(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-25
(45)【発行日】2023-11-02
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
(51)【国際特許分類】
G06F 16/335 20190101AFI20231026BHJP
G06F 16/35 20190101ALI20231026BHJP
【FI】
G06F16/335
G06F16/35
(21)【出願番号】P 2021130738
(22)【出願日】2021-08-10
【審査請求日】2023-01-12
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521127929
【氏名又は名称】株式会社エッセンス
(74)【代理人】
【識別番号】110002516
【氏名又は名称】弁理士法人白坂
(72)【発明者】
【氏名】西村 勇也
【審査官】酒井 恭信
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2020/0097509(US,A1)
【文献】特開2014-235632(JP,A)
【文献】特開2013-109734(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00 - 16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
文章と、当該文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と
、ユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、
複数の第1ユーザのそれぞれについて、第1ユーザが前記文章を読んだ際に第1ユーザが指標を
付した特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得部と、
複数の第1ユーザのそれぞれについて、前記第1取得部によって取得するユーザ情報と、前記記憶部に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザ
が指標を付した特定位置に応じた
ユーザの分類を推定する推定部と、
前記推定部によって推定
されたユーザの分類が同一である第1ユーザは同一のグループに属するように、複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
前記グループ設定部によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのそれぞれのユーザ情報に基づいて、複数の第1ユーザが読んだ文章に関する文章情報を取得する第2取得部と、
前記グループ設定部によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのうちの
同一のグループに属する第2ユーザ及び第3ユーザ
について、前記第2取得部によって取得する第2ユーザの文章情報と第3ユーザの文章情報に基づいて、第2ユーザは読んだ文章のうち第3ユーザは読んでいない文章を特定する特定部と、
前記特定部によって特定される文章を第3ユーザに推薦する推薦部と、
を備える請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記記憶部が記憶する対応情報には、ユーザの分類毎に推薦する推薦文章がさらに対応付けられており、
前記特定部は、前記グループ設定部によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのうちの第4ユーザ
について、前記記憶部に記憶される対応情報において
第4ユーザの前記推定部によって推定されたユーザの分類に対応付けられている推薦文章のうち、前記第2取得部によって取得する第4ユーザの文章情報に基づいて第4ユーザが読んでいない推薦文章を特定し、
前記推薦部は、前記特定部によって特定される推薦文章を第4ユーザに推薦する
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記記憶部が記憶する対応情報に対応付けられる前記文章は、研究者をインタビューした際に作成されるインタビュー記事であり、対応情報に対応付けられる特定位置は、前記文章としての前記インタビュー記事を所定単位としての文節毎に区切った際の文節の位置であり、
前記第1取得部は、第1ユーザがインタビュー記事を読んだ際に、第1ユーザが参考となるとして前記インタビュー記事の特定の文節に付した1又は複数の指標の特定位置に関するユーザ情報を取得する
請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
文章と、当該文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置
と、ユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、
複数の第1ユーザのそれぞれについて、第1ユーザが前記文章を読んだ際に第1ユーザが指標を
付した特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得ステップと、
複数の第1ユーザのそれぞれについて、前記第1取得ステップによって取得するユーザ情報と、前記記憶部に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザ
が指標を付した特定位置に応じた
ユーザの分類を推定する推定ステップと、
前記推定ステップによって推定
されたユーザの分類が同一である第1ユーザは同一のグループに属するように、複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定ステップと、
を実行する情報処理方法。
【請求項6】
コンピュータに、
文章と、当該文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置
と、ユーザの分類とを対応付けた対応情報を
記憶部に記憶する記憶機能と、
複数の第1ユーザのそれぞれについて、第1ユーザが前記文章を読んだ際に第1ユーザが指標を
付した特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得機能と、
複数の第1ユーザのそれぞれについて、前記第1取得機能によって取得するユーザ情報と、
前記記憶部に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザ
が指標を付した特定位置に応じた
ユーザの分類を推定する推定機能と、
前記推定機能によって推定
されたユーザの分類が同一である第1ユーザは同一のグループに属するように、複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定機能と、
を実現させる情報処理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、文献を検索する装置(文献検索装置)がある。文献検索装置には、特許文献1に記載のように、特許文献を検索することに特化したものがある。
特許文献1に記載される文献検索装置は、検索キーワードに一致する特許文献を検索し、その検索の結果が閲覧された場合に閲覧と文献とを対応付けて検索履歴として記憶する。さらに文献検索装置は、他のユーザの検索履歴と、現在のユーザの検索履歴とに基づいて類似度を算出し、算出される類似度が最も高い他のユーザが閲覧した特許文献のうち、現在のユーザが閲覧していない特許文献を推薦する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載される文献検索装置は、上述したように、検索キーワードに基づく検索の結果を閲覧したか否か等に応じて特許文献を推薦する。しかしながら、一般的に文献には特許文献に限らず、種々の文献が存在する。この場合、ユーザは、自身の好みに応じた文献を読むことを希望することがあり、特許文献1に記載される文献検索装置では検索キーワードをユーザの好みに応じて設定することができず、ユーザの好みに応じた推薦することができない可能性があった。
【0005】
本発明は、文章の推薦に利用するユーザのグループ化を行うことが可能な情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の情報処理装置は、文章と、その文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と、文章と特定位置とに基づいて推定されるユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、第1ユーザが文章を読んだ際に第1ユーザが指標を付す特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得部と、第1取得部によって取得するユーザ情報と、記憶部に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する推定部と、推定部によって推定される分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、第1ユーザが文章を読んだ際に第1ユーザが指標を付す特定位置に関するユーザ情報を取得し、そのユーザ情報と対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定し、分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行うので、文章の推薦に利用するユーザのグループ化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】一実施形態に係る情報処理装置について説明するための図である。
【
図2】一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
【
図3】可視変数ベクトルと隠れ変数ベクトルとの関係を示す図である。
【
図4】一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第1のフローチャートである。
【
図5】一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第2のフローチャートである。
【
図6】一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第3のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について説明する。
【0010】
[情報処理装置の概要]
まず、一実施形態に係る情報処理装置1の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る情報処理装置1について説明するための図である。
【0011】
情報処理装置1は、例えば、文章の推薦に利用するユーザのグループ化を行うグループ形成装置として構成されてもよく、グループ内のユーザに文章を推薦する文章推薦装置として構成されてもよい。
情報処理装置1は、例えば、サーバ、ラップトップ、デスクトップ、タブレット及びスマートフォン等のコンピュータであってもよい。
【0012】
情報処理装置1は、例えば、ユーザを複数のグループのいずれかに分類し、1つのグループ内のユーザが読んだ文章を、そのグループ内の他のユーザに推薦する。この場合、まず情報処理装置1は、対応情報に基づいてユーザをグループに分類する。
ここで、対応情報は、例えば、文章201と、その文章201を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と、文章201と特定位置とに基づいて推定されるユーザの分類(例えば、ユーザをグループ分けするための分類)とを対応付けた情報であってもよい。一例として、対応情報は、文章201と、その文章201を句読点毎に文節(所定単位)に分割して、ユーザが興味を持った文章201の箇所にブックマーク202(指標)を付す際のその箇所(特定位置)と、文章201とブックマーク202の位置とに基づいて同じ(略同じ又は類似)傾向を有するユーザをグループ化した際のグループの分類とを対応付けた情報であってもよい。より具体的な一例として
図1に例示するように、対応情報は、文章201と、ブックマーク202の位置とに応じて分類されるグループA,Bについての情報であってもよい。対応情報は、記憶部21に記憶されていてもよい。
【0013】
情報処理装置1は、例えば、新たなユーザとしての第1ユーザが文章101を読み、第1ユーザが興味を持ったその文章101の文節(所定単位)にブックマーク102(指標)を付す場合、そのブックマーク102の位置(特定位置)に関するユーザ情報を取得する。
情報処理装置1は、例えば、対応情報及びユーザ情報に基づいて、第1ユーザをグループに分類する。すなわち、情報処理装置1は、対応情報及びユーザ情報に基づいて、文章101の興味を持った箇所について同じ(略同じ又は類似の)傾向を有する複数の第1ユーザをグループ化する、換言するとその複数の第1ユーザを同一のグループに分類する。
より具体的な一例として
図1に例示するように、情報処理装置1は、第1ユーザC,D,Eが文章101を読んでブックマーク102付したユーザ情報を取得する。情報処理装置1は、例えば、第1ユーザC,D,Eのユーザ情報としての文章101及びブックマーク102の特定位置とが、対応情報としてのグループA,Bのいずれのうちの文章101とブックマーク102の特定位置とが対応するか判定する。すなわち、情報処理装置1は、例えば、ユーザ情報の文章101及びブックマーク102の特定位置が対応情報の文章201及びブックマーク202の特定位置と同じ(略同じ又は類似する)かに応じて、第1ユーザC,D,EをグループA,Bのいずれかに分類する。
図1に例示する場合では、情報処理装置1は、第1ユーザC,Dを同一グループとして推定し、第1ユーザEを他のグループとして推定する。
図1に例示する場合、情報処理装置1は、例えば、同一グループとなる第1ユーザCが読んだ文章であり、第1ユーザDが読んでない文章があれば、第1ユーザCが読んだ文章を第1ユーザDに推薦する。
【0014】
[情報処理装置1の詳細]
次に、一実施形態に係る情報処理装置1の詳細について説明する。
図2は、一実施形態に係る情報処理装置1について説明するためのブロック図である。
【0015】
情報処理装置1は、例えば、記憶部21、通信部22、表示部23及び制御部10等を備える。制御部10は、例えば、第1取得部11、推定部12、グループ設定部13、第2取得部14、特定部15及び推薦部16等を備える。制御部10は、例えば、情報処理装置1の演算処理装置等によって構成されてもよい。制御部10は、例えば、記憶部21等に記憶される各種プログラムを適宜読み出して実行することにより、各部(例えば、第1取得部11、推定部12、グループ設定部13、第2取得部14、特定部15及び推薦部16等)の機能を実現してもよい。
【0016】
記憶部21は、例えば、種々の情報及びプログラムを記憶してもよい。記憶部21の一例は、メモリ、ソリッドステートドライブ及びハードディスクドライブ等であってもよい。記憶部21は、例えば、情報処理装置1の内部にあってもよく、情報処理装置1の外部にあってもよい。
【0017】
記憶部21は、文章と、その文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と、文章と特定位置とに基づいて推定されるユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する。対応情報は、上述したように、例えば、文章と、その文章を句読点毎に文節(所定単位)に分割して、ユーザが興味を持った文章(文節)の箇所にブックマーク(指標)を付す際のその箇所(特定位置)と、文章とブックマークの位置とに基づいて同じ(略同じ又は類似)の傾向を有するユーザをグループ化した際のグループの分類とを対応付けた情報であってもよい。
【0018】
ここで、文章は、例えば、研究者をインタビューした際に作成されるインタビュー記事等であってもよく、インタビュー記事以外の他の記事等であってもよい。特定位置は、例えば、文章(インタビュー記事)を所定単位としての文節毎に区切った際の文節の位置であってもよい。
また一例として、制御部10等は、所定単位として文章を文節毎に区切る場合、句読点で文章を区切ってもよい。具体的な一例として、制御部10等は、句読点を予め学習した学習モデルと、文章とに基づいて、文章を文節毎に区切ってもよい。制御部10等は、上述した具体的な一例に限らず、種々の処理方法によって文章を文節毎に区切ってもよい。また、制御部10等は、文章を特定単位毎に区切ることとして、上述したように文節毎に区切る例に限らず、適宜設定される単位毎(例えば、1文毎、段落毎、章毎及びページ毎等)で文章を区切ってもよい。
【0019】
対応情報には、ユーザの分類毎に推薦する1又は複数の推薦文章がさらに対応付けられていてもよい。推薦文章は、例えば、後述する特定部15によって分類されるグループ内の第1ユーザに対して推薦する文章であってもよい。推薦文章は、例えば、研究者をインタビューした際に作成されるインタビュー記事等であってもよい。
【0020】
通信部22は、例えば、情報処理装置1の外部にある装置(外部装置)等との間で種々の情報の送受信が可能である。外部装置は、例えば、外部サーバ(図示せず)及びユーザ端末100(
図1参照)等であってもよい。ユーザ端末100は、例えば、ユーザ(例えば、第1ユーザ等)が使用する端末等であってもよい。ユーザ端末100は、例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレット及びスマートフォン等であってもよい。
【0021】
表示部23は、例えば、種々の文字、記号及び画像等を表示することが可能である。
【0022】
第1取得部11は、第1ユーザが文章を読んだ際に第1ユーザが指標を付す特定位置に関するユーザ情報を取得する。
一例として、記憶領域に記憶される文章をディスプレイに表示させる場合、第1ユーザは、その文章を読んで興味を持った箇所等が有ると、入力部(図示せず)等を操作して、文章のうち興味を持った箇所(特定位置)に指標(例えば、ブックマーク等)を付す。ここで、記憶領域は、例えば、記憶部21、外部サーバ(図示せず)及びユーザ端末100の端末記憶部(図示せず)等を始めとする種々の記憶領域であってもよい。ディスプレイは、例えば、表示部23及びユーザ端末100の端末表示部(図示せず)等であってもよい。入力部は、例えば、キーボード(例えば、ハードキー及びソフトキー等)及びマウス等であってもよい。
第1取得部11は、例えば、ユーザ端末100において文章に指標が付された場合、その指標が付された特定位置に関する情報を、通信部22を介してユーザ端末100から取得する。又は、第1取得部11は、例えば、情報処理装置1において所定単位に指標が付された場合、その指標が付された特定位置に関する情報を取得する。
【0023】
ここで文章は、例えば、上述したように、研究者をインタビューした際に作成されるインタビュー記事等であってもよい。また、特定位置は、例えば、上述したように、文章(インタビュー記事)を所定単位としての文節毎に区切った際の文節の位置であってもよい。したがって、第1取得部11は、第1ユーザがインタビュー記事を読んだ際に、第1ユーザが参考となるとしてインタビュー記事の特定の文節に付した1又は複数の指標の特定位置に関するユーザ情報を取得してもよい。
【0024】
推定部12は、第1取得部11によって取得するユーザ情報と、記憶部21に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する。推定部12は、ユーザ情報に記録される文章の特定位置が対応情報に記録される文章の特定位置と同一(又は、略同一)又は類似する場合、すなわちユーザ情報に記録される文章の特定位置が対応情報に記録される文章の特定位置に相対的に近い場合、第1ユーザをその対応情報に記録される分類に属すると推定する。ここで、ユーザ情報に記録される文章と、対応情報に記録される文章とは、例えば、同一であってもよい。
【0025】
推定部12は、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する場合、一例として以下のような処理を行ってもよい。
図3は、可視変数ベクトルと隠れ変数ベクトルとの関係を示す図である。
【0026】
推定部12は、一例として、コントラスティブ・ダイバージェンス法等を利用して、
図3に例示するように、可視変数ベクトルと隠れ変数ベクトルとを相互にサンプリングを行うことにより、第1ユーザの分類を推定してもよい。
【0027】
すなわち一例として、推定部12は、ユーザ情報に基づく「V」という可視データを用いて、対応情報に基づく「h」という隠れた人物特性を推定するモデル(
図3に例示する関係)を構築してもよい。
可視データVは、ユーザ情報に基づく文章に指標(ブックマーク)が付された特定位置(文節)を示すデータである。可視データVをベクトル化すると、以下の可視変数ベクトルとなる。ここで、Nは、全文章における文節の数を示す。可視変数ベクトルにおいて、Nは第1ユーザ毎に存在する。
【0028】
【0029】
隠れた人物特性hは、対応情報に基づく仮定されるユーザ毎の人物特性を示す。すなわち、隠れた人物特性hは、人物が存在すると仮定した場合の人物特性仮説である。隠れた人物特性hをベクトル化すると、以下の隠れ変数ベクトルとなる。
【0030】
【0031】
可視データVと隠れた人物特性hとの間には、以下の確率分布が備わり、以下の式のように支配されているものとする。ここで、Tはベクトルの転置、b,c,wはパラメータを示す。
【0032】
【0033】
グループ設定部13は、推定部12によって推定される分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行う。グループ設定部13は、推定部12によって複数の第1ユーザの分類が推定される場合、分類毎に複数の第1ユーザをグループ化する。
【0034】
ここで
図1に例示するように、制御部10は、第1ユーザC,D,Eそれぞれが文章を読んで指標が付されることに対応するユーザ情報を取得した場合、それぞれのユーザ情報と、対応情報とに基づいて、第1ユーザC,D,Eの分類を推定する。ここで
図1に例示する場合、制御部10は、第1ユーザC,Dが同一の分類と推定され、第1ユーザEが他の分類と推定されるため、第1ユーザC,Dをグループ化し、第1ユーザEをグループ化する。
【0035】
第2取得部14は、グループ設定部13によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのそれぞれのユーザ情報に基づいて、複数の第1ユーザが読んだ文章に関する文章情報を取得する。
図1に例示する場合、第2取得部14は、同一グループ内の第1ユーザC,Dそれぞれが文章で指標(例えば、ブックマーク等)を付した際のユーザ情報に基づいて、第1ユーザC,Dが読んだ文章に関する文章情報を取得する。文章情報は、例えば、第1ユーザC,Dが読んだ文章を特定することができる情報であってもよい。一例として、文章情報は、文章内容、著者、タイトル、インタビューを受けた研究者、発行所及び発行日等を始めとする種々の文章を特定することができる情報であってもよい。
また上記と同様に、
図1に例示する場合、第2取得部14は、同一グループ内の第1ユーザEそれぞれが文章で指標(例えば、ブックマーク等)を付した際のユーザ情報に基づいて、第1ユーザEが読んだ文章に関する文章情報を取得する。
【0036】
特定部15は、グループ設定部13によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのうちの第2ユーザ及び第3ユーザであって、第2取得部14によって取得する第2ユーザの文章情報と第3ユーザの文章情報に基づいて、第2ユーザは読んだ文章のうち第3ユーザは読んでいない文章を特定する。
図1に例示する場合、一例として、特定部15は、同一グループ内の第1ユーザC,Dの文章情報に基づいて、第1ユーザCは読んでいる文章ではあるが、第1ユーザDは読んでいない文章を特定する。すなわち、特定部15は、第1ユーザC(第2ユーザ)は読んだ文章のうち、第1ユーザD(第3ユーザ)は読んでいない文章を特定する。
【0037】
特定部15は、グループ設定部13によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのうちの第4ユーザであって、記憶部21に記憶される対応情報において対応付けられる推薦文章のうち、第2取得部14によって取得する第4ユーザの文章情報に基づいて第4ユーザが読んでいない推薦文章を特定してもよい。
図1に例示する場合、一例として、特定部15は、同一グループ内の第1ユーザC,Dの文章情報に基づいて、対応情報に記録される推薦文章のうち、第1ユーザC,D(第4ユーザ)が読んでいない推薦文章を特定する。
同様に、
図1に例示する場合、特定部15は、同一グループ内の第1ユーザEの文章情報に基づいて、対応情報に記録される推薦文章のうち、第1ユーザE(第4ユーザ)が読んでいない推薦文章を特定する。
【0038】
推薦部16は、特定部15によって特定される文章を第3ユーザに推薦する。
図1に例示する場合、一例として、推薦部16は、特定部15によって第1ユーザC(第2ユーザ)は読んだ文章F,G,Hのうち、第1ユーザD(第3ユーザ)は読んでいない文章として文章Hが特定される場合、文章Hを第1ユーザD(第3ユーザ)に推薦する(ここで、符号F,G,Hは
図1には図示せず)。ここで一例として、推薦部16は、文章Hの文章情報を第1ユーザD(第3ユーザ)が使用するユーザ端末100に送信するよう通信部22を制御してもよい。また一例として、推薦部16は、文章Hの文章情報を表示するよう表示部23を制御してもよい。
【0039】
推薦部16は、特定部15によって特定される推薦文章を第4ユーザに推薦してもよい。
図1に例示する場合、一例として、推薦部16は、特定部15によって推薦文章(I,J,K)のうち第1ユーザD(第4ユーザ)が読んでいない推薦文章として推薦文章Kが特定される場合、推薦文章Kを第1ユーザD(第4ユーザ)に推薦する(ここで、符号I,J,Kは
図1には図示せず)。ここで一例として、推薦部16は、推薦文章Kの推薦文章情報を第1ユーザD(第4ユーザ)が使用するユーザ端末100に送信するよう通信部22を制御してもよい。また一例として、推薦部16は、推薦文章Kの文章情報を表示するよう表示部23を制御してもよい。推薦部16は、例えば、第1ユーザC(第4ユーザ)についても同様に推薦文章を推薦する。
同様に
図1に例示する場合、一例として、推薦部16は、特定部15によって推薦文章(I,J,K)のうち第1ユーザE(第4ユーザ)が読んでいない推薦文章として推薦文章Jが特定される場合、推薦文章Jを第1ユーザE(第4ユーザ)に推薦する。ここで一例として、推薦部16は、推薦文章Jの推薦文章情報を第1ユーザE(第4ユーザ)が使用するユーザ端末100に送信するよう通信部22を制御してもよい。また一例として、推薦部16は、推薦文章Jの推薦文章情報を表示するよう表示部23を制御してもよい。
一例として、推薦文章情報は、対応情報の推薦文章に対応付けられていてもよく、推薦文章内容、著者、タイトル、インタビューを受けた研究者、発行所及び発行日等を始めとする種々の推薦文章を特定することができる情報であってもよい。
【0040】
[情報処理方法]
次に、一実施形態に係る情報処理方法について説明する。
【0041】
まず、情報処理方法の概要について説明する。
ステップST1として、制御部10は、ユーザ情報としての可視データVと、対応情報としての隠れた人物特性hとの出力結果に基づき、パラメータb,c,wを学習する。一例として、制御部10は、パラメータb,c,wの勾配法に基づく学習を行ってもよい。この場合、制御部10は、変化の幅が小さく、所定の基準を下回ると学習を停止してもよい。所定の基準は、学習するデータと実際の学習の様子とに基づいて決定されてもよい。推定部12は、パラメータb,c,wを所定のタイミング毎に学習してもよい。
【0042】
ステップST2として、制御部10は、第1ユーザについて、その第1ユーザの過去の可視データVを利用して人物特性h(第1ユーザの分類)を出力する(サンプリング)。さらに、制御部10は、その人物特性h(第1ユーザの分類)から再び可視データVを出力して(サンプリング)、未読の文章への第1ユーザの反応を予測する。この場合、制御部10は、既読の文章は推薦から除外し、未読の文章のみを推薦する。
【0043】
ステップST3として、制御部10は、未読の文章うち、第1ユーザの反応が良いと予測される文章をその第1ユーザに推薦する。
【0044】
次に、
図4~6を用いて、一実施形態に係る情報処理方法について具体的に説明する。
【0045】
まず、一実施形態に係る情報処理方法として、第1ユーザの分類を推定する処理について説明する。
図4は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第1のフローチャートである。
【0046】
ステップST101において、第1取得部11は、ユーザ情報を取得する。ユーザ情報は、第1ユーザが文章を読んだ際にその第1ユーザが指標(ブックマーク)を付す特定位置に関する情報であってもよい。特定位置は、例えば、文章において指標が付される文節の位置、すなわち指標が付される文節を特性する情報であってもよい。
この場合、第1取得部11は、例えば、第1ユーザがインタビュー記事を読んだ際に、第1ユーザが参考となるとしてインタビュー記事の特定の文節に付した1又は複数の指標の特定位置に関するユーザ情報を取得してもよい。
【0047】
ステップST102において、推定部12は、ステップST101で取得するユーザ情報と、記憶部21に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する。
【0048】
ステップST103において、グループ設定部13は、ステップST102で推定される分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行う。すなわち、グループ設定部13は、例えば、ステップST102で複数の第1ユーザの分類が推定される場合、分類毎に複数の第1ユーザをグループ化する。
【0049】
次に、一実施形態に係る情報処理方法として、第1ユーザ(第3ユーザ)に文章を推薦する処理について説明する。
図5は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第2のフローチャートである。
【0050】
ステップST201において、第2取得部14は、
図4に示すステップST103でグループ化が行われた複数の第1ユーザのそれぞれのユーザ情報に基づいて、複数の第1ユーザが読んだ文章に関する文章情報を取得する。
【0051】
ステップST202において、特定部15は、例えば、ステップST103でグループ化が行われた同一グループ内の複数の第1ユーザC,Dのうちの第2ユーザC及び第3ユーザDであって、第2取得部14によって取得する第2ユーザCの文章情報と第3ユーザDの文章情報に基づいて、第2ユーザCは読んだ文章のうち第3ユーザDは読んでいない文章を特定する。
【0052】
ステップST203において、推薦部16は、ステップST202で特定される文章を第3ユーザDに推薦する。すなわち、推薦部16は、ステップST202で特定される文章に関する文章情報を第3ユーザDが閲覧できるように出力部を制御する。推薦部16は、出力部として、例えば、通信部22及び表示部23のうち少なくとも一方、換言すると通信部22及び表示部23のグループから選択される少なくとも1つを制御してもよい。なお、推薦部16は、ステップST202で特定される文章に関する文章情報を記憶するよう、出力部の一実施形態としての記憶部21を制御してもよい。
【0053】
次に、一実施形態に係る情報処理方法として、第1ユーザ(第4ユーザ)に推薦文章を推薦する処理について説明する。
図6は、一実施形態に係る情報処理方法について説明するための第3のフローチャートである。
【0054】
ステップST301において、第2取得部14は、
図4に示すステップST103でグループ化が行われた複数の第1ユーザのそれぞれのユーザ情報に基づいて、複数の第1ユーザが読んだ文章に関する文章情報を取得する。
【0055】
ステップST302において、特定部15は、例えば、ステップST103でグループ化が行われた同一グループ内の1又は複数の第1ユーザEのうちの第4ユーザEであって、記憶部21に記憶される対応情報において対応付けられる推薦文章のうち、ステップST301で取得する第4ユーザEの文章情報に基づいて第4ユーザEが読んでいない推薦文章を特定する。
【0056】
ステップST303において、推薦部16は、ステップST302で特定される推薦文章を第4ユーザEに推薦する。すなわち、推薦部16は、ステップST302で特定される推薦文章に関する推薦文章情報を第4ユーザEが閲覧できるように出力部を制御する。推薦部16は、出力部として、例えば、通信部22及び表示部23のうち少なくとも一方、換言すると通信部22及び表示部23のグループから選択される少なくとも1つを制御してもよい。なお、推薦部16は、ステップST302で特定される推薦文章に関する推薦文章情報を記憶するよう、出力部の一実施形態としての記憶部21を制御してもよい。
【0057】
上述した情報処理装置1の各部は、コンピュータの演算処理装置等の機能として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置1の第1取得部11、推定部12、グループ設定部13、第2取得部14、特定部15及び推薦部16(制御部10)は、コンピュータの演算処理装置等による第1取得機能、推定機能、グループ設定機能、第2取得機能、特定機能及び推薦機能(制御機能)としてそれぞれ実現されてもよい。
情報処理プログラムは、上述した各機能をコンピュータに実現させることができる。情報処理プログラムは、例えば、メモリ、ソリッドステートドライブ、ハードディスクドライブ又は光ディスク等の、コンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されていてもよい。
また、上述したように、情報処理装置1の各部は、コンピュータの演算処理装置等で実現されてもよい。その演算処理装置等は、例えば、集積回路等によって構成される。このため、情報処理装置1の各部は、演算処理装置等を構成する回路として実現されてもよい。すなわち、情報処理装置1の第1取得部11、推定部12、グループ設定部13、第2取得部14、特定部15及び推薦部16(制御部10)は、コンピュータの演算処理装置等を構成する第1取得回路、推定回路、グループ設定回路、第2取得回路、特定回路及び推薦回路(制御回路)として実現されてもよい。
また、情報処理装置1の記憶部21、通信部22及び表示部23(出力部)は、例えば、演算処理装置等の機能を含む記憶機能、通信機能及び表示機能(出力機能)として実現されもよい。また、情報処理装置1の記憶部21、通信部22及び表示部23(出力部)は、例えば、集積回路等によって構成されることにより記憶回路、通信回路及び表示回路(出力回路)として実現されてもよい。また、情報処理装置1の記憶部21、通信部22及び表示部23(出力部)は、例えば、複数のデバイスによって構成されることにより記憶装置、通信装置及び表示装置(出力装置)として構成されてもよい。
【0058】
情報処理装置1は、上述した複数の各部のうち1又は任意の複数を組み合わせることが可能である。
本開示では、「情報」の文言を使用しているが、「情報」の文言は「データ」と言い換えることができ、「データ」の文言は「情報」と言い換えることができる。
【0059】
[本実施形態の態様及び効果]
次に、本実施形態の一態様及び各態様が奏する効果について説明する。なお、以下に記載する効果は一例であり、各態様が奏する効果は以下に記載するものに限定されることはない。
【0060】
(態様1)
一態様の情報処理装置は、文章と、その文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と、文章と特定位置とに基づいて推定されるユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部と、第1ユーザが文章を読んだ際に第1ユーザが指標を付す特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得部と、第1取得部によって取得するユーザ情報と、記憶部に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する推定部と、推定部によって推定される分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定部と、を備える。
これにより、情報処理装置は、文章の推薦に利用する、ユーザのグループ化を行うことができる。情報処理装置は、ユーザが所定単位毎に区切った文章に指標を付すため、ユーザそれぞれの好みをより反映させることができ、ユーザの分類をより適切に行うことができる。
【0061】
(態様2)
一態様の情報処理装置は、グループ設定部によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのそれぞれのユーザ情報に基づいて、複数の第1ユーザが読んだ文章に関する文章情報を取得する第2取得部と、グループ設定部によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのうちの第2ユーザ及び第3ユーザであって、第2取得部によって取得する第2ユーザの文章情報と第3ユーザの文章情報に基づいて、第2ユーザは読んだ文章のうち第3ユーザは読んでいない文章を特定する特定部と、特定部によって特定される文章を第3ユーザに推薦する推薦部と、を備えることとしてもよい。
同一グループ内の複数のユーザは、文章に対して興味を持つ点及び文章の参考となる点等に類似性が有ると考えられる。したがって、情報処理装置は、同一グループ内のユーザに対して自身の好みにあった文章を推薦することができる。
【0062】
(態様3)
一態様の情報処理装置では、記憶部が記憶する対応情報には、ユーザの分類毎に推薦する推薦文章がさらに対応付けられており、特定部は、グループ設定部によってグループ化が行われた複数の第1ユーザのうちの第4ユーザであって、記憶部に記憶される対応情報において対応付けられる推薦文章のうち、第2取得部によって取得する第4ユーザの文章情報に基づいて第4ユーザが読んでいない推薦文章を特定し、推薦部は、特定部によって特定される推薦文章を第4ユーザに推薦することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ユーザの分類毎、すなわちグループ毎に対応付けられる推薦文章を、対応するグループに分類するユーザに対して推薦することができる。
【0063】
(態様4)
一態様の情報処理装置では、記憶部が記憶する対応情報に対応付けられる文章は、研究者をインタビューした際に作成されるインタビュー記事であり、対応情報に対応付けられる特定位置は、文章としてのインタビュー記事を所定単位としての文節毎に区切った際の文節の位置であり、第1取得部は、第1ユーザがインタビュー記事を読んだ際に、第1ユーザが参考となるとしてインタビュー記事の特定の文節に付した1又は複数の指標の特定位置に関するユーザ情報を取得することとしてもよい。
これにより、情報処理装置は、ユーザが興味を持つインタビュー記事に応じてそのユーザを分類することができる。
【0064】
(態様5)
一態様の情報処理方法では、文章と、その文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と、文章と特定位置とに基づいて推定されるユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する記憶部を備えるコンピュータが、第1ユーザが文章を読んだ際に第1ユーザが指標を付す特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得ステップと、第1取得ステップによって取得するユーザ情報と、記憶部に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する推定ステップと、推定ステップによって推定される分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定ステップと、を実行する。
これにより、情報処理方法は、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
【0065】
(態様6)
一態様の情報処理プログラムは、コンピュータに、文章と、その文章を所定単位毎に区切った際にユーザによって所定単位に指標が付される特定位置と、文章と特定位置とに基づいて推定されるユーザの分類とを対応付けた対応情報を記憶する記憶機能と、第1ユーザが文章を読んだ際に第1ユーザが指標を付す特定位置に関するユーザ情報を取得する第1取得機能と、第1取得機能によって取得するユーザ情報と、記憶機能に記憶する対応情報とに基づいて、第1ユーザの特定位置に応じた分類を推定する推定機能と、推定機能によって推定される分類毎に複数の第1ユーザのグループ化を行うグループ設定機能と、を実現させる。
これにより、情報処理プログラムは、上述した一態様の情報処理装置と同様の効果を奏することができる。
【符号の説明】
【0066】
1 情報処理装置
10 制御部
11 第1取得部
12 推定部
13 グループ設定部
14 第2取得部
15 特定部
16 推薦部
21 記憶部
22 通信部
23 表示部