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特許7377300バックライトモジュールおよびバックライトモジュールを備える表示モジュール
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-10-31
(45)【発行日】2023-11-09
(54)【発明の名称】バックライトモジュールおよびバックライトモジュールを備える表示モジュール
(51)【国際特許分類】
   F21S 2/00 20160101AFI20231101BHJP
   G02F 1/1333 20060101ALI20231101BHJP
   G02F 1/13357 20060101ALI20231101BHJP
   F21V 17/00 20060101ALI20231101BHJP
   F21V 15/01 20060101ALI20231101BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20231101BHJP
【FI】
F21S2/00 443
G02F1/1333
G02F1/13357
F21V17/00 401
F21V15/01 300
F21Y115:10
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2022039782
(22)【出願日】2022-03-15
(65)【公開番号】P2023064682
(43)【公開日】2023-05-11
【審査請求日】2022-03-15
(31)【優先権主張番号】202111249519.X
(32)【優先日】2021-10-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】504429600
【氏名又は名称】緯創資通股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】WISTRON CORPORATION
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【弁理士】
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】趙 春雷
(72)【発明者】
【氏名】楊 曜誠
(72)【発明者】
【氏名】陳 家讓
(72)【発明者】
【氏名】周 志宙
【審査官】河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-113982(JP,A)
【文献】特開2017-103168(JP,A)
【文献】特開2002-324423(JP,A)
【文献】特開2020-053204(JP,A)
【文献】特開2017-059351(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 2/00
G02F 1/1333
G02F 1/13357
F21V 17/00
F21V 15/01
F21Y 115/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
背面シャーシと、
導光板と、
少なくとも1つの光学フィルムと、
側面テープと、を含み、
前記背面シャーシは、底板部分と、該底板部分から曲げられた側面部分とを有し、前記背面シャーシは、前記底板部分と前記側面部分との間に収容空間を形成し、前記背面シャーシは、前記収容空間内に配置される拘束部分を有し、
前記導光板は、前記収容空間内に収容され、前記導光板の少なくとも一部分が、前記拘束部分と前記底板部分との間に配置され、
前記少なくとも1つの光学フィルムは、前記導光板の発光面に積層され、
前記側面テープは、前記底板部分、前記側面部分及び前記少なくとも1つの光学フィルムに接着し、前記側面テープは、前記導光板の前記発光面に対して垂直な第1の方向において前記拘束部分を覆い、
前記少なくとも1つの光学フィルムに面する拘束部分の面は、前記第1の方向において前記導光板の前記発光面に整列される
バックライトモジュール。
【請求項2】
前記導光板は、凹部を有し、前記拘束部分は、前記凹部内に配置され、前記導光板は、前記発光面を有し、前記拘束部分は、前記発光面に対して垂直な前記第1の方向において前記発光面と等しいか或いは前記発光面よりも低い、請求項1に記載のバックライトモジュール。
【請求項3】
前記少なくとも1つの光学フィルムは、前記第1の方向に対して垂直な方向における突出部分を有し、前記側面部分は、位置決めスロットを有し、前記突出部分は、前記位置決めスロット内に配置される、請求項2に記載のバックライトモジュール。
【請求項4】
バックライトモジュールと、
前記バックライトモジュール上に積層される液晶パネルと、を含み、
前記バックライトモジュールは、
背面シャーシと、
導光板と、
少なくとも1つの光学フィルムと、
側面テープと、を含み、
前記背面シャーシは、底板部分と、該底板部分から曲げられた側面部分とを有し、前記背面シャーシは、前記底板部分と前記側面部分との間に収容空間を形成し、前記背面シャーシは、前記収容空間内に配置される拘束部分を有し、
前記導光板は、前記収容空間内に収容され、前記導光板の少なくとも一部分が、前記拘束部分と前記底板部分との間に配置され、
前記少なくとも1つの光学フィルムは、前記導光板の発光面に積層され、
前記側面テープは、前記底板部分、前記側面部分及び前記少なくとも1つの光学フィルムに接着し、前記側面テープは、前記導光板の前記発光面に対して垂直な第1の方向において前記拘束部分を覆い、
前記少なくとも1つの光学フィルムに面する拘束部分の面は、前記第1の方向において前記導光板の前記発光面に整列される
表示モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液晶ディスプレイに関し、より具体的には、液晶ディスプレイのバックライトモジュールおよび表示モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の液晶ディスプレイのバックライトモジュールは、通常、バックシャーシと、バックシャーシに係合するプラスチックフレームとを使用して、導光板、光学フィルムおよび他の導光素子を収容して固定する固定フレームを形成する。プラスチックフレームは、通常、L字形の断面で延び、背面シャーシの側面部分に係合する。プラスチックフレームの垂直部分及び背面シャーシの側面部分は、フック及び溝のような、互いに係合するための対応する係合構造を備える。プラスチックフレームの水平部分は、光学フィルム及び導光板を垂直方向において押圧して固定することができる。固定フレームが特定の構造強度を有するようにさせるために、プラスチックフレームは、通常、特定の厚さを有することで、(長さ、幅、高さを含む)固定フレームのサイズは、必然的にプラスチックフレームの厚さを含むようにされ、それは、液晶ディスプレイの全体的な厚さの減少に寄与せず、液晶ディスプレイの狭いフレーム設計にも寄与しない。
【発明の概要】
【0003】
本発明の目的は、プラスチックフレームなしに導光板を収容して固定するためにバックシャーシを直接的に使用するバックライトモジュールを提供することであり、それはバックライトモジュールの全体的なサイズを減少させるのに有益であり、それはこのバックライトモジュールを使用する液晶ディスプレイの全体的な厚さの減少に寄与し、液晶ディスプレイの狭いフレーム設計にも寄与する。
【0004】
本発明に従ったバックライトモジュールは、ディスプレイにおいて使用され、背面シャーシ(back chassis)と、導光板とを含む。背面シャーシは、底板部分と、底板部分から曲げられた側面部分とを有する。背面シャーシは、底板部分と側面部分との間に収容空間を形成する。背面シャーシは、収容空間内に位置する拘束部分を有する。導光板は、収容空間内に収容される。導光板の少なくとも一部分は、拘束部分と底板部分との間に配置される。それによって、バックライトモジュールは、従来の液晶ディスプレイのバックライトモジュールのプラスチックフレームなしに導光板を効果的に収容して固定することができ、それはバックライトモジュールの全体的なサイズを減少させるのに有益であり、それはこのバックライトモジュールを使用する液晶ディスプレイの全体的な厚さの減少に寄与し、液晶ディスプレイの狭いフレーム設計にも寄与する。
【0005】
本発明の別の目的は、上記のようなバックライトモジュールを使用する表示モジュールを提供することであり、それは表示モジュールの全体的なサイズを減少させるのに有益であり、それはこの表示モジュールを使用する液晶ディスプレイの全体的な厚さの減少に寄与し、液晶ディスプレイの狭いフレーム設計にも寄与する。
【0006】
本発明に従った表示モジュールは、ディスプレイにおいて使用され、バックライトモジュールと、液晶パネルとを含む。バックライトモジュールは、背面シャーシと、導光板とを含む。背面シャーシは、底板部分と、底板部分から曲げられた側面部分とを有する。背面シャーシは、底板部分と側面部分との間に収容空間を形成する。背面シャーシは、収容空間内に位置する拘束部分を有する。導光板は、収容空間内に収容される。導光板の少なくとも一部分は、拘束部分と底板部分との間に配置される。液晶パネルは、バックライトモジュール上に積層される。同様に、表示モジュールのバックライトモジュールは、従来の液晶ディスプレイのバックライトモジュールのプラスチックフレームなしに導光板を効果的に収容して固定することができ、それは表示モジュールの全体的なサイズを減少させるのに有益であり、それはこの表示モジュールを使用する液晶ディスプレイの全体的な厚さの減少に寄与し、液晶ディスプレイの狭いフレーム設計にも寄与する。
【0007】
本発明のこれらの目的および他の目的は、様々な図面および図に図示される好ましい実施形態の以下の詳細な記述を読んだ後に、当業者に明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態の液晶ディスプレイを図示する概略図である。
図2図1の表示モジュールの機能ブロック図である。
図3図1の液晶ディスプレイの部分分解図である。
図4図3のバックライトモジュールの分解図である。
図5】線X-Xに沿った図1の液晶ディスプレイの断面図である。
図6図4の円Aにおける背面シャーシの拡大図である。
図7】線Y-Yに沿った図1の液晶ディスプレイの断面図である。
図8図6の拘束部分の配置の変形を図示する概略図である。
図9図6の拘束部分の配置の別の変形を図示する概略図である。
図10図6の拘束部分の配置の別の変形を図示する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1図3を参照のこと。本発明に従った一実施形態の液晶ディスプレイ1が、ケーシング12と、表示モジュール14とを含む。ケーシング12は、コンポーネント受入れ空間12aを有する。表示モジュール14は、コンポーネント受入れ空間12a内に収容される。表示モジュール14は、(図1に矢印で示す)ディスプレイ方向14aにおいて画像を外部的に表示する。表示モジュール14は、バックライトモジュール142、液晶パネル144、および制御モジュール146を含む。制御モジュール146は、バックライトモジュール142および液晶パネル144に電気的に接続される。液晶パネル144は、バックライトモジュール142上に積層され、ケーシング12から露出される。制御モジュール146は、バックライトモジュール142を制御して液晶パネル144にバックライトを提供し、画像を表示するために液晶パネル144の各液晶セルの状態を制御する。
【0010】
図4および図5も参照のこと。バックライトモジュール142は、背面シャーシ1422、導光板1424、光源1426、反射シート1428、少なくとも1つの(非限定的に、拡散シート、プリズムシート、輝度増強シートなどのような)光学フィルム1430、及び側面テープ1432を含む。反射シート1428、導光板1424、および光学フィルム1430は、背面シャーシ1422上に順次積層される。光源1426は、導光板1424の下方側面1424aに配置される。側面テープ1432は、バックライトモジュール142の全体的な構造の安定性を高めるために、バックライトモジュール142の周囲に配置される。そこにおいて、背面シャーシ1422は、底板部分14222と、底板部分14222から曲げられて延びる複数の側面部分14224とを有する。背面シャーシ1422は、底板部分14222と側面部分14224との間に収容空間1422aを形成する。背面シャーシ1422は、複数の拘束部分14226も有し、拘束部分は、収容空間1422a内に配置され、収容空間1422a内で側面部分14224に対して収容空間1422aの内側に向かって延びる。背面シャーシ1422は、その下方側面に収容スロット14228を有する。
【0011】
導光板1424は、収容空間1422a内に収容される。導光板1424の少なくとも一部分が、拘束部分14226と底板部分14222との間に配置される。換言すれば、導光板1424の少なくとも一部分は、底板部分14222に対して垂直な(表示方向14aに対して平行な図5に双頭矢印で示す)第1の方向142aにおいて拘束部分14226と底板部分14222との間に配置されるので、導光板1424は、少なくとも第1の方向142aにおいて背面シャーシ1422上に効果的に拘束されることができる。導光板1424及び底板部分14222は平行に延在する。導光板1424の発光面1424aは、第1の方向142aに対して垂直である。反射シート1428は、発光面1424aとは反対側の導光板1424の別の表面に配置される。導光板1424は、収容スロット14228に近接して光入射側面1424bを有する。
【0012】
光源1426は、直線に配置された(非限定的に、LEDのような)複数の発光素子によって形成される光バー(light bar)によって達成されることができ、背面シャーシ1422の収容スロット14228内に収容される。光源1426の発光方向は、光入射側面1424bに向かう。光源1426によって放射される光は、光入射側面1424bから導光板1424に入射し、発光面1424aから導光板1424から出射する。反射シート1428は、導光板1424内の底板部分14222に向かって進む光を反射することができ、それは光の利用率を高める。光学フィルム1430は、第1の方向142aにおいて導光板1424の発光面1424a上に積層される。発光面1424aから放射される光は、光学フィルム1430を通過して、第1の方向142aにおいてバックライトモジュール142上に積層される液晶パネル144にバックライトを提供する。
【0013】
図4図6および図7を参照のこと。実施形態において、拘束部分14226は、側面部分14224から曲がって延び、相応して、導光板1424は、各拘束部分14226のための凹部1424cを有する。拘束部分14226は、(凹部1424cのプロファイルを破線で示す)図5および図6に示すように、対応する凹部1424c内に配置される。凹部1424cと拘束部分14226との間の構造的干渉によって、拘束部分14226は、導光板1424が第1の方向142aにおいて背面シャーシ1422から分離されるのを防止することができ、第1の方向142aに対して垂直な(図では双頭矢印で示す)第2の方向142b及び142cにおいて導光板1424を位置付けることができる。実際には、拘束部分14226は、(図8に示すように)底板部分14222から直接的に曲げられて延ばされてよい。さらに、実施形態において、背面シャーシ1422全体は、(例えば、スタンピングプロセスによって)単一の金属板で作られるが、実際にはそれに限定されない。例えば、拘束部分14226は、(図9に示すように)底板部分14222に或いは(図10に示すように)側面部分14224に固定される(例えば、追加的な部品によってリベット留めされる)ことができ、実際には、固定は、溶接によって達成されることができる(例えば、図9および図10に示すリベット留めは、溶接に変更されることができるが、それは詳細には記載されない)。加えて、図6および図7に示すように、実施形態において、拘束部分14226は、発光面1424aよりも僅かに低い。すなわち、拘束部分14226は、第1の方向142aにおいて発光面1424aに対して凹まされ、或いは、発光面1424aは、第1の方向142aにおいて拘束部分14226に対して突出させられる。実際には、拘束部分14226は、第1の方向142aにおいて発光面1424aと等しくてよい。すなわち、拘束部分14226は、発光面1424aと整列される。この構造的構成は、光学フィルム1430が発光面1424a上に平坦に配置されるので有益である。
【0014】
さらに、図4図6および図7に示すように、実施形態において、光学フィルム1430は、第2の方向142bおよび142cにおいて複数の突出部分14302を有し、相応して、側面部分14224は、複数の位置決めスロット14230を有する。突出部分14302は、相応して位置決めスロット14230内に配置され、それは光学フィルム1430を位置決める効果を引き起こす。実際には、拘束部分14226に対応する側面部分14224のノッチ14232は、位置決めスロットとして使用されることもでき、この場合、光学フィルム1430の突出部分14302の大きさおよび位置は、それ故に修正されるが、それは追加的に記載されない。
【0015】
さらに、図3乃至図5および図7に示すように、図示を簡略化するために、側面テープ1432は、単一の構造部分において示され、バックライトモジュール142の周辺をおおよそ完全に覆う。しかしながら、実際にはそれに限定されない。例えば、側面テープ1432は、バックライトモジュール142の各側面をそれぞれ覆う複数のテープによって達成される。実施形態において、側面テープ1432は、C字形断面においてバックライトモジュール142の各側面に沿って延び、同時に、底板部分14222、側面部分14224および光学フィルム1430の背面に接着し、それは光学フィルム1430を導光板1424上に固定することができ、バックライトモジュール142の全体構造の安定性も高める。従って、従来の液晶ディスプレイのバックライトモジュールと比較して、実施形態のバックライトモジュール142は、プラスチックフレームなしで導光板1424及び光学フィルム1430を効果的に固定することができる。さらに、実施形態において、側面テープ1432は、第1の方向142aにおいて、拘束部分14226、光学フィルム1430および導光板1424の周辺、光源1426などを覆うことができる。その上、側面テープ1432は、不透明であり、よって、導光板1424は、導光板1424上に生じ、バックライトの均一性に影響を及ぼすことがある、光漏れ(light leakage)及び明るい縁(bright edge)を覆うことができる。
【0016】
さらに、図3図5および図7に示すように、液晶パネル144は、複数の発泡体部品148を通じてバックライトモジュール142上に固定される。表示モジュール14は、金属シールド缶147を使用して、制御モジュール146を覆うことができる。下面装飾カバー149が、U字形の断面においてディスプレイモジュール14の下方側面に沿って延び、表示モジュール14の下方側面を覆う。下面装飾カバー149は、第1の方向142aにおいて光源1426を覆う。バックライトモジュール142は、従来の液晶ディスプレイのバックライトモジュールのプラスチックフレームのようなものを有さないので、下面装飾カバー149の厚さは、従来の液晶ディスプレイの下面装飾カバーの厚さよりも薄い。同様に、従来の液晶ディスプレイと比較して、実施形態の表示モジュール14(またはそのバックライトモジュール142)は、より小さいフレーム構造の(背面シャーシ1422の側面部分14224の厚さと側面テープ1432の厚さの和に等しい)側壁厚を有する。この構造的構成は、液晶ディスプレイ1の狭いフレームおよび薄い設計に寄与する。
【0017】
当業者は、本発明の教示を保持しながら装置および方法の多くの修正および変更が行われる場合があることを容易に理解するであろう。従って、上記開示は、添付の請求項の範囲によってのみ限定されると解釈されるべきである。
【符号の説明】
【0018】
1 液晶ディスプレイ(liquid crystal display)
12 ケーシング(casing)
12a コンポーネント受入れ空間(component receiving space)
14 表示モジュール(displaying module)
14a ディスプレイ方向(display/displaying direction)
142 バックライトモジュール(backlight module)
142a 第1の方向(first direction)
142b 第2の方向(second direction)
142c 第2の方向(second direction)
144 液晶パネル(crystal panel)
146 制御モジュール(control module)
147 金属シールド缶(metal shielding can)
148 発泡体部品(foam parts)
149 下面装飾カバー(underside decorative cover)
1422 背面シャーシ(back chassis)
1422a 収容空間(accommodating space)
1424 導光板(light-guiding plate)
1424a 下方側面(lower side)
1424a 発光面(light-emitting surface)
1424b 光入射側面(light incident side surface)
1424c 凹部(recess)
1426 光源(light source)
1428 反射シート(reflection sheet)
1430 光学フィルム(optical film)
1432 側面テープ(side tape)
14222 底板部分(bottom plate portion)
14224 側面部分(side portions)
14226 拘束部分(constraining portions)
14230 位置決めスロット(positioning slots)
14232 ノッチ(notch)
14302 突出部分(protruding portion)
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10