特許7369241IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

宝飾品に用いられる製鎖用金合金ワイヤ、その製造方法及び金合金チェーン

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】コマの異形状や不良の発生を低減し、マシーンチェーンの歩留まりを向上させることのできる製鎖用金合金ワイヤ及びこれを用いた高品質かつ高品位の金合金チェーンを提供する。マシーンチェーンの歩留まりを向上させることのできる製鎖用金合金ワイヤの製造方法を提供する。
【解決手段】99.8質量%以上の金を含有する金合金であって、Ce、Eu、Gd、La、Y及びCaから選ばれる1種以上の元素を前記金合金の総量に対して合計で50質量ppm以上1500質量ppm以下含み、金合金ワイヤの最大耐力が330MPa以上、かつ最大耐力の3σは30以下である製鎖用金合金ワイヤ。
【選択図】なし


発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ここで、K14合金(金58.5質量%)、K18合金(金75質量%)、K22合金(金91.7質量%)などの金合金は、金の純度が低いため、金特有の色味が失われてしまうほか、金合金の酸化(例えば、金属Cu、Feの酸化)、硫化(例えば、金属Agの硫化)で変色しやすいなど、金の品位が低くなるという課題がある。また、低純度金合金は溶接時の熱で変色しやすく、日常生活や温泉などの環境でも変色することがある。このため、経年劣化で従来の純Auの色調がなくなり、さらなる品位の低下が懸念される。さらに、低純度の合金に多量に添加された金属による金属アレルギー発症リスクが高くなるという問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、次の通りのものである。 [1]金合金ワイヤは、99.8質量%以上の金を含有する金合金からなる製鎖用の金合金ワイヤであって、前記金合金は、Ce、Eu、Gd、La、Y及びCaから選ばれる1種以上の元素を前記金合金の総量に対して合計で50質量ppm以上1500質量ppm以下含み、前記金合金ワイヤの最大耐力が330MPa以上、かつ最大耐力の3σは30以下である。 [2]前記金合金ワイヤの0・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、コマの異形状や不良の発生を低減し、マシーンチェーンの歩留まりを向上させることのできる製鎖用金合金ワイヤ及びこれを用いた高品質かつ高品位の金合金チェーンを提供することができる。
また、本発明によれば、コマの異形状や不良の発生を低減し、マシーンチェーンの歩留まりを向上させることのできる製鎖用金合金ワイヤの製造方法を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 製鎖機を模式的に表す図である。
【図2】 本実施形態の金合金組成が有する均一結晶組織の電界放出形走査電子顕微鏡(FE-SEM)写真を示す。
【図3】 不均一結晶組織のFE-SEM写真を示す。
【図4】 楕円環状を成すコマ断面の溶接部の近傍を模式的に示す図である。
【図5】 コマの引張破断試験前後の結果を表すSEM(走査電子顕微鏡)写真であり、(A)が引張破断試験前、(B)が引張破断試験後を表す。
【図6】 コマ断面の特性評価のための試料の作成方法を説明するための図である。
【図7】 傷のあるコマのSEM写真を示す。
【図8】 傷のある他のコマのSEM写真を示す。
1…ワイヤ、2…巻型ガイド、3…楕円芯、4…カット台、5…カッター、6…ピンサー、7…クランプ、7a、7b…把持部、8…溶接機、9…コマ、10…製鎖機、20…スプール、30…チェーン

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