(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-18
(45)【発行日】2023-10-26
(54)【発明の名称】編集管理装置、編集管理プログラム、及び編集管理方法
(51)【国際特許分類】
G06T 11/60 20060101AFI20231019BHJP
【FI】
G06T11/60 100A
(21)【出願番号】P 2022083937
(22)【出願日】2022-05-23
【審査請求日】2022-06-28
(31)【優先権主張番号】P 2021137791
(32)【優先日】2021-08-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(73)【特許権者】
【識別番号】502220997
【氏名又は名称】株式会社ジー・ビー
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【氏名又は名称】原田 貴史
(74)【代理人】
【識別番号】100225347
【氏名又は名称】鬼澤 正徳
(72)【発明者】
【氏名】瀬戸 龍太郎
【審査官】村松 貴士
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第03/010955(WO,A1)
【文献】特開2006-221494(JP,A)
【文献】特開2020-201678(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06T 11/60
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する登録部と、
登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する選択部と、
前記1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する表示制御部と、
前記デザインフォーマットデータに前記素材データが設定されたデザインデータを出力する出力部と、
前記選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なプロジェクト参加メンバーに対して、前記媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与する権限付与部とを備え、
前記権限付与部が前記媒体の制作について、前記プロジェクト参加メンバーの担当に応じた権限を設定する
ことを特徴とする編集管理装置。
【請求項2】
前記表示制御部は、前記選択されたデザインフォーマットデータにおいていずれかの位置が選択された場合、選択された前記位置に前記素材データを設定可能にする
ことを特徴とする請求項1に記載の編集管理装置。
【請求項3】
コンピュータに、
媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する登録処理と、
登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する選択処理と、
前記1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する表示制御処理と、
前記デザインフォーマットデータに前記素材データが設定されたデザインデータを出力する出力処理と、
前記選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なユーザに対して、前記媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与する権限付与処理と、
権限付与部は、前記媒体の制作について、プロジェクト参加メンバーの担当に応じた権限を設定する処理と、
を実行させる編集管理プログラム。
【請求項4】
コンピュータが、
媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する登録処理と、
登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する選択処理と、
前記1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する表示制御処理と、
前記デザインフォーマットデータに前記素材データが設定されたデザインデータを出力する出力処理と、
前記選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なユーザに対して、前記媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与する権限付与処理と、
権限付与部は、前記媒体の制作についてプロジェクト参加メンバーの担当に応じた権限を設定する処理と、
を実行する編集管理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、編集管理装置、編集管理プログラム、及び編集管理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、出版社等で印刷物の制作を行う場合、編集者は、デザイナーに対してデザインフォーマット作成を依頼し、ライターやカメラマンに対して素材の発注を行う。ライターやカメラマンから素材が納品されると、編集者はその素材をデザイナーに渡す。デザイナーは、作成したデザインフォーマットデータにその素材を組み込み、1つのデザインデータとして編集者に納品する。
【0003】
このような印刷物の制作に関する技術として、例えば、次の技術がある。雑誌及び当該雑誌の関連物を制作するための技術として、雑誌の紙面を構成する素材が格納される素材データベースと、素材データベースに格納された素材を用いた雑誌の誌面のレイアウト作業及び組版作業を行うための誌面作成アプリケーション、及び誌面作成アプリケーションを用いて作成された雑誌の誌面で利用された素材を素材データベースから読み取り、特定のレイアウトに基づいて雑誌の関連物の組版を作成する関連物作成アプリケーションを実行する処理装置とを備える出版物編集システムが開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の通り、従来、印刷物等の媒体の制作は、編集者がデザイナーと、ライターやカメラマン等の素材作成者との間を仲介してなされており、編集者へかかる負担が大きかった。特に、媒体の制作の規模が大きくなれば、それに携わるデザイナーや、ライター及びカメラマン等の素材作成者の人員も増加し、これらの間のやり取りを編集者を介して行う場合は、さらに編集者の負担が増大することとなった。
【0006】
このような場合には、特許文献1の技術を利用することが考えられる。特許文献1の技術では、記者には素材データベースにアクセスする権限が与えられ、素材データを素材データベースに格納する。そして、処理装置のユーザは、雑誌の誌面を作成するためのアプリケーションを起動して、記事毎のレイアウト作業及び組版作業を行う。
【0007】
しかしながら、特許文献1の技術では、記者は単に素材データを素材データベースに格納するだけであり、その素材をレイアウトに組み込んだりする作業にかかる労力の軽減を図ることができなかった。
【0008】
そこで、本発明は、編集者の作業負担を軽減すると共に、媒体制作をスムーズに進行させる編集管理技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態に係る編集管理装置は、媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する登録部2と、登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類等と、サイズと、ページ数とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する選択部3と、前記1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する表示制御部4とを備えることを特徴とする。
【0010】
本発明の一実施形態に係る編集管理装置は、前記デザインフォーマットデータに前記素材データが設定されたデザインデータを出力する出力部5と、前記選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なプロジェクト参加メンバーに対して、前記媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与する権限付与部6とを備えることを特徴とする。
なお、プロジェクト参加メンバーとは、編集者、デザイナー、ライター、及びカメラマン等を意味する。
【0011】
本発明の一実施形態に係る編集管理装置は、前記権限付与部6は、前記媒体の制作について前記プロジェクト参加メンバーの担当に応じた権限を設定することを特徴とする。
【0012】
本発明の一実施形態に係る編集管理プログラムは、コンピュータに、媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する登録処理と、登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数等とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する選択処理と、前記1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する表示制御処理と、前記デザインフォーマットデータに前記素材データが設定されたデザインデータを出力する出力処理と、前記選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なユーザに対して、前記媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与する権限付与処理と、前記権限付与部は、前記媒体の制作について、プロジェクト参加メンバーの担当に応じた権限を設定する処理と、を実行させることを特徴とする。
【0013】
本発明の一実施形態に係る編集管理方法は、コンピュータが、媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する登録処理と、登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数等とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する選択処理と、前記1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する表示制御処理と、前記デザインフォーマットデータに前記素材データが設定されたデザインデータを出力する出力処理と、前記選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なユーザに対して、前記媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与する権限付与処理と、前記権限付与部は、前記媒体の制作についてプロジェクト参加メンバーの担当に応じた権限を設定する処理とを実行することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
本発明の一側面によれば、編集者の作業負担を軽減すると共に、媒体制作をスムーズに進行させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本実施形態における編集管理装置の一例を示す図である。
【
図2】本実施形態における編集管理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。
【
図3】本実施形態における編集管理システムの全体の流れを説明する図である。
【
図4】本実施形態における編集管理サーバの機能ブロック図である。
【
図5】本実施形態におけるアカウント管理画面の表示例を示す図である。
【
図6】本実施形態における媒体種類選択画面の表示例を示す図である。
【
図7】本実施形態におけるテンプレート選択画面の表示例を示す図である。
【
図8】本実施形態におけるテンプレート詳細画面の表示例(その1)を示す図である。
【
図9】本実施形態における素材設定画面の表示例を示す図である。
【
図10】本実施形態におけるテンプレート詳細画面の表示例(その2)を示す図である。
【
図11】本実施形態における装置間の命令やデータのやり取りに関するシーケンス図である。
【
図12】本発明の実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
図1は、本実施形態における編集管理装置の一例を示す図である。編集管理装置1は、登録部2、選択部3、表示制御部4、出力部5を含む。編集管理装置1の一例として、後述する編集管理サーバ12が挙げられる。
【0017】
登録部2は、媒体のレイアウトに関する1以上のデザインフォーマットデータを登録する。登録部2の一例として、後述するように、受信したデザインフォーマットを取得して、記憶部31に格納する登録部22が挙げられる。媒体とは、例えば、チラシ、冊子、雑誌、パンフレット、リーフレット、ポスター等の印刷物であってよい。デザインフォーマットデータとは、媒体のレイアウトに関するテンプレートのデータである。
【0018】
選択部3は、登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数等とからAI技術によりデザインフォーマットを選択する。
デザインフォーマットの選択について、選択部3は、教師データに基づき、ディープラーニング等によるAI技術を用いる。教師データは、これまでに出版されている媒体のデータを使用する。
【0019】
より具体的には、ディープラーニングにおいて、媒体の種類(雑誌、パンフレット、チラシ等)、サイズ、右開き/左開き、印刷面(両面/片面)、ページ数、性別、価格帯、ターゲット年代を入力データとする。入力データは、ニューラルネットワークのノード間の各々の経路において重みづけされる。その後、多層の中間層を経て、デザインフォーマットが出力される。
なお、入力データとして、過去の売れ行きやお客様からのフィードバックを入れてもよい。
【0020】
出力されたデザインフォーマットは、ベテラン編集者の経験に基づいて、これまでに出版されたデザインフォーマットを教師データとして対比され、その適否が判断される。
ディープラーニングにおける中間層の数が多ければ多いほど教師データに合致する出力が得られると考えられる。一方で、過学習のおそれもあるため、中間層のノードをいくつか間引きしてもよい。
【0021】
表示制御部4は、1以上のデザインフォーマットから選択されたデザインフォーマットデータに対して、コンテンツの素材データを設定するための素材設定画面を表示する。表示制御部4の一例として、後述する表示制御部24が挙げられる。素材設定画面の一例として、後述する素材設定画面91が挙げられる。素材データの一例として、記事、写真、イラスト、地図、グラフ又は図等のデータが挙げられる。
【0022】
出力部5は、デザインフォーマットデータに素材データが設定されたデザインデータを出力する。出力部5の一例として、後述する出力制御部26が挙げられる。デザインデータの出力先は、DTP(デスクトップパブリッシング)アプリケーション等のアプリケーションソフトウェアを用いて、印刷物のページ制作・管理を行うためのデータを変換するために、後述するPC14にダウンロードしてもよいし、DTPデータに変換・管理するサーバに直接出力してもよい。
【0023】
このように構成することにより、編集者の作業負担を軽減すると共に、媒体制作をスムーズに進行させることができる。すなわち、デザイナーによって作成されたデザインフォーマットデータに対して、ライターやカメラマン等の素材作成者が、直接素材データを設定することができる。
【0024】
また、表示制御部4は、選択されたデザインフォーマットデータにおいていずれかの位置が選択された場合、選択された位置に素材データを設定可能にしてもよい。ここで、位置とは、デザインフォーマットデータのレイアウトを構成する項目や素材を設定する目的で設定された領域(例えば、区画)等を表す。
【0025】
このように構成することにより、後述するように、ライターやカメラマン等の素材作成者が、編集者を介さずに、直接自身で選択されたデザインフォーマットデータに素材データを設定することができるので、編集者の作業負担を軽減することができる。
【0026】
また、編集管理装置1は、さらに、権限付与部6を含んでもよい。権限付与部6は、選択されたいずれかのデザインフォーマットデータへアクセス可能なユーザに対して、媒体単位または所定のページ単位、若しくは素材データ単位に、編集に関する権限を付与するようにしてもよい。権限付与部6の一例として、後述するアカウント管理部25が挙げられる。
【0027】
このように構成することにより、媒体制作に関与するプロジェクト参加メンバー毎に、各メンバーの担当に応じて必要な範囲で編集権限を付与することができるので、安心安全に媒体制作を行うことができる。
【0028】
図2は、本実施形態における編集管理システムのネットワーク構成の一例を示す図である。編集管理システム11は、編集管理サーバ12、PC13、PC14、PC15、通信ネットワーク16を含む。編集管理サーバ12、PC13、PC14、PC15は、通信ネットワーク16に通信可能に接続されている。
【0029】
PC13、PC14、PC15は、ユーザが使用する情報通信装置であり、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話等の通信ネットワークに接続可能な通信機能を有する電子端末装置である。本実施形態では、PC13、PC14、PC15として、パーソナルコンピュータを用いることにするがこれに限定されない。PC13は、例えば、編集者が用いるコンピュータである。PC14は、例えば、デザイナーが用いるコンピュータである。PC15は、例えば、ライターやカメラマンが用いるコンピュータである。
【0030】
PC13、PC14、PC15には、インターネット上の情報を閲覧するためのWebブラウザがインストールされている。Webブラウザは、Webサーバに接続するためのソフトウェアであり、Webページを表示したり、ハイパーリンクをたどったりする等の機能がある。PC13、PC14、PC15は、Webブラウザを介して、編集管理サーバ12で生成される画像(Webページ)を表示することができる。
【0031】
編集管理サーバ12は、本実施形態に係る印刷物等の媒体の制作に関する処理及び管理を行う情報処理装置である。編集管理サーバ12は、PC13、PC14、PC15のWebブラウザに対して、所定のプロトコルに基づいてPC13、PC14、PC15からの要求に対する表示や処理結果を提供するWebサーバである。
【0032】
編集管理サーバ12は、1台以上の物理的な情報処理装置により構成されるサーバシステムであってもよいし、1台以上の仮想サーバ装置により構成される仮想サーバシステムであってもよい。
【0033】
図3は、本実施形態における編集管理システムの全体の流れを説明する図である。まず、編集者13aは、デザイナー14aに、印刷物(チラシ、パンフレット、冊子等)についての1以上のデザインフォーマットデータの作成を依頼する(S1)。
【0034】
デザイナー14aは、PC14を用いて1以上のデザインフォーマットデータを作成する。デザイナー14aは、Webブラウザを介して、作成したデザインフォーマットデータを編集管理サーバ12にアップロードする(S2)。
【0035】
デザイナー14aは、編集管理装置1の選択部3に自動でデザインフォーマットを作成させてもよい。選択部3が登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数等とからAI技術によりデザインフォーマットデータを選択する。
デザイナー14aは、デザインフォーマットデータを確認した後、編集管理サーバ12にアップロードする(S2)。
【0036】
編集者13aは、ライターやカメラマン等の素材作成者15aにその印刷物で用いる素材の作成を発注する(S3)。素材作成者15aは、各自、素材(例えば、ライターであれば記事、カメラマンであれば写真)を用意する。素材作成者15aは、Webブラウザを介して、編集管理サーバ12にアクセスし、所定のWebページ(画面)を表示して、指定されたデザインフォーマットデータの所定の位置に、素材データを設定し配置し、保存する。これにより、編集されたデザインフォーマットデータ(デザインデータ)は、編集管理サーバ12にアップロードされる(S4)。
【0037】
編集者13aは、Webブラウザを介して、編集管理サーバ12にアクセスし、所定のWebページ(画面)を表示して、アップロードされたデザインデータを確認し、必要に応じて修正を行う(S5)。
【0038】
デザイナーは、デザインデータをダウンロードして、DTP等のアプリケーションソフトウェアを用いて、印刷物のページ制作・管理を行うためのデータを変換する(S6)。
【0039】
図4は、本実施形態における編集管理サーバの機能ブロック図である。編集管理サーバ12は、制御部21、記憶部31を含む。制御部21は、編集管理サーバ12全体の動作を制御する演算装置(プロセッサ)である。制御部21は、例えば、PC13,14,15それぞれからの要求に応じて処理を実行し、実行結果をPC13,14,15それぞれに返したりする。
【0040】
制御部21は、本実施形態に係るプログラムを実行することにより、登録部22、選択部23、表示制御部24、アカウント管理部25、出力制御部26として機能する。登録部22は、例えば、PC14からデザインフォーマットデータを取得したり、PC15からデザインフォーマットデータに設定された素材データを取得する。
【0041】
選択部23は、登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数等とによりデザインフォーマットを選択する。
デザインフォーマットの選択について、選択部23は、教師データに基づき、ディープラーニング等によるAI技術を用いる。教師データは、これまでに出版されている媒体のデータ、または経験豊富なベテラン編集者の知識を教師データとして使用することが可能である。
【0042】
表示制御部24は、PC13,14,15にインストールされたWebブラウザからの要求に応じて、PC13,14,15の表示装置に、所定の画面(Webページ)を表示する。
【0043】
アカウント管理部25は、所定のユーザ(例えば、システムの管理者)のPCにインストールされたWebブラウザからの要求に応じて、媒体の制作に参加するユーザ(例えば、編集者13a、デザイナー14a、素材作成者15a)に、所定のアクセス権限(例えば、閲覧権限、編集権限等)を設定し、管理する。
【0044】
出力制御部26は、例えば、PC14にインストールされたWebブラウザからの要求に応じて、素材データが設定されたデザインフォーマットデータ(デザインデータ)を、PC14に出力する。なお、出力制御部26は、デザインデータをDTPデータに変換・管理するサーバに直接出力してもよい。
【0045】
記憶部31は、本実施形態に係るプログラムやオペレーティングシステム(OS)その他のプログラムを格納する。また、記憶部31は、デザインフォーマットデータ32、デザインデータ33、アカウント管理データ34を含む。
【0046】
デザインフォーマットデータ32は、デザイナー14aが作成し、アップロードしたデザインフォーマット(テンプレート)に関するデータである。デザインデータ33は、デザインフォーマットデータのインスタンス化データの各配置位置に対して素材データが設定されたデータまたは素材データが未設定のデータである。
【0047】
アカウント管理データ34は、媒体の制作に参加するユーザに付与されたアクセス権限(例えば、閲覧権限、編集権限等)を管理するデータである。ここで、アクセス権限は媒体単位で設定可能にしてもよいし、所定のページ単位(例えば、1ページ単位、2ページ単位等)で設定可能にしてもよいし、デザインフォーマットデータ上の所定の領域単位で設定可能にしてもよい。
【0048】
図5は、本実施形態におけるアカウント管理画面の表示例を示す図である。編集者(管理者)13aは、PC13にインストールされたWebブラウザを介して、編集管理システム11の所定のWebサイトへアクセスし、所定の操作を行うと、アカウント管理画面41が表示される。
【0049】
アカウント管理画面41は、プロジェクトメンバー設定一覧42、「キャンセル」ボタン48、「保存」ボタン49、「次へ」50ボタンを含む。プロジェクトメンバー設定一覧42は、媒体制作に関するプロジェクトに参加するメンバーを設定し、各メンバーに所定の権限を設定する一覧である。プロジェクトメンバー設定一覧42は、「メンバー名」43、「メールアドレス」44、「電話番号」45、「権限選択」46、「メンバー削除」47の設定項目を含む。
【0050】
「メンバー名」43には、プロジェクトに参加するメンバーの氏名を行単位で登録する。「メールアドレス」44には、プロジェクトに参加するメンバーのE-メールアドレスを登録する。「電話番号」45には、プロジェクトに参加するメンバーの電話番号を登録する。
【0051】
「権限選択」46には、プロジェクトに参加するメンバーに付与する権限(閲覧、編集、すべて)を選択する。権限「閲覧」は、デザインフォーマットデータ、またはデザインデータの閲覧のみを許容する権限(編集は許容しない)を付与する。権限「編集」は、デザインフォーマットデータ、またはデザインデータに素材データを設定したり、自身が設定した素材データの編集(削除、再設定等)を許容する権限(他人が設定した素材の編集については禁止)を付与する。権限「すべて」は、権限「閲覧」及び「編集」だけでなく、他人が設定した素材についても編集を許容する権限を付与する。「メンバー削除」ボタン47を押下すると、次の行が削除され、そのメンバーをプロジェクトから除外することができる。
【0052】
「キャンセル」ボタン48を押下すると、プロジェクトメンバー設定一覧42にて設定した内容を保存せずに、アカウント管理画面41を閉じる。「保存」ボタン49を押下すると、プロジェクトメンバー設定一覧42にて設定した内容が編集管理サーバ12の記憶部31のアカウント管理データ34に保存される。「次へ」ボタン50を押下すると、次の画面が表示される。
【0053】
図6は、本実施形態における媒体種類選択画面の表示例を示す図である。媒体種類選択画面61は、媒体の種類(タイプ)を選択する画面である。媒体の種類(タイプ)には、タイプ「チラシ」62、タイプ「冊子」63、タイプ「パンフレット」64がある。タイプ「チラシ」62は、例えばページ数の少ない冊子を制作する場合に適したタイプである。タイプ「冊子」63は、例えばページ数の多い冊子を制作する場合に適したタイプである。タイプ「パンフレット」62は、例えばフリーペーパー・無料配布物を制作する場合に適したタイプである。
【0054】
ユーザは、タイプ「チラシ」62、タイプ「冊子」63、タイプ「パンフレット」64から、今回採用する種類を選択する。なお、これらの種類は、一例であって、これらに限定されず、例えば、リーフレット、ポスター等の種類があってもよい。
【0055】
「キャンセル」ボタン65を押下すると、媒体種類選択画面61にて選択した媒体の種類を保存せずに、媒体種類選択画面61を閉じる。「保存」ボタン66を押下すると、媒体種類選択画面61にて選択した媒体の種類が編集管理サーバ12の記憶部31に保存される。「次へ」ボタン67を押下すると、不図示のページ設定画面が表示される。ページ設定画面により、次のテンプレート選択画面で選択するテンプレートを用いるページ数を、ページの見開き単位(2ページ単位)で設定することができる。
【0056】
図7は、本実施形態におけるテンプレート選択画面の表示例を示す図である。テンプレート選択画面71は、ページ設定画面で設定した媒体のページに使用するデザインテンプレート(デザインフォーマット)を選択することができる。
【0057】
テンプレート選択画面71は、タイプ選択欄72、テンプレート表示領域73、テンプレート74(74a,74b,74c,74d)、「キャンセル」ボタン75、「保存」ボタン76、「次へ」ボタン77を含む。
【0058】
タイプ選択欄72では、テンプレートのタイプ(例えば、学校案内用、ビジネスでのプレゼンテーション用等)を選択することができる。タイプ選択欄72でタイプが選択されると、そのタイプに対応するテンプレートのバリエーションがテンプレート表示領域73に表示される。この例では、テンプレート表示領域73には、タイプ「学校案内用」に対応する4つのテンプレート74(74a,74b,74c,74d)が選択可能に表示されている。
【0059】
「キャンセル」ボタン75を押下すると、テンプレート表示領域73にて選択したテンプレートの種類を保存せずに、テンプレート選択画面71を閉じる。「保存」ボタン76を押下すると、テンプレート表示領域73にて選択したテンプレートが編集管理サーバ12の記憶部31にデザインデータ(素材未設定)として保存される。「次へ」ボタン77を押下すると、テンプレート表示領域73にて選択したテンプレートの詳細画面(
図8)が表示される。
【0060】
図8は、本実施形態におけるテンプレート詳細画面の表示例(その1)を示す図である。テンプレート詳細画面81では、選択されたテンプレートの詳細が表示されると共に、テンプレート上の各項目または領域(配置位置、区画等)に、素材(記事、写真、イラスト等)を設定することができる。
【0061】
テンプレート詳細画面81は、テンプレート詳細表示欄82、「キャンセル」ボタン84、「保存」ボタン85を含む。テンプレート詳細表示欄82は、テンプレート選択画面71で選択されたテンプレートの詳細が表示される。テンプレート詳細表示欄82に表示されたテンプレートの各項目や領域(配置位置、区画等)をクリックすると、その項目や領域に素材を設定するための画面(
図9)が表示される。例えば、配置位置83をクリックすると、
図9が表示される。ここで、配置位置83は、見出し部83a、写真部83b、コピー部83cから構成される。
【0062】
なお、素材が未設定の項目や領域には、ダミーの入力がされていてもよい。例えば、「タイトルが入ります。」、「本文が入ります。」、「写真が入ります。」、「ダミー、ダミー、ダミー、ダミー、ダミー、」、「XXXXXXX」、「■■■■」等の入力があれていてもよい。
【0063】
「キャンセル」ボタン84を押下すると、テンプレート詳細表示欄82にて設定した内容を保存せずに、テンプレート詳細画面81を閉じる。「保存」ボタン85を押下すると、テンプレート詳細表示欄82にて設定した内容が編集管理サーバ12の記憶部31に保存される。より具体的には、その内容に基づいて、既に保存されているデザインデータ(素材データ設定済み)が更新される。
【0064】
図9は、本実施形態における素材設定画面の表示例を示す図である。素材設定画面91は、テンプレート詳細表示欄82に表示されたテンプレートの各項目や配置位置に対応する設定項目を入力可能に表示する。この例では、
図8の配置位置83に対応する素材設定画面91が表示されている。
【0065】
素材設定画面91は、「見出し」設定欄92、「コピー」設定欄93、「写真」設定欄94、「キャンセル」ボタン95、「登録」ボタン96を含む。「見出し」設定欄92には、
図8の配置位置83の見出し部83aに設定する見出しを入力することができる。「コピー」設定欄93には、
図8の配置位置83のコピー部83cに設定する本文を入力することができる。「写真」設定欄94には、
図8の配置位置83の写真部83bに設定する写真を設定することができる。なお、素材設定画面91の設定項目は、テンプレート詳細表示欄82に表示されたテンプレートの各項目や配置位置に応じて可変であり、
図9の内容に限定されない。
【0066】
「キャンセル」ボタン95を押下すると、素材設定画面91にて設定した内容を保存せずに、素材設定画面91を閉じる。「保存」ボタン96を押下すると、素材設定画面91にて設定した内容が編集管理サーバ12の記憶部31に保存される。より具体的には、その内容に基づいて、既に保存されているデザインデータが更新される。それと共に、素材設定画面91が閉じて、テンプレート詳細画面81(
図8)に戻る。
【0067】
図10は、本実施形態におけるテンプレート詳細画面の表示例(その2)を示す図である。
図10では、素材設定画面で設定した内容がテンプレート詳細画面81の配置位置83に反映されている。
【0068】
図11は、本実施形態における装置間の命令やデータのやり取りに関するシーケンス図である。編集者13aは、PC13を操作して、編集管理サーバ12にログインし、アカウント管理画面41にて、所定の媒体制作についてのプロジェクトの参加メンバー(デザイナー14a、素材作成者15a等)を登録し、各メンバーに対して権限を設定する(S11)。なお、権限は、媒体単位に設定することを可能にするだけなく、所定のページ単位に設定することを可能にしてもよい。また、権限は、媒体の種類単位で設定することを可能にしてもよい。また、権限は、媒体における所定の項目や領域(例えば、区画)単位で設定することを可能にしてもよい。
【0069】
デザイナー14aは、編集者13aから依頼を受けて、PC14を用いて1以上のデザインフォーマットデータを作成する。デザイナー14aは、PC14を操作して、作成したデザインフォーマットデータを編集管理サーバ12にアップロードする(S12)。
【0070】
デザイナー14aは、編集管理装置1の選択部3に自動でデザインフォーマットを作成させでもよい。選択部3は、登録されたデザインフォーマットデータから媒体の種類と、サイズと、ページ数等とからAI技術によりデザインフォーマットデータを選択する。
デザイナー14aは、デザインフォーマットデータを確認した後、編集管理サーバ12にアップロードする(S12)。
【0071】
次に、編集者13aは、PC13を操作して、編集管理サーバ12にログインし、媒体種類選択画面61にて媒体の種類を選択し、テンプレート選択画面71にてテンプレート(デザインフォーマットデータ)を選択する(S13)。なお、S13の操作は、プロジェクトによってはデザイナー14aまたは他の権限のあるユーザが行ってもよい。
【0072】
素材作成者15aは、編集者13aから依頼を受けて、素材(記事、写真等)を用意し、データ化してPC15に格納する。素材作成者15aは、PC15を操作して、編集管理サーバ12にログインし、テンプレート詳細画面81を表示させる。素材作成者15aは、テンプレート詳細画面81にて、選択されたテンプレート上に、自身が作成した素材を配置する位置をクリックし、素材設定画面91にて素材データを設定する(S14)。
【0073】
なお、素材設定画面91にて素材データが設定された場合、予め設定した宛先(例えば、編集者13aやデザイナー14a等)に、その旨のメッセージが送信されるようにしてもよい。送信手段は、電子メール、チャットツール等であってもよい。
【0074】
または、編集管理システム11に、プロジェクト全体の進捗(デザインデータの状態)をする進捗管理画面(不図示)を用意し、進捗管理画面にて、デザインデータへの素材の設定が完了したか否かを示すステータス情報を表示するようにしてもよい。この場合、ユーザ(編集者13aやデザイナー14a)は、その進捗管理画面を確認することにより、デザインデータへの素材の設定が完了したか否かを確認することができる。また、進捗管理画面にて、ユーザ(例えば、編集者13a)の確認が完了したか否かを示すステータス情報や、ユーザ(例えば、編集者13a)が編集中であることを示すステータス情報等を表示させてもよい。
【0075】
編集者13aは、PC13を操作して、編集管理サーバ12にログインし、テンプレート詳細画面81を表示して、素材が設定されたデザインデータを確認し、必要に応じてそのデザインデータを修正(編集)する(S15)。
【0076】
なお、編集者13aによる編集作業が完了した場合、予め設定した宛先(例えば、デザイナー14a等)に、その旨のメッセージが送信されるようにしてもよい。送信手段は、電子メール、チャットツール等であってもよい。
【0077】
デザイナー14aは、PC14を操作して、編集管理サーバ12にログインし、デザインデータをダウンロードする。その後、デザイナー14aは、PC14を操作して、DTP等のアプリケーションソフトウェアを用いて、ダウンロードしたデザインデータを、DTP用データに変換する(S16)。これにより、校了データが作成される。その後、校了データを印刷会社にもっていき、実際の印刷物が作成される。
【0078】
なお、デザイナー14aは、デザインデータをダウンロードせず、DTPデータに変換・管理するサーバに直接送信するようにしてもよい。また、ダウンロードに関しても、ユーザに応じてダウンロードできる権限を付与してもよい。ダウンロードできる権限は、全ページ一括ダウンロード、見開きページ(2ページ)単位で付与してもよい。
【0079】
図12は、本発明の実施形態におけるプログラムを実行するコンピュータのハードウェア環境の構成ブロック図の一例である。コンピュータ101は、PC13,14,15または編集管理サーバ12として機能する。コンピュータ101は、CPU102、ROM103、RAM104、記憶装置105、入力I/F106、出力I/F107、通信I/F108、読取装置109、バス110によって構成されている。
【0080】
ここで、CPUは、中央演算装置を示す。ROMは、リードオンリメモリを示す。RAMは、ランダムアクセスメモリを示す。I/Fは、インターフェースを示す。バス110には、CPU102、ROM103、RAM104、記憶装置105、入力I/F106、出力I/F107、通信I/F108、及び読取装置109が接続されている。
【0081】
CPU102は、記憶装置105から本実施形態に係るプログラムを読み出し、例えば、制御部21として当該プログラムを実行する。ROM103は、読み出し専用のメモリを示す。RAM104は、一時的に記憶するメモリである。
【0082】
記憶装置105は、大容量の情報を記憶する装置である。記憶装置105としては、ハードディスク、ソリッドステートドライブ(SSD)、フラッシュメモリカード等、様々な形式の記憶装置を使用することができる。記憶装置105には、本発明の実施形態に係るプログラムが格納されている。コンピュータ101が編集管理サーバ12である場合、記憶装置105には、記憶部31として、デザインフォーマットデータ32、デザインデータ33、アカウント管理データ34等の各種情報が記憶されている。また、記憶装置105は、OS、本実施形態に係るプログラム等も記憶されている。
【0083】
入力I/F106は、キーボード、マウス、電子カメラ、ウェブカメラ、マイク、スキャナ、センサ、タブレット端末、タッチパネルデバイス等の入力装置と接続することが可能である。また、出力I/F107は、ディスプレイ、タッチパネルデバイス、プリンタ、スピーカ等の出力装置と接続することが可能である。
【0084】
通信I/F108は、通信ネットワーク16と接続して他の装置と通信するためのポート等のインターフェースである。通信ネットワーク16は、インターネット、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、携帯電話事業者網、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。読取装置109は、可搬型記録媒体を読み出す装置である。
【0085】
上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、プログラム提供者側から通信ネットワーク16、および通信I/F108を介して、例えば記憶装置105に格納されてもよい。また、上記実施形態で説明した処理を実現するプログラムは、市販され、流通している可搬型記憶媒体に格納されていてもよい。この場合、この可搬型記憶媒体は読取装置109にセットされて、CPU102によってそのプログラムが読み出されて、実行されてもよい。可搬型記憶媒体としてはCD-ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカード、USBメモリ装置、半導体メモリカード等、様々な形式の記憶媒体を使用することができる。このような記憶媒体に格納されたプログラムが読取装置109によって読み取られる。
【0086】
また、当該プログラムは、スタンドアローン型のコンピュータにインストールされてもよいし、クラウドコンピュータによりインストールされて機能のみをユーザに提供してもよい。また、本実施形態では、PC13,14,15にインストールされたWebブラウザを用いて、編集管理サーバ12にアクセスし、編集管理サーバ12側で本実施形態に係る編集管理システムの制御を行ったが、これに限定されない。例えば、PC13,14,15に編集管理サーバ12と通信可能なアプリケーションプログラムをインストールして、本実施形態における編集管理システムの制御を行ってもよい。
【0087】
以上、実施形態、変形例に基づき本態様について説明してきたが、上記した態様の実施の形態は、本態様の理解を容易にするためのものであり、本態様を限定するものではない。本態様は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本態様にはその等価物が含まれる。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することができる。
【符号の説明】
【0088】
1 編集管理装置
2 登録部
3 選択部
4 表示制御部
5 出力部
6 権限付与部
11 編集管理システム
12 編集管理サーバ
13,14,15 PC
21 制御部
22 登録部
23 選択部
24 表示制御部
25 アカウント管理部
26 出力制御部
31 記憶部
32 デザインフォーマットデータ
33 デザインデータ
34 アカウント管理データ