、または表示部14に触れた状態で動かすスライド操作であってもよい。
【0064】
ここで、表示部14に複数の表示情報が表示された表示画面がユーザの操作に応じて遷移するときの一例について説明する。
【0065】
図4Aおよび
図4Bは、表示部14に複数の表示情報が表示された表示画面G2の一例を示す図である。
【0066】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域A2と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域A4とを含む。また、
図4Aおよび
図4Bに示す例では、1つの第1表示領域A2が表示されているが、これに限られず、複数の第1表示領域A2と複数の第2表示領域A4が表示されてもよい。
【0067】
また、複数の表示領域の1つには、複数の表示情報における少なくとも2つ以上が表示される構成でもよい。
【0068】
図4Aに示す例では、第1表示領域A2には、第1表示情報I2を含む。第2表示領域A4には、それぞれ第2表示情報I4,I6,I8,I10,I12を含む。第1表示領域A2および第2表示領域A4に表示される表示情報は、任意に選択可能である。
図4Aでは、一例として、第1表示情報I2は、例えば人力駆動車両20の走行速度を示す情報、第2表示情報I4は、例えば走行時の時刻を示す情報、第2表示情報I6は、例えば走行距離を示す情報、第2表示情報I8は、例えばケイデンスを示す情報、第2表示情報I10は、例えばアシスト力を示す情報、第2表示情報I12は、例えば目的地までの距離を示す情報である。
【0069】
表示情報として時刻が表示される場合、GPSによって取得される位置情報に応じた時刻を表示可能である。表示情報として時刻が表示される場合、ユーザの設定によって国・地域ごとの時刻を選択する可能である。また、表示情報として時刻が表示される場合、表示処理装置10の一例であるスマートフォン、タブレット、携帯情報機器、またはサイクルコンピュータのユーザにより設定される設定言語に応じた国・地域の時刻が表示される。
【0070】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、
図4Bに示すように、第1表示領域A2の大きさを拡大する。第1表示領域A2の拡大に伴って、第1表示領域A2に表示されている第1表示情報I2の表示サイズが拡大される。
【0071】
また、処理部30は、操作部16により第1入力操作とは異なる第2入力操作を受け付けた場合、複数の表示領域の少なくとも1つに表示されていた表示情報を他の表示情報に変更する。第2入力操作は、例えばロングタッチ操作を行い、その後スライド操作を行う操作である。
【0072】
図5Aおよび
図5Bは、第2入力操作により表示情報が変更される様子を模式的に示す図である。
図5Aおよび
図5Bには、模式的にユーザの指Fが示されている。また、
図5Aに示す例では、第1表示領域A12には、1つの第1表示情報I22を含む。第2表示領域A14には、それぞれ第2表示情報I24,I36,I28,I30,I32を含む。
【0073】
また、
図5Aおよび
図5Bに示す例では、ユーザは、第2表示領域A14の第2表示情報I30に対してロングタッチ操作を行い、その後第1表示領域A12の第1表示情報I22の表示位置までスライド操作を行った場合を示している。
【0074】
図5Bに示すように、第1表示領域A12に第2表示情報I32が表示され、第2表示領域A14に第1表示情報I22が表示される。
【0075】
また、
図4Aに示すように、表示部14は、複数の表示情報とは異なる少なくとも1つの追加表示情報を表示する追加表示領域A6を含む。追加表示領域A6は、追加表示情報が表示される領域であり、追加表示情報は、例えば人力駆動車両20に設けられるドライブユニット、バッテリ、変速機、その他搭載されるコンポーネントの駆動状況、接続状況、変速機の調整状況、変速機の保護機能の発動状況、システムエラー状況の少なくとも1つに関するアラート情報、メンテナンスが必要なコンポ―ネントに関するメンテナンスアラート情報などである。また、追加表示情報は、例えば表示処理装置10に関する情報であり、例えば表示処理装置10を駆動するためのバッテリの残量を示す残量表示などである。また、追加表示領域A6は、第1表示領域A2または第2表示領域A4にオーバーラップするように配置される。また、追加表示領域A6は、第1表示領域A2および第2表示領域A4と重複しないように表示部14の少なくとも上下左右隅のいずれかに配置される。
図4では、追加表示領域A6にメンテナンスアラート情報Bが表示されている例を示している。
【0076】
処理部30は、操作部16により第1入力操作を受け付けた場合でも、少なくとも1つの追加表示情報の表示を維持する。つまり、処理部30は、操作部16により第1入力操作を受け付けた場合には、少なくとも第1表示領域A2および第2表示領域A4の一方の大きさを変更するが、追加表示領域A6の大きさを変更しない。
【0077】
また、表示処理装置10がスマートフォンまたはタブレットで実現される場合、表示処理装置10には、複数のアプリケーションがインストールされており、この複数のアプリケーションの中に上述した走行に関する情報を表示するアプリケーションが含まれている。以下では、走行に関する情報を表示するアプリケーションを「走行アプリ」という。
【0078】
例えば、表示処理装置10は、表示部14に表示情報が表示されている状態において、ユーザにより操作を受け付けた場合、受け付けた操作に応じて表示情報のレイアウトを変更する。
【0079】
また、表示処理装置10は、操作部16を介してユーザにより、走行アプリの操作を受け付けた場合、走行アプリを起動する。この走行アプリの起動により、表示部14に表示情報が表示される。表示処理装置10は、ユーザにより操作を受け付けた場合、受け付けた操作に応じて表示情報のレイアウトを変更する。
【0080】
また、走行アプリは、通信部32を介して人力駆動車両20から走行に関する情報を取得する。走行アプリは、取得した走行に関する情報を表示部14に表示する。表示処理装置10は、走行アプリを表示部14に表示することにより、人力駆動車両20に乗車しているユーザに対して人力駆動車両の速度情報などの各種情報を提供する。
【0081】
(第2実施形態)
図6Aおよび
図6Bを参照して、第2実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0082】
図6Aおよび
図6Bは、表示部14に表示される表示画面G4の一例を示す図である。
【0083】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域A22と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域A24とを含む。また、
図6Aに示す例では、第1表示領域A22には、1つの第1表示情報I42を含む。第2表示領域A24には、それぞれ第2表示情報I44,I46,I48,I50,I52を含む。
【0084】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、
図6Bに示すように、第1表示領域A22の大きさを拡大し、第2表示領域A24の大きさを縮小する。第1表示領域A22の拡大に伴って、第1表示領域A22に含まれている第1表示情報I42も拡大される。また、第2表示領域A24の縮小に伴って、第2表示領域A24に含まれている第2表示情報I44,I46,I48,I50,I52も縮小される。
【0085】
(第3実施形態)
図7Aおよび
図7Bを参照して、第3実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0086】
図7Aおよび
図7Bは、表示部14に表示される表示画面G6の一例を示す図である。
【0087】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み、複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域A32と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域A34とを含む。また、
図7Aに示す例では、第1表示領域A32には、1つの第1表示情報I62を含む。第2表示領域A34には、それぞれ第2表示情報I64,I66,I68,I70,I72を含む。
【0088】
少なくとも1つ以上の第1表示領域A32と、少なくとも一つ以上の第2表示領域A34があり、ピンチアウト操作に応じて少なくとも1つの第1表示領域A32は拡大し、少なくとも1つ、または、複数の第2表示領域A34は縮小し、少なくとも1つの第2表示領域A34は非表示になる。
図7Bに示す例では、複数の第2表示領域A34は縮小に伴って、第2表示情報I64,I66,I68,I70が縮小し、1つの第2表示領域A34の非表示に伴って、第2表示情報I72が非表示になる。
【0089】
(第4実施形態)
図8A、
図8B、
図9Aおよび
図9Bを参照して、第4実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0090】
図8Aおよび
図8Bは、表示部14に表示される表示画面G8の一例を示す図である。
【0091】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域A42と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域A44とを含む。また、
図8Aに示す例では、第1表示領域A42には、1つの第1表示情報I82を含む。第2表示領域A44には、それぞれ第2表示情報I84,I86,I88,I90を含む。
【0092】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、
図8Bに示すように、第1表示領域A42の大きさを拡大し、第2表示領域A44の大きさを維持する。第1表示領域A42の拡大に伴って、第1表示領域A42に含まれている第1表示情報I82も拡大される。また、第2表示領域A44の大きさは維持されるので、第2表示領域A44に表示されている第2表示情報I84,I86,I88,I90の大きさも維持される。
【0093】
また、表示画面G8が
図8Bに示す状態において、処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチイン操作を受け付けた場合、
図8Aに示すように、第1表示領域A42の大きさを縮小し、第2表示領域A44の大きさを維持する。第1表示領域A42の縮小に伴って、第1表示領域A42に表示されている第1表示情報I82も縮小される。一方、第2表示領域A44の大きさは維持されるので、第2表示領域A44に表示されている第2表示情報I84,I86,I88,I90の大きさも維持される。
【0094】
図9Aおよび
図9Bは、表示部14に表示される表示画面G8の他の例を示す図である。
【0095】
複数の表示情報は、さらに、少なくとも1つの第3表示情報I92を含む。第3表示情報I92は、第1表示情報I82と第2表示情報I84,I86,I88,I90とは異なる情報である。
【0096】
複数の表示領域は、さらに、少なくとも1つの第3表示情報I92が含まれる第3表示領域A46を含む。
【0097】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第3表示情報I92を非表示にする。例えば、人力駆動車両情報提供アプリの表示画面G8は、
図9Aに示す状態から
図9Bに示す状態に遷移する。また、
図9Bに示す例では、第3表示情報I92が非表示になることにより、第3表示領域A46も非表示になる。
【0098】
また、処理部30は、ピンチアウト操作を受け付けて少なくとも1つの第3表示情報I92が非表示になっていた場合、ピンチイン操作を受け付けた際に、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報I92を第3表示領域A46に表示する。例えば、人力駆動車両情報提供アプリの表示画面G8は、
図9Bに示す状態から
図9Aに示す状態に遷移する。
【0099】
(第5実施形態)
図10A、
図10Bおよび
図10Cを参照して、第5実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0100】
【0101】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、第1表示情報および第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域A52と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域A54と、少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域A56と、を含む。
【0102】
図10Aに示す例では、第1表示領域A52には、1つの第1表示情報I102を含む。第2表示領域A54には、それぞれ第2表示情報I104,I106を含む。第3表示領域A56には、1つの第3表示情報I108を含む。
【0103】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、
図10Bに示すように、第1表示領域A52の大きさを拡大し、第2表示領域A54および第3表示領域A56の少なくとも一方の大きさを縮小する。
図10Bに示す例では、第2表示領域A54の大きさを維持し、第3表示領域A56の大きさを縮小している。
【0104】
第1表示領域A52の拡大に伴って、第1表示領域A52に含まれている第1表示情報I102も拡大される。また、第3表示領域A56の縮小に伴って、第3表示領域A56に含まれている第3表示情報I108も縮小される。なお、第2表示領域A54の大きさは維持されるので、第2表示領域A54に含まれている第2表示情報I104,I106の大きさも維持される。
【0105】
また、表示画面G10が
図10Bに示す状態において、処理部30は、さらに、ピンチアウト操作を受け付けた場合、
図10Cに示すように、第2表示領域A54の大きさを縮小し、少なくとも1つの第3表示情報I108を非表示にする。
図10Cに示す例では、第3表示情報I108が非表示になることにより、第3表示領域A56も非表示になる。また、第1表示領域A52は、2回目のピンチアウト操作により、さらに拡大される。なお、
図10Cに示す例では、第2表示領域A54の大きさは維持されているが、縮小されてもよい。
【0106】
(第6実施形態)
図11A、
図11B、
図12Aおよび
図12Bを参照して、第6実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0107】
図11Aおよび
図11Bは、表示部14に表示される表示画面G12の一例を示す図である。
【0108】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域A62と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域A64と、を含む。また、
図11Aに示す例では、第1表示領域A62には、1つの第1表示情報I112を含む。第2表示領域A64には、それぞれ第2表示情報I114,I116を含む。
【0109】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1表示領域A62を第1拡大率で拡大し、第2表示領域A64を第2拡大率で拡大する。また、第1拡大率は、第2拡大率よりも大きい。例えば、人力駆動車両情報提供アプリの表示画面G12は、
図11Aに示す状態から
図11Bに示す状態に遷移する。
【0110】
第1表示領域A62が第1拡大率で拡大した場合、第1表示領域A62に含まれている第1表示情報I112も第1拡大率で拡大される。同様に、第2表示領域A64が第2拡大率で拡大した場合、第2表示領域A64に含まれている第2表示情報I114,I116も第2拡大率で拡大される。
【0111】
また、処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチイン操作を受け付けた場合、第1表示領域A62を第1縮小率で縮小し、第2表示領域A64を第2縮小率で縮小する。第1縮小率は、第2縮小率よりも大きい。例えば、表示画面G12は、
図11Bに示す状態から
図11Aに示す状態に遷移する。
【0112】
第1表示領域A62が第1縮小率で縮小した場合、第1表示領域A62に含まれている第1表示情報I112も第1縮小率で縮小される。同様に、第2表示領域A64が第2縮小率で縮小した場合、第2表示領域A64に含まれている第2表示情報I114,I116も第2縮小率で縮小される。
【0113】
図12Aおよび
図12Bは、表示部14に表示される人力駆動車両情報提供アプリの表示画面G12の他の例を示す図である。
【0114】
複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報および少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域A66と、を含む。なお、
図12Aに示す例では、第3表示領域A66には、1つの第3表示情報I118を含む。また、
図12Aに示す例では、第1表示領域A62、第2表示領域A64および第3表示領域A66の大きさは等しい。
【0115】
処理部30は、ピンチアウト操作を受け付けた場合、第3表示領域A66の大きさを縮小または少なくとも1つの第3表示情報I118を非表示にする。例えば、表示画面G12は、
図12Aに示す状態から
図12Bに示す状態に遷移する。
図12Bに示す例では、第3表示情報I118が非表示になることにより、第3表示領域A66も非表示になる。
【0116】
また、処理部30は、ピンチアウト操作を受け付けて少なくとも1つの第3表示情報I118が非表示になっていた場合、ピンチイン操作を受け付けた際に、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報I118を第3表示領域A66に表示する。例えば、人力駆動車両情報提供アプリの表示画面G12は、
図12Bに示す状態から
図12Aに示す状態に遷移する。
【0117】
よって、表示処理装置10は、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第1表示領域A62を第1拡大率で拡大し、第2表示領域A64を第2拡大率で拡大することができる。
【0118】
また、表示処理装置10は、ピンチイン操作を受け付けた場合、ピンチイン操作の接触位置に関わらず、第1表示領域A62を第1縮小率で縮小し、第2表示領域A64を第2縮小率で縮小することができる。
【0119】
また、表示処理装置10によれば、ピンチアウト操作を受け付けた場合、ピンチアウト操作の接触位置に関わらず、第3表示領域A66の大きさを縮小または少なくとも1つの第3表示情報I118を非表示にすることができる。
【0120】
また、表示処理装置10は、ピンチイン操作を受け付けた場合、ピンチイン操作の接触位置に関わらず、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報I118を第3表示領域A66に表示することができる。
【0121】
(第7実施形態)
図13を参照して、第7実施形態について説明する。第1実施形態と共通する構成については、第1実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
【0122】
図13は、表示処理装置40の構成を示すブロック図である。表示処理装置40は、表示部14、処理部50、通信部32、および、記憶部34を含む。
【0123】
表示部14は、少なくとも1つの表示情報が表示される少なくとも1つの表示領域により構成される。表示部14は、少なくとも1つの表示領域により構成される複数の表示パターンを含む。処理部50は、少なくとも1つの表示情報に対する処理を行う。処理部50は、複数の表示パターンの中から予め定められた少なくとも1つの表示パターンを表示部14に表示させる処理を行う。少なくとも1つの表示情報は、人力駆動車両20の走行に関係する情報である。表示パターンとは、組み合わせる表示情報の種類や、各表示情報の大きさなどが予め設定されているプリセット画面である。表示パターンは、表示処理装置40に含まれる操作部16により受け付けた操作に基づいて設定される。
【0124】
図14A~14Cは、表示パターンP2,P4,P6の一例を示す図である。
【0125】
表示パターンP2は、
図14Aに示すように、第1表示領域A72と第2表示領域A74とにより構成される。第1表示領域A72には、1つの第1表示情報I122が表示される。第2表示領域A74には、それぞれ第2表示情報I124,I126,I128,I130,I132が表示される。
【0126】
表示パターンP4は、
図14Bに示すように、第1表示領域A82と第2表示領域A84とにより構成される。第1表示領域A82には、1つの第1表示情報I142が表示される。第2表示領域A84には、それぞれ第2表示情報I144,I146,I148,I150が表示される。
【0127】
表示パターンP6は、
図14Cに示すように、第1表示領域A92と第2表示領域A94とにより構成される。第1表示領域A92には、1つの第1表示情報I152が表示される。第2表示領域A94には、それぞれ第2表示情報I154,I156が表示される。
【0128】
なお、表示パターンP2,P4、P6は、一例であり、表示パターンの数や、組み合わせる表示情報の種類や、各表示情報の大きさは任意に設定することができる。
【0129】
処理部50は、例えば、予め表示パターンP2,P4、P6の中から表示パターンP4が選択されている場合には、表示パターンP4を表示部14に表示させる処理を行う。
【0130】
表示処理装置40は、さらに、操作を受け付ける操作部16を含む。処理部30は、操作部16により受け付けた操作に基づき、複数の表示パターンの中から、表示部14に表示する選択パターンを決定する。
【0131】
処理部30は、例えば、予め表示パターンP2,P4、P6の中から表示パターンP4,P6が選択されている場合には、操作部16により受け付けた操作に基づき、表示パターンP4または表示パターンP6を表示部14に表示させる処理を行う。操作部16により受け付けた操作とは、例えば表示部14に触れた状態で一定方向へ動かすスワイプ操作である。
【0132】
(第8実施形態)
第8実施形態について説明する。上述した第1実施形態の処理の様に、表示部14は、人力駆動車両20の走行に関する情報を含む複数の表示情報と、複数の表示情報がそれぞれ表示される複数の表示領域を有する。操作部16は、表示部14に接触する第1入力操作を受け付ける。処理部30は、第1入力操作の接触位置に関わらず、表示部14における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを変更する。
【0133】
第1入力操作は、表示部14における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを拡大するピンチアウト操作、または、表示部14における複数の表示領域の少なくとも1つの大きさを縮小するピンチイン操作である。また、第1入力操作は、ピンチアウト操作およびピンチイン操作に限られず、表示部14に触れてから所定時間後に離すタップ操作、または表示部14に触れた状態で動かすスライド操作であってもよい。
【0134】
また、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域とを含む。処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1表示領域の大きさを拡大する。
【0135】
また、複数の表示領域の1つには、複数の表示情報における少なくとも2つ以上が表示される構成でもよい。
【0136】
処理部30は、操作部16により第1入力操作とは異なる第2入力操作を受け付けた場合、複数の表示領域の少なくとも1つに表示されていた表示情報を他の表示情報に変更する。
【0137】
表示部14は、複数の表示情報とは異なる少なくとも1つの追加表示情報を表示する追加表示領域を含む。
【0138】
処理部30は、操作部16により第1入力操作を受け付けた場合でも、少なくとも1つの追加表示情報の表示を維持する。
【0139】
また、上述した第2実施形態の処理の様に、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域とを含む。処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域の大きさを縮小する。
【0140】
また、上述した第3実施形態の処理の様に、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含み。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域とを含む。処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、少なくとも1つの第2表示情報を非表示にする。
【0141】
また、上述した第4実施形態の処理の様に、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域とを含む。
【0142】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1表示領域の大きさを拡大し、第2表示領域A44の大きさを維持する。
【0143】
また、処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチイン操作を受け付けた場合、第1表示領域の大きさを縮小し、第2表示領域の大きさを維持する。
【0144】
複数の表示情報は、さらに、少なくとも1つの第3表示情報I92を含む。処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第3表示情報を非表示にする。また、処理部30は、ピンチアウト操作を受け付けて少なくとも1つの第3表示情報が非表示になっていた場合、ピンチイン操作を受け付けた際に、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報を第3表示領域に表示する。
【0145】
また、上述した第5実施形態の処理の様に、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、第1表示情報および第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含む。処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、
図10Bに示すように、第1表示領域A52の大きさを拡大し、第2表示領域A54および第3表示領域A56の少なくとも一方の大きさを縮小する。
【0146】
また、処理部30は、さらに、ピンチアウト操作を受け付けた場合、
図10Cに示すように、第2表示領域A54の大きさを縮小し、少なくとも1つの第3表示情報I108を非表示にする。
【0147】
また、上述した第6実施形態の処理の様に、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報と、少なくとも1つの第1表示情報とは異なる少なくとも1つの第2表示情報と、を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第1表示情報が表示される第1表示領域と、少なくとも1つの第2表示情報が表示される第2表示領域と、を含む。
【0148】
処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチアウト操作を受け付けた場合、第1表示領域を第1拡大率で拡大し、第2表示領域を第2拡大率で拡大する。第1拡大率は、第2拡大率よりも大きい。また、処理部30は、操作部16により第1入力操作としてピンチイン操作を受け付けた場合、第1表示領域を第1縮小率で縮小し、第2表示領域を第2縮小率で縮小する。第1縮小率は、第2縮小率よりも大きい。
【0149】
また、複数の表示情報は、少なくとも1つの第1表示情報および少なくとも1つの第2表示情報とは異なる、少なくとも1つの第3表示情報を含む。複数の表示領域は、少なくとも1つの第3表示情報が表示される第3表示領域と、を含む。
【0150】
処理部30は、ピンチアウト操作を受け付けた場合、第3表示領域の大きさを縮小または少なくとも1つの第3表示情報を非表示にする。また、処理部30は、ピンチアウト操作を受け付けて少なくとも1つの第3表示情報が非表示になっていた場合、ピンチイン操作を受け付けた際に、非表示になっていた少なくとも1つの第3表示情報を第3表示領域に表示する。
【0151】
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態の内容により実施形態が限定されるものではない。例えば、表示情報または表示領域では、走行速度、平均走行速度、バッテリ残量、アシスト出力値に関するタコメータで表示されてもよい。また、アシストモータを駆動するためのバッテリ残量が所定値以下の場合には、表示色を変更してもよい。所定値以下とは、例えば、20%以下である。また、表示処理装置10,40は、ドライブユニット、シフター、バッテリ、変速機、サスペンション、ケイデンスセンサー、トルクセンサ、速度センサ、生体情報センサ、それらの操作装置、との少なくとも1つと、有線または無線で接続される。なお、変速機とは、フロントディレーラおよびリアディレーラである。表示情報には、表示処理装置10,40とドライブユニットなどのコンポーネントとの接続状況、前照灯の点灯状況なども含まれてもよい。表示情報には、推奨ギア比の表示が含まれてもよい。表示処理装置10,40は、所定条件下にスリープモードに切り替わる機能を有するが、走行時、アシスト時は、スリープモードに切り替わらない。
【0152】
また、前述した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、前述した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。さらに、前述した実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換または変更を行うことができる。
【符号の説明】
【0153】
10,40 表示処理装置
12 ハウジング
14 表示部
16 操作部
20 人力駆動車両
22 ハンドル
24 ホルダー
30,50 処理部
32 通信部
34 記憶部
A2,A12,A22,A32,A42,A52,A62,A72,A82,A92 第1表示領域
A4,A14,A24,A34,A44,A54,A64,A74,A84,A94 第2表示領域
A6 追加表示領域
A46,A56,A66 第3表示領域
I2,I22,I42,I62,I82,I102,I112,I122,I142,I152 第1表示情報
I4,I6,I8,I10,I12,I24,I36,I28,I30,I32,I44,I46,I48,I50,I52,I64,I66,I68,I70,I72,I84,I86,I88,I90,I104,I106,I114,I116,I124,I126,I128,I130,I132,I144,I146,I148,I150,I154,I156 第2表示情報
I92,I108,I118 第3表示情報
G2,G4,G6,G8,G10,G12 表示画面
P2,P4,P6 表示パターン