特許 7368643 プログラム、コンテンツ作成支援方法、およびサーバ装置

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B1)

(11)【特許番号】

(24)【登録日】2023-10-16

(45)【発行日】2023-10-24

(54)【発明の名称】プログラム、コンテンツ作成支援方法、およびサーバ装置

(51)【国際特許分類】

   G06Q 30/0241 20230101AFI20231017BHJP

   G06Q 30/0207 20230101ALI20231017BHJP

【ＦＩ】

G06Q30/0241 444

G06Q30/0207

【請求項の数】 13

(21)【出願番号】P 2023002720

(22)【出願日】2023-01-11

【審査請求日】2023-01-11

【早期審査対象出願】

(73)【特許権者】

【識別番号】519110124

【氏名又は名称】ＰａｙＰａｙ株式会社

(74)【代理人】

【識別番号】100149548

【弁理士】

【氏名又は名称】松沼 泰史

(74)【代理人】

【識別番号】100154852

【弁理士】

【氏名又は名称】酒井 太一

(74)【代理人】

【識別番号】100181124

【弁理士】

【氏名又は名称】沖田 壮男

(74)【代理人】

【識別番号】100194087

【弁理士】

【氏名又は名称】渡辺 伸一

(72)【発明者】

【氏名】トウ ネイ

(72)【発明者】

【氏名】ゴバニ アカシ スレシクマル

(72)【発明者】

【氏名】岩崎 希丘子

【審査官】松野 広一

(56)【参考文献】

【文献】特開２０２２－０５７７７２（ＪＰ，Ａ）

【文献】特開２０１７－１６２４６７（ＪＰ，Ａ）

【文献】特開２０１４－００６９１６（ＪＰ，Ａ）

【文献】中国特許出願公開第１１２４４６２０８（ＣＮ，Ａ）

【文献】特開２０２３－０３２０６３（ＪＰ，Ａ）

【文献】特許第７１４２７９８（ＪＰ，Ｂ１）

【文献】落合 隆文，Ｙａｈｏｏ！リスティング広告 最強のネット集客術，第1版，日本，株式会社ソーテック社 柳澤 淳一，2012年04月30日，pp.128-132

(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)

Ｇ０６Ｑ １０／００－９９／００

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

表示部を有する端末装置に、
電子決済サービスにおいて利用者に提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが前記電子決済サービスの決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像と、を含むインターフェース画面を表示させ、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に前記操作に応じてリアルタイムで表示させ、
前記第２画像は、前記電子的マーケティングコンテンツが前記決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の画像である、
プログラム。

【請求項2】

前記端末装置は、
前記インターフェース画面を表示するための情報をサーバ装置から取得し、前記インターフェース画面を表示させ、
前記サーバ装置を含む他の装置を介さずに、自装置における処理によって前記第２画像を、前記第１画像に代えて前記端末装置の前記表示部に表示させる、
請求項１に記載のプログラム。

【請求項3】

前記コンテンツは、前記サーバ装置から取得した前記電子的マーケティングコンテンツの背景画像を含み、
前記端末装置は、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって選択した背景画像をリアルタイムで前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記端末装置の前記表示部に表示させる、
請求項２に記載のプログラム。

【請求項4】

前記コンテンツは、タイトル、説明文、期間に関する期間情報、および特典に関する情報のうち一以上の情報を含み、
前記端末装置は、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツをリアルタイムで前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記端末装置の前記表示部に表示させる、
請求項２に記載のプログラム。

【請求項5】

前記コンテンツは、タイトル、説明文、期間に関する期間情報、および特典に関する情報のうち一以上の情報を含み、
前記端末装置は、
前記インターフェース画面を表示させる前に、前記コンテンツが作成条件を満たすか否かを判定するための命令情報を前記サーバ装置から取得し、
前記命令情報と、前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツとに基づいて、前記コンテンツが前記作成条件を満たすか否かを判定する、
請求項４に記載のプログラム。

【請求項6】

前記端末装置は、
前記コンテンツが前記作成条件を満たさない場合、前記第１画像または前記第２画像と、前記コンテンツが前記作成条件を満たさないことを示す情報とを含めた前記インターフェース画面を前記端末装置の表示部に表示させる、
請求項５に記載のプログラム。

【請求項7】

前記端末装置に、
前記電子的マーケティングコンテンツの背景、または、タイトルを受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像と、を含むインターフェース画面を表示させ、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力した背景を前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部にリアルタイムで表示させ、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したタイトルを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部にリアルタイムで表示させ、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力した背景およびタイトルを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部にリアルタイムで表示させる、
請求項１に記載のプログラム。

【請求項8】

前記利用者の利用者用端末装置の表示部が表示した態様とは、前記電子決済サービスを決済サーバと協働して提供する前記決済アプリが、前記利用者用端末装置の表示部に表示させる前記電子決済サービスに係るインターフェース画面の表示態様であり、
前記決済アプリが、前記利用者が前記電子的マーケティングコンテンツの一覧画面を表示させる操作を行ったことに応じて前記利用者用端末装置の表示部に表示させる態様であって前記電子的マーケティングコンテンツが一覧の一つとして組み込まれた態様、または、前記決済アプリが、前記利用者が過去に着目した電子的マーケティングコンテンツの一覧画面を表示させる操作を行ったことに応じて前記利用者用端末装置の表示部に表示させる態様であって前記電子的マーケティングコンテンツが一覧の一つとして組み込まれた態様である、
請求項１から６のうちいずれか１項に記載のプログラム。

【請求項9】

前記決済アプリに対する前記操作とは、前記電子的マーケティングコンテンツの詳細を表示させる第１操作、前記電子的マーケティングコンテンツの一覧を表示させる第２操作、または前記利用者が過去に着目した電子的マーケティングコンテンツの一覧画面を表示させる第３操作であり、
前記端末装置に、前記第１操作、前記第２操作、または前記第３操作に応じた前記第１画像または前記第２画像を含むインターフェース画面を前記表示部に表示させる、
請求項１から６のうちいずれか１項に記載のプログラム。

【請求項10】

表示部を有する端末装置が、
電子決済サービスにおいて利用者に提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが前記電子決済サービスの決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を表示させる処理と、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に前記操作に応じてリアルタイムで表示させる処理と、を実行し、
前記第２画像は、前記電子的マーケティングコンテンツが前記決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の画像である、
コンテンツ作成支援方法。

【請求項11】

電子決済サービスにおいて利用者に提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが前記電子決済サービスの決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を、前記電子的マーケティングコンテンツを作成する作成者の端末装置の表示部に表示させ、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に前記操作に応じてリアルタイムで表示させ、
前記第２画像は、前記電子的マーケティングコンテンツが前記決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の画像である、
サーバ装置。

【請求項12】

コンピュータが、
電子決済サービスにおいて利用者に提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが前記電子決済サービスの決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を、前記電子的マーケティングコンテンツを作成する作成者の端末装置の表示部に表示させる処理と、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に前記操作に応じてリアルタイムで表示させる処理と、を実行し、
前記第２画像は、前記電子的マーケティングコンテンツが前記決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の画像である、
コンテンツ作成支援方法。

【請求項13】

コンピュータに、
電子決済サービスにおいて利用者に提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが前記電子決済サービスの決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を、前記電子的マーケティングコンテンツを作成する作成者の端末装置の表示部に表示させる処理と、
前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に前記操作に応じてリアルタイムで表示させる処理と、を実行させ、
前記第２画像は、前記電子的マーケティングコンテンツが前記決済アプリに提供されて、前記利用者が前記決済アプリを操作して前記決済アプリがインストールされた前記利用者の利用者用端末装置の表示部に前記決済アプリが表示させた態様の画像である、
プログラム。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明は、プログラム、コンテンツ作成支援方法、およびサーバ装置に関する。

【背景技術】

【0002】

従来、電子決済サービスにおいて、ユーザが利用可能なクーポンを提供する情報処理装置が開示されている（例えば特許文献１参照）。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0003】

【文献】特開２０２０－４１２２号公報

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

従来の技術では、ユーザ端末に提供する電子的マーケティングコンテンツを生成する処理については考慮されていなく、電子的マーケティングコンテンツの作成者にとっての電子的マーケティングコンテンツの作成の利便性については考慮されていなかった。

【0005】

本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、作成者が簡易に電子的マーケティングコンテンツを作成できるように支援することができるプログラム、コンテンツ作成支援方法、およびサーバ装置を提供することを目的の一つとする。

【課題を解決するための手段】

【0006】

本発明の一態様は、表示部を有する端末装置に、電子決済サービスにおいてユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが利用者に提供されて前記利用者の利用者用端末装置の表示部が表示した態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を表示させ、前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に表示させるプログラムである。

【発明の効果】

【0007】

本発明の一態様によれば、作成者が簡易に電子的マーケティングコンテンツを作成できるように支援することができるプログラム、コンテンツ作成支援方法、およびサーバ装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【0008】

【図1】電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。

【図2】電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図（その１）である。

【図3】電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図（その２）である。

【図4】第１実施形態に係る決済サーバ１００の構成図である。

【図5】利用者情報１７２の内容の一例を示す図である。

【図6】加盟店／店舗情報１７６の内容の一例を示す図である。

【図7】クーポン情報１７８の内容の一例を示す図である。

【図8】加盟店向けインターフェース７２が提供するカバー画像を決定するためのインターフェース画面ＩＭ１の一例を示す図である。

【図9】カバー画像が決定された場合に表示されるインターフェース画面ＩＭ２の一例を示す図である。

【図10】加盟店向けインターフェース７２が提供するタイトル、説明文を決定するためのインターフェース画面ＩＭ３の一例を示す図である。

【図11】加盟店向けインターフェース７２が提供する掲載期間を決定するためのインターフェース画面ＩＭ４の一例を示す図である。

【図12】加盟店向けインターフェース７２が提供する掲載期間を決定するためのインターフェース画面ＩＭ５の一例を示す図である。

【図13】加盟店向けインターフェース７２と決済サーバ１００とにより実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。

【図14】加盟店向けインターフェース７２が実行する判定処理のフローチャートの一例である。

【図15】加盟店向けインターフェース７２が実行する判定処理のフローチャートの他の一例である。

【図16】一覧画面におけるイメージ画像を含むインターフェース画面ＩＭ６の一例を示す図である。

【図17】マイクーポン画面におけるイメージ画像を含むインターフェース画面ＩＭ７の一例を示す図である。

【発明を実施するための形態】

【0009】

［概要］
プログラムは、表示部を有する端末装置に、電子決済サービスにおいてユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが利用者に提供されて前記利用者の利用者用端末装置の表示部が表示した態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を表示させ、前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に表示させる。

【0010】

電子的マーケティングコンテンツは、例えば、電子的特典コンテンツである。電子的特典コンテンツは、例えば、電子的クーポンや電子的スタンプカードなど利用者に提供されるマーケティングに関するコンテンツである。電子的マーケティングコンテンツは、例えば、電子チラシサービス（例えば新聞の折り込みチラシの電子版のようなもの）やプリペイドカード（例えば電子決済サービスの加盟店で利用できるチャージ式のプリペイドカード）など、電子決済サービスでマーケティングに利用できるコンテンツであってもよい。例えば、プログラムは、リアルタイムで、第２画像を第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に表示させる。後述する加盟店向けインターフェース７２または命令情報は「プログラム」の一例である。

【0011】

端末装置は、前記インターフェース画面を表示するための情報をサーバ装置から取得し、取得した情報に基づいて前記インターフェース画面を表示部に表示させて、前記サーバ装置を含む他の装置を介さずに、自装置における処理によって前記第２画像を、前記第１画像に代えて前記端末装置の前記表示部に表示させる。

【0012】

以下、図面を参照し、本発明のアプリケーションプログラム、コンテンツ作成支援方法、サーバ装置、およびプログラムの実施形態について説明する。アプリケーションプログラムと決済サーバとは、協働して電子決済サービスを提供する。以下の説明ではアプリケーションプログラムを決済アプリと称する。電子決済サービスは、店舗における商品やサービスの購買に係る決済をサポートするサービスである。店舗とは、例えば、現実空間に存在する物理的な店舗（実店舗）であるが、電子商取引の仮想店舗を含んでもよい。仮想店舗は、電子決済サービスの運営者とは異なる主体によって提供されるものを含んでもよい。その場合、仮想店舗における買い物の決済の際に、電子決済サービスのインターフェース画面に遷移するように制御される。電子決済サービスにおいて、店舗は、例えば加盟店（ブランド）に属するものとして扱われ、店舗において購買行動が行われた際の決済などの処理は、主として利用者（ユーザ）と加盟店の間で行われる。これに代えて、決済などの処理が利用者と店舗との間で行われてもよい。

【0013】

［電子決済サービス］
図１は、電子決済サービスが実現されるための構成の一例を示す図である。電子決済サービスは、決済サーバ１００を中心として実現される。決済サーバ１００は、例えば、一以上の利用者端末装置１０、一以上の第１店舗端末装置５０、及び一以上の第２店舗端末装置７０のそれぞれとネットワークＮＷを介して通信する。ネットワークＮＷは、例えば、インターネット、ＬＡＮ（Local Area Network）、無線基地局、プロバイダ装置などを含む。

【0014】

利用者端末装置１０は、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の可搬型端末装置である。利用者端末装置１０は、少なくとも、光学読取機能、通信機能、表示機能、入力受付機能、プログラム実行機能を有するコンピュータ装置である。以下の説明では、これらの機能を実現するための構成をそれぞれカメラ、通信装置、タッチパネル、ＣＰＵ（Central Processing Unit）等と称する。利用者端末装置１０では、ＣＰＵ等のプロセッサにより決済アプリ２０が実行されることで、決済サーバ１００と連携して電子決済サービスを利用者に提供するように動作する。決済アプリ２０は、例えば、アプリケーションストアから利用者端末装置１０にインストールされ、カメラ、通信装置、タッチパネルなどを制御する。

【0015】

第１店舗端末装置５０は、例えば、店舗に設置される。第１店舗端末装置５０は、少なくとも、商品価格取得機能、光学読取機能、プログラム実行機能、通信機能を有するコンピュータ装置である。第１店舗端末装置５０は、いわゆるＰＯＳ（Point of Sale）装置を含み、ＰＯＳ装置によって商品価格取得機能や光学読取機能を実現してもよい。店舗コード画像６０は、店舗に置かれ、ＱＲコード（登録商標）等のコード画像が紙やプラスチックの媒体に印刷されたものである。なお、店舗コード画像６０は、店舗に置かれたディスプレイ（スマートフォンなどの端末装置のディスプレイでもよい）によって表示されてもよい。

【0016】

第２店舗端末装置７０は、加盟店または加盟店の店舗の管理者（運営者）によって使用される。第２店舗端末装置７０は、スマートフォンやタブレット端末、パーソナルコンピュータ等である。第２店舗端末装置７０では、加盟店向けインターフェース７２が動作する。加盟店向けインターフェース７２は、加盟店向けアプリであってもよいし、ブラウザであってもよい。加盟店向けインターフェース７２は、運営者によるクーポンの作成・設定等を受け付け、決済サーバ１００に送信する。スマートフォンである第２店舗端末装置７０は、加盟店向けアプリを実行することで、店舗コード画像に相当するコード画像を表示したり、利用者端末装置１０が表示するコード画像を読み取ったりする機能を有する。

【0017】

決済サーバ１００は、利用者端末装置１０または第１店舗端末装置５０から受信した決済情報に基づいて電子決済を実現する。第１店舗端末装置５０は、ＰＯＳ装置と加盟店サーバを含む場合があり、その場合、ＰＯＳ装置から加盟店サーバを介して決済情報が決済サーバ１００に送信される。以下の説明では、これを特に区別せず、第１店舗端末装置５０から決済情報が送信されるものとする。

【0018】

図２および図３は、電子決済の大まかな流れを例示したシーケンス図である。電子決済には、パターン１とパターン２の二つが存在してよい。

【0019】

図２に示すパターン１（以下、ユーザスキャンと称する）の場合、決済アプリ２０が起動した状態の利用者端末装置１０が、光学読取機能によって店舗コード画像６０をデコードする（Ｓ１）。店舗コード画像６０には、店舗ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）の情報が含まれている。この店舗ＵＲＬは、電子決済サービスのドメインに対して店舗を識別可能な情報が付加されたものであり、決済サーバ１００において加盟店ＩＤや店舗ＩＤ等との対応付けがなされている（後述）。決済アプリ２０は、店舗ＵＲＬとアカウントＩＤを含む第１決済情報を決済サーバ１００に送信する（Ｓ２）。決済サーバ１００は、店舗ＵＲＬに対応する加盟店ＩＤ、店舗ＩＤから、店舗情報（後述）を検索して加盟店名と店舗名の情報を取得し（Ｓ３）、決済アプリ２０に送信する（Ｓ４）。利用者は、加盟店名や店舗名が表示された画面において、決済金額を利用者端末装置１０に入力する（Ｓ５）。そして、利用者端末装置１０は、少なくとも決済金額を含む第２決済情報を生成し、決済サーバ１００に送信する（Ｓ６）。決済サーバ１００は、受信した第２決済情報に基づいて電子決済を行う（Ｓ７）。そして、決済サーバ１００は、決済完了通知（決済完了画面を表示するための情報）を決済アプリ２０に送信し（Ｓ８）、決済アプリ２０は決済完了画面を表示する（Ｓ９）。なお、店舗コード画像６０には、店舗ＵＲＬだけでなく決済金額の情報が含まれる場合がある。この場合、利用者が決済金額を入力する手順が省略され、第１決済情報に決済金額の情報が含められて決済サーバ１００に送信される。加盟店名や店舗名の情報は、決済完了画面に含めて表示されてよい。

【0020】

図３に示すパターン２（以下、ストアスキャンと称する）の場合、決済アプリ２０の起動時、決済アプリ２０において支払う操作が行われたとき、自動更新のタイミング（例えば１分おき）になったとき、およびその他のタイミングで、決済アプリ２０はワンタイムコードの発行要求を決済サーバ１００に送信する（Ｓ１１）。決済サーバ１００はワンタイムコードを生成し（Ｓ１２）、決済アプリ２０に送信する（Ｓ１３）。決済アプリ２０は、ワンタイムコードに基づいて生成した、ＱＲコードやバーコード等のコード画像を表示する（Ｓ１４）。利用者は利用者端末装置１０の表示面を第１店舗端末装置５０に翳し（提示し）、第１店舗端末装置５０は、光学読取機能によってコード画像をデコードし、ワンタイムコード等を取得する（Ｓ１５）。そして、第１店舗端末装置５０は、ワンタイムコード、決済金額、加盟店ＩＤ、店舗ＩＤ等を含む決済情報を生成し、決済サーバ１００に送信する（Ｓ１６）。決済金額の情報は、予めバーコード読み取りや手入力等によって取得されている。決済サーバ１００は、受信した情報に基づいて、ワンタイムコードに対応する利用者を特定し、電子決済を行う（Ｓ１７）。そして、決済サーバ１００は、決済完了通知を決済アプリ２０に送信し（Ｓ１８）、決済アプリ２０は決済完了画面を表示する（Ｓ１９）。

【0021】

なお、上記のいずれか一方のみのパターンで電子決済が行われてもよい。また、図２で説明した「アカウントＩＤ」は、利用者の識別情報として用いられ得る他の情報（例えば電話番号）であってもよい。また、ストアスキャンにおいてワンタイムコードの発行が省略され、決済アプリ２０は、利用者のアカウントＩＤに基づいて生成したコード画像を表示してもよい。その場合、決済サーバ１００は、ワンタイムコードに対応する利用者を特定するのに代えて、アカウントＩＤに対応する利用者を特定する。

【0022】

［決済サーバ］
図４は、第１実施形態に係る決済サーバ１００の構成図である。決済サーバ１００は、例えば、通信部１１０と、決済コンテンツ提供部１２０と、決済処理部１３０と、情報管理部１４０と、記憶部１７０とを備える。通信部１１０および記憶部１７０以外の構成要素は、例えば、ＣＰＵなどのハードウェアプロセッサがプログラム（ソフトウェア）を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、ＬＳＩ（Large Scale Integration）やＡＳＩＣ（Application Specific Integrated Circuit）、ＦＰＧＡ（Field-Programmable Gate Array）、ＧＰＵ（Graphics Processing Unit）などのハードウェア（回路部；circuitryを含む）によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めＨＤＤ（Hard Disk Drive）やフラッシュメモリなどの記憶装置（非一過性の記憶媒体を備える記憶装置）に格納されていてもよいし、ＤＶＤやＣＤ－ＲＯＭなどの着脱可能な記憶媒体（非一過性の記憶媒体）に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることで記憶装置にインストールされてもよい。

【0023】

記憶部１７０は、ＨＤＤやフラッシュメモリ、ＲＡＭ（Random Access Memory）などである。記憶部１７０は、決済サーバ１００がネットワークを介してアクセス可能なＮＡＳ（Network Attached Storage）装置であってもよい。記憶部１７０には、利用者情報１７２、決済コンテンツ情報１７４、加盟店／店舗情報１７６、クーポン情報１７８などの情報が格納される。

【0024】

通信部１１０は、ネットワークＮＷに接続するための通信インターフェースである。通信部１１０は、例えばネットワークインターフェースカードである。

【0025】

決済コンテンツ提供部１２０は、例えば、Ｗｅｂサーバの機能を有し、電子決済サービスの各種画面を表示するための情報（コンテンツ）を利用者端末装置１０に提供する。決済コンテンツ提供部１２０は、決済コンテンツ情報１７４から適宜、必要なコンテンツを読み出して利用者端末装置１０に提供する。利用者端末装置１０は、決済アプリ２０によってコンテンツが再生された状態で利用者による各種入力を受け付け、前述した決済情報などを決済サーバ１００に送信する。また、決済コンテンツ提供部１２０は、後述するクーポンを作成するための各種画面を表示するための情報（コンテンツ）を第２店舗端末装置７０（加盟店向けインターフェース７２）に提供する。

【0026】

決済処理部１３０は、利用者端末装置１０または第１店舗端末装置５０により送信された決済情報に基づいて、決済処理を行う。決済処理部１３０は、利用者情報１７２を参照しながら決済処理を行う。

【0027】

図５は、利用者情報１７２の内容の一例を示す図である。利用者情報１７２は、利用者の登録情報の一例である。利用者情報１７２は、例えば、利用者ＵＲＬ、アカウントＩＤ、電話番号、パスワードの他、メールアドレス、利用者ＩＤ、氏名・住所・生年月日、登録日、チャージ残高、後払い設定、後払い枠、後払い利用額、後払い利用可能額、決済方法設定、銀行口座、クレジットカード番号、チャージ履歴情報、決済履歴情報などの情報が対応付けられたものである。利用者ＵＲＬは、利用者間の送金処理に使用される。電子決済サービスへの新規登録時には、電話番号およびパスワードの登録が必須となる。アカウントＩＤは、決済サーバ１００によって利用者に発行されるものであり、利用者ＩＤは、利用者が任意に設定できる（設定しなくてもよい）ＩＤである。メールアドレス、および氏名・住所・生年月日も同様に、利用者が任意に設定できる（設定しなくてもよい）情報である。登録日とは利用者が電子決済サービスに登録した日（アカウントを作成した日）である。以下、これらの情報が対応付けられた利用者のインスタンス（電子決済口座）のことをアカウントと称する。

【0028】

チャージ残高は、利用者が予めアカウントに送金することで設定された電子マネーの残高を示す情報である。送金の手段としては、指定業者（銀行）のＡＴＭ（Automatic Teller Machine）からの送金、登録された銀行口座からの送金などがある。後払い設定は、後払いによる電子決済を可能とするための設定が済んでいるか否かを示す情報であり、「済」と「未」のいずれかに設定される。後払い枠は月ごとに利用可能な後払いの限度額であり、後払い利用額は、当月に既に利用された後払いの金額であり、後払い利用可能額は、後払い枠から後払い利用額を差し引いて求められる、当月に利用可能な後払いの金額である。図では後払い枠を一つだけ示しているが、実際には更に日ごとの上限額などが存在し、それらの低い方が後払い枠に設定されてよい。後払いの更なる詳細については後述する。決済方法設定は、その時点において利用者がチャージ残高による電子決済を行うのか、後払いによる決済を行うのかを示す設定情報である。銀行口座とクレジットカード番号のそれぞれは、電子決済サービスに入金可能な銀行口座またはクレジットカード番号の情報（口座番号、カード番号）である。チャージ履歴情報は、利用者が予め電子決済サービスに送金してチャージ残高を増加させた履歴である。決済履歴情報は、利用者が行った決済の内訳（日時、購買行動が行われた店舗の店舗ＩＤ、決済金額、決済方法など）を、決済ごとに示す情報である。

【0029】

図６は、加盟店／店舗情報１７６の内容の一例を示す図である。加盟店／店舗情報１７６は、例えば、店舗ＵＲＬに対して加盟店ＩＤと店舗ＩＤが対応付けられた第１テーブル１７６Ａと、加盟店ＩＤに対して加盟店名と売上金（前述）が対応付けられた第２テーブル１７６Ｂと、店舗ＩＤに対して店舗ＩＤが対応付けられた第３テーブル１７６Ｃとを含む。加盟店／店舗情報１７６には、これらの情報の他、加盟店または店舗のカテゴリ、店舗の所在地、決済パターン等の情報が含まれてもよい。

【0030】

情報管理部１４０は、利用者端末装置１０や第２店舗端末装置７０から取得した情報に基づいて、利用者情報１７２、加盟店／店舗情報１７６、およびクーポン情報１７８を管理する。情報管理部１４０は、利用者情報１７２、加盟店／店舗情報１７６、およびクーポン情報１７８について新規レコードの追加、編集、削除などを行う。

【0031】

図７は、クーポン情報１７８の内容の一例を示す図である。クーポン情報１７８は、加盟店または店舗の管理者（運営者）が生成したクーポンの一覧を示す情報である。クーポン情報１７８は、例えば、クーポン番号に対して、利用開始日、利用終了日、終了条件、告知日（または告知期間／掲載日、掲載期間）、予算、対象の利用者などの情報が対応付けられた情報である。クーポン情報１７８には、上記の他、クーポンのカバー画像や、タイトル、説明文など管理者が設定した情報が含まれる。

【0032】

［電子決済］
決済処理部１３０は、利用者端末装置１０または第１店舗端末装置５０から決済情報が取得されると、利用者情報１７２を参照して当該利用者の「決済方法設定」を取得する。決済処理部１３０は、「決済方法設定」が「チャージ残高」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。決済処理部１３０は、例えば、利用者ＩＤに対応付けて管理しているチャージ残高を減少させ、加盟店の売上金の項目値を増加させることで、電子決済を行う。加盟店の売上金の項目値は、例えば、それ自体が電子マネーとして使用されるものでは無く、加盟店と電子決済サービスとの取り決めに応じたサイクルで、売上金の項目値に対応する金額が銀行口座に送金される。

【0033】

決済処理部１３０は、「設定情報」が「後払い」に設定されている利用者に関して、以下のように電子決済を行う。後払いとは、電子決済サービスの運営者とは別主体であるクレジットカード会社との連携による「クレジット払い」とは別枠で設定されるものであり、電子決済サービスの運営者が与信者となって、後払い枠の範囲内でチャージ残高に依存しない電子決済を許容するものである。なお後払いサービスを受けるために、電子決済サービスの運営者が提供するクレジットカードの取得が要求されてよい。後払いで利用された金額は、一か月分まとめて翌月の支払日に、例えば銀行口座からの引き落としによって決済される。この場合、決済処理部１３０は、後払い利用額に決済金額を加算し、後払い利用可能額から同額を差し引くことで暫定決済を行い、締め日になると上記のように当月分の決済を翌月の支払い日に引き落とすための処理を行う。なお暫定決済の時点で決済金額が後払い利用可能額を超える場合は、エラー通知が決済アプリ２０に返信される。

【0034】

［クーポンの作成処理］
加盟店または店舗の管理者（作成者）は、加盟店向けインターフェース７２を介して電子決済サービスのクーポンを生成することができる。作成者は、加盟店向けインターフェース７２を動作させて、第２店舗端末装置７０の表示部にクーポン作成のためのインターフェース画面を表示させる。作成者は、表示部に表示されるインターフェース画面にクーポン作成のための情報を入力することでクーポンを作成可能である。この際、作成者は、インターフェース画面を介して、クーポンの背景画像であるカバー画像を決定したり、タイトルや、本文、利用開始日、利用終了日、終了条件、告知日（または告知期間／掲載日、掲載期間）、予算、対象の利用者などのクーポン情報を入力したりする。背景画像、タイトル、説明文、期間に関する期間情報（利用開始日、利用終了日、終了条件、告知日（または告知期間／掲載日、掲載期間））、および特典に関する情報（予算）は、コンテンツの一例である。

【0035】

加盟店向けインターフェース７２は、上記のように決定または入力されたコンテンツを、作成中のクーポンのイメージ画像に反映させたイメージ画像を表示部に表示させる。加盟店向けインターフェース７２は、例えば、後述する命令情報に基づいてインターフェース画面を表示させたり、判定を行ったりする。

【0036】

［カバー画像の決定］
加盟店向けインターフェース７２は、クーポンの作成者がインターフェース画面（「受付部」の一例）に対して行った操作によって選択した背景画像をリアルタイムでイメージ画像に反映させた電子的クーポンのイメージ画像（第２画像）を表示部に表示させる。

【0037】

イメージ画像は、クーポンが提供される利用者の利用者端末装置１０の表示部がクーポンを表示した態様の画像である。イメージ画像は、決済サーバと協働して提供する決済アプリ２０が、利用者端末装置１０の表示部に表示させる電子決済サービスに係るインターフェース画面の表示態様の画像である。具体的には、イメージ画像は、決済アプリ２０が、利用者がクーポンの詳細な情報を表示させる操作を行ったことに応じて利用者端末装置１０の表示部に表示させる態様の画像である。

【0038】

図８は、加盟店向けインターフェース７２が提供するカバー画像を決定するためのインターフェース画面ＩＭ１の一例を示す図である。インターフェース画面ＩＭ１は、領域ＡＲ１および領域ＡＲ２を含む。領域ＡＲ１は、クーポンのコンテンツ（カバー画像や、タイトル、本文、期間、予算など）を決定または入力するための領域である。領域ＡＲ１は、例えば、カバー画像のサンプルや、カバー画像を決定に関する操作を受け付ける領域（「受付部」の一例）である。例えば、作成者がサンプル画像を選択したり、撮像した画像を選択したりすることで、カバー画像を決定することができる。領域ＡＲ２は、例えば、領域ＡＲ１に対する操作の内容を反映したクーポンのイメージ画像が表示される領域である。領域ＡＲ２は、領域ＡＲ１で決定されたカバー画像を反映したクーポンのイメージ画像がリアルタイムで表示される領域である。

【0039】

インターフェース画面ＩＭ１は、次のインターフェース画面を表示させるためのボタンＢ１を含む。ボタンＢ１は、カバー画像が決定された場合に、アクティブ状態に制御されてもよい。ボタンＢ１が操作されると、次のインターフェース画面（例えば図１０のインターフェース画面ＩＭ３）が表示される。

【0040】

図９は、カバー画像が決定された場合に表示されるインターフェース画面ＩＭ２の一例を示す図である。作成者がカバー画像Ｃ１の中から所定のカバー画像に決定すると（タップ操作やクリック操作などで選択すると）、インターフェース画面ＩＭ２の領域ＡＲ２に含まれる領域ＡＲ３のクーポンの背景を選択したカバー画像にリアルタイムで変更する。

【0041】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２は、リアルタイムで決定されたカバー画像を反映させたイメージ画像を生成し、生成したイメージ画像を含むインターフェース画面を表示部に表示させる。これにより、作成者は、クーポンのイメージを認識することができ、利便性が向上する。クーポンのイメージは、クーポンの利用度や加盟店の売り上げに影響する。加盟店向けインターフェース７２は、より利用者の利用を促すクーポンの作成を支援して、加盟店の売り上げを向上させることに寄与することができる。

【0042】

［タイトル、説明文の決定］
加盟店向けインターフェース７２は、作成者がインターフェース画面（「受付部」の一例）に対して行った操作によって入力したタイトル、説明文をリアルタイムでイメージ画像に反映させたクーポンのイメージ画像を表示部に表示させる。

【0043】

図１０は、加盟店向けインターフェース７２が提供するタイトル、説明文を決定するためのインターフェース画面ＩＭ３の一例を示す図である。インターフェース画面ＩＭ１またはインターフェース画面ＩＭ２と同様の説明は省略する。後述するインターフェース画面ＩＭ４およびインターフェース画面ＩＭ５においても同様である。

【0044】

インターフェース画面ＩＭ３における領域ＡＲ１は、タイトルおよび説明文を入力するための領域（「受付部」の一例）である。例えば、作成者は、タイトル（Ｃ２）および説明文（Ｃ４）を入力することで、タイトルおよび本文を決定することができる。領域ＡＲ２は、領域ＡＲ１で入力したタイトルおよび本文を反映したクーポンのイメージ画像がリアルタイムで表示される領域である。例えば、領域ＡＲ２の領域ＡＲ４においてタイトル（Ｃ２）および説明文（Ｃ３）が反映される。ボタンＢ１は、タイトルと説明文との一方または双方が入力された場合に、アクティブ状態に制御されてもよい。ボタンＢ１が操作されると、次のインターフェース画面（例えば図１１のインターフェース画面ＩＭ４）が表示される。

【0045】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２は、リアルタイムで決定されたタイトルおよび説明文を反映させたイメージ画像を生成し、生成したイメージ画像を含むインターフェース画面を表示部に表示させる。これにより、作成者は、クーポンのイメージを認識することができ、利便性が向上する。更に、上述したように加盟店の売り上げを向上させることに寄与することができる。

【0046】

［期間に関する情報の決定］
加盟店向けインターフェース７２は、作成者がインターフェース画面（「受付部」の一例）に対して行った操作によって入力した期間に関する期間情報をリアルタイムでイメージ画像に反映させたクーポンのイメージ画像を表示部に表示させる。

【0047】

図１１は、加盟店向けインターフェース７２が提供する掲載期間を決定するためのインターフェース画面ＩＭ４の一例を示す図である。インターフェース画面ＩＭ４における領域ＡＲ１は、掲載期間（告知期間）を指定するための領域（「受付部」の一例）である。例えば、作成者は、掲載期間を指定することで、掲載期間を決定することができる。領域ＡＲ２において、領域ＡＲ１で入力した掲載期間（Ｃ４）を反映したクーポンのイメージ画像がリアルタイムで表示される。例えば、領域ＡＲ２の領域ＡＲ５において掲載期間（Ｃ４）が反映される。ボタンＢ１は、掲載期間が入力された場合に、アクティブ状態に制御されてもよい。ボタンＢ１が操作されると、次のインターフェース画面（例えば図１２のインターフェース画面ＩＭ５）が表示される。

【0048】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２は、リアルタイムで決定された掲載期間を反映させたイメージ画像を生成し、生成したイメージ画像を含むインターフェース画面を表示部に表示させる。これにより、作成者は、クーポンのイメージを認識することができ、利便性が向上する。更に、上述したように加盟店の売り上げを向上させることを支援することができる。なお、図示は省略するが、掲載期間を指定するためのインターフェース画面に加え、更にクーポンの利用開始日、および利用終了日を指定するためのインターフェース画面も同様に作成者に提供される。

【0049】

［予算に関する情報の決定］
加盟店向けインターフェース７２は、作成者がインターフェース画面（「受付部」の一例）に対して行った操作によって予算に関する情報をリアルタイムでイメージ画像に反映させたクーポンのイメージ画像を表示部に表示させる。

【0050】

図１２は、加盟店向けインターフェース７２が提供する掲載期間を決定するためのインターフェース画面ＩＭ５の一例を示す図である。インターフェース画面ＩＭ５における領域ＡＲ１は、予算を入力するための領域（「受付部」の一例）である。予算とは、付与するポイントの付与率や、付与するポイントの額、予算上限などである。例えば、作成者は、予算を入力することで、予算を決定することができる。領域ＡＲ２において、領域ＡＲ１で入力した予算を反映したクーポンのイメージ画像がリアルタイムで表示される。例えば、領域ＡＲ２の領域ＡＲ６のバーをスクロールすると、イメージ画像がスクロールしてポイントの付与率や付与額が表示される。このようにリアルタイムで予算がイメージ画像に反映される。ボタンＢ１は、ポイントの額と、予算上限との一方または双方が入力された場合に、アクティブ状態に制御されてもよい。ボタンＢ１が操作されると、次のインターフェース画面（不図示の確認のためのインターフェース画面）が表示される。

【0051】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２は、リアルタイムで決定された予算を反映させたイメージ画像を生成し、生成したイメージ画像を含むインターフェース画面を表示部に表示させる。これにより、作成者は、クーポンのイメージを認識することができ、利便性が向上する。更に、上述したように加盟店の売り上げを向上させることに寄与することができる。

【0052】

更に、加盟店向けインターフェース７２は、入力（指定）された情報が、クーポンの作成条件を満たすか否かをリアルタイムで判定し、判定結果を作成者に通知する。インターフェース画面ＩＭ５において作成者が入力したポイントの付与額が作成条件を満たさない場合、作成条件を満たさないことを示す情報を作成者に通知する。例えば、ポイントの付与額が、最小取引金額に対して設定された閾値を超えている場合、閾値を超えていることを示す通知がされる。

【0053】

また、タイトル、説明文についても、加盟店向けインターフェース７２は、作成条件である所定の文言が入力された場合、作成条件を満たさないことを通知する。掲載期間、利用開始日、および利用終了日についても、加盟店向けインターフェース７２は、作成条件を満たさない場合、作成条件を満たさないことを通知する。上記のように、作成者が決定する項目（コンテンツ）に対して、作成条件が設定され、作成条件を満たすか否かが判定される。作成条件を満たす場合に、ボタンＢ１がアクティブ状態に制御されてもよい。

【0054】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２は、入力された項目が作成条件を満たす否かをリアルタイムで判定し、判定結果を作成者に通知するため、作成者はリアルタイムで判定結果を認識することができ、作成者の利便性が向上する。

【0055】

［シーケンス図］
図１３は、加盟店向けインターフェース７２と決済サーバ１００とにより実行される処理の流れの一例を示すシーケンス図である。まず、作成者が第２店舗端末装置７０を操作して加盟店向けインターフェース７２を起動させる操作を行うと（Ｓ５０）、起動に応じたリクエストを決済サーバ１００に送信する（Ｓ５２）。リクエストに応じて、決済サーバ１００は、加盟店向けインターフェース７２と協働してログイン画面を第２店舗端末装置７０の表示部に表示させる（Ｓ５４）。加盟店向けインターフェース７２は、作成者が入力したログインＩＤおよびパスワードを決済サーバ１００に送信する（Ｓ５６）。

【0056】

決済サーバ１００は、ログインＩＤおよびパスワードが予め設定されたログインＩＤとパスワードとの組み合わせであると判定した場合、インターフェース画面を表示させるための情報と、スクリプトと、各種情報とを加盟店向けインターフェース７２に送信する（Ｓ５８）。

【0057】

インターフェース画面を表示させるための情報とは、加盟店向けインターフェース７２が、表示部に表示させるインターフェース画面を生成するために用いる情報（例えばクーポン情報を入力するためのインターフェース画面を表示するための情報）である。命令情報は、加盟店向けインターフェース７２に対する命令・指示であってタイトルや、説明文、期間情報（掲載期間、利用開始日、および利用終了日）、予算などのコンテンツが作成条件を満たすか否かを判定する処理の処理内容である。命令情報は、各種のインターフェース画面を表示させるための処理の内容を含んでもよい。命令情報は、例えば、スクリプトなどの簡易なコンピュータプログラムである。命令情報は、例えばコンパイルを必要とされないコンピュータプログラムである。

【0058】

各種情報は、例えば、作成条件を用いた判定に用いる情報である。各種情報は、例えば、作成者が、利用が制限されている文言や、過去に作成したクーポンに関する情報などである。各種情報は、例えば、過去に作成したクーポンの利用開始日、利用終了日、および告知期間（告知開始日および告知終了日）を含む。なお、命令情報は、上記のタイミングで提供されずに、加盟店向けインターフェース７２のインストールされる際に提供されてもよいし、他のタイミングで提供されてもよい。

【0059】

次に、加盟店向けインターフェース７２は、クーポンのカバー画面を決定するためのインターフェース画面を表示部に表示させ、当該インターフェース画面に対する作成者の操作に応じてカバー画面を決定する（Ｓ６０）。次に、加盟店向けインターフェース７２は、クーポンのタイトル、説明文を決定するためのインターフェース画面を表示部に表示させ、当該インターフェース画面に対する作成者の操作に応じてタイトル、説明文を決定する（Ｓ６２）。

【0060】

次に、加盟店向けインターフェース７２は、クーポンの期間情報を決定するためのインターフェース画面を表示部に表示させ、当該インターフェース画面に対する作成者の操作に応じて期間情報を決定する（Ｓ６４）。次に、加盟店向けインターフェース７２は、クーポンの予算を決定するためのインターフェース画面を表示部に表示させ、当該インターフェース画面に対する作成者の操作に応じて予算を決定する（Ｓ６６）。上述したＳ６０－Ｓ６６の処理において、加盟店向けインターフェース７２は、上述した命令情報に基づいて、各項目（コンテンツ）が、コンテンツに応じたクーポンの作成条件を満たすか否かをリアルタイムで判定する。

【0061】

次に、加盟店向けインターフェース７２は、上記の処理において決定された情報を決済サーバ１００に送信する（Ｓ６８）。次に、決済サーバ１００は、送信された情報に基づいて各種処理を実行して（Ｓ７０）、完了通知を加盟店向けインターフェース７２に送信する（Ｓ７２）。上記の各種処理とは、例えば、上記の各処理で決定された情報が、予め設定された条件に合致するか否かを判定する処理や、上記の判定処理において行われていない判定を行う処理などである。

【0062】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２と決済サーバ１００とは協働してクーポンの作成を支援する。

【0063】

［フローチャート］
加盟店向けインターフェース７２は、インターフェース画面を表示させる前に、コンテンツが作成条件を満たすか否かを判定するための命令情報を決済サーバ１００から取得し、命令情報と、クーポンの作成者がインターフェース画面に対して行った操作によって入力したコンテンツとに基づいて、コンテンツが作成条件を満たすか否かを判定する。加盟店向けインターフェース７２は、コンテンツが作成条件を満たさない場合、イメージ画像（第１画像または第２画像）と、コンテンツが作成条件を満たさないことを示す情報とを含めたインターフェース画面を表示部に表示させる。

【0064】

図１４は、加盟店向けインターフェース７２が実行する判定処理のフローチャートの一例である。なお、本フローチャートの順序は一例であり、適宜順序は変更されてもよい。また、処理の一部は変更または省略されてもよい。

【0065】

まず、加盟店向けインターフェース７２は、カバー画像を決定するためのインターフェース画面を表示させる操作がされたか否かを判定する（Ｓ１００）。当該操作がされた場合、加盟店向けインターフェース７２は、当該インターフェース画面を表示させ、タイトルが入力されたか否かを判定する（Ｓ１０２）。タイトルが入力された場合、加盟店向けインターフェース７２は、命令情報に基づいて、入力されたタイトルが作成条件を満たすか否かを判定する（Ｓ１０４）。

【0066】

入力されたタイトルが作成条件を満たさない場合、加盟店向けインターフェース７２は、作成条件を満たさないことを示す情報を表示部に表示させ（Ｓ１０６）、Ｓ１０２の処理に戻る。入力されたタイトルが作成条件を満たす場合、本処理の１ルーチンの処理が終了する。なお、タイトルが修正された場合、Ｓ１０２ の処理が実行される。説明文についても同様の趣旨の処理が実行される。

【0067】

図１５は、加盟店向けインターフェース７２が実行する判定処理のフローチャートの他の一例である。処理の一部は変更または省略されてもよい。

【0068】

まず、加盟店向けインターフェース７２は、作成条件を満たすタイトルおよび説明文が入力されたか否かを判定する（Ｓ２００）。作成条件を満たすタイトルおよび説明文が入力された場合（図１４のＳ１０４の処理で肯定的な判定結果を得た場合）、加盟店向けインターフェース７２は、ボタンＢ１を非アクティブ状態からアクティブ状態に制御する（Ｓ２０２）。アクティブ状態のボタンＢ１が操作されると、加盟店向けインターフェース７２は、次のインターフェース画面を表示部に表示させる。なお、上記の例では、タイトルおよび説明文に着目したが、その他の項目であるコンテンツ（期間情報、予算）を入力するためのインターフェース画面が表示されている場合においても同様の趣旨の処理が行われる。

【0069】

上記のように、加盟店向けインターフェース７２は、作成条件を満たす否かをリアルタイムで判定して、作成条件を満たすクーポンが容易に作成できるように支援する。

【0070】

［変形例１］
上述した例では、領域ＡＲ２にクーポン詳細のイメージ画像が表示されるものとした。変形例１では、クーポン一覧画面において、作成されるクーポンが表示される態様のイメージ画像（一覧画面イメージ画像）が表示される。このイメージ画像は、領域ＡＲ２に表示されてもよいし、別のインターフェース画面において表示されてもよい。

【0071】

一覧画面イメージ画像は、利用者端末装置１０の表示部が表示した態様の画像である。イメージ画像は、決済サーバと協働して電子決済サービスを提供する決済アプリ２０が、利用者端末装置１０の表示部に表示させる電子決済サービスに係るインターフェース画面の表示態様の画像である。具体的には、イメージ画像は、決済アプリ２０が、利用者がクーポンの一覧画面を表示させる操作を行ったことに応じて利用者端末装置１０の表示部に表示させる態様の画像である。

【0072】

図１６は、一覧画面におけるイメージ画像を含むインターフェース画面ＩＭ６の一例を示す図である。インターフェース画面ＩＭ６は、他のクーポン（疑似的なクーポン）を含むクーポン一覧画面である。インターフェース画面ＩＭ６の領域ＡＲ７には、作成中のクーポンのイメージ画像が表示される。このイメージ画像は、上述したイメージ画像と同様に作成者が決定したカバー画像や、入力した情報などが反映されたイメージ画像である。

【0073】

上述したように、クーポン一覧画面において作成中のクーポンのイメージ画像がレイアウトされた態様を、クーポンの作成中に作成者が確認できるように表示部に表示させることにより、作成者の利便性が向上する。

【0074】

［変形例２］
上述した例では、領域ＡＲ２にクーポン詳細のイメージ画像が表示されるものとした。変形例２では、マイクーポン画面において、作成されるクーポンが表示される態様のイメージ画像（マイクーポンイメージ画像）が表示される。このイメージ画像は、領域ＡＲ２に表示されてもよいし、別のインターフェース画面において表示されてもよい。

【0075】

マイクーポンイメージ画像は、利用者端末装置１０の表示部が表示した態様の画像である。イメージ画像は、決済サーバと協働して電子決済サービスを提供する決済アプリ２０が、利用者端末装置１０の表示部に表示させる電子決済サービスに係るインターフェース画面の表示態様の画像である。具体的には、イメージ画像は、決済アプリ２０が、利用者がマイクーポン画面を表示させる操作を行ったことに応じて利用者端末装置１０の表示部に表示させる態様の画像である。マイクーポンとは、利用者が過去に着目したクーポンである。利用者が着目するクーポンに対して所定の操作を行うと、決済アプリ２０は、当該クーポンをマイクーポンとして保存する一覧画面で表示可能なように当該クーポンを保存する。

【0076】

図１７は、マイクーポン画面におけるイメージ画像を含むインターフェース画面ＩＭ７の一例を示す図である。インターフェース画面ＩＭ７は、他のクーポン（疑似的なクーポン）を含むマイクーポン画面である。インターフェース画面ＩＭ７の領域ＡＲ８には、作成中のクーポンのイメージ画像が表示される。このイメージ画像は、上述したイメージ画像と同様に作成者が決定したカバー画像や、入力した情報などが反映されたイメージ画像である。

【0077】

上述したように、マイクーポン画面において作成中のクーポンのイメージ画像がレイアウトされた態様を、クーポンの作成中に作成者が確認できるように表示部に表示させることにより、作成者の利便性が向上する。

【0078】

［変形例３］
上述した処理では、加盟店向けインターフェース７２が、各項目について作成条件を満たすか否かを判定するものとして説明したが、これに代えて（または代えて）、決済サーバ１００が、各項目について作成条件を満たすか否かを判定してもよい。例えば、決済サーバ１００は、加盟店向けインターフェース７２のリクエストに応じて、コンテンツが生成条件を満たすか否かを判定し、判定結果を加盟店向けインターフェース７２に送信してもよい。

【0079】

また、上述した加盟店向けインターフェース７２が実行する処理の一部を決済サーバ１００が実行してもよい。例えば、決済サーバ１００は、各種インターフェース画面を加盟店向けインターフェース７２に表示させることを指示して、インターフェース画面を表示部に表示させてもよい。また、決済サーバ１００が、作成者の操作を反映したイメージ画像を生成して、生成したイメージ画像を加盟店向けインターフェース７２に提供して、生成したイメージ画像を表示部に表示させるように加盟店向けインターフェース７２に指示してもよい。

【0080】

上記の実施形態では、電子的マーケティングコンテンツは、電子的クーポンであるものとして説明したが、これに代えて（これに加えて）、電子的マーケティングコンテンツは、電子的スタンプカードや電子チラシサービス、プリペイドカードであってよい。この場合も上記の処理の趣旨と同様に電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツが画像に反映されたり、操作に応じた判定が行われたりし、これらの処理結果が表示部に表示される。例えば、電子的マーケティングコンテンツに含まれるコンテンツを第１画像に反映させた電子的スタンプカードの第２画像を、第１画像に代えて受付部と共に端末装置の表示部に表示させる。また、電子的マーケティングコンテンツが電子的クーポン以外の電子的マーケティングコンテンツである場合、上記の「マイクーポン画面」や「クーポン詳細の画面」に代えて、マイ「電子的クーポン以外の電子的マーケティングコンテンツ」画面や、「電子的クーポン以外の電子的マーケティングコンテンツ」詳細の画面におけるイメージ画像に対して本処理が適用される。

【0081】

以上説明した実施形態によれば、加盟店向けインターフェース７２が、電子的マーケティングコンテンツ（例えば、電子的クーポンや電子的スタンプカード）のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、電子的マーケティングコンテンツが利用者に提供されて利用者の利用者用端末装置の表示部が表示した態様の電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を表示させ、電子的マーケティングコンテンツの作成者が受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、第１画像に代えて受付部と共に端末装置の表示部に表示させることにより、作成者が簡易にクーポンを作成できるように支援することができる。

【0082】

以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。

【符号の説明】

【0083】

１０ 利用者端末装置
２０ 決済アプリ
７０ 第２店舗端末装置
７２ 加盟店向けインターフェース
１００ 決済サーバ
１２０ 決済コンテンツ提供部
１３０ 決済処理部
１４０ 情報管理部
１７８ クーポン情報

【要約】

【課題】作成者が簡易にコンテンツを作成できるように支援すること。
【解決手段】表示部を有する端末装置に、電子決済サービスにおいてユーザに提供する電子的マーケティングコンテンツを作成するためのインターフェース画面であって、前記電子的マーケティングコンテンツ内のコンテンツの入力を受け付ける受付部と、前記電子的マーケティングコンテンツが利用者に提供されて前記利用者の利用者用端末装置の表示部が表示した態様の前記電子的マーケティングコンテンツの第１画像とを含むインターフェース画面を表示させ、前記電子的マーケティングコンテンツの作成者が前記受付部に対して行った操作によって入力したコンテンツを前記第１画像に反映させた電子的マーケティングコンテンツの第２画像を、前記第１画像に代えて前記受付部と共に前記端末装置の前記表示部に表示させるプログラム。
【選択図】図４

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】

【図9】

【図10】

【図11】

【図12】

【図13】

【図14】

【図15】

【図16】

【図17】