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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-20
(45)【発行日】2023-10-30
(54)【発明の名称】トランスファフィーダ
(51)【国際特許分類】
   B21D 43/05 20060101AFI20231023BHJP
【FI】
B21D43/05 D
B21D43/05 J
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019132796
(22)【出願日】2019-07-18
(65)【公開番号】P2021016875
(43)【公開日】2021-02-15
【審査請求日】2022-06-02
(73)【特許権者】
【識別番号】593005013
【氏名又は名称】型研精工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100070024
【弁理士】
【氏名又は名称】松永 宣行
(72)【発明者】
【氏名】中磨 浩幸
(72)【発明者】
【氏名】平井 一臣
【審査官】豊島 唯
(56)【参考文献】
【文献】特開2007-038302(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B21D 43/05
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フィードバーと、
前記フィードバーを水平に支持し、また、前記フィードバーに対してその長手方向であるX軸方向への移動、該X軸方向に直交する水平方向であるY軸方向への移動及び鉛直方向であるZ軸方向への移動をそれぞれ生じさせる第1の駆動装置、一対の第2の駆動装置及び一対の第3の駆動装置とを含み、
前記第1の駆動装置は、前記X軸方向への軸方向力を発生するリニアサーボモータと、前記X軸方向への軸方向力を前記フィードバーに伝達する伝達機構であって前記フィードバーのY軸方向への相対的な移動及びZ軸方向への相対的な移動を許す伝達機構とを備え、
第2の各駆動装置は、前記Y軸方向への軸方向力を発生するリニアサーボモータと、前記Y軸方向への軸方向力を前記フィードバーに伝達する伝達機構であって前記フィードバーのX軸方向への相対的な移動及びZ軸方向への相対的な移動を許す伝達機構とを備え、
各第3の駆動装置は、回転型サーボモータと、該回転型サーボモータの回転力をロータリボールスプラインを介して前記Z軸方向への軸方向力に変換して前記フィードバーに伝達する伝達機構であって前記フィードバーのX軸方向への相対的な移動及びY軸方向への相対的な移動を許す伝達機構とを備え
第2の駆動装置の伝達機構は、前記リニアサーボモータの駆動力が前記ロータリボールスプラインを介して前記Y軸方向へ伝達されるスライダと、該スライダを前記Y軸方向へ案内する二条の案内レールとを備え、
第2の駆動装置の伝達機構と、第3の駆動装置の伝達機構とは、積層されて同一ケーシング内に収納されている、トランスファフィーダ。
【請求項2】
前記フィードバーはL形の横断面形状を有する、請求項1に記載のトランスファフィーダ。
【請求項3】
前記第1の駆動装置、第2の両駆動装置及び第3の両駆動装置は、平板上に配置されている、請求項1又は2に記載のトランスファフィーダ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トランスファプレスのようなプレス機械に組み込まれあるいは複数のプレス機械に適用されるトランスファフィーダ、特にいわゆる三次元トランスファフィーダに関する。
【背景技術】
【0002】
三次元トランスファフィーダは、1又は複数のプレス機械において一のワーク(被加工材)に対して複数のプレス加工を順次に施すために使用され、ワークを把持し、これを一のプレス加工位置から次の他のプレス加工位置へと移動するためのフィードバー(トランスファバー)を備える。フィードバーは、これに取り付けられた複数対のフィンガーによる複数のワークの把持、移動及び解除のために、駆動装置により互いに直交する三方向(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)へ順次に移動される。
【0003】
従来、フィードバーを各方向へ移動するための駆動装置として、駆動源を回転型サーボモータとし、また、回転型サーボモータの回転運動を直線運動に変換して駆動力をフィードバーに伝達する伝達機構としてボールねじやロータリボールスプラインを主体とするものが使用されている。
【0004】
近時、プレス加工の高速化に伴い、フィードバーの移動速度の増大が求められているところ、ボールねじやロータリボールスプラインの変更によってはフィードバーの速度増大に限度があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2013-233581号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、前記従来の事情に鑑み、フィードバーの移動速度の増大に寄与する新たなトランスファフィーダを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るトランスファフィーダは、フィードバーと、該フィードバーを水平に支持し、また、前記フィードバーに対してその長手方向であるX軸方向への移動、該X軸方向に直交する水平方向であるY軸方向への移動及び鉛直方向であるZ軸方向への移動をそれぞれ生じさせる第1の駆動装置、一対の第2の駆動装置及び一対の第3の駆動装置とを含む。ここにおいて、前記第1の駆動装置は、前記X軸方向への軸方向力を発生するリニアサーボモータと、前記X軸方向への軸方向力を前記フィードバーに伝達する伝達機構であって前記フィードバーのY軸方向への相対的な移動及びZ軸方向への相対的な移動を許す伝達機構とを備える。各第2の駆動装置は、前記Y軸方向への軸方向力を発生するリニアサーボモータと、前記Y軸方向への軸方向力を前記フィードバーに伝達する伝達機構であって前記フィードバーのX軸方向への相対的な移動及びZ軸方向への相対的な移動を許す伝達機構とを備える。また、各第3の駆動装置は、回転型サーボモータと、該回転型サーボモータの回転力を前記Z軸方向への軸方向力に変換して前記フィードバーに伝達する伝達機構であって前記フィードバーのX軸方向への相対的な移動及びY軸方向への相対的な移動を許す伝達機構とを備える。
【0008】
本発明によれば、前記第1の駆動装置及び第2の各駆動装置を構成する駆動源をリニアサーボモータとし、また、前記リニアサーボモータの軸方向力の伝達機構について前記軸方向力の作用方向の変換を要することなしに前記フィードバーに伝達するものとしたことから、従来と比べて、前記フィードバーのX軸方向への移動及びY軸方向への移動の高速化を図ることができる。その結果、全体として、前記フィードバーの直交する三方向(X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向)への移動に要する時間を大幅に短縮することができる。
【0009】
前記フィードバーは好ましくはL形の横断面形状を有する。また、前記第1の駆動装置、第2の両駆動装置及び第3の両駆動装置は、平板上に配置されたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】トランスファフィーダの概略的な側面図である。
図2】トランスファフィーダの概略的な平面図である。
図3】ケーシングの一部を除いて示すトランスファフィーダの駆動装置の概略的な拡大平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1及び図2を参照すると、本発明に係るトランスファフィーダが全体に符号10で示されている。トランスファフィーダ10はプレス機械12に組み付けられ、その使用に供される。
【0012】
プレス機械12は、複数のワーク(被加工材)(図示せず)に対して異なるプレス加工をそれぞれ施すことができる。他方、トランスファフィーダ10は、これらのワークを、それぞれ、所定の工程に係る前記プレス加工が施されるプレス加工位置に配置し、当該プレス加工が行われた後、前記プレス加工位置から次の他の工程に係るプレス加工位置へと移動し、また、前記プレス加工位置から非プレス加工位置へと移動する働きをなす。図1に示す符号Fは、プレス機械12の据え付け面を規定する床を示す。
【0013】
プレス機械12のボルスタ14上には、複数のワークに対して複数の異なる工程のプレス加工を施すために使用される複数の下金型(図示せず)が配置され、また、そのスライド16には前記下金型と対をなす複数の上金型(図示せず)が取り付けられている。
【0014】
他方、トランスファフィーダ10は、複数のワークの前記プレス加工位置への配置並びに該プレス加工位置から他のプレス加工位置及び非プレス加工位置への移動を行うためのフィードバー(トランスファバー)18を備える。フィードバー18には、複数のワークをそれぞれ把持しまたこれを解除するための手段として、例えば複数対のフィンガー19が取り付けられる。
【0015】
フィードバー18は、好ましくは曲げ剛性が比較的高いL形の断面形状を有するもの、特に好ましくは等辺山形鋼からなり、互いに直交して連なる一片部18a及び他片部18bを有する。一片部18a及び他片部18bは、それぞれ、鉛直上方及びプレス機械12の正面側(図1で見て左方側)に面している。
【0016】
トランスファフィーダ10は、さらに、プレス機械12のボルスタ14の上方位置にフィードバー18を水平に支持し、また、互いに直交する3つの方向、すなわちフィードバー18の長手方向であるX軸方向、該X軸方向に直交する水平方向であるY軸方向及び鉛直方向であるZ軸方向にそれぞれ移動させる第1の駆動装置20、一対の第2の駆動装置22及び一対の第3の駆動装置24を備える。第1の駆動装置22、第2の各駆動装置24及び第3の各駆動装置24は、それぞれ、これらの一部が箱状のケーシング25、27の内部に配置され、該ケーシングに支持されている。
【0017】
図示の例において、第1の駆動装置20、第2の両駆動装置22及び第3の両駆動装置24は、ケーシング25、27を介して、平板26上に配置されている。平板26は、プレス機械12の背面側(図1で見て右方側)において床F上に配置されプレス機械12の支柱28と平行に鉛直方向(上下方向)へ伸びる支柱29と、プレス機械12のボルスタ14にそれぞれ固定された複数のイケール30及び支持板32とを介して水平に支持されている。平板26は矩形の平面形状を有し、前記矩形の両長辺及び両短辺がそれぞれ前記X軸及び前記Y軸と平行に伸びている。
【0018】
トランスファフィーダ10の第2の両駆動装置22及び第3の両駆動装置24は、第2の各駆動装置22及び第3の各駆動装置24を一組として、二組の第2の駆動装置22及び第3の駆動装置24が、前記矩形の長辺の伸長方向に互いに間隔をおいて配置され、前記矩形の両短辺に沿ってそれぞれ伸びている。この配置により、第2の各駆動装置22を構成する後記リニアサーボモータ38の駆動力の方向が前記Y軸方向とされている。また、第3の各駆動装置24を構成する後記回転型サーボモータ40の回転軸線が前記Y軸と平行な軸線上にあるようにされている。
【0019】
これに対し、第1の駆動装置20は、前記矩形の両短辺間、より詳細には二組の第2の駆動装置22及び第3の駆動装置24間に配置され前記矩形の長辺に沿って伸びている。これにより、第1の駆動装置20を構成する後記リニアサーボモータ34の駆動力の方向が前記X軸方向とされている。
【0020】
次に、図3を参照して、第1の駆動装置20、第2の各駆動装置22及び第3の各駆動装置24について説明する。
【0021】
第1の駆動装置20は、駆動源であるリニアサーボモータ34と、該リニアサーボモータの駆動力である前記X軸方向への軸方向力をフィードバー18に伝達する伝達機構36とを備える。伝達機構36はフィードバー18の前記Y軸方向への相対的な移動及び前記Z軸方向への相対的な移動を許容する。
【0022】
また、第2の各駆動装置22は、駆動源であるリニアサーボモータ38と、該リニアサーボモータの駆動力である前記Y軸方向への軸方向力をフィードバー18に伝達する伝達機構40とを備える。伝達機構40はフィードバー18の前記X軸方向への相対的な移動及び前記Z軸方向への相対的な移動を許容する。
【0023】
さらに、第3の各駆動装置24は、駆動源である回転型サーボモータ42と、該サーボモータの回転力を前記Z軸方向への軸方向力に変換してフィードバー18に伝達する伝達機構44とを備える。伝達機構44はフィードバー18の前記X軸方向への相対的な移動及び前記Y軸方向への相対的な移動を許容する。図示の例においては、第2の各駆動装置22の伝達機構40と第3の各駆動装置24の伝達機構44とは、一部の構成を共通にする。
【0024】
第1の駆動装置20のリニアサーボモータ34は、複数のマグネットを敷き詰めてなるベース46と、巻き線コイルを含むコイルユニット48が配置されたキャリッジであるスライダ50と、スライダ50を前記X軸方向へ案内する二条の案内レール52と、リニアスケール53とを備える。両レール52は、必要とされるフィードバー18の前記X軸方向への移動距離を超える長さを有する。
【0025】
また、第2の各駆動装置22のリニアサーボモータ38は、第1の駆動装置20のリニアサーボモータ34と同様の構成を有する。すなわち、リニアサーボモータ38は、図3で見て右側に位置するリニアサーボモータ38を代表例とすると、複数のマグネットを敷き詰めてなるベース54と、巻き線コイルを含むコイルユニット56が配置されたキャリッジであるスライダ58と、スライダ58を前記Y軸方向へ案内する二条の案内レール60と、リニアスケール61とを備える。両レール60は、必要とされるフィードバー18の前記Y軸方向への移動距離を超える長さを有する。
【0026】
次に、第1、第2及び第3の各駆動装置20、22、24の伝達機構36、40、44について説明する。
【0027】
まず、図示の第1の駆動装置20の伝達機構36は、スライダ50上に配置され両案内レール52に対して直交する前記Y軸方向へ伸びる細長い水平板62と、該水平板の端部に固定され前記Z軸方向へ伸びる、互いに相対する2つの垂直板64、66と、垂直板64に固定された水平板68であってフィードバー18に向けて伸び、該フィードバーにその一片部18aにおいて固定された水平板68とを備える。
【0028】
細長い水平板62は、ケーシング25の前記Y軸方向に関して互いに相対する2つの側板(図示せず)にそれぞれ設けられ両案内レール52と平行に伸びる細長い2つの開口(図示せず)を貫通している。前記2つの開口はフィードバー18の前記X軸方向への移動を許容する長さを有する。
【0029】
両垂直板64、66はケーシング25の外部にあって、これらの垂直板64、66間に配置され前記Z軸方向へ伸びる互いに平行な二条のほぞ70と両ほぞ70をそれぞれ滑動可能に受け入れる互いに平行な二条のほぞ溝72とを有する組立体74を介して互いに連結されている。また、スライダ50と水平板62との間に、組立体74と同様の組立体80であって前記Y軸方向へ伸びる同様の二条のほぞ76及びほぞ溝78を有する組立体80が配置され、組立体80を介してスライダ50と水平板62とが相互に連結されている。ほぞ70及びほぞ溝72は、フィードバー18の前記Z軸方向への移動を許容する長さを有する。また、ほぞ76及びほぞ溝78は、フィードバー18の前記Y軸方向への移動を許容する長さを有する。
【0030】
第1の駆動装置20の伝達機構36においては、リニアサーボモータ34の駆動力であるX軸方向力が水平板62、両垂直板64、66及び水平板68を介して、フィードバー18に伝達され、フィードバー18が前記X軸方向へ移動される。伝達機構36は、両組立体80、74を介して、フィードバー18に対する前記Y軸方向への相対的な移動及び前記Z軸方向への相対的な移動がそれぞれ許容される。
【0031】
次に、第2の駆動装置22の伝達機構40の説明に先立ち、第3の駆動装置24の伝達機構44について説明する。
【0032】
図示の第3の駆動装置24の伝達機構44は、回転型サーボモータ42に減速機82を介して接続されたロータリボールスプライン84を備える。ロータリボールスプライン84はナット84aと、該ナットを経て伸びるスプライン軸84bとを有する。ナット84aは、ケーシング27の内部にあって第2の駆動装置22のスライダ58に固定されている。また、スプライン軸84bはケーシング27内を前記Y軸方向へ伸び、前記Y軸方向に関して互いに相対するケーシング27の2つの側板27aを貫通し、その先端部(出力端部)84b1がケーシング27の外部に突出している。
【0033】
第3の駆動装置24の伝達機構44は、さらに、ロータリボールスプライン84のスプライン軸84bの前記先端部84b1に固定されたアーム部材86と、アーム部材86に取り付けられスプライン軸84bと平行な軸線の周りに回転可能であるハンド部材88とを備える。また、伝達機構44は、フィードバー18の一片部18aの下面に設けられその長手方向(X軸方向)へ伸びる一条のほぞ90と、ハンド部材88に設けられほぞ90を前記X軸方向へ滑動可能に受け入れるほぞ溝92とを有する。
【0034】
第3の駆動装置24の伝達機構44においては、回転型サーボモータ42の駆動力である回転力がロータリボールスプライン84のスプライン軸84bに伝達され、これにより、スプライン軸84bと共にアーム部材86が回転する。これに伴い、ハンド部材88がアーム部材86に対して相対的に回転しながら揺動する。このとき、ハンド部材88が、ほぞ90に対するほぞ溝92の相対移動の下で、フィードバー18に対してその長手方向である前記X軸方向へ相対的に移動し、同時に、フィードバー18が前記Z軸方向へ上昇される。反対に、回転型サーボモータ42が反転されるときはフィードバー18が下降される。前記したところにより、伝達機構44は、ほぞ90とほぞ溝92との組み合わせにより、フィードバー18に対する前記X軸方向への相対的な移動を許容される。また、伝達機構44は、ナット84aに対するスプライン軸84bの直線移動によりフィードバー18に対する前記Y軸方向への相対的な移動が許容される。
【0035】
次に、第2の駆動装置22の伝達機構40について説明する。伝達機構40は、第3の駆動装置24の伝達機構44の一部をなすロータリボールスプライン84と、アーム部材86と、ハンド部材88と、ほぞ90及びほぞ溝92とからなる。
【0036】
第2の駆動装置22の伝達機構40においては、リニアサーボモータ38の駆動力である前記Y軸方向力が、スライダ58に固定されたロータリボールスプライン84のナット84aと、スプライン軸84bと、アーム部材86と、ハンド部材88とを通してローラ90に伝達され、ほぞ90に対するほぞ溝92の引っ掛かりにより、フィードバー18が前記Y軸方向へ移動される。伝達機構40は、ほぞ90及びほぞ溝92の組み合わせによりフィードバー18に対する前記X軸方向への相対的な移動を許容される。また、伝達機構40は、ナット84aに対するスプライン軸84b及びアーム材86の回転、アーム材86に対するハンド部材88の回転、及び、ほぞ90に対するほぞ溝92の相対的な滑動により、フィードバー18に対する前記Z軸方向への相対的な移動が許容される。
【符号の説明】
【0037】
10 トランスファフィーダ
12 プレス装置
18 フィードバー
20 第1の駆動装置
22 第2の駆動装置
24 第3の駆動装置
26 平板
34 リニアサーボモータ
36 伝達機構
38 リニアサーボモータ
40 伝達機構
42 回転型サーボモータ
44 伝達機構
図1
図2
図3