(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-16
(45)【発行日】2023-10-24
(54)【発明の名称】射出成形機の表示装置
(51)【国際特許分類】
B29C 45/76 20060101AFI20231017BHJP
G09G 5/00 20060101ALI20231017BHJP
G09G 5/37 20060101ALI20231017BHJP
G09G 5/373 20060101ALI20231017BHJP
G09G 5/377 20060101ALI20231017BHJP
G09G 5/14 20060101ALI20231017BHJP
【FI】
B29C45/76
G09G5/00 510A
G09G5/00 530M
G09G5/37 600
G09G5/373 100
G09G5/377
G09G5/14 A
(21)【出願番号】P 2019189860
(22)【出願日】2019-10-17
【審査請求日】2022-06-16
(73)【特許権者】
【識別番号】390008235
【氏名又は名称】ファナック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100077665
【氏名又は名称】千葉 剛宏
(74)【代理人】
【識別番号】100116676
【氏名又は名称】宮寺 利幸
(74)【代理人】
【識別番号】100191134
【氏名又は名称】千馬 隆之
(74)【代理人】
【識別番号】100136548
【氏名又は名称】仲宗根 康晴
(74)【代理人】
【識別番号】100136641
【氏名又は名称】坂井 志郎
(74)【代理人】
【識別番号】100180448
【氏名又は名称】関口 亨祐
(72)【発明者】
【氏名】卓 新民
(72)【発明者】
【氏名】丸山 淳平
(72)【発明者】
【氏名】田近 雅也
【審査官】今井 拓也
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2014/192048(WO,A1)
【文献】特開2013-202855(JP,A)
【文献】特開2007-216449(JP,A)
【文献】特開2016-030348(JP,A)
【文献】特開2013-069173(JP,A)
【文献】特開2003-200456(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B29C 45/76
G09G 5/00
G09G 5/37
G09G 5/373
G09G 5/377
G09G 5/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
表示部への表示を制御する射出成形機の表示装置であって、
前記表示部には、表示画面を上下左右に分割することによって複数の表示領域が予め備えられており、
複数の表示領域を結合することなく、複数の表示領域のうちのいずれかにコンテンツを表示する第1表示制御部と、
互いに隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される結合領域にコンテンツを表示する第2表示制御部と、
を備え、
結合されていない前記複数の表示領域のうちのいずれかへのコンテンツの表示が前記第1表示制御部によって実行されている状態で、前記結合領域へのコンテンツの表示が前記第2表示制御部によって実行され、
選択されるコンテンツに対する結合表示態様を予め定めたテーブルが記憶された記憶部を更に備え、
前記第2表示制御部は、選択されたコンテンツに応じた結合表示態様で複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域に前記コンテンツを表示
し、
前記結合領域を構成する際に結合される複数の表示領域が占める範囲と、前記結合領域が占める範囲と、前記結合領域に表示される前記コンテンツの表示範囲とが互いに一致する、射出成形機の表示装置。
【請求項2】
請求項1に記載の射出成形機の表示装置において、
前記複数の表示領域は、複数のメイン領域と、複数のサブ領域とを含み、
前記サブ領域のサイズは、前記メイン領域のサイズより小さい、射出成形機の表示装置。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の射出成形機の表示装置において、
前記第2表示制御部は、左右に隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域にコンテンツを表示し得る、射出成形機の表示装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の射出成形機の表示装置において、
前記第2表示制御部は、上下に隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域にコンテンツを表示し得る、射出成形機の表示装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の射出成形機の表示装置において、
前記表示画面は、横長の表示画面であり、
時系列のデータを表示するためのコンテンツ、又は、水平方向の動作に応じたデータを表示するためのコンテンツが選択された場合には、前記第2表示制御部が、選択された前記コンテンツを、左右に隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域に表示する、射出成形機の表示装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の射出成形機の表示装置において、
複数の表示領域のうちの一の表示領域に前記コンテンツが表示されている状態で、ユーザによって所定の操作が行われた場合、前記第1表示制御部は、前記一の表示領域に前記コンテンツが表示された状態を維持するとともに、前記一の表示領域に表示された前記コンテンツの隠しコンテンツを前記一の表示領域に隣接する他の表示領域に表示する、射出成形機の表示装置。
【請求項7】
請求項1~5のいずれか1項に記載の射出成形機の表示装置において、
前記第1表示制御部は、複数の表示領域のうちの一の表示領域をユーザによる拡大操作に応じて拡大する、射出成形機の表示装置。
【請求項8】
請求項7に記載の射出成形機の表示装置において、
前記第1表示制御部は、前記ユーザによる拡大操作に応じて前記一の表示領域を拡大した場合、前記一の表示領域を拡大する前に表示されていなかったコンテンツを、拡大した前記一の表示領域内に追加表示する、射出成形機の表示装置。
【請求項9】
請求項7に記載の射出成形機の表示装置において、
前記第1表示制御部は、前記ユーザによる拡大操作に応じて前記一の表示領域を拡大した場合、前記コンテンツを拡大表示する、射出成形機の表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、射出成形機の表示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、選択した主画面のみを表示する第1の表示モードと、主画面を縮小し、1つの選択主画面と1以上の選択副画面とを表示する第2の表示モードと、複数の選択主画面を表示する第3の表示モードとを備える表示制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の表示制御装置では、コンテンツに応じた良好な表示を必ずしも実現し得ない。
【0005】
本発明の目的は、コンテンツに応じた良好な表示を実現し得る射出成形機の表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様による射出成形機の表示装置は、表示部への表示を制御する射出成形機の表示装置であって、前記表示部には、表示画面を上下左右に分割することによって複数の表示領域が予め備えられており、複数の表示領域を結合することなく、複数の表示領域のうちのいずれかにコンテンツを表示する第1表示制御部と、互いに隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される結合領域にコンテンツを表示する第2表示制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、コンテンツに応じた良好な表示を実現し得る射出成形機の表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】一実施形態による射出成形機を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明による射出成形機の表示装置について、好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
【0010】
[一実施形態]
一実施形態による射出成形機について
図1~
図13Bを用いて説明する。
図1は、本実施形態による射出成形機を示す概略図である。
【0011】
射出成形機10には、型締装置12と、射出装置14とが備えられている。型締装置12と射出装置14とは、ベース16上に設置されている。射出成形機10には、型締装置12と射出装置14とを制御する制御装置18が更に備えられている。射出成形機10には、表示部(表示器)118と、操作部135とが更に備えられている。
【0012】
型締装置12には、リアプラテン22と、可動プラテン24と、固定プラテン26とが備えられている。可動プラテン24は、リアプラテン22と固定プラテン26との間に設けられたタイバー28に沿って進退可能である。
【0013】
可動プラテン24と固定プラテン26との間には、金型30が備えられている。金型30には、可動金型32と固定金型34とが備えられている。可動金型32は、可動プラテン24に取り付けられている。固定金型34は、固定プラテン26に取り付けられている。
【0014】
リアプラテン22と可動プラテン24との間には、トグルリンク36が備えられている。トグルリンク36は、クロスリンク38を介してクロスヘッド40に接続されている。
【0015】
型締装置12には、型開閉機構42が更に備えられている。型開閉機構42は、可動プラテン24を固定プラテン26に対して進退させ得る。型開閉機構42には、動力伝達装置100Aが備えられている。動力伝達装置100Aには、駆動源(型開閉モータ)102Aと、プーリ(駆動プーリ)104Aと、プーリ(従動プーリ)106Aと、ベルト108Aとが備えられている。動力伝達装置一般について説明する際には、符号100を用い、個々の動力伝達装置について説明する際には、符号100A~100Dを用いる。駆動源一般について説明する際には、符号102を用い、個々の駆動源について説明する際には、符号102A~102Dを用いる。プーリ一般について説明する際には、符号104、106を用い、個々のプーリについて説明する際には、符号104A~104D、106A~106Dを用いる。ベルト一般について説明する際には、符号108を用い、個々のベルトについて説明する際には、符号108A~108Dを用いる。ベルト108Aは、プーリ104Aとプーリ106Aとに巻回されており、プーリ104Aの回転力をプーリ106Aに伝達する。駆動源102Aの駆動は、制御装置18によって制御され得る。
【0016】
駆動源102Aの回転運動は、クロスヘッド40に接続されているボールねじ機構46に伝達される。駆動源102Aから伝達された回転運動は、ボールねじ機構46によってクロスヘッド40の進退方向の運動に変換される。クロスヘッド40の進退方向の運動は、トグルリンク36を介して可動プラテン24に伝達される。こうして、可動プラテン24が固定プラテン26に対して進退され得る。
【0017】
駆動源102Aには、情報取得部74Aが接続されている。情報取得部74Aには、例えば、駆動源102Aのトルクに応じた信号、より具体的には、例えば、駆動源102Aに供給される電流の大きさを示す信号が入力される。情報取得部74Aは、駆動源102Aのトルクを示す情報を、制御装置18に供給する。情報取得部一般について説明する際には符号74を用い、個々の情報取得部について説明する際には符号74A~74Dを用いる。
【0018】
型締装置12には、エジェクタ機構48が備えられている。エジェクタ機構48は、可動金型32から成形品を取り出すためのものである。エジェクタ機構48には、動力伝達装置100Bが備えられている。動力伝達装置100Bには、駆動源(エジェクタモータ)102Bと、プーリ104Bと、プーリ106Bと、ベルト108Bとが備えられている。ベルト108Bは、プーリ104Bとプーリ106Bとに巻回されており、プーリ104Bの回転力をプーリ106Bに伝達する。駆動源102Bの駆動は、制御装置18によって制御され得る。
【0019】
駆動源102Bの回転運動は、エジェクタピン52に接続されているボールねじ機構54に伝達される。駆動源102Bから伝達された回転運動は、ボールねじ機構54によって、エジェクタピン52の進退方向の運動に変換される。こうして、エジェクタピン52が可動プラテン24に対して進退され得る。エジェクタピン52が可動プラテン24側に移動されることにより、可動金型32から成形品が押し出され、成形品が取り出される。
【0020】
駆動源102Bには、情報取得部74Bが接続されている。情報取得部74Bには、例えば、駆動源102Bのトルクに応じた信号、より具体的には、例えば、駆動源102Bに供給される電流の大きさを示す信号が入力される。情報取得部74Bは、駆動源102Bのトルクを示す情報を、制御装置18に供給する。
【0021】
射出装置14には、ノズル56と、シリンダ58と、スクリュ60と、ホッパ62と、ヒータ64とが備えられている。ノズル56は、シリンダ58の先端に備えられている。シリンダ58は、中空の部材によって構成されている。シリンダ58内には、スクリュ60が挿通されている。シリンダ58と、スクリュ60とは、金型30の開閉方向に延びている。シリンダ58には、ホッパ62が接続されている。ホッパ62は、シリンダ58内に樹脂材料を投入するためのものである。ホッパ62から投入された樹脂材料がペレット状の場合は、ヒータ64によって樹脂材料が溶融される。
【0022】
射出装置14には、樹脂供給機構66と、射出機構68とが備えられている。樹脂供給機構66は、シリンダ58内の樹脂材料をシリンダ58のノズル56に向けて送る。射出機構68は、樹脂材料を金型30に向けて射出する。樹脂供給機構66には、動力伝達装置100Cが備えられている。動力伝達装置100Cには、駆動源(回転運動用モータ)102Cと、プーリ104Cと、プーリ106Cと、ベルト108Cとが備えられている。ベルト108Cは、プーリ104Cとプーリ106Cとに巻回されており、プーリ104Cの回転力をプーリ106Cに伝達する。駆動源102Cの駆動は、制御装置18によって制御され得る。
【0023】
駆動源102Cの回転運動は、スクリュ60に接続されたブッシュ72に伝達され、これにより、スクリュ60が軸回りに回転する。スクリュ60が軸回りに回転すると、シリンダ58内の樹脂材料がシリンダ58のノズル56に向けて送られる。
【0024】
駆動源102Cには、情報取得部74Cが接続されている。情報取得部74Cには、例えば、駆動源102Cのトルクに応じた信号、より具体的には、例えば、駆動源102Cに供給される電流の大きさを示す信号が入力される。情報取得部74Cは、駆動源102Cのトルクを示す情報を、制御装置18に供給する。
【0025】
射出機構68には、動力伝達装置100Dが備えられている。動力伝達装置100Dには、駆動源(直線運動用モータ)102Dと、プーリ104Dと、プーリ106Dと、ベルト108Dとが備えられている。ベルト108Dは、プーリ104Dとプーリ106Dとに巻回されており、プーリ104Dの回転力をプーリ106Dに伝達する。駆動源102Dの駆動は、制御装置18によって制御され得る。
【0026】
駆動源102Dの回転運動は、ボールねじ機構78によってブッシュ72の進退方向の運動に変換され、スクリュ60に伝達される。これにより、スクリュ60が軸方向に移動する。スクリュ60がノズル56に向かう方向に移動することにより、シリンダ58内の樹脂材料がノズル56から金型30に向けて射出される。
【0027】
駆動源102Dには、情報取得部74Dが接続されている。情報取得部74Dには、例えば、駆動源102Dのトルクに応じた信号、より具体的には、例えば、駆動源102Dに供給される電流の大きさを示す信号が入力される。情報取得部74Dは、駆動源102Dのトルクを示す情報を、制御装置18に供給する。
【0028】
図1においては、駆動源102のトルクを示す情報を取得する情報取得部74A~74Dが図示されているが、射出成形機10に備えられる情報取得部74はこれらに限定されるものではない。不図示のセンサ等を用いて取得される位置情報、圧力情報等が不図示の情報取得部74を用いて適宜取得され得る。情報取得部74は、取得した情報を制御装置18に供給する。
【0029】
制御装置18は、射出成形機10の全体の制御を司る。制御装置18には、演算部114と、記憶部116とが備えられている。演算部114は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され得るが、これに限定されるものではない。記憶部116には、例えば、不図示の揮発性メモリと、不図示の不揮発性メモリとが備えられている。揮発性メモリとしては、例えばRAM(Random Access Memory)等が挙げられる。不揮発性メモリとしては、例えばROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等が挙げられる。プログラム、データ、テーブル138A、138B等が、記憶部116に記憶され得る。
【0030】
演算部114には、取得部120と、制御部129と、表示制御部122とが備えられている。取得部120、制御部129及び表示制御部122は、記憶部116に記憶されているプログラムが演算部114によって実行されることによって実現され得る。
【0031】
取得部120は、情報取得部74から供給される情報を取得し得る。
【0032】
制御部129は、取得部120によって取得された情報を表示制御部122に供給し得る。
【0033】
表示制御部122は、表示部118への表示を制御し得る。表示制御部122には、第1表示制御部124と、第2表示制御部126と、画像表示制御部128とが備えられている。
【0034】
表示部118は、例えば、液晶ディスプレイ等によって構成され得るが、これに限定されるものではない。表示部118には、表示画面130(
図2参照)が備えられている。表示画面130は、例えば、横長であるが、これに限定されるものではない。但し、時系列のデータを表示するためのコンテンツ、射出成形機10の水平方向の動作に応じたデータを表示するためのコンテンツ等を表示する場合には、表示画面130が横長であることが好ましい。表示制御部122と表示部118とによって、表示装置123が構成されている。
【0035】
図2は、表示の例を示す図である。
図2には、デフォルトの表示の例が示されている。
図2に示すように、表示画面130は、例えば、上下左右に予め分割されている。上下左右に分割することによって画定された各々の領域132A1、132A2、132B1、132B2が、表示領域となっている。表示領域一般について説明する際には符号132を用い、個々の表示領域について説明する際には符号132A1、132A2、132B1、132B2を用いる。
【0036】
表示領域132A1、132A2は、メイン領域である。表示領域132B1、132B2は、サブ領域である。メイン領域132Aには、例えば、射出成形機10の動作条件設定や、射出成形機10の動作波形等が表示され得る。サブ領域132Bには、例えば、射出成形機10の各軸の位置、アラームメッセージ等が表示され得る。サブ領域132B1、132B2のサイズは、メイン領域132A1、132A2のサイズより小さい。メイン領域一般について説明する際には符号132Aを用い、個々のメイン領域について説明する際には符号132A1、132A2を用いる。サブ領域一般について説明する際には符号132Bを用い、個々のサブ領域について説明する際には符号132B1、132B2を用いる。左右に隣接するメイン領域132Aの高さは、互いに等しく設定されている。左右に隣接するサブ領域132Bの高さは、互いに等しく設定されている。上下に隣接するメイン領域132Aとサブ領域132Bの幅は、互いに等しく設定されている。なお、
図2には、2つのメイン領域132Aと2つのサブ領域132Bとが図示されているが、メイン領域132Aの数、及び、サブ領域132Bの数は、これに限定されるものではない。
【0037】
表示画面130には、アイコン表示領域136A、136Bが更に備えられている。アイコン表示領域136Aは、表示画面130の例えば上端部に配されている。アイコン表示領域136Bは、表示画面130の例えば下端部に配されている。アイコン表示領域一般について説明する際には符号136を用い、個々のアイコン表示領域について説明する際には符号136A、136Bを用いる。アイコン表示領域136には、複数のアイコン137が表示され得る。アイコン137は、例えば、表示されるコンテンツを選択するためのものであるが、これに限定されるものではない。
【0038】
操作部135は、例えば、不図示のタッチパネル、キーボード、マウス等によって構成され得る。タッチパネルは、表示部118の表示画面130に備えられ得る。ユーザは、操作部135を操作することによって制御装置18に対して指示を与え得る。ユーザは、例えばタッチパネル、マウス等を操作することによって、アイコン表示領域136に表示されたアイコン137を選択し得る。操作部135が不図示の機械式スイッチ(押しボタン)によって構成されるようにしてもよい。ユーザは、機械式スイッチを押すことによって、表示されるコンテンツの選択を行い得る。機械式スイッチは、例えば、表示画面130の外側等に配され得る。
【0039】
第1表示制御部124は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツを複数の表示領域132のうちのいずれかに表示するための制御を行い得る。
【0040】
第2表示制御部126は、互いに隣接する複数の表示領域132を結合することによって構成される結合領域134A、134B、134Cにコンテンツを表示するための制御を行い得る。結合領域一般について説明する際には符号134を用い、個々の結合領域について説明する際には符号134A、134B、134Cを用いる。
【0041】
記憶部116には、テーブル138A、138Bが備えられている。
図3A及び
図3Bは、テーブルの例を示す図である。テーブル138Aには、選択され得るコンテンツX1~X4と、当該コンテンツX1~X4が選択された場合の表示領域132の非結合表示態様Y1~Y4とが定められている。テーブル138Bには、選択され得るコンテンツX5~X8と、当該コンテンツX5~X8が選択された場合の表示領域132の結合表示態様Z1~Z4とが定められている。コンテンツ一般について説明する際には符号Xを用い、個々のコンテンツについて説明する際には符号X1~X8を用いる。また、非結合表示態様一般について説明する際には符号Yを用い、個々の非結合表示態様について説明する際には符号Y1~Y4を用いる。また、結合表示態様一般について説明する際には符号Zを用い、個々の結合表示態様について説明する際には符号Z1~Z4を用いる。なお、選択されるコンテンツはX1~X8に限定されるものではないが、ここでは、説明を簡略化するため、複数のコンテンツのうちのコンテンツX1~X8が図示されている。
【0042】
図3Aに示すように、コンテンツX1に対する非結合表示態様は、例えばY1である。非結合表示態様Y1は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツXをメイン領域132A1に表示する態様である。
【0043】
図4は、表示の例を示す図である。複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツX1をメイン領域132A1に表示する場合の例が、
図4には示されている。コンテンツX1が選択された場合、第1表示制御部124は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツX1がメイン領域132A1に表示されるように制御を行う。
【0044】
図3Aに示すように、コンテンツX2に対する非結合表示態様は、例えばY2である。非結合表示態様Y2は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツXをメイン領域132A2に表示する態様である。コンテンツX2が選択された場合、第1表示制御部124は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツX2がメイン領域132A2に表示されるように制御を行う。
【0045】
図3Aに示すように、コンテンツX3に対する非結合表示態様は、例えばY3である。非結合表示態様Y3は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツXをサブ領域132B1に表示する態様である。コンテンツX3が選択された場合、第1表示制御部124は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツX3がサブ領域132B1に表示されるように制御を行う。
【0046】
図3Aに示すように、コンテンツX4に対する非結合表示態様は、例えばY4である。非結合表示態様Y4は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツXをサブ領域132B2に表示する態様である。コンテンツX4が選択された場合、第1表示制御部124は、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツX4がサブ領域132B2に表示されるように制御を行う。
【0047】
図3Bに示すように、コンテンツX5に対する結合表示態様は、例えばZ1である。結合表示態様Z1は、左右に隣接する複数のメイン領域132Aを結合することによって構成される結合領域134Aに当該コンテンツXを表示する態様である。コンテンツX5としては、例えば、時系列のデータを表示するためのコンテンツ、射出成形機10の水平方向の動作に応じたデータを表示するためのコンテンツ等が挙げられる。時系列のデータとしては、例えば、駆動源102のトルクを示す時系列データ等が挙げられる。また、時系列のデータとしては、スクリュ60の回転数を示す時系列データ等が挙げられる。また、時系列のデータとしては、シリンダ58内の樹脂に加わる圧力を示す時系列データ等が挙げられる。また、射出成形機10の水平方向の動作に応じたデータとしては、前後方向におけるスクリュ60の位置を示すデータ等が挙げられる。
【0048】
図5は、表示の例を示す図である。左右に隣接する複数のメイン領域132A1、132A2を結合することによって構成される結合領域134Aに当該コンテンツX5が表示される場合の例が、
図5には示されている。コンテンツX5が選択された場合、第2表示制御部126は、左右に隣接するメイン領域132A1、132A2を結合することによって構成される結合領域134AにコンテンツX5が表示されるように制御を行う。
【0049】
図3Bに示すように、コンテンツX6に対する結合表示態様は、例えばZ2である。結合表示態様Z2は、上下に隣接するメイン領域132Aとサブ領域132Bとを結合することによって構成される結合領域134Bに当該コンテンツXを表示する態様である。
図6は、表示の例を示す図である。上下に隣接するメイン領域132A1とサブ領域132B1を結合することによって構成される結合領域134Bに当該コンテンツX6が表示される場合の例が、
図6には示されている。コンテンツX6が選択された場合、第2表示制御部126は、上下に隣接するメイン領域132A1とサブ領域132B1とを結合することによって構成される結合領域134BにコンテンツX6が表示されるように制御を行う。
【0050】
図3Bに示すように、コンテンツX7に対する結合表示態様は、例えばZ3である。結合表示態様Z3は、左右に隣接するサブ領域132Bを結合することによって構成される結合領域134Cに当該コンテンツXを表示する態様である。
図7は、表示の例を示す図である。左右に隣接する複数のサブ領域132B1、132B2を結合することによって構成される結合領域134Cに当該コンテンツX7が表示される場合の例が、
図7には示されている。コンテンツX7が選択された場合、第2表示制御部126は、左右に隣接するサブ領域132B1とサブ領域132B2とを結合することによって構成される結合領域134CにコンテンツX7が表示されるように制御を行う。
【0051】
図3Bに示すように、コンテンツX8に対する結合表示態様は、例えばZ4である。結合表示態様Z4は、全ての表示領域132を結合することによって構成される結合領域134Dに当該コンテンツXを表示する態様である。
図8は、表示の例を示す図である。全ての表示領域132を結合することによって構成される結合領域134Dに当該コンテンツX8が表示される場合の例が、
図8には示されている。コンテンツX8が選択された場合、第2表示制御部126は、全ての表示領域132を結合することによって構成される結合領域134DにコンテンツX8が表示されるように制御を行う。
【0052】
画像表示制御部128は、第1表示制御部124及び第2表示制御部126から供給される情報に基づいて表示用のラスタ信号を生成し、生成したラスタ信号を表示部118に供給する。表示部118は、画像表示制御部128から供給されるラスタ信号に基づいて、表示画面130に画像等を表示する。
【0053】
複数の表示領域132のうちの一の表示領域132にコンテンツが表示されている状態で、ユーザによって所定の操作が行われた場合、第1表示制御部124は、以下のような処理を行い得る。即ち、当該一の表示領域132にコンテンツが表示された状態を維持するとともに、当該一の表示領域132に表示されたコンテンツの隠しコンテンツを当該一の表示領域132に隣接する他の表示領域132に表示する。かかる所定の操作としては、当該一の表示領域132に表示されているコンテンツの隠しコンテンツを表示させるための操作等が挙げられる。
【0054】
図9A及び
図9Bは、表示の例を示す図である。
図9Aには、所定の操作が行われる前の表示の例が示されている。
図9Bには、所定の操作が行われた後の表示の例が示されている。ここでは、コンテンツX1が表示領域132A1に表示されている場合を例に説明する。コンテンツX1に対応する非結合表示態様は、上述したように、Y1である。非結合表示態様Y1は、上述したように、複数の表示領域132を結合することなく、選択されたコンテンツXをメイン領域132A1に表示する態様である。コンテンツX1の表示の制御は、第1表示制御部124によって行われる。所定の操作が行われる前においては、
図9Aに示すように、例えば表示領域132A1にコンテンツX1が表示されている。表示領域132A1にコンテンツX1が表示されている状態で所定の操作が行われた場合、第1表示制御部124は、以下のような制御を行う。即ち、第1表示制御部124は、
図9Bに示すように、表示領域132A1にコンテンツX1が表示された状態を維持するとともに、コンテンツX1の隠しコンテンツX11が表示領域132B1に表示されるように制御を行う。
【0055】
第1表示制御部124は、複数の表示領域132のうちの一の表示領域132をユーザによる拡大操作に応じて拡大し得る。
【0056】
図10A及び
図10Bは、表示の例を示す図である。
図10Aには、メイン領域132A1に対する拡大操作が行われる前の表示の例が示されている。
図10Bには、メイン領域132A1に対する拡大操作が行われた場合の表示の例が示されている。メイン領域132A1に対する拡大操作が行われた場合、第1表示制御部124は、当該拡大操作に応じてメイン領域132A1を拡大し、拡大したメイン領域132A1′が表示されるように制御を行う。
【0057】
図11A及び
図11Bは、表示の例を示す図である。
図11Aには、サブ領域132B1に対する拡大操作が行われる前の表示の例が示されている。
図11Bには、サブ領域132B1に対する拡大操作が行われた場合の表示の例が示されている。サブ領域132B1に対する拡大操作が行われた場合、第1表示制御部124は、当該拡大操作に応じてサブ領域132B1を拡大し、拡大されたサブ領域132B1′が表示されるように制御を行う。
【0058】
第1表示制御部124は、ユーザによる拡大操作に応じて一の表示領域132を拡大した場合、当該一の表示領域132を拡大する前に表示されていなかったコンテンツを、拡大した一の表示領域132内に追加表示し得る。
【0059】
図12A及び
図12Bは、表示の例を示す図である。
図12Aには、表示領域132に対する拡大操作が行われる前の表示の例が示されている。
図12Bには、表示領域132に対する拡大操作が行われた場合の表示の例が示されている。ここでは、コンテンツX1が表示領域132A1に表示されている状態で表示領域132A1に対する拡大操作が行われる場合を例に説明する。表示領域132A1に対する拡大操作が行われる前においては、表示領域132A1内にコンテンツX1が表示されている。コンテンツX1には、部分コンテンツX101と部分コンテンツX102とが含まれている。表示領域132A1に対する拡大操作が行われた場合、第1表示制御部124は、表示領域132A1を拡大することにより得られる表示領域132A1′が表示されるように制御を行う。表示領域132A1が拡大されると、拡大された表示領域132A1′によって、表示領域132A2の一部と、表示領域132B1の一部と、表示領域132B2の一部とが覆われる。第1表示制御部124は、コンテンツX1が表示された状態を維持する。即ち、第1表示制御部124は、部分コンテンツX101と部分コンテンツX102とが表示された状態を維持する。部分コンテンツX101、X102のフォント、サイズ等は、表示領域132A1の拡大の前後で変更されない。第1表示制御部124は、表示領域132A1を拡大する前に表示されていなかったコンテンツX103が、拡大した表示領域132A1′内に追加表示されるように制御を行う。表示領域132A1のサイズが拡大前のサイズに戻された場合には、
図12Aに示すような状態に戻る。第1表示制御部124は、コンテンツX1が表示された状態を維持する。即ち、第1表示制御部124は、部分コンテンツX101と部分コンテンツX102とが表示された状態を維持する。第1表示制御部124は、コンテンツX103が表示領域1
32A1内に表示されなくなるように制御を行う。
【0060】
第1表示制御部124は、ユーザによる拡大操作に応じて一の表示領域132を拡大した場合、コンテンツを拡大表示し得る。
【0061】
図13A及び
図13Bは、表示の例を示す図である。
図13Aには、表示領域132に対する拡大操作が行われる前の表示の例が示されている。
図13Bには、表示領域132に対する拡大操作が行われた場合の表示の例が示されている。ここでは、コンテンツX1が表示領域132A1に表示されている状態で表示領域132A1に対する拡大操作が行われる場合を例に説明する。表示領域132A1に対する拡大操作が行われる前においては、表示領域132A1内にコンテンツX1が表示されている。コンテンツX1は、部分コンテンツX101と部分コンテンツX102とによって構成されている。表示領域132A1に対する拡大操作が行われた場合、第1表示制御部124は、表示領域132A1を拡大することにより得られる表示領域132A1′が表示されるように制御を行う。表示領域132A1が拡大されると、拡大された表示領域132A1′によって、表示領域132A2の一部と、表示領域132B1の一部と、表示領域132B2の一部とが覆われる。第1表示制御部124は、コンテンツX1を拡大することにより得られるコンテンツX1′を拡大された表示領域132A1′内に表示する。即ち、第1表示制御部124は、拡大した部分コンテンツX101′と拡大した部分コンテンツX102′とが拡大された表示領域132A1′内に表示されるように制御を行う。第1表示制御部124は、フォントを変更させることなく、部分コンテンツX101、X102のサイズを大きくすることによって得られる部分コンテンツX101′、X102′が表示領域132A1′内に表示されるように制御を行う。表示領域132A1のサイズが拡大される前のサイズに戻された場合には、
図13Aに示すような状態に戻る。第1表示制御部124は、拡大される前のコンテンツX1が表示領域132A1内に表示されるように制御を行う。即ち、第1表示制御部124は、拡大される前のサイズで部分コンテンツX101及び部分コンテンツX102が表示領域132A1内に表示されるように制御を行う。
【0062】
このように、本実施形態によれば、互いに隣接する複数の表示領域132を結合することによって構成される結合領域134にコンテンツを表示し得る。このため、本実施形態によれば、コンテンツに応じた良好な表示を実現し得る射出成形機10の表示装置123を提供することができる。
【0063】
[変形実施形態]
本発明についての好適な実施形態を上述したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改変が可能である。
【0064】
例えば、上記実施形態では、2つのメイン領域132Aを結合することによって結合領域134Aを構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。
図14A及び
図14Bは、表示の例を示す図である。
図14A及び
図14Bには、4つのメイン領域132A11、132A12、132A13、132A14と、4つのサブ領域132B11、132B12、132B13、132B14とが備えられている場合の例が示されている。
図14Aには、コンテンツX5が選択される前の表示の例が示されている。
図14Bには、コンテンツX5が選択された場合の表示の例が示されている。
図14Bに示すように、4つのメイン領域132A11~132A14を結合することによって得られる結合領域134AにコンテンツX5が表示され得る。
【0065】
例えば、上記実施形態では、2つのサブ領域132Bを結合することによって結合領域134Cを構成する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。
図15A及び
図15Bは、表示の例を示す図である。
図15A及び
図15Bには、4つのメイン領域132A11、132A12、132A13、132A14と、4つのサブ領域132B11、132B12、132B13、132B14とが備えられている場合の例が示されている。
図15Aには、コンテンツX7が選択される前の表示の例が示されている。
図15Bには、コンテンツX7が選択された場合の表示の例が示されている。
図15Bに示すように、4つのサブ領域132B11~132B14を結合することによって得られる結合領域134CにコンテンツX7が表示され得る。
【0066】
上記実施形態をまとめると以下のようになる。
【0067】
射出成形機(10)の表示装置(123)は、表示部(118)への表示を制御する射出成形機の表示装置であって、前記表示部には、表示画面(130)を上下左右に分割することによって複数の表示領域(132A1、132A2、132B1、132B2)が予め備えられており、複数の表示領域を結合することなく、複数の表示領域のうちのいずれかにコンテンツ(X1~X4)を表示する第1表示制御部(124)と、互いに隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される結合領域(134A~134D)にコンテンツ(X5~X8)を表示する第2表示制御部(126)と、を備える。
【0068】
選択されるコンテンツに対する結合表示態様を予め定めたテーブル(138B)が記憶された記憶部(116)を更に備え、前記第2表示制御部は、選択されたコンテンツ(X5~X8)に応じた結合表示態様(Z1~Z4)で複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域に前記コンテンツを表示するようにしてもよい。
【0069】
前記複数の表示領域は、複数のメイン領域(132A1、132A2)と、複数のサブ領域(132B1、132B2)とを含み、前記サブ領域のサイズは、前記メイン領域のサイズより小さいようにしてもよい。
【0070】
前記第2表示制御部は、左右に隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域(134A、134C)にコンテンツ(X5、X7)を表示し得るようにしてもよい。このような構成によれば、時系列のデータ、水平方向の動作に応じたデータ等を良好に表示することが可能となる。
【0071】
前記第2表示制御部は、上下に隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域(134B)にコンテンツ(X6)を表示し得るようにしてもよい。
【0072】
前記表示画面は、横長の表示画面であり、時系列のデータを表示するためのコンテンツ、又は、水平方向の動作に応じたデータを表示するためのコンテンツが選択された場合には、前記第2表示制御部が、選択された前記コンテンツを、左右に隣接する複数の表示領域を結合することによって構成される前記結合領域に表示するようにしてもよい。このような構成によれば、時系列のデータ、水平方向の動作に応じたデータ等を良好に表示することができる。
【0073】
複数の表示領域のうちの一の表示領域(132A1)に前記コンテンツ(X1)が表示されている状態で、ユーザによって所定の操作が行われた場合、前記第1表示制御部は、前記一の表示領域に前記コンテンツが表示された状態を維持するとともに、前記一の表示領域に表示された前記コンテンツの隠しコンテンツ(X11)を前記一の表示領域に隣接する他の表示領域(132B1)に表示するようにしてもよい。
【0074】
前記第1表示制御部は、複数の表示領域のうちの一の表示領域をユーザによる拡大操作に応じて拡大するようにしてもよい。
【0075】
前記第1表示制御部は、前記ユーザによる拡大操作に応じて前記一の表示領域(132A1)を拡大した場合、前記一の表示領域を拡大する前に表示されていなかったコンテンツ(X103)を、拡大した前記一の表示領域(132A1′)内に追加表示するようにしてもよい。
【0076】
前記第1表示制御部は、前記ユーザによる拡大操作に応じて前記一の表示領域(132A1)を拡大した場合、前記コンテンツ(X1′)を拡大表示するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0077】
10:射出成形機 12:型締装置
14:射出装置 16:ベース
18:制御装置 22:リアプラテン
24:可動プラテン 26:固定プラテン
28:タイバー 30:金型
32:可動金型 34:固定金型
36:トグルリンク 38:クロスリンク
40:クロスヘッド 42:型開閉機構
46、54、78:ボールねじ機構 48:エジェクタ機構
52:エジェクタピン 56:ノズル
58:シリンダ 60:スクリュ
62:ホッパ 64:ヒータ
66:樹脂供給機構 68:射出機構
72:ブッシュ 74A~74D:情報取得部
100A~100D:動力伝達装置 102A~102D:駆動源
104A~104D、106A~106D:プーリ
108A~108D:ベルト 114:演算部
116:記憶部 118:表示部
120:取得部 122:表示制御部
123:表示装置 124:第1表示制御部
126:第2表示制御部 128:画像表示制御部
129:制御部 130:表示画面
132A1、132A1′、132A2、132A11、132A12、132A13、132A14:メイン領域
132B1、132B1′、132B2、132B11、132B12、132B13、132B14::サブ領域
134A~134D:結合領域 135:操作部
136A、136B:アイコン表示領域 137:アイコン
138A、138B:テーブル
X1~X8、X1′、X11、X103:コンテンツ
X101、X101′、X102、X102′:部分コンテンツ
Y1~Y4:非結合表示態様 Z1~Z4:結合表示態様