技術分野
関連出願:
本明細書は、本願の優先権の基礎である特願2018-187856号(2018年10月3日出願)の明細書に記載された内容を包含する。
技術分野:
本発明は、免疫チェックポイント阻害剤によるがん免疫療法の適否を判定する方法、及び前記方法のためのキット
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明の課題は、免疫チェックポイント阻害剤による重症性間質性肺炎を発症するリスクを予測し、免疫チェックポイント阻害剤による治療の適否を診断することで、その奏効率を高め、より安全で効果の高いがん免疫療法を実現することにある。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
免疫チェックポイントは、免疫システムの中で2段階で作用している。一つは、Th0細胞が抗原提示細胞の抗原を最初に認識し、Th1細胞、Th2細胞、Th17細胞などに分化する際にそれを負に制御するプライミングフェーズでの作用である。このプライミングフェーズでの、免疫チェックポイントとしてはCTLA-4/CD80/CD86が知られており、T細胞がある抗原を認識するかしないかを決定する。もう一つは、腫・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
本発明によれば、免疫チェックポイント阻害剤による重症間質性肺炎の発症リスクを投与前に予測し、治療の適否を判定することで、適切な患者に適切な医薬を提供する精密医療が実現される。本発明の方法は、患者から採取したわずかな末梢血を用いて実施できるため患者の負担が少なく、しかもフローサイトメトリー等を用いることで迅速かつ簡便に診断することができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
図1は、健常人末梢血単核球におけるγδT細胞の割合をフローサイトメトリーで解析した結果を示す。
【図2】
図2は、PTA及びIL-2で増殖誘導したときの健常人末梢血単核球におけるγδT細胞の割合をフローサイトメトリーで解析した結果を示す(左:Day0、右Day11)。(A)Vδ2型γδT細胞のDay0における割合が5.57%であった健常人、(B)Vδ2型γδT細胞のDay0における割合が10.35%であった健常人。
【図3】
図3は、肺がん患者におけるγδT細胞の割合をフローサイトメトリーで解析した結果を示す。
【図4】
図4は、PTA及びIL-2で増殖誘導したときの肺がん患者の末梢血単核球におけるγδT細胞の割合をフローサイトメトリーで解析した結果を示す(左:Day0、右Day11)。(A)Vδ2型γδT細胞のDay0における割合が4.14%であった肺がん患者、(B)Vδ2型γδT細胞のDay0における割合が2.91%であった肺がん患者、(C)Vδ2型γδT細胞のDay0における割合が0.89%であった肺がん患者、(D)Vδ2型γδT細胞のDay0における割合が0.78%であった肺がん患者。
【図5】
図5は、健常人末梢血単核球をZol/IL-2あるいはZol/IL-2/IL-18で刺激したときのγδT細胞の増殖を示す(図中、左:コントロール(培地)、中央:Zol/IL-2、右:Zol/IL-2/IL-18)。
【図6】
図6は、健常人末梢血単核球のCD3陰性画分をIL-2あるいはIL-2/IL-18で刺激したときのNK細胞の増殖を示す(図中、上:IL-2、下:IL-2/IL-18)。
【図7】
図7は、IL-2/IL-18によるNK細胞増殖誘導能とγδT細胞の増殖誘導との関係を混合培養により確認した結果を示す(図中、左:γδT細胞単独培養、中央:NK細胞単独培養、左:NK細胞とγδT細胞の混合培養。NK細胞(赤色)、γδT細胞(緑色)。
【図8】
図8は、抗原刺激後のγδT細胞の増殖誘導メカニズムを示す。
【図9】
図9は、PD1免疫チェックポイント阻害剤によるがん免疫療法と効果予測の概念を示す。
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