特許7370657IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

キャノピーの形成部材、これを用いたキャノピー、およびキャノピーの製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】水はけのよいキャノピーを提供する。
【解決手段】航空機用乗客搭乗橋の先端に設けられるキャノピーの蛇腹構造を形成する形成部材(3)であって、キャノピーの天井面を形成する形成部材本(4)を備え、形成部材本体(4)は、形成部材本体(4)の長手方向(D1)と直交する方向(D2)の幅(L)が、所定位置(例えばコーナー折り目C)から中心線(P)側に向かってテーパー状に形成されてなる。このような形成部材(3)を用いてキャノピーを製作することによりキャノピーの天井にへの字状の傾斜をつけ、水はけのよいキャノピーとする。
【選択図】図4

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

しかしながら、特許文献1に記載のようなキャノピーは、雨天時に、天井面の蛇腹構造の谷折りの部分に雨水がたまり、水はけが悪いという問題があった。特に、キャノピーは柔性のある素材で製作されるがために、雨量が多いと、雨水の重みで上面の谷折り部分がポケット構造になってしまい、そこに雨水がたまり、水はけがさらに悪化するという問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。

請求項1、4に係る発明によれば、形成部材(図4(a)に示す形成部材3)を用いて製作するキャノピー(図1に示すキャノピー1)は、天井面の谷線(図1に示す谷線4a1)が、中心(図1に示す中心線O)側から所定位置(図1に示すコーナー折り目C)側に向かって下がるへの字状に形成される。

したがって、請求項1、4によれば、キャノピー(図1に示すキャノピー1)上に降ってきた雨水は、への字状の傾斜により、容易に天井面から流れ落ちることとなる。このため、本発明によれば、水はけのよいキャノピー(図1に示すキャノピー1)を提供することができる。

請求項2に係る発明によれば、側面形成部(図4(a)に示す右側面形成部5a、左側面形成部5b)が形成する蛇腹構造が薄くなる(図1に示す厚みW1、W2)。そのため、キャノピー(図1に示すキャノピー1)内を移動する乗客や荷物などに、キャノピー(図1に示すキャノピー1)の側面が当たる可能性が低減できる。

請求項3に係る発明によれば、キャノピー(図1に示すキャノピー1)の天井面に傾斜部分が蛇腹構造の谷部(図1、図6(b)に示す谷線4a1)に形成されるから、キャノピー(図1に示すキャノピー1)上に降ってきた雨水は、傾斜により、容易に天井面から流れ落ちることとなる。このため、本発明によれば、水はけのよいキャノピー(図1に示すキャノピー1)を提供することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係るキャノピーの一実施形態を示す正面図である。
【図2】 図1に二点鎖線の円で示された、キャノピーの天井面の中央部分の拡大斜視図である。
【図3】 図1に二点鎖線の円で示された、キャノピーの右肩部分の分解斜視図である。
【図4】 (a)は図3に示す形成部材を展開した図、(b)は(a)の変形例であって、形成部材に切り欠き部を設けた形成部材を示す図である。
【図5】 (a)(b)は図4(a)に示す形成部材を図3に示す形成部材のような形状にする方法を示す説明図である。
【図6】 (a)は山部に骨材を差し込んでいない状態のキャノピーを簡略的に示す正面図、(b)は骨材を差し込んだ状態のキャノピーを簡略的に示す正面図である。

代表図 図4本件の代表的な図

1 キャノピー 2 蛇腹構造 3、3A 形成部材 4 形成部材本体 D1 長手方向 D2 直交する方向 L 幅 C コーナー折り目(所定位置) P 中心線 5a 右側面形成部(側面形成部) 5b 左側面形成部(側面形成部) 5b1 切り欠き部 5b2 切り欠き部 H 高さ(所定高さ)

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