(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-20
(45)【発行日】2023-10-30
(54)【発明の名称】制御フォーマットインジケータ値の信頼できるインジケーション
(51)【国際特許分類】
H04W 72/231 20230101AFI20231023BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20231023BHJP
H04W 72/512 20230101ALI20231023BHJP
【FI】
H04W72/231
H04W72/0446
H04W72/512
(21)【出願番号】P 2020554166
(86)(22)【出願日】2019-04-01
(86)【国際出願番号】 US2019025164
(87)【国際公開番号】W WO2019195158
(87)【国際公開日】2019-10-10
【審査請求日】2022-03-16
(32)【優先日】2018-04-05
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2019-03-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】595020643
【氏名又は名称】クゥアルコム・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】QUALCOMM INCORPORATED
(74)【代理人】
【識別番号】110003708
【氏名又は名称】弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100158805
【氏名又は名称】井関 守三
(74)【代理人】
【識別番号】100112807
【氏名又は名称】岡田 貴志
(72)【発明者】
【氏名】ホッセイニ、サイードキアヌーシュ
(72)【発明者】
【氏名】フーヤル、ウメシュ
(72)【発明者】
【氏名】チェン、ワンシ
【審査官】田畑 利幸
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2018/025948(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2013/0028199(US,A1)
【文献】特表2013-520883(JP,A)
【文献】Ericsson,"Techniques for downlink control in URLLC",3GPP TSG-RAN WG1 Meeting #92 R1-1802878,[online],2018年02月16日,pages 1-10,[retrieved on 2023-03-22], <URL: https://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_92/Docs/R1-1802878.zip>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ機器(UE)によって行われるワイヤレス通信の方法であって、
無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)中で制御フォーマットインジケータ(CFI)値を受信することと、
前記UEが動作している構成にかかわらず、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で受信された前記CFI値を使用することと
を備え、
ここにおいて、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)は、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で前記CFI値を受信すること
に基づいて、復号されない、方法。
【請求項2】
前記UEは、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成または短縮送信時間インターバル(sTTI)構成で構成されていること
に基づいて、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で前記CFI値を受信する、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記RRCメッセージまたは前記SIB中で受信された前記CFI値は、
超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成、
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)構成、
レガシ送信時間インターバル(TTI)構成、
1ミリ秒TTI構成、
短縮TTI(sTTI)構成、
しきい値を満たすレイテンシ要件を有する構成、
しきい値を満たす信頼性要件を有する構成、
キャリアアグリゲーション構成、
デュアル接続性構成、または
これらの何らかの組合せ
のうちの少なくとも1つに使用される、請求項1または2に記載の方法。
【請求項4】
ワイヤレス通信のための装置であって、
無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)中で制御フォーマットインジケータ(CFI)値を受信するための手段と、
前記装置が動作している構成にかかわらず、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で受信された前記CFI値を使用するための手段と
を備え、
ここにおいて、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)は、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で前記CFI値を受信すること
に基づいて、復号されない、装置。
【請求項5】
実行されると、請求項1~
3のいずれか一項のステップを装置に行わせる、
命令を記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【米国特許法第119条に基づく関連出願への相互参照】
【0001】
[0001] 本出願は、2018年4月5日に出願された「TECHNIQUES AND APPARATUSES FOR RELIABLE INDICATION OF A CONTROL FORMAT INDICATOR VALUE」と題する米国仮特許出願第62/653,124号および2019年3月29日に出願された「RELIABLE INDICATION OF A CONTROL FORMAT INDICATOR VALUE」と題する米国非仮特許出願第16/370,672号に対する優先権を主張し、これらは、参照により本明細書に明示的に組み込まれる。
【技術分野】
【0002】
[0002] 本開示の態様は一般に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、制御フォーマットインジケータ(CFI)値の信頼できるインジケーションのための技法および装置に関する。
【背景技術】
【0003】
[0003] ワイヤレス通信システムは、電話通信、ビデオ、データ、メッセージング、およびブロードキャストのような様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。典型的なワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、伝送電力、および/または同様のもの)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を用い得る。このような多元接続技術の例には、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システム、およびロングタームエボリューション(LTE(登録商標))が含まれる。LTE/LTEアドバンストは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP(登録商標))によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)モバイル規格に対する拡張のセットである。
【0004】
[0004] ワイヤレス通信ネットワークは、いくつかのユーザ機器(UE:user equipment)のために通信をサポートできるいくつかの基地局(BS:base station)を含み得る。ユーザ機器(UE)は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局(BS)と通信し得る。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、BSからUEへの通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、UEからBSへの通信リンクを指す。本明細書でより詳細に説明されるように、BSは、ノードB、gNB、アクセスポイント(AP)、無線ヘッド、送受信ポイント(TRP:transmit receive point)、新無線(NR:New Radio)BS、5GノードB、および/または同様の用語で呼ばれ得る。
【0005】
[0005] 上の多元接続技術は、異なるユーザ機器が、都市、国家、地域、さらには地球規模で通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格に採用されている。5Gとも呼ばれ得る新無線(NR)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたLTEモバイル規格に対する拡張のセットである。NRは、スペクトル効率を改善することと、コストを下げることと、サービスを改善することと、新たなスペクトルを利用することと、ビームフォーミング、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術、およびキャリアアグリゲーションをサポートするだけでなく、ダウンリンク(DL:downlink)上でサイクリックプレフィックス(CP:cyclic prefix)を有する直交周波数分割多重(OFDM)(CP-OFDM)を使用し、アップリンク(UL)上でCP-OFDMおよび/またはSC-FDM(例えば、離散フーリエ変換拡散OFDM(DFT-s-OFDM)としても知られている)を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより快適にサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増大し続けるに伴い、LTEおよびNR技術におけるさらなる改善の必要がある。好ましくは、これら改善は、他の多元接続技術およびこれら技術を用いる電気通信規格に適用可能であるべきである。
【発明の概要】
【0006】
[0006] いくつかの態様では、ユーザ機器(UE)によって行われるワイヤレス通信の方法が、無線リソース制御(RRC:radio resource control)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB:system information block)中で制御フォーマットインジケータ(CFI:control format indicator)値を受信することと、UEが動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用することとを含み得る。
【0007】
[0007] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのユーザ機器が、メモリと、このメモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、RRCメッセージまたはSIB中でCFI値を受信することと、UEが動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用することとを行うように構成され得る。
【0008】
[0008] いくつかの態様では、非一時的コンピュータ読取可能な媒体が、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、ユーザ機器の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、RRCメッセージまたはSIB中でCFI値を受信することと、UEが動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせ得る。
【0009】
[0009] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置が、RRCメッセージまたはSIB中でCFI値を受信するための手段と、装置が動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用するための手段とを含み得る。
【0010】
[0010] いくつかの態様では、UEによって行われるワイヤレス通信の方法が、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)を介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信することと、UEが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することと、UEが、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作することとを含み得る。
【0011】
[0011] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのユーザ機器が、メモリと、このメモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、PCFICHを介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信することと、UEが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することと、UEが、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作することとを行うように構成され得る。
【0012】
[0012] いくつかの態様では、非一時的コンピュータ読取可能な媒体が、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、ユーザ機器の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、PCFICHを介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信することと、UEが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することと、UEが、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせ得る。
【0013】
[0013] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置が、PCFICHを介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信するための手段と、装置が、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定するための手段と、装置が、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作するための手段とを含み得る。
【0014】
[0014] いくつかの態様では、UEによって行われるワイヤレス通信の方法が、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用することとを含み得る。
【0015】
[0015] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のためのユーザ機器が、メモリと、このメモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサとを含み得る。メモリおよび1つまたは複数のプロセッサは、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用することとを行うように構成され得る。
【0016】
[0016] いくつかの態様では、非一時的コンピュータ読取可能な媒体が、ワイヤレス通信のための1つまたは複数の命令を記憶し得る。1つまたは複数の命令は、ユーザ機器の1つまたは複数のプロセッサによって実行されると、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用することとを1つまたは複数のプロセッサに行わせ得る。
【0017】
[0017] いくつかの態様では、ワイヤレス通信のための装置が、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信するための手段と、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信するための手段と、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用するための手段とを含み得る。
【0018】
[0018] 態様は一般に、添付の図面および明細書によって例示され、それを参照して本明細書で実質的に説明されるように、方法、装置、システム、コンピュータプログラム製品、非一時的コンピュータ読取可能な媒体、ユーザ機器、基地局、ワイヤレス通信デバイス、および処理システムを含む。
【0019】
[0019] 前述の記載は、以下の詳細な説明がより良く理解され得るために、本開示に従った例の特徴および技術的利点を、幾分広く概説したものである。追加の特徴および利点が以下に説明される。開示される概念および特定の例は、本開示と同じ目的を果たすために他の構造を設計または修正することの基礎として容易に利用され得る。そのような同等の構造は、添付の特許請求の範囲から逸脱しない。本明細書で開示される概念の特性は、それらの編成(organization)および動作方法の両方とも、関連した利点とともに、添付の図に関して考慮されると、下の説明からより良く理解されるであろう。図の各々は、特許請求の範囲の範囲(limits)の定義としてでなく、例示および説明の目的で提供される。
【0020】
[0020] 本開示の上述の特徴が詳細に理解され得るように、上で簡潔に要約された内容が、態様を参照してより具体的に説明され得、そのうちのいくつかは、添付の図面において例示されている。しかしながら、添付の図面は、本開示の特定の典型的な態様を例示しているにすぎず、この説明が他の同等に効果的な態様を認め得るため、その範囲を限定するものとみなされるべきでないことに留意されたい。異なる図面における同じ参照番号は、同じまたは同様の要素を識別し得る。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークの例を概念的に例示するブロック図である。
【
図2】本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおいてユーザ機器(UE)と通信している基地局の例を概念的に例示するブロック図である。
【
図3A】本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおけるフレーム構造の例を概念的に例示するブロック図である。
【
図3B】本開示の様々な態様による、ワイヤレス通信ネットワークにおける例となる同期通信階層を概念的に例示するブロック図である。
【
図4】本開示の様々な態様による、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する例となるサブフレームフォーマットを概念的に例示するブロック図である。
【
図5】本開示の様々な態様による、異なる制御フォーマットインジケータ(CFI)値に対応する例となるサブフレームフォーマットを例示する図である。
【
図6】本開示の様々な態様による、CFI値の信頼できるインジケーションの例を例示する図である。
【
図7】本開示の様々な態様による、CFI値の信頼できるインジケーションの例を例示する図である。
【
図8】本開示の様々な態様による、CFI値の信頼できるインジケーションの例を例示する図である。
【
図9】本開示の様々な態様による、例えば、ユーザ機器によって行われる例となるプロセスを例示する図である。
【
図10】本開示の様々な態様による、例えば、ユーザ機器によって行われる例となるプロセスを例示する図である。
【
図11】本開示の様々な態様による、例えば、ユーザ機器によって行われる例となるプロセスを例示する図である。
【詳細な説明】
【0022】
[0029] 本開示の様々な態様が、添付の図面を参照して以下でさらに十分に説明される。しかしながら、本開示は、多くの異なる形式で具現化され得、本開示全体にわたって提示される任意の特定の構造または機能に限定されるものとして解釈されるべきでない。むしろ、これら態様は、本開示が徹底的かつ完全となり、本開示の範囲を当業者に十分に伝達することとなるように提供されている。本明細書での教示に基づき、当業者は、本明細書で開示される開示の任意の態様が、独立して実施されようと、本開示の任意の他の態様と組み合わされて実施されようと、本開示の範囲によってカバーされるように意図されていることを認識すべきである。例えば、本明細書で示される任意の数の態様を使用して、装置が実施され得るか、または方法が実践され得る。加えて、本開示の範囲は、本明細書で示される開示の様々な態様に加えてまたはそれら以外の、他の構造、機能性、または構造と機能性を使用して実践されるこのような装置または方法をカバーするように意図されている。本明細書で開示される開示の任意の態様が、請求項の1つまたは複数の要素によって具現化され得ることは理解されるべきである。
【0023】
[0030] 電気通信システムのいくつかの態様が、これより、様々な装置および技法を参照して提示されるであろう。これら装置および技法は、以下の詳細な説明で説明され、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズム、および/または同様のもの(総称して「要素」と呼ばれる)によって添付の図面で例示される。これら要素は、ハードウェア、ソフトウェア、またはこれらの組合せを使用して実施され得る。そのような要素がハードウェアとして実施されるかソフトウェアとして実施されるかは、特定の用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
【0024】
[0031] 態様は、3Gおよび/または4Gワイヤレス技術に一般に関連する用語を使用して本明細書で説明され得るが、本開示の態様が、NR技術を含む5G以降のような他の世代ベースの通信システムで適用され得ることに留意されたい。
【0025】
[0032]
図1は、本開示の態様が実践され得るネットワーク100を例示する図である。ネットワーク100は、LTEネットワーク、または5GもしくはNRネットワークのような他の何らかのワイヤレスネットワークであり得る。ワイヤレスネットワーク100は、いくつかのBS110(BS110a、BS110b、BS110c、およびBS110dと示される)および他のネットワークエンティティを含み得る。BSは、ユーザ機器(UE)と通信するエンティティであり、基地局、NR BS、ノードB、gNB、5GノードB(NB)、アクセスポイント、送受信ポイント(TRP)、および/または同様の用語でも呼ばれ得る。各BSは、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供し得る。3GPPにおいて、「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテキストに依存して、BSのカバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアにサービス提供するBSサブシステムを指し得る。
【0026】
[0033] BSは、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または別のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。マクロセルは、比較的広い地理的エリア(例えば、半径数キロメートル)をカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。ピコセルは、比較的狭い地理的エリアをカバーし得、サービスに加入しているUEによる無制限のアクセスを可能にし得る。フェムトセルは、比較的狭い地理的エリア(例えば、自宅)をカバーし得、このフェムトセルと関連性のあるUE(例えば、クローズド加入者グループ(CSG:closed subscriber group)内のUE)による制限付きアクセスを可能にし得る。マクロセルのためのBSは、マクロBSと呼ばれ得る。ピコセルのためのBSは、ピコBSと呼ばれ得る。フェムトセルのためのBSは、フェムトBSまたはホームBSと呼ばれ得る。
図1で示される例では、BS110aが、マクロセル102aのためのマクロBSであり得、BS110bが、ピコセル102bのためのピコBSであり得、BS110cが、フェムトセル102cのためのフェムトBSであり得る。BSは、1つまたは複数(例えば3つ)のセルをサポートし得る。「eNB」、「基地局」、「NR BS」、「gNB」、「TRP」、「AP」、「ノードB」、「5G NB」、および「セル」という用語は、本明細書において同義で使用され得る。
【0027】
[0034] いくつかの態様では、セルが、必ずしも静止しているわけでなく、セルの地理的エリアが、モバイルBSのロケーションに従って移動し得る。いくつかの態様において、BSは、直接物理接続、仮想ネットワーク、および/または任意の適切なトランスポートネットワークを使用する同様のもののような様々なタイプのバックホールインターフェースを通して、互いにおよび/またはアクセスネットワーク100中の1つまたは複数の他のBSもしくはネットワークノード(図示せず)に相互接続され得る。
【0028】
[0035] ワイヤレスネットワーク100はまた、中継局を含み得る。中継局は、アップストリーム局(例えば、BSまたはUE)からデータの送信を受信し、ダウンストリーム局(例えば、UEまたはBS)にデータの送信を送ることができるエンティティである。中継局はまた、他のUEのための送信を中継できるUEであり得る。
図1に示される例では、中継局110dが、BS110aとUE120dとの間の通信を容易にするために、マクロBS110aおよびUE120dと通信し得る。中継局は、中継BS、中継基地局、リレー、および/または同様の用語でも呼ばれ得る。
【0029】
[0036] ワイヤレスネットワーク100は、異なるタイプのBS、例えば、マクロBS、ピコBS、フェムトBS、中継BS、および/または同様のものを含む異種ネットワークであり得る。これら異なるタイプのBSは、ワイヤレスネットワーク100において異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、および干渉に対する異なるインパクトを有し得る。例えば、マクロBSが、高い送信電力レベル(例えば、5~40ワット)を有し得るのに対して、ピコBS、フェムトBS、および中継BSは、より低い送信電力レベル(例えば、0.1~2ワット)を有し得る。
【0030】
[0037] ネットワークコントローラ130は、BSのセットに結合し得、これらBSに調整および制御を提供し得る。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介してBSと通信し得る。BSはまた、例えば、ワイヤレスまたはワイヤラインバックホールを介して間接的にまたは直接的に、互いに通信し得る。
【0031】
[0038] UE120(例えば、120a、120b、120c)は、ワイヤレスネットワーク100全体に分散しており、各UEは、据置式または可動式であり得る。UEは、アクセス端末、端末、モバイル局、加入者ユニット、局、および/または同様の用語でも呼ばれ得る。UEは、セルラ電話(例えば、スマートフォン)、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、タブレット、カメラ、ゲーミングデバイス、ネットブック、スマートブック、ウルトラブック、医療デバイスもしくは機器、バイオメトリックセンサ/デバイス、ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ、スマート衣類、スマート眼鏡、スマートリストバンド、スマートジュエリ(例えば、スマートリング、スマートブレスレット))、エンターテインメントデバイス(例えば、音楽もしくはビデオデバイス、または衛星ラジオ)、車両部品もしくはセンサ、スマートメータ/センサ、工業生産機器、全地球測位システムデバイス、またはワイヤレスもしくはワイヤード媒体を介して通信するように構成された任意の他の適切なデバイスであり得る。
【0032】
[0039] いくつかのUEは、マシンタイプ通信(MTC:machine-type communication)または発展型もしくは拡張マシンタイプ通信(eMTC:evolved or enhanced machine-type communication)UEとみなされ得る。MTCおよびeMTC UEは、例えば、基地局、別のデバイス(例えば、リモートデバイス)、または他の何らかのエンティティと通信し得る、ロボット、ドローン、リモートデバイス、センサ、メータ、モニタ、ロケーションタグ、および/または同様のものを含む。ワイヤレスノードは、例えば、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクを介して、ネットワーク(例えば、セルラネットワークまたはインターネットのような広域ネットワーク)のための接続性またはそれへの接続性を提供し得る。いくつかのUEは、モノのインターネット(IoT:Internet-of-Things)デバイスとみなされ得、および/またはNB-IoT(狭帯域モノのインターネット)デバイスとして実施され得る。いくつかのUEは、宅内機器(CPE:Customer Premises Equipment)とみなされ得る。UE120は、プロセッサ構成要素、メモリ構成要素、および/または同様のもののような、UE120の構成要素を収容する筐体内に含まれ得る。
【0033】
[0040] 一般に、任意の数のワイヤレスネットワークが、所与の地理的エリアに展開され得る。各ワイヤレスネットワークは、特定のRATをサポートし得、1つまたは複数の周波数上で動作し得る。RATは、無線技術、エアインターフェース、および/または同様の用語でも呼ばれ得る。周波数は、キャリア、周波数チャネル、および/または同様の用語でも呼ばれ得る。各周波数は、異なるRATのワイヤレスネットワーク間の干渉を回避するために、所与の地理的エリアにおいて単一のRATをサポートし得る。いくつかの場合、NRまたは5G RATネットワークが展開され得る。
【0034】
[0041] いくつかの態様では、2つ以上のUE120(例えば、UE120aおよびUE120eと示される)が、(例えば、基地局110を互いに通信するための媒介として使用することなく)1つまたは複数のサイドリンクチャネルを使用して直接通信し得る。例えば、これらUE120は、ピア・ツー・ピア(P2P)通信、デバイス・ツー・デバイス(D2D)通信、ビークル・ツー・エブリシング(V2X)プロトコル(例えば、これはビークル・ツー・ビークル(V2V)プロトコル、ビークル・ツー・インフラストラクチャ(V2I)プロトコル、および/または同様のものを含み得る)、メッシュネットワーク、および/または同様のものを使用して通信し得る。この場合、UE120が、スケジューリング動作、リソース選択動作、および/または基地局110によって行われるとして本明細書の他の箇所で説明される他の動作を行い得る。
【0035】
[0042] 上で示したように、
図1は、単に一例として提供されている。他の例は、
図1に関して説明されるものとは異なり得る。
【0036】
[0043]
図2は、
図1の基地局のうちの1つおよびUEのうちの1つであり得る、基地局110およびUE120の設計200のブロック図を示す。基地局110は、T個のアンテナ234a~234tを装備し得、UE120は、R個のアンテナ252a~252rを装備し得、ここで、一般に、T≧1およびR≧1である。
【0037】
[0044] 基地局110では、送信プロセッサ220が、1つまたは複数のUEのためにデータソース212からデータを受信し、各UEに対して1つまたは複数の変調およびコード化スキーム(MCS:modulation and coding scheme)を、そのUEから受信されたチャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator)に少なくとも部分的に基づいて選択し、各UEのためのデータを、そのUEに対して選択されたMCSに少なくとも部分的に基づいて処理(例えば、符号化および変調)し、全てのUEのためのデータシンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、システム情報(例えば、準静的リソース分割情報(SRPI:semi-static resource partitioning information)および/または同様のものについての)および制御情報(例えば、CQI要求、グラント(grant)、上位層シグナリング、および/または同様のもの)を処理し、オーバーヘッドシンボルおよび制御シンボルを提供し得る。送信プロセッサ220はまた、基準信号(例えば、セル固有基準信号(CRS:cell-specific reference signal))および同期信号(例えば、一次同期信号(PSS:primary synchronization signal)および二次同期信号(SSS:secondary synchronization signal))のための基準シンボルを生成し得る。送信(TX:transmit)多入力多出力(MIMO:multiple-input multiple-output)プロセッサ230は、適用可能であれば、データシンボル、制御シンボル、オーバーヘッドシンボル、および/または基準シンボルに対して空間処理(例えば、プリコーディング)を行い、T個の変調器(MOD:modulator)232a~232tにT個の出力シンボルストリームを提供し得る。各変調器232は、出力サンプルストリームを取得するために、それぞれの出力シンボルストリーム(例えば、OFDMおよび/または同様のもののための)を処理し得る。各変調器232は、ダウンリンク信号を取得するために、この出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログ変換、増幅、フィルタリング、
およびアップコンバート)し得る。変調器232a~232tからのT個のダウンリンク信号は、それぞれT個のアンテナ234a~234tを介して送信される。以下でより詳細に説明される様々な態様に従って、同期信号は、追加の情報を伝達するために位置符号化(location encoding)を用いて生成され得る。
【0038】
[0045] UE120では、アンテナ252a~252rが、基地局110および/または他の基地局からダウンリンク信号を受信し、受信信号をそれぞれ復調器(DEMOD:demodulator)254a~254rに提供し得る。各復調器254は、入力サンプルを取得するために、受信信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバート、およびデジタル化)し得る。各復調器254は、受信シンボルを取得するために、これら入力サンプル(例えば、OFDMおよび/または同様のもののための)をさらに処理し得る。MIMO検出器256は、R個全ての復調器254a~254rからの受信シンボルを取得し、適用可能であれば、それらの受信シンボルに対してMIMO検出を行い、検出されたシンボルを提供し得る。受信プロセッサ258は、検出されたシンボルを処理(例えば、復調および復号)し、UE120のための復号済みデータをデータシンク260に提供し、復号済み制御情報およびシステム情報をコントローラ/プロセッサ280に提供し得る。チャネルプロセッサは、基準信号受信電力(RSRP:reference signal received power)、受信信号強度インジケータ(RSSI:received signal strength indicator)、基準信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)、チャネル品質インジケータ(CQI:channel quality indicator)、および/または同様のものを決定し得る。
【0039】
[0046] アップリンクでは、UE120で、送信プロセッサ264は、データソース262からデータを、コントローラ/プロセッサ280から制御情報(例えば、RSRP、RSSI、RSRQ、CQI、および/または同様のものを備える報告のための)を受信し、処理し得る。送信プロセッサ264はまた、1つまたは複数の基準信号のための基準シンボルを生成し得る。送信プロセッサ264からのシンボルは、適用可能であれば、TX MIMOプロセッサ266によってプリコーディングされ、変調器254a~254r(例えば、DFT-s-OFDM、CP-OFDM、および/または同様のもののための)によってさらに処理され、基地局110に送信され得る。基地局110において、UE120によって送られた復号済みデータおよび制御情報を取得するために、UE120および他のUEからのアップリンク信号が、アンテナ234によって受信され、復調器232によって処理され、適用可能であれば、MIMO検出器236によって検出され、受信プロセッサ238によってさらに処理され得る。受信プロセッサ238は、復号済みデータをデータシンク239に、復号済み制御情報をコントローラ/プロセッサ240に提供し得る。基地局110は、通信ユニット244を含み、通信ユニット244を介してネットワークコントローラ130に通信し得る。ネットワークコントローラ130は、通信ユニット294、コントローラ/プロセッサ290、およびメモリ292を含み得る。
【0040】
[0047] いくつかの態様では、UE120の1つまたは複数の構成要素が、筐体に含まれ得る。基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または
図2の任意の他の構成要素は、本明細書の他の箇所でより詳細に説明されるように、CFI値の信頼できるインジケーションに関連する1つまたは複数の技法を行い得る。例えば、基地局110のコントローラ/プロセッサ240、UE120のコントローラ/プロセッサ280、および/または
図2の任意の他の構成要素は、例えば、
図9のプロセス900、
図10のプロセス1000、
図11のプロセス1100、および/または本明細書で説明される他のプロセスの動作を行うかまたは指揮し得る。メモリ242および282は、それぞれ、基地局110およびUE120のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。スケジューラ246は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信についてUEをスケジューリングし得る。
【0041】
[0048] いくつかの態様では、UE120が、無線リソース制御(RRC:radio resource control)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB:system information block)中で制御フォーマットインジケータ(CFI:control format indicator)値を受信するための手段、UE120が動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用するための手段、および/または同様のものを含み得る。追加的または代替的に、UE120は、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH:physical control format indicator channel)を介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信するための手段、UE120が、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定するための手段、UE120が、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作するための手段、および/または同様のものを含み得る。追加的または代替的に、UE120は、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信するための手段と、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信するための手段と、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用するための手段とを含み得る。追加的または代替的に、UE120は、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を介して搬送されないメッセージ中で、UE120の1つまたは複数のコンポーネントキャリアについて、第1のCFI値を受信するための手段、1つまたは複数のコンポーネントキャリアが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定するための手段、1つまたは複数のコンポーネントキャリアが、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作するための手段、および/または同様のものを含み得る。いくつかの態様では、そのような手段が、
図2に関して説明したUE120の1つまたは複数の構成要素を含み得る。
【0042】
[0049] 上で示したように、
図2は、単に一例として提供されている。他の例は、
図2に関して説明されるものとは異なり得る。
【0043】
[0050]
図3Aは、電気通信システム(例えば、NR)におけるFDDのための例となるフレーム構造300を示す。ダウンリンクおよびアップリンクの各々についての送信タイムラインは、無線フレームの単位に分割され得る。各無線フレームは、所定の持続時間を有し得、(例えば、0~Z-1のインデックスを有する)Z(Z≧1)個のサブフレームのセットに分割され得る。各サブフレームは、スロットのセットを含み得る(例えば、
図3Aには、1サブフレームあたり2つのスロットが示されている)。各スロットは、L個のシンボル期間のセットを含み得る。例えば、各スロットは、(例えば、
図3Aに示されるような)7つのシンボル期間または異なる数のシンボル期間を含み得る。サブフレームが2つのスロットを含む場合、サブフレームは、2L個のシンボル期間を含み得、各サブフレーム中の2L個のシンボル期間は、0~2L-1のインデックスが割り当てられ得る。いくつかの態様では、サブフレームが、14個のシンボルを含み得る。いくつかの態様では、FDDのためのスケジューリング単位が、フレームベース、サブフレームベース、スロットベース、シンボルベース、および/または同様のものであり得る。
【0044】
[0051] いくつかの技法は、フレーム、サブフレーム、スロット、および/または同様のものに関して本明細書で説明されているが、これら技法は、5G NRにおいて、「フレーム」、「サブフレーム」、「スロット」、および/または同様の用語以外の用語を使用して参照され得る他のタイプの送信時間インターバル(TTI:transmission time interval)または短縮TTI(sTTI:shortened TTI)に同様に適用され得る。いくつかの態様では、TTIが、ワイヤレス通信規格および/またはプロトコルによって定義される周期的時間限定通信単位(periodic time-bounded communication unit)を指し得る。追加的または代替的に、柔軟に構成され得る長さ(例えば、2つのシンボル、3つのシンボル、および/または同様のもの)を有するsTTIのような、
図3Aに示されているものとは異なる構成のTTIが使用され得る。
【0045】
[0052] 特定の電気通信(例えば、NR)では、基地局が、同期信号を送信し得る。例えば、基地局は、この基地局がサポートしているセルごとにダウンリンク上で、一次同期信号(PSS)、二次同期信号(SSS)、および/または同様のものを送信し得る。PSSおよびSSSは、セル探索および捕捉のためにUEによって使用され得る。例えば、PSSは、シンボルタイミングを決定するためにUEによって使用され得、SSSは、基地局に関連する物理セル識別子とフレームタイミングとを決定するためにUEによって使用され得る。基地局はまた、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)を送信し得る。PBCHは、UEによる初期アクセスをサポートするシステム情報のような何らかのシステム情報を搬送し得る。基地局はまた、本明細書の他の箇所でより詳細に説明するように、制御フォーマットインジケータ(CFI)を使用するサブフレームフォーマットおよび/またはサブフレームレイアウトを示すために物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を送信し得る。
【0046】
[0053] いくつかの態様において、基地局は、
図3Bに関して以下で説明されるように、複数の同期通信(例えば、SSブロック)を含む同期通信階層(例えば、同期信号(SS:synchronization signal)階層)に従って、PSS、SSS、および/またはPBCHを送信し得る。
【0047】
[0054]
図3Bは、同期通信階層の例である例となるSS階層を概念的に例示するブロック図である。
図3Bに示されるように、SS階層は、複数のSSバースト(SSバースト0~SSバーストB-1として識別され、ここで、Bは、基地局によって送信され得るSSバーストの反復の最大数である)を含み得るSSバーストセットを含み得る。さらに示されるように、各SSバーストは、1つまたは複数のSSブロック(SSブロック0~SSブロック(b
max_SS-1)として識別され、ここで、b
max_SS-1は、1つのSSバーストによって搬送され得るSSブロックの最大数である)を含み得る。いくつかの態様では、異なるSSブロックが、別々にビームフォーミングされ得る。SSバーストセットは、
図3Bに示されるように、Xミリ秒ごとのように、周期的にワイヤレスノードによって送信され得る。いくつかの態様では、SSバーストセットが、
図3BにおいてYミリ秒と示される、固定のまたは動的な長さを有し得る。
【0048】
[0055]
図3Bに示されるSSバーストセットは、同期通信セットの一例であり、他の同期通信セットが、本明細書で説明される技法に関して使用され得る。さらに、
図3Bに示されるSSブロックは、同期通信の一例であり、他の同期通信が、本明細書で説明される技法に関して使用され得る。
【0049】
[0056] いくつかの態様では、SSブロックが、PSS、SSS、PBCH、および/または他の同期信号(例えば、三次同期信号(TSS:tertiary synchronization signal))および/または同期チャネルを搬送するリソースを含む。いくつかの態様では、複数のSSブロックがSSバーストに含まれており、PSS、SSS、および/またはPBCHは、SSバーストの各SSブロックにわたって同じであり得る。いくつかの態様では、単一のSSブロックがSSバーストに含まれているであろう。いくつかの態様において、SSブロックは、長さが少なくとも4つのシンボル期間であり得、ここで、各シンボルは、(例えば、1つのシンボルを占有する)PSS、(例えば、1つのシンボルを占有する)SSS、および/または(例えば、2つのシンボルを占有する)PBCHのうちの1つまたは複数を搬送する。
【0050】
[0057] いくつかの態様において、SSブロックのシンボルは、
図3Bに示されるように連続である。いくつかの態様において、SSブロックのシンボルは、不連続である。同様に、いくつかの態様では、SSバーストの1つまたは複数のSSブロックが、1つまたは複数のサブフレーム中の連続する無線リソース(例えば、連続するシンボル期間)で送信され得る。追加的または代替的に、SSバーストの1つまたは複数のSSブロックが、不連続の無線リソースで送信され得る。
【0051】
[0058] いくつかの態様において、SSバーストは、バースト周期(burst period)を有し得、それによって、SSバーストのSSブロックは、このバースト周期に従って基地局によって送信される。換言すると、SSブロックは、各SSバーストの間、繰り返され得る。いくつかの態様において、SSバーストセットは、バーストセット周期性を有し得、それによって、SSバーストセットのSSバーストは、固定のバーストセット周期性に従って基地局によって送信される。換言すると、SSバーストは、各SSバーストセットの間、繰り返され得る。
【0052】
[0059] 基地局は、特定のサブフレームにおいて物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink control channel)上でシステム情報ブロック(SIB)のようなシステム情報を送信し得る。基地局は、サブフレームのC個のシンボル期間において物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH:physical downlink control channel)上で制御情報/データを送信し得、ここで、Bは、サブフレームごとに設定可能であり得る。基地局は、各サブフレームの残りのシンボル期間においてPDSCH上でトラフィックデータおよび/または他のデータを送信し得る。
【0053】
[0060] 上で示したように、
図3Aおよび3Bは、一例として提供されている。他の例は、
図3Aおよび3Bに関して説明されるものとは異なり得る。
【0054】
[0061]
図4は、ノーマルサイクリックプレフィックスを有する例となるサブフレームフォーマット410を示す。利用可能な時間周波数リソースは、複数のリソースブロックに分割され得る。各リソースブロックは、1つのスロットにおいてサブキャリアのセット(例えば、12個のサブキャリア)をカバーし得、いくつかのリソースエレメントを含み得る。各リソースエレメントは、1つのシンボル期間において(例えば、時間的に)1つのサブキャリアをカバーし得、実数値または複素数値であり得る1つの変調シンボルを送るために使用され得る。いくつかの態様では、サブフレームフォーマット410が、本明細書で説明されるように、PSS、SSS、PBCH、および/または同様のものを搬送するSSブロックの送信に使用され得る。
【0055】
[0062] 本明細書で説明される例の態様は、NRまたは5G技術に関連し得るが、本開示の態様は、他のワイヤレス通信システムに適用可能であり得る。新無線(NR)は、(例えば、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ベースのエアインターフェース以外の)新しいエアインターフェースまたは(例えば、インターネットプロトコル(IP)以外の)固定トランスポートレイヤに従って動作するように構成された無線を指し得る。複数の態様では、NRが、アップリンク上で、CPを有するOFDM(本明細書においてサイクリックプレフィックスOFDMまたはCP-OFDMと呼ばれる)および/またはSC-FDMを利用し得、ダウンリンク上で、CP-OFDMを利用し得、TDDを使用する半二重動作に対するサポートを含み得る。複数の態様では、NRが、例えば、アップリンク上で、CPを有するOFDM(本明細書においてCP-OFDMと呼ばれる)および/または離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重(DFT-s-OFDM)を利用し得、ダウンリンク上で、CP-OFDMを利用し得、TDDを使用する半二重動作に対するサポートを含み得る。NRは、広帯域幅(例えば、80メガヘルツ(MHz)以上)をターゲットとする拡張モバイルブロードバンド(eMBB)サービス、高いキャリア周波数(例えば、60ギガヘルツ(GHz))をターゲットとするミリメートル波(mmW)、後方互換性のないMTC技法をターゲットとするマッシブMTC(mMTC)、および/または超高信頼低レイテンシ通信(URLLC:ultra-reliable low latency communications)サービスをターゲットとするミッションクリティカルを含み得る。
【0056】
[0063] いくつかの態様では、100MHzの単一のコンポーネントキャリア帯域幅がサポートされ得る。NRリソースブロックは、0.1ミリ秒(ms)の持続時間にわたって60または120キロヘルツ(kHz)のサブキャリア帯域幅を有する12個のサブキャリアに及び得る。各無線フレームは、10msの長さを有する40個のサブフレームを含み得る。従って、各サブフレームは、0.25msの長さを有し得る。各サブフレームは、データ送信のリンク方向(例えば、DLまたはUL)を示し得、各サブフレームのリンク方向は、動的に切り替えられ得る。各サブフレームは、DL/ULデータだけでなくDL/UL制御データも含み得る。
【0057】
[0064] ビームフォーミングがサポートされ得、ビーム方向が動的に構成され得る。プリコーディングを用いたMIMO送信もサポートされ得る。DLにおけるMIMO構成は、最大8つのストリームかつUEあたり最大2つのストリームまでのマルチレイヤDL送信で最大8つの送信アンテナをサポートし得る。UEあたり最大2つのストリームを有するマルチレイヤ送信がサポートされ得る。複数のセルのアグリゲーションは、最大8つのサービングセルを用いてサポートされ得る。代替的に、NRは、OFDMベースのインターフェース以外の異なるエアインターフェースをサポートし得る。NRネットワークは、中央ユニットまたは分散ユニットのようなエンティティを含み得る。
【0058】
[0065] 上で示したように、
図4は、一例として提供されている。他の例は、
図4に関して説明されるものとは異なり得る。
【0059】
[0066]
図5は、本開示の様々な態様による、異なる制御フォーマットインジケータ(CFI)値に対応する例となるサブフレームフォーマット500を例示する図である。
【0060】
[0067]
図5に示されるように、UE120に異なるサブフレームフォーマット(サブフレームレイアウト、ダウンリンクレイアウト、および/または同様の用語でも呼ばれる)を示すために異なるCFI値が使用され得る。例えば、1のCFI値(CFI1と示される)は、サブフレーム中の第1のsTTI(sTTI0と示される)が3シンボル長であることと、第1のシンボルが制御情報を搬送することと、第2および第3のシンボルがデータを搬送することとを示し得る。同様に、2のCFI値(CFI2と示される)は、サブフレーム中の第1のsTTIが2シンボル長であることと、両方のシンボルが制御情報を搬送することとを示し得る。最後に、3のCFI値(CFI3と示される)は、サブフレーム中の第1のsTTIが3シンボル長であることと、3つ全てのシンボルが制御情報を搬送することとを示し得る。CFI値は、sTTI構成のための異なるサブフレームレイアウトを示すものとして示されているが、CFI値は、追加的または代替的に、TTI構成、URLLC構成、eMBB構成、および/または同様のもののような他の構成のための異なるサブフレームレイアウトを示し得る。
【0061】
[0068] UE120は、サブフレームフォーマットを識別するためにCFI値を使用し得る。例えば、UE120は、サブフレームに含まれているスロット、TTI、sTTI、および/または同様のもののパターンを識別するためにCFI値を使用し得る。追加的または代替的に、UE120は、サブフレームのための異なるスロット、TTI、sTTI、および/または同様のものに含まれているシンボルの数を識別するためにCFI値を使用し得る。追加的または代替的に、UE120は、制御情報を含む(例えば、サブフレームの最初の3つのシンボルの)1つまたは複数のシンボルを識別するためにCFI値を使用し得る。例えば、UE120は、CFI値が1であるとき、サブフレームの第1のシンボルだけが制御情報を含むこと、CFI値が2であるとき、サブフレームの第1および第2のシンボルだけが制御情報を含むこと、またはCFI値が3であるとき、最初の3つのシンボルだけが制御情報を含むことを決定し得る。同様に、UE120は、データを含む(例えば、サブフレームの最初の3つのシンボルの)1つまたは複数のシンボルを識別するためにCFI値を使用し得る。サブフレームフォーマットを識別することに少なくとも部分的に基づいて、UE120は、制御情報および/またはデータを正確に取得し得る。
【0062】
[0069] いくつかの態様において、CFI値は、CFIを搬送する物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)中で示され得る。例えば、基地局110は、PCFICH中でCFIを示し得、UE120は、CFIを取得するためにPCFICHを復号し得る。しかしながら、UE120がPCFICHを不正確に復号した場合、UE120は、誤ったサブフレームフォーマットを決定し得、これは、エラー、レイテンシの増加、信頼性の低下、および/または同様のことを引き起こし得る。ゆえに、いくつかの態様において、基地局110は、無線リソース制御(RRC)メッセージ(例えば、専用RRC接続を使用して示されるRRC構成メッセージ)、システム情報ブロック(SIB)、および/または同様のもののような非PCFICHメッセージ中でCFI値をUE120に示し得る。このようにして、UE120は、正確なCFI値を取得し、正確なサブフレームフォーマットを決定する可能性が高くなり得、これは、エラーを低減し、レイテンシを低減し、信頼性を高め、および/または同様のことを行い得る。これは、URLLC構成および/または同様のもののような異なる構成のためのレイテンシおよび/または信頼性要件を満たすのに役立ち得る。
【0063】
[0070] しかしながら、UE120(例えば、URLLC対応UE)は、URLLC構成、非URLLC構成(例えば、eMBB構成および/または同様のもの)、sTTI構成、TTI構成(例えば、1ミリ秒のサブフレームを有するレガシTTI構成)、様々なキャリアアグリゲーション構成、および/または同様のもののような様々な構成を使用して動作し得る。ゆえに、UE120は、CFI値を取得するためにPCFICHを復号することを伴い得る、5G動作、4G動作(例えば、レガシ動作)、および/または同様のものをサポートする必要があり得る。さらに、UE120は、これら様々な構成をサポートするために、CFI使用に対して柔軟に構成される必要があり得る。本明細書で説明されるいくつかの技法および装置は、UE120が、様々な構成にわたって完全な互換性を与えるため、そして、異なる構成の様々な要件を満たすために、異なる方法で受信されたCFI値を使用するように柔軟に構成されることを可能にする。
【0064】
[0071] 上で示したように、
図5は、一例として提供されている。他の例は、
図5に関して説明されるものとは異なり得る。
【0065】
[0072]
図6は、本開示の様々な態様による、CFI値の信頼できるインジケーションの例600を例示する図である。
【0066】
[0073] 参照番号610によって示されるように、基地局110は、無線リソース制御(RRC)メッセージ(例えば、UE固有メッセージ)、システム情報ブロック(SIB)(例えば、セル固有メッセージ)、および/または同様のもののような非PCFICHメッセージ中でCFI値を送信し得、UE120は、それを受信し得る。ゆえに、非PCFICHメッセージは、いくつかの態様において、セル固有であり得る(例えば、セルごとに構成され得る)。いくつかの態様において、基地局110は、UE120が、URLLC構成、sTTI構成、および/または同様のもののような、非PCFICHメッセージ中のCFI値が使用されることとなる構成を使用して動作するように構成されているという決定に少なくとも部分的に基づいて、非PCFICHメッセージ中でCFI値を送信し得、UE120はそれを受信し得る。いくつかの態様で、UE120がそのような構成で構成されない(例えば、eMBB構成、レガシTTI構成、および/または同様のものだけを使用して動作している)場合には、基地局110が非PCFICHメッセージ中でCFI値を示さないか、または、非PCFICHメッセージ中でCFI値が示される場合に、UE120が非PCFICHメッセージ中のCFI値を使用しないであろう。
【0067】
[0074] 参照番号620によって示されるように、UE120は、UE120が動作している構成にかかわらず、非PCFICHメッセージ中で受信されたCFI値を使用し得る。例えば、UE120は、URLLC構成、eMBB構成、レガシTTI構成、1ミリ秒TTI構成、sTTI構成、しきい値を満たすレイテンシ要件を有する構成、しきい値を満たす信頼性要件を有する構成、キャリアアグリゲーション構成、デュアル接続性構成、および/または同様のものに、非PCFICHメッセージ中で受信されたCFI値を使用し得る。いくつかの態様では、URLLC構成および/またはsTTI構成が、DCIフォーマット7-0xおよび7-1xのような、関連するDCIフォーマットを使用して参照され得る。同様に、eMBB構成および/またはレガシTTI構成は、(例えば、DCIフォーマット7-0xおよび7-1x以外の)関連するDCIフォーマットを使用して参照され得る。いくつかの態様において、UE120は、非PCFICHメッセージ中で受信されたCFI値をこれら構成の全てに使用し得る。
【0068】
[0075] いくつかの態様において、UE120は、
図5に関して上で説明したように、サブフレームフォーマット(例えば、サブフレームレイアウト、ダウンリンクレイアウト、および/または同様のもの)を決定するために、非PCFICHメッセージ中で受信されたCFI値を使用し得る。サブフレームフォーマットは、基地局110と通信するために、例えば、ダウンリンク制御情報(DCI:downlink control information)を(例えば、PDCCHにおいて)受信するため、ダウンリンクデータを(例えば、PDSCHにおいて)受信するため、および/または同様のことを行うために、使用され得る。追加的または代替的に、UE120は、
図5に関して上で説明したように、制御情報および/もしくはデータを含む1つまたは複数のシンボルを識別するために並びに/または制御情報および/もしくはデータを取得するために、CFI値を使用し得る。
【0069】
[0076] 参照番号630によって示されるように、UE120は、非PCFICHメッセージ中でCFI値を受信することに少なくとも部分的に基づいて、PCFICHの復号を防止し得る。例えば、UE120が非PCFICHメッセージ中で受信されたCFI値を全ての構成に使用するため、UE120は、(例えば、PCFICH中のCFI値がいずれの構成にも使用されないため)PCFICHからCFI値を取得する必要がないであろう。このようにして、UE120は、そうでなければPCFICHを復号するために使用されたであろうUEのリソース(例えば、メモリ、処理電力、バッテリ電力、および/または同様のもの)を節約し得る。
【0070】
[0077] いくつかの態様では、基地局110が非PCFICHメッセージ中でCFI値を送信する場合、基地局110が、PCFICH中でのCFI値の送信を防止し得る。例えば、UE120が非PCFICHメッセージ中のCFI値をUEの全ての構成に使用することになると基地局110が決定した場合、基地局110は、(例えば、PCFICH上のそのようなCFI値がUE120によって使用されないであろうという理由で)PCFICH上でのCFI値の送信を防止し得る。このようにして、基地局110は、ネットワークリソースおよび基地局110のリソース(例えば、メモリ、処理電力、および/または同様のもの)を節約し得る。
【0071】
[0078] いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、複数のCFI値を含み得、UE120は、複数のCFI値から、使用されることとなるCFI値を選択し得る。例えば、非PCFICHメッセージは、複数のCFI値を含み得、各CFI値は、
図7および
図8に関して以下でより詳細に説明するように、異なるサブフレームセットに対応し得る。
【0072】
[0079] 上で示したように、
図6は、一例として提供されている。他の例は、
図6に関して説明されるものとは異なり得る。
【0073】
[0080]
図7は、本開示の様々な態様による、CFI値の信頼できるインジケーションの別の例700を例示する図である。
【0074】
[0081] 参照番号710によって示されるように、基地局110は、RRCメッセージ、SIB(例えば、SIBにおいて搬送されるメッセージ)、および/または同様のもののような非PCFICHメッセージ(例えば、PCFICHを介して搬送されないメッセージ)中で第1のCFI値を送信し得、UE120は、それを受信し得る。
図6に関して上で説明したように、いくつかの態様では、URLLC構成、sTTI構成、および/または同様のもののような、非PCFICHメッセージ中のCFI値が使用されることとなる構成を使用して動作するようにUE120が構成される場合にだけ、CFI値が、非PCFICHメッセージ(例えば、RRCメッセージ)中で示され得る。
【0075】
[0082] いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、複数のCFI値を含み得、UE120は、複数のCFI値から第1のCFI値を選択し得る。例えば、非PCFICHメッセージは、複数のCFI値を含み得、ここで、各CFI値は、異なるサブフレームセットに対応する。異なるサブフレームセットは各々、サブフレームの相互排他的なセットを含み得る。例えば、非PCFICHメッセージは、サブフレームの第1のセットに使用されることとなる1つのCFI値を示し得、サブフレームの第2のセットに使用されることとなる別のCFI値を示し得、以下同様である。UE120は、UE120が動作しているサブフレームが属するサブフレームセット(例えば、UE120が、サブフレームのフォーマットを決定するためにCFI値を必要とするサブフレーム)かどうかを決定し得、そのサブフレームセットに対応するCFI値を識別し得る。さらなる詳細は、
図8に関して以下に提供される。
【0076】
[0083] 参照番号720によって示されるように、UE120は、UEが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定し得る。いくつかの態様において、第1の構成は、例えば、URLLC構成、sTTI構成、しきい値以下のレイテンシ要件を有する構成、しきい値以上の信頼性要件を有する構成、UE120の全てのコンポーネントキャリアが非PCFICHメッセージ中で示されるCFI値を使用して構成される構成、および/または同様のものを含み得る。追加的または代替的に、第2の構成は、例えば、eMBB構成、レガシTTI構成、しきい値以上のレイテンシ要件を有する構成、しきい値以下の信頼性要件を有する構成、UE120のコンポーネントキャリアが非PCFICHメッセージ中で示されるCFI値を使用して構成されない構成(例えば、UE120の全てのコンポーネントキャリアがPCFICH中で示されるCFI値を使用して構成される構成)、および/または同様のものを含み得る。
【0077】
[0084] 参照番号730によって示されるように、いくつかの態様において、基地局110は、PCFICH中で第2のCFI値を送信し得る。UE120は、以下でより詳細に説明するように、UE120が第2の構成を使用して動作している場合、第2のCFI値を取得するためにPCFICHを復号し得る。
【0078】
[0085] 参照番号740によって示されるように、UE120は、UEが第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値および/または第2のCFI値を使用して動作し得る。例えば、UE120は、UE120が第1の構成だけを使用して動作している場合、第1のCFI値だけを使用して動作し得る。同様に、UE120は、UE120が第2の構成だけを使用して動作している場合、第2のCFI値だけを使用して動作し得る。UE120が、第1の構成および第2の構成の両方を(例えば、同時にまたはコンカレントに)使用して動作している場合、UE120は、第1の構成に対して(例えば、第1の構成を使用する通信に対して)第1のCFI値を使用し得、第2の構成に対して(例えば、第2の構成を使用する通信に対して)第2のCFI値を使用し得る。
【0079】
[0086] このようにして、(例えば、より信頼性があり得る)非PCFICHメッセージ中で示される第1のCFI値は、高信頼性要件、低レイテンシ要件、および/または同様のものを有する構成に使用され得る。逆に、(例えば、より低い信頼性であり得る)PCFICHメッセージ中で示される第2のCFI値は、高信頼性要件、低レイテンシ要件、および/または同様のものを有さない構成に使用され得る。
【0080】
[0087] いくつかの態様では、UE120が、第2の構成を使用せずに第1の構成を使用して動作している場合、UE120がPCFICHの復号を防止し得る。この場合、第2の構成が使用されていないため、UE120は、第2のCFI値を使用する必要がなく、ゆえに、PCFICHが復号されることを防止することによってリソースを節約できる。逆に、UE120が第2の構成を使用して(例えば、第1の構成を使用せずに第2の構成を使用してまたは第2の構成および第1の構成の両方を使用して)動作している場合、UE120は、(例えば、UE120が第2の構成を使用して動作するために第2のCFI値を必要とし得るため)PCFICHを復号し得る。
【0081】
[0088] いくつかの態様では、第2のCFI値が第1のCFI値より大きい場合、UE120が、(例えば、サブフレームの第2および/または第3のシンボル中の)制御情報をデータとして誤って解釈し得るため、第2のCFI値は、第1のCFI値以下であることが必要とされる(例えば、第2のCFI値は、第1のCFI値によって上限が定められ得る)。例えば、第1のCFI値が1である場合、これは、サブフレームの第1のシンボルが制御情報を含むことと、第2および第3のシンボルがURLLCデータのようなデータを含むこととを示し得る。しかしながら、第2のCFI値が3である場合、これは、サブフレームの最初の3つのシンボルが制御情報を含むことを示し得る。ゆえに、このシナリオにおいて、UE120は、第2および第3のシンボル中の情報が制御情報であったとしても、第2および第3のシンボル中の情報をデータとして誤って解釈し得る。この場合、UE120は、UE120が(例えば、非PCFICHメッセージ中で示される)第1のCFI値より大きい(例えば、PCFICH中で示される)第2のCFI値を受信した場合にエラーを示すように構成され得る。
【0082】
[0089] いくつかの態様では、第1のCFI値が3である場合、第2のCFI値が1または3であり得る。この場合、
図5に関して上で説明したように、3のCFI値は、サブフレームの第1のsTTI(例えば、sTTI0)が3つのシンボルを含むことを示すのに対して、2のCFI値は、サブフレームの第1のsTTIが2つのシンボルを含むことを示すため、第2のCFI値は2でないであろう。いくつかの態様では、第1のCFI値が2である場合、第2のCFI値は、2であり得る(例えば、第1のCFI値と第2のCFI値とは同じであることが必要とされ得る)。この場合、
図5に関して上で説明したように、2のCFI値は、サブフレームの第1のsTTIが2つのシンボルを含むことを示すのに対して、1のCFI値は、サブフレームの第1のsTTIが3つのシンボルを含むことを示すため、第2のCFI値は1でないであろう。いくつかの態様では、第1のCFI値が1である場合、第2のCFI値が1であり得る(例えば、第1のCFI値と第2のCFI値とは同じであることが必要とされ得る)。このようにして、上で説明したように、エラーが低減され得る。
【0083】
[0090] いくつかの態様において、本明細書で説明される1つまたは複数の技法は、UE120が(例えば、キャリアアグリゲーション、デュアル接続性、および/または同様のものに対して)複数のコンポーネントキャリアを使用するように構成されるシナリオで使用され得る。いくつかの態様において、UE120のコンポーネントキャリアの全ては、例えば、コンポーネントキャリアの全てが、(例えば、グループ中の全てのコンポーネントキャリアをバインドするグループバインド構成であり得る)第1の構成を有するとき、非PCFICHメッセージ中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成され得る。この場合、いくつかの態様において、UE120のコンポーネントキャリアの全ては、シグナリングを簡略化し、オーバーヘッドを低減するために、非PCFICHメッセージに含まれる同じCFI値(例えば、第1のCFI値)を使用して構成され得る。代替的に、いくつかの態様において、UE120の異なるコンポーネントキャリアは、柔軟性を高めるために、非PCFICHメッセージ中で示される異なるCFI値を使用して構成され得る。この場合、非PCFICHメッセージは、複数のCFI値を含み得、異なるCFI値は、UE120の異なるコンポーネントキャリアに対応し得る。
【0084】
[0091] 代替的に、UE120のコンポーネントキャリアの全ては、例えば、コンポーネントキャリアの全てが、(例えば、グループ中の全てのコンポーネントキャリアをバインドするグループバインド構成であり得る)第2の構成を有するとき、PCFICH中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成され得る(そして、例えば、コンポーネントキャリアはいずれも、非PCFICHメッセージ中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成されないであろう)。この場合、いくつかの態様において、PCFICH中で示される単一のCFI値がオーバーヘッドを低減するために全ての(または複数の)コンポーネントキャリアに使用され得る。代替的に、いくつかの態様において、基地局110は、PCFICH中で異なるCFI値を示し得、異なるCFI値は、異なるコンポーネントキャリアに対応し得、それによって柔軟性を高める。
【0085】
[0092] いくつかの態様では、UE120のコンポーネントキャリアの第1のセットが、(例えば、上で説明したように)第1の構成を使用して動作し得、UE120のコンポーネントキャリアの第2のセットが、(例えば、上で説明したように)第2の構成を使用して動作し得る。この場合、UE120は、非PCFICHメッセージ中で示される(例えば、1つまたは複数の)CFI値の第1のセットをコンポーネントキャリアの第1のセットに使用し得、PCFICH中で示される(例えば、1つまたは複数の)CFI値の第2のセットをコンポーネントキャリアの第2のセットに使用し得る。上で説明したのと同様の方法で、UE120は、第1のセット中の全てのコンポーネントキャリアに対して単一のCFI値を使用し得るか、または第1のセット中の異なるコンポーネントキャリアに対して異なるCFI値を使用し得る。同様に、UE120は、第2のセット中の全てのコンポーネントキャリアに対して単一のCFI値を使用し得るか、または第2のセット中の異なるコンポーネントキャリアに対して異なるCFI値を使用し得る。このようにして、異なるコンポーネントキャリアにわたる柔軟性が高められ得る。
【0086】
[0093] いくつかの態様において、UE120のセカンダリセル(例えば、SCell)は、セカンダリセルが第2の構成を使用して動作する場合であっても、非PCFICHメッセージ(例えば、RRCメッセージ)中で示されるCFI値で構成され得る。この場合、UE120は、セカンダリセルが第1の構成を使用して動作するときに使用されることとなる、非PCFICHメッセージ)中で示される別のCFI値で構成されることが必要とされ得る。ゆえに、非PCFICHメッセージは、セカンダリセルの第1の構成のためのCFI値とセカンダリセルの第2の構成のためのCFI値とを示し得るか、またはセカンダリセルの第2の構成のためのCFI値を示さずに、セカンダリセルの第1の構成のためのCFI値を示し得るが、セカンダリセルの第1の構成のためのCFI値を示さずに、セカンダリセルの第2の構成のためのCFI値を示すことはないであろう。この場合、PCFICHの復号は、セカンダリセルが非PCFICHメッセージを介して第2の構成のためのCFI値で構成される場合、完全に回避され得、それによって、UE120のリソースを節約する。
【0087】
[0094] UE120が、第1の構成を使用する動作(例えば、URLLC動作、sTTI構成、および/または同様のもの)に対して非PCFICHメッセージ中の第1のCFI値を使用するように、および/または第2の構成を使用する動作(例えば、eMBB動作、レガシTTI動作、および/または同様のもの)に対してPCFICH中の第2のCFI値を使用するように柔軟に構成されることを可能にすることによって、UE120は、様々な構成を使用して動作すること、および/または異なる構成の多種多様な要件を満たすことを可能にされ得る。さらに、これら技法は、制御情報および/またはデータのスケジューリングの柔軟性を高め得、UE120の全ての構成に対して同じCFI値を使用するのとは対照的に、無駄なリソースをより少なくし得る。
【0088】
[0095] 上で示したように、
図7は、一例として提供されている。他の例は、
図7に関して説明されるものとは異なり得る。
【0089】
[0096]
図8は、本開示の様々な態様による、CFI値の信頼できるインジケーションの別の例800を例示する図である。
【0090】
[0097] 参照番号810によって示されるように、基地局110は、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットと、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットとのインジケーションを含む非PCFICHメッセージを送信し得、UE120は、それを受信し得る。本明細書の他の箇所で説明されるように、非PCFICHメッセージは、RRCメッセージ、SIBメッセージ、および/または同様のものを含み得る。
【0091】
[0098] いくつかの態様において、サブフレームの第1のセットは、第1のタイプのサブフレームだけを含み得、サブフレームの第2のセットは、第2のタイプのサブフレームだけを含み得る。いくつかの態様において、第1のタイプおよび/または第2のタイプは、非PCFICHメッセージ中で示され得る。例えば、第1のタイプは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームタイプであり得る。追加的または代替的に、第2のタイプは、非MBSFNサブフレームタイプであり得る。いくつかの態様では、MBSFNサブフレームが、ダウンリンク制御情報に対して最大で2つのシンボル(例えば、PDCCHシンボル)を使用し得、ゆえに、他のタイプのサブフレームと区別され得る。
【0092】
[0099] いくつかの態様において、第1のCFI値および/または第2のCFI値は、非PCFICHメッセージ中で示され得る。例えば、非PCFICHメッセージは、第1のCFI値と、この第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの対応する第1のセットとを示し得る。同様に、非PCFICHメッセージは、第2のCFI値と、この第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの対応する第2のセットとを示し得る。いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、オーバーヘッドを低減するために(例えば、3つの可能なCFI値のうちの2つを示すために)単一のビットを使用して特定のCFI値を示し得る。いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、CFIインジケーションに完全な柔軟性を与えるために、(例えば、3つ全ての可能なCFI値を示すために)2ビットを使用して特定のCFI値を示し得る。
【0093】
[00100] 代替的に、第1のCFI値および/または第2のCFI値は、非PCFICHメッセージ中で示されない可能性がある。この場合、第1のCFI値および/または第2のCFI値は、(例えば、3GPP規格で示されている固定の第1のCFI値および/または固定の第2のCFI値に従って)UE120のメモリにおいてハードコーディングされ得る。例えば、第1のCFI値および第2のCFI値は、3GPP仕様に従って固定され得、非PCFICHメッセージは、第1の固定CFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットと、第2の固定CFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットとを示し得る。別の例として、CFI値のうちの1つ(例えば、第1のCFI値)は、3GPP仕様に従って固定され得、別のCFI値(例えば、第2のCFI値)は、非PCFICHメッセージ中で示され得る。例えば、MBSFNサブフレームに適用されるCFI値は、3GPP仕様に従って(例えば、2のCFI値に)固定され得、非MBSFNサブフレームに適用されるCFI値は、非PCFICHメッセージ中で示され得る。
【0094】
[00101] いくつかの態様において、サブフレームの第1のセットおよびサブフレームの第2のセットに適用されるCFI値は、ビットマップを使用して示され得る。例えば、ビットマップ中の各ビットは、時間ウィンドウ内のサブフレームに対応し得る(例えば、時間ウィンドウ中の40個のサブフレームに対して40ビット、時間ウィンドウ中の10個のサブフレームに対して10ビット、および/または以下同様である)。この場合、ビットの第1の値(例えば、0)は、第1のCFI値が、このビットに対応するサブフレームに適用されることとなることを示し得、ビットの第2の値(例えば1)は、第2のCFI値が、このビットに対応するサブフレームに適用されることとなることを示し得る。いくつかの態様において、ビットマップは、異なるタイプのサブフレームに対して異なる長さであり得る(例えば、より少ないCFIオプションを有するMBSFNサブフレームに対しては、40ビットなどのより長いビットマップ、およびより多くのCFIオプションを有する非MBSFNサブフレームに対しては、10ビットなどのより小さいビットマップ)。ビットマップのための時間ウィンドウは、例えば、1つのTTI(例えば、フレーム)、複数のTTI、および/または同様のものに対応し得る。いくつかの態様において、ビットマップによって示されるパターンは、連続する時間ウィンドウの間、繰り返し得る。追加的または代替的に、基地局110は、ビットマップを使用して新しいパターンを周期的に示し得る。いくつかの態様では、複数のパターンが事前構成され得、非PCFICHメッセージ中の、パターンにマッピングするインデックス値を使用して示され得る。
【0095】
[00102] いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、サブフレームの第1のセットにマッピングするCFI値の第1のセット、および/またはサブフレームの第2のセットにマッピングするCFI値の第2のセットを示し得る。いくつかの態様では、各値が、全種類(full range)のCFI値(例えば、1、2、または3)のインジケーションを可能にするために、2ビットを使用して示され得る。この場合、CFI値をサブフレームにマッピングするために、2ビットを1つのサブフレームにマッピングするビットマップが使用され得る。ビットマップに関して上で説明した態様は、このインジケーション技法(例えば、異なるタイプのサブフレームに対する異なる長さのビットマップ、ビットマップのための時間ウィンドウ、連続する時間ウィンドウの間ビットマップ中で示されるパターンを繰り返すこと、事前構成されたビットマップパターンを示すためにインデックス値を使用すること、および/または同様のもの)に適用され得る。
【0096】
[00103] いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、第1のCFI値および第2のCFI値を示す情報エレメントを含み得、第1のCFI値または第2のCFI値のいずれかをサブフレームの第1のセットにマッピングする第1のビットマップを含み得、第1のCFI値または第2のCFI値のいずれかをサブフレームの第2のセットにマッピングする第2のビットマップを含み得る。いくつかの態様では、ビットマップ中の各ビットが、単一のサブフレームに対応し得る。このようにして、各サブフレームに2ビットをマッピングすることと比較して、CFIインジケーションおよびサブフレームフォーマットにおけるいくらかの柔軟性が、オーバーヘッドを節約もしつつ、達成され得る。
【0097】
[00104] 参照番号820によって示されるように、UE120は、UE120が動作しているサブフレームがサブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかを決定し得る。サブフレームは、例えば、UE120が、サブフレームのフォーマットを決定するために(例えば、サブフレーム中で受信された信号を処理する前に、信号を制御情報として解釈すべきかデータとして解釈すべきかを決定するために、および/または同様のことを行うために)、CFI値を使用する必要があるサブフレームであり得る。
【0098】
[00105] 参照番号830によって示されるように、UE120は、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用し得る。例えば、サブフレームが第1のセットに含まれる場合、UE120は、非PCFICHメッセージからの第1のCFI値をサブフレームに適用し得る。同様に、サブフレームが第2のセットに含まれる場合、UE120は、非PCFICHメッセージからの第2のCFI値をサブフレームに適用し得る。
【0099】
[00106] いくつかの態様において、UE120は、
図7に関して上で説明したのと同様の方法で、UE120が第1の構成(例えば、非PCFICHメッセージ中で示されるCFI値が使用されることとなる構成)を使用して動作しているという決定に少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を使用し得る。同様に、UE120は、
図7に関して上で説明したのと同様の方法で、UE120が第2の構成(例えば、PCFICH中で示されるCFI値が使用されることとなる構成)を使用して動作していないという決定に少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を使用し得る。
【0100】
[00107] いくつかの態様では、UE120が(例えば、キャリアアグリゲーション、デュアル接続性、および/または同様のものに対して)複数のコンポーネントキャリアを使用するように構成されるシナリオで本明細書で説明される1つまたは複数の技法が使用され得る。この場合、非PCFICHメッセージ中で示されるサブフレームの第1のセットおよびサブフレームの第2のセットは、UE120の全てのコンポーネントキャリアに適用され得る。例えば、非PCFICHメッセージは、サブフレームの単一の第1のセットとサブフレームの単一の第2のセットとを示し得、サブフレームのそれらのセットへのCFI値の示されたマッピングは、UE120の全てのコンポーネントキャリアに適用され得る。このようにして、シグナリングオーバーヘッドが低減され得る。
【0101】
[00108] 代替的に、非PCFICHメッセージ中で示されるサブフレームの異なるセットが、UE120の異なるコンポーネントキャリアに適用され得る。例えば、非PCFICHメッセージは、サブフレームの複数の第1のセットとサブフレームの複数の第2のセットとを示し得、異なるセットへのCFI値の異なるマッピングは、異なるコンポーネントキャリアに適用され得る。例えば、サブフレームの第1のセットおよびサブフレームの第2のセットへのCFI値のマッピングは、UE120の第1のコンポーネントキャリアに適用され得、(例えば、非PCFICHメッセージ中で示される)サブフレームの第3のセットおよびサブフレームの第4のセットへのCFI値のマッピングは、UE120の第2のコンポーネントキャリアに適用され得、および/または以下同様である。追加的または代替的に、サブフレームの特定のセットは、UE120の1つよりは多いが全てよりは少ないコンポーネントキャリアに適用され得る。いくつかの態様では、そのような適用が、非PCFICHメッセージ中で示され得る。このようにして、PCFICHインジケーションおよびサブフレームフォーマットにおける柔軟性が高められ得る。
【0102】
[00109] サブフレームの第1のセットおよびサブフレームの第2のセットは、本明細書において、一例として説明されている。いくつかの態様において、非PCFICHメッセージは、サブフレームの3つのセット、サブフレームの4つのセット、および/または同様のもののような、サブフレームの2つより多くのセットを示し得る。このようにして、PCFICHインジケーションおよびサブフレームフォーマットにおける柔軟性が高められ得る。
【0103】
[00110] 上で示したように、
図8は、一例として提供されている。他の例は、
図8に関して説明されるものとは異なり得る。
【0104】
[00111]
図9は、本開示の様々な態様による、例えば、UEによって行われる例となるプロセス900を例示する図である。例となるプロセス900は、UE(例えば、UE120および/または同様のもの)が、CFI値の信頼できるインジケーションまたは受信に関連する動作を行う例である。
【0105】
[00112]
図9に示されるように、いくつかの態様において、プロセス900は、無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)中で制御フォーマットインジケータ(CFI)値を受信すること(ブロック910)を含み得る。例えば、UEは(例えば、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280、および/または同様のものを使用して)、
図6に関して上で説明したように、RRCメッセージまたはSIB中でCFI値を受信し得る。
【0106】
[00113]
図9にさらに示されるように、いくつかの態様において、プロセス900は、UEが動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用すること(ブロック920)を含み得る。例えば、UEは(例えば、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)、
図6に関して上で説明したように、UEが動作している構成にかかわらず、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値を使用し得る。
【0107】
[00114] プロセス900は、本明細書の他の箇所で説明される1つまたは複数の他のプロセスに関しておよび/または以下で説明される任意の単一の態様または複数の態様の任意の組合せのような追加の態様を含み得る。
【0108】
[00115] 第1の態様では、UEが、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成または短縮送信時間インターバル(sTTI)構成で構成されていることに少なくとも部分的に基づいて、RRCメッセージまたはSIB中でCFI値を受信する。第2の態様では、単独または第1の態様との組み合わせで、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)がRRCメッセージまたはSIB中でCFI値を受信することに少なくとも部分的に基づいて復号されない。第3の態様では、単独または第1および第2の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、RRCメッセージまたはSIB中で受信されたCFI値が、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)構成、レガシ送信時間インターバル(TTI)構成、短縮TTI(sTTI)構成、しきい値を満たすレイテンシ要件を有する構成、しきい値を満たす信頼性要件を有する構成、キャリアアグリゲーション構成、デュアル接続性構成、またはこれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つに使用される。
【0109】
[00116]
図9は、プロセス900の例となるブロックを示すが、いくつかの態様において、プロセス900は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または
図9に示されるものとは異なる配置のブロックを含み得る。追加的または代替的に、プロセス900のブロックのうちの2つ以上は、並行して行われ得る。
【0110】
[00117]
図10は、本開示の様々な態様による、例えば、UEによって行われる例となるプロセス1000を例示する図である。例となるプロセス1000は、UE(例えば、UE120および/または同様のもの)が、CFI値の信頼できるインジケーションまたは受信に関連する動作を行う例である。
【0111】
[00118]
図10に示されるように、いくつかの態様において、プロセス1000は、PCFICHを介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信すること(ブロック1010)を含み得る。例えば、UEは(例えば、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280、および/または同様のものを使用して)、
図7に関して上で説明したように、PCFICHを介して搬送されないメッセージ中で第1のCFI値を受信し得る。
【0112】
[00119]
図10にさらに示されるように、いくつかの態様において、プロセス1000は、UEが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定すること(ブロック1020)を含み得る。例えば、UEは(例えば、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)、
図7に関して上で説明したように、UEが、第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定し得る。
【0113】
[00120]
図10にさらに示されるように、いくつかの態様において、プロセス1000は、UEが、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作すること(ブロック1030)を含み得る。例えば、UEは(例えば、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)、
図7に関して上で説明したように、UEが、第1の構成を使用して動作しているか、第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作し得る。
【0114】
[00121] プロセス1000は、本明細書の他の箇所で説明される1つまたは複数の他のプロセスに関しておよび/または以下で説明される任意の単一の態様または複数の態様の任意の組合せのような追加の態様を含み得る。
【0115】
[00122] 第1の態様では、UEが第1の構成を使用して動作しているときに第1のCFI値が使用されるか、またはUEが第2の構成を使用して動作しているときに第2のCFI値が使用される。第2の態様では、単独または第1の態様との組み合わせで、第1の構成が、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成、短縮TTI(sTTI)構成、しきい値以下のレイテンシ要件を有する構成、しきい値以上の信頼性要件を有する構成、またはこれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを含む。第3の態様では、単独または第1および第2の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第2の構成が、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)構成、レガシ送信時間インターバル(TTI)構成、しきい値以上のレイテンシ要件を有する構成、しきい値以下の信頼性要件を有する構成、またはこれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを含む。
【0116】
[00123] 第4の態様では、単独または第1から第3の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、UEが第2の構成を使用せずに第1の構成を使用して動作していると決定することに少なくとも部分的に基づいて、PCFICHが復号されない。第5の態様では、単独または第1から第4の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、UEが、第1の構成を使用せずに第2の構成を使用してまたは第1の構成および第2の構成の両方を使用して動作していると決定することに少なくとも部分的に基づいてPCFICHが復号される。第6の態様では、単独または第1から第5の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値が、第1の構成を使用して通信するために使用され、第2のCFI値が、第2の構成を使用して通信するために使用される。
【0117】
[00124] 第7の態様では、単独または第1から第6の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第2のCFI値が、第1のCFI値以下であることが必要とされる。第8の態様では、単独または第1から第7の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第2のCFI値が第1のCFI値より大きい場合、エラーを示すようにUEが構成される。第9の態様では、単独または第1から第8の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値が、メッセージ中で示される複数のCFI値から選択される。第10の態様では、単独または第1から第9の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームにおいてUEが動作しているという決定に少なくとも部分的にこの選択が基づく。第11の態様では、単独または第1から第10の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値が適用されることとなる、メッセージ中で示されるサブフレームのセットにこのサブフレームが含まれる。
【0118】
[00125] 第12の態様では、単独または第1から第11の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1の構成は、UEの全てのコンポーネントキャリアがメッセージ中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成される構成である。第13の態様では、単独または第1から第12の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、コンポーネントキャリアの全てがメッセージ中で示される同じCFI値を使用して構成される。第14の態様では、単独または第1から第13の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、コンポーネントキャリアのうちの異なるものが、メッセージ中で示される異なるCFI値を使用して構成される。
【0119】
[00126] 第15の態様では、単独または第1から第14の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第2の構成は、UEのコンポーネントキャリアがメッセージ中で示されるCFI値を使用して構成されない構成である。第16の態様では、単独または第1から第15の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第2の構成は、UEの全てのコンポーネントキャリアがPCFICH中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成される構成である。
【0120】
[00127] 第17の態様では、単独または第1から第16の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、UEのコンポーネントキャリアの第1のセットが、第1の構成を使用して動作し、UEのコンポーネントキャリアの第2のセットが、第2の構成を使用して動作する。第18の態様では、単独または第1から第17の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせで、コンポーネントキャリアの第1のセットが、第1のCFI値を使用し、コンポーネントキャリアの第2のセットが、第2のCFI値を使用する。第19の態様では、単独または第1から第18の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、コンポーネントキャリアの第1のセットが、メッセージ中で示されるCFI値の第1のセットを使用する。第20の態様では、単独または第1から第19の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、コンポーネントキャリアの第2のセットが、PCFICH中で示されるCFI値の第2のセットを使用する。
【0121】
[00128] 第21の態様では、単独または第1から第20の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値が、UEの第1のコンポーネントキャリアに使用され、メッセージ中で示される1つまたは複数の他のCFI値が、UEの対応する1つまたは複数の他のコンポーネントキャリアに使用される。第22の態様では、単独または第1から第21の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせで、セカンダリセルが第2の構成を使用して動作しているときに、UEがセカンダリセルについてメッセージ中のCFI値で構成される場合、UEは、セカンダリセルが第1の構成を使用して動作しているときに、セカンダリセルについてメッセージ中のCFIで構成されることが必要とされる。第23の態様では、単独または第1から第22の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせで、メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、またはシステム情報ブロック(SIB)において搬送されるシステム情報メッセージである。
【0122】
[00129]
図10は、プロセス1000の例となるブロックを示すが、いくつかの態様において、プロセス1000は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または
図10に示されるものとは異なる配置のブロックを含み得る。追加的または代替的に、プロセス1000のブロックのうちの2つ以上は、並行して行われ得る。
【0123】
[00130]
図11は、本開示の様々な態様による、例えば、UEによって行われる例となるプロセス1100を例示する図である。例となるプロセス1100は、UE(例えば、UE120および/または同様のもの)が、CFI値の信頼できるインジケーションまたは受信に関連する動作を行う例である。
【0124】
[00131]
図11に示されるように、いくつかの態様において、プロセス1100は、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することを(ブロック1110)含み得る。例えば、UEは(例えば、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280、および/または同様のものを使用して)、
図8に関して上で説明したように、第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信し得る。
【0125】
[00132]
図11にさらに示されるように、いくつかの態様において、プロセス1100は、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信すること(ブロック1120)を含み得る。例えば、UEは(例えば、アンテナ252、DEMOD254、MIMO検出器256、受信プロセッサ258、コントローラ/プロセッサ280、および/または同様のものを使用して)、
図8に関して上で説明したように、第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションをメッセージ中で受信し得る。
【0126】
[00133]
図11にさらに示されるように、いくつかの態様において、プロセス1100は、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用すること(ブロック1130)を含み得る。例えば、UEは(例えば、コントローラ/プロセッサ280および/または同様のものを使用して)、
図8に関して上で説明したように、サブフレームが、サブフレームの第1のセットに含まれるかサブフレームの第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して第1のCFI値または第2のCFI値を選択的に使用し得る。
【0127】
[00134] プロセス1100は、本明細書の他の箇所で説明される1つまたは複数の他のプロセスに関しておよび/または以下で説明される任意の単一の態様または複数の態様の任意の組合せのような追加の態様を含み得る。
【0128】
[00135] 第1の態様では、サブフレームの第1のセットが、第1のタイプのサブフレームを含み、サブフレームの第2のセットが、第2のタイプのサブフレームを含む。第2の態様では、単独または第1の態様との組み合わせで、第1のタイプまたは第2のタイプのうちの少なくとも1つが、メッセージ中で示される。第3の態様では、単独または第1および第2の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のタイプが、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームタイプであり、第2のタイプが非MBSFNサブフレームタイプである。
【0129】
[00136] 第4の態様では、単独または第1から第3の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つが、メッセージ中で示される。第5の態様では、単独または第1から第4の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つが、メッセージ中で示されない。第6の態様では、単独または第1から第5の態様のうちの1つもしくは複数と組み合わせで、第1のCFI値または第2のCFI値のうちの少なくとも1つが、UEのメモリにおいてハードコーディングされる。
【0130】
[00137] 第7の態様では、単独または第1から第6の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、サブフレームの第1のセットまたはサブフレームの第2のセットのうちの少なくとも1つが、ビットマップを使用して示される。第8の態様では、単独または第1から第7の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、メッセージが、サブフレームの第1のセットにマッピングするCFI値の第1のセット、サブフレームの第2のセットにマッピングするCFI値の第2のセット、またはこれらの何らかの組合せのうちの少なくとも1つを示す。第9の態様では、単独または第1から第8の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、メッセージが、第1のCFI値および第2のCFI値を示す情報エレメントと、サブフレームの第1のセットに含まれる各サブフレームに第1のCFI値または第2のCFI値をマッピングする第1のビットマップと、サブフレームの第2のセットに含まれる各サブフレームに第1のCFI値または第2のCFI値をマッピングする第2のビットマップとを含む。
【0131】
[00138] 第10の態様では、単独または第1から第9の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、メッセージが、無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)メッセージである。第11の態様では、単独または第1から第10の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、メッセージ中で受信されたCFI値が使用されることとなる構成を使用してUEが動作しているという決定に少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値がサブフレームに使用される。第12の態様では、単独または第1から第11の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)中で受信されたCFI値が使用されることとなる構成を使用してUEが動作していないという決定に少なくとも部分的に基づいて、第1のCFI値または第2のCFI値がサブフレームに使用される。
【0132】
[00139] 第13の態様では、単独または第1から第12の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、サブフレームの第1のセットおよびサブフレームの第2のセットが、UEの全てのコンポーネントキャリアに適用される。第14の態様では、単独または第1から第13の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、サブフレームの第1のセットおよびサブフレームの第2のセットが、UEの第1のコンポーネントキャリアに適用される。第15の態様では、単独または第1から第14の態様のうちの1つもしくは複数との組み合わせで、異なるサブフレームセットが、UEの1つまたは複数の他のコンポーネントキャリアに適用される。
【0133】
[00140]
図11は、プロセス1100の例となるブロックを示すが、いくつかの態様において、プロセス1100は、追加のブロック、より少ないブロック、異なるブロック、または
図11に示されるものとは異なる配置のブロックを含み得る。追加的または代替的に、プロセス1100のブロックのうちの2つ以上は、並行して行われ得る。
【0134】
[00141] 前述の開示は、例示および説明を提供するが、網羅的であるようにも、態様を開示された通りの形式に限定するようにも意図されていない。修正および変形は、上の開示に照らして行われ得るか、または態様の実践から獲得され得る。
【0135】
[00142] 本明細書で使用される場合、構成要素という用語は、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せとして広く解釈されるように意図されている。本明細書で使用される場合、プロセッサは、ハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実施される。
【0136】
[00143] いくつかの態様は、しきい値に関して本明細書で説明される。本明細書で使用される場合、しきい値を満たすことは、値が、しきい値より大きいこと、しきい値以上であること、しきい値未満であること、しきい値以下であること、しきい値に等しいこと、しきい値に等しくないこと、および/または同様のことを指し得る。
【0137】
[00144] 本明細書で説明されるシステムおよび/または方法が、異なる形式のハードウェア、ファームウェア、またはハードウェアとソフトウェアの組合せで実施され得ることは明らかになろう。これらシステムおよび/または方法を実施するために使用される実際の専用制御ハードウェアまたはソフトウェアコードは、態様を限定しない。ゆえに、システムおよび/または方法の動作および挙動は、本明細書において、特定のソフトウェアコードを参照することなく説明されており、ソフトウェアおよびハードウェアが、本明細書の説明に少なくとも部分的に基づいて、システムおよび/または方法を実施するように設計され得ることは理解される。
【0138】
[00145] 特徴の特定の組合せが、特許請求の範囲に記載されておりおよび/または本明細書に開示されているが、これら組合せは、様々な態様の開示を限定するように意図されていない。実際、これら特徴の多くは、特許請求の範囲に明記されていないおよび/または本明細書に開示されていない方法で組み合わされ得る。以下に列挙される各従属請求項は、1つの請求項だけに直接従属し得るが、様々な態様の開示は、各従属請求項を請求項セット中の全ての他の請求項と組み合わせて含む。項目のリストのうちの「少なくとも1つ(at least one of)」を参照する表現は、単一の要素を含む、それらの項目の任意の組合せを指す。例として、「a、b、またはcのうちの少なくとも1つ」は、a、b、c、a-b、a-c、b-c、およびa-b-cに加え、同一の要素を複数有する任意の組合せ(例えば、a-a、a-a-a、a-a-b、a-a-c、a-b-b、a-c-c、b-b、b-b-b、b-b-c、c-c、およびc-c-cまたはa、b、およびcの任意の他の順序)をカバーするよう意図されている。
【0139】
[00146] 本明細書で使用される要素、行為、または命令は、そのように明記されていない限り、決定的であるとも不可欠であるとも解釈されるべきでない。また、本明細書で使用される場合、冠詞「a」および「an」は、1つまたは複数の項目を含むように意図されており、「1つまたは複数(one or more)」と同義で使用され得る。さらに、本明細書で使用される場合、「セット」および「グループ」という用語は、1つまたは複数の項目(例えば、関連項目、非関連項目、関連項目と非関連項目との組合せ、および/または同様のもの)を含むように意図されており、「1つまたは複数」と同義で使用され得る。1つの項目だけが意図されている場合、「1つだけ(only one)」という用語または同様の言語が使用される。また、本明細書で使用される場合、「有する(has)」、「有する(have)」、「有する(having)」という用語、および/または同様の用語は、オープンエンドの用語であるように意図されている。さらに、「~に基づいて(based on)」という表現は、別途明記されていない限り、「~に少なくとも部分的に基づいて(based, at least in part, on)」を意味するように意図されている。
以下に本願の出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
ユーザ機器(UE)によって行われるワイヤレス通信の方法であって、
無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)中で制御フォーマットインジケータ(CFI)値を受信することと、
前記UEが動作している構成にかかわらず、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で受信された前記CFI値を使用することと
を備える方法。
[C2]
前記UEは、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成または短縮送信時間インターバル(sTTI)構成で構成されていることに少なくとも部分的に基づいて、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で前記CFI値を受信する、C1に記載の方法。
[C3]
物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)は、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で前記CFI値を受信することに少なくとも部分的に基づいて、復号されない、C1に記載の方法。
[C4]
前記RRCメッセージまたは前記SIB中で受信された前記CFI値は、
超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成、
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)構成、
レガシ送信時間インターバル(TTI)構成、
1ミリ秒TTI構成、
短縮TTI(sTTI)構成、
しきい値を満たすレイテンシ要件を有する構成、
しきい値を満たす信頼性要件を有する構成、
キャリアアグリゲーション構成、
デュアル接続性構成、または
これらの何らかの組合せ
のうちの少なくとも1つに使用される、C1に記載の方法。
[C5]
ユーザ機器(UE)によって行われるワイヤレス通信の方法であって、
物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を介して搬送されないメッセージ中で第1の制御フォーマットインジケータ(CFI)値を受信することと、
前記UEが、前記第1のCFI値が使用されることとなる第1の構成を使用して動作しているか、前記PCFICH中で示される第2のCFI値が使用されることとなる第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することと
前記UEが、前記第1の構成を使用して動作しているか、前記第2の構成を使用して動作しているか、両方を使用して動作しているかを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記第1のCFI値または前記第2のCFI値のうちの少なくとも1つを使用して動作することと
を備える方法。
[C6]
前記UEが前記第1の構成を使用して動作しているときに前記第1のCFI値が使用される、または前記UEが前記第2の構成を使用して動作しているときに前記第2のCFI値が使用される、C5に記載の方法。
[C7]
前記第1の構成は、
超高信頼低レイテンシ通信(URLLC)構成、
短縮TTI(sTTI)構成、
しきい値以下のレイテンシ要件を有する構成、
しきい値以上の信頼性要件を有する構成、または
これらの何らかの組合せ
のうちの少なくとも1つを含む、C5に記載の方法。
[C8]
前記第2の構成は、
拡張モバイルブロードバンド(eMBB)構成、
レガシ送信時間インターバル(TTI)構成、
しきい値以上のレイテンシ要件を有する構成、
しきい値以下の信頼性要件を有する構成、または
これらの何らかの組合せ
のうちの少なくとも1つを含む、C5に記載の方法。
[C9]
前記PCFICHは、前記UEが前記第2の構成でなく前記第1の構成を使用して動作していると決定することに少なくとも部分的に基づいて、復号されない、C5に記載の方法。
[C10]
前記PCFICHは、前記UEが、
前記第1の構成を使用せずに前記第2の構成を使用して、または
前記第1の構成および前記第2の構成の両方を使用して
動作していると決定することに少なくとも部分的に基づいて、復号される、C5に記載の方法。
[C11]
前記第1のCFI値は、前記第1の構成を使用して通信するために使用され、前記第2のCFI値は、前記第2の構成を使用して通信するために使用される、C5に記載の方法。
[C12]
前記第2のCFI値は、前記第1のCFI値以下であることが必要とされる、C5に記載の方法。
[C13]
前記UEは、前記第2のCFI値が前記第1のCFI値より大きい場合、エラーを示すように構成される、C12に記載の方法。
[C14]
前記第1のCFI値は、前記メッセージ中で示される複数のCFI値から選択される、C5に記載の方法。
[C15]
前記選択は、前記第1のCFI値が適用されることとなるサブフレームにおいて前記UEが動作しているという決定に少なくとも部分的に基づく、C14に記載の方法。
[C16]
前記サブフレームは、前記第1のCFI値が適用されることとなる、前記メッセージ中で示されるサブフレームのセットに含まれる、C15に記載の方法。
[C17]
前記第1の構成は、前記UEの全てのコンポーネントキャリアが、前記メッセージ中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成される構成である、C5に記載の方法。
[C18]
前記コンポーネントキャリアの全てが、前記メッセージ中で示される同じCFI値を使用して構成される、C17に記載の方法。
[C19]
前記コンポーネントキャリアのうちの異なるものが、前記メッセージ中で示される異なるCFI値を使用して構成される、C17に記載の方法。
[C20]
前記第2の構成は、前記UEのコンポーネントキャリアが、前記メッセージ中で示されるCFI値を使用して構成されない構成である、C5に記載の方法。
[C21]
前記第2の構成は、前記UEの全てのコンポーネントキャリアが、前記PCFICH中で示される1つまたは複数のCFI値を使用して構成される構成である、C5に記載の方法。
[C22]
前記UEのコンポーネントキャリアの第1のセットは、前記第1の構成を使用して動作し、前記UEのコンポーネントキャリアの第2のセットは、前記第2の構成を使用して動作する、C5に記載の方法。
[C23]
コンポーネントキャリアの前記第1のセットは、前記第1のCFI値を使用し、コンポーネントキャリアの前記第2のセットは、前記第2のCFI値を使用する、C22に記載の方法。
[C24]
コンポーネントキャリアの前記第1のセットは、前記メッセージ中で示されるCFI値の第1のセットを使用する、C22に記載の方法。
[C25]
コンポーネントキャリアの前記第2のセットは、前記PCFICH中で示されるCFI値の第2のセットを使用する、C24に記載の方法。
[C26]
前記第1のCFI値は、前記UEの第1のコンポーネントキャリアに使用され、前記メッセージ中で示される1つまたは複数の他のCFI値は、前記UEの対応する1つまたは複数の他のコンポーネントキャリアに使用される、C5に記載の方法。
[C27]
セカンダリセルが前記第2の構成を使用して動作しているときに、前記UEが、前記セカンダリセルについて前記メッセージ中のCFI値で構成される場合、前記UEは、前記セカンダリセルが前記第1の構成を使用して動作しているときに、前記セカンダリセルについて前記メッセージ中のCFIで構成されることが必要とされる、C5に記載の方法。
[C28]
前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、またはシステム情報ブロック(SIB)において搬送されるシステム情報メッセージである、C5に記載の方法。
[C29]
ユーザ機器(UE)によって行れるワイヤレス通信の方法であって、
第1の制御フォーマットインジケータ(CFI)値が適用されることとなるサブフレームの第1のセットのインジケーションをメッセージ中で受信することと、
第2のCFI値が適用されることとなるサブフレームの第2のセットのインジケーションを前記メッセージ中で受信することと、
前記サブフレームが、サブフレームの前記第1のセットに含まれるかサブフレームの前記第2のセットに含まれるかに少なくとも部分的に基づいて、サブフレームに対して前記第1のCFI値または前記第2のCFI値を選択的に使用することと
を備える方法。
[C30]
サブフレームの前記第1のセットは、第1のタイプのサブフレームを含み、サブフレームの前記第2のセットは、第2のタイプのサブフレームを含む、C29に記載の方法。
[C31]
前記第1のタイプまたは前記第2のタイプのうちの少なくとも1つは、前記メッセージ中で示される、C30に記載の方法。
[C32]
前記第1のタイプは、マルチキャストブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームタイプであり、前記第2のタイプが非MBSFNサブフレームタイプである、C30に記載の方法。
[C33]
前記第1のCFI値または前記第2のCFI値のうちの少なくとも1つは、前記メッセージ中で示される、C29に記載の方法。
[C34]
前記第1のCFI値または前記第2のCFI値のうちの少なくとも1つは、前記メッセージ中で示されない、C29に記載の方法。
[C35]
前記第1のCFI値または前記第2のCFI値のうちの少なくとも1つは、前記UEのメモリにおいてハードコーディングされる、C29に記載の方法。
[C36]
サブフレームの前記第1のセットまたはサブフレームの前記第2のセットのうちの少なくとも1つは、ビットマップを使用して示される、C29に記載の方法。
[C37]
前記メッセージは、
サブフレームの前記第1のセットにマッピングするCFI値の第1のセット、
サブフレームの前記第2のセットにマッピングするCFI値の第2のセット、または これらの何らかの組合せ
のうちの少なくとも1つを示す、C29に記載の方法。
[C38]
前記メッセージは、
前記第1のCFI値および前記第2のCFI値を示す情報エレメントと、
サブフレームの前記第1のセットに含まれる各サブフレームに前記第1のCFI値または前記第2のCFI値をマッピングする第1のビットマップと、
サブフレームの前記第2のセットに含まれる各サブフレームに前記第1のCFI値または前記第2のCFI値をマッピングする第2のビットマップと
を含む、C29に記載の方法。
[C39]
前記メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)メッセージである、C29に記載の方法。
[C40]
前記メッセージ中で受信されたCFI値が使用されることとなる構成を使用して前記UEが動作しているという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のCFI値または前記第2のCFI値が前記サブフレームに使用される、C29に記載の方法。
[C41]
物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)中で受信されたCFI値が使用されることとなる構成を使用して前記UEが動作していないという決定に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のCFI値または前記第2のCFI値が前記サブフレームに使用される、C29に記載の方法。
[C42]
サブフレームの前記第1のセットおよびサブフレームの前記第2のセットは、前記UEの全てのコンポーネントキャリアに適用される、C29に記載の方法。
[C43]
サブフレームの前記第1のセットおよびサブフレームの前記第2のセットは、前記UEの第1のコンポーネントキャリアに適用される、C29に記載の方法。
[C44]
異なるサブフレームセットは、前記UEの1つまたは複数の他のコンポーネントキャリアに適用される、C43に記載の方法。
[C45]
ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
メモリと、
前記メモリに動作可能に結合された1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記メモリおよび前記1つまたは複数のプロセッサは、
無線リソース制御(RRC)メッセージまたはシステム情報ブロック(SIB)中で制御フォーマットインジケータ(CFI)値を受信することと、
前記UEが動作している構成にかかわらず、前記RRCメッセージまたは前記SIB中で受信された前記CFI値を使用することと
を行うように構成される、UE。