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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-12
(45)【発行日】2023-10-20
(54)【発明の名称】ヒータ固定具および流体制御装置
(51)【国際特許分類】
   F16K 49/00 20060101AFI20231013BHJP
   F16B 2/20 20060101ALI20231013BHJP
   F16K 27/00 20060101ALN20231013BHJP
【FI】
F16K49/00 B
F16B2/20 Z
F16K27/00 Z
【請求項の数】 5
(21)【出願番号】P 2019058828
(22)【出願日】2019-03-26
(65)【公開番号】P2020159445
(43)【公開日】2020-10-01
【審査請求日】2022-03-03
(73)【特許権者】
【識別番号】390033857
【氏名又は名称】株式会社フジキン
(74)【代理人】
【識別番号】100183380
【弁理士】
【氏名又は名称】山下 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】110000279
【氏名又は名称】弁理士法人ウィルフォート国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】野刈 慎也
(72)【発明者】
【氏名】稲田 敏之
【審査官】加藤 昌人
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-267100(JP,A)
【文献】特開2014-025549(JP,A)
【文献】特開2003-021262(JP,A)
【文献】特開2016-200165(JP,A)
【文献】特開2016-205553(JP,A)
【文献】実開昭59-096474(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 49/00
F16K 27/00-27/12
F16B 2/20
F16B 2/24
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
差込孔が形成されたベースプレートと、
前記ベースプレートに一列に並ぶように設けられた複数の継手と、前記複数の継手に固定された複数の流体制御機器とを有するガスラインと、
前記ガスラインの長手方向に沿った両側に設けられたヒータ部と、
前記ヒータ部に外側から当接する一対の側板部と、前記一対の側板部を連結する連結部と、前記一対の側板部の少なくとも一方の側板部の前記ベースプレートに対し直交する方向における一方の端部から前記一方の側板部に交差する方向に突出するように設けられ前記差込孔に挿入されて前記ベースプレートの前記ガスラインが設けられた側の反対側に位置する突出部と、を有するヒータ固定具と、を備える流体制御装置。
【請求項2】
前記突出部は、前記一方の側板部に対し直交するように突出している、請求項1に記載の流体制御装置。
【請求項3】
前記突出部は、他方の側板部側へ突出している、請求項2に記載の流体制御装置。
【請求項4】
前記ヒータ固定具は、
各側板部の前記ベースプレートに対し直交する方向における一方の端部から各側板部に交差する方向に突出するように設けられ前記差込孔に挿入されて前記ベースプレートの前記ガスラインが設けられた側の反対側に位置する一対の突出部と、
各側板部の前記ベースプレートに対し直交する方向における他方の端部から、前記一方の端部とは反対側に延びる一対の延出部と、を有する、請求項2に記載の流体制御装置。
【請求項5】
所定の間隔をあけて互いに対向し、所定の方向に延びる一対の側板部と、
前記一対の側板部の前記所定の方向における一方の端部を連結する連結部と、
各側板部の前記所定の方向における他方の端部から各側板部に交差する方向に突出するように設けられた一対の突出部と、
各側板部の前記一方の端部から、前記他方の端部とは反対側に延びる一対の延出部、を有するヒータ固定具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、ヒータ固定具および流体制御装置に関する。
【背景技術】
【0002】
取付板とベースプレートとの間に複数のクリップを設けて、複数のクリップにより、ベースプレート上の集積ユニットに対してヒータブロックを装着する集積弁が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開平11-294615号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の集積弁では、取付板とベースプレートとの間に複数のクリップを設ける必要があり、組立作業が複雑であり、かつ時間を要していた。
【0005】
そこで本開示は、組立作業の簡略化および短時間化が可能なヒータ固定具および流体制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を解決するために、本開示の一態様である流体制御装置は、差込孔が形成されたベースプレートと、前記ベースプレートに一列に並ぶように設けられた複数の継手と、前記複数の継手に固定された複数の流体制御機器とを有するガスラインと、前記ガスラインの長手方向に沿った両側に設けられたヒータ部と、前記ヒータ部に外側から当接する一対の側板部と前記一対の側板部を連結する連結部と前記一対の側板部の少なくとも一方の側板部の前記ベースプレートに対し直交する方向における一方の端部から 前記一方の側板部に交差する方向に突出するように設けられ前記差込孔に挿入されて前記ベースプレートの前記ガスラインが設けられた側の反対側に位置する突出部とを有するヒータ固定具と、を備える。
【0007】
前記突出部は、前記一方の側板部に対し直交するように突出していてもよい。
【0008】
前記突出部は、他方の側板部側へ突出していてもよい。
【0009】
前記ヒータ固定具は、各側板部の前記ベースプレートに対し直交する方向における一方の端部から各側板部に交差する方向に突出するように設けられ前記差込孔に挿入されて前記ベースプレートの前記ガスラインが設けられた側の反対側に位置する一対の突出部と、各側板部の前記ベースプレートに対し直交する方向における他方の端部から、前記一方の端部とは反対側に延びる一対の延出部と、を有してもよい。
【0010】
本開示の一態様であるヒータ固定具は、所定の間隔をあけて互いに対向し、所定の方向に延びる一対の側板部と、前記一対の側板部の前記所定の方向における一方の端部を連結する連結部と、各側板部の前記所定の方向における他方の端部から各側板部に交差する方向に突出するように設けられた一対の突出部と、各側板部の前記一方の端部から、前記他方の端部とは反対側に延びる一対の延出部を有する。
【発明の効果】
【0011】
本開示によれば、組立作業の簡略化および短時間化が可能なヒータ固定具および流体制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1】本実施形態に係る流体制御装置の斜視図である。
図2】ベースプレートの斜視図である。
図3】ヒータ部および複数のクリップが装着されていない状態の流体制御装置の斜視図である。
図4】ヒータクリップに斜視図である。
図5】(a)は、ヒータクリップの正面図、(b)は、ヒータクリップの側面図である。
図6】ヒータクリップが装着されたベースプレートをその下側から見た図である。
図7】変形例に係るヒータクリップの正面図である。
図8】変形例に係るベースプレート平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本開示の実施形態に係るヒータ固定具および流体制御装置について、図面を参照して説明する。以下の説明における上下は、図1の上下とし、ガスライン3の延びる方向を第1方向D1とし、平板部2Aに平行でかつ第1方向D1に直交する方向を第2方向D2とする。
【0014】
図1は、本実施形態に係る流体制御装置1の斜視図である。
図2は、ベースプレート2の斜視図である。
【0015】
図1に示すように、流体制御装置1は、ベースプレート2と、ガスライン3と、ヒータ部4と、複数のヒータクリップ20とを備えている。本実施形態では、ベースプレート2上にガスライン3は一つのみ設けられているが、複数設けられていてもよい。
【0016】
図2に示すように、ベースプレート2は、ステンレス鋼等の金属材料により構成され、平板部2Aと、一対の支持部2Bとを有する。平板部2Aは、平面視矩形状をなし、複数対のスリット2cと、複数対のボルト螺合孔2dとが形成されている。本実施形態では、平板部2Aには、三対のスリット2cと、六対のボルト螺合孔2dとが形成されている。なお、図2では、一対のボルト螺合孔2dのみに番号を付している。各支持部2Bは、略矩形状をなし、平板部2Aの長辺に接続され、平板部2Aに対し直交している。各スリット2cは、差込孔に相当する。
【0017】
図3は、ヒータ部4および複数のクリップ20が装着されていない状態の流体制御装置1の斜視図を示している。
【0018】
ガスライン3は、入口配管5と、出口配管6と、複数の継手7と、複数の流体制御機器8~14とを備える。
【0019】
入口配管5は、ガスライン3における流体の入口となる。出口配管6は、ガスライン3における流体の出口となる。複数の継手7は、ブロック状をなし、入口配管5と出口配管6との間に位置し、ベースプレート2の平板部2A上に一列に並ぶように設けられている。各継手7には、ガスの流路が形成されている。また、各継手7は、図示せぬ一対のボルトが一対のボルト螺合孔2dにより螺合されることにより、ベースプレート2に固定されている。
【0020】
複数の流体制御機器8~14は、手動弁8と、自動弁(例えば流体駆動式の自動弁)9~11と、手動式のレギュレータ(減圧弁)12と、圧力計13と、流量制御機器(例えば、マスフローコントローラ(MFC:Mass Flow Controller))14と、により構成されている。図3に示すように、各流体制御機器8~14の固定部8A~14Aを備え、固定部8A~14Aにボルト15(図の簡略化のため一つのボルトにのみ参照番号を付している。)が挿入されることにより、対応する継手7に対しそれぞれ固定されている。
【0021】
図1に示すように、ヒータ部4は、アルミブロック4Aと、一対のヒータ支持板4Bと、一対のヒータ4Cと、一対の断熱カバー4Dと、サーモスタット4Eとを備える。
【0022】
アルミブロック4Aは、入口配管5を覆うように設けられている。
【0023】
一対のヒータ支持板4Bは、ステンレス鋼等の薄板金により構成され、第1方向D1に沿って延び、略矩形状をなしている。一対のヒータ支持板4Bは、ガスライン3の第1方向D1に沿った両側面に設けられている。具体的には、各ヒータ支持板4Bは、アルミブロック4Aの側面、継手7の側面、流体制御機器8~14の固定部8A~14Aの側面、およびMFC14の側面に当接している。
【0024】
一対のヒータ4Cは、シートヒータ(ラバーヒータ)であり、一対のヒータ支持板4Bと略同形状をなしている。一対のヒータ4Cは、一対のヒータ支持板4Bの外側に位置し、一対のヒータ支持板4Bに当接している。これにより、一対のヒータ4Cは、一対のヒータ支持板4Bに支持される。各ヒータ4Cには、電源ケーブル4Fが接続されている。一対のヒータ4Cからの熱により、入口配管5を介して流入し継手7および流体制御機器8~14を通過するするガス(例えば、フッ化水素)が加温され、常温で液化するガスの液化が防止される。
【0025】
一対の断熱カバー4Dは、例えばシリコーンスポンジ等の断熱材料により構成され、一対のヒータ支持板4Bと略同形状をなしている。一対の断熱カバー4Dは、一対のヒータ4Cの外側に位置し、一対のヒータ4Cに当接している。一対の断熱カバー4Dは、一対のヒータ4Cの熱が外部に伝わるのを抑制する。
【0026】
サーモスタット4Eは、一方のヒータ支持板4Bの上流側端部に設けられ、ヒータ4Cの温度が所定の温度以上になるのを防止する。
【0027】
一対のスリット2cの間の距離は、一対のヒータ支持板4B、一対のヒータ4C、一対の断熱カバー4Dが装着された状態のガスライン3の幅と略等しく構成されている。すなわち、一対のスリット2cの第2方向D2の間隔は、継手7の第2方向D2の幅、一対のヒータ支持板4Bの厚さ、一対のヒータ4Cの厚さ、および一対の断熱カバー4Dの厚さを合算した長さと略等しく構成されている。
【0028】
次に、ヒータ固定具であるヒータクリップ20について説明する。
【0029】
図4は、ヒータクリップ20に斜視図である。
図5(a)は、ヒータクリップ20の正面図、(b)は、ヒータクリップ20の側面図である。
図6は、ヒータクリップ20が装着されたベースプレート2をその下側から見た図である。
【0030】
図4、5に示すように、ヒータクリップ20は、ステンレス鋼等の薄板金を曲げ加工することにより形成され、一対の側板部21と、一対の突出部22と、連結部23と、一対の延出部24とを有する。
【0031】
一対の側板部21は、上下方向(所定の方向)に延び、一対の断熱カバー4Dの外面と平行をなしている。一対の側板部21の間の距離(所定の間隔に相当)は、一対のヒータ支持板4B、一対のヒータ4C、一対の断熱カバー4Dが装着された状態のガスライン3の幅と略等しいか僅かに短く構成されている。
【0032】
各突出部22は、各側板部21の下端において内側に突出するように設けられ、一対の側板部21に対し直交している。なお、突出部22と側板部21とがなす角度は、直角(90°)に限らず、鈍角(90°より大きく180°より小さい)であってもよい。突出部22は、側板部21の下端から側板部21に交差する方向に突出していればよい。各突出部22の第1方向D1および第2方向D2の幅は、各スリット2cの第1方向D1および第2方向D2の幅よりも短く構成される。一対の突出部22の内端の第2方向D2の距離は、一対のスリット2cの第2方向D2の間隔よりも短く構成される。図6に示すように、各ヒータクリップ20が平板部2Aに装着された状態では、各突出部22の内端は、各スリット2cよりも内側に位置している。
【0033】
連結部23は、第2方向D2に沿って延び、ベースプレート2の平板部2Aと平行をなしている。連結部23は、一対の側板部21の上端を連結している。連結部23の第1方向D1の幅は、各側板部21の第1方向D1の幅の略半分に構成されている。上下方向における連結部23と一対の突出部22との間の距離は、一対のヒータ支持板4B、一対のヒータ4C、または一対の断熱カバー4Dの上下方向の長さと、ベースプレート2の平板部2Aの板厚とを合算した長さと略等しくか僅かに長く構成されている。
【0034】
一対の延出部24は、一対の側板部21の上端から上側に延び、一対の断熱カバー4Dの外面と平行をなしている。各延出部24の上下方向の長さは、連結部23の第2方向D2の長さの略半分に構成されている。各延出部24の第1方向D1の幅は、各側板部21の第1方向D1の幅の略半分に構成されている。
【0035】
図5(a)に示すように、各ヒータクリップ20は、作業者が一対の延出部24をつまんで互いに近づくように力を加えることにより、一対の側板部21が弾性変形して互いに離間するように広がる。この状態で、ヒータクリップ20を一対のヒータ支持板4B、一対のヒータ4C、一対の断熱カバー4Dが当接された状態のガスライン3に向かって下降させて、各突出部22を対応するスリット2cに挿入し、一対の延出部24を離す。この結果、ヒータクリップ20の一対の側板部21が、継手7と、一対のヒータ支持板4Bと、一対のヒータ4Cと、一対の断熱カバー4Dとを弾性力により狭圧する。
【0036】
図6に示すように、各ヒータクリップ20が平板部2Aに装着された状態では、各突出部22の内端は、各スリット2cよりも内側に位置している。
【0037】
上記のような流体制御装置1によれば、ヒータクリップ20は、ヒータ部4に外側から当接する一対の側板部21と、一対の側板部21を連結する連結部23と、一対の側板部21の下端から側板部21に交差する方向に突出しスリット2cに挿入されてベースプレート2の下面2E側に位置する突出部22とを有する。このため、ヒータクリップ20を、ベースプレート2に差し込むだけで、ガスライン3にヒータ部4を装着することができるので、組立作業の簡略化および短時間化を図ることができる。さらに、突出部22は、スリット2cに挿入されてベースプレート2の下面2E側に位置するので、各ヒータクリップ20を上方に引張っても、突出部22がスリット2cの縁部に引っ掛かり、ヒータクリップ20が平板部2Aから抜けるのを抑制することができる。
【0038】
各突出部22は、各側板部21に対し直交しているので、各突出部22がベースプレート2の下面2Eに当接することにより、ヒータクリップ20が平板部2Aから抜けるのを更に抑制することができる。
【0039】
突出部22は、他方の側板部21側へ突出しているので、ヒータクリップ20の突出部22をスリット2cへ差込むだけで、ヒータクリップ20をベースプレート2に装着することができる。
【0040】
ヒータクリップ20は、各側板部21の上端から上方へ延びる一対の延出部24を有するので、一対の延出部24を作業者が一対の延出部24をつまんで互いに近づく方向に力を加えることにより、一対の側板部21を弾性変形させて互いに離間させることができる。これにより、ヒータクリップ20によりガスライン3にヒータ部4を装着させつつヒータクリップ20をベースプレート2に容易に装着することができる。
【0041】
なお、本開示は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本開示の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。
【0042】
例えば、図7のヒータクリップ120に示すように、ヒータクリップ120の突出部122は、各側板部21の下端において外側に突出するように設けられていてもよい。
【0043】
この場合、図8に示すように、ベースプレート102のスリット102cは、第1方向D2に沿って形成された、第1スリット102c1と第2スリット102c2とを有する。第1スリット102c1と第2スリット102c2とは、互いに連通している。第1スリット102c1の第1方向D1および第2方向D2の幅は、各突出部122の第1方向D1および第2方向D2の幅よりも大きく構成され、第2スリット102c2の第2方向D2の幅は、各突出部122の第2方向D2の幅よりも小さくかつ各側板部21の第2方向D2の幅(厚さ)よりも大きく構成されている。
【0044】
ヒータクリップ120をベースプレート102へ装着する際には、各突出部122を第1スリット102c1へ差込んだ後、ヒータクリップ120を第2スリット102c2側へスライドさせ、ヒータクリップ120の各側板部21を第2スリット102c2へ差込む。これにより、ヒータクリップ120が平板部2Aから抜けるのを抑制することができる。
【0045】
上記の実施形態では、各継手7は、図示せぬ一対のボルトが一対のボルト螺合孔2dに螺合し、ベースプレート2に固定していたが、全ての継手をベースプレート2に固定しなくてもよく、必要な箇所だけ固定できればよい。
【0046】
上記の実施形態では、突出部22を一対の側板部21の両方に設けていたが、一対の側板部21の少なくともいずれか一方に設けてもよい。ヒータクリップ20の数は、3個に限らず何個であってもよい。
【0047】
上記の実施形態では、流体制御装置1は、流体制御機器として手動弁、自動弁、圧力計、レギュレータ、およびマスフローコントローラを備えていたが、これらの他にフィルタ等を備えていてもよい。
【符号の説明】
【0048】
1:流体制御装置、 2:ベースプレート、 2c、102c:スリット、 3:ガスライン、 4:センサ部、7:継手、 8~14:流体制御機器、 2-、120:ヒータクリップ、 21:側板部、 22、122:突出部、 23:連結部、 24:延出部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8