(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-01
(45)【発行日】2023-11-10
(54)【発明の名称】皮膚化粧料組成物
(51)【国際特許分類】
A61K 8/99 20170101AFI20231102BHJP
A61Q 19/00 20060101ALI20231102BHJP
A61K 8/44 20060101ALI20231102BHJP
【FI】
A61K8/99
A61Q19/00
A61K8/44
(21)【出願番号】P 2019236476
(22)【出願日】2019-12-26
【審査請求日】2022-09-09
(73)【特許権者】
【識別番号】502439647
【氏名又は名称】株式会社ダリヤ
(72)【発明者】
【氏名】山元 博明
【審査官】伊藤 真明
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-173991(JP,A)
【文献】特開2015-157773(JP,A)
【文献】特開2021-042172(JP,A)
【文献】特開2004-269408(JP,A)
【文献】特開2015-040201(JP,A)
【文献】特開2019-001723(JP,A)
【文献】Perfect Agest-DX Skin-Defense Formula, ID# 1972794,Mintel GNPD [online],2012年10月,[検索日2023.07.19], <URL:http://www.gnpd.com>
【文献】Aqua-Collagen-Gel Aloe Cool Moisturiser, ID# 6670113,Mintel GNPD [online],2019年06月,[検索日2023.07.19], <URL:http://www.gnpd.com>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00- 8/99
A61Q 1/00-90/00
CAplus/MEDLINE/EMBASE/BIOSIS/KOSMET(STN)
Mintel GNPD
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)
エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)
(B)
ラクトバチルス・クリスパタス(Lactobacillus crispatus)
(C)
ジヒドロキシプロピルアルギニンHClおよびカプリロイルグリシン
を含有し
、前記(A)成分の含有量が0.001~1質量%、前記(B)成分の含有量が0.001~1質量%、前記(C)成分の含有量が
0.02~1質量%である皮膚化粧料組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は皮膚化粧料組成物に関し、特に、皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、皮膚化粧料組成物は乾燥や肌あれ等の皮膚状態を改善することが求められている。乾燥や肌あれ等を改善する成分として、多価アルコールや植物油等が用いられてきた。
【0003】
近年では消費者の安全と健康に対する意識の向上から、人体内に存在しており、有益な役割を果たす乳酸菌が注目されている。乳酸菌は整腸作用や免疫増強を有する安全な素材として知られており、乳酸菌を多量に含むヨーグルトや飲料が、健康と美容に良いとして消費者に広く支持されている。最近では、これらの乳酸菌は皮膚状態の改善を目的にした化粧料原料としても用いられている。
【0004】
特許文献1では、エンテロコッカス属(Enterococcus)乳酸球菌の加熱処理死菌体を含有することを特徴とする化粧料組成物を皮膚に塗布することで、皮膚のしっとり感ともっちり感が改善することを開示している。
【0005】
特許文献2では、酵素で処理したラクトバチルス・クリスパタス(Lactobacillus Crispatus)の培養物を含有することを特徴とする化粧料組成物を皮膚に塗布することで皮膚の保湿効果が高まることを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2017-101006号公報
【文献】特開2015-40201号公報
【0007】
皮膚化粧料組成物は皮膚に塗布することで皮膚状態を改善することに加え、その効果が持続することが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1および特許文献2に記載の化粧料組成物は皮膚にしっとり感やもっちり感を付与するものの、その効果は一過性であり、特にしっとり感の持続性は不十分であった。
【0009】
本発明は、皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、(A)エンテロコッカス属(Enterococcus)乳酸球菌および(B)ラクトバチルス属(Lactobacillus)乳酸桿菌から選ばれる1種以上、(C)アミノ酸誘導体から選ばれる1種以上を含有し、前記(C)成分の含有量が0.002~1質量%である皮膚化粧料組成物に皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【発明の効果】
【0011】
本発明により、皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物が得られた。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0013】
本発明は、(A)エンテロコッカス属(Enterococcus)乳酸球菌および(B)ラクトバチルス属(Lactobacillus)乳酸桿菌から選ばれる1種以上、(C)アミノ酸誘導体から選ばれる1種以上を含有し、前記(C)成分の含有量が0.002~1質量%である皮膚化粧料組成物である。
【0014】
本発明はしっとり感およびしっとり感の持続性を付与する観点から(A)エンテロコッカス属(Enterococcus)乳酸球菌を含有する。
【0015】
本発明の前記(A)成分はエンテロコッカス属(Enterococcus)乳酸球菌の死菌体である。
【0016】
本発明で用いられる前記(A)成分としては、特に限定されないが、例えば、エンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)、エンテロコッカス・フェシウム(Enterococcus faecium)、エンテロコッカス・アビウム(Enterococcus avium)、エンテロコッカス・ガリナルム(Enterococcus gallinarum)、エンテロコッカス・カセリフラブス(Enterococcus casseliflavus)等が挙げられ、前記(A)成分は1種以上を含有してよい。
【0017】
本発明で用いられる前記(A)成分のうち、しっとり感およびしっとり感の持続性を向上する観点からエンテロコッカス・フェカリス(Enterococcus faecalis)が好ましい。
【0018】
本発明で用いられる前記(A)成分の含有量は、好ましくは0.0001~2質量%、より好ましくは0.0005~1質量%、さらに好ましくは0.001~1質量%がよい。前記(A)成分が0.0001質量%未満の場合、しっとり感を付与できない恐れがある。前記(A)成分が1質量%を超える場合、それ以上のしっとり感の向上は認められない。
【0019】
本発明はしっとり感およびしっとり感の持続性を付与する観点から(B)ラクトバチルス属(Lactobacillus)乳酸桿菌を含有する。
【0020】
本発明の前記(B)成分はラクトバチルス属(Lactobacillus)乳酸桿菌の死菌体である。
【0021】
本発明で用いられる前記(B)成分としては、特に限定されないが、例えば、ラクトバチルス・クリスパタス(Lactobacillus crispatus)、ラクトバチルス・カゼイ(Lactobacillus casei)、ラクトバチルス・ファーメンタム(Lactobacillus fermentum)、ラクトバチルス・パラカゼイ(Lactobacillus paracasei)、ラクトバチルス・ブレビス(Lactobacillus brevis)、ラクトバチルス・ラムノサス(Lactobacillus rhamnosus)等が挙げられ、前記(B)成分は1種以上を含有してよい。
【0022】
本発明で用いられる前記(B)成分のうち、しっとり感およびしっとり感の持続性を付与する観点からラクトバチルス・クリスパタス(Lactobacillus crispatus)が好ましい。
【0023】
本発明で用いられる前記(B)成分の含有量は、好ましくは0.0001~2質量%、より好ましくは0.0005~1質量%、さらに好ましくは0.001~1質量%がよい。前記(B)成分が0.0001質量%未満の場合、しっとり感を付与できない恐れがある。前記(B)成分が1質量%を超える場合、それ以上のしっとり感の向上は認められない。
【0024】
本発明で用いられる前記(A)成分および前記(B)成分を含有することでしっとり感の持続性を向上させることができる。
【0025】
本発明で用いられる前記(A)成分および前記(B)成分の含有量は、好ましくは0.0002~2質量%、より好ましくは0.001~2質量%、さらに好ましくは0.002~2質量%がよい。
【0026】
本発明はもっちり感を付与する観点から(C)アミノ酸誘導体を含有する。
【0027】
本発明で用いられる前記(C)成分としては、特に限定されないが、例えば、1分子内にアラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、トレオニン、トリプトファン、チロシンおよびバリン等から選ばれるアミノ酸1種以上を含有する化合物およびその塩が挙げられ、前記(C)成分は1種以上含有してよい。前記(C)成分は、もっちり感を付与する観点から、特に、アルギニン誘導体およびグリシン誘導体が好ましい。
【0028】
前記アルギニン誘導体としては、特に限定されないが、例えば、ジヒロドキシプロピルアルギニンHCl、ココイルアルギニンエチルピロリドンカルボン酸、ピロリドンカルボン酸アルギニン、アスパラギン酸アルギニン、アセチルアルギニン、アルギニンHCl、グルタミン酸アルギニン等が挙げられる。
【0029】
前記グリシン誘導体としては、特に限定されないが、例えば、カプリロイルグリシン、トリメチルグリシン、グリシルグリシン、ココイルグリシントリエタノールアミン、ラウリルアミノプロピルグリシン、ラウロイルグリシントリエタノールアミン等が挙げられる。
【0030】
本発明で用いられる前記(C)成分のうち、もっちり感を向上させる観点からジヒドロキシプロピルアルギニンHClおよびカプリロイルグリシンの組み合わせが好ましい。
【0031】
本発明で用いられる前記(C)成分の含有量は、好ましくは0.002~1質量%、より好ましくは0.02~1質量%がよい。前記(C)成分が0.002質量%未満の場合、もっちり感を付与できない恐れがある。前記(C)成分が1質量%を超える場合、べたつきが生じ、使用感を損なう恐れがある。
【0032】
本発明による皮膚化粧料組成物は、塗布時の使用感の観点から、20℃の条件下で粘度が500~35,000mPa・sであることが好ましい。
【0033】
本発明において粘度は、常法にて調製し、得られた皮膚化粧料組成物をサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120g充填し、ヘリカルスタンド付きB型粘度計(モデル;デジタル粘度計TVB-10M、東機産業株式会社製)を用いて、M4号ローターにて1分間、回転速度12rpm、20℃の条件下で測定する。
【0034】
本発明による皮膚化粧料組成物は、安定性の観点から、20℃の条件下でpHが4~8であり、より好ましくは5~7であることが好ましい。
【0035】
本発明においてpHは、常法にて調製し、得られた皮膚化粧料組成物をサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120g充填し、ガラス電極式水素イオン濃度指示計(F-71:堀場製作所製)にて20℃の条件下で原液のpHを測定する。
【0036】
本発明の皮膚化粧料組成物は前記必須成分の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用いられる各種成分、例えば、他の界面活性剤、油性成分、保湿剤、増粘剤、キレート剤、薬効成分、蛋白誘導体、加水分解蛋白、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、香料、防腐剤、色素、顔料、粉体、pH調整剤、紫外線吸収剤等から選ばれる少なくとも1種以上を効果を損なわない範囲で含有することができる。ただし、これら例示に限定されるものでない。
【実施例】
【0037】
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
【0038】
本明細書に示す評価試験において、皮膚化粧料組成物に含まれる成分、およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位は全て質量%であり、これを常法にて調製した。
【0039】
本明細書に示す評価試験方法において、「しっとり感」、「しっとり感の持続性」および「もっちり感」について下記の方法で評価した。
【0040】
「しっとり感」
実施例および比較例で得られた皮膚化粧料組成物のしっとり感を専門のパネラー15名で評価試験を行った。評価試験は、20℃に温度調節された実施例および比較例の皮膚化粧料組成物2gを室温20℃湿度60%の条件下で顔面全体に均一に塗布し、塗布時にしっとり感を感じたか否かを官能にて評価した。
<評価基準>
5:15人中13人以上がしっとり感を感じた。
4:15人中10人以上12人以下がしっとり感を感じた。
3:15人中7人以上9人以下がしっとり感を感じた。
2:15人中4人以上6人以下がしっとり感を感じた。
1:15人中3人以下がしっとり感を感じた。
【0041】
「しっとり感の持続性」
実施例および比較例で得られた皮膚化粧料組成物のしっとり感の持続性を専門のパネラー15名で評価試験を行った。評価試験は、20℃に温度調節された実施例および比較例の皮膚化粧料組成物2gを室温20℃湿度60%の条件下で顔面全体に均一に塗布し、そのまま6時間皮膚に触れずに待機した後にしっとり感を感じたか否かを官能にて評価した。
<評価基準>
5:15人中13人以上が「しっとり感」で評価した結果と比較し、同程度のしっとり感を感じた。
4:15人中10人以上12人以下が「しっとり感」で評価した結果と比較し、同程度のしっとり感を感じた。
3:15人中7人以上9人以下が「しっとり感」で評価した結果と比較し、同程度のしっとり感を感じた。
2:15人中4人以上6人以下が「しっとり感」で評価した結果と比較し、同程度のしっとり感を感じた。
1:15人中3人以下が「しっとり感」で評価した結果と比較し、同程度のしっとり感を感じた。
【0042】
「もっちり感」
実施例および比較例で得られた皮膚化粧料組成物のもっちり感を専門のパネラー15名で評価試験を行った。評価試験は、20℃に温度調節された実施例および比較例の皮膚化粧料組成物2gを室温20℃湿度60%の条件下で顔面全体に均一に塗布し、塗布時にもっちり感を感じたか否かを官能にて評価した。
<評価基準>
5:15人中13人以上がもっちり感を感じた。
4:15人中10人以上12人以下がもっちり感を感じた。
3:15人中7人以上9人以下がもっちり感を感じた。
2:15人中4人以上6人以下がもっちり感を感じた。
1:15人中3人以下がもっちり感を感じた。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【0047】
※1:ラ・フローラ EC-12(一丸ファルコス社製)
※2:KT-11 HKN(キティー社製)
※3:Amitose R(成和化成社製)
※4:LIPACIDE C8G(SEPPIC S.A.社製)
※5:Enterococcus faecium(セティ社製)
※6:Lactobacillus casei(セティ社製)
※7:CAE(味の素社製)
※8:アミノコート(旭化成ファインケム社製)
【0048】
表1~表4に示す実施例1~30から、皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物について良好な結果を得ることが確認された。
【0049】
以下、実施例31~34を使用して評価試験を行っても、皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物が得られた。
【0050】
<実施例31(化粧水)>
成 分 含有量(質量%)
(A)エンテロコッカス・フェカリス
(Enterococcus faecalis) 0.010
(B)ラクトバチルス・クリスパタス
(Lactobacillus crispatus) 0.002
(C)ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.030
(C)カプリロイルグリシン 0.050
エデト酸ニナトリウム 0.050
カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.050
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.200
ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.010
1,3-ブチレングリコール 9.000
ヒドロキシエチルセルロース 0.050
ジプロピレングリコール 5.000
濃グリセリン 4.000
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 2.000
フェノキシエタノール 0.300
グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル 0.200
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール 0.080
N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル) 0.150
ポリスチレン 0.098
サクシニルアテロコラーゲン 0.010
デキストリン 0.008
香料 0.012
精製水 78.690
合計 100.000
【0051】
<実施例32(乳液)>
成 分 含有量(質量%)
(A)エンテロコッカス・フェカリス
(Enterococcus faecalis) 0.010
(B)ラクトバチルス・クリスパタス
(Lactobacillus crispatus) 0.002
(C)ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.030
(C)カプリロイルグリシン 0.050
ミリスチン酸イソプロピル 7.500
ワセリン 0.500
モノイソステアリン酸ソルビタン 0.500
エデト酸ニナトリウム 0.110
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.230
濃グリセリン 3.000
1,3-ブチレングリコール 7.000
フェノキシエタノール 0.300
グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル 0.200
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 2.000
ヒドロキシエチルセルロース 0.300
ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.010
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール 0.120
サクシニルアテロコラーゲン 0.100
デキストリン 0.008
香料 0.016
精製水 78.014
合計 100.000
【0052】
<実施例33(クリーム)>
成 分 含有量(質量%)
(A)エンテロコッカス・フェカリス
(Enterococcus faecalis) 0.010
(B)ラクトバチルス・クリスパタス
(Lactobacillus crispatus) 0.002
(C)ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.030
(C)カプリロイルグリシン 0.050
濃グリセリン 3.000
1,3-ブチレングリコール 7.000
パラオキシ安息香酸メチル 0.300
ポリオキシエチレンメチルグルコシド 2.000
エデト酸ニナトリウム 0.050
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.200
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 0.500
ミリスチン酸オクチルドデシル 5.000
スクワラン 5.600
モノステアリン酸ソルビタン 0.400
ステアリン酸ステアリル 0.300
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール 0.200
ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.010
サクシニルアテロコラーゲン 0.100
デキストリン 0.008
香料 0.016
精製水 75.224
合計 100.000
【0053】
<実施例34(パック)>
成 分 含有量(質量%)
(A)エンテロコッカス・フェカリス
(Enterococcus faecalis) 0.010
(B)ラクトバチルス・クリスパタス
(Lactobacillus crispatus) 0.002
(C)ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl 0.030
(C)カプリロイルグリシン 0.050
エデト酸ニナトリウム 0.100
濃グリセリン 5.000
ジプロピレングリコール 4.000
1,3-ブチレングリコール 12.000
フェノキシエタノール 0.300
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.250
ビスステアリルPEG/PPG-8/6
(SMDI/PEG-400)コポリマー 1.100
ヒドロキシエチルセルロース 0.300
ヒアルロン酸ナトリウム(2) 0.010
グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル 0.200
メチルポリシロキサン 1.800
N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル・2-オクチルドデシル) 0.300
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.100
2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール 0.090
サクシニルアテロコラーゲン 0.100
デキストリン 0.008
香料 0.016
精製水 74.234
合計 100.000
【産業上の利用可能性】
【0054】
本発明は、皮膚に対してしっとり感およびもっちり感を付与し、しっとり感の持続性が良好な皮膚化粧料組成物を得ることができる。