(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-06
(45)【発行日】2023-11-14
(54)【発明の名称】創意的組み立て構造物
(51)【国際特許分類】
A63H 33/08 20060101AFI20231107BHJP
【FI】
A63H33/08 E
A63H33/08 C
(21)【出願番号】P 2022154470
(22)【出願日】2022-09-28
【審査請求日】2022-09-28
(73)【特許権者】
【識別番号】522383779
【氏名又は名称】曹仲標
(74)【代理人】
【識別番号】100154014
【氏名又は名称】正木 裕士
(74)【代理人】
【識別番号】100154520
【氏名又は名称】三上 祐子
(72)【発明者】
【氏名】曹仲標
【審査官】槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3102094(JP,U)
【文献】実開昭58-168399(JP,U)
【文献】特開2014-081172(JP,A)
【文献】米国特許第5662508(US,A)
【文献】米国特許第4315376(US,A)
【文献】欧州特許出願公開第3712494(EP,A1)
【文献】中国特許出願公開第102872601(CN,A)
【文献】韓国登録特許第10-1765686(KR,B1)
【文献】国際公開第2022/065967(WO,A1)
【文献】独国実用新案第7900855(DE,U1)
【文献】仏国特許出願公開第3029178(FR,A1)
【文献】クリスマスツリー入荷しました☆,[online],2014年10月05日,http://www.sakurashop.co.jp/contents/item/1462/catid/85,検索日:2016年11月15日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63H 33/08
A63H 33/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
台座と、2枚の造形本体と、を備え、
前記台座の上面に複数の第1スリットを有し、
前記2枚の造形本体は、それぞれ2つの第1突出部と、少なくとも1つの嵌合部と、折り線と、複数の造形孔を有し、
前記造形本体の前記2つの第1突出部は、前記造形本体の下端に設置され、
前記造形本体の前記折り線は、それぞれ前記造形本体の中央に沿って上端から下端までに設置され、
前記造形本体の前記少なくとも1つの嵌合部は、前記折り線に沿って設置され、
前記造形本体の各前記複数の造形孔の下には、それぞれ隙間が設置され、
前記造形本体の各前記複数の造形孔は、前記造形本体の内部に設置され
、
前記2枚の造形本体は、それぞれ前記折り線に沿って左右に折りたたんだ後、前記少なくとも1つの嵌合部を展開して、嵌合突出部と、その嵌合突出部に対応する嵌合開口とを形成するとともに、そのうち一方の造形本体の嵌合突出部を、他方の造形本体の嵌合開口に嵌合して互いに固定し得ることを特徴とする
、組み立て構造物。
【請求項2】
前記2枚の造形本体は、それぞれ左右対称の形状であることを特徴とする、請求項1に記載
の組み立て構造
物。
【請求項3】
前記少なくとも1つの嵌合部の形状は、半円形、三角形、長方形、またはひし形であり、前記2枚の造形本体がそれぞれ折りたたんだ場合、前記少なくとも1つの嵌合部が、対応する形状の前記嵌合突出部と前記嵌合開口を形成し得ることを特徴とする、請求項
1に記載
の組み立て構造物。
【請求項4】
前記複数の造形孔は、異なる形状とサイズの孔であることを特徴とする、請求項1に記載
の組み立て構造物。
【請求項5】
前記台座の上面には、更に複数の造形物を挿し込むための複数の第2スリットを有することを特徴とする、請求項1に記載
の組み立て構造物。
【請求項6】
前記複数の造形物はそれぞれ2つの第2突出部と、折り線と、複数の造形孔とを有し、
前記造形物の前記2つの第2突出部は前記造形物の下端に設置され、
前記造形物の前記折り線はそれぞれ前記造形物の中央に沿って上端から下端までに設置され、
前記造形物の各前記複数の造形孔の下には、それぞれ隙間が設置され、
前記造形物の各前記複数の造形孔は、前記造形物の内部に設置されることを特徴とする、請求項
5に記載
の組み立て構造物。
【請求項7】
前記複数の造形物は、それぞれ左右対称の形状であることを特徴とする、請求項
6に記載
の組み立て構造物。
【請求項8】
前記複数の造形物の前記複数の造形孔は、異なる形状とサイズの孔であることを特徴とする、請求項
6に記載
の組み立て構造物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、創意的組み立て構造物、特に簡単に組み立て可能な紙製の組み立て構造物に関する。
【背景技術】
【0002】
春節、中秋節、クリスマス、友人の誕生日などの各種行事の際には、さまざまな贈り物の配布や贈与が不可欠である。その場合、創意的かつDIYで手作り可能な贈り物を送るため、人々は一般、簡単にできるかつ安価な贈り物を探す。市場で最も一般的な贈り物は、紙製のプチギフトという、平面状で持ち運びやすく、組み立てる時に簡単に折りたたんで組み立てれば完成できるため、人気のギフトの一つである。
【0003】
しかし、従来の紙製のプチギフトは一般、各パーツが互いに嵌合用のスリットによって造形を固定するため、手作業が下手な人では、組み立てる時に嵌合用のスリットを破損させて完成できなくなり、或いは完成品の構造が安定しない可能性がある。また、構造が長尺状の造形では、完成品の安定性のためにスリットも長め(深め)にする必要があり、各パーツが互いに嵌合する時に破損しやすくなり、分解する時も不便である。このような状況によって、手作業が下手な人がそのギフトをもらったとしても、それを完成させる気が起きず、DIYの楽しさも体験できない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
よって、手作業が下手な人でも簡単に組み立てられ、自分で作ったりする楽しさを体験できるように、紙製のプチギフトの組み立て構造を改良する必要がある。
【0005】
故に、本発明者らは、業界の実施および利用を促進するために、関連製品の製造、開発および設計における長年の経験に基づいて、既知の技術の欠陥を解決するための創意的組み立て構造物を提案することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、一種の創意的組み立て構造物を提供し、その創意的組み立て構造物は、台座と、2枚の造形本体とを備える。前記台座の上面には、複数の第1スリットを有し、2枚の造形本体は、それぞれ2つの第1突出部と、少なくとも1つの嵌合部と、折り線と、複数の造形孔及びその造形孔の下に設置された隙間を有し、かつ各造形本体は、折りたたむための左右対称の形状を有する。
【0007】
前記造形本体の2つの第1突出部は、造形本体の下端に設置され、左右折りたたんだ前記造形本体が対称するように、前記折り線は前記造形本体の中央に沿って上端から下端までに設置され、前記造形本体の少なくとも1つの嵌合部は前記折り線に沿って設置され、前記造形本体の複数の造形孔は、前記造形本体の内部に設置される。
【0008】
本発明の創意的組み立て構造物を組み立てる場合、2枚の造形本体をそれぞれ折り線に沿って折りたたんだ後、前記少なくとも1つの嵌合部を展開させて嵌合突出部とそれに対応する嵌合開口とを形成する。その後、2枚の造形本体の下端にそれぞれ設置された2つの第1突出部を前記台座の複数の第1スリット中に挿し込んで固定する。それから、2枚の造形本体が、それぞれ折り線に沿って折りたたんだ後に展開させて形成した嵌合突出部と嵌合開口を介して、互いに嵌合させて固定することで、創意的組み立て構造物の組み立てが完成する。
【0009】
前記嵌合部の形状は、半円形、三角形、長方形、またはひし形であることができるが、それらに限定されない。2枚の造形本体が折りたたんだ後、それぞれ違った形状の嵌合突出部と嵌合開口を形成することもできる。
【0010】
前記複数の造形孔は、それぞれ異なる形状とサイズの孔にすることができ、かつその造形孔の下に設置された隙間を使って飾りを掛けることができる。
【0011】
2枚の造形本体は、使う場面によって異なる造形を選択することができる。例えばクリスマス用の紙製のプチギフトにする場合、前記造形本体をクリスマスツリーの形状にすることができ、或いは建造物の置物にする場合、前記造形本体をエッフェル塔の形状にすることもできるなど、いろんな造形を選択することができるが、それらに限定されない。
【0012】
また、創意的組み立て構造物の台座の上面には、更に美感を向上するための複数の造形物を挿し込むための複数の第2スリットを有することができる。前記複数の造形物はそれぞれ2つの第2突出部と、折り線と、複数の造形孔と造形孔の下に設置された隙間を有し、かつ各造形物も左右対称の形状を有する。
【0013】
前記造形物の2つの第2突出部は前記造形物の下端に設置され、前記折り線は前記造形物の中央に沿って上端から下端までに設置され、前記造形物が左右折りたたんだ後に対称の形状を有し、前記造形物の前記複数の造形孔は、前記造形物の内部に設置される。
【0014】
前記複数の造形物を組み立てる場合も、前記複数の造形物をそれぞれ折り線に沿って折りたたんだ後、前記複数の造形物の下端にそれぞれ設置された2つの突出部を前記台座の複数の第2スリット中に挿し込んで固定することで、前記複数の造形物の組み立てが完成する。
【0015】
前記複数の造形物も、使う場面によって異なる造形を選択することができる。例えばクリスマス用の紙製のプチギフトにする場合、前記複数の造形物をクリスマスツリーの形状にすることができ、或いは建造物の置物にする場合、前記複数の造形物を観光客の形状にすることもできるなど、いろんな造形を選択することができるが、それらに限定されない。
【0016】
また、前記複数の造形物の数も、需要に応じて選択することができる。例えばクリスマス用の紙製のプチギフトにする場合、台座の前記複数の第2スリットの数が使い切るまで造形物を挿し込むことができ、或いは建造物の置物にする場合、造形物を一つだけ使って台座の前記複数の第2スリットのいずれかに挿し込むことができる。
【発明の効果】
【0017】
本発明の発明者が開発した創意的組み立て構造物を通して、造形本体並びに造形物を台座に挿し込んだ後に、2枚の造形本体上に設置された嵌合部によって互いに嵌合することで組み立てを簡単に完成できるため、従来の紙製のプチギフトに各パーツのスリットが互いに嵌合する時に破損しやすくなり、分解する時も不便である問題を解決することができる。そのため、手作業が下手な人でも簡単に組み立てられ、自分で作ったりする楽しさを体験できる。
【0018】
本発明の技術的特徴を、添付の図面と併せて具体的な実施形態とともに以下に詳細に説明するので、当業者は、本発明の目的、技術的特徴、および利点を容易に理解することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
本発明の詳細な構造、原理および効果は、以下のように本発明の様々な実施形態を示す添付図面を参照して、以下により詳細に説明される。当然ながら、以下に記載される図面は、本発明のいくつかの実施形態を表すに過ぎず、本発明の分野に属する当業者の場合、これらの図面に従って他の実施形態も得ることができる。
【0020】
【
図1】本発明の創意的組み立て構造物の立体概略図である。
【
図2】本発明の創意的組み立て構造物の分解概略図である。
【
図3】本発明の創意的組み立て構造物の造形本体が折りたたんだ状態を示す概略図である。
【
図5】本発明の創意的組み立て構造物を組み立てた状態を示す概略図である。
【
図7】本発明の創意的組み立て構造物の別の造形本体を示す概略図である。
【
図8】本発明の創意的組み立て構造物に、更に造形物が設置された状態を示す概略図である。
【
図9】本発明の創意的組み立て構造物の造形物とそれに対応する台座を示す概略図である。
【
図10】本発明の創意的組み立て構造物の造形物が折りたたんだ状態を示す概略図である。
【
図13】本発明の創意的組み立て構造物と造形物を組み立てた状態を示す概略図である。
【
図15】本発明の創意的組み立て構造物の別の造形本体と造形物を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の技術内容は、以下の実施形態の詳細な説明および関連する図面によって明らかになるであろう。図面の目的は、例示および補助的な意図のみであり、必ずしも本発明の実施における実際の比率および正確な構成であるとは限らない。したがって、添付図面の比率および相対的構成は、実際の実施における本発明の範囲を制限するものとして解釈されるべきではない。
【0022】
図1及び
図2を参照し、
図1は本発明の創意的組み立て構造物の立体概略図であり、
図2は本発明の創意的組み立て構造物の分解概略図である。創意的組み立て構造物1は、台座2と、2枚の造形本体3によって構成される。そのうち前記台座2の上面に複数の第1スリット4を有し、2枚の造形本体3は、それぞれ2つの第1突出部5と、少なくとも1つの嵌合部6(図示では一つの嵌合部6で表す)と、折り線9と、複数の造形孔7及び各造形孔の下に設置された隙間8を有し、かつ各造形本体3は、折りたたむための左右対称の形状を有する。
【0023】
造形本体3の2つの第1突出部5は、造形本体3の下端に設置され、左右折りたたんだ前記造形本体3が対称するように、前記折り線9は前記造形本体3の中央に沿って上端から下端までに設置され、前記造形本体3の少なくとも1つの嵌合部6は前記折り線9に沿って設置され、前記造形本体3の複数の造形孔7は、前記造形本体3の内部に設置される。
【0024】
図3を参照し、
図3は本発明の創意的組み立て構造物の造形本体が折りたたんだ状態を示す概略図である。2枚の造形本体3をそれぞれ折り線9に沿って左右に折りたたんだ後、前記少なくとも1つの嵌合部6を展開させて嵌合突出部10とそれに対応する嵌合開口11とを形成し、組み立て時に、そのうち一方の造形本体3の嵌合突出部10を、他方の造形本体3の嵌合開口11に嵌合して固定し、その逆も然り、それによって造形本体3は互いに嵌合して容易に固定することができる。
【0025】
図4及び
図5を参照し、
図4及び
図5は本発明の創意的組み立て構造物を組み立てた状態を示す概略図である。創意的組み立て構造物1を組み立てる場合、先に2枚の造形本体3をそれぞれ折り線9に沿って折りたたんだ後、前記少なくとも1つの嵌合部6を展開させて嵌合突出部10とそれに対応する嵌合開口11とを形成する。その後、2枚の造形本体3の下端にそれぞれ設置された2つの第1突出部5を前記台座2の複数の第1スリット4中に挿し込んで固定する。それから、2枚の造形本体3が、それぞれ折り線9に沿って折りたたんだ後に展開させて形成した嵌合突出部10と嵌合開口11を介して、互いに嵌合させて固定することで、創意的組み立て構造物1の組み立てが完成する。
【0026】
前記嵌合部6の形状は、半円形、三角形、長方形、またはひし形などであることができるが、それらに限定されない。2枚の造形本体3が折りたたんだ後、それぞれ違った形状の嵌合突出部10と嵌合開口11を形成することもできる。
【0027】
前記造形本体3の複数の造形孔7は、それぞれ異なる形状とサイズの孔にすることができ、かつその造形孔7の下に設置された隙間8を使って飾りを掛けることができる。飾りを糸に繋げれば、その糸を隙間8に嵌入することで、ブレスレットやリング、ピアスなどの小物を掛けたり、造形のある収納ディスプレイスタンドにすることもできる。
【0028】
図6及び
図7を参照し、
図6及び
図7は本発明の創意的組み立て構造物の別の造形本体を示す概略図である。
【0029】
2枚の造形本体3は、使う場面によって異なる造形を選択することができる。例えばクリスマス用の紙製のプチギフトにする場合、前記造形本体3をクリスマスツリーの形状にすることができ、或いは建造物の置物にする場合、前記造形本体3をエッフェル塔の形状にすることもできるなど(即ち、
図6及び
図7に示す造形)、いろんな造形を選択することができるが、それらに限定されない。
【0030】
好ましくは、2枚の造形本体3はその造形に応じて、1つ以上の嵌合部6を設置し、
図6に示すように、2枚の造形本体3をエッフェル塔の形状にする場合、構造がより強固にするために、3つの嵌合部6(図示では嵌合部6がすでに展開されて嵌合突出部10と嵌合開口11にした)を設置した。
【0031】
また、
図8及び
図9を参照し、
図8は本発明の創意的組み立て構造物に、更に造形物が設置された状態を示す概略図であり、
図9は本発明の創意的組み立て構造物の造形物とそれに対応する台座を示す概略図である。創意的組み立て構造物1の台座2の上面には、更に美感を向上するための複数の造形物12を挿し込むための複数の第2スリット14を有することができる。前記複数の造形物12はそれぞれ2つの第2突出部13と、折り線9と、複数の造形孔7と各造形孔の下に設置された隙間8を有し、かつ各造形物12も左右対称の形状を有する。
【0032】
図3を参照し、
図3は本発明の創意的組み立て構造物の造形本体が折りたたんだ状態を示す概略図である。前記造形物12の2つの第2突出部13は前記造形物12の下端に設置され、前記折り線9は前記造形物12の中央に沿って上端から下端までに設置され、前記造形物12が左右折りたたんだ後に対称の形状を有し、前記造形物12の前記複数の造形孔7は、前記造形物12の内部に設置される。
【0033】
図11ないし
図13を参照し、
図11ないし
図13は本発明の創意的組み立て構造物と造形物を組み立てた状態を示す概略図である。前記造形本体3の組み立て方法は上述する態様と同じであるが、前記複数の造形物12を組み立てる場合も、前記複数の造形物12をそれぞれ折り線9に沿って折りたたんだ後、前記複数の造形物12の下端にそれぞれ設置された2つの突出部13を前記台座2の複数の第2スリット14中に挿し込んで固定することで、前記複数の造形物12の組み立てが完成する。
【0034】
図14及び
図15を参照し、
図14及び
図15は本発明の創意的組み立て構造物の別の造形本体と造形物を示す概略図である。前記複数の造形物12も、使う場面によって異なる造形を選択することができる。例えばクリスマス用の紙製のプチギフトにする場合、前記複数の造形物12をクリスマスツリーの形状にすることができ(即ち、
図8または
図9)、或いは建造物の置物にする場合、前記複数の造形物12を観光客の形状(即ち、
図14または
図15)にすることもできるなど、いろんな造形を選択することができるが、それらに限定されない。
【0035】
また、前記複数の造形物12の数も、需要に応じて選択することができる。例えばクリスマス用の紙製のプチギフトにする場合、台座2の前記複数の第2スリット14の数が使い切るまで造形物12を挿し込むことができ、或いは建造物の置物にする場合、造形物12を一つだけ使って台座の前記複数の第2スリット14のいずれかに挿し込むことができる。
【0036】
上記の説明は、限定的なものではなく、単なる例示的なものであり、本発明の趣旨および範囲から逸脱しない同等の修正または変更は、添付の特許請求の範囲に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0037】
1 創意的組み立て構造物
2 台座
3 造形本体
4 第1スリット
5 第1突出部
6 嵌合部
7 造形孔
8 隙間
9 折り線
10 嵌合突出部
11 嵌合開口
12 造形物
13 第2突出部
14 第2スリット
【要約】
【課題】創意的組み立て構造物を提供する。
【解決手段】本発明の創意的組み立て構造物は、台座と2枚の造形本体とを備え、台座の上面には、2枚の造形本体を挿し込むための複数の第1スリットを有し、2枚の造形本体の下端は、それぞれ台座の複数の第1スリットに挿し込むための2つの第1突出部を有し、2枚の造形本体の中央には、それぞれ2枚の造形本体を互いに嵌合するための少なくとも1つの嵌合部を有し、各造形本体は、折りたたむための左右対称の形状を有し、かつ各造形本体上にそれぞれ複数の造形孔と各造形孔の下に設置された隙間を有し、その隙間を使って飾りを掛けることができる。また、台座の上面には、更に複数の造形物を挿し込むための複数の第2スリットを有し、美感を向上できる。
【選択図】
図1