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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-30
(45)【発行日】2023-11-08
(54)【発明の名称】情報処理プログラム、装置、及び方法
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/12 20060101AFI20231031BHJP
【FI】
G07G1/12 321Z
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2020024399
(22)【出願日】2020-02-17
(65)【公開番号】P2021128692
(43)【公開日】2021-09-02
【審査請求日】2022-10-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000005223
【氏名又は名称】富士通株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001519
【氏名又は名称】弁理士法人太陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 良
【審査官】永安 真
(56)【参考文献】
【文献】特開2017-151738(JP,A)
【文献】特開2019-192114(JP,A)
【文献】特開2018-120483(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G07G 1/00 - 1/14
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む、購入した商品の決済処理を提供するサービスへのログイン時において、利用者の生体情報を取得し、
前記ログイン時に取得された前記生体情報が事前登録されている場合に、前記サービスへのログインを許可し、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、前記ログイン時に取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定し、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行い、
前記決済処理に必要な利用者の識別情報として、前記ログイン時に取得された前記生体情報を利用する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【請求項2】
前記決済処理の対象となる1又は複数の商品に関する商品情報を取得し、
取得した前記商品情報に基づいて、前記1又は複数の商品に年齢確認が必要な商品が含まれるか否かを判定し、
前記年齢確認が必要な商品が含まれる場合に、前記年齢確認処理を行い、
前記利用者の年齢が前記所定の条件を満たすことが確認された場合に、前記1又は複数の商品の決済処理を実行する
請求項に記載の情報処理プログラム。
【請求項3】
前記生体情報として、複数種類の生体情報の組み合わせを用いる請求項1又は請求項に記載の情報処理プログラム。
【請求項4】
前記記憶部は、前記決済処理を実行する情報処理装置とネットワークで接続されたクラウド上に記憶される請求項1~請求項のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項5】
前記生体情報が事前登録されてから所定期間経過した場合には、前記生体情報の再登録促すメッセージを表示することをさらに含む処理を前記コンピュータに実行させるための請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項6】
店舗内での商品の購買時に利用されるカートに、利用者が操作可能な状態で取り付けられた前記コンピュータに実行させるための請求項1~請求項5のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【請求項7】
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む、購入した商品の決済処理を提供するサービスへのログイン時において、利用者の生体情報を取得すると共に、前記ログイン時に取得された前記生体情報が事前登録されている場合に、前記サービスへのログインを許可する処理、及び前記決済処理に必要な利用者の識別情報として、前記ログイン時に取得された前記生体情報を利用する処理を実行する生体情報取得部と、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、前記ログイン時に取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定する特定部と、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行う確認部と、
を含む情報処理装置。
【請求項8】
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む、購入した商品の決済処理を提供するサービスへのログイン時において、利用者の生体情報を取得し、
前記ログイン時に取得された前記生体情報が事前登録されている場合に、前記サービスへのログインを許可し、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、前記ログイン時に取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定し、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行い、
前記決済処理に必要な利用者の識別情報として、前記ログイン時に取得された前記生体情報を利用する、
ことを含む処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
開示の技術は、情報処理プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、店舗等での決済処理において、利用者自身が決済端末を操作して決済処理を行う、いわゆるセルフレジの導入が増加している。セルフレジを導入することにより、店舗における従業員の無人化等、新たなサービス形態が展開され得る。
【0003】
一方、例えば、利用者が、酒、たばこ類等の年齢確認が必要な商品を購入する場合、利用者の年齢が所定の条件(例えば、20歳以上)を満たす場合に、利用者はその商品を購入することができる。年齢確認は、店舗の従業員等により行われる処理であるため、上述した無人化を適用することが困難である。
【0004】
上記のような年齢確認に関する技術として、本人確認及び販売条件を満たすか否かの確認処理に関するシステムが提案されている。このシステムは、商品登録装置と、商品登録装置の設置場所とは異なる場所に設けられる生体認証装置とを備える。生体認証装置は、ユーザの識別情報と生体情報を取得する。商品登録装置は、商品登録に際し、ユーザIDを取得し、生体認証装置が取得したユーザの生体情報と、ユーザIDに予め対応付けられている生体認証情報とを照合する。商品登録装置は、照合結果に基づき、生体情報と生体認証情報が一致した生体認証情報に対応するユーザの属性情報を参照可能であり、販売条件のある商品を登録する際に、商品登録に際し取得したユーザIDに対応するユーザ属性情報を参照する。そして、商品登録装置は、得られたユーザ属性情報に基づいて、販売条件のある商品の販売可否を判定する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2019-152997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記の従来技術では、ユーザIDと生体情報とを共に用いる必要があり、年齢確認の処理を効率的に行うことができないという問題がある。
【0007】
一つの側面として、開示の技術は、年齢確認の処理を効率的に行うことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
一つの態様として、開示の技術は、年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む処理において、利用者の生体情報を取得する。また、開示の技術は、事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定する。そして、開示の技術は、特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行う。
【発明の効果】
【0009】
一つの側面として、年齢確認の処理を効率的に行うことができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示すブロック図である。
図2】店舗内装置の機能ブロック図である。
図3】利用者DBの一例を示す図である。
図4】カートに取り付けられた情報処理装置の一例を示す概略図である。
図5】情報処理装置の機能ブロック図である。
図6】情報処理装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。
図7】店舗内装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。
図8】本実施形態の処理の流れを概略的に示す図である。
図9】登録処理の一例を示すフローチャートである。
図10】情報処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して、開示の技術に係る実施形態の一例を説明する。以下の実施形態では、開示の技術の「年齢確認を一部に含む処理」の一例として、店舗における購入商品の決済処理の場合について説明する。
【0012】
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム100は、店舗に配置される情報処理装置10及び店舗内装置20と、店舗を運営する会社内等に配置される管理サーバ30と、クラウド上に配置される生体情報処理装置35とを含む。店舗内に配置される各装置は、店舗内LAN(Local Area Network)を介して接続される。
【0013】
管理サーバ30は、店舗で販売される商品に関する商品情報を保持すると共に、商品情報を情報処理装置10へ提供する。商品情報は、例えば、商品名、価格、商品に対応付けられたバーコード等の情報を含む。また、商品情報は、その商品を購入するに際して、年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認が必要な商品について、年齢確認の処理が完了しているか、未完かを示すフラグを含む。以下、このフラグを「年齢確認フラグ」という。年齢確認フラグは、初期状態として、年齢確認の処理が未完(年齢未確認)を示す状態とし、後述する確認部15により年齢が所定の条件を満たすことが確認された場合に、年齢確認済みを示す状態に変更される。なお、年齢確認が不要な商品については、年齢確認フラグはブランク、又は、年齢確認が不要であることを示す状態とする。
【0014】
店舗内装置20は、店舗内LANを介して、生体情報読取装置26及び退場ゲート27の各々と接続される。生体情報読取装置26は、例えば、指紋、静脈、網膜、顔特徴等の生体情報を光学的に読み取るセンサであり、読み取った生体情報を出力する。出力される生体情報は、画像データ、センサ値、又はこれらから抽出された特徴量とすることができる。生体情報読取装置26は、店舗の入口付近、退場ゲート27付近等に配置される。退場ゲート27は、店舗内装置20の制御により開閉が制御されるフラッパー式、回転式等のゲートである。
【0015】
店舗内装置20は、機能的には、図2に示すように、登録部21と、ゲート制御部22とを含む。
【0016】
登録部21は、生体情報読取装置26で読み取られた生体情報を、利用者に関する情報と対応付けて、生体情報処理装置35に記憶される利用者DB(Database)に登録する。
【0017】
具体的には、登録部21は、店舗内装置20が備える表示部に利用者の属性情報及び決済情報を登録するための画面を表示し、表示した画面を介して入力される属性情報及び決済情報を受け付ける。以下では、属性情報と決済情報とをあわせて利用者情報ともいう。
【0018】
属性情報は、例えば、氏名、生年月日、住所等の情報である。なお、属性情報には、少なくとも生年月日の情報が含まれていればよく、利用者に関する他の情報を含んでもよい。
【0019】
決済情報は、利用者が店舗で行う決済処理に関する情報である。詳細は後述するが、本実施形態では、複数種類の決済方法を決済処理時に選択可能としている。そこで、例えば、登録済みのクレジットカード払い、店舗独自のプリペイド払い等の事前に情報の登録が必要な決済方法について、クレジットカード番号、チャージ金額等を決済情報として受け付けるものである。なお、登録部21は、プリペイド払いのチャージ金額を決済情報として受け付ける場合、実際のチャージ金額の支払いも受け付ける。また、決済処理時に、現金払い、未登録のクレジットカード払い、汎用的に使用可能な電子マネー払い等、事前に情報の登録が不要な決済方法を選択することも可能であるため、決済情報の登録は必須ではない。
【0020】
また、登録部21は、生体情報読取装置26による生体情報の読み取りを指示する画面を表示する。登録部21は、生体情報読取装置26で読み取られた利用者の生体情報を受け付ける。登録部21は、受け付けた生体情報と利用者情報とを、生体情報処理装置35へ送信する。
【0021】
ゲート制御部22は、情報処理装置10から決済完了の通知を受け付けた場合に、退場ゲート27を開放するように制御する。
【0022】
生体情報処理装置35は、店舗内装置20から送信された生体情報と利用者情報とを対応付けて、利用者DB36に記憶する。図3に、利用者DB36の一例を示す。図3の例では、利用者DB36は、属性情報テーブル361と、決済情報テーブル362とを含む。属性情報テーブル361には、利用者の生体情報に対応付けて、その利用者の属性情報の各項目の情報が記憶される。決済情報テーブル362には、利用者の生体情報に対応付けて、その利用者の決済情報の各項目の情報が記憶される。なお、決済情報テーブル362の「プリペイド履歴」は、決済情報として受け付けたチャージ金額や、決済処理でプリペイド払いを利用した金額等の履歴であり、現在の残高を把握可能な情報が記憶される。
【0023】
また、生体情報処理装置35は、情報処理装置10から送信された生体情報を受け付けた場合、利用者DB36において、受け付けた生体情報と対応付けて記憶されている利用者情報を、送信元の情報処理装置10へ返す。生体情報処理装置35は、利用者DB36に、受け付けた生体情報が存在しない場合、生体情報が登録されていない旨を返す。
【0024】
情報処理装置10は、店舗内に複数配置される。各情報処理装置10は、バーコード読取装置18を備えると共に、店舗内LANを介して、生体情報読取装置26と接続される。また、情報処理装置10は、例えば、図4に示すように、店舗内での商品の購買時に利用されるカートに、利用者が操作可能な状態で取り付けられる。
【0025】
情報処理装置10は、機能的には、図5に示すように、生体情報取得部11と、商品情報取得部12と、判定部13と、特定部14と、確認部15と、決済処理部16とを含む。
【0026】
生体情報取得部11は、情報処理装置10において、利用者が情報処理システム100で提供されるサービスを利用するためのアプリケーションにログインする際に、生体情報読取装置26で読み取られた利用者の生体情報を取得する。生体情報取得部11は、ログイン時に取得した生体情報を生体情報処理装置35へ送信する。生体情報取得部11は、生体情報処理装置35から利用者情報が返ってきた場合、ログインを許可する。生体情報が登録されていない旨が返ってきた場合、生体情報取得部11は、ログインを許可することなく、生体情報の登録を促す等のメッセージを表示してもよい。
【0027】
また、生体情報取得部11は、年齢確認処理を行う際、具体的には、後述する特定部14から年齢確認が必要である旨が通知された際に、ログイン時に取得した利用者情報を特定部14へ受け渡す。また、生体情報取得部11は、決済情報の参照が必要な決済処理を行う際、具体的には、後述する決済処理部16から決済情報の参照が通知された際に、ログイン時に取得した利用者情報を決済処理部16へ受け渡す。
【0028】
商品情報取得部12は、決済処理の対象となる1又は複数の商品に関する商品情報を取得する。ここで、利用者は、カートに商品を入れる際、商品又は商品のパッケージに付与されたバーコードを、バーコード読取装置18に読み取らせる。商品情報取得部12は、バーコード読取装置18で読み取られたバーコードを取得し、管理サーバ30から、そのバーコードに対応する商品の商品情報を取得する。商品情報取得部12は、取得した商品情報を、情報処理装置10の表示部に表示する。また、商品情報取得部12は、取得した商品情報を判定部13へ受け渡す。
【0029】
判定部13は、商品情報取得部12から受け渡された商品情報に基づいて、決済処理の対象となる1又は複数の商品に年齢確認が必要な商品が含まれるか否かを判定する。具体的には、判定部13は、商品情報に含まれる年齢確認フラグを参照して、年齢確認が必要な商品について、年齢未確認の商品が存在するか否かを判定する。判定部13は、年齢確認が必要な商品について、年齢未確認の商品が存在する場合、商品情報を確認部15へ受け渡し、存在しない場合、商品情報を決済処理部16へ受け渡す。
【0030】
特定部14は、事前登録された利用者の生体情報と、利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された利用者DB36において、年齢確認が必要な利用者の生体情報と一致する生体情報と対応付けられた利用者情報を特定する。具体的には、特定部14は、生体情報取得部11に、年齢確認が必要である旨を通知し、利用者情報を取得する。特定部14は、取得した利用者情報を、年齢確認が必要な利用者の利用者情報として特定する。特定部14は、特定した利用者情報を確認部15へ受け渡す。また、特定部14は、生体情報取得部11から生体情報の登録がない旨が通知された場合、その旨を確認部15へ通知する。
【0031】
確認部15は、特定部14から受け渡された利用者情報に含まれる生年月日と、生体情報が取得された日時とに基づいて、年齢確認が必要な利用者の年齢確認処理を行う。確認部15は、判定部13から受け渡された商品情報の年齢確認フラグを、確認結果に応じて変更する。例えば、確認部15は、利用者の年齢が所定の条件を満たす場合、年齢確認フラグを、年齢未確認を示す状態から、年齢確認済みを示す状態に変更する。確認部15は、フラグ変更後の商品情報を決済処理部16へ受け渡す。なお、確認部15は、利用者の年齢が所定の条件を満たさない場合、又は、特定部14から年齢確認が必要な利用者の生体情報が登録されていない旨が通知されている場合、年齢確認フラグの変更を行わない。これにより、年齢未確認を示すフラグが残存したまま、商品情報が決済処理部16へ受け渡されることになる。
【0032】
決済処理部16は、判定部13又は確認部15から受け渡された商品情報の年齢確認フラグに、年齢未確認を示すフラグが存在するか否かを判定し、存在しない場合には、決済処理を実行する。年齢未確認を示すフラグが存在する場合、決済処理部16は、決済処理を実行しない。この際、決済処理部16は、年齢確認が必要な商品がある旨のメッセージを表示部に表示してもよい。
【0033】
決済処理部16は、決済処理を実行する場合、決済方法を選択するための画面を表示部に表示する。決済方法は、例えば、現金払い、未登録のクレジットカード払い、登録済みのクレジットカード払い、汎用的な電子マネー払い、店舗独自のプリペイド払い等である。登録済みのクレジットカード払い、及び店舗独自のプリペイド払いが選択された場合、決済処理部16は、生体情報取得部11へ決済情報の参照を通知し、生体情報取得部11から利用者情報を取得し、利用者情報に含まれる決済情報に基づいて、決済処理を実行する。具体的には、登録済みのクレジットカード払いの場合、決済処理部16は、カード情報を外部の決済処理サーバ(図示省略)へ送信して決済処理を依頼する。また、店舗独自のプリペイド払いの場合、決済情報が示す残高から決済処理を実行する。他の決済方法が選択された場合、決済処理部16は、選択された決済方法に応じて、支払方法等を示す画面を表示し、選択された決済方法による支払いを受け付ける。
【0034】
決済処理部16は、決済処理が完了した場合、決済処理が完了した旨を店舗内装置20へ送信する。一方、プリペイド払いの残高不足、クレジットカードの期限切れ、支払額不足等の不備により決済処理が完了しなかった場合、決済処理部16は、決済が未完である旨を表示する。この際、決済処理部16は、他の決済方法を選択するように指示してもよい。
【0035】
情報処理装置10は、例えば図6に示すコンピュータ40で実現することができる。コンピュータ40は、CPU(Central Processing Unit)41と、一時記憶領域としてのメモリ42と、不揮発性の記憶部43とを備える。また、コンピュータ40は、入力部、表示部等の入出力装置44と、記憶媒体49に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W(Read/Write)部45とを備える。また、コンピュータ40は、インターネット等のネットワークに接続される通信I/F(Interface)46を備える。CPU41、メモリ42、記憶部43、入出力装置44、R/W部45、及び通信I/F46は、バス47を介して互いに接続される。
【0036】
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部43には、コンピュータ40を、情報処理装置10として機能させるための情報処理プログラム50が記憶される。情報処理プログラム50は、生体情報取得プロセス51と、商品情報取得プロセス52と、判定プロセス53と、特定プロセス54と、確認プロセス55と、決済処理プロセス56とを有する。
【0037】
CPU41は、情報処理プログラム50を記憶部43から読み出してメモリ42に展開し、情報処理プログラム50が有するプロセスを順次実行する。CPU41は、生体情報取得プロセス51を実行することで、図5に示す生体情報取得部11として動作する。また、CPU41は、商品情報取得プロセス52を実行することで、図5に示す商品情報取得部12として動作する。また、CPU41は、判定プロセス53を実行することで、図5に示す判定部13として動作する。また、CPU41は、特定プロセス54を実行することで、図5に示す特定部14として動作する。また、CPU41は、確認プロセス55を実行することで、図5に示す確認部15として動作する。また、CPU41は、決済処理プロセス56を実行することで、図5に示す決済処理部16として動作する。これにより、情報処理プログラム50を実行したコンピュータ40が、情報処理装置10として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU41はハードウェアである。
【0038】
店舗内装置20は、例えば図7に示すコンピュータ60で実現することができる。コンピュータ60は、CPU61と、一時記憶領域としてのメモリ62と、不揮発性の記憶部63と、入出力装置64と、R/W部65と、通信I/F66とを備える。CPU61、メモリ62、記憶部63、入出力装置64、R/W部65、及び通信I/F66は、バス67を介して互いに接続される。
【0039】
記憶部63は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部63には、コンピュータ60を、店舗内装置20として機能させるための店舗内プログラム70が記憶される。店舗内プログラム70は、登録プロセス71と、ゲート制御プロセス72とを有する。
【0040】
CPU61は、店舗内プログラム70を記憶部63から読み出してメモリ62に展開し、店舗内プログラム70が有するプロセスを順次実行する。CPU61は、登録プロセス71を実行することで、図2に示す登録部21として動作する。また、CPU61は、ゲート制御プロセス72を実行することで、図2に示すゲート制御部22として動作する。これにより、店舗内プログラム70を実行したコンピュータ60が、店舗内装置20として機能することになる。なお、プログラムを実行するCPU61はハードウェアである。
【0041】
なお、情報処理プログラム50及び店舗内プログラム70により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC(Application Specific Integrated Circuit)等で実現することも可能である。
【0042】
次に、本実施形態に係る情報処理システム100の作用について説明する。
【0043】
図8に示すように、利用者が情報処理システム100により提供されるサービスの利用を開始する際に、店舗内装置20において、詳細を後述する登録処理により、生体情報、及び生年月日を含む利用者情報を事前登録する。これにより、利用者DB36に、生体情報、及び生年月日を含む利用者情報が対応付けて記憶される。
【0044】
そして、利用者が店舗で年齢確認が必要な商品の購買を行う際に、詳細を後述する情報処理により、利用者の生体情報を読み取り、その生体情報に対応する利用者情報を取得して、年齢確認が行われる。年齢が所定の条件を満たす場合に、決済処理を可能とし、年齢が所定の条件を満たさない場合、決済処理を不可とする。
【0045】
以下、登録処理及び情報処理の各々について詳述する。まず、図9に示す登録処理について説明する。
【0046】
ステップS11で、登録部21が、店舗内装置20が備える表示部に利用者情報の登録画面を表示する。次に、ステップS12で、登録部21が、登録画面を介して入力される利用者情報を受け付ける。
【0047】
次に、ステップS13で、登録部21が、生体情報読取装置26による生体情報の読み取りを指示する画面を表示する。そして、登録部21が、生体情報読取装置26で読み取られた利用者の生体情報を受け付ける。
【0048】
次に、ステップS14で、登録部21が、受け付けた生体情報と利用者情報とを、生体情報処理装置35へ送信し、登録処理は終了する。
【0049】
生体情報処理装置35は、店舗内装置20から送信された生体情報と利用者情報とを対応付けて、利用者DB36に記憶する。
【0050】
次に、図10に示す情報処理について説明する。なお、情報処理は、開示の技術の情報処理方法の一例である。
【0051】
ステップS21で、生体情報取得部11が、ログイン画面として、生体情報の読み取りを促す画面を表示する。そして、生体情報取得部11が、生体情報読取装置26で読み取られた利用者の生体情報を取得する。
【0052】
次に、ステップS22で、生体情報取得部11が、取得した生体情報を生体情報処理装置35へ送信し、生体情報処理装置35から利用者情報が返ってきたか否かに基づいて、ログインを許可するか否かを判定する。利用者情報が返ってきた場合、生体情報取得部11は、ログインを許可すると判定し、処理はステップS23へ移行する。一方、生体情報が登録されていない旨が返ってきた場合、ログインを許可することなく、情報処理を終了する。この際、生体情報取得部11は、生体情報の登録を促す等のメッセージを表示してもよい。
【0053】
ステップS23では、商品情報取得部12が、利用者がカートに商品を入れる際に、バーコード読取装置18で読み取った商品又は商品のパッケージに付与されたバーコードを取得する。そして、商品情報取得部12は、管理サーバ30から、取得したバーコードに対応する商品の商品情報を取得する。
【0054】
次に、ステップS24で、商品情報取得部12が、決済処理が指示されたか否かを判定する。決済処理が指示された場合には、処理はステップS25へ移行し、指示されていない場合には、ステップS23に戻る。
【0055】
ステップS25では、判定部13が、商品情報取得部12により取得された商品情報に含まれる年齢確認フラグを参照して、年齢確認が必要な商品について、年齢未確認の商品が存在するか否かを判定する。年齢未確認の商品が存在する場合、処理はステップS26へ移行し、存在しない場合、処理はステップS28へ移行する。
【0056】
ステップS26では、特定部14が、上記ステップS22で取得された利用者情報を、年齢確認が必要な利用者の利用者情報として特定する。そして、確認部15が、特定部14で特定された利用者情報に含まれる生年月日と、上記ステップS21で生体情報を受け付けた日時とに基づいて、年齢確認が必要な利用者の年齢確認処理を行う。
【0057】
次に、ステップS27で、確認部15が、商品情報の年齢確認フラグを、確認結果に応じて変更する。そして、決済処理部16が、商品情報の年齢確認フラグに、年齢未確認を示すフラグが存在するか否かを判定する。年齢未確認を示すフラグが存在しない場合には、処理はステップS28へ移行し、決済処理部16が、決済処理を実行する。一方、年齢未確認を示すフラグが存在する場合、情報処理は終了する。この際、決済処理部16は、年齢確認が必要な商品がある旨のメッセージを表示部に表示してもよい。
【0058】
次に、ステップS29で、決済処理部16が、決済処理が完了したか否かを判定する。決済処理が完了した場合、処理はステップS30へ移行し、決済処理が完了しなかった場合、決済処理部16が、決済が未完である旨を表示し、処理はステップS28に戻る。
【0059】
ステップS30では、決済処理部16が、決済処理が完了した旨を店舗内装置20へ送信し、情報処理は終了する。これにより、店舗内装置20のゲート制御部22が、退場ゲート27を開放するように制御する。
【0060】
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システムによれば、情報処理装置が、年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む処理において、年齢の確認が必要な利用者の生体情報を取得する。また、情報処理装置は、事前登録された利用者の生体情報と、その利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された利用者DBにおいて、取得された生体情報と一致する生体情報と対応付けられた利用者情報を特定する。そして、情報処理装置は、特定した利用者情報に含まれる生年月日と、年齢の確認が必要な利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、利用者の年齢確認処理を行う。これにより、生体情報のみで年齢確認処理を行うことができるため、年齢確認のために、利用者の識別情報を示すIDカード等を利用者が保持しておく必要がなく、年齢確認の処理を効率的に行うことができる。
【0061】
また、サービスを利用するためのログインの認証、決済処理の認証等にも、利用者DBに記憶した、生体情報と利用者情報とを用いることで、一連の処理を生体情報のみ、云わば手ぶらの状態で行うことができ、利用者の利便性が向上する。
【0062】
なお、上記実施形態において用いる生体情報は1種類に限らず、複数種類の生体情報を組み合わせて用いてもよい。例えば、顔特徴と掌紋、掌紋と静脈等のように組み合わせることができる。なお、顔特徴と掌紋との組合せの場合、いずれの生体情報も利用者に非接触で取得することができるため、衛生上及び心理上の面で有効な組み合わせである。また、掌紋と静脈との組み合わせの場合、1つの生体読取装置で1度に2つの生体情報を取得できる点で有効な組み合わせである。
【0063】
また、上記実施形態における利用者DBに、登録日時の情報も含め、登録から所定期間経過した場合には、生体情報を再度登録するように促すメッセージを情報処理装置に表示してもよい。特に、年齢と共に変化する生体情報を利用する場合、成長段階にある幼児や子供に対しては、より短い期間で再登録を促してもよい。
【0064】
また、上記実施形態では、ログイン、年齢確認、及び決済処理の全てにおいて、生体情報のみで認証を行う場合について説明したが、ログイン及び決済処理については、従来技術のような、ユーザIDを用いてもよい。例えば、ログイン及び決済処理時には、ユーザIDが記録されたICチップが搭載されたユーザカードをカードリーダで読み取るようにしてもよい。
【0065】
また、上記実施形態に係る情報処理装置の生体情報取得部11、特定部14、及び確認部15の部分を年齢確認装置として、他の既存システムに適用することも可能である。
【0066】
また、上記実施形態では、年齢確認を一部に含む処理として、年齢確認が必要な商品を購入する際の決済処理について説明したが、これに限定されない。例えば、年齢制限のある施設への入場時などにも、開示の技術を適用することができる。
【0067】
また、上記実施形態では、利用者DBをクラウド上に配置する場合について説明したが、これに限定されない。店舗内に配置してもよいし、店舗を運営する会社等に配置してもよい。なお、利用者DBをクラウド上に配置する場合、複数の異なる店舗で、同一の生体情報を利用可能に登録してもよい。
【0068】
また、上記実施形態では、情報処理プログラム及び店舗内プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD-ROM、DVD-ROM、USBメモリ等の記憶媒体に記憶された形態で提供することも可能である。
【0069】
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
【0070】
(付記1)
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む処理において、利用者の生体情報を取得し、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部において、取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定し、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行う
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム。
【0071】
(付記2)
前記年齢確認を一部に含む処理は、購入した商品の決済処理である付記1に記載の情報処理プログラム。
【0072】
(付記3)
前記決済処理の対象となる1又は複数の商品に関する商品情報を取得し、
取得した前記商品情報に基づいて、前記1又は複数の商品に年齢確認が必要な商品が含まれるか否かを判定し、
前記年齢確認が必要な商品が含まれる場合に、前記年齢確認を行い、
前記利用者の年齢が前記所定の条件を満たすことが確認された場合に、前記1又は複数の商品の決済処理を実行する
付記2に記載の情報処理プログラム。
【0073】
(付記4)
前記決済処理に必要な、利用者の識別情報として、前記生体情報を利用する付記2又は付記3に記載の情報処理プログラム。
【0074】
(付記5)
前記年齢確認を一部に含む処理を利用する利用者の識別情報として、前記生体情報を利用する付記1~付記4のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【0075】
(付記6)
前記生体情報として、複数種類の生体情報の組み合わせを用いる付記1~付記5のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【0076】
(付記7)
前記記憶部は、前記年齢確認を一部に含む処理を実行する情報処理装置とネットワークで接続されたクラウド上に記憶される付記1~付記6のいずれか1項に記載の情報処理プログラム。
【0077】
(付記8)
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む処理において、利用者の生体情報を取得する生体情報取得部と、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定する特定部と、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行う確認部と、
を含む情報処理装置。
【0078】
(付記9)
前記年齢確認を一部に含む処理は、購入した商品の決済処理である付記8に記載の情報処理装置。
【0079】
(付記10)
前記決済処理の対象となる1又は複数の商品に関する商品情報を取得する商品情報取得部と、
取得した前記商品情報に基づいて、前記1又は複数の商品に年齢確認が必要な商品が含まれるか否かを判定する判定部と、
決済処理部と、をさらに含み、
前記確認部は、前記年齢確認が必要な商品が含まれる場合に、前記年齢確認を行い、
前記決済処理部は、前記利用者の年齢が前記所定の条件を満たすことが確認された場合に、前記1又は複数の商品の決済処理を実行する
付記9に記載の情報処理装置。
【0080】
(付記11)
前記決済処理に必要な、利用者の識別情報として、前記生体情報を利用する付記9又は付記10に記載の情報処理装置。
【0081】
(付記12)
前記年齢確認を一部に含む処理を利用する利用者の識別情報として、前記生体情報を利用する付記8~付記11のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【0082】
(付記13)
前記生体情報として、複数種類の生体情報の組み合わせを用いる付記8~付記12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【0083】
(付記14)
前記記憶部は、前記年齢確認を一部に含む処理を実行する情報処理装置とネットワークで接続されたクラウド上に記憶される付記8~付記13のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【0084】
(付記15)
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む処理において、利用者の生体情報を取得し、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定し、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行う
ことを含む処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【0085】
(付記16)
前記年齢確認を一部に含む処理は、購入した商品の決済処理である付記15に記載の情報処理方法。
【0086】
(付記17)
前記決済処理の対象となる1又は複数の商品に関する商品情報を取得し、
取得した前記商品情報に基づいて、前記1又は複数の商品に年齢確認が必要な商品が含まれるか否かを判定し、
前記年齢確認が必要な商品が含まれる場合に、前記年齢確認を行い、
前記利用者の年齢が前記所定の条件を満たすことが確認された場合に、前記1又は複数の商品の決済処理を実行する
付記16に記載の情報処理方法。
【0087】
(付記18)
前記決済処理に必要な、利用者の識別情報として、前記生体情報を利用する付記16又は付記17に記載の情報処理方法。
【0088】
(付記19)
前記年齢確認を一部に含む処理を利用する利用者の識別情報として、前記生体情報を利用する付記15~付記18のいずれか1項に記載の情報処理方法。
【0089】
(付記20)
年齢が所定の条件を満たすか否かの年齢確認を一部に含む処理において、利用者の生体情報を取得し、
事前登録された利用者の生体情報と、前記利用者の生年月日を含む利用者情報とが対応付けて記憶された記憶部を参照して、取得された前記生体情報と一致する生体情報と対応付けられた前記利用者情報を特定し、
特定した前記利用者情報に含まれる前記生年月日と、前記利用者の生体情報が取得された日時とに基づいて、前記利用者の年齢確認処理を行う
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための情報処理プログラムを記憶した記憶媒体。
【符号の説明】
【0090】
10 情報処理装置
11 生体情報取得部
12 商品情報取得部
13 判定部
14 特定部
15 確認部
16 決済処理部
18 バーコード読取装置
20 店舗内装置
21 登録部
22 ゲート制御部
26 生体情報読取装置
27 退場ゲート
30 管理サーバ
35 生体情報処理装置
36 利用者DB
361 属性情報テーブル
362 決済情報テーブル
40、60 コンピュータ
41、61 CPU
42、62 メモリ
43、63 記憶部
49 記憶媒体
50 情報処理プログラム
70 店舗内プログラム
100 情報処理システム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10