(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-10
(45)【発行日】2023-10-18
(54)【発明の名称】コンテンツ翻訳方法、端末、システムおよびプログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 40/58 20200101AFI20231011BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20231011BHJP
【FI】
G06F40/58
G06F3/0488
(21)【出願番号】P 2021560908
(86)(22)【出願日】2020-04-22
(86)【国際出願番号】 CN2020086004
(87)【国際公開番号】W WO2020221073
(87)【国際公開日】2020-11-05
【審査請求日】2021-11-12
(31)【優先権主張番号】201910364974.0
(32)【優先日】2019-04-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(31)【優先権主張番号】201910533679.3
(32)【優先日】2019-06-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】504161984
【氏名又は名称】ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000877
【氏名又は名称】弁理士法人RYUKA国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ペン、ヨン
(72)【発明者】
【氏名】ル、ウェンジュン
(72)【発明者】
【氏名】ウ、ユジエ
【審査官】成瀬 博之
(56)【参考文献】
【文献】特開平09-081549(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 40/20-40/58
G06F 3/048-3/0489
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツ翻訳方法であって、
端末が第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第1ユーザインタフェースは第1翻訳結果を含み、前記第1翻訳結果は第1コンテンツの翻訳結果である、段階と、
前記端末が前記第1ユーザインタフェース上の第1操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第1ユーザインタフェース上の前記第1操作に応答して、第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含み、前記第2翻訳結果は第2コンテンツの翻訳結果である、段階と、
前記端末が、前記第1ユーザインタフェース上の前記第1操作に応答して、第3コンテンツを翻訳するために、前記第3コンテンツを第1サーバへ送信する段階と
を備え、
前記第2コンテンツは
、行のスキップ及び行の不連続を含まない、前記第1コンテンツの連続的なコンテンツであり、
前記第3コンテンツは
、行のスキップ及び行の不連続を含まない、前記第2コンテンツの連続的なコンテンツである、方法。
【請求項2】
前記方法は、
前記端末が前記第2ユーザインタフェース上の第2操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上の前記第2操作に応答して、第3ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第3ユーザインタフェースは第3翻訳結果を含み、前記第3翻訳結果は前記第3コンテンツの翻訳結果である、段階と、
前記第2ユーザインタフェース上の前記第2操作に応答して、前記端末が、前記第3コンテンツが最終コンテンツであると判定し、前記端末が、翻訳対象コンテンツを前記第1サーバへ送信するステップの実行をスキップする段階と
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記方法は、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上の第2操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上の前記第2操作に応答して、第3ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第3ユーザインタフェースは第3翻訳結果を含み、前記第3翻訳結果は前記第3コンテンツの翻訳結果である、段階と、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上の前記第2操作に応答して、第4コンテンツを翻訳するために、前記第4コンテンツを第1サーバへ送信する段階であって、前記第4コンテンツは前記第3コンテンツに関連付けられる、段階と
を更に備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第3コンテンツはシーケンス番号を含み、前記シーケンス番号は、他のコンテンツに対する前記第3コンテンツの第1位置情報を識別するために使用され、前記方法は、前記端末が前記シーケンス番号に基づいて前記第3翻訳結果を表示する段階を更に備える、請求項2または3に記載の方法。
【請求項5】
端末が第1ユーザインタフェースを表示する前記段階の前に、前記方法は、
前記端末が第4ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第4ユーザインタフェースは前記第1コンテンツを含む、段階と、
前記端末が、前記第4ユーザインタフェース上の第3操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第4ユーザインタフェース上の前記第3操作に応答して、前記第1コンテンツおよび前記第2コンテンツを前記第1サーバへ送信する段階と
を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項6】
前記第4ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
前記端末が前記第2コンテンツを前記第1サーバへ送信する前記段階の前に、前記方法は、
前記端末が、前記第4ユーザインタフェース上の第4操作に応答して、スクロール命令を生成する段階と、
前記第1アプリケーションが、前記スクロール命令に対応する第5コンテンツを前記第1サーバから取得する段階と、
前記端末が、前記第5コンテンツを前記第1サーバから受信する段階と、
前記端末が、前記第5コンテンツに基づいて、前記第2コンテンツを生成する段階と
を更に備え、
前記第5コンテンツはピクチャのフォーマットであり、前記端末が前記第5コンテンツに基づいて前記第2コンテンツを生成する前記段階は、
前記端末が、前記第5コンテンツを切り出して前記第2コンテンツを取得する段階であって、切り出しの方式は、前記第5コンテンツが、上部境界から下向きに第1の長さのコンテンツだけ切り出されること、前記第5コンテンツが、下部境界から上向きに第2の長さのコンテンツだけ切り出されること、前記第5コンテンツと前記第1コンテンツとの間の同一のコンテンツが前記第5コンテンツから除去されること、または、前記下部境界上の不完全のテキストが前記第5コンテンツから除去されることのうち少なくとも1つを含む、段階を含む、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記スクロール命令は、前記第1アプリケーションの第1ユーザインタフェースの予め定められた方向にLの長さだけコンテンツをスクロールするための命令であり、前記予め定められた方向は、上向き、下向き、左向き、または右向きであり、Lは80ピクセルより大きく、Lは前記端末のディスプレイの高さより小さい、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記方法は、前記端末が第2位置情報を判定する段階であって、前記第2位置情報は前記第5コンテンツにおける前記第2コンテンツの位置を示す、段階を更に備える、請求項6または7に記載の方法。
【請求項9】
前記第4ユーザインタフェースは、第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
前記端末は前記第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、
前記端末は、前記第4ユーザインタフェース上の前記第5操作に応答して、前記第1ユーザインタフェースを表示し、前記第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースである、請求項5から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項10】
前記第4ユーザインタフェースは、第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
前記端末は前記第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、
前記端末は、前記第4ユーザインタフェース上の前記第5操作に応答して、前記第1ユーザインタフェースを表示し、
前記第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースであり、前記第1ユーザインタフェースに表示される前記第1翻訳結果は、前記第2アプリケーションを使用することによって再組版される、
請求項5から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項11】
前記第4ユーザインタフェースは、第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
前記端末は前記第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、
前記端末は、前記第4ユーザインタフェース上の前記第5操作に応答して、前記第1ユーザインタフェースを表示し、前記第1ユーザインタフェースは前記第1アプリケーションのユーザインタフェースである、請求項5から8のいずれか一項に記載の方法。
【請求項12】
前記方法は、前記端末が、前記第4ユーザインタフェース上の前記第3操作に応答して、第5ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第5ユーザインタフェースは翻訳コントロールを含み、前記翻訳コントロールは、前記第1コンテンツおよび前記第2コンテンツを送信するよう前記端末をトリガするために使用される、段階を備える、請求項5に記載の方法。
【請求項13】
前記第4ユーザインタフェース上の前記第3操作は、2本の指で押す操作およびタップ操作を含み、
前記端末は、前記2本の指で押す操作に応答して、第6ユーザインタフェースを表示し、前記第6ユーザインタフェースは翻訳コントロールを含み、
前記端末は前記翻訳コントロール上の前記タップ操作を検出し、前記端末は前記第1コンテンツおよび前記第2コンテンツを送信する、請求項5に記載の方法。
【請求項14】
前記端末が、前記第1ユーザインタフェース上の前記第1操作に応答して、第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含む、段階は、
前記端末が、前記第1ユーザインタフェース上の前記第1操作に応答して、前記第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第2ユーザインタフェースは前記第2翻訳結果を含み、前記第2翻訳結果の固定のデータ量が前記第2ユーザインタフェースに表示される、段階を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記端末が前記第1ユーザインタフェース上の前記第1操作に応答して、第3コンテンツを翻訳するために前記第3コンテンツを第1サーバへ送信する前記段階は、前記端末が、前記第1ユーザインタフェース上の前記第1操作に応答して、前記第3コンテンツを翻訳するために前記第3コンテンツを前記第1サーバへ送信する段階であって、前記第3コンテンツの固定のデータ量が送信される、段階を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項16】
前記第1操作はスライド操作である、請求項1に記載の方法。
【請求項17】
前記第2ユーザインタフェースに表示される前記第2翻訳結果の長さ、または、前記第2翻訳結果の数量は、前記スライド操作のスライド距離または力の強度に正比例する、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
送信される前記第3コンテンツの長さまたは数量は、前記スライド操作のスライド距離または力の強度に正比例する、請求項16に記載の方法。
【請求項19】
端末が第1ユーザインタフェースを表示する前記段階の前に、前記方法は、
前記端末が第7ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第7ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースである、段階と、
前記端末が、前記第7ユーザインタフェース上の第6操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第7ユーザインタフェース上の前記第6操作に応答して、前記第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースである、段階と、
を備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
【請求項20】
コンテンツ翻訳方法であって、
端末が、第1アプリケーションの第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第1ユーザインタフェースは第1コンテンツを含む、段階と、
前記端末が、前記第1ユーザインタフェース上でユーザによって実行される第1操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第1操作に応答して、第2アプリケーションの第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第1ユーザインタフェースは第1コントロールを含む、段階と、
前記端末が、前記第1コントロール上で前記ユーザによって実行される第2操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第2操作に応答して、前記第1コンテンツおよび第2コンテンツを第1サーバへ送信する段階であって
、前記第2コンテンツは
、行のスキップ及び行の不連続を含まない前記第1コンテンツの連続的なコンテンツである、段階と、
前記端末が、第1翻訳結果および第2翻訳結果を前記第1サーバから受信する段階であって、前記第1翻訳結果は前記第1コンテンツの翻訳結果であり、前記第2翻訳結果は前記第2コンテンツの翻訳結果である、段階と、
前記端末が、前記第2アプリケーションの第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第2ユーザインタフェースは前記第1翻訳結果を含む、段階と、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上の第3操作を検出する段階と、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上で前記ユーザによって実行される前記第3操作に応答して、前記第2アプリケーションの第3ユーザインタフェースを表示する段階であって、前記第3ユーザインタフェースは前記第2翻訳結果を含む、段階と、
前記端末が、前記第2ユーザインタフェース上で前記ユーザによって実行される前記第3操作に応答して、第3コンテンツを前記第1サーバへ送信する段階であって
、前記第3コンテンツは
、行のスキップ及び行の不連続を含まない前記第2コンテンツの連続的なコンテンツである、段階と、
前記端末が、第3翻訳結果を前記第1サーバから受信する段階であって、前記第3翻訳結果は前記第3コンテンツの翻訳結果である、段階と
を備える方法。
【請求項21】
前記第1操作は2本の指で押す操作であり、前記第2操作はタップ操作であり、または、前記第3操作は上向きスライド操作である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
1または複数のタッチスクリーン、1または複数のメモリ、および、1または複数のプロセッサを備える端末であって、前記1または複数のメモリは1または複数のプログラムを格納し、前記1または複数のプロセッサが前記1または複数のプログラムを実行するとき、前記端末は、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法を実装することが可能である、端末。
【請求項23】
1または複数のタッチスクリーン、1または複数のメモリ、1または複数のプロセッサ、および、1または複数の翻訳モジュールを備える端末であって、前記1または複数のメモリは1または複数のプログラムを格納し、前記1または複数の翻訳モジュールは、コンテンツを翻訳するよう構成され、前記1または複数のプロセッサが前記1または複数のプログラムを実行するとき、前記端末は、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法を実装することが可能である、端末。
【請求項24】
請求項22または23に記載の端末および第1サーバを備えるシステムであって、前記第1サーバは、前記端末によって送信された翻訳対象コンテンツを受信し、前記翻訳対象コンテンツを対応する翻訳結果に翻訳するよう構成される、システム。
【請求項25】
電子デバイスに、請求項1から21のいずれか一項に記載の方法を実行させる、1または複数のプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、「翻訳方法およびデバイス」と題する、2019年4月30日に中国国家知識財産権局に出願された中国特許出願第201910364974.0号、および、「コンテンツ翻訳方法および端末」と題する、2019年6月19日に中国国家知識財産権局に出願された中国特許出願第201910533679.3号に対する優先権を主張し、それらは全体として参照によって本明細書に組み込まれる。
【0002】
本願は端末技術の分野、特にコンテンツ翻訳方法および端末に関連する。
【背景技術】
【0003】
端末の機能が向上するにつれて、より多くのユーザがニュースを見て、情報を取得し、データを見て、モバイルベースで働き、または、端末を通じて友人とチャットするようになっている。例えば、CNNまたはBBCニュースから、任意の時間に任意の位置で情報を取得することはユーザにとって単純かつ便利である。または、ユーザはTwitter(登録商標)またはINS(登録商標)を通じて、距離によって制限されることなく任意の時間に任意の位置で生活を共有し得るか、または外国の友人と通信し得る。会社内のユーザは、モバイルベースで働き、または、電子メールを通じて外国の同僚と通信し得る。これらのシナリオは、主流のトレンドになり、生活および仕事において一般的である。
【0004】
しかしながら、ニュースを見る、または、情報を取得するとき、ユーザは時折、ユーザにとって外国の言語で書かれたニュースおよび情報に遭遇したり、または、Twitter(登録商標)またはINS(登録商標)を通じて、異なる言語を話す友人と通信したり、または、仕事上のコミュニケーションのためにユーザにとって外国の言語、例えばイタリア語またはドイツ語などで同僚によって書かれた電子メールを受信することがある。この場合、便利な翻訳サービスが必要である。
【発明の概要】
【0005】
これに鑑み、本願は、コンテンツ翻訳方法および端末を提供する。方法において、第1翻訳結果が表示されるとき、ユーザは第1操作を実行し、端末は第2翻訳結果を適時に表示し、第3ページを翻訳のために送信する。このように、事前翻訳機能が実装され、ユーザの時間が節約される。
【0006】
翻訳対象コンテンツが事前翻訳され、ユーザに対する端末からの迅速な反応が実装される。
【0007】
第1態様によれば、本願はコンテンツ翻訳方法を提供する。方法は、端末が第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、第1ユーザインタフェースは第1翻訳結果を含み、第1翻訳結果が第1コンテンツの翻訳結果である、段階を備える。端末は第1ユーザインタフェース上の第1操作を検出する。端末は、第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して、第2ユーザインタフェースを表示し、第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含み、第2翻訳結果は第2コンテンツの翻訳結果である。端末は、第3コンテンツを翻訳するために、第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して、第3コンテンツを第1サーバへ送信し、第2コンテンツは第1コンテンツに関連付けられ、第3コンテンツは第2コンテンツに関連付けられる。方法において、第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して、端末は、第2の翻訳済みコンテンツを表示し、翻訳のために第3コンテンツを第1サーバへ送信する。具体的には、端末が第2翻訳結果を表示し、第1操作を検出するとき、端末は適時に応答し、第2翻訳結果を端末上に表示し、その結果、ユーザは、翻訳のために第2コンテンツを送信するために、ある期間待機する必要がなくなる。これにより、ユーザの時間を節約し、ユーザエクスペリエンスを改善する。次に端末は、第1操作に応答して、次のコンテンツ、すなわち、第3ページを翻訳のために送信し、事前翻訳機能を実装する。加えて、ユーザは、翻訳インタフェース上の上向きスライド操作などの第1操作だけを実行することによって、翻訳結果を継続的に見ることができ、ユーザは、複数回にわたってインタフェース切り替えを実行することなく、すべての翻訳対象コンテンツを閲覧できる。
【0008】
第1態様を参照すると、実行可能な実装において、方法は更に、端末が第2ユーザインタフェース上の第2操作を検出する段階を備える。端末は、第2ユーザインタフェース上の第2操作に応答して第3ユーザインタフェースを表示し、第3ユーザインタフェースは第3翻訳結果を含み、第3翻訳結果は第3コンテンツの翻訳結果である。第2ユーザインタフェース上の第2操作に応答して、端末は、第3コンテンツが最終コンテンツであると判定し、翻訳対象コンテンツを第1サーバへ送信するステップの実行をスキップする。本実装において、端末は、第2ユーザインタフェース上の第2操作に応答して第2翻訳結果を表示し、翻訳結果が表示されるインタフェース上で第2操作が再度実行された後に、翻訳済みコンテンツを引き続き表示し得る。このように、ユーザがすべての翻訳対象ニュースを閲覧することを望むとき、ユーザは複数回にわたってインタフェース切り替えを実行する必要がない。加えて、端末は、第3コンテンツが最後のページかどうかを判定し、第3コンテンツが最後のページであるとき、端末は翻訳対象コンテンツをサーバへそれ以上送信しない。判定するステップの実行に起因して、端末は、翻訳対象コンテンツを翻訳のためにサーバへ引き続き送信しない。
【0009】
第1態様、または、第1態様の上述の実行可能な実装のいずれか1つを参照すると、実行可能な実装において、方法は更に、端末が第2ユーザインタフェース上の第2操作を検出する段階を備える。端末は、第2ユーザインタフェース上の第2操作に応答して第3ユーザインタフェースを表示し、第3ユーザインタフェースは第3翻訳結果を含み、第3翻訳結果は第3コンテンツの翻訳結果である。端末は、第2ユーザインタフェース上の第2操作に応答して、第4コンテンツを翻訳するために第4コンテンツを第1サーバへ送信し、第4コンテンツは第3コンテンツに関連付けられる。本実装において、ニュースなどの翻訳対象コンテンツは、第3コンテンツに関連付けられた第4コンテンツを含み、第4コンテンツは第3コンテンツと連続する。第2操作、例えば、ユーザの上向きスライド操作に応答して、端末は、格納された第3翻訳結果を適時に表示し、その結果、ユーザは、第3コンテンツを翻訳するために、ある期間待機する必要がなく、端末は第4コンテンツを翻訳のためにサーバへ送信する。このように、事前翻訳機能が実装され、ユーザの時間が節約される。
【0010】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第3コンテンツはシーケンス番号を含み、シーケンス番号は、他のコンテンツに対する第3コンテンツの第1位置情報を識別するために使用される。端末は第3翻訳結果を第1サーバから受信する。端末はシーケンス番号に基づいて第3翻訳結果を表示する。本実装において、端末は翻訳対象コンテンツをマークし、シーケンス番号を設定することによってラベルを作る。翻訳結果を受信するとき、端末は、シーケンス番号に基づいて翻訳結果を整理し、表示順のミスを回避し得る。
【0011】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、端末が第1ユーザインタフェースを表示する前に、方法は、端末が第4ユーザインタフェースを表示する段階であって、第4ユーザインタフェースは第1コンテンツを含む、段階を備える。端末は、第4ユーザインタフェース上の第3操作を検出する。端末は、第4ユーザインタフェース上の第3操作に応答して、第1コンテンツおよび第2コンテンツを第1サーバへ送信する。本実装において、翻訳機能が第1ユーザインタフェース、すなわち、翻訳対象コンテンツが表示されるインタフェース上でトリガされ、端末は第1コンテンツおよび第2コンテンツを送信し、その結果、リアルタイムの翻訳機能および事前翻訳機能が実装され、端末は、ユーザのトリガのみに応答して翻訳機能を有効にし、第2コンテンツを事前翻訳する。端末が第2翻訳結果を表示する必要がある場合、端末は、第3操作を検出した後に、第2翻訳結果を表示できる。このように、端末は、ユーザの要求に適時に応答し得、ユーザの時間が節約され、ユーザエクスペリエンスが改善される。
【0012】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第4ユーザインタフェースは、第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、端末が第2コンテンツを第1サーバへ送信する前に、方法は、端末が第4ユーザインタフェース上の第4操作に応答してスクロール命令を生成する段階を更に備える。第1アプリケーションは、スクロール命令に対応する第5コンテンツを第1アプリケーションサーバから取得する。端末は第5コンテンツを第1アプリケーションサーバから受信する。端末は第5コンテンツに基づいて第2コンテンツを生成する。本実装において、第1アプリケーションのコンテンツを翻訳する機能が実装される。ユーザが端末上の第1アプリケーションのインタフェース上で第1操作を実行するとき、翻訳機能がトリガされ、端末はスクロール命令を第1アプリケーションへ送信し、第1アプリケーションは、連続する表示対象コンテンツを第1サーバから取得して第5コンテンツを取得し、端末は第5コンテンツに基づいて翻訳対象の第2コンテンツを取得し、スクロール命令は、タッチスクリーン上に表示される予定であるが表示されていないコンテンツを第1アプリケーションから取得するために使用される。次に、端末は、取得されたコンテンツに基づいて、翻訳サーバへ送信されるコンテンツを生成する。このように、ユーザの要求が推定され、次のコンテンツがユーザのために事前翻訳され、表示対象の翻訳結果がユーザのために準備され、必要に応じて翻訳結果がユーザのために表示される。
【0013】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、スクロール命令は、第1アプリケーションの第1ユーザインタフェースの予め定められた方向においてLの長さだけコンテンツをスクロールするための命令であり、予め定められた方向は、上向き、下向き、左向き、または右向きであり、Lは80ピクセルより大きく、Lは端末のディスプレイの高さより小さい。本実装において、下向きのコンテンツ事前翻訳が実装され得るだけでなく、左向き、右向き、または上向きのコンテンツ事前翻訳機能も実装され得る。翻訳機能は、表示のために上向きまたは下向きのスライドが実行されるアプリケーション、例えば、電子書籍、Twitter(登録商標)、またはINS(登録商標)などに適用されるだけでなく、例えば、表示のために左向きまたは右向きのスライドが実行されるアルバムまたは地図などのアプリケーションにも適用される。加えて、スクロール命令は、特定の範囲内だけで有効である。Lが80ピクセルより大きい場合、翻訳のために送信されるコンテンツが、新しいコンテンツを少なくとも1行含むことが保証され得る。Lがディスプレイの高さより小さい場合、翻訳のために毎回送信されるコンテンツが連続することが保証され得る。
【0014】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、Lは、ユーザがタッチスクリーン上で上向きスライド操作を実行するときに上向きスライド操作に対応する表示対象コンテンツのスクロールする高さの経験値(H‐H1‐H2)である。本実装において、ユーザの上向きスライド操作に対応する表示対象コンテンツのスクロールする高さの経験値は、ビッグデータに基づいて取得され得る。このように、ユーザは、快適かつユーザフレンドリーな方式で翻訳インタフェースに表示された新しいコンテンツを見ることができ、ユーザエクスペリエンスが改善する。
【0015】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第5コンテンツは、ピクチャまたはテキストのフォーマットである。本実装において、第5コンテンツがピクチャであるとき、翻訳アプリケーションが広いアプリケーションシナリオに適用され得、翻訳機能が、翻訳アプリケーションのユーザインタフェースを除くすべてのユーザインタフェースにおいて使用され得る。第5コンテンツがテキストであるとき、翻訳機能は、テキストがアプリケーションの翻訳対象ユーザインタフェースから抽出され得る場合に使用され得る。この場合、翻訳速度が増加し、翻訳が容易かつ迅速に実装される。
【0016】
第1態様または第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第5コンテンツがテキストであるとき、端末が第5コンテンツに基づいて翻訳対象の第2コンテンツを取得することは、端末が、第5コンテンツと第1コンテンツとの間の同一のコンテンツを第5コンテンツから除去することを含む。リソースの浪費を回避するべく、同一のコンテンツは除去され、もはや翻訳される必要がなくなる。第5コンテンツがテキストであるとき、比較後に同一のコンテンツは除去され得る。
【0017】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第5コンテンツはピクチャのフォーマットであり、端末が第5コンテンツに基づいて第2コンテンツを生成することは、端末が第5コンテンツを切り出して第2コンテンツを取得することを含み、切り出しの方式は、第5コンテンツが上部境界から下向きに第1の長さのコンテンツだけ切り出されること、第5コンテンツが下部境界から上向きに第2の長さのコンテンツだけ切り出されること、第5コンテンツと第1コンテンツとの間の同一のコンテンツが第5コンテンツから除去されること、または、下部境界上の不完全のテキストが第5コンテンツから除去されることのうち少なくとも1つを含む。本実装において、第5コンテンツがピクチャであるとき、翻訳アプリケーションが広いアプリケーションシナリオに適用され得、翻訳機能が、翻訳アプリケーションのユーザインタフェースを除くすべてのユーザインタフェースにおいて使用され得る。多くの場合において、アプリケーションのインタフェースは、広告バー、コメントバー、およびフローティングウィンドウなどの他の冗長コンテンツを含む。コンテンツのこの一部は冗長コンテンツであるので、冗長コンテンツが毎回翻訳される場合、リソースの浪費が生じる。リソースの浪費を回避するために、広告バー、コメントバー、およびフローティングウィンドウなどの他の冗長コンテンツが、繰り返し翻訳されることなく切り取られる。加えて、冗長コンテンツは、翻訳結果が受信されるときに毎回繰り返し表示されることなく、除去される。したがって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
【0018】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第1の長さは、大部分のアプリケーションのタッチスクリーンの上部における広告バー、コメントバー、または、フローティングウィンドウなどの冗長部分の高さの経験値H4であり、第2の長さは、大部分のアプリケーションのタッチスクリーンの下部における広告バー、コメントバー、またはフローティングウィンドウなどの冗長部分の高さの経験値H3であり、同一のコンテンツは、第5コンテンツのものであり、かつ、第1コンテンツのコンテンツと同一であるコンテンツである。本実装において、第2コンテンツは、第1コンテンツと同一のコンテンツを含まず、したがって、リソースの浪費が生じないことが確実となる。上述の経験値H3およびH4は、市場において一般に使用されるスマートフォン上の特定の数量より多い一般的なアプリケーションに対するビッグデータ統計を通じて取得される経験値であり得る。少ないコンテンツを切り出すより多くのコンテンツを切り出すという原則によれば、冗長部分は切り出され、同一のコンテンツは切り出される。これにより、関連付けられたコンテンツ間に同一の部分が無いこと、および、同一の部分の翻訳によって生じるリソースの浪費が無いことを確実にする。これにより、翻訳対象コンテンツが連続することも保証し得、受信された翻訳結果の連結および表示を容易にする。
【0019】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、OCR文字認識方法または画像認識方法を使用することによって、下部境界上の不完全のテキストが第5コンテンツから除去される。本実装において、OCR文字認識方法は、単純かつ便利であり、高精度を有する。画像認識方法は、第1アプリケーションと翻訳アプリケーションとの間でインタラクションを実行できない場合に適用され得る。
【0020】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第5コンテンツと第1コンテンツとの間の同一のコンテンツを第5コンテンツから除去するための方法は、ピクセルごとに比較する方法を含む。本実装において、ピクセルごとに比較する方法は単純かつ便利であり、広いアプリケーションシナリオを有し、比較を通じて同一のコンテンツを取得する間に高精度を有する。
【0021】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、方法は、端末が第2位置情報を判定する段階であって、第2位置情報は第5コンテンツにおける第2コンテンツの位置を示す、段階を更に備える。本実装において、第2翻訳結果を受信した後に、端末は、第2翻訳結果を第5コンテンツにおける元の位置に戻し得、広告バーおよびコメントバーなどの冗長部分を復元し得る。ユーザが翻訳アプリケーションを起動する場合でも、第1アプリケーションの組版はなお表示される。この場合、ユーザは、ユーザがなお元の第1アプリケーション、例えばToutiaoアプリケーションを使用していると感じ、ユーザは高いコントロール感を有する。したがってユーザエクスペリエンスが改善される。新しいアプリケーションが起動されない場合、翻訳結果が元の第1アプリケーションに表示される。これは、ユーザがアプリケーション間の切り替えを実行する必要が無いシナリオに適用可能である。
【0022】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第4ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、端末は第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、端末は、第4ユーザインタフェース上の第5操作に応答して第1ユーザインタフェースを表示し、第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースである。本実装は、第1アプリケーションのコンテンツが翻訳結果に翻訳され、翻訳結果が第2アプリケーションにおいて提示される場合に適用可能であり、2つのアプリケーション間のインタラクションプロセスを実装する。このように、インテリジェントシナリオおよびインテリジェンスの感覚がユーザに提示され、ユーザエクスペリエンスが良くなる。
【0023】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第4ユーザインタフェースは、第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、端末は第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、端末は第4ユーザインタフェース上の第5操作に応答して第1ユーザインタフェースを表示し、第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースであり、第1ユーザインタフェースに表示される第1翻訳結果は第2アプリケーションを使用することによって再組版される。本実装は、第1アプリケーションのコンテンツが翻訳結果に翻訳され、翻訳結果が第2アプリケーションにおいて提示される場合に適用可能であり、2つのアプリケーション間のインタラクションプロセスを実装する。このように、インテリジェントシナリオおよびインテリジェンスの感覚がユーザに提示される。加えて、再組版が第2アプリケーションを使用することによって実行され、第2アプリケーションは、ユーザの嗜好に従って提示され得、その結果、ユーザは設定および選択を実行し得、切り替えの感覚がユーザに提示され得る。このように、ユーザエクスペリエンスが改善される。
【0024】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第4ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、端末は第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、端末は、第4ユーザインタフェース上の第5操作に応答して第1ユーザインタフェースを表示し、第1ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースである。本実装において、翻訳結果は、第1アプリケーションにおいて直接表示される。これは単純、便利、直接的である。したがって、ユーザエクスペリエンスが改善され、翻訳が1つのアプリケーションにおいて完了するシナリオが実装される一方で、新しいアプリケーションはもはや起動される必要がなく、第1アプリケーションの元のフォーマットまたは元の位置が直接維持される。
【0025】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、端末は、第4ユーザインタフェース上の第3操作に応答して、第5ユーザインタフェースを表示し、第5ユーザインタフェースは翻訳コントロールを含み、翻訳コントロールは、第1コンテンツおよび第2コンテンツを送信するよう端末をトリガするために使用される。本実装において、全画面翻訳を実行するためのエントリコントロールが設定される。翻訳コントロールは、全画面翻訳のためのエントリとして使用され、ユーザは、例えばタップ操作を実行して、翻訳機能を実装し得る。加えて、ユーザが選択を実行するために、別のコントロールが第5ユーザインタフェースにおいて設定され得る。これにより、ユーザにコントロール感を提示し、ユーザのために単純かつ便利な操作を維持し、ユーザエクスペリエンスを改善する。
【0026】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第4ユーザインタフェース上の第3操作は、2本の指で押す操作、および、タップ操作を含み、端末は、2本の指で押す操作に応答して第6ユーザインタフェースを表示し、第6ユーザインタフェースは翻訳コントロールを含み、タップ操作は、翻訳コントロール上で実行される操作であり、端末は翻訳コントロール上のタップ操作を検出し、端末は第1コンテンツおよび第2コンテンツを送信する。本実装において、独自の操作モードが使用され、その結果、魅力的な画像切り替えの感覚がユーザに提示される。
【0027】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか一項を参照すると、端末が、第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して第2ユーザインタフェースを表示することであって、第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含む、ことは、端末が、第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して第2ユーザインタフェースを表示することであって、第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含み、第2翻訳結果の固定のデータ量が第2ユーザインタフェース上に表示される、ことを含む。本実装において、固定の量の翻訳結果が第1操作に応答してタッチスクリーン上に毎回表示されるが、第1操作の差には応答しない。第1操作は、次のページをタップする操作、前のページをタップする操作、ページをフリップする操作、または同様のものであり得る。これは単純かつ便利であり、ユーザエクスペリエンスを改善する。
【0028】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、端末が第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して、第3コンテンツを翻訳するために第3コンテンツを第1サーバへ送信することは、端末が第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して、第3コンテンツを翻訳するために第3コンテンツを第1サーバへ送信することであって、第3コンテンツの固定のデータ量が送信される、ことを含む。本実装において、第1操作に応答して、固定の量のコンテンツが翻訳のために毎回送信されるが、第1操作の差には応答しない。例えば、固定の量は全画面であり得る、または、画面の半分であり得る。これは単純かつ便利であり、ユーザエクスペリエンスが改善される。
【0029】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第1操作はスライド操作である。本実装において、ユーザは、1つの手を用いて操作し得、スライド操作は、もっとも一般的に使用されるユーザの操作である。この場合、ユーザは習慣的な行動を変更する必要がない。むしろ、端末がユーザに適応し、その結果、ユーザは翻訳結果を継続的に見ることができる。
【0030】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第2ユーザインタフェースに表示される第2翻訳結果の長さ、または、第2翻訳結果の数量は、スライド操作のスライド距離または力の強度に正比例する。本実装において、第2翻訳結果は、スライド操作のスライド距離の増加に依存して、徐々に提示される。ユーザのスライド操作のより長いスライド距離は、より多くのコンテンツが表示されることを示し、ユーザのスライド操作のより短いスライド距離は、より少ないコンテンツが表示されることを示す。このように、ユーザのインタラクションエクスペリエンスが改善される。
【0031】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、送信される第3コンテンツの長さまたは数量は、スライド操作のスライド距離または力の強度に正比例する。本実装において、ユーザのスライド操作に応答して、異なるコンテンツが翻訳のために送信される。スライド操作のより高い力の強度、または、より長いスライド距離は、より多くのコンテンツが翻訳のために送信されることを示す。このように、インタラクションエクスペリエンスがユーザに提供される。
【0032】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、端末が第1ユーザインタフェースを表示する前に、方法は、端末が第7ユーザインタフェースを表示する段階であって、第7ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースである、段階を備える。端末は第7ユーザインタフェース上の第6操作を検出する。端末は、第7ユーザインタフェース上の第6操作に応答して、第1ユーザインタフェースを表示し、第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースである。本実装において、2つのアプリケーション間のインタラクションが実行されることが分かる。本実装は、第1アプリケーションのコンテンツが翻訳結果に翻訳され、翻訳結果が第2アプリケーションにおいて提示される場合に適用可能であり、2つのアプリケーション間のインタラクションプロセスを実装する。このように、インテリジェントシナリオおよびインテリジェンスの感覚がユーザに提示され、コントロール感がユーザに提供され、ユーザのインタラクションエクスペリエンスが改善される。
【0033】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、各翻訳結果がピクチャの形式で格納される。本実装において、翻訳結果はピクチャのフォーマットで表示され、その結果、様々な形式のデザインをピクチャ上で実行でき、ピクチャが美しく魅力的になる。
【0034】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、翻訳対象コンテンツがピクチャの形式で第1サーバへ送信される。本実装において、翻訳アプリケーションは、広いアプリケーションシナリオに適用され得、翻訳機能は、翻訳アプリケーションのユーザインタフェースを除くすべてのユーザインタフェースにおいて使用され得る。
【0035】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第2ユーザインタフェースは更に、戻りコントロールを含み、端末は、戻りコントロール上でユーザによって実行されるタッチ操作を検出し、端末はタッチ操作に応答して第1アプリケーションのユーザインタフェースを表示する。本実装において、戻りボタンが翻訳インタフェース上に提供される。これは、ユーザが引き続き翻訳結果を見ることを望まないときにユーザが第1アプリケーションの元のユーザインタフェースに戻るシナリオに適用可能である。
【0036】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、端末は、第2ユーザインタフェース上の操作、例えば第1操作を検出し、端末はタッチ操作に応答して第1アプリケーションのユーザインタフェースを表示する。これにより、ユーザが翻訳インタフェースから第1アプリケーションの元のユーザインタフェースへ迅速に戻ることができることを確実にする。
【0037】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第1操作は、2本の指で押すこと、1本の指で押すこと、3本の指で押すこと、タップ、ダブルタップ、上向きのスライド、下向きのスライド、左向きのスライド、右向きのスライド、または同様のものを含む。第2操作は、2本の指で押すこと、1本の指で押すこと、3本の指で押すこと、タップ、ダブルタップ、上向きのスライド、下向きのスライド、左向きのスライド、右向きのスライド、または同様のものを含む。第3操作は、2本の指で押すこと、1本の指で押すこと、3本の指で押すこと、タップ、ダブルタップ、上向きのスライド、下向きのスライド、左向きのスライド、右向きのスライド、または同様のものを含む。第4操作は、2本の指で押すこと、1本の指で押すこと、3本の指で押すこと、タップ、ダブルタップ、上向きのスライド、下向きのスライド、左向きのスライド、右向きのスライド、または同様のものを含む。第5操作は、2本の指で押すこと、1本の指で押すこと、3本の指で押すこと、タップ、ダブルタップ、上向きのスライド、下向きのスライド、左向きのスライド、右向きのスライド、または同様のものを含む。第6操作は、2本の指で押すこと、1本の指で押すこと、3本の指で押すこと、タップ、ダブルタップ、上向きのスライド、下向きのスライド、左向きのスライド、右向きのスライド、または同様のものを含む。上述の操作は、魅力的、独自、または、便利であり、または、1つの手を用いて操作され得、ユーザの一般的な行動であり、その結果、ユーザは大きな労力なしで、上述の操作を迅速に思い出し得る。
【0038】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第2コンテンツは第1コンテンツとコンテキスト関係にあり、第2コンテンツは第1コンテンツの連続的なコンテンツであり、第3コンテンツは第2コンテンツとコンテキスト関係にあり、第3コンテンツは第2コンテンツの連続的なコンテンツであり、第4コンテンツは第3コンテンツとコンテキスト関係にあり、第4コンテンツは第3コンテンツの連続的なコンテンツであり、第5コンテンツは第4コンテンツとコンテキスト関係にあり、第6コンテンツは第5コンテンツの連続的なコンテンツである。これにより、翻訳のために送信されたコンテンツが連続であることが保証され、その結果、翻訳結果も連続し、行のスキップまたは行の不連続を含まず、ユーザが翻訳結果を円滑に読み、容易に理解できることを確実にする。
【0039】
第1態様、または、第1態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、翻訳のために毎回送信されるコンテンツのページの数量は、1つの単一ページであり得るか、または、2以上のページ、例えば、3ページ、4ページ、5ページ、10ページ、または、数百ページであり得る。翻訳のために毎回送信されるコンテンツのページの数量は、同一でも異なってもよく、または、特定のルールに従い得る。このように、多くのコンテンツが事前翻訳され、ユーザが迅速に見る場合でも、ユーザはなお翻訳結果を見ることができることを確実にする。
【0040】
第2態様によれば、本願はコンテンツ翻訳方法を提供する。方法は、端末が第1アプリケーションの第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、第1ユーザインタフェースは第1コンテンツを含む、段階を備える。端末は、第1ユーザインタフェース上でユーザによって実行される第1操作を検出する。端末は、第1操作に応答して、第2アプリケーションの第1ユーザインタフェースを表示し、第1ユーザインタフェースは第1コントロールを含む。端末は、第1コントロール上でユーザによって実行される第2操作を検出する。端末は、第2操作に応答して、第1コンテンツおよび第2コンテンツを第1サーバへ送信し、第2コンテンツは第1コンテンツに関連付けられる。端末は、第1翻訳結果および第2翻訳結果を第1サーバから受信し、第1翻訳結果は第1コンテンツの翻訳結果であり、第2翻訳結果は第2コンテンツの翻訳結果である。端末は第2アプリケーションの第2ユーザインタフェースを表示し、第2ユーザインタフェースは第1翻訳結果を含む。端末は第2ユーザインタフェース上の第3操作を検出する。端末は、第2ユーザインタフェース上でユーザによって実行される第3操作に応答して、第2アプリケーションの第3ユーザインタフェースを表示し、第3ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含む。端末は、第2ユーザインタフェース上でユーザによって実行される第3操作に応答して、第3コンテンツを第1サーバへ送信し、第3コンテンツは第2コンテンツに関連付けられる。端末は、第3翻訳結果を第1サーバから受信し、第3翻訳結果は第3コンテンツの翻訳結果である。
【0041】
方法において、第1ユーザインタフェース上の第1操作に応答して、端末は第2コンテンツを翻訳のために第1サーバへ送信する。すなわち、方法において、翻訳対象コンテンツが事前翻訳される。第3操作に応答して、端末は適時に応答し、端末上の第2翻訳結果を表示し、その結果、ユーザは、翻訳のために第2コンテンツを送信するために、ある期間待機する必要がない。これにより、ユーザの時間を節約し、ユーザエクスペリエンスを改善し、端末からユーザへの迅速な反応を実装する。加えて、ユーザは、複数回にわたってインタフェース切り替えを実行する代わりに、翻訳結果が表示されるインタフェース上の上向きスライド操作だけを実行することによって、所望のコンテンツを閲覧できる。これは単純かつ便利であり、ユーザエクスペリエンスが改善される。
【0042】
第2態様の実行可能な実装において、第1操作は2本の指で押す操作であり、第2操作はタップ操作であり、または第3操作は上向きスライド操作である。本実装において、独自の操作モードが第1操作のために使用され、魅力的なピクチャ切り替えの感覚をユーザに提示する。第2操作は、ユーザが1つの手を用いて操作することを可能にし、タップ操作またはスライド操作がもっとも一般に使用されるユーザの操作である。この場合、ユーザは習慣的な行動を変更する必要がない。むしろ、端末がユーザに適応し、その結果、ユーザは引き続き翻訳結果を見ることができる。
【0043】
第2態様の実行可能な実装において、端末が第2コンテンツを第1サーバへ送信する前に、方法は、端末が第1操作に応答してスクロール命令を生成する段階を更に備える。第1アプリケーションは、スクロール命令に応答して第4コンテンツを第1アプリケーションサーバから取得する。端末は第4コンテンツを第1アプリケーションサーバから受信する。端末は第4コンテンツに基づいて第2コンテンツを生成する。本実装において、ユーザが端末上の翻訳機能をトリガするとき、端末はスクロール命令を第1アプリケーションへ送信し、第1アプリケーションは、連続する表示対象コンテンツを第1サーバから取得して第4コンテンツを取得し、端末は、第4コンテンツに基づいて翻訳対象の第2コンテンツを取得し、スクロール命令は、タッチスクリーンに表示される予定であるが表示されていないコンテンツを第1アプリケーションから取得するために使用される。本実装において、第1アプリケーションの翻訳コンテンツの機能が実装される。ユーザが端末上の第1アプリケーションのインタフェース上で第1操作を実行するとき、翻訳機能がトリガされ、端末はスクロール命令を第1アプリケーションへ送信し、第1アプリケーションは連続する表示対象コンテンツを第1サーバから取得し、スクロール命令は、タッチスクリーン上に表示される予定であるが表示されていないコンテンツを第1アプリケーションから取得するために使用される。次に、端末は、取得されたコンテンツに基づいて、翻訳サーバへ送信されるコンテンツを生成する。このように、ユーザの要求が推定され、次のコンテンツがユーザのために事前翻訳され、表示対象の翻訳結果がユーザのために準備され、必要に応じて翻訳結果がユーザのために表示される。
【0044】
第2態様、または、第2態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、スクロール命令は、第1アプリケーションの予め定められた方向にLの長さだけコンテンツをスクロールするための命令であり、予め定められた方向は、上向き、下向き、左向き、または右向きであり、Lは80ピクセルより大きく、Lは端末のタッチスクリーンの高さより小さい。翻訳機能は、表示のために上向きまたは下向きのスライドが実行されるアプリケーション、例えば、電子書籍、Twitter(登録商標)、またはINS(登録商標)などに適用されるだけでなく、例えば、表示のために左向きまたは右向きのスライドが実行されるアルバムまたは地図などのアプリケーションにも適用される。加えて、スクロール命令は、特定の範囲内だけで有効である。Lが80ピクセルより大きい場合、翻訳のために送信されるコンテンツが、新しいコンテンツを少なくとも1行含むことが保証され得る。Lがディスプレイの高さより小さい場合、翻訳のために毎回送信されるコンテンツが連続することが保証され得る。
【0045】
第2態様、または、第2態様の前述の実装のいずれか1つを参照すると、第4コンテンツはピクチャのフォーマットであり、端末が第4コンテンツに基づいて第2コンテンツを生成することは、端末が第4コンテンツを切り出して第2コンテンツを取得することであって、切り出し方式は、第4コンテンツが上部境界から下部境界へ第1の長さのコンテンツだけ切り出されること、第4コンテンツが下部境界から上部境界へ第2の長さのコンテンツだけ切り出されること、第4コンテンツと第1コンテンツとの間の同一のコンテンツが第4コンテンツから除去されること、または、下部境界上の不完全のテキストが第4コンテンツから除去されることのうち少なくとも1つを含む、ことを含む。本実装において、ピクチャが使用されるとき、翻訳アプリケーションが広いアプリケーションシナリオに適用され得る。リソースの浪費を回避するために、広告バー、コメントバー、およびフローティングウィンドウなどの他の冗長コンテンツが、繰り返し翻訳されることなく切り取られる。加えて、翻訳結果が戻されるとき、冗長コンテンツを表示することなく、翻訳結果が直接表示され得る。したがって、ユーザエクスペリエンスが改善される。第5コンテンツがピクチャであるとき、翻訳アプリケーションは広いアプリケーションシナリオに適用され得、翻訳機能は、翻訳アプリケーションのユーザインタフェースを除くすべてのユーザインタフェースにおいて使用され得る。多くの場合において、アプリケーションのインタフェースは、広告バー、コメントバー、およびフローティングウィンドウなどの他の冗長コンテンツを含む。コンテンツのこの一部は冗長コンテンツであるので、冗長コンテンツが毎回翻訳される場合、リソースの浪費が生じる。リソースの浪費を回避するために、広告バー、コメントバー、およびフローティングウィンドウなどの他の冗長コンテンツが、繰り返し翻訳されることなく切り取られる。加えて、冗長コンテンツは、翻訳結果が受信されるときに毎回繰り返し表示されることなく、除去される。したがって、ユーザエクスペリエンスが改善される。
【0046】
加えて、第2態様の任意の実装および対応する技術的効果については、第1態様の異なる実装、および、対応する技術的効果を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0047】
第3態様によれば、本願は、1または複数のタッチスクリーン、1または複数のメモリ、および1または複数のプロセッサを備える端末を提供する。1または複数のメモリは1または複数のプログラムを格納する。1または複数のプロセッサが1または複数のプログラムを実行するとき、端末は、前述の実装のいずれか1つによる方法を実装することが可能となる。本態様において、端末は前述の実装のいずれか1つによる方法を実装する。端末は、端末からユーザへの迅速な反応を実装するために、翻訳対象コンテンツを事前翻訳する。ユーザは、複数回にわたってユーザインタフェース切り替えを実行する代わりに、翻訳インタフェース上でスライド操作だけを実行することによって、次の翻訳済みコンテンツを見ることができる。これは単純かつ便利である。
【0048】
加えて、第3態様の任意の実装および対応する技術的効果については、第1態様の異なる実装、および、対応する技術的効果を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0049】
第4態様によれば、本願は、1または複数のタッチスクリーン、1または複数のメモリ、1または複数のプロセッサ、および1または複数の翻訳モジュールを備える端末を提供する。1または複数のメモリは1または複数のプログラムを格納する。1または複数の翻訳モジュールは、コンテンツを翻訳するよう構成される。1または複数のプロセッサが1または複数のプログラムを実行するとき、端末は、前述の実装のいずれか1つによる方法を実装することが可能となる。本態様において、翻訳対象コンテンツが事前翻訳され、その結果、端末からユーザへの迅速な反応が実装される。ユーザは、複数回にわたってユーザインタフェース切り替えを実行する代わりに、翻訳インタフェース上でスライド操作だけを実行することによって、次の翻訳済みコンテンツを見ることができる。これは単純かつ便利である。端末は翻訳モジュールを備える。したがって、ネットワーク環境が良くない場合でも、ネットワークに依存することなく翻訳機能を実装できる。
【0050】
加えて、第4態様の任意の実装および対応する技術的効果については、第1態様の異なる実装、および、対応する技術的効果を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0051】
第5態様によれば、本願は、前述の実装のいずれか1つによる端末および第1サーバを備えるシステムを提供する。第1サーバは、端末によって送信された翻訳対象コンテンツを受信し、翻訳対象コンテンツを対応する翻訳結果に翻訳するよう構成される。本態様において、システムは端末およびサーバを備える。システムは、端末からユーザへの迅速な反応を実装するために翻訳対象コンテンツを事前翻訳し得る。ユーザは、複数回にわたってユーザインタフェース切り替えを実行する代わりに、翻訳インタフェース上でスライド操作だけを実行することによって、次の翻訳済みコンテンツを見ることができる。これは単純かつ便利である。
【0052】
加えて、第5態様の任意の実装および対応する技術的効果については、第1態様の異なる実装、および、対応する技術的効果を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0053】
第6態様によれば、本願は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令が電子デバイス上で実行されるとき、電子デバイスは、前述の実装のいずれか1つによる方法を実行することが可能となる。
【0054】
加えて、第6態様の任意の実装および対応する技術的効果については、第1態様の異なる実装、および、対応する技術的効果を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0055】
第7態様によれば、命令を含むコンピュータプログラム製品が提供される。コンピュータプログラム製品が電子デバイス上で実行するとき、電子デバイスは、前述の実装のいずれか1つによる方法を実行することが可能となる。
【0056】
加えて、第7態様の任意の実装および対応する技術的効果については、第1態様の異なる実装、および、対応する技術的効果を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【図面の簡単な説明】
【0057】
【
図1】本願の実施形態による端末の概略構造図である。
【0058】
【
図2a】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図2b】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図2c】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図2d】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図2e】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【0059】
【
図3a】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図3b】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図3c】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図3d】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図3e】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図3f】従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【0060】
【
図4】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法のシナリオの概略図である。
【0061】
【
図5a】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図5b】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図5c】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図5d】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【0062】
【
図6a】本願の実施形態による、コンテンツ翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【
図6b】本願の実施形態による、コンテンツ翻訳のためのユーザインタフェースの概略図である。
【0063】
【
図7】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0064】
【
図8】本願の実施形態による端末のソフトウェア構造のブロック図である。
【0065】
【
図9a】本願の実施形態によるヒト-コンピュータ間インタラクションの概略図である。
【
図9b】本願の実施形態によるヒト-コンピュータ間インタラクションの概略図である。
【0066】
【
図10】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0067】
【
図11a】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図11b】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図11c】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0068】
【
図12a】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図12b】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図12c】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図12d】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図12e】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【
図12f】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0069】
【
図13】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0070】
【
図14】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0071】
【
図15】本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法の概略図である。
【0072】
【
図16】本願の実施形態によるヒト-コンピュータ間インタラクションの概略図である。
【
図17】本願の実施形態によるヒト-コンピュータ間インタラクションの概略図である。
【
図18】本願の実施形態によるヒト-コンピュータ間インタラクションの概略図である。
【
図19】本願の実施形態によるヒト-コンピュータ間インタラクションの概略図である。
【0073】
【
図20】本願の実施形態による端末の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0074】
以下では、本願の実施形態の添付の図面を参照して、本願の実施形態を説明する。
【0075】
本願の実施形態において提供される方法は、
図1に示される端末100に適用され得る。
図1は端末100の概略構造図である。
【0076】
端末100は、プロセッサ110、外部メモリインタフェース120、内部メモリ121、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus、USB)ポート130、充電管理モジュール140、電源管理モジュール141、バッテリ142、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受話器170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、センサモジュール180、ボタン190、モータ191、インジケータ192、カメラ193、ディスプレイ194、および加入者識別モジュール(SIM)カードインタフェース195などを含んでよい。センサモジュール180は、圧力センサ180A、ジャイロスコープセンサ180B、気圧センサ180C、磁気センサ180D、加速度センサ180E、距離センサ180F、光学近接センサ180G、指紋センサ180H、温度センサ180J、タッチセンサ180K、周辺光センサ180L、および骨伝導センサ180Mなどを含んでよい。
【0077】
本発明の本実施形態において示される構造は、端末100に対して特定の限定を構成しないことが理解され得る。本願のいくつかの他の実施形態において、端末100は、図に示されるものより多くの、または少ないコンポーネントを含み得、または、いくつかのコンポーネントは組み合わされ得、または、いくつかのコンポーネントは分割され得、または、異なるコンポーネント配置が使用され得る。図に示されるコンポーネントは、ハードウェア、ソフトウェア、または、ソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせを使用することによって実装され得る。
【0078】
プロセッサ110は1または複数の処理ユニットを含み得る。例えば、プロセッサ110は、アプリケーションプロセッサ(application processor、AP)、モデムプロセッサ、グラフィックス処理ユニット(graphics processing unit、GPU)、画像信号プロセッサ(image signal processor、ISP)、コントローラ、ビデオコーデック、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor、DSP)、ベースバンドプロセッサ、および/またはニューラルネットワーク処理ユニット(neural-network processing unit、NPU)を含んでよい。異なる処理ユニットは、独立のコンポーネントであり得る、または、1または複数のプロセッサに統合され得る。
【0079】
コントローラは、命令オペレーションコードおよびタイムシーケンス信号に基づいて、オペレーション制御信号を生成し、命令読み取りおよび命令実行を制御してよい。
【0080】
メモリは更にプロセッサ110に配置され得、命令およびデータを格納するよう構成される。いくつかの実施形態において、プロセッサ110におけるメモリはキャッシュメモリである。メモリは、使用されたばかりの、または、プロセッサ110によって定期的に使用される命令またはデータを格納し得る。プロセッサ110が命令またはデータを再度使用する必要がある場合、プロセッサ110は、繰り返しのアクセスを回避してプロセッサ110の待機時間を低減するために命令またはデータをメモリから直接呼び出し得る。したがって、システム効率が改善される。
【0081】
いくつかの実施形態において、プロセッサ110は1または複数のインタフェースを含み得る。インタフェースは、集積回路間(inter-integrated circuit,I2C)インタフェース、集積回路間サウンド(inter-integrated circuit sound,I2S)インタフェース、パルス符号変調(pulse code modulation,PCM)インタフェース、汎用非同期送受信器(universal asynchronous receiver/transmitter,UART)インタフェース、モバイルインダストリプロセッサインタフェース(mobile industry processor interface,MIPI)、汎用入力/出力(general-purpose input/output,GPIO)インタフェース、加入者識別モジュール(subscriber identity module,SIM)インタフェース、ユニバーサルシリアルバス(universal serial bus,USB)ポートなどを含み得る。
【0082】
I2Cインタフェースは、双方向の同期式シリアルバスでありシリアルデータライン(serial data line、SDA)とシリアルクロックライン(serial clock line、SCL)とを含む。いくつかの実施形態において、プロセッサ110は、複数の組のI2Cバスを含み得る。プロセッサ110は、異なるI2Cバスインタフェースを介して、タッチセンサ180K、充電器、フラッシュライト、及びカメラ193などに個別に結合されてよい。例えば、プロセッサ110はI2Cインタフェースを介してタッチセンサ180Kに結合されてよく、これによりプロセッサ110は、端末100のタッチ機能を実装するために、I2Cバスインタフェースを介してタッチセンサ180Kと通信する。
【0083】
I2Sインタフェースはオーディオ通信を実行するよう構成され得る。PCMインタフェースはまた、オーディオ通信を実行し、アナログ信号をサンプリング、量子化、および符号化するよう構成され得る。UARTインタフェースは、ユニバーサルシリアルデータバスであり、非同期通信を実行するよう構成される。
【0084】
MIPIインタフェースは、プロセッサ110をディスプレイ194またはカメラ193などのペリフェラルコンポーネントに接続するよう構成され得る。MIPIインタフェースは、カメラシリアルインタフェース(camera serial interface,CSI)、またはディスプレイシリアルインタフェース(display serial interface,DSI)などを含む。いくつかの実施形態において、プロセッサ110は、端末100の撮影機能を実装するために、CSIインタフェースを通じてカメラ193と通信する。プロセッサ110は、DSIインタフェースを通じてディスプレイ194と通信し、端末100の表示機能を実装する。
【0085】
GPIOインタフェースは、ソフトウェアを使用することによって構成され得る。GPIOインタフェースは、制御信号またはデータ信号として構成され得る。いくつかの実施形態において、GPIOインタフェースは、カメラ193、ディスプレイ194、無線通信モジュール160、オーディオモジュール170、センサモジュール180、および同様のものにプロセッサ110を接続するよう構成され得る。GPIOインタフェースは、I2Cインタフェース、I2Sインタフェース、UARTインタフェース、MIPIインタフェース、または同様のものとして代替的に構成され得る。
【0086】
USBポート130は、USB標準規格に準拠したインタフェースあり、具体的には、mini USBポート、micro USBポート、USB Type Cポート、または同様のものであり得る。本発明の本実施形態に示されるモジュール間のインタフェース接続関係は単に、説明のための例として使用され、端末100の構造に対する限定を構成しないことが理解され得る。本願のいくつかの他の実施形態において、端末100は代替的に、上述の実施形態におけるインタフェース接続方式とは異なるインタフェース接続方式を使用し得るか、または、複数のインタフェース接続方式の組み合わせを使用し得る。
【0087】
充電管理モジュール140は、充電器から充電入力を受信するよう構成される。電源管理モジュール141は、バッテリ142および充電管理モジュール140をプロセッサ110に接続するよう構成される。端末100の無線通信機能は、アンテナ1、アンテナ2、モバイル通信モジュール150、無線通信モジュール160、モデムプロセッサ、およびベースバンドプロセッサなどを使用することによって実装され得る。
【0088】
アンテナ1およびアンテナ2は、電磁波信号を送信および受信するよう構成される。端末100の各アンテナは、単一の通信周波数帯域、または、複数の通信周波数帯域を含むよう構成され得る。異なるアンテナは更に、アンテナ利用率を改善するために、多重化され得る。例えば、アンテナ1は、無線ローカルエリアネットワーク内のダイバーシティアンテナとして多重化され得る。いくつかの他の実施形態において、アンテナは、チューニングスイッチと組み合わせて使用されてよい。
【0089】
モバイル通信モジュール150は、端末100に適用される、2G、3G、4G、5G、または同様のものを含む無線通信解決手段を提供し得る。モバイル通信モジュール150は、少なくとも1つのフィルタ、スイッチ、電力増幅器、および、低雑音増幅器(low noise amplifier、LNA)などを含み得る。モバイル通信モジュール150は、アンテナ1を通じて電磁波を受信し、受信された電磁波に対するフィルタリングまたは増幅などの処理を実行し、処理された電磁波を復調のためにモデムプロセッサへ送信し得る。モバイル通信モジュール150は更に、モデムプロセッサによって変調された信号を増幅し、アンテナ1を通じた放射のために信号を電磁波に変換し得る。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール150の少なくともいくつかの機能モジュールは、プロセッサ110に配置され得る。いくつかの実施形態において、モバイル通信モジュール150の少なくともいくつかの機能モジュールは、プロセッサ110の少なくともいくつかのモジュールと同一のデバイスに配置され得る。
【0090】
モデムプロセッサは変調器および復調器を含み得る。変調器は、送信対象の低周波数ベースバンド信号を中周波数または高周波数信号に変調するよう構成される。復調器は、受信された電磁波信号を低周波数ベースバンド信号に復調するよう構成される。次に、復調器は、復調を介して取得された低周波数ベースバンド信号を、処理のためにベースバンドプロセッサへ送信する。ベースバンドプロセッサは低周波数ベースバンド信号を処理し、次に、取得された信号をアプリケーションプロセッサへ転送する。アプリケーションプロセッサは、オーディオデバイス(スピーカ170Aまたは受話器170Bなどに限定されない)を使用することにより音信号を出力するか、またはディスプレイ194を使用することにより画像または映像を表示する。いくつかの実施形態において、モデムプロセッサは独立のデバイスであり得る。いくつかの他の実施形態において、モデムプロセッサは、プロセッサ110から独立し得、モバイル通信モジュール150または別の機能モジュールと共に同一デバイスとして配置される。
【0091】
無線通信モジュール160は、無線ローカルエリアネットワーク(wireless local area networks, WLAN)(例えば、ワイヤレスフィデリティ(wireless fidelity, Wi-Fi(登録商標))ネットワーク)、ブルートゥース(登録商標)(bluetooth(登録商標), BT)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system, GNSS)、周波数変調(frequency modulation, FM)、近距離無線通信(near field communication, NFC)技術、赤外線(infrared, IR)技術または同様のものを含む、端末100に適用される無線通信解決手段を提供し得る。無線通信モジュール160は、少なくとも1つの通信処理モジュールを統合する1または複数のデバイスであり得る。無線通信モジュール160は、アンテナ2を介して電磁波を受信し、この電磁波信号に対して周波数変調及びフィルタリング処理を行い、処理した信号をプロセッサ110に送る。無線通信モジュール160は更に、送信する信号をプロセッサ110から受信し、信号に対して周波数変調および増幅を実行し、アンテナ2を通じた放射のために信号を電磁波に変換し得る。
【0092】
いくつかの実施形態において、端末100では、アンテナ1がモバイル通信モジュール150に結合されており、アンテナ2が無線通信モジュール160に結合されているので、端末100は無線通信技術を用いてネットワーク及び別のデバイスと通信できる。無線通信技術は、移動体通信のためのグローバルシステム(global system for mobile communications, GSM(登録商標))、汎用パケット無線サービス(general packet radio service, GPRS)、符号分割多元接続(code division multiple access, CDMA)、広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access, WCDMA(登録商標))、時分割符号分割多元接続(time-division code division multiple access, TD-CDMA)、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)、BT、GNSS、WLAN、NFC、FM、IR技術および/または同様のものを含み得る。GNSSは、グローバルポジショニングシステム(global positioning system、GPS)、全球測位衛星システム(global navigation satellite system、GLONASS)、北斗衛星導航系統(beidou navigation satellite system、BDS)、準天頂衛星システム(quasi-zenith satellite system、QZSS)、および/または、静止衛星型補強システム(satellite-based augmentation systems、SBAS)を含んでよい。
【0093】
端末100は、GPU、ディスプレイ194、アプリケーションプロセッサなどを使用することによって表示機能を実装する。GPUは、画像処理のためのマイクロプロセッサであり、ディスプレイ194およびアプリケーションプロセッサに接続される。GPUは、数学的および幾何学的計算を実行し、画像をレンダリングするよう構成される。プロセッサ110は、ディスプレイ情報を生成または変更するためにプログラム命令を実行する1または複数のGPUを含み得る。
【0094】
ディスプレイ194は、画像、映像など表示するよう構成される。ディスプレイ194は表示パネルを含む。表示パネルは、液晶ディスプレイ(liquid crystal display, LCD)、有機発光ダイオード(organic light-emitting diode, OLED)、またはアクティブマトリクス有機発光ダイオード(active-matrix organic light emitting diode, AMOLED)、フレキシブル発光ダイオード(flex light-emitting diode, FLED)、mini-LED、micro-LED、micro-OLED、量子ドット発光ダイオード(quantum dot light emitting diodes, QLED)または同様のものであり得る。いくつかの実施形態において、端末100は、1またはN個のディスプレイ194を含み得、Nは1より大きい正の整数である。
【0095】
端末100は、ISP、カメラ193、ビデオコーデック、GPU、ディスプレイ194、アプリケーションプロセッサなどを使用することによって撮影機能を実装し得る。
【0096】
ISPは、カメラ193によってフィードバックされたデータを処理するよう構成される。カメラ193は、静止画像または映像を撮像するよう構成される。オブジェクトの光学画像は、レンズを使用することによって生成され、感光素子に投影される。
【0097】
デジタル信号プロセッサは、デジタル信号を処理するよう構成され、上記デジタル画像信号に加えて別のデジタル信号を処理してよい。例えば、端末100が周波数を選択すると、デジタル信号プロセッサは周波数エネルギーに対してフーリエ変換などを行うよう構成されている。
【0098】
ビデオコーデックは、デジタル映像を圧縮または展開するよう構成される。端末100は1または複数のタイプのビデオコーデックをサポートし得る。したがって、端末100は、複数の符号化形式、例えば、ムービングピクチャエキスパーツグループ(moving picture experts group、MPEG)-1、MPEG-2、MPEG-3、およびMPEG-4で映像を再生または録画してよい。
【0099】
NPUは、ニューラルネットワーク(neural-network,NN)コンピューティングプロセッサである。NPUは、生物学的神経ネットワークの構造を参照して、例えば、人間の脳の神経細胞間の伝達モードを参照して、入力情報を迅速に処理し、更に、自己学習を継続的に実行し得る。
【0100】
外部メモリインタフェース120は、端末100の記憶容量を拡張するために、マイクロSDカードなど、外部ストレージカードに接続するよう構成され得る。外部ストレージカードは、データストレージ機能を実装するために、外部メモリインタフェース120を通じてプロセッサ110と通信する。例えば、音楽およびビデオなどのファイルは、外部ストレージカードに格納される。
【0101】
内部メモリ121は、コンピュータ実行可能プログラムコードを格納するよう構成され得る。実行可能プログラムコードは命令を含む。内部メモリ121は、プログラム記憶領域およびデータ記憶領域を含み得る。プログラム記憶領域は、オペレーティングシステム、および、少なくとも1つの機能(例えば、サウンド再生機能、または、画像再生機能)に必要なアプリケーションなどを格納し得る。データ記憶領域は、端末100の使用中に作成されたデータ(オーディオデータおよび電話帳など)などを格納し得る。加えて、内部メモリ121は、高速ランダムアクセスメモリを含み得るか、または、非揮発性メモリ、例えば、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリ、または汎用フラッシュストレージ(universal flash(登録商標) storage, UFS)などを含み得る。プロセッサ110は、端末100の様々な機能アプリケーションおよびデータ処理を実行するために、内部メモリ121に格納された命令および/またはプロセッサに配置されたメモリに格納された命令を実行する。
【0102】
本願のいくつかの実施形態においてにおいて、内部メモリは更に、翻訳アプリケーションを格納し、翻訳アプリケーションの実行プロセス中に生成されたすべてのピクチャをバッファリングするよう構成される。ユーザが翻訳アプリケーションを終了した後に、バッファリングされたピクチャはすべて自動的に削除され得る。
【0103】
端末100は、オーディオモジュール170、スピーカ170A、受話器170B、マイクロフォン170C、ヘッドセットジャック170D、アプリケーションプロセッサなどを使用することによって音楽再生および録音などのオーディオ機能を実装し得る。
【0104】
オーディオモジュール170は、デジタルオーディオ情報を出力のためのアナログオーディオ信号に変換するよう構成され、また、アナログオーディオ入力をデジタルオーディオ信号に変換するよう構成される。オーディオモジュール170は更に、オーディオ信号を符号化および復号するよう構成され得る。いくつかの実施形態において、オーディオモジュール170は、プロセッサ110に配置され得る、または、オーディオモジュール170のいくつかの機能モジュールはプロセッサ110に配置される。
【0105】
「ホーン」とも称されるスピーカ170Aは、電気音声信号を音信号に変換するよう構成される。端末100は、スピーカ170Aを介して、音楽を聴く、または、ハンズフリーモードで呼び出しに応答するために使用され得る。
【0106】
「イヤーピース」とも称される受話器170Bは、電気音声信号を音信号に変換するよう構成される。端末100が、着信に応答する、または、オーディオ情報を受信するために使用されるとき、受話器170Bは、声を聞くために、人間の耳の近くに持ってこられ得る。
【0107】
「マイク」または「マイクロフォン」とも称されるマイクロフォン170Cは、音信号を電気信号に変換するよう構成される。
【0108】
ヘッドセットジャック170Dは、有線ヘッドセットに接続されるよう構成される。ヘッドセットジャック170Dは、USBポート130であってもよく、または、3.5mmのオープンモバイル端末プラットフォーム(open mobile terminal platform,OMTP)標準インタフェースまたは米国セルラ通信工業会(cellular telecommunications industry association of the USA,CTIA)標準インタフェースであってもよい。
【0109】
圧力センサ180Aは圧力信号を検知するよう構成され、圧力信号を電気信号に変換し得る。いくつかの実施形態において、圧力センサ180Aは、ディスプレイ194上に配置され得る。抵抗圧力センサ、誘導圧力センサ、および静電容量型圧力センサなど、複数のタイプの圧力センサ180Aが存在する。静電容量型圧力センサは、伝導性材料で作られた少なくとも2つの平行なプレートを含み得る。圧力センサ180Aに力が加えられるとき、電極間の静電容量が変化する。端末100は、静電容量の変更に基づいて、力の強度を判定する。タッチ操作がディスプレイ194上で実行されるとき、端末100は、圧力センサ180Aを使用することによってタッチ操作の強度を検出する。端末100は更に、圧力センサ180Aの検出信号に基づいて、タッチ位置を算出し得る。いくつかの実施形態において、同一のタッチ位置で実行されるが、異なるタッチ操作強度を有するタッチ操作は、異なる操作命令に対応し得る。例えば、タッチ操作強度が第1圧力閾値より小さいタッチ操作がメッセージアプリケーションアイコンに対して実行されるとき、SMSメッセージを表示するための命令が実行される。タッチ操作強度が第1圧力閾値以上であるタッチ操作がメッセージアプリケーションアイコンに対して実行されるとき、SMSメッセージを作成するための命令が実行される。
【0110】
ジャイロスコープセンサ180Bは、端末100の動作姿勢を判定するよう構成され得る。気圧センサ180Cは気圧を測定するよう構成される。いくつかの実施形態において、端末100は、測位およびナビゲーションを支援するために、気圧センサ180Cが測定した大気圧の値に基づいて標高を計算する。磁気センサ180Dはホールセンサを含む。加速度センサ180Eは、端末100の様々な方向(通常は3軸)における加速度の大きさを検出し得る。距離センサ180Fは、距離を測定するよう構成される。端末100は、赤外線またはレーザの方式で距離を測定し得る。いくつかの実施形態において、撮影シナリオにおいて、端末100は、高速ピント合わせを実装するために、距離センサ180Fを用いて距離を測定してよい。光学近接センサ180Gは、発光ダイオード(LED)および光学検出器、例えば、フォトダイオードを含み得る。周辺光センサ180Lは、周辺光輝度を検知するよう構成される。指紋センサ180Hは指紋を収集するよう構成される。端末100は、収集された指紋の特徴を使用して、指紋ベースのロック解除、アプリケーションロックアクセス、指紋ベース撮影、指紋ベース呼び出し応答などを実装し得る。温度センサ180Jは、温度を検出するよう構成される。
【0111】
タッチセンサ180Kはまた、「タッチコントロールデバイス」と称される。タッチセンサ180Kはディスプレイ194に配置され得、タッチセンサ180Kおよびディスプレイ194は、「タッチスクリーン」とも称されるタッチ画面を構成する。タッチセンサ180Kは、タッチセンサ180K上またはその近くで実行されるタッチ操作を検出するよう構成される。タッチセンサは、検出されたタッチ操作をアプリケーションプロセッサに転送し、タッチイベントのタイプを判定し得る。ディスプレイ194は、タッチ操作に関連する視覚的出力を提供し得る。いくつかの他の実施形態において、タッチセンサ180Kは代替的に、ディスプレイ194の位置とは異なる位置における端末100の表面に配置され得る。
【0112】
骨伝導センサ180Mは振動信号を取得し得る。ボタン190は、電源ボタン、音量ボタンなどを含む。ボタン190は、機械的ボタンであり得るか、または、タッチボタンであり得る。端末100はボタン入力を受信し、端末100のユーザ設定および機能コントロールに関連するボタン信号入力を生成し得る。モータ191は振動プロンプトを生成し得る。インジケータ192はインジケータライトであり得、充電ステータスおよび電力変化を示すよう構成され得る、または、メッセージ、不在着信、通知などを示すよう構成され得る。
【0113】
SIMカードインタフェース195は、SIMカードに接続されるよう構成される。SIMカードは、端末100との間の接触または分離を実装するために、SIMカードインタフェース195に挿入され得る、または、SIMカードインタフェース195から取り外され得る。端末100は、1またはN個のSIMカードインタフェースをサポートし得る、Nは1より大きい正の整数である。SIMカードインタフェース195は、ナノSIMカード、マイクロSIMカード、SIMカード等をサポートしてもよい。複数のカードが同一のSIMカードインタフェース195に同時に挿入され得る。複数のカードは、同一タイプであり得る、または、異なるタイプであり得る。SIMカードインタフェース195は、異なるタイプのSIMカードと互換性があり得る。SIMカードインタフェース195は更に、外部ストレージカードと互換性があり得る。端末100は、通話機能及びデータ通信機能などを実装するために、SIMカードを用いてネットワークとやり取りを行う。いくつかの実施形態において、端末100は、eSIM、すなわち、組み込みSIMカードを使用する。eSIMカードは端末100に組み込まれ得、端末100から分離できない。端末100のソフトウェアシステムは、階層型アーキテクチャ、イベント駆動型アーキテクチャ、マイクロカーネルアーキテクチャ、マイクロサービスアーキテクチャ、またはクラウドアーキテクチャを使用し得る。
【0114】
図2aから
図2eを参照されたい。
図2aから
図2eは、従来技術における端末上の翻訳のためのユーザインタフェースを示す。方法において、端末は、サードパーティアプリに依存して翻訳を実行する必要がある。例えば、ユーザはCHINA DAILYアプリを通じてニュースを閲覧する。
図2aに示されるように、ニュース閲覧中、ユーザが読むために現在のニュースを英語から中国語に翻訳することを望む場合、ユーザによって実行される操作プロセスは、以下の通りである。
図2bに示されるように、ユーザは最初に、ニュースインタフェースにおける翻訳対象コンテンツを選択し、ユーザの選択操作に応答して、端末は翻訳対象コンテンツを灰色で表示し、フローティングウィンドウを表示し、フローティングウィンドウはコピーコントロールを含み、ユーザがコピーコントロールをタップすると、端末はタップ操作に応答して翻訳対象コンテンツをコピーする。
図2cに示されるように、ユーザはサードパーティアプリの翻訳インタフェースを起動し、ユーザは翻訳インタフェース上の言語コントロールをタップしてターゲット言語を選択し、端末は、タップ操作に応答して、英語で書かれた翻訳対象テキスト、および、中国語で書かれたターゲットテキストを表示する。
図2dに示されるように、ユーザは翻訳対象コンテンツを翻訳インタフェースにおける翻訳対象領域に貼り付け、端末は、貼り付け操作に応答して、翻訳対象コンテンツを翻訳インタフェースにおける翻訳対象領域に表示する。
図2eに示されるように、端末は自動的に翻訳を実行するか、または、翻訳コントロール(図示せず)上でユーザによって実行されるタップ操作に応答して翻訳を実行し、端末は翻訳済みコンテンツを翻訳インタフェースに表示し、翻訳済みコンテンツは中国語である。翻訳済みコンテンツを閲覧した後に、ユーザは再びニュースインタフェースに切り替え、ユーザはタッチスクリーン上で上向きにスライドして引き続きニュースを閲覧する。ユーザが翻訳を再度実行することを望む場合、ユーザは上述の操作を繰り返す必要がある。上述のプロセスにおいて、ユーザは、複数回にわたってユーザインタフェースの切り替えを実行する必要がある。操作は複雑であり、エクスペリエンスは低い。ユーザは、ニュースのコンテンツをコピーする代わりに、端末上の翻訳のために、別の類似のユーザインタフェースにおけるニュースのURLアドレスをコピーし得る。次に、ユーザは、サードパーティアプリの翻訳インタフェースを起動し、翻訳インタフェースにおける翻訳対象領域にURLアドレスを貼り付ける。貼り付け操作に応答して、端末はURLアドレスに対応するページに自動的に移動し、翻訳のためにページのコンテンツを呼び出し、次に、翻訳済みコンテンツを翻訳インタフェースに表示する。しかしながら、このプロセスにおいて、ユーザは、ニュースのすべてを閲覧するために、複数回にわたってユーザインタフェース切り替えを実行する必要がある。この場合、端末はユーザの要求に迅速に応答できない。加えて、ユーザは更に、URLアドレスをコピーできる必要がある。ユーザが大部分のアプリを通じてURLアドレスを呼び出すことができない場合、ユーザは、URLアドレスに基づいて翻訳を実行できない。
【0115】
図3aから
図3fを参照されたい。
図3aから
図3fは、従来技術における端末上での翻訳のための他のユーザインタフェースを示す。方法において、端末はなお、サードパーティアプリに依存して翻訳を実行する必要がある。例えば、ユーザは、CHINA DAILYアプリを通じてニュースを閲覧する。方法のプロセスは以下の通りである。
図3aに示されるように、CHINA DAILYアプリのニュースインタフェースにおいて、ユーザは、翻訳のためにユーザインタフェースに対して手動のスクリーンショット操作を実行し、取得されたピクチャを端末に格納する。
図3bに示されるように、ユーザはサードパーティアプリを起動し、端末は翻訳インタフェースを表示し、ユーザは翻訳インタフェース上の言語コントロールをタップしてターゲット言語を選択し、端末は、タップ操作に応答して、英語で書かれた翻訳対象テキストおよび中国語で書かれたターゲットテキストを表示する。
図3cに示されるように、ユーザは翻訳対象領域における写真コントロールをタップし、ユーザは、格納されたピクチャを選択し得るか、または、直接写真を撮り得る。
図3dに示されるように、端末は、翻訳対象ピクチャを翻訳対象領域に表示する。
図3eに示すように、端末は、翻訳を自動的に実行するか、または、翻訳コントロール(図示せず)上でユーザによって実行されるタップ操作に応答して翻訳を実行する。
図3fに示されるように、端末はフローティングウィンドウを表示し、翻訳済みコンテンツをフローティングウィンドウに表示し、翻訳済みコンテンツは中国語である。翻訳済みコンテンツを閲覧した後に、ユーザは、再びニュースインタフェースに切り替え、ユーザはタッチスクリーン上で上向きにスライドし、引き続きニュース(図示せず)を閲覧する。ユーザが翻訳を再度実行することを望む場合、ユーザは、上述の操作を繰り返す必要がある。上述のプロセスにおいて、同一の問題が存在する。すなわち、ユーザはなお複数回にわたってユーザインタフェース切り替えを実行する必要がある。操作は複雑であり、エクスペリエンスは低い。
【0116】
上述の従来技術において、ユーザは、サードパーティアプリを端末にダウンロードする必要がある。ユーザが相対的に長いニュースの翻訳を完了することを望むとき、ユーザは、複数回にわたってインタフェース切り替えを実行する必要があり、端末はユーザの要求に迅速に応答できない。これにより、ユーザに不便が生じ、ユーザの時間が浪費され、低いユーザエクスペリエンスが生じる。本願の実施形態において提供される翻訳結果表示方法によれば、ユーザは、複数回にわたってページ切り替えを実行することなく、相対的に長いニュースの翻訳を完了でき、ユーザはまた、ページの翻訳対象コンテンツをコピーする、または、ページのURLアドレスをコピーする必要がない。したがって、方法は、広いアプリケーションシナリオに適用可能であり、限定された条件が少ない。
【0117】
図4は、本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法のシナリオの概略図である。
図4に示されるように、翻訳サーバ403は翻訳機能を実装し得、アプリケーションサーバ404は、ユーザによって起動される、例えばCHINA DAILYアプリのサーバである。ユーザ401がCHINA DAILYアプリを通じてニュースを閲覧するシナリオはなお、説明のための例として使用される。端末402のタッチスクリーン上で、ユーザ401は、タップ操作を実行することによって、関心のあるニュースを閲覧することを望む。操作に応答して、端末402は、アプリケーションサーバ404からニュースをダウンロードするための要求をアプリケーションサーバ404へ送信する。ユーザ401が端末402上でニュースを翻訳することを望むとき、ユーザは端末402のタッチスクリーン上でトリガ操作を実行する。端末402は、トリガ操作に応答して、翻訳対象コンテンツを翻訳サーバ403へ送信する。翻訳サーバ403は、受信された翻訳対象コンテンツを翻訳し、翻訳結果を端末402へ戻す。翻訳結果を受信した後に、端末402はタッチスクリーン上で翻訳結果を表示する。端末402が翻訳対象コンテンツをサーバへ送信するとき、端末は、ピクチャを直接送信し得るか、または、テキストを直接送信し得るか、または、テキストをピクチャから抽出して、次に、取得されたテキストを送信し得る。
【0118】
任意選択で、端末402によって翻訳サーバ403へ送信された翻訳対象コンテンツがテキストであるとき、端末402は、翻訳するためにニュースのすべてのコンテンツを一度に翻訳サーバ403へ送信し得るか、または、翻訳するためにニュースのすべてのコンテンツを数回に分けて翻訳サーバ403へ送信し得る。例えば、端末402は、ユーザインタフェース上に表示されたニュースコンテンツを、翻訳のために翻訳サーバ403へ送信し、次に、上述のニュースコンテンツと連続するニュースコンテンツを、翻訳のために翻訳サーバ403へ送信する。
【0119】
任意選択で、端末402によって翻訳サーバ403へ送信された翻訳対象コンテンツがピクチャであるとき、端末402は、ニュースのすべてのコンテンツのスクリーンショットを撮り、すべてのコンテンツを含む1つのピクチャを取得し、次に、翻訳のためにピクチャを翻訳サーバ403へ送信し得る。代替的に、端末402は、ニュースを異なる部分に分割してピクチャを形成し、翻訳のために翻訳サーバ403へピクチャをまとめて送信し得るか、または、複数回にわたってピクチャを送信し得る。
【0120】
本願における端末は、翻訳のためにコンテンツを翻訳サーバへ送信する機能、または、端末のモジュールを使用することによって翻訳を実行する機能を有する。端末は、携帯電話に限定されることはなく、タブレットコンピュータ、ノートブックコンピュータ、デスクトップコンピュータ、無線通信機能を有するウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)、または、車載デバイスなどの別のポータブル端末でもあり得る。ポータブル端末は、iOS(登録商標)、Android(登録商標)、Microsoft(登録商標)、または別のオペレーティングシステムを使用するポータブル端末を含むが、これらに限定されることはない。
【0121】
本願のいくつかの実施形態において、任意のユーザインタフェースにおいて、端末が、指(スタイラス、または同様のもの)を用いてタッチスクリーン上でユーザによって実行される、強度が第1圧力閾値より大きい第1タッチ操作を検出するとき、端末は、第1タッチ操作に応答して、翻訳アプリケーションのコントロールを表示する。端末は、翻訳アプリケーションのコントロール上でユーザによって実行される第2タッチ操作を検出する。第2タッチ操作に応答して、端末は、翻訳命令を実行し、関連するアプリケーションのインタフェースを呼び出して翻訳タスクを完了し、次に、タッチスクリーン上で翻訳結果を表示する。例えば、第1タッチ操作は、2本の指で押す、1本の指で押す、3本の指で押す、タップ、ダブルタップ、または、左から右へのスライドなどの操作であり得、第2タッチ操作は、タップ操作、2本の指で押す、1本の指で押す、3本の指で押す、タップ、ダブルタップ、または、左から右へのスライドなどの操作であり得る。
図5aから
図5dは、本願の実施形態によるコンテンツ翻訳方法のユーザインタフェースを示す。本願の本実施形態において、CHINA DAILYアプリケーションは、説明のための例として使用され、翻訳アプリケーションが、翻訳アプリケーションのユーザインタフェース以外の任意のユーザインタフェースにおいて起動され得る。例えば、ユーザが第1インタフェース上で第1タッチ操作を実行することによって翻訳アプリケーションをトリガする。
図5aに示されるように、端末が第1インタフェースを表示する。英語ニュース本文に加えて、第1インタフェースは、ステータスバー501、ナビゲーションバー502、広告バー510、およびコメントバー511を含み得る。ステータスバー501は、オペレータ(China Mobile)の名称、Wi‐Fiアイコン、時間、および、バッテリ残量を含み得る。ナビゲーションバー502は、戻りボタン505、ホームボタン506、および、履歴タスクビューボタン507を含み得る。いくつかの実施形態において、戻りボタンはまた、バックボタンと称され得る。戻りボタンは、前のユーザインタフェースに戻るために使用され、ホームボタンは、ホーム画面に入るために使用され、履歴タスクビューボタンは、履歴タスクが表示されるユーザインタフェースに入るために使用される。第1インタフェースは更に、CHINA DAILYアプリケーションの識別子503、ニュースに使用される言語508、検索識別子509、および、検索コンテンツ枠504を含み得る。
【0122】
ユーザにリマインドするために使用される第1ジェスチャ操作は、翻訳アプリケーションをトリガした。端末は、ユーザの第1ジェスチャ操作に応答して、第2インタフェースを表示し、第2インタフェースは
図5bに示される。次に、第2インタフェースは、第3インタフェースに切り替えられる。第3インタフェースは、
図5cに示され、第3インタフェースは、全画面翻訳コントロール515、テキスト認識後に取得された単語セグメント化カード514、検索オプション512、コピーオプション513などを含む。代替的に、第1インタフェースは、第2インタフェースに切り替えられることなく、第3インタフェースに直接切り替えられ得る。全画面翻訳コントロール515は、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためのコントロールである。ユーザは、選択操作を実行することによって翻訳機能を有効にし得、選択操作は、
図5dに示されるようなタップおよびタッチ操作、スライド操作、または同様のものであり得る。
図5cに示される、テキスト認識後に取得される単語セグメント化カード514は、端末が第1インタフェースにおけるテキストを認識し、かつ、ユーザの使用頻度の降順にソートを実行した後に取得された単語である。ユーザは、
図5cに示されるインタフェースにおける検索機能またはコピー機能を選択し得る。例えば、ユーザは、「as」などの単語を選択し、次に、検索オプション512およびコピーオプション513をタップして対応する操作を実行し得る。例えば、検索オプション512は、検索エンジンに切り替えられること、および、検索を実行するためのキーワードとして「as」が使用されることを示すために使用され、コピーオプション513は、コピー操作が「as」に対して実行されることを示すために使用される。端末は、全画面翻訳コントロール上でユーザによって実行される選択操作を検出し、端末は翻訳済みコンテンツを表示する。
図6aおよび
図6bに示されるように、端末は、トリガされた後に翻訳アプリケーションのインタフェースにおいて翻訳結果を表示する。
図6aに示されるユーザインタフェースは、
図5aに示される第1インタフェースに翻訳結果を示す。端末は引き続き、ユーザが
図6aに示されるインタフェース上で上向きスライド操作606を実行した後に次の翻訳結果を表示する。
図6bにおけるユーザインタフェース601は、
図6aにおけるコンテンツの連続的な翻訳結果、すなわち、
図5aに示される英語のコンテンツと連続するコンテンツの翻訳結果を示す。任意選択で、プロンプトメッセージが、
図6aに示されるユーザインタフェースに設定され、上向きスライド操作を実行することをユーザにリマインドし得る。
【0123】
このように、端末がディスプレイ上に翻訳済みコンテンツを表示するとき、ユーザが翻訳を継続すること、または、翻訳済みコンテンツの閲覧を継続することを望む場合、ユーザは、翻訳された結果のコンテンツが表示されているインタフェース上で上向きスライド操作を実行するだけでよく、ユーザは、複数回にわたって複雑なユーザインタフェース切り替え操作を実行する必要も、コピーおよび貼り付けなどの操作を実行する必要もない。これは単純かつ便利である。
【0124】
例えば、ユーザがページIII'を見ることを望むとき、ユーザが上向きスライド操作606を実行した後に、端末は、タッチスクリーン上にページIII'を迅速に表示し、その結果、複数回にわたってユーザインタフェース切り替えを実行する必要がなく、ユーザの要求に対する迅速な反応が実装される。本願の本実施形態において、端末は、1ページが事前翻訳される方法を使用する。例えば、ユーザがページII'を見るとき、端末はバッファ領域にページIII'を格納する。ユーザが上向きスライド操作606を実行するとき、端末はページIII'を表示し、ページIV'をバッファ領域に格納する。代替的に、端末は、2ページ、3ページ、4ページ、...、100ページなどが事前翻訳される方法を使用し得る。これは本明細書に限定されることはなく、類似の方法が実装のために使用され得る。ページの数量が端末製造者または翻訳アプリケーションの開発者によって推奨され得るか、または、ユーザによって設定され得、例えば、端末上の翻訳アプリケーションの設定オプションにおける対応するコントロールを使用することによる選択を通じて設定される。2ページまたは3ページなどの複数のページが事前翻訳される方法を端末が使用するとき、端末が翻訳対象ページを翻訳サーバへ送信する前に、端末は、翻訳対象ページをマークし、その結果、端末が翻訳結果を受信するとき、端末は、受信された翻訳結果に対応する特定ページを判定し得る。代替的に、端末は、翻訳対象コンテンツを受信された翻訳結果と比較(パターン比較、フォーマット比較、またはテキスト比較など)し、翻訳結果に対応する特定ページを判定し得る。例えば、ページV、ページVI、およびページVIIを翻訳サーバへ送信する前に、端末は、ページをマークする(例えば、ラベルまたはシーケンス番号でページをマークする)。ページを受信するとき、端末は、ページがページV'であると判定し得る。代替的に、端末は受信されたページをページV、ページVI、およびページVIIと比較して、受信されたページがページV'であると判定し得る。この場合、事前にバッファリングされるページの数量が大きいほど、ユーザの上向きスライド操作に応答して端末が翻訳結果を表示する速度が大きく、待機時間が短いが、翻訳が実行されて翻訳結果が戻されるまでの待機時間が長いことを示す。
【0125】
1ページの事前翻訳が例として使用される。
図7に示されるように、端末のユーザインタフェースが灰色領域702として表される。ニュースコンテンツだけが灰色領域702に表示されることは、説明のための例として使用される。701におけるコンテンツ「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、...、50」は、すべてのニュースコンテンツを示すために使用され、コンテンツは連続している。コンテンツの一部「1、2、3、4、5」だけがタッチスクリーン上に表示され、「6、7、8、9、10、...、50」は、ユーザがタッチスクリーン上で上向きスライド操作を実行、または、ページフリップ操作を実行した後にタッチスクリーン上に表示される予定のニュースコンテンツである。タッチスクリーンは、タッチスクリーン上でユーザによって実行される第1タッチ操作を検出し、第1タッチ操作は、翻訳機能をトリガするために使用され、端末は、第1タッチ操作に応答して、翻訳のためにページI、ページII、および翻訳リクエストを翻訳サーバ403へ送信する。ページIは、コンテンツ「1、2、3、4、5」を含み、ページIIは、コンテンツ「6、7、8、9、10」を含み、ページIのコンテンツとページIIのコンテンツとは連続し、翻訳リクエストはターゲット言語を含む。翻訳サーバ403は、翻訳を実行し、翻訳結果を端末に戻す。端末は、翻訳サーバ403によって送信された翻訳結果を受信し、ページI'に含まれるコンテンツは、「1'、2'、3'、4'、5'」であり、ページII'に含まれるコンテンツは、「6'、7'、8'、9'、10'」である。
図7に示されるように、ページI'は、ページIに対応する翻訳結果であり、コンテンツ「1」に対応する翻訳結果は「1'」であり、コンテンツ「2」に対応する翻訳結果は「2'」であり、残りは類推によって推定され得る。端末は、タッチスクリーン上にページI'を自動的に表示し、バッファ領域にページII'を格納する。タッチスクリーンは、ページI'が表示されるインタフェース上でユーザによって実行される上向きスライド操作606を検出する。タッチスクリーンは、ユーザの上向きスライド操作606に応答して、ページII'「6'、7'、8'、9'、10'」を表示し、ページIIIおよび翻訳リクエストを翻訳サーバ403へ送信する。翻訳は、ページIIについて使用される方法と同一の方法を使用することによって実行され、残りは類推によって推定され得る。ここでは詳細を説明しない。どのようにページI、2、3を取得するかについての詳細を下に説明し、したがって、ここでは詳細を説明しない。
【0126】
上述の方法によれば、ユーザは、翻訳結果のコンテンツが表示されるインタフェース上で上向きスライド操作を実行するだけでよく、ユーザは、複雑なユーザインタフェース切り替え操作を複数回にわたって実行する必要も、コピーおよび貼り付けなどの操作を実行する必要もないことが分かる。これは単純かつ便利である。
【0127】
上述の実施形態において、ページIは、縦長モードにおいて端末によって表示されるコンテンツの全体画面であり、ページIIは、ページIに連続して縦長モードにおいて端末によって表示されるコンテンツの次の全体画面である。換言すると、ページIに対する、ページIIに新たに追加されるコンテンツの高さは、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さHである。以下では、ページIおよび2をどのように取得するかを説明する。
図8を参照されたい。
図8は、本願の実施形態による端末のソフトウェア構造の概略図である。端末によって翻訳サーバ403へ送信されるページIおよびページIIは、テキストのフォーマットで送信され得るか、または、ピクチャのフォーマットで送信され得る。
図8におけるシステムサービスモジュールは、翻訳アプリケーションの命令およびデータを格納するよう構成される。システムサービスモジュールに格納されたデータなどのコンテンツは、ユーザが翻訳アプリケーションを終了した後に消去または部分的に消去され得る。
【0128】
端末がページIおよびページIIをテキストのフォーマットで翻訳サーバ403へ送信するとき、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためにユーザによって実行されるタップ操作に応答して、システムサービスモジュールは、タッチスクリーン上に現在表示されているコンテンツ「1、2、3、4、5」に対応する、記憶されたデータを取得し、記憶されたデータを読み取り、テキストフォーマットを生成してページIを取得する。同様に、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためにユーザによって実行されるタップ操作に応答して、端末のシステムサービスモジュールはスクロール命令を生成する。スクロール命令に応答して、サードパーティのアプリケーションは、サードパーティのアプリケーションサーバを適用して、ページIIのコンテンツを取得する。サードパーティのアプリケーションサーバは、ページIIのコンテンツおよびフォーマット情報をシステムサービスモジュールへ送信する。システムサービスモジュールは、ページIIのコンテンツおよびフォーマット情報を受信し、データを読み取り、テキストフォーマットを生成してページIIを取得し、ページIIをシステムサービスモジュールに格納する。システムサービスモジュールは、受信されたページIIのコンテンツおよびフォーマット情報をラベルでマークし、表示のためにページIIをウィンドウマネージャへ送信する代わりに、ページIIをシステムサービスモジュールに格納するだけである。ページIIについて、システムサービスモジュールは、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためにユーザによって実行されるタップ操作に応答して、スクロール命令を生成する。ページIIIについて、システムサービスモジュールは、タッチスクリーン上でユーザによって実行される上向きスライド操作606に応答して、スクロール命令を生成する。ページIIIに使用される方法に類似する方法が、ページIV、ページVに使用され、残りは類推によって推定され得る。
【0129】
端末がページIおよびページIIをピクチャのフォーマットで翻訳サーバ403へ送信するとき、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためにユーザによって実行されるタップ操作に応答して、システムサービスモジュールは、タッチスクリーン上に現在表示されているコンテンツ「1、2、3、4、5」に対応する、記憶されたデータを取得し、記憶されたデータを読み取りピクチャフォーマットを生成し、ページIを取得する。同様に、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためにユーザによって実行されるタップ操作に応答して、端末のシステムサービスモジュールはスクロール命令を生成する。スクロール命令に応答して、サードパーティのアプリケーションは、サードパーティのアプリケーションサーバを適用して、ページIIのコンテンツを取得する。サードパーティのアプリケーションサーバは、ページIIのコンテンツおよびフォーマット情報をシステムサービスモジュールへ送信する。システムサービスモジュールは、ページIIのコンテンツおよびフォーマット情報を受信し、データを読み取り、ピクチャフォーマットを生成してページIIを取得し、ページIIをシステムサービスモジュールに格納する。システムサービスモジュールは、受信されたページIIのコンテンツおよびフォーマット情報をラベルでマークし、表示のためにページIIをウィンドウマネージャへ送信する代わりに、ページIIをシステムサービスモジュールに格納するだけである。ページIIについて、システムサービスモジュールは、翻訳アプリケーションの機能を有効にするためにユーザによって実行されるタップ操作に応答して、スクロール命令を生成する。ページIIIについて、システムサービスモジュールは、タッチスクリーン上でユーザによって実行される上向きスライド操作606に応答して、スクロール命令を生成する。ページIIIに使用される方法に類似する方法が、ページIV、ページVに使用され、残りは類推によって推定され得る。このように、翻訳アプリケーションの機能は、より広いアプリケーションシナリオに適用可能であり、任意のユーザインタフェースにおいて使用され得、端末がページからテキストを直接取得できないという問題が回避される。本願の以下の実施形態において、ページがピクチャのフォーマットで送信されることは、説明のための例として使用される。
【0130】
任意選択で、システムサービスモジュールがページIIをラベルでマークし、表示のためにページIIをウィンドウマネージャへ送信する代わりにページIIを格納するだけであるとき、端末は、翻訳アプリケーションの表示優先度を、サードパーティのアプリケーションの表示優先度より高くなるように、例えば、CHINA DAILYアプリケーションの表示優先度より高くなるように設定する。この場合において、翻訳アプリケーションのインタフェースはタッチスクリーン上に優先的に表示され、サードパーティのアプリケーションのインタフェースが、翻訳アプリケーションのインタフェースの下に配置される。例えば、翻訳アプリケーションは、サードパーティのアプリケーションの上に浮かぶ、フローティングウィンドウに類似する方式で表示される。翻訳アプリケーションのインタフェースだけがタッチスクリーン上に表示され得る。第3アプリケーションはタッチスクリーン上にも表示されるが、ユーザは第3アプリケーションを認識できない。翻訳アプリケーションは起動され、タッチスクリーン上に表示される。サードパーティのアプリケーションは、対応するフォーマット情報に基づいて、サーバから取得されたページIIのコンテンツを組版し、次に、表示のためにコンテンツを送信する。翻訳アプリケーションが起動されたので、ユーザは、サードパーティのアプリケーション、例えばCHINA DAILYアプリケーションの表示されたコンテンツを見ることができない。具体的には、CHINA DAILYアプリケーションの次のページにフリップされ、次のページはタッチスクリーン上に表示されないが、翻訳アプリケーションのユーザインタフェースはタッチスクリーン上に表示される。ユーザが翻訳アプリケーションのインタフェース上で戻りボタンをタップする場合、CHINA DAILYアプリケーションがタッチスクリーン上に表示され、ページフリップ後のインタフェースが表示される。例えば、翻訳アプリケーションのページVI'がタッチスクリーン上に表示されるとき、ユーザが戻りボタンをタップする場合、CHINA DAILYアプリケーションに再び切り替えられ、タッチスクリーン上に表示され、CHINA DAILYアプリケーションのページVIIのユーザインタフェースが表示される。
【0131】
任意選択の実装において、翻訳結果を受信するとき、端末は、翻訳結果に対応する特定ページを判定する必要がある。例えば、翻訳結果、すなわちページI'またはページII'を受信した後に、翻訳結果がページI'であると端末が判定した場合、端末は、タッチスクリーン上に翻訳結果を直接表示する。翻訳結果に対応する特定ページを判定するために、判定は、ページを送信する前にページをマークする(例えば、ページをラベルでマークするか、または、ページ番号を書き込む)方式、または、比較(パターン比較、フォーマット比較、または、テキスト比較など)の方式で実行され得る。
【0132】
任意選択の実装において、端末が翻訳アプリケーションを起動した後、かつ、端末がページI'を表示する前、例えば、
図5dと
図6aとの間に、ユーザはページI'およびページII'が端末に戻されるまで待機する必要がある。この場合、インタフェースがブランク状態である場合、ユーザエクスペリエンスが低い。したがって、第1インタフェース、例えば、端末が翻訳アプリケーションを起動する、
図5aに示されるインタフェースは、
図5dと
図6aとの間にユーザインタフェースとして表示され得る。ユーザが翻訳アプリケーションを起動するために第1タッチ操作を第1インタフェースにおいて実行し、第1タッチ操作に応答して、端末が現在の第1インタフェースのスクリーンショットを撮り、スクリーンショットをシステムサービスモジュールに格納すると理解され得る。ユーザが
図5dに示されるインタフェースにおける全画面翻訳コントロール515をタップした後に、システムサービスモジュールはタッチスクリーン上にスクリーンショットを表示する。ページI'を受信した後に、システムサービスモジュールは、スクリーンショットの代わりにタッチスクリーン上にページI'を表示する。任意選択で、スクリーンショットがタッチスクリーン上に表示されるとき、回転する砂時計アイコンまたはグラデーションのある円のアイコンなどの待機中アイコンも表示され得る。
【0133】
上述の実施形態において取得されたページI'および2'をどのように表示するかを以下で説明する。システムサービスモジュールが、翻訳済みテキストおよびフォーマット情報を翻訳サーバから取得した場合、任意選択の実装において、翻訳アプリケーションでは、CHINA DAILYアプリケーションのフォーマットおよび組版が使用される。具体的には、ページI'上の段落は、ページI上の段落と1対1で対応し得、ページII'上の段落はまた、ページII上の段落に1対1で対応し得、残りは類推によって推定され得る。ページIは例として使用される。翻訳済みテキストおよびフォーマット情報を受信した後に、端末は、ページIを消去して、ページIのコンテンツを除去し、端末は、受信されたフォーマット情報に基づいて、対応する位置に翻訳済みテキストを書き込み、ピクチャをページI'として形成し、ページI'をバッファ領域に格納する。別の任意選択の実装において、システムサービスモジュールは、翻訳済みテキストに対して再組版を実行し、翻訳済みテキストをシステムサービスモジュールのフォーマットで表示し得る。別の任意選択の実装において、システムサービスモジュールは、サードパーティのアプリケーションの表示されたコンテンツを直接置き換え、サードパーティのアプリケーションのインタフェースに翻訳済みコンテンツを表示する。任意選択で、ユーザは、翻訳済みコンテンツが表示されるインタフェース上でタップ操作を実行し、端末は、翻訳を受けていない、サードパーティのアプリケーションのコンテンツを表示する。フォーマット情報は、位置情報、色情報、および同様のものを含む。ページII、ページIII、および同様のものに同一の方法が使用される。ここでは詳細を説明しない。
【0134】
任意選択の実装において、ページI'を受信した後に、端末は、ページI'を直接表示するだけでなく、ページII'、ページIII'、ページIV'、および同様のものをバッファ領域に格納し得、ユーザの上向きスライド操作606に応答して、端末は、コンテンツをバッファ領域から直接読み取り、コンテンツをタッチスクリーン上に表示する。代替的に、ページII'を受信した後に、端末は、ページII'およびページI'を連結して1つのピクチャを形成し得、端末は、ページII'およびページI'を含むピクチャの一部だけをタッチスクリーン上に表示し得る。端末は、ページIII'を受信した後に、ページIII'およびページII'を連結して、ページI'、ページII'、およびページIII'を含む1つのピクチャを形成し、端末は、ページIII'、ページII'、およびページI'を含むピクチャの一部だけをタッチスクリーン上に表示し得る。ページIV'に同一の方法が使用され、残りは類推によって推定され得る。ここでは詳細を説明しない。
【0135】
以下ではスクロール命令の方向を説明する。上述の実施形態において、システムサービスモジュールによって送信されたスクロール命令に応答して、サードパーティのアプリケーションは、現在表示されているコンテンツに連続するコンテンツをサードパーティのアプリケーションサーバから取得する。ユーザがタッチスクリーン上でスライド操作を実行するとき、タッチスクリーン上に表示されるコンテンツは、スライド操作に応答して変化する。スクロール命令は、システムサービスモジュールによって送信され、ユーザの操作を模倣するために使用され、タッチスクリーン上でユーザによって実行されるスライド操作によって生成された結果と同一の結果をもたらす。例えば、電子書籍のページ99が現在表示され、ユーザは、タッチスクリーン上で特定距離にわたって上向きのスライドの操作を実行する。ユーザの操作に応答して、電子書籍は、ページ100のコンテンツを電子書籍サーバから取得する。端末は、ページ100のコンテンツを受信し、電子書籍のページ100を組版し、タッチスクリーン上にページ100を表示する。同様に、電子書籍のページ99が現在表示されている。システムサービスモジュールが翻訳アプリケーションのインタフェースにおける次のページのためにスクロール命令を送信した後に、スクロール命令に応答して、電子書籍は、ページ100のコンテンツを電子書籍サーバから取得する。端末はページ100のコンテンツを受信し、翻訳対象ページ100を生成し、表示のために翻訳対象ページ100をウィンドウマネージャへ送信する代わりに翻訳対象ページ100をシステムサービスモジュールに格納する。同様に、システムサービスモジュールは、前のページのためのスクロール命令を送信して、翻訳対象ページ98を取得し得、前のページのためのスクロール命令は、特定距離にわたる下向きのスライドについてのユーザの命令を模倣するために使用される。同様に、別の例において、アルバムアプリケーションにおけるピクチャが現在表示されている場合、システムサービスモジュールは、右向きのスクロール命令または左向きのスクロール命令を送信し得る。生成された結果は、アルバムアプリケーションのインタフェースにおける、特定距離にわたるユーザの右向きまたは左向きのスライドによって生成される結果と同一である。
【0136】
任意選択で、サードパーティのアプリケーションは、スクロール命令に対して同一の応答を行う。例えば、電子書籍のページ99が現在表示され、ページ99は
図7におけるページIである。スクロール命令に応答して、電子書籍のページ98にフリップされ、ページ98は
図7におけるページIIである。再びスクロール命令に応答して、電子書籍のページ97にフリップされ、ページ97は
図7におけるページIIIである。ページIに対する、ページIIに新たに追加されるコンテンツは、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さを有するコンテンツであり、ページIIに対する、ページIIIに新たに追加されるコンテンツはまた、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さを有するコンテンツであることが分かる。したがって、サードパーティのアプリケーションは、スクロール命令に対して同一の応答を行う。代替的に、新たに追加されたコンテンツは、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さの半分または75%などのコンテンツに調整され得る。同様に、サードパーティのアプリケーションはまた、右向きのスクロール命令、または、左向きのスクロール命令と同一の応答を行う。サードパーティのアプリケーション、端末、または同様のものは、スクロール命令が送信されるたびに、固定の方式でスクロール命令に応答し得ることが理解され得る。固定の距離にわたる上向き、下向き、左向き、または右向きのスクロールが、サードパーティのアプリケーションまたは端末に対して実行される。例えば、固定の距離は、固定の高さであり得るか、または、固定のデータサイズであり得るか、または、ページは固定の数量の単語を含み得る。
【0137】
以下では、スクロール命令に対する操作の影響を説明し、操作はユーザインタフェースに対してユーザによって実行される。任意選択の実装において、翻訳アプリケーションでは、翻訳アプリケーションのインタフェース上でユーザによって実行される上向きスライド操作606の力の強度および距離に関らず、ユーザが上向きスライド操作を一回実行すると、システムサービスモジュールが、上向きスライド操作に応答して、スクロール命令を一回送信し、その結果、スクロール距離が固定される。これは、下向きのスライド操作、左向きのスライド操作、右向きのスライド操作、ページフリップ操作、または同様のものにも適用可能である。別の任意選択の実装において、スクロール命令に応答して、スクロール命令は代替的に、ユーザの上向きスライド操作に基づいて調整され得る。例えば、スクロール命令に応答して次のページに新たに追加されたコンテンツは、ユーザの上向きスライド操作の力の強度または距離に基づいて調整される。例えば、翻訳アプリケーションについて、ページVI'がタッチスクリーン上に表示されるとき、ユーザは現在のインタフェース上で、低い力の強度で上向きスライド操作を実行する。ユーザの上向きスライド操作に応答して、システムサービスモジュールはスクロール命令を調整し、調整されたスクロール命令に応答し、その結果、サードパーティのアプリケーションは、ページVIIIに新たに追加された表示対象コンテンツを取得するためにサードパーティのアプリケーションサーバに適用し、表示対象コンテンツは、ページVIIのコンテンツの80%を含む。これは、下向きのスライド操作、左向きのスライド操作、右向きのスライド操作、ページフリップ操作、または同様のものにも適用可能である。
【0138】
スクロール命令に応答して、端末によって新たに取得されたコンテンツは、端末製造者、または、翻訳アプリケーションの開発者によって推奨され得るか、または、ユーザによって設定され得、例えば、端末上の翻訳アプリケーションの設定オプションにおける対応するコントロールを使用することによる選択を通じて設定され得る。
【0139】
任意選択の実装において、端末によって送信された各ピクチャは、ピクチャに対応する翻訳リクエストを含む。代替的に、端末が翻訳対象コンテンツを翻訳サーバ403へ送信するとき、対応する翻訳リクエストが含まれ得る(例えば、
図8において、ページIおよびページIIが送信されるとき翻訳リクエストが含まれ、ページIIIが送信されるときも翻訳リクエストが含まれる)。代替的に、端末がユーザの第1タッチ操作に応答して最初に翻訳対象コンテンツを送信するとき、端末は翻訳リクエストを送信し得る。翻訳サーバが翻訳を実行するとき、ターゲット言語は、ユーザが翻訳アプリケーションを終了するまで、翻訳リクエストに含まれるターゲット言語である。
【0140】
任意選択の実装において、ユーザは、表示されていた任意の翻訳結果を見るために戻り得る。例えば、端末がページIV'を表示するとき、ユーザは、タッチスクリーン上で下向きのスライド操作を実行し、下向きのスライド操作に応答して、ユーザは、見るためにページIII'、ページII'、またはページI'上の任意の位置に戻り得る。
【0141】
任意選択の実装において、ユーザが異なれば(または、時間が異なれば同一のユーザでも)、上向きスライド操作606の力の強度および距離は異なる。本願のいくつかの実施形態において、翻訳結果のコンテンツが表示されるインタフェース上でユーザによって実行される上向きスライド操作の力の強度および距離に関らず、端末は、固定の方式でユーザの各上向きスライド操作606に応答し得る。例えば、端末によって表示される翻訳結果のコンテンツは、コンテンツが表示されるインタフェース上でユーザによって実行される上向きスライド操作の各々に応答して、固定の高さだけ上向きにスクロールされる。
図7に示される例において、固定の高さは、灰色領域702の高さであり、すなわち、縦長モードにおける全体の画面の高さに近い。この設定に基づけば、ユーザは、新たに翻訳されたコンテンツを端末が毎回表示することを可能にし得る。ユーザの上向きスライド操作の各々により、端末は、翻訳結果の新しいコンテンツ、および、表示された翻訳結果のコンテンツの一部の両方を表示することが可能となり、その結果、表示されたコンテンツは連続し、翻訳済みコンテンツ間の一貫性が改善される。具体的には、固定の高さは、
図7に示されるように、灰色領域702の高さより小さいことがあり得る。以下では、添付の図面を参照して、固定の高さをどのように判定するか、および、現在表示されているコンテンツと連続するコンテンツを有する次のページをどのように判定するかを説明する。
【0142】
ユーザの上向きスライド操作606に応答してタッチスクリーン上の新しく追加された表示対象コンテンツの高さはLであると想定する。この場合、新しく追加された表示対象コンテンツは、テキストの少なくとも1つの追加の行を含む必要があり、翻訳のために端末によって送信されたコンテンツが新たに追加されたコンテンツを含むことが保証される。市場において一般に使用される、スマートフォン上の大部分の一般的なアプリケーションが起動されるとき、タッチスクリーン上に表示される1行のテキストに対してビッグデータ統計が実行され、約50~80ピクセルである1行のテキストの高さが取得される。したがって、Lは80ピクセルより大きい。タッチスクリーン上の新しく追加された表示対象コンテンツの高さLは、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さHより小さいので、端末によって表示されるコンテンツが連続し、行がスキップされることがないことが保証される。
【0143】
ユーザの操作習慣および端末の操作感度が考慮される。
図9aおよび
図9bに示されるように、
図9aおよび
図9bは、ユーザのスライド操作のためのインタフェースの図である。ユーザが1つの手で携帯電話を持つとき、
図9aにおける901は、画面の下部からの距離がH1であり、高さが1ピクセルである1行を示し、H1は、スライド操作中の、指の開始位置と画面の下部との間の距離である。ユーザの右親指が軌跡902に沿って上向きにスライドするとき、画面の上部からの距離がH2である位置に901が移動する。ここで、H2は、スライド操作中の、指の終了位置と画面の上部との間の距離である。端末によって表示されるコンテンツは、ユーザの上向きスライド操作に応答して、固定の高さH-H1-H2だけ上向きにスクロールされる。H1およびH2の両方は、ピクセル単位であり、H1およびH2の両方は、0ピクセルより大きく、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さHより小さい。任意選択で、端末によって表示されるコンテンツが上向きにスクロールされる高さは、スクロール命令に応答して端末によって取得された新しいコンテンツの高さと同一でわる。この場合、ユーザの上向きスライド操作に応答して、端末は、1つの事前翻訳ページだけを表示し得る。
【0144】
別の実装において、
図7において、スクロール命令に応答して、ページIに対する、ページIIに新たに追加されたコンテンツの高さは、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さHである。代替的に、スクロール命令に応答して、ページIに対する、ページIIに新たに追加されたコンテンツの高さは、縦長モードにおけるタッチスクリーンの高さHに対して、第1比率である。例えば、第1比率は60%である。
図10に示されるように、ページIのコンテンツは「1、2、3、4、5」であり、ページIIの表示対象コンテンツの60%が新たに追加される。この場合、ページIIのコンテンツは「4、5、6、7、8」である。翻訳のためにページIIが直接送信される場合、リソースの浪費が生じる。したがって、同一のコンテンツ「4、5」をページIIから除去した後に、端末は、コンテンツ「6、7、8」を含む切り出されたページIIを取得する。端末はページIおよび切り出されたページIIを翻訳のために翻訳サーバ403へ送信し、ページIのコンテンツおよび切り出されたページIIのコンテンツがなお連続する。端末は、翻訳サーバ403によって戻された翻訳結果を受信し、タッチスクリーン上に「1'、2'、3'、4'、5'」を含むページI'を表示し、ページII'をバッファ領域に格納する。タッチスクリーンは、ユーザの上向きスライド操作606を検出し、ユーザの上向きスライド操作に応答して、タッチスクリーン上に「4'、5'、6'、7'、8'」を表示し、切り出されたページIIIを翻訳サーバ403へ送信する。次に、切り出されたページIIに使用される方法と同一の方法を使用することによって翻訳が実行され、残りは類推によって推定され得る。ここでは詳細を説明しない。
【0145】
任意選択で、翻訳対象コンテンツにおいて、端末は、ページIIを、切り出されたページIIに修正し、ページIIIを、切り出されたページIIIに修正し、次に、切り出されたページIIおよび切り出されたページIIIを翻訳サーバへ送信する。代替的に、別の実装が使用され得る。例えば、端末は、ページIIおよびページIIIを翻訳サーバへ直接送信する。ページII'およびページIII'を取得した後に、端末は、ページII'およびページIII'を、切り出されたページII'および切り出されたページIII'にそれぞれ修正し、切り出されたページII'および切り出されたページIII'をタッチスクリーン上に表示する。同一の方法がページIVに使用され、残りは類推によって推定され得る。ここでは詳細を説明しない。
【0146】
同一のコンテンツの除去中に、端末のシステムサービスモジュールは、同一のテキストを比較することによって、または、ピクチャに対してピクセルごとの比較を実行することによって、同一のコンテンツを除去し得る。
【0147】
ページIIの新しく追加された表示対象コンテンツの60%を取得している間に、端末のシステムサービスモジュールは、サードパーティのサーバに対する要求を通じて、新たに追加されたコンテンツの60%を取得し得る。代替的に、端末は、サードパーティのサーバへの要求を通じて、縦長モードにおける1画面の高さだけ新たに追加されたコンテンツを取得し、次に、コンテンツの60%を選択し、コンテンツの残り40%をシステムサービスモジュールに格納し得る。代替的に、別の方式が使用され得る。これは本願において限定されるものではない。
【0148】
別の実装において、本願の本実施形態において、ページIとページIIとの間の同一のコンテンツは、翻訳される必要がある、同一の本文コンテンツ、例えば、
図10におけるページIIのコンテンツ「4、5」および
図8における「1、2、3、...、50」を含むだけでなく、ナビゲーションバー、コメントバー、および広告バーなど、非本文コンテンツも含む。翻訳のために送信されるときに翻訳対象コンテンツがナビゲーションバー、コメントバー、および広告バーなどのコンテンツを含む場合、端末が取得された各ピクチャの翻訳結果をタッチスクリーン上に表示するとき、端末は、上述のコンテンツを表示する。したがって、上述のコンテンツは、複数回にわたって表示される。これはユーザエクスペリエンスに影響する。加えて、上述のコンテンツが複数回にわたって翻訳される場合、リソースの浪費が生じる。任意選択で、冗長コンテンツを除去するために、上述のコンテンツは、翻訳のために送信される前に切り出され得る。
【0149】
図5aに示されるように、CHINA DAILYアプリケーションのインタフェースはなお例として使用される。2つの隣接するページ、ナビゲーションバー、コメントバー、広告バー、および同様のものの間の同一のコンテンツが除去される場合が説明される。ページIは
図5aにおけるページIと同一である。
図10に同一の場合がある。ページIIの高さはページIの高さと同一であり、ページIのコンテンツはページIIの本文コンテンツと連続し、2つのページは同一の本文コンテンツを有する。
図11cに対する
図11aの違いとしては、ページIIおよびページIは、ナビゲーションバー、コメントバー、および広告バーなど、同一の非本文コンテンツを更に有する。
【0150】
図11bにおけるテキスト1102、または、
図12eにおけるテキスト1202における行については、高さ方向におけるテキストの一部の行だけが表示されている。換言すると、テキストの行は不完全であり、本願の本実施形態において表される完全な行のテキストの場合に属さない。
図11bにおける1101、および、
図12eにおける1202は各々、高さ方向における完全な行のテキストとして表示され、本願の本実施形態において表される完全な行のテキストの場合に属する。同一のコンテンツの高さH5が、2つの連続するページ(例えば、ページIおよびページII、または、ページIIおよびページIII)の間の同一のコンテンツの高さを表すために使用され、H5はピクセル単位である。以下では、論理ページIおよび論理ページIIを例として使用することによって、切り出し操作プロセスを説明する。
【0151】
ページIを切り出して、切り出されたページIを取得する操作は、
図11aから
図11cに示されるような、以下のプロセスを含む。
【0152】
1.
図11aにおけるピクチャの下部を高さH3だけ切り出し、
図11bに示される、下部が無いページIのピクチャを取得する。
【0153】
2.下部が無いページIのピクチャに対してOCR認識を実行し、ピクチャの下部におけるOCRで認識できる完全な行のテキスト1101を保持する。
【0154】
3.完全な行のテキスト1101の下にある領域を除去し、
図11cに示されるページIを取得する。
【0155】
OCR認識方法は、従来技術に属し、ピクチャにおける最後の完全な行のテキストの位置が、この方法を使用して判定され得る。OCR認識は、画像認識方式で置き換えられ得る。具体的には、下部から上部へ、1ピクセルの高さを有する行全体が白である場合、当該行の上のテキストは完全であるとみなされる。または、1ピクセルの高さを有する行全体が黒を含む場合、テキストの当該行は不完全であるとみなされ、1ピクセルの高さを有する行全体が白となるまで、認識が上向きに継続される。
【0156】
H3の値は固定値であり、市場において一般に使用されるスマートフォン上の大部分の一般的なアプリケーションが起動されるとき、各ユーザインタフェースの下部の近くに繰り返し表示される、
図5aにおけるナビゲーションバー502、コメントバー511、広告バー、および検索バーなどの非本文コンテンツの高さの収集を通じて取得され得る。H3は、ピクセル単位で300~450の任意の値であり得、350ピクセル、380ピクセル、400ピクセル、430ピクセル、または同様のものを含む。代替的に、端末のシステムサービスモジュールは、ピクチャを認識し、H3の高さが非本文コンテンツの高さであると判定した後に、H3の高さだけピクチャを除去し得る。
【0157】
ページIIを切り出して、切り出されたページIIを取得する操作は、
図12aから
図12fに示されるような、以下のプロセスを含む。
【0158】
1.
図12bに示されるように、
図12aにおけるピクチャの上部をH4、下部をH3だけ切り出し、
図12cにおける、上部および下部が無いページIIのピクチャを取得する。このステップにおいて、上部が最初に除去され得、次に、下部が除去され得るか、または、下部が最初に除去され得、次に、上部が除去され得る。
【0159】
2.行ごとにピクセルを比較する方法を使用することによって、
図12cにおける、上部および下部が無いページIIのピクチャを、
図11cにおけるページIのピクチャと比較して、
図12dに示されるように、同一のコンテンツの高さH5を取得する。
【0160】
3.
図12dに示されるように、上部および下部が無いページIIのピクチャを、上部から下部へH5だけ切り出し、
図12eに示されるように、高さH5の同一のコンテンツが無いページIIのピクチャを取得する。
【0161】
5.高さH5の同一のコンテンツが無いページIIのピクチャの下部に対してOCR認識を実行し、OCRで認識され得る、
図12eにおける1201などの完全な行のテキストを保持する。
【0162】
6.
図12eに示されるように、完全な行のテキスト1201の下の領域を除去し、
図12fに示されるページIIを取得する。
【0163】
H4の値は固定値であり、市場において一般に使用されるスマートフォン上の大部分の一般的なアプリケーションが起動されるときに、各ユーザインタフェースの上部の近くに繰り返し表示される、ナビゲーションバー、コメントバー、
図5aにおける広告バー510、および、
図5aにおける検索バー504など、非本文コンテンツの高さの収集を通じて取得され得る。H4は、ピクセル単位において350~500の任意の値であり得、380ピクセル、400ピクセル、430ピクセル、450ピクセル、または同様のものを含む。H4およびH3は同一でも異なってもよい。代替的に、端末のシステムサービスモジュールは、ピクチャを認識し、H4の高さが非本文コンテンツの高さであると判定した後に、H4の高さだけピクチャを除去し得る。行ごとにピクセルを比較する方法は、従来技術に属する。この方法は、行ごとのピクセル比較を実行することによってピクチャ間の同一のコンテンツを取得するための方法であり、ピクチャ連結の分野において一般に使用される。本願の本実施形態において、方法は、2つの隣接ピクチャ間の同一のコンテンツの高さH5を取得するために使用され、高さはピクセル単位である。比較が実行される前のページ(例えばページI)は、OCR認識を通じて取得された完全な行のテキストで終了し、高さH5の同一のコンテンツが無い第2ページのピクチャはまた、完全な行のテキストから開始する。これにより、翻訳精度を保証し、ユーザエクスペリエンスを改善する。ページIII、ページIV、または同様のものに対する切り出し操作プロセスは、ページIIに対する切り出し操作プロセスと類似する。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0164】
翻訳プロセス全体において、同一のコンテンツの高さH5が非常に大きい値であり、各ページの少ないコンテンツがバッファリングされる場合、毎回少ないコンテンツがユーザのために更新および表示され、端末と翻訳サーバとの間で複数回にわたってインタラクションが実行される必要があり、これにより、ニュースの翻訳が完了する。結果として、リソースの浪費が生じる。同一のコンテンツの高さH5が非常に小さい値である場合、非常に多くのコンテンツが切り出されるので、翻訳済みコンテンツが一貫しないことがあり得る。したがって、スクロール命令に応答して次のページに新たに追加されるコンテンツの割合が、適切な値の範囲に収まるように調整され、その結果、翻訳のために送信された各ページの高さが適切な範囲内に収まる。これにより、非常に多くの回数にわたって切り出しが実行されることに起因して生じる、リソースの浪費、または、翻訳済みコンテンツの非一貫性の問題が回避される。
【0165】
切り出された高さH3およびH4は、市場において一般に使用されるスマートフォン上の大部分のアプリケーションの一般的な値の収集を通じて取得される。いくつかのサードパーティのアプリケーションでは、H3は、非常に多くの可能な値を有する。この場合、完全なテキストを保持するために、OCR認識技術を使用することによって不完全な行のテキストが除去され得る。これにより、翻訳精度を保証し、ユーザエクスペリエンスを改善する。加えて、2つの連続するページの間に同一のコンテンツがあり、同一のコンテンツは、ピクセルごとに比較する方法を使用することによって認識され切り出される。これにより、同一のコンテンツが繰り返し翻訳されないこと、および、リソースの浪費が生じないことを確実にする。端末が翻訳結果を受信し、翻訳結果を表示するとき、翻訳結果のコンテンツは一貫し、同一の翻訳済みコンテンツが無く、その結果、ユーザが読むエクスペリエンスが良くなる。
【0166】
上述の場合に基づけば、
図13は、本願の別の実施形態による翻訳プロセスのシナリオ図である。この翻訳プロセスは、
図10におけるプロセスと類似し、違いは、各ページを処理する方式にある。ページIに対して切り出し操作が実行された後に、コンテンツ「1、2、3、4」を含む、切り出されたページIが取得される。ページIIは、コンテンツ「4、5、6、7、8」を含み、切り出されたページIと同一のコンテンツ「4」を有する。端末は、同一のコンテンツ「4」を除去して、コンテンツ「5、6、7、8」を含む、切り出されたページIIを取得する。端末は、切り出されたページIおよび切り出されたページIIを翻訳のために翻訳サーバ403へ送信し、切り出されたページIのコンテンツ、および、切り出されたページIIのコンテンツは連続する。端末は、翻訳サーバ403によって戻された翻訳結果を受信し、「1'、2'、3'、4'」を含むページI'をタッチスクリーン上に表示し、ページII'をバッファ領域に格納する。タッチスクリーンはユーザの上向きスライド操作606を検出する。ユーザの上向きスライド操作に応答して、端末は、「4'、5'、6'、7'、8'」をタッチスクリーン上に表示し、端末は、ページIIIに対して切り出し処理を実行して切り出されたページIIIを取得し、切り出されたページIIIを翻訳サーバ403へ送信する。ページIIIの切り出し方法は、ページIIの場合と同一であり、同一の方法を使用することによって、翻訳がその後に実行される。残りは類推によって推定され得る。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0167】
本実施形態において、切り出されたページIIがピクチャを含む場合、例えば、切り出されたページII上のピクチャの位置が記録され得、その結果、ページII'が受信された後にピクチャが元の位置に戻されることに留意すべきである。代替的に、ページII'を受信した後に、端末は、元の位置に非本文コンテンツ(広告バーおよびコメントバーなど)を充填することによって、新しいアプリケーションに切り替えられておらず、ユーザがなお元のサードパーティのアプリケーション、例えばCHINA DAILYアプリケーションを見ているというエクスペリエンス効果をユーザに提示し得る。端末はまた、上述の翻訳結果を対応する位置に充填し、翻訳結果が連続しているという技術的効果を達成し得る。
【0168】
端末は次のページを事前翻訳し、翻訳結果を格納する。ユーザが上向きスライド操作を実行するとき、端末は、次のページの翻訳結果をユーザに表示し、その結果、ユーザは待機する必要がなくなる。このように、ヒト-コンピュータ間インタラクション効率およびユーザエクスペリエンスが改善される。ユーザは上向きにスライドするだけでよく、次の記事の翻訳済みコンテンツを円滑に閲覧できる。加えて、端末は、すべての残りのページのコンテンツを事前翻訳する代わりに、1つの次のページを事前翻訳する。これにより、例えば、ユーザが最初の数ページだけを翻訳することを望むが、すべてのページの翻訳を望むわけではない場合に、リソースの不必要な消費を防止できる。
【0169】
ニュース閲覧シナリオ、または、ソーシャルアプリケーションを通じて通信が実行されるシナリオなど、大部分のシナリオにおいて、翻訳対象コンテンツの量は限定される。端末がページP'を表示するとき、端末は、論理的に表示されるページ(P+1)が最後のページであるかどうかを判定する。ページPが最後のページである場合、端末は、ページ(P+1)を翻訳のために送信する必要はない。ページPが最後のページでない場合、端末は、ページ(P+1)を翻訳のために送信する必要がある。
【0170】
任意選択の実装において、端末がページIIに対する切り出し操作プロセスにおける判定を実行することは、
図12dに基づく説明の例として使用される。
図14に示されるように、同一のコンテンツの高さH5は、ピクセルごとの比較を通じて取得され、高さH6は、
図12dにおける、上部および下部が無いページIIの取得されたピクチャの高さを表す。端末は、上部および下部が無い第2ページのピクチャの高さH6に対する同一のコンテンツの高さH5の比に基づく判定を実行し得る。H5/H6の比が大きいことは、ページIIがページIと同一のコンテンツをより多く含むことを示す。比が第1閾値より大きいとき、ページIは最後のページであるとみなされ得、端末は翻訳のためにページIIを翻訳サーバへ送信する必要がない。市場において一般に使用されるスマートフォンに基づいて複数の試験が実行され、第1閾値は、85%から100%の間の範囲の任意の値、例えば、90%または95%であると判定される。
【0171】
別の任意選択の実装において、次のページをバッファリングするかどうかを判定するための方法は代替的に、以下の通りであり得る。
図14に示されるように、(H6-H5)の値が小さいことは、ページIIが、ページIに対して、同一のコンテンツをより多く含むことを示す。(H6-H5)が第2閾値より小さいとき、ページIは最後のページであるとみなされ得、端末は、翻訳のためにページIIを翻訳サーバへ送信する必要がない。大部分のアプリケーションにおけるフォントの高さの値が、市場において一般に使用されるスマートフォンに基づいて収集される。フォントの高さは基本的に、50ピクセルから80ピクセルの間の範囲である。エラーに基づき、第2閾値は、0ピクセルと100ピクセルとの間の範囲の任意の値、例えば、50ピクセルまたは80ピクセルであると判定される。
【0172】
このように、端末がページP'を表示するとき、端末は、上述の判定に基づいて、引き続き翻訳のためにページ(P+1)を翻訳サーバへ送信するかどうかを判定し得る。この設定により、端末が翻訳のために同一のコンテンツを繰り返し送信しないことを確実にし、その結果、リソースの浪費が生じない。
【0173】
多くの場合において、翻訳対象ページはピクチャを含む。
図15に示されるように、完全な行のテキスト1501がOCR認識を通じて取得されるとき、完全な行のテキスト1501の下の領域が除去される場合、除去されたピクチャ1502が次のページとして使用され、翻訳サーバへ送信され、翻訳サーバへ送信される現在のページは、非常に少ないコンテンツを含む。その結果、リソースの浪費が生じる。
【0174】
任意選択の実装において、
図15に示されるように、OCR認識の後に、端末は、完全な行のテキスト1501の下部と、タッチスクリーンの下部との間の距離H7は第3閾値より大きいかどうかを判定し、上述の問題を回避する。H7が第3閾値より大きい場合、完全な行のテキストの下の領域が保持される。H7が第3閾値より小さい場合、完全な行のテキスト1501の下の領域が除去される。市場において一般に使用されるスマートフォンに基づけば、一般に使用されるアプリケーションのテキストの高さは、50ピクセルと80ピクセルとの間の範囲である。したがって、第3閾値は、テキストの高さの少なくとも2倍に設定される。例えば、第3閾値は、ピクセル単位で100から250の範囲の任意の値であり、150ピクセル、200ピクセル、または250ピクセルを含む。
【0175】
上述の実施形態において、ユーザのコントロール感エクスペリエンスを改善するべく、ユーザは、任意の瞬間に
図5aにおいて示されるツールバー上の戻りボタン505をタップし得、端末は、ユーザの操作に応答して翻訳対象ニュースページに戻る。
【0176】
本願の本実施形態において、第1閾値、第2閾値、および第3閾値は、翻訳アプリケーションにおいて事前構成され得るか、または、ユーザによって手動で修正され得る。
【0177】
本願のいくつかの実施形態においてにおいて、端末が次のページをバッファリングしていないとき、ユーザがタッチスクリーン上で迅速な上向きスライド操作を実行する場合、端末は、タッチスクリーン上に翻訳済みコンテンツを適時に表示できない。この場合、ユーザは、端末が翻訳済みコンテンツを表示するまで待機する必要がある。端末は、翻訳済みコンテンツがロード中であることを示すプロンプトメッセージをユーザに表示することにより、端末が翻訳済みコンテンツをロード中であるが、故障などの場合ではないことをユーザにリマインドし得る。この場合、ユーザは短期間待機する必要がある。例えば、
図16に示されるように、端末は、システムによって現在出力されているインタフェース上のフローティングウィンドウ1601の形式で、「更なる翻訳済みコンテンツをロード中です」とユーザにリマインドして、実行中識別子1602を表示し得る。いくつかの実施形態において、アニメーション効果、または、他の面白いコンテンツを表示することによって、ユーザの注意を逸らし、ユーザの退屈を緩和するべく、別のフローティングウィンドウが追加され得る。このように、ユーザは、端末のプロンプトに基づいて、端末のステータスを知ることができ、ユーザエクスペリエンスが改善する。
【0178】
本願のいくつかの実施形態において、次のページは、信号が弱いこと、または端末の条件が悪いことなどの理由に起因して、事前翻訳に失敗する。次のページがバッファ領域に格納されていないことを端末が検出するとき、端末は、バッファリングの失敗を表示するために、プロンプトメッセージをユーザに表示し得る。例えば、
図17に示されるように、端末は、システムによって現在出力されているインタフェース上のフローティングウィンドウ1701の形式で、「ロードに失敗しました」とユーザにリマインドし得る。いくつかの実施形態において、ユーザは、バッファを再ロードするために、上向きにスライドするようリマインドされ得る。この場合、端末がページII'を表示することは、説明のための例として使用される。ページIII'の格納に失敗した場合、理由は例えば、翻訳のためにページIIIが送信されるときにネットワーク信号が弱いこと、または、ページIII'が戻されるときの信号が弱いことである。その結果、ページIII'はバッファ領域に格納されない。ユーザの上向きスライド操作に応答して、端末は、翻訳のためにページIIIを翻訳サーバへ再送信し、また、翻訳のためにページIVを翻訳サーバへ送信する。翻訳サーバが翻訳結果を戻すとき、端末は、ページIII'が戻されるかどうかを判定する必要がある。ページIII'が戻される場合、端末は、タッチスクリーン上にページIII'を表示する。ページIV'が戻される場合、端末は、ページIV'をバッファ領域に格納する。これにより、ユーザの時間が節約され、ユーザエクスペリエンスが改善する。
【0179】
本願のいくつかの実施形態において、ユーザは、翻訳対象領域を選択し得る。例えば、切り出しのための枠がタッチスクリーン上に表示され、枠のサイズを調整することによって大きいスクリーンショットのサイズが調整される。例えば、ユーザは、大きいスクリーンショットの開始位置においてスクロールを開始し、所望の位置でスクロールを中止することによって大きいスクリーンショットを終了することを選択し得る。翻訳対象コンテンツが相対的に長いとき、ユーザは、翻訳対象領域を自発的に選択できる。このように、強いコントロール感がユーザに提供され、ユーザエクスペリエンスも改善する。例えば、
図18に示されるように、ユーザは、使用説明書を読んで当該機能を見つけない。しかしながら、端末は、具体的な操作方式について、タッチスクリーン上でユーザにリマインドし得る。
図18に示されるように、端末は、システムによって現在出力されているインタフェース上のフローティングウィンドウ1801の形式で、「スクリーンショットを撮っています...枠の領域をタップするとスクリーンショットが完了します」とユーザにリマインドして、具体的な操作方式についてユーザにリマインドし得る。大きい翻訳対象スクリーンショットを翻訳する方法については、上述の方法の実施形態における対応するプロセスを参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。このように、ユーザは強いコントロール感エクスペリエンスおよび良いユーザエクスペリエンスを有し、翻訳済みコンテンツをリターン方式で終了する必要がなく、翻訳前に翻訳対象コンテンツを判定できる。加えて、ユーザにとって必要ない、または重要でないコンテンツを翻訳するためにリソースが浪費されない。
【0180】
任意選択で、ユーザインタフェースにおいて使用される言語が、システム設定中に端末上で選択された言語でないことを端末が検出するとき、ダイアログボックス、例えばフローティングウィンドウが自動的にポップアップし、翻訳アプリケーションを起動するかどうかをユーザに尋ね得る。次に翻訳アプリケーションが起動する。
【0181】
代替的に、翻訳アプリケーションは別のユーザインタフェースにおいて起動され得る。例えば、ユーザはチャット用アプリケーションを起動し、フランス語のコンテンツがチャット用アプリケーションのユーザインタフェースに表示される。タッチスクリーンは、チャット用アプリケーションのユーザインタフェースにおけるユーザの第1ジェスチャ操作を検出し、端末は、ユーザの第1ジェスチャ操作に応答して、フランス語を中国語に翻訳し得る。具体的な説明については、上述の実施形態における説明を参照されたい。別の例として、ユーザはショッピングアプリケーションを起動し、日本語コンテンツがショッピングアプリケーションのユーザインタフェースに表示される。タッチスクリーンは、ショッピングアプリケーションのユーザインタフェースにおけるユーザの第1ジェスチャ操作を検出し、端末は、ユーザの第1ジェスチャ操作に応答して、日本語を中国語に翻訳し得る。具体的な説明については、上述の実施形態における説明を参照されたい。なお別の例では、ユーザはドイツに旅行し、地図アプリケーションまたは別のブラウザのウェブページを起動し、ドイツ語コンテンツがユーザインタフェースに表示される。タッチスクリーンは、ユーザの第1ジェスチャ操作を検出し、端末は、ユーザの第1ジェスチャ操作に応答して、ドイツ語を中国語に翻訳し得る。具体的な説明については、上述の実施形態における説明を参照されたい。
【0182】
したがって、当該翻訳方法はより広く適用され、ユーザがニュースを見るためにブラウザを使用する必要があるシナリオに適用されることに限定されることはなく、サードパーティのアプリケーションが使用されるシナリオにも適用され得る。
【0183】
本願のすべての上述の実施形態における翻訳サーバはクラウド翻訳サーバを含む。本願のいくつかの実施形態において、端末はまた、翻訳モジュールを含み得る。翻訳モジュールは、翻訳対象コンテンツを翻訳するめに、翻訳サーバを置き換える。翻訳が完了した後に、翻訳モジュールは、翻訳結果をシステムサービスモジュールに戻し、その結果、端末は翻訳結果をユーザに表示できる。
【0184】
本願のいくつかの実施形態において、
図19に示されるように、翻訳アプリケーションが使用されるとき、端末は、翻訳対象コンテンツに含まれる言語を検出して、翻訳対象コンテンツに対応するソース言語を判定し得る。
図19におけるソース言語1901は自動的に検出される。矢印1903は、ソース言語1901からターゲット言語1902への翻訳方向を示す。
【0185】
図19におけるターゲット言語1902に示される言語は、端末によってサポートされる言語であり得るか、または、翻訳サーバによってサポートされる言語であり得る。例えば、端末がコンテンツを翻訳するとき、端末が中国語、英語、日本語、韓国語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、またはアラビア語をサポートする場合、ターゲット言語1902は、中国語、英語、日本語、韓国語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、またはアラビア語を含む。別の例では、端末が翻訳対象コンテンツを翻訳のために翻訳サーバにアップロードするとき、翻訳サーバは、中国語、英語、日本語、韓国語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、またはアラビア語をサポートする場合、ターゲット言語1902は、中国語、英語、日本語、韓国語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、またはアラビア語を含む。いくつかの実施形態において、ユーザがTwitter(登録商標)などのアプリケーションを使用するときに翻訳アプリケーションを使用することを望むとき、端末がターゲット言語設定ボタンを使用して翻訳対象コンテンツおよび言語設定を翻訳サーバにアップロードする前に、端末は、翻訳サーバへの翻訳対象コンテンツのアップロードを許可するかどうかをユーザにリマインドし、ユーザの知る権利を保証する。端末は、タッチスクリーン上のダイアログボックスを表示することによって、翻訳サーバへの翻訳対象コンテンツのアップロードを許可するかどうかをユーザにリマインドし得るか、または、別の方式でユーザにリマインドし得る。
【0186】
任意選択で、翻訳の柔軟性を改善するために、ターゲット言語は代替的に、端末によって最後に記録されたターゲット言語であり得る。例えば、端末によって最後に記録されたターゲット言語がフランス語である場合、ターゲット言語は自動的にフランス語に設定される。
【0187】
本願のいくつかの実施形態において、端末上で設定されたシステム言語は通常、ユーザがもっともよく知っている言語であるので、端末は、端末上で設定されたシステム言語をターゲット言語として使用し得る。ユーザはターゲット言語を変更し得る。
図20に示されるように、ユーザは、翻訳後に翻訳結果が表示されるユーザインタフェースにおけるターゲット言語を変更し得るか、または、ターゲット言語設定コントロールを使用することによってターゲット言語を変更し得る。
【0188】
加えて、ターゲット言語が、端末およびサーバの両方によってサポートされる言語である場合、例えば、端末およびサーバの両方は、ターゲット言語リストにおける言語(例えば英語)をサポートし得、翻訳は端末上で実行され得るか、または、サーバ上で実行され得る。この場合、ユーザは、それに対応して翻訳優先度を設定し得る。
【0189】
このように、ユーザの制御可能性エクスペリエンスが改善される。ユーザはターゲット言語を必要に応じて選択し得る。代替的に、端末は、ユーザによって最後に使用されたターゲット言語を直接選択する。この場合、ユーザは、ターゲット言語を選択する必要がない。これは単純かつ便利であり、ユーザエクスペリエンスが改善する。
【0190】
本願の実施形態における上述の実施形態は、互いに組み合わせて使用され得る。
【0191】
本願において提供される実施形態において、本願の実施形態において提供される方法は、実行主体として機能する端末の観点から説明される。
【0192】
図20は、本願による端末2000を示す。例えば、端末2000は、少なくとも1つのプロセッサ2010、メモリ2020、およびタッチスクリーン2030を含む。プロセッサ2010はメモリ2020およびタッチスクリーン2030に結合される。本願の本実施形態における結合は、通信接続であり得、電気的形式または別の形式であり得る。
【0193】
具体的には、メモリ2020は、プログラム命令を格納するよう構成される。
【0194】
タッチスクリーン2030は、ユーザインタフェースを表示するよう構成される。
【0195】
プロセッサ2010は、メモリ2020に格納されたプログラム命令を呼び出すよう構成され、本願の実施形態において提供されるコンテンツ翻訳方法において端末によって実行されるステップを端末2000が実行することを可能にする。端末2000は、本願の実施形態において提供されるコンテンツ翻訳方法を実装するよう構成され得ることが理解されるべきである。関連する特徴については、上述の説明を参照されたい。ここでは詳細について改めて説明しない。
【0196】
いくつかの実施形態において、上述の表示は、ディスプレイを使用して表示することであり得る。ディスプレイは表示機能を有し、ディスプレイは、タッチ機能を有しても、タッチ機能を有さなくてもよい。タッチディスプレイ上の操作は、仮想ボタンを使用することによって実装され得るか、または、タッチスクリーンをタップすることによって実装され得る。非タッチディスプレイ上の操作は、物理的キーを使用することによって実装され得る。
【0197】
本願は、命令を含むコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品が端末上で実行するとき、端末は、本願の実施形態において提供されるコンテンツ翻訳方法における、端末によって実行されるステップを実行することが可能となる。
【0198】
本願は、命令を含むコンピュータ可読記憶媒体を提供する。命令が端末上で実行されるとき、端末は、本願の実施形態において提供されるコンテンツ翻訳方法における、端末によって実行されるステップを実行することが可能となる。
【0199】
当業者であれば、本願の実施形態は、ハードウェアによって、または、ハードウェアおよびソフトウェアによって実装され得ることを明確に理解し得る。実施形態がハードウェアおよびソフトウェアによって実装されるとき、上述の機能は、コンピュータ可読媒体に格納され得る。そのような理解に基づいて、本願の実施形態の技術的解決手段は本質的に、すなわち、従来の技術に寄与する部分、あるいは複数の技術的解決手段の全部または一部は、ソフトウェア製品の形で実装されてよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に格納され、本願の実施形態において説明される方法の段階のすべてまたは一部を実行するようコンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、または同様のものであり得る)またはプロセッサに命令するための複数の命令を含む。上述の記憶媒体は、フラッシュメモリ、リムーバブルハードディスク、リードオンリメモリ、ランダムアクセスメモリ、磁気ディスクまたは光ディスクなど、プログラムコードを格納できるあらゆる媒体を含む。
【0200】
上述の説明は、単に本願の実施形態の特定の実装に過ぎず、本願の実施形態の保護範囲を限定するよう意図されるものではない。本願の実施形態に開示された技術的範囲内のあらゆる変形または置き換えは、本願の実施形態の保護範囲に含まれることになる。したがって、本願の実施形態の保護範囲は、請求項の保護範囲の対象となる。
[他の考えられる項目]
(項目1)
コンテンツ翻訳方法であって、
端末が第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第1ユーザインタフェースは第1翻訳結果を含み、上記第1翻訳結果は第1コンテンツの翻訳結果である、段階と、
上記端末が上記第1ユーザインタフェース上の第1操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第1ユーザインタフェース上の上記第1操作に応答して、第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含み、上記第2翻訳結果は第2コンテンツの翻訳結果である、段階と、
上記端末が、上記第1ユーザインタフェース上の上記第1操作に応答して、第3コンテンツを翻訳するために、上記第3コンテンツを第1サーバへ送信する段階であって、上記第2コンテンツは上記第1コンテンツに関連付けられ、上記第3コンテンツは上記第2コンテンツに関連付けられる、段階と
を備える方法。
(項目2)
上記方法は、
上記端末が上記第2ユーザインタフェース上の第2操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上の上記第2操作に応答して、第3ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第3ユーザインタフェースは第3翻訳結果を含み、上記第3翻訳結果は上記第3コンテンツの翻訳結果である、段階と、
上記第2ユーザインタフェース上の上記第2操作に応答して、上記端末が、上記第3コンテンツが最終コンテンツであると判定し、上記端末が、翻訳対象コンテンツを上記第1サーバへ送信するステップの実行をスキップする段階と
を更に備える、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記方法は、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上の第2操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上の上記第2操作に応答して、第3ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第3ユーザインタフェースは第3翻訳結果を含み、上記第3翻訳結果は上記第3コンテンツの翻訳結果である、段階と、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上の上記第2操作に応答して、第4コンテンツを翻訳するために、上記第4コンテンツを第1サーバへ送信する段階であって、上記第4コンテンツは上記第3コンテンツに関連付けられる、段階と
を更に備える、項目1に記載の方法。
(項目4)
上記第3コンテンツはシーケンス番号を含み、上記シーケンス番号は、他のコンテンツに対する上記第3コンテンツの第1位置情報を識別するために使用され、
上記端末は、上記第3翻訳結果を上記第1サーバから受信し、
上記端末は、上記シーケンス番号に基づいて、上記第3翻訳結果を表示する、項目1から3のいずれか一項に記載の方法。
(項目5)
端末が第1ユーザインタフェースを表示する上記段階の前に、上記方法は、
上記端末が第4ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第4ユーザインタフェースは上記第1コンテンツを含む、段階と、
上記端末が、上記第4ユーザインタフェース上の第3操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第4ユーザインタフェース上の上記第3操作に応答して、上記第1コンテンツおよび上記第2コンテンツを上記第1サーバへ送信する段階と
を備える、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目6)
上記第4ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
上記端末が上記第2コンテンツを上記第1サーバへ送信する上記段階の前に、上記方法は、
上記端末が、上記第4ユーザインタフェース上の第4操作に応答して、スクロール命令を生成する段階と、
上記第1アプリケーションが、上記スクロール命令に対応する第5コンテンツを上記第1サーバから取得する段階と、
上記端末が、上記第5コンテンツを上記第1アプリケーションサーバから受信する段階と、
上記端末が、上記第5コンテンツに基づいて、上記第2コンテンツを生成する段階と
を更に備える、項目5のいずれか一項に記載の方法。
(項目7)
上記スクロール命令は、上記第1アプリケーションの第1ユーザインタフェースの予め定められた方向にLの長さだけコンテンツをスクロールするための命令であり、上記予め定められた方向は、上向き、下向き、左向き、または右向きであり、Lは80ピクセルより大きく、Lは上記端末のディスプレイの高さより小さい、項目6に記載の方法。
(項目8)
上記第5コンテンツはピクチャのフォーマットであり、上記端末が上記第5コンテンツに基づいて上記第2コンテンツを生成する上記段階は、
上記端末が、上記第5コンテンツを切り出して上記第2コンテンツを取得する段階であって、切り出しの方式は、上記第5コンテンツが、上部境界から下向きに第1の長さのコンテンツだけ切り出されること、上記第5コンテンツが、下部境界から上向きに第2の長さのコンテンツだけ切り出されること、上記第5コンテンツと上記第1コンテンツとの間の同一のコンテンツが上記第5コンテンツから除去されること、または、上記下部境界上の不完全のテキストが上記第5コンテンツから除去されることのうち少なくとも1つを含む、段階を含む、項目6または7に記載の方法。
(項目9)
上記方法は、上記端末が第2位置情報を判定する段階であって、上記第2位置情報は上記第5コンテンツにおける上記第2コンテンツの位置を示す、段階を更に備える、項目6から8のいずれか一項に記載の方法。
(項目10)
上記第4ユーザインタフェースは、上記第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
上記端末は上記第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、
上記端末は、上記第4ユーザインタフェース上の上記第5操作に応答して、上記第1ユーザインタフェースを表示し、上記第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースである、項目5から9のいずれか一項に記載の方法。
(項目11)
上記第4ユーザインタフェースは、上記第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
上記端末は上記第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、
上記端末は、上記第4ユーザインタフェース上の上記第5操作に応答して、上記第1ユーザインタフェースを表示し、
上記第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースであり、上記第1ユーザインタフェースに表示される上記第1翻訳結果は、上記第2アプリケーションを使用することによって再組版される、
項目5から9のいずれか一項に記載の方法。
(項目12)
上記第4ユーザインタフェースは、上記第1アプリケーションのユーザインタフェースであり、
上記端末は上記第4ユーザインタフェース上の第5操作を検出し、
上記端末は、上記第4ユーザインタフェース上の上記第5操作に応答して、上記第1ユーザインタフェースを表示し、上記第1ユーザインタフェースは上記第1アプリケーションのユーザインタフェースである、項目5から9のいずれか一項に記載の方法。
(項目13)
上記方法は、上記端末が、上記第4ユーザインタフェース上の上記第3操作に応答して、第5ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第5ユーザインタフェースは翻訳コントロールを含み、上記翻訳コントロールは、上記第1コンテンツおよび上記第2コンテンツを送信するよう上記端末をトリガするために使用される、段階を備える、項目5に記載の方法。
(項目14)
上記第4ユーザインタフェース上の上記第3操作は、2本の指で押す操作およびタップ操作を含み、
上記端末は、上記2本の指で押す操作に応答して、第6ユーザインタフェースを表示し、上記第6ユーザインタフェースは翻訳コントロールを含み、
上記端末は上記翻訳コントロール上の上記タップ操作を検出し、上記端末は上記第1コンテンツおよび上記第2コンテンツを送信する、項目5に記載の方法。
(項目15)
上記端末が、上記第1ユーザインタフェース上の上記第1操作に応答して、第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第2ユーザインタフェースは第2翻訳結果を含む、段階は、
上記端末が、上記第1ユーザインタフェース上の上記第1操作に応答して、上記第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第2ユーザインタフェースは上記第2翻訳結果を含み、上記第2翻訳結果の固定のデータ量が上記第2ユーザインタフェースに表示される、段階を含む、項目1に記載の方法。
(項目16)
上記端末が上記第1ユーザインタフェース上の上記第1操作に応答して、第3コンテンツを翻訳するために上記第3コンテンツを第1サーバへ送信する上記段階は、上記端末が、上記第1ユーザインタフェース上の上記第1操作に応答して、上記第3コンテンツを翻訳するために上記第3コンテンツを上記第1サーバへ送信する段階であって、上記第3コンテンツの固定のデータ量が送信される、段階を含む、項目1に記載の方法。
(項目17)
上記第1操作はスライド操作である、項目1に記載の方法。
(項目18)
上記第2ユーザインタフェースに表示される上記第2翻訳結果の長さ、または、上記第2翻訳結果の数量は、上記スライド操作のスライド距離または力の強度に正比例する、項目17に記載の方法。
(項目19)
送信される上記第3コンテンツの長さまたは数量は、上記スライド操作のスライド距離または力の強度に正比例する、項目17に記載の方法。
(項目20)
端末が第1ユーザインタフェースを表示する上記段階の前に、上記方法は、
上記端末が第7ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第7ユーザインタフェースは第1アプリケーションのユーザインタフェースである、段階と、
上記端末が、上記第7ユーザインタフェース上の第6操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第7ユーザインタフェース上の上記第6操作に応答して、上記第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第1ユーザインタフェースは第2アプリケーションのユーザインタフェースである、段階と、
を備える、項目1から4のいずれか一項に記載の方法。
(項目21)
コンテンツ翻訳方法であって、
端末が、第1アプリケーションの第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第1ユーザインタフェースは第1コンテンツを含む、段階と、
上記端末が、上記第1ユーザインタフェース上でユーザによって実行される第1操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第1操作に応答して、第2アプリケーションの第1ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第1ユーザインタフェースは第1コントロールを含む、段階と、
上記端末が、上記第1コントロール上で上記ユーザによって実行される第2操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第2操作に応答して、上記第1コンテンツおよび上記第2コンテンツを第1サーバへ送信する段階であって、上記第2コンテンツは上記第1コンテンツに関連付けられる、段階と、
上記端末が、第1翻訳結果および第2翻訳結果を上記第1サーバから受信する段階であって、上記第1翻訳結果は上記第1コンテンツの翻訳結果であり、上記第2翻訳結果は上記第2コンテンツの翻訳結果である、段階と、
上記端末が、上記第2アプリケーションの第2ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第2ユーザインタフェースは上記第1翻訳結果を含む、段階と、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上の第3操作を検出する段階と、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上で上記ユーザによって実行される上記第3操作に応答して、上記第2アプリケーションの第3ユーザインタフェースを表示する段階であって、上記第3ユーザインタフェースは上記第2翻訳結果を含む、段階と、
上記端末が、上記第2ユーザインタフェース上で上記ユーザによって実行される上記第3操作に応答して、上記第3コンテンツを上記第1サーバへ送信する段階であって、上記第3コンテンツは上記第2コンテンツに関連付けられる、段階と、
上記端末が、第3翻訳結果を上記第1サーバから受信する段階であって、上記第3翻訳結果は上記第3コンテンツの上記翻訳結果である、段階と
を備える方法。
(項目22)
上記第1操作は2本の指で押す操作であり、上記第2操作はタップ操作であり、または、上記第3操作は上向きスライド操作である、項目21に記載の方法。
(項目23)
1または複数のタッチスクリーン、1または複数のメモリ、および、1または複数のプロセッサを備える端末であって、上記1または複数のメモリは1または複数のプログラムを格納し、上記1または複数のプロセッサが上記1または複数のプログラムを実行するとき、上記端末は、項目1から22のいずれか一項に記載の方法を実装することが可能である、端末。
(項目24)
1または複数のタッチスクリーン、1または複数のメモリ、1または複数のプロセッサ、および、1または複数の翻訳モジュールを備える端末であって、上記1または複数のメモリは1または複数のプログラムを格納し、上記1または複数の翻訳モジュールは、コンテンツを翻訳するよう構成され、上記1または複数のプロセッサが上記1または複数のプログラムを実行するとき、上記端末は、項目1から22のいずれか一項に記載の方法を実装することが可能である、端末。
(項目25)
項目23または24に記載の端末および第1サーバを備えるシステムであって、上記第1サーバは、上記端末によって送信された翻訳対象コンテンツを受信し、上記翻訳対象コンテンツを対応する翻訳結果に翻訳するよう構成される、システム。
(項目26)
命令を含むコンピュータ可読記憶媒体であって、上記命令が電子デバイス上で実行されるとき、上記電子デバイスは、項目1から22のいずれか一項に記載の方法を実行することが可能である、コンピュータ可読記憶媒体。