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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-03
(45)【発行日】2023-10-12
(54)【発明の名称】遊技機
(51)【国際特許分類】
   A63F 9/30 20060101AFI20231004BHJP
【FI】
A63F9/30 502C
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2022100531
(22)【出願日】2022-06-22
(62)【分割の表示】P 2018150479の分割
【原出願日】2018-08-09
(65)【公開番号】P2022118195
(43)【公開日】2022-08-12
【審査請求日】2022-06-22
(73)【特許権者】
【識別番号】502439625
【氏名又は名称】株式会社サファリゲームズ
(74)【代理人】
【識別番号】100121603
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 元昭
(74)【代理人】
【識別番号】100141656
【弁理士】
【氏名又は名称】大田 英司
(74)【代理人】
【識別番号】100182888
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 弘
(74)【代理人】
【識別番号】100196357
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 吉章
(74)【代理人】
【識別番号】100067747
【弁理士】
【氏名又は名称】永田 良昭
(72)【発明者】
【氏名】楠野 大輔
【審査官】前地 純一郎
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-319309(JP,A)
【文献】特開2011-078677(JP,A)
【文献】特開2009-201922(JP,A)
【文献】特開2010-142445(JP,A)
【文献】特開2014-076328(JP,A)
【文献】特開2013-022024(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63F 9/00- 9/20
A63F 9/26-11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
透明の筐体内に収納された対象物を獲得可能な遊技機であって、
前記筐体内に配置された移動レールに沿って移動する移動機構と、
前記移動レールに対応して配置される対象物配置レールと、
前記移動機構に設けられるとともに、所定のタイミングで昇降動作を行う昇降機構と、
前記対象物配置レールにおいて前記対象物を保持するとともに、前記昇降機構による押下によって前記対象物の保持を解除する対象物保持ボタンとを備え、
前記対象物保持ボタンは、前記対象物が引っ掛けられる部分として上方へ向けて突出するとともに、前記昇降機構による押下によって下降するプッシュボタンを備え
前記プッシュボタンは、上端の角部が面取りされた形状であることを特徴とする、遊技機。
【請求項2】
前記移動レールは、円弧形状であることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記移動機構は、前記円弧形状の移動レールに沿って移動した後、当該円弧形状の移動レールに対して略直交方向に移動することを特徴とする、請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記移動機構は、ユーザ操作により制御されることを特徴とする、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記昇降機構は、前記昇降動作を繰り返して行うことを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関し、より特定的には、ユーザの操作によって対象物を取得することができる遊技機に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、ゲームセンター等の遊戯施設やショッピングモールのゲームコーナー等に、景品(対象物)を取得することができる遊技機が設置されている。例えば、透明の筐体にぬいぐるみ等の複数の景品が収納されており、操作者が、それらの景品を掴む把持アームを適切な位置に操作することにより当該景品が取得できるクレーンゲーム機がある。
【0003】
従来のクレーンゲーム機では、操作者は、ボタンやレバーを操作することによって対象物を掴める位置に把持アームを移動させる。典型的には、把持アームを、第1の操作で横方向(X軸方向)に移動させ、第2の操作で縦方向(Y軸方向)に移動させることによって、XY平面上における把持アームの位置を決定し、その後、把持アームが上方から下方に移動し、対象物を掴もうと試みる。把持アームが当該対象物を掴むために適切な位置であれば、当該対象物を掴むことができ、操作者は、当該対象物を取得することができるが、把持アームの位置が当該対象物を掴むために適切な位置からずれていれば、操作者は、当該対象物を取得することができない。
【0004】
クレーンゲーム機の代表的なものとしてUFOキャッチャー(登録商標)があるが、クレーンゲーム機以外にも風船を割って景品を取得する遊技機等、様々なプライズゲーム機が開発されている(例えば、特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2016-221374号公報
【文献】特開2002-282529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来のクレーンゲーム機では、操作者の操作によって把持アームを移動させて、対象物が取得できる適切な位置に合わせられるかどうかが最大のポイントとなっている。また、風船を割って景品を取得する遊技機も基本的には位置合わせできるかどうかで、景品が取得できるかどうかが決まる。
【0007】
このように、把持アームを移動させて位置合わせできるかどうかという分かり易いクレーンゲーム機は人気があるものの、さらにユーザの嗜好に合った、興味を引く遊戯機が待ち望まれている。
【0008】
それ故に、本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の1つは、ユーザの興味を引く遊技機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも以下のような構成を備え、もしくは手順を実行する。なお、以下の説明において、本発明の理解を容易にするために図面に示されている符号等を付記する場合があるが、本発明の各構成要素は、図面に示されているものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
【0010】
本発明の一局面に係る遊技機は、透明の筐体内に収納された対象物を獲得可能な遊技機であって、前記筐体内に配置された移動レールに沿って移動する移動機構と、前記移動レールに対応して配置される対象物配置レールと、前記移動機構に設けられるとともに、所定のタイミングで昇降動作を行う昇降機構と、前記対象物配置レールにおいて前記対象物を保持するとともに、前記昇降機構による押下によって前記対象物の保持を解除する対象物保持ボタンとを備え、前記対象物保持ボタンは、前記対象物が引っ掛けられる部分として上方へ向けて突出するとともに、前記昇降機構による押下によって下降するプッシュボタンを備え、前記プッシュボタンは、上端の角部が面取りされた形状であることを特徴とする。
【0011】
より好ましくは、前記移動レールは、円弧形状であることを特徴とする。
【0012】
より好ましくは、前記移動機構は、前記円弧形状の移動レールに沿って移動した後、当該円弧形状の移動レールに対して略直交方向に移動することを特徴とする。
【0013】
より好ましくは、前記移動機構は、ユーザ操作により制御されることを特徴とする。
【0014】
より好ましくは、前記昇降機構は、前記昇降動作を繰り返して行うことを特徴とする。
【0015】
さらに、上述した本発明の一局面に係る遊技機が行うそれぞれの処理は、一連の処理手順を与える移動機構の制御方法として捉えることができる。この方法は、一連の処理手順をコンピュータに実行させるためのプログラムの形式で提供される。このプログラムは、所定のサーバからダウンロードする形態で、プログラムが格納された所定のサーバにインターネット経由でアクセスする形態で、もしくはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録された形態で、コンピュータに導入されてもよい。また、上述した本発明の一局面に係る遊技機を構成する一部又は全部の機能ブロックは、集積回路であるLSI(Large-Scale Integration)等として実現されてもよい。
【発明の効果】
【0016】
以上のように、本発明によれば、ユーザの興味を引く遊技機を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の一実施形態に係る遊技機100を示す概要図である。
図2A】本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110が正面に位置する状態を示す図である。
図2B】本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110が左側に位置する状態を示す図である。
図2C】本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110が右側に位置する状態を示す図である。
図3】本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110のうち昇降機構111の動作を示す図である。
図4】本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110のうちアーム機構112の動作を示す図である。
図5】本発明の一実施形態に係る遊技機100における景品配置レール130に配置される景品保持ボタン131を示す拡大図である。
図6】本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110の昇降機構111が景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131を押下する様子を示す図である。
図7】本発明の一実施形態に係る遊技機100において、景品Pが景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131に保持されている様子を示す図である。
図8】本発明の一実施形態に係る遊技機100において、景品Pが景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131に保持されている様子を示す拡大図である。
図9】本発明の一実施形態に係る遊技機100において、景品Pが景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131に保持されている様子を示す拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施形態は、あくまで、本発明を実施するための具体的な一例を挙げるものであって、本発明を限定的に解釈させるものではない。
【0019】
<概要>
図1は、本発明の一実施形態に係る遊技機100を示す概要図である。図1において、遊技機100は、移動機構110と、移動レール120と、景品配置レール130と、透明の筐体140と、操作部150と、払出口160とを備える。
【0020】
移動機構110は、筐体140内の上部に配置された移動レール120に沿って移動するものであって、昇降動作を行う昇降機構111と、移動レール120に対して略直交方向に移動するためのアーム機構112とを含む。
【0021】
移動レール120は、筐体140内の上部において、円弧形状に配置されており、景品配置レール130は、当該移動レール120の下方位置に当該移動レール120の円弧形状に対応して配置されている。
【0022】
景品配置レール130には、複数の景品保持ボタン131が配置されており、後述するように、紐を引っ掛けて景品が吊持される。
【0023】
<動作>
例えば、ユーザが、コインを投入したり、スタートボタンを押下したりすることに呼応して、ゲームがスタートすると、移動機構110の昇降機構111が昇降動作を開始する(ステップ1)。
【0024】
ユーザは、操作部150のレバーを操作することに呼応して、移動機構110を移動レール120上で移動させ、移動レール120上における移動機構110の位置が決定する(ステップ2)。
【0025】
次に、ユーザは、操作部150のボタンを押下することに呼応して、移動機構110を移動機構110のアーム機構112により移動レール120に対して略直交方向に移動させる(ステップ3)。
【0026】
移動機構110は、昇降機構111を昇降動作させながら、アーム機構112により移動レール120に対して略直交方向に移動し、景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131の位置に到達する。この時、昇降機構111が降下したタイミングで、景品保持ボタン131の位置に到達すれば、当該景品保持ボタン131を押下することになる。移動機構110の昇降機構111が景品保持ボタン131を押下した場合、後述するように景品保持ボタン131に引っ掛かっている紐が外れて景品が払出口160に払い出される。
【0027】
一方、昇降機構111が降下したタイミングと景品保持ボタン131の位置に到達するタイミングとがずれていれば、当該景品保持ボタン131を押下せず、景品を獲得することができない。
【0028】
以下、各構成について詳細に説明する。
<移動機構110>
図2Aは、本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110が正面に位置する状態を示す図であり、図2Bは、本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110が左側に位置する状態を示す図であり、図2Cは、本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110が右側に位置する状態を示す図である。
【0029】
図2A図2Cにおいて、円弧形状で構成された移動レール120上を移動機構110が移動できるようになっており、景品配置レール130は、当該移動レール120の下方位置に当該移動レール120の円弧形状に対応して配置されている。
【0030】
なお、移動レール120は、円弧形状に限定されるものではなく、例えば、直線形状であっても、楕円形状、長円形状、その他曲線形状であっても構わない。それぞれ移動レール120の形状に応じて移動機構110は移動し、景品配置レール130も移動レール120の形状に対応して配置される。
【0031】
また、景品配置レール130は、移動レール120と必ずしも同一の形状でなくても構わない。移動機構110における昇降機構111の降下動作およびアーム機構112による移動機構110の移動によって、移動機構110の一部が到達できる位置および形状であれば、景品配置レール130は、移動レール120と異なる形状および/またはずれた位置に配置されても構わない。
【0032】
<昇降機構111>
【0033】
図3は、本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110のうち昇降機構111の動作を示す図である。図3において、昇降機構111が略鉛直方向に昇降動作を行っている。
【0034】
典型的には、ゲームがスタートすると当該昇降動作が開始され(ステップ1)、ゲームが終了するまで繰り返される。また、当該昇降動作の周期は、予め設定されているが、当該周期は、1ゲーム毎や数ゲーム毎に変化させるようにしても構わない。
【0035】
<アーム機構112>
図4は、本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110のうちアーム機構112の動作を示す図である。図4において、移動機構110は、移動機構110のアーム機構112により移動レール120に対して略直交方向に移動している。
【0036】
典型的には、ユーザの操作に呼応して移動レール120上における移動機構110の位置が決定した後(ステップ2)、さらに次のユーザの操作に呼応して移動機構110のアーム機構112により移動レール120に対して略直交方向に移動する(ステップ3)。当該アーム機構112により移動レール120に対して略直交方向に移動している間、昇降機構111は上述したように昇降動作を繰り返し行っている。
【0037】
なお、アーム機構112は、例えば、レールで構成されており、移動機構110は当該レールに沿って移動するようになっていても構わないし、アーム機構112が伸縮する構成であっても構わない。
【0038】
移動機構110が移動レール120に対して略直交方向に移動する速度は、一定であっても構わないし、変化させても構わない。1ゲーム毎や数ゲーム毎に速度を変更しても構わない。
【0039】
また、移動機構110は、ゲームが終了するとアーム機構112に対する元の位置に戻るが、1ゲーム毎や数ゲーム毎に、戻る範囲を変化させて、戻る位置を変更するようにしても構わない。
【0040】
<景品保持ボタン131>
図5は、本発明の一実施形態に係る遊技機100における景品配置レール130に配置される景品保持ボタン131を示す拡大図であり、図6は、本発明の一実施形態に係る遊技機100における移動機構110の昇降機構111が景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131を押下する様子を示す図である。
【0041】
図5において、景品保持ボタン131は、景品配置レール130に配置されており、上部には、上方から押されると下がるプッシュボタンBが配置されている。当該プッシュボタンBは、移動機構110の昇降機構111の先端が上方から押下するように接触すると、下がる仕組みになっている。
【0042】
<景品>
図7は、本発明の一実施形態に係る遊技機100において、景品Pが景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131に保持されている様子を示す図であり、図8および図9は、本発明の一実施形態に係る遊技機100において、景品Pが景品配置レール130に配置された景品保持ボタン131に保持されている様子を示す拡大図である。
【0043】
図8および図9において、景品保持ボタン131の上部に配置されたプッシュボタンBに紐が引っ掛かっており、当該紐は、景品Pの上部に備えられた係止部材P1と繋がっている。
【0044】
図5および図6において説明したように、移動機構110の昇降機構111の先端が上方から押下するようにプッシュボタンBに接触すると、当該プッシュボタンBは下がるため、当該プッシュボタンBに引っ掛かっている紐が外れる。
【0045】
このように、紐がプッシュボタンBから外れると、景品Pは、景品保持ボタン131および紐による保持から解かれて、払出口160に払い出される。つまり、ユーザは、景品Pを獲得することができる。
【0046】
なお、景品配置レール130に配置される景品保持ボタン131の数は、何個でも構わないし、配置された全ての景品保持ボタン131に景品を設定しなければならないというわけでもない。景品の大きさやレイアウトのバランスに応じて適宜設定すればよい。
【0047】
以上のように、本発明の一実施形態に係る遊技機100によれば、従来のプライズゲーム機にはない動作およびゲーム性を備えているため、さらにユーザの興味を引くことができる。
【0048】
従来のプライズゲーム機では、移動機構は、XY平面上をX軸とY軸とに沿って移動するものが多かったが、本発明の一実施形態に係る遊技機100の移動機構110は、直線動作だけでなく、円弧形状に沿って動作する。これは、従来のプライズゲーム機にはほとんど見られなかった動作であるため、ユーザの興味を引くことができる。
【0049】
また、従来のプライズゲーム機では、移動機構の位置決めが大きなポイントとされていたが、本発明の一実施形態に係る遊技機100の移動機構110は、さらに昇降機構111のタイミングも景品が獲得できるかどうかの大きな要素となっている。これは、従来のプライズゲーム機にはほとんど見られなかったゲームの特性であるため、ユーザの興味を引くことができる。
【0050】
また、ユーザが景品を獲得するためには、移動レール120における移動機構110の位置を、景品配置レール130における景品保持ボタン131の位置に対応するように操作する必要がある。ユーザにとって当該位置を把握し易くするために、移動機構110に光源を備えるようにしても構わない。ユーザは、当該光源からの発光によって、移動機構110と景品保持ボタン131との相対位置を容易に把握することができるようになり、さらに遊技機100は、さらにユーザの興味を引くことができる。
【0051】
また、昇降機構111の周期およびアーム機構112による移動機構110の移動速度や戻る範囲(戻る位置)を常に一定にすることもできるが、変更することもできることにより、ユーザが景品を獲得できる難易度を調整することができる。
【0052】
その結果、ユーザにとっては挑戦心を掻き立てられ、景品を払い出す者にとっては払い出す景品の数を調整することができる。
【0053】
以上、本発明の一実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明は、遊戯機等に利用可能であって、特に、景品を獲得するプライズゲーム機に有用である。
【符号の説明】
【0055】
100 遊技機
110 移動機構
111 昇降機構
112 アーム機構
120 移動レール
130 景品配置レール
131 景品保持ボタン
140 筐体
150 操作部
160 払出口
B プッシュボタン
P 景品
P1 係止部材
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9