(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-18
(45)【発行日】2023-10-26
(54)【発明の名称】シート用昇降装置
(51)【国際特許分類】
B60N 2/16 20060101AFI20231019BHJP
A47C 7/02 20060101ALI20231019BHJP
【FI】
B60N2/16
A47C7/02 D
(21)【出願番号】P 2021068052
(22)【出願日】2021-04-13
【審査請求日】2021-04-13
(31)【優先権主張番号】10-2020-0045191
(32)【優先日】2020-04-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】518436629
【氏名又は名称】デチャン シート カンパニー リミテッド-ドンタン
(74)【代理人】
【識別番号】110003085
【氏名又は名称】弁理士法人森特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】チョ チャンギ
(72)【発明者】
【氏名】ファン ボムジン
(72)【発明者】
【氏名】パク ジュンギュ
(72)【発明者】
【氏名】キム リャンソン
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】特開昭60-157935(JP,A)
【文献】特開昭58-043829(JP,A)
【文献】特開昭60-045436(JP,A)
【文献】特開昭55-101220(JP,A)
【文献】実開昭62-110037(JP,U)
【文献】韓国公開特許第10-2017-0062021(KR,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 2/16
A47C 7/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレート状に形成されて車両に結合するベースプレート、空間を間において前記ベースプレートの両側上部にそれぞれ結合する一対の第1ポスト、及び前記一対の第1ポスト同士の間を連結するローラーポストを含む支持部と、
前記支持部に結合し、側面に駆動軸が設けられる駆動部と、
前記空間において両側にそれぞれ配置され、上部はシートを支持し、前記ローラーポストが挿入されるスライド溝が設けられる一対の第2ポスト、及び前記一対の第2ポストのいずれかに結合し、前記駆動軸に連結されたギアに噛合されて前記駆動軸の回転によって上下にスライド移動するラックギア状のギアユニットを備える昇降部と、を含む、シート用昇降装置。
【請求項2】
前記第1ポストのそれぞれは、
一端部が前記ベースプレートの一側及び他側にそれぞれ密着結合し、他端部はそれぞれの一端部の内側一部分が上部に向かって縮小されて延び、互いに平行に対向する三角板状に形成されることを特徴とする、請求項1に記載のシート用昇降装置。
【請求項3】
前記支持部は、
前記第1ポストの側面に結合し、フック状の断面構造を有し、前記昇降部のスライド移動方向と平行に上下に延びる第1フックを含み、
前記昇降部は前記第2ポストに結合し、前記第1フックとスライド移動可能に結合する第2フックを含むことを特徴とする、請求項1に記載のシート用昇降装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示された内容は、昇降装置に係り、さらに詳細には、シートに結合してシートを昇降させる昇降装置に関する。
【背景技術】
【0002】
本明細書で別に表示されない限り、この識別項目で説明される内容は、この出願の請求項に対する従来技術ではなく、この識別項目に記載されるとしても従来技術と認められるわけではない。
【0003】
一般に、車両用シートの下部に取り付けられる昇降装置は、走行中にシートに加わる衝撃を吸収し、シートに着席した搭乗者の高さを制御して搭乗者に適した環境を提供する。
【0004】
しかし、従来のシート用昇降装置は、駆動によるシートの移動方向が固定されており、駆動によるシートの昇降方向を変更するためには、車両の内部で別途の空間が必要であるか或いは再び製作されなければならないという欠点がある。
【0005】
これに関連し、特許文献1は、ラックギア式リフトを開示しており、特許文献2は、車両用椅子の緩衝高さ自動調整装置を開示している。
【0006】
ところが、従来の発明は、シートの昇降が可能であるとともに安定的に搭乗者を支持する昇降装置技術は開示していない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】韓国登録特許公報第10-1689702号
【文献】韓国登録実用新案公報第20-0229015号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本明細書に開示された内容の目的は、単一モーターの駆動によって昇降移動が可能なシート用昇降装置を提供することにある。
【0009】
また、上述したような技術的課題に限定されず、以下の説明から別の技術的課題が導き出される可能性もあるのは自明である。
【課題を解決するための手段】
【0010】
開示された内容の一実施形態によれば、シート用昇降装置は、一端部が車両に結合し、他端部は一端部から空間の両側を囲んで上部に延び、バーの一端及び他端に結合する支持部と、前記支持部の内側面に結合し、側面に駆動軸が設けられる駆動部と、前記駆動軸にギア連結され、前記バーが挿入されるスライド溝が設けられ、前記支持部と上下部にスライド移動できるように結合する昇降部とを含み、前記昇降部は、スライド移動方向と平行に延びたラックギアを介して、前記駆動軸に連結されたギアと連結されて移動する。
【0011】
また、前記支持部は、ベースプレート、前記ベースプレートの両側上部にそれぞれ結合する第1ポスト、及び前記第1ポスト同士の間を連結し、前記駆動部の上端に結合するローラーポストを含むことができる。
【0012】
また、前記第1ポストのそれぞれは、一端部が前記ベースプレートの一側及び他側にそれぞれ密着結合し、他端部はそれぞれの一端部の内側一部分が上部に向かって縮小されて延び、互いに平行に対向する三角板状に形成できる。
【0013】
また、前記支持部は、一端部が前記支持部の外側面の下部に四角板状に結合し、他端部は前記駆動軸に向かって延び、前記駆動軸と回動自在に結合するブラケットを含むことができる。
【0014】
また、前記支持部は、一端が前記支持部の側面に回動可能に結合し、他端は一端から上部に向かって前記スライド移動方向と平行に延びて前記昇降部に回動自在に結合するショックアブソーバを含むことができる。
【0015】
また、前記支持部は、他端部の側面に結合し、フック状の断面構造を有し、前記昇降部のスライド移動方向と平行に上下部に延びる第1フックを含むことができる。
【0016】
また、前記昇降部は、前記空間において前記駆動部の両側にそれぞれ挿入される第2ポストと、前記第2ポストのいずれかに結合するラックギア状のギアユニットと、前記第2ポストのいずれかに結合し、前記第1フックとスライド移動可能に結合する第2フックとを含むことができる。
【0017】
また、前記昇降部は、上部に下部側壁が設けられるロアーレールと、下部に前記下部側壁と交差する上部側壁が設けられ、前記ロアーレールの上部でシートに結合されるアッパーレールと、前記下部側壁と上部側壁との間にベアリング形状に配置されるベアリング部とを含むことができる。
【発明の効果】
【0018】
本明細書に開示された一実施形態によれば、シート用昇降装置は、組み立てられた部品の一部分を交換して、駆動に応じて昇降移動する方向制御が容易であり、ガスではなく、電気を用いてシートの高さ調節が可能であるという利点がある。
【0019】
また、シート用昇降装置は、別途のブラケットを介してモーターを安定的に固定することができ、昇降駆動過程で負荷が加わるモーターの駆動軸部分を安定的に支持するという利点がある。
【0020】
また、シート用昇降装置は、複数の連結ポスト及び後方の傾斜部が設けられた支持部の構造を介して、後方から加わる後方衝突の負荷を効果的に分散させるという利点がある。
【0021】
また、このように記載された本発明の効果は、発明者が認知するか否かを問わず、記載された内容の構成によって当然発揮されるものなので、上述した効果は、記載された内容に基づく幾つかの効果に過ぎず、発明者が把握または実在するすべての効果を記載したものと認められてはならない。
【0022】
また、本発明の効果は、明細書の全体的な記載によってさらに把握されるべきであり、たとえ明示的な文章で記載されていなくても、記載され内容の属する技術分野における通常の知識を有する者が本明細書を介してそのような効果を持つものと認めることができる効果であれば、本明細書に記載された効果と認めるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0023】
【
図1】本明細書の実施形態に係るシート用昇降装置の斜視図である。
【
図2】
図1のシート用昇降装置の分解斜視図である。
【
図3】
図1のシート用昇降装置を別の角度から注視した斜視図である。
【
図5】
図1のシート用昇降装置の駆動を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0024】
以下、添付図面を参照して、好適な実施形態に係るシート用昇降装置の構成、動作及び作用効果について説明する。ちなみに、以下の図面において、各構成要素は、利便性及び明確性のために省略されているか或いは概略的に図示されており、各構成要素の大きさは、実際のサイズを反映するものではない。また、明細書全体にわたって同一の参照符号は同一の構成要素を指し示し、個別図面における同一の構成に対する図面符号は省略する。
【0025】
図1は本明細書の実施形態に係るシート用昇降装置の斜視図である。
図2及び
図3は
図1のシート用昇降装置の分解斜視図である。
図3は
図1のシート用昇降装置を別の角度から注視した斜視図である。
図4は
図1のI-I’線に沿った断面図である。
図5は
図1のシート用昇降装置の駆動を示す側面図である。
【0026】
図1乃至
図5に示すように、シート用昇降装置100は、支持部200、昇降部400、駆動部600及びカバー部700を含む。
【0027】
一般的に、車両用シートの下部に取り付けられる昇降装置は、走行中にシートに加わる衝撃を吸収し、シートに着席した搭乗者の高さを制御して搭乗者に適した環境を提供する。
【0028】
しかし、従来のシート用昇降装置の場合、駆動によるシートの移動方向が固定されており、駆動によるシートの昇降方向を変更するためには、車両の内部で別途の空間が必要であるか或いは改めて製作されなければならないという欠点がある。
【0029】
シート用昇降装置100は、組み立てられた部品の一部分を交換して、駆動に応じて昇降移動する方向制御が容易であり、ガスではなく、電気を用いてシートの高さ調節が可能であるという利点がある。
【0030】
また、シート用昇降装置100は、別途のブラケットを介してモーターを安定的に固定することができ、昇降駆動過程で負荷が加わるモーターの駆動軸部分を安定的に支持するという利点がある。
【0031】
支持部200は、ベースプレート210、第1ポスト220、230、ブラケット240、250、252、第1~第3ボルト241、242、243、第1フック260、262、ショックアブソーバ(Shock Absorber)、連結ポスト290、291、292及びローラーポスト293を含む。
【0032】
支持部200は、下部に位置した一端部が車両に結合し、他端は一端部の一部分が上部に向かってプレート状に延び、一側または他側に向かって円柱状に延びたバーを介して昇降部400とスライド移動可能に結合する。
【0033】
ベースプレート210は、前方である第1方向1、または第1方向1とは反対の方向である後方の第2方向2に延びた長方形プレート状に形成され、縁部の一部分は、上部に向かって折り曲げられて延びる。
【0034】
第1ポスト220の一端部は、第1または第2方向1、2に延びるプレート状にベースプレート210の一側上部に結合し、第1ポストの他端部は、ベースプレート210の内側に位置する一端部の他側の一部分が上部に向かって折り曲げられて延びることで三角板状に形成される。
【0035】
第1ポスト220の一端部の第1および第2方向1、2側の縁部の一部分は、上部に向かって折り曲げられ、他端部の縁部の一部分は一側に向かって折り曲げられて互いに連結された折曲部221が形成され、第1ポスト220は、折曲部221によって変形が抑えられ、シートを安定的に支持する。
【0036】
第1ポスト230の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって延びるプレート状にベースプレート210の他側上部に結合し、第1ポストの他端部は、ベースプレート210の内側に位置する一端部の一側の一部分が上部に向かって折り曲げられて延びることで第1ポスト220の他端部と平行な三角板状に形成される。
【0037】
第1ポスト230の一端部の第1および第2方向1、2側の縁部の一部分は上部に向かって折り曲げられ、第1ポストの他端部の縁部の一部分は他側に向かって折り曲げられて互いに連結された折曲部231が形成される。第1ポスト230は、折曲部231によって変形が抑えられ、シートを安定的に支持する。
【0038】
ブラケット240の一端部は、四角板状に形成され、第1ポスト220の他端部の第1方向1側の一側面に第1及び第2ボルト241、242を介して第1ポスト220に結合する。
【0039】
ブラケット240の一端部は、四角形のコーナーのいずれかが第1ポスト220の一端部と隣接する下部に配置され、4つのエッジのうち、相対的に長く形成され且つ互いに平行なエッジが第2方向2及び上部に向かうように傾いて配置される。
【0040】
ブラケット240の中央部は、一端部の第2方向2及び上部側の中央一部分がプレート状に第2方向2及び上部に向かって傾くように所定の距離だけ延びて駆動部600の駆動軸に連結され、ブラケットの他端部は、中央部から所定の距離だけ同じ方向に向かって延びてローラーポスト293と回動自在に結合する。
【0041】
したがって、ブラケット240は、中央部に連結された駆動部600の駆動軸に加わる荷重を受けると、第1ポスト220の他端部の上部よりも変形に強い第1ポスト220の他端部の下部へ荷重を伝達させて、前記駆動軸に加わる荷重に対する支持力が改善される。
【0042】
また、駆動部600の駆動軸が第1ポスト220の他端部の上部にのみ結合する状態よりも、ブラケット240に結合されてブラケット240の一端部及び他端部の支持力を介して前記駆動軸の位置が安定的に支持されるという利点がある。
【0043】
ブラケット250の一端部は、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びるプレート状であって、ブラケット240の第2方向2側で第1ポスト220の他端部の一側面に結合する。
【0044】
ブラケット250の他端部は、一端部から第1ポスト220の一側方向に向かって折り曲げられて延びた後、さらに第2方向2及び上部に向かって傾斜するように折り曲げられて延びることにより、第1フック260の一部分に結合する。
【0045】
第1フック260の一端部は、プレート状に形成され、ボルト及びねじを介してブラケット250の他端部の一側面に結合し、第1フック260の他端部は、一端部から第1ポスト220の他端部に向かってJフック状に延びて囲む内部空間が一側に向かって開放された容器状に形成される。
【0046】
ブラケット252の一端部は、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びるプレート状であって、ブラケット240と同じ水平線上で第1ポスト230の他端部の他側面に結合する。
【0047】
ブラケット252の他端部は、一端部から第1ポスト230の他側方向に向かって折り曲げられて延びた後、さらに第2方向2及び上部に向かって折り曲げられて延びることにより、第1フック262の一部分と結合する。
【0048】
第1フック262の一端部は、プレート状に形成され、ボルト及びねじを介してブラケット252の他端部の他側面に結合し、第1フックの他端部は、一端部から第1ポスト230の他端部に向かってJフック状に延びて囲む内部空間が他側に向かって開放された容器状に形成される。
【0049】
第1フック260、262それぞれの他端部の末端には、内部の空間に一側及び他側に向かって開放された「U」字状の断面構造を持つガイド265のそれぞれが第1フック260、262それぞれの他端部の末端内側に配置され、ガイド265それぞれの外側面は、第1フック260、262それぞれの内側面に密着する。
【0050】
ショックアブソーバ280の一端は、ベースプレート210の一側の第2方向2側の上部に、一側または他側に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合し、ショックアブソーバの他端は、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びて昇降部400の一側上部に回動自在に結合する。
【0051】
ショックアブソーバ282の一端は、ベースプレート210の他側の第2方向2側の上部に、一側または他側に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合し、ショックアブソーバの他端は、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びて昇降部400の他側上部に回動自在に結合する。
【0052】
ショックアブソーバ280、282それぞれの他端は、昇降部400が下降する間に一端の内部に挿入されることで、昇降部400が急激に下降することを防止し、上部から下部に向かった衝撃を緩和させる。
【0053】
連結ポスト290は、一側または他側に向かって円柱状に延びて第1ポスト220、230それぞれの他端部の下端部同士の間を連結するように形成され、第1ポスト220、230それぞれの他端部が変形することを防止する。
【0054】
連結ポスト291は、一側または他側に向かって円柱状に延びて第1ポスト220、230それぞれの他端部の第2方向2側の部分を連結するように形成され、第1ポスト220、230それぞれの他端部が変形することを防止する。
【0055】
連結ポスト292は、一側または他側に向かって円柱状に延びて第1ポスト220、230それぞれの他端部の上端の第1方向1側同士の間を連結するように形成され、第1ポスト220、230それぞれの他端部が変形することを防止する。
【0056】
ローラーポスト293の一端は、連結ポスト292の第2方向2側で第1ポスト220の他端部の上部に、一側または他側に向かって延びた軸を基準に回動自在に結合し、ローラーポストの他端は、第1ポスト230の他端部に向かって延びて第1ポスト230と回動自在に結合する。
【0057】
ローラーポスト293の一端は、第1ポスト220を貫通してブラケット240の他端部に回動自在に結合し、昇降部400から伝達される荷重がブラケット240を介して第1ポスト220の他端部の下部に向かって伝達されるので、第1ポスト220の他端部の上部に加わる荷重が分散するという利点がある。
【0058】
昇降部400は、上部プレート410、レ一ル部420、第2ポスト430、440、ギアユニット450、第2フック460、462、回動軸470及び連結ポスト490、491、492を含む。
【0059】
昇降部400の一端部は、支持部200に結合した駆動部600の駆動軸にギア連結され、ローラーポスト293を囲むように形成され、昇降部の他端部は、一端部から上部に向かって拡張延長され、レールを介してシートに結合する。
【0060】
具体的に、上部プレート410は、第1または第2方向1、2に向かって延びた四角板状に形成され、一側及び他側の縁部の一部分は、上部に向かって折り曲げられて延びるように形成され、レ一ル部420の両側面の一部分に密着する。
【0061】
レ一ル部420は、シートの下部でシートと第1または第2方向1、2に向かってスライド移動できるように結合し、シートは、別途の制御装置を介してレ一ル部420の上部で第1または第2方向1、2に向かってスライド移動が可能である。
【0062】
第2ポスト430の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成され、上部プレート410の一側縁の下部に結合し、第2ポストの他端部は、一端部から下部に向かって縮小されて延びることで三角板状に形成される。
【0063】
スライド溝432は、第2ポスト430の第1方向1及び下部に位置する第1エッジに隣接する位置で前記第1エッジと平行するように、第1方向1及び上部に向かって延びた一側一部分が支持部200の他側に向かって陥没することで、第2ポスト430の一側及び他側空間を互いに連結する。
【0064】
第2ポスト440の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成されて上部プレート410の他側縁の底面に結合し、第2ポストの他端部は、一端部から下部に向かって縮小されて延びることで三角板状に形成される。
【0065】
スライド溝442は、第2ポスト440の第1方向1及び下部に位置する第2エッジと隣接する位置で前記第2エッジと平行するように、第1方向1及び上部に向かって延びた他側一部分が支持部200の一側に向かって陥没することで、第2ポスト440の一側及び他側空間を互いに連結する。
【0066】
ギアユニット450の一端部は、四角板状に形成され、4つのエッジのうち相対的に長く延びたエッジが第1方向1及び下部に向かうように第2ポスト430の第1方向1側の内側面に斜めに結合する。
【0067】
ギアユニット450の一端部には、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びる形状の溝が設けられ、ギアユニット450の一端部が第2ポスト430に結合した状態で、前記溝はスライド溝432に連結される。
【0068】
ギアユニット450の一端部に設けられた溝は、スライド溝432と同じ形状を有し、ギアユニット450の一端部が第2ポスト430に結合した状態で、前記溝はスライド溝432に連結される。
【0069】
ギアユニット450の他端部は、一端部から第1方向1及び下部に向かって所定の距離だけ延び、他端部の末端は、ラックギア状にギアが設けられ、駆動部600の前記駆動軸に噛合される。
【0070】
支持部200と昇降部400とが互いに結合した状態で、ローラーポスト293の一端は、スライド溝432の内側に配置された状態で第3ボルト342を介して第1ポスト220及びブラケット240に結合する。
【0071】
支持部200と昇降部400とが互いに結合した状態で、ローラーポスト293の他端は、スライド溝442の内側に配置された状態で第1ポスト230の他端部と回動自在に結合する。
【0072】
第2フック460の一端部は、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びたプレート状に形成され、ギアユニット450の第2方向2側に該当する第2ポスト430の一側面に結合する。
【0073】
第2フック460の他端部は、一端部の第1方向1側エッジの一部分が第2ポスト430の一側に向かって垂直に折り曲げられて延びた後、第2方向2及び上部に向かって鉤状に折り曲げられてJ型フック状に形成される。
【0074】
第2フック460の他端部は、第1ポスト220の第2方向2側の空間で第1ポスト220の一側に向かって突出することで、第1フック260の他端部とスライド移動可能に結合する。
【0075】
支持部200及び昇降部400が互いに結合した状態で、第2フック460の他端部の末端は、第1フック260の他端部の末端に取り付けられたガイド265の内側に挿入され、第1フック260の延長方向に沿ってスライド移動できるように第1フック260に結合する。
【0076】
第2フック462の一端部は、第1方向1及び上部に向かって傾くように延びたプレート状に形成され、ギアユニット450の第2方向2側に該当する第2ポスト440の他側面に結合する。
【0077】
第2フック462の他端部は、一端部の第1方向1側エッジの一部分が第2ポスト440の他側に向かって垂直に折り曲げられて延びた後、第2方向2及び上部に向かって鉤状に折り曲げられてJ型フック状に形成される。
【0078】
第2フック462の他端部は、第1ポスト230の第2方向2側の空間で第1ポスト230の他側に向かって突出することで、第1フック262の他端部とスライド移動可能に結合する。
【0079】
支持部200と昇降部400とが互いに結合した状態で、第2フック462の他端部の末端は、第1フック262の他端部の末端に取り付けられたガイド265の内側に挿入され、第1フック262の延長方向に沿ってスライド移動できるように第1フック262と結合する。
【0080】
したがって、昇降部400は、前記駆動軸に噛合されたギアユニット450の他端部が前記駆動軸の正回転によって上部に向かって移動し、スライド溝432、442のそれぞれに挿入されたローラーポスト293によって第1方向1及び上部に向かって移動するようにガイドされる。
【0081】
また、昇降部400は、第2フック460、462のそれぞれにスライド移動可能に係合される第1フック260、262のそれぞれによって移動方向が二重にガイドされることにより、安定した上昇または下降移動が可能である。
【0082】
連結ポスト490は、一側または他側に向かって円柱状に延び、一端及び他端のそれぞれが第2ポスト430、440のそれぞれの他端部と結合して第2ポスト430、440同士の間を連結するように形成される。
【0083】
連結ポスト491は、一側または他側に向かって円柱状に延び、一端及び他端のそれぞれが第2ポスト430、440それぞれの一端部の第1方向1側の内側面にそれぞれ結合して第2ポスト430、440同士の間を連結する。
【0084】
連結ポスト492は、一側または他側に向かって円柱状に延び、一端及び他端のそれぞれが第2ポスト430、440それぞれの一端部の第2方向2側の内側面にそれぞれ結合して第2ポスト430、440同士の間を連結する。
【0085】
駆動部600は、ブラケット610、モーター620及びピニオンギア630を含む。
【0086】
駆動部600の一端部は、支持部200の他端部に設けられたローラーポスト293を囲んで支持部200に結合し、駆動部の他端部は、一端部から第1方向1及び下部に向かって傾くように延びて支持部200の一側に結合する。
【0087】
駆動部600の駆動軸は、昇降部400のギアユニット450に噛合され、駆動部600の駆動に応じて、昇降部400は、上部または下部に向かって傾くように往復移動する。
【0088】
図2および
図3を参照すると、ブラケット610の一端部は、第1ポスト220、230同士の間でギアユニット450の他側にローラーポスト293の一端を囲むプレート状に形成され、ローラーポスト293と回動可能に結合し、ブラケットの他端部は、第1方向1及び下部に向かって傾くように延びて第1ポスト220と結合する。
【0089】
ブラケット610の一端と他端との間には、ブラケット610の円形の一側面の一部分が他側に向かって陥没することにより、ブラケット610の一側空間と他側空間とを連結する中空612が形成される。
【0090】
モーター620は、第1ポスト220、230同士の間でブラケット610の他側面に結合し、モーター620とギア連結される駆動軸に結合したピニオンギア630は、中空612を貫通して、ブラケット610の一側に配置されるギアユニット450の他端部と噛合される。
【0091】
一方、
図2を参照すると、カバー部700の一端部は、ベースプレート210の上部で第1ポスト220、230の周囲を囲むプレート状に形成され、カバー部の中央部は、一端の内側縁部の一部分が管状に縮小されて延びることにより、第1ポスト220、230の外側をカバーする。
【0092】
カバー部700の他端は、中央部の上端縁から上部に向かって拡張されて延びることで昇降部400の一端部を囲み、カバー部の他端の前方及び後方には、レ一ル部420に結合するシートが前後方に移動することができるように溝が設けられる。
【0093】
図6は
図1の「A」を拡大して示す斜視図である。
図7は
図1のレ一ル部の正面図である。
【0094】
図6及び
図7に示すように、レ一ル部420は、ロアーレール500(Lower Rail)、アッパーレール705(Upper Rail)、第1ベアリング部800、830、第2ベアリング部810、840及び第3ベアリング部820、850を含む。
【0095】
ロアーレール500は、ロアー垂直部510、外側部520、ロアー垂直部530及び外側部540を含む。
【0096】
ロアーレール500の下端部は、プレート状に形成され、上部プレート410の上部面に面結合し、ロアーレールの上端部は、下端部の第1または第2方向1、2に向かって延びた内側の一部分及び両側縁の一部分が上部に向かって延びることで4つの板が形成される。
【0097】
ロアー垂直部510の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成されてロアーレール500の内側に結合し、ロアー垂直部の他端部は、一端部から上部に向かって延びた後、一側面の一部分が一側に向かって突出することで、アーチ状の断面構造を持つ突出部511が形成される。
【0098】
ロアー垂直部530の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成され、ロアーレール500の内側でロアー垂直部510の他側に離隔した状態でロアーレール500の上部に結合し、ロアー垂直部の他端部は、一端部から上部に向かって延びた後、他側面の一部分が他側に向かって突出することにより、アーチ状の断面構造を持つ突出部531が形成される。
【0099】
外側部520の一端部は、ロアーレール500の一側で第1または第2方向1、2に向かって延びた側壁状に形成され、外側部の他端部は、一端部から内側に向かって折り曲げられて延びた後、さらに下部に向かって折り曲げられて四角環状の断面構造で形成される。
【0100】
外側部520の一端部の内側面には、ロアーレール500の下端部に連結されてコーナーに形成される下部内側面521が形成され、外側部520の他端部の内側折曲部分には、上部内側面522が形成される。
【0101】
外側部540の一端部は、ロアーレール500の他側で第1または第2方向1、2に向かって延びた側壁状に形成され、外側部の他端部は、一端部から内側に向かって折り曲げられて延びた後、さらに下部に向かって折り曲げられて四角環状の断面構造で形成される。
【0102】
外側部540の一端部の内側面には、ロアーレール500の下端部に連結されて形成される下部内側面541が形成され、外側部520の他端部の内側に位置した折曲部分には、上部内側面542が形成される。
【0103】
アッパーレール705は、アッパー垂直部710、730及びアッパー外側部720、740を含む。
【0104】
アッパーレール705の上端部は、第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成され、上部に配置されるシートと結合し、アッパーレールの下端部は、上端部の第1または第2方向1、2に向かって延びた内側および両側の一部分が下部に向かって延びることで4つの側壁が形成される。
【0105】
アッパー垂直部710の一端は、ロアー垂直部510の一側で第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成され、アッパーレール705の一側に隣接したアッパーレール705の上端部の内側に連結され、アッパー垂直部の他端は、突出部511の下部で他側に向かって折り曲げられて延びる。
【0106】
アッパー垂直部730の一端は、ロアー垂直部510の他側で第1または第2方向1、2に向かって延びたプレート状に形成され、アッパーレール705の他側及びアッパー垂直部710の間でアッパーレール705の下部内側に連結され、アッパー垂直部の他端は、突出部531の下部で一側に向かって垂直に折り曲げられて延びる。
【0107】
アッパー外側部720の一端は、アッパー垂直部710と外側部520との間に該当する位置でアッパーレール705の一側に、第1または第2方向1、2に向かって延びる側壁形状に形成され、アッパー外側部の他端は、一端から一側及び上部に向かって傾くように折り曲げられて延びることにより、外側部520の他端の内側に挿入される。
【0108】
アッパー外側部720の他端外側の傾斜面には、下部内側面521に向かい合う折曲部721が形成され、アッパー外側部720の一端と他端との間に該当するアッパー外側部720の他端の外側面には、上部内側面522に向かい合う末端部722が形成される。
【0109】
アッパー外側部740の一端は、アッパー垂直部730と外側部540との間に該当するアッパーレール705の他側で第1または第2方向1、2に向かって延びる側壁状に形成され、アッパー外側部の他端は、一端から他側及び上部に向かって傾くように折り曲げられて延びることで外側部540の他端の内側に挿入される。
【0110】
アッパー外側部740の他端外側の傾斜面には、下部内側面541に向かい合う折曲部741が形成され、アッパー外側部740の一端と他端との間に該当するアッパー外側部740の他端の外側面には、上部内側面542に向かい合う末端部742が形成される。
【0111】
第1ベアリング部800、830のそれぞれは、リテーナー802およびボール804を含む。
【0112】
第1ベアリング部800の一端は、折曲部721と下部内側面521との間でスティックベアリング形状に一側が他側に比べて上部に配置されるように斜めに配置され、外部に露出したボールが折曲部721及び下部内側面521に密着し、第1ベアリング部の他端は、第2方向2に向かって所定の距離だけ延びてスティックベアリング形状に折曲部721及び下部内側面521に密着する。
【0113】
第1ベアリング部830の一端は、折曲部741と下部内側面541との間でスティックベアリング形状に他側が一側に比べて上部に配置されるように斜めに配置され、外部に露出したボールが折曲部741および下部内側面541に密着し、第1ベアリング部の他端は、第2方向2に向かって所定の距離だけ延び、スティックベアリング形状に延びて折曲部741及び下部内側面541に密着する。
【0114】
アッパー外側部720とロアーレール500との間に挿入されるリテーナー802の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔している3つのボール804を囲むスティックベアリング形状に形成され、リテーナーの他端は、一端から第2方向2に向かって延び、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔している3つのボール804を囲むスティックベアリング形状に形成される。
【0115】
ボール804のそれぞれは、リテーナー802の外側に突出するように露出し、それぞれの上部面と下部面は折曲部721及び下部内側面521のそれぞれに密着してアッパー外側部720と外側部520との間の遊びを防止する。
【0116】
アッパー外側部740とロアーレール500との間に挿入されるリテーナー802の一端部は、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔している3つのボール804を囲むスティックベアリング形状に形成され、リテーナーの他端は、一端から第2方向2に向かって延び、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔している3つのボール804を囲むスティックベアリング形状に形成される。
【0117】
ボール804のそれぞれは、リテーナー802の外側上部及び下部に突出するように露出し、それぞれの上部面及び下部面は折曲部741及び下部内側面541のそれぞれに密着してアッパー外側部740と外側部540との間の遊びを防止する。
【0118】
第2ベアリング部810、840のそれぞれは、リテーナー812及びボール814を含む。
【0119】
第2ベアリング部810の一端部は、上部内側面522と末端部722との間で一側が他側よりも高い位置に位置するように斜めに配置されたスティックベアリング形状に上部内側面522及び末端部722に密着し、第2ベアリング部の他端部は、一端部から第2方向2に向かって延びて上部内側面522及び末端部722に密着する。
【0120】
第2ベアリング部840の一端部は、上部内側面542と末端部742との間で他側が一側よりも上部に位置するように斜めに配置されたスティックベアリング形状に上部内側面542及び末端部742に密着し、第2ベアリング部の他端部は、一端部から第2方向2に向かって延びて上部内側面542及び末端部742に密着する。
【0121】
末端部722と上部内側面522との間に挿入されるリテーナー812の一端は、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔配置される2つのボール814の一部を囲むように形成され、リテーナーの他端は、第2方向2に向かって延びて第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔配置される2つのボール814の一部を囲む。
【0122】
ボール814のそれぞれは、リテーナー812の上部及び下部外側に突出するように露出し、それぞれの上部面及び下部面の一部は、上部内側面522及び末端部722の内側面それぞれに密着する。
【0123】
末端部742と上部内側面542との間に挿入されるリテーナー812の一端は、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔配置される2つのボール814の一部を囲むように形成され、リテーナーの他端は、第2方向2に向かって延び、第1または第2方向1、2に向かって同じ間隔を置いて離隔配置される2つのボール814の一部を囲む。
【0124】
ボール814のそれぞれは、リテーナー812の上部及び下部外側に突出するように露出し、それぞれの上部面及び下部面の一部は、上部内側面542及び末端部742の内側面それぞれに密着する。
【0125】
第3ベアリング部820、850のそれぞれは、リテーナー822及びボール824を含む。
【0126】
第3ベアリング部820の一端部は、アッパー垂直部710とロアー垂直部510との間でスティックベアリング形状にアッパー垂直部710及びロアー垂直部510に密着し、第3ベアリング部の他端部は、一端部から第2方向2に向かって延びてアッパー垂直部710及びロアー垂直部510に密着する。
【0127】
第3ベアリング部850の一端部は、アッパー垂直部730とロアー垂直部530との間でスティックベアリング形状にアッパー垂直部730及びロアー垂直部530に密着し、第3ベアリング部の他端部は、一端部から第2方向2に向かって延びてアッパー垂直部730及びロアー垂直部530に密着する。
【0128】
リテーナー822の一端は、突出部511の上部に前後方に離隔配置されるボール824及び突出部511の下部に前後方に離隔配置されるボール824を囲むように形成され、リテーナーの他端は、一端から第2方向2に向かって延び、一端と同じ形状に配置されるボール824を囲むように形成される。
【0129】
ボール824のそれぞれは、リテーナー822の外側に向かって突出するように形成され、アッパーレール705の内側面及び突出部511に密着してアッパー垂直部710と突出部511との間の距離を維持する。
【0130】
リテーナー822の一端は、突出部531の上部に前後方に離隔配置されるボール824及び突出部531の下部に前後方に離隔配置されるボール824を囲むように形成され、リテーナーの他端は、一端から第2方向2に向かって延び、一端と同じ形状に配置されるボール824を囲むように形成される。
【0131】
ボール824のそれぞれは、リテーナー822の外側に向かって突出するように形成され、アッパーレール705の内側面及び突出部531に密着してアッパー垂直部730と突出部531との間の距離を維持する。
【0132】
したがって、第1~第3ベアリング部810、820、830のそれぞれは、ロアーレール500とアッパーレール705との間に配置され、ロアーレール500とアッパーレール705との間の遊びを防止し、ロアーレール500とアッパーレール705との間の円滑な移動を誘導する。
【0133】
一方、シート用昇降装置100は、第2ポスト430、440、第2フック460、462及びブラケット250、252を変更させて、昇降部400が上昇または下降する方向を変更させることができる。
【0134】
例えば、スライド溝432、442のそれぞれが地面と垂直な上部に向かって延びるように形成された第2ポスト430、440、スライド溝432と同じ方向に上下部に延びたギアユニット450の他端、スライド溝432と同じ方向に延びた第2フック460、462、及び第2フック460、462のそれぞれとスライド移動可能に結合したブラケット250、252の変更を介して、昇降部400を地面から垂直な上部または下部に向かって昇降させることができる。
【0135】
したがって、シート用昇降装置100は、第2ポスト430、440、第2フック460、462及びブラケット250、252の変更を介して様々な方向に昇降部400を昇降させることができる。
【0136】
以上、添付図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明したが、本明細書に記載された実施形態と図面に示された構成は、本発明の最も好適な一実施形態に過ぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替することができる様々な均等物と変形例があり得ることを理解すべきである。したがって、上述した実施形態は、あらゆる面で例示的なもので、限定的なものではないと理解されるべきであり、本発明の範囲は、詳細な説明よりは後述する特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲の意味及び範囲、そしてその等価概念から導き出されるすべての変更または変形形態が本発明の範囲に含まれると解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0137】
100 シート用昇降装置
200 支持部
400 昇降部
600 駆動部