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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-18
(45)【発行日】2023-10-26
(54)【発明の名称】液晶表示装置
(51)【国際特許分類】
   G09G 3/36 20060101AFI20231019BHJP
   G02F 1/133 20060101ALI20231019BHJP
   G09G 3/20 20060101ALI20231019BHJP
   G09G 3/34 20060101ALI20231019BHJP
【FI】
G09G3/36
G02F1/133 525
G02F1/133 535
G09G3/20 621A
G09G3/20 621B
G09G3/20 621E
G09G3/20 621K
G09G3/20 641A
G09G3/20 641E
G09G3/20 642B
G09G3/20 642E
G09G3/20 642J
G09G3/20 670K
G09G3/34 J
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019236156
(22)【出願日】2019-12-26
(65)【公開番号】P2021105651
(43)【公開日】2021-07-26
【審査請求日】2022-08-29
(73)【特許権者】
【識別番号】000166948
【氏名又は名称】シチズンファインデバイス株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】000001960
【氏名又は名称】シチズン時計株式会社
(72)【発明者】
【氏名】両角 克也
【審査官】橋本 直明
(56)【参考文献】
【文献】特開2006-003654(JP,A)
【文献】特開2018-054691(JP,A)
【文献】特開2010-066607(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2012/0206500(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09G 3/36
G02F 1/133
G09G 3/20
G09G 3/34
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの画像表示領域に光を供給する光源とを備え、
フィールドシーケンシャル駆動により1フレーム期間単位で一つの画像を表示する液晶表示装置であって、
前記液晶表示装置の駆動モードとして、輝度調整駆動モードを有し、
前記輝度調整駆動モードにおいて、
前記1フレーム期間は、前記液晶表示パネルにパルス状の第一電圧を印加する第一フィールド期間と、前記液晶表示パネルにパルス状の第二電圧を印加する第二フィールド期間とを含み、
前記光源は、前記第一フィールド期間及び前記第二フィールド期間において点灯し、
前記第一電圧は、前記液晶表示パネルに画像を表示させるための第一ON電圧と、当該第一ON電圧とは逆極性の第一OFF電圧とを含み、
前記第二電圧は、前記液晶表示パネルに画像を表示させるための第二ON電圧と、当該第二ON電圧とは逆極性の第二OFF電圧とを含み、
前記第一ON電圧の極性と前記第二ON電圧の極性は、互いに同じであり、
前記第一OFF電圧の極性と前記第二OFF電圧の極性は、互いに同じであり、
前記第二ON電圧のパルス幅を調整することにより、前記画像表示領域に表示される画像の輝度を調整する
ことを特徴とする液晶表示装置。
【請求項2】
前記第二ON電圧のパルス幅は、前記第一ON電圧のパルス幅とは異なるように調整可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
【請求項3】
前記液晶表示装置の駆動モードとして、DCバランス駆動モードを有し、
前記DCバランス駆動モードにおいて、
前記1フレーム期間は、前記液晶表示パネルにパルス状の第一電圧を印加する第一フィールド期間と、前記液晶表示パネルに前記第一電圧の極性が反転したパルス状の第二電圧を印加する第二フィールド期間とを含み、
前記光源は、前記第一フィールド期間において点灯し、且つ、前記第二フィールド期間において消灯し、
前記輝度調整駆動モードと前記DCバランス駆動モードは、互いに切り替え可能である、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
EVF等に使用される液晶表示装置として、フィールドシーケンシャル駆動により画像を表示する液晶表示装置が知られている。
【0003】
フィールドシーケンシャル駆動では、例えば、1フレーム期間を3つのサブフレーム期間で構成し、これら3つのサブフレーム期間のそれぞれにおいて赤(R)、緑(G)、青(B)の画像を表示することで1フレーム期間全体として1つのカラー画像を表示する。
【0004】
図4は、従来技術におけるフィールドシーケンシャル駆動を示すタイミングチャートである。従来技術におけるフィールドシーケンシャル駆動において、n番目のフレーム期間であるnフレームは、サブフレームA、B、Cの3つのサブフレーム期間で構成され、さらに、サブフレームAは、フィールドR、R’の2つのフィールド期間で構成され、サブフレームBは、フィールドG、G’の2つのフィールド期間で構成され、サブフレームCは、フィールドB、B’の2つのフィールド期間で構成されている。n+1フレームとn+2フレームもnフレームと同様に構成されている。
【0005】
各フレーム期間のフィールドR、G、Bでは、それぞれ、赤、緑、青のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧を含む所定のパルス電圧(表示電圧)が印加されることにより、赤、緑、青の画像が表示される。これら三色の画像が視覚的に重なることにより、各フレーム期間において1つのカラー画像が表示される。また、各フレーム期間のフィールドR’、G’、B’では、それぞれ、赤、緑、青のLEDが消灯(OFF)し、且つ、液晶に上述の表示電圧とは逆極性のパルス電圧(反転電圧)が印加されることにより、画像が表示されずに、画像の焼き付きを防止するための駆動(反転駆動)が行われる。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2015-025927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従来の液晶表示装置では、画像表示領域内において輝度ムラや色ムラが発生し、画像品質が低下するという問題がある。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑みたものであり、画像品質の低下を防止することが可能な液晶表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
液晶表示パネルと、前記液晶表示パネルの画像表示領域に光を供給する光源とを備え、フィールドシーケンシャル駆動により1フレーム期間単位で一つの画像を表示する液晶表示装置であって、前記1フレーム期間は、前記液晶表示パネルに画像を表示させるための第一電圧を印加する第一フィールド期間と、前記液晶表示パネルに画像の焼き付きを防止するための第二電圧を印加する第二フィールド期間とを含み、前記光源は、前記第一フィールド期間及び前記第二フィールド期間において点灯し、前記第二電圧は、前記第一電圧とは逆極性の電圧であり、前記第二電圧を調整することにより、前記画像表示領域に表示される画像の輝度を調整可能である、液晶表示装置とする。
【0010】
前記1フレーム期間は、赤の画像を表示する第一サブフレーム期間と、緑の画像を表示する第二サブフレーム期間と、青の画像を表示する第三サブフレーム期間とを含み、前記第一サブフレーム期間は、赤の画像に対応する前記第一フィールド期間と前記第二フィールド期間とを含み、前記第二サブフレーム期間は、緑の画像に対応する前記第一フィールド期間と前記第二フィールド期間とを含み、前記第三サブフレーム期間は、青の画像に対応する前記第一フィールド期間と前記第二フィールド期間とを含む、液晶表示装置であっても良い。
【0011】
前記画像表示領域は、複数の分割表示領域に分割され、複数の前記分割表示領域のそれぞれに表示される画像の輝度は、前記第二電圧を調整することにより、互いに均一となるように調整可能である、液晶表示装置であっても良い。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、画像品質の低下を防止することが可能な液晶表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動を示すタイミングチャート
図2】(a)液晶表示パネルに検査画像を表示させた状態の例を示す上面図、(b)液晶表示パネルに検査画像を表示させた状態の他の例を示す上面図
図3】本発明の他の実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動を示すタイミングチャート
図4】従来技術におけるフィールドシーケンシャル駆動を示すタイミングチャート
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、図面に基づいて本発明の実施形態について説明する。
【実施例1】
【0015】
図1は、本発明の実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動を示すタイミングチャートである。この実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動において、n番目のフレーム期間であるnフレームは、サブフレームA、B、Cの3つのサブフレーム期間で構成され、さらに、サブフレームAは、赤のフィールドR、R’の2つのフィールド期間で構成され、サブフレームBは、緑のフィールドG、G’の2つのフィールド期間で構成され、サブフレームCは、青のフィールドB、B’の2つのフィールド期間で構成されている。n+1フレームとn+2フレームもnフレームと同様に構成されている。
【0016】
サブフレームAのフィールドRでは、赤のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧とOFF電圧とを含む所定のパルス電圧(第一電圧)が印加されることにより、赤の画像が表示される。さらに、サブフレームAのフィールドR’でも、赤のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧とOFF電圧とを含む所定のパルス電圧(第二電圧)が印加されることにより、赤の画像が表示される。フィールドRで表示される赤の画像と、フィールドR’で表示される赤の画像とが視覚的に重なることにより、サブフレームAにおいて1つの赤の画像が表示される。
【0017】
サブフレームAのフィールドR’で液晶に印加されるパルス電圧は、直前のフィールドRで液晶に印加されるパルス電圧とは逆極性のパルス電圧(反転電圧)である。この反転電圧により、フィールドRとフィールドR’との間で液晶におけるDCバランスが改善され、画像の焼き付きが防止される。また、この反転電圧に含まれるON電圧のパルス幅を適宜調整し、フィールドR’で表示される赤の画像の輝度を変化させれば、サブフレームAにおいて表示される赤の画像の輝度を変化させることができる。
【0018】
サブフレームBのフィールドGでは、緑のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧とOFF電圧とを含む所定のパルス電圧(第一電圧)が印加されることにより、緑の画像が表示される。さらに、サブフレームBのフィールドG’でも、緑のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧とOFF電圧とを含む所定のパルス電圧(第二電圧)が印加されることにより、緑の画像が表示される。フィールドGで表示される緑の画像と、フィールドG’で表示される緑の画像とが視覚的に重なることにより、サブフレームBにおいて1つの緑の画像が表示される。
【0019】
サブフレームBのフィールドG’で液晶に印加されるパルス電圧は、直前のフィールドGで液晶に印加されるパルス電圧とは逆極性のパルス電圧(反転電圧)である。この反転電圧により、フィールドGとフィールドG’との間で液晶におけるDCバランスが改善され、画像の焼き付きが防止される。また、この反転電圧に含まれるON電圧のパルス幅を適宜調整し、フィールドG’で表示される緑の画像の輝度を変化させれば、サブフレームBにおいて表示される緑の画像の輝度を変化させることができる。
【0020】
サブフレームCのフィールドBでは、青のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧とOFF電圧とを含む所定のパルス電圧(第一電圧)が印加されることにより、青の画像が表示される。さらに、サブフレームCのフィールドB’でも、青のLEDが点灯(ON)し、且つ、液晶にON電圧とOFF電圧とを含む所定のパルス電圧(第二電圧)が印加されることにより、青の画像が表示される。フィールドBで表示される青の画像と、フィールドB’で表示される青の画像とが視覚的に重なることにより、サブフレームCにおいて1つの青の画像が表示される。
【0021】
サブフレームCのB’で液晶に印加されるパルス電圧は、直前のフィールドBで液晶に印加されるパルス電圧とは逆極性のパルス電圧(反転電圧)である。この反転電圧により、フィールドBとフィールドB’との間で液晶におけるDCバランスが改善され、画像の焼き付きが防止される。また、この反転電圧に含まれるON電圧のパルス幅を適宜調整し、フィールドB’で表示される青の画像の輝度を変化させれば、サブフレームCにおいて表示される青の画像の輝度を変化させることができる。
【0022】
各フレーム期間において、サブフレームAで表示される赤の画像と、サブフレームBで表示される緑の画像と、サブフレームCで表示される青の画像とが視覚的に重なることにより、1つのカラー画像が表示される。
【0023】
この実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動では、フィールドR、G、Bで画像が表示されるだけでなく、フィールドR’、G’、B’でも画像が表示されるため、1フレーム期間において表示されるカラー画像の輝度や色味の調整幅を広げることができる。そして、このフィールドシーケンシャル駆動を液晶表示パネルの複数の画素毎に行えば、画像表示領域内における輝度ムラや色ムラの発生を防止することができる。また、このフィールドシーケンシャル駆動では、画像を表示するための電圧が、フィールドRとR’、フィールドGとG’、フィールドBとB’、のそれぞれ2つのフィールド期間に分けて液晶に印加されるため、画像の焼き付きを防止することができる。
【0024】
この実施形態における液晶表示装置は、例えば、反射型の液晶表示パネルと、液晶表示パネルの画像表示領域に光を供給する光源である赤色LED、緑色LED、青色LEDと、各LEDから出射された光を直線偏光に変換する透過型偏光板と、透過型偏光板から出射された直線偏光を液晶表示パネルの画像表示領域に向かって反射する反射型偏光板と、液晶表示パネルと各LEDの動作を制御することにより図1に示したフィールドシーケンシャル駆動を実行させる制御回路と、を備えている。各LEDは、例えば、制御信号がプラスレベルのときに点灯(ON)し、制御信号がマイナスレベルのときに消灯(OFF)する。なお、図1に示したフィールドシーケンシャル駆動では、各LEDは、常に点灯しているが、液晶にOFF電圧が印加されている期間中は、消灯しても良い。このように光源を消灯すれば、光源の消費電力を減少させることができる。
【0025】
液晶表示パネルは、例えば、複数の画素電極を有する第一基板と対向電極を有する第二基板とが貼り合わされることで形成された隙間に、強誘電性液晶などからなる液晶が封入されたものである。第一基板が有する画素電極と第二基板が有する対向電極との間に印加される電圧により液晶が駆動する。
【0026】
図2は、液晶表示パネルに検査画像を表示させた状態の例を示す上面図である。液晶表示パネルの画像表示領域内に輝度ムラや色ムラが発生しているかどうかは、種々の検査手法により確認することができる。例えば、図2に示すように、液晶表示パネル1の画像表示領域2を互いに平行且つ均等な幅を有する複数の分割表示領域3に分割し、各分割表示領域3にそれぞれ所定の画像を正常に表示することができるかどうかを確認する。具体的には、図2(a)に示すように、縦横方向にマトリクス状に配列された複数の分割表示領域3のうち下側横一列を構成する複数の分割表示領域3に色味の濃さが段階的に変化するような画像を正常に表示することが可能であるかどうか、また、図2(b)に示すように、横方向一列に配列された縦長の複数の分割表示領域3に色味の濃さが所定の組み合わせとなるような画像を正常に表示することが可能であるかどうかを確認する。
【0027】
このような検査の結果、例えば、複数の分割表示領域3のうち特定の分割領域3に表示される画像の色味が異常であると判断された場合には、その特定の分割表示領域3については、図1に示したようなフィールドシーケンシャル駆動を行い、フィールドR’、G’、B’で液晶に印加されるON電圧のパルス幅を適宜調整することにより、画像の色味を正常な色味へと調整(補正)する。これにより、画像表示領域2の全体に正常な色味の画像を均一に表示することができる。なお、複数の分割表示領域3のうち画像の色味が正常であると判断された分割表示領域3については、図1に示したようなフィールドシーケンシャル駆動を行わず、図4に示したような従来技術におけるフィールドシーケンシャル駆動を行っても良い。
【実施例2】
【0028】
図3は、本発明の他の実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動を示すタイミングチャートである。この実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動において、nフレーム、n+1フレーム、n+2フレームは、それぞれ、サブフレームA、B、Cの3つのサブフレーム期間で構成され、さらに、サブフレームAは、赤のフィールドR、R’の2つのフィールド期間で構成され、サブフレームBは、緑のフィールドG、G’の2つのフィールド期間で構成され、サブフレームCは、青のフィールドB、B’の2つのフィールド期間で構成されている。この構成は、図1に示した実施形態(実施例1)におけるフィールドシーケンシャル駆動と同じである。
【0029】
この実施形態(実施例2)におけるフィールドシーケンシャル駆動では、図1に示した実施形態におけるフィールドシーケンシャル駆動と異なる点として、フィールドR、G、Bのそれぞれの開始から終了までの期間は液晶にON電圧を連続的に印加し続けている。それゆえ、フィールドR、G、Bで表示される画像の輝度は、最大となり、加えて、フィールドR’、G’、B’でも画像が表示されるため、図4に示した従来技術におけるフィールドシーケンシャル駆動と比較して、1フレーム期間において表示されるカラー画像の輝度の最大値を上昇させることができる。
【0030】
なお、実施例1、2のフィールドシーケンシャル駆動において、フィールドR’、G’、B’で液晶に印加されるパルス電圧の波形が、それぞれ対応するフィールドR、G、Bで液晶に印加されるパルス電圧を反転させた波形と完全に一致しない場合には、フィールドR、G、BとフィールドR’、G’、B’との間で完全なDCバランスが得られないため、画像の焼き付きが発生する可能性があるが、設計上の許容範囲内であれば、問題とはならない。
【0031】
本発明におけるフィールドシーケンシャル駆動において、フレーム期間の構成は、図1、2に図示された構成に限らず、例えば、フィールド期間の数や順序を任意に変更しても良い。
【0032】
本発明におけるフィールドシーケンシャル駆動は、カラー光源を点灯させてカラー画像を表示する液晶表示装置に限らず、例えば、白色光源を点灯させて白黒画像を表示する液晶表示装置などにも適用することも可能である。
【0033】
本発明におけるフィールドシーケンシャル駆動(図1、3参照)による駆動モードと、従来技術におけるフィールドシーケンシャル駆動(図4参照)による駆動モードは、互いに切り替え可能であっても良い。
【符号の説明】
【0034】
1 液晶表示パネル
2 画像表示領域
3 分割表示領域
図1
図2
図3
図4