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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-06
(45)【発行日】2023-10-17
(54)【発明の名称】麺洗器
(51)【国際特許分類】
   A47J 27/14 20060101AFI20231010BHJP
   A23L 7/109 20160101ALI20231010BHJP
【FI】
A47J27/14 J
A23L7/109 J
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2020098398
(22)【出願日】2020-06-05
(65)【公開番号】P2021191337
(43)【公開日】2021-12-16
【審査請求日】2022-11-21
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 納品日 令和元年12月19日 他別紙の通り 納品場所 株式会社五味八珍メイワン店 他 44カ所 別紙の通り 静岡県浜松市中区砂山町6-1メイワン7F
(73)【特許権者】
【識別番号】591147546
【氏名又は名称】株式会社メイトー
(74)【代理人】
【識別番号】100076473
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 昭夫
(74)【代理人】
【識別番号】100112900
【弁理士】
【氏名又は名称】江間 路子
(74)【代理人】
【識別番号】100136995
【弁理士】
【氏名又は名称】上田 千織
(74)【代理人】
【識別番号】100163164
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 敏之
(72)【発明者】
【氏名】大岩 政敏
(72)【発明者】
【氏名】古田 哲
【審査官】高橋 武大
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3019516(JP,U)
【文献】特開平01-067159(JP,A)
【文献】登録実用新案第3117965(JP,U)
【文献】特開2009-291582(JP,A)
【文献】特開2012-135412(JP,A)
【文献】特公昭49-028424(JP,B1)
【文献】特開平08-215042(JP,A)
【文献】特開2006-006798(JP,A)
【文献】韓国登録実用新案第20-0466090(KR,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47J 27/14-27/18
A23L 7/109-7/113
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
茹で上げられた麺を洗う麺洗槽と、
空気を噴出する空気噴出口を有し前記麺洗槽に前記空気を供給する空気供給手段と、
水を噴出する水噴出口を有し前記麺洗槽に前記水を供給する水供給手段と、
を備え、
前記麺が収容されるとともに、前記空気と前記水を通過可能に形成された麺籠が、前記麺洗槽に配設された傾斜形成部材により水平方向に対して傾斜して配され、
前記空気噴出口は前記麺籠の外面に向けられ、
前記水噴出口は、前記麺籠の内面に向けられ、
前記水が下方に向かうように前記水噴出口が配され、前記空気が上方に向かうように前記空気噴出口が配され、
平面視において、前記空気噴出口と前記水噴出口の位置を異ならせていることを特徴とする麺洗器。
【請求項2】
さらに、前記麺洗槽に前記麺籠が配されたことを検出する検出手段を備え、
前記検出手段が、前記麺洗槽に前記麺籠が配されたことを検出すると、前記空気供給手段が、前記空気噴出口から前記空気を噴出し、
前記空気噴出口から前記空気が噴出されるより後に、前記水供給手段が、前記水噴出口から前記水を噴出することを特徴とする請求項1記載の麺洗器。
【請求項3】
前記麺籠が、水平面に対して10~20度の範囲で傾斜して配されていることを特徴とする請求項1又は2記載の麺洗器。
【請求項4】
前記麺籠は、パンチング孔が穿設された穴あき板で構成され、底壁部が半球面状に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の麺洗器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、茹でた麺類を洗う麺洗器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の麺洗器(麺類茹で洗い装置)として、特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、茹で槽に連設する洗い槽内に、麺類を洗う水を対流させる対流手段とこの上方に位置しそれぞれ単独に洗い槽内に出入り自在な洗い篭を配設していた。さらに、洗い槽に連設する冷却槽内には、麺類を冷却する冷水を対流させる対流手段とこの上方に位置しそれぞれ単独に冷却槽内に出入り自在な冷却篭を配設していた。上記の篭の反転動作を制御装置で制御していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実用新案登録第3019516号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の麺洗器では、麺類を洗う水、麺類を冷却する冷水を、対流させる対流手段は、ブロアー等からの圧搾空気を吐出するエアーレーションノズルが用いられているが、当該構成では、洗い槽内に貯留した水を対流させる場合にはよいが、水を下方に向けて噴出させる場合には、麺が洗い篭の底面に押し付けられて回転しなくなり、麺のヌメリを取り切れないおそれがあった。
【0005】
本発明は、上述の課題を解決するものであり、水を下方に向けて噴出させる場合であっても、麺のヌメリを取り切ることができる麺洗器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明では、茹で上げられた麺を洗う麺洗槽と、
空気を噴出する空気噴出口を有し前記麺洗槽に前記空気を供給する空気供給手段と、
水を噴出する水噴出口を有し前記麺洗槽に前記水を供給する水供給手段と、
を備え、
前記麺が収容されるとともに、前記空気と前記水を通過可能に形成された麺籠が、前記麺洗槽に配設された傾斜形成部材により水平方向に対して傾斜して配され、
前記空気噴出口は前記麺籠の外面に向けられ、
前記水噴出口は、前記麺籠の内面に向けられ、
前記水が下方に向かうように前記水噴出口が配され、前記空気が上方に向かうように前記空気噴出口が配され、
平面視において、前記空気噴出口と前記水噴出口の位置を異ならせている。
【0007】
上記構成により、水の重力による落下を利用するとともに、空気が麺洗槽に貯留される水内を上昇することを利用して、麺籠内で水、空気を対流させ、麺の移動を促進させることができる。さらに、平面視において、空気噴出口と水噴出口の位置を異ならせることで、水と空気がぶつかり合わないようにして、麺が水により麺籠に押し付けられることを抑制することができる。よって、水を上方から噴出させる場合であっても、麺のヌメリを取り切ることができる。
【0008】
また、さらに、前記麺洗槽に前記麺籠が配されたことを検出する検出手段を備え、
前記検出手段が、前記麺洗槽に前記麺籠が配されたことを検出すると、前記空気供給手段が、前記空気噴出口から前記空気を噴出し、
前記空気噴出口から前記空気が噴出されるより後に、前記水供給手段が、前記水噴出口から前記水を噴出する。
【0009】
上記構成により、先に空気噴出口から空気を噴出して麺を麺籠内で浮かせた後、水噴出口から水を噴出することで、麺が麺籠に押し付けられて移動しなくなることを防止できる。
【0010】
また、前記麺籠が、水平面に対して10~20度の範囲で傾斜して配されている。
【0011】
上記構成により、麺籠の内面に沿って水を流れるようにして、麺が対流することを促進することができることが、本出願人により確認されている。
【0012】
また、前記麺籠は、パンチング孔が穿設された穴あき板で構成され、底壁部分が半球面状に形成されている。
【0013】
上記構成により、メッシュ型の麺籠と比べて、麺籠内の水が流出することを抑制するので、水の流れによる対流する力を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の一実施形態の麺洗器の正面図である。
図2】同実施形態の右側面図である。
図3】同実施形態の平面図である。
図4図1における内部を説明する説明図である。
図5図2における内部を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明の麺洗器の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、各図面の矢印の、Fを前、Bを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、とする。
【0016】
麺洗器10は、図1~5に示すように、概略的には、麺洗槽40と、検出手段60と、空気供給手段80と、水供給手段100と、検出手段160と、空気供給手段180と、を備えて、麺籠20に収容された茹でられた麺類を洗い、麺冷却槽120に送るものである。
【0017】
麺籠20は、図4、5に示すように、平面視略円形状で上方に開口する上下に長い収容部21と、収容部21の上端部から上方に突設された柄23を備えている。
【0018】
食材としての麺類を収容する収容部21は、麺洗槽40、麺冷却槽120の内部に浸漬可能な大きさで、下方に至るに従ってその断面形状を縮小させている。換言すれば、収容部21は、底壁部分が半球面状に形成されている。収容部21の上部には、他部よりも外径が大きな円環状のリング部22が形成されている。
【0019】
収容部21は、本実施形態では、多数のパンチング孔が穿設された穴あき板で構成されている。
【0020】
このため、収容部21を、ステンレス製ワイヤーを編んだ網材で構成した場合に比べて、収容部21における開口比率が低くなって、収容部21内に進入した水が収容部21外に逃げ難くなるため、収容部21内において麺類をより速い速度で回転させることが可能となる。
【0021】
麺洗槽40は、上部が開放した箱状に形成され、開口部分を覆うように傾斜形成部材41が配設されている。
【0022】
傾斜形成部材41は、天板42が、麺籠20の収容部21を挿通可能な挿通孔43を二つ有して、水平方向に対して、傾斜するように形成されている。本実施形態では、挿通孔43は、麺籠20のリング部22が挿通できない直径に形成され麺籠20を係止可能とされ、また、天板42の後側が下がるように傾斜していて、麺籠20を水平方向に対して傾斜して配置可能とされている。
【0023】
麺洗槽40には、麺籠20が、麺洗槽40内に配置されたことを検出する検出手段60が配設されている。本実施形態では、検出手段60は、近接センサが用いられている。
【0024】
空気供給手段80は、エアポンプ81と、エアポンプ81に接続される空気供給管82と、を有している。
【0025】
エアポンプ81は、検出手段60と接続され、麺籠20が麺洗槽40に配されたことを検出すると、即時にエアポンプ81が作動し、空気噴出口84から空気を噴出する。そして、所定時間、例えば、20秒経過すると、エアポンプ81が停止するようなタイマー制御がなされる。
【0026】
空気供給管82のエアポンプ81とは反対側には、空気噴出口84を有した空気噴出部材83が配設されている。空気噴出口84は、麺籠20の外面に向けられるとともに、上方に空気を噴出可能とされている。
【0027】
本実施形態では、空気噴出部材83は、麺籠20の収容部21の外面と当接可能とされ、麺籠20内に空気を供給可能とされている。
【0028】
空気供給手段80は、麺洗槽40に貯留された水の水面より上側で、先端部分がカプラを用いて着脱可能とされ、カビの発生を抑え、衛生的に使用可能とされている。
【0029】
水供給手段100は、水道管に接続される水供給管101と、水供給管101に配設される、給水元バルブ102と、電動バルブ103と、を有している。
【0030】
水供給管101の水道管とは反対側には、水噴出口105を有した水噴出部材104が配設されている。水噴出口105は、麺籠20の内面に向けられるともに、下方に水を噴出可能とされている。
【0031】
電動バルブ103は、検出手段60と接続され、麺籠20が麺洗槽40に配されたことを検出すると、数秒後に電動バルブ103が作動し、水噴出口105から水を噴出する。そして、所定時間、例えば、20秒経過すると、電動バルブ103が停止するようなタイマー制御がなされる。
【0032】
麺冷却槽120は、麺洗槽40より大きく。上部が開放した箱状に形成され、開口部分を覆うように蓋形成部材121が配設されている。
【0033】
蓋形成部材121は、天板122が、麺籠20を挿通可能な挿通孔123を四つ有して、水平方向に沿うように形成され、麺籠20を水平方向に沿って(水平方向に対して傾斜しないように)配置可能とされている。挿通孔123は、麺籠20のリング部22が挿通できない直径に形成され麺籠20を係止可能とされている。
【0034】
麺冷却槽120には、麺籠20が、麺冷却槽120内に配置されたことを検出する検出手段160が配設されている。本実施形態では、検出手段160は、近接センサが用いられている。
【0035】
また、麺冷却槽120には、麺洗槽40に配設される空気供給手段80と同様の空気供給手段180が配設されている。空気供給手段80と同様の構成については詳細な説明は、全部又は一部省略する。
【0036】
空気供給手段180では、検出手段160と接続され、麺籠20が麺冷却槽120に配されたことを検出すると、即時にエアポンプ181が作動し、空気供給管182を介して、空気噴出口184から空気を噴出する。そして、所定時間、例えば、20秒経過すると、エアポンプ181が停止するようなタイマー制御がなされる。空気供給手段180では、空気噴出部材183が、平面視における麺籠20の底壁部分の中心部分と当接するように配置されている。
【0037】
麺冷却槽120では、空気噴出口184から噴出される空気のみで麺を回すことになる。
【0038】
上記構成の麺洗器10の使用態様及び作用機能を説明する。
【0039】
麺茹器で茹でられた麺を麺籠20に収容した状態で、麺洗器10の麺洗槽40内に麺籠20を配置する。このとき、麺籠20は、リング部22が、傾斜形成部材41の挿通孔43の外周縁部と当接して、水平方向に対して18度程度傾斜して配置される。
【0040】
検出手段60が、麺洗槽40に麺籠20が配されたことを検出すると、即時にエアポンプ81が作動し、空気噴出口84から空気を噴出する。その数秒後に電動バルブ103が作動し、水噴出口105から水を噴出する。
【0041】
図5に示すように、このとき、先に空気噴出口84から空気が噴出されることで、麺が、麺籠20内に浮き上がる。そして、水噴出口105から水が噴出されることで、麺籠20の内面に沿って水が流れ、麺籠20内の水、空気が対流する。これにより、麺のヌメリを取り切ることができる。
【0042】
また、平面視において、空気噴出口84と水噴出口105の位置を異ならせることで、水と空気がぶつかり合わないようにして、麺が麺籠20に押し付けられて移動しなくなることを防止している。
【0043】
そして、麺籠20が麺洗槽40に配されたときから、所定時間、例えば、20秒経過すると、エアポンプ81及び電動バルブ103が停止する。
【0044】
麺洗いが終わったら、麺洗いが終わった麺を麺籠20に収容した状態で、麺洗器10の麺冷却槽120内に麺籠20を配置する。このとき、蓋形成部材121により、麺籠20は、水平方向に沿って配置される。
【0045】
検出手段160が、麺籠20が麺冷却槽120に配されたことを検出すると、即時にエアポンプ181が作動し、空気噴出口184から空気を噴出する。
【0046】
図4に示すように、麺冷却槽120では、空気噴出口184から噴出される空気のみで麺を回す。麺の冷却が終わったら、麺籠20を振り、麺の水切りをした後、所定の容器に麺を入れる。
【0047】
上記構成の麺洗器10では、茹で上げられた麺を洗う麺洗槽40と、
空気を噴出する空気噴出口84を有し麺洗槽40に空気を供給する空気供給手段80と、
水を噴出する水噴出口105を有し麺洗槽40に水を供給する水供給手段100と、
を備え、
麺が収容されるとともに、空気と水を通過可能に形成された麺籠20が、麺洗槽40に配設された傾斜形成部材41により水平方向に対して傾斜して配され、
空気噴出口84は麺籠20の外面に向けられ、
水噴出口105は、麺籠20の内面に向けられ、
水が下方に向かうように水噴出口105が配され、空気が上方に向かうように空気噴出口84が配され、
平面視において、空気噴出口84と水噴出口105の位置を異ならせている。
【0048】
上記構成により、水の重力による落下を利用するとともに、空気が麺洗槽40に貯留される水内を上昇することを利用して、麺籠20内で水、空気を対流させ、麺の移動を促進させることができる。さらに、平面視において、空気噴出口84と水噴出口105の位置を異ならせることで、水と空気がぶつかり合わないようにして、麺が水により麺籠20に押し付けられることを抑制することができる。よって、水を上方から噴出させる場合であっても、麺のヌメリを取り切ることができる。
【0049】
また、さらに、麺洗槽40に麺籠20が配されたことを検出する検出手段60を備え、
検出手段60が、麺洗槽40に麺籠20が配されたことを検出すると、空気供給手段80が、空気噴出口84から空気を噴出し、
空気噴出口84から空気が噴出されるより後に、水供給手段100が、水噴出口105から水を噴出する。
【0050】
上記構成により、先に空気噴出口84から空気を噴出して麺を麺籠20内で浮かせた後、水噴出口105から水を噴出することで、麺が麺籠20に押し付けられて移動しなくなることを防止できる。
【0051】
また、麺籠20が、水平面に対して10~20度の範囲で傾斜して配されている。
【0052】
上記構成により、麺籠20の内面に沿って水を流れるようにして、麺が対流することを促進することができることが、本出願人により確認されている。
【0053】
また、麺籠20は、パンチング孔が穿設された穴あき板で構成され、底壁部分が半球面状に形成されている。
【0054】
上記構成により、メッシュ型の麺籠と比べて、麺籠20内の水が流出することを抑制するので、水の流れによる対流する力を大きくすることができる。
【0055】
本発明の麺洗器10は、上記構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
【0056】
例えば、
また、麺籠20は、材質としてはステンレスに限らず、他の金属材料や樹脂等を使用することも可能である。
【0057】
また、麺籠20は、空気、水を対流可能であるならば、ステンレス製ワイヤーを編んだメッシュ状のものを適用でき、さらには、形状も箱状等適宜変更することができる。
【0058】
また、麺籠20は、実施態様に応じて、傾斜形成部材41を適宜変更して、水平面に対して10~20度の範囲で傾斜させることができる。
【0059】
また、麺籠20は、リング部22から下側に延設される円柱状の突部を有する構成として、傾斜形成部材41の挿通孔43の外周縁部に当接可能とすることも可能である。これにより、麺籠20の傾斜角度を、傾斜形成部材41と組み合わせて調整することが可能となる。
【符号の説明】
【0060】
10 麺洗器
20 麺籠
40 麺洗槽
41 傾斜形成部材
60 検出手段
80 空気供給手段
84 空気噴出口
100 水供給手段
105 水噴出口
図1
図2
図3
図4
図5