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  • 特許-バケットコンベヤ 図1
  • 特許-バケットコンベヤ 図2
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  • 特許-バケットコンベヤ 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-12
(45)【発行日】2023-10-20
(54)【発明の名称】バケットコンベヤ
(51)【国際特許分類】
   B65G 17/12 20060101AFI20231013BHJP
   B65G 19/14 20060101ALI20231013BHJP
   B65G 19/22 20060101ALI20231013BHJP
【FI】
B65G17/12 A
B65G19/14 Z
B65G19/22 D
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2020036062
(22)【出願日】2020-03-03
(65)【公開番号】P2021138479
(43)【公開日】2021-09-16
【審査請求日】2022-12-01
(73)【特許権者】
【識別番号】306022513
【氏名又は名称】日鉄エンジニアリング株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001601
【氏名又は名称】弁理士法人英和特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】川田 一輝
(72)【発明者】
【氏名】辻 裕介
(72)【発明者】
【氏名】犬束 英二
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼橋 國周
【審査官】内田 茉李
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-045644(JP,A)
【文献】実開昭57-023713(JP,U)
【文献】実開昭48-067479(JP,U)
【文献】実公昭44-021288(JP,Y1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B65G 17/12
B65G 19/14
B65G 19/22
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を搬送するバケットコンベヤであって、
駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に掛け回され、前記駆動スプロケットの駆動により循環移動するチェーンと、前記チェーンに取り付けられ、当該チェーンの循環移動に伴い循環移動する複数のバケットとを備え、
前記駆動スプロケットは、前記落下物を排出する排出位置の近傍にあり、
前記従動スプロケットから前記駆動スプロケットに至る搬送経路は、前記落下物を受け入れる水平部を含むと共に、前記水平部の下流側に上方に向けて屈曲する屈曲部を含み、
前記屈曲部の上部にはチェーン押さえが配置され、当該屈曲部において前記チェーンは前記チェーン押さえにガイドされながら上方に向けて屈曲し、
前記水平部の搬送側チェーン上部にはチェーン押さえは配置されておらず、
前記屈曲部の底板と前記バケットの底板との隙間は、前記水平部の底板と前記バケットの底板との隙間より大きい、バケットコンベヤ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を搬送するバケットコンベヤに関する。
【背景技術】
【0002】
コンベヤに関する従来技術として、特許文献1に、溶融炉から排出された水砕小径スラグと塊状スラグが混合した溶融炉水砕スラグを、水砕スラグ水槽から搬出するためのスラグコンベヤが開示されている。このスラグコンベヤは、溶融炉水砕スラグの移送手段としてバケットと掻き板を備え、バケットの底板とコンベヤ底板との隙間を塊状スラグ最大寸法より大きくすると共に、掻き板とコンベヤ底板との隙間をできるだけ小さくすることで、塊状スラグの隙間への噛み込みを解消しつつ、塊状スラグを搬送可能とするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2007-45644号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明者らによる試験によると、廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を搬送する場合、上述のようにバケットの底板とコンベヤ底板との隙間や掻き板とコンベヤ底板との隙間を調整するだけでは、搬送中に落下物が噛み込むことによりコンベヤが過負荷となって停止する、いわゆるトリップが依然として発生することがわかった。そして、本発明者らがこのトリップの原因について調査したところ、廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物中に、アルミニウム等の低融点金属の半溶融物が含まれることが原因の一つであることがわかった。すなわち、これら低融点金属の半溶融物をバケットコンベヤで搬送する場合、バケット底板とコンベヤ底板との隙間を狭くしても、その隙間に応じて半溶融物が変形し、搬送途中で固化することで、バケット底板とコンベヤ底板の隙間に搬送物が噛み込みトリップが発生しているということがわかった。
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を、円滑に搬送することのできるバケットコンベヤを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一観点によれば、次のバケットコンベヤが提供される。
廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を搬送するバケットコンベヤであって、
駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に掛け回され、前記駆動スプロケットの駆動により循環移動するチェーンと、前記チェーンに取り付けられ、当該チェーンの循環移動に伴い循環移動する複数のバケットとを備え、
前記駆動スプロケットは、前記落下物を排出する排出位置の近傍にあり、
前記従動スプロケットから前記駆動スプロケットに至る搬送経路は、前記落下物を受け入れる水平部を含むと共に、前記水平部の下流側に上方に向けて屈曲する屈曲部を含み、
前記屈曲部の上部にはチェーン押さえが配置され、当該屈曲部において前記チェーンは前記チェーン押さえにガイドされながら上方に向けて屈曲し、
前記水平部の搬送側チェーン上部にはチェーン押さえは配置されておらず、
前記屈曲部の底板と前記バケットの底板との隙間は、前記水平部の底板と前記バケットの底板との隙間より大きい、バケットコンベヤ。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、落下物を受け入れる水平部の搬送側チェーン上部にはチェーン押さえが配置されていないので、この水平部の底板とバケットの底板との隙間に落下物中の半溶融物等が搬送中に固化し噛み込んだとしても、バケットはチェーンと共に上方へ逃げることができる。これにより、バケットは固化した半溶融物等を乗り越えることができ、噛み込みによるトリップを抑制できる。一方、屈曲部の上部には、チェーンを上方に向けて屈曲させるためのガイドとしてチェーン押さえが配置されているが、この屈曲部の底板とバケットの底板との隙間は、水平部の底板とバケットの底板との隙間より大きいから、屈曲部においても固化した半溶融物等の噛み込みによるトリップを抑制できる。
以上より本発明によれば、廃棄物処理炉において廃棄物を乾留又は燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を、円滑に搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態であるバケットコンベヤを適用した廃棄物処理炉の全体構成を示す縦断面概略図。
図2】本発明の一実施形態であるバケットコンベヤの全体構成を示す側面概略図。
図3図2のバケットコンベヤの要部を示す側面概略図。
図4図2のバケットコンベヤの縦断面図(図2のA-A断面相当)。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1に、本発明の一実施形態であるバケットコンベヤを適用した廃棄物処理炉の全体構成を縦断面で概略的に示している。
【0010】
同図に示す廃棄物処理炉は、廃棄物を乾燥する乾燥用シャフト部10と、乾燥用シャフト部10で乾燥した廃棄物を乾留・燃焼する火格子部20と、火格子部20で乾留・燃焼した廃棄物を溶融する溶融炉部30とを有する廃棄物ガス化溶融炉である。
なお、この廃棄物ガス化溶融炉において溶融炉部30には、上部に設けた副資材供給口31からコークス等の副資材が供給されると共に下部に設けた羽口32から酸素及び空気が供給される。そして、スラグやメタルなどの廃棄物の溶融物は、溶融炉部30の下部に設けた排出口33から排出される。また、火格子部20及び溶融炉部30で発生したガスは、乾燥用シャフト部10の上部に設けたガス排出用配管11から排出され、燃焼室、ボイラ、減温塔及びバグフィルターを経由して煙突から大気放出される。
【0011】
本実施形態において火格子部20の温度は300~1000℃程度であり、廃棄物中に含まれるアルミニウム等の低融点金属は、火格子部20で溶融又は半溶融状態となる。
【0012】
この火格子部20からは、廃棄物の乾留・燃焼により生じた灰が落下するほか、廃棄物中に含まれるアルミニウム等の低融点金属の半溶融物も落下する。これら落下物は水冷されることなく、バケットコンベヤ50で搬送される。すなわち、バケットコンベヤ50は、火格子部20から水冷されることなく落下した、低融点金属の半溶融物を含む落下物を搬送する。
なお、本実施形態において火格子部20からの落下物は、落下シュート41,42を介してバケットコンベヤ50へ案内される。
【0013】
図2に、本発明の一実施形態であるバケットコンベヤ50の全体構成を側面視で概略的に示している。また図3には、このバケットコンベヤ50の要部を側面視で概略的に示している。さらに図4には、このバケットコンベヤ50の縦断面(図2のA-A断面相当)を示している。
【0014】
図2に示すように、バケットコンベヤ50は、駆動スプロケット51と従動スプロケット52との間に掛け回されたチェーン53を備えている。このチェーン53は駆動スプロケット51の駆動によりケーシング55内を循環移動する。
このチェーン53には、図3及び図4に示すように、複数のバケット54が所定の間隔をおいて取り付けられている。これら複数のバケット54はチェーン53の循環移動に伴いチェーン53と共にケーシング55内を循環移動する。なお、図2では複数のバケット54を省略している。
【0015】
図2に示すように、駆動スプロケット51はバケットコンベヤ50で搬送される落下物を排出する排出位置56の近傍にある。すなわち、チェーン53及びバケット54が循環移動する循環移動経路のうち、従動スプロケット52から駆動スプロケット51に至る下側の経路が落下物を搬送する搬送経路57であり、その後、駆動スプロケット51から従動スプロケット52に至る上側の経路が落下物を排出した後の戻り経路58である。
【0016】
搬送経路57は、従動スプロケット52から延びる水平部59を含むと共に、この水平部60の下流端から上方に向けて屈曲する屈曲部60を含む。そして、水平部59において、図1で説明した廃棄物ガス化溶融炉の火格子部20からの落下物を受け入れる。
なお、本実施形態では、図1で説明した廃棄物ガス化溶融炉を2基備える場合を想定しており、第1の廃棄物ガス化溶融炉の火格子部20からの落下物A1と、第2の廃棄物ガス化溶融炉の火格子部20からの落下物A2とをそれぞれ水平部59に受け入れる。また、本実施形態では、落下物A1,A2のほかに、図1で説明した廃棄物ガス化溶融炉の燃焼室、ボイラ及び減温塔からの落下物B1,B2も水平部59に受け入れるようにしている。これら落下物B1,B2は、灰等のダストのほかに、クリンカや耐火物破片等の塊状物を含み、図示しないコンベヤによりバケットコンベヤ50の水平部59に移送される。
【0017】
このように本実施形態では、落下物A1,A2,B1,B2を水平部59に受け入れ、これら落下物を搬送経路57に沿って搬送する。具体的にはこれら落下物は、チェーン53及びバケット54の循環移動に伴い、水平部59から屈曲部60を経由して排出位置56まで搬送される。本実施形態では、排出位置56としてダスト排出位置56aと塊状物排出位置56bとを含む。ダスト排出位置56aには、篩目が100mm程度の篩(図示省略)が設置されており、この篩を通過した灰等のダストがダスト排出位置56aから排出される。そして、ダスト排出位置56aの篩上に残った塊状物が塊状物排出位置56bから排出される。なお、塊状物排出位置56bから排出される塊状物には、上述した低融点金属の半溶融物が固化したものも含まれ得る。
排出位置56で落下物を排出した後、チェーン53及びバケット54は戻り経路58に沿って移動し、搬送経路57に戻る。
【0018】
図4に示すように、チェーン53は、その循環移動経路(搬送経路57及び戻り経路58)において、基本的にチェーン押さえ61又はチェーン支え62にガイドされながら循環移動する。ただし、本実施形態では、図3に概念的に示しているように、搬送経路57の水平部59の上部にはチェーン押さえ61を配置していない。これは、水平部59の底板59aとバケット54の底板54aとの隙間D1に落下物中の固化した半溶融物等が挟まったとしても、バケット54がチェーン53と共に上方へ逃げることができるようにするためである。これにより、水平部59においてバケット54は固化した半溶融物等を乗り越えることができ、噛み込みによるトリップを抑制できる。
また、水平部59においてバケット54は固化した半溶融物等を乗り越えることができるから、水平部59の底板59aとバケット54の底板54aとの隙間D1は、落下物中の固化した半溶融物等の塊状物の最大寸法より小さくすることができる。これにより、水平部59において落下物を効率的に搬送できる。
【0019】
この隙間D1の大きさの最小値は、水平部59のチェーン支え62の設置位置により規定される。すなわち、水平部59においてチェーン53はチェーン支え62より下方には下がらないので、水平部59においてチェーン53がチェーン支え62に接するときに隙間D1は最小値となる。ちなみに、水平部59を含む搬送経路57においてチェーン53には駆動スプロケット51の駆動による張力が作用しているから、水平部59においてチェーン53は、屈曲部60へ近づくにつれて上方に持ち上げられて、チェーン支え62からは離れることになる。すなわち、水平部59における隙間D1の大きさは、チェーン53がチェーン支え62に接するときの大きさを下限として、その後、屈曲部60へ近づくにつれて徐々に大きくなる。例えば隙間D1は5~30mm程度とすることができる。
【0020】
なお、図3においてチェーン支え62は図示を省略しているが、図4に示すように、チェーン支え62はチェーン53の下方位置に、チェーン53の循環移動経路の全長にわたって配置されている。また、チェーン押さえ61も、水平部59の上部を除いてチェーン53の循環移動経路に沿って配置されている。
【0021】
搬送経路57の屈曲部60の上部には、チェーン押さえ61を配置する必要がある。すなわち、上述のとおり搬送経路57においてチェーン53には駆動スプロケット51の駆動による張力が作用しているから、このチェーン53を上方に向けて屈曲させるためにはチェーン押さえ61が必要である。具体的には図4に示すように、屈曲部60においてチェーン53はチェーン押さえ61にガイドされながら上方に向けて屈曲する。
なお、従来技術では、チェーンを屈曲させるために、その屈曲部に従動スプロケットを配置することがあるが、本実施形態では屈曲部60には従動スプロケットを配置せず、チェーン押さえ61でガイドしながら上方に向けて屈曲させるようにしている。より具体的には本実施形態では、チェーン53の循環移動経路には、駆動スプロケット51と従動スプロケット52以外のスプロケットを配置していない。
【0022】
このように、搬送経路57の屈曲部60の上部にはチェーン押さえ61が配置されているから、この屈曲部60においてチェーン53は上方へ逃げることはできない。そこで、本実施形態では、屈曲部60の底板60aとバケット54の底板54aとの隙間D2を、上述した水平部59の底板59aとバケット54の底板54aとの隙間D1より大きくしている。これにより、屈曲部60においても半溶融物等が噛み込むことを抑制できる。なお、上述のとおり隙間D1の大きさは一定ではないが、本実施形態において隙間D2が隙間D1より大きいとは、隙間D2が隙間D1の最大値より大きいことをいう。
【0023】
ここで、隙間D2の大きさは、屈曲部60の上部のチェーン押さえ61の設置位置により調整可能である。具体的に隙間D2の大きさは、落下物中の半溶融物等の塊状物の最大寸法を目安としてこの最大寸法より若干大きくすることができ、例えば70~80mm程度とすることができる。
【0024】
以上、本実施形態によれば、落下物A1,A2,B1,B2を受け入れる水平部59の搬送側チェーン53上部にはチェーン押さえが配置されていないので、この水平部59の底板59aとバケット54の底板54aとの隙間D1に落下物中の半溶融物等が挟まったとしても、バケット54はチェーン53と共に上方へ逃げることができる。これにより、バケット54は固化した半溶融物等を乗り越えることができ、噛み込みによるトリップを抑制できる。一方、屈曲部60の上部には、チェーン53を上方に向けて屈曲させるためのガイドとしてチェーン押さえ61が配置されているが、この屈曲部60の底板60aとバケット54の底板54aとの隙間D2は上述の隙間D1の最大値より大きいから、屈曲部60においても半溶融物等が噛み込むことを抑制できる。
以上より、本実施形態によれば、廃棄物処理炉において廃棄物を乾留・燃焼する火格子部20から水冷されることなく落下した落下物を、円滑に搬送することができる。
【0025】
なお、本実施形態では、水平部59の上部を除いてチェーン押さえ61を設置したが、チェーン押さえ61は屈曲部60の上部のほか、必要な箇所にのみ設置することもできる。チェーン支え62についても同様に、必要な箇所にのみ設置することもできる。
【0026】
また、本実施形態のバケットコンベヤ50は、乾燥用シャフト部10と火格子部20と溶融炉部30とを有する廃棄物ガス化溶融炉に適用したものであるが、本発明のバケットコンベヤは、廃棄物ガス化溶融炉以外の廃棄物処理炉にも適用できる。例えば、火格子部で廃棄物を燃焼する廃棄物燃焼炉に適用することもできる。この場合、廃棄物を燃焼する火格子部から水冷されることなく落下した落下物を搬送する。
【符号の説明】
【0027】
10 乾燥用シャフト部
11 ガス排出用配管
20 火格子部
30 溶融炉部
31 副資材供給口
32 羽口
33 排出口
41,42 落下シュート
50 バケットコンベヤ
51 駆動スプロケット
52 従動スプロケット
53 チェーン
54 バケット
54a バケットの底板
55 ケーシング
56 排出位置
56a ダスト排出位置
56b 塊状物排出位置
57 搬送経路
58 戻り経路
59 水平部
59a 水平部の底板
60 屈曲部
60a 屈曲部の底板
61 チェーン押さえ
62 チェーン支え
図1
図2
図3
図4