(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2023-11-06
(45)【発行日】2023-11-14
(54)【発明の名称】コンテンツ共有方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04L 67/00 20220101AFI20231107BHJP
G06Q 10/10 20230101ALI20231107BHJP
【FI】
H04L67/00
G06Q10/10
(21)【出願番号】P 2022521529
(86)(22)【出願日】2020-09-29
(86)【国際出願番号】 CN2020118652
(87)【国際公開番号】W WO2021068789
(87)【国際公開日】2021-04-15
【審査請求日】2022-06-06
(31)【優先権主張番号】201910954054.4
(32)【優先日】2019-10-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521028361
【氏名又は名称】ティントーク ホールディング(ケイマン)リミティド
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100153729
【氏名又は名称】森本 有一
(72)【発明者】
【氏名】カン シャンミンシュエ
(72)【発明者】
【氏名】ワン ロンチュン
(72)【発明者】
【氏名】ウー シンホー
【審査官】木村 雅也
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-085090(JP,A)
【文献】特開2014-071874(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04L 67/00
G06Q 10/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバによって、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを、端末側アプリケーションを介して受信することであって、前記コンテンツ共有リクエストは、前記共有者ユーザが位置する特定の組織において、前記共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、受信することと、
前記端末側アプリケーションに対する前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することと、
を含み、前記公開することは、
前記端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記共有されるべきコンテンツを送信することと、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
【請求項2】
前記共有者ユーザは、前記特定の組織内の任意のメンバである、又は、前記共有者ユーザは、前記特定の組織内で共有許可を有するメンバである、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記特定の組織内のメンバは、予め規定されたユーザ関係を満たし、
前記予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること及び/又は同じイベントに参加することを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記特定の組織は、対応する関連グループを有し、
前記サーバによって、グループメンバが前記特定の組織のメンバと一対一対応を有することができるように、前記関連グループのために前記特定の組織を確立することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースは、前記コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリを備える、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記サーバによって、前記コンテンツ共有インターフェース内の前記共有されるべきコンテンツ及び/又は前記共有されるべきコンテンツのアクセスリンクを前記特定の組織の前記関連グループに送信することをさらに含む、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記サーバによって、前記特定の組織に対する申請者ユーザの参加リクエストを受信することと、
前記サーバによって、前記申請者ユーザが前記特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて前記参加リクエストを開始することを決定するとき、前記申請者ユーザを前記特定の組織に追加すること、さもなければ追加を拒否することと、
を更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含み、前記コンテンツ共有インターフェースは、前記特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、及び前記少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に前記公開することは、
前記共有されるべきコンテンツが前記コンテンツ共有一般インターフェースもしくはコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、前記共有者ユーザの許可レベルに従って、前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織もしくは前記特定の組織のサブレベル組織に公開すること、又は
前記共有されるべきコンテンツが前記コンテンツ共有一般インターフェースもしくは前記共有者ユーザが位置する前記サブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、前記共有者ユーザの構成情報に従って、前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織もしくは前記共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、前記特定の組織のすべてのメンバに限定され、
コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、前記特定の組織のすべてのメンバ又は対応するサブレベル組織のメンバに限定される、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
サーバによって、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを、端末側アプリケーションを介して受信することと、
前記端末側アプリケーションに対する前記サーバによって、前記共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することと、
を含み、前記公開することは、
前記端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記共有されるべきコンテンツを送信することと、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
【請求項12】
端末によって、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び前記共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することと、
前記端末によって、サーバが前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することができるように前記サーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することと、
を含み、前記公開することは、
端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記共有されるべきコンテンツを送信することと、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
【請求項13】
端末によって、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することであって、前記グループは、前記ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、表示することと、
前記メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、前記端末によって、前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することであって、前記コンテンツ共有インターフェースは、前記特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、始動することと、
を含み、前記共有コンテンツは、
端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、
共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを送信し、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することによって公開される、コンテンツ共有方法。
【請求項14】
前記端末によって、前記アクセスエントリの表示領域内にプロンプト情報を表示することであって、前記プロンプト情報は、前記コンテンツ共有インターフェース内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示すために使用される、表示することを更に含む、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記端末によって、前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを前記始動することは、
前記端末によって、前記メッセージ送信/受信インターフェースから前記コンテンツ共有インターフェースへジャンプすること、又は
前記端末によって、フローティング様式で前記メッセージ送信/受信インターフェースの上に前記コンテンツ共有インターフェースを表示すること、又は
前記端末によって、前記メッセージ送信/受信インターフェース及び前記コンテンツ共有インターフェースを並べて表示することを含む、請求項13に記載の方法。
【請求項16】
サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを、端末側アプリケーションを介して受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニットであって、前記コンテンツ共有リクエストは、前記共有者ユーザが位置する特定の組織において、前記共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、リクエスト受信ユニットと、
前記端末側アプリケーションに対する前記サーバが、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと、
を備え、前記公開することは、
前記端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記共有されるべきコンテンツを送信することと、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することと、
を含む、コンテンツ共有装置。
【請求項17】
サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを、端末側アプリケーションを介して受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニットと、
前記端末側アプリケーションに対する前記サーバが、前記共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと、
を備え、前記公開することは、
前記端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記共有されるべきコンテンツを送信することと、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することと、
を含む、コンテンツ共有装置。
【請求項18】
端末が、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び前記共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することを可能にするように構成される、決定ユニットと、
前記共有されるべきコンテンツが前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記端末が、サーバが前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することができるように前記サーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することを可能にするように構成される、リクエストユニットと、
を備え、前記公開することは、
端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記共有されるべきコンテンツを送信することと、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することと、
を含む、コンテンツ共有装置。
【請求項19】
端末が、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することを可能にするように構成される、グループインターフェース表示ユニットであって、前記グループは、前記ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、グループインターフェース表示ユニットと、
前記メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、前記端末が、前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することを可能にするように構成される、共有インターフェース表示ユニットであって、前記コンテンツ共有インターフェースは、前記特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、共有インターフェース表示ユニットと、
を備え、前記共有コンテンツは、
端末側アプリケーションのコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、
共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを送信し、
前記端末側アプリケーションを使用する前記特定の組織内のメンバが前記コンテンツ共有インターフェース上で前記送信された共有されるべきコンテンツを見るオプションを有すること又は、前記端末側アプリケーションのメッセージ送信/受信インターフェース上の前記送信された共有されるべきコンテンツのリンクにアクセスすることであって、前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することによって公開される、コンテンツ共有装置。
【請求項20】
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、
を備える、電子デバイスであって、
前記プロセッサは、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法を実施するために前記実行可能な命令を実行するように構成される、電子デバイス。
【請求項21】
コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、請求項1から15のいずれか一項に記載の方法におけるステップを実施するためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項22】
前記コンテンツ共有インターフェース上に前記共有されるべきコンテンツが提示されることによって、前記メッセージ送信/受信インターフェース内のグループメンバ間のチャットメッセージがコンテンツをあふれさせるのを回避する、請求項1に記載の方法。
【請求項23】
前記リンクを前記メッセージ送信/受信インターフェースに送信することは、
前記メッセージ送信/受信インターフェース上にすでに位置するメンバが前記コンテンツ共有インターフェースに切り替える必要なく前記メッセージ送信/受信インターフェースの前記共有されるべきコンテンツを見ることができるようにすることを含む、請求項1に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年10月9日に提出された「コンテンツ共有方法及び装置」という表題の中国特許出願第201910954054.4号の優先権を主張するものであり、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0002】
本明細書の1つ又は複数の実施形態は、インターネット技術の分野、特に、コンテンツ共有方法及び装置に関する。
【背景技術】
【0003】
関連技術において、データ伝送は、効率的な通信がユーザ間で達成されるように、通信アプリケーションに基づいてユーザ間で実現されることができる。例えば、単一のチャットが、一対一通信を実現するためにユーザ間で確立されることができ、また通信効率を向上させるため、グループチャットが、すべてのグループメンバ同士の効率的な通信を実現するために確立されることができる。
【0004】
しかしながら、グループ通信は、通常、メンバ間のスモールチャットの大量のコンテンツと容易に混合され、一部の価値のあるコンテンツをあふれさせることさえある。
【発明の概要】
【0005】
この観点において、本明細書の1つ又は複数の実施形態は、コンテンツ共有方法及び装置を提供する。
【0006】
先述の目的を達成するため、本明細書の1つ又は複数の実施形態は、以下の技術ソリューションを提供する。
【0007】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第1の態様によると、
サーバによって、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを、受信することであって、コンテンツ共有リクエストは、共有者ユーザが位置する特定の組織において、共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、受信することと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバによって、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することと
を含む、コンテンツ共有方法が提供される。
【0008】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第2の態様によると、
サーバによって、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバによって、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することと
を含む、コンテンツ共有方法が提供される。
【0009】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第3の態様によると、
端末によって、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、端末によって、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができるようにサーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することと
を含む、コンテンツ共有方法が提供される。
【0010】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第4の態様によると、
端末によって、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することであって、グループは、ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、表示することと、
メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、端末によって、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することであって、コンテンツ共有インターフェースは、特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、始動することと
を含む、コンテンツ共有方法が提供される。
【0011】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第5の態様によると、
サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニットであって、コンテンツ共有リクエストは、共有者ユーザが位置する特定の組織において、共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、リクエスト受信ユニットと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと
を含む、コンテンツ共有装置が提供される。
【0012】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第6の態様によると、
サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニットと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバが、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと
を含む、コンテンツ共有装置が提供される。
【0013】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第7の態様によると、
端末が、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することを可能にするように構成される、決定ユニットと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、端末が、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができるようにサーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することを可能にするように構成される、リクエストユニットと
を含む、コンテンツ共有装置が提供される。
【0014】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第8の態様によると、
端末が、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することを可能にするように構成される、グループインターフェース表示ユニットであって、グループは、ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、グループインターフェース表示ユニットと、
メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、端末が、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することを可能にするように構成される、共有インターフェース表示ユニットであって、コンテンツ共有インターフェースは、特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、共有インターフェース表示ユニットと
を含む、コンテンツ共有装置が提供される。
【0015】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第9の態様によると、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと
を含む、電子デバイスであって、
プロセッサは、第1の態様又は第2の態様に記載の方法を実施するために実行可能な命令を実行するように構成される、電子デバイスが提供される。
【0016】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第10の態様によると、コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、第1の態様又は第2の態様に記載の方法におけるステップを実施するためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。
【0017】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第11の態様によると、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと
を含む、電子デバイスであって、
プロセッサは、第3の態様又は第4の態様に記載の方法を実施するために実行可能な命令を実行するように構成される、電子デバイスが提供される。
【0018】
本明細書の1つ又は複数の実施形態の第12の態様によると、コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、命令は、第3の態様又は第4の態様に記載の方法におけるステップを実施するためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】例示的な実施形態による、コンテンツ共有システムの概略アーキテクチャ図である。
【
図2】例示的な実施形態による、サーバ側でのコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図3】例示的な実施形態による、サーバ側でのコンテンツ共有方法の別のフローチャートである。
【
図4】例示的な実施形態による、端末側でのコンテンツ共有方法のフローチャートである。
【
図5】例示的な実施形態による、端末側でのコンテンツ共有方法の別のフローチャートである。
【
図6】例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースの概略図である。
【
図7】例示的な実施形態による、グループチャットインターフェースの概略図である。
【
図8】例示的な実施形態による、グループチャットインターフェースの別の概略図である。
【
図9】例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースの別の概略図である。
【
図10】例示的な実施形態による、グループチャットインターフェース上で共有コンテンツをプッシュすることの概略図である。
【
図11】例示的な実施形態による、グループチャットインターフェース上で共有コンテンツをプッシュすることの別の概略図である。
【
図12】例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースにアクセスすることの概略図である。
【
図13】例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースにアクセスすることの概略図である。
【
図14】例示的な実施形態による、組織に参加するようにユーザを招待することの概略図である。
【
図15】例示的な実施形態による、組織に参加するようにユーザを招待することの概略図である。
【
図16】例示的な実施形態による、サーバ側のデバイスの概略構造図である。
【
図17】例示的な実施形態による、サーバ側のコンテンツ共有装置のブロック図である。
【
図18】例示的な実施形態による、サーバ側のデバイスの別の概略構造図である。
【
図19】例示的な実施形態による、サーバ側のコンテンツ共有装置の別のブロック図である。
【
図20】例示的な実施形態による、端末側のデバイスの概略構造図である。
【
図21】例示的な実施形態による、端末側のコンテンツ共有装置のブロック図である。
【
図22】例示的な実施形態による、端末側のデバイスの別の概略構造図である。
【
図23】例示的な実施形態による、端末側のコンテンツ共有装置の別のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
例示的な実施形態が本明細書に詳細に説明され、例示的な実施形態の例が添付の図面に示される。以下の説明は、添付の図面に関与し、別のことが示されない限り、異なる添付の図面内の同じ数字は、同じ又は同様の要素を表す。以下の例示的な実施形態に説明される実装形態は、すべてが本明細書の1つ又は複数の実施形態と一貫する実装形態ではなく、それよりも、添付の特許請求項に詳細に説明される、及び本明細書の1つ又は複数の実施形態のいくつかの態様と一貫する、装置及び方法の例にすぎない。
【0021】
他の実施形態において、対応する方法のステップは、本明細書に示され説明される順序に従って必ずしも実施されないということに留意されたい。いくつかの他の実施形態において、本方法は、本明細書内に説明されるものよりも多くの、又は少ないステップを含むことができる。加えて、本明細書に説明される単一のステップは、他の実施形態においては説明のために複数のステップへと分割されることができ、本明細書に説明される複数のステップは、他の実施形態においては説明のために組み合わされて単一のステップにされることができる。
【0022】
図1は、例示的な実施形態による、コンテンツ共有システムの概略アーキテクチャ図である。
図1に示されるように、本システムは、サーバ11、ネットワーク12、ならびに、携帯電話13、携帯電話14、及び携帯電話15などのいくつかの電子デバイスを含むことができる。
【0023】
サーバ11は、独立ホストを含む物理サーバであってもよい。代替的に、サーバ11は、ホストクラスタによって保持される仮想サーバであってもよい。実行中、サーバ11は、アプリケーションの関連サービス機能を達成するためにアプリケーションのサーバ側でプログラムを実行することができる。例えば、サーバ11がインスタントメッセージアプリケーションのプログラムを実行するとき、サーバは、インスタントメッセージアプリケーションのサーバエンドとして実装されることができる。
【0024】
この実施形態において、インスタントメッセージアプリケーションは、一般インスタントメッセージアプリケーション又は企業インスタントメッセージアプリケーションを含むことができ、これは本明細書においては限定されない。インスタントメッセージアプリケーションは、通信機能を実施することができるだけでなく、例えば、調査及び承認イベント(例えば、欠席願い、事務用品の要求、及び財務などの、調査及び承認イベント)、出席確認イベント、タスクイベント、又はログイベントなどの機関のイベントを処理することなど、多くの他の機能の統合機能プラットフォームとして使用されることができ、これは本明細書の1つ又は複数の実施形態においては限定されない。
【0025】
携帯電話13~15は、ユーザによって使用されることができる電子デバイスのタイプにすぎない。実際には、ユーザは、代替的に、当然ながら以下のタイプの電子デバイス:タブレットデバイス、ノートブックコンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、ウェアラブルデバイス(スマートグラス又はスマートウォッチなど)、及び同種のものを使用することができる。これは、本明細書の1つ又は複数の実施形態においては限定されない。実行中、電子デバイスは、アプリケーションの関連サービス機能を達成するためにアプリケーションのクライアント側でプログラムを実行することができる。例えば、電子デバイスがインスタントメッセージアプリケーションのプログラムを実行するとき、電子デバイスは、インスタントメッセージアプリケーションのクライアントとして実装されることができる。
【0026】
インスタントメッセージアプリケーションのクライアントのアプリケーションは、電子デバイス上に事前インストールされることができ、この場合クライアントは、電子デバイス上で始動及び実行することができるということに留意されたい。確実に、HTML5などの技術のオンライン「クライアント」が使用されるとき、クライアントは、電子デバイス上に対応するアプリケーションをインストールすることなく、獲得及び実行されることができる。
【0027】
ネットワーク12は、複数のタイプの有線又はワイヤレスネットワークを含むことができ、このネットワーク12を通じて携帯電話13~15及びサーバ11が互いと対話する。一実施形態において、ネットワーク12は、公衆交換電話網(PSTN)及びインターネットを含むことができる。加えて、携帯電話13~15などの電子デバイスはまた、ネットワーク12を通じて互いと通信及び対話することができる。例えば、単一のチャット通信セッションが、任意の2つの電子デバイス間で確立されるか、又はいくつかの電子デバイスは、同じグループチャット通信セッションに参加することができるため、任意のユーザは、ユーザの電子デバイスを使用することによって、グループチャット通信セッション内の他のユーザに通信メッセージを送信することができる。
【0028】
図2は、例示的な実施形態による、サーバ側でのコンテンツ共有方法のフローチャートである。
図2に示されるように、本方法は、サーバ(例えば、
図1に示されるサーバ11)に適用可能であり、以下のステップを含むことができる。
【0029】
ステップ202:サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信し、コンテンツ共有リクエストは、共有者ユーザが位置する特定の組織において、共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される。
【0030】
一実施形態において、アプリケーションのサーバ側のプログラムは、サーバがアプリケーションのサーバエンドとして構成されることができるように、サーバ上で実行する。それに応じて、アプリケーションの端末側のプログラムは、端末がアプリケーションのクライアントとして構成されることができるように、共有者ユーザによって使用される端末上で実行する。したがって、対話は、先述のアプリケーションに基づいてサーバと共有者ユーザによって使用される端末との間で実施されることができる。例えば、アプリケーションは、通信アプリケーション、例えば、インスタントメッセージアプリケーション又は別のタイプの通信アプリケーションであってもよい。
【0031】
一実施形態において、共有者ユーザは、コンテンツ共有動作を実施するユーザである。例えば、共有者ユーザは、共有者ユーザが位置する特定の組織に、共有されるべきコンテンツを共有しようとする。同様に、別のユーザが別のユーザが位置する組織内でコンテンツを共有しようとするとき、別のユーザもまた、共有者ユーザになることができる。言い換えると、共有者ユーザは、固定ユーザというよりもユーザ役である。
【0032】
一実施形態において、共有者ユーザは、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有リクエストに追加して、コンテンツ共有リクエストをサーバに送信することができる。代替的に、共有者ユーザは、独立して、共有されるべきコンテンツ及びコンテンツ共有リクエストをサーバに送信することができる。代替的に、共有者ユーザは、共有されるべきコンテンツをストレージ空間(例えば、サーバによって維持されるストレージ空間又はサーバがアクセス可能な別のストレージ空間)に前もって送信し、コンテンツ共有リクエストを使用することによって、サーバに、共有されるべきコンテンツをストレージ空間から獲得するように命令することができる。
【0033】
一実施形態において、共有者ユーザは、特定の組織内の任意のメンバであってもよい。言い換えると、特定の組織内の各メンバは、特定の組織のためのコンテンツを共有するために共有者ユーザとして使用されることができる。
【0034】
一実施形態において、共有者ユーザは、特定の組織内の共有許可を有する任意のメンバであってもよい。言い換えると、特定の組織内の異なるメンバの許可は、共有許可を有するメンバが、特定の組織のためのコンテンツを共有するために先述の共有者ユーザとして使用されることができ、共有許可を有さない他のメンバが、特定の組織のためのコンテンツを共有することができないように、異なっていてもよい。例えば、特定の組織のメンバは、管理者及び一般メンバを含むことができる。管理者は、共有許可を有することができ、少なくとも1つの一般メンバに対して共有許可を付与すること又は無効にすることができる。別の例では、特定の組織は、対応する組織構造を有し、各メンバは、予め設定されたレベルよりも低くない対応するレベルにあるメンバが、共有許可を有することができ、予め設定されたレベルよりも低い対応するレベルにあるメンバが、共有許可を有さないように、組織構造内の対応するレベルにある。別の例では、特定の組織は、関連試験タスクを有することができる。試験タスクを完了すると、メンバは、共有許可を自動的に獲得することができる。特定の組織内のメンバは、代替的に、他の様式で共有許可を獲得することができ、これは本明細書においては限定されない。
【0035】
一実施形態において、共有されるべきコンテンツは、テキスト、画像、動画、音声、表などの任意のタイプのコンテンツを含むことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0036】
一実施形態において、本明細書の特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を有することができる。関連技術におけるコミュニティ(例えば、電子掲示板システム(BBS))及びポストバーなどのシナリオでの緩い関係と区別するために、共有されるべきコンテンツを公開するとき、メンバは、メンバ間のコンテンツ共有が、より効率的及び制御可能であるように、比較的近い相互関係について考慮し、不適切な共有されるべきコンテンツを公開することを積極的に回避する必要がある。
【0037】
一実施形態において、特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を反映するために、予め規定されたユーザ関係を満たす。例えば、予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること、を含むことができる。本明細書における機関は、企業、病院、学校、軍隊、政府機関、先述のタイプの機関内の部署、又は同種のものと理解されることができる。これは、本明細書においては限定されない。別の例では、予め規定されたユーザ関係は、同じイベントに参加すること、を含むことができる。イベントは、タスクイベント、会議イベント、診断及び処置イベント、教育イベント、ならびに同種のものを含むことができる。確実に、ユーザ関係は、他のタイプの比較的近い相互関係をさらに含むことができる。例えば、メンバ間には友人関係又は協力関係が存在する。代替的に、ユーザ関係は、先述の複数の関係を同時に(例えば、同じ機関に属すること及び同じイベントに参加することを同時に、また別の例では、協力関係を有すること及び同じイベントに参加することを同時に)満たすことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0038】
一実施形態において、特定の組織は、既存の機関に基づいて確立されることができる。例えば、既存の企業の場合、特定の組織は、サーバによって維持される企業の組織構造に基づいて確立されることができ、そのため、企業のメンバは、特定の組織のメンバとして追加され、特定の組織のメンバによって形成される組織構造は、企業のメンバによって形成される組織構造と同じであってもよい(又は異なってもよい)。例えば、企業の管理者は、サーバが企業の組織構造に基づいて特定の組織を確立することができるように、サーバに対する組織確立リクエストを開始することができる。
【0039】
一実施形態において、特定の組織の参加形式は、招待のみであってもよい。例えば、申請者ユーザは、サーバに対する特定の組織の参加リクエストを開始することができ、サーバは、申請者ユーザが特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて参加リクエストを開始することを決定するとき、受信した参加リクエストに基づいて申請者ユーザを特定の組織に追加することができ、さもなければ、サーバは、追加することを拒否する。言い換えると、特定の組織のメンバが申請者ユーザに参加招待状を送信し、申請者ユーザがその参加招待状に基づいて参加リクエストを開始するときにのみ、サーバは、申請者ユーザのリクエストに同意し、申請者ユーザを特定の組織に追加する。申請者ユーザが、参加招待状を受信することなく特定の組織の参加リクエストを直接送信するとき、サーバは、参加リクエストを拒否することになる。
【0040】
ステップ204:共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開する。
【0041】
一実施形態において、関連技術における特定の組織に対応する関連グループ内で共有されるべきコンテンツを公開することと比較して、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開した後、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース内で共有されるべきコンテンツを提示することにより、すべての共有コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース内で一様に表示されることができ、表示されたコンテンツに対するグループメンバ間のスモールチャットのコンテンツの影響は、特定の組織のメンバが共有コンテンツをより簡便に見ることができることを確実にするために回避されることができ、これによりコンテンツ配信効率を向上させるのを助ける。
【0042】
一実施形態において、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースと特定の組織との間に予め設定された関連性が存在することを意味する。例えば、特定の組織は、1つのみの関連コンテンツ共有インターフェースを有し、コンテンツ共有インターフェースは、任意のメンバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するとき(この任意のメンバが共有許可を有すると仮定して)、共有されるべきコンテンツが、コンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、特定の組織全体に対応する。別の例では、特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含むことができる。特定の組織と少なくとも1つのサブレベル組織との関係は、企業と部署、病院と部門、学校とクラス、又は同種のものの関係と同様である。特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを含むことができる。すなわち、コンテンツ共有一般インターフェースは、特定の組織全体に対応し、コンテンツ共有サブインターフェースは、サブレベル組織(すなわち、特定の組織全体の一部分)に対応する。特定の組織は、複数のサブレベル組織を含むことができる。サブレベル組織は、互いと独立していてもよく、又は、少なくとも一部分の重複が存在してもよく、相対的に高いレベルにあるいくつかのサブレベル組織は、1つ又は複数の他のより低いレベルのサブレベル組織を完全に含むことさえもできる。例えば、企業シナリオでは、開発部署は、サブレベル組織1に対応し、開発部署の下位ソフトウェア開発部署は、サブレベル組織2に対応し、開発部署の下位ハードウェア開発部署は、サブレベル組織3に対応し、またこのとき、サブレベル組織1は、サブレベル組織2及びサブレベル組織3を含むと考えることができ、サブレベル組織2及びサブレベル組織3は、互いから独立している。
【0043】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースの両方が存在する場合、共有者ユーザによって開始されるコンテンツ共有リクエストについて、共有されるべきコンテンツは、コンテンツ共有一般インターフェース又はコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、特定の組織又は特定の組織のサブレベル組織に公開されることができる。例えば、サーバは、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開すべきか、特定の組織のサブレベル組織に公開すべきかを、共有者ユーザの許可レベルに従って決定することができる。共有者ユーザの許可レベルが特定の組織に対応する許可レベル要件に一致する場合(確実に、この場合、共有者ユーザの許可レベルは、通常、サブレベル組織に対応する許可レベル要件にも一致する)、サーバは、デフォルトでは、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有一般インターフェース上に提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができる。共有者ユーザの許可レベルがサブレベル組織に対応する許可レベル要件に一致する(共有者ユーザは、サブレベル組織に位置する場合とそうでない場合とがある)が、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致しない場合、サーバは、デフォルトでは、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織のサブレベル組織に公開することができる。別の例では、サーバは、コンテンツ共有一般インターフェース又は共有者ユーザが位置するサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するか、共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開するかを、共有者ユーザの構成情報に従って決定することができる。言い換えると、共有者ユーザの許可レベルは、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致することができるが、共有者ユーザは依然として、構成情報を設定することによって、対応するコンテンツ共有一般インターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開する代わりに、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することができる。
【0044】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースは、対応するアクセス許可を有するユーザだけがアクセス可能であるように、対応するアクセス許可を有する。例えば、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスできるかどうかは、特定の組織又はサブレベル組織についてのユーザの所属状況に従って決定されることができる。コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、特定の組織のすべてのメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバが特定の組織に属することから、メンバは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェースのためのアクセス許可を有し、特定の組織に属していないユーザは、コンテンツ共有一般インターフェースにアクセスすることができない。コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、対応するサブレベル組織のメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバがサブレベル組織に属することから、メンバは、サブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースのためのアクセス許可を有し、サブレベル組織に属していないユーザは、たとえユーザが特定の組織に属するとしても、コンテンツ共有サブインターフェースにアクセスすることができない。確実に、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスするための許可を有するかどうかは、代替的に、他の様式で決定されてもよい。例えば、先述のサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースでは、特定の組織のすべてのメンバは、アクセス許可を有するように設定されることができ、これは本明細書においては限定されない。
【0045】
一実施形態において、サーバは、グループメンバが特定の組織のメンバとの一対一対応を有することができるように、特定の組織のための関連グループを確立することができ、これにより、特定の組織のメンバが関連グループに基づいて効率的な通信を実施することを促進する。同様に、既存のグループでは、サーバは、そのグループのための対応する組織を確立することもできる。特定の組織及びその関連グループでは、対話は、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースと関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースとの間で実現されて、メンバが迅速なインターフェース切り替えを実現することを促進することができる。例えば、関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリを含むことができ、またその逆も然りであり、メッセージ送信/受信インターフェースのためのアクセスエントリが、代替的に、コンテンツ共有インターフェースに追加されてもよい。1つの関連グループが存在してもよく、その関連グループのメンバは特定の組織のすべてのメンバであるか、又は、複数の関連グループが存在してもよく、特定の組織のすべてのメンバは、関連グループに別個に位置する、ということに留意されたい。
【0046】
一実施形態において、共有者ユーザが共有することを必要とする共有されるべきコンテンツを、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示することに加えて、サーバは、メンバが、共有されるべきコンテンツを、コンテンツ共有インターフェース上又はメッセージ送信/受信インターフェース上で見るかを選択することができるように、共有されるべきコンテンツを特定の組織の関連グループにさらに送信することができる。例えば、メッセージ送信/受信インターフェース上にすでに位置するメンバは、コンテンツ共有インターフェースに切り替えて共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース上で共有されるべきコンテンツを素早く見ることができる。サーバは、代替的に、他の様式で、メンバのために、共有されるべきコンテンツを見ることにおける簡便性を向上させることができる。例えば、サーバは、コンテンツ共有インターフェース内の共有されるべきコンテンツのアクセスリンクを特定の組織の関連グループに送信することができ、そのため、メンバは、メッセージ送信/受信インターフェース内では共有されるべきコンテンツを直接見ることができないが、メンバは、共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース内のアクセスリンクを単にトリガすることによって、共有されるべきコンテンツに素早くジャンプしてこれを見ることができる。
【0047】
図3は、例示的な実施形態による、サーバ側でのコンテンツ共有方法の別のフローチャートである。
図3に示されるように、本方法は、サーバ(例えば、
図1に示されるサーバ11)に適用可能であり、以下のステップを含むことができる。
【0048】
ステップ302:サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信する。
【0049】
一実施形態において、アプリケーションのサーバ側のプログラムは、サーバがアプリケーションのサーバエンドとして構成されることができるように、サーバ上で実行する。それに応じて、アプリケーションの端末側のプログラムは、端末がアプリケーションのクライアントとして構成されることができるように、共有者ユーザによって使用される端末上で実行する。したがって、対話は、先述のアプリケーションに基づいてサーバと共有者ユーザによって使用される端末との間で実施されることができる。例えば、アプリケーションは、通信アプリケーション、例えば、インスタントメッセージアプリケーション又は別のタイプの通信アプリケーションであってもよい。
【0050】
一実施形態において、共有者ユーザは、コンテンツ共有動作を実施するユーザである。例えば、共有者ユーザは、共有者ユーザが位置する特定の組織に、共有されるべきコンテンツを共有しようとする。同様に、別のユーザが別のユーザが位置する組織内でコンテンツを共有しようとするとき、別のユーザもまた、共有者ユーザになることができる。言い換えると、共有者ユーザは、固定ユーザというよりもユーザ役である。場合によっては、共有者ユーザは、特定の組織に属していないが、共有者ユーザは依然として、共有様式で、特定の組織のメンバが共有されるべきコンテンツを見ることを可能にすることができる。
【0051】
一実施形態において、共有者ユーザは、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有リクエストに追加して、コンテンツ共有リクエストをサーバに送信することができる。代替的に、共有者ユーザは、独立して、共有されるべきコンテンツ及びコンテンツ共有リクエストをサーバに送信することができる。代替的に、共有者ユーザは、共有されるべきコンテンツをストレージ空間(例えば、サーバによって維持されるストレージ空間又はサーバがアクセス可能な別のストレージ空間)に前もって送信し、コンテンツ共有リクエストを使用することによって、サーバに、共有されるべきコンテンツをストレージ空間から獲得するように命令することができる。
【0052】
一実施形態において、共有されるべきコンテンツは、テキスト、画像、動画、音声、又は表などの任意のタイプのコンテンツを含むことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0053】
一実施形態において、特定の組織に属している場合、共有者ユーザは、特定の組織内の任意のメンバであってもよい。言い換えると、特定の組織内の各メンバは、特定の組織のためのコンテンツを共有するために共有者ユーザとして使用されることができる。
【0054】
一実施形態において、共有者ユーザは、特定の組織内の共有許可を有するメンバであってもよい。言い換えると、特定の組織内の異なるメンバの許可は、共有許可を有するメンバが、特定の組織のためのコンテンツを共有するために先述の共有者ユーザとして使用されることができ、共有許可を有さない他のメンバが、特定の組織のためのコンテンツを共有することができないように、異なっていてもよい。例えば、特定の組織のメンバは、管理者及び一般メンバを含むことができる。管理者は、共有許可を有することができ、少なくとも1つの一般メンバに対して共有許可を付与すること又は無効にすることができる。別の例では、特定の組織は、対応する組織構造を有し、各メンバは、予め設定されたレベルよりも低くない対応するレベルにあるメンバが、共有許可を有することができ、予め設定されたレベルよりも低い対応するレベルにあるメンバが、共有許可を有さないように、組織構造内の対応するレベルにある。別の例では、特定の組織は、関連試験タスクを有することができる。試験タスクを完了すると、メンバは、共有許可を自動的に獲得することができる。特定の組織内のメンバは、代替的に、他の様式で共有許可を獲得することができ、これは本明細書においては限定されない。
【0055】
一実施形態において、本明細書の特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を有することができる。関連技術におけるコミュニティ(例えば、電子掲示板システム(BBS))及びポストバーなどのシナリオでの緩い関係と区別するために、共有されるべきコンテンツを公開するとき、メンバは、メンバ間のコンテンツ共有が、より効率的及び制御可能であるように、比較的近い相互関係について考慮し、不適切な共有されるべきコンテンツを公開することを積極的に回避する必要がある。
【0056】
一実施形態において、特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を反映するために、予め規定されたユーザ関係を満たす。例えば、予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること、を含むことができる。本明細書における機関は、企業、病院、学校、軍隊、政府機関、先述のタイプの機関内の部署、又は同種のものと理解されることができる。これは、本明細書においては限定されない。別の例では、予め規定されたユーザ関係は、同じイベントに参加すること、を含み得る。イベントは、タスクイベント、会議イベント、診断及び処置イベント、教育イベント、ならびに同種のものを含むことができる。確実に、ユーザ関係は、他のタイプの比較的近い相互関係をさらに含むことができる。例えば、メンバ間には友人関係又は協力関係が存在する。代替的に、ユーザ関係は、先述の複数の関係を同時に(例えば、同じ機関に属すること及び同じイベントに参加することを同時に、また別の例では、協力関係を有すること及び同じイベントに参加することを同時に)満たすことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0057】
一実施形態において、特定の組織は、既存の機関に基づいて確立されることができる。例えば、既存の企業の場合、特定の組織は、サーバによって維持される企業の組織構造に基づいて確立されることができ、そのため、企業のメンバは、特定の組織のメンバとして追加され、特定の組織のメンバによって形成される組織構造は、企業のメンバによって形成される組織構造と同じであってもよい(又は異なってもよい)。例えば、企業の管理者は、サーバが企業の組織構造に基づいて特定の組織を確立することができるように、サーバに対する組織確立リクエストを開始することができる。
【0058】
一実施形態において、特定の組織の参加形式は、招待のみであってもよい。例えば、申請者ユーザは、サーバに対する特定の組織の参加リクエストを開始することができ、サーバは、申請者ユーザが特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて参加リクエストを開始することを決定するとき、受信した参加リクエストに基づいて申請者ユーザを特定の組織に追加することができ、さもなければ、サーバは、追加することを拒否する。言い換えると、特定の組織のメンバが申請者ユーザに参加招待状を送信し、申請者ユーザがその参加招待状に基づいて参加リクエストを開始するときにのみ、サーバは、申請者ユーザのリクエストに同意し、申請者ユーザを特定の組織に追加する。申請者ユーザが、参加招待状を受信することなく特定の組織の参加リクエストを直接送信するとき、サーバは、参加リクエストを拒否することになる。
【0059】
ステップ304:共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバが、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開する。
【0060】
一実施形態において、関連技術における特定の組織に対応する関連グループ内で共有されるべきコンテンツを公開することと比較して、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開した後、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース内で共有されるべきコンテンツを提示することにより、すべての共有コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース内で一様に表示されることができ、表示されたコンテンツに対するグループメンバ間のスモールチャットのコンテンツの影響は、特定の組織のメンバが共有コンテンツをより簡便に見ることができることを確実にするために回避されることができ、これによりコンテンツ配信効率を向上させるのを助ける。
【0061】
一実施形態において、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースと特定の組織との間に予め設定された関連性が存在することを意味する。例えば、特定の組織は、1つのみの関連コンテンツ共有インターフェースを有し、コンテンツ共有インターフェースは、任意のメンバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するとき(この任意のメンバが共有許可を有すると仮定して)、共有されるべきコンテンツが、コンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、特定の組織全体に対応する。別の例では、特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含むことができる。特定の組織と少なくとも1つのサブレベル組織との関係は、企業と部署、病院と部門、学校とクラス、又は同種のものの関係と同様である。特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを含むことができる。すなわち、コンテンツ共有一般インターフェースは、特定の組織全体に対応し、コンテンツ共有サブインターフェースは、サブレベル組織(すなわち、特定の組織全体の一部分)に対応する。特定の組織は、複数のサブレベル組織を含むことができる。サブレベル組織は、互いと独立していてもよく、又は、少なくとも一部分の重複が存在してもよく、相対的に高いレベルにあるいくつかのサブレベル組織は、1つ又は複数の他のより低いレベルのサブレベル組織を完全に含むことさえもできる。例えば、企業シナリオでは、開発部署は、サブレベル組織1に対応し、開発部署の下位ソフトウェア開発部署は、サブレベル組織2に対応し、開発部署の下位ハードウェア開発部署は、サブレベル組織3に対応し、またこのとき、サブレベル組織1は、サブレベル組織2及びサブレベル組織3を含むと考えることができ、サブレベル組織2及びサブレベル組織3は、互いから独立している。
【0062】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースの両方が存在する場合、共有者ユーザによって開始されるコンテンツ共有リクエストについて、共有されるべきコンテンツは、コンテンツ共有一般インターフェース又はコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、特定の組織又は特定の組織のサブレベル組織に公開されることができる。例えば、サーバは、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開すべきか、特定の組織のサブレベル組織に公開すべきかを、共有者ユーザの許可レベルに従って決定することができる。共有者ユーザの許可レベルが特定の組織に対応する許可レベル要件に一致する場合(確実に、この場合、共有者ユーザの許可レベルは、通常、サブレベル組織に対応する許可レベル要件にも一致する)、サーバは、デフォルトでは、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有一般インターフェース上に提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができる。共有者ユーザの許可レベルがサブレベル組織に対応する許可レベル要件に一致する(共有者ユーザは、サブレベル組織に位置する場合とそうでない場合とがある)が、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致しない場合、サーバは、デフォルトでは、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織のサブレベル組織に公開することができる。別の例では、サーバは、コンテンツ共有一般インターフェース又は共有者ユーザが位置するサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するか、共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開するかを、共有者ユーザの構成情報に従って決定することができる。言い換えると、共有者ユーザの許可レベルは、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致することができるが、共有者ユーザは依然として、構成情報を設定することによって、対応するコンテンツ共有一般インターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開する代わりに、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することができる。
【0063】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースは、対応するアクセス許可を有するユーザだけがアクセス可能であるように、対応するアクセス許可を有する。例えば、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスできるかどうかは、特定の組織又はサブレベル組織についてのユーザの所属状況に従って決定されることができる。コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、特定の組織のすべてのメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバが特定の組織に属することから、メンバは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェースのためのアクセス許可を有し、特定の組織に属していないユーザは、コンテンツ共有一般インターフェースにアクセスすることができない。コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、対応するサブレベル組織のメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバがサブレベル組織に属することから、メンバは、サブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースのためのアクセス許可を有し、サブレベル組織に属していないユーザは、たとえユーザが特定の組織に属するとしても、コンテンツ共有サブインターフェースにアクセスすることができない。確実に、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスするための許可を有するかどうかは、代替的に、他の様式で決定されてもよい。例えば、先述のサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースでは、特定の組織のすべてのメンバは、アクセス許可を有するように設定されることができ、これは本明細書においては限定されない。
【0064】
一実施形態において、サーバは、グループメンバが特定の組織のメンバとの一対一対応を有することができるように、特定の組織のための関連グループを確立することができ、これにより、特定の組織のメンバが関連グループに基づいて効率的な通信を実施することを促進する。同様に、既存のグループでは、サーバは、そのグループのための対応する組織を確立することもできる。特定の組織及びその関連グループでは、対話は、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースと関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースとの間で実現されて、メンバが迅速なインターフェース切り替えを実現することを促進することができる。例えば、関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリを含むことができ、またその逆も然りであり、メッセージ送信/受信インターフェースのためのアクセスエントリが、代替的に、コンテンツ共有インターフェースに追加されてもよい。1つの関連グループが存在してもよく、その関連グループのメンバは特定の組織のすべてのメンバであるか、又は、複数の関連グループが存在してもよく、特定の組織のすべてのメンバは、関連グループに別個に位置する、ということに留意されたい。
【0065】
一実施形態において、共有者ユーザが共有することを必要とする共有されるべきコンテンツを、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示することに加えて、サーバは、メンバが、共有されるべきコンテンツを、コンテンツ共有インターフェース上又はメッセージ送信/受信インターフェース上で見るかを選択することができるように、共有されるべきコンテンツを特定の組織の関連グループにさらに送信することができる。例えば、メッセージ送信/受信インターフェース上にすでに位置するメンバは、コンテンツ共有インターフェースに切り替えて共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース上で共有されるべきコンテンツを素早く見ることができる。サーバは、代替的に、他の様式で、メンバのために、共有されるべきコンテンツを見ることにおける簡便性を向上させることができる。例えば、サーバは、コンテンツ共有インターフェース内の共有されるべきコンテンツのアクセスリンクを特定の組織の関連グループに送信することができ、そのため、メンバは、メッセージ送信/受信インターフェース内では共有されるべきコンテンツを直接見ることができないが、メンバは、共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース内のアクセスリンクを単にトリガすることによって、共有されるべきコンテンツに素早くジャンプしてこれを見ることができる。
【0066】
図4は、例示的な実施形態による、端末側でのコンテンツ共有方法のフローチャートである。
図4に示されるように、本方法は、端末(例えば、
図1に示される携帯電話13~15)に適用可能であり、以下のステップを含むことができる。
【0067】
ステップ402:端末が、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び共有者ユーザが位置する特定の組織を決定する。
【0068】
一実施形態において、共有者ユーザは、コンテンツ共有動作を実施するユーザである。例えば、共有者ユーザは、共有者ユーザが位置する特定の組織に、共有されるべきコンテンツを共有しようとする。同様に、別のユーザが位置する組織内でコンテンツを共有しようとするとき、別のユーザもまた、共有者ユーザになることができる。言い換えると、共有者ユーザは、固定ユーザというよりもユーザ役である。端末の視点からは、共有者ユーザは、端末上で共有動作を実施するユーザであり、共有者ユーザは、通常、共有者ユーザによって予め登録されたアカウント情報を用いて端末にログインする必要がある。すなわち、端末は、ログインアカウント情報に基づいて、対応するユーザのアイデンティティを区別する。
【0069】
一実施形態において、共有されるべきコンテンツは、テキスト、画像、動画、音声、又は表などの任意のタイプのコンテンツを含むことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0070】
一実施形態において、本明細書の特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を有することができる。関連技術におけるコミュニティ(例えば、電子掲示板システム(BBS))及びポストバーなどのシナリオでの緩い関係と区別するために、共有されるべきコンテンツを公開するとき、メンバは、メンバ間のコンテンツ共有が、より効率的及び制御可能であるように、比較的近い相互関係について考慮し、不適切な共有されるべきコンテンツを公開することを積極的に回避する必要がある。
【0071】
一実施形態において、特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を反映するために、予め規定されたユーザ関係を満たす。例えば、予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること、を含むことができる。本明細書における機関は、企業、病院、学校、軍隊、政府機関、先述のタイプの機関内の部署、又は同種のものと理解されることができる。これは、本明細書においては限定されない。別の例では、予め規定されたユーザ関係は、同じイベントに参加すること、を含み得る。イベントは、タスクイベント、会議イベント、診断及び処置イベント、教育イベント、ならびに同種のものを含むことができる。確実に、ユーザ関係は、他のタイプの比較的近い相互関係をさらに含むことができる。例えば、メンバ間には友人関係又は協力関係が存在する。代替的に、ユーザ関係は、先述の複数の関係を同時に(例えば、同じ機関に属すること及び同じイベントに参加することを同時に、また別の例では、協力関係を有すること及び同じイベントに参加することを同時に)満たすことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0072】
一実施形態において、特定の組織は、既存の機関に基づいて確立されることができる。例えば、既存の企業の場合、特定の組織は、サーバによって維持される企業の組織構造に基づいて確立されることができ、そのため、企業のメンバは、特定の組織のメンバとして追加され、特定の組織のメンバによって形成される組織構造は、企業のメンバによって形成される組織構造と同じであってもよい(又は異なってもよい)。例えば、企業の管理者は、サーバが企業の組織構造に基づいて特定の組織を確立することができるように、サーバに対する組織確立リクエストを開始することができる。
【0073】
一実施形態において、特定の組織の参加形式は、招待のみであってもよい。例えば、申請者ユーザは、サーバに対する特定の組織の参加リクエストを開始することができ、サーバは、申請者ユーザが特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて参加リクエストを開始することを決定するとき、受信した参加リクエストに基づいて申請者ユーザを特定の組織に追加することができ、さもなければ、サーバは、追加することを拒否する。言い換えると、特定の組織のメンバが申請者ユーザに参加招待状を送信し、申請者ユーザがその参加招待状に基づいて参加リクエストを開始するときにのみ、サーバは、申請者ユーザのリクエストに同意し、申請者ユーザを特定の組織に追加する。申請者ユーザが、参加招待状を受信することなく特定の組織の参加リクエストを直接送信するとき、サーバは、参加リクエストを拒否することになる。
【0074】
ステップ404:共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、端末が、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができるようにサーバへのコンテンツ共有リクエストを開始する。
【0075】
一実施形態において、アプリケーションのサーバ側のプログラムは、サーバがアプリケーションのサーバエンドとして構成されることができるように、サーバ上で実行する。それに応じて、アプリケーションの端末側のプログラムは、端末がアプリケーションのクライアントとして構成されることができるように、共有者ユーザによって使用される端末上で実行する。したがって、対話は、先述のアプリケーションに基づいてサーバと共有者ユーザによって使用される端末との間で実施されることができる。例えば、アプリケーションは、通信アプリケーション、例えば、インスタントメッセージアプリケーション又は別のタイプの通信アプリケーションであってもよい。
【0076】
一実施形態において、端末は、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有リクエストに追加して、コンテンツ共有リクエストをサーバに送信することができる。代替的に、端末は、独立して、共有されるべきコンテンツ及びコンテンツ共有リクエストをサーバに送信することができる。代替的に、端末は、共有されるべきコンテンツをストレージ空間(例えば、サーバによって維持されるストレージ空間又はサーバがアクセス可能な別のストレージ空間)に前もって送信し、コンテンツ共有リクエストを使用することによって、サーバに、共有されるべきコンテンツをストレージ空間から獲得するように命令することができる。
【0077】
一実施形態において、共有者ユーザは、特定の組織内の任意のメンバであってもよい。言い換えると、特定の組織内の各メンバは、特定の組織のためのコンテンツを共有するために共有者ユーザとして使用されることができる。
【0078】
一実施形態において、共有者ユーザは、特定の組織内の共有許可を有するメンバであってもよい。言い換えると、特定の組織内の異なるメンバの許可は、共有許可を有するメンバが、特定の組織のためのコンテンツを共有するために先述の共有者ユーザとして使用されることができ、共有許可を有さない他のメンバが、特定の組織のためのコンテンツを共有することができないように、異なっていてもよい。例えば、特定の組織のメンバは、管理者及び一般メンバを含むことができる。管理者は、共有許可を有することができ、少なくとも1つの一般メンバに対して共有許可を付与すること又は無効にすることができる。別の例では、特定の組織は、対応する組織構造を有し、各メンバは、予め設定されたレベルよりも低くない対応するレベルにあるメンバが、共有許可を有することができ、予め設定されたレベルよりも低い対応するレベルにあるメンバが、共有許可を有さないように、組織構造内の対応するレベルにある。別の例では、特定の組織は、関連試験タスクを有することができる。試験タスクを完了すると、メンバは、共有許可を自動的に獲得することができる。特定の組織内のメンバは、代替的に、他の様式で共有許可を獲得することができ、これは本明細書においては限定されない。
【0079】
一実施形態において、関連技術における特定の組織に対応する関連グループ内で共有されるべきコンテンツを公開することと比較して、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開した後、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース内で共有されるべきコンテンツを提示することにより、すべての共有コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース内で一様に表示されることができ、表示されたコンテンツに対するグループメンバ間のスモールチャットのコンテンツの影響は、特定の組織のメンバが共有コンテンツをより簡便に見ることができることを確実にするために回避されることができ、これによりコンテンツ配信効率を向上させるのを助ける。
【0080】
一実施形態において、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースと特定の組織との間に予め設定された関連性が存在することを意味する。例えば、特定の組織は、1つのみの関連コンテンツ共有インターフェースを有し、コンテンツ共有インターフェースは、任意のメンバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するとき(この任意のメンバが共有許可を有すると仮定して)、共有されるべきコンテンツが、コンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、特定の組織全体に対応する。別の例では、特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含むことができる。特定の組織と少なくとも1つのサブレベル組織との関係は、企業と部署、病院と部門、学校とクラス、又は同種のものの関係と同様である。特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを含むことができる。すなわち、コンテンツ共有一般インターフェースは、特定の組織全体に対応し、コンテンツ共有サブインターフェースは、サブレベル組織(すなわち、特定の組織全体の一部分)に対応する。特定の組織は、複数のサブレベル組織を含むことができる。サブレベル組織は、互いと独立していてもよく、又は、少なくとも一部分の重複が存在してもよく、相対的に高いレベルにあるいくつかのサブレベル組織は、1つ又は複数の他のより低いレベルのサブレベル組織を完全に含むことさえもできる。例えば、企業シナリオでは、開発部署は、サブレベル組織1に対応し、開発部署の下位ソフトウェア開発部署は、サブレベル組織2に対応し、開発部署の下位ハードウェア開発部署は、サブレベル組織3に対応し、またこのとき、サブレベル組織1は、サブレベル組織2及びサブレベル組織3を含むと考えることができ、サブレベル組織2及びサブレベル組織3は、互いから独立している。
【0081】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースの両方が存在する場合、共有者ユーザによって開始されるコンテンツ共有リクエストについて、共有されるべきコンテンツは、コンテンツ共有一般インターフェース又はコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、特定の組織又は特定の組織のサブレベル組織に公開されることができる。例えば、サーバは、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開すべきか、特定の組織のサブレベル組織に公開すべきかを、共有者ユーザの許可レベルに従って決定することができる。共有者ユーザの許可レベルが特定の組織に対応する許可レベル要件に一致する場合(確実に、この場合、共有者ユーザの許可レベルは、通常、サブレベル組織に対応する許可レベル要件にも一致する)、サーバは、デフォルトでは、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有一般インターフェース上に提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができる。共有者ユーザの許可レベルがサブレベル組織に対応する許可レベル要件に一致する(共有者ユーザは、サブレベル組織に位置する場合とそうでない場合とがある)が、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致しない場合、サーバは、デフォルトでは、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織のサブレベル組織に公開することができる。別の例では、サーバは、コンテンツ共有一般インターフェース又は共有者ユーザが位置するサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するか、共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開するかを、共有者ユーザの構成情報に従って決定することができる。言い換えると、共有者ユーザの許可レベルは、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致することができるが、共有者ユーザは依然として、構成情報を設定することによって、対応するコンテンツ共有一般インターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開する代わりに、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することができる。
【0082】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースは、対応するアクセス許可を有するユーザだけがアクセス可能であるように、対応するアクセス許可を有する。例えば、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスできるかどうかは、特定の組織又はサブレベル組織についてのユーザの所属状況に従って決定されることができる。コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、特定の組織のすべてのメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバが特定の組織に属することから、メンバは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェースのためのアクセス許可を有し、特定の組織に属していないユーザは、コンテンツ共有一般インターフェースにアクセスすることができない。コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、対応するサブレベル組織のメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバがサブレベル組織に属することから、メンバは、サブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースのためのアクセス許可を有し、サブレベル組織に属していないユーザは、たとえユーザが特定の組織に属するとしても、コンテンツ共有サブインターフェースにアクセスすることができない。確実に、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスするための許可を有するかどうかは、代替的に、他の様式で決定されてもよい。例えば、先述のサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースでは、特定の組織のすべてのメンバは、アクセス許可を有するように設定されることができ、これは本明細書においては限定されない。
【0083】
一実施形態において、サーバは、グループメンバが特定の組織のメンバとの一対一対応を有することができるように、特定の組織のための関連グループを確立することができ、これにより、特定の組織のメンバが関連グループに基づいて効率的な通信を実施することを促進する。同様に、既存のグループでは、サーバは、そのグループのための対応する組織を確立することもできる。特定の組織及びその関連グループでは、対話は、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースと関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースとの間で実現されて、メンバが迅速なインターフェース切り替えを実現することを促進することができる。例えば、関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリを含むことができ、またその逆も然りであり、メッセージ送信/受信インターフェースのためのアクセスエントリが、代替的に、コンテンツ共有インターフェースに追加されてもよい。1つの関連グループが存在してもよく、その関連グループのメンバは特定の組織のすべてのメンバであるか、又は、複数の関連グループが存在してもよく、特定の組織のすべてのメンバは、関連グループに別個に位置する、ということに留意されたい。
【0084】
一実施形態において、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースは、同じアプリケーションに属し、例えば、両方とも先述の通信アプリケーションに属する。端末が、メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動するとき、複数の表示様式が存在することができる。例えば、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースが互いから完全に独立している場合、それは、端末がメッセージ送信/受信インターフェースからコンテンツ共有インターフェースへジャンプすることに相当し、すなわち、端末の画面は、同じ時間点において、メッセージ送信/受信インターフェース又はコンテンツ共有インターフェースのみを表示する。別の例では、端末は、フローティング様式でメッセージ送信/受信インターフェースの上にコンテンツ共有インターフェースを表示することができる。別の例では、端末は、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースを並べて表示することができる。
【0085】
一実施形態において、共有者ユーザが共有することを必要とする共有されるべきコンテンツを、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示することに加えて、サーバは、メンバが、共有されるべきコンテンツを、コンテンツ共有インターフェース上又はメッセージ送信/受信インターフェース上で見るかを選択することができるように、共有されるべきコンテンツを特定の組織の関連グループにさらに送信することができる。例えば、メッセージ送信/受信インターフェース上にすでに位置するメンバは、コンテンツ共有インターフェースに切り替えて共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース上で共有されるべきコンテンツを素早く見ることができる。サーバは、代替的に、他の様式で、メンバのために、共有されるべきコンテンツを見ることにおける簡便性を向上させることができる。例えば、サーバは、コンテンツ共有インターフェース内の共有されるべきコンテンツのアクセスリンクを特定の組織の関連グループに送信することができ、そのため、メンバは、メッセージ送信/受信インターフェース内では共有されるべきコンテンツを直接見ることができないが、メンバは、共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース内のアクセスリンクを単にトリガすることによって、共有されるべきコンテンツに素早くジャンプしてこれを見ることができる。
【0086】
図5は、例示的な実施形態による、端末側でのコンテンツ共有方法の別のフローチャートである。
図5に示されるように、本方法は、端末(例えば、
図1に示される携帯電話13~15)に適用可能であり、以下のステップを含むことができる。
【0087】
ステップ502:端末が、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示し、グループは、ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する。
【0088】
一実施形態において、ローカルエンドユーザは、端末上のログインアカウントに対応するユーザである。メッセージ送信/受信インターフェースは、ローカルエンドユーザが、そのローカルエンドユーザが位置するグループ内の別のメンバによって送信された通信メッセージを見るために、又は別のメンバに通信メッセージを送信するために構成される。
【0089】
一実施形態において、本明細書の特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を有することができる。関連技術におけるコミュニティ(例えば、電子掲示板システム(BBS))及びポストバーなどのシナリオでの緩い関係と区別するために、共有されるべきコンテンツを公開するとき、メンバは、メンバ間のコンテンツ共有が、より効率的及び制御可能であるように、比較的近い相互関係について考慮し、不適切な共有されるべきコンテンツを公開することを積極的に回避する必要がある。
【0090】
一実施形態において、特定の組織内のメンバは、比較的近い相互関係を反映するために、予め規定されたユーザ関係を満たす。例えば、予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること、を含むことができる。本明細書における機関は、企業、病院、学校、軍隊、政府機関、先述のタイプの機関内の部署、又は同種のものと理解されることができる。これは、本明細書においては限定されない。別の例では、予め規定されたユーザ関係は、同じイベントに参加すること、を含み得る。イベントは、タスクイベント、会議イベント、診断及び処置イベント、教育イベント、ならびに同種のものを含むことができる。確実に、ユーザ関係は、他のタイプの比較的近い相互関係をさらに含むことができる。例えば、メンバ間には友人関係又は協力関係が存在する。代替的に、ユーザ関係は、先述の複数の関係を同時に(例えば、同じ機関に属すること及び同じイベントに参加することを同時に、また別の例では、協力関係を有すること及び同じイベントに参加することを同時に)満たすことができ、これは本明細書においては限定されない。
【0091】
一実施形態において、特定の組織は、既存の機関に基づいて確立されることができる。例えば、既存の企業の場合、特定の組織は、サーバによって維持される企業の組織構造に基づいて確立されることができ、そのため、企業のメンバは、特定の組織のメンバとして追加され、特定の組織のメンバによって形成される組織構造は、企業のメンバによって形成される組織構造と同じであってもよい(又は異なってもよい)。例えば、企業の管理者は、サーバが企業の組織構造に基づいて特定の組織を確立することができるように、サーバに対する組織確立リクエストを開始することができる。
【0092】
一実施形態において、特定の組織の参加形式は、招待のみであってもよい。例えば、申請者ユーザは、サーバに対する特定の組織の参加リクエストを開始することができ、サーバは、申請者ユーザが特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて参加リクエストを開始することを決定するとき、受信した参加リクエストに基づいて申請者ユーザを特定の組織に追加することができ、さもなければ、サーバは、追加することを拒否する。言い換えると、特定の組織のメンバが申請者ユーザに参加招待状を送信し、申請者ユーザがその参加招待状に基づいて参加リクエストを開始するときにのみ、サーバは、申請者ユーザのリクエストに同意し、申請者ユーザを特定の組織に追加する。申請者ユーザが、参加招待状を受信することなく特定の組織の参加リクエストを直接送信するとき、サーバは、参加リクエストを拒否することになる。
【0093】
ステップ504:端末が、メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動し、コンテンツ共有インターフェースは、特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される。
【0094】
一実施形態において、コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリをメッセージ送信/受信インターフェースに追加することによって、ローカルエンドユーザは、メッセージ送信/受信インターフェースから退出し、次いでコンテンツ共有インターフェースを開く必要なしに、アクセスエントリをトリガすることによってコンテンツ共有インターフェースを素早く始動することができる。コンテンツ共有インターフェースは、メッセージ送信/受信インターフェースから独立していてもよく、そのため、端末は、アクセスエントリのためのトリガ動作に応答して、メッセージ送信/受信インターフェースからコンテンツ共有インターフェースへ切り替えることができる。代替的に、コンテンツ共有インターフェースは、他の形式、例えば、メッセージ送信/受信インターフェース内のウィンドウインターフェースであってもよい。ウィンドウインターフェースのエリアは、ローカルエンドユーザがコンテンツ共有インターフェースを見るとき、ローカルエンドユーザが、メッセージ送信/受信インターフェースも見ることができるように、通常、比較的小さく、メッセージ送信/受信インターフェースの一部のみを占有する。
【0095】
一実施形態において、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースは、同じアプリケーションに属し、例えば、両方とも先述の通信アプリケーションに属する。端末が、メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動するとき、複数の表示様式が存在することができる。例えば、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースが互いから完全に独立している場合、それは、端末がメッセージ送信/受信インターフェースからコンテンツ共有インターフェースへジャンプすることに相当し、すなわち、端末の画面は、同じ時間点において、メッセージ送信/受信インターフェース又はコンテンツ共有インターフェースのみを表示する。別の例では、端末は、フローティング様式でメッセージ送信/受信インターフェースの上にコンテンツ共有インターフェースを表示することができる。別の例では、端末は、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースを並べて表示することができる。
【0096】
一実施形態において、端末は、アクセスエントリの表示領域内にプロンプト情報を表示することができ、プロンプト情報は、コンテンツ共有インターフェース内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示すために使用される。未読の共有コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース内の未読状態にある共有コンテンツである。未読の対話型コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース内の未読の状態にある対話型コンテンツである。対話型コンテンツは、別のユーザによってローカルエンドユーザに送信されて、別のユーザとローカルエンドユーザとの間の対話を実現する。例えば、対話型コンテンツは、コメントコンテンツ、コメント返信コンテンツ、ダイレクトメッセージコンテンツ、リンクコンテンツ、及び同種のものを含むことができる。プロンプト情報は、異なる要件下でプロンプト効果を満たすために複数の形式にあってもよい。例えば、プロンプト情報は、プロンプト識別子(例えば、赤色の点)を含むことができ、ローカルエンドユーザは、プロンプト識別子に従って、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在するか否かを決定することができる(プロンプト識別子の存在は、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示し、プロンプト識別子の不在は、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在しないことを示す)。別の例では、プロンプト情報は、プロンプト値を含むことができ、プロンプト値は、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツの量である。ローカルエンドユーザは、プロンプト値に従って、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在するか否か、ならびにその量を決定することができる(プロンプト値の存在は、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示し、プロンプト値が、コンテンツ量であり、プロンプト値の不在は、未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在しないことを示す)。
【0097】
一実施形態において、関連技術における特定の組織に対応する関連グループ内で共有されるべきコンテンツを公開することと比較して、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース内で共有されるべきコンテンツを表示することにより、すべての共有コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース内で一様に表示されることができ、表示されたコンテンツに対するグループメンバ間のスモールチャットのコンテンツの影響は、特定の組織のメンバが共有コンテンツをより簡便に見ることができることを確実にするために回避されることができ、これによりコンテンツ配信効率を向上させるのを助ける。
【0098】
一実施形態において、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースと特定の組織との間に予め設定された関連性が存在することを意味する。例えば、特定の組織は、1つのみの関連コンテンツ共有インターフェースを有し、コンテンツ共有インターフェースは、任意のメンバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するとき(この任意のメンバが共有許可を有すると仮定して)、共有されるべきコンテンツが、コンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、特定の組織全体に対応する。別の例では、特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含むことができる。特定の組織と少なくとも1つのサブレベル組織との関係は、企業と部署、病院と部門、学校とクラス、又は同種のものの関係と同様である。特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを含むことができる。すなわち、コンテンツ共有一般インターフェースは、特定の組織全体に対応し、コンテンツ共有サブインターフェースは、サブレベル組織(すなわち、特定の組織全体の一部分)に対応する。特定の組織は、複数のサブレベル組織を含むことができる。サブレベル組織は、互いと独立していてもよく、又は、少なくとも一部分の重複が存在してもよく、相対的に高いレベルにあるいくつかのサブレベル組織は、1つ又は複数の他のより低いレベルのサブレベル組織を完全に含むことさえもできる。例えば、企業シナリオでは、開発部署は、サブレベル組織1に対応し、開発部署の下位ソフトウェア開発部署は、サブレベル組織2に対応し、開発部署の下位ハードウェア開発部署は、サブレベル組織3に対応し、またこのとき、サブレベル組織1は、サブレベル組織2及びサブレベル組織3を含むと考えることができ、サブレベル組織2及びサブレベル組織3は、互いから独立している。
【0099】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースの両方が存在する場合、共有者ユーザによって開始されるコンテンツ共有リクエストについて、共有されるべきコンテンツは、コンテンツ共有一般インターフェース又はコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、特定の組織又は特定の組織のサブレベル組織に公開されることができる。例えば、サーバは、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開すべきか、特定の組織のサブレベル組織に公開すべきかを、共有者ユーザの許可レベルに従って決定することができる。共有者ユーザの許可レベルが特定の組織に対応する許可レベル要件に一致する場合(確実に、この場合、共有者ユーザの許可レベルは、通常、サブレベル組織に対応する許可レベル要件にも一致する)、サーバは、デフォルトでは、共有されるべきコンテンツをコンテンツ共有一般インターフェース上に提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができる。共有者ユーザの許可レベルがサブレベル組織に対応する許可レベル要件に一致する(共有者ユーザは、サブレベル組織に位置する場合とそうでない場合とがある)が、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致しない場合、サーバは、デフォルトでは、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織のサブレベル組織に公開することができる。別の例では、サーバは、コンテンツ共有一般インターフェース又は共有者ユーザが位置するサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開するか、共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開するかを、共有者ユーザの構成情報に従って決定することができる。言い換えると、共有者ユーザの許可レベルは、特定の組織に対応する許可レベル要件に一致することができるが、共有者ユーザは依然として、構成情報を設定することによって、対応するコンテンツ共有一般インターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開する代わりに、対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に共有されるべきコンテンツを提示するために、共有されるべきコンテンツを共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することができる。
【0100】
一実施形態において、コンテンツ共有一般インターフェース及び少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースは、対応するアクセス許可を有するユーザだけがアクセス可能であるように、対応するアクセス許可を有する。例えば、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスできるかどうかは、特定の組織又はサブレベル組織についてのユーザの所属状況に従って決定されることができる。コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、特定の組織のすべてのメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバが特定の組織に属することから、メンバは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェースのためのアクセス許可を有し、特定の組織に属していないユーザは、コンテンツ共有一般インターフェースにアクセスすることができない。コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、対応するサブレベル組織のメンバに限定されてもよい。すなわち、メンバがサブレベル組織に属することから、メンバは、サブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースのためのアクセス許可を有し、サブレベル組織に属していないユーザは、たとえユーザが特定の組織に属するとしても、コンテンツ共有サブインターフェースにアクセスすることができない。確実に、ユーザが対応するコンテンツ共有インターフェースにアクセスするための許可を有するかどうかは、代替的に、他の様式で決定されてもよい。例えば、先述のサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェースでは、特定の組織のすべてのメンバは、アクセス許可を有するように設定されることができ、これは本明細書においては限定されない。
【0101】
一実施形態において、コンテンツが特定の組織に共有される場合、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上にコンテンツを提示することに加えて、端末は、ローカルエンドユーザが、共有されるべきコンテンツを、コンテンツ共有インターフェース上又はメッセージ送信/受信インターフェース上で見ることを選択することができるように、サーバによってメッセージ送信/受信インターフェースに送信されるコンテンツをさらに受信することができる。例えば、ローカルエンドユーザは、メッセージ送信/受信インターフェース上にすでに位置し、次いでローカルエンドユーザは、コンテンツ共有インターフェースに切り替えて共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース上で共有されるべきコンテンツを素早く見ることができる。例えば、端末は、サーバによってメッセージ送信/受信インターフェースに送信されるコンテンツ共有インターフェース内のコンテンツのアクセスリンクをさらに受信することができ、そのため、ローカルエンドユーザは、メッセージ送信/受信インターフェース内で共有されるべきコンテンツを直接見ることができないが、ローカルエンドユーザは、共有されるべきコンテンツについてコンテンツ共有インターフェース内で検索する必要なしに、メッセージ送信/受信インターフェース内のアクセスリンクを単にトリガすることによって、共有されるべきコンテンツに素早くジャンプしてこれを見ることができる。
【0102】
本出願のコンテンツ共有ソリューションは、例としてアプリケーションTを使用することによって以下に例示的に説明される。
【0103】
アプリケーションTのサーバ側のプログラムをサーバ上で実行し、アプリケーションTの端末側のプログラムを端末上で実行することによって、サーバは、アプリケーションTのサーバエンドとして構成されることができ、端末は、アプリケーションTのクライアントとして構成されることができる。このやり方では、サーバエンド及びクライアントは、本明細書のコンテンツ共有ソリューションを実現するために協働する。
【0104】
本明細書のコンテンツ共有ソリューションによると、アプリケーションTは、コンテンツ共有機能を提供することができる。例えば、コンテンツ共有機能は、「小サークル」と称することができる。
図6は、例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースの概略図である。
図6に示されるように、アプリケーションTによって提供される小サークル機能は、コンテンツ共有インターフェース60を含むことができ、そのため、共有コンテンツは、コンテンツ共有インターフェース60上に提示されることができる。
【0105】
コンテンツ共有インターフェース60は、コンテンツ共有インターフェース60に関連した要約情報を表示するための要約情報表示領域610を含むことができる。例えば、要約情報は、コンテンツ共有インターフェース60に対応する組織の名前が「Eコマース厳選資料共有」であること、コンテンツ共有インターフェース60内の共有コンテンツの量(更新)が29384であること、及び組織「Eコマース厳選資料共有」に含まれるメンバの量が82892であること、を含むことができる。
【0106】
コンテンツ共有インターフェース60は、組織内の重要メンバの情報を表示するための重要メンバ紹介領域620を含むことができる。例えば、重要メンバは、組織の管理者に相当するモデレータを含むことができる。別の例では、重要メンバは、よく知られているユーザを含むことができる。例えば、組織「Eコマース厳選資料共有」内のよく知られているユーザは、「よく知られているEコマース指導者」を含むことができる。重要メンバの情報を表示することは、組織に参加していないユーザが重要メンバの情報を通じて組織の関連状況に関して素早く学ぶのを助けることができ、これにより、これらのユーザが組織に参加するように誘導又は誘致する。
【0107】
コンテンツ共有インターフェース60は、組織の関連グループのメッセージ送信/受信インターフェース(すなわち、グループチャットインターフェース)のための対応するアクセスエントリを表示するために、グループチャットエントリ表示領域630を含むことができる。例えば、組織「Eコマース厳選資料共有」の関連グループは、「Eコマース学習クラス1」、「Eコマース学習クラス2」、及び同種のものを含むことができる。グループチャットエントリ表示領域630のエリアが限られているため、通常、いくつかの関連グループに対応するアクセスエントリのみが表示されることができ、関連情報及び他の関連グループのアクセスエントリは、グループチャットエントリ表示領域630内の「すべて見る」オプションをトリガすることによって見ることができる。
【0108】
コンテンツ共有インターフェース60は、最も重要な共有情報、すなわち、必読情報を表示するための必読情報表示領域640を含むことができる。例えば、必読情報表示領域640は、「厳選記事+リンクのまとめ」及び同種のものを含むことができる。同様に、必読情報表示領域640のエリアが限られているため、通常、いくつかの必読情報のみが表示されることができ、他の必読情報は、必読情報表示領域640内の「すべて見る」オプションをトリガすることによって見ることができる。
【0109】
コンテンツ共有インターフェース60は、比較的重要な共有情報(しかしながら必読情報ほどは重要ではない)、すなわち、ピン留め情報を表示するためのピン留め情報表示領域650を含むことができる。例えば、ピン留め情報表示領域650は、「厳選コラム記事+リンクのまとめ」、「トラフィックがストアには非常に重要であり...」、及び同種のものを含むことができる。同様に、ピン留め情報表示領域650のエリアが限られているため、通常、いくつかのピン留め情報のみが表示されることができ、他のピン留め情報は、ピン留め情報表示領域650内の「すべて見る」オプションをトリガすることによって見ることができる。
【0110】
コンテンツ共有インターフェース60内の残りの領域は、組織「Eコマース厳選資料共有」内の既存の共有コンテンツを表示するため、例えば、ユーザが最近公開された共有コンテンツを最初に見ることができるように、共有コンテンツをリストの形式で逆の順に表示するために構成されることができる。例えば、
図6に示されるように、コンテンツ共有インターフェース60は、共有コンテンツ660を含む。共有コンテンツ660は、コンテンツ共有者の情報(例えば、アバター及び名前)などのコンテンツ、コンテンツ共有者によって共有されたコンテンツ、及びコンテンツのための対話型情報(再投稿の数、コメントの数、いいねの数、コメント情報、及びコメント返信情報など)を含むことができる。共有コンテンツ660が必読コンテンツ又はピン留めコンテンツとして設定される場合(モデレータによって公開されるコンテンツは、システムによって、必読コンテンツもしくはピン留めコンテンツとしてシステムによってデフォルトにされるか、又はモデレータもしくは管理許可を有する他のユーザによって能動的に設定される)、対応するマークが、表象として追加されることができる。例えば、「ピン留め」タブが、
図6の共有コンテンツ660のために示される。複数のコメント情報、コメント返信情報、及び同種のものが存在する場合、そのような情報は、公開時間点に従って配置され、例えば、ユーザが最近公開された情報を最初に見ることができるように、公開時間点に従って降順に配置されることができる。
【0111】
コンテンツ共有インターフェース60は、ユーザが示された共有コンテンツを素早く選別できるように、タイプ選択領域670を含むことができる。例えば、
図6のタイプ選択領域670は、「すべて」、「要点」、「ライブストリーミング」及び「動作ツール」などのタイプオプションを示し、そのため、ユーザは、コンテンツ共有インターフェース60が、これらのタイプの共有コンテンツのみを示すことができるように、1つ又は複数のタイプオプションを選択することができ、これによりユーザの視聴を促進する。それに応じて、組織「Eコマース厳選資料共有」内で公開された共有コンテンツについて、対応するタイプタブが追加されなければならず、これにより、タイプタブとタイプオプションとの一致に基づいて選別及び表示を実施する。
【0112】
上に説明されるように、組織「Eコマース厳選資料共有」は、グループチャットエントリ表示領域630内に、1つ又は複数の関連グループ、例えば、「Eコマース学習クラス1」及び「Eコマース学習クラス2」を有することができる。ユーザがグループチャットエントリをトリガすることが検出されるとき、対応するグループチャットインターフェースは、素早く切り替えられることができる。確実に、ユーザは、対応する関連グループのメンバでなければならず、この場合、切り替えは、首尾よく実施されることが確実にされ、ユーザが対応する関連グループのメンバでなければ、ユーザをグループメンバとして追加する処理手続きが、最初にトリガされることができる。
【0113】
同様に、ユーザは、関連グループのグループチャットインターフェースからコンテンツ共有インターフェース60に素早くアクセスすることができる。例えば、
図7は、例示的な実施形態による、グループチャットインターフェースの概略図である。
図7に示されるように、関連グループ「Eコマーストレーニングクラス1」に対応するグループチャットインターフェース70は、コンテンツ共有インターフェース60のためのアクセスエントリ710を含むことができる。したがって、ユーザがグループチャットインターフェース70内でグループチャットメッセージを受信/送信するとき、ユーザは、アクセスエントリ710をトリガすることによって、グループチャットインターフェース70からコンテンツ共有インターフェース60へ素早くジャンプすることができる。
【0114】
コンテンツ共有インターフェース60内に未読の共有コンテンツ又は未読の対話型コンテンツが存在する(又は未読の共有コンテンツ及び未読の対話型コンテンツの両方が存在する)場合、プロンプト識別子711が、アクセスエントリ710の左上角(代替的に、アクセスエントリ710に関連した別の位置又は領域であってもよい)に示されることができる。例えば、プロンプト識別子711は、点であってもよい。したがって、ユーザがグループチャットインターフェース70内にいるとしても、ユーザは依然として、プロンプト識別子711に基づいて、コンテンツ共有インターフェース60内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを素早く決定することができる。
【0115】
プロンプト識別子711は、代替的に、他の形態へ変換されることができる。例えば、
図8は、例示的な実施形態による、グループチャットインターフェースの別の概略図である。
図8に示されるように、コンテンツ共有インターフェース60内に未読の共有コンテンツ又は未読の対話型コンテンツが存在する(又は未読の共有コンテンツ及び未読の対話型コンテンツの両方が存在する)場合、デジタル識別子712が、アクセスエントリ710の左上角(代替的に、アクセスエントリ710に関連した別の位置又は領域であってもよい)に示されることができ、そのため、ユーザがグループチャットインターフェース70内にいるとしても、ユーザは依然として、デジタル識別子712に基づいて、コンテンツ共有インターフェース60内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを素早く決定することができる。デジタル識別子712が数字9を含むとき、それは、コンテンツ共有インターフェース60内に9個の未読の共有コンテンツ又は未読の対話型コンテンツが存在することを示す。
【0116】
図9は、例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースの別の概略図である。デジタル識別子712に対するユーザのトリガ動作に基づいて、ユーザは、
図8に示されるグループチャットインターフェース70から
図9に示されるコンテンツ共有インターフェース90へ切り替えることができる。コンテンツ共有インターフェース90に含まれるコンテンツは、先述のコンテンツ共有インターフェース60のものと同様である。デジタル識別子712に対応して、コンテンツ共有インターフェース90は、
図9に示されるコンテンツ視聴エントリ910を含むことができ、そのため、ユーザは、コンテンツ視聴エントリ910をトリガすることによって、9個の対応する新規コンテンツ、すなわち、先述の未読の共有コンテンツ又は未読の対話型コンテンツを見ることができる。
【0117】
コンテンツ共有インターフェース60に含まれるコンテンツ及びコンテンツ共有インターフェース60及びグループチャットインターフェース70間の素早い切り替えは、先述の実施形態において説明されるが、ユーザは、前もって組織「Eコマース厳選資料共有」に参加する必要があってもよい。例えば、ユーザは、組織「Eコマース厳選資料共有」に参加する必要があってもよく、この場合、コンテンツ共有インターフェース60内で
図6に示されるすべてのコンテンツを見ることができ、さもなければ、ユーザは、コンテンツの一部のみ、例えば、要約情報表示領域610、重要メンバ紹介領域620、及びグループチャットエントリ表示領域630のみを見ることができ、他のコンテンツを見ることができない。代替的に、ユーザはコンテンツ共有インターフェース60内ですべてのコンテンツを見ることができるが、ユーザは、コンテンツを公開することができない(すなわち、コンテンツを共有することができない)。それに応じて、ユーザが組織「Eコマース厳選資料共有」に参加した後、コンテンツ共有インターフェース90は、
図9に示されるコンテンツ公開オプション920を含むことができ、そのため、ユーザは、コンテンツを公開するためにコンテンツ公開オプション920をトリガすることができ、これにより、コンテンツ共有を実施する。コンテンツ公開オプション920は、コンテンツ共有インターフェース90内にフローティングされることができ、ユーザがコンテンツ共有インターフェース90をスクロールするプロセスにおいて、デバイス画面上のコンテンツ公開オプション920の位置は変更されず、そのため、ユーザがコンテンツ公開オプション920のためのトリガ動作をいかなる時にも簡便に実施することができる。
【0118】
1つの共有コンテンツがユーザによって組織「Eコマース厳選資料共有」に公開された後、コンテンツ共有インターフェース90(又はコンテンツ共有インターフェース60)に表示されることに加えて、共有コンテンツはさらに、対応する関連グループにプッシュされることができる。例えば、
図10は、例示的な実施形態による、グループチャットインターフェース上で共有コンテンツをプッシュすることの概略図である。組織「Eコマース厳選資料共有」は、1つの関連グループ「Eコマース学習クラス1」を有する。ユーザ「Whyte」が、組織「Eコマース厳選資料共有」においてアップデートを公開する、すなわち、1つの共有コンテンツを公開する場合、その共有コンテンツは、グループメンバがグループチャットインターフェース1000内で対応するコンテンツ1010を見ることができるように、
図10に示されるグループチャットインターフェース1000に自動的にプッシュされることができる。
図10に示される実施形態において、コンテンツ1010は、コンテンツ1010が、グループチャットメッセージがコンテンツ1010をブロックする又はあふれさせることを防ぐために、グループチャットインターフェース1000内のグループチャットメッセージの上方層にフローティング及び表示されることができるように、グループチャットインターフェース1000の上のフローティングウィンドウ内に表示される。
【0119】
コンテンツ1010の情報量が比較的大きい場合、コンテンツはおそらく、
図10に示されるフローティングウィンドウ内に完全に表示されることができず、そのため、コンテンツの一部のみが、フローティングウィンドウ内に前から後に表示されることができ、ユーザは、ユーザによってコンテンツ1010についてコンテンツ共有インターフェース90内を能動的に検索する必要なしに、ユーザがコンテンツ1010を完全に見ることができるように、コンテンツ1010をトリガして、コンテンツ共有インターフェース90内のコンテンツ1010の表示ページへジャンプすることができる。フローティングウィンドウはさらに、関連共有コンテンツについてのユーザの読み状態、例えば、「既読」及び「未読」を示すことができる。
【0120】
図11は、例示的な実施形態による、グループチャットインターフェース上で共有コンテンツをプッシュすることの別の概略図である。ユーザ「Whyte」が、組織「Eコマース厳選資料共有」においてアップデートを公開する、すなわち、1つの共有コンテンツを公開する場合、その共有コンテンツは、
図11に示されるグループチャットインターフェース1100に自動的にプッシュされることができ、この共有コンテンツは、他のグループメンバが見ることができるように、通信メッセージ1110の形式でグループチャットインターフェース1100上に表示されることになる。
図10に示される実施形態と同様に、共有コンテンツの情報量が比較的大きい場合、共有コンテンツはおそらく、通信メッセージ1110の表示領域内に完全に表示されることができず、そのため、コンテンツの一部のみが、表示領域内に前から後に表示されることができ、ユーザは、ユーザによって共有コンテンツについてコンテンツ共有インターフェース90内を能動的に検索する必要なしに、ユーザが共有コンテンツを完全に見ることができるように、通信メッセージ1110をトリガして、コンテンツ共有インターフェース90内の共有コンテンツの表示ページへジャンプすることができる。
【0121】
図12及び
図13は、例示的な実施形態による、コンテンツ共有インターフェースにアクセスすることの概略図である。
図12に示されるように、アプリケーションTは、ユーザが、アクセスエントリ1210に基づいて、ユーザが参加した組織のコンテンツ共有インターフェースにアクセスすること、例えば、アクセスエントリ1210に基づいて先述のコンテンツ共有インターフェース90にアクセスすることができるように、関連グループとは独立してアクセスエントリ1210をユーザに提供することができる。アプリケーションTは、
図12の下に示されるようなタブバーを含むことができ、ユーザは、タブバーに含まれる「メッセージ」、「DING」、「ワーク」、「コンタクト」、及び「自分」などのタブをトリガして、対応するタブページ間で切り替えることができる。例えば、タブページ「自分」がトリガされる場合、
図12に示される機能インターフェース1200が示されることができる。
【0122】
組織「Eコマース厳選資料共有」にのみ参加したユーザを仮定すると、ユーザは、
図12に示されるアクセスエントリ1200をトリガして、
図9に示されるコンテンツ共有インターフェース90に直接ジャンプすることができる。ユーザが複数の組織に同時に参加した場合、ユーザは、
図12に示されるアクセスエントリ1210をトリガして、
図13に示される組織管理インターフェース1300にジャンプすることができる。組織管理インターフェース1300は、ユーザが参加したすべての組織に対応するアクセスエントリを含むため、ユーザは、アクセスエントリを選択及びトリガして対応するコンテンツ共有インターフェースに直接ジャンプすることができる。
【0123】
図7及び
図8に示される実施形態と同様に、プロンプト識別子1211は、ユーザが参加した組織内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示すために、アクセスエントリ1210において示されることができる。ユーザが
図13に示される組織管理インターフェース1300にさらに入った後、デジタル識別子は、組織に対応するアクセスエントリ上に示されることができる。例えば、組織「Eコマース厳選資料共有」に対応するデジタル識別子1310は、9個の未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示す。別の例では、組織「広告主は泣かない」に対応するデジタル識別子1320は、3個の未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示す。
【0124】
ユーザは、複数の様式で先述の組織に参加することができる。例えば、
図6に示される実施形態においては、要約情報表示領域610は、アプリケーションオプション611を含むことができ、ユーザは、アプリケーションオプション611をトリガして、組織「Eコマース厳選資料共有」に参加することをリクエストすることができる。予め規定された許可規則に従って、ユーザは、審査なしに組織「Eコマース厳選資料共有」に直接参加することができるか、又は、ユーザは、モデレータなどの管理許可を有するメンバによって承認され、その後、組織「Eコマース厳選資料共有」及び同種のものに参加する必要がある。
【0125】
ユーザは、まず、関連グループに参加する必要があってもよく、次いで、アプリケーションオプション611をトリガすることができ、さもなければ、ユーザは、アプリケーションオプション611をトリガすることができず、おそらくはコンテンツ共有インターフェース60を見ることさえできない。したがって、ユーザが関連グループに参加するプロセスは、管理されることができる。例えば、関連グループが企業の内部グループであるとき、ユーザは、その企業の組織構造に必ず位置するか、又は追加され、さもなければ、ユーザは、関連グループのメンバが密接に関連していることを確実にし、無関係な人が関連グループ及び対応する組織に無作為に参加することを防ぐために、関連グループに参加することができない。
【0126】
組織のメンバは、招待のみにより拡大されることができる。例えば、
図14及び
図15は、例示的な実施形態による、組織に参加するようにユーザを招待することの概略図である。
図14に示されるように、組織「Eコマース厳選資料共有」のモデレータは、ユーザ「Whyte」であり、アプリケーションTによってユーザ「Whyte」に提示された閲覧用コンテンツ共有インターフェース1400は、招待オプション1410を含むことができる。招待オプション1410をトリガすることにより、ユーザ「Whyte」は、ユーザ「Whyte」の1人又は複数の関連ユーザを選択し、組織「Eコマース厳選資料共有」に参加するようにその関連ユーザを招待することができる。本明細書における関連ユーザは、アプリケーションT内のユーザ「Whyte」の友達、端末上のローカルコンタクト、ユーザ「Whyte」が属するグループのメンバ、及びユーザ「Whyte」が属する企業のメンバを含むことができるが、これは本明細書においては限定されない。
【0127】
ユーザ「Ryder」がユーザ「Whyte」によって選択されると仮定すると、ユーザ「Ryder」は、
図15に示されるような単一のチャットインターフェース1500を使用することにより、ユーザ「Whyte」によって送信された招待メッセージ1510を受信することができ、その結果として、ユーザ「Ryder」は、招待メッセージ1510に含まれる「今すぐ参加する」又は「参加しない」を選択して、招待に応じるか、又はこれを拒否することができる。代替的に、招待メッセージ1510は、オプションを含まない場合があるが、ユーザ「Ryder」が、コンテンツ共有インターフェース60を閲覧するプロセスにおいてアプリケーションオプション611に基づいて組織「Eコマース厳選資料共有」に参加することができるように、
図6に示されるコンテンツ共有インターフェース60にリンクされることができる。
【0128】
上に基づいて、本明細書は、効率的かつ簡便なコンテンツ共有ソリューションを提供し、これにより、同じ組織に参加するメンバ間でのコンテンツ共有を実施する。関連技術におけるコミュニティ、ポストバー、及び同種のものと比較して、本明細書内の組織メンバは、より密接に関連している。例えば、先述の実施形態における組織「Eコマース厳選資料共有」のEコマースシナリオへの応用は、電子ビジネスプラットフォームのオペレータが大量及び様々なタイプの業者にコンテンツ共有機能を提供するのに役立つ。例えば、異なるタイプの業者は、それぞれ異なるグループに位置してもよく、その結果として、オペレータは、これらのすべてのグループを組織「Eコマース厳選資料共有」に関連付ける必要があるだけであり、その後オペレータは、組織「Eコマース厳選資料共有」のための共有コンテンツを公開することができる。グループ内の業者はすべて、コンテンツ共有インターフェースを通じて共有コンテンツを見ることができ、オペレータは、すべてのグループに参加して、グループの各々において共有コンテンツを送信する必要がない。
【0129】
確実に、Eコマースシナリオに加えて、本明細書のコンテンツ共有ソリューションは、代替的に、企業グループの内部権限委譲、教育トレーニング、企業サービス、公式アカウント及びブランド運営、社会組織(商工会議所又は協議会など)、政府機関、公安、軍隊、チェーン企業、提携事業、チャネル事業、病院、ファングループ、興味グループなどの複数の他のシナリオに応用されることができ、これは本明細書においては限定されない。
【0130】
先述のモデレータに加えて、組織内で管理許可を有する他のメンバがさらに存在してもよい。例えば、モデレータは、組織内の1人又は複数のメンバに管理許可を付与することができる。管理許可を有するすべてのメンバが管理者と称される場合、異なる管理者は、差別化された管理許可を有することができる。例えば、組織内の管理者のみがコンテンツ共有インターフェースにおいて共有コンテンツを公開することができ、異なる管理者は、管理許可間の違いに起因して、管理者の管理許可の対応するタイプの共有コンテンツのみを公開することができる。
【0131】
図16は、例示的な実施形態による、デバイスの概略構造図である。
図16を参照すると、ハードウェアレベルにおいて、デバイスは、プロセッサ1602、内部バス1604、ネットワークインターフェース1606、メモリ1608、及び不揮発性メモリ1610を含み、また他のサービスに必要とされるハードウェアをさらに含むことができる。プロセッサ1602は、対応するコンピュータプログラムを不揮発性メモリ1610からメモリ1608内へ読み出し、次いで、論理レベルでコンテンツ共有装置を形成するためにコンピュータプログラムを実施する。確実に、ソフトウェア実装形態に加えて、本明細書の1つ又は複数の実施形態は、他の実装形態、例えば、論理デバイス又はソフトウェア-ハードウェアの組み合わせを除外しない。すなわち、以下の処理手続きの実行エンティティは、論理ユニットに限定されず、代替的に、ハードウェア又は論理デバイスであってもよい。
【0132】
図17を参照すると、ソフトウェア実装形態において、コンテンツ共有装置は、
サーバが共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニット1701であって、コンテンツ共有リクエストは、共有者ユーザが位置する特定の組織において、共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、リクエスト受信ユニット1701と、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと
を含むことができる。
【0133】
任意選択的に、共有者ユーザは、特定の組織の任意のメンバであるか、又は、共有者ユーザは、共有許可を有する特定の組織内のメンバである。
【0134】
任意選択的に、特定の組織内のメンバは、予め規定されたユーザ関係を満たす。
【0135】
任意選択的に、予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること、及び/又は同じイベントに参加することを含む。
【0136】
任意選択的に、特定の組織は、対応する関連グループを有し、本装置は、
グループメンバが特定の組織のメンバと一対一対応を有することができるように、サーバが関連グループのために特定の組織を確立することを可能にするように構成される、組織確立ユニット1703をさらに含む。
【0137】
任意選択的に、関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースは、コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリを含む。
【0138】
任意選択的に、本装置は、
サーバが、コンテンツ共有インターフェース内の共有されるべきコンテンツ及び/又は共有されるべきコンテンツのアクセスリンクを特定の組織の関連グループに送信することを可能にするように構成される、コンテンツ送信ユニット1704をさらに含む。
【0139】
任意選択的に、本装置は、
サーバが、特定の組織に対する申請者ユーザの参加リクエストを受信することを可能にするように構成される、受信ユニット1705と、
サーバが、申請者ユーザが特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて参加リクエストを開始することを決定するとき、申請者ユーザを特定の組織に追加すること、さもなければ追加を拒否することを可能にするように構成される、応答ユニット1706と
をさらに含む。
【0140】
任意選択的に、特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含み、コンテンツ共有インターフェースは、特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、及び少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを含む。
【0141】
コンテンツ公開ユニット1702は、
共有されるべきコンテンツがコンテンツ共有一般インターフェースもしくはコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、共有者ユーザの許可レベルに従って、サーバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織もしくは特定の組織のサブレベル組織に公開することを可能にするように、又は
共有されるべきコンテンツがコンテンツ共有一般インターフェースもしくは共有者ユーザが位置するサブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、共有者ユーザの構成情報に従って、サーバが、共有されるべきコンテンツを特定の組織もしくは共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することを可能にするように構成される。
【0142】
任意選択的に、
コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、特定の組織のすべてのメンバに限定され、
コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、特定の組織のすべてのメンバ又は対応するサブレベル組織のメンバに限定される。
【0143】
任意選択的に、サーバは、コンテンツ共有方法を実施するためにインスタントメッセージアプリケーションのサーバエンドプログラムを実行する。
【0144】
図18は、例示的な実施形態による、デバイスの概略構造図である。
図18を参照すると、ハードウェアレベルにおいて、デバイスは、プロセッサ1802、内部バス1804、ネットワークインターフェース1806、メモリ1808、及び不揮発性メモリ1810を含み、また他のサービスに必要とされるハードウェアをさらに含むことができる。プロセッサ1802は、対応するコンピュータプログラムを不揮発性メモリ1810からメモリ1808内へ読み出し、次いで、論理レベルでコンテンツ共有装置を形成するためにコンピュータプログラムを実施する。確実に、ソフトウェア実装形態に加えて、本明細書の1つ又は複数の実施形態は、他の実装形態、例えば、論理デバイス又はソフトウェア-ハードウェアの組み合わせを除外しない。すなわち、以下の処理手続きの実行エンティティは、論理ユニットに限定されず、代替的に、ハードウェア又は論理デバイスであってもよい。
【0145】
図19を参照すると、ソフトウェア実装形態において、コンテンツ共有装置は、
サーバが共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニット1901と、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、サーバが、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニット1902と
を含むことができる。
【0146】
図20は、例示的な実施形態による、デバイスの概略構造図である。
図20を参照すると、ハードウェアレベルにおいて、デバイスは、プロセッサ2002、内部バス2004、ネットワークインターフェース2006、メモリ2008、及び不揮発性メモリ2010を含み、また他のサービスに必要とされるハードウェアをさらに含むことができる。プロセッサ2002は、対応するコンピュータプログラムを不揮発性メモリ2010からメモリ2008内へ読み出し、次いで、論理レベルでコンテンツ共有装置を形成するためにコンピュータプログラムを実施する。確実に、ソフトウェア実装形態に加えて、本明細書の1つ又は複数の実施形態は、他の実装形態、例えば、論理デバイス又はソフトウェア-ハードウェアの組み合わせを除外しない。すなわち、以下の処理手続きの実行エンティティは、論理ユニットに限定されず、代替的に、ハードウェア又は論理デバイスであってもよい。
【0147】
図21を参照すると、ソフトウェア実装形態において、コンテンツ共有装置は、
端末が、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することを可能にするように構成される、決定ユニット2101と、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、端末が、サーバが共有されるべきコンテンツを特定の組織に公開することができるようにサーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することを可能にするように構成される、リクエストユニット2102と
を含むことができる。
【0148】
図22は、例示的な実施形態による、デバイスの概略構造図である。
図22を参照すると、ハードウェアレベルにおいて、デバイスは、プロセッサ2202、内部バス2204、ネットワークインターフェース2206、メモリ2208、及び不揮発性メモリ2210を含み、また他のサービスに必要とされるハードウェアをさらに含むことができる。プロセッサ2202は、対応するコンピュータプログラムを不揮発性メモリ2210からメモリ2208内へ読み出し、次いで、論理レベルでコンテンツ共有装置を形成するためにコンピュータプログラムを実施する。確実に、ソフトウェア実装形態に加えて、本明細書の1つ又は複数の実施形態は、他の実装形態、例えば、論理デバイス又はソフトウェア-ハードウェアの組み合わせを除外しない。すなわち、以下の処理手続きの実行エンティティは、論理ユニットに限定されず、代替的に、ハードウェア又は論理デバイスであってもよい。
【0149】
図23を参照すると、ソフトウェア実装形態において、コンテンツ共有装置は、
端末が、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することを可能にするように構成される、グループインターフェース表示ユニット2301であって、グループは、ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、グループインターフェース表示ユニット2301と、
メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、端末が、特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することを可能にするように構成される、共有インターフェース表示ユニット2302であって、コンテンツ共有インターフェースは、特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、共有インターフェース表示ユニット2302と
を含むことができる。
【0150】
任意選択的に、本装置は、
端末が、アクセスエントリの表示領域内にプロンプト情報を表示することを可能にするように構成される、プロンプト情報表示ユニット2303をさらに含み、プロンプト情報は、コンテンツ共有インターフェース内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示すために使用される。
【0151】
任意選択的に、コンテンツ共有インターフェース及びメッセージ送信/受信インターフェースは、同じアプリケーションに属する。
【0152】
任意選択的に、共有インターフェース表示ユニット2302は、
端末が、メッセージ送信/受信インターフェースからコンテンツ共有インターフェースへジャンプすることを可能にするように、又は
端末が、フローティング様式でメッセージ送信/受信インターフェースの上にコンテンツ共有インターフェースを表示することを可能にするように、又は
端末が、メッセージ送信/受信インターフェース及びコンテンツ共有インターフェースを並べて表示することを可能にするように、構成される。
【0153】
先述の実施形態において説明されるシステム、装置、モジュール、又はユニットは、コンピュータチップもしくはエンティティによって実装されることができるか、又は特定の機能を有する製品によって実装されることができる。典型的な実装デバイスは、コンピュータである。コンピュータの特定の形態は、パーソナルコンピュータ、ラップトップコンピュータ、携帯電話、カメラ付き携帯電話、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、メディアプレイヤ、ナビゲーションデバイス、電子メール送受信器デバイス、ゲーム機、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、これらのデバイスのうちの任意のデバイスの組み合わせであってもよい。
【0154】
典型的な構成において、コンピュータは、1つ又は複数のプロセッサ(CPUなど)、入力/出力インターフェース、ネットワークインターフェース、及びメモリを含む。
【0155】
メモリは、揮発性メモリ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、及び/又は、コンピュータ可読媒体内のリードオンリメモリ(ROM)もしくはフラッシュRAMなどの不揮発性メモリなどの形態を含むことができる。メモリは、コンピュータ可読媒体の一例である。
【0156】
コンピュータ可読媒体は、任意の方法又は技術を使用することによって情報の記憶を実施することができる、不揮発性媒体及び揮発性媒体、取り外し可能な媒体及び取り外し不可能な媒体を含む。情報は、コンピュータ可読命令、データ構造、プログラムモジュール、又は他のデータであってもよい。コンピュータの記憶媒体の例としては、限定されるものではないが、相変化メモリ(PRAM)、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、別のタイプのRAM、ROM、電気的に消去可能なプログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、フラッシュメモリもしくは別のメモリ技術、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)もしくは別の光学記憶デバイス、カセットテープ、磁気ディスクストレージ、量子メモリ、グラフェンベースの記憶媒体もしくは別の磁気記憶デバイス、又は任意の他の非伝送媒体が挙げられ、これらはコンピューティングデバイスによってアクセス可能な情報を記憶するように構成される。本明細書の制限に従って、コンピュータ可読媒体は、変調データ信号及び変調搬送波などの一時的なコンピュータ可読媒体を含まない。
【0157】
用語「含む」、「備える」、又はそれらの任意の異形は、非排他的な包含を網羅することが意図されるということにさらに留意されたい。したがって、一連の要素を含むプロセス、方法、物品、又はデバイスは、そのような要素を含むだけでなく、明示的に記載されない他の要素も含むか、又はそのプロセス、方法、物品、又はデバイスの本質的な要素を含むことができる。さらなる制限なしに、表現「(1つの)~を含む」によって規定される要素は、その要素を含むプロセス、方法、物品、又はデバイス内の他の同じ要素を除外しない。
【0158】
本明細書の特定の実施形態が上に説明される。他の実施形態は、添付の特許請求項の範囲内に入る。場合によっては、特許請求項内に記録された行為又はステップは、実施形態におけるものとは異なる順序で実施されてもよく、予期される結果が依然として達成されることができる。加えて、添付の図面に描写されるプロセスは、予期される結果を達成するために、必ずしも示された特定の順序で、又は連続的に、実施されない。いくつかの実装形態において、マルチタスク及び並行処理が、実現可能又は有益である場合がある。
【0159】
本明細書の1つ又は複数の実施形態において使用される用語は、特定の実施形態を説明するために使用されるにすぎず、本明細書の1つ又は複数の実施形態を限定することは意図されない。本明細書の1つ又は複数の実施形態及び添付の特許請求項において使用される単数形の「a(1つの)」及び「the(その)」は、他の意味が文脈において明白に示されない限り、複数形を含むことも意図される。本明細書において使用される用語「及び/又は」は、1つ又は複数の関連付けられた列挙項目の、任意の、又はすべての可能性のある組み合わせを示し、またこれを含むということをさらに理解されたい。
【0160】
用語「第1」、「第2」、「第3」、及び同種のものは、本明細書の1つ又は複数の実施形態における様々な情報を説明するために使用されてもよく、そのような情報は、これらの用語に限定されるべきではないということを理解されたい。これらの用語は、同じタイプの情報を区別するために使用されるにすぎない。例えば、本明細書の1つ又は複数の実施形態の範囲から逸脱することなく、第1の情報は、第2の情報と称されてもよい。同様に、第2の情報は、第1の情報と称されてもよい。文脈に従って、本明細書において使用される「~の場合」という言葉は、「~の間」、又は「~のとき」、又は「決定することに応答して」と解釈されてもよい。
【0161】
先述の説明は、本明細書の1つ又は複数の実施形態のうちの例示的な実施形態にすぎず、本明細書の1つ又は複数の実施形態を限定することは意図されない。本明細書の1つ又は複数の実施形態の趣旨及び原則内で行われる任意の修正、等価の置き換え、又は改善は、本明細書の1つ又は複数の実施形態の保護範囲内に入るものとする。
本明細書に開示される発明は以下を含む。
[態様1]
サーバによって、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを、受信することであって、前記コンテンツ共有リクエストは、前記共有者ユーザが位置する特定の組織において、前記共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、受信することと、
前記共有されるべきコンテンツが前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
[態様2]
前記共有者ユーザは、前記特定の組織内の任意のメンバである、又は、前記共有者ユーザは、前記特定の組織内で共有許可を有するメンバである、態様1に記載の方法。
[態様3]
前記特定の組織内のメンバは、予め規定されたユーザ関係を満たす、態様1に記載の方法。
[態様4]
前記予め規定されたユーザ関係は、同じ機関に属すること及び/又は同じイベントに参加することを含む、態様3に記載の方法。
[態様5]
前記特定の組織は、対応する関連グループを有し、
前記サーバによって、グループメンバが前記特定の組織のメンバと一対一対応を有することができるように、前記関連グループのために前記特定の組織を確立することを更に含む、態様1に記載の方法。
[態様6]
前記関連グループのメッセージ送信/受信インターフェースは、前記コンテンツ共有インターフェースのためのアクセスエントリを備える、態様5に記載の方法。
[態様7]
前記サーバによって、前記コンテンツ共有インターフェース内の前記共有されるべきコンテンツ及び/又は前記共有されるべきコンテンツのアクセスリンクを前記特定の組織の前記関連グループに送信することをさらに含む、態様5に記載の方法。
[態様8]
前記サーバによって、前記特定の組織に対する申請者ユーザの参加リクエストを受信することと、
前記サーバによって、前記申請者ユーザが前記特定の組織のメンバによって送信された参加招待状に基づいて前記参加リクエストを開始することを決定するとき、前記申請者ユーザを前記特定の組織に追加すること、さもなければ追加を拒否することと、
を更に含む、態様1に記載の方法。
[態様9]
前記特定の組織は、少なくとも1つのサブレベル組織を含み、前記コンテンツ共有インターフェースは、前記特定の組織に対応するコンテンツ共有一般インターフェース、及び前記少なくとも1つのサブレベル組織に対応する少なくとも1つのコンテンツ共有サブインターフェースを備える、態様1に記載の方法。
[態様10]
前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に前記公開することは、
前記共有されるべきコンテンツが前記コンテンツ共有一般インターフェースもしくはコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、前記共有者ユーザの許可レベルに従って、前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織もしくは前記特定の組織のサブレベル組織に公開すること、又は
前記共有されるべきコンテンツが前記コンテンツ共有一般インターフェースもしくは前記共有者ユーザが位置する前記サブレベル組織に対応するコンテンツ共有サブインターフェース上に提示されるように、前記共有者ユーザの構成情報に従って、前記サーバによって、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織もしくは前記共有者ユーザが位置するサブレベル組織に公開することを含む、態様9に記載の方法。
[態様11]
前記コンテンツ共有一般インターフェースのアクセス許可は、前記特定の組織のすべてのメンバに限定され、
コンテンツ共有サブインターフェースのアクセス許可は、前記特定の組織のすべてのメンバ又は対応するサブレベル組織のメンバに限定される、態様9に記載の方法。
[態様12]
前記サーバは、前記コンテンツ共有方法を実施するためにインスタントメッセージアプリケーションのサーバエンドプログラムを実行する、態様1に記載の方法。
[態様13]
サーバによって、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記サーバによって、前記共有者ユーザにより提供された前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
[態様14]
端末によって、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び前記共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することと、
前記共有されるべきコンテンツが前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記端末によって、サーバが前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することができるように前記サーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
[態様15]
端末によって、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することであって、前記グループは、前記ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、表示することと、
前記メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、前記端末によって、前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することであって、前記コンテンツ共有インターフェースは、前記特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、始動することと、
を含む、コンテンツ共有方法。
[態様16]
前記端末によって、前記アクセスエントリの表示領域内にプロンプト情報を表示することであって、前記プロンプト情報は、前記コンテンツ共有インターフェース内に未読の共有コンテンツ及び/又は未読の対話型コンテンツが存在することを示すために使用される、表示することを更に含む、態様15に記載の方法。
[態様17]
前記コンテンツ共有インターフェース及び前記メッセージ送信/受信インターフェースは、同じアプリケーションに属する、態様15に記載の方法。
[態様18]
前記端末によって、前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを前記始動することは、
前記端末によって、前記メッセージ送信/受信インターフェースから前記コンテンツ共有インターフェースへジャンプすること、又は
前記端末によって、フローティング様式で前記メッセージ送信/受信インターフェースの上に前記コンテンツ共有インターフェースを表示すること、又は
前記端末によって、前記メッセージ送信/受信インターフェース及び前記コンテンツ共有インターフェースを並べて表示することを含む、態様15に記載の方法。
[態様19]
サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニットであって、前記コンテンツ共有リクエストは、前記共有者ユーザが位置する特定の組織において、前記共有者ユーザによって提出された共有されるべきコンテンツを共有するために使用される、リクエスト受信ユニットと、
前記共有されるべきコンテンツが前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記サーバが、前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと、
を備える、コンテンツ共有装置。
[態様20]
サーバが、共有者ユーザにより開始されたコンテンツ共有リクエストを受信することを可能にするように構成される、リクエスト受信ユニットと、
共有されるべきコンテンツが特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記サーバが、前記共有者ユーザにより提供された前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することを可能にするように構成される、コンテンツ公開ユニットと、
を備える、コンテンツ共有装置。
[態様21]
端末が、共有者ユーザにより提供された共有されるべきコンテンツ及び前記共有者ユーザが位置する特定の組織を決定することを可能にするように構成される、決定ユニットと、
前記共有されるべきコンテンツが前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェース上に提示されるように、前記端末が、サーバが前記共有されるべきコンテンツを前記特定の組織に公開することができるように前記サーバへのコンテンツ共有リクエストを開始することを可能にするように構成される、リクエストユニットと、
を備える、コンテンツ共有装置。
[態様22]
端末が、ローカルエンドユーザが位置するグループのメッセージ送信/受信インターフェースを表示することを可能にするように構成される、グループインターフェース表示ユニットであって、前記グループは、前記ローカルエンドユーザが位置する特定の組織に対応する、グループインターフェース表示ユニットと、
前記メッセージ送信/受信インターフェースに含まれるアクセスエントリのためのトリガ動作に従って、前記端末が、前記特定の組織に関連したコンテンツ共有インターフェースを始動することを可能にするように構成される、共有インターフェース表示ユニットであって、前記コンテンツ共有インターフェースは、前記特定の組織からのメンバの共有コンテンツを表示するように構成される、共有インターフェース表示ユニットと、
を備える、コンテンツ共有装置。
[態様23]
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、
を備える、電子デバイスであって、
前記プロセッサは、態様1から13のいずれか一つに記載の方法を実施するために前記実行可能な命令を実行するように構成される、電子デバイス。
[態様24]
コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、態様1から13のいずれか一つに記載の方法におけるステップを実施するためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体。
[態様25]
プロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、
を備える、電子デバイスであって、
前記プロセッサは、態様14から18のいずれか一つに記載の方法を実施するために前記実行可能な命令を実行するように構成される、電子デバイス。
[態様26]
コンピュータ命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令は、態様14から18のいずれか一つに記載の方法におけるステップを実施するためにプロセッサによって実行される、コンピュータ可読記憶媒体。