(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-11
(45)【発行日】2023-10-19
(54)【発明の名称】広告評価システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/0242 20230101AFI20231012BHJP
【FI】
G06Q30/0242
(21)【出願番号】P 2019157810
(22)【出願日】2019-08-30
【審査請求日】2022-02-16
(73)【特許権者】
【識別番号】000002967
【氏名又は名称】ダイハツ工業株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103517
【氏名又は名称】岡本 寛之
(74)【代理人】
【識別番号】100149607
【氏名又は名称】宇田 新一
(72)【発明者】
【氏名】蛸井 宏和
(72)【発明者】
【氏名】糸永 勝悟
(72)【発明者】
【氏名】照内 啓太
(72)【発明者】
【氏名】神田 征司
(72)【発明者】
【氏名】佐敷 敦
【審査官】野口 俊明
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-016287(JP,A)
【文献】特開2006-048171(JP,A)
【文献】特開2012-048650(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の走行地域に配置される広告の価値を算定する広告評価システムであり、
車両周辺の広告の情報、および、車両の運転者の視線の情報に基づいて、広告に対する運転者の注視度を測定する視線測定手段と、
車両の運転者の消費行動を収集する行動収集手段と、
広告に対する運転者の注視度、および、運転者の消費行動を対比し、それらの適合度を算定する適合度算定手段と、
前記適合度算定手段で算定された適合度に基づいて、広告の価値を算定する価値算定手段と
を備え
、
視線の情報は、視線の方向および視線の停滞時間を含み、
前記視線測定手段は、注視度算定部を備え、
前記注視度算定部は、視線が広告に停滞している時間と、運転者および広告の距離とを、視線の情報から算出して、注視度を測定し、
注視度と消費行動との適合度は、注視度の高い広告が、広告に応じた消費行動を誘引しているかを示す指標であり、
前記価値算定手段は、
広告に対する注視度が比較的高い場合において、注視度と消費行動との適合度が比較的高ければ、広告の価値を比較的高く算定し、また、注視度と消費行動との適合度が比較的低ければ、広告の価値を比較的低く算定し、
広告に対する注視度が比較的低い場合において、注視度と消費行動との適合度が比較的高ければ、広告の価値を比較的低く算定し、また、注視度と消費行動との適合度が比較的低ければ、広告の価値を比較的高く算定する
ことを特徴とする、広告評価システム。
【請求項2】
前記行動収集手段は、
車両のカーナビゲーション装置に設定された目的地、および/または、車両が比較的長時間停車した店舗に基づいて、運転者の消費行動を収集する、請求項1に記載の広告評価システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、広告評価システムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、交通道路の近辺には、看板などによる広告が配置されている。広告は、交通道路の通行する車両の運転者の注目を集め、消費行動を促進している。このような広告は、通常、運転者の視線の集中の度合いが高いほど、高い誘引効果を奏すると考えられる。
【0003】
そこで、車両の運転者の視線の集中の度合いに基づいて、広告の価値を算定することが検討されている。
【0004】
より具体的には、搭乗型移動体の搭乗者が周囲の物体のうちどの物体に関心を有しているかを推定する関心度推定装置であって、搭乗型移動体が移動する空間内に配置された物体と当該物体の位置とが関連付けられた空間の地図を記憶する地図記憶手段と、搭乗型移動体の空間内での現在位置を検出する位置検出手段と、空間内における搭乗者の視線方向を検出する視線方向検出手段と、位置検出手段によって検出された搭乗型移動体の現在位置と視線方向検出手段によって検出された視線方向と、視線方向上にある物体とを基に、搭乗者が注視している位置である注視点を特定し、当該注視点における注視の程度を示す注視度を算出する注視度算出手段とを備える関心度推定装置が、提案されている。さらに、このような関心度推定装置を、自動車の運転手が看板をどれだけ注目しているか測定するために用いることも、提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかるに、特許文献1に記載の方法では、運転者の視線から、広告に対する関心の度合いを測定するに留まり、実際に広告に基づいて消費行動が誘引されたかが不明であるため、広告価値の評価の精度が十分ではない場合がある。
【0007】
本発明は、より精度よく広告の価値を算定できる広告評価システムである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明[1]は、車両の走行地域に配置される広告の価値を算定する広告評価システムであり、車両周辺の広告の情報、および、車両の運転者の視線の情報に基づいて、広告に対する運転者の注視度を測定する視線測定手段と、車両の運転者の消費行動を収集する行動収集手段と、広告に対する運転者の注視度、および、運転者の消費行動を対比し、それらの適合度を算定する適合度算定手段と、前記適合度算定手段で算定された適合度に基づいて、広告の価値を算定する価値算定手段とを備える、広告評価システムを含んでいる。
【発明の効果】
【0009】
本発明の広告評価システムでは、車両の運転者の広告に対する注視度と、実際の消費行動とを観察する。そして、運転者の注視度と、消費行動の誘引度との適合度(相関)に基づいて、広告の価値を算定する。
【0010】
そのため、本発明の広告評価システムによれば、広告の価値の算定の精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図1】
図1は、本発明の広告評価システムの一実施形態を示す概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
1.広告評価システム
図1において、広告評価システム1は、車両としての自動車10の走行地域に配置される広告11(看板、旗、表示モニター、電光掲示板など)の価値を算定するために、設備されている。
【0013】
広告評価システム1は、より具体的には、自動車10の運転者12の視線をデータとして取得する視線測定手段としての視線測定ユニット2と、自動車10の運転者12の消費行動をデータとして収集する行動収集手段としての行動収集ユニット3と、これらの適合度を算定する適合度算定手段としての適合度算定ユニット4と、これらの適合度に基づいて広告11の価値を算定する価値算定手段としての価値算定ユニット5とを備えている。
【0014】
なお、視線測定ユニット2、行動収集ユニット3、適合度算定ユニット4および価値算定ユニット5は、例えば、1つの管理施設内において管理され、互いに通信可能とされている。
【0015】
また、詳しくは後述するが、視線測定ユニット2、行動収集ユニット3、適合度算定ユニット4および価値算定ユニット5は、それぞれ、データ記憶媒体(注視度サーバ22、行動サーバ32、適合度サーバ42、価値サーバ52)を有している。これらデータ記憶媒体は、互いに独立して設けられていてもよく、また、複数のデータ記憶媒体が1つに統合されていてもよい。
図1では、説明のため、各データ記憶媒体を、互いに独立して示す。
【0016】
視線測定ユニット2は、運転者12の注視度を測定するユニットである。
【0017】
なお、注視度とは、自動車10の運転者12が広告11を、注視する度合いであり、例えば、運転者12が広告11を長時間見ている場合や、運転者12が広告11を近距離で見ている場合に、注視度が高いと判断される。
【0018】
より具体的には、視線測定ユニット2は、例えば、自動車10の位置情報を取得するGPS装置(図示せず)と、自動車10の運転者の顔を撮影する車室カメラ20と、車室カメラ20による撮像から注視度を算定する注視度算定部21と、注視度をデータとして保持する注視度サーバ22とを備えている。
【0019】
GPS装置(図示せず)は、自動車10の位置情報を取得するとともに、その位置情報をデータ(以下、位置データ)として注視度算定部21に送信可能としている。
【0020】
車室カメラ20は、自動車10の運転席の近傍において、運転者12に向かって配置される。車室カメラ20は、運転者12の顔を撮影し、その撮像をデータ(以下、撮像データ)として注視度算定部21に送信可能としている。
【0021】
注視度算定部21は、自動車10の走行地域の地図情報をデータ(以下、地図データ)として有している。
【0022】
地図データは、地図内に配置される広告11の情報を、データ(以下、広告データ)として含んでいる。広告11の情報としては、例えば、広告11の位置およびサイズ、広告面が向いている方向、広告内容、広告主などが挙げられる。なお、地図データおよび広告データは、必要に応じて、適宜更新されている。
【0023】
そして、注視度算定部21は、上記の地図データと、GPS装置(図示せず)により取得される自動車10の位置データと、車室カメラ20により取得される運転者12の顔の撮像データとを、所定のプログラムにより総合的に情報処理し、注視度を算定可能としている。
【0024】
より具体的には、注視度算定部21は、撮像データから、運転者12の視線の情報をデータ(以下、視線データ)として抽出可能としている。視線の情報としては、例えば、視線の方向、視線の停滞時間などが挙げられる。
【0025】
また、注視度算定部21は、運転者12の視線データと、自動車10の位置データおよび地図データ(広告データ)とを照合して、運転者12の視線の先にある広告を特定可能としている。
【0026】
また、注視度算定部21は、運転者12の視線が広告11に停滞している時間や、運転者12と広告11との距離などを、視線データから算出して、広告11に対する運転者12の注視度を測定(例えば、数値化)可能としている。
【0027】
なお、注視度の測定(例えば、数値化)の方法は、公知の演算方法に準拠できる。
【0028】
注視度サーバ22は、注視度算定部21と通信可能とされており、上記で得られた注視度を、データ(以下、注視度データ)として蓄積可能とするデータ記憶媒体である。
【0029】
なお、視線測定ユニット2としては、例えば、特開2005-6897号公報に記載の関心度推定装置などを採用することができる。
【0030】
行動収集ユニット3は、運転者12の消費行動を収集するユニットである。
【0031】
なお、消費行動とは、消費者が、商品および/またはサービスを、対価に応じて授受する行動である。消費行動としては、例えば、購買行動、使用行動などが挙げられる。
【0032】
行動収集ユニット3は、行動収集部31と、行動サーバ32とを備えている。
【0033】
行動収集部31は、運転者12の消費行動を収集するための装置である。消費行動は、所定のプログラムにより、種々の方法により収集される。
【0034】
例えば、運転者12の消費行動は、運転者12が自動車10のカーナビゲーション装置(図示せず)に設定した目的地や、例えば、自動車10のGPS装置(図示せず)により観測される停車時間などに基づいて、推定可能である。
【0035】
より具体的には、例えば、運転者12が特定の店舗をカーナビゲーション装置(図示せず)に目的地として設定した場合、運転者12は、目的地の店舗で商品および/またはサービスを対価に応じて授受したと推定される。これにより、運転者12の消費行動が収集される。
【0036】
また、特定の店舗が目的地として設定されていない場合でも、自動車10が特定の店舗において比較的長時間停車したことが、GPS装置(図示せず)などにより観察された場合には、運転者12は、その店舗で商品および/またはサービスを対価に応じて授受したと推定される。これにより、運転者12の消費行動が収集される。
【0037】
なお、行動収集部31は、運転者12の消費行動を、直接的に収集することも可能である。より具体的には、例えば、運転者12の商品購買履歴や、各種サービス利用履歴などを、ログデータとして収集することにより、運転者12の消費行動を収集できる。
【0038】
行動サーバ32は、行動収集部31と通信可能とされており、上記で得られた運転者12の消費行動を、データ(以下、消費行動データ)として蓄積可能とするデータ記憶媒体である。
【0039】
適合度算定ユニット4は、広告11に対する運転者12の注視度と、運転者12の消費行動とを対比し、それらの適合度を算定するユニットである。
【0040】
適合度とは、注視度の高い広告11が、広告11に応じた消費行動を誘引しているかを示す指標である。
【0041】
例えば、広告11に対する注視度が比較的高く、かつ、広告11に対応した消費行動が比較的多い場合、注視度と消費行動との適合度が、比較的高いと算定される。
【0042】
また、同様に、広告11に対する注視度が比較的低く、かつ、広告11に対応した消費行動が比較的少ない場合、注視度と消費行動との適合度が、比較的高いと算定される。
【0043】
一方、例えば、広告11に対する注視度が比較的高いにも関わらず、広告11に対応した消費行動が比較的少ない場合、注視度と消費行動との適合度が、比較的低いと算定される。
【0044】
また、広告11に対する注視度が比較的低いにも関わらず、広告11に対応した消費行動が比較的多い場合、注視度と消費行動との適合度が、比較的低いと算定される。
【0045】
なお、適合度の算定は、例えば、公知の演算方法に準拠できる。
【0046】
より具体的には、適合度算定ユニット4は、適合度を算定するためのデータ処理部41と、算定された適合度を蓄積する適合度サーバ42とを備えている。
【0047】
データ処理部41は、所定のプログラムにより、注視度サーバ22に蓄積される注視度データと、行動サーバ32に蓄積される消費行動データとを対比し、それらの適合度を算定可能としている。
【0048】
適合度サーバ42は、データ処理部41と通信可能とされており、上記で得られた適合度を、データ(以下、適合度データ)として蓄積可能とするデータ記憶媒体である。
【0049】
価値算定ユニット5は、上記の適合度に基づいて、広告11の価値を算定するユニットである。
【0050】
なお、広告11の価値は、広告11を見た者を消費行動に誘引する力が大きいほど、高いと算定される。
【0051】
より具体的には、価値算定ユニット5は、上記の適合度サーバ42に蓄積された適合度データに基づいて広告11の価値を算定する価値算定部51と、算定された広告11の価値を記憶する価値サーバ52とを備えている。
【0052】
価値算定部51は、詳しくは後述するように、所定のプログラムに従い、広告11の注視度と、運転者12の消費行動との適合度に基づいて、広告11の価値を算定可能としている。
【0053】
価値サーバ52は、価値算定部51と通信可能とされており、上記で得られた広告11の価値を、データ(以下、価値データ)として蓄積可能とするデータ記憶媒体である。
【0054】
2.広告評価システムによる価値算定
上記の広告評価システム1では、まず、視線測定ユニット2の注視度算定部21が、GPS装置により取得される自動車10の位置データを取得する(
図1の破線矢印A)。
【0055】
また、自動車10の位置データを取得した注視度算定部21は、地図データに基づいて、自動車10の周辺の広告11の情報を抽出する(
図1の破線矢印B)。
【0056】
これとともに、注視度算定部21は、車内カメラ20により撮影される撮像データから、運転者12の視線データを抽出する(
図1の破線矢印C)。
【0057】
そして、視線データと、自動車10の位置データおよび地図データ(広告データ)とを照合して、運転者12の視線の先にある広告を特定する。より具体的には、注視度算定部21は、自動車10(運転者12)の位置データと、その位置からの視線の方向とを照合して、視線の先を特定する。また、注視度算定部21は、運転者12の視線の先と、地図データ(広告データ)とを照合することにより、運転者12の視線の先の広告11を特定する(
図1の破線太矢印D)。
【0058】
そして、注視度算定部21は、撮像データおよび視線データから、視線が広告11に停滞する時間や、運転者12と広告11との距離などを抽出して、広告11に対する運転者12の注視度を測定(例えば、数値化)する。得られた注視度は、注視度サーバ22に、データ(注視度データ)として、蓄積される。
【0059】
一方、この広告評価システム1では、行動収集ユニット3の行動収集部31が、運転者12の消費行動を収集し、行動サーバ32に蓄積する。なお、消費行動の収集方法は、特に制限されず、上記したように、自動車10のカーナビゲーション装置(図示せず)に設定された目的地や、自動車10が比較的長時間停車した店舗などに基づいて、運転者12の消費行動を収集することができる。また、運転者12のインターネットログから、運転者12の消費行動を収集することもできる(
図1の破線矢印E)。
【0060】
そして、収集された消費行動は、行動サーバ32に、データ(消費行動データ)として、蓄積される。
【0061】
次いで、この広告評価システム1では、適合度算定ユニット4において、上記注視度データと、上記消費行動データとを対比し、それらの適合度を算定する。
【0062】
より具体的には、適合度算定ユニット4のデータ処理部41が、注視度サーバ22に蓄積される注視度データと、行動サーバ32に蓄積される消費行動データとを抽出する。そして、所定のプログラムに従い、広告11に対する注視度と、広告11に対応した消費行動の多寡との対応関係を算定し、適合度データを、適合度サーバ42に蓄積する。
【0063】
その後、この広告評価システム1では、価値算定ユニット5において、上記の適合度データに基づいて、広告11の価値を算定する。
【0064】
なお、適合度データによる広告11の価値の評価方法は、広告11の注視度の高さによっても異なる。そのため、価値算定部51では、好ましくは、同程度の注視度を有する広告11について、適合度により評価する。
【0065】
例えば、注視度が比較的高い広告11の群では、適合度が高いほど、広告価値が高いと算定される。
【0066】
つまり、広告11に対する注視度が比較的高い場合において、注視度と消費行動との適合度が比較的高ければ、その高い注視度に応じて、多くの消費行動を誘引できると判断される。その結果、広告11の価値は比較的高いと算定される。
【0067】
また、広告11に対する注視度が比較的高い場合において、注視度と消費行動との適合度が比較的低ければ、その高い注視度ほどは、消費行動を誘引できないと判断される。その結果、広告11の価値は比較的低いと算定される。
【0068】
これに対して、注視度が比較的低い広告11の群では、適合度が低いほど、広告価値が高いと算定される。
【0069】
つまり、広告11に対する注視度が比較的低い場合において、注視度と消費行動との適合度が比較的高ければ、その低い注視度に応じて、少ない消費行動を誘引できるに留まる。そのため、広告11の価値は比較的低いと算定される。
【0070】
一方、広告11に対する注視度が比較的低い場合において、注視度と消費行動との適合度が比較的低ければ、注視度が低いにも関わらず、多くの消費行動を誘引できると判断される。その結果、広告11の価値が比較的高いと算定される。
【0071】
このように、価値算定部51では、好ましくは、同程度の注視度を有する広告11をグループ化して、その広告11の価値を、適合度データに基づいて算定する。
【0072】
なお、得られた価値データは、価値サーバ52に蓄積され、広告11の評価において、適宜利用される。
【0073】
3.作用・効果
上記の広告評価システム1では、自動車10の運転者12の広告11に対する注視度と、実際の消費行動とを観察する。そして、運転者12の注視度と、消費行動の誘引度との適合度(相関)に基づいて、広告の価値を算定する。
【0074】
そのため、上記の広告評価システム1によれば、広告の価値の算定の精度の向上を図ることができる。
【符号の説明】
【0075】
1 広告評価システム
2 視線測定ユニット
3 行動収集ユニット
4 適合度算定ユニット
5 価値算定ユニット
10 自動車
11 広告
12 運転者