(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-02
(45)【発行日】2023-10-11
(54)【発明の名称】画像処理方法及びフレキシブルスクリーン端末
(51)【国際特許分類】
G06F 3/0484 20220101AFI20231003BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20231003BHJP
G09G 5/36 20060101ALI20231003BHJP
G09G 5/38 20060101ALI20231003BHJP
G09G 5/377 20060101ALI20231003BHJP
G06F 3/041 20060101ALI20231003BHJP
【FI】
G06F3/0484
G09G5/00 550C
G09G5/36
G09G5/38
G09G5/377
G09G5/00 530T
G06F3/041 640
(21)【出願番号】P 2022145228
(22)【出願日】2022-09-13
(62)【分割の表示】P 2020549564の分割
【原出願日】2019-03-15
【審査請求日】2022-09-13
(31)【優先権主張番号】201810214256.0
(32)【優先日】2018-03-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】517372494
【氏名又は名称】維沃移動通信有限公司
【氏名又は名称原語表記】VIVO MOBILE COMMUNICATION CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.1, vivo Road, Chang’an, Dongguan,Guangdong 523863, China
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【氏名又は名称】森本 有一
(72)【発明者】
【氏名】張 耀坤
【審査官】田川 泰宏
(56)【参考文献】
【文献】特開2012-230537(JP,A)
【文献】特開2013-238918(JP,A)
【文献】特開2014-035496(JP,A)
【文献】特開2014-106941(JP,A)
【文献】特開2017-130158(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2013/0093669(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0176248(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/01-3/04895
G09G 5/00
G09G 5/36
G09G 5/38
G09G 5/377
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレキシブルスクリーン端末に応用される画像処理方法であって、
フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信ことと、
前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN(正の整数)個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示することと、
前記N個の画像のうちのM(正の整数であり、M≦N)個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信することと、
前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することと、
前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することとを含み、
ここで、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域であ
り、
前記テキスト情報は、前記M個のターゲット画像に対して認識を行って取得したものである、画像処理方法。
【請求項2】
前記のユーザの第2入力を受信することは、
前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるユーザの第2入力を受信することを含み、
前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することは、
前記第2入力で形成される第2折れ線を取得することと、
前記第2折れ線の所定側のM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することとを含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項3】
前記第2表示領域は、前記第1表示領域に表示されるN個の画像の位置及び大きさにそれぞれ1対1に対応する位置及び大きさを有するN個の空白サブ領域を含み、
前記のユーザの第2入力を受信することは、
前記第2表示領域のM個のターゲットサブ領域におけるユーザのM回のタッチ操作を受信することを含み、
前記の前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することは、
前記第1表示領域に表示されたN個の画像のうち、前記M個のターゲットサブ領域の位置にそれぞれ対応するM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することを含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項4】
前記のユーザの第2入力を受信することは、
前記第1表示領域のM個のターゲット画像に対するユーザのM回の制御操作を受信することを含み、
ここで、前記制御操作は、ターゲット画像を押圧して前記フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域を回転させる回転操作と、ターゲット画像をクリックする操作と、ターゲット画像上でのスライド操作の少なくとも一つを含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項5】
前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することは、
前記第2入力で選択されたターゲット画像が前記操作制御領域に移動する移動軌跡を表示することを含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項6】
前記の前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示した後に、
ユーザからの前記フレキシブルスクリーン
端末の画面表示モードを調整するための第3入力を受信することと、
前記第3入力に応答して、前記第1表示領域の画面モードをAOD(Always On Display)に調整し、前記第2表示領域の画面モードをOSD(On Screen Display)に維持することとを更に含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項7】
前記の前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示する前に、
前記第2表示領域に対するユーザの第4入力を受信することを更に含み、
ここで、前記第4入力は、第1所定方向の1本の指のスライド操作又は複数指のスライド操作であり、
前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することは、
前記第4入力に応答して、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することを含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項8】
前記の前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示した後に、
前記第2表示領域に表示された第1ターゲット画像に対するユーザの第5入力を受信することと、
前記第5入力に応答して、前記第2表示領域上の前記第1ターゲット画像の表示を消去することとを更に含み、
ここで、前記第5入力は、前記第1ターゲット画像に対する第2所定方向へのドラッグ操作である、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項9】
フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記の第1入力を受信する前に、
前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に第1データを全画面表示することを更に含み、
前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示した後に、
前記フレキシブルスクリーン
端末が展開状態に復帰した場合に、前記第1入力を受信する前に表示されていた前記第1データを前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に全画面表示するように制御することを更に含む、請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項10】
フレキシブルスクリーン端末であって、
フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信ための第1受信モジュールと、
前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN(正の整数)個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示するための第1表示モジュールと、
前記N個の画像のうちのM(正の整数であり、M≦N)個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信するための第2受信モジュールと、
前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示するための第2表示モジュールと、
前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示するための第3表示モジュールとを含み、
ここで、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域であ
り、
前記テキスト情報は、前記M個のターゲット画像に対して認識を行って取得したものである、フレキシブルスクリーン端末。
【請求項11】
前記第2受信モジュールは、更に、前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるユーザの第2入力を受信することに用いられ、
前記第2表示モジュールは、
前記第2入力で形成される第2折れ線を取得するための取得サブモジュールと、
前記第2折れ線の所定側のM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示するための表示サブモジュールとを含む、請求項10に記載のフレキシブルスクリーン端末。
【請求項12】
前記第2表示領域は、前記第1表示領域に表示されるN個の画像の位置及び大きさにそれぞれ1対1に対応する位置及び大きさを有するN個の空白サブ領域を含み、
前記第2受信モジュールは、更に、前記第2表示領域のM個のターゲットサブ領域におけるユーザのM回のタッチ操作を受信することに用いられ、
前記第2表示モジュールは、更に、前記第1表示領域に表示されたN個の画像のうち、前記M個のターゲットサブ領域の位置にそれぞれ対応するM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することに用いられる、請求項10に記載のフレキシブルスクリーン端末。
【請求項13】
前記第2受信モジュールは、更に、前記第1表示領域のM個のターゲット画像に対するユーザのM回の制御操作を受信することに用いられ、
ここで、前記制御操作は、ターゲット画像を押圧して前記フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域を回転させる回転操作と、ターゲット画像をクリックする操作と、ターゲット画像上でのスライド操作の少なくとも一つを含
み、
又は、
前記第2表示モジュールは、更に、前記第2入力で選択されたターゲット画像が前記操作制御領域に移動する移動軌跡を表示することに用いられる、請求項10に記載のフレキシブルスクリーン端末。
【請求項14】
ユーザからの前記フレキシブルスクリーン
端末の画面表示モードを調整するための第3入力を受信するための第3受信モジュールと、
前記第3入力に応答して、前記第1表示領域の画面モードをAODに調整し、前記第2表示領域の画面モードをOSDに維持するための調整モジュールとを更に含
み、
又は、
前記第2表示領域に対するユーザの第4入力を受信するための第4受信モジュールを更に含み、
ここで、前記第4入力は、第1所定方向の1本の指のスライド操作又は複数指のスライド操作であり、
前記第3表示モジュールは、更に、前記第4入力に応答して、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することに用いられる、請求項10に記載のフレキシブルスクリーン端末。
【請求項15】
前記第2表示領域に表示された第1ターゲット画像に対するユーザの第5入力を受信するための第5受信モジュールと、
前記第5入力に応答して、前記第2表示領域上の前記第1ターゲット画像の表示を消去するための消去モジュールとを更に含み、
ここで、前記第5入力は、前記第1ターゲット画像に対する第2所定方向へのドラッグ操作であ
り、
又は、
フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記の第1入力を受信する前に、前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に第1データを全画面表示するための第4表示モジュールと、
前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示した後に、前記フレキシブルスクリーン端末が展開状態に復帰した場合に、前記第1入力を受信する前に表示されていた前記第1データを前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に全画面表示するように制御するための復帰モジュールとを更に含む、請求項10に記載のフレキシブルスクリーン端末。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2018年3月15日に中国特許庁に提出された中国特許出願201810214256.0の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示の実施例は、通信技術分野に係り、特に画像処理方法及びフレキシブルスクリーン端末に係る。
【背景技術】
【0002】
フレキシブルスクリーン端末の著しい発展に伴い、フレキシブルスクリーン端末は、様々な機能を有しており、その中でも、フレキシブルスクリーン端末の撮影機能は、日常生活において最も使用頻度の高い機能となっている。ユーザは、様々なシーンで、そのシーンを撮影により画像として記録することができる。例えば、授業時や講座に参加する時に、ユーザは、フレキシブルスクリーン端末でプレゼンテーション資料PPT(PowerPoint)や黒板の板書を撮影して対応する情報を記録し、空き時間を利用して撮影した画像を処理する。
【0003】
従来技術では、ユーザが文字情報に関連する複数枚の画像を一括して処理する場合、例えば、1回の講座で撮影したPPT画像を全て一括してテキスト情報に変換する場合、各画像内の文字情報を個々に認識し、一連の複雑な操作で最終的に画像内の内容をテキスト情報に変換して蓄積する。このように、従来技術では、画像の内容をテキスト情報に変換する際の操作手順が煩雑であるという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施例は、従来技術では画像の内容をテキスト情報に変換する際の操作手順が煩雑であるという問題を解決するために、画像処理方法及びフレキシブルスクリーン端末を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
第1方面において、本開示の実施例は、画像処理方法を提供し、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信ことと、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN(正の整数)個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示することと、前記N個の画像のうちのM(正の整数であり、M≦N)個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信することと、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することと、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することとを含み、ここで、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域である。
【0006】
第2方面において、本開示の実施例は、フレキシブルスクリーン端末を更に提供し、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信ための第1受信モジュールと、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN(正の整数)個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示するための第1表示モジュールと、前記N個の画像のうちのM(正の整数であり、M≦N)個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信するための第2受信モジュールと、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示するための第2表示モジュールと、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示するための第3表示モジュールとを含み、ここで、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域である。
【0007】
第3方面において、本開示の実施例は、プロセッサと、メモリと、前記メモリに記憶され、前記プロセッサで動作可能なコンピュータプログラムとを含むフレキシブルスクリーン端末を更に提供し、前記コンピュータプログラムが前記プロセッサによって実行されると、上記の画像処理方法のステップが実現される。
【0008】
第4方面において、本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、前記コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記画像処理方法のステップが実現される。
発明の効果
【0009】
本開示の実施例において、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信し、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示し、前記N個の画像のうちのM個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信し、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示し、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示する。このように、フレキシブルスクリーン端末を簡単に操作するだけで、選択した画像の内容をテキスト情報に変換することができ、画像の内容をテキスト情報に変換する操作手順を簡単化し、ユーザが画像を処理する時間を大幅に短縮する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の実施例による画像処理方法のフローチャートその1である。
【
図2】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その1である。
【
図3】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その1である。
【
図4】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その2である。
【
図5】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その2である。
【
図6】本開示の実施例による画像処理方法のフローチャートその2である。
【
図7】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その3である。
【
図8】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その3である。
【
図9】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その4である。
【
図10】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その4である。
【
図11】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その5である。
【
図12】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の構造図その1である。
【
図13】本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の構造図その2である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載する実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をせずに為しえる全ての他の実施例は、本開示の保護範囲に属するものである。
【0012】
図1を参照する。
図1は、本発明の実施例による画像処理方法のフローチャートである。前記画像処理方法は、フレキシブルスクリーン端末に応用可能であり、
図1に示すように、以下のステップを含む。
【0013】
ステップ101において、フレキシブルスクリーン端末の操作者の第1入力を受信する。
【0014】
本開示の実施例において、前記第1入力は、前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるためのものである。具体的には、前記第1入力は、曲げ操作である。
【0015】
このステップ101の前に、フレキシブルスクリーン端末の操作者は、フレキシブルスクリーン端末に対しロック解除操作をすることでアルバムビュー機能を起動し、フレキシブルスクリーン端末のフレキシブルスクリーンに画像を閲覧するインタフェースを表示する。ユーザは、スライド操作によって、インタフェースに表示された閲覧画像を調整することができる。
【0016】
図2を参照する。
図2は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その1である。
図2に示すフレキシブルスクリーン端末200の画面には、プレビュー画像インタフェースが表示されている。操作者は、プレビュー画像インタフェースでタッチ操作を行うことにより、プレビュー画像インタフェース上のプレビュー画像位置を調整することができる。プレビュー画像インタフェースに表示されるプレビュー画像は、カメラで撮影された風景画像、人物画像、及び、文字内容を含む画像を含む。
【0017】
ステップ102において、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示する。
【0018】
本開示の実施例において、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域である。第1入力によって前記フレキシブルスクリーン端末を曲げる過程は、
図3を参照する。
図3は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その1である。
図3では、第1画面状態301と第2画面状態303とを含む。具体的には、前記第1画面状態301は、前記第1入力によって前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるときの画面状態であり、第2画面状態302は、前記第1入力によって前記フレキシブルスクリーン端末を曲げた後、フレキシブルスクリーン端末を2つの画面表示領域に分割した状態である。具体的には、第2画面状態302におけるフレキシブルスクリーン端末の表示領域は、プレビュー画像が表示される第1表示領域3021と、操作制御領域が表示される第2表示領域3022とに分割される。
【0019】
ステップ103において、ユーザの第2入力を受信する。
【0020】
本開示の実施例において、前記第2入力は、前記N個の画像のうちのM個のターゲット画像を選択するためのものである。M、Nは、共に正の整数であり、且つM≦N。前記第2入力は、シングルクリック操作、ダブルクリック操作、及びスライド操作を含む。
【0021】
再び
図3を参照する。フレキシブルスクリーン端末のフレキシブルスクリーンが
図3の第2画面状態302にある場合、ユーザは、第1表示領域3021に表示されたM個の画像を指先でクリックし、クリック操作によって第1表示領域3021で選択されたM個の画像をM個のターゲット画像とする。ユーザは、第1表示領域3021に表示されたM個の画像に指を横から重ね、指がタッチしたM個の画像をM個のターゲット画像としてもよい。
【0022】
ステップ104において、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示する。
【0023】
本発明の実施例におけるM個のターゲット画像は、1つのターゲット画像であってもよいし、少なくとも2つのターゲット画像であってもよい。
図4を参照する。
図4は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その2である。
図4に示すフレキシブルスクリーン端末の画面は、第1表示領域4021及び第2表示領域4022を含む。第2入力を受信した後、第2入力に応答して、ターゲット画像401を第2表示領域4022に表示する。ここで、ターゲット画像401の文字内容は、「OSI7層モデルに含まれるのは」である。
【0024】
ステップ105において、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示する。
【0025】
本開示の実施例において、このステップ105は、所定のトリガー操作を受信した場合に、前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を認識し、認識したテキスト情報を前記第1表示領域に表示するステップを含んでもよい。
【0026】
図5を参照する。
図5は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その2である。
図5に示すフレキシブルスクリーン端末の画面は、第3画面状態501と、第4画面状態502とを含む。画面が第3画面状態501にある場合、第1表示領域5011に表示されたプレビュー画像から3つのターゲット画像503が選択され、3つのターゲット画像503が第2表示領域5012に表示されることを示す。画面が第3画面状態501にある場合、所定のトリガー操作を受信すると、画面が第4画面状態502に遷移し、すなわち、第2表示領域5012に表示された3つのターゲット画像503のテキスト情報を認識し、認識したテキスト情報を第1表示領域5011に表示する。本実施例において、第1表示領域5011にテキスト情報を表示した後、更に第1表示領域5011におけるテキスト情報に対し編集や修正を行うこともできる。具体的には、第1表示領域5011には、「OSI7層モデルに含まれるのは、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、表示層、アプリケーション層である。」とのテキスト情報が表示される。
【0027】
本発明の実施例において、上記フレキシブルスクリーン端末は、携帯電話、タブレットパソコン(Tablet Personal Computer)、ラップトップコンピュータ(Laptop Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、モバイルネットワーク装置MID(Mobile Internet Device)、ウェアラブル機器(Wearable Device )などのような、任意の2カメラを含むフレキシブルスクリーン端末である。
【0028】
本開示の実施例の画像処理方法において、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信し、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示し、前記N個の画像のうちのM個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信し、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示し、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示する。このように、フレキシブルスクリーン端末を簡単に操作するだけで、選択した画像の内容をテキスト情報に変換することができ、画像の内容をテキスト情報に変換する操作手順を簡単化し、ユーザが画像を処理する時間を大幅に短縮する。
【0029】
図6を参照する。
図6は、本発明の実施例による画像処理方法のフローチャートである。前記画像処理方法は、フレキシブルスクリーン端末に応用可能である。
図6に示すように、以下のステップを含む。
【0030】
ステップ601において、フレキシブルスクリーン端末の操作者の第1入力を受信する。
【0031】
このステップの実現手順及び利点は、ステップ101の記載を参照してもよく、ここではその説明が省略される。
【0032】
ステップ602において、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示する。
【0033】
このステップの実現手順及び利点は、ステップ102の記載を参照してもよく、ここではその説明が省略される。
【0034】
ステップ603において、前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるユーザの第2入力を受信する。
【0035】
例えば、前記フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域を曲げるユーザの第2入力を受信し、前記第2入力で生成された折れ線によって、第1表示領域を2つの部分に分割することができる。
【0036】
ステップ604において、前記第2入力によって形成された第2折れ線を取得する。
【0037】
本開示の実施例において、第2入力によって変形した少なくとも2つの変形点で決定される直線を前記第2折れ線とする。
【0038】
ステップ605において、前記第2折れ線の所定側のM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示する。
【0039】
本開示の実施例において、所定側は、第2折れ線の上側又は下側とする。例えば、M個のターゲット画像は、第2折れ線の上側の画像であってもよく、第2折れ線の下側の画像であってもよい。
【0040】
このように、フレキシブルスクリーン端末を曲げることによって生成された第2折れ線により、M個のターゲット画像を選択して操作制御領域に表示することができ、M個のターゲット画像の選択手順を簡単化し、ターゲット画像の選択効率を向上させる。
【0041】
ステップ606において、前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を前記第1表示領域に表示する。
【0042】
このステップの実現手順及び利点は、ステップ105の記載を参照してもよく、ここではその説明が省略される。
【0043】
選択可能に、
図1に示す実施例では、前記第2表示領域は、前記第1表示領域に表示されるN個の画像の位置及び大きさにそれぞれ1対1に対応する位置及び大きさを有するN個の空白サブ領域を含む。
【0044】
図1に示すステップ103は、前記第2表示領域のM個のターゲットサブ領域におけるユーザのM回のタッチ操作を受信するステップを更に含んでもよい。
図1に示すステップ104は、前記第1表示領域に表示されたN個の画像のうち、前記M個のターゲットサブ領域の位置にそれぞれ対応するM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示するステップを更に含んでもよい。
【0045】
このように、空白サブ領域に対してM回のタッチ操作を行うことにより、M個のターゲット画像を選択して操作制御領域に表示させることができ、M個のターゲット画像の表示手順を簡単化して、目標対象の表示効率を向上させる。
【0046】
具体的には、
図7を参照する。
図7は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その3である。
図7には、第5画面状態701と第6画面状態702が含まれている。具体的に、前記第5画面状態701は、フレキシブルスクリーン端末の操作者がフレキシブルスクリーン端末に対し曲げ操作をする時に対応する画面状態であり、第6画面状態702は、曲げ操作後、フレキシブルスクリーン端末を2つの画面表示領域に分割した状態である。具体的には、第6画面状態702であるとき、フレキシブルスクリーン端末の表示領域は、N個の画像が表示される第1表示領域7021及び前記第1表示領域に表示されるN個の画像の位置及び大きさにそれぞれ1対1に対応する位置及び大きさを有するN個の空白サブ領域が表示される第2表示領域7022に分割される。フレキシブルスクリーン端末は、前記第2表示領域7022のM個のターゲットサブ領域におけるユーザのM回のタッチ操作を受信し、第1表示領域7021に表示されたN個の画像のうち、前記M個のターゲットサブ領域の位置にそれぞれ対応するM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示する。
【0047】
例えば、
図8を参照する。
図8は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その3である。
図8に示すように、フレキシブルスクリーン端末の表示領域は、3行4列のプレビュー画像が表示される第1表示領域801と、3行4列のプレビュー画像の存在位置及び大きさに1対1で対応する3行4列の空白サブ領域が表示される第2表示領域802とを含む。
図8に示すように、第2表示領域802の2行4列の空枠にタッチ操作が検出されると、2行4列の空白サブ領域の位置に対応する2行4列の画像をターゲット画像803とする。
図8において、ターゲット画像803の具体的な文字内容は、「ネットワーク層」を含む。
【0048】
選択可能に、
図1に示すステップ103は、前記第1表示領域のM個のターゲット画像に対するユーザのM回の制御操作を受信するステップを更に含んでもよい。ここで、前記制御操作は、ターゲット画像を押圧して前記フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域を回転させる回転操作と、ターゲット画像をクリックする操作と、ターゲット画像上でのスライド操作の少なくとも一つを含む。
【0049】
このように、複数のタッチ操作により第1表示領域から複数のターゲット画像を選択することができ、ユーザによるターゲット画像の選択を迅速に行わせやすくなり、操作効率が向上する。
【0050】
選択可能に、
図1に示すステップ104は、前記第2入力で選択されたターゲット画像が前記操作制御領域に移動する移動軌跡を表示するステップを更に含んでもよい。
【0051】
例えば、
図4を再び参照すると、第2入力でターゲット画像401が選択された場合、ターゲット画像401が第2表示領域4022の操作制御領域に移動する移動軌跡を表示する。
【0052】
これにより、ターゲット画像の動的な移動効果を高めることができ、ユーザの操作体験を向上させることができる。
【0053】
選択可能に、
図1に示すステップ105の後に、前記方法は、ユーザからの前記フレキシブルスクリーンの画面表示モードを調整するための第3入力を受信するステップと、前記第3入力に応答して、前記第1表示領域の画面モードをAOD(Always On Display)に調整し、前記第2表示領域の画面モードをOSD(On Screen Display)に維持するステップとを更に含んでもよい。
【0054】
本開示の実施例において、前記第3入力は、クリック操作、スライド操作などを含む。
【0055】
図9を参照する。
図9は、本発明の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その4である。第3入力が検出される前に、フレキシブルスクリーン端末の画面は、第7画面状態901にある。この場合、フレキシブルスクリーン端末の画面の第1表示領域9011及び第2表示領域9012は、共にOSDである。第3入力が検出されると、フレキシブルスクリーン端末の画面は、第8画面状態902に遷移する。すなわち、第1表示領域9021の画面モードは、AODに調整され、第2表示領域
9022の画面モードは、OSDに維持する。
【0056】
このように、第1表示領域をAODに調整することにより、電力損失を低減し、フレキシブルスクリーン端末の航続能力を向上させることができ、第2表示領域をOSDに維持することにより、操作者は、第2表示領域を通じてターゲット画像を長時間見ることができるので、第2表示領域がAODに突然に遷移することによって、操作者によるターゲット画像の視認の中断を回避することができ、ターゲット画像の視認におけるユーザの満足度を向上させることができる。
【0057】
選択可能に、
図1に示すステップ105の後に、前記方法は、前記第2表示領域に対するユーザの第4入力を受信するステップを更に含んでもよい。ここで、前記第4入力は、第1所定方向の1本の指のスライド操作又は複数指のスライド操作である。
図1に示すステップ105は、前記第4入力に応答して、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示するステップを更に含んでもよい。
【0058】
例えば、
図5を再び参照すると、画面が第3画面状態501にある場合、ユーザの両手の指が第2表示領域5012の左右両側縁をそれぞれ押し上げてスライドすることを受信すると、画面は、第4画面状態502に遷移する。すなわち、第2表示領域5012に表示されている3つのターゲット画像503のテキスト情報を認識し、認識したテキスト情報を第1表示領域5011に表示する。第1表示領域5011には、「OSI7層モデルに含まれるのは、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セッション層、表示層、アプリケーション層である」とのテキスト情報が表示される。
【0059】
これにより、移動端末は、第4入力を検出した後にターゲット画像内のテキスト情報を表示することができる。ユーザがテキスト情報を表示する時間を柔軟に選択することができ、ユーザの自主的な選択要件を満たすことができる。
【0060】
選択可能に、前記方法は、
図1に示すステップ104の後に、前記第2表示領域に表示された第1ターゲット画像に対するユーザの第5入力を受信するステップと、前記第5入力に応答して、前記第2表示領域上の前記第1ターゲット画像の表示を消去するステップとを更に含んでもよい。ここで、前記第5入力は、前記第1ターゲット画像に対する第2所定方向へのドラッグ操作である。
【0061】
図10を参照する。
図10は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面を示す図その4である。
図10に示すフレキシブルスクリーン端末の表示領域は、第1表示領域1001と、第2表示領域
1002とを含む。第2表示領域には複数のターゲット画像1003が表示され、所定の第2所定方向へのドラッグ操作1004に基づいて、複数のターゲット画像1003のうち少なくとも1つのターゲット画像を削除する。例えば、第2所定方向へのドラッグ操作1004は、斜め上方向へのドラッグ操作及び斜め下方向へのドラッグ操作を含む。
【0062】
これにより、前記第2表示領域における第1ターゲット画像の表示を、第2所定方向へのドラッグ操作により消去することができ、第2表示領域におけるターゲット画像の消去速度を向上させて、ユーザによる第2表示領域のターゲット画像の管理を容易にすることができる。
【0063】
選択可能に、前記方法は、
図1に示すステップ101の前に、前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に第1データを全画面表示するステップを更に含んでもよい。
図1に示すステップ105の後に、前記方法は、前記フレキシブルスクリーンが展開状態に復帰した場合に、前記第1入力を受信する前に表示されていた前記第1データを前記フレキシブルスクリーンの表示領域に全画面表示するように制御するステップを更に含んでもよい。
【0064】
再び
図2を参照すると、ステップ101の前に、フレキシブルスクリーン端末200の画面には、アルバムプログラムのプレビュー画像インタフェースである第1データが全画面表示されている。
【0065】
図11は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の画面状態変化を示す図その5である。フレキシブルスクリーン端末の画面は、フレキシブルスクリーンが展開状態に復帰する前に、第9画面状態1101にある。この場合、フレキシブルスクリーン端末の画面は、第1表示領域11011及び第2表示領域11012を含む。フレキシブルスクリーンが展開状態に復帰した場合、フレキシブルスクリーン端末200の画面に第1データを全画面表示するように制御し、即ち、フレキシブルスクリーン端末200の画面にプレビュー画像インタフェースを全画面表示するように制御する。
【0066】
これにより、操作者は、フレキシブルスクリーンを展開状態に復帰することにより、フレキシブルスクリーンを第1入力前の画面状態に復帰することができ、簡単な操作手順で操作者が所望する画面状態に復帰することができ、操作効率が向上する。
【0067】
本開示の実施例の画像処理方法において、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信し、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるユーザの第2入力を受信し、前記第2入力によって形成された第2折れ線を取得し、前記第2折れ線の所定側のM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示し、前記M個のターゲット画像のテキスト情報を前記第1表示領域に表示する。このように、フレキシブルスクリーン端末を簡単に操作するだけで、選択した画像の内容をテキスト情報に変換することができ、画像の内容をテキスト情報に変換する操作手順を簡単化し、ユーザが画像を処理する時間を大幅に短縮する。
【0068】
図12を参照する。
図12は、本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末の構造図である。
図12に示すように、フレキシブルスクリーン端末1200は、第1受信モジュール1201と、第1表示モジュール1202と、第2受信モジュール1203と、第2表示モジュール1204と、第3表示モジュール1205とを含む。第1受信モジュール1201は、第1表示モジュール1202に接続される。第1表示モジュール1202は、更に第2受信モジュール1203に接続される。第2受信モジュール1203は、更に第2表示モジュール1204に接続される。第2表示モジュール1204は、更に第3表示モジュール1205に接続される。ここで、第1受信モジュール1201は、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信ことに用いられる。第1表示モジュール1202は、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN(正の整数)個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示することに用いられる。第2受信モジュール1203は、前記N個の画像のうちのM(正の整数であり、M≦N)個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信することに用いられる。第2表示モジュール1204は、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することに用いられる。第3表示モジュール1205は、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することに用いられる。ここで、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域である。
【0069】
選択可能に、前記第2受信モジュール1203は、更に、前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるユーザの第2入力を受信することに用いられる。前記第2表示モジュール1204は、前記第2入力で形成される第2折れ線を取得するための取得サブモジュールと、前記第2折れ線の所定側のM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示するための表示サブモジュールとを含む。
【0070】
選択可能に、前記第2表示領域は、前記第1表示領域に表示されるN個の画像の位置及び大きさにそれぞれ1対1に対応する位置及び大きさを有するN個の空白サブ領域を含む。前記第2受信モジュール1203は、更に、前記第2表示領域のM個のターゲットサブ領域におけるユーザのM回のタッチ操作を受信することに用いられる。前記第2表示モジュール1204は、更に、前記第1表示領域に表示されたN個の画像のうち、前記M個のターゲットサブ領域の位置にそれぞれ対応するM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することに用いられる。
【0071】
選択可能に、前記第2受信モジュール1203は、更に、前記第1表示領域のM個のターゲット画像に対するユーザのM回の制御操作を受信することに用いられる。ここで、前記制御操作は、ターゲット画像を押圧して前記フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域を回転させる回転操作と、ターゲット画像をクリックする操作と、ターゲット画像上でのスライド操作の少なくとも一つを含む。
【0072】
選択可能に、前記第2表示モジュール1204は、更に、前記第2入力で選択されたターゲット画像が前記操作制御領域に移動する移動軌跡を表示することに用いられる。
【0073】
選択可能に、前記フレキシブルスクリーン端末1200は、ユーザからの前記フレキシブルスクリーンの画面表示モードを調整するための第3入力を受信するための第3受信モジュールと、前記第3入力に応答して、前記第1表示領域の画面モードをAODに調整し、前記第2表示領域の画面モードをOSDに維持するための調整モジュールとを更に含む。
【0074】
選択可能に、前記フレキシブルスクリーン端末1200は、前記第2表示領域に対するユーザの第4入力を受信するための第4受信モジュールを更に含む。ここで、前記第4入力は、第1所定方向の1本の指のスライド操作又は複数指のスライド操作である。前記第3表示モジュールは、更に、前記第4入力に応答して、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することに用いられる。
【0075】
選択可能に、前記フレキシブルスクリーン端末1200は、前記第2表示領域に表示された第1ターゲット画像に対するユーザの第5入力を受信するための第5受信モジュールと、前記第5入力に応答して、前記第2表示領域上の前記第1ターゲット画像の表示を消去するための消去モジュールとを更に含む。ここで、前記第5入力は、前記第1ターゲット画像に対する第2所定方向へのドラッグ操作である。
【0076】
選択可能に、前記フレキシブルスクリーン端末1200は、フレキシブルスクリーン端末の操作者からの前記の第1入力を受信する前に、前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に第1データを全画面表示するための第4表示モジュールと、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示した後に、前記フレキシブルスクリーンが展開状態に復帰した場合に、前記第1入力を受信する前に表示されていた前記第1データを前記フレキシブルスクリーンの表示領域に全画面表示するように制御するための復帰モジュールとを更に含む。
【0077】
フレキシブルスクリーン端末1200は、
図1、
図6の方法実施例でフレキシブルスクリーン端末によって実現される各プロセスを実現可能であり、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。
【0078】
本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末1200は、フレキシブルスクリーン端末を簡単に操作するだけで、選択した画像の内容をテキスト情報に変換することができ、画像の内容をテキスト情報に変換する操作手順を簡単化し、ユーザが画像を処理する時間を大幅に短縮する。
【0079】
図13は、本開示の各実施例を実現するハードウェア構造図である。このフレキシブルスクリーン端末1300は、ラジオ周波数ユニット1301と、ネットワークモジュール1302と、オーディオ出力ユニット1303と、入力ユニット1304と、センサ1305と、表示ユニット1306と、ユーザ入力ユニット1307と、インタフェースユニット1308と、メモリ1309と、プロセッサ1310と、電源1311などの構成要素を含むが、これらに限定されない。
図13に示されるフレキシブルスクリーン端末の構造は、フレキシブルスクリーン端末を限定するものではなく、フレキシブルスクリーン端末は、図示されるよりも多い又は少ない構成要素を含むことができ、又は特定の構成要素を組み合わせることができ、又は異なる構成要素の配置を含むことができることを、当業者は理解可能である。本開示の実施例において、フレキシブルスクリーン端末は、携帯電話、タブレットパソコン、ノートパソコン、パームトップパソコン、車載端末、ウェアラブルデバイス及び歩数計などを含むが、それらに限定されない。
【0080】
ここでプロセッサ1310は、前記フレキシブルスクリーン端末の操作者からのフレキシブルスクリーン端末を曲げるための第1入力を受信ことと、前記第1入力に応答して、フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域にN(正の整数)個の画像を表示し、前記フレキシブルスクリーン端末の第2表示領域に操作制御領域を表示することと、前記N個の画像のうちのM(正の整数であり、M≦N)個のターゲット画像を選択するためのユーザの第2入力を受信することと、前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することと、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することとに用いられ、ここで、前記第1表示領域及び前記第2表示領域は、前記第1入力で形成される第1折れ線によってフレキシブルスクリーン端末の表示領域を分割した2つの領域である。
【0081】
選択可能に、前記プロセッサ1310によって実行される前記のユーザの第2入力を受信することは、前記フレキシブルスクリーン端末を曲げるユーザの第2入力を受信することを含む。前記プロセッサ1310によって実行される前記の前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することは、前記第2入力で形成される第2折れ線を取得することと、前記第2折れ線の所定側のM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することとを含む。
【0082】
選択可能に、前記第2表示領域は、前記第1表示領域に表示されるN個の画像の位置及び大きさにそれぞれ1対1に対応する位置及び大きさを有するN個の空白サブ領域を含む。前記プロセッサ1310によって実行される前記のユーザの第2入力を受信することは、前記第2表示領域のM個のターゲットサブ領域におけるユーザのM回のタッチ操作を受信することを含む。前記プロセッサ1310によって実行される前記の前記第2入力に応答して、前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することは、前記第1表示領域に表示されたN個の画像のうち、前記M個のターゲットサブ領域の位置にそれぞれ対応するM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することを含む。
【0083】
選択可能に、前記プロセッサ1310によって実行される前記のユーザの第2入力を受信することは、前記第1表示領域のM個のターゲット画像に対するユーザのM回の制御操作を受信することを含む。ここで、前記制御操作は、ターゲット画像を押圧して前記フレキシブルスクリーン端末の第1表示領域を回転させる回転操作と、ターゲット画像をクリックする操作と、ターゲット画像上でのスライド操作の少なくとも一つを含む。
【0084】
選択可能に、前記プロセッサ1310によって実行される前記第2入力で選択されたM個のターゲット画像を前記操作制御領域に表示することは、前記第2入力で選択されたターゲット画像が前記操作制御領域に移動する移動軌跡を表示することを含む。
【0085】
選択可能に、前記プロセッサ1310は、更に、ユーザからの前記フレキシブルスクリーンの画面表示モードを調整するための第3入力を受信することと、前記第3入力に応答して、前記第1表示領域の画面モードをAODに調整し、前記第2表示領域の画面モードをOSDに維持することとに用いられる。
【0086】
選択可能に、前記プロセッサ1310は、更に、前記第2表示領域に対するユーザの第4入力を受信することに用いられる。ここで、前記第4入力は、第1所定方向の1本の指のスライド操作又は複数指のスライド操作である。前記プロセッサ1310によって実行される前記の前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することは、前記第4入力に応答して、前記第1表示領域に前記M個のターゲット画像内のテキスト情報を表示することを含む。
【0087】
選択可能に、前記プロセッサ1310は、更に、前記第2表示領域に表示された第1ターゲット画像に対するユーザの第5入力を受信することと、前記第5入力に応答して、前記第2表示領域上の前記第1ターゲット画像の表示を消去することとに用いられる。ここで、前記第5入力は、前記第1ターゲット画像に対する第2所定方向へのドラッグ操作である。
【0088】
選択可能に、前記プロセッサ1310は、更に、前記フレキシブルスクリーン端末の表示領域に第1データを全画面表示することと、前記フレキシブルスクリーンが展開状態に復帰した場合に、前記第1入力を受信する前に表示されていた前記第1データを前記フレキシブルスクリーンの表示領域に全画面表示するように制御することと用いられる。
【0089】
フレキシブルスクリーン端末1300は、前記実施例でフレキシブルスクリーン端末によって実現されるプロセスを実現可能であり、重複を避けるために、ここでは繰り返して記載しない。
【0090】
本開示の実施例によるフレキシブルスクリーン端末1300は、フレキシブルスクリーン端末を簡単に操作するだけで、選択した画像の内容をテキスト情報に変換することができ、画像の内容をテキスト情報に変換する操作手順を簡単化し、ユーザが画像を処理する時間を大幅に短縮する。
【0091】
なお、本開示の実施例において、ラジオ周波数ユニット1301は、情報の送受信又は通話中で信号の送受信に用いられ、具体的に、基地局からのダウンリンクデータを受信した後、プロセッサ1310によって処理し、また、アップリンクデータを基地局に送信する。一般に、ラジオ周波数ユニット1301は、アンテナ、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、結合器、低雑音増幅器、デュプレクサなどを含むが、それらに限定されない。また、ラジオ周波数ユニット1301は、無線通信システムを介してネットワークや他の機器と通信を行うこともできる。
【0092】
フレキシブルスクリーン端末は、ネットワークモジュール1302を介して、電子メールの送受信、ウェブページの閲覧、ストリーミングメディアへのアクセスを支援するなど、無線ブロードバンドインターネットアクセスをユーザに提供する。
【0093】
オーディオ出力ユニット1303は、ラジオ周波数ユニット1301やネットワークモジュール1302が受信したオーディオデータや、メモリ1309に記憶されたオーディオデータを音声信号に変換して音声として出力することができる。また、オーディオ出力ユニット1303は、フレキシブルスクリーン端末1300が実行する特定の機能に関する音声(例えば、呼出信号着信音、メッセージ着信音等)を出力してもよい。オーディオ出力ユニット1303は、スピーカ、ブザー及びレシーバなどを含む。
【0094】
入力ユニット1304は、オーディオや映像の信号を受信することに用いられる。入力ユニット1304は、ビデオキャプチャモード又は画像キャプチャモードでカメラなどの画像キャプチャ装置によって取得された静止画又は動画の画像データを処理するグラフィックスプロセッサGPU(Graphics Processing Unit) 13041と、マイク13042とを含む。処理された画像フレームは、表示ユニット1306上に表示される。グラフィックスプロセッサ13041で処理された画像フレームは、メモリ1309(又は他の記憶媒体)に記憶されるか、又はラジオ周波数ユニット1301又はネットワークモジュール1302を介して送信される。マイク13042は、音声を受信し、オーディオデータに加工することができる。処理されたオーディオデータは、電話通話モードの場合、ラジオ周波数ユニット1301を介して移動体通信基地局に送信可能な形式に変換して出力することができる。
【0095】
フレキシブルスクリーン端末1300は、光センサ、モーションセンサ及び他のセンサのような少なくとも1つのセンサ1305を更に含む。具体的には、光センサは、周辺光センサ及び近接センサを含む。周辺光センサは、周辺光の明暗に応じて表示パネル13061の輝度を調節し、近接センサは、フレキシブルスクリーン端末1300が耳に移動したときに表示パネル13061及び/又はバックライトを消灯する。モーションセンサの1種として、加速度計センサは、様々な方向(一般的には3軸)の加速度の大きさを検出でき、静止時は重力の大きさ及び方向を検出でき、フレキシブルスクリーン端末姿勢の認識(例えば、縦横画面切替、関連ゲーム、磁力計姿勢キャリブレーション)、振動認識関連機能(たとえば、歩数計、ノッキング)などに用いることができる。センサ1305は、指紋センサ、圧力センサ、虹彩センサ、分子センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、赤外線センサなどを更に含むことができるが、ここでは枚挙しない。
【0096】
表示ユニット1306は、ユーザが入力した情報やユーザに提供した情報を表示するために用いられる。表示ユニット1306は、液晶ディスプレイLCD(Liquid Crystal Display)、有機発光ダイオードOLED(Organic Light-Emitting Diode)などからなる表示パネル13061を含んでもよい。
【0097】
ユーザ入力ユニット1307は、数字や文字情報の入力を受け付け、ユーザによるフレキシブルスクリーン端末の設定や機能制御に関するキー信号の入力を行うことに用いられる。具体的に、ユーザ入力ユニット1307は、タッチパネル13071と、その他の入力装置13072とを含む。タッチパネル13071は、タッチスクリーンとも呼ばれ、その上又は付近でのユーザのタッチ操作を取得可能である(たとえばユーザが指やスタイラスなどの任意の適切な物体や付属部材を用いたタッチパネル13071の上又はタッチパネル13071の付近での操作)。タッチパネル13071は、タッチ検出装置とタッチコントローラの2つの部分を含みうる。ここで、タッチ検出装置は、ユーザのタッチ方位を検出し、タッチ操作による信号を検出してタッチコントローラに伝達する。タッチコントローラは、タッチ検出装置からのタッチ情報を受信し、それを接点座標に変換してプロセッサ1310に送り、プロセッサ1310からの命令を受信して実行する。なお、タッチパネル13071は、抵抗膜式、静電容量式、赤外線、表面弾性波など、種々の方式を用いて実現することができる。ユーザ入力ユニット1307は、タッチパネル13071の他に、他の入力機器13072を含んでもよい。具体的に、他の入力機器1372は、物理的なキーボード、機能キー(例えば、音量調節キー、スイッチキーなど)、トラックボール、マウス、レバーを含むが、ここでは枚挙しない。
【0098】
更に、タッチパネル13071は、表示パネル13061に重ねられる。タッチパネル13071は、その上又はその近くでタッチ操作を検出すると、プロセッサ1310に送信して、タッチイベントのタイプを決定する。次いで、プロセッサ1310は、タッチイベントのタイプに応じて、対応する視覚的出力を表示パネル13061に提供する。
図13では、タッチパネル13071と表示パネル13061は、独立した2つの部品としてフレキシブルスクリーン端末の入出力機能を実現するが、実施例によっては、タッチパネル13071と表示パネル13061を一体化してフレキシブルスクリーン端末の入出力機能を実現することもでき、具体的にここでは限定しない。
【0099】
インタフェースユニット1308は、外部装置とフレキシブルスクリーン端末1300とを接続するためのインタフェースである。例えば、外部装置は、有線又は無線ヘッドホンポート、外部電源(又はバッテリ充電器)ポート、有線又は無線データポート、メモリカードポート、識別モジュールを有する装置を接続するためのポート、オーディオ入出力(I/O)ポート、ビデオI/Oポート、ヘッドホンポート等を含む。インタフェースユニット1308は、外部装置から入力(たとえば、データ情報、電力など)を受信し、受信した入力をフレキシブルスクリーン端末1300内の1つ以上の要素に伝送するために使用されてもよく、又はフレキシブルスクリーン端末1300と外部装置との間でデータを伝送するために使用されてもよい。
【0100】
メモリ1309は、ソフトウェアプログラム及び様々なデータを格納するために使用される。メモリ1309は、オペレーティングシステム、少なくとも1つの機能に必要なアプリケーション(たとえば、音声再生機能、画像再生機能など)などを格納することができるプログラム格納領域と、データ格納領域とを主に含んでもよい。データ格納領域は、オーディオデータや電話帳など、携帯電話機の使用に応じて作成されたデータを記憶することができる。更に、メモリ1309は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、少なくとも1つの磁気ディスク記憶装置、フラッシュメモリデバイスなどの不揮発性メモリ、又は他の揮発性固体記憶デバイスを含んでもよい。
【0101】
プロセッサ1310は、フレキシブルスクリーン端末の制御センタであり、各種インタフェースや回線を用いてフレキシブルスクリーン端末全体の各部を接続し、メモリ1309に格納されたソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを実行、メモリ1309に格納されたデータを呼び出してフレキシブルスクリーン端末の各種機能及び処理データを実行し、フレキシブルスクリーン端末全体の監視を行う。プロセッサ1310は、1つ以上の処理ユニットを含んでもよい。選択可能に、プロセッサ1310は、オペレーティングシステム、ユーザインタフェース及びアプリケーションなどを主に処理するアプリケーションプロセッサと、無線通信を主に処理するモデムプロセッサとを統合することができる。上述のモデムプロセッサは、プロセッサ1310に統合されなくてもよいことが理解される。
【0102】
フレキシブルスクリーン端末1300は、各構成要素に電力を供給するためのバッテリのような電源1311を更に含んでもよい。選択可能に、電源1311は、電源管理システムを介してプロセッサ1310に論理的に接続されてもよく、電源管理システムを介して充電、放電、及び消費電力管理などを管理する機能を実現してもよい。
【0103】
また、フレキシブルスクリーン端末1300は、図示しない機能モジュールを更に含んでもよく、ここでの説明は省略する。
【0104】
好ましくは、本開示の実施例は、プロセッサ1310と、メモリ1309と、メモリ1309に記憶され、前記プロセッサ1310で動作可能なコンピュータプログラムとを含むフレキシブルスクリーン端末を更に提供し、このコンピュータプログラムがプロセッサ1310によって実行されると、上記の画像処理方法の実施例の各プロセスが実現され、同じ効果を奏することもできるので、重複を避けるためにここでは繰り返して記載しない。
【0105】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムが記憶されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を更に提供し、このコンピュータプログラムがプロセッサによって実行されると、上記画像処理方法の各プロセスが実現され、且つ同じ技術効果を達成することができるので、重複を避けるためにここでは繰り返して記載しない。ここで、前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、たとえば、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクなど等である。
【0106】
なお、本明細書において、「含む」や「含有する」又はそれ以外のあらゆる変形用語は、非排他的に含むことを意味する。よって、一連の要素を含むプロセス、方法、モノ又は装置は、それらの要素を含むだけではなく、明確に列挙されていない他の要素を更に含み、又はこのようなプロセス、方法、モノ又は装置に固有の要素を更に含む。特に限定されない限り、「1つ…を含む」の表現によって限定される要素について、当該要素を含むプロセス、方法、モノ又は装置に他の同一要素の存在を除外しない。
【0107】
以上の実施形態の記載から、上記実施例の方法が、ソフトウェアに必須の汎用ハードウェアプラットフォームの形態で実現され、もちろんハードウェアによっても実現されてもよく、多くの場合では前者がより好適な実施形態であることは、当業者にとって自明である。このような理解に基づき、本開示の技術手段の実質的又は従来技術に貢献した部分は、ソフトウェアプロダクトの形式で現れる。当該コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体(たとえばROM/RAM、磁気ディスク、光ディスク)に記憶され、本開示の各実施例の方法を1台の端末機器(携帯電話、コンピュータ、サーバー、空調機又はネットワークデバイスなど)に実行させるいくつかの指令を含む。
【0108】
以上、本開示の実施例を図面に基づいて記載したが、本開示は、上記の具体的な実施形態に限定されるものではない。上記の具体的な実施形態は、例示的なものであり、限定的なものではない。本開示のヒントを受け、当業者が本開示の趣旨及び特許請求の範囲から逸脱することなくなしえる多くの形態は、すべて本開示の保護範囲に含まれる。