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特許7373063ミニプログラムの音声制御方法、機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-24
(45)【発行日】2023-11-01
(54)【発明の名称】ミニプログラムの音声制御方法、機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   G10L 15/10 20060101AFI20231025BHJP
   G06F 3/16 20060101ALI20231025BHJP
【FI】
G10L15/10 500T
G06F3/16 630
【請求項の数】 26
(21)【出願番号】P 2022520806
(86)(22)【出願日】2020-09-24
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-12-02
(86)【国際出願番号】 CN2020117498
(87)【国際公開番号】W WO2022000828
(87)【国際公開日】2022-01-06
【審査請求日】2022-04-04
(31)【優先権主張番号】202010605375.6
(32)【優先日】2020-06-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】512015127
【氏名又は名称】バイドゥ オンライン ネットワーク テクノロジー(ペキン) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100108833
【弁理士】
【氏名又は名称】早川 裕司
(74)【代理人】
【識別番号】100162156
【弁理士】
【氏名又は名称】村雨 圭介
(72)【発明者】
【氏名】史 南勝
(72)【発明者】
【氏名】謝 馬林
(72)【発明者】
【氏名】季 林峰
(72)【発明者】
【氏名】曹 ▲コウ▼
【審査官】中村 天真
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-351652(JP,A)
【文献】特開2020-004376(JP,A)
【文献】特表2018-509672(JP,A)
【文献】特開2013-174644(JP,A)
【文献】特表2017-527844(JP,A)
【文献】特開2005-251167(JP,A)
【文献】特開平10-222337(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G10L 15/00-15/34
G06F 3/16
IEEE Xplore
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法であって、前記方法は、
前記ターゲットミニプログラムが、前記音声インタラクションシステムによって送信された意図情報を受信することであって、ここで、前記意図情報は、前記音声インタラクションシステムが、ユーザによって発されるターゲットミニプログラムの音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行ってから得られることと、
前記ターゲットミニプログラムが、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することと、を含み、
前記意図情報は、前記音声インタラクションシステムが意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って生成した意図情報であり、
前記予め設定されたプロトコルには、プロトコルヘッダとプロトコル内容が含まれ、ここで、前記プロトコル内容には、意図に対応する操作情報とターゲットミニプログラム情報が含まれる、ミニプログラムの音声制御方法。
【請求項2】
記ターゲットミニプログラムが、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することは、
前記ターゲットミニプログラムが、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することを含む、請求項1に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項3】
記ターゲットミニプログラムが、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することは、
前記ターゲットミニプログラムが、前記意図情報におけるプロトコルヘッダに基づいて、前記プロトコルヘッダに対応する予め設定された変換ルールを取得することであって、ここで、前記予め設定された変換ルールには、予め設定された操作情報と予め設定された制御命令との対応関係が含まれることと、
前記ターゲットミニプログラムが、前記予め設定された操作情報と予め設定された制御命令との対応関係に基づいて、前記意図情報におけるプロトコル内容をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することと、を含む、請求項2に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項4】
前記ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することは、
前記ターゲットミニプログラムが、前記制御命令がサーバとインタラクトする必要があると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムが、ターゲットミニプログラムのスレッドを制御してインタラクトする必要がある関連内容をローカルに一時記憶し、非同期アップロードの形態を採用してインタラクトする必要がある関連内容を前記サーバにアップロードすることを含む、請求項1に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項5】
前記ターゲットミニプログラムが、前記音声インタラクションシステムによって送信された意図情報を受信する前に、前記方法はさらに、
前記ターゲットミニプログラムが、前記音声インタラクションシステムによってユーザが発するターゲットミニプログラムの音声呼び出し命令に従って呼び出されることを含む、請求項1に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項6】
前記知能音声機器は知能スピーカーである、請求項1に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項7】
音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法であって、前記方法は、
前記音声インタラクションシステムが、ユーザが発するターゲットミニプログラムの音声制御命令を取得することと、
前記音声インタラクションシステムが、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得することと、
前記音声インタラクションシステムが、前記意図情報を前記ターゲットミニプログラムに送信し、前記ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換して実行することと、を含み、
前記意図情報を取得することは、
前記音声インタラクションシステムが、意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って意図情報を生成することを含み、ここで、前記予め設定されたプロトコルには、プロトコルヘッダとプロトコル内容が含まれ、ここで、前記プロトコル内容には、意図に対応する操作情報とターゲットミニプログラム情報が含まれる、ミニプログラムの音声制御方法。
【請求項8】
前記音声インタラクションシステムが、ユーザが発するターゲットミニプログラムの音声制御命令を取得する前に、前記方法はさらに、
前記音声インタラクションシステムが、ターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得することと、
前記音声インタラクションシステムが、前記音声呼び出し命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定して、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことと、を含む、請求項7に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項9】
前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことは、
前記音声インタラクションシステムが、前記知能音声機器に前記ターゲットミニプログラムが存在しないと決定した場合、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得し、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すこと、又は
前記音声インタラクションシステムが、前記知能音声機器に前記ターゲットミニプログラムが存在すると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムを直接に呼び出すこと、を含む、請求項に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項10】
サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得することは、
前記音声インタラクションシステムが、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートすると決定した場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのフルミニプログラムパッケージを取得すること、又は
前記音声インタラクションシステムが、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートしないと決定した場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージの一部を取得することを含み、ここで、前記ミニプログラムパッケージの一部には音声インタラクションと関連するモジュールがロードされない、請求項に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項11】
意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定することは、
前記音声インタラクションシステムが、前記意図解析結果に呼び出し対象のターゲットミニプログラム及びユーザが要求するリソース情報が含まれると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムのリソースライブラリには前記リソース情報に対応するターゲットリソースが存在するかどうかを検索することと、
存在しない場合、前記ターゲットリソースを提供できる他のミニプログラムを取得し、代替のターゲットミニプログラムとしてユーザに推薦することと、を含む、請求項に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項12】
前記方法はさらに、
前記音声インタラクションシステムが、定期的に前記サーバから所定の数の人気のあるミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得してキャッシュすることを含む、請求項に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項13】
前記知能音声機器は知能スピーカーである、請求項7に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項14】
音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法であって、前記方法は、
音声収集機器を介して、ターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得することと、
前記音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報を前記ターゲットミニプログラムに送信することと、
前記ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することと、を含み、
前記意図情報を取得することは、
前記音声インタラクションシステムが、意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って意図情報を生成することを含み、ここで、前記予め設定されたプロトコルには、プロトコルヘッダとプロトコル内容が含まれ、ここで、前記プロトコル内容には、意図に対応する操作情報とターゲットミニプログラム情報が含まれる、ミニプログラムの音声制御方法。
【請求項15】
音声収集機器を介して、ターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得する前に、
音声収集機器を介してターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得することと、
前記音声インタラクションシステムによって前記音声呼び出し命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定し、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことと、をさらに含む、請求項14に記載のミニプログラムの音声制御方法。
【請求項16】
音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムが配置されている知能音声機器であって、前記音声インタラクションシステムは、
音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得するための取得モジュールと、
前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信するための音声処理モジュールと、を含み、
前記ターゲットミニプログラムは、
前記意図情報を受信するための受信モジュールと、
前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するための命令変換モジュールと、
ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行するための実行モジュールと、を含み、
前記音声処理モジュールは、意図情報を取得するとき、
意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って意図情報を生成するために用いられ、ここで、前記予め設定されたプロトコルには、プロトコルヘッダとプロトコル内容が含まれ、ここで、前記プロトコル内容には、意図に対応する操作情報とターゲットミニプログラム情報が含まれる、知能音声機器。
【請求項17】
記命令変換モジュールは、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するとき、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するために用いられる、請求項16に記載の知能音声機器。
【請求項18】
前記実行モジュールは、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行するとき、
前記制御命令がサーバとインタラクトする必要があるかどうかを判断することと、
前記制御命令がサーバとインタラクトする必要がある場合、ターゲットミニプログラムのスレッドを制御して、インタラクトする必要がある関連内容をローカルに一時記憶し、非同期アップロードの形態を採用してインタラクトする必要がある関連内容を前記サーバにアップロードすることと、のために用いられる、請求項16に記載の知能音声機器。
【請求項19】
前記取得モジュールは、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得する前に、さらに前記音声収集機器を介してターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得するために用いられ、
前記音声インタラクションシステムはさらに、ミニプログラム呼び出しモジュールを含み、
前記ミニプログラム呼び出しモジュールは、前記音声呼び出し命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定して、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すために用いられる、請求項16に記載の知能音声機器。
【請求項20】
前記ミニプログラム呼び出しジュールは、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すとき、
前記知能音声機器に前記ターゲットミニプログラムが既に存在しているかどうかを判断すること、
前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが存在しないと決定した場合、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得し、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すこと、又は
前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが既に存在していると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムを直接に呼び出すこと、のために用いられる、請求項19に記載の知能音声機器。
【請求項21】
前記ミニプログラム呼び出しモジュールは、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得するとき、
前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートするかどうかを判断すること、
前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートする場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのフルミニプログラムパッケージを取得すること、又は
前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートしない場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージの一部を取得すること、のために用いられ、ここで、前記ミニプログラムパッケージの一部には、音声インタラクションと関連するモジュールがロードされない、請求項20に記載の知能音声機器。
【請求項22】
前記ミニプログラム呼び出しモジュールは、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定するとき、
前記意図解析結果に呼び出し対象のターゲットミニプログラム及びユーザが要求するリソース情報が含まれると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムのリソースライブラリには前記リソース情報に対応するターゲットリソースが存在するかどうかを検索することと、
存在しない場合、前記ターゲットリソースを提供できる他のミニプログラムを取得し、代替のターゲットミニプログラムとしてユーザに推薦することと、のために用いられる、請求項19に記載の知能音声機器。
【請求項23】
前記ミニプログラム呼び出しモジュールはさらに、
定期的にサーバから所定の数の人気のあるミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得して、キャッシュするために用いられる、請求項19に記載の知能音声機器。
【請求項24】
少なくとも1つのプロセッサと、
前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリと、を含み、ここで、
前記メモリには、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令は、前記少なくとも1つのプロセッサが請求項1~15のいずれか1項に記載の方法を実行できるように、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行される、電子機器。
【請求項25】
コンピュータ命令が記憶されている非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、前記コンピュータ命令は、前記コンピュータに請求項1~15のいずれか1項に記載の方法を実行させるために用いられる、非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
【請求項26】
プログラムコードを含むコンピュータプログラムであって、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記プログラムコードは請求項1~15のいずれか1項に記載の方法を実行する、コンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願の実施例は、コンピュータ技術における音声技術に関し、特にミニプログラムの音声制御方法、機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
人工知能とミニプログラムの急激な発展に伴って、スマートソフトやスマートハードウェア機器の中で、ミニプログラムをめぐって展開される各種の応用と製品が絶えずに注目されている。各種のスマートハードウェア製品は、ミニプログラムを組み込んで配布することにより、より多くのサービスをユーザに提供する。
【0003】
現在、多くの音声インタラクションをサポートする知能音声機器、例えばスクリーンスピーカー、車載スクリーンなどは、ミニプログラムを使用することもできるが、そのミニプログラムの配布は主に手動で呼び出されることに依存し、ユーザとミニプログラムとのインタラクションプロセスも主に手動のタッチインタラクションによって行われる。例えばスクリーンスピーカー上の情報ビデオのようなミニプログラムは、呼び出される前に手動でミニプログラムセンターをトリガーして選択する必要があり、手動でページを上下に移動したり、再生をクリックしたりするなどの操作をしなければ、閲覧や視聴などを行うことができない。
【0004】
既存の知能音声機器とミニプログラムのインタラクション方法は、操作が不便である。車載スクリーン、テレビスクリーンなどの知能ハードウェア機器に対して、タッチによるインタラクションは非常に不便で、特に運転中の車載アプリケーションの操作は安全上のリスクを引き起こす可能性がある。操作スクリーンにタッチすることにより、音声インタラクションが持続的に行われず、注意力を断片化し、且つユーザインタラクション操作の断片化と使用の不便さを引き起こし、ユーザが途中で退出又は放棄しやすいようになる。プロセスが長すぎ、例えばお気に入りのミニプログラムなどを見つけて実行するときなどは、ミニプログラムセンターを経由する必要がある。上記の要因に基づいて、ユーザ体験が極めて悪いものとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本願は、知能音声機器でミニプログラムの音声制御を実現し、ユーザがミニプログラムとインタラクトする利便性を向上させ、さらにインタラクション体験を向上させるために、ミニプログラムの音声制御方法、機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願の第1の態様によれば、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法を提供し、前記方法は、前記ターゲットミニプログラムは、前記音声インタラクションシステムによって送信された意図情報を受信することであって、前記意図情報は、前記音声インタラクションシステムが、ユーザによって発されるターゲットミニプログラムの音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行ってから得られることと、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することと、を含む。
【0007】
本願の第2の態様によれば、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法を提供し、前記方法は、前記音声インタラクションシステムは、ユーザが発するターゲットミニプログラムの音声制御命令を取得することと、前記音声インタラクションシステムは、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得することと、前記音声インタラクションシステムは、前記意図情報を前記ターゲットミニプログラムに送信し、前記ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換して実行することと、を含む。
【0008】
本願の第3の態様によれば、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法を提供し、前記方法は、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得することと、音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信することと、ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することと、を含む。
【0009】
本願の第4の態様によれば、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器を提供し、ここで、音声インタラクションシステムは、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得するための取得モジュールと、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信するための音声処理モジュールと、を含み、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報を受信するための受信モジュールと、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するための命令変換モジュールと、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行するための実行モジュールと、を含む。
【0010】
本願の第5の態様によれば、電子機器を提供し、前記電子機器は、少なくとも1つのプロセッサ、及び前記少なくとも1つのプロセッサと通信可能に接続されるメモリを含み、ここで、前記メモリには前記少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶され、前記命令が前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサに、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載の方法を実行させることができる。
【0011】
本願の第6の態様によれば、コンピュータ命令を記憶する非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記コンピュータ命令は、コンピュータに、第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載の方法を実行させるために使用される。
【0012】
本願の第7の態様によれば、プログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供し、コンピュータが前記コンピュータプログラムを実行すると、前記プログラムコードは第1の態様又は第2の態様又は第3の態様に記載の方法を実行させる。
【発明の効果】
【0013】
本願のミニプログラムの音声制御方法、機器及び記憶媒体によれば、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得し、音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信し、ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行する。本願の実施例は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムに対する音声制御を実現することができ、インタラクションプロセスの利便性を向上させ、タッチによるミニプログラムとのインタラクションによって引き起こされる音声インタラクションの持続不可能及び引き起こされる注意の断片化を回避し、ユーザがミニプログラムを使用する体験を向上させ、また、ミニプログラムの知能音声機器上で配布され使用される量に強力なサポートを提供する。
【0014】
理解すべきものとして、本部分で説明するコンテンツは、本願の実施例の主要又は重要な特徴を特定することを意図するものではなく、本願の範囲を制限するためにも使用されない。本願の他の特徴は、以下の明細書によって容易に理解される。
【図面の簡単な説明】
【0015】
添付の図面は、本案をよりよく理解するために使用されており、本願を限定するものではない。
図1】本願の実施例のミニプログラムの音声制御方法を実現することができるシーン図である。
図2】本願の一実施例に係るミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。
図3】本願の他の実施例に係るミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。
図4】本願の他の実施例に係るミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。
図5】本願の他の実施例に係るミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。
図6】本願の他の実施例に係るミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。
図7】本願の他の実施例に係るミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。
図8】本願の一実施例に係る知能音声機器のブロック図である。
図9】本願の実施例のミニプログラムの音声制御方法を実現するための電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、添付図面を参照して本願の例示的な実施例を説明するが、本願の実施例の様々な詳細が理解を容易にするために含まれており、単なる例示的なものと考えられるべきである。したがって、当業者は、本願の範囲及び精神から逸脱することなく、本明細書に記載された実施例に様々な変更及び修正を加えることができることを理解するはずである。同様に、明確かつ簡潔にするために、以下の説明において、周知の機能及び構造の説明は省略されている。
【0017】
従来技術の知能音声機器、特にスクリーンスピーカー、車載スクリーンなどのいくつかのスクリーン付きの知能音声機器は、ミニプログラムの配布のために主に手動で呼び出し、ユーザとミニプログラムとのインタラクションプロセスも、主に手動のタッチインタラクションによって行われ、例えばスクリーンスピーカー上の情報ビデオのようなミニプログラムは、呼び出される前に手動でミニプログラムセンターをトリガーして選択する必要があり、手動でページを上下に移動したり、再生をクリックしたりするなどの操作をしなければ、閲覧や視聴などを行うことができない。既存の知能音声機器とミニプログラムのインタラクション方法は、操作が不便であり、車載スクリーン、テレビスクリーンなどの知能ハードウェア機器に対して、タッチによるインタラクションは特に不便で、特に運転中の車載アプリケーションの操作は安全上のリスクを引き起こす可能性がある。操作スクリーンにタッチすることにより、音声インタラクションが持続的に行われず、注意力が断片化になり、且つユーザインタラクション操作の断片化と使用の不便さを引き起こし、ユーザが途中で退出又は放棄しやすいようになる。プロセスが長すぎ、例えばお気に入りのミニプログラムを見つけて入るなどは、ミニプログラムセンターを経由する必要がある。上記の要因に基づいて、ユーザの体験は極めて悪い。
【0018】
従来技術の上記技術的問題に対して、本願は、コンピュータ技術における音声技術に適用されたミニプログラムの音声制御方法を提供し、音声インタラクションシステムとミニプログラムフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムの音声制御を実現し、インタラクションプロセスの利便性を向上させ、タッチによるミニプログラムとのインタラクションによって引き起こされる音声インタラクションの持続不可能及びさらに引き起こされる注意の断片化を回避し、ユーザがミニプログラムを使用する体験を向上させ、また、ミニプログラムが知能音声機器で配布され使用される量に対しても強力なサポートを提供する。本願は、スクリーン付きの知能音声機器に適用され、もちろん、スクリーンなし知能音声機器にも適用できる。もちろん、ミニプログラムは依然として手動タッチによる呼び出し、制御の機能を備えることができる。
【0019】
本願の実施例は、図1に示すようなシーンに適用され、知能音声機器100には、音声インタラクションシステム110とターゲットミニプログラム120が配置され、音声インタラクションシステム110は、音声収集機器が収集した、ターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラム120に送信することができ、ターゲットミニプログラム120により、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラム120のスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラム120のスレッドによって前記制御命令を実行することができる。上記の音声インタラクションシステム110とターゲットミニプログラム120のフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムの音声制御を実現することができる。
【0020】
以下、具体的な実施例と図面を参照して、本願のミニプログラムの音声制御プロセスを詳細に説明する。
【0021】
本願の一実施例は、ミニプログラムの音声制御方法を提供し、図2は本願の実施例で提供されるミニプログラムの音声制御方法のフローチャートである。前記実行主体は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器であってもよく、図2に示すように、前記ミニプログラムの音声制御方法の具体的なステップは、以下の通りである。
【0022】
ステップS201において、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得する。
【0023】
本実施例では、ユーザが知能音声機器におけるターゲットミニプログラムを制御する必要がある場合、音声制御命令を発してもよく、例えば、ユーザが、知能スピーカー上での呼び出されたビデオミニプログラムAを制御して、バラエティーショーBを再生したい場合、ユーザは、「ビデオミニプログラムAのバラエティーショーBを見たい」という音声制御命令を発してもよく、さらに、ユーザの音声制御命令は、マイクなどの知能スピーカーでの音声収集機器によって収集されてもよい。
【0024】
ユーザは、ビデオミニプログラムA及びバラエティーショーBを含む音声制御命令を発する場合、本物のビデオミニプログラム及び本物のバラエティーショーであってもよく、ここで非表示処理を行うことは理解されることができる。
【0025】
ステップS202において、音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信する。
【0026】
本実施例では、知能音声機器の音声インタラクションシステムは、通常音声認識と意図解析機能を備えるので、音声収集機器がターゲットミニプログラムに対する音声制御命令を収集した後、音声インタラクションシステムの音声認識と意図解析機能により、音声認識と意図解析を行い、ここで、音声認識とは、お気に入りの音声制御命令を機械が理解できる文字に変換することであり、意図解析とは、機械文字を分析処理し、その中の重要な情報を解読することであり、例えば、上記の音声制御命令から、「ミニプログラム」、「ビデオミニプログラムA」、「バラエティーショーB」というキーワードを解析することができ、さらにユーザの意図情報を取得することができ、ターゲットミニプログラムに音声認識と意図解析機能を配置する必要はなく、音声インタラクションシステムが意図情報を取得した後、意図情報をターゲットミニプログラムに送信すればよく、即ち、意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドに送信する。
【0027】
ステップS203において、ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行する。
【0028】
本実施例では、異なるミニプログラムは、開発プロセスにおいて異なるフレームワーク又は開発言語を採用する可能性があるため、音声インタラクションシステムとは異なる可能性があり、音声インタラクションシステムで得された意図情報は、ミニプログラムによって理解して実行されることができない可能性がある。このため、知能音声機器において当該ターゲットミニプログラムが呼び出された場合、ターゲットミニプログラムは、音声インタラクションシステムが送信した意図情報を受信した後、意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することができ、さらにターゲットミニプログラムのスレッドによって当該制御命令を実行し、ユーザが必要な意図又は機能を実現する。例えば、知能スピーカー上でビデオミニプログラムAが既に呼び出された場合、ビデオミニプログラムAは、ユーザがバラエティーショーBを再生したいという意図情報を受信した後、ビデオミニプログラムAが実行できる検索リソースライブラリと再生命令に変換して、検索リソースライブラリと再生命令を実行し、ビデオミニプログラムAでバラエティーショーBを再生することを実現する。
【0029】
もちろん、ターゲットミニプログラムが現在呼び出されていない場合、まず音声インタラクションシステムによってターゲットミニプログラムを呼び出してから、ターゲットミニプログラムによって上記のプロセスを行う必要がある。
【0030】
本実施例で提供されたミニプログラムの音声制御方法は、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得し、音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信し、ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行する。本実施例は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムの音声制御を実現することができ、インタラクションプロセスの利便性を向上させ、タッチによるミニプログラムとのインタラクションによって引き起こされる音声インタラクションの持続不可能及び引き起こされる注意の断片化を回避し、ユーザがミニプログラムを使用する体験を向上させ、また、ミニプログラムが知能音声機器で配布され使用される量に対しても強力なサポートを提供する。
【0031】
上記のいずれかの実施例において、ステップS202に記載の前記音声インタラクションシステムは意図情報を取得することは、具体的に、前記音声インタラクションシステムによって意図解析結果に基づいて、予め設定されたプロトコルに従って意図情報を生成することを含むことができ、それに応じて、前記ステップS203に記載の前記ターゲットミニプログラムは前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することは、具体的に、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することを含むことができる。
【0032】
本実施例では、音声インタラクションシステムは、意図解析結果を取得した後、予め設定されたプロトコルに基づいて、意図解析結果を予め設定されたプロトコルを満たす意図情報に変換し、ここで、予め設定されたプロトコルは、具体的にプロトコルヘッダとプロトコル内容部分を含むことができ、ここで、プロトコルヘッダは、具体的に命令の命名空間、命令名、暗号化タイプ(システムにプロトコルが組み込まれている場合、暗号化された送信は必要ない)を含むが、これらに限定されず、プロトコル内容部分は、意図に対応する操作情報及びターゲットミニプログラム情報を含むが、これらに限定されず、ここで、操作情報は、操作タイプ、拡張情報を含むが、これらに限定されず、拡張情報は、操作タイプに対する補足であってもよく、ターゲットミニプログラム情報は、ターゲットミニプログラムのミニプログラム識別子を含むことができ、例えば、ユーザ意図は、ビデオミニプログラムAが現在再生しているビデオを早送りすることである場合、操作タイプは「早送り」であり、ミニプログラム識別子はビデオミニプログラムAの識別子であり、拡張情報は早送り速度、例えば2倍早送り速度である。
【0033】
さらに、ターゲットミニプログラムは、音声インタラクションシステムが送信した予め設定されたプロトコルを満たす意図情報を受信した後、当該意図情報をターゲットミニプログラムで実行可能な制御命令に変換し、例えば、ターゲットミニプログラムがSwanJS(Smart Web Application Native JavaScript)アーキテクチャであり、SwanJSがあるインターネット企業のミニプログラムフレームワークのコアである場合、予め設定されたプロトコルを満たす意図情報をSwanJSイベントコマンドに変換する必要がある。選択的に、命令変換を行う場合、ターゲットミニプログラムは、意図情報におけるプロトコルヘッダに基づいて、プロトコルヘッダに対応する予め設定された変換ルールを取得し、ここで、予め設定された変換ルールには、予め設定された操作情報と予め設定された制御命令との対応関係が含まれ、ターゲットミニプログラムは、予め設定された操作情報と予め設定された制御命令との対応関係に基づいて、意図情報におけるプロトコル内容部分をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換する。
【0034】
さらに、まず、プロトコルヘッダにおける命名空間に対応する変換ルールに基づいて、約束された命令空間を解析して実現し、命令空間、操作タイプ、暗号化タイプ、ミニプログラム識別子などに基づいて、意図情報がターゲットミニプログラムに対するものかどうかを決定し、そうでない場合、意図情報は、ターゲットミニプログラムに対して無効であると決定し、直接に戻って、後続の音声制御プロセスを行わず、ミニプログラムスレッドを占有する必要がなく、実行オーバーヘッドを低減し、そうである場合、後続の音声制御プロセスを継続することができ、プロトコル内容部分は、制御命令の実行が必要な部分であり、開発者アプリケーションのイベント呼び出しをサポートし、プロトコル内容部分を変換ルールに従ってSwanJSフレームワーク下の制御命令に変換することができ、例えばターゲットミニプログラムで実行できるすべての制御命令、及び各予め設定された制御命令と予め設定された操作タイプとの対応関係を予め設定することができ、そして、プロトコル内容部分がどの制御命令に対応するかを決定する。
【0035】
本実施例では、ミニプログラムの適応と実現の多様性を考慮して、SwanJSに対してインターフェースの汎用機能のみを実現し、具体的なミニプログラムの具体的なシーンのモードについて、開発者は、インターフェースを介して命令実行機能を書き換えることができ、例えば早送りの制御命令に対して、SwanJSは、インターフェースのみを提供して早送りの汎用機能を実現し、具体的にどのような方法で早送りするかは、開発者が具体的なシーンに応じて配置することができる。
【0036】
上記のいずれかの実施例において、図3に示すように、ステップS203において前記ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することは、具体的に、前記ターゲットミニプログラムによって前記制御命令がサーバとインタラクトする必要があるかどうかを判断するステップS301と、前記制御命令がサーバとインタラクトする必要がある場合、前記ターゲットミニプログラムは、ターゲットミニプログラムのスレッドを制御してインタラクトする必要がある関連内容をローカルに一時記憶し、非同期アップロードの形態を採用してインタラクトする必要がある関連内容を前記サーバにアップロードするステップS302と、をさらに含むことができる。
【0037】
本実施例では、知能音声機器が弱いネットワーク又はネットワーク切断環境にある場合、サーバとインタラクトする必要があるいくつかの制御命令は、サーバとすぐにインタラクトする必要がなく、ターゲットミニプログラムを介して命令スケジューリングプロセスを行い、ターゲットミニプログラムにおけるサーバとインタラクトする必要がある関連内容を、知能音声機器のローカルに一時記憶し、そして非同期アップロードの形態を採用してサーバにアップロードし、例えば、知能音声機器が弱いネットワーク又はネットワーク切断環境にあり、制御命令はビデオをお気に入りのものにすることである場合、次にターゲットミニプログラムを呼び出す又は他の機器でミニプログラムを呼び出すとき、ユーザはまだ当該お気に入りのビデオを見ることができ、お気に入りのビデオをサーバに記録する必要があり、ターゲットミニプログラムは、お気に入りのビデオの関連内容をローカルに一時記憶して、非同期アップロードし、例えばネットワーク環境が良い時にサーバにアップロードし、或いは、サイレントアイドルアップロード形態を採用してサーバにアップロードし、ユーザインタラクションプロセスにおいて、ターゲットミニプログラムがサーバと頻繁にインタラクトすることを避けて、ユーザインタラクションプロセスで十分な帯域幅を確保し、ユーザ体験を向上させる。
【0038】
もちろん、上記の実施例において、ネットワーク環境が良い場合、サーバとインタラクトする必要がある制御命令を受信するときに同期アップロードの形態を採用してもよい。なお、本実施例では、非同期と同期アップロードを両立させることができ、ネットワーク環境などの具体的なシーンに応じて選択することができる。選択的に、制御命令を取得した後、サーバとインタラクトする必要があるかどうかを判断し、インタラクトする必要がない場合、直接にローカルで制御命令を実行すればよく、インタラクトする必要がある場合、ローカルに一時記憶する必要があるかどうかを判断し、ローカルに一時記憶する必要がない場合、直接にサーバにアップロードし、ローカルに一時記憶する必要がある場合、まずローカルに一時記憶してから、サーバに非同期アップロードする。
【0039】
選択的に、本実施例では、サーバに同期する必要があるデータについて、非同期アップロードの形態を採用してもよく、同じユーザが異なる機器で同じターゲットミニプログラムを使用するときの経験は一致するのを確保することができ、例えば異なる知能スピーカーでの同じターゲットミニプログラムで、当該ユーザのお気に入り、歴史閲覧記録、評論、賛成、注文購入記録などのデータを見ることができる。
【0040】
上記のいずれかの実施例において、図4に示すように、ステップS201に記載の音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得する前に、前記方法はさらに、前記音声収集機器を介してターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得するステップS401と、前記音声インタラクションシステムによって前記音声呼び出し命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定して、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すステップS402と、を含むことができる。
【0041】
本実施例では、ステップS201-ステップS203は、知能音声機器で当該ターゲットミニプログラムを既に呼び出した後にターゲットミニプログラムを音声制御するが、ターゲットミニプログラムを音声制御する前に、まずターゲットミニプログラムを呼び出す必要がある。具体的に、呼び出しプロセスは音声制御の形態を介して呼び出されてもよく、即ち、音声収集機器を介してターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得し、例えば、ユーザは、「ビデオミニプログラムAを起動する」の音声呼び出し命令を発し、さらに音声インタラクションシステムを介して音声認識と意図解析を行い、ユーザの意図はターゲットミニプログラム「ビデオミニプログラムA」を呼び出すことであると決定することができ、よって、さらにターゲットミニプログラムを呼び出すことができる。
【0042】
上記の実施例において、図5に示すように、ステップS402に記載の音声インタラクションシステムが前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことは、具体的に、前記音声インタラクションシステムによって前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが既に存在しているかどうかを判断するステップS501と、前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが存在しないと決定した場合、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得し、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すステップS502と、又は前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが既に存在していると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムを直接に呼び出すステップS503と、を含むことができる。
【0043】
本実施例では、ターゲットミニプログラムが以前に使用されていて、且つターゲットミニプログラムがまだ知能音声機器にキャッシュされている場合、或いは、ターゲットミニプログラムが以前に使用されていないが、予めターゲットミニプログラムをキャッシュする場合、サーバからターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得する必要がなく、ターゲットミニプログラムを直接に呼び出すことができ、そうでなければ、知能音声機器にはターゲットミニプログラムが存在しない場合、サーバからターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得してから、ターゲットミニプログラムを呼び出す必要がある。
【0044】
選択的に、図6に示すように、ステップS502に記載のサーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得することは、具体的に、前記音声インタラクションシステムによって前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートするかどうかを判断するステップS601と、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートする場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのフルミニプログラムパッケージを取得するステップS602と、又は前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートしない場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージの一部を取得するステップS603と、を含むことができる。ここで、前記ミニプログラムパッケージの一部には音声インタラクションと関連するモジュールがロードされない。
【0045】
本実施例では、音声インタラクションシステムは、サーバかたターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージSDK(ソフトウェア開発ツールパッケージ)を取得するとき、まず知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートする能力を備えるかどうかを判断してもよく、知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートする場合、サーバからターゲットミニプログラムのフルSDKミニプログラムパッケージを取得し、知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートしない場合、サーバからターゲットミニプログラムのSDKミニプログラムパッケージの一部を取得してもよく、SDKミニプログラムパッケージの一部は、フルSDKミニプログラムパッケージに対するものであり、その中に音声インタラクションと関連するモジュールがロードされなく、即ち、このときのターゲットミニプログラムは、意図情報を受信して、意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換する能力を備えなく、ミニプログラムパッケージのサイズを減少させ、プロセスをロードするトラフィック消費を減少させ、ターゲットミニプログラムの呼び出し速度を向上させることができる。
【0046】
上記のいずれかの実施例において、図7に示すように、前記意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定することは、前記音声インタラクションシステムは、前記意図解析結果に、呼び出し対象のターゲットミニプログラム及びユーザが要求するリソース情報を含むと判定すると、前記リソース情報に対応するターゲットリソースが前記ターゲットミニプログラムのリソースライブラリに存在するかどうかを検索するステップS701と、存在しない場合、前記ターゲットリソースを提供できる他のミニプログラムを取得し、代替のターゲットミニプログラムとしてユーザに推薦するステップS702と、を含む。
【0047】
本実施例では、ターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令には、ターゲットミニプログラム名称と要求されたリソース情報が具体的に含まれていてもよく、例えば知能音声機器が現在ビデオミニプログラムAを呼び出していない場合、ユーザは「ビデオミニプログラムAのバラエティーショーBを見たい」という音声命令を発するとき、当該音声命令は、音声呼び出し命令としてもよく、音声認識と意図解析の後、呼び出し対象のターゲットミニプログラムはビデオミニプログラムAであり、ユーザが要求するリソースはバラエティーショーBであると決定することができ、このとき、サーバにおいてビデオミニプログラムAのリソースライブラリに当該リソースが存在するかどうかを検索することができ、当該リソースが存在する場合、直接呼び出し、又はミニプログラムパッケージを取得した後の呼び出しを含めるようにビデオミニプログラムAを呼び出し、ビデオミニプログラムAのリソースライブラリに当該リソースが存在しない場合、当該リソースが他のミニプログラムのリソースライブラリに存在するかどうかをクエリすることができ、例えばビデオミニプログラムCのリソースライブラリに当該リソースが存在する場合、ビデオミニプログラムCをユーザに推薦することができ、例えばビデオミニプログラムCを呼び出すかどうかをユーザにクエリし、或いは、ビデオミニプログラムCをターゲットミニプログラムとして直接に呼び出す。
【0048】
なお、選択的に、ユーザが発する音声命令は要求されたリソースのみを含む場合、要求されたリソースに基づいてあいまい検索を行い、ターゲットミニプログラムを決定することができ、例えばユーザは「バラエティーショーBを見たい」という音声命令を発する場合、どのミニプログラムに当該リソースが存在するかを検索して、さらにターゲットミニプログラムとして決定して呼び出すことができる。
【0049】
上記のいずれかの実施例において、前記ミニプログラムの音声制御方法はさらに前記音声インタラクションシステムにより、定期的に前記サーバから所定の数の人気のあるミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得して、キャッシュすることを含むことができる。
【0050】
本実施例では、音声インタラクションシステムは、ユーザがある人気のあるミニプログラムを呼び出す必要があるときに急速に呼び出すことができるために、定期的にサーバにアクセスして人気のあるミニプログラム関連情報を取得することができ、音声インタラクションシステムは、人気のあるミニプログラム関連情報に基づいて所定の数の人気のあるミニプログラムを選択し、サーバから当該人気のあるミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得してキャッシュすることができる。もちろん、サーバにより、音声インタラクションシステムに人気のあるミニプログラム関連情報を定期的にプシューし、さらに音声インタラクションシステムによって人気のあるミニプログラム関連情報に基づいて所定の数の人気のあるミニプログラムを選択してもよい。選択的に、キャッシュされた人気のあるミニプログラムの数は、知能音声機器の記憶空間に基づいて決定されてもよく、これらの人気のあるミニプログラムを選択してキャッシュすることは、ミニプログラムのダウンロード量、ユーザの興味などの要素によって決定されてもよい。
【0051】
上記の各実施例で提供されるミニプログラムの音声制御方法は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムの音声制御を実現することができ、なお、ターゲットミニプログラムが呼び出されていない場合、音声制御によってターゲットミニプログラムの呼び出しを実現することができ、ミニプログラム呼び出しの利便性を向上させ、タッチにより、ミニプログラムを検索や開く操作プロセスを簡略化し、ユーザがミニプログラムを使用する体験を向上させ、また、ミニプログラムが知能音声機器で配布され使用される量に対しても強力なサポートを提供する。
【0052】
本願の一実施例は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法を提供し、前記方法は、前記ターゲットミニプログラムは、前記音声インタラクションシステムによって送信された意図情報を受信することであって、ここで、前記意図情報は、前記音声インタラクションシステムが、ユーザによって発されるターゲットミニプログラムの音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行ってから得られることと、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することと、を含む。
【0053】
上記の実施例において、ここで、前記意図情報は、前記音声インタラクションシステムが意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って生成した意図情報であり、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することは、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することを含む。
【0054】
上記の実施例において、前記予め設定されたプロトコルには、プロトコルヘッダとプロトコル内容が含まれ、ここで、前記プロトコル内容には、意図に対応する操作情報とターゲットミニプログラム情報が含まれ、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することは、前記ターゲットミニプログラムは、前記意図情報におけるプロトコルヘッダに基づいて、前記プロトコルヘッダに対応する予め設定された変換ルールを取得し、ここで、前記予め設定された変換ルールには、予め設定された操作情報と予め設定された制御命令との対応関係が含まれることと、前記ターゲットミニプログラムは、前記予め設定された操作情報と予め設定された制御命令との対応関係に基づいて、前記意図情報におけるプロトコル内容をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換することと、を含む。
【0055】
上記の実施例において、前記ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行することは、前記ターゲットミニプログラムは、前記制御命令がサーバとインタラクトする必要があると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムは、ターゲットミニプログラムのスレッドを制御してインタラクトする必要がある関連内容をローカルに一時記憶し、非同期アップロードの形態を採用してインタラクトする必要がある関連内容を前記サーバにアップロードすることを含む。
【0056】
上記の実施例において、前記ターゲットミニプログラムは、前記音声インタラクションシステムによって送信された意図情報を受信する前に、前記方法はさらに、前記ターゲットミニプログラムは、前記音声インタラクションシステムによってユーザが発するターゲットミニプログラムの音声呼び出し命令に従って呼び出されることを含む。
【0057】
上記の実施例において、前記知能音声機器は知能スピーカーである。
【0058】
本実施例で提供されるミニプログラムの音声制御方法は、上記の実施例における知能音声機器のターゲットミニプログラムが実行するプロセスであり、その具体的な実施形態と技術的効果は上記の実施例を参照して、ここでは繰り返さない。
【0059】
本願の一実施例は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムを備える知能音声機器に適用されたミニプログラムの音声制御方法を提供し、前記方法は、前記音声インタラクションシステムは、ユーザが発するターゲットミニプログラムの音声制御命令を取得することと、前記音声インタラクションシステムは、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得することと、前記音声インタラクションシステムは、前記意図情報を前記ターゲットミニプログラムに送信し、前記ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換して実行することと、を含む。
【0060】
上記の実施例において、意図情報を取得することは、前記音声インタラクションシステムは、意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って意図情報を生成することを含み、ここで、前記予め設定されたプロトコルには、プロトコルヘッダとプロトコル内容が含まれ、ここで、前記プロトコル内容には、意図に対応する操作情報とターゲットミニプログラム情報が含まれる。
【0061】
上記の実施例において、前記音声インタラクションシステムは、ユーザが発するターゲットミニプログラムの音声制御命令を取得する前に、前記方法はさらに、前記音声インタラクションシステムは、ターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得することと、前記音声インタラクションシステムは、前記音声呼び出し命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定して、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことと、を含む。
【0062】
上記の実施例において、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことは、前記音声インタラクションシステムは、前記知能音声機器に前記ターゲットミニプログラムが存在しないと決定した場合、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得し、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すこと、又は前記音声インタラクションシステムは、前記知能音声機器に前記ターゲットミニプログラムが存在すると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムを直接に呼び出すこと、を含む。
【0063】
上記の実施例において、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得することは、前記音声インタラクションシステムは、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートすると決定した場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのフルミニプログラムパッケージを取得すること、又は前記音声インタラクションシステムは、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートしないと決定した場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージの一部を取得することを含み、ここで、前記ミニプログラムパッケージの一部には音声インタラクションと関連するモジュールがロードされない。
【0064】
上記の実施例において、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定することは、前記音声インタラクションシステムは、前記意図解析結果に呼び出し対象のターゲットミニプログラム及びユーザが要求するリソース情報が含まれると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムのリソースライブラリには前記リソース情報に対応するターゲットリソースが存在するかどうかを検索することと、存在しない場合、前記ターゲットリソースを提供できる他のミニプログラムを取得し、代替のターゲットミニプログラムとしてユーザに推薦することと、を含む。
【0065】
上記の実施例において、前記方法はさらに、前記音声インタラクションシステムは、定期的に前記サーバから所定の数の人気のあるミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得してキャッシュすることを含む。
【0066】
上記の実施例において、前記知能音声機器は知能スピーカーである。
【0067】
本実施例で提供されるミニプログラムの音声制御方法は、上記の実施例における知能音声機器の音声インタラクションシステムが実行するプロセスであり、その具体的な実施形態と技術的効果は上記の実施例を参照して、ここでは繰り返さない。
【0068】
本願の一実施例は、知能音声機器を提供し、図8は、本願の実施例に係る知能音声機器の構造図である。図8に示すように、前記知能音声機器800には、音声インタラクションシステム810とターゲットミニプログラム820が配置されている。
【0069】
ここで、音声インタラクションシステム810は、取得モジュール811と音声処理モジュール812を含んでもよく、取得モジュール811は、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得するために用いられ、音声処理モジュール812は、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得して、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信するために用いられ、音声処理モジュール812は、音声認識サブモジュールと意図解析サブモジュールを具体的に含むことができる。
【0070】
ここで、前記ターゲットミニプログラム820は、受信モジュール821、命令変換モジュール822及び実行モジュール823を含んでもよく、受信モジュール821は、前記意図情報を受信するために用いられ、命令変換モジュール822は、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するために用いられ、実行モジュール823は、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行するために用いられる。
【0071】
上記のいずれかの実施例において、前記音声処理モジュール812は、意図情報を取得するとき、意図解析結果に基づいて予め設定されたプロトコルに従って意図情報を生成するために用いられ、前記命令変換モジュール822は、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するとき、前記意図情報に基づいて所定の変換ルールを決定し、前記所定の変換ルールに従って前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換するために用いられる。
【0072】
上記のいずれかの実施例において、前記実行モジュール823は、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行するとき、前記制御命令がサーバとインタラクトする必要があるかどうかを判断することと、前記制御命令がサーバとインタラクトする必要がある場合、ターゲットミニプログラムのスレッドを制御して、インタラクトする必要がある関連内容をローカルに一時記憶し、非同期アップロードの形態を採用してインタラクトする必要がある関連内容を前記サーバにアップロードすることとのために用いられる。
【0073】
即ち、実行モジュール823は、スケジューリングサブモジュールとアップロードサブモジュールを具体的に含んでもよい。
【0074】
上記のいずれかの実施例において、前記取得モジュール811は、前記音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得する前に、さらに前記音声収集機器を介してターゲットミニプログラムに対するユーザからの音声呼び出し命令を取得するために用いられ、前記音声インタラクションシステム810はさらに、ミニプログラム呼び出しモジュール813を含み、前記音声呼び出し命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定して、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すために用いられる。
【0075】
上記のいずれかの実施例において、前記ミニプログラム呼び出しジュール813は、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すとき、前記知能音声機器に前記ターゲットミニプログラムが既に存在しているかどうかを判断することと、前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが存在しないと決定した場合、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得し、前記ターゲットミニプログラムを呼び出すことと、又は前記知能音声機器には前記ターゲットミニプログラムが既に存在していると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムを直接に呼び出すことと、に用いられる。
【0076】
上記のいずれかの実施例において、前記ミニプログラム呼び出しモジュール813は、サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得するとき、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートするかどうかを判断することと、前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートする場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのフルミニプログラムパッケージを取得することと、又は前記知能音声機器がミニプログラムとの音声インタラクションをサポートしない場合、前記サーバから前記ターゲットミニプログラムのミニプログラムパッケージの一部を取得することとのために用いられ、ここで、前記ミニプログラムパッケージの一部には、音声インタラクションと関連するモジュールがロードされない。
【0077】
上記のいずれかの実施例において、前記ミニプログラム呼び出しモジュール813は、意図解析結果に基づいて呼び出し対象のターゲットミニプログラムを決定するとき、前記意図解析結果に呼び出し対象のターゲットミニプログラム及びユーザが要求するリソース情報が含まれると決定した場合、前記ターゲットミニプログラムのリソースライブラリには前記リソース情報に対応するターゲットリソースが存在するかどうかを検索することと、存在しない場合、前記ターゲットリソースを提供できる他のミニプログラムを取得し、代替のターゲットミニプログラムとしてユーザに推薦することとのために用いられる。
【0078】
上記のいずれかの実施例において、前記ミニプログラム呼び出しモジュール813はさらに、定期的に前記サーバから所定の数の人気のあるミニプログラムのミニプログラムパッケージを取得して、キャッシュするために用いられる。
【0079】
本実施例で提供される知能音声機器は、上記の図に係る方法の実施例を実行するために用いられることができ、具体的な機能はここで繰り返さない。
【0080】
本実施例で提供される知能音声機器は、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得し、音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信し、ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行する。本実施例は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムの音声制御を実現することができ、インタラクションプロセスの利便性を向上させ、タッチによるミニプログラムとのインタラクションによって引き起こされる音声インタラクションの持続不可能及び引き起こされる注意の断片化を回避し、ユーザがミニプログラムを使用する体験を向上させ、また、ミニプログラムが知能音声機器で配布され使用される量に対しても強力なサポートを提供する。
【0081】
本願の実施例によれば、本願はまた、電子機器と読み取り可能な記憶媒体を提供する。
【0082】
図9に示すように、本願の実施例に係るミニプログラムの音声制御方法の電子機器のブロック図である。電子機器は、ラップトップコンピュータ、デスクトップコンピュータ、ワークステーション、パーソナルデジタルアシスタント、サーバ、ブレードサーバ、メインフレームコンピュータ、及び他の適切なコンピュータなどの様々な形態のデジタルコンピュータを表すことを意図している。電子機器は、パーソナルデジタルアシスタント、セルラー電話、スマートフォン、ウェアラブルデバイス及び他の類似のコンピューティングデバイスなどの様々な形態のモバイルデバイスを表すこともできる。本明細書に示すコンポーネント、それらの接続及び関係、及びそれらの機能は、単なる例であり、本明細書で記載及び/又は要求される本願の実施を制限することを意図したものではない。
【0083】
図9に示すように、当該電子機器は、1つ又は複数のプロセッサ901と、メモリ902と、高速インターフェース及び低速インターフェースを含む様々なコンポーネントを接続するためのインターフェースと、を含む。各コンポーネントは、異なるバスを使用して相互に接続され、共通のマザーボードに取り付けられるか、又は必要に応じて他の形態で取り付けられてもよい。プロセッサは、電子機器内で実行される命令を処理することができ、前記命令は、GUIのグラフィック情報を外部入力/出力装置(例えばインターフェースに結合された表示機器など)に表示するためにメモリ内又はメモリに記憶された命令を含む。他の実施形態では、必要に応じて、複数のプロセッサ及び/又は複数のバスを、複数のメモリと一緒に使用してもよい。同様に、複数の電子機器を接続することができ、各機器は、一部の必要な操作(例えば、サーバアレイ、1グループのブレードサーバ、又はマルチプロセッサシステムとする)を提供することができる。図9では、プロセッサ901を例に取る。
【0084】
メモリ902は、本願の実施例で提供される非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体である。ここで、前記メモリには、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令が記憶されることにより、前記少なくとも1つのプロセッサが本願の実施例で提供されるミニプログラムの音声制御方法を実行する。本願の実施例の非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体には、本願の実施例で提供されるミニプログラムの音声制御方法をコンピュータに実行させるためのコンピュータ命令が記憶されている。
【0085】
メモリ902は、非一時的なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体として、本願の実施例におけるミニプログラムの音声制御方法に対応するプログラム命令/モジュールのような、非一時的なソフトウェアプログラム、非一時的なコンピュータで実行可能なプログラム及びモジュールを記憶するために使用できる。プロセッサ901は、メモリ902に記憶されている非一時的なソフトウェアプログラム、命令及びモジュールを実行することにより、サーバの様々な機能アプリケーション及びデータ処理を実行し、即ち、上記方法の実施例におけるミニプログラムの音声制御方法を実行する。
【0086】
メモリ902には、プログラムストレージエリア及びデータストレージエリアを含んでもよく、ここで、プログラムストレージエリアには、オペレーティングシステム及び少なくとも1つの機能に必要なアプリケーションプログラムを記憶することができ、データストレージエリアには、ミニプログラムの音声制御方法の電子機器の使用に応じて作成されたデータなどを記憶することができる。なお、メモリ902は、高速ランダムアクセスメモリを含んでもよく、また、少なくとも1つの磁気ディスクストレージデバイス、フラッシュメモリデバイス、又は他の非一時的なソリッドステートストレージデバイスなどの非一時的なメモリを含んでもよい。いくつかの実施例では、メモリ902は、プロセッサ901に対してリモートに設定されたメモリを選択的に含むことができ、これらのリモートメモリは、ネットワークを介してミニプログラムの音声制御方法の電子機器に接続されてもよい。上記ネットワークの例は、インターネット、企業イントラネット、ローカルエリアネットワーク、モバイル通信ネットワーク、及びこれらの組み合わせを含むが、これらに限定されない。
【0087】
ミニプログラムの音声制御方法の電子機器は、さらに、入力装置903と出力装置904を含んでもよい。プロセッサ901、メモリ902、入力装置903及び出力装置904は、バス又は他の形態で接続されてもよいが、図9では、バスによる接続を例とする。
【0088】
入力装置903は、入力された数字又は文字情報を受信し、ミニプログラムの音声制御方法の電子機器のユーザ設定及び機能制御に関連するキー信号入力を生成することができ、例えばタッチスクリーン、キーパッド、マウス、トラックパッド、タッチパッド、ポインティングスティック、1つ又は複数のマウスボタン、トラックボール、ジョイスティックなどの入力装置である。出力装置904は、表示機器、補助照明装置(例えば、LED)及び触覚フィードバック装置(例えば、振動モーター)などを含んでもよい。当該表示機器は、液晶ディスプレイ(LCD)、発光ダイオード(LED)ディスプレイ及びプラズマディスプレイを含んでもよいが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、表示機器はタッチスクリーンであってもよい。
【0089】
本明細書で説明されるシステム及び技術の様々な実施形態は、デジタル電子回路システム、集積回路システム、特定用途向けASIC(特定用途向け集積回路)、コンピュータハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、及び/又はそれらの組み合わせで実施されることができる。これらの様々な実施形態は、1つ又は複数のコンピュータプログラムで実施され、当該1つ又は複数コンピュータプログラムは、少なくとも1つのプログラマブルプロセッサを含むプログラマブルシステム上で実行及び/又は解釈されることができ、当該プログラマブルプロセッサは、専用又は汎用プログラマブルプロセッサであってもよく、ストレージシステム、少なくとも1つの入力装置、及び少なくとも1つの出力装置からデータ及び命令を受信し、データ及び命令を当該ストレージシステム、当該少なくとも1つの入力装置、及び当該少なくとも1つの出力装置に送信することができる。
【0090】
これらのコンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、又はコードとも呼ばれる)は、プログラマブルプロセッサの機械命令を含み、高レベルのプロセス及び/又は対象指向プログラミング言語、及び/又はアセンブリ/機械言語を用いてこれらの計算プログラムを実施することができる。本明細書に使用されるように、「機械で読み取り可能な媒体」及び「コンピュータで読み取り可能な媒体」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意のコンピュータプログラム製品、機器、及び/又は装置(例えば、磁気ディスク、光ディスク、メモリ、プログラマブルロジックデバイス(PLD))を指し、機械で読み取り可能な信号である機械命令を受信する機械で読み取り可能な媒体を含む。「機械で読み取り可能な信号」という用語は、機械命令及び/又はデータをプログラマブルプロセッサに提供するための任意の信号を指す。
【0091】
ユーザとのインタラクションを提供するために、ここで説明するシステム及び技術をコンピュータ上で実施することができ、当該コンピュータは、ユーザに情報を表示するための表示装置(例えば、CRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)、及びキーボード及びポインティングデバイス(例えば、マウス又はトラックボール)を有し、ユーザは、当該キーボード及びポインティングデバイスによってコンピュータに入力を提供できる。他のタイプの装置も、ユーザとのインタラクションを提供することができ、例えば、ユーザに提供されるフィードバックが、任意の形態のセンシングフィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、又は触覚フィードバック)であってもよく、任意の形態(音響入力、音声入力、又は触覚入力を含む)を使用して、ユーザからの入力を受信してもよい。
【0092】
本明細書で説明するシステム及び技術は、バックエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、データサーバとする)、又はミドルウェアコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、アプリケーションサーバ)、又はフロントエンドコンポーネントを含むコンピューティングシステム(例えば、グラフィカルユーザインターフェース又はWebブラウザを備えたユーザコンピュータ、ユーザが、当該グラフィカルユーザインターフェース又は当該Webブラウザを通じて本明細書で説明されるシステム及び技術の実施形態とインタラクトすることができる)、又はこのようなバックエンドコンポーネント、ミドルウェアコンポーネント、又はフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを含むコンピューティングシステムで実施することができる。任意の形態又は媒体のデジタルデータ通信(例えば、通信ネットワーク)を通じて、システムのコンポーネントを相互に接続することができる。通信ネットワークの例は、ローカエリアルネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)及びインターネットを含む。
【0093】
コンピュータシステムは、クライアント及びサーバを含んでもよい。クライアント及びサーバは、一般に、互いに離れており、通常、通信ネットワークを介してインタラクトする。対応するコンピュータ上で実行されかつ互いにクライアント-サーバの関係を持つコンピュータプログラムによって、クライアントとサーバ間の関係が生成される。
【0094】
本願の実施例の技術的解決策に従って、音声収集機器を介して、知能音声機器におけるターゲットミニプログラムに対するユーザの音声制御命令を取得し、音声インタラクションシステムにより、前記音声制御命令に対して音声認識と意図解析を行い、意図情報を取得し、前記意図情報をターゲットミニプログラムに送信し、ターゲットミニプログラムにより、前記意図情報を受信し、前記意図情報をターゲットミニプログラムのスレッドで実行可能な制御命令に変換し、ターゲットミニプログラムのスレッドによって前記制御命令を実行する。本実施例は、音声インタラクションシステムとターゲットミニプログラムフレームワークとのインタラクションにより、ターゲットミニプログラムの音声制御を実現することができ、インタラクションプロセスの利便性を向上させ、タッチによるミニプログラムとのインタラクションによって引き起こされる音声インタラクションの持続不可能及び引き起こされる注意の断片化を回避し、ユーザがミニプログラムを使用する体験を向上させ、また、ミニプログラムが知能音声機器で配布され使用される量に対しても強力なサポートを提供する。
【0095】
なお、上記に示される様々な形態のフローを使用して、ステップの順序を変更、追加、又は削除することができる。例えば、本願に記載された各ステップは、本願に開示された技術の解決手段の所望の結果が達成され得る限り、並列、順次、又は異なる順序で実行されてもよく、本明細書に限定されない。
【0096】
上記の具体的な実施形態は、本願の保護範囲を制限するものではない。当業者は、設計要件及び他の要因に基づいて、様々な修正、組み合わせ、サブ組み合わせ、及び置換を行うことができることを理解すべきである。本願の精神と原則の範囲内で行われる任意の修正、同等の置換、及び改善などは、いずれも本願の保護範囲に含まれるべきである。
【0097】
本願は、2020年6月29日に中国特許庁に提出された、出願番号が202010605375.6で、出願名称が「ミニプログラムの音声制御方法、機器及び記憶媒体」である中国特許出願の優先権を主張し、これらの全部内容は、援用により本願に組み込まれる。
図1
図2
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図4
図5
図6
図7
図8
図9